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■アンダー ザ スカート (佐伯)

★まんがデーター [18.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] コンプレックス、ラブコメ、学生
・構成 : カラー(16P)、10話収録
     (うち「アンダー ザ スカート」×2、「スコアボード」×2)
・おまけ: あとがき、カラーイラスト、
     (※中扉は表紙の処理前絵)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「佐伯(さえき)」センセの「アンダー ザ スカート」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は10話で、連続ものが2つ(4話)
この時代に収録10話というのは、なかなか珍しいですね。

3本はショートだったものの、読み応えはしっかりありました。
その理由は、物量というより…。
軽々しくない、漫画ジャンルがためですかね。
詳しくは後述します。

彩色原稿も含め、カラーページは多め。
その漫画も、しっかりカラーで収録されていたのは、嬉しい仕様でした。
出版社さん、ありがとうございます。

おまけは、あとがき、カラーイラスト。
そのうち、PC前のロリっ娘・漫画家さんが気になりました。
連続話になったりしないかな。

アンダーザスカート後輩「岡崎」、上京2020娘「くれは」 
※左:後輩「岡崎」、右:娘「くれは」

★★絵柄について ★★★

成年漫画にしては、前述もしたようにそう簡単ではないストーリー群なのですが。
複雑さあるキャラを、しっかり支える作画・漫画となっています。

縦長な輪郭は、やや頬がふっくらしていて。
ちょっとユルっとした雰囲気。
可愛く・妖しい目は、よく芝居をしており。
あちこちのセリフを自然なものにしています。
例外もいましたが、スタイルは控え目。
可愛らしい仕上がりでした。

また、背景・小物がお上手で、全体によく合致いており。
バランスも優れてます。
たぶん、お好み焼き食べたくなるでしょう。

前述しました目のほか、よく動き、適度にメリハリもあって。
シリアスからコメディーまで、非常に巧みな漫画具合。
やわらかな線に、適度な色づき。
収録原稿は、2011年から2024年と、原稿時期の開きが大きく。
ざっと見ていても、変化を感じられると思いますが…。
センセの場合は、もともとお上手なので、特に違和感ありません
ちょっと垢ぬけたなー、くらい。
(※ひでるさんは昔のぽってりした雰囲気も好きです)

 ★★収録話について ★★★ 10話収録

007:「灼熱36度5分」 カラー原稿
カラー4ページのショート漫画。
真冬の早朝、単線の無人駅でのエピソード。

よく通勤の電車で見かけるあの娘~というカップルで、サラリーマン憧れなシチュエーション
また、そんな彼女から、えっちを誘ってくれていたりして…。
かつ、黒タイツというご褒美が。
ぶっちゃけ、収録ヒロインのうち、この娘が最もお気に入りです。

019:「アンダー ザ スカート」 前後編
後輩「岡崎」への告白が成功し、付き合い始めて4カ月という「山城」
彼女は男性恐怖症らしく、触れることすらままならなかったのですが…。
とある事を切っ掛けに、その関係は変化していったのでした。
ザックリはそんな感じ。

こちらが表題作。
かつ、収録での問題作1つめ

タイトルあんなんで、↓表紙もそんなんで…。
こちらの冒頭は、”スカート履く男子”、ということで、色々と驚き
うへー。
なんだ、野郎じゃん…。

…ただ。
スカート履いたくらいで、恐怖症ってどうにかなるモノかしら、…とも感じ。
前編時点では、もやもやとしていたのですが。
後編での描写をみる限り。
あー、こんなんもあるかしら…、って思いました。
(過去回想で、彼女の目線もちょうど下半身位置でしたし)
また、彼女が抱えているのは。
単なる…男性恐怖症、ではないんでしょうね…。

おそらく「山城くん」は、彼女が受け入れれる男性枠に、ピッタリ合っただろう男性。
この後もしっかり彼女と付き合ったってください。
「岡崎さん」は…また、自身が抱えていただろうものが、彼によって晴れたと思われ。
やや性癖ぶっ壊れちゃっていたものの、よきパートナーを捕まえれましたかね。

この後何もなければ。
あるいは、子供できたりした後に、落ち着くのでは。
~とか、妄想しました。

011:「スコアボード」 カラー原稿
089:「スコアボード アフター」
カラー原稿8ページ、白黒原稿(アフター)6ページという、ショートの連続エピソード。
スラリと格好良い先輩「司」と、小さい後輩「安芸」というカップル。

彼女からの発案で、えっち勝負みたいなことをしており。
勝利すると、相手の体に文字書く~みたいなプレイなのですが。
ひでるさん、このテのは得意でなくて…。
せめて、正の字くらいにして欲しい。

ただ、アフターのオチは実に甘いものでしたよ。
シャワーでもう1戦ですかね。

095:「上京2020」
離婚して、妻に引き取られた娘「くれは」
この度上京した彼女と、2年振りに再会したのでした。

収録での問題作2つめ
前項・後半で驚かされる、モノすげえお話です。
勿体ないので、ここで詳細には触れられないのですけれども。
この漫画がため…。
後の短編らも、あるいはオチになんらか展開があるのでは!?
…とか、警戒して読むようになっちゃいました(笑)

117:「わかむらさきの」
収録、軽くないものが多いのですが。
(特に前話)
お口直しのラブコメ漫画~といったエピソードです。

最近イメチェンした、彼女「紫音」
年相応な服装に落ち着き、それ自体は良かったのですが…。
もう一か月となるのに、えっちどころか触ることすら拒否されていたのでした。

なんというか。
成年漫画らしい悩みを抱えていた「紫音ちゃん」
やってることが実に可愛らしくて良いですが。
こんな娘、最近いるかなぁ。
一方、彼は決して褒められたモノではないですが。
そんな半端な覚悟で手出すかよ
とかなんとか、エロ・格好良いですね。

漫画のあちこち見る限り、「紫音ちゃん」は…そうバスト成長しなさそう(笑)なんで、大丈夫だと思います。
よく痛いと聞きますが、アンダーは永久脱毛かなぁ。

139:「フレグランス」
165:「さわって・変わって」
これら、特に繋がりはないのですが。
どちらも、センセお得意のコンプレックス漫画です。

クラスメイト「亀田」に恋する「花岡都」
しかし、彼女はとある悩みを抱えており…。
友人らが言う、告白どころではなかったのでした。
そんなんが前者「フレグランス」

「都ちゃん」の悩みは、タイトル通り匂いです。
ただ、まぁ…あちこち見るかぎり、彼女が意識し過ぎている~ように見えました。
仲良い友人らも普通にいたので。
そんな彼女に対し、相手の「亀田くん」がしっかり変態で良かった(笑)
このブログでも何度か書いてますが、ニオイの合う・合わないはカップル間での重要な要素で。
意中の彼にハマったというのは、実に幸せなこと。
「都ちゃん」良かったねぇ。
なお、体操着はブルマでしたよー。

フレグランス「花岡都」
※花岡都

後者「さわって・変わって」
潔癖症「清川ありあ」
多汗気味「長谷健太」
どちらもその体質から、体育をよくサボるという共通点があり…。
それがため、よく2人でツルんでいたのでした。

どっちも問題のある2人。
「ありあさん」の症状は、精神的なものであるため…。
ああしてその信頼を得たならば、徐々に受けいられるのではないでしょうか。
そうなるまでが、難しいのでしょうけれど。
一方の「長谷くん」は、体質をどうにかしようと努力を続けており
体育に出た際も、1人教室に残される彼女を心配してたりする、良い男性。

前話同様、運命的な出会いを果たした、という感じですね。
どっちも、実に良いお話。
特に「ありあさん」は、今回アレ(えっち)を切っ掛けに、「長谷くん」ほか症状落ち着くかなー、と思われました。
口先では、色々言ってたとしても。

187:「春の温度」
受験でギリギリな「水原俊二」
職場結婚していた義理の姉「春乃」は、2年ほどで夫婦生活を終え。
傷だらけで、家に戻ってきていたのです。

義理姉弟というカップル。
笑顔ふりまく義姉「春乃さん」ですが、まだ笑っているような状態でなく。
「俊二くん」もまた、今後が首の皮一枚といった現状で…。
ラスト位置のエピソードながら、中盤まではなかなかに重いエピソード。
若い彼のヤバさは、想像できる程度でしたが。
「春乃さん」はまだ深刻
まぁ、一度あーしてぶつかっといて、良かったんではなかろうか。
「俊二くん」は…今後頑張りましょう。

 ★★リンクほか ★★★

センセの漫画は、一般系「BOX!」が非常に刺さっていて。
今でも、たまに読み返したりするくらいに好きなのですが。
(もう9年前なんですね…)
わくわく待っていた3巻は「電子書籍のみ」とのことで…。
絶望しました
ううむ、そうした時代なのかなぁ。
なんかの拍子で、紙媒体で出たりしないかなー、と思ってます。

テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト

■派遣のナカノさんは元AV女優 (スミヤ)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、天然
・構成 : 7話収録(うち「派遣のナカノさんは元AV女優」×3)
・おまけ: あとがき、カバー裏にラフ画、加筆修正あり、
      描き下ろし「Juliet’s Letters」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「スミヤ」センセの「派遣のナカノさんは元AV女優」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は7話ほど。
表題作は3話あり、おそらく描き下ろしだろうエピソードが1つ。
ゆえに、ほか短編が3本となってます。
そのうち、1つは”派遣”というキーワードが合致していましたが。
特に、お話的に関連性ないものでした。

おまけはあとがき、カバー裏の表紙ラフ。
ほか、登場カップルらの後日談が見れる、描き下ろし短編は今回も収録されており。
読後感、ほっこりすると思います

元AV女優「野中りあ」こと派遣社員「中野愛梨」
元AV女優「野中りあ」こと派遣社員「中野愛梨」

 ★★絵柄について ★★★

素敵・キュートな笑顔が印象深い美人画。
目は比較的大きく、まつ毛が長め。
縦長輪郭で、ふんわり・わさわさっとした髪の毛。
そう身長は高くないものの、スタイルはちょうど良いくらいでした。

強めな線に、軽めの色彩。
黒色は特に濃いめになっており、全体はコッテリしています。
重なりなど多いコマ割りは、枠間ないことが多めでした。

漫画はコメディー崩しがちらほら見られるラブコメ調。
センセの描かれるヒロインらに、リアルっぽさあるため…。
個人的には、もうちょっと崩し控え目な方が良かったかなー、というのが正直なところです。
また、今回は全体を乱すレベルで個性的な容姿の男性が1名おり。
そのあたり、好き嫌いがキッチリ分かれそうです。

動きのある絵はやや弱めで、背景・小物はあっさり気味。
このあたりも、もうプラスなんちゃら欲しい感じでした。
ただし、メインシーンでは優れた勢いがあり。
パンチ力のある仕上がりです。

 ★★収録話について ★★★ 7話収録

003:「派遣のナカノさんは元AV女優」 3話
新たな派遣社員「中野愛梨」
男性らが色めき立つ超美人で、「山田」は彼女の指導担当になり。
やや抜けた所もある彼女を、内外で見守っていたのですが…。
実は、「野中りあ」という名でハード目なAVに出演していた過去があったのでした。

表題になっているメインシリーズです。
元AV女優という「愛梨さん」は、やや危なっかしく…。
その発想から行動まで、なんのかんのエロ方面に流れてしまうんですね。
面白い娘ではありましたが。
…「山田くん」は今後もあの娘に振り回されそうですね。

作中には、パッケージが写るシーンありました。
彼女、現在と変わらん、そのまんまな容姿で出演していたんですね。
眼鏡とか、髪の長さ変えるとか、なんらか・どっちか、見た目に変化あった方が良かったかなー、って思いました。
そこそこ本数出演していたので、こうした世の中、気付く男性多いのではないかしら。
(まぁ、そう看破しても、普通わざわざ言ったりなんだりしないだろうけど)
なお、作中でソレと見破る場面はなく。
このあたり、いかにもセンセらしいが発揮されていたと思います。、

1話目冒頭は飲み会。
その席にて、しっかり彼女をガードした「山田くん」
スマートな介入っぷりで、なかなか格好良かった
また、もともとあまり表情に出ない(出さない)タイプであった事が良い方向に作用したらしく。
「愛梨さん」の信用を得て、元AV女優であることを告げられていました。
これ、言われた方もどうリアクションして良いのか、困りますね…。

彼女はまた、あちこち発想がAV準拠で、行動もやたらに無防備なため。
あんな「山田くん」でも、えっちに流されてしまうのでした。
まぁ、何であれ、会社の同僚があーんな恰好で部屋にやってきたら、どうなっても変ではないですわね。

この会社って、副業可能なんでしょうか?
そうした、「愛梨さん」からの質問から始まる2話目。
曰く、AV復帰作品の話がきている、とのことでした。
ややこしい話なため、「周りを気にせず話できるところ…」から。

私の家が近い → なぜか部屋着にわざわざ着替えて出迎える →
 AVが無造作に置いてある → そのパケ写の服装が現在の部屋着 …といった具合。

こんなんを計算でなく、天然でやっているようで。
うん、彼女の今後が実に心配
なにゆえデビューになったのか、は語られてなかったのですが、こうして流されるように出演となったんではないかなぁ。

風俗店に彼女と似ている写真があった。
そう会社の同僚から言われる3話目。
前話のくだりもあり、まさか副業!?といった導入になってます。

スーツ姿からのえっち展開は、今回が初。
ひでるさんもこんなん好きなんで、良かったです。
また、しっかり風俗プレイのAVにも出演していたらしい「愛梨さん」が楽しい。
色々ヤってますわね…。
後半は当然、お風呂でのプレイでした。

こうした2人の結末は、単行本ラスト位置のエピソードに描かれてます。
お見逃しないように。

079:「派遣メイドの友鷹さん」
お屋敷に臨時で派遣された、メイド「友鷹」
専門の知識・技術があり、よく働く彼女にそちらの旦那は手を出してきたのでした。

先の愛梨さんと同じ派遣ですが。
こちらの「友鷹さん」は、ほぼ表情変わらない、プロフェッショナルなタイプ。
また、その一方でお金に執着していて。
臨時手当をエサに、えっち流されるという展開。

メイド服がよくお似合いな「友鷹さん」
それがまた、ちゃんとしたデザイン(※エロくない)であったのも、実に良かった。
スカートめくり甲斐がありますよね。
ちょっとトボけた雰囲気もある「友鷹さん」が実に面白いキャラ設定で。
彼女があちこちに派遣され(当然エロいことされる)ていく、シリーズとか見たいです。

101:「見た目がスベテ」
冴えない容姿を自覚していた「大」
しかし、姉の友人「星加(せいか)」はなぜか自分に興味を持ったようで…。
気付くと、デートからホテルで2人きりになっていたのでした。

まぁ、男女とも、好みは色々ですからね。
前述しておりました、”全体を乱すレベルで個性的な容姿の男性”というのが、こちらの「大くん」です。
ただし、基本的には…漫画内世界ではあり得るくらいの振れ幅で描かれてます。
いちおう。

ヒロイン「星加さん」は、すれ違った男女とも振り返るくらいなレベルの美人
刺さったのは、その容姿だけではなかった、というのがポイントですかね。
見事に美女と野獣カップルとなってました。

派遣メイド「友鷹さん」、後輩マネージャー「不破那奈」
※左:派遣メイド「友鷹さん」、右:後輩マネージャー「不破那奈」

129:「20:30」
元気で可愛い、いかにもという後輩マネージャー「不破那奈」
そんな彼女に告白し、見事付き合うこととなった「越谷光正」でしたが。
ふと見た彼女のスマホの文字変換候補にて…。
「那奈」が秘めていた性癖が判明したのでした。

あれは、…なかなか恥ずかしいわね。
「光正くん」から、そんなん聞くわけにもいかないので。
しっかり、「那奈ちゃん」が説明してくれて良かった。
下手すると、モヤモヤしたまま別れちゃうこともありそうでしたからね。

実際はイヤ
ちょっとした気まぐれ
大丈夫な人限定

…など、微妙な心理も見えて可愛い。
そんな訳で、場所・時間を決めて、決行することとなった~というお話。
タイトルはその際の時刻ですね。

ただし、「光正くん」はそうしたことのできる男性でなく。
「那奈ちゃん」もまた、前述したような気持ちもあって複雑なため。
しっかり、彼である~と、確認してからのえっち展開でした。
うーん。
最初は、ちょっとハード目にする、くらいで良かったんではないかしら。

こちらの「那奈ちゃん」はショートカットの可愛らしい娘で、メイド「友鷹さん」と共に収録でのお気に入りです。

155:「集合住宅のジュリエット」
親の交際から、「星名ジュリ」と出会った「静哉」
惹かれる感情を抑え、兄妹になる~といったう気持ちが固まっていた頃に親は破局したのでした。

こんなん…実際にありそうですね。
なお、「ジュリちゃん」は外人とのハーフで、おそらくは金髪。
たぶん、裏表紙が彼女だと思います。
「静哉くん」は純日本人のようでしたが、色素が薄いとかなんとかで…。
並ぶと収まり良さそうな感じ。

住まいが集合住宅で、「ジュリちゃん」はよくベランダに居るため。
2人の関係的も含め、タイトルあんなんになってます。

えっちシーンでの服装が、数ページ前でアピールしていた制服姿、であるのはさすが。
オチの1コマが好き。

185:「Juliet’s Letters」
こちらはたぶん描き下ろしで8ページのショート。
登場カップルが次々に再登場していく、後日談漫画となってます。
タイトルそのまま、先の「ジュリさん」がメイン扱い。
これまたベタではあるものの、じんわりくるラストでした。

 ★★リンクほか ★★★

■派遣のナカノさんは元AV女優(スミヤ) 



テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト

■微熱にふれて (煤雲なぎ)

★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、カップル
・構成 : 初単行本、8話収録。
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「煤雲なぎ(すすくも・なぎ)」センセの「微熱にふれて」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は8話。
特にシリーズ、連続などはなく、全て短編での構成です。

漫画は甘いラブコメ話群。
紹介帯にはアオハルとありましたが、ビター感なく
また、テイストもべっとりしたものでなく、ソフト甘めという印象。
既にカップル、その一歩前みたいな関係多め。
漫画開始時点で付き合っていても…。
より2人のが強くなるようなお話になってました。

おまけはあとがきくらい。
イラストは冒頭話の「凛ちゃん」だと思われます。
水着姿がキュートでした。

生徒「伏見あかり」
※生徒「伏見あかり」

 ★★絵柄について ★★★

画面の白比率が高く、色彩明るめ。
細めのしっかり線。
コマ割りは比較的細かく、賑やか。
背景・小物などはそこそこ。
ジャンルがため、もういくらか…プラスが欲しい気もしました。

そんなんは漫画も同様。
良いコマも多いのですが、表情・動きなど微妙にぎこちなさを感じます。
(通常なら問題ないくらいのレベルだと思いますが、これもジャンルがため目立っていた印象)
静かな空気漂う、落ち着いたもの。
えっちシーンもそんな感じでした。

大きく目力ある横長目が特徴的
透き通る眼球がため、可愛さというより…なんとない妖しさがありました。
横に広い輪郭で、鼻・口は小さめ。
スタイルは細身です。
カラーは彩色がため、ちょっと派手さを感じました。
裏表紙のが、白黒絵近いと思います。

 ★★収録話について ★★★ 8話収録

03:「ふゆごもり」
彼女「凛」とデートには出かけず…。
家でイチャイチャすることとしたのでした。
「凛ちゃん」の部屋着が良いですね。
途中、マッサージのくだりは…ほぼお誘いのように見えましたが。
ちょっと慣れすぎではないかしら。
直後の彼女がキュートでした。

025:「宵灯り」
生徒「伏見あかり」、教師「望月」のカップル。
どうやら、家に送ったりはしていたようですが、付き合っていた訳でなく。
微妙な関係であったみたい。
ページめくった後、いきなし始まっちゃっていましたが。
あの後の、車走らせるから、玄関はいる~まで想像すると、ドキドキしますわね。
個人的にはジャージ着用からの流れが好き。
全裸にジャージって、そりゃー続くのも当然。
…深い意味はないので」の台詞が好き。

049:「こいもよう」
園芸部員カップル。
眼鏡で地味目ながら可愛らしい「茅野千穂」さんが良いですね。
前半の「須藤」くんとの流れはもう、ほぼ告白したようなものでしたが、当人は案外気付かないものかしら。
察するところ、メインは数か月後。
あの彼女からのお誘い場面が良いですね。
教室内えっちでした。

069:「あいゆかた」
彼女「陽葵」と夏祭りに出かけるというもの。
そしたら、当然成年漫画のセオリー…かと思いきや。
ちゃんと部屋に戻ってました
リアルですね。
ただ、ひととおり祭り楽しんだ後の、花火も見えるという絶好のえっちシチュエーションで…。
よく我慢したわねぇ。

「好奇心」元宮さん、「ひきこもごも」佐伯さん
※左:元宮さん、右:佐伯さん

095:「好奇心」
付き合う「元宮」・「池田」のカップル話。
あの、ちょっとマイペースな彼女から意外な提案をされるというのはイイですね。
よりエロく感じます。
おそらくは…お互いに倦怠期だったと思われ。
ちょうどタイミング良かったんではないでしょうか。
個人的には、冒頭みたいなダラリとしたえっち展開も好みではあるのですが。

115:「ひめふれて」
付き合うこととなった、同じサークルの「莉央」
今日は初めて彼女の部屋までやって来たのでした。
日常からヘソ出しなため、部屋着もあんなんでしょう。
触るくだりは、実に納得感あるものでした。
あーしたくなりますね。

派手目で、昔チアなどもやっていたらしい、カースト高そうな彼女。
その容姿がため、意外に~だったのかな。
後半ではチア服を着てくれてましたが…。
どうやったら~」の台詞が良いですね。

145:「また逢う日まで」
教育実習でやって来た、「中川颯真」は、「葉月」の昔馴染みでした。
また単なる顔馴染みというだけの関係でもなかったのです。
容姿的に…数年前くらいですかね、あれ。
あーまでシテおいて、最後までしてないのはちょっと意外。
まぁ、いきなり色々は難しいか。

再会後、同じ場所で続きをするという流れ。
今度は制服です。
いいなぁ(笑)
ただ…現在の立場もあるので、野外は良くないと思うぞ。

173:「ひきこもごも」
店じまい後、バイト学生「佐伯」を部屋に招いた店長。
そろそろ卒業・進学が近づいていたため~といったもの。
黒セーラー服がポイントの1話。
そんなんで、「ぎゅってする?」とか言われたら、応じるのが普通でしょう。

部屋に来たのは毎度のことのようでしたが、お手付きは今回が初めてな様子。
関係したものの、いちおうちゃんとしていたみたいでなんだか安心。
先の「元宮さん」と、こちらの「佐伯さん」がお気に入りです。

 ★★リンクほか ★★★

テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト

■愛を注いで (背中が尻)

★まんがデーター [17.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 青春、学生、制服
・構成 : 7話収録。
・おまけ: あとがき、描き下ろし「大人になっても」 、
      カバー裏にヒロインプロフィール、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「背中が尻(せなかがしり)」センセの「愛を注いで」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は7話という単行本。
うち、描き下ろし漫画が1つあるのですが、ほかと関わらない、完全に別な短編でした。
そのため、特に連続話はありません。
(※同キャラっぼい娘がゲスト・メインで2話分登場していて、それは連続っぽかったです。詳しくは後述します)

お話ジャンルについて、どうしようか…とか思っていたところ。
紹介帯に、「青春はイタくてキモチイイ。」 といった文言が。
あ、なるほど、それだ。
青春話だ!!
…といった流れから、↑属性については青春としています。

甘いものもありましたが、収録はどっちかというとビターなもの多め
ただし、ブラック、~というほど黒々しくはなかったため、ある程度苦手な人も大丈夫。たぶん。
げんなりするようなモノではないです。
可愛くラブいものでないため、ジャンル違いには気を付けて

また、おまけとしてはあとがき、プロフィールなどあったのですが。
中扉…なかったです。
余ったページなどもなく、足りなかったんでしょうかね。

あ、カバー裏にある、各登場ヒロインらのプロフィールが良かったです。
それぞれキャラが書いたという設定らしく、筆跡がそれっぽかったり、デコられてたりしていて、それぞれの性格を感じられるものでした。
チェックマークひとつ見ても、それぞれの違いが垣間見えてて楽しい。
こう見てると…やっぱり「かなみちゃん」だなぁ、とか思いました。
(※後述します)

年下の幼馴染み「七瀬かなみ」
※幼馴染み「七瀬かなみ」

 ★★絵柄について ★★★

作画はおおむね↓表紙そのまま。
当然そちらはカラーの良さあるのですが、ほぼ同じ感覚です。

やや大きめの黒目、それなりに描かれた鼻。
ざっくり、絵的なデフォルメはそう強くなく。
スタイルも適度なくらい(実際はそこそこあるのですが)
ちょっとリアルっぽさも感じられる、美少女然とした仕上がりです。
可愛さについては抜群。

作画は綺麗な線で、乱れなく丁寧。
デジタル調な色彩で、強さ抑え目。
黒色とか、過ぎないくらいの濃さになってます。
それなりに白比率あって、画面はすっきりとした仕上がりでした。

漫画はだいたい適度なまとまり。
擬音などイイ感じで、結構賑やか。
ただ、パンチ力は気持ちそう強くなかった印象です。
人物ほか、コマ内配置、ページ配置などちょっとしたバランスの悪さも感じました。
おおむね良くは描かれていましたが。
もうひと安定あれば…より良かったと思います。

 ★★収録話について ★★★ 7話収録
 
001:「君の大きないっぽ」
周囲から、真面目・優等生である~と評されていた「早瀬みこと」
しかし、当人はそれをコンプレックスに感じており。
興味のあったえっちのため、マッチングサイトに手をだしたのです。

これが、ブラック全開な漫画であったなら…今頃、後悔すらできないトンデモな目にあっていそう~とか、妄想しました。
オチの「みことちゃん」を見る限り、それなりに良い人っぽかったので、そこは安心
ただ、まぁ…。
どうにも、そう器用そうな娘には見えず。
後々に、何らか困ることとなるかなー、とか思います。
しかし、相手したおっちゃんは、まさに大当たりだったろうなぁ。

025:「深度」
「二島もか」は将棋部の後輩「潤」にお手付きをするのでした。
…といった流れ。

彼女には想い人である先輩がいるのですが、関係は良くなく。
まだ純粋な彼を穢すことで、発散している~ような、黒々しいお話です。
そんなんなため、えっちにカタルシスないですねー。

おそらく、「もかさん」も色々と理解はしているのでしょうけれど。
なかなか、心はコントロールできないっぽくて、見ていて辛い。
終始イヤーな感じでしたが、イタみのある青春話としては完璧

051:「きっと知らない」
彼女とケンカしてしまった「学」
落ち込む彼のスマホには、また先輩「麻丘まみ」から連絡が入ったのでした。

もともとは、委員会が同じだった、という程度の間柄。
しかし、先輩「まみさん」はごく優しく。
彼女とのことを相談するだけ…のはずが、関係までシテしまっていたのです。

読者には最初から、彼女がどんなんか明かされており。
後の言動など見る限り、ちょっと普通の娘…ではないですわね。
分かんないですが。
なんとなく…落ち込む彼が好きなだけ、とかではないかしら。

もし2人別れて、こっちに来たら即興味を失いそう。
(…というか、別れる様見届けてえっちしたのち、二度とその前に姿見せなくなるんでは)
カバー裏のプロフィールの感じも、なんとなく怖さを感じました。
過去に何らかあったのかなぁ。

077:「冬に芽吹く」
振られた、と部屋にやって来た、年下の幼馴染み「七瀬かなみ」
そんなんは毎度のことだったのですが、今回はやや雰囲気が違っていたのでした。

明確にそうという言及はなかったものの。
こちらの「かなみちゃん」は、前話の冒頭で登場していた娘と同一人物…でいいのかな。
(※原稿時期も直後でした)

彼にはヤンキーなどと称されていて。
実際に、髪・服装などはそうした雰囲気だったものの…実際のところ、ごくごく可愛らしい、普通の女の子でした。

収録では、この「かなみちゃん」がキャラ・お話共に好き。
そう、ストーリーとしても、収録では珍しく普通にラブコメしてましたよー。
下着もえっちで好きです。

097:「つま先は夕景」
同級生「溝口」から告白され、付き合うこととした「真嶋ちえ」
しかし、彼女は大好きだった教師との関係を引きずっていたのでした。

薄れるだの、忘れるだの、とモノローグありましたが…。
あくまでも肌感覚のことで、記憶としては強烈に彼女を支配し続けてましたね。

彼女自身、しっかり自覚ありましたが…。
まぁ、そのうち関係破綻するんだろうなぁ。
オチの2ページとか、まさにそんな感じです。
いかにも彼、邪魔だったんだろうなぁ~と。

※なお、裏表紙がこちらの「ちえちゃん」です。
 お名前プロフィールは「真嶋」、作中で呼ばれていた名前は「真島」でした。
 当人書いた(設定)のプロフィールに合わせてます。

将棋部「二島もか」、先輩「麻丘まみ」
※左:将棋部「二島もか」、右:先輩「麻丘まみ」

127:「エンドロールはやってこない」
人気のある先輩と付き合う、陰キャ系ゲーム好き女子「小川こひき」のカップル。

漫画で語られるアレコレは…心にしみる
よーく分かる。
ただ、まぁ…人と話す時は、ゲーム中断するべきだと思うぞ。
顔見せたくないのだろうけど。

人気あるだけのことはあって、先輩さんは実によく出来た男性
格好良い振る舞いをされていましたが…。
あまりそれに甘えすぎると、そのうち痛い目にあっちゃうぞ。
もう少し素直にならんとなぁ。

オチのあれ、呪い~は彼のほうだと思う。

147:「大人になっても」 描き下ろし
「堂村あいら」は仕事帰りのおじさんを優しく出迎えるのでした。
…そんな感じの、12ページ描き下ろし。

純愛短編、などと冒頭に書かれていましたが…。
普通に終わらないあたり、センセらしさですかね。
(ただ、まぁ…彼女の場合は現所のが断然幸せなんだろうなぁ)
三つ編みに制服・エプロンな「あいらちゃん」がキュートです。

 ★★リンクほか ★★★

■愛を注いで(背中が尻)

愛を注いで (ワニマガジンコミックススペシャル) コミック, 2024/10/15 [アダルト] 背中が尻 (著)
(※現在アマゾン登録なし24/10/25)


テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト

■健康で文化的な性活 (層積)

★まんがデーター [18.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、コメディー、積極的、巨乳
・構成 : 7話収録(うち「双子はお兄ちゃんがお好き」×2)
・おまけ: あとがき、加筆修正あり、カバー裏に小道具紹介。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「層積(そうせき)」センセの「健康で文化的な性活」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は7話。
冒頭の2話はシリーズ・連続話です。
全160ページくらいで、やや薄めでしたが、読んでいてそう不足感はありませんでした。
また、各話とも非常によくできた漫画であり。
どちらも、続きとか別シチュエーションでさらに見たい感ありますね。

紹介文面では、「ナマっぽくて文化的な(?)若者たちの駆け引き」、となっていました。
派手さないものの、地に足がついたような、しっかりとしたお話群
ヒロインらのが積極的に描かれていて…。
ごく自然だった2人が、彼女からのアプローチで関係が発展していく~、みたいな感じ。
憧れのお姉さんほか、後輩に妹まで様々。
社会人多いのも特徴だと思います。

おまけは、あとがき、そしてカバー裏。
特にネタバレとかではないですが、カバー裏は1周した後に見るのがいいかも
2周目が楽しくなると思います。

また、ちなみに…。
アマゾンで検索したところ、タイトルが非常によく似た別の一般漫画がヒットしました。
一瞬、こちらもまた一般展開してるのか、とか錯覚しましたよ。

「陽向さん」、元漫研「モリヤマ」
左:「陽向さん」、右:元漫研「モリヤマ」

 ★★絵柄について ★★★

独特さある、特徴的な人物絵。
横長・たれ気味な目は、半円っぽく描かれていて。
いわゆるジト目っぽい印象
しっかりとした鼻筋に広めな口。
縦長で幅広めな輪郭です。
バストは大きめでしたが、スタイルは概ねちょうど良いくらい。
ちょっとは強く、人を選ぶとは思いますが…。
個人的な感覚では、読んでいてそう気になりませんでした。

くるくる表情が変わり、台詞とのかみ合い良く。
コメディー崩しが多め。
太目な擬音など、全体の雰囲気と合ってます。
引き絵ほか、あちこちバランスにも優れていて。
はっちゃけつつも、同時に落ち着いた空気感ありました。
非常に漫画のお上手な方です

強めな線で濃い色。
深みのある、しっかりとした濃淡。
コマ割りはそう変化なく、コマへの収まり良く。
コッテリとした色彩ながら、見易い原稿具合です。
また背景や小物が実にお上手で、漫画のクオリティを何段か高めていましたが…。
カバー裏を見て、納得しました。
 
 ★★収録話について ★★★ 7話収録

001:「双子はお兄ちゃんがお好き」
025:「思い切りシたほうがいいわ」
容姿・人柄よく、実は下級生にモテていた兄。
それを知った双子姉妹、「マリ」・「リン」は危機感を覚え…。
計画を前倒しすることとしたのでした。

Wヒロインの連続話。
↓表紙の2人ですね。
複数プレイはなく、それぞれが1話を担当していました。

まずは黒髪、口元ホクロの妹「リンちゃん」
双子設定ですが、明確に目(と性格)が違っていて。
初対面時、髪色同じだった小さい頃もそんなん。
姉に抜け駆けして、既に経験者であったというのも、よく性格が出てました。
(※単に興味本位でなく、お兄ちゃんのためっぽいのが凄い)
熟練者らしいえっち展開でしたよ。

後者は目元ホクロの姉「マリちゃん」
髪色変えていて、ギャルっぽい雰囲気もある彼女でしたが。
1話目のやり取りで、これまたよくその性格が垣間見えていました
どっちか選ぶのなら、彼はこの娘を指名するんではないかなぁ。
(※こちらでもお膳立てしていた「リンちゃん」は、巧いことやっていけそうに見えます。)
あ、この2人バストサイズも違っていて。
おっぱいは「マリちゃん」のが断然大きく…耳かきのくだりが楽しい
というか、羨ましい。
凄いな、アレ。

049:「ハニ~・プロセス」
学生の頃から、喫茶店で働く「美珈子(みかこ)」
社会人になった今でも、土日はこちらで働いていたのですが…。
その理由は、マスターの孫「桂祐」にあったのです。

主人公視点は、ミカ姉こと「美珈子さん」
ちっちゃい頃から~、という「桂祐くん」推しの面白い娘さん。
彼女のがひと回り近く年上。
当人の自己評価では、アラサー・女オタク~などと、自らを卑下していたものの。
年下男子から見れば、やっぱり憧れな美人のお姉さんですわね。

部屋でのやり取り、彼よりも抑えきかなくなっている「美珈子さん」が楽しい。
もうちょっと、余裕あるお姉さんしててください(笑)
ただ、そんなんでも最中は意外に冷静で。
彼のモノを、いつも使っているアイテムと比較してたりしました。
いつも、ですかー。
1回戦後、のやり取りがまた秀逸
彼氏若くていいですわね。

071:「俗説ですが…。」
相性の良い男性を探し求めていた「陽向(ひなた)」
ちょっとしたやり取りから、友人「基紀」を異性として意識するようになったのでした。

成年漫画でちらほら見かける、理想の相手がごく近くにいた~というお話。
まぁ、ああした可愛い娘を隣にしている男性が…何も思ってない、ってことは、ないですよね。
よほど何らか、ない限り。
ただ、もしこんなん現実だったなら…そのお眼鏡に叶う、ハッピーエンドはあるのかなぁ。
百戦錬磨な彼女ですからね。
(もとごく親しい友人、という追加要素がどれだけか~でしょうか?)
ちょっとしたコマですが、シャツ着たままブラを抜く場面が好き。
実に巧いこと、女性はあんなんやりますよねー。

093:「そしてデキたのがこちらです」
憧れの雑誌で連載が決まった「ネモト」
そのお祝いとして、元漫研の同士「モリヤマ」が出張帰りに部屋へ立ち寄ったのでした。

丸眼鏡でおっぱいの大きい「モリヤマさん」
ざっくばらんな言動で、彼が好意を持つのも納得。
まあね、男性の部屋に、のこのこと1人でやって来て。
乳、揉ませたげよっか?
みたいな台詞言ってるのは、色々OK、好意を持たれている証拠でしょう。
(※ちょっとズレた、信頼されきってる、というのもあるでしょうが)
大学生活まる損、~なんて言ってたものの。
その遠回りあってこその今ではないかしら、とも思いました。
照れ隠しで、よく喋っている様がキュートです。

117:「カラダリサーチ」
ゆるふわながら仕事のできる先輩「綾瀬」
そんな彼女から、相談をされた「岩間」は…。
よくよく考え、その意図を汲み取ったのでした。

憧れる先輩かつ、仕事のパートナーという彼女。
社内だとリスクあるし、なかなか難しいですわね。
漫画は「岩間くん」視点で、彼女の真意は不確かなのですが…。
どうアプローチするか、色々考えた末だったのかしら。
ちゃんと察して応じた時点で、もう彼は合格ラインには達してたのではないかなぁ。

てゆくお「千歳ちゃん」
※千歳ちゃん

137:「てゆくお!!!」
3つの頃からの幼馴染み「千歳」
いわゆるスポーツ少女だった事もあり、これまで女子という意識はなかったのですが。
成長してすっかり魅力的になっていた彼女から、意外な言葉を聞いたのでした。

不思議なタイトル文言ですが、ロゴ隅に元となる英語表記がありました。
ごく親しい幼馴染みとのえっち発展。
裏表紙が「千歳ちゃん」
個人的には…居酒屋場面の「ほら見て~」のくだりが好き。
いや、腹筋に目がいかんわね。

「千歳ちゃん」からのお誘いえっち。
こちらと違い、慣れた感じの彼女でしたが。
後半のやり取りが甘くて好き。

 ★★リンクほか ★★★

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