■Bitches Plan[ビッチェズ プラン] (スミヤ)
★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、恋愛話、学園、
・構成 : カラー(4P)、短編×11話
(うち「ドクゼツおんなのこ」×2、「Bitches Plan」×4)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、加筆修正あり、
描き下ろし「Rain Fall」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「スミヤ」センセの「Bitches Plan[ビッチェズ プラン]」です。
※ロリハッカーこと理工学部「裏辻玲奈」
【 構成・絵柄 】
収録はシリーズものと短編。
単行本は200ページ越えで重たく、連続話や集合話など十分な読み応えです。
連続話の1つは、前後編みたいなもの。
それぞれで視点が変化していて、2人の関係をより深く描いておりました。
表題作を含むシリーズが今回のメイン話。
3名のヒロインがバトンタッチしていき、最終話で全員集合するという、成年漫画でのスタンダードな4話構成です。
今までのアプローチとちょっと違うので、センセのファンはお楽しみに。
詳しくは後述しますね。
描き下ろしは前巻と同じく、全カップルが集結しているそれぞれの後日談的なものでした。
個人的にこんなん好き。
短編も含めて、ジャンルとしてはラブコメ。
可愛いヒロインらに振り回される男性という感じですね。
お話とかキャラがお上手で、読める漫画に仕上がっていました。
さらりとした柔らかな線での作画。
全体の色づき加減はしっかりしていて、デジタルな濃淡です。
描き込みは適度からややすっきりというところ。
たいてい枠間のない、重なるようなコマ割りが特徴。
色合いがためか、ぱっという画面は賑やかでも、見辛い印象はありませんでした。
背景や小物もサッパリ気味。
正直なところ、このあたりはもうひと頑張り欲しいところでした。
ただ、少なくともお話の邪魔にはなっておらず。
ヒロインほか人物の表情が見事なので、普通に読むには細かい部分はあまり気になりません。
動きなどバランスにも微妙な点ありますが、こちらも同様。
やはり人物の魅力とストーリーでしょう。
カラーでも変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
【 収録話 】 11話収録
001:「破天荒ストライド」 カラー原稿あり
真面目で優しい彼氏にとある不満を持つ、「なる」こと「成宮」さんのお話。
体格差のあるカップルですね。
彼氏はいかにもセンセの漫画らしい男性。
そんな彼に対し、不器用さある「成宮さん」の言動が可愛い。
特にオチでの彼女が好き。
傍から見てると、ああした雰囲気は実にいいもんですわね(笑)
(※描き下ろし「Rain Fall」も楽しい)
「成宮さん」もまた、色々と気を回していて。
冒頭カラー時でのえっちがため、メインへと繋がっておりました。
お話の流れ的に仕方ないのかもしれませんが。
せっかく黒タイツだったので、あっさり脱がしてしまったのが残念。
※左:成宮さん、右:法学部4年「六条皐月」
023:「ドクゼツおんなのこ <犬>」
043:「ドクゼツおんなのこ <猫>」
その発言から、”毒舌お嬢様”として有名な「醍醐麻里香」
付き合う「犬塚」はよく不思議がられていたんですが…彼女にはまた別の一面があることを知っていたのでした。
2話の連続もの。
1話目は「犬塚くん」、次は「醍醐さん」と視点が変わるのが特徴です。
前後編みたいな感じですね。
どんな生活を送っていたのか、まさに通り名そのままという彼女。
他はいいけれど、”粗末”だけは…できればやめてほしいですね。
ただ、彼氏「犬塚くん」はそんな彼女をよく観察していて理解も深く。
えっちでは、完全にコントロールしていました。
先の”粗末”についても同様で、それをスパイスにすらしております。
ううむ、ヤルねぇ。
その雰囲気から、勝手に貧乳を想像していたんですが。
細身な割りに良いバストでした。
2話目は「醍醐さん」視点です。
好きなのに不満みたいなのを持ってるのは、先の「成宮さん」とも共通するんですが。
アプローチが全然違いますね。
こちらは、彼の要望で猫耳を装着してのえっちです。
素直でないだけ、「醍醐さん」サイドはモノローグが多いのですが。
主導権を彼に握られていたがため、次第にモノローグと台詞が重なっていく表現が絶妙。
これは凄い。
なるほど、って思いました。
語尾の「にゃあ」も自然になってましたよ。
063:「Bitches Dance」
083:「Bitches Key」
103:「Bitches Run」
123:「Bitches Plan」
大学へ入学し、始めての1人暮らしとなった「神谷翔太」
引っ越したばかりのマンションを堪能していた彼は、隣の部屋からの嬌声に気付いたのです。
その声の主、法学部4年「六条皐月」との関係を切っ掛けとして、空手で有名な体育学部2年「壬生灯(みぶ・あかり)」、ロリハッカーと呼ばれる理工学部「裏辻玲奈(うらつじ・れな)」…という、大学で指折りの美人ながらも”性欲旺盛”な女性たちとの関係も始まったのでした。
ごく簡単にはそんなお話。
タイプ異なる女性らとのえっち連続話。
あとがきに”色々なものに挑戦した~”とありましたが、
特にこのシリーズは、センセの漫画には珍しいヒロイン設定となってます。
ぶっ飛んだ性癖の彼女らでしたが…どこか不思議なほどの爽やかさあるのは、センセのお上手なところなのでしょう。
確かに新鮮さありつつも、ファンを裏切らないだろう仕上がりでした。
「Bitches Dance」は淫乱「六条皐月さん」
初対面では2人を相手にしていた直後。
さっぱりとした美人で、聞かれていたことを認識した彼女はあっさり「神谷くん」を引き込んでおりました。
「実を言うと、さっきはちょっと物足りなかったんだ」
なーんてコト言ってます。
そうした百戦錬磨な相手に”相性よい”と気に入られるというのは、漫画ながら羨ましいですね。
エロ女性「六条さん」は展開もごく早く。
玄関にてお口だった次のコマでは、もう彼をベッドに押し倒してほぼ全裸となってました。
「BOX!-パンドラデイズ-/佐伯」に登場するビッチ女性「桜庭さん」とイメージ似てるかな。
「Bitches Key」はドM「壬生灯さん」
お楽しみ部屋と「六条さん」が称していた隣の部屋に、3名の男性らと入った「壬生さん」を見たのが初対面。
「わたしみたいな強くてカワイイ子が、ザコ男たちに成す術なくぐちゃぐちゃに嬲られるのって興奮しない?」
などと、普通に発言していました。
「六条さん」も結構なものだと思いますが、さらに病状悪化(笑)したような女性ですね。
黒髪ポニーテールでいかにもスポーツ美人という雰囲気の「壬生さん」
空手の大会などでも優勝している有名人なのですが、彼女がそこまで強くなった理由がまた楽しい。
わかってもらえるかなぁ…。
部活終わりでの、明らかにスイッチ入ってるだろう彼女がエロい。
そんな「壬生さん」の信頼を「神谷くん」が勝ち得たのは、友人「六条さん」の紹介であったのもそうですが、彼の行動によるものが大きいでしょう。
なかなかできませんよ、ええ。
「Bitches Run」は露出狂「裏辻玲奈さん」
ヒロイン3名でのやり取りが楽しい。
往来でなんて話をしているのだか…。
「裏辻さん」の通り名”ロリハッカー”は伊達ではなく、パスワードとかなんとか「神谷くん」は丸裸にされておりました。
気を付けましょう。
眼鏡でロリっとした彼女はコート姿なのですが、その下は面積極小の下着のみ。
おまけにアイテム装着済みと、また違う病状の悪化具合でした。
彼女とはトイレ個室内でのえっちです。
途中で、わざわざその個室から出るのがまたエロい。
最終「Bitches Plan」は前述したように集合話なのですが。
詳しくは伏せますね。
ヒントは2話目「Bitches Key」のオチ部分。
まぁ、こーなるわね。
趣味全開な「壬生さん」・「裏辻さん」が楽しい。
それぞれ服装が個性的でなのですが、やはり注目は「裏辻さん」でしょう。
毎回そんなんか(笑)
後の2人が傾きが強いため、「六条さん」がややマトもに見えたりするのが恐ろしい。
描き下ろし「Rain Fall」でも相変わらずなようでしたが、「神谷くん」に特定の彼女っぽい女性ができたりしたら、また色々楽しそうね。
また他シチュエーションなどで皆を見たいです。
147:「しあわせれしぴ」
ある日の放課後。
昼食にパンを食べていた教師「高田」を見た、生徒「泉」
母子家庭で料理担当だという彼女。
家が近所ということもあり、親の了承のもと料理を作りに彼の部屋へ通うようになっていたのでした。
そんな感じの教師・生徒のカップル。
プリントを持ってきている「泉ちゃん」を見る限り、学校でも直接かかわっているようなので。
実際、こんなん露見したら教師クビになっちゃうかな。
いちおう、ざっと調べてみたところ。
えっち抜きであれば、法的にはいちおう問題ないものの。
傍から見ればそんなん分からなく、校則あるいは学校の体面などにはガッチリ引っ掛かりそう。
普通は親だっていい顔しない筈。
(※「泉ちゃん」は親公認なので、この点は大丈夫)
ただ、実際に結婚したなんて例はちらほらあると書いてありましたが。
話逸れましたので戻します。
生徒「泉ちゃん」は三角目で”不愛想”と評されてる女の子。
ただ、それがためちょっとした表情の変化が可愛らしく、また個人的には片目隠れるような髪型がツボなので。
今回収録ヒロイン中、最もお気に入りです。
カラーで描かれてなかったのが残念無念。
ぜひ別シチュエーションとか続き描いて欲しいですが…どうしょう?
ダメですか??
冒頭の不意な料理中パンチラがいい感じ。
また、勝負っぽい、可愛らしいデザインのを履いてるんですよ、皆さん。
”気をつけないと…”
「高田くん」がそんな意識とは裏腹にお手付きしてしまうのは、懇談会で酔っぱらって帰ったのが切っ掛け。
普通に出迎えている「泉ちゃん」を見る限り、通いは続いてた様子。
おそらく、彼女の母親とスマホで喋っている1ページ目が初日だとすると…2人の服装から夏頃だと想像され。
初えっち時も服装変わらないので、長くて4カ月以内のことかなぁ。
料理ネタそのまま、「め…めしあがれ」のコマがまた実に素敵でした。
しれっとした表情の下にあった、「泉ちゃん」の告白に注目です。
いかにも彼女らしいオチがまた良かったですよ。
※左:生徒「泉」、右:金髪美人「セラ」
167:「わたしのおうじさま」
脳筋で恋愛に奥手な「大雲まこ」と腐れ縁「鳥居」のカップル話。
時はバレンタイン当日で浮かれている周囲もあり。
なんなく意識していたところ、妙なタイミングでの独り言がそのまま告白となってしまったのでした。
ベリーショートで男の子っぽい「まこちゃん」
実際に女子にモテており、1つの「鳥居くん」に対し、少なくとも5コをゲットしていました。
確かに
もらってどーすんだ。
不器用ながらも、屋上えっちとなります。
まぁ、「まこちゃん」の言動を見る限り。
切っ掛けとして、良かったと思います。
たぶん素直にはならないだろうし、「鳥居くん」もモテない訳ではないようでしたし。
前話の「泉ちゃん」と違い、ごくシンプルな下着が彼女らしい。
なお、制服はほぼ同じだったので、彼女と同じ学校だと思います。
187:「IN THE RAIN」
207:「Rain Fall」 描き下ろし
新歓コンパでの告白を切っ掛けに、金髪美人「セラ」と付き合う「雨宮」
いまだに評価中と言う彼女は、突然のゲリラ豪雨を理由にラブホへ彼を誘ったのでした。
センセお得意な外人女性モノ。
日本生まれの日本育ちなので、日本語ペラペラなのですけどね。
先にお風呂へ入っていた「雨宮くん」
「衣装借りられるみたいだからさ」
…と、Yシャツ1枚という恰好で続く「セラちゃん」がキュート。
そのままえっち発展していました。
どちらかというと、スタイル良いヒロインが多い中、「裏辻さん」と双璧っぽい貧乳な様が素敵。
また、彼女の場合はそれを気にしてるのが良いのです。
やっぱり女の子はあーでなくては(笑)
オチでの笑顔が眩しいです。
描き下ろし「Rain Fall」は、こちらの「雨宮」・「セラ」のカップルを中心に、全ヒロインが登場するエピソード。
それぞれの後日談が見れます。
ただ、こちらもやっぱり「セラちゃん」
よく笑う可愛らしい娘なのですが、実に読後感の良い幸せそうな様を見せてくれていました。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「スミヤ」センセでした。
こちらのブログでは、「Romareda[ロマレダ]」、「Lycoris[リコリス]」、「SAYONARA FAIRIES[サヨナラ フェアリーズ]」、「センテンス・ガール」などを紹介しています。
全て紹介できているなら、こちらが節目の5冊目。
おめでとうございます!
紹介帯によると、2年ぶり最新刊とのことでした。
そうか、結構間があったのか。
今回は新しいネタを盛り込みつつ、旧来の雰囲気も損なわない仕上がりでした。
ハズレなく、全て良かったのですが。
個人的にはやっぱり「泉ちゃん」かな。
おそらく黒タイツ穿いてくれそうな、冬服の彼女が見たい。
先生のアパートで、こたつで鍋つついたりするのよ。
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・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、恋愛話、学園、
・構成 : カラー(4P)、短編×11話
(うち「ドクゼツおんなのこ」×2、「Bitches Plan」×4)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、加筆修正あり、
描き下ろし「Rain Fall」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「スミヤ」センセの「Bitches Plan[ビッチェズ プラン]」です。
※ロリハッカーこと理工学部「裏辻玲奈」
【 構成・絵柄 】
収録はシリーズものと短編。
単行本は200ページ越えで重たく、連続話や集合話など十分な読み応えです。
連続話の1つは、前後編みたいなもの。
それぞれで視点が変化していて、2人の関係をより深く描いておりました。
表題作を含むシリーズが今回のメイン話。
3名のヒロインがバトンタッチしていき、最終話で全員集合するという、成年漫画でのスタンダードな4話構成です。
今までのアプローチとちょっと違うので、センセのファンはお楽しみに。
詳しくは後述しますね。
描き下ろしは前巻と同じく、全カップルが集結しているそれぞれの後日談的なものでした。
個人的にこんなん好き。
短編も含めて、ジャンルとしてはラブコメ。
可愛いヒロインらに振り回される男性という感じですね。
お話とかキャラがお上手で、読める漫画に仕上がっていました。
さらりとした柔らかな線での作画。
全体の色づき加減はしっかりしていて、デジタルな濃淡です。
描き込みは適度からややすっきりというところ。
たいてい枠間のない、重なるようなコマ割りが特徴。
色合いがためか、ぱっという画面は賑やかでも、見辛い印象はありませんでした。
背景や小物もサッパリ気味。
正直なところ、このあたりはもうひと頑張り欲しいところでした。
ただ、少なくともお話の邪魔にはなっておらず。
ヒロインほか人物の表情が見事なので、普通に読むには細かい部分はあまり気になりません。
動きなどバランスにも微妙な点ありますが、こちらも同様。
やはり人物の魅力とストーリーでしょう。
カラーでも変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
【 収録話 】 11話収録
001:「破天荒ストライド」 カラー原稿あり
真面目で優しい彼氏にとある不満を持つ、「なる」こと「成宮」さんのお話。
体格差のあるカップルですね。
彼氏はいかにもセンセの漫画らしい男性。
そんな彼に対し、不器用さある「成宮さん」の言動が可愛い。
特にオチでの彼女が好き。
傍から見てると、ああした雰囲気は実にいいもんですわね(笑)
(※描き下ろし「Rain Fall」も楽しい)
「成宮さん」もまた、色々と気を回していて。
冒頭カラー時でのえっちがため、メインへと繋がっておりました。
お話の流れ的に仕方ないのかもしれませんが。
せっかく黒タイツだったので、あっさり脱がしてしまったのが残念。
※左:成宮さん、右:法学部4年「六条皐月」
023:「ドクゼツおんなのこ <犬>」
043:「ドクゼツおんなのこ <猫>」
その発言から、”毒舌お嬢様”として有名な「醍醐麻里香」
付き合う「犬塚」はよく不思議がられていたんですが…彼女にはまた別の一面があることを知っていたのでした。
2話の連続もの。
1話目は「犬塚くん」、次は「醍醐さん」と視点が変わるのが特徴です。
前後編みたいな感じですね。
どんな生活を送っていたのか、まさに通り名そのままという彼女。
他はいいけれど、”粗末”だけは…できればやめてほしいですね。
ただ、彼氏「犬塚くん」はそんな彼女をよく観察していて理解も深く。
えっちでは、完全にコントロールしていました。
先の”粗末”についても同様で、それをスパイスにすらしております。
ううむ、ヤルねぇ。
その雰囲気から、勝手に貧乳を想像していたんですが。
細身な割りに良いバストでした。
2話目は「醍醐さん」視点です。
好きなのに不満みたいなのを持ってるのは、先の「成宮さん」とも共通するんですが。
アプローチが全然違いますね。
こちらは、彼の要望で猫耳を装着してのえっちです。
素直でないだけ、「醍醐さん」サイドはモノローグが多いのですが。
主導権を彼に握られていたがため、次第にモノローグと台詞が重なっていく表現が絶妙。
これは凄い。
なるほど、って思いました。
語尾の「にゃあ」も自然になってましたよ。
063:「Bitches Dance」
083:「Bitches Key」
103:「Bitches Run」
123:「Bitches Plan」
大学へ入学し、始めての1人暮らしとなった「神谷翔太」
引っ越したばかりのマンションを堪能していた彼は、隣の部屋からの嬌声に気付いたのです。
その声の主、法学部4年「六条皐月」との関係を切っ掛けとして、空手で有名な体育学部2年「壬生灯(みぶ・あかり)」、ロリハッカーと呼ばれる理工学部「裏辻玲奈(うらつじ・れな)」…という、大学で指折りの美人ながらも”性欲旺盛”な女性たちとの関係も始まったのでした。
ごく簡単にはそんなお話。
タイプ異なる女性らとのえっち連続話。
あとがきに”色々なものに挑戦した~”とありましたが、
特にこのシリーズは、センセの漫画には珍しいヒロイン設定となってます。
ぶっ飛んだ性癖の彼女らでしたが…どこか不思議なほどの爽やかさあるのは、センセのお上手なところなのでしょう。
確かに新鮮さありつつも、ファンを裏切らないだろう仕上がりでした。
「Bitches Dance」は淫乱「六条皐月さん」
初対面では2人を相手にしていた直後。
さっぱりとした美人で、聞かれていたことを認識した彼女はあっさり「神谷くん」を引き込んでおりました。
「実を言うと、さっきはちょっと物足りなかったんだ」
なーんてコト言ってます。
そうした百戦錬磨な相手に”相性よい”と気に入られるというのは、漫画ながら羨ましいですね。
エロ女性「六条さん」は展開もごく早く。
玄関にてお口だった次のコマでは、もう彼をベッドに押し倒してほぼ全裸となってました。
「BOX!-パンドラデイズ-/佐伯」に登場するビッチ女性「桜庭さん」とイメージ似てるかな。
「Bitches Key」はドM「壬生灯さん」
お楽しみ部屋と「六条さん」が称していた隣の部屋に、3名の男性らと入った「壬生さん」を見たのが初対面。
「わたしみたいな強くてカワイイ子が、ザコ男たちに成す術なくぐちゃぐちゃに嬲られるのって興奮しない?」
などと、普通に発言していました。
「六条さん」も結構なものだと思いますが、さらに病状悪化(笑)したような女性ですね。
黒髪ポニーテールでいかにもスポーツ美人という雰囲気の「壬生さん」
空手の大会などでも優勝している有名人なのですが、彼女がそこまで強くなった理由がまた楽しい。
わかってもらえるかなぁ…。
部活終わりでの、明らかにスイッチ入ってるだろう彼女がエロい。
そんな「壬生さん」の信頼を「神谷くん」が勝ち得たのは、友人「六条さん」の紹介であったのもそうですが、彼の行動によるものが大きいでしょう。
なかなかできませんよ、ええ。
「Bitches Run」は露出狂「裏辻玲奈さん」
ヒロイン3名でのやり取りが楽しい。
往来でなんて話をしているのだか…。
「裏辻さん」の通り名”ロリハッカー”は伊達ではなく、パスワードとかなんとか「神谷くん」は丸裸にされておりました。
気を付けましょう。
眼鏡でロリっとした彼女はコート姿なのですが、その下は面積極小の下着のみ。
おまけにアイテム装着済みと、また違う病状の悪化具合でした。
彼女とはトイレ個室内でのえっちです。
途中で、わざわざその個室から出るのがまたエロい。
最終「Bitches Plan」は前述したように集合話なのですが。
詳しくは伏せますね。
ヒントは2話目「Bitches Key」のオチ部分。
まぁ、こーなるわね。
趣味全開な「壬生さん」・「裏辻さん」が楽しい。
それぞれ服装が個性的でなのですが、やはり注目は「裏辻さん」でしょう。
毎回そんなんか(笑)
後の2人が傾きが強いため、「六条さん」がややマトもに見えたりするのが恐ろしい。
描き下ろし「Rain Fall」でも相変わらずなようでしたが、「神谷くん」に特定の彼女っぽい女性ができたりしたら、また色々楽しそうね。
また他シチュエーションなどで皆を見たいです。
147:「しあわせれしぴ」
ある日の放課後。
昼食にパンを食べていた教師「高田」を見た、生徒「泉」
母子家庭で料理担当だという彼女。
家が近所ということもあり、親の了承のもと料理を作りに彼の部屋へ通うようになっていたのでした。
そんな感じの教師・生徒のカップル。
プリントを持ってきている「泉ちゃん」を見る限り、学校でも直接かかわっているようなので。
実際、こんなん露見したら教師クビになっちゃうかな。
いちおう、ざっと調べてみたところ。
えっち抜きであれば、法的にはいちおう問題ないものの。
傍から見ればそんなん分からなく、校則あるいは学校の体面などにはガッチリ引っ掛かりそう。
普通は親だっていい顔しない筈。
(※「泉ちゃん」は親公認なので、この点は大丈夫)
ただ、実際に結婚したなんて例はちらほらあると書いてありましたが。
話逸れましたので戻します。
生徒「泉ちゃん」は三角目で”不愛想”と評されてる女の子。
ただ、それがためちょっとした表情の変化が可愛らしく、また個人的には片目隠れるような髪型がツボなので。
今回収録ヒロイン中、最もお気に入りです。
カラーで描かれてなかったのが残念無念。
ぜひ別シチュエーションとか続き描いて欲しいですが…どうしょう?
ダメですか??
冒頭の不意な料理中パンチラがいい感じ。
また、勝負っぽい、可愛らしいデザインのを履いてるんですよ、皆さん。
”気をつけないと…”
「高田くん」がそんな意識とは裏腹にお手付きしてしまうのは、懇談会で酔っぱらって帰ったのが切っ掛け。
普通に出迎えている「泉ちゃん」を見る限り、通いは続いてた様子。
おそらく、彼女の母親とスマホで喋っている1ページ目が初日だとすると…2人の服装から夏頃だと想像され。
初えっち時も服装変わらないので、長くて4カ月以内のことかなぁ。
料理ネタそのまま、「め…めしあがれ」のコマがまた実に素敵でした。
しれっとした表情の下にあった、「泉ちゃん」の告白に注目です。
いかにも彼女らしいオチがまた良かったですよ。
※左:生徒「泉」、右:金髪美人「セラ」
167:「わたしのおうじさま」
脳筋で恋愛に奥手な「大雲まこ」と腐れ縁「鳥居」のカップル話。
時はバレンタイン当日で浮かれている周囲もあり。
なんなく意識していたところ、妙なタイミングでの独り言がそのまま告白となってしまったのでした。
ベリーショートで男の子っぽい「まこちゃん」
実際に女子にモテており、1つの「鳥居くん」に対し、少なくとも5コをゲットしていました。
確かに
もらってどーすんだ。
不器用ながらも、屋上えっちとなります。
まぁ、「まこちゃん」の言動を見る限り。
切っ掛けとして、良かったと思います。
たぶん素直にはならないだろうし、「鳥居くん」もモテない訳ではないようでしたし。
前話の「泉ちゃん」と違い、ごくシンプルな下着が彼女らしい。
なお、制服はほぼ同じだったので、彼女と同じ学校だと思います。
187:「IN THE RAIN」
207:「Rain Fall」 描き下ろし
新歓コンパでの告白を切っ掛けに、金髪美人「セラ」と付き合う「雨宮」
いまだに評価中と言う彼女は、突然のゲリラ豪雨を理由にラブホへ彼を誘ったのでした。
センセお得意な外人女性モノ。
日本生まれの日本育ちなので、日本語ペラペラなのですけどね。
先にお風呂へ入っていた「雨宮くん」
「衣装借りられるみたいだからさ」
…と、Yシャツ1枚という恰好で続く「セラちゃん」がキュート。
そのままえっち発展していました。
どちらかというと、スタイル良いヒロインが多い中、「裏辻さん」と双璧っぽい貧乳な様が素敵。
また、彼女の場合はそれを気にしてるのが良いのです。
やっぱり女の子はあーでなくては(笑)
オチでの笑顔が眩しいです。
描き下ろし「Rain Fall」は、こちらの「雨宮」・「セラ」のカップルを中心に、全ヒロインが登場するエピソード。
それぞれの後日談が見れます。
ただ、こちらもやっぱり「セラちゃん」
よく笑う可愛らしい娘なのですが、実に読後感の良い幸せそうな様を見せてくれていました。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「スミヤ」センセでした。
こちらのブログでは、「Romareda[ロマレダ]」、「Lycoris[リコリス]」、「SAYONARA FAIRIES[サヨナラ フェアリーズ]」、「センテンス・ガール」などを紹介しています。
全て紹介できているなら、こちらが節目の5冊目。
おめでとうございます!
紹介帯によると、2年ぶり最新刊とのことでした。
そうか、結構間があったのか。
今回は新しいネタを盛り込みつつ、旧来の雰囲気も損なわない仕上がりでした。
ハズレなく、全て良かったのですが。
個人的にはやっぱり「泉ちゃん」かな。
おそらく黒タイツ穿いてくれそうな、冬服の彼女が見たい。
先生のアパートで、こたつで鍋つついたりするのよ。
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