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■不機嫌な果実たち (黒岩瑪瑙)

★まんがデーター [19.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 年上、ショタ、近親、眼鏡
・構成 : カラー(8P)、10話収録(うち「令嬢と狗」×3、「鏡シリーズ」×2)
・おまけ: あとがき・作品解説、ゲストページ、カラー描き下ろし「愛の筋トレ」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「黒岩瑪瑙(くろいわ・めのう)」センセの「不機嫌な果実たち」です。

お嬢様「西園寺明日香」、「ギンコ」
※左:お嬢様「西園寺明日香」、右:「ギンコ」

 【 構成・絵柄 】

収録は数話ほどの連続モノが2つと短編。
どちらの連続も前後編みたいな風情です。
明確に繋がりあり、2話でひと完結という感じ。
うち、別単行本との繋がりもありましたので、知っている人はより楽しめるでしょう。
(※いちおう未見でもそう問題はありません)
また、描き下ろしのショートの漫画は連続話の外伝話みたいなものです。
ジャンルは年上女性とのえっちモノ。
男性は”男の子”という雰囲気で、ショタっぽい色もありました。
いわゆるラブコメ系とは異なり、ある種の濃さがあるのでお気をつけください。
そう妙なまでのはっちゃけプレイという訳でもないのですが…。
センセと趣味趣向が合致するのであれば、またとない1冊になると思います
また、男女どちらも全体的に眼鏡率が高いので、お好きな方はより楽しめるかもしれません。

しっかりとした輪郭線の絵柄。
ふんわりとした独特なデジタル色で、濃淡はしつこくなく、あっさりし過ぎず。
描き込みはメリハリあり、こちらもちょうど良いくらい。
コマ割りは中小で、変化は少な目。
枠間もおおむね確保されていました。
全体的に丁寧で目立つ乱れ・崩れはなく、安定。
原稿は見易く仕上がっています。
人物絵は横長な目と幅のある輪郭。
眉からまつ毛部分、そして鼻付近に特徴があります。
漫画っぽくもバランスにはリアルさあり、アダルトな絵柄。
ただし、劇画的な濃厚さはなく、素朴さもあるものでした。
表現などに引っ掛かるところはなく漫画もお上手。
派手な部分もありますが、独特な落ち着きというか、静かさがあります。
判断については裏表紙のが分かりやすいでしょう。

 【 収録話 】 10話収録

003:「愛の筋トレ」 カラー描き下ろし
007:「令嬢と狗~童貞狩り~」
027:「令嬢と狗~DOKIDOKI☆初体験!~」
お嬢様とその彼女付きのボディーガード(兼運転手)にガッツリ喰われてしまう男の子という複数えっち話。
唐突に車で拉致られ、あっという間にえっちへ発展するという超ジェットコースター展開なこちら。
名乗りつつ脱ぎ始めるお嬢様「西園寺明日香」が楽しい。
可愛らしい容姿と口調なんですけどね。
なにゆえ、あーも肉食なのか(笑)
色々突っ込みつつ、主人公「小塚洋介」くんもあっさり流されてしまいました。
まぁ、変な話普通のえっちでしたからね。
彼も興味あるようだったし、それなりに従順でした。
ただ、こちらの漫画のメインヒロインというべき人は、そのお嬢様「明日香さん」ではなく、彼女付きのボディーガード「白樺怜華」さんです。
褐色肌で筋肉質な肉体のクールな女性。
1話目でもえっちする2人の横で何かと目立っていましたが、2話目は完全に彼女の主役回みたいになってます。
オチのああした感じもいいですが、やっぱり2話目冒頭のようなキッチリとした服装から脱がしたいなぁ。
なお、「明日香さん」の発言から察するに、女性でもOKなようでした。
こりゃ、学園内とか彼女の一大ハーレムになってそうですね。

単行本冒頭のカラー描き下ろし漫画「愛の筋トレ」は「怜華さん」と「洋介くん」の組み合わせ。
ジムでトレーニングをする2人のショート漫画でした。
逆襲される「怜華さん」が必見です。
カラーでも凄い筋肉美が楽しめますよ。

ボディーガード「白樺怜華」
※ボディーガード「白樺怜華」

049:「牝教師・放課後の聖域」
教師「アベノ」から放課後呼び出しをくらってしまった「コウベ」
堅物で生真面目な女教師という彼女に、最近はすっかり標的とされていた彼なのですが。
2人きりになると、意外な関係を見せるのです。
読んだ際に、なんとなく変な名前だなぁ、とは感じましたが。
センセの解説で納得。
ああ、そのままなのね。
四角眼鏡でキツい雰囲気たっぷりの「アベノさん」なのですが。
実際の彼女は、ドMで彼に調教されるえろえろ女性だったのです。
まぁ、成年漫画ではお約束ですね。
いちおう下着を着けてるものの、まったく隠れてないのが素敵。

073:「リビドー学園 愛の三者面談」
097:「夏の追憶」
この2話はどちらも母子モノ。
前者「リビドー学園 愛の三者面談」は、生徒「片倉タカシ」が生活指導の教師「丸川」から三者面談を持ち掛けられるというもの。
結構はっちゃけた展開でしたが…まぁ、いちおうは生徒の悩みに真摯に向き合い、解決の手助けをしている…のかな。
ため、「丸川さん」はあくまでもサポート役。
生徒「タカシくん」とその母のえっちです。
彼の母親は先の教師「アベノさん」を彷彿とさせる、眼鏡の真面目そうな雰囲気として描かれていました。
故あってお尻えっちですよ。

もう1つ「夏の追憶」はノスタルジー感ある作品。
女の子にフラれてしまった「晶」
ふてくされて寝ていた彼の前で、母「奈津子」は行水を始めたのでした。
お風呂とかでなく、行水ですからね
この現代で、あんな縁側にて全裸で行水なんてする女性いないだろうなぁ…。
たっぷりとした肉付きと脇・アンダーのヘアがえろい
えっちは「奈津子さん」からのお誘い。
その場ではなく、一度間をおいて(おそらく)の布団上でした。
ああ改められてしまうと、ヤル気しぼみそう。

「タカシくん」の母、母「奈津子」
※左:「タカシくん」の母、右:母「奈津子」

121:「オニかわ!」 カラー原稿あり
”いかつい風貌と大柄な体格”で、周囲から恐れられていた「大西朱音」
一方、小柄で女の子みたいだと言われていた「蒼馬」は、ひょんな偶然からお互いが外観で誤解される似た者同士だと知り、付き合うようになっていたのでした。
ラブラブの甘いえっちです。
ほさぼさとしたクセっ毛で、太い眉の独特な容姿の「朱音ちゃん」
彼とは年齢近い筈なんですが、アダルトな魅力のある娘ですね。
センセのお気に入りなのか、↓表紙を「怜華さん」と共に飾っていました。
カラー原稿部分は2人のえっちシーン抜き出しです。

145:「少年ウェイトレス」
ちなみに、↓表紙には先の2名ヒロインと共に男子が描かれているのですが。
その男の子「間井黒怜人(まいぐろ・れいと)」が登場するのがこちらのエピソード。
喫茶「貴婦人」の住み込み店員という彼。
オーナー「張原ハルコ」のお誘いに淡泊な対応をしていた彼に、バニー姿でアピールするのでした。
その際の「怜人くん」がまたいいリアクション。
それに釣られ、彼もコスプレをさせられてしまい…お互いコスプレでのえっちとなってます。
女装ですわね。

165:「鏡地獄」
185:「銀の鏡」
古道具屋でふと見かけた鏡に惹かれた「恭介」
店員の勧めもあり、購入してしまうのですが。
その鏡にちらと見えていた女性体の自分が、鏡から実体化して現実に出現したのでした。
そんな感じのファンタジーもの。
「響子」と名乗った女性な姿の彼が、ショートカットで可愛い。
あっさりとえっち発展していました。
タイトル地獄ですが、天国ですわね。
詳細はいちおう伏せますが…そのオチから続く続編「銀の鏡」
既刊「イクリプス」にも顔を見せていた「ギンコ」さんが再登場。
よりファンタジーちっくなお話となります。
えー、前話の解決編となるので詳しくは書きませんね。
ヒロイン「ギンコさん」は先の「怜華さん」と似た、褐色肌の美人。
初登場での上下黒な服装が凛々しかったので、ぜひその姿から脱いでほしかった。
なお、えっちは全員参加なのでお楽しみに。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「黒岩瑪瑙」センセでした。
こちらで7冊目の単行本。
当ブログでは、「SPILT MILK」、「MILKY WAY」、「インモラル」などを紹介しています。
まぁ、今回はまたセンセの趣味全開みたいな仕上がりでした。
合致する部分もありましたが、ある程度。
ショタ要素がカケラもないんです。
「奈津子さん」の話は雰囲気・キャラ共に好きなんですけどね。




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■TEENISM ティーニズム (緑茶イズム)

★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、学生、青春
・構成 : 初単行本、短編×7話。
・おまけ: あとがき・作品解説、カバー裏に別絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「緑茶イズム(りょくちゃ・いずむ)」センセの「TEENISM ティーニズム」です。

葉山夕香、西宮さん
※左:葉山夕香、右:西宮さん

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
漫画は7話で、単行本はやや薄目な印象です。
持った感じもそんなん。
(※ちなみに金額は普通)
茜新社」さんの新レーベル「アオハ」での1冊目…でいいのかな。
漫画から青春話っぽい感じかと思いますが、「TENMACOMICS 高」とは具体的にどう違うんだろう。
…なるほど、雑誌は”COMIC高の後継誌”なのね。
(※ウィキペディアより)
なるほど、それならば納得。
お話はラブコメっぽいものもあるのですが、それなりにブラックな色もあり。
爽やか青春えっち漫画、だけではなかったので、ちょっぴり注意。
いちおうそう黒々しい展開には至らないため、敷居はそう高くないと思います。

さらりとした柔らかな細線での作画。
やや淡めな濃淡で、そこそこ白比率があります。
描き込みは適度からややあっさりというくらい。
コマ割りは中くらいで概ね枠間は確保されていました。
原稿は綺麗にまとまっていて、ページ賑やかでも見辛い印象はなかったです。
小さいコマなど、だいたいは良く描かれていたのですが…。
たまーにバランスが気になる、あるいは力の抜けたようなコマもありました。
人物画は漫画らしい可愛さの中に、ちょっとリアルさ感じるもの。
そう極端なデフォルメなく、幅広く好まれそう。
表現は特にコメディーちっくなのがパンチあるように思います。
カバーのイラストが表裏どちらも判断には難しい印象。
紹介帯のカット絵が良いでしょう。

 【 収録話 】 7話収録

003:「処女を捨てた日」
家・学校のどちらにもストレスを感じていた優等生「潮田優美」
ちょっとした知り合いで、素直に話のできる相手「武田」にとあるお願いをするのでした。
まぁ、息抜きは大事よね。
こちらの男性は単なる一般人ではないようですが。
いわゆる悪人でなかったのは幸い。
詳細は伏せますが、えっち前のやり取りにハラハラさせられました。
この漫画がド・ブラックなものだったら…今頃彼女は大変な目に遭ってたかもしれませんよ。
(※いまだに「変身 emergence./新堂エル」のイメージが抜けないひでるさん)
オチのやり取りがいい感じでした。

025:「alternate」
陸上部の猫みたいな先輩「ユキ」とのエピソード。
青春漫画ですわね。
関係の進展が早いとか、いかにも成年漫画的ではあったものの(笑)
ある程度理解はしているつもりではあるのですが…クライマックスというべき部長「浩太」とのシーンはだいぶ違和感が。
「多田」くんがああした趣味なのかな。
どちらにしろ、明らかに様子がおかしい(※だろうと思う)彼女に、気付けない程度の関係ってことかな。

優等生「潮田優美」、「楓ちゃん」
※左:優等生「潮田優美」、右:「楓ちゃん」

049:「ファーザー・コンプレックス」
コンビニのバイト「楓」は、よく店や帰り道で鉢合わせる「瞬」の事が気になっていたのでした。
上りがよく被るだけで~」とか言っており。
一瞬バイト仲間かなーと思いましたが、違っていました。
単に”店と帰り道でよく顔を合わせるという相手”で間違いはなく。
あーも親しくなっているのが不思議。
何か切っ掛けとかあったのかな。
まぁ、例え親しい相手だとしても、男一人暮らしの部屋でシャワー浴びるというのは、だいぶ脇甘いかと。
彼が変な男でなくて良かったね。
とある理由も手伝って、そもそも「楓ちゃん」のが好意丸出し。
えっち至る切っ掛けも自ら作り出していました。
前2話と違ってラブコメちっくな仕上がりで、オチが楽しいです。

069:「ペトリコール」
通学路のバス停で鉢合わせ、ほぼ居眠りしている「内海明人」を起こしてバスに乗車するのが日課となっていた「葉山夕香」
その日は激しい雨が降っており、いつものように寝ていた「明人」はズブ濡れだったのでした。
ノスタルジー感ある田舎風景で、バス停も木造な待合室のあるタイプ。
お互い意識し始めてる頃という雰囲気で、初々しい反応が楽しい。
ぐるぐる目がいいですね
混乱のあまり妙なことを口走っていて、後の車内えっちへの切っ掛けとなっていました。
ちなみに、車内には運転手ほかお客さんも少し乗っていて。
だろうなぁ、と思いましたが皆にバレバレで楽しい。
やっぱり、ああした場面では空気読んで知らぬふりするかなぁ。
こちらはよりラブコメ度が高く、収録でのお気に入りです。

091:「ラブ&デストロイ」
よく「木島」からの視線を感じるため、自分に気があるだろうと感じていた「西宮」
当人に直接聞いてみたところ…”視線合うのはそっちが見ているから”ではないか、と逆に問われてしまい。
…ちょっとタイプとは違うから
さらにそんな事まで言われてしまったのでした。
ドキドキえっち展開を肩透かしし、妙な逆襲プレイに走るコメディーちっくなお話。
「西宮さん」が面白いですね。
漫画はああしたオチでしたが。
あれで甘い感じに落ち着くとは思えないかなぁ…。

121:「ツナマヨネーズ」
付き合う「甘崎」・「阿形」のカップル話。
無口で反応薄い彼と、えっちについて意識がすれ違ってしまったのでした。
こちらのエピソード、どちらもいい子で。
すれ違いはしたものの、双方どうするべきか考えており、ちゃんと話し合いの場を設けています。
こちらのブログでは度々書いていますが、こうした事こそキチンと話すのは大事
「甘崎さん」のように他の人の意見も参考にするのもいいかと。
あまり振り回されるのも違うだろうけどね。
(※中盤からのプレイみたいなん)
こちらもめいっぱいラブコメしてました。

柚原さん
※柚原さん

151:「朔の蜜月」
校内での公認カップル「宍倉敦」・「長野麻奈」
しかし、誘惑に釣られた「敦」はクラスメイト「柚原」とも関係していたのでした。
彼をネトる復讐エピソード。
単行本の位置的にこちらがラストなのですが、読後感も微妙なブラック話です。
(※いちおう、オチは真っ暗ではないものの)
漫画での主人公「柚原さん」は昔やや太目であったらしく。
ダイエットした彼女はしっかり胸はキープできたようで、巨乳さんでした。
容姿も悪くないのだし、そんなん吹っ切って自分の恋を探すほうがいいと思うけどなぁ。
気持ちは分からんでもなないけれど。
おそらく、彼女は「敦くん」にコレっぽっちも想いはないでしょ。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「緑茶イズム」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
しかも、新レーベルでの1冊目なようで、出版社さんの期待を感じました。
絵柄もお話も完成度高く、良かったです。
ただ、個人的には…いまいちカチっときませんでした。
「ペトリコール」みたいなんは好きなんだけどなぁ。
やっぱり冒頭話でトラウマなイメージが蘇ってしまったためかも…。





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■きみに夢中 (内藤らぶか)

★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、学園
・構成 : 12話収録。
・おまけ: あとがき、合間にネタ絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「内藤らぶか(ないとう・らぶか)」センセの「きみに夢中」です。

「西山」・「黒川」
※「西山」・「黒川」

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
連続っぽいもの、シリーズなどもありません。
全部ではないですが、一部漫画にはネタ絵があり。
いちおう、その後の光景とか別シチュエーションを楽しめます。
ジャンルはラブコメ。
どちらのカップルもなんらかの問題があり、それを乗り越える展開。
強いラブ度があり、甘ぁーいお話群となっていました。
ストーリーはそう凝ったものでないですが、読み易くオススメです。

しっかりと強めな線での作画。
描き込みはだいたいちょうど良いくらいか、ややあっさり気味。
全体の色づきはそこそこで、濃淡はやや濃いめ。
枠間はあるものの、コマ割りは変化あって中小。
ちらほらはみ出し・ぶち抜きあったものの、そうごっちゃりとした印象はありません
幅広輪郭で丸い目の漫画らしい可愛さ。
鼻から口あたりに特徴あり、豊かな表情となっていました。
原稿時期は17から15年。
処理の違いもあるのか、各話で若干雰囲気が変わっています
そう気にするほどでないと思いますが、いちおう。
たまにばっさりとしたコマあったものの、だいたいは良く描かれていて。
漫画も引っ掛かることなく、お上手。
カラー・白黒絵はやや異なりますが、判断については↓表紙・裏表紙で良いでしょう。

 【 収録話 】 12話収録

003:「めいっこメイド」
5年前に離婚した元妻の姪「結子」をバイトとして使う店長「林」
子供に恵まれなかったこともあり、夫婦で可愛がっていたのですが。
困ったことに、彼女から異性として見られているようなのでした。
今回の↓表紙、もくじ絵はこちらの「結子ちゃん」
店は喫茶店、いやファミレスみたいな感じなのかな。
メイド、とタイトルにありますが、それっぽい制服なだけ。
何があったか、彼女からはベタ惚れされていて。
とある理由がため、だだ泣きされていました。
まぁ、あーなってしまっては、どうにもできないかなぁ。
これでやがて再婚となった場合、色々な波紋となりそう。
ガンバレ。

021:「なつまつり」
大学に通うため、居候していた「藤堂美代」
「翔」は酔った彼女に、襲われるように初体験となり。
それ以来、どうにも顔を合わせづらくなっていたのでした。
夏休み、遊びに来ていた「美代」と祭りで会った彼は…という流れ。
浴衣姿の「美代さん」は年上然とした物腰穏やかな女性。
成年漫画で祭り、浴衣とくれば…野外プレイが基本です。
こちらも同様。
まぁ、だいぶギクシャクしていたので、お互い良かったね。
「美代さん」も普通にすればこんなややこしい事にならなかったのに。
こちらも余裕なかったのかな
オチはコメディーちっくでしたが、あの後またイイコトありそう。

姪「結子」、上司「及川さん」
※左:姪「結子」、右:上司「及川さん」

039:「上司命令」
美人で普段クールな上司「及川」さん。
しかし、酔った彼女は普段とだいぶ違ってベタベタフレンドリーな感じで。
花見後に「生方」は酔った彼女を任されてしまったのでした。
「及川さん」は服着ていてもおっぱい大きく、魅力的。
そりゃ、仕事中にも気になって当然でしょう。
彼女からは、厳しくも気に入られていたみたい。
ガツガツえっちに流されており、「生方くん」は防戦一方という感じでした。
あの後はなんだか仕事やり辛くなりそう。

059:「しつけのすすめ」
どうにも危なっかしい幼馴染み「紗綾」
彼女を気にかけていた「星二」は、言われるがままにしている彼女に八つ当たりしてしまうのでした。
あれでしたたかだと、性格だいぶ悪いのですが。
そのまんまだと、周囲は大変よね
また「紗綾ちゃん」が可愛らしいので、危険だなぁ。
あれは飲み会とか参加させられませんね。
撮影会に参加していたところをピックアップされたため、エロ水着姿でした。
あのド面積小さい水着をあっさり着てるのがヤバい。
着替え中とか大丈夫だったかな。

075:「彼女のヒミツ」
えっち直前というタイミングで、逃げるように帰ってしまった「さとみ」
しかし間が悪く、台風で列車は見合わせとなっており。
戻った彼女は「大輝」の部屋に泊まることとなったのでした。
先の事でお互い気まずい空気の中。
「さとみ」はえっちを避けていた理由を語るのでした。
成年漫画ではお馴染み、”えっちを避ける彼女”というシリーズ。
気持ちは分からんでもないですが、こうした事はちゃんと話し合っておくのが良いと思いますよ。
たぶん、女子の感覚と違って、男子はそうしたものが気にならない、あるいは逆に好みだったりするもの。
「さとみちゃん」は四角眼鏡で大人しそうな娘なのですが。
あのギャップはエロいですね。
まぁ、堂々とされるより、本人的には恥ずかしいって感じのが刺さるか。
漫画後のネタ絵では、あーしていましたが…それはソレでまたいいかも(笑)

093:「Black or White?」
教師「芝田」の水泳授業の補修に出た2人の生徒。
「黒川」と「西山」は、実は彼に好意を持っていて。
良い機会だとアプローチをするのでした。
それぞれのスクール水着姿がいい感じ。
真面目な「黒川さん」はいいとして。
ギャル風な「西山さん」は、どういった切っ掛けで好意を抱くようになったのかなぁ。
漫画はシャワー室で抜け駆けした「西山さん」を発見し、「黒川さん」も続くというもの。
Wヒロインの複数えっちです。

109:「となりのあのこ」
大学休みに帰省した「健」
そこで、妹のように可愛がっていた幼馴染み「まりこ」と再会したのですが。
記憶に残る彼女とは全然イメージが違っていたのでした。
まぁ、女の子ですからね。
「まりこちゃん」はラフな部屋着で、ポニーテールな髪型もあって活発そうな雰囲気。
なかなか良いスタイルでした。
すっかり生意気になっていて、切っ掛けも彼女からなのですが。
真実が見える後半前のくだりが良いですね
ああした事を聞くと「健くん」もひと安心でしょう。
当然、えっちでも可愛らしい感じになっていました。

125:「初恋の人」
3階に住む「舞子」に恋して7年という「巧」
親の依頼で届け物をしたところ、部屋に上がれることとなったのでした。
年上女性と巧い事いく、羨ましいお話
よっぽど分かり易い言動していたのかな。
気付いていた「舞子さん」からのアプローチです。
憧れの人からのそんなんを、真面目に返す彼は凄い。
そうした性格が彼女に刺さったのかな。
登場から幼い雰囲気でしたが、オチの仕事モードではまた異なっていて。
合間のネタ絵にあったそのまま、仕事帰りのイチャイチャも見たいですね。

143:「もう待てない?」
生徒「本田貴香子(ほんだ・たかこ)」と付き合って3カ月という教師「岩津武人」
彼の部屋で学生モノのAVを発見した彼女は、取り乱してしまったのですが。
彼女が言うポイントは「岩津」の想像とは違っていたのでした。
成年漫画ですからね。
告白したのは「貴香子ちゃん」からだったようです。
切っ掛け話も見たいなぁ。
そんな彼女に対し、OKした「岩津くん」ですが。
”学生のうちは手出ししない”と決めていたことが今回の騒動の要因。
まぁ、セオリー通りですね。
場面は彼の自宅のようですが、現役生徒が制服のままやってきて2人きり~という時点で。
もし、露見したらトンデモないこととなってしまうと思いますよ。
どっちも気を付けて
「貴香子ちゃん」はお年頃なので、興味津々。
真面目そうな雰囲気なので、ギャップ具合が素敵でした。
おっぱいも大き目でしたよ。

159:「キスミー・チョコレート」
先輩にバレンタインチョコを渡せなかった「さつき」
自宅に来ていた彼にようやく渡すことが出来たのでした。
…という内容なんですが……。
最近イチャイチャしてないし
そんな彼の台詞から察するに、えっちはこれが初でないと思われ。
付き合ってもなお、彼に慣れていない可愛らしい娘なのだろうけど。
個人的には、単にセフレという扱いで普段は接触ないのでは、とか邪推してしまいました。
だって、いい年(たぶん)して、自宅にて2人きりになっているような相手にチョコ程度を渡せないというのがどうにも理解し難いのですよ。

175:「あねこい」
両親の再婚で義姉ができた「健太」
彼女「ミホ」からはパシリ扱いをされていたのものの、実は好意を抱いており。
明日引っ越すこととなった彼女に~という流れですね。
実姉ではなく、そこそこ年齢からの義姉弟だと思われ。
そうした感情になるのも不思議ではないと思うんですが…ああした顎でコキ使うような相手をよく好きになったなぁ。
描写ではなかったですが、彼女の台詞から察するに、可愛がられてはいたのかも。
冒頭のやり取りとか、実の姉弟のようで。
ある意味、良い関係だったかな。
オチから察するに、ここで「健太くん」が行動起こさなくとも、「ミホさん」からアプローチあったかもしれませんね。

本田貴香子、マネージャー「優子」
※左:本田貴香子、右:マネージャー「優子」

191:「きみに夢中!」
野球部キャプテン「都賀(つが)」は最近皆に内緒でマネージャーと付き合っていたのでした。
眼鏡が可愛い、ドジっ娘マネージャー「優子」ちゃん。
タレ目に穏やかな性格で、いじめて系な感じ。
部員からも言われていたように、スパッツ姿がエロいです。
そのため、ふと気付いた次のコマでは既に脱いだ後だったのが残念。
直穿きかどうか見たかったのですが。
雰囲気と違ってえっちに積極的で、誘うのはもっぱら彼女。
すっかり「都賀くん」のペースをかき乱していました。
試合…ダメそうね。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「内藤らぶか」センセでした。
当ブログでは初単行本「雨がやむまで」、2冊目「ひみつ」を紹介しています。
たぶんこちらは3冊目の単行本。
あとがきには”慣れない巨乳の娘に四苦八苦~”と、当時の記憶を書かれていましたが。
いや、どちらもお上手でしたよ。
あのずっしりとした重量感が良いですね。
個人的には「貴香子ちゃん」に校内えっちをしてほしいので。
続編があればいいなぁ。





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■おねえさまの愛と我儘と欲情と (大波耀子)

★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、年上、ビジネス
・構成 : 短編×11話(うち「明日会社で会いましょう」×3、「恋は唐突に」×3、
      「叔母と甥と罪と罰」×2、「吸血鬼はSEXがお好き」×3)
・おまけ: あとがき、イラスト、描き下ろし「おまけマンガ」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大波耀子(おおなみ・ようこ)」センセの「おねえさまの愛と我儘と欲情と」です。

神崎春江、叔母「麻梨さん」
※左:神崎春江、右:叔母「麻梨さん」

 【 構成・絵柄 】

収録は「おまけマンガ」を含めて11話ほど。
各エピソードは前後編など、必ず複数話用意されていて。
くくると、合計で4本の漫画となります。
タイトルそのまま、年上女性とのお話群。
1つ人外な女性との漫画もあるのですが、裏表紙そのまま彼女らもキッチリ年上です(笑)
なお、男性陣は皆成年しているため、年上女性モノですがショタっぽい色はありません。
ちらほらオフィス風景が差し込まれていました。
会社勤めしてる人はまた違った楽しみができると思います
詳しくは後述しますが…基本はラブコメちっくなものの、ポイントではシリアスな描写が多く
それぞれ完成度の高い、読める漫画群です。
逆に言えば甘い描写ばかりではないため、期待とズレないよう注意。

サッパリとした細線での作画。
全体の色づきから濃淡具合までは適度なくらい。
描き込みは過不足なく、原稿は枠間ほか適度に白比率もあり。
すっきりと見易く仕上がっています。
基本的に漫画表現はコメディー調で、崩しもそこそこ。
センセのシリアス絵にはやや強さがあるため、ちょうど良いラブコメ感覚です。
人物画は横長な目としっかり描かれる鼻が特徴。
先の表現ともどもリアル・漫画の中間くらいな印象です。
全体的なバランス感は優れていて、背景・小物も同様に違和感なく。
多少の癖はありますが、コレというマイナス点はありません。
↓表紙はセンセの絵のうちキメ顔みたいなものなので、裏表紙も含めて判断するのが良いでしょう。

 【 収録話 】 11話収録

005:「明日会社で会いましょう」 前中後編
本社の営業に栄転した「有本」
しかし、不慣れな場所であったため初日から遅刻してしまったのでした。
待っていた営業補佐「平坂」は部長・社長にも顔が利く優秀な女史。
その仕事っぷりから“鬼の平坂”と呼ばれていたのですが…。
平坂さんの厳しさって、どう考えても優しさでしかないじゃないすか
そう「有本」は感じたそのままを口にしたのでした。

有能な女上司とのオフィスラブコメ。
眼鏡美人な「平坂さん」です。
漫画でのアレコレをざっと見るかぎり、確かに仕事のできる女性。
特に三恵商事でのフォローは凄い。
また、そうした女性を前にああした台詞を普通に言う「有本くん」も凄い
彼も漫画で描かれていた言動から、その優秀っぷりが伺えました。
楽しそうに仕事していて、羨ましい。
そんな彼を気に入った「平坂さん」が本気を出す~というのが前編。
成年漫画的で、彼女の印象からああした行動はちょっと意外な気もしましたが…。
いや、こんなんのがリアルか。
(※営業な発言とか照れ隠しっぽいですよね)

営業補佐「平坂さん」
※営業補佐「平坂さん」

そんな訳で、付き合って以降のエピソードが中編。
実は後編と直接繋がる流れなため、ぶっちゃけここで描き辛いです。
前話オチに顔を見せていた、取引先の男性「冬木」が関わっていて。
どうなってしまうのか、結構ドキドキ。
いい感じに後編の前フリとなっていましたよ
その後編でのプレイが好き。
よい趣味ですね。
オチでの「平坂さん」がまたいかにも彼女っぽくて楽しいです。

063:「恋は唐突に」 前後編+おまけマンガ
医者と結婚したものの、成田離婚となってしまった「神崎春江」
その帰りの道中にて、まさに運命というぺき相手と出会ったのですが…。
男性「恭弥」は半分以下な年齢だったのです。
どっちも同時に一目惚れするという、羨ましい展開。
初回の即えっち展開はエロくて良かったです。
ラブラブで、あまり年齢差は関係ないかなーって思っていたところ。
実はもう1つの問題が
どんなんかは内緒ね。
それがため、「春江さん」がまさに大人な女性の対応をしておりました。
モノローグが泣ける
ただし、オチは温かさのあるものです。
また、巻末の2ページ「おまけマンガ」はこちらの後日談なのですが。
ここにも、1つ驚くべき事柄があるので、お楽しみに。

101:「叔母と甥と罪と罰」 前後編
母が入院して1カ月。
退院のメドが立たないため、「翔平」はその妹・叔母「麻梨」との同居生活となったのでした。
「翔平くん」は小さい頃から面倒を見てくれていた「麻梨さん」に好意を抱いており。
まー、年頃の男子にはなにかと目の毒ですわね。
ああなるのは時間の問題だったかもしれません。
なかなかこっ恥ずかしい展開でしたが。
「麻梨さん」があーしてくれたお陰で、救われたのではないでしょうか。
ぱっと見の雰囲気はラブコメっぽいものの、こちらは前話以上にラブラブできない事情があり…。
前後編ともオチ付近ではしんみりさせられます。

137:「吸血鬼はSEXがお好き」 前中後編
江戸時代にポルトガルの船に忍び込んで日本に来ていた吸血鬼「ヨナ」
血の味が苦手で、吸血行為を避けていたところ力を弱めてしまい…。
実体化どころか可視化もままならず、人に認識されない、触れれない日々を過ごしていたところ。
150年振りに、自らを認識できる男性「樹」に会ったのでした。

そんな訳で、人外ヒロインとのラブコメ。
こうしたファンタジー話の場合は、”この漫画ではどういう設定なのか?”説明する必要があるのですが。
さすがにお上手で、比較的さっぱり巧い事処理していた感じ。
「ヨナさん」はヘソ出しコスチュームで、見た目ではせいぜい牙があるくらい。
力を失っていおり、現在は背丈小さく貧乳状態でした。
姿見えるのは「樹くん」だけ、という設定が巧いことコメディーしています
個人的には前編オチ付近のロングヘアのが好み。(バストサイズも含めて)

吸血鬼「ヨナ」
※吸血鬼「ヨナ」

前編も季節は冬でしたが、中編では雪が。
その原因は単にそうした季節だからか、あるいはここで登場する新キャラが雪女なためか。
「樹くん」の過去風景がありました。
うん、彼は他にもあちこちで人外の娘と繋がってそう(当人に自覚ないまま)
彼女に同情した「ヨナ」も加わり、複数えっちとなるのですが。
こちらも不意にしんみりとした展開になっていました。
ううむ、人外の娘らをはべらせていくハーレム漫画かと思ったのに…。
さて、そんなこんなでの後編も前半パートは衝撃な事態が。
どうなるかは秘密ね。
吸血鬼ながら「ヨナさん」が実にいい娘で泣ける。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日はひでるさんがファンな「大波耀子」センセでした。
こちらのブログでは、成年系「うそつきなきみ。」、「センセイとイイコトしよっか」、「絶対服従彼女」、「お嬢様と犬」、「ヨメビッチ」などを紹介しています。
単独名義ではこれが8冊目でいいのかな。
久しぶりに店頭でお名前を見掛け、即ゲットしました。
センセもあとがきに書かれていましたが。
あるいは、どちらかのカップルがどこかで顔見せてないかなーって期待したのですが…。
3名が友人ってのは確かにありそう。
表紙ラフのそれぞれ持ってるお酒の種類が違ったりしていて楽しいです。


みっくすパーティ」


おねえさまの愛と我儘と欲情と (KAIOHSHA COMICS) コミックス アダルト, 2019/5/10


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■人妻秘書室 (zen9)

★まんがデーター [12.5/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] オフィス、秘書、年上
・構成 : カラー(4P)、10話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、ラフ絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「zen9(ぜんきゅう)」センセの「人妻秘書室」です。

黒田美咲、宇佐美すみれ
※左:黒田美咲、右:宇佐美すみれ

 【 構成・絵柄 】

収録は1冊まるまるの長編漫画です。
複数ヒロインが登場し、ハーレム要素もあるオフィス・ストーリーでした。
ただし、明確にメインというキャラはなく。
ある程度扱いに差があるくらいです。
…というか、そもそも彼女らは人妻ですからね。
その”人妻”なのですが。
表題にも書かれているんですが、皆さんえっちには躊躇なく。
旦那がどうのこうの~みたいな描写もごく僅か。
単に、年上女性を表現するキーワードとして使われたような感覚でした
そっちには期待しない方がいいと思います。
お話は目的に向かって進む連続形式。
オフィス描写には正直なところリアルさなく。
ストーリーも含めて、現代ファンタジーです。
読みたい方には物足りなさあるかもしれませんが、成年漫画の連続話としては良くまとまった1冊だと思います。
ちなみに、歴史好きな人はヒロインらの苗字にハッとするかも。

太さあるしっかりとした線での作画。
描き込みはややあっさり気味。
濃淡や全体の色づきは丁度良いくらい。
枠間がだいたい確保されており、コマ割りも比較的広め。
はみ出し・ぶち抜きあっても見辛い印象はありません。
気になるのは人物などのバランス感覚
やや独特なところがあり、表情や動きも硬めな絵タイプです。
背景などと組み合う引き絵なども微妙な箇所がありました。
ただし、全てがそんなんではなく、
ある程度読み手を選ぶ単行本だと思います。
判断については、↓表紙・裏表紙で良いでしょう。

 【 収録話 】 10話収録

社長「倉島雄山」の会社「Kurashima」の総務課で働く、その三男「倉島拓海」
秘書課に呼び出された彼は、秘書統括「黒田美咲」から突然社長後任となるよう告げられたのでした。
”社長の愛人で、実際に会社を仕切っている”という噂もある、「美咲」ほか会社の秘書5名。
「拓海」は彼女らより社長たる資質あるかどうか、教育かだかたチェックされることとなったのです。
ごく簡単にはそんなお話。

オフィスを舞台としたサラリーマン物語。
まぁ、エロい事ばかりで、ほとんど仕事シーンはなかったですけどね。
”特技なし、内部査定は最低のCマイナス、ついでに童貞”
そんな、まるで取柄のなかった男性が社長となる出世譚です。
ただし、三男とは言え、いちおう会社社長の息子で。
会社も有能な秘書たちが支えているため、
主になるか、人形になるか~
なんて本編台詞そのまま、はっきり言って居ればOKのお飾り社長なのですがね。
(※実際、彼女らだけでも会社は順調な様子でした。変な話、人柄良くて自分らを満足させてくれる男性を求めていたならば、ああした試験は実に理にかなっていたと感じます)
主人公「拓海くん」は、会社での評価は前述したとおりなのですが…。
素直と真面目さがあり、やる気もあって。
いままで未経験だっただけで、えっちについては成年漫画主人公らしく天性の素質みたいなものがありました。
困難にも前向きに取り組んでおり、しつこいですが仕事はしてないものの、熱血オフィス漫画みたいな仕上がりになっています。

竹中沙織
※竹中沙織

1話目は金髪・眼鏡な秘書統括「黒田美咲」さん。
↓表紙にはなれなかったものの、裏表紙・折り返しに登場しており。
また、カラー原稿(単行本では)にガッチリ登場していました。
総務課勤務の「拓海くん」
冒頭では残業と称して、会社で風俗サイトなんて見ており。
何か失敗したか?
秘書課へ呼び出された彼はそんな事を言ってましたが…この時点で社会人たる資質ゼロですわね。
リアルさ薄い現代ファンタジーだとしても、実に余計なシーンだったと思います。
えっちは「美咲さん」と。
彼付き秘書みたいな「夕霧」さんはお口だけでした。
彼はこれが初体験。
現時点では、まだ特にえっちの素質は見せておりません。
色々教えてあげる♪
そんな発言もあったので、「美咲さん」の教えが良かったのかも。

2話目は営業統括秘書「竹中沙織」さん。
↓表紙・裏表紙・折り返しの3カ所に登場しています。
もっとも基本的にな秘書キャラがためかな。
下着も黒色(本編では)だったし。
「沙織さん」がこだわっていた”資質”とはえっち技能について、でした。
発言は人数でなくそのまま回数だと思われるため、「拓海くん」にとってはこれがえっち2戦目。
ああした百戦錬磨っぽい女性を、若さだけで圧倒していました。
なお、会社、そして前社長「倉島雄山」についても少し触れられており、その人柄によって会社を成長させたらしいことが伺えます。
3話目も「沙織さん」で、”特別な営業”を見せられるというもの。
詳細は伏せますが、「拓海くん」のイイ所が初めて見えました。
他企業の社長「高坂」の発案で、えっち勝負に発展。
こちらでは”資質”というべき、ところを発揮しています。

4話目は広報統括秘書「直江真琴」さん。、
ショートカットで貧乳と、容姿に特徴ある彼女なのですが。
「zen9」センセ、貧乳スタイルの女性は、もう少し頑張ってほしいです…。
5話目はシステム統括秘書「真田ゆかり」さん。
システムまわりは大事ですよね。
カチューシャが特徴的な彼女はぽっちゃり体型。
”旦那”というキーワードがここでようやく台詞として出てきていました。
すっかり忘れてましたが、秘書さんらは皆人妻なのです。
まだ、もう1人秘書さんがいるのですが…。
いちおう一段落という6話目は、既に登場していた秘書ら4名とのえっちです。
「沙織」・「真琴」、「美咲」・「ゆかり」という組み合わせで、それぞれと3人での複数展開。
そのオチにて、新たな動きがありました。

7話目は兄「二三也」付きの秘書「宇佐美すみれ」とのえっち。
片目隠れる髪型がセクシー。
ここで、眼鏡の「山本」さんが登場しているのですが。
前回の登場は本当にちょろっとだったので、覚えていない人多いのではないかなぁ
しかも、名前が「直江」とか間違ってましたし
実は漫画でポイントとなる人物なので、もう少し丁寧な描写が欲しかったです。
遂に最後と会う8話目。
詳しくは伏せておきますね。
まぁ、仮にも社長の息子なので、あらかじめチェックするのは至極真っ当。
「拓海くん」がなんとなく候補とされたのではない、というのが分かるようになっています。

直江真琴、真田ゆかり
※左:直江真琴、右:真田ゆかり

9、10話が最終エピソードです。
いちおう会社を牛耳る5名り秘書から支持された「拓海くん」
しかし、そこに異議を唱える人物が現れるのでした。
そんな訳で最終対決が描かれます。
細かくは描きませんが…久しぶりな「美咲さん」は実に良い頑張りをみせてくれてました。
泣きはしませんが、ちょっと感動的。
…ちょっとね。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「zen9」センセでした。
当ブログでは「美味しく召し上がれ」、「桃色制服主義/水瀬織江21歳」、「あいにーじゅ」、「あねかの」などを紹介しています。
今回は”人妻”、”秘書”というキーワードに引っ掛けられました。
前述しました人妻要素の薄さは置いといて。
それなりに楽しく読ませていただきましたが…もうひと要素欲しい気もします。
また、紹介帯には”全裸面接実行中”なんて文言ありましたが。
ヤラれてるのは「拓海くん」でしたわね。
嘘ではないものの、期待した方はガッカリするかも。




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■鋼の衣の乙女達 (朝木貴行)

★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [成年] ファンタジー、巨乳
・構成 : カラー(4P)、短編×11話
     (うち「黒きオウガとお嬢様の護衛騎士」×3、「女騎士ラーエルシリーズ」×2)
・おまけ: あとがき、作品解説、イラスト、カバー裏に表紙案。
     
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「朝木貴行(あさき・たかゆき)」センセの「鋼の衣の乙女達」です。

道具屋「アゥシャーブ」
※道具屋「アゥシャーブ」

 【 構成・絵柄 】

収録は2話ほどの連続モノが2つあり。
そのうち1本は番外編というか、後日談もあって3話ほどのシリーズとなっています。
それ以外は短編ですね。
8ページほどの、やや短いモノもありました。
最大の特徴は、↓表紙そのまま単行本全てがファンタジー話であること。
センセのあとがきによると、そっち系が最近ブームなようでした。
剣や怪物、魔法がバンバン登場する、RPG感あるお話群です。
種族・職業も様々で、そうしたのがお好きであればより楽しめることと思います。
成年漫画でファンタジーとくれば…。
某出版社さんが得意としている、”戦士が凌辱される~堕ちる展開”を想像されるでしょう。
実際そんなんもあったのですが、全体的にハードさは薄め
ハート飛び交う、ラブラブっぽいのもありました。
ある意味読み易い漫画群だと思いましたが、期待に差がある場合はちょっと注意。

しなやかな細線での作画。
ジャンルもあってか、全体の色づきはしっかりしていて、黒色も強め。
描き込みは過ぎないくらいの細かさでした。
コマ割りは比較的大き目で、おおむね枠間が確保されています。
はみ出し・ぶち抜きなど原稿は賑やか。
それでも小さいコマも安定した作画で、見辛い印象はありませんでした。
ファンタジーなので怪物も登場するのですが、そちらはややあっさり目。
ここは人によって良し悪しかと思います。
人物画はクッキリ眉毛に縦長で背丈のあるお姉さん絵。
戦士系なヒロインは腹筋も締まっていますね。
ほとんどが細身なスタイルとは裏腹なほどの巨乳っぷりでした。
カラーはまたその良さがあるのですが、判断は概ねカバーで良いと思います。

 【 収録話 】 11話収録

007:「ホワイトオークと自警団長さん」
人と共存するオーク族のうち、気弱で貧弱な「ナーラ」
村の自警団にて鍛え直すべく、そこに預けられたのでした。
人族の女性が団長を務める自警団。
さっぱりとした美人で責任感が強く。
自信を持たせるべく、女を教えることとしたのでした。
そうした発想になるということは…。
彼女には知識なり、経験なりがあるのかなぁ。
さっぱり終わるかと思ったのですが、ラストの1ページが秀逸。
案外、こうしたのを切っ掛けに彼が次期団長とかになってそうね。

027:「闇夜の住人と聖女様」
村へ到着した旅の聖女はその雰囲気が異質であることに気付き。
教会に巣くっていた悪魔と対峙するのでした。
センセ曰く武闘派聖女、とのこと。
メイスなども片手にしていたのですが、“手荒に導く”というのは、えっちで抜くこと。
エロくて素敵。
ただ、もうひと聖女感は欲しかったかなぁ。
ちょっとしたシーンですが、聖水浴びておっぱい透けるシーンが好き。

自警団長さん、聖女様
※左:自警団長さん、右:聖女様

047:「冒険者と小さな道具屋さん」
道具屋「アゥシャーブ(※通称アル)」の危機を救った冒険者「ジャレッド」
そのお礼を兼ねて、共に飲んでいたところ。
彼女が酔っぱらってしまったのでした。
~のら」という語尾が特徴的な「アルさん」
褐色肌で可愛らしい雰囲気。
ちっちゃく、彼とのサイズ差も結構ありました。
出会ったばかりですが、切っ掛けとかなんとかもあってかラブラブ。
彼女の正体はオチにて判明します。

065:「黒きオウガとお嬢様の護衛騎士」 前後編
101:「奴隷市場」
護衛騎士「ヤーナ」はお嬢様との移動中、オウガ族に襲われてしまったのでした。
そんなオープニングのファンタジー系成年漫画の王道展開モノ。
まぁ、いくら彼女が強くても、守る対象を抱えて切り抜けるのは至難の業ですね。
オウガ族は頭に角がある、ゴブリンみたいなん。
「ヤーナさん」はまた非常に良いおっぱいでした。
剣扱うのに邪魔そう…。
前編はお嬢様をかばった「ヤーナさん」がメイン。
後半は…おそらく誰もが考えるだろう展開。
お嬢様は彼女と比べて、可愛らしーく描かれていました。

「奴隷市場」はタイトル通りの8ページ漫画。
売られた女騎士が商品説明かたがたエロいことされるというもの。
似てるなーと思いつつ読んでいましたが、漫画中には特に言及なく。
解説にて判明。
売られていたのは先の「ヤーナさん」で間違いないようです。
後日談ですね。

109:「女騎士ラーエルと青鈍色の脚の音」
131:「女騎士ラーエルと錫色の森の牙」
ゴブリンの討伐に向かった、自治領「エーレンフェルス」の女騎士「ラーエル」
しかし、相手の数は予想以上に多く、捕まってしまったのでした。
凛々しい女騎士が魔物にヤられてしまう、王道展開。
黒髪いいですね
また鎧下のおっぱいが無駄に大きいのが素敵(笑)
色々されてはいたものの、直接の相手が部下(人間)の「ダフィット」であったのは、良し悪しかなー。
2話目は獣人。
(※解説によるとワーウルフ)
1人で出掛け、またまた拘束されてしまう彼女。
無駄に腕があるのがいけないのかな。
冒頭は姿そのままっぽい雰囲気だったので、後半のあの感じはちょっと意外
もしこのシリーズが続くのであれば、また登場しそう。

151:「黒スライムと女騎士」
黒スライムと遭遇した女騎士という8ページのショート。
金属を食べる、という設定で襲われます。
人物については興味の対象外。
それでもあーなるのは、まだその奥を確かめてるだけかもしれませんが…。
これが成年漫画であるが故かしらね。
男勝りっぽいショートカットなヒロインの可愛らしい様を堪能ください。

159:「鬼来たる。」
依頼を果たした鬼娘「泉輝(せんき)」
報酬の品がモチゴメでなかったため、荒れた彼女を従者で魔術師の「ポー」が冷静に戻す~というもの。
豆の効果はどっかで聞いた気が。
鬼と言っても額に角があるくらい。(あとは牙くらい)
甲冑が和っぽい雰囲気です。
最終的に冷静にさせる手段がえっちで、その相手は「ポー」が担当しています。
オチはややコメディーちっく。

女騎士「ラーエル」、ダークエルフ「ナル」
※左:女騎士「ラーエル」、右:ダークエルフ「ナル」

175:「濡羽色の耳と萬の善行」
種族のイメージ回復のため、善行を続けて旅をしていたダークエルフ「ナル」
とある村で身寄りのない少年「タパカ」と出会い。
その願いを聞き、共に生活することとしたのでした。
褐色肌とエロい甲冑の「ナルさん」
漫画のメインは10年後の風景。
すっかり青年となった「タパカ」と違い、彼女は当然そのままの姿。
彼女が言っていた”善行”は結構怪しい感じなのですが。
2人の生活は概ね問題なかったらしく…ちょっと甘さのあるえっち展開です。
オチはこうした展開でのセオリーかと思いますが、期待通り。
やっぱりこんなんはいいもんですね。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「朝木貴行」センセでした。
こちらのブログでは「ちょいおま!」、「しょーぱん!! SHO-PAN!!」、「ちょいすじ」、「しょうごの」などを紹介をしています。
こちらで…6冊目でいいのかな。
出版社「コアマガジン社」さんでは1冊目。
センセはこうした路線もお好きなようでしたが。
そっち方面で依頼が来たのかな。




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■おねショタン (まぐろ帝國)

★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] コメディー、姉、年上、巨乳
・構成 : 8話収録(うち「お姉ちゃんシリーズ」×4)
・おまけ: カバー裏にあとがき・別絵、イラスト。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「まぐろ帝國(まぐろ・ていこく)」センセの「おねショタン」です。

TVリポーター「C・J」・「キャサリン」
※TVリポーター「C・J」・「キャサリン」

 【 構成・絵柄 】

収録はメインシリーズを中心に、そのほか短編という感じ。
そのうち、”そのほか短編”がやや独特でして。
4話短編のうち、3話はセンセの別単行本「放課後奴隷倶楽部」のシリーズでした。
ストーリーとしては、それぞれまったくの別物。
元を知らないと困ることはまっったくなかったものの、置いてけぼり感はあると思います。
なんというか…漫画は実に個性的なので。
残りの1話がまた、今回収録のうち最もはっちゃけた感あるようなシロモノでした
プレイ的にもだいぶ振り切れていたので、ちょっと注意ください。
メインの中編は姉・母との近親ストーリー。
詳細は後述しますが、あれはコメディー漫画ですわね。
今回単行本で個人的に良かったのは、もくじ部分。
通常、何か絵でも描かれていなければ素通りするところですが…。
こちらの場合、各作品についてセンセの一言コメントが添えられているのです。
なるほど。
ページの節約にもなっていて、良いアイデアでした。

しなやかなスッキリ線での作画。
全体の色づきはやや軽め、濃淡はちょうど良いくらいだと思います。
描き込みは過ぎないくらいにしっかり。
コマ割りは変化もあって細かく、賑やか。
派手に仕上がっていました。
人物絵はリアル寄り。
漫画っぽい良さもシッカリとあり、色っぽくも可愛らしいものです。
どちらの要素もあるためか、コメディー崩しはそう違和感ありません。
特にメイン中編、最後の短編は崩し多めです。
それなりに癖はありますが、バランス感には優れていて。
綺麗にまとまっていたと思います。
↓表紙などのカラー絵は、これがすこぶる良く仕上がっていました。
判断はそちらで問題ないものの、白黒絵とは完全にイコールではないかも。

 【 収録話 】 8話収録

007:「My dear brother」
027:「お姉ちゃんのこうげき!!」
047:「お母さんのはんげき!!」
071:「たっ君の花嫁」
姉「寿安芸江(ことぶき・あきえ)」の下着を使っての単独行為を、その当人に目撃されてしまった「たっ君」こと「寿達也」
狼狽える彼に対し、再度1人えっちを目前でするよう指示するのでした。
そう、姉としてはこれをチャンスだと考えていたのです。
だいたいそんなんが「My dear brother」

これらが単行本のメインシリーズです。
タイトルは異なっていますが、だいたいお話は続いておりました。
姉、そして後には母も加わってくる近親もの。
ただ、それに対する背徳感は薄く、コメディータッチ。
特に女性陣は高いテンションではっちゃけていて、エロいというより可笑しさのが目立っていました
ある意味成年漫画的とは思いますが、もう少し落ち着いても良かったかなぁ…。

姉「寿安芸江」、2人の母親
※左:姉「寿安芸江」、右:2人の母親

先の流れが全ての切っ掛けですが。
あのお姉ちゃんの言動を見る限り、なにかにつけてちょっかいはしていたのではないかなぁ。
(※そもそも彼が姉の下着をネタにしているのも、なんらかの前フリがあったと思います)
お姉ちゃんのジーパン姿がエロい
非常にユニークで面白い方ですねー。
ただ、あんな姉だからこそ、ああした場面を目撃されてもその後ギクシャクせずに済んだとも言えると思います。
良い・悪いは置いといて。
コスプレえっちな2話目「お姉ちゃんのこうげき!!」
冒頭から「たっ君」は女装姿でしたが、その後のお姉ちゃんがまた面白い。
1話目では成すがままされていた彼でしたが、普段の調子を取り戻したか、
お姉ちゃんのアタマが残念すぎて情けなくて悲しいよぉ~
とか言っていました。
ホテル内プレイなため、時間制限がどうのと男みたいな発言もしています。
なお、姉「安芸江さん」のコスプレは冒頭だけ。
途中からは前話のようなパンツ姿でした。
そうピックアップされてはいないですが、お尻がえっちです。

タイトルそのまま、オチ要員だった母がついに参戦する3話目「お母さんのはんげき!!」
保険外交員なんですね。
あのスーツ姿は…契約取れそうだなぁ。
なんかスゴく説得力ありますね…
はその通りだと思います。
こちらも先に迫っているのは姉「安芸江さん」
ベリーダンスでしたが…露出過多でちょっと変態的。
さすがにあんなコスチュームじゃないでしょ。
そうしたえっち関係な2人に、とある策をもって割って入るのでした。
まぁ、あんなお姉ちゃんの母親というだけのことはありますね。
そんなこんなで、家族会議となった4話目「たっ君の花嫁」
いちおう仮にも実母に対し、「サイコ女」とか言ってる「安芸江さん」が楽しい。
いや、似たり寄ったりだと思いますよ、お姉ちゃん。
どっちも強い肉食系なため、なんのかんのとえっち発展するのでした。
セオリーに複数えっちなのですが。
あーまでガッツかれると、エロス成分は薄いですね。
なんとかならんものか。
あのオチは一瞬驚きました。
なお、カバー裏あとがきによると、本来は5~7話の予定だったようです。

093:「EXTREME COMMUTER TRAIN in JAPAN」
109:「ドリーム・トライアスロン」
141:「放課後奴隷倶楽部Plus1 高橋ひろみ Take3」
これら3話は同キャラの出演があったため、まとめさせていただきました。
前述したように、お話としてはまったく異なるものです。

1つめ「EXTREME COMMUTER TRAIN in JAPAN」はTVリポーター「C・J」と「キャサリン」が日本ではっちゃける内容。
通勤電車でのレポートなのですが…満員電車でのプレイです。
漫符などがアメコミ風
エロスとかなんとか言うより…単にはっちゃけコメディー漫画ですわね。
日本人あんなに積極的ではないと思う。
次の「ドリーム・トライアスロン」はタイトルそのまま、トライアスロン話。
先の「C・J」・「キャサリン」の2名は実況として登場しています。
おまけ的な感じですね。
メインは選手として出場している、「放課後奴隷倶楽部」のキャラクター水泳部「高橋ひろみ」
スタートから、「ひろみさん」ほか選手らは皆大事なところがカットされた水着を着用。
ヤル気満々です。
水泳・バイク・ランの各種目で異なる仕掛けが用意されていました。
漫画はいちおうゴール、その後の風景まで描かれています。
大乱交でした
ううむ、はっちゃけてるなぁ、って思っていたら。
全てに説明がつくオチとなっています。

3つめ「放課後奴隷倶楽部Plus1 高橋ひろみ Take3」
同タイトルのシリーズもので、ピックアップされたのはまたまた「高橋ひろみ」
ひょんなことで、テニス勝負となっていました。
素人ながら2対1の変則マッチで善戦しています。
凄いなぁ
ただ、タイトルそのまま普通にテニス対戦をしている訳もなく。
とあるハンデがため、部の皆とのえっちになっていました。
詳細は本編にてお願いします。
(たぶんブロックされると思うプレイ内容です)
オチでのテニスウェア姿がまたキュートでした。

高橋ひろみ、フィギュア対戦
※左:高橋ひろみ、右:フィギュア対戦

167:「フィギュアビルドファイター清詩郎」 
どちらかで見たような、フィギュア対戦なコメディー。
操作する「清詩郎」、「チキ」こと「萩下千秋」は男性なのですが。
対戦させているフィギュアが女性で、えっちっぽい戦いをしていました。
はっちゃけてますね
まぁ、人を選ぶ短編ですわね。

 【 その他 】

そんなこんなで、「まぐろ帝國」センセでした。
あとがきによると、こちらが17冊目の単行本。
17冊もリリースしてるんですね。
当ブログでも↓下で並べたように、何冊か紹介しています。
しかし…これまた良い↓表紙ですね。
漫画のソレはAVのパッケージと同じく、大きくセールスを左右するものだと感じます。
そう言えば、センセの単行本は「メイド姉」もそれに釣り上げられたものでした。
…フルカラー漫画とか、アリなのでは??
全コマひと揃いであのクオリティーというのは難しいかもしれませんが…。



 

★「まぐろ帝國」センセの漫画紹介記事  すべて成年系

メイド姉
 表紙が非常に良い1冊。表題作は3話だけなので注意。
あいらんど 淫悦の章
 緊張感のある、奇妙な世界の漫画。2冊目「淫虐の章」に続く長編の1冊目。
妹夏
 教師「坂本金髪(cv:武○鉄○)」などが脱力な短編集。デビュー七周年記念。
家庭の事情
 変態家族による1冊まるまるの長編。 
放課後奴隷倶楽部
 女生徒らが調教される学園のオムニバス調の長編。



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■こあくまんまん (上田裕)

★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ロリ、コメディー、ラブコメ
・構成 : 短編×10話。
・おまけ: あとがき。
     
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「上田裕(うえだ・ゆう)」センセの「こあくまんまん」です。

美海、瑞樹
※左:美海、右:瑞樹

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
くくりはLOで、そのままなロリ系単行本です。
そんなんですが、ヒロインのほとんどは熟練者
えっちにも積極的で初々しさは薄く、基本的にはコメディーちっくで楽しく進行します。
よくありがちなラブラブの甘いカップルというより、金銭での関係とかちらほらブラックな色が垣間見えるのが特徴
特に収録の最終話は、設定を巧く生かした良作品となっていました。
詳しくは後述しますね。
そのほかの各話にもちょっとした捻り、独特な視点があり、読んでいても楽しい作品群でした。

しっかりとした丁寧な細線での作画。
全体の色づき、濃淡から描き込みの具合まではちょうど良いくらい。
コマ割りは中くらいでそこそこ変化あります。
乱れや崩れも見られず、原稿は綺麗にまとまっていました。
見易い仕上がりです。
漫画はほんわかとした流れでセンセならでは、という絶妙な間のあるもの。
その塩梅がコメディーっぽく感じられます。
手書き台詞・擬音のユルっとした感じが、ジャンルと合っていて良いところ。
広い輪郭と大きな目の可愛らしい人物絵。
バランスはロリっとしたものですが、なんというか”しつこさ”はありません。
だいたいカラーの判断でも良いのですが。
漫画の白黒絵のが断然優れているので、判断はいくらかプラス判定でどうぞ。

 【 収録話 】 10話収録

003:「二人だけの家族」
嫁の不倫がため、離婚して娘「りりか」と2人で過ごすこととなった父親。
家にいられる仕事に転職し、娘と共にいられる時間を増やしたのでした。
…と、そこまでならば心温まるいいお話なのですが。
これは成年漫画なため、当然のようにお手付きしています。
漫画開始時点では既にえっちに慣れ切っている状態。
後半のプレイは…読んでいてどうにもヤバい感じ。
うん、確かに18禁だわね。

023:「どきどき更衣室」
体育の授業が3時間目だったため、水着を着て来なかった「亜希」
しかし、友人らは既に着込んできていて…。
教師「平田」に頼み、プールの更衣室を使わせてもらうこととなったのでした。
裏表紙を飾るヒロイン「亜希ちゃん」のエピソード。
いわゆる、てるてる坊主みたいなお着替えタオルがポイントです。
うん、懐かしいですね。
教師「平田」とは既に関係があるらしく。
普通に笑顔でやってきた彼はお着替えタオルをまくっていました。
あー、このネタは新鮮だ。(※あまり見ないですよね)
ちょうど全裸だったりしていて、お好きな人は小躍りするような展開です。

亜希、日菜子
※左:亜希、右:日菜子

043:「名前は呼ばないで」
援交している「中村日菜子」
“交渉してもらえればある程度なんでもOK”
という彼女でしたが、名前だけは秘密なのでした。
その理由は…というもの。
言動非常に慣れている「日菜子ちゃん」
あの状態で理由を教えられたら、まぁだいたいあーなるわね。

063:「こどものしごと」
公園で昼食をとっていた主人公。
そこで出会った「凜」は、
JKびじねすのお店!
を始めたらしく、メニューを見せてきたのでした。
やってる事は進んでいるものの、値段が年相応で可愛い。
そんな彼女に…隠しメニューとか提案するのが切っ掛け。
どこで知ったか、「凜ちゃん」もえっちっぽい事にそこそこ慣れていました。
途中の「お金ないなら終わりです
そんな台詞が楽しい。

083:「真帆ちゃんのボランティア」
引きこもりな「たかし」の元にやってきたのは、ボランティアの「真帆」でした。
じゃあ打ち合わせした通りに…
そんな発言からあーしているということは。
この父親もかなりゲスい野郎だわね。
ただ、確かに年頃な男子には効果的な方法かも。
この漫画、父親はずっと姿を見せているのですが。
メインの男子「たかしくん」は、完全に姿を見せないのがポイントです。
(※ちょっと扉を開けてる程度)
他では見られない、面白いアイデアな1話です。

103:「男子高生の妹」
おっぱいが揉みたいんだよ
そんな兄は友人「野村」を誘い、妹「沙里(さと)」をターゲットとしたのでした。
いちおう「野村くん」を前に出しつつ、ちゃっかり兄も参加している複数えっちっぽいエピソード。
どこぞのAVみたいですね。
そもそもの目的が冒頭台詞なため、即えっち展開なのですが。
男子2名ほか「沙里ちゃん」など、それぞれの言動が可笑しいです。

123:「シーズンオフの海の家」
ナンパするべく秋の海を歩いていた主人公。
サーフィン中の両親を待つ「美海」と出会ったのでした。
もー、男の人ってほんとおかしいよね
…とかなんとか、ぐさりと刺さる台詞が(笑)
収録ヒロインはえっち関係に慣れた娘が多いのですが。
こちらの「美海ちゃん」は、初心な反応でなかなか珍しいです。
日焼け跡がキュートでした

143:「いもうと女房」
冒頭話は父親と娘でしたが、こちらは兄妹。
ひどいなー、彼女ができたら用済みなのねっ
とか言ってた、世話焼き妹な「沙矢」ちゃん。
いちおう、この2人は直接関係なく、おっぱい触るくらいだったようなのですが。
あまり構ってくれなくなった兄を、逆に誘う展開。
オチの笑顔は可愛いですが、これからお兄ちゃん大変だ。

159:「おねだりバースデー」
誕生日を迎えた付き合う「瑞樹」ちゃん。
プレゼントにねだられたのは、
したい時にぜーったいえっちするんだよ
そう言われていたところ~というもの。
年齢差はあるものの、いちおう収録では最も普通っぽいカップル
ラブラブでいいのですが…「瑞樹ちゃん」はすっかりえっちな娘となっていたのでした。
彼女の発言そのまま、ファミレス内でえっち求められる展開。
座席でシテおりました。
あー、多少違和感はあるものの、案外気付かれないかも。
このプレイ好き。
後半は彼女の家でのえっちなのですが、両親がしっかり在宅中という危険な展開でした。

里英
※里英

177:「らくちんな恋人」
付き合っていた「里英」と喧嘩した「譲」
そのやり取りの結果、2人は恋人からセフレになったのでした。
冒頭からの5ページが実に素晴らしい1話
あれが同年代くらいの女性であれぱ普通なのですが…。
言ってるのが幼い「里英ちゃん」というのが最大のポイント。
この手の漫画では珍しい揉めるカップルです
まぁ、これは男性側が悪い。
女の子にあー言わせてしまうのは、どうかと思う。
メインはその後のセフレ関係となった2人で、ややブラック気味なのですが。
オチにはちょっとした希望が。
これでまた恋人関係に戻れればいいですね。

 【 その他 】

そんなんこなで、毎度おなじみ「上田裕」センセでした。
こちらで10冊目。
二桁達成、おめでとうございます!
今回もまた高い完成度な単行本でした。
お着替えタオルは、なるほどなーと感心。
ボランティア「真帆ちゃん」のエピソードも素晴らしい漫画。
10冊目でも、こうした豊富なネタをお持ちなセンセが凄い。
また、最終話ということもあって、「らくちんな恋人」が印象的。
(※その前がラブラブな「瑞樹ちゃん」で、いい落差でした)



こあくまんまん こあくまんまん(TENMACOMICS LO)
                  (2019/4/27)
                  上田 裕
                  ※アマゾン登録なし



★「上田裕」センセの漫画紹介記事 すべて成年系

かちんこちんこあくま
 記念すべき初単行本。オマケ満載です。
とびだせ!こあくま
 2冊目。タイプ異なるWヒロイン漫画「どっちか選んで」を収録。
ちんちこちんこあくま
 3冊目。やや長めのカラー漫画3話ほか、短編群。
ろりまんガー
 4冊目。インパクト高い短編「おまつり伝説」を収録。
よい子はしちゃダメ!
 5冊目。援交連続話「こどもチェーン」を収録。
なかよしりぼん
 6冊目。小○生AV女優「和葉ちゃん」ほかの短編群。
ろりくりごはん
 7冊目。ボーイッシュな娘が可愛い「教育者の亭主」を収録。
なまいきハニートラップ
 8冊目。前後編「幸せになる方法」を収録。
おんなのこ解禁
 9冊目。短編13話を収録しています。


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■思春期のココロ (岡田コウ)

★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ロリ、近親、ショートカット、制服
・構成 : 5話+α収録(うち「壁が三回なったら」×3)
・おまけ: 合間になかがき・作品解説、4コマ、イラスト、
     描き下ろし「壁が三回なったら」 
     
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「岡田コウ(おかだ・こう)」センセの「思春期のココロ」です。

日奈子ちゃん
※日奈子ちゃん

 【 構成・絵柄 】

収録は5話ほど。
話数はそんなんですが、それぞれページ量はあり。
ざっと数えたところ、全体では235ページほどのボリュームがありました。
持った際に、ちょっと厚さと重量感がありますよ。
また、表紙カバーの触感もさらりとしていて、紙質は良さげな感じ。
…っと、そうした事柄がためか、価格は通常の単行本よりやや高めの「1157円+税」でした。
些細な程度ですし、相応の価値は十分あると思います。
なお、収録5話のうちタイトルの異なる連続話もあるため。
登場ヒロインは、中扉に描かれている4名で、エピソードも4本です。
ジャンルはセンセのコメントにもあるように、いちおうロリ。
現在の情勢もあり、ガチガチのそれよりはいくらか年齢上なため、”いちおう”としてます。
ラブコメとつけるほど軽くはなく、かと言ってそう重すぎず。
表題のとおり、思春期の微妙なヒロインらの心が揺れ動く様が丁寧に描かれていました。
エピソードには近親話などタブーな関係もあるのですが、そうしたデリケートなのも描写は見事
前述したロリというキーワードも、えっちのスパイスではなくストーリーでの味付け。
エロくて、かつ読み応えありましたよ。

変わらぬ高クオリティで、言う事なし
一級品な漫画を堪能できます。
気になる部分、引っ掛かる箇所などもありません。
それでも敢えて重箱の隅をつつくのであれば…。
おそらく描き下ろしだろう、「壁が三回なったら」の後日談の作画クオリティが低い点。
(※おまけですから…)
また、ヒロインが丸い輪郭で目も大きく、ロリっとしたバランスな点ですかね。
これは好みの問題で、読み手によって良くも悪くも感じる部分かと思います。
まぁ、そんなんがポイントの1つなんですけどね。
そうした可愛らしい娘らがトロトロになっていく様が、擬音・漫符・吹き出し・表情・構図などなど~にて見事に表現されていました。
漫画世界に引き込まれます。
そのまほか、服装などは無論のこと、背景や小物もお上手。
漫画の大きなプラス要素となっています。
あ、↓表紙・裏表紙ですが、あれはアレで良いのですが。
白黒絵の良さはあまり感じられないかな、って思います。

 【 収録話 】 5話+α収録

005:「親の居ぬまの選択」
こちらは兄「小野堅吾」、妹「小野杏」のカップル。
実は、本編開始前に関係してしまっており。
それから一週間経過した2人の朝風景からスタートしています。

基本的なやり取りは、普通(?)の兄妹。
お互い異性に興味はあるものの、相容れない状態。
ただし、1回のえっちによって…素で口から出て来る言葉とは裏腹な感情も強くなっており。
身体に味わった強い感覚が、感情を超えてしまっているような様が、見事に描かれていました。
冒頭5ページあったいがみ合いから、一転して濃厚なキスを交わすのがエロくて素敵
ただ、同居の親もふらふらしている現状、完全には満たされない生殺しな状態が続いていて。
親が1日家を空けると知ってからが、漫画のメインです。
また、それからの3ページの「はやく…、はやくっ」ってあたりが、非常に良かった。
当日の朝なんて、もうたまんないでしょうねー。
見送った直後の玄関で始まるのは、当然のことでしょう。
(忘れ物あった、とかで、即戻ってきたらまた面白いかも)
最後のえっち前の、普段のやり取りみたいなのが混じるところも、リアルっぽくてイイです。
また、この漫画はそこで終わらず。
さらに6ページほど続くんですが…もう少しでお互いの感情も変わってくるかな。
初えっちの切っ掛けがどんなんだったか、ぜひ見たいです!

妹「小野杏」、妹「中川あかり」
※左:妹「小野杏」、右:妹「中川あかり」

063:「私が寝ている間に」 
こちらは同人誌発表の漫画。
同じく兄妹の近親関係で、妹「中川あかり」の寝込み襲うお兄ちゃんというお話。
いちおう、相手の知らぬうちに~、って構図なのですが。
あらかじめ、「あかりちゃん」は、兄が帰宅するかどうか確認していて(※仕事で毎日帰宅する訳ではない)
わざわざ、その兄のベッドで寝ているというのがポイントです。
次の朝の2人のやり取りが好き。
なお「非番」、という言葉でぱっと警官を想像したのですが…。
単に当番でない、って単語なので、職業は色々想像できますね。
ただ、お兄ちゃんはけっこうガタイ良く。
せめて家でぐらいは湯船につかりたい
~という発言、ほかにも共犯・証拠隠滅といった単語なども出てきていて。
あるいは…本気で警官だったりして。
それならば、また違った面白さが(笑)

095:「うちのアパートペット禁止だから」
雨の日に拾った、訳アリらしい女の子「井上めぐみ」とのお話。
やたら従順で、「ペットみたい」とか言われてます。
家の中で制服姿な理由は、中盤で明かされます。
…というか、漫画は彼の部屋に居ついて、そこそこ経過しているらしく。
えっちについては、スムーズな流れ。
そもそも抵抗もしないらしく、まさにペットを愛でるような感じ。
これがもし普通の漫画ならば、「めぐみちゃん」の事情に触れていくんだろうなぁ。

139:「壁が三回なったら」
189:「そしてわたしはいつもの顔で」
xxx:「壁が三回なったら」 描き下ろし
単行本のうち、約1/3以上を占めている中編。
アパートの隣の部屋で、頻繁にえっちしているお兄さん「あつし」
壁は薄く、隣に住む「櫻井日奈子」にも丸聞こえであり。
頻繁にそんなん聞かされていた「日奈子」は、いつしか漏れ聞こえる声で色々想像を巡らせつつ1人えっちする習慣ができてしまっていたのでした。
だいたいそんなん。

井上めぐみ、櫻井日奈子
※左:井上めぐみ、右:櫻井日奈子

ポニーテールのカワイイ「日奈子ちゃん」
まぁ、年頃で興味津々な年齢の娘さんには、みたいなもんでしょうね。
あんなんだから、部屋に呼ばれたら…ついて行っちゃうもんだろうなぁ。
このお兄さんは決してイイ人ではないと思いますが。
変な話、悪人でもなかったのは…良かったですね。
なんだかひと安心(笑)
成年漫画ですし、もしこれがハード系ならばこの後トンデモない運命を「日奈子ちゃん」は辿ることとなりそうで。
ドット柄の下着が良かったですよ。
続く「そしてわたしはいつもの顔で」、えっち後の「日奈子ちゃん」
彼の部屋に頻繁に出入りするようになった様が描かれています。
もう、すっかりエロくなっちゃって…。
タイトルにもなっている、後半のプレイが良かったです。
さて、この漫画はまだ5ページほど続いているんですが。
おそらく描き下ろしだと思います。
後日談ですね。
「日奈子ちゃん」の変化している心境に注目です。
前述もしましたが、お兄さんああいう人でまぁ良かったわね。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は毎度おなじみ「岡田コウ」センセでした。
当ブログでは下記のようにひととおりを紹介しています。
今回が8冊目ということで、いちおう無事コンプリートできているみたい。
コアマガジン社」さんではこちらが初。
やっぱり…冒頭話の兄妹話ですねー。
センセも書かれていた、悶々としている2人のパートが素晴らしく。
解禁後をより高めていたと思います。
後日談とか同人誌で発表しているようなのですが、次の単行本とかに収録して欲しいなぁ…。

思春期のココロ 思春期のココロ(メガストアコミックス575)
                  (2019/3/29)
                  岡田コウ
                  ※アマゾン登録あったけどなくなってた



★「岡田コウ」センセの漫画紹介記事  ※すべて成年系

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