■性春ホリック （きいろいたまご）
★まんがデーター ［１８．０／２０．０］
・絵柄 ：●●●●◎
・お話 ：●●●●◎
・漫画 ：●●●●●
・独創性：●●●●○
・属性 ： ［成年］ ラブコメ、学園、ロリ、制服
・構成 ： ６話収録。
・おまけ： カバー裏にあとがき・別絵、合間にネタ絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「きいろいたまご」センセの「性春ホリック」です。
※垂井衣夢
【 構成・絵柄 】
話数は６話で、単行本は１７６ページくらい。
正直なところ、気持ち薄め…ですかね。
などと書いていて、ふと気付きましたが…。
前巻も６話・１７６ページでした。
これは…出版社さんの思惑がそんなんなのかな。
収録の各エピソードは全て２話づつとなっており、３本のお話で構成されていました。
コレという明確なもの、台詞はないのですが…。
モブキャラなどによく似た雰囲気の娘がいたりしていて。
あーや、こーやと、色々想像したくなる感じ。
裏設定とかあるのかな。
くくりはＬＯとなっているんですが。
３話のうち、設定は同級生、下級生、従姉という構成になっていました。
また、同級生の彼女は、やや大人びた設定であるため。
うーん、印象でＬＯという感じは薄め。
↓表紙の娘は従姉なのですが、彼女の容姿は確かにＬＯちっく。
ただし、それすらも。
残りの２人はアダルトでないものの、ロリという単語からはやや外れそうな雰囲気。
どっちかというと、「ＣＯＭＩＣ アオハ（※昔の名前で言うと”高”）」の方が合っているように思いました。
あまり↓表紙に引っぱられ過ぎると、期待と違ってしまう（その２話以外は）かもしれません。
お話も広義ではラブコメでいいと思いますが。
青春話的な、爽やかさ溢れるものでした。
すっきりとした細線での作画。
濃淡は適度なくらいなのですが、白比率は大きめ。
描き込みは過不足ない感じ。
枠間はだいたい確保されていて、上下左右もだいたい空いていました。
丁寧ですっきりと見易い原稿具合です。
背景や小物は的確な描写で全体と合っていてバランス感覚も良く。
巧くお話に乗っかっています。
表現などは大仰すぎずしっかり。
擬音や漫符なども同様で、良い意味で軽め。
人物絵は大きい目と小さい鼻の可愛らしいものですが。
なんというか…ロリロリと可愛過ぎるものでもなく。
適度にデフォルメされた、絶妙なラインだと思います。
前述していますが、↓表紙の娘は収録でダントツにロリっとした容姿のヒロイン。
そのため、裏表紙や紹介帯なども見て判断するのが良いでしょう。
【 収録話 】 ６話収録
003：「マーカーほりっく」 前後編
隣の席の女子「美江寺優（みえじ・ゆう）」とのえっちな夢を見た「渓太（けいた）」
それがため、彼女を強く意識するようになってしまったのですが…。
ふとしたやり取りから、”彼女が夢に登場したこと”、を口走ってしまったのでした。
そんなんが切っ掛けとなるエピソード。
特徴的なタレ目とポニーテールが特徴の「美江寺さん」
「初めてじゃない」
そうした発言そのまま、えっちから普段の言動までいかにも経験者していて。
同級生ながら、年上のお姉ちゃん然とした娘さんなのでした。
※美江寺優
また、このお話は「渓太くん」が良くも悪くも幼く可愛らしい男子であるため、より彼女がお姉さんちっくに見えます。
（※先輩女子からも可愛がられていました）
切っ掛けは、夢で見たペンと同じものを彼女が使っていた事。
このブログを書くため、改めて読んだ際に気付きましたが。
夢と同じペンを発見した「渓太くん」は、両手で彼女の手をがっちり握っているんですね。
後の色々な発言なども実に素直で、あんなんは…背伸びしたい年頃の女性陣に刺さりそうに思いました。
おそらく、そんなんは「美江寺さん」も同様だろうと思われ…。
彼がああした夢を見てしまったのは、当人が気付かぬうちに色々なアプローチ的なものを蓄積された結果ではないかなぁ。
だから「夢」って単語にぐいぐい反応したんでしょう。
（まあ、異性の夢に自分が登場したと聞いたなら、どんな役割だったのか興味沸くものでしょうけどね）
「ほら、描かないの？」
…のくだりが大好き。
また、その直前にはブラを外してくれるシーンあるんですけれど。
個人的には、あそこも数コマあっても良かったな。
同級生の娘が目前でブラ外してくれるのは、たまんないでしょう。
それ以降のくだりでの「渓太くん」の言動はまた完璧だったと思います。
えっち最中のやり取りなども含め、「美江寺さん」はココで好意が好きに大きく変わったのではないか。
後編はその後。
再度えっちに誘いたい～っていう、ドキドキ回。
「美江寺さん」のああした配慮が助かりますね。
ここは、ずっとしれっと余裕ある態度だった彼女の、素が見えるところが最大のポイントでしょう。
ひと段階進めたかなー。
「私の胸、さわってみて？」のくだりが大好き。
この場面、男子は全員同じ行動するのではないか、と。
また、後半には「美江寺さん」の髪が解けるので、そんなんでも楽しめます。
個人的に収録でこのエピソードが最も好きです。
あんな女子いたら…良かったなぁ。
067：「こころの拠り所」
091：「こころの拠り所 その後」
学級委員長の主人公は後輩の学級委員「垂井衣夢（たるい・えむ）」から猛烈に好意を寄せられていたのでした。
「今だっていっぱい・いっぱいだよ」
そんなモノローグありましたが…。
皆だいたいそんなもんですよ、ええ。
おそらく、「衣夢ちゃん」も同様だと思われ。
彼に合わせるべく、頑張っておりました。
ただ、予想外だったのは、えっちなんは彼女にガッチリ合っていたようで。
その後、ではトンデモな提案をしております。
そんなんに乗っかる彼もまた面白い。
興味あったんだ…。
最中では結構Ｓっぽくなるので、えっちの相性はすこぶる良いと思いました。
ちなみに、委員会に出ていた女子２人は「マーカーほりっく 後編」の先輩らと似ているんですが、制服デザインが違うから別人かな。
111：「なつのおもいで」 前後編
七回忌に合わせて「たくみ」宅にやって来た従姉「さつき」
ふざけていた際のやり取りから、彼女の成長を感じていたところ…。
夜、隣で寝ていた彼女は、
「ウチのおっぱい気になるのか？」
そう話しかけてきたのでした。
こちらのヒロイン「さつきさん」が↓表紙の娘。
前述もしておりますが。
彼より年上なものの、収録ではダントツに幼く、可愛らしい容姿でした。
（※ぱっちり目で丸顔）
ショートカットと日焼け跡が特徴。
田舎風景とよく合ってますね…というか、彼女のが迎える側っぽいわね。
大きくはないものの、雰囲気よりおっぱいはあり。
また、えっちの興味も相応にあるようでした。
年上なので、お姉さんしようとしているのがキュートです。
※従姉「さつき」
後編は法事後なため、２人とも制服姿。
台詞なし、４ページで描かれる２人のデートシーンが良いですね。
青春してるなぁ。
家では難しいので、今回は公民館でのえっち。
しかし…前回と同様、「さつきさん」の誘い方がエロくて素敵。
どこであんなん覚えたんだろう。
こちらはオチと、その後ページのネタ絵が最高。
ちなみに、「たくみくん」の母親が特徴的なタレ目で…。
「美江寺さん」の血縁だったりするのかしら。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「きいろいたまご」センセでした。
当ブログでは「声を聞かせて」、「思春期のエロス」を紹介しています。
こちらは…たぶん３冊目の単行本。
初ＬＯだそうです。
センセはやっぱり「アオハ」のが合ってるかなぁ。
（※そっちと比べると、やはりロリちっくですわね）
まぁ、くくりはともかく、今回もまた完成度の高い１冊で楽しめました。
それぞれカップル良かったので、後日談とか別シチュエーションを見たいです。
どちらか機会があれば…。
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・絵柄 ：●●●●◎
・お話 ：●●●●◎
・漫画 ：●●●●●
・独創性：●●●●○
・属性 ： ［成年］ ラブコメ、学園、ロリ、制服
・構成 ： ６話収録。
・おまけ： カバー裏にあとがき・別絵、合間にネタ絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「きいろいたまご」センセの「性春ホリック」です。
※垂井衣夢
【 構成・絵柄 】
話数は６話で、単行本は１７６ページくらい。
正直なところ、気持ち薄め…ですかね。
などと書いていて、ふと気付きましたが…。
前巻も６話・１７６ページでした。
これは…出版社さんの思惑がそんなんなのかな。
収録の各エピソードは全て２話づつとなっており、３本のお話で構成されていました。
コレという明確なもの、台詞はないのですが…。
モブキャラなどによく似た雰囲気の娘がいたりしていて。
あーや、こーやと、色々想像したくなる感じ。
裏設定とかあるのかな。
くくりはＬＯとなっているんですが。
３話のうち、設定は同級生、下級生、従姉という構成になっていました。
また、同級生の彼女は、やや大人びた設定であるため。
うーん、印象でＬＯという感じは薄め。
↓表紙の娘は従姉なのですが、彼女の容姿は確かにＬＯちっく。
ただし、それすらも。
残りの２人はアダルトでないものの、ロリという単語からはやや外れそうな雰囲気。
どっちかというと、「ＣＯＭＩＣ アオハ（※昔の名前で言うと”高”）」の方が合っているように思いました。
あまり↓表紙に引っぱられ過ぎると、期待と違ってしまう（その２話以外は）かもしれません。
お話も広義ではラブコメでいいと思いますが。
青春話的な、爽やかさ溢れるものでした。
すっきりとした細線での作画。
濃淡は適度なくらいなのですが、白比率は大きめ。
描き込みは過不足ない感じ。
枠間はだいたい確保されていて、上下左右もだいたい空いていました。
丁寧ですっきりと見易い原稿具合です。
背景や小物は的確な描写で全体と合っていてバランス感覚も良く。
巧くお話に乗っかっています。
表現などは大仰すぎずしっかり。
擬音や漫符なども同様で、良い意味で軽め。
人物絵は大きい目と小さい鼻の可愛らしいものですが。
なんというか…ロリロリと可愛過ぎるものでもなく。
適度にデフォルメされた、絶妙なラインだと思います。
前述していますが、↓表紙の娘は収録でダントツにロリっとした容姿のヒロイン。
そのため、裏表紙や紹介帯なども見て判断するのが良いでしょう。
【 収録話 】 ６話収録
003：「マーカーほりっく」 前後編
隣の席の女子「美江寺優（みえじ・ゆう）」とのえっちな夢を見た「渓太（けいた）」
それがため、彼女を強く意識するようになってしまったのですが…。
ふとしたやり取りから、”彼女が夢に登場したこと”、を口走ってしまったのでした。
そんなんが切っ掛けとなるエピソード。
特徴的なタレ目とポニーテールが特徴の「美江寺さん」
「初めてじゃない」
そうした発言そのまま、えっちから普段の言動までいかにも経験者していて。
同級生ながら、年上のお姉ちゃん然とした娘さんなのでした。
※美江寺優
また、このお話は「渓太くん」が良くも悪くも幼く可愛らしい男子であるため、より彼女がお姉さんちっくに見えます。
（※先輩女子からも可愛がられていました）
切っ掛けは、夢で見たペンと同じものを彼女が使っていた事。
このブログを書くため、改めて読んだ際に気付きましたが。
夢と同じペンを発見した「渓太くん」は、両手で彼女の手をがっちり握っているんですね。
後の色々な発言なども実に素直で、あんなんは…背伸びしたい年頃の女性陣に刺さりそうに思いました。
おそらく、そんなんは「美江寺さん」も同様だろうと思われ…。
彼がああした夢を見てしまったのは、当人が気付かぬうちに色々なアプローチ的なものを蓄積された結果ではないかなぁ。
だから「夢」って単語にぐいぐい反応したんでしょう。
（まあ、異性の夢に自分が登場したと聞いたなら、どんな役割だったのか興味沸くものでしょうけどね）
「ほら、描かないの？」
…のくだりが大好き。
また、その直前にはブラを外してくれるシーンあるんですけれど。
個人的には、あそこも数コマあっても良かったな。
同級生の娘が目前でブラ外してくれるのは、たまんないでしょう。
それ以降のくだりでの「渓太くん」の言動はまた完璧だったと思います。
えっち最中のやり取りなども含め、「美江寺さん」はココで好意が好きに大きく変わったのではないか。
後編はその後。
再度えっちに誘いたい～っていう、ドキドキ回。
「美江寺さん」のああした配慮が助かりますね。
ここは、ずっとしれっと余裕ある態度だった彼女の、素が見えるところが最大のポイントでしょう。
ひと段階進めたかなー。
「私の胸、さわってみて？」のくだりが大好き。
この場面、男子は全員同じ行動するのではないか、と。
また、後半には「美江寺さん」の髪が解けるので、そんなんでも楽しめます。
個人的に収録でこのエピソードが最も好きです。
あんな女子いたら…良かったなぁ。
067：「こころの拠り所」
091：「こころの拠り所 その後」
学級委員長の主人公は後輩の学級委員「垂井衣夢（たるい・えむ）」から猛烈に好意を寄せられていたのでした。
「今だっていっぱい・いっぱいだよ」
そんなモノローグありましたが…。
皆だいたいそんなもんですよ、ええ。
おそらく、「衣夢ちゃん」も同様だと思われ。
彼に合わせるべく、頑張っておりました。
ただ、予想外だったのは、えっちなんは彼女にガッチリ合っていたようで。
その後、ではトンデモな提案をしております。
そんなんに乗っかる彼もまた面白い。
興味あったんだ…。
最中では結構Ｓっぽくなるので、えっちの相性はすこぶる良いと思いました。
ちなみに、委員会に出ていた女子２人は「マーカーほりっく 後編」の先輩らと似ているんですが、制服デザインが違うから別人かな。
111：「なつのおもいで」 前後編
七回忌に合わせて「たくみ」宅にやって来た従姉「さつき」
ふざけていた際のやり取りから、彼女の成長を感じていたところ…。
夜、隣で寝ていた彼女は、
「ウチのおっぱい気になるのか？」
そう話しかけてきたのでした。
こちらのヒロイン「さつきさん」が↓表紙の娘。
前述もしておりますが。
彼より年上なものの、収録ではダントツに幼く、可愛らしい容姿でした。
（※ぱっちり目で丸顔）
ショートカットと日焼け跡が特徴。
田舎風景とよく合ってますね…というか、彼女のが迎える側っぽいわね。
大きくはないものの、雰囲気よりおっぱいはあり。
また、えっちの興味も相応にあるようでした。
年上なので、お姉さんしようとしているのがキュートです。
※従姉「さつき」
後編は法事後なため、２人とも制服姿。
台詞なし、４ページで描かれる２人のデートシーンが良いですね。
青春してるなぁ。
家では難しいので、今回は公民館でのえっち。
しかし…前回と同様、「さつきさん」の誘い方がエロくて素敵。
どこであんなん覚えたんだろう。
こちらはオチと、その後ページのネタ絵が最高。
ちなみに、「たくみくん」の母親が特徴的なタレ目で…。
「美江寺さん」の血縁だったりするのかしら。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「きいろいたまご」センセでした。
当ブログでは「声を聞かせて」、「思春期のエロス」を紹介しています。
こちらは…たぶん３冊目の単行本。
初ＬＯだそうです。
センセはやっぱり「アオハ」のが合ってるかなぁ。
（※そっちと比べると、やはりロリちっくですわね）
まぁ、くくりはともかく、今回もまた完成度の高い１冊で楽しめました。
それぞれカップル良かったので、後日談とか別シチュエーションを見たいです。
どちらか機会があれば…。
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■ラフスケッチ （関谷あさみ）
★まんがデーター ［１７．５／２０．０］
・絵柄 ：●●●●〇
・お話 ：●●●●◎
・漫画 ：●●●●◎
・独創性：●●●●◎
・属性 ： ［成年］ ラブコメ、微乳、近親
・構成 ： 短編×８話（うち「先生、」×３）
・おまけ： あとがき、描き下ろし「隣の家の彼女」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「関谷あさみ（せきや・あさみ）」センセの「ラフスケッチ」です。
※左：妹「杏里」、右：紫音
【 構成・絵柄 】
収録は３話ほどの連続話と短編群。
連続話は同一世界でのシリーズものという風情で、全て別ヒロインが登場しています。
ちょっとした仕掛けがあったので、お楽しみに。
あとがきによると、収録話のいくつかは担当されている「ＣＯＭＩＣ ＢＡＶＥＬ」の表紙イラストを漫画にしたものの様子。
ジャンルはラブコメで、雰囲気そのまま甘いものは多いのですが。
連続話はブラック気味。
ただし黒い部分は直接描かれてはいないので、読み辛さはないと思います。
２話ほどあった近親モノも同様。
そんなんが許容されてる甘々な世界でないものの、暗い部分までの描写はなく…。
ラブコメ感を堪能できる１冊です。
スッキリとした細線での作画。
白比率大きく、全体の色づきはそれなり。
描き込みはサッパリ目で、黒色はやや強さがあり。
コマ割りの変化もあって、原稿全体としては丁度良いくらいに仕上がっていました。
背景や小物も同様。
キッチリとした描写でないだけ、漫画の邪魔にはならず。
また、バランス感覚に優れ、引っ掛かるようなところもありません。
黒髪に丸い輪郭に縦長な目の可愛らしい人物絵。
ロリっとしていて、スタイルも同様に成長しかかり～というくらい。
ほぼ↓表紙の通りです。
漫画はラブコメちっくで、崩しもちらほら。
お話しそのまま、甘めになっています。
期待は裏切られないので、ご安心ください。
そんな訳で、判断には↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
【 収録話 】 ８話収録
005：「隣の家の彼女」
帰宅した「道成」は、締め出されたらしい隣人・幼馴染みの「梗子（きょうこ）」を発見。
家に招き入れたのでした。
おそらく、「道成くん」のが１、２年ほど年上。
実は漫画以前に「梗子ちゃん」に対し気まずくなる出来事があり。
どうにもすることができず、ちょっと避けていたのです。
その確認もあって、「梗子ちゃん」のが積極的。
まぁ、こーした際には女子のが強いわね。
プールへ行く途中とのことで、服の下は水着姿でした。
巻末にある描き下ろしはこちらの後日談。
２ページのショートです。
なお、↓表紙はこちらの「梗子ちゃん」なのですが。
制服姿から察するに、お願いコスプレかな。
※梗子ちゃん
025：「ボーダーライン」
よく勝手に部屋に入っている妹「杏里」
そこで何をやっているのか、兄「蓮太郎」には想像がついており。
いつか鉢合わせしそうで、注意もしたのですが…。
彼女は次のタイミングで予想外の行動を取っていたのでした。
兄妹の近親カップル。
後半折り返しが「杏里ちゃん」ですかね。
それに至るまでの描写が丁寧に描かれていて、読んでいてドキドキしますね。
何度か止まる可能性もあったのですが…どっちもじわじわ進めてしまうのでした。
事前に知識を得ていたこともあってか、「杏里ちゃん」がえっちでキュート。
オチあーんな感じですが、大丈夫。
すぐ２回戦目あると思います。
057：「ハプニング」
付き合う彼女「紫音」
デート中、不意に様子の変わった彼女から、個室内に誘われたのです。
”そういえば…俺達……どうやって知り合ったんだっけ？”
記憶曖昧な彼は、彼女のとある特徴を発見したものの。
目先のえっちに釣り上げられることとしたのでした。
こちらが裏表紙を飾る「紫音ちゃん」
とある特徴、の詳細は伏せますが、あの髪型もちょっとポイント。
飲み物の関節キスからスイッチＯＮし、そのままえっち展開に。
彼が心配するのは当然なのですが、まさに予想外なオチで幸せ。
できれば彼女の別シチュエーションが見たいなぁ。
081：「先生、」 ３話
友人らの後押しもあり、教師「渡辺」に告白し玉砕していた「萩原有希」
進学し、委員となっていた彼女は…教師「佐久間」と関係するに至っていたのでした。
普通っぽく可愛らしい恋愛話が、８ページから急に成年漫画に。
何があったのか（笑）
常識的な対応をした「渡辺くん」の前フリもあり、「佐久間」はどうにも胡散臭い。
保健室とか車内でえっちしていましたよ。
２話目はまた別の学校でのお話。
友人らと喧嘩してしまった「佐倉」
それに気付いた担任教師は、何かと気に掛けてくれていたのですが。
その自宅へ通ううち、いつしか関係してしまったのでした。
この漫画、ちょっと仕掛けがあり。
オチにて、それが判明するようになっています。
…そのため、ここで詳細描くのは避けますね。
あーした場面で、女の子は好きを理由に曖昧にしない方が絶対にいいですよ。
３話目は…ネタバレ避けるため、こちらもある程度は伏せさせていただきます。
ヒロインはさらに「新井日菜」にバトンタッチ。
１話にも登場してます。
彼女は卒業後に元担任教師と再会する流れ。
前の２話がイヤーな空気漂っているのに対し、こちらはオチの描写もあって一安心な感じ。
卒業後ですからね。（※ただ、「日菜ちゃん」は友人が好きだった相手にちょっかい出したのね…）
上書きされてしまった～とかなんとかが、リアルっぽくてエロい。
なお、後半で差し込まれていたＴＶに注目。
捕まったか。
151：「たまご」
双子の姉弟「泉」・「朝陽」のカップル。
成長した２人は、お互い見せ合うなどしていたのですが。
盛り上がりそのまま最後までシテしまうのでした。
双子の近親関係。
「泉ちゃん」は収録で唯一の眼鏡ヒロインで、真面目そうな雰囲気なのですが。
結局寸止めされてた彼女が耐えられなくなったみたい。
前折り返しが「泉ちゃん」ですね。
顔洗っているため、眼鏡オフでしたが。
（※本編ではずっと眼鏡です）
※左：新井日菜、右：泉ちゃん
173：「波際より」
親の都合で田舎の港町に引っ越してきた「結菜」
環境の変化に戸惑い、焦る彼女は彼氏「龍」との関係を進めていくこととしたのでした。
電波繋がらないような地域なので。
まぁ、気持ちは分かる。
「結菜ちゃん」は色白ですらりとしたスタイル。
地元男子で日焼けしている「龍くん」との対比もあり、垢抜けた美人さんっぽい空気感になっていました。
愚痴る彼女を何もなく見守っている彼の隣は心地良いんだろなぁ。
【 その他 】
以上、本日は「関谷あさみ」センセでした。
こちらのブログでは「おとなになるまえに」、「ＹＯＵＲ ＤＯＧ」、「僕らの境界」、そして一般系「千と万」を紹介しています。
なんだか久しぶりな感じ。
買い忘れあったりしないだろうな…。
今回は裏表紙を飾る「紫音ちゃん」に釣り上げられました。
ざくー刺さった感じよ。
センセもお気に入りなのか、中扉・あとがき絵でも登場していました。
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・お話 ：●●●●◎
・漫画 ：●●●●◎
・独創性：●●●●◎
・属性 ： ［成年］ ラブコメ、微乳、近親
・構成 ： 短編×８話（うち「先生、」×３）
・おまけ： あとがき、描き下ろし「隣の家の彼女」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「関谷あさみ（せきや・あさみ）」センセの「ラフスケッチ」です。
※左：妹「杏里」、右：紫音
【 構成・絵柄 】
収録は３話ほどの連続話と短編群。
連続話は同一世界でのシリーズものという風情で、全て別ヒロインが登場しています。
ちょっとした仕掛けがあったので、お楽しみに。
あとがきによると、収録話のいくつかは担当されている「ＣＯＭＩＣ ＢＡＶＥＬ」の表紙イラストを漫画にしたものの様子。
ジャンルはラブコメで、雰囲気そのまま甘いものは多いのですが。
連続話はブラック気味。
ただし黒い部分は直接描かれてはいないので、読み辛さはないと思います。
２話ほどあった近親モノも同様。
そんなんが許容されてる甘々な世界でないものの、暗い部分までの描写はなく…。
ラブコメ感を堪能できる１冊です。
スッキリとした細線での作画。
白比率大きく、全体の色づきはそれなり。
描き込みはサッパリ目で、黒色はやや強さがあり。
コマ割りの変化もあって、原稿全体としては丁度良いくらいに仕上がっていました。
背景や小物も同様。
キッチリとした描写でないだけ、漫画の邪魔にはならず。
また、バランス感覚に優れ、引っ掛かるようなところもありません。
黒髪に丸い輪郭に縦長な目の可愛らしい人物絵。
ロリっとしていて、スタイルも同様に成長しかかり～というくらい。
ほぼ↓表紙の通りです。
漫画はラブコメちっくで、崩しもちらほら。
お話しそのまま、甘めになっています。
期待は裏切られないので、ご安心ください。
そんな訳で、判断には↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
【 収録話 】 ８話収録
005：「隣の家の彼女」
帰宅した「道成」は、締め出されたらしい隣人・幼馴染みの「梗子（きょうこ）」を発見。
家に招き入れたのでした。
おそらく、「道成くん」のが１、２年ほど年上。
実は漫画以前に「梗子ちゃん」に対し気まずくなる出来事があり。
どうにもすることができず、ちょっと避けていたのです。
その確認もあって、「梗子ちゃん」のが積極的。
まぁ、こーした際には女子のが強いわね。
プールへ行く途中とのことで、服の下は水着姿でした。
巻末にある描き下ろしはこちらの後日談。
２ページのショートです。
なお、↓表紙はこちらの「梗子ちゃん」なのですが。
制服姿から察するに、お願いコスプレかな。
※梗子ちゃん
025：「ボーダーライン」
よく勝手に部屋に入っている妹「杏里」
そこで何をやっているのか、兄「蓮太郎」には想像がついており。
いつか鉢合わせしそうで、注意もしたのですが…。
彼女は次のタイミングで予想外の行動を取っていたのでした。
兄妹の近親カップル。
後半折り返しが「杏里ちゃん」ですかね。
それに至るまでの描写が丁寧に描かれていて、読んでいてドキドキしますね。
何度か止まる可能性もあったのですが…どっちもじわじわ進めてしまうのでした。
事前に知識を得ていたこともあってか、「杏里ちゃん」がえっちでキュート。
オチあーんな感じですが、大丈夫。
すぐ２回戦目あると思います。
057：「ハプニング」
付き合う彼女「紫音」
デート中、不意に様子の変わった彼女から、個室内に誘われたのです。
”そういえば…俺達……どうやって知り合ったんだっけ？”
記憶曖昧な彼は、彼女のとある特徴を発見したものの。
目先のえっちに釣り上げられることとしたのでした。
こちらが裏表紙を飾る「紫音ちゃん」
とある特徴、の詳細は伏せますが、あの髪型もちょっとポイント。
飲み物の関節キスからスイッチＯＮし、そのままえっち展開に。
彼が心配するのは当然なのですが、まさに予想外なオチで幸せ。
できれば彼女の別シチュエーションが見たいなぁ。
081：「先生、」 ３話
友人らの後押しもあり、教師「渡辺」に告白し玉砕していた「萩原有希」
進学し、委員となっていた彼女は…教師「佐久間」と関係するに至っていたのでした。
普通っぽく可愛らしい恋愛話が、８ページから急に成年漫画に。
何があったのか（笑）
常識的な対応をした「渡辺くん」の前フリもあり、「佐久間」はどうにも胡散臭い。
保健室とか車内でえっちしていましたよ。
２話目はまた別の学校でのお話。
友人らと喧嘩してしまった「佐倉」
それに気付いた担任教師は、何かと気に掛けてくれていたのですが。
その自宅へ通ううち、いつしか関係してしまったのでした。
この漫画、ちょっと仕掛けがあり。
オチにて、それが判明するようになっています。
…そのため、ここで詳細描くのは避けますね。
あーした場面で、女の子は好きを理由に曖昧にしない方が絶対にいいですよ。
３話目は…ネタバレ避けるため、こちらもある程度は伏せさせていただきます。
ヒロインはさらに「新井日菜」にバトンタッチ。
１話にも登場してます。
彼女は卒業後に元担任教師と再会する流れ。
前の２話がイヤーな空気漂っているのに対し、こちらはオチの描写もあって一安心な感じ。
卒業後ですからね。（※ただ、「日菜ちゃん」は友人が好きだった相手にちょっかい出したのね…）
上書きされてしまった～とかなんとかが、リアルっぽくてエロい。
なお、後半で差し込まれていたＴＶに注目。
捕まったか。
151：「たまご」
双子の姉弟「泉」・「朝陽」のカップル。
成長した２人は、お互い見せ合うなどしていたのですが。
盛り上がりそのまま最後までシテしまうのでした。
双子の近親関係。
「泉ちゃん」は収録で唯一の眼鏡ヒロインで、真面目そうな雰囲気なのですが。
結局寸止めされてた彼女が耐えられなくなったみたい。
前折り返しが「泉ちゃん」ですね。
顔洗っているため、眼鏡オフでしたが。
（※本編ではずっと眼鏡です）
※左：新井日菜、右：泉ちゃん
173：「波際より」
親の都合で田舎の港町に引っ越してきた「結菜」
環境の変化に戸惑い、焦る彼女は彼氏「龍」との関係を進めていくこととしたのでした。
電波繋がらないような地域なので。
まぁ、気持ちは分かる。
「結菜ちゃん」は色白ですらりとしたスタイル。
地元男子で日焼けしている「龍くん」との対比もあり、垢抜けた美人さんっぽい空気感になっていました。
愚痴る彼女を何もなく見守っている彼の隣は心地良いんだろなぁ。
【 その他 】
以上、本日は「関谷あさみ」センセでした。
こちらのブログでは「おとなになるまえに」、「ＹＯＵＲ ＤＯＧ」、「僕らの境界」、そして一般系「千と万」を紹介しています。
なんだか久しぶりな感じ。
買い忘れあったりしないだろうな…。
今回は裏表紙を飾る「紫音ちゃん」に釣り上げられました。
ざくー刺さった感じよ。
センセもお気に入りなのか、中扉・あとがき絵でも登場していました。
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■どこかの部屋で （西安）
★まんがデーター ［１９．０／２０．０］
・絵柄 ：●●●●●
・お話 ：●●●●○
・漫画 ：●●●●●
・独創性：●●●●●
・属性 ： ［成年］ 援交、近親、制服
・構成 ： １１話収録
（うち「正直者のクズが好き」×２、「まましか」×４）
・おまけ： あとがき、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西安（にしいおり）」センセの「どこかの部屋で」です。
※結・マリア・由利
【 構成・絵柄 】
収録は連続モノが２つと短編という構成。
連続話はどちらも長い短編、みたいな印象でした。
こちらの単行本は、いわゆる学生のティーン世代と、卒業後のアダルトな女性陣が登場しており。
ジャンルとしても、ざっくり援交モノ・近親モノという２パターンになってます。
結構、両極端なので、得意でないのがある場合は要検討。
そのほか、短編のジャンル、シチュエーションなどはそこそこ癖があったので…。
店頭ならばカバー・紹介帯。
事前であれば「ワニマガジン社」さんのＨＰにて確認するのが良いでしょう。
エロくて良いお話群なので、あちこち問題なければ手を出して大丈夫。
楽しめると思います。
しっかりとした丁寧な線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、黒色も強め。
描き込みは過不足なく、ちょうど良いくらい。
コマ割りは変化大きく、はみ出し頻繁。
擬音から小吹き出し、テキストなどが多く、画面は賑やか。
色彩もあって、原稿はコテコテとした味わいです。
表情は大きく、表現は派手目。
いい感じに仕上がっていました。
人物絵はぱっちり目としっかりした鼻、大き目な口が特徴。
アダルト女性はぽってりとした唇ですね。
基本的にはカラーと変化はなく、そのまま判断で問題ありません。
紹介帯のカット絵も参考に良いでしょう。
【 収録話 】 １１話収録
001：「正直者のクズが好き プロローグ」
009：「正直者のクズが好き」
ショートカットな援交女子「ミリ」ちゃんのお話。
彼女、というかこのエピソードは…間違いなく３ページ目の台詞に尽きるでしょう。
普段はほとんど笑顔なので、あちらのインパクトが凄い。
あの部分だけで、他の漫画らとは一段レベルが上がったかな、って思いました。
本編では上だけ制服を着せてのプレイ。
読み手の好みはどっちかなー。
可愛らしい、イイ娘でした。
※左：ミリちゃん、右：「斉藤さん」（姉）
029：「援交期」
ウチの学校には９人の女生徒を買う教師と、１５人の身体を売る女子がいる。
そんなトンデモ学校を舞台としたお話。
こちらのメインヒロイン「斉藤」さん（姉）が↓表紙の女の子です。
とすると…今回のひでるさんは彼女に釣り上げられたんですね…。
（※なお、妹さんが中扉を飾っています）
雰囲気そのまま優等生で、かつエロいという。
しかも、ツインテールな妹「麻矢」との複数プレイでした。
彼女のがドえろく、お姉ちゃんいいなぁ、って思っていましたが…。
１コマ出演あった２人の母親が実に良い感じでしたよ。
045：「たいひでえられるじっかん」
昔から思っていた「本田奈々」と付き合う事ができ、えっちまでした「亮」
ふと気になって彼女の後を追ったところ…驚くべき場面に遭遇してしまったのでした。
ネトラレ要素もあるお話。
なのですが…それがため、新たな性癖に気付く（気付かされる）というもの。
収録の連続話（後半の方ね）もそうなのですが、非常に癖の強いエピソード。
お話は結構面白いんですがね。
特にオチが良いですね、現実にもありそうで。
主人公がほぼ傍観者というのが、最大のポイントです。
061：「肉食系肉屋」
肉弾系コスプレイヤー姉妹、とのコスプレえっち話。
ファンタジーもの、でしょうか。
ただ、いわゆるビキニアーマーですらなく、露出過多な恰好で。
ギリギリ肝心なところが隠れている、くらいなもの。
コスプレ話なのですが、メインは撮影後。
共に撮影していた男子に２人して仕掛けておりました。
（※カメラマンは用事があって即帰っています）
Ｗヒロインのむちむちしたスタイルを堪能できます。
077：「社長秘書セクハラ事案」
収録の５話はアダルト系なのですが。
こちらは短編で、タイトル通りにＯＬ話になってます。
頭良さそうで色気たっぷりの眼鏡女子。
これが実に良いキャラクター。
期待できるぞ、ってわくわくしていたのですが…。
とある理由がため、開始時点で既に社長の所有物となってしまっているんですね。
それが残念。
切っ掛け描かれてるページみたいな、ちょっかい出すようなくだりをもっと見たかったー。
また、黒パンストはいいんですけれど、ノーパンなんも個人的には残念ポイント。
それはソレの良さはあるんですがねぇ。
093：「まましか」 前中後編
151：「まましか エクストラ」
もともとカリスマモデルで、トップ３と言われていた３名。
今でもモデル業も続けているのですが、ママタレとしても活躍していたのです。
皆男子の子がおり、成長した彼らはアイドルになったのですが…というもの。
ぱっと見で誰が誰か分かる方が面白いので、キャラ表をつくりました。
左が母親、右が息子、米印は見分け方です。
藤原マリア－留伊（るい） ※どちらもタレ目が特徴。母親は巨乳。
山本結－タクヤ ※スタンダードな容姿。タクヤは冒頭で「タクマ」になってた。
蟹江由利－大木レン ※母は眼鏡で細身、息子は天パ。
母子ともに芸能人でマスコミほか他人の目があり。
同じマンションに住んでいた彼らは、あちこちで関係をしているのでした。
うん、これは実にベストな方法（たぶん）
家族会議での「由利さん」が楽しい。
前編でちらと前フリがありますが…察しの良い方は、こののちどう展開していくのか、想像できると思います。
中盤は６名が勢ぞろいしての、パーティー話。
母３名やたらノリ良いですが、タレントですからあんなもんか。
基本的にカップル分けはできていて（関係自体はあるようでしたが）、見ていて普通はそうくっついているのですが…。
この時、全員同じ部屋にいた、というのがポイントとなり、後編のクライマックスに。
なお、続く「まましか エクストラ」ですが。
後編がまた結構いい所で終わってしまうため、その補完エピソードですね。
これがあって良かった、という方も多いかと思います。
…たぶん。
※左：秘書さん、右：サダ子
171：「サダ子狂夜譚」
史上最年少で文学賞を受賞したことで…。
陰キャだった主人公はすっかり女性に困らなくなったのですが。
その中に、同じ文学部の無口で不気味な娘、通常「サダ子」がいたのでした。
「ブスではないが」
そう言ってましたが、確かに可愛い娘さん。
髪の毛がやたらに長く、ほぼ片目隠れているのが特徴的。
おっかけ女の中でも最下層…とか、失礼なことを言ってますね。
非常に良い子で、中盤の展開では非常に有難いのですが…。
ちょっと怖いね。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「西安」センセでした。
こちらのブログでは「ＬＯＶＥ ＤＯＬＬ」、「自慰支援委員会」、「すくすくアイドル Sukusuku IDOL」、「不純異性」、「ペンギン王国～学園初等部先生係のおしごと～」…などを紹介していました。
前述もしましたが、今回は↓表紙でしょう。
あれはいいですよねー。
ロングな黒髪と黒セーラー服、タイトル文字なども最高。
ただ、裏表紙はちゃんと「結さん」で、またガラリと雰囲気変わる所がポイントでしょう。
紹介帯も含めて分かり易く、読者に優しいつくりでした。
どこかの部屋で (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2021/6/15 [アダルト] 西安 (著)
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・お話 ：●●●●○
・漫画 ：●●●●●
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・属性 ： ［成年］ 援交、近親、制服
・構成 ： １１話収録
（うち「正直者のクズが好き」×２、「まましか」×４）
・おまけ： あとがき、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西安（にしいおり）」センセの「どこかの部屋で」です。
※結・マリア・由利
【 構成・絵柄 】
収録は連続モノが２つと短編という構成。
連続話はどちらも長い短編、みたいな印象でした。
こちらの単行本は、いわゆる学生のティーン世代と、卒業後のアダルトな女性陣が登場しており。
ジャンルとしても、ざっくり援交モノ・近親モノという２パターンになってます。
結構、両極端なので、得意でないのがある場合は要検討。
そのほか、短編のジャンル、シチュエーションなどはそこそこ癖があったので…。
店頭ならばカバー・紹介帯。
事前であれば「ワニマガジン社」さんのＨＰにて確認するのが良いでしょう。
エロくて良いお話群なので、あちこち問題なければ手を出して大丈夫。
楽しめると思います。
しっかりとした丁寧な線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、黒色も強め。
描き込みは過不足なく、ちょうど良いくらい。
コマ割りは変化大きく、はみ出し頻繁。
擬音から小吹き出し、テキストなどが多く、画面は賑やか。
色彩もあって、原稿はコテコテとした味わいです。
表情は大きく、表現は派手目。
いい感じに仕上がっていました。
人物絵はぱっちり目としっかりした鼻、大き目な口が特徴。
アダルト女性はぽってりとした唇ですね。
基本的にはカラーと変化はなく、そのまま判断で問題ありません。
紹介帯のカット絵も参考に良いでしょう。
【 収録話 】 １１話収録
001：「正直者のクズが好き プロローグ」
009：「正直者のクズが好き」
ショートカットな援交女子「ミリ」ちゃんのお話。
彼女、というかこのエピソードは…間違いなく３ページ目の台詞に尽きるでしょう。
普段はほとんど笑顔なので、あちらのインパクトが凄い。
あの部分だけで、他の漫画らとは一段レベルが上がったかな、って思いました。
本編では上だけ制服を着せてのプレイ。
読み手の好みはどっちかなー。
可愛らしい、イイ娘でした。
※左：ミリちゃん、右：「斉藤さん」（姉）
029：「援交期」
ウチの学校には９人の女生徒を買う教師と、１５人の身体を売る女子がいる。
そんなトンデモ学校を舞台としたお話。
こちらのメインヒロイン「斉藤」さん（姉）が↓表紙の女の子です。
とすると…今回のひでるさんは彼女に釣り上げられたんですね…。
（※なお、妹さんが中扉を飾っています）
雰囲気そのまま優等生で、かつエロいという。
しかも、ツインテールな妹「麻矢」との複数プレイでした。
彼女のがドえろく、お姉ちゃんいいなぁ、って思っていましたが…。
１コマ出演あった２人の母親が実に良い感じでしたよ。
045：「たいひでえられるじっかん」
昔から思っていた「本田奈々」と付き合う事ができ、えっちまでした「亮」
ふと気になって彼女の後を追ったところ…驚くべき場面に遭遇してしまったのでした。
ネトラレ要素もあるお話。
なのですが…それがため、新たな性癖に気付く（気付かされる）というもの。
収録の連続話（後半の方ね）もそうなのですが、非常に癖の強いエピソード。
お話は結構面白いんですがね。
特にオチが良いですね、現実にもありそうで。
主人公がほぼ傍観者というのが、最大のポイントです。
061：「肉食系肉屋」
肉弾系コスプレイヤー姉妹、とのコスプレえっち話。
ファンタジーもの、でしょうか。
ただ、いわゆるビキニアーマーですらなく、露出過多な恰好で。
ギリギリ肝心なところが隠れている、くらいなもの。
コスプレ話なのですが、メインは撮影後。
共に撮影していた男子に２人して仕掛けておりました。
（※カメラマンは用事があって即帰っています）
Ｗヒロインのむちむちしたスタイルを堪能できます。
077：「社長秘書セクハラ事案」
収録の５話はアダルト系なのですが。
こちらは短編で、タイトル通りにＯＬ話になってます。
頭良さそうで色気たっぷりの眼鏡女子。
これが実に良いキャラクター。
期待できるぞ、ってわくわくしていたのですが…。
とある理由がため、開始時点で既に社長の所有物となってしまっているんですね。
それが残念。
切っ掛け描かれてるページみたいな、ちょっかい出すようなくだりをもっと見たかったー。
また、黒パンストはいいんですけれど、ノーパンなんも個人的には残念ポイント。
それはソレの良さはあるんですがねぇ。
093：「まましか」 前中後編
151：「まましか エクストラ」
もともとカリスマモデルで、トップ３と言われていた３名。
今でもモデル業も続けているのですが、ママタレとしても活躍していたのです。
皆男子の子がおり、成長した彼らはアイドルになったのですが…というもの。
ぱっと見で誰が誰か分かる方が面白いので、キャラ表をつくりました。
左が母親、右が息子、米印は見分け方です。
藤原マリア－留伊（るい） ※どちらもタレ目が特徴。母親は巨乳。
山本結－タクヤ ※スタンダードな容姿。タクヤは冒頭で「タクマ」になってた。
蟹江由利－大木レン ※母は眼鏡で細身、息子は天パ。
母子ともに芸能人でマスコミほか他人の目があり。
同じマンションに住んでいた彼らは、あちこちで関係をしているのでした。
うん、これは実にベストな方法（たぶん）
家族会議での「由利さん」が楽しい。
前編でちらと前フリがありますが…察しの良い方は、こののちどう展開していくのか、想像できると思います。
中盤は６名が勢ぞろいしての、パーティー話。
母３名やたらノリ良いですが、タレントですからあんなもんか。
基本的にカップル分けはできていて（関係自体はあるようでしたが）、見ていて普通はそうくっついているのですが…。
この時、全員同じ部屋にいた、というのがポイントとなり、後編のクライマックスに。
なお、続く「まましか エクストラ」ですが。
後編がまた結構いい所で終わってしまうため、その補完エピソードですね。
これがあって良かった、という方も多いかと思います。
…たぶん。
※左：秘書さん、右：サダ子
171：「サダ子狂夜譚」
史上最年少で文学賞を受賞したことで…。
陰キャだった主人公はすっかり女性に困らなくなったのですが。
その中に、同じ文学部の無口で不気味な娘、通常「サダ子」がいたのでした。
「ブスではないが」
そう言ってましたが、確かに可愛い娘さん。
髪の毛がやたらに長く、ほぼ片目隠れているのが特徴的。
おっかけ女の中でも最下層…とか、失礼なことを言ってますね。
非常に良い子で、中盤の展開では非常に有難いのですが…。
ちょっと怖いね。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「西安」センセでした。
こちらのブログでは「ＬＯＶＥ ＤＯＬＬ」、「自慰支援委員会」、「すくすくアイドル Sukusuku IDOL」、「不純異性」、「ペンギン王国～学園初等部先生係のおしごと～」…などを紹介していました。
前述もしましたが、今回は↓表紙でしょう。
あれはいいですよねー。
ロングな黒髪と黒セーラー服、タイトル文字なども最高。
ただ、裏表紙はちゃんと「結さん」で、またガラリと雰囲気変わる所がポイントでしょう。
紹介帯も含めて分かり易く、読者に優しいつくりでした。
どこかの部屋で (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2021/6/15 [アダルト] 西安 (著)
※現在アマゾン登録なし。
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■深窓の華娵 （箕山）
★まんがデーター ［１５．５／２０．０］
・絵柄 ：●●●●◎
・お話 ：●●●◎○
・漫画 ：●●●●○
・独創性：●●●◎○
・属性 ： ［成年］ 恋愛話、年上、ラブコメ
・構成 ： 初単行本、９話収録
（うち「深窓の華娵」×２、「ほのかなシリーズ」×２）
・おまけ： あとがき、ゲストページ、合間にヒロイン紹介、
描き下ろし「深窓の華娵 ～Ａｆｔｅｒ Ｓｔｏｒｙ～」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「箕山（みやま）」センセの「深窓の華娵」です。
※左：神之宮玲奈、右：結衣
【 構成・絵柄 】
収録は２つの連続話と短編です。
描き下ろしで後日談がありました。
ジャンルはラブコメ…というほど軽々しくはなく、コメディー要素もほぼなく。
感覚としては、恋愛話ですかね。
これは作画の雰囲気も要因として大きいです。
ヒロインの内訳は、年下２名、同級生１名、年上４名…と、比率として年上が多く。
（※ちなみに連続話はどちらも年下だったので、話数での比率としては年上と同じになります）
なお、お話のブラック感は薄く（ゼロではないです）、プレイなどにもぶっとんだものはなく。
女性陣のが非常に積極的で、男性らは比較的に理性的でした。
全然悪くはなかったものの、もうひとポイントあっても良かったかなぁ。
ちょっと強めな線での作画。
全体の色づきはそこそこで、白比率はそれなりにあります。
描き込みはおおむね丁度良いくらい。
コマ割りは細かく、変化多め。
はみ出し・ぶち抜き・重なりなども多く、賑やか目の原稿なのですが。
あちこちのバランスに優れ、コテコテした色彩ではなく。
見易く仕上がっていました。
おそらく、多くの人が引っ掛けられただろう↓表紙ですが。
白黒の人物絵はそのままリアルさのある綺麗なもの。
適度に漫画っぽさもあり、美人かつ可愛らしく描かれています。
並べると全然違うのですが、なんとなく「八月薫」センセを思い出しました。
背景や小物などもそうした人物に合うくらいのクオリティ。
おおむねカバー絵の雰囲気がお好きなら、問題ないでしょう。
【 収録話 】 ９話収録
005：「深窓の華娵」
041：「深窓の華娵 ～Ａｆｔｅｒ Ｓｔｏｒｙ～」 描き下ろし
駅でうずくまっていた「神之宮玲奈（こうのみや・れいな）」を助けた「柾臣」
彼女は某大手商社の御令嬢であり。
縁談話で父親と揉めて、家出をしてきたとのことで～。
「柾臣」は「玲奈」を部屋に住まわせることとしたのでした。
現実に…年頃の彼女を男１人の部屋に同居させるってーのは…いかに当人が自らを律したとしても、周囲はそう考えないわね。
彼はいい社会人だし、ちょっと漫画ちっくな話かなー。
かと言って彼女を放置も出来ないか。
男子としては、ぜひあーしたい所でしょうけれど、どうするんだろうな。
なかなか難しい。
なお、大きなスーツケースを持っていたので、ある程度の服・日用品は持ってきているようでした。
屋敷での彼女もちらと描かれており…。
「玲奈ちゃん」の言動も納得です。
描き下ろし「深窓の華娵 ～Ａｆｔｅｒ Ｓｔｏｒｙ～」は１０ページ。
故あってお風呂えっちでした。
なお、こちらの「玲奈ちゃん」はもともと↓表紙を飾るべくして作られたキャラだそうです。
なるほど、その作戦は成功ですね。
（※ちなみに、紹介帯もあって気付き辛いのですが、ちゃんとおっぱい見えてたりしている）
※すみれ
053：「ＡＮＥＭＯＥ」
一カ月前に、大きな事故に遭っていた「すみれ」
幸いなことに無事で、大きな後遺症もなかったのですが…。
記憶が混乱しているようで、見舞いに来ていた「大地」を彼女をかばって亡くなっていた恋人「大空（そら）」と誤解していたのでした。
なかなかに複雑・シリアスな設定。
ヒロイン「すみれさん」は結構な美人さんで、後の設定解説では３人幼馴染みの関係。
無論、「大地くん」は彼女に好意を寄せていて…。
またね、おそらく「すみれさん」も彼を好きであったのだと思われます。
年下なだけ、「大空くん」よりちょっと見方が変わるのでしょうけど。
実際では、なかなか難しい関係なのですが、巧い事いって良かった。
087：「特別になる日」
「藤條颯士」の姉「絢乃」は通う学校の教師。
実際は実姉ではなく、遠縁のお姉ちゃんであり。
両親を亡くしていた彼を受け入れてくれていたのでした。
結構な年齢差もあるようで。
まぁね、これが現実であれば、難しい関係になるかなー。
教師と生徒でもあるのだし。
だから「好きな子」の話題でもあーなっているのだと思います。
彼は頑張ったなぁ。
ここで意外だったのは、それを受けた「絢乃さん」の言動。
あるいは…無意識なまま”好き”が溢れだしていて、あちこちで「颯士くん」をドキドキさせていたのかも。
（※直前のおまじない、もそんな感じですよね）
この後学校では大変なことになりそうだ。
121：「Ａｗａｒｅ ｏｆ ｔｈｅ ｆｅｅｌｉｎｇ」
ずっと好意を寄せていた「翔梧」に告白できないままでいた「結衣」
バレンタインでもやはり言い出せず…。
それから１年かけ、自分磨きをしたため今年こそは…と彼に声をかけたのでした。
「大事な話がある～」
そう切り出したものの、勉強教わったりしていました。
わはは。
ただ、近い距離で２人きり（※彼の部屋です）と、神様は「結衣ちゃん」に味方しており。
もう、あと一息ですわね。
切っ掛けとなるのは「翔梧くん」なのですが…。
あれはヤル気満々、という意味ですよ、「結衣ちゃん」
個人的には過去の黒ボブのが好みです。
145：「ほのかな安らぎ」
165：「ほのかな妬きもち」
明日は久々に「和花（ほのか）」とデートであった「慧」
しかし、なぜか前日の夜に彼女はやって来たのでした。
「待ちきれなくて、来ちゃいました」
…だって。
あんな娘にそう言われたら…その夜は大変なことになりそうですね（笑）
「慧くん」はビジネスマンで、仕事はそれなりにハードそうだったので。
あー、明日のため、しっかり休んでおきたいかなー。
ただし、「和花ちゃん」はそんな気持ちを知っているのか、はたまた天然なのか、お風呂に水着姿で入ってきていました。
休めないわね（笑）
こんな流れでの、オチの一言に注目。
続く２話目「ほのかな妬きもち」では、前半に別ヒロインのゲスト出演があるのですが。
しっかり、お話でのポイントになってます。
タイトルそのまま、彼女の可愛らしいヤキモチが描かれているんですが。
そうか、前話のああした積極性も、彼女の性格がそうさせていたのかも。
大丈夫よ、そんな心配せんでもね。
デートということで、「和花ちゃん」は実に可愛らしい服装していました。
個人的には、下着のデザインがあっさり気味だったのが意外。
もっと可愛らしいののイメージでした。
189：「僕の幼馴染」
田舎を出ていた幼馴染み「千紘」が５年振りに帰郷。
「洸太」のイメージではお兄ちゃんのようで格好良い印象でしたが…。
再会した彼女は、すっかり綺麗な女性となっていたのでした。
ノスタルジーな風景が優しい、成年漫画での定番の１つである田舎へ帰郷えっち。
向かった先が近所の河原で、こりゃー野外プレイか、と考えましたが。
ゲリラ豪雨がため、納屋内えっちでした。
ただ、まぁ…普通に服を脱ぎやすいシチュエーションとなっていて、流れはごく自然なものとなっています。
いざとなった際の、「千紘さん」に注目。
モテそうなのになぁ。
オチがまたえらくキュートでした。
※左：和花、右：涼川渚織
215：「戀の病」
街外れにある、こぢんまりとした喫茶店。
「真優（まひろ）」はそちらで働く先輩「涼川渚織（すずかわ・なお）」に想いを寄せていました。
ある日、職場で倒れた彼女のため、お見舞いに彼女の部屋へ行くこととなり～というもの。
前述していますが、こちらのヒロイン「渚織さん」は、先の「ほのかな妬きもち」にゲスト出演してました。
原稿はこっちのが先っぽいですね。
こちらの漫画は、冒頭の凛々しい仕事着姿から、出迎えた彼女の可愛らしい寝間着に変化するのが最大のポイント。
あれは…「真優くん」たまらんでしょう。
そのまま部屋に上げてもらえるんですが…まあね。
あの状態・服装の彼女が、職場同僚の異性を部屋に招くという時点で。
好きに決まってるわな。
ほぼ治ってたっぽいこともあってか、彼女からアプローチしてくれていました。
彼女のが年上なようなので、この展開も実に有難い（笑）。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「箕山」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます！
タイトル「深窓の華娵」ですが…何やら難しげな漢字がため、脳が自動的に読むことを拒否（笑）していましたが…。
ちゃんとカタカナで読みありました。
「しんそうのはなよめ」ですね。
嫁の漢字違い？が「娵」っぽいのですが。
ざっくり検索してみたものの、イマイチよく分からんでした。
ちなみに、深窓は「屋敷内の奥の建物のへや」ですね。
（※google検索）
深窓の華娵 (GOT COMICS) コミック, 2021/5/25 [アダルト] 箕山 (著)
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・絵柄 ：●●●●◎
・お話 ：●●●◎○
・漫画 ：●●●●○
・独創性：●●●◎○
・属性 ： ［成年］ 恋愛話、年上、ラブコメ
・構成 ： 初単行本、９話収録
（うち「深窓の華娵」×２、「ほのかなシリーズ」×２）
・おまけ： あとがき、ゲストページ、合間にヒロイン紹介、
描き下ろし「深窓の華娵 ～Ａｆｔｅｒ Ｓｔｏｒｙ～」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「箕山（みやま）」センセの「深窓の華娵」です。
※左：神之宮玲奈、右：結衣
【 構成・絵柄 】
収録は２つの連続話と短編です。
描き下ろしで後日談がありました。
ジャンルはラブコメ…というほど軽々しくはなく、コメディー要素もほぼなく。
感覚としては、恋愛話ですかね。
これは作画の雰囲気も要因として大きいです。
ヒロインの内訳は、年下２名、同級生１名、年上４名…と、比率として年上が多く。
（※ちなみに連続話はどちらも年下だったので、話数での比率としては年上と同じになります）
なお、お話のブラック感は薄く（ゼロではないです）、プレイなどにもぶっとんだものはなく。
女性陣のが非常に積極的で、男性らは比較的に理性的でした。
全然悪くはなかったものの、もうひとポイントあっても良かったかなぁ。
ちょっと強めな線での作画。
全体の色づきはそこそこで、白比率はそれなりにあります。
描き込みはおおむね丁度良いくらい。
コマ割りは細かく、変化多め。
はみ出し・ぶち抜き・重なりなども多く、賑やか目の原稿なのですが。
あちこちのバランスに優れ、コテコテした色彩ではなく。
見易く仕上がっていました。
おそらく、多くの人が引っ掛けられただろう↓表紙ですが。
白黒の人物絵はそのままリアルさのある綺麗なもの。
適度に漫画っぽさもあり、美人かつ可愛らしく描かれています。
並べると全然違うのですが、なんとなく「八月薫」センセを思い出しました。
背景や小物などもそうした人物に合うくらいのクオリティ。
おおむねカバー絵の雰囲気がお好きなら、問題ないでしょう。
【 収録話 】 ９話収録
005：「深窓の華娵」
041：「深窓の華娵 ～Ａｆｔｅｒ Ｓｔｏｒｙ～」 描き下ろし
駅でうずくまっていた「神之宮玲奈（こうのみや・れいな）」を助けた「柾臣」
彼女は某大手商社の御令嬢であり。
縁談話で父親と揉めて、家出をしてきたとのことで～。
「柾臣」は「玲奈」を部屋に住まわせることとしたのでした。
現実に…年頃の彼女を男１人の部屋に同居させるってーのは…いかに当人が自らを律したとしても、周囲はそう考えないわね。
彼はいい社会人だし、ちょっと漫画ちっくな話かなー。
かと言って彼女を放置も出来ないか。
男子としては、ぜひあーしたい所でしょうけれど、どうするんだろうな。
なかなか難しい。
なお、大きなスーツケースを持っていたので、ある程度の服・日用品は持ってきているようでした。
屋敷での彼女もちらと描かれており…。
「玲奈ちゃん」の言動も納得です。
描き下ろし「深窓の華娵 ～Ａｆｔｅｒ Ｓｔｏｒｙ～」は１０ページ。
故あってお風呂えっちでした。
なお、こちらの「玲奈ちゃん」はもともと↓表紙を飾るべくして作られたキャラだそうです。
なるほど、その作戦は成功ですね。
（※ちなみに、紹介帯もあって気付き辛いのですが、ちゃんとおっぱい見えてたりしている）
※すみれ
053：「ＡＮＥＭＯＥ」
一カ月前に、大きな事故に遭っていた「すみれ」
幸いなことに無事で、大きな後遺症もなかったのですが…。
記憶が混乱しているようで、見舞いに来ていた「大地」を彼女をかばって亡くなっていた恋人「大空（そら）」と誤解していたのでした。
なかなかに複雑・シリアスな設定。
ヒロイン「すみれさん」は結構な美人さんで、後の設定解説では３人幼馴染みの関係。
無論、「大地くん」は彼女に好意を寄せていて…。
またね、おそらく「すみれさん」も彼を好きであったのだと思われます。
年下なだけ、「大空くん」よりちょっと見方が変わるのでしょうけど。
実際では、なかなか難しい関係なのですが、巧い事いって良かった。
087：「特別になる日」
「藤條颯士」の姉「絢乃」は通う学校の教師。
実際は実姉ではなく、遠縁のお姉ちゃんであり。
両親を亡くしていた彼を受け入れてくれていたのでした。
結構な年齢差もあるようで。
まぁね、これが現実であれば、難しい関係になるかなー。
教師と生徒でもあるのだし。
だから「好きな子」の話題でもあーなっているのだと思います。
彼は頑張ったなぁ。
ここで意外だったのは、それを受けた「絢乃さん」の言動。
あるいは…無意識なまま”好き”が溢れだしていて、あちこちで「颯士くん」をドキドキさせていたのかも。
（※直前のおまじない、もそんな感じですよね）
この後学校では大変なことになりそうだ。
121：「Ａｗａｒｅ ｏｆ ｔｈｅ ｆｅｅｌｉｎｇ」
ずっと好意を寄せていた「翔梧」に告白できないままでいた「結衣」
バレンタインでもやはり言い出せず…。
それから１年かけ、自分磨きをしたため今年こそは…と彼に声をかけたのでした。
「大事な話がある～」
そう切り出したものの、勉強教わったりしていました。
わはは。
ただ、近い距離で２人きり（※彼の部屋です）と、神様は「結衣ちゃん」に味方しており。
もう、あと一息ですわね。
切っ掛けとなるのは「翔梧くん」なのですが…。
あれはヤル気満々、という意味ですよ、「結衣ちゃん」
個人的には過去の黒ボブのが好みです。
145：「ほのかな安らぎ」
165：「ほのかな妬きもち」
明日は久々に「和花（ほのか）」とデートであった「慧」
しかし、なぜか前日の夜に彼女はやって来たのでした。
「待ちきれなくて、来ちゃいました」
…だって。
あんな娘にそう言われたら…その夜は大変なことになりそうですね（笑）
「慧くん」はビジネスマンで、仕事はそれなりにハードそうだったので。
あー、明日のため、しっかり休んでおきたいかなー。
ただし、「和花ちゃん」はそんな気持ちを知っているのか、はたまた天然なのか、お風呂に水着姿で入ってきていました。
休めないわね（笑）
こんな流れでの、オチの一言に注目。
続く２話目「ほのかな妬きもち」では、前半に別ヒロインのゲスト出演があるのですが。
しっかり、お話でのポイントになってます。
タイトルそのまま、彼女の可愛らしいヤキモチが描かれているんですが。
そうか、前話のああした積極性も、彼女の性格がそうさせていたのかも。
大丈夫よ、そんな心配せんでもね。
デートということで、「和花ちゃん」は実に可愛らしい服装していました。
個人的には、下着のデザインがあっさり気味だったのが意外。
もっと可愛らしいののイメージでした。
189：「僕の幼馴染」
田舎を出ていた幼馴染み「千紘」が５年振りに帰郷。
「洸太」のイメージではお兄ちゃんのようで格好良い印象でしたが…。
再会した彼女は、すっかり綺麗な女性となっていたのでした。
ノスタルジーな風景が優しい、成年漫画での定番の１つである田舎へ帰郷えっち。
向かった先が近所の河原で、こりゃー野外プレイか、と考えましたが。
ゲリラ豪雨がため、納屋内えっちでした。
ただ、まぁ…普通に服を脱ぎやすいシチュエーションとなっていて、流れはごく自然なものとなっています。
いざとなった際の、「千紘さん」に注目。
モテそうなのになぁ。
オチがまたえらくキュートでした。
※左：和花、右：涼川渚織
215：「戀の病」
街外れにある、こぢんまりとした喫茶店。
「真優（まひろ）」はそちらで働く先輩「涼川渚織（すずかわ・なお）」に想いを寄せていました。
ある日、職場で倒れた彼女のため、お見舞いに彼女の部屋へ行くこととなり～というもの。
前述していますが、こちらのヒロイン「渚織さん」は、先の「ほのかな妬きもち」にゲスト出演してました。
原稿はこっちのが先っぽいですね。
こちらの漫画は、冒頭の凛々しい仕事着姿から、出迎えた彼女の可愛らしい寝間着に変化するのが最大のポイント。
あれは…「真優くん」たまらんでしょう。
そのまま部屋に上げてもらえるんですが…まあね。
あの状態・服装の彼女が、職場同僚の異性を部屋に招くという時点で。
好きに決まってるわな。
ほぼ治ってたっぽいこともあってか、彼女からアプローチしてくれていました。
彼女のが年上なようなので、この展開も実に有難い（笑）。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「箕山」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます！
タイトル「深窓の華娵」ですが…何やら難しげな漢字がため、脳が自動的に読むことを拒否（笑）していましたが…。
ちゃんとカタカナで読みありました。
「しんそうのはなよめ」ですね。
嫁の漢字違い？が「娵」っぽいのですが。
ざっくり検索してみたものの、イマイチよく分からんでした。
ちなみに、深窓は「屋敷内の奥の建物のへや」ですね。
（※google検索）
深窓の華娵 (GOT COMICS) コミック, 2021/5/25 [アダルト] 箕山 (著)
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■僕らのデイジー （だいじ）
★まんがデーター ［１６．０／２０．０］
・絵柄 ：●●●●○
・お話 ：●●●●◎
・漫画 ：●●●◎○
・独創性：●●●●○
・属性 ： ［成年］ コメディー、ラブコメ、ボブカット
・構成 ： 初単行本、８話収録
（うち「Ｔｈｉｎｋｅｒｓ」×２、「幽霊に遭遇～」×２）
・おまけ： あとがき、描き下ろし「仲良くやってます」、
合間にラフ絵（ヒロイン）・ネタ絵、カバー裏にラフ絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「だいじ」センセの「僕らのデイジー」です。
※山田華
【 構成・絵柄 】
収録は８話ほど。
描き下ろしが１話あり、それが収録話の後日談となっていて。
そちらを含めて連続話が２つ、ほか短編となっていました。
ジャンルは紹介帯にも示されていたそのまま、コメディー色の強いもの。
ちょっとシリアスっぽい描写もありましたが、たいていはオモシロ可笑しく描かれています。
収録話のうち、冒頭話は”掲載時に大反響を呼んだ～”とのことで、単行本で代表的な作品。
そちらほか全て読み易く、幅広く楽しめるだろう仕上がりでした。
ボブカットくらいなヒロインが多めだったので、そんな髪型好みな方も良いでしょう。
すっきりとした細線での作画。
デジタルな色彩ですが黒色は強め。
描き込みは過不足ないくらいだと思います。
枠間はだいたい確保されていて、そこそこ変化・はみ出しがありました。
乱れなく原稿は見易く綺麗に仕上がってます。
ジャンルもあり、漫画は派手目な表現。
ちらほらバランスが気になる所があります。
表情なども表現と同様で、多少の癖があり。
そのあたりが、ちょっと人を選ぶかな…、という印象でした。
人物画は広い輪郭に小さめの鼻・口の漫画っぽい可愛らしさ。
髪の毛がぼっさり大きく、スタイルは細め。
カラーはまたその良さあるものの、だいたい白黒絵と変化はないので。
判断については、カバーイラストで良いと思います。
コメディー描写のある紹介帯も判断に最適です。
【 収録話 】 ８話収録
005：「Ｔｈｉｎｋｅｒｓ」
029：「Ｒｅｌｙｅｒｓ」
急な雨がため、山小屋で雨宿りをすることとした「赤木叶子（あかぎ・かなこ）」と「瑠惟（るい）」の２人。
エロ漫画でよくある展開だ！
お互いにそう意識した２人は、どうにかエロい展開になるよう誘導していくのですが…というもの。
そろそろ次のステージに…、というカップルが経験するだろうお話。
事の大小はあるかと思いますがね。
前半で全裸になっていく「叶子ちゃん」が偉い。
下着はどうにか残したくなる所ですよね。
（ある意味そんなんでもいいですが）
引っ付いた後、彼の思考を正確に読み取っている様もいいですね。
まぁ、たいてい野郎の浅はかな思考なんて、モロバレしているでしょう。
さて、それでは～となってからも楽しい。
多少下手なくらい、別にいいと思うぞ。
オチが優しいです。
続く「Ｒｅｌｙｅｒｓ」は山小屋後の風景。
「瑠惟くん」宅に初お泊りというシチュエーションでした。
前回から二週間なのですが…。
オチがちゃんと生かされています。
やはり「叶子ちゃん」は優しく、イイ娘さんです。
ただ、飲むくらいは別にいいと思うよ。
窓から投げたアレの後がちゃんと（？）回収されているのにも注目。
※左：赤木叶子、右：南原アリサ
061：「探偵、湯けむりに綻ぶ！」
マイナーな探偵小説を好む「山田華」
そのお風呂中、作品の探偵によく似た同級生「佐藤」がやって来て…共にお風呂に入るのでした。
あちこちが可笑しく楽しい短編。
漫画開始時点で、２人は特に付き合ったりはしていないのですが…。
お風呂に普通に入って来た「佐藤」に対し、まったくリアクションのない「華ちゃん」が面白い。
ぜんぜん身体を隠そうともしてなかったですね。
また、男子「佐藤」もそんな彼女に対し、平然と好き勝手にやってました。
成年漫画では珍しく男性自身が小さく、そんなんがまた良いコメディー具合になってます。
漫画で「華ちゃん」はほぼ全裸なままなのですが、裏表紙にて着衣姿（あれが私服かな）が見れます。
収録ヒロインでお気に入り。
091：「【心霊】噂の廃トンネルで幽霊に遭遇しちゃいました！！」
215：「仲良くやってます」 描き下ろし
動画を投稿してバズることを目指し、”幽霊が出る”と噂の廃トンネルにやってきた、「南原アリサ」と「陽介」
そこで、妙な女性に遭遇したのですが…「陽介」は幽霊だったその彼女に憑依されてしまったのでした。
「片乳出してるから友好的かも」
そんな発言が楽しいお話。
ちょっとホラーっぽくも描かれているのですが、コメディー部分と良い具合の落差になっていました。
冒頭では「アリサさん」が非常識なはっちゃけキャラのように見えていたのですが…。
お話が進むにつれ、「陽介くん」もだいぶおかしいことに気付くと思います。
いいカップルだわね。
なお、５ページほどの描き下ろし「仲良くやってます」は、こちらの後日談。
本編では見られなかった、幽霊「竹下萌」とのえっちが描かれてます。
「イエーイ心霊写真」のコマが好き。
123：「人狼遊戯」
村の占い師が遺体で発見されたのは、人狼の仕業である。
それを告げた村の長老、神父などが次々に殺害され…。
ついに、人狼ハンター、幼馴染みの「ニナ」・「狼子（ろうこ）」の３名だけになってしまったのでした。
Ｗヒロインのエピソード。
名前そのまま、「狼子ちゃん」は分かり易く耳と尻尾が見えており。
明らかに人狼なのですが、誰もそれに突っ込まないところが楽しい。
また彼女のリアクションが可愛らしいので、コマの隅でオロオロする様をお楽しみください。
前半はそうしたコメディー要素が強いのですが、真相判明する後半の展開は良く出来ていて非常に面白く。
幼馴染みの２人にじんわり幸せな気持ちになると思います。
個人的にはオチの１コマがお気に入り。
あれでひと話描いて欲しいなぁ。
なお、中扉でカラー絵があるのですが、途中のネタ絵にその前の風景がありました。
投げられたアレは海にまで辿り着いたんですね。
155：「たっぽい！」
歴代最強、と呼ばれるアニキこと「武原霞」
男子校でもあるため、皆は男子だとまるで疑ってはいないっぽいのですが…。
１年生「岡村」はその秘密に感付いていたのでした。
武闘派女子と変態男子の対決話。
「霞ちゃん」は、学ラン着ているものの、シャツの下はおっぱいそのままで。
（※いちおうブラはしていた）
どう見ても可愛らしい女子していました。
しかも、彼女は見ていて結構そそっかしいようで…。
あるいはこれ以前にも、うっかりか、はたまた天然か、バレるだろう言動をしていたかもしれません。
漫画以前の、そうした風景を漫画にしても面白いかもしれませんね。
オチが楽しい。
台詞にもありましたが、皆優しくて…なんだか感動しました（※ちょっとね）
※左：狼子ちゃん、右：久瀬公園の三魔女
183：「キング・オブ・キングス」
○校生ながら、公園を占拠して遊んでいた、”久瀬（くぜ）公園の三魔女”
我慢も限界となった「渚」・「風馬」・「千鶴」の３名は、王の座を巡って彼女らと争うこととなったのでした。
１０年以上、公園に居座っているそうです。
オモロイお姉ちゃんらですわね。
勝負がどう決着するのか…はここで書くの勿体ないので伏せますが…。
ああした結果は、案外納得。
子供の頃の年齢差は圧倒的なものがあるので、基本的にそうそう抵抗はできないものですわね。
「風馬くん」の提案は…成年漫画的。
そろそろ異性に興味でるくらいではあるかな。
三魔女のうち、メインヒロインは「志村けい子」で、後半にひと展開あります。
なお、三魔女の残り「矢島千歳」は「千鶴くん」の実姉、「平芽玖」は前半にて良い紐パンを見せてくれていました。
彼女らは中扉で綺麗な背中が見れますよ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「だいじ」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます！
紹介帯そのまま、期待通りな仕上がりでした。
こうした漫画好きです。
個人的には…お風呂での独特なテンションが可愛い「華ちゃん」と、オイオイと突っ込みたくなる「狼子ちゃん」が印象的でした。
前述しました「狼子ちゃん」の後日談もいいですが…「華ちゃん」の他シチュエーションも見たいなぁ。
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・絵柄 ：●●●●○
・お話 ：●●●●◎
・漫画 ：●●●◎○
・独創性：●●●●○
・属性 ： ［成年］ コメディー、ラブコメ、ボブカット
・構成 ： 初単行本、８話収録
（うち「Ｔｈｉｎｋｅｒｓ」×２、「幽霊に遭遇～」×２）
・おまけ： あとがき、描き下ろし「仲良くやってます」、
合間にラフ絵（ヒロイン）・ネタ絵、カバー裏にラフ絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「だいじ」センセの「僕らのデイジー」です。
※山田華
【 構成・絵柄 】
収録は８話ほど。
描き下ろしが１話あり、それが収録話の後日談となっていて。
そちらを含めて連続話が２つ、ほか短編となっていました。
ジャンルは紹介帯にも示されていたそのまま、コメディー色の強いもの。
ちょっとシリアスっぽい描写もありましたが、たいていはオモシロ可笑しく描かれています。
収録話のうち、冒頭話は”掲載時に大反響を呼んだ～”とのことで、単行本で代表的な作品。
そちらほか全て読み易く、幅広く楽しめるだろう仕上がりでした。
ボブカットくらいなヒロインが多めだったので、そんな髪型好みな方も良いでしょう。
すっきりとした細線での作画。
デジタルな色彩ですが黒色は強め。
描き込みは過不足ないくらいだと思います。
枠間はだいたい確保されていて、そこそこ変化・はみ出しがありました。
乱れなく原稿は見易く綺麗に仕上がってます。
ジャンルもあり、漫画は派手目な表現。
ちらほらバランスが気になる所があります。
表情なども表現と同様で、多少の癖があり。
そのあたりが、ちょっと人を選ぶかな…、という印象でした。
人物画は広い輪郭に小さめの鼻・口の漫画っぽい可愛らしさ。
髪の毛がぼっさり大きく、スタイルは細め。
カラーはまたその良さあるものの、だいたい白黒絵と変化はないので。
判断については、カバーイラストで良いと思います。
コメディー描写のある紹介帯も判断に最適です。
【 収録話 】 ８話収録
005：「Ｔｈｉｎｋｅｒｓ」
029：「Ｒｅｌｙｅｒｓ」
急な雨がため、山小屋で雨宿りをすることとした「赤木叶子（あかぎ・かなこ）」と「瑠惟（るい）」の２人。
エロ漫画でよくある展開だ！
お互いにそう意識した２人は、どうにかエロい展開になるよう誘導していくのですが…というもの。
そろそろ次のステージに…、というカップルが経験するだろうお話。
事の大小はあるかと思いますがね。
前半で全裸になっていく「叶子ちゃん」が偉い。
下着はどうにか残したくなる所ですよね。
（ある意味そんなんでもいいですが）
引っ付いた後、彼の思考を正確に読み取っている様もいいですね。
まぁ、たいてい野郎の浅はかな思考なんて、モロバレしているでしょう。
さて、それでは～となってからも楽しい。
多少下手なくらい、別にいいと思うぞ。
オチが優しいです。
続く「Ｒｅｌｙｅｒｓ」は山小屋後の風景。
「瑠惟くん」宅に初お泊りというシチュエーションでした。
前回から二週間なのですが…。
オチがちゃんと生かされています。
やはり「叶子ちゃん」は優しく、イイ娘さんです。
ただ、飲むくらいは別にいいと思うよ。
窓から投げたアレの後がちゃんと（？）回収されているのにも注目。
※左：赤木叶子、右：南原アリサ
061：「探偵、湯けむりに綻ぶ！」
マイナーな探偵小説を好む「山田華」
そのお風呂中、作品の探偵によく似た同級生「佐藤」がやって来て…共にお風呂に入るのでした。
あちこちが可笑しく楽しい短編。
漫画開始時点で、２人は特に付き合ったりはしていないのですが…。
お風呂に普通に入って来た「佐藤」に対し、まったくリアクションのない「華ちゃん」が面白い。
ぜんぜん身体を隠そうともしてなかったですね。
また、男子「佐藤」もそんな彼女に対し、平然と好き勝手にやってました。
成年漫画では珍しく男性自身が小さく、そんなんがまた良いコメディー具合になってます。
漫画で「華ちゃん」はほぼ全裸なままなのですが、裏表紙にて着衣姿（あれが私服かな）が見れます。
収録ヒロインでお気に入り。
091：「【心霊】噂の廃トンネルで幽霊に遭遇しちゃいました！！」
215：「仲良くやってます」 描き下ろし
動画を投稿してバズることを目指し、”幽霊が出る”と噂の廃トンネルにやってきた、「南原アリサ」と「陽介」
そこで、妙な女性に遭遇したのですが…「陽介」は幽霊だったその彼女に憑依されてしまったのでした。
「片乳出してるから友好的かも」
そんな発言が楽しいお話。
ちょっとホラーっぽくも描かれているのですが、コメディー部分と良い具合の落差になっていました。
冒頭では「アリサさん」が非常識なはっちゃけキャラのように見えていたのですが…。
お話が進むにつれ、「陽介くん」もだいぶおかしいことに気付くと思います。
いいカップルだわね。
なお、５ページほどの描き下ろし「仲良くやってます」は、こちらの後日談。
本編では見られなかった、幽霊「竹下萌」とのえっちが描かれてます。
「イエーイ心霊写真」のコマが好き。
123：「人狼遊戯」
村の占い師が遺体で発見されたのは、人狼の仕業である。
それを告げた村の長老、神父などが次々に殺害され…。
ついに、人狼ハンター、幼馴染みの「ニナ」・「狼子（ろうこ）」の３名だけになってしまったのでした。
Ｗヒロインのエピソード。
名前そのまま、「狼子ちゃん」は分かり易く耳と尻尾が見えており。
明らかに人狼なのですが、誰もそれに突っ込まないところが楽しい。
また彼女のリアクションが可愛らしいので、コマの隅でオロオロする様をお楽しみください。
前半はそうしたコメディー要素が強いのですが、真相判明する後半の展開は良く出来ていて非常に面白く。
幼馴染みの２人にじんわり幸せな気持ちになると思います。
個人的にはオチの１コマがお気に入り。
あれでひと話描いて欲しいなぁ。
なお、中扉でカラー絵があるのですが、途中のネタ絵にその前の風景がありました。
投げられたアレは海にまで辿り着いたんですね。
155：「たっぽい！」
歴代最強、と呼ばれるアニキこと「武原霞」
男子校でもあるため、皆は男子だとまるで疑ってはいないっぽいのですが…。
１年生「岡村」はその秘密に感付いていたのでした。
武闘派女子と変態男子の対決話。
「霞ちゃん」は、学ラン着ているものの、シャツの下はおっぱいそのままで。
（※いちおうブラはしていた）
どう見ても可愛らしい女子していました。
しかも、彼女は見ていて結構そそっかしいようで…。
あるいはこれ以前にも、うっかりか、はたまた天然か、バレるだろう言動をしていたかもしれません。
漫画以前の、そうした風景を漫画にしても面白いかもしれませんね。
オチが楽しい。
台詞にもありましたが、皆優しくて…なんだか感動しました（※ちょっとね）
※左：狼子ちゃん、右：久瀬公園の三魔女
183：「キング・オブ・キングス」
○校生ながら、公園を占拠して遊んでいた、”久瀬（くぜ）公園の三魔女”
我慢も限界となった「渚」・「風馬」・「千鶴」の３名は、王の座を巡って彼女らと争うこととなったのでした。
１０年以上、公園に居座っているそうです。
オモロイお姉ちゃんらですわね。
勝負がどう決着するのか…はここで書くの勿体ないので伏せますが…。
ああした結果は、案外納得。
子供の頃の年齢差は圧倒的なものがあるので、基本的にそうそう抵抗はできないものですわね。
「風馬くん」の提案は…成年漫画的。
そろそろ異性に興味でるくらいではあるかな。
三魔女のうち、メインヒロインは「志村けい子」で、後半にひと展開あります。
なお、三魔女の残り「矢島千歳」は「千鶴くん」の実姉、「平芽玖」は前半にて良い紐パンを見せてくれていました。
彼女らは中扉で綺麗な背中が見れますよ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「だいじ」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます！
紹介帯そのまま、期待通りな仕上がりでした。
こうした漫画好きです。
個人的には…お風呂での独特なテンションが可愛い「華ちゃん」と、オイオイと突っ込みたくなる「狼子ちゃん」が印象的でした。
前述しました「狼子ちゃん」の後日談もいいですが…「華ちゃん」の他シチュエーションも見たいなぁ。
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■同居人は浮遊霊 （ＹＵ）
★まんがデーター ［１２．０／２０．０］
・絵柄 ：●●●◎○
・お話 ：●●◎○○
・漫画 ：●●●○○
・独創性：●●●◎○
・属性 ： ［成年］ 幽霊、むちむち、バスト
制服・構成 ： １１話収録（うち「ワケ有り物件で浮遊霊と生えっち」×８、
「幼なじみ妹アイドルとヒミツの営業」×３）
・おまけ： あとがき、
描き下ろし「ワケ有り物件で浮遊霊と生えっち おまけ」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ＹＵ（ゆー）」センセの「同居人は浮遊霊」です。
※紗耶香
【 構成・絵柄 】
収録は２本の中編。
描き下ろしは４ページほどのショートで、表題作の隙間を埋めるようなエピソードでした。
話数は１１話と最近にしては多く、単行本は２２０ページ超えの大ボリューム。
たっぷり重たいです。
タイトルや↓表紙、また紹介帯がため、いかにもラブコメっぽい雰囲気があるんですが…。
収録２本はラブはともかく、どちらもコメディー色は薄いもの。
ストーリー漫画となっています。
そう黒々しくはないものの、明るいだけでないのは良し悪しかも。
ジャンル違いにはご注意ください。
お話は…個人的にですが、正直なところいま一歩、二歩というイメージです。
そう悪いばかりでないものの、もう少しなんとかして欲しかったです。
話数はあったので。
クッキリと濃く強めな作画。
描き込みはそこそこくらいなんですが。
線と同じく黒色が目立ち、ペラペラめくるとインクの香りがしてきます。
だいたい枠間は確保されていて、比較的収まり良く。
漫画はコッテリしていながらも、見辛いほどではありません。
擬音などは控えめですが、表現はやや大きめな印象。
背景や小物はサッパリしていたものの、そう漫画を邪魔はしていません。
服装などはもうひと質感欲しく感じました。
広い輪郭と大きい黒目の可愛らしい人物絵。
皆さん肉付き良く、むちむちっとしたスタイルでした。
あ、ただ…お尻は……もう少し頑張って欲しかったなぁ。
センセは胸派なのかな。
カラーでもそう変化はなかったので、判断は↓表紙・裏表紙でイイと思います。
【 収録話 】 １１話収録
005：「ワケ有り物件で浮遊霊と生えっち」 ７話＋おまけ
新社会人となった「柿崎良太」
駅近い手頃な部屋に引っ越し、働き始めたのですが…。
１週間も経過した頃には、妙なまでにゲッソリとやつれていたのです。
なんとなく記憶に残っていた変な夢…は、実は現実に起こっており。
部屋の天井にあった黒い染みは、幽霊という女性そのもので、彼女に毎日精気を吸われていたことが原因だったのでした。
ざっくりではそんなん。
幽霊だという女性とのラブコメ話。
こうした漫画の場合、その幽霊の設定がどんなんか、という点でお話が大きく左右されていくものです。
そこで、↓下に書き出してみました。
●毎夜、彼の精気を吸っていた。
「毎晩エッチしていてた」という問いかけに「はい」と返事をしていました。
精気を吸う行為は、えっち行為であった様子。
イコール、そもそも霊体の時点で、実体に影響はできる様子。
●目前に登場したのは、引っ越して１週間後のこと。
７日間精気を吸って、完全に実態化できたのかも。
（※それ以前にもなんとなく意識に残る程度には見えていたみたいですが）
ここでハッキリ目視出来ただけでなく、普通に触れる、会話も出来るようになっています。
着替え、普通に食事などもしていて、ふわっと浮かぶ描写以外は、普通の女子でした。
（※その後、ふわふわ浮かぶ場面も描かれてない）
●さらに実体化する幽霊さん。
３話では「温度を感じる」とか言っており。
逆に言うと、それまで温度は感じてなかったみたい。
五感は完全に戻ってなかったのかな。
ここでは身体に傷がついていたほか、天井の染みに戻ることもできなくなっていました。
※幽霊さん
そんな感じで、成年漫画上優しい設定な幽霊さん。
えっち描写を描いていくには良いのかもしれませんが。
ちょっと…都合良すぎたかなー、という印象。
後にそっくりな妹「紗耶香さん」が登場していたので。
不在の間に訪ねてきていた、彼女の身体を借りていた～とかのが、説得力あったかも。
また、精気を吸われて弱っていく「良太くん」
冒頭では明らかにやつれていたものの、その後は普通。
倒れる場面などはあり、本来であればより生気なくしていくと思われるんですが…。
これは単に作画がためですかね。
訪ねてきた「紗耶香さん」は初対面の「良太くん」に対して、特に驚いたような描写なく。
第三者から見ても、そう変わった様子はないみたい。
そのため、例えば漫画絵はそれぞれの良いイメージで上書きされていた～ってな事もないだろうと思われます。
目の下にクマできてる、くらいはあっても良かったかなぁ、と。
先の幽霊さんも壁すり抜けるとか、幽霊能力で云々みたいなシーンも全然なく。
（軽い、とは言ってた）
それっぽい感じが……薄いんですよね…。
それでは各話についてざっくりと。
切っ掛けの１話目。
１ページ目のリアクションを見るかぎり、「良太くん」に霊感とかはないみたい。
あるいは、ここで涼しい、寒気がする～みたいに匂わせだけしておいて、実は強い霊感があった～とかでも良かったかと。
幽霊さんは和服で登場。
これも特に意味はなく、それっぽいだけみたいでした。
後に自動（？）でそれに着替える描写があり、幽霊界でのコスチューム的なものなのかも。
裸エプロンでお出迎えの２話目。
例えばこれもイメージして変化させた、とかでなく。
「注文した」と笑っていました。
ポニーテール姿が可愛いですね。
こちらでは、彼女が過去について語っています。
ただ、これも…さして意味はないんですね。
なんらか、後のお話に影響しても良さそうだったのに。
（※彼女そっくりの妹が部屋行き来しているのだし）
お風呂えっちの３話目。
幽霊がお風呂入るのね…。
ただ、これがため、温度を感じるようになったことに彼女自身が驚いています。
料理中に背中から～という４話目。
男性陣憧れなシチュエーションだと思いますが…これ、普通に主婦じゃない。
こちらにて、妹「瀬谷紗耶香」が初登場、なのですが。
わざわざ訪ねて来る理由があーしたものというのは…彼を部屋から追い出そうとしている、って感じしかしませんでした。
事実を伝えて、どうするつもりだったんだろう。
冒頭モノローグから察するに、不動産屋は事故物件だと伝えていなかったようなので、それを教えるために来たのかな。
どっちにしろ、若い娘さんが…何やってるんだ。
なにはともあれ、幽霊さんが彼女の姉、「瀬谷花蓮」だと判明。
姉妹で久しぶりに会話したりしていました。
そうか、彼女にも普通に見えて、話もできるんだ。
５話目ではちょっとした変化があります。
詳細は伏せさせて頂きますが…あちこち心の声が楽しい。
冒頭は前話のエプロン状態だったので、ぜひこちらで前話の借りを返して欲しかった。
（※前話では寸止めくらってた）
色々イイ事言ってる「良太くん」ですが、あのプレイはいいのかいな…。
こちらでの出来事から、最終エピソードへ突入していきます。
うーん、もうひとパンチ欲しいかなぁ。
なお、描き下ろしは４、５話の中間エピソードでした。
165：「幼なじみ妹アイドルとヒミツの営業」 ３話
アイドル事務所で、マネージャー兼雑用係として働く「斎藤貴文」
上京していた妹のような存在の幼馴染み「久米ひより」は、双方の親たちに話をつけていて。
この部屋に同居すると言い出しただけでなく、アイドルになると言い出したのでした。
成年漫画などでよく見掛ける、アイドルとマネージャーのラブコメ。
ややこしいですが、あのタイトルは正確でなく。
アイドルは合ってます。
ただ、幼なじみと妹ってーのは、相反する単語…ですよね？？
不安になったので、調べてきました。
■幼馴染み
幼い頃から仲が良い人、あるいは物心ついたときからの顔馴染みなどを意味する表現。
…だから、妹ってのは幼なじみではないですよね、合ってますわよね？
前述したように、「ひよりちゃん」は正確に妹ではなく。
あくまでも、妹っぽい存在というだけなのです。
ややこしいですね。
寝ぼけていたとは言え、初見では誰だか分かってなく。
おそらくは数年会ってなかったのだと思われますが。
だいぶ親しく、彼の目前で着替えだしたりしていて…。
（※いちおう、「貴文くん」は驚いていました）
１話目は再会えっち。
まぁ、親らもあーなることを望んでいたと思われ、また彼女は血縁でないので全然問題ないですね。
※ひより・カレン
２、３話はガラっと変わって、「ひよりちゃん」が新人アイドルとなって以降のお話。
事務所には入れない、とか言ってたものの。
オーディションに合格して所属タレントとなっており、「貴文くん」をマネージャーとして活動し始めています。
そんなんは些細な事なんでいいですが…。
所属タレントになったなら、えっちしちゃー駄目だろ。
しかも現場で。
これは業界経験も長い「貴文くん」が圧倒的に悪いですね。
そうした油断もあってか、結構な危機展開になっていきます。
共にイメージガールを務めていた「カレン」ちゃんも話に関わっていき、結果としてＷヒロイン的な漫画になっておりました。
こちらも、ちょっとお話の都合が良すぎたかなー、というのが正直な感想です。
【 その他 】
以上、本日は「ＹＵ」センセでした。
ハッキリ分かりませんでしたが、初単行本だったりするのかも。
こちらは…ネットでちらと見掛け。
絵柄が好みな感じだったので、手っ取り早くネット注文してきました。
↓表紙も可愛らしいですよねー。
丁度良い位置に紹介帯があったので…。
もしや、と外してみましたが、何もありませんでした。
むむむ、残念…。
同居人は浮遊霊 (ムーグコミックス) 単行本（ソフトカバー） , 2021/4/27 [アダルト] ＹＵ (著)
★よかったな、と思ったらクリックして下さい：【人気blogランキング】
・絵柄 ：●●●◎○
・お話 ：●●◎○○
・漫画 ：●●●○○
・独創性：●●●◎○
・属性 ： ［成年］ 幽霊、むちむち、バスト
制服・構成 ： １１話収録（うち「ワケ有り物件で浮遊霊と生えっち」×８、
「幼なじみ妹アイドルとヒミツの営業」×３）
・おまけ： あとがき、
描き下ろし「ワケ有り物件で浮遊霊と生えっち おまけ」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ＹＵ（ゆー）」センセの「同居人は浮遊霊」です。
※紗耶香
【 構成・絵柄 】
収録は２本の中編。
描き下ろしは４ページほどのショートで、表題作の隙間を埋めるようなエピソードでした。
話数は１１話と最近にしては多く、単行本は２２０ページ超えの大ボリューム。
たっぷり重たいです。
タイトルや↓表紙、また紹介帯がため、いかにもラブコメっぽい雰囲気があるんですが…。
収録２本はラブはともかく、どちらもコメディー色は薄いもの。
ストーリー漫画となっています。
そう黒々しくはないものの、明るいだけでないのは良し悪しかも。
ジャンル違いにはご注意ください。
お話は…個人的にですが、正直なところいま一歩、二歩というイメージです。
そう悪いばかりでないものの、もう少しなんとかして欲しかったです。
話数はあったので。
クッキリと濃く強めな作画。
描き込みはそこそこくらいなんですが。
線と同じく黒色が目立ち、ペラペラめくるとインクの香りがしてきます。
だいたい枠間は確保されていて、比較的収まり良く。
漫画はコッテリしていながらも、見辛いほどではありません。
擬音などは控えめですが、表現はやや大きめな印象。
背景や小物はサッパリしていたものの、そう漫画を邪魔はしていません。
服装などはもうひと質感欲しく感じました。
広い輪郭と大きい黒目の可愛らしい人物絵。
皆さん肉付き良く、むちむちっとしたスタイルでした。
あ、ただ…お尻は……もう少し頑張って欲しかったなぁ。
センセは胸派なのかな。
カラーでもそう変化はなかったので、判断は↓表紙・裏表紙でイイと思います。
【 収録話 】 １１話収録
005：「ワケ有り物件で浮遊霊と生えっち」 ７話＋おまけ
新社会人となった「柿崎良太」
駅近い手頃な部屋に引っ越し、働き始めたのですが…。
１週間も経過した頃には、妙なまでにゲッソリとやつれていたのです。
なんとなく記憶に残っていた変な夢…は、実は現実に起こっており。
部屋の天井にあった黒い染みは、幽霊という女性そのもので、彼女に毎日精気を吸われていたことが原因だったのでした。
ざっくりではそんなん。
幽霊だという女性とのラブコメ話。
こうした漫画の場合、その幽霊の設定がどんなんか、という点でお話が大きく左右されていくものです。
そこで、↓下に書き出してみました。
●毎夜、彼の精気を吸っていた。
「毎晩エッチしていてた」という問いかけに「はい」と返事をしていました。
精気を吸う行為は、えっち行為であった様子。
イコール、そもそも霊体の時点で、実体に影響はできる様子。
●目前に登場したのは、引っ越して１週間後のこと。
７日間精気を吸って、完全に実態化できたのかも。
（※それ以前にもなんとなく意識に残る程度には見えていたみたいですが）
ここでハッキリ目視出来ただけでなく、普通に触れる、会話も出来るようになっています。
着替え、普通に食事などもしていて、ふわっと浮かぶ描写以外は、普通の女子でした。
（※その後、ふわふわ浮かぶ場面も描かれてない）
●さらに実体化する幽霊さん。
３話では「温度を感じる」とか言っており。
逆に言うと、それまで温度は感じてなかったみたい。
五感は完全に戻ってなかったのかな。
ここでは身体に傷がついていたほか、天井の染みに戻ることもできなくなっていました。
※幽霊さん
そんな感じで、成年漫画上優しい設定な幽霊さん。
えっち描写を描いていくには良いのかもしれませんが。
ちょっと…都合良すぎたかなー、という印象。
後にそっくりな妹「紗耶香さん」が登場していたので。
不在の間に訪ねてきていた、彼女の身体を借りていた～とかのが、説得力あったかも。
また、精気を吸われて弱っていく「良太くん」
冒頭では明らかにやつれていたものの、その後は普通。
倒れる場面などはあり、本来であればより生気なくしていくと思われるんですが…。
これは単に作画がためですかね。
訪ねてきた「紗耶香さん」は初対面の「良太くん」に対して、特に驚いたような描写なく。
第三者から見ても、そう変わった様子はないみたい。
そのため、例えば漫画絵はそれぞれの良いイメージで上書きされていた～ってな事もないだろうと思われます。
目の下にクマできてる、くらいはあっても良かったかなぁ、と。
先の幽霊さんも壁すり抜けるとか、幽霊能力で云々みたいなシーンも全然なく。
（軽い、とは言ってた）
それっぽい感じが……薄いんですよね…。
それでは各話についてざっくりと。
切っ掛けの１話目。
１ページ目のリアクションを見るかぎり、「良太くん」に霊感とかはないみたい。
あるいは、ここで涼しい、寒気がする～みたいに匂わせだけしておいて、実は強い霊感があった～とかでも良かったかと。
幽霊さんは和服で登場。
これも特に意味はなく、それっぽいだけみたいでした。
後に自動（？）でそれに着替える描写があり、幽霊界でのコスチューム的なものなのかも。
裸エプロンでお出迎えの２話目。
例えばこれもイメージして変化させた、とかでなく。
「注文した」と笑っていました。
ポニーテール姿が可愛いですね。
こちらでは、彼女が過去について語っています。
ただ、これも…さして意味はないんですね。
なんらか、後のお話に影響しても良さそうだったのに。
（※彼女そっくりの妹が部屋行き来しているのだし）
お風呂えっちの３話目。
幽霊がお風呂入るのね…。
ただ、これがため、温度を感じるようになったことに彼女自身が驚いています。
料理中に背中から～という４話目。
男性陣憧れなシチュエーションだと思いますが…これ、普通に主婦じゃない。
こちらにて、妹「瀬谷紗耶香」が初登場、なのですが。
わざわざ訪ねて来る理由があーしたものというのは…彼を部屋から追い出そうとしている、って感じしかしませんでした。
事実を伝えて、どうするつもりだったんだろう。
冒頭モノローグから察するに、不動産屋は事故物件だと伝えていなかったようなので、それを教えるために来たのかな。
どっちにしろ、若い娘さんが…何やってるんだ。
なにはともあれ、幽霊さんが彼女の姉、「瀬谷花蓮」だと判明。
姉妹で久しぶりに会話したりしていました。
そうか、彼女にも普通に見えて、話もできるんだ。
５話目ではちょっとした変化があります。
詳細は伏せさせて頂きますが…あちこち心の声が楽しい。
冒頭は前話のエプロン状態だったので、ぜひこちらで前話の借りを返して欲しかった。
（※前話では寸止めくらってた）
色々イイ事言ってる「良太くん」ですが、あのプレイはいいのかいな…。
こちらでの出来事から、最終エピソードへ突入していきます。
うーん、もうひとパンチ欲しいかなぁ。
なお、描き下ろしは４、５話の中間エピソードでした。
165：「幼なじみ妹アイドルとヒミツの営業」 ３話
アイドル事務所で、マネージャー兼雑用係として働く「斎藤貴文」
上京していた妹のような存在の幼馴染み「久米ひより」は、双方の親たちに話をつけていて。
この部屋に同居すると言い出しただけでなく、アイドルになると言い出したのでした。
成年漫画などでよく見掛ける、アイドルとマネージャーのラブコメ。
ややこしいですが、あのタイトルは正確でなく。
アイドルは合ってます。
ただ、幼なじみと妹ってーのは、相反する単語…ですよね？？
不安になったので、調べてきました。
■幼馴染み
幼い頃から仲が良い人、あるいは物心ついたときからの顔馴染みなどを意味する表現。
…だから、妹ってのは幼なじみではないですよね、合ってますわよね？
前述したように、「ひよりちゃん」は正確に妹ではなく。
あくまでも、妹っぽい存在というだけなのです。
ややこしいですね。
寝ぼけていたとは言え、初見では誰だか分かってなく。
おそらくは数年会ってなかったのだと思われますが。
だいぶ親しく、彼の目前で着替えだしたりしていて…。
（※いちおう、「貴文くん」は驚いていました）
１話目は再会えっち。
まぁ、親らもあーなることを望んでいたと思われ、また彼女は血縁でないので全然問題ないですね。
※ひより・カレン
２、３話はガラっと変わって、「ひよりちゃん」が新人アイドルとなって以降のお話。
事務所には入れない、とか言ってたものの。
オーディションに合格して所属タレントとなっており、「貴文くん」をマネージャーとして活動し始めています。
そんなんは些細な事なんでいいですが…。
所属タレントになったなら、えっちしちゃー駄目だろ。
しかも現場で。
これは業界経験も長い「貴文くん」が圧倒的に悪いですね。
そうした油断もあってか、結構な危機展開になっていきます。
共にイメージガールを務めていた「カレン」ちゃんも話に関わっていき、結果としてＷヒロイン的な漫画になっておりました。
こちらも、ちょっとお話の都合が良すぎたかなー、というのが正直な感想です。
【 その他 】
以上、本日は「ＹＵ」センセでした。
ハッキリ分かりませんでしたが、初単行本だったりするのかも。
こちらは…ネットでちらと見掛け。
絵柄が好みな感じだったので、手っ取り早くネット注文してきました。
↓表紙も可愛らしいですよねー。
丁度良い位置に紹介帯があったので…。
もしや、と外してみましたが、何もありませんでした。
むむむ、残念…。
同居人は浮遊霊 (ムーグコミックス) 単行本（ソフトカバー） , 2021/4/27 [アダルト] ＹＵ (著)
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■千歳 Ｃｈｉｔｏｓｅ （世徒ゆうき）
★まんがデーター ［２０．０／２０．０］
・絵柄 ：●●●●●
・お話 ：●●●●●
・漫画 ：●●●●●
・独創性：●●●●●
・属性 ： ［成年］ すれ違い、複数、お口
・構成 ： カラー（８Ｐ）５話＋α収録（全て表題作・１巻完結）
・おまけ： カラー描き下ろし「３話アフター、４話アフター」、
カバー裏にラフ絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「世徒ゆうき（せと・ゆうき）」センセの「千歳 Ｃｈｉｔｏｓｅ」です。
※千歳と美香
【 構成・絵柄 】
この単行本、昨夜に読んだのですが。
ううむ、さすが累計７６万部の「世徒ゆうき」センセ、完成度が段違い。
一気に読み終えましたよ。
紹介を予定していた漫画を押しのけ、こちらを先行することとなったのです。
収録は１冊まるまるの長編。
話数は５話ですがページ量は普通にあり、読み応えは問題ありません。
収録話の…後日談というほどではなかったので。
その後風景について、カラー原稿で描き下ろしされてました。
「ティーアイネット」さんのＨＰでは、ジャンルとして「寝取り／ＮＴＲ」の文言がありました。
確かにそうした要素もあるのですが、同ジャンルの他漫画らと比べて強くはなく。
あまり得意でない方も、大丈夫かと思います。
…たぷん。
詳しくは後述していきますね。
非常に優れたストーリー漫画となっており、またエロス面もバッチリ。
先のジャンルがため、どうにももどかしい、モヤモヤとした気持ちもあるのですが…。
そんなんも含めて、楽しめる仕上がりでした。
ちょっとしたコマ間の空気感。
えっちシーンの凄い迫力。
シリアス・コメディーがどちらもお上手で、またそのバランス感覚も見事でした。
漫画の完成度も高レベルです。
強弱、メリハリのある線で、適度な描き込み具合。
濃淡も丁度良く、見易い原稿でした。
背景や小物などもキャラクターらと合っています。
その人物絵は、漫画寄りでそこそこリアルさもあるという、お姉さん系。
細身で高身長のスタイリッシュなもの。
鼻の描き方に特徴あり、ちょっと鋭角気味でした。
多少の癖はまだありましたが、以前と比べてだいぶ自然になってきており。
万人問題ないと思います。
判断はカット絵があり、あらすじも書かれている、裏表紙が良いでしょう。
【 収録話 】 ５話＋α収録
クラスメイト「仁科千歳」が気になっていた「堀圭介」
成績では厳しいと言われていたものの、彼女の協力もあって無事に同じ学校へと進学が出来ました。
２年になって同じクラスとなり、また「千歳」が所属していた３人しかいない美術部に誘われて入部し…。
そろそろ告白を～と考えていたところ。
同部の姉弟「林美香」・「林隆之」がため、「圭介」は想像もしなかった事態に発展してしまうのでした。
大雑把には、だいたいそんな導入部。
部活メンバー４名の学園青春話。
…と、そう書くとだいぶ爽やかな印象あるのですが。
１話での林姉弟の言動がため、妙なエロい流れになってしまい～。
どうにも出来ぬまま、想い人「千歳」が微妙に距離のある存在となってしまう…という、ちょっぴりもどかしいお話。
もし、あの時○○だったら…、あーしていれば…。
読み進めるうち、何度もそんな感情にさせられる、非常に完成度の高いストーリーでした。
これは凄い、面白いですよ！
※林美香
前述もしましたが、広義で漫画はＮＴＲ話であると思います。
ただ、こちらの「圭介くん」の場合は、彼女とごく親しくはあったものの恋人同士にもなれてなく。
さらに、「千歳さん」との関係も、４話でバッサリと決着もついてしまっており。
なんというか、
”付き合うあの娘が他の男性と～”
…っていう、頭かきむしりたくなるような、激しい感情にはなりません。
なんせ、「圭介くん」とは単なる友人関係に過ぎないんですからね。
そうは言っても、まだ「圭介くん」にはある程度の未練があり。
時々送られる「千歳さん」の視線には、どうにも熱っぽいところが感じられて…。
読み手の感情をグラグラと揺さぶってもくるのです。
良いえっち関係にあった、姉「林美香」と付き合うといった空気はなく。
結局カップルになり損ねてしまうのですが、実はそこについては救済がありまして。
（※当然、詳細は伏せますがね）
そうしたお話の流れであったものの、読後感は悪くありませんでした。
紹介帯の文言”世界で話題沸騰”は伊達じゃーありません。
事の始まり１話目。
カラー原稿部分は、部室の風景、現在・過去（初のやり取りかな？）の「千歳さん」、５話の「千歳さん」イラスト、というもの。
白黒原稿部分は、事の起こりまで２０ページ以上使ってじっくりと丁寧に描かれており。
「圭介」・「千歳」の２人がどういう関係だったか、どんなやり取りをしていたのか、よーく理解できるようになっています。
また、同じ美術部の「美香」・「隆之」も同様ですね。
なお、ここで、「隆之くん」との会話シーンがあるのですが。
こちらが、結構なポイントとなっていました。
いや、そもそも美術部に所属しなければ…いや、まぁ、彼女から誘われたのだから、あの場面で断れる選択肢はないかー。
男同士なのだから、後輩とは言え、素直に言っといた方が良かったでしょうね。
もし「圭介くん」が自らの想いを口にしていたのなら、彼は潔く身を引いていたと思います。
続く大きな要因は、眼鏡のエロス女性な「美香さん」ですね。
まー、余計な事をしてくれたなぁ、と。
ここで、彼女が「隆之くん」とは血縁、姉であったというのも大きい。
成年漫画で姉・弟のカップルなんてよくある事なのですが、こちらはそんな非現実的な流れにならないのでした。
（※とはいえ、それなりに現実味薄い事もありますが）
また、よくよく見ると…。
「美香さん」に応じて、「圭介くん」はあっさり・素直に従っていくのですが…。
おいおい、よく「千歳さん」の表情を見てみて。
あるいは、この場面って、悪いこれまで流れを覆すことのできる、最終チャンスだったかもしれません。
やや場の空気を乱すことになるでしょうけれど、ここで素直になっていれば…。
「美香さん」の指導で「千歳さん」にシテ貰えたりして、後の展開も変わっていたのではないか、と。
お口後の２話目。
こちらは前話直後の風景、となっています。
切っ掛けはまたまた「美香さん」
エロい人だなぁ。
また、変わらず「圭介くん」は実にじれったく。
なんというか、全てにおいてひと呼吸遅い。
もどかしい。
圧倒されてしまうのも分からんではないですがね。
あれでは、「隆之くん」の後塵を拝するのも仕方ないこと。
まぁね、またまたその目前では…あのエロい「美香さん」が誘ってきてましたからねー。
どうにもならん。
３話目もまた、その同日が続いています。
ああした場面で、ごく冷静に判断していた「美香さん」は凄い。
「あたしも入った事ないわよ」
とか言ってましたが、本当か！？
これまで眼鏡・髪アップにしていた彼女ですが、こちらでは髪解いて眼鏡オフとなっており…。
また、先ほどとは全く異なる魅力を見せてくれています。
「隆之くん」は「千歳さん」を「あのレベルはいねーっスよ！」とか言ってましたが。
いやいや、すぐ隣にいるわ。
実姉だとそんなもんなのかなぁ…。
こちらでの姿がため、ひでるさんは「美香さん」派です。
最中の「圭介くん」、特に後半は注目。
しかし、一方の「隆之くん」はまた…面白い子ですね。
意外に余裕あるなぁ。
※仁科千歳
４話はその次の日。
あの言動で「美香さん」は察したのではないかなぁ。
もう遅いって、ね。
こちらは学校・トイレシーンが実にえろくて素敵でした。
後半は「千歳」・「隆之」で…また、「圭介くん」がニアミスするというもの。
ぞくぞくしますよ。
なお、前話とこちらには、巻末にカラー描き下ろしページがあります。
４ペーシのうち、主人公「圭介くん」の出番は１コマだけでした（笑）
さて、最終５話は皆でカラオケに行くというもの。
最初は学生らしい、他愛のないやり取りだったんですが…。
こちらの切っ掛けも、いいか・わるいか「美香さん」ですわね。
いちおう、あれで一区切りはついたかなー、初恋の想い出に昇華できたかなー。
それぞれ別れ際では、表情落ち着いて見えました。
オチにてまた、ひと展開があり…。
前述したように、こちらのフォローがため読後感は悪くありません。
当然エロい展開になるだろう（笑）、後日談も見たいですね。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「世徒ゆうき」センセでした。
今回が５冊目でいいのかな。
当ブログでは、過去に「ストレッタ」を紹介しています。
（※初単行本なども読んでます）
センセの漫画はアニメ化されたりしていて、人気なのですが。
個人的にはちょっと合わないなー、という印象でした。
そんなんでしたが、今回は…「ティーアイネット」さんＨＰの、１話丸ごと試し読みを見たため。
これは凄い、って肌にビンビン感じたんですよ、ええ。
どうしようか迷った方は、ぜひ見てみてください。
圧倒されますよ。
ちなみに、もくじに「あとがき」とあったのですが。
単行本紹介ページはあるものの、それ以外には何もなく。
…まさか、落丁とかじゃーないだろうな。
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・絵柄 ：●●●●●
・お話 ：●●●●●
・漫画 ：●●●●●
・独創性：●●●●●
・属性 ： ［成年］ すれ違い、複数、お口
・構成 ： カラー（８Ｐ）５話＋α収録（全て表題作・１巻完結）
・おまけ： カラー描き下ろし「３話アフター、４話アフター」、
カバー裏にラフ絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「世徒ゆうき（せと・ゆうき）」センセの「千歳 Ｃｈｉｔｏｓｅ」です。
※千歳と美香
【 構成・絵柄 】
この単行本、昨夜に読んだのですが。
ううむ、さすが累計７６万部の「世徒ゆうき」センセ、完成度が段違い。
一気に読み終えましたよ。
紹介を予定していた漫画を押しのけ、こちらを先行することとなったのです。
収録は１冊まるまるの長編。
話数は５話ですがページ量は普通にあり、読み応えは問題ありません。
収録話の…後日談というほどではなかったので。
その後風景について、カラー原稿で描き下ろしされてました。
「ティーアイネット」さんのＨＰでは、ジャンルとして「寝取り／ＮＴＲ」の文言がありました。
確かにそうした要素もあるのですが、同ジャンルの他漫画らと比べて強くはなく。
あまり得意でない方も、大丈夫かと思います。
…たぷん。
詳しくは後述していきますね。
非常に優れたストーリー漫画となっており、またエロス面もバッチリ。
先のジャンルがため、どうにももどかしい、モヤモヤとした気持ちもあるのですが…。
そんなんも含めて、楽しめる仕上がりでした。
ちょっとしたコマ間の空気感。
えっちシーンの凄い迫力。
シリアス・コメディーがどちらもお上手で、またそのバランス感覚も見事でした。
漫画の完成度も高レベルです。
強弱、メリハリのある線で、適度な描き込み具合。
濃淡も丁度良く、見易い原稿でした。
背景や小物などもキャラクターらと合っています。
その人物絵は、漫画寄りでそこそこリアルさもあるという、お姉さん系。
細身で高身長のスタイリッシュなもの。
鼻の描き方に特徴あり、ちょっと鋭角気味でした。
多少の癖はまだありましたが、以前と比べてだいぶ自然になってきており。
万人問題ないと思います。
判断はカット絵があり、あらすじも書かれている、裏表紙が良いでしょう。
【 収録話 】 ５話＋α収録
クラスメイト「仁科千歳」が気になっていた「堀圭介」
成績では厳しいと言われていたものの、彼女の協力もあって無事に同じ学校へと進学が出来ました。
２年になって同じクラスとなり、また「千歳」が所属していた３人しかいない美術部に誘われて入部し…。
そろそろ告白を～と考えていたところ。
同部の姉弟「林美香」・「林隆之」がため、「圭介」は想像もしなかった事態に発展してしまうのでした。
大雑把には、だいたいそんな導入部。
部活メンバー４名の学園青春話。
…と、そう書くとだいぶ爽やかな印象あるのですが。
１話での林姉弟の言動がため、妙なエロい流れになってしまい～。
どうにも出来ぬまま、想い人「千歳」が微妙に距離のある存在となってしまう…という、ちょっぴりもどかしいお話。
もし、あの時○○だったら…、あーしていれば…。
読み進めるうち、何度もそんな感情にさせられる、非常に完成度の高いストーリーでした。
これは凄い、面白いですよ！
※林美香
前述もしましたが、広義で漫画はＮＴＲ話であると思います。
ただ、こちらの「圭介くん」の場合は、彼女とごく親しくはあったものの恋人同士にもなれてなく。
さらに、「千歳さん」との関係も、４話でバッサリと決着もついてしまっており。
なんというか、
”付き合うあの娘が他の男性と～”
…っていう、頭かきむしりたくなるような、激しい感情にはなりません。
なんせ、「圭介くん」とは単なる友人関係に過ぎないんですからね。
そうは言っても、まだ「圭介くん」にはある程度の未練があり。
時々送られる「千歳さん」の視線には、どうにも熱っぽいところが感じられて…。
読み手の感情をグラグラと揺さぶってもくるのです。
良いえっち関係にあった、姉「林美香」と付き合うといった空気はなく。
結局カップルになり損ねてしまうのですが、実はそこについては救済がありまして。
（※当然、詳細は伏せますがね）
そうしたお話の流れであったものの、読後感は悪くありませんでした。
紹介帯の文言”世界で話題沸騰”は伊達じゃーありません。
事の始まり１話目。
カラー原稿部分は、部室の風景、現在・過去（初のやり取りかな？）の「千歳さん」、５話の「千歳さん」イラスト、というもの。
白黒原稿部分は、事の起こりまで２０ページ以上使ってじっくりと丁寧に描かれており。
「圭介」・「千歳」の２人がどういう関係だったか、どんなやり取りをしていたのか、よーく理解できるようになっています。
また、同じ美術部の「美香」・「隆之」も同様ですね。
なお、ここで、「隆之くん」との会話シーンがあるのですが。
こちらが、結構なポイントとなっていました。
いや、そもそも美術部に所属しなければ…いや、まぁ、彼女から誘われたのだから、あの場面で断れる選択肢はないかー。
男同士なのだから、後輩とは言え、素直に言っといた方が良かったでしょうね。
もし「圭介くん」が自らの想いを口にしていたのなら、彼は潔く身を引いていたと思います。
続く大きな要因は、眼鏡のエロス女性な「美香さん」ですね。
まー、余計な事をしてくれたなぁ、と。
ここで、彼女が「隆之くん」とは血縁、姉であったというのも大きい。
成年漫画で姉・弟のカップルなんてよくある事なのですが、こちらはそんな非現実的な流れにならないのでした。
（※とはいえ、それなりに現実味薄い事もありますが）
また、よくよく見ると…。
「美香さん」に応じて、「圭介くん」はあっさり・素直に従っていくのですが…。
おいおい、よく「千歳さん」の表情を見てみて。
あるいは、この場面って、悪いこれまで流れを覆すことのできる、最終チャンスだったかもしれません。
やや場の空気を乱すことになるでしょうけれど、ここで素直になっていれば…。
「美香さん」の指導で「千歳さん」にシテ貰えたりして、後の展開も変わっていたのではないか、と。
お口後の２話目。
こちらは前話直後の風景、となっています。
切っ掛けはまたまた「美香さん」
エロい人だなぁ。
また、変わらず「圭介くん」は実にじれったく。
なんというか、全てにおいてひと呼吸遅い。
もどかしい。
圧倒されてしまうのも分からんではないですがね。
あれでは、「隆之くん」の後塵を拝するのも仕方ないこと。
まぁね、またまたその目前では…あのエロい「美香さん」が誘ってきてましたからねー。
どうにもならん。
３話目もまた、その同日が続いています。
ああした場面で、ごく冷静に判断していた「美香さん」は凄い。
「あたしも入った事ないわよ」
とか言ってましたが、本当か！？
これまで眼鏡・髪アップにしていた彼女ですが、こちらでは髪解いて眼鏡オフとなっており…。
また、先ほどとは全く異なる魅力を見せてくれています。
「隆之くん」は「千歳さん」を「あのレベルはいねーっスよ！」とか言ってましたが。
いやいや、すぐ隣にいるわ。
実姉だとそんなもんなのかなぁ…。
こちらでの姿がため、ひでるさんは「美香さん」派です。
最中の「圭介くん」、特に後半は注目。
しかし、一方の「隆之くん」はまた…面白い子ですね。
意外に余裕あるなぁ。
※仁科千歳
４話はその次の日。
あの言動で「美香さん」は察したのではないかなぁ。
もう遅いって、ね。
こちらは学校・トイレシーンが実にえろくて素敵でした。
後半は「千歳」・「隆之」で…また、「圭介くん」がニアミスするというもの。
ぞくぞくしますよ。
なお、前話とこちらには、巻末にカラー描き下ろしページがあります。
４ペーシのうち、主人公「圭介くん」の出番は１コマだけでした（笑）
さて、最終５話は皆でカラオケに行くというもの。
最初は学生らしい、他愛のないやり取りだったんですが…。
こちらの切っ掛けも、いいか・わるいか「美香さん」ですわね。
いちおう、あれで一区切りはついたかなー、初恋の想い出に昇華できたかなー。
それぞれ別れ際では、表情落ち着いて見えました。
オチにてまた、ひと展開があり…。
前述したように、こちらのフォローがため読後感は悪くありません。
当然エロい展開になるだろう（笑）、後日談も見たいですね。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「世徒ゆうき」センセでした。
今回が５冊目でいいのかな。
当ブログでは、過去に「ストレッタ」を紹介しています。
（※初単行本なども読んでます）
センセの漫画はアニメ化されたりしていて、人気なのですが。
個人的にはちょっと合わないなー、という印象でした。
そんなんでしたが、今回は…「ティーアイネット」さんＨＰの、１話丸ごと試し読みを見たため。
これは凄い、って肌にビンビン感じたんですよ、ええ。
どうしようか迷った方は、ぜひ見てみてください。
圧倒されますよ。
ちなみに、もくじに「あとがき」とあったのですが。
単行本紹介ページはあるものの、それ以外には何もなく。
…まさか、落丁とかじゃーないだろうな。
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蕩けるカラダは乙女色 （常磐緑）
★まんがデーター ［１８．５／２０．０］
・絵柄 ：●●●●●
・お話 ：●●●●●
・漫画 ：●●●●◎
・独創性：●●●●〇
・属性 ： ［成年］ ラブコメ、巨乳、コスプレ
・構成 ： 初単行本、カラー（８Ｐ）、８話収録。
・おまけ： あとがき、もくじページにヒロイン紹介、
カバー裏に別絵（↓表紙絵と関連したもの）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「常磐緑（ときわみどり）」センセの「蕩けるカラダは乙女色」です。
※左：笹山るり、右：舞浜ミユ
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編群。
あるいは…描き下ろしだったりするのかな。
各話には、本編の前後風景が、１ページほどですが描かれていました。
ジャンルは明るいラブコメ。
↓表紙・裏表紙のイラストで、この漫画のポイントがなんとなく理解できると思いますが。
はい、おっぱいです。
皆さん結構なサイズなのですが、ほぼ違和感ないくらいの絶妙な具合に仕上がってました。
もう、お好きな方は御用達という単行本。
コスプレ要素もあり、色々楽しめると思います。
ややこしい・ブラックな色はなく、お話に優れていて、追加の１ページのフォローもイイ感じでした。
強い線と色彩が特徴的。
また、センセは枠線が特に太めであり。
重なるようなコマ割りも多くしていたので、いわゆる過去回想みたいな雰囲気もありました。
また、はみ出し・ぶち抜きも頻繁。
賑やかで、結構なコッテリ感でした。
背景や小物は比較的にあっさり目。
服装はしわ・質感などの再現良く、デザインも優れています。
表現はコメディー寄り。
大きく楽しい雰囲気になっていました。
人物画は…おっぱいですね、やっぱり。
ヒロイン紹介によると、最低Ｅカップという巨乳揃い。
重量感があります。
広い輪郭で横長な四角目、鼻筋ある表現が特徴的。
可愛いお姉さんという仕上がりですね。
カラーはまた白黒絵とはまた違った魅力あるもの。
そのため、判断については「ＧＯＴ」さんのＨＰでのサンプルがいいと思います。
あるいは、現在アマゾンの登録はなかった（21/02/23）のですが、各話ばら売りでの販売は継続されていて。
それぞれお話単位で原稿サンプルを確認できましたので、そちらも参考にいいと思います。
【 収録話 】 ８話収録
007：「胡桃情緒」 カラー原稿あり
「浅川隆夫」はホームステイでやってきた「ミア・ソフィア」と夏祭りに行くこととなったのでした。
しかし、その最中で突然に態度が変わってしまったのです。
褐色肌の美人さん。
外国人であるのがポイントですね。
ああしたシチュエーションで、またここ日本なので…。
意味が異なるってのは、理解できると思います。
ただ、まぁ…彼女も年頃なので、どうしても別の意味がダブって混乱してしまったのかな。
万が一って事もあり得るだろうから、とりあえず鞄に白いタオル入れときましょうか（笑）
カラー原稿はえっちシーンの抜き出し。
あれは…いいなぁ。
※左：ミア・ソフィア、右：三浦夕美
033：「恋するウサギは暴れ乳」
学園祭で皆とバニーガールのコスプレをした、実行委員の１人「三浦夕美」
普段はお調子者のオタク女子で、テンション上がっていた「もり太」でしたが…。
ちょっとしたハプニングもあり、気絶してしまったのでした。
「あの服の下にこんな爆裂ボディが～」とか言ってましたが。
その前のコマの、普段の姿（いつもは眼鏡の様子）でもおっぱいは目立っていて、十分にエロく感じるぞ。
いわゆるあと一歩カップルで、彼を介抱する「夕美さん」は告白しようとしていたようでしたが。
「無理くない…？」
というシチュエーションになってしまったことで、強引な手段に切り替えたのでした。
コスプレの勢いもあるのかな。
個人的には先輩２人も気になりました。
053：「裏垢先生」
083：「地味子と先生」
どっちも先生とありますが、特に関連ありません。
教師・生徒のカップルが描かれる２話です。
前者「裏垢先生」は新米で非常勤、クラス副担任という「笹山るり」
性格・スタイル良く、生徒らから人気な彼女。
「小山春人」も憧れる１人なのですが、高嶺の華なのでどうにもすることできず。
セクシーな動画を配信している女性に姿を重ねていたのですが…それを眺めていたところ「るり」に見つかってしまい。
スマホを取り上げられてしまったのでした。
「なぜか気に入られている僕」
「ほんと仲良いよな（※友人発言）」
…そうあった通り、結構距離を詰められていて。
こちらでも、返却を理由に部屋まで招いておりました。
ヤル気満々ですな。
後者「地味子と先生」は性別が逆転して、教師が男性です。
女子ばかりの世界に赴任して１週間。
現実に打ちのめされていたのですが、いかにも大人しそうな生徒「白井希美子」だけは理想的な生徒であり。
精神的なオアシスである彼女を、ついかばってしまっていたのですが…。
昼休みに彼女のトンデモな一面を知ることとなってしまったのでした。
地味子、と称されるショートカットな「白井さん」ですが。
（※もくじでの立ち絵でもダントツに地味目です）
多くのヒロインを押しのけ、↓表紙をゲットしていました。
冒頭と中盤からの落差が凄い、エロい。
おっぱい大きくて可愛いんですが…オチを見ると、ちょっと怖さも感じますね。
（※ただ、ああしてわざと煽ってのプレイとかいいかも）
109：「ツンデレイヤー」
お色気路線で人気のレイヤー「レイナ」はクラスメイト。
「ノエル」こと「佐伯恵茉」は彼女に追いつくべく、とっておきの衣装を用意していたのでした。
リツイート数、百倍ほどの差があるようです。
本編、おまけページでもイチャイチャしていましたが。
うん、手っ取り早くコラボするのが近道なのでは。
彼女、承諾してくれると思いますよ。
ある程度の覚悟は必要になるでしょうけどね（笑）
成年漫画で女性コスプレイヤー、カメラマンが男子という設定で、展開としては王道。
そこに先の「レイナ」が関わってるため、また違った可笑しさがありました。
オチ付近での過去シーンが良いですね。
139：「へべれけエンカウント」
三次会まで付き合ったことで、自分の部屋で酔い潰れて寝ていた「増田友也」
ふと気付くと…隣に見知らぬ女性が寝ていたのでした。
結局その彼女はお隣さん「舞浜ミユ」で、酔った彼女は部屋を間違えていたとのことでした。
こちらのおまけ１ページは、時系列では中間くらい。
一緒に飲んでいたのは…先の「笹山るり先生」かな？
中扉でも２人並んでいましたね、全裸で。
（配信用の撮影ですかね）
再度の切っ掛けを掴むのに、また泥酔していくのが可笑しい。
いや、次はしっかりシラフで行こうよ…。
（※「友也くん」は次の日にちゃんと身なり整えた彼女を”超キレイ”と評価していた）
なかなか残念な娘さんらしく、オチでもそんな感じ。
もうすこし…頑張れ。.
165：「飛び込め！セイシュン」
仲良くなった４人組のうち２人が付き合い始め、残された形となっていた「小宮翼」と「ユージ」
ある日、その２人のキスシーンを目撃してしまい。
憂さ晴らしにカラオケへ行ったのですが、なんだか妙に意識するようになってしまったのでした。
ショートカットで活発そうな「翼ちゃん」
ボーイッシュな雰囲気もあるのですが、持つ大きい胸の自覚はあり。
そう極端ではなく、適度に女の子もしているようでした。
部活が急に休みとなったこともあり、制服の下は競泳水着なまま。
その偶然を最大限に生かしてます。
日焼け跡がいいですね。
ここで、あーした事があったにも関わらず、おまけ１ページでも「翼ちゃん」変わらず大胆な事をしていました。
スイッチ入っちゃうんだろうなぁ。
※小宮翼
193：「ねぺんてす」
全男子らと同様に、先輩「奥菜まこ」に憧れていた「水無月」
遠くから眺めているのが幸せで、目が合うと逆に隠れていたりしていたのですが…。
ある日の放課後、彼女が突然やってきたのでした。
差し込まれていた１ページは前日譚で、「奥菜さん」視点。
「全男子の憧れの的～」
という友人の発言も実際そのようではあるのですが。
言動を見る限り、そう高嶺の華のような雰囲気はないみたい。
奥手な男子が揃ってるのかな。
あるいは、彼氏いるという断り文句が浸透しているのか…いや、それだとて友人の発言があーではないか。
彼女としては「水無月くん」のような男子がタイプってことですかね。
また、いきなりエロい事仕掛けていたりしていて、付き合うまでのハードルの高さが伺えました。
そっち込みだと、なかなか相手見つからないでしょう。
（※常習犯らしく、「水無月くん」とのえっち時にも、かなり手慣れたことをやっている）
相性ばっちりらしく、良かったねぇ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「常磐緑」センセでした。
こちらが初単行本のようです。
おめでとうございます！
実に素敵なおっぱい群でした。
いやぁ、大きかった（笑）
作画・お話どちらも実にいい感じだったので、全然初っぽくなかったですね。
凄い。
ちなみに、このブログ書くまで「常磐線」と勘違いしていて…。
電車お好きなのかなぁ、って考えてましたが、全然違いましたね。
蕩けるカラダは乙女色 (GOTコミックス) (日本語) コミック, 2020/12/21 [アダルト]
常磐緑 (著)
※現在アマゾン登録なし。
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・絵柄 ：●●●●●
・お話 ：●●●●●
・漫画 ：●●●●◎
・独創性：●●●●〇
・属性 ： ［成年］ ラブコメ、巨乳、コスプレ
・構成 ： 初単行本、カラー（８Ｐ）、８話収録。
・おまけ： あとがき、もくじページにヒロイン紹介、
カバー裏に別絵（↓表紙絵と関連したもの）
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「常磐緑（ときわみどり）」センセの「蕩けるカラダは乙女色」です。
※左：笹山るり、右：舞浜ミユ
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編群。
あるいは…描き下ろしだったりするのかな。
各話には、本編の前後風景が、１ページほどですが描かれていました。
ジャンルは明るいラブコメ。
↓表紙・裏表紙のイラストで、この漫画のポイントがなんとなく理解できると思いますが。
はい、おっぱいです。
皆さん結構なサイズなのですが、ほぼ違和感ないくらいの絶妙な具合に仕上がってました。
もう、お好きな方は御用達という単行本。
コスプレ要素もあり、色々楽しめると思います。
ややこしい・ブラックな色はなく、お話に優れていて、追加の１ページのフォローもイイ感じでした。
強い線と色彩が特徴的。
また、センセは枠線が特に太めであり。
重なるようなコマ割りも多くしていたので、いわゆる過去回想みたいな雰囲気もありました。
また、はみ出し・ぶち抜きも頻繁。
賑やかで、結構なコッテリ感でした。
背景や小物は比較的にあっさり目。
服装はしわ・質感などの再現良く、デザインも優れています。
表現はコメディー寄り。
大きく楽しい雰囲気になっていました。
人物画は…おっぱいですね、やっぱり。
ヒロイン紹介によると、最低Ｅカップという巨乳揃い。
重量感があります。
広い輪郭で横長な四角目、鼻筋ある表現が特徴的。
可愛いお姉さんという仕上がりですね。
カラーはまた白黒絵とはまた違った魅力あるもの。
そのため、判断については「ＧＯＴ」さんのＨＰでのサンプルがいいと思います。
あるいは、現在アマゾンの登録はなかった（21/02/23）のですが、各話ばら売りでの販売は継続されていて。
それぞれお話単位で原稿サンプルを確認できましたので、そちらも参考にいいと思います。
【 収録話 】 ８話収録
007：「胡桃情緒」 カラー原稿あり
「浅川隆夫」はホームステイでやってきた「ミア・ソフィア」と夏祭りに行くこととなったのでした。
しかし、その最中で突然に態度が変わってしまったのです。
褐色肌の美人さん。
外国人であるのがポイントですね。
ああしたシチュエーションで、またここ日本なので…。
意味が異なるってのは、理解できると思います。
ただ、まぁ…彼女も年頃なので、どうしても別の意味がダブって混乱してしまったのかな。
万が一って事もあり得るだろうから、とりあえず鞄に白いタオル入れときましょうか（笑）
カラー原稿はえっちシーンの抜き出し。
あれは…いいなぁ。
※左：ミア・ソフィア、右：三浦夕美
033：「恋するウサギは暴れ乳」
学園祭で皆とバニーガールのコスプレをした、実行委員の１人「三浦夕美」
普段はお調子者のオタク女子で、テンション上がっていた「もり太」でしたが…。
ちょっとしたハプニングもあり、気絶してしまったのでした。
「あの服の下にこんな爆裂ボディが～」とか言ってましたが。
その前のコマの、普段の姿（いつもは眼鏡の様子）でもおっぱいは目立っていて、十分にエロく感じるぞ。
いわゆるあと一歩カップルで、彼を介抱する「夕美さん」は告白しようとしていたようでしたが。
「無理くない…？」
というシチュエーションになってしまったことで、強引な手段に切り替えたのでした。
コスプレの勢いもあるのかな。
個人的には先輩２人も気になりました。
053：「裏垢先生」
083：「地味子と先生」
どっちも先生とありますが、特に関連ありません。
教師・生徒のカップルが描かれる２話です。
前者「裏垢先生」は新米で非常勤、クラス副担任という「笹山るり」
性格・スタイル良く、生徒らから人気な彼女。
「小山春人」も憧れる１人なのですが、高嶺の華なのでどうにもすることできず。
セクシーな動画を配信している女性に姿を重ねていたのですが…それを眺めていたところ「るり」に見つかってしまい。
スマホを取り上げられてしまったのでした。
「なぜか気に入られている僕」
「ほんと仲良いよな（※友人発言）」
…そうあった通り、結構距離を詰められていて。
こちらでも、返却を理由に部屋まで招いておりました。
ヤル気満々ですな。
後者「地味子と先生」は性別が逆転して、教師が男性です。
女子ばかりの世界に赴任して１週間。
現実に打ちのめされていたのですが、いかにも大人しそうな生徒「白井希美子」だけは理想的な生徒であり。
精神的なオアシスである彼女を、ついかばってしまっていたのですが…。
昼休みに彼女のトンデモな一面を知ることとなってしまったのでした。
地味子、と称されるショートカットな「白井さん」ですが。
（※もくじでの立ち絵でもダントツに地味目です）
多くのヒロインを押しのけ、↓表紙をゲットしていました。
冒頭と中盤からの落差が凄い、エロい。
おっぱい大きくて可愛いんですが…オチを見ると、ちょっと怖さも感じますね。
（※ただ、ああしてわざと煽ってのプレイとかいいかも）
109：「ツンデレイヤー」
お色気路線で人気のレイヤー「レイナ」はクラスメイト。
「ノエル」こと「佐伯恵茉」は彼女に追いつくべく、とっておきの衣装を用意していたのでした。
リツイート数、百倍ほどの差があるようです。
本編、おまけページでもイチャイチャしていましたが。
うん、手っ取り早くコラボするのが近道なのでは。
彼女、承諾してくれると思いますよ。
ある程度の覚悟は必要になるでしょうけどね（笑）
成年漫画で女性コスプレイヤー、カメラマンが男子という設定で、展開としては王道。
そこに先の「レイナ」が関わってるため、また違った可笑しさがありました。
オチ付近での過去シーンが良いですね。
139：「へべれけエンカウント」
三次会まで付き合ったことで、自分の部屋で酔い潰れて寝ていた「増田友也」
ふと気付くと…隣に見知らぬ女性が寝ていたのでした。
結局その彼女はお隣さん「舞浜ミユ」で、酔った彼女は部屋を間違えていたとのことでした。
こちらのおまけ１ページは、時系列では中間くらい。
一緒に飲んでいたのは…先の「笹山るり先生」かな？
中扉でも２人並んでいましたね、全裸で。
（配信用の撮影ですかね）
再度の切っ掛けを掴むのに、また泥酔していくのが可笑しい。
いや、次はしっかりシラフで行こうよ…。
（※「友也くん」は次の日にちゃんと身なり整えた彼女を”超キレイ”と評価していた）
なかなか残念な娘さんらしく、オチでもそんな感じ。
もうすこし…頑張れ。.
165：「飛び込め！セイシュン」
仲良くなった４人組のうち２人が付き合い始め、残された形となっていた「小宮翼」と「ユージ」
ある日、その２人のキスシーンを目撃してしまい。
憂さ晴らしにカラオケへ行ったのですが、なんだか妙に意識するようになってしまったのでした。
ショートカットで活発そうな「翼ちゃん」
ボーイッシュな雰囲気もあるのですが、持つ大きい胸の自覚はあり。
そう極端ではなく、適度に女の子もしているようでした。
部活が急に休みとなったこともあり、制服の下は競泳水着なまま。
その偶然を最大限に生かしてます。
日焼け跡がいいですね。
ここで、あーした事があったにも関わらず、おまけ１ページでも「翼ちゃん」変わらず大胆な事をしていました。
スイッチ入っちゃうんだろうなぁ。
※小宮翼
193：「ねぺんてす」
全男子らと同様に、先輩「奥菜まこ」に憧れていた「水無月」
遠くから眺めているのが幸せで、目が合うと逆に隠れていたりしていたのですが…。
ある日の放課後、彼女が突然やってきたのでした。
差し込まれていた１ページは前日譚で、「奥菜さん」視点。
「全男子の憧れの的～」
という友人の発言も実際そのようではあるのですが。
言動を見る限り、そう高嶺の華のような雰囲気はないみたい。
奥手な男子が揃ってるのかな。
あるいは、彼氏いるという断り文句が浸透しているのか…いや、それだとて友人の発言があーではないか。
彼女としては「水無月くん」のような男子がタイプってことですかね。
また、いきなりエロい事仕掛けていたりしていて、付き合うまでのハードルの高さが伺えました。
そっち込みだと、なかなか相手見つからないでしょう。
（※常習犯らしく、「水無月くん」とのえっち時にも、かなり手慣れたことをやっている）
相性ばっちりらしく、良かったねぇ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「常磐緑」センセでした。
こちらが初単行本のようです。
おめでとうございます！
実に素敵なおっぱい群でした。
いやぁ、大きかった（笑）
作画・お話どちらも実にいい感じだったので、全然初っぽくなかったですね。
凄い。
ちなみに、このブログ書くまで「常磐線」と勘違いしていて…。
電車お好きなのかなぁ、って考えてましたが、全然違いましたね。
蕩けるカラダは乙女色 (GOTコミックス) (日本語) コミック, 2020/12/21 [アダルト]
常磐緑 (著)
※現在アマゾン登録なし。
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