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■遠い君に、僕は届かない (二峰跨人)

★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●◎〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] 凌辱、学生、制服
・構成 : 初単行本、8話収録(うち「挿れたいのは別のひと」×2、「多希と翔太」×2)
・おまけ: あとがき、おまけ(ヒロインのイラスト)。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「二峰跨人(ふたみね・こびと)」センセの「遠い君に、僕は届かない」です。

花村千歳、朱野雫
※左:花村千歳、右:朱野雫

 【 構成・絵柄 】

収録は2話ほどの連続話が2つあるほかは短編での構成。
話数としては8話とやや少な目なのですが、それぞれのページ量は多く。
全246ページくらいの単行本となっていました。
持つと、手にぐっとくる重量感がありますね。
本のくくりは「AOHA COMICS」です。
ただし、AOHAでよく見られるような青春ラブコメ…みたいなんではなく。
悪い男性らに翻弄されてしまう、凌辱系な作品群です。
ブラックです
そもそも、表題からしてどことなく不穏な雰囲気が漂っていてますよね。
お話によってはネトラレっぽいものもあります。
得意でない方は気を付けて。

絵柄はリアル調で綺麗なものです。
スッキリとした綺麗な線での作画。
やや強めですがおおむね適度な濃淡具合で、描き込みはしっかり。
コマ割りは中小で変化が大きく。
重なるような小コマが特徴です。
ジャンルもあってか、原稿は結構賑やかでした。
漫画はテキスト多め。
表現などはやや大仰に感じました。
背景・小物などはお話を邪魔していなかったものの、もうプラス頑張りが欲しい印象です。
人物画はデフォルメ度合が控えめで、良いバランスでリアルさあるもの。
それでいて適度に漫画っぽい所もあり。
ヒロインらは可愛らしく、男性陣はいやらしーく仕上がっています。
↓表紙などカラー絵は、白黒絵から濃さが抜けたような感じ。
裏表紙にてカット絵と共に判断するのが良いでしょう。

 【 収録話 】 8話収録

007:「遠い君に、僕は届かない」
「松園歩」の幼馴染み「四元涼香」は空手部の主将。
密かに想いを寄せていたのですが…。
彼女はとある切っ掛けにて知り合った「相原大和」と付き合うこととなっていたのです。
しかし、「歩」は彼らの真意を知ってしまい~というもの。
こちらが表題作。
「大和」らの作戦にかかり、好き放題されてしまう「涼香さん」です。
そもそもの知り合う切っ掛けは、不良らに囲まれていたところを助けられた、というもの。
また、その成果を話し合っていた場に、「歩くん」が偶然に居合わせているという…まさに漫画・映画みたいなお話。
えっち最中の「涼香さん」は…さすがに途中で気付きそうにも思ったのですが、些細な点か。

四元涼香、委員長「成瀬美月」
※左:四元涼香、右:委員長「成瀬美月」

057:「善意の死角 ~その日委員長の純潔は奪われた…~」
男子らに脅されていた「前田唯」を発見した委員長「成瀬美月」
呼び出されたという場所に彼女と共に向かったのでした。
えー、責任感ある「美月さん」が彼女を助けるため巻き込まれえっちされてしまうもの。
よく見られる展開ですね。
ただ、それに至る前半部分が…思わせぶりなテキストと前後する時系列などがためか、正直ぱっと分かり辛い
彼女の身代わりになったのだと思うんですけれど、何度も前後して確認しました。
「美月さん」はいかにも賢そうな眼鏡女子なのですが。
こうした展開の場合、たいてい無策なのが残念。
(まぁ、そしたらえろい展開にならんのでしょうけど)

091:「挿れたいのは別のひと」 前後編
「三橋昴」と付き合う「花村千歳」
しかし、友人から彼が他の女性と会っているという噂話を聞いてしまったのです。
彼に確認できないまま、不安を抱えていた「千歳」は、彼の友人「間宮幸生」に相談するようになっていたのでした。
我ながらうまくやったな
…とは、「幸生」の台詞。
そうですね、ほとんど計画にすらなってなく、穴だらけな仕掛け。
そもそも「昴くん」はあんな彼となにゆえ友人関係なんだろう。
(※なんとなく…漫画での見た目ほど「昴くん」はいい男ではないのかもしれない)
なお、タイトルはあーした感じですが、彼ともえっちまで済ませており。
冒頭話の「涼香さん」と違って、初体験でないのは多少の救いか。
「幸生」に対しては一服盛られてしまったようで。
このエピソードで「千歳ちゃん」は巻き込まれただけのようで気の毒。

151:「お金で買えるもの」
母親がため、伯父・伯母らに妹「凛久」の面倒をみてもらっていた「中田若葉」
また、親は借金も残しており…。
伯父に逆らえない状態になっていたのでした。
ほかヒロインらと違って、こちらの「若葉さん」は多少なりとも気丈さが見えます。
妹も抱えているので、頑張ってるんだろうなぁ。
少なくとも伯母はマトモそうだったので、まだどちらかには救いを求められそう。
というか、今のうちに何とかしておかないと、「凛久ちゃん」に手出されるぞ。

177:「暗く、そして濁った…」
付き合う「文哉」の父から、よからぬ相手から借金をしていると聞かされた「朱野雫」
そのため、彼の言うまま撮影に応じたのでした。
その気持ちは素晴らしいと思うのですが。
彼氏の問題(しかも直接当人ではない)に、そこまでしてしまう「雫ちゃん」もだいぶ脇が甘いわね。
しかも、結婚相手とかでなく、学生時代の彼氏ですから。
まぁ、あんな父親の息子だから、実際のところ「文哉くん」もどうか分かんないですけどね。
そんなんが作中で描かれなかっただけ、まだ良かったか。
下手すると後半に参加してくるのではないかと、ヒヤヒヤしました。

芹澤多希
※芹澤多希

203:「勇気をあげたい」
229:「多希と翔太」
アパートの下の階に住む「芹澤多希」
面倒見良く気のいいお姉ちゃんで、「翔太」にとっては憬れの相手だったのですが。
ふとした切っ掛けから、彼女が抱える問題に直面してしまうのでした。
収録では連続話のもう1本がこちらの2話。
これまで、バッドエンドみたいなエピソードばかりでしたが…。
唯一、救いのある展開となってます
主要な登場人物、「多希」・「翔太」のどちらも苦境に立ち向かうよう気概を見せています。
「翔太くん」は幼いながら、収録の男性陣ではダントツの男前。
特に1話目のオチでの言動は素晴らしいもの
それがため、「多希さん」の意識を変えることに繋がったようでした。
彼女もまた、あーした状況にありながら、「翔太くん」を巧く導いていたかなー。
(※下手したら、また異なるバッドエンドになってたかもしれませんよね)
2話目はほぼ全編えっちシーンみたいなんなのですが、これがちょっと感動的
非常に良いカップルなので、この後はぜひ巧くいって欲しいなぁ。

なお、ほとんどはゲスい漫画なものの、これが巻末に位置しているため。
最終的な読後感は良く、個人的には収録でダントツにこちらがお気に入り。

 【 その他 】

以上、本日は「二峰跨人」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
前述してきた通り…はい、ひでるさんは合いません。
とにかくヒロインらが気の毒で、男性陣はただひたすらに胸糞悪く…。
各話ともエロいとかなんとかいう印象はありません。
逆に言えば、漫画はそれだけお上手だということなのでしょう。
ジャンルがお好きな方はどうぞ。
せめて「多希と翔太」みたいなんであれば、いいのですが。
ひでるさんは…すみません、ここまでです。




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■日焼け少女の白いトコ・褐色娘のピンクなアソコ (高岡基文)

★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ロリ、日焼け跡、褐色肌、ラブコメ、近親
・構成 : 短編×10話。
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「高岡基文(たかおか・もとふみ)」センセの「日焼け少女の白いトコ・褐色娘のピンクなアソコ」です。

真理亜ちゃん
※真理亜ちゃん

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
LOコミックス(※ちなみに、第271弾でした)ということで、ロリジャンルな1冊です。
そんなんですが、基本的に経験済な娘が多く。
えっちへの展開はスムーズで、ハード・調教みたいな雰囲気はありません。
漫画はおおむねラブコメという仕上がりですね。
タイトルにもあるように、日焼け跡、褐色肌なヒロインたちも売りの1つ。
お好きな方は、カバー絵で視線持っていかれると思いますが…。
気持ちに素直に従って大丈夫です(笑)
様々なタイプのそうしたヒロインが楽しめます。
1話だけですが、ファンタジー話もありましたよ。

スッキリとした綺麗な線での作画。
デジタルな色彩で、綺麗な原稿です。
ちょっとツヤツヤしていますかね。
描き込みはそれなり。
枠線が強いコマ割りは変化もあって細かめ。
はみ出し・ぶち抜きもそこそこありました。
漫画はコメディー調で派手目な仕上がり。
クライマックス…いわゆる絶頂時に白目までないものの、皆さん舌を出していて。
そのあたりの描き方は、好き嫌いがあるかもしれません。
幅広な輪郭と華奢な身体のロリ絵柄。
目は鋭角的でツリ目がち(※タレ目もいます)
小さい鼻と大きな口で、表情はよく変化していました。
↓表紙・裏表紙などのカラー絵は、実にイイ感じなイラストなため。
漫画はそれより動きやすく描かれているので、判断はそれを踏まえるのがオススメです。

 【 収録話 】 10話収録

003:「おんゆあまーきんぐ」
付き合う彼とプールへ行くこととなっていた「珠子」
しかし、その服装は派手で露出大きく…。
電車に乗るどころではなくなってしまうのでした。
ツインテールな「珠子ちゃん」が↓表紙をゲットしています。
(※背景の2人も登場ヒロインみたい)
なお、そちらではバストまで焼けてましたが、漫画でスクール水着な日焼け跡です。
露出モノAV女優みたいな服装で、それを制止した彼の感覚は正しい
まぁ、彼女も当然分かっていて、お誘いっぽい面のが強いですかね。
公園でのトイレえっちになってます。
そんな場所ならば、プールまで行った方がいいと思うぞ。

珠子ちゃん、あゆむちゃん
※左:珠子ちゃん、右:あゆむちゃん

023:「ボールガール」
空地で野球をやっていた面々。
1人の打球は見事に近所宅の鉢植えを直撃し…「あゆむ」は誤りに行くこととなったのです。
まず、男子らは逃げんな。
ショートカットで、キャップ・スパッツ姿という「あゆむちゃん」が可愛い。
なお、謝罪は今回が初めてではなく。
そちらの中年に言われるままになっていました。
オチが楽しいです
お話を見る限り…冒頭の謝罪うんぬんは、あるいは「あゆむちゃん」自身が1人で行くよう仕向けている結果なのかもしれませんね。

039:「おみやげ夏妹」
ハワイから帰国した妹「マコ」
受験生だった兄は家で留守番であり…。
そんな彼のリクエストに応じて、日焼け跡を披露するのでした。
水着のくだりが可笑しい。
既に関係あり、彼女もさほど抵抗してなく。
あっさりえっち発展していました。
受験失敗するぞ…。
なお、日焼け跡はスクール水着、日焼け披露の際はマイクロビキニです。
オチではあー言ってましたけれど、今回の焼け方はベストだと思うよ

055:「ぱぱせれくと」
”パパが欲しい”
そう言っていた「小松万由里」のもとに…2人の父親候補が家にやってきたのでした。
なお、1人は実父。
お手付きして離婚されたらしい。
もう1人は彼女の担任教師。
援交だと指摘されていました。
なかなかトンデモなオープニングです
そんなんでしたが、双方ともえっちは頻繁であったらしく。
自らを取り合う男子2人を横目に、喜んでいたりしました。
「万由里ちゃん」すげーなー。
ショートカットでボーイッシュっぽい彼女なので、逆にそうしたシチュエーションが嬉しく感じるのかな。
複数えっちです。

077:「あんばらんすがーる」
帰省で久しぶりに会った姪「アンナ」は、「悟」のイメージとは裏腹に立派なスタイルになっていたのです。
いわゆるロリ巨乳もの。
去年まではスレンダーだった~とあったので、1年で巨乳化したのね。
すげえ。
もともと「アンナちゃん」にちょっかい出していたらしい「悟くん」
ロリ趣味なようでしたがバストサイズは関係ないらしく、えっちに持ち込んでいました。
ちなみに、「アンナちゃん」は褐色肌でした。
名前・スタイルから察するに、他国のDNAがあるのかな。

093:「んとぽ」
生徒「篠原ヒナタ」と教師のえっち漫画。
指導室が舞台で、おそらくは日中くらいの時間だと思われ。
結構危険ですね。
(※同級生男子がまだ残っていたので、放課後でもそう遅い時間でないと思う)
よーわからんタイトルですが…。
これ、開始早々に意味が分かるようになっていました。
なるほど。

109:「れでぃふぁ~すと」
ゲリラ豪雨に遭った「真理亜」
傘を持って迎えに出た兄とは行き違ってしまい。
帰宅した彼と、どちらが先にお風呂に入るか、揉めることとなったのです。
そんな訳で、こちらは兄妹の近親。
サイドテールの可愛い「真理亜ちゃん」もまた、日焼け跡でなくて褐色肌。
全身焼いたとかではないよね。
前半のくだりは、よくある兄妹風景(たぶん)なのですが。
漫画開始時点で、既に深いえっち関係があり。
共に入ったお風呂にて始まる~という流れです。
なるほど、そんなんもあるので、わざわざお兄ちゃんは迎えに出たんでしょうね。
収録ではこちらの「真理亜ちゃん」がお気に入りです。

125:「ふりーキャンディ」
お菓子とえっちが好き、という「八千代」
彼女は自らの身体にて、その両方を手に入れていたのでした。
確かにその通りなのだけど。
お菓子貰うんでなく、お金で買った方が断然良いと思うぞ。
(あるいはどっちも貰うか)
漫画で食べていたお菓子も、某キノコ型チョコレート菓子だったので、だいぶ安価
おっちゃんには天使みたいな娘さんですわね。
実際、漫画ではそうした展開になっており。
「八千代ちゃん」がソレにどう反応するか、ぜひ漫画にて確認ください。

141:「ごめんなさいと言うまでは」
半年ぶりに帰省した主人公。
実は、姪「フミ」に騙しえっちをしており。
恐る恐る帰って来ていたんですが、予想に反して彼女はその時のことを誰にも伝えてなかったのです。
関西弁の可愛らしい「フミちゃん」
印象的な裏表紙の娘は、こちらの彼女だと思います。
えっちに至るくだりは、双方で認識のズレがあり…。
結果オーライになってます
まぁ、そうでなくとも、親にそんな事言えないわね。
(どういった経緯かは分かりませんが)
オチ後はもう1話お話作れそうに思いました。

篠原ヒナタ、ダークエルフの盗賊「ポルテ」
※左:篠原ヒナタ、右:ダークエルフの盗賊「ポルテ」

157:「えるふの奸計」
人間に捕まってしまった、ダークエルフの盗賊「ポルテ」
砦は荒くれもの揃いなため、こっそり逃がしてやろうと縄を解いたのですが。
砦に来た目的が、
人間の子種を搾りとってダークエルフの王国を作る~
であった彼女は、逃げずに彼を誘うのでした。
収録では唯一のファンタジーもの。
男女の優劣が短い間にくるくる変化していく、コメディー風味な面白い作品。
センセの絵柄はこんなん合ってると思いました。
ただ、できる王国はダークエルフでなく、ハーフエルフになるのでは。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「高岡基文」センセでした。
ブログ紹介するのは、たぶん今回が初めてだと思います。
お名前は頭にあり、たしか…どちらかの単行本は読んでいるのですが…。
その際に、合わなかった印象が強く残っているんですね。
当然、今回もそんなんが頭に浮かんでいました。
そんなんなのに、ゲットしてきたのは…。
察しが良い方、その通り。
タイトルに釣り上げられたからです。
いいですよね。日焼け跡(笑)


日焼け少女の白いトコ・褐色娘のピンクなアソコ


日焼け少女の白いトコ褐色娘のピンクなアソコ (TENMAコミックス LO) コミック 2020/4/28 高岡 基文 (著)

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■制服至上主義-春- (はらざきたくま)

★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 制服、ラブコメ、着衣
・構成 : カラー(22P)、8話収録。
・おまけ: あとがき漫画、描き下ろし「至上制服図鑑・完全版」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「はらざきたくま」センセの「制服至上主義-春-」です。

大村市子、ヤーシャ・イヴァーナヴナ
※左:大村市子、右:ヤーシャ・イヴァーナヴナ

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
前々巻「制服至上主義-冬-」、前巻「制服至上主義-夏-」に続くタイトルで、こちらにて3冊目となりました。
漫画タイプ、単行本の構成はだいたい同じ。
冒頭のカラーページ、↓表紙と表題位置だけ異なる中扉、巻末の「至上制服図鑑」と最後ページが学校ロゴであること、また紹介帯のデザイン(裏面では登場ヒロインが並んでいる)…などですね。
なお、あとがきについては、1冊目からだんだん仕掛けが凝っていってる印象でした。
シリーズであるものの、特に続きエピソードとか、同キャラが出演するなどありません。
(※今回は同一世界っぽい描写を特に見つけれませんでした…)
特に繋がりはない(…と思う)ので、いきなりこちらからでも大丈夫です
これが気に入れば、前の単行本もまた絶対に刺さるでしょう。
ぜひ買い揃えてみてみて。
ちなみに、収録話数は前巻、前々巻より1話減っています。
単純に厚みを比較してみましたところ、なるほど最も薄い(高さ低い)ですね。
描き下ろし「至上制服図鑑」のもくじ数値が、冬は207、夏は215、そして今回が199ページ目という具合です。
ただ、お話は短編でも各話非常に優れていて、仕掛けも様々にて豊富
タイトル通り、制服を堪能できる仕上がりとなっていました。
間違いなくオススメな1冊です。

癖はあるものの、作画はトップクラス。
雰囲気たっぷりな濃淡・描き込み癖藍。
背景・小物などの描写はしっかりしていて雰囲気にプラスとなっています。
中小のコマ割りではみ出し・ぶち抜きもちらほらあり、迫力のある漫画。
水気も多めですよ(笑)
細かい部分まで丁寧で、バランス感覚も優秀なため、見易く仕上がっていました。
コレというマイナス点がありません
(※さっぱり描かれたあとがき漫画と比べると、本編での力の入れ具合がわかると思います)
無理矢理書くならば、絵柄に多少の癖があるくらい。
高い身長にしっかり描かれる鼻筋、丸い輪郭、華奢めなスタイルなどですね。
そんなんはセンセの魅力・個性なのですが。
特にこのシリーズは、本編の漫画と共に、カラーの制服図鑑があり。
全て制服が異なっているだけでなく、ロゴや指定の鞄のデザインに至るまで、熱の入れようが凄まじいのです。
(※紹介帯の裏面を3冊分並べると圧巻です。ぜひお試しあれ)
サービス満点な1冊
カラーとの差はほぼないため、↓表紙などの絵が引っ掛からなければ問題ないでしょう。

 【 収録話 】 7話収録

003:「第一区:私立耶麻華高等学校/相川春花」 カラー原稿あり
撫子色の春服に憬れ、非常に遠い学校へ入学していた「相川春花」
早朝時刻の列車はほぼ貸し切り状態で、その時間を自由に楽しんでいたのですが…。
実は、旧知の先輩「暁」も同じ車両に乗っていたのでした。
春服なんてあるのか。
彼女が学校自体を選ぶ切っ掛けとなったソレは、確かに可愛らしく。
冒頭からのカラーな着替えシーンにて、撃沈される人も多数いることでしょう
(※↓表紙・裏表紙、図鑑トップにも顔を見せていて、単行本の代表ヒロインしてます)
また彼女が黒ストッキングだったりするので。
こちら漫画での切っ掛けが素晴らしい。
あーした際には、やっぱり女子のが度胸あるんだろうなぁ。

相川春花、新屋桜
※左:相川春花、右:新屋桜


031:「第二区:私立布古恵西高等学校/新屋桜」
休日の図書館にて、生徒「新屋桜」を発見した教師「石脇」
帰りがけに彼女と会話するうち、
あたしが彼女になってあげるよ
そんな事を言われたのでした。
その際には、軽くいなしていたのですが…次第に彼女のことが気になっていくのです。
名前そのまま、スタンダードに”桜”なお話。
ただ、収録ではこちらだけカップルの年齢差があり、また生徒・教師の関係なため。
青春している他の短編とはまた違った雰囲気となっています。
雰囲気とは裏腹に、駆け引き上手な「桜ちゃん」
うん、教師が陥落してしまうのは、いかにもヤリヤリなんでなく、こうした女子なのかなぁ。
ちょっと恐ろしいですわね。
なお、桜の樹の下には……。

059:「第三区:私立手朝木学園高等学校/ヤーシャ・イヴァーナヴナ」
美人な留学生がやって来た、という噂。
帰国子女である「大島有理(ユーリ)」は話しかけるよう、クラスメイトから言われたのですが…。
英語のできない彼が、やんわり断っていたところ。
ふらりと教室にやってきたのは、昔馴染みの「ヤーシャ」だったのです。
シリーズで初の外国人です!
帰国子女なのに、「英語は全然わからんから」という彼。
いた外国はロシアで、ロシア語が堪能なんですねー。
(※余談:ロシアでどうの~という漫画がひでるさんの記憶にあり、冬か夏に収録されたものの関連話かも、と見てみましたが…全然別な単行本のようでした。どれと勘違いしたんだろう)
実は日本語堪能なくせに、敢えて喋らない彼女が可愛い。
あんなんが突然海外からやって来て。
学校で再会(※しかも、ばーんと抱きついてくる)するなんて、まさに男子の憬れなシチュエーションでしょう。
周囲の男子はさぞ羨ましいだろうなぁ。
本編もそれはもう良かったんですけれど、オチ後が気になります。
片付けは…明日以降ですね。

087:「第四区:私立由女美学園高等学校/大住亜季」
結局、新入部員ゼロとなりそうな文芸部。
実は希望者もいたのですが、部長「大住亜季」が追い返していて。
「小浜」と2人きりが続くこととなったのでした。
その理由は~ということなのですが、こちらが初えっちな様子。
たはー、あんなしれっとした表情だったのに…凄いな。
「亜季さん」は今回収録のうち、2人いる眼鏡女子枠です。
二人の相性も実に良い感じだと見えていたので…。
ああしたオチはかなり意外でした。

113:「第五区:県立志恵高等学校/大村市子」
廃部を知らせるため、部員「二朗」・「三津流」を屋上に呼びだした部長「大村市子」
実は、入部の際には2人ととある契約をかわしていて。
これまでのお礼かたがた、それを履行することとしていたのです。
ちゃんと学校指定であるものの、上下制服と共にジャージを着ている「市子さん」
あー、こうしたアプローチは前2巻にはなかったですが、ひでるさんのだーいぶ前な学生時代(笑)にこうした女子いましたよ、ええ。
あの野暮ったいジャージ姿から、目前で制服姿にチェンジしていくという(※単に脱ぐだけね)、シーンがじっくり描かれています。
眼福です。
成年漫画の野郎にしては、こちらの男子2人とも普通過ぎて失格なのですが。
ここは「市子さん」のがエロく、巧い事運んでいきます。
ずっとあんなん考えてたのかな。
そんな訳で、こちら複数プレイとなります。
オチがまた独特。
なるへそ。

139:「第六区:私立日萌世高等学校/上泉杏・上泉由仁」
「史郎」の幼馴染み「上泉杏」・「上泉由仁(かみいずみ・ゆに)」は一卵性の姉妹。
そのため、外観はそっくりなのですが…。
2人をよく知る「史郎」は、
見たらわかるよ、全然違うし…
~と、見分けることができるのでした。
収録でのWヒロイン枠。
ただ、こちらは驚くオチが待っているので、お楽しみに。
ううむ、油断してましたー。
(※よくよく見ると、先にちらと顔見せしてましたね…)
眼鏡女子な「杏さん」
彼女は「史郎くん」と同じクラスで仲も良く。
あの、彼女の「由仁さん」評の後に、あーした事を言われたりしたら…惚れるのが普通。
こちらも複数プレイとなっています。(※前回と違って女子2名)
いいなぁ。

小屋敷七海
※小屋敷七海

169:「第七区 私立色散学園高等学校/小屋敷七海」
星をみるべく、学校屋上にてテントを張っていた「大覚寺八尋」
彼が気になっていた「小屋敷七海」は、共に見ようとしたのですが…というもの。
こちらの「七海さん」は、自らの高身長がコンプレックス。
それが故に、下を向く(ネガティブ思考)な彼女と、上を向く(ポジティブ思考※常に空を気にしている)な彼とが対比となっていました。
ただし、某ラブコメ漫画のように身長差は極端ではなく、頭1つ分くらいの違い。
テント内に寝そべった際、彼は全身横になれていましたが、彼女は足を曲げていますね。
ただ、それで目線がピッタリと合い、えっちへの切っ掛けともなっています。
まぁ、無許可で学校に泊まる彼に付き合おうと考えてる時点で、好意爆発って感じですもんね。
下手すると、お互い遠慮してしまったかもしれないので…良い雨でした。
なお、冒頭・オチと彼女が見てるカップルはどちらかの登場人物かなー、って過去単行本など見てみたのですが、分からなかったです…。

 【 その他 】

そんなこんなで、毎度おなじみ「はらざきたくま」センセでした。

どうせなら、この勢い手で春・秋バージョンも…とか思いましたが……。
季節中途半端だし、専用の制服タイプがある訳でもないし、難しいか。

前回の「夏」にて、私そう書いていましたが…。
やった、ついに「春」がきました。
わーい
なお、今回↓表紙では、いい風が吹いているようなのですが。
残念、パンチラには至っておりません。
(※一瞬、「ヤーシャちゃん」がパンチラかと思いきや、桜の花びらだったという…)
こりゃ、絶対に「秋」も出すべきですわね。
…というか、そちらも出るんでしょう。
次も期待してます!




★「はらざきたくま」センセの漫画紹介記事  


制服至上主義-夏-
 制服だらけな2冊目。今度は夏服です。巻末には「至上制服図鑑・完全版」もあります。
制服至上主義-冬-
 制服だらけの短編集。冬服です。巻末の描き下ろし「至上制服図鑑・完全版」が凄い。
巫女的恋愛ノススメ
 巫女だらけの2冊目。単行本の半分くらいが同舞台の漫画群です。
巫女のいる町
 巫女だらけの1冊目。同一世界な漫画群となっています。(2冊目と繋がりないと思う)
リスナー the listener
一般系。とあるラジオ番組をテーマにしたお話群。心地よい恋愛話でした。
はなぞの
 久しぶりの成年系単行本。1冊まるまるの長編ですよ。
桃色団地の日情
 桃色団地シリーズを収録。未完漫画もありました。
ひみつの救急箱
 ナース、女医さんの短編集。
慾望のままに恋したい
 みつあみヒロインの多い短編集。
妄想みたいに愛されたい
 ビジネス系ほかという短編集。
好色制服図鑑
 コスプレっぽい短編集。 


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■アクマでJK! (神毛物由宇)

★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳、ハーレム
・構成 : 短編×8話(うち「アクマでJK!」×4」)
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「神毛物由宇(みけもの・ゆう)」センセの「アクマでJK!」です。

見習い悪魔「ヴィネア」、「詩織」
※左:見習い悪魔「ヴィネア」、右:「詩織」

 【 構成・絵柄 】

収録は表題作が4話、短編が4話と半分づつな構成
ページ量もそんな感じ。
メインの連続話は複数ヒロインの登場するハーレムもの。
短編でのWヒロイン漫画と並び、コメディー要素の大きいものです。
どっちかと言うと、ほか短編3話のがラブコメ然としていた感じ。
どちらも基本的には明るく楽しい仕上がり。
単行本のくくりは「茜新社」さんのアオハなのですが。
そちらで期待されるだろう(たぶん)、微妙な年齢の女子らとうんぬん~みたいな色はあまりないので要注意。
変な癖のない、万人に受けるだろう爽やかラブコメという印象です。
成年漫画の導入には最適かもしれません。

すっきりとした細線での作画。
全体の色づきや濃淡具合は適度なくらい。
描き込みはややあっさり気味なのですが。
コマ割りは細かめではみ出し多く、変化もあり。
テキストもなんとなく多い印象があり、画面は結構な賑やかさ。
お話と同様に表現もラブコメ調。
あちこちのバランスに優れ、引っ掛かるようなところはないのですが…。
ややよく綺麗にまとまり過ぎていて。
個人的には、もうひとパンチ欲しいようにも見えました。
人物絵は身長があり縦長。
黒目大きく可愛らしく描かれていますが、極端なデフォルメはありません。
爽やかで親しみやすそうなお姉ちゃん系です。
カラーでもほぼ印象に差はないため、判断は↓表紙・裏表紙が良いでしょう。

 【 収録話 】 8話収録

003:「アクマでJK!」 4話
魔界にある聖ルシフェラ女学院の見習い悪魔「ヴィネア」
その卒業試験のため、「健彦」は彼女と契約。
絶頂の際の感情エネルギーを集めるため、隣に住む幼馴染み「詩織」らとえっちをすることとなったのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。

こちらが表題作。
成年漫画ではよく見られる悪魔娘ネタ。
ただ、本編でも言っていたように、えっち相手は「ヴィネアさん」でなく。
彼の周囲にいる女の子らである、というのがポイントでしょう。
(※ただし、ちょっと参加したりはしている)

「涼花」・「まなび」
※「涼花」・「まなび」

導入となる1話目。
「ヴィネアさん」は裏表紙に登場していますが、羽と角と尻尾(※細かいところではトンガリ耳)意外は普通の女子。
冒頭にて、
心配しないで、魂よこせとかステロタイプなこと言わないから~
とか言ってましたが…。
悪魔の常套句みたいなもので、どうかなーって疑いながら見ていました。
これ、もう少し後になって詳細判明します。
最初は近所のお姉さん「詩織さん」とのえっち。
当初は普通の男子っぽかった「健彦くん」
実は成年漫画主人公に相応しい資質の持ち主で、ここでもノリ良く彼女にえっち仕掛けてしました。
また、いかにも清楚そうな雰囲気だった「詩織さん」も同様で。
特に3話など、容姿とは裏腹にかなりはっちゃけた女性でした。
ぱっと見な感じではいかにも正ヒロインなんですが、コレはミスリード狙いなのかな。

2話目はツインテールなロリ巨乳「まなび」、長身のポニーテール「涼花」らが登場。
ちなみに、彼女らを連れて来たのは「詩織さん」です。
特に「健彦くん」は恋愛相手とかでなく、単なるえっち対象として見ているんですね彼女。
ちょっと複雑…でもないところが、この漫画の明るさです(笑)
「まなびちゃん」のやたらな積極性がため、”人類が誤解~”とかなんとかいうくだりが楽しい。
貴方もさして変わんないですよ、「詩織さん」
オチでは彼女の同級生、悪魔「シトリ」が登場しています。

衝撃の事実が明かされた後の3話目はクラス女子らとの複数プレイ。 
思い悩み、揺れる「ヴィネアさん」でしたが…。
こちらの「健彦くん」はある意味男前
馬鹿でエロいだけですがね。
そうなんです。
この漫画、実は”存在自体が非常識な悪魔「ヴィネアさん」が最も常識的”だというのがポイント。
正ヒロインが誰であるのか、ここでハッキリしてましたよ。

最終話は「詩織」・「まなび」・「涼花」の基本3名。
…と、メインな娘とのじっくりえっちです。
まぁ、誰なのかだいたい想像はつくかとは思いますが、いちおう明言は避けますね。
ちょっとイイ雰囲気でした。
ほかヒロインらと違って、「健彦くん」との相性も最も安定していたと思います。

095:「姫川さんは近道したい」
美人であるものの無口で、”イマイチ掴みどころない”と称されていた「姫川」
同じ部で周囲からは仲が良いと言われる「新山」に対しても同様であり。
よく分からない娘だったのですが…。
ある日、「部屋に寄りたい」と急に彼女から申し出てきたのでした。
自らの独特なペースを持つ「姫川さん」
鈍感な新山君相手に待った方~」そんな発言もあり。
彼だけが本気で気付いていなかったのかもしれません。
ただし、そんなんだからこそ、「姫川さん」の意中の人となれたのかもしれませんね。
ちょっと強めな彼女とは相性良さそうでした。

113:「おねがいがえし」
「誓(せい)」のイタズラに困っていた従姉「由佳」
友人の進言を受け、挑発に乗らず大人の余裕を見せつけることとしたのですが。
その後、驚くようなこととなってしまうのでした。
もう少し幼く見えていましたが、ちょうどイイくらいの年齢(精通ね)だったのかな。
おそらく1人悩むこともあっただろうと思われ。
そう考えると、「由佳さん」のああした対応は救いだったかもしれません。
うん、イイ話だ
何気に彼女も面倒見の良い方で、しっかり教えてくれていました。
「誓くん」羨ましい…。

姫川さん、七御門恋
※左:姫川さん、右:七御門恋

135:「催眠アプリ」
有数の進学校に合格したものの、授業について行けず…。
自暴自棄になっていた主人公は、全校1の才女・先輩「七御門恋(しちみかど・れん)」に催眠アプリを試してみたところ。
なんと、あっさり催眠にかかってしまったのでした。
ううむ、やっぱり進学は成績ギリギリの所はやめたほうがいいと思うよ。
余程の覚悟がない限りね。
漫画は催眠状態の「恋さん」に色々するというもの。
なかなか都合良いらしく、その場だけではなく呼び出してはエロいことをさせていました。
ただし、良心の呵責もあって直接行為は避けていたのですが…。
成年漫画に慣れた方は、後の展開が想像つくかなぁ。
「恋さん」はなかなか可愛らしい女性であり。
それがため、かなり救われたかな。
後の2人とか見てみたく思いました。

155:「即ハメ!お姉ちゃんズ」
弟「游也」の想い人が友人の「沙理那」らしいという事に気付き。
その姉「薫子」は2人をくっつけるべくセッティングしたのですが。
とりあえず、ホテル行こっか
もともとの知り合いとはいえ、告白後10秒後のそうした発言に不安を感じた「薫子」はついていくこととしたのでした。
まぁ、これは「薫子さん」が正しい。
成年漫画のセオリー的なスムーズな展開であるものの。
こう見せられると…だいぶ非常識だなぁ。
あの感じだと、他にも相手多そうね。
ただ、タイトルあんなんで察しがつくかと思いますが。
「薫子さん」も姉ながら感情ギリギリだったようで、このシチュエーションに乗っかってしまうのでした。
いちおう、漫画が2人の初えっちなようでしたが…。
日々の日常で「薫子さん」はなんらかシテいそうね。

 【 その他 】

そんなこんなで、「神毛物由宇」センセでした。
こちらが3冊目の単行本なようです。
たぶん、ひでるさんは今回が初見。
全て表題作かと思ったのですが…紹介帯にちゃんと書いてましたわね。
(※シリーズ90Pのほか短編4本を収録、とある)
店頭だと感覚で先走るので、あまりよく確認しない私…。
メインシリーズはだいたい期待通り。
前述したように、メインヒロインは予想外でしたが。
個人的には、収録の短編群が結構刺さりました。



アクマでJK!


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■純愛ぱらどっくす (れぐでく)

★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、浴衣、複数
・構成 : 10話収録(うち「~中ならば・シリーズ」×3)
・おまけ: 後記、カバー裏に別ラフ絵、加筆修正あり、
      描き下ろし「一大決心の中ならば」 

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「れぐでく」センセの「純愛ぱらどっくす」です。

先輩「明希」、ギャル「朱音」
※左:先輩「明希」、右:ギャル「朱音」

 【 構成・絵柄 】

収録はシリーズものと短編。
描き下ろしは2話ほど続くシリーズの決着話のようなもの。
3話が揃って、いい感じにまとまったと思います
ジャンルはラブコメ話。
社会人が多めなのですが、妙なブラック展開とかにはならず。
登場人物らにはしっかりと個性があり、どちらも楽しい仕上がりです。
続く作画ともども目立つ癖などもなく、万人に好まれそうな感じ
オススメな1冊です。

バランスに優れた安定感のある絵柄。
クッキリとした濃い目な線で、黒色も強め。
濃淡と描き込みの具合はちょうど良く、過ぎないくらいなコッテリ感です。
コマ割りは比較的大き目。
はみ出し・ぶち抜きなどもちらほら見られます。
原稿全体でも、巧いことあちこちのバランスが良くまとまっていました
見易く仕上がっています。
原稿時期に多少開きあったものの、加筆修正がためか読んでいて気になるところはありません。
背景や小物は邪魔しないくらい。
漫画での配置・構図あたりに、やや気になる箇所がありましたが些細な程度。
一部の引き絵も同様ですね。
人物絵は黒目大きく、可愛らしいもの。
むちむちした肉付きの良いスタイルは前後どちらも良い曲線具合。
↓表紙など彩色絵は、センセの絵柄の良さを打ち消してしまっているみたいに感じました。
店頭では、カバー絵にいくらかプラス採点で良いと思います。
あるいは、「ワニマガジン社」さんのHPにて確認するのがベストです。

 【 収録話 】 10話収録

005:「祝福の夜に」
友人の結婚式にて、久しぶりに再会した、元美術部「蒔村」・「蔵元」の2人。
そろそろ二次会という際、様子が何やらおかしく。
こちらまでやった彼女は、あるお願いをしてきたのでした。
友人の結婚式にて再会~ってシチュエーションは良いですね。
浮かれついでにこっちも期待しちゃったりして
式でおめかししていることもあって、ヒロイン「蒔村さん」は学生時代よりだいぶ綺麗になっていました。
それにプラスして、彼女にはとある秘密があり…。
メインへの流れをスムーズにしていました。
これから公私ともどもなお付き合いかなぁ。

蒔村さん
※蒔村さん

023:「恋目風鈴」
卒業式を終え、囲碁将棋部の部室にやってきた先輩「明希」
部で2人だけの囲碁打ちということで、「天本」は彼女から最後の勝負を挑まれたのでした。
「明希さん」は、部活漫画でちらほら見られる、凛々しいタイプな女性。
物語のひと切っ掛け(の序盤)までに、こちらはじっくり4ページほど割かれており。
彼女の変化に説得力を持たせています
ちょっと、こっちも色々考えちゃうくらいのシチュエーション・パワーがありました。
「天本くん」は後輩ながら、よく言ったと思います。
(※ついでに誤解もしていたようだし)
オチはそれから数カ月後くらいの風景かな…。
あーしたモノローグついてましたが、囲碁関係なくイったらないと、駄目なような気がする。
彼女、あー言いつつタイミング取れないだけだと思うのよ。

045:「芸術は暴走だ」
063:「旅の恥はコキ捨て」
こちらの2話はどちらもWヒロイン・複数えっちなエピソード。
前者「芸術は暴走だ」は、モデルを頼まれた「神田英勝」が美術部の「子川智鶴(ねがわ・ちづる)」、「隅田翔子」ら2人に脱がされてく、というもの。
こちらも美術部ですね。
偶然声を掛けたとはいえ、「神田くん」は脱いでもOKなモデルっぽい男性。
そんな彼に対し、ヒロインの2人。
セオリーでは、どっちかが控え目だったり、なだめ役だったりするのですが…。
「智鶴」・「翔子」のどちらも変ね。
私たちの肉体鑑賞していただいてもいいですよ
とかなんとか、彼を脱がすだけでなく、当人らもあっさり脱いでいて。
成年漫画のように(※そのものですがね)、触るよう促していたりもしています。
試してみたくなりました…
そうした「智鶴さん」の発言、後の「翔子さん」の言動などを見る限り、常習犯ですね。
美術部に所属してるのも、ソレ目的ではないだろうか。

後者「旅の恥はコキ捨て」は旅館で偶然知り合った「猪下」、「智鶴」・「翔子」のえっち展開です。
そう、ヒロインの名前は同じなのです。
…が、先の美術部の2人と同一人物かどうか、よく分からない。
髪型など異なるのは成長後だとしても、性格やや違うように見えるんですね。
ただ、彼女ら主導でえっちに持ち込む展開は同様。
旅館での浴衣姿ってーのは、いいもんですねー。
そんな訳で、オチともども個人的にはコッチのが好き。

117:「姉のカレシ」
カレシを連れてきた
そう電話をかけてきた姉。
酔った彼女が帰宅したところ、女性の2人連れであり。
よくよく聞いてみると、「嘉例川栞里(かれいがわ・しおり)」を略して「カレシ」だったのです。
ショートカットで、ややボーイッシュな雰囲気のある「栞里さん」
そのため、弟くんは女性だとしても、やっぱり彼氏ではないかと疑っていて。
そんなんが切っ掛けとなってます。
やはり彼女も、酔っぱらっていた、ってーのがあるかな。
実にうらやましい展開。

135:「おしつけギャル」
仕事から帰宅した「佐上」
マンションでは男女カップルがなにやら揉めており。
男性は清掃ボランティアである「佐上」を見知っていたため、そのお礼だと称して彼女「朱音」を押し付けてきたのでした。
いかにもギャルな「朱音さん」
振られた直後でモヤモヤしていることもあって、彼の部屋には結構強引に上がってきたようなのですが。
そんな彼女にご飯作ってあげたりしていて、「佐上くん」もなかなかのお人好し
まぁ、そんなんが故に彼女との相性は良さそうでしたけどね。
当人も言っていたとおり、シャワー後の”シャツ借りた”という姿はエロくて素敵。
えっちにも慣れていて、お試しえっちとなっていました。
満足されられたようで、良かったねー。
ああしたオチはお約束でしょう。

153:「たいむ ぱLOVE せっくす」
人類初のタイムワープに成功した「早瀬耀」
5年前へとやってきた彼女は、その時間軸での自分を発見したのですが…。
物理学科(当時)での友人「近町」は、過去の自分に対して、なんと記憶にない告白をしてきていたのです。
変わってしまう過去に危機感を覚えた「耀」は~というお話。
過去への干渉は最低限~とか言ってたのになぁ。
えっちまでしちゃいましたからね。
全然ダメじゃない。
彼があっさり状況を理解するのは…ページがためですわね。
オチが楽しい。

西神さん
※西神さん

085:「フィクションの中ならば」
105:「インモラルの中ならば」
173:「一大決心の中ならば」 描き下ろし
収録では唯一のシリーズもの。
素人小説サイトに投稿していた「白楽(はくらく)」
それを社の後輩「西神」に発見されてしまい。
自分も出しているというので見てみたところ、それは官能小説だったのです。
しかし、リアリティに欠けるという指摘は、彼女も気にしていたところであり…。
ちょっとこの小説、実演してみましょうか
そんな事を言い出したのでした。

ちょっと変わった後輩女子とのえっち話。
慇懃無礼なタイプですね。
書いている官能小説には真面目に取り組んでいるようで。
えっち時にしっかり役割を演じていたり、じっくり確認したりもしていました。
翻弄される「白楽くん」が楽しい。
どこまでヤっていいのか、ちょっと怖いですわね。
2話目は社員旅行での風景。
この時代に社員旅行なんて…結構人数もいたようなので、老舗の大手企業とかなのかな。
研究熱心な「西神さん」がいいですね。
浴衣でおっぱいチラ見えしていたりしていて。
こりゃー、「白楽くん」もたまらんでしょう。
オチでは、あー言っていましたが。
照れ隠しみたいなものではないかなぁ。

描き下ろしは4ページの漫画。
同シリーズでの完結話という感じです。
こちらでもやはり、しれっとしている彼女に、「白楽くん」はガッカリしていたようなのですけれど…。
うん、たぶんあれはOKリアクションでは。
そもそも、どーでも良いならば、「西神さん」はああしてドレスアップしてこないと思う。
あーして、関係をハッキリさせるのはお互い良いこと。
あ、ただ…もうちょっと、緊張感のある関係を続けていたいという気はあるかもしれないなぁ。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「れぐでく」センセでした。
当ブログでは、「気まぐれ花びら」、「みだらすいっち」を紹介していました。
こちらが3冊目の単行本。
紹介帯にですね、
カラーも充実よ
描き下ろし漫画もあるんだから
そう書かれていて、前述したように描き下ろし漫画はあったのですが。
”カラーも充実”、ということなのですが、中扉・もくじの2ページ分がカラーであったものの、それ以外は全て白黒でした。
これって…落丁とかではないよね…。

純愛ぱらどっくす

純愛ぱらどっくす (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) (日本語) コミック, 2020/8/31 [アダルト] れぐでく (著)
※現在、なぜかアマゾン登録なし(20/9/12現在)


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■ずーっとだいすき (雛咲葉)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、ファンタジー、部活動
・構成 : カラー(20P)、10話(うち「Break Record」×2、「梟の館」×2)
・おまけ: あとがき・作品解説、カラーイラスト、
      一部描き下ろし「梟の館」 、カバー裏にラフ絵。    

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「雛咲葉(ひなさき・よう)」センセの「ずーっとだいすき」です。

「ハル」こと「遥香さん」
※「ハル」こと「遥香さん」

 【 構成・絵柄 】

収録は2話ほどの連続モノと、短編群。
連続話は、同一世界(部活)で別のカップルを追ったものと、ストーリー仕立てなもので計4話分。
特にストーリーものは単行本でメインという位置づけ(たぶん)で、読み応えもありました。
詳しくは後述しますが、ひでるさんと同年代くらいの人には特に刺さるのではないかなぁ。
短編はまたバラエティー豊かな構成で、シリーズもの、ギャル、メイド、有名童話、人妻、テニス部の華…という感じ。
メイドものはメインと同様に現代劇でなく、また有名童話とメインはファンタジー要素があるもの。
ジャンルはラブコメで、どちらも楽しく描かれていて読み易く。
ただメイン話を筆頭に適度に緊張感もあり…それ一辺倒という訳でもありません。
色々楽しめることと思います

やや濃いめのデジタル絵。
全体の色づき良く、描き込み具合に問題なし。
引き絵など若干気になるところもありましたが。
全体として、そう引っかかるほどでもなく。
表情・表現は楽しく・可愛らしく、魅力的に描かれていました
彩色もお上手なので、カラーページも多めに収録です。
人物画は広さのある輪郭で、むちむちと健康的なスタイル。
ちょっとツリ目な娘が非常にイイ感じでした。
判断については、カバーイラストと共に、紹介帯のカットが良いでしょう。

 【 収録話 】 10話収録

004:「Break Record」 カラー原稿
081:「Break Out」
陸上部カップルを描いた2話。
冒頭の「Break Record」はカラー原稿4ページのショート。
ショートカットなヒロイン「有希」さんは高跳びの選手。
陸上ユニフォームで、歓声も聞こえるので、あれは大会での1コマですね。
終了後に先輩とえっちしていました。

「Break Out」は同じ陸上部で、ヒロインは「有希さん」の後輩で新入部員「茉子(まこ)」ちゃん。
先輩「風間」くんが彼女から告白されるとこから始まります。
大会で入賞できたら…つ…付き合ってくだしゃい!
ポニーテールな「茉子ちゃん」
走ること以外知らないのでは、という女子なので…その不器用さが楽しい。
しかも、入賞できない、ってオマケが。
オモシロ可愛いですね。
なお、先の「有希さん」らも登場してましたよ。

011:「梟の館」 一部描き下ろし、カラー原稿あり
037:「梟の瞬き」
夏休み、転校生のクラスメイト「志朗」に誘われ、彼の家へ遊びにやって来た「森田悠人」
そちらで出会った妹「千草」ほか彼の両親らは、ちょっと引っ掛かる言動をしていたのですが。
ふと気付くと、服をはだけた「千草」がよく分からない事を言いつつ迫ってきたのでした。

妹「千草」、萩乃美香
※左:妹「千草」、右:萩乃美香

サスペンス・ホラーちっくなエピソード。
(※漫画にホラー要素ないのでご安心ください)
そう、昔の成年系アドベンチャーゲームみたいな印象でした。
シーズウェアさんみたいなん。
ヒロイン「千草さん」らの正確な正体は不明。
いかにもアレっぽいのですが…あとがきでは、違うとのこと。
確かにロザリオ持ってたりしてましたからね。
カラー原稿部分は、本編後の風景。
続く「梟の瞬き」との中間あたりですわね。
ちなみに、こちらもともとは1話だけだったようなのですが。
好評だったようで、その続編「梟の瞬き」が描かれた様子。
「梟の館」のオチにて、モヤモヤ~っとなった人には実に優しい展開となっていました。
先のシーズウェアさんで言うところの、「Desire 完全版」みたいな感じ。
(一部の人にしか分からない表現ですみません)

↓表紙を飾っているのが「千草さん」
薄い髪色で巨乳、そして妖しい雰囲気という、素晴らしいヒロインです。
そんなんでいながら、「悠人くん」にラブラブな様がこれまたキュート。
2話目「梟の瞬き」はそれから3年後の風景。
過去描写などもあり、まさに解決編という印象
前述したように、「千草さん」が可愛らしく。
彼がああした決断をするのも納得です。
ちょっと照れる様も見れるので、ご期待ください。

063:「ハルとボクの冬休み」
前々巻「好きな人ができた!」、前巻「ハルとボクの夏休み」と続いてきた、シリーズものの3話目。
あとがきによると、これで終わりらしく…ちょっと残念
3人の兄が経営するペンションで出会った、ボーイッシュな女の子「遥香」
彼女と付き合うこととなった「拓海」は、長期休暇などを利用してそちらでバイトをしていたのでした。

薪を拾いに行った「遥香さん」
しかし、天候は次第に悪化し、吹雪いてきたため…。
心配した「拓海くん」は迎えに出たのでした。
えー、素人が出た方が、よっぽど危険だと思いますが。
(※しかも何の装備も用意もしていないなんて、自殺行為ですね。いい年した男子だというのに…)
お兄さんらはああした反応をしており、ある程度の算段はついていたのかとも思いますが。
普通は止めるべきだろうなぁ。
ちょっとした所でも、周囲が見えないほどの吹雪なのだから。

ただ、まぁ…こうしたラブコメ漫画なので、ややこしい事にはならず
あっさり3コマで「遥香さん」と会い、近くの小屋へ避難することとなったのでした。
そんな訳で、ドキドキ遭難!?なエピソード。
落ち着いてひと安心したためか、彼自身はバキバキになっていて。
それに気付いた「遥香さん」から仕掛けるというもの。
のんきな感じですが、彼女にはちゃんとそうしてた理由があり。
オチでも言っていたとおり、いい機会だと思っていたんだろうなぁ。
ちなみに、あとがきページの絵も「遥香さん」なのですが。
スカートを穿いた彼女が見れます。

097:「彼と彼女の化学反応」
化学部の部室にてサボっていたギャル「萩乃美香」
本来の主「蒔野啓太」は、そんな切っ掛けで追試となっていた彼女の勉強を見ることとなったのでした。
ちらほら見かける、ギャルな女子と真面目な男子のカップルもの。
日焼け、金髪、黒下着…で、あっさりと早めなえっち展開。
頑張ったお礼ですね。
ただ、さすがに2人のやり取りが少な過ぎるかなぁ、って感じました。

113:「多感な三日月」 カラー原稿あり
来月に「賀上明彦」との結構を控えていた、お嬢様「三条綾乃」
夜に彼が呼び寄せていたメイド「早苗」とのえっちを目撃し~という流れ。
ごく簡単には複数プレイ話。
「綾乃さん」は没落した華族で、「明彦くん」は成り上がり。
彼女はまだ幼く、年齢差のある2人。
メイド「早苗さん」との関係は昔から続いていたらしい~などの設定もありました。
そうした背景を踏まえると、また盛り上がるでしょう。
本編で「早苗さん」はいわゆるメイド服なのですが。
冒頭の和服姿もまたいいですね。
どんな経緯か、初えっちエピソードが見たいなぁ。

135:「EROS IN WONDERLAND」
「アリス」は「兎」を追いかけて穴に飛び込んだところ、異世界に迷い込んでしまったのでした。
…そんな、いわゆる「アリス」を題材としたお話です。
ファンタジーですよー。
「兎さん」は当然ながらバニーな女の子でした。
成年漫画ですもんね。
ほか、「ハートのクイーン」さんも登場し、あちこちでエロい展開になります。
正直なところ、後半までのくだりはそう目新しさはなかったのですが。
目覚めた「アリスちゃん」のオチがいい感じ。
魔法みたいなんで、あっさり脱がされてしまったのは残念な気も。

アリス、人妻大家「詩乃さん」
※左:アリス、右:人妻大家「詩乃さん」

155:「ブルー・ノエル」
竹ぼうきの似合う、人妻大家「詩乃」さんとのお話。
あとがきにエプロン柄のエピソードを明かしてくれていましたが、まさにイメージとしてはそんな感じ。
ちょうど旦那と揉めてる最中で、またアルコールの力もあり。
あっさり「村田」くんを受け入れてしまうのですがね。
また彼もページの関係(笑)もあってか、ガツガツ攻めていましたけれど。
オチはああしたものですが、この後はドロドロなりそうだなぁ。

171:「スキサケ」
テニス部で「華」と形容される、エース「獅童」と新聞部「片瀬」のエピソード。
他と違って素っ気ない対応の彼が気になりだして~というもの。
相手となる男子が写真部、というのはなんだか珍しい気が。
お話は部活外で、制服な彼女です。
制服のスカート丈短く、パンチラしているのですが。
「獅童さん」は…アンダースコート穿きっぱなしなのね。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「雛咲葉」センセでした。
こちらのブログでは「いま君に恋してる」、「好きな人ができた!」、「放課後のささやき」の3冊を紹介しています。
こちらは4冊目の単行本ですね。
裏表紙はともかくとして…。
(※描かれてたのはギャル「萩乃美香」)
今回の↓表紙は、平仮名タイトルでフォントもクレヨンちっくな素朴さあるもので…。
また、描かれていたのは麦わら帽子な女の子ということで、ノスタルジーの甘い漫画を想像しましたが…まさか、あんな人外モノとは思いませんでした。
まぁ、「千草さん」が可愛らしかった(※ノスタルジーで甘いというのは、実は合ってた)ので、全然OKですが。
漫画好評だったそうですが、ひでるさんもこんなん好きです。





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■どっちの膣内が好き? (睦月)

★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、着衣、制服
・構成 : 9話収録(うち「居座りstudent」×8)
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「睦月(むつき)」センセの「どっちの膣内(なか)が好き?」です。

朝比奈結衣
※朝比奈結衣

 【 構成・絵柄 】

収録はメイン中編と短編が1話。
てっきり、1冊まるまるの長編だと思ったんですが、もう1話分ページ余ってたのかな。
(※個人的には、さらにその後の風景とか見たかった…)
単行本の表題にかかるメイン話は、ストーリーもの。
タイトルそのまま、2人のヒロインが登場しています。
短編もWヒロイン体制だったなら、ばちーと当てはまったのですがね…。
ジャンルはラブコメ。
甘さが強くあり、コメディーは控えめ
多少のブラック要素ありつつも、基本的には優しい漫画が描かれていました。
妙なプレイなどもなく、安心して読めるので、成年漫画に不慣れな方にもオススメてです。
↓表紙なども、ぱっと見はエロく感じないっぽい(?)ですからね。

淡い色使いで盛りだくさん、という印象。
柔らかめな線で描き込みは細かめ。
全体の色づきはあるものの、やや淡い濃淡具合。
コマ割りは中小で枠間がそれなりにあります。
乱れ舞うような擬音が特徴的で、特にメインたるえっちシーンはかなりの賑やかさ。
それが色彩と合わさっていて、丁度良いくらい。
背景や小物なども、おおむね適度な描写。
バランス感覚は良く、引き絵・小コマなど違和感ある箇所はありません。
人物絵はすらりと身長があり、スタイルも絶妙。
細すぎず、太くなく。
リアル寄りながらも、漫画の可愛さがしっかりあり。
爽やかで魅力的な仕上がりになっていました。
今回の紹介帯ですが、カット絵部分があらすじテキストと共にピンク色になっていて。
正直、見辛くここはマイナス点
もっと普通にセンセのカット絵にした方がセールスいいと思うのだけれど。
彩色絵とも印象にそう差はないので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。

 【 収録話 】 9話収録

007:「居座りstudent」 8話
あまりクラスでは目立たない、物静かな優等生「朝比奈結衣」
そんな印象であった彼女から突然キスをされ、写真まで撮られてしまった教師「甲本」
卒業まで私を、先生のお家において下さい
そうお願いをされてしまったのでした。
証拠写真もあり、仕方なく受け入れていたところ。
同じく生徒「坂本千夏」に目撃されてしまい…彼女にも家を使わせることとなってしまったのでした。
ごく簡単にはそんなお話。

ドキドキ同棲漫画のWヒロインというパターンです。
教師・生徒という表の関係もあって、部屋に学校に~と様々なシチュエーションが描かれていました。
なお、複数ヒロインとのお話ですが、各話メインは「結衣」・「千夏」のどちらかとなっていて。
いわゆる複数プレイみたいな展開はありません
ストーリー的にそんなんですね。
(※複数相手にするようなシチュエーションとなり辛い)
もしあるとするならば、本編終了後かなー。
ただ、おそらく…「千夏ちゃん」が2人くっつけて、静かにフェードアウトすると思いますが。
多少の毒気はあるものの。
メイン登場人物らはイイ子が揃っており、良く言えば読み易いラブコメ漫画。
それが故に、読み応えのパンチ力は正直なところ…やや弱めな印象です。
どっちの親とも関わらないですからね。
現実的なブラック展開とかにならないだけ、ドロつくことなく綺麗にまとまったのだと思います。

坂本千夏
※坂本千夏

いきなり「結衣ちゃん」からのキスシーンで始まる1話目。
スマホの配置も絶妙(笑)
あーされたら、従うしかないのかなぁ…。
(※明らかに彼が驚いた表情でしたけど…学校的はそんなん関係ないか)
この時期に、進学決まってて~などの台詞があり、たぶん卒業まで残り数カ月という頃だと思われます。
卒業までだろ、それくらいなら何とかなるさ
彼女の事情、また真意を察したこともあり、ポイントとなる導入部は無理のない流れになっていたと思います。
えっち展開は、彼女から寝込みを襲われるというもの。
意外に大胆ねぇ。
ただ、こうなるまでのドキドキ、彼女が着替えるとか、シャワー浴びるとか、そんな前フリが欲しかったかなぁ。
期待値がじわじわ上がっていくようなん
ページ足りないか。

冒頭でなにげに「千夏ちゃん」が顔を見せている2話目。
こちらは学校での描写となるんですが。
掃除中の「結衣ちゃん」にパンチラが(笑)
えっちしちゃった仲ですからね、そりゃーあーなるのも当然
(※たぶん、あーなる前なら「甲本くん」スルーできていたと思う)
また、その視線をしっかり気付いた「結衣ちゃん」が、サービスしてくれる展開です。
いい娘だ…。
ただ、台詞にもあったように、ここでバレたら2人とも終わるぞ。
後半は部屋に戻ってからでしたけどね。
才能あるのかね~」というくだりでの、ちょっと怒った表情がキュートでした。
分かってくれてないなぁ、って、本気でイラっとしたのでしょう。

個人的にお気に入りの3話目は、デート(実は買い物)エピソード。
こちらでも、「千夏ちゃん」がちらほら顔を見せていて。
後々の展開に繋がっていきます。
変な話、彼女との縁もあったということなんだろうなぁ。
2人で服の買い物最中、生徒の姿を見掛けた「甲本くん」が試着室に隠れるという流れ。
また、ちょうど「結衣ちゃん」が下着姿だったりしていて(笑)
妙に察しの良い彼女が、受け入れてくれちゃう展開です。
ううううう、羨ましい………。
これで大丈夫です…ね
そんなフィニッシュも最高!

さて、そんな最高から、どん底に堕ちていく4話目。
しっかり裏取りしている「千夏ちゃん」は、雰囲気とは裏腹に結構なヤリ手ですね。
彼女の脅迫を受け、切羽詰まった「甲本くん」の変化に注目です。
なお、未経験(たぶん)だったろう「結衣ちゃん」はともかく、それなりに経験値のある「千夏ちゃん」があーなってしまう、ということは…。
才能あるのアンタだ
Wヒロインが揃う5話目。
当初、「結衣ちゃん」が勘違いするのは分かるんですが、どう納得させたんだろう。
2人が泊まった深夜の風景で、えっち担当はまた「千夏ちゃん」です。
こちらは彼女の抱えていた背景が描かれます。
前回とはまた異なる、ラブいえっち具合をお楽しみください。

お待たせしました、6話は再び「結衣ちゃん」がえっち担当。
セリフだけであった彼女の背景、および1話目のああした行動にいたるまでがしっかり描かれています。
母親は最低ですが、その相手はああして金銭用意してくれるだけまだ良いかな。
(羽振り悪くなった途端に、返せと言ってきそうだけど…)
こちらは教室でのえっち展開。
…なのですが、それまでに準備万端になっていた彼女の表情が絶妙でした。
何でもっと聞いてこないんですか?」のくだりが好き。

お話のポイントとなる7話目。
前述したように、どっちもイイ娘なので…こちら、実に優しい展開となってます。
前半は「結衣ちゃん」のターン。
パジャマ姿でしたよ。
後半は「千夏ちゃん」なのですが。
自分はあーしたことヤっていながら、この娘もまたすこぶる良い子だなぁ。
彼女とは初の学校えっちです。
さて、そんな訳で最終話。
詳細は伏せますが、ひと決着はつけていました。
そもそも「結衣ちゃん」との時点で、もうああした考えには至ってたかな。
また、こちらでもそれぞれの優しさが発揮されていて泣けます
本編後の風景だろう、あとがき絵も見逃さぬように。

奈緒
※奈緒ちゃん

187:「いっしょなら…」
マンションの隣で幼馴染みな「武」と「奈緒」
成長に従って、やや疎遠になっていたところ。
2人とも、揉める親から避難してきた際に鉢合わせし、それを切っ掛けにまたよく話すようになっていたのでした。
先の連続話と同じく、こちらの家庭環境も微妙なのですが。
これでが復活したのだから、良し悪しですかね。
お互い大学受験を控える、大事な時期。
「奈緒ちゃん」が、ルームシェアを提案してきたのがメイン。
チラシ受け取った瞬間、色々なこと考えるだろうなぁ、「武くん」
マンションの踊り場にてのえっち展開です。
あは、それまで待つ必要なかった(笑)
どっちの親も巧くいってなかったですが、この2人は組み合わせ良いようです。
「奈緒ちゃん」はいい男捕まえれたのではないかなぁ。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は毎度お馴染みの「睦月」センセでした。
こちらのブログでは、「着ラブ」、「着デレッ」、「誘惑スイートタイム」、「恋えっち」、「このまま膣内で…」、「ヤって…動いて!射精して」…などを紹介しています。
こちらで8冊目の単行本。
もう少しで区切りの二桁冊ですね。
今回の単行本は、あらかじめHPにてチェックしていました。
察しの良い方、その通り。
はい、↓表紙の「結衣ちゃん」に引っかけられました。
あの片目隠れがちな髪型が最高ですよね
本編での彼女も実に可愛らしく、その点は大満足なのですが…。
ヒロインは彼女1人だけでも良かったかなー、って感じました。




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■ランス10 ~Adult Edition~ (やがみだい)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ゲーム原作、ファンタジー、ハーレム
・構成 : 原作「アリスソフト」、9話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、合間にイラスト、ランス10決戦・紹介記事。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「やがみだい」センセの「ランス10 ~Adult Edition~」です。

シィル・プライン
※シィル・プライン

 【 構成・絵柄 】

こちらは、原作ゲームのコミカライズ版。
言わずと知れた(たぶん)、約30年も続いたランスシリーズの最終エピソードです。
…と、いう訳で。
ぶっちゃけ、普通のコミカライズよりも、さらに敷居の高い1冊となってます。
まー、何しろキャラクターが多い
また、年数続いたということは、それだけ各登場人物・ヒロインらに固定ファン、贔屓の女の子がおり。
漫画での扱い如何で、感じ方は大きく変わると思います
そのため、シリーズのファンであっても、オススメできるかどうか微妙ですわね。

ひでるさんは、シリーズ途中までブレイ経験があります。
(※戦国ランスまでです)
たいていは理解できるのですが…。
後の新キャラほか細かい部分などざっと情報見知った程度で、詳細については分かりません。
この漫画もそんな感じですね。
いちおう、2ページほどゲームの紹介記事がありまして。
漫画でピックアップされたヒロインは詳しく、その他キャラたちも簡単に説明があるなど、かなり親切な作りになっています。
こうした点は良いですね。
ただし、まったく未知な人が、それらを読んで理解できるか、というと…当然、難しいでしょう。

また、ポイントとなるのがストーリー。
成年漫画という特性で、この壮大なお話とえっちシーンを両立するのは相当に難しく。
たぶん、マトもに描いたならば、1冊では収まりきらないと思います。
あとがきによると、連載はゲーム発売直後だったらしく。
下手なネタバレは避け、あくまでエロ基本。重い展開はせず、1話完結オムニバスの形式
という取り決めになったようです。
なるほど、変にお話も追っかけて全体が微妙になるならば、それくらいの思い切りあった方が良いかもしれませんね。
(※成年漫画なので)
実際の各話もそんな感じ。
前後でストーリーに軽く触れているのですが、ほぼ何があったか分かんないです。
そのため、戦闘シーンもある程度だけ。
このあたりの処理についても、人によって良し悪しだと思います。

こうした漫画の場合、”原作絵と比べてどうか”というのが第一になると思います。
前述したように、ひでるさんは途中までのプレイ経験であり。
結構年月が経過しているということもあってか、さほど違和感はなかったです。
漫画として動きやすいようになっているかな、というくらい。
(※「やがみだい」センセの味付けですね)
楽しく賑やかな仕上がりです。
人物は多少縦長気味で、鋭角的。
個人的に、「シィル」ちゃんはもう少し…もこもこ・ふわふわした感じのが好みなのですが…。
ただ、それも概ねゲーム絵が再現されている感じ。
いいと思います。
コメディー崩しが多め。
コマ割りは中小ではみ出し・ぶち抜き多く、かなり賑やかな原稿。
それなりに枠間が確保されているのですが、それでもゴッチャリしています。
コマの隅まで見ていくと、色々キャラを見つけることができるでしょう。
判断は↓表紙でも特に問題ないですが。
紹介帯のカット絵も確認できるので、裏表紙のが参考に良いと思います。

 【 収録話 】 9話収録

漫画のだいたいについては、前述してきたとおりです。
ざっくりストーリーが描かれ、各話メインの女の子が登場して…。
えっち後、サックリ戦況をひっくり返していく~、という感じ。
(魔人の大軍団に攻められて、人間界はだいぶ押されている状況なのです)
そのため、お話は正直なところ、あってないようなもの
その分、それぞれとのえっちについては、シチュエーションなども様々に色々楽しめることと思います。
あとは…うまいこと贔屓なキャラと当たればいいのですが…
(※なお、ひでるさん好きな「魔相志津香」はちょろっとだけでした…)

大統領「シーラ・ヘルマン」、魔人「ラ・ハウゼル」
※左:大統領「シーラ・ヘルマン」、右:魔人「ラ・ハウゼル」

原作にあるような、会議シーンなども見られる1話目。
「ランス」が人類総統となるところから。
こちらは各国のトップ…らはあっさり終わり。
(※「香姫」も対象になっていたのは、意外でした。成長したのね…)
「シィル」と「シーラ・ヘルマン」の奴隷コンビとのえっちです。
オチでの「ランス」が相変わらずでいいですね。

2話目は敵対する魔人「ハウゼル」さん。
冒頭で捕まり、故あって好きな読書に明け暮れていたところ~という導入。
眼鏡・三つ編みの私服(?)もそれはそれで良かったのですが、照れ隠しで戦闘服に変身してくれていました。
まぁ、あっさり脱がされるんですけどね。
ついでに妹「サイゼル」も参加しています。

巨大な魔人「バボラ」に手こずっていた「ランス」たち、という3話目。
こちらは、「見当かなみ」が担当。
彼女はファン多いのではないかな。
サイズ対策で、彼女も前半に巨大になっている(※全裸)のですが…さすがにソレで進みはしないか。
ちょっとしたアクシデントによって、彼女と2人きりになるのが切っ掛け。
寒そう。

4話目は魔人「ケッセルリンク」との戦いで…。
その使徒であるメイドらがえっち相手。
漫画で「ランス」はお風呂最中に登場していたのですが。
えっちシーンでは、皆さんちゃんと(?)メイド服を着ていました。
収録ではダントツに多人数とのプレイが描かれます。

5話目は名前そのままな「上杉謙信」ちゃんが登場。
彼女も相変わらずだなぁ。
「ランス」の好き勝手な行動が、最も良い結果となるのがお約束で良いですね。
ある程度は計算もしているのだろうけど。
後の場面ではおにぎりシーンも描かれてましたよ。

「リセット」の母「パステル・カラー」さんの6話目。
戦闘で負傷し、寝ていたところ…「ランス」によって、透け透けな服に着替えされられています。
元女王の3名も登場し、憑依した彼女らとのえっち展開。
身体はパステルなんですから…っ
という台詞から察するに、憑依して姿形は変化して見えるだけ、なのかな。
このあたり、ひでるさん知識はほぼないので、いまいちよく分かんないです。
オチでの「リセットちゃん」が可愛い。

人類軍の参謀本部が攻撃されている7話目。
各国の知恵者ら「ウルザ」・「クリーム」・「アールコート」らがずらりと登場してます。
こちらは露天風呂にての複数プレイ。
ああしたひと息つく場面でも、戦況について話してました。
まぁ、確かに”頭も身体も柔らかく~”は必要かもしれませんね。
なお、「クリームさん」は眼鏡そのままです。

見当かなみ、上杉謙信
※左:見当かなみ、右:上杉謙信

最終決戦前の8話目は魔人「サテラ」とのえっち。
そうか、↓表紙の右側にいたの彼女なんだ。
忘れてた。
先の「パステルさん」とはまた異なるツンデレ具合が楽しい。
オチの1コマはちょっと震えますね
すげえなぁ。

そんな訳で最終話なのですが。
えー、いちおう詳細について伏せておきます。
ファンの方ならば、だいたい察せられると思いますが、その通り。
やっぱりラストはね。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「やがみだい」センセでした。
たぶん、どちらか漫画を読んでいると思うんですが…。
紹介はしてなかったですね。
(※ほぼ知識のないゲーム原作なため)
今回は好きだった「ランス」の漫画版、成年系ということでゲットしました。
うん、やっぱり「アリスソフト」さんのキャラはいいなぁ…。
じっくり成年ゲームをやれるような状態でなくなってしまったので、なかなか難しいことではありますが。
ちょっと原作をプレイしたくなりました。






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