■勇気あるものより散れ (相田裕)
★まんがデーター [19.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] アクション、明治時代、剣劇、異能者
・構成 : カラー(4P)、8話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: 合間に人名(字と諱)について、
歴史解説「鬼生田春安と会津戦争(※歴史作家・山村竜也さん)」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「相田裕(あいだ・ゆう)」センセの「勇気あるものより散れ 1巻」です。
※半隠る化野民
【 構成・絵柄 】
収録は2巻以降に続く長編ストーリー。
舞台は明治初期の日本。
人名・地名に事件・事故などの史実と共に、漫画での設定が融合されており。
なかなかハードル高めな漫画です。
そうですね…
「松平容保」
…この方の名前を正確に読めるかどうか、がひとつの判断基準になると思います。
(※たぶん)
いちおう、枠内外に説明文があり、巻末には歴史解説もついていて。
高いハードルではあるものの、親切なつくりでもありました。
キチンとした設定で優れたお話であるのは、センセの過去作と同様。
そのため、センセのファンであれば、おそらく大丈夫。
時代モノの剣劇漫画で、硬派なんが好きな方には、ちと女子らが目につくかな…。
↓表紙に釣られたヒロインっぽいのが好みな場合では、やや重過ぎるかしら…。
微妙なラインなので、心配な方は合うかどうか「白泉社」さんの試し読みを活用するのが良いでしょう。
しっかりとした線での作画。
細かい描き込みで強い色彩です。
こってりとしていて重め。
コマ割りは細かくだいたい枠間は確保されており。
概ねちゃんと枠内に収まっていました。
背景や小物はキチンとした描写で、雰囲気抜群。
漫画もお上手で、ジャンルもあって大抵はシリアス描写なのですが。
ちょっと崩した箇所もあります。
人物絵はふっくら輪郭で適度なバランス感。
なんというか、しつこくない可愛らしさがありました。
カラーでもそう変化はないので、↓表紙か紹介帯のカット絵が判断に良いでしょう。
【 収録話 】 8話収録
明治7年・東京。
戊辰戦争、そして函館戦争でも生き残り、新政府にも仕えることなく。
死に場所を求めていた元会津藩士「鬼生田春安(おにうだ・はるやす)」
知り合った「菖蒲(あやめ)」に助太刀をした際、不死者・半隠る化野民である「九皐シノ(きゅうこう・しの)」と相対し、反撃を受け。
ふとしたやり取りから、彼女の眷属として仕えることとなったのでした。
ごくザックリではそんな感じ。
時代モノの剣劇漫画。
ヨーロッパのガンアクション、青春学園モノときて…明治初期の日本・剣劇です。
すごいな。
ヒロインの最終目標は、紹介帯に書かれた通りで…。
そうした願いに至るまでの経緯。
また、その目的を果たすためには、この後も兄弟・親族らと対峙する必要があり。
ガンスリも重いテーマの漫画でしたけれど、こちらはまた異なるタイプの重量感。
時代的にも「春安くん」のような武士は多いだろうと思われ。
今後も生死ギリギリなやり取りが続くのでしょう。
メインの武器がまた刀なんで、当然ながら銃とは違ったアクション、描写でして。
今回は絵的にも重たいです。
半隠る化野民は、血のやり取りとか、眷属とかなんとか…ヴァンパイアみたいな印象。
あるいは、正確なところまで良く知らんのですけれど「薄桜鬼」みたいなんかな。
そう突飛なものではなかったのは、良し悪しかも。
こうしたファンタジー要素は、理解させるまでに説明多くなっちゃうのがやっぱりマイナス点ですわね。
不死者”半隠る化野民”らの特殊設定に加えて、前述したような歴史の文言があり。
解説読む(巻末の解説とか)にしても、文字だけのページをクリアする必要。
あちこちぼやーっとする場合は、なかなか敷居の高い漫画となるでしょう。
※九皐シノ
…故に。
ガンスリに近く、センセのそっち系なファンの方には、おそらく刺さることでしょう。
色々とややこしさはあるので。
最初は軽くさらりと読み、もう1周目でじっくり読み進めるのが分かり易いですね。
ひでるさんも今回はそうしました。
また、ブログを書くため、設定とかなんとかまとめました。
例によって↓下に残してます。
多少なりともネタバレはしているので、新鮮に楽しみたい方は回避お願いします。
【 勇気あるものより散れ 総覧 】 ■人物、●用語
■鬼生田春安(おにうだ・はるやす)
元会津藩士。父・母などを鶴ヶ城の戦で失い、現在は天涯孤独な身。
シノの眷属となり、彼女に仕えるようになった。
なお、シノより年下らしい。
剣術に優れ、鬼九郎の異名を持つ実力者。
額ほかに刀傷がある。
■九皐シノ(きゅうこう・しの)
半隠る化野民。不死者。
学生のような容姿だが、「天保の生まれ」とのことで…40歳近い年齢。
(6話の扉絵を見る限り、主要人物のうち最も背が低いらしい)
食べる喜びのない母がため、彼女もほぼ食事をしていなかった。(※味覚はある)
母を殺し、自らも死ぬことを目的としている。
■千羽菖蒲(せんば・あやめ)
旗本・千羽家の娘。銃を扱う。
春安とは彼が用心棒などをしている頃に知り合った。
春安の説得を受け、シノの手助けをすることとなる。
”お買い上げ感謝4コマ漫画”でも示されていたように巨乳。
■葉狩市之亟(はかり・いちのじょう)
元幕臣・懸想方で菖蒲の父とは同僚。
現在は図書掛。
シノ、菖蒲の説得を受け、協力することとなる。
殺生石の保管場所を知っており、春安らを手引きした。
■九皐??
シノの母。15歳という若さで化野民となった。
当然ながら、現在も若々しい容姿をしている。
半隠る化野民を生むための道具とされ、現在は気が触れてしまっている。
シノのことも分からない様子。
■九皐隗(きゅうこう・かい
半隠る化野民。不死者。
シノの兄で、彼女とは普通の兄妹のように接していた。
力を発揮したシノらを打ち払う、かなりの剣技を持つ。
■伊庭秀穎(いば・ひでさと)
実在した人物で、浮世絵・小説などに登場する。
漫画では春安の兄で、隗の眷属。
戊辰戦争にて左腕を失っている。
隻腕の剣客として知られ、徳川家茂の警護役を務めた。
●化野(あだしの)
土地名。人の世に現れた異界、人智の及ばぬ領地とされる。
20名あまりが辿り着いたらしい。
●化野民(あだしののたみ)
化野に至った人。
不老不死になったという。(それ以外の力はない)
飢えない代わりに、食事を摂ることができない。
●半隠る化野民(はたかくる・あだしののたみ)
化野民と人のハーフ。
大半は死産になるが、無事成長すると強い力を宿した不死者となる。
化野民ほどではないが、ほとんど食事の必要がない。
人を引き付ける香りを発しているらしい。
力を発揮すると、髪が銀色になる様子。
自らの血を分けることで人を眷属にできる。
時の権力者に保護される代わりに、その下で働いている。
●眷属
半隠る化野民の血を受けた者。
感覚が研ぎ澄まされ、体に力が漲る~などの効果もある様子。
簡単なことでは死ねなくなるが、定期的に半隠る化野民の血を飲む必要がある。
(それがため、眷属はほぼ1人である)
●殺生石
妖狐・玉藻前の亡骸が石となり、それを刀としたもの。
数本あるらしく、1巻で登場した刀は「華陽(かよう)」
化野民を滅ぼすことの出来る、不死殺しの妖刀。
ちなみに、振るう者の命をも奪う。
現在は政府が管理している。
●懸想方(けそうがた)
化野民を管理する幕府の役職。
将軍家に側仕えする旗本・千羽家の秘密の役目であった。
武芸に秀でた者が集められており、半隠る化野民が幕府に背いた際には殺生石で討ち果たすのが役割。
また、同時に半隠る化野民を増やす役割も与えられており、それら理由によって多くの死者が出る。
故に養子も多い。
●図書掛(としょかかり)
懸想方の後を継いだ新政府の組織。
だいぶ長くなったので、ざっくり各話について。
ヒロインは「シノさん」なんですが…。
個人的にはおっぱいと丈の長さから、「菖蒲さん」ですわね。
あの初登場シーンが好き。
襲撃の際、「シノさん」の不意打ちを受けた「春安くん」が強い。
すごい。
2話は「春安くん」の過去話。
まだ若い姿などが見れますよ。
ここまでずっとシリアスでしたが、後半では「シノさん」のちょっと可愛らしい姿がみれます。
なかなかレアなので、見逃さぬように。
「菖蒲さん」について描かれる3話目。
彼女もしっかり関りがありました。
その関係で、前話に続き「シノさん」の語りがあります。
4話では「葉狩市之亟」が登場。
こちらでも「春安くん」の活躍が見れます。
「信頼してます」の台詞がいいですね。
※菖蒲
個人的に…今回収録で最も刺さったのが5話。
半隠る化野民、の本拠地が描かれていて。
ターゲットである「シノさん」の母親ほか、彼女の兄も登場していました。
兄「隗」とのいかにも平穏っぽい空気とは裏腹に、母親とのやり取りは絶望的。
真っ暗です…。
6話からは今回単行本のクライマックス。
さっそく殺生石を探りに行くというものでした。
もっと引っぱるかと思いましたが…。
まぁ、あの時点で「シノさん」の思惑は当人以外にまだ知らぬ事ですからね。
全て隠密に進めれればいいんでしょうけれど、周囲のガード固そうだなぁ。
ここで露見したため、今後は大変でしょう。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「相田裕」センセの新シリーズでした。
今度は明治時代ですかー。
前の「1518!(イチゴーイチハチ!) 」がだいぶ馴染んできた頃に終わってしまい…。
次どうなるかなー、って思っていたところのコチラ。
正直なところ、読んでいる内は微妙なままでしたが。
5話で「シノさん」の母親が登場した際に、なんだか照準がカチっと合った気がしました(本当)
紹介帯の”母殺し”がすっきり腹落ち。
なるほど。
この後どうなるか、次巻以降もキッチリ追いかけます。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] アクション、明治時代、剣劇、異能者
・構成 : カラー(4P)、8話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: 合間に人名(字と諱)について、
歴史解説「鬼生田春安と会津戦争(※歴史作家・山村竜也さん)」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「相田裕(あいだ・ゆう)」センセの「勇気あるものより散れ 1巻」です。
※半隠る化野民
【 構成・絵柄 】
収録は2巻以降に続く長編ストーリー。
舞台は明治初期の日本。
人名・地名に事件・事故などの史実と共に、漫画での設定が融合されており。
なかなかハードル高めな漫画です。
そうですね…
「松平容保」
…この方の名前を正確に読めるかどうか、がひとつの判断基準になると思います。
(※たぶん)
いちおう、枠内外に説明文があり、巻末には歴史解説もついていて。
高いハードルではあるものの、親切なつくりでもありました。
キチンとした設定で優れたお話であるのは、センセの過去作と同様。
そのため、センセのファンであれば、おそらく大丈夫。
時代モノの剣劇漫画で、硬派なんが好きな方には、ちと女子らが目につくかな…。
↓表紙に釣られたヒロインっぽいのが好みな場合では、やや重過ぎるかしら…。
微妙なラインなので、心配な方は合うかどうか「白泉社」さんの試し読みを活用するのが良いでしょう。
しっかりとした線での作画。
細かい描き込みで強い色彩です。
こってりとしていて重め。
コマ割りは細かくだいたい枠間は確保されており。
概ねちゃんと枠内に収まっていました。
背景や小物はキチンとした描写で、雰囲気抜群。
漫画もお上手で、ジャンルもあって大抵はシリアス描写なのですが。
ちょっと崩した箇所もあります。
人物絵はふっくら輪郭で適度なバランス感。
なんというか、しつこくない可愛らしさがありました。
カラーでもそう変化はないので、↓表紙か紹介帯のカット絵が判断に良いでしょう。
【 収録話 】 8話収録
明治7年・東京。
戊辰戦争、そして函館戦争でも生き残り、新政府にも仕えることなく。
死に場所を求めていた元会津藩士「鬼生田春安(おにうだ・はるやす)」
知り合った「菖蒲(あやめ)」に助太刀をした際、不死者・半隠る化野民である「九皐シノ(きゅうこう・しの)」と相対し、反撃を受け。
ふとしたやり取りから、彼女の眷属として仕えることとなったのでした。
ごくザックリではそんな感じ。
時代モノの剣劇漫画。
ヨーロッパのガンアクション、青春学園モノときて…明治初期の日本・剣劇です。
すごいな。
ヒロインの最終目標は、紹介帯に書かれた通りで…。
そうした願いに至るまでの経緯。
また、その目的を果たすためには、この後も兄弟・親族らと対峙する必要があり。
ガンスリも重いテーマの漫画でしたけれど、こちらはまた異なるタイプの重量感。
時代的にも「春安くん」のような武士は多いだろうと思われ。
今後も生死ギリギリなやり取りが続くのでしょう。
メインの武器がまた刀なんで、当然ながら銃とは違ったアクション、描写でして。
今回は絵的にも重たいです。
半隠る化野民は、血のやり取りとか、眷属とかなんとか…ヴァンパイアみたいな印象。
あるいは、正確なところまで良く知らんのですけれど「薄桜鬼」みたいなんかな。
そう突飛なものではなかったのは、良し悪しかも。
こうしたファンタジー要素は、理解させるまでに説明多くなっちゃうのがやっぱりマイナス点ですわね。
不死者”半隠る化野民”らの特殊設定に加えて、前述したような歴史の文言があり。
解説読む(巻末の解説とか)にしても、文字だけのページをクリアする必要。
あちこちぼやーっとする場合は、なかなか敷居の高い漫画となるでしょう。
※九皐シノ
…故に。
ガンスリに近く、センセのそっち系なファンの方には、おそらく刺さることでしょう。
色々とややこしさはあるので。
最初は軽くさらりと読み、もう1周目でじっくり読み進めるのが分かり易いですね。
ひでるさんも今回はそうしました。
また、ブログを書くため、設定とかなんとかまとめました。
例によって↓下に残してます。
多少なりともネタバレはしているので、新鮮に楽しみたい方は回避お願いします。
【 勇気あるものより散れ 総覧 】 ■人物、●用語
■鬼生田春安(おにうだ・はるやす)
元会津藩士。父・母などを鶴ヶ城の戦で失い、現在は天涯孤独な身。
シノの眷属となり、彼女に仕えるようになった。
なお、シノより年下らしい。
剣術に優れ、鬼九郎の異名を持つ実力者。
額ほかに刀傷がある。
■九皐シノ(きゅうこう・しの)
半隠る化野民。不死者。
学生のような容姿だが、「天保の生まれ」とのことで…40歳近い年齢。
(6話の扉絵を見る限り、主要人物のうち最も背が低いらしい)
食べる喜びのない母がため、彼女もほぼ食事をしていなかった。(※味覚はある)
母を殺し、自らも死ぬことを目的としている。
■千羽菖蒲(せんば・あやめ)
旗本・千羽家の娘。銃を扱う。
春安とは彼が用心棒などをしている頃に知り合った。
春安の説得を受け、シノの手助けをすることとなる。
”お買い上げ感謝4コマ漫画”でも示されていたように巨乳。
■葉狩市之亟(はかり・いちのじょう)
元幕臣・懸想方で菖蒲の父とは同僚。
現在は図書掛。
シノ、菖蒲の説得を受け、協力することとなる。
殺生石の保管場所を知っており、春安らを手引きした。
■九皐??
シノの母。15歳という若さで化野民となった。
当然ながら、現在も若々しい容姿をしている。
半隠る化野民を生むための道具とされ、現在は気が触れてしまっている。
シノのことも分からない様子。
■九皐隗(きゅうこう・かい
半隠る化野民。不死者。
シノの兄で、彼女とは普通の兄妹のように接していた。
力を発揮したシノらを打ち払う、かなりの剣技を持つ。
■伊庭秀穎(いば・ひでさと)
実在した人物で、浮世絵・小説などに登場する。
漫画では春安の兄で、隗の眷属。
戊辰戦争にて左腕を失っている。
隻腕の剣客として知られ、徳川家茂の警護役を務めた。
●化野(あだしの)
土地名。人の世に現れた異界、人智の及ばぬ領地とされる。
20名あまりが辿り着いたらしい。
●化野民(あだしののたみ)
化野に至った人。
不老不死になったという。(それ以外の力はない)
飢えない代わりに、食事を摂ることができない。
●半隠る化野民(はたかくる・あだしののたみ)
化野民と人のハーフ。
大半は死産になるが、無事成長すると強い力を宿した不死者となる。
化野民ほどではないが、ほとんど食事の必要がない。
人を引き付ける香りを発しているらしい。
力を発揮すると、髪が銀色になる様子。
自らの血を分けることで人を眷属にできる。
時の権力者に保護される代わりに、その下で働いている。
●眷属
半隠る化野民の血を受けた者。
感覚が研ぎ澄まされ、体に力が漲る~などの効果もある様子。
簡単なことでは死ねなくなるが、定期的に半隠る化野民の血を飲む必要がある。
(それがため、眷属はほぼ1人である)
●殺生石
妖狐・玉藻前の亡骸が石となり、それを刀としたもの。
数本あるらしく、1巻で登場した刀は「華陽(かよう)」
化野民を滅ぼすことの出来る、不死殺しの妖刀。
ちなみに、振るう者の命をも奪う。
現在は政府が管理している。
●懸想方(けそうがた)
化野民を管理する幕府の役職。
将軍家に側仕えする旗本・千羽家の秘密の役目であった。
武芸に秀でた者が集められており、半隠る化野民が幕府に背いた際には殺生石で討ち果たすのが役割。
また、同時に半隠る化野民を増やす役割も与えられており、それら理由によって多くの死者が出る。
故に養子も多い。
●図書掛(としょかかり)
懸想方の後を継いだ新政府の組織。
だいぶ長くなったので、ざっくり各話について。
ヒロインは「シノさん」なんですが…。
個人的にはおっぱいと丈の長さから、「菖蒲さん」ですわね。
あの初登場シーンが好き。
襲撃の際、「シノさん」の不意打ちを受けた「春安くん」が強い。
すごい。
2話は「春安くん」の過去話。
まだ若い姿などが見れますよ。
ここまでずっとシリアスでしたが、後半では「シノさん」のちょっと可愛らしい姿がみれます。
なかなかレアなので、見逃さぬように。
「菖蒲さん」について描かれる3話目。
彼女もしっかり関りがありました。
その関係で、前話に続き「シノさん」の語りがあります。
4話では「葉狩市之亟」が登場。
こちらでも「春安くん」の活躍が見れます。
「信頼してます」の台詞がいいですね。
※菖蒲
個人的に…今回収録で最も刺さったのが5話。
半隠る化野民、の本拠地が描かれていて。
ターゲットである「シノさん」の母親ほか、彼女の兄も登場していました。
兄「隗」とのいかにも平穏っぽい空気とは裏腹に、母親とのやり取りは絶望的。
真っ暗です…。
6話からは今回単行本のクライマックス。
さっそく殺生石を探りに行くというものでした。
もっと引っぱるかと思いましたが…。
まぁ、あの時点で「シノさん」の思惑は当人以外にまだ知らぬ事ですからね。
全て隠密に進めれればいいんでしょうけれど、周囲のガード固そうだなぁ。
ここで露見したため、今後は大変でしょう。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「相田裕」センセの新シリーズでした。
今度は明治時代ですかー。
前の「1518!(イチゴーイチハチ!) 」がだいぶ馴染んできた頃に終わってしまい…。
次どうなるかなー、って思っていたところのコチラ。
正直なところ、読んでいる内は微妙なままでしたが。
5話で「シノさん」の母親が登場した際に、なんだか照準がカチっと合った気がしました(本当)
紹介帯の”母殺し”がすっきり腹落ち。
なるほど。
この後どうなるか、次巻以降もキッチリ追いかけます。
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■ヌキビヨリ Cum days (こっぺ)
★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 特殊プレイ、アイドル、ラブコメ
・構成 : 8話収録(うち「イロハノイロ」×4)
・おまけ: あとがき、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「こっぺ」センセの「ヌキビヨリ Cum days」です。
※左:比見帳、右:烏丸仁美
【 構成・絵柄 】
収録はシリーズものと短編群。
話数で言えばちょうど半々ですね。
(※ページ量では短編のが6:4くらいな印象)
各エピソードとも、ちょっと特殊なプレイが多く。
ラブコメちっくなんも少しあるのですが…。
カップルの立場が対等~であるのは少なく(笑)
調教とか、弄ぶみたいなプレイがちらほら。
可愛らしい展開はほぼ期待できないので、ジャンル違いには注意ください。
なお、シリーズものはアイドルが複数登場するもの。
なかなか良いシリーズで、個人的にはコレで全体の評価を上げています。
しっかりとした強い線での作画。
全体の色付きはだいたい適度で、濃淡はやや強め。
描き込みはちょうど良いくらいだと思います。
コマ割りは比較的大きく、枠間はしっかり。
ちらほらとはみ出し・ぶち抜きなどがありましたが、そう賑やか過ぎることはなかったです。
漫画は派手目でパンチ力あるもの。
小さいコマ、引き絵などにややバランス気になるところもありましたが。
良く描かれたコマも多く、だいたい問題にならないくらいでしょう。
個人的には…あともうひと頑張り欲しかったです。
横長の黒目で、極端すぎないバランスの人物画。
こうしたタイプでは比較的しっかり鼻筋が描かれていて、可愛いながらもお姉さん系なイメージ。
なんとなく、スタイルでは頭が大き目に感じました。
↓表紙はやや分かり辛いので、紹介帯のカット絵も見れる裏表紙のが判断し易いと思います。
【 収録話 】 8話収録
001:「ヨルノトバリ」
街中で男とシテいたクラスメイト「比見帳(ひみ・とばり)」
その場面を目撃した「角田」は、興味本位で翌日に彼女を問い詰めたのですが…。
彼女の反応は予想外なものだったのでした。
多くのヒロインらを押しのけ、↓表紙をゲットしたのはこちらの「比見さん」
なにせ、街中・路地裏で制服なまま男のもの口にしていたりするだけあって。
度胸は満点で冷静さもあり、逆に「角田くん」が激しく動揺することとなるのでした。
ひでるさんもビックリ(笑)
あれは…学校にも顧客いるんだろうなぁ。
また、わざわざ彼女を呼び出して問い詰めたりしていながら、「角田くん」にはコレというビジョンもなかったようで…。
完全に役者違いでした。
まあ、そもそも証拠を残さなかったのは、彼の大きな落ち度ですわね。
今後はロクなことなさそうだけど、がんばれ。
※アイドル「イロハ」・「ゆめ」
021:「イロハノイロ」
041:「ユメノイロ」
063:「ミンナノイロ」
085:「ミンナノイロ+」
デビューと同時に人気が爆発。
今では国民的アイドルとなった「イロハ」
本名「椎名彩羽(しいな・いろは)」は「桔平」とは家が隣同士の幼馴染みで、恋人同士だったのです。
こちら4話はおおむねラブコメちっくで、収録の他エピソードと違って読み易いです。
人気アイドル「彩羽ちゃん」と「桔平くん」のカップルを中心としたシリーズで、2話目から2番手アイドルだという「鈴木ゆめ」が加わり、派手な関係が続いていくもの。
1話目「イロハノイロ」は、ドラマの相手に嫉妬した「桔平くん」がえっち仕掛ける展開。
まぁ…そんなんいちいち気にしていたら、彼氏なんて無理よ。
頑張って、えっちするしかないだろうなぁ(笑)
ちょっと強引なプレイで、どうなるかと思いましたが…。
うん、「彩羽ちゃん」がトップアイドルであるのが、なんだか納得できました。
ちなみに彼女は、ドラマにCM、雑誌インタビューなどの仕事が描かれていて。
いわゆる歌って踊るタイプではないみたいですね。
年齢詐称の2番手アイドル「鈴木ゆめ」が登場する2話目「ユメノイロ」
撮影の合間に、「彩羽」・「桔平」がシテいた場面を目撃。
彼女を貶めるべく、彼を確保したのでした。
裏表紙を飾っているのが、「イロハ」と「ゆめ」ですね。
こちらの「ゆめちゃん」のが、目立つ容姿をしています。
ライバルを蹴落とすべく策を巡らし、彼にえっち仕掛けていくなど、オモシロ良いキャラなのですが…。
つぎ。
3話目「ミンナノイロ」は、故あって「彩羽ちゃん」が2人の関係を知った後の風景です。
「ゆめちゃん」からのアプローチに、動揺することもなくああしたリアクションをしているのは…。
前述もしていますが、さすがトップアイドル。
正直なところ、1話目ではひでるさんぽやーんとしていたのですが…。
こちらの冒頭からメイン展開にて、断然ファンになりました。
すごい。
ああした冷静さと度胸、キッチリ仕返しするしたたかさが、”デビューと同時に人気が爆発”した要因なのでしょう。
こちらでの「彩羽ちゃん」の笑顔が最高です。
「ミンナノイロ+」は6ページのショート漫画。
おまけエピソードですわね。
「イロハ」・「ゆめ」の2人のコンビもなかなか良かったので。
他シチュエーションとかもぜひ見てみたいです。
「ゆめちゃん」の危機を「彩羽ちゃん」が救ったりする展開とかも楽しそう。
「彩羽ちゃん」がもの凄い逆襲したりするのよ。
091:「置姫」
結婚した半年、という主婦「烏丸仁美」
しかし、旦那は早々に海外出張となってしまい。
新婚ながら独りにされてしまった彼女は、うっぷん晴らしに過去に経験のある”下着置き”を再度始めたのでした。
「置姫」で「おき」だそうです。
”下着置き”というのは、自分の下着をどこかに置いて、誰かに拾ってもらう~というプレイ。
特に接触することなく、金銭のやり取りなどもなく。
まぁ、リスク少なく背徳感を味わえるというもの。
この漫画だけの話かな、と思ったものの、ふと検索してみたところ…。
なんか、若干引っ掛かりますね。
ほへー。
漫画はエスカレートしていった彼女が、ついに”生脱ぎ”にまで至るというもの。
「仁美さん」がマスク着用だったので、なんともエロス感あるプレイになっていました。
「あーヤっちゃった…」が好き。
119:「本当は…」
彼氏「杉山大雅」と付き合い始めて1年という「大峰加菜恵」
しかし、いわゆる普通のデートになった事はなかったのです。
ある日、彼から生活指導室に呼ばれ、行ってみたところ彼と教師がおり。
そこで、驚くべきことを聞かされるのでした。
まるでAVか、エロ漫画家か、という展開。
…漫画ですわね。
冒頭での散歩デートもそんなん。
こちらでのメイン展開はまた凄まじく…オチはなんというか、よく言えば漫画っぽく、そうでなければちと現実味ないもの。
あの彼のどこが良かったのか。
できるのならば、訴えちゃうのが最大の仕返しになるかな…。
DNA鑑定で証拠掴めると思います。
※大峰加菜恵
139:「足枷~人妻はいつも調教される運命~」
なにやら雰囲気違うなぁ、と思いましたが。
こちらだけ、同人誌で発表されたもののようでした。
昔、軽い気持ちで援助交際をした事があった「奏」
その際に、拘束からハードなプレイされていたのですが…。
結婚後に越したアパートの管理人こそ、その際のパートナー「安堂」だったのでした。
そんな感じで、案外現実にもあり得そうな、ちょっと怖いエピソード。
いちおう多額の金銭は得ていたようでしたが…。
壊されるレベルの事をされていたらしく、当然ながら写真なども残っており。
再度脅迫かたがた、プレイを継続されてしまうというもの。
過去にはそれなりだった「安堂」は、すっかり中年体型になっており。
不気味さがマシマシになってます。
旦那に相談することもできず、どうにもできんわね…。
ただ、まぁ…あの結末を見る限り、どう思われたとしても相談するしかないかなぁ。
ハッキリ言って、こちらはバッドエンドなのですが。
そのラストは…ただ絶望的なものでないだけ、重く感じました。
(※あの後、あるいは好転しそうな気もするので、真っ暗ではないかと)
【 その他 】
以上、本日は「こっぺ」センセでした。
こちらのブログでは「あまとろシロップ」を紹介しています。
今回は3冊目ですかね。
巻末エピソードほか、ちょっとハード目なお話が多かったのですが。
うち「イロハノイロ」シリーズが非常に良かったです。
これは楽しい。
前述もしておりますが、ぱっと見ではそう映らない国民的アイドル「イロハ」が…。
エゲつないほどのエロいプレイにて、逆襲していくお話を見たいなぁ。
ぜひ最強を目指して欲しいです。
ヌキビヨリ (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2021/9/15 [アダルト] こっぺ (著)
※アマゾン登録なし(2021/09/19現在)
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 特殊プレイ、アイドル、ラブコメ
・構成 : 8話収録(うち「イロハノイロ」×4)
・おまけ: あとがき、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「こっぺ」センセの「ヌキビヨリ Cum days」です。
※左:比見帳、右:烏丸仁美
【 構成・絵柄 】
収録はシリーズものと短編群。
話数で言えばちょうど半々ですね。
(※ページ量では短編のが6:4くらいな印象)
各エピソードとも、ちょっと特殊なプレイが多く。
ラブコメちっくなんも少しあるのですが…。
カップルの立場が対等~であるのは少なく(笑)
調教とか、弄ぶみたいなプレイがちらほら。
可愛らしい展開はほぼ期待できないので、ジャンル違いには注意ください。
なお、シリーズものはアイドルが複数登場するもの。
なかなか良いシリーズで、個人的にはコレで全体の評価を上げています。
しっかりとした強い線での作画。
全体の色付きはだいたい適度で、濃淡はやや強め。
描き込みはちょうど良いくらいだと思います。
コマ割りは比較的大きく、枠間はしっかり。
ちらほらとはみ出し・ぶち抜きなどがありましたが、そう賑やか過ぎることはなかったです。
漫画は派手目でパンチ力あるもの。
小さいコマ、引き絵などにややバランス気になるところもありましたが。
良く描かれたコマも多く、だいたい問題にならないくらいでしょう。
個人的には…あともうひと頑張り欲しかったです。
横長の黒目で、極端すぎないバランスの人物画。
こうしたタイプでは比較的しっかり鼻筋が描かれていて、可愛いながらもお姉さん系なイメージ。
なんとなく、スタイルでは頭が大き目に感じました。
↓表紙はやや分かり辛いので、紹介帯のカット絵も見れる裏表紙のが判断し易いと思います。
【 収録話 】 8話収録
001:「ヨルノトバリ」
街中で男とシテいたクラスメイト「比見帳(ひみ・とばり)」
その場面を目撃した「角田」は、興味本位で翌日に彼女を問い詰めたのですが…。
彼女の反応は予想外なものだったのでした。
多くのヒロインらを押しのけ、↓表紙をゲットしたのはこちらの「比見さん」
なにせ、街中・路地裏で制服なまま男のもの口にしていたりするだけあって。
度胸は満点で冷静さもあり、逆に「角田くん」が激しく動揺することとなるのでした。
ひでるさんもビックリ(笑)
あれは…学校にも顧客いるんだろうなぁ。
また、わざわざ彼女を呼び出して問い詰めたりしていながら、「角田くん」にはコレというビジョンもなかったようで…。
完全に役者違いでした。
まあ、そもそも証拠を残さなかったのは、彼の大きな落ち度ですわね。
今後はロクなことなさそうだけど、がんばれ。
※アイドル「イロハ」・「ゆめ」
021:「イロハノイロ」
041:「ユメノイロ」
063:「ミンナノイロ」
085:「ミンナノイロ+」
デビューと同時に人気が爆発。
今では国民的アイドルとなった「イロハ」
本名「椎名彩羽(しいな・いろは)」は「桔平」とは家が隣同士の幼馴染みで、恋人同士だったのです。
こちら4話はおおむねラブコメちっくで、収録の他エピソードと違って読み易いです。
人気アイドル「彩羽ちゃん」と「桔平くん」のカップルを中心としたシリーズで、2話目から2番手アイドルだという「鈴木ゆめ」が加わり、派手な関係が続いていくもの。
1話目「イロハノイロ」は、ドラマの相手に嫉妬した「桔平くん」がえっち仕掛ける展開。
まぁ…そんなんいちいち気にしていたら、彼氏なんて無理よ。
頑張って、えっちするしかないだろうなぁ(笑)
ちょっと強引なプレイで、どうなるかと思いましたが…。
うん、「彩羽ちゃん」がトップアイドルであるのが、なんだか納得できました。
ちなみに彼女は、ドラマにCM、雑誌インタビューなどの仕事が描かれていて。
いわゆる歌って踊るタイプではないみたいですね。
年齢詐称の2番手アイドル「鈴木ゆめ」が登場する2話目「ユメノイロ」
撮影の合間に、「彩羽」・「桔平」がシテいた場面を目撃。
彼女を貶めるべく、彼を確保したのでした。
裏表紙を飾っているのが、「イロハ」と「ゆめ」ですね。
こちらの「ゆめちゃん」のが、目立つ容姿をしています。
ライバルを蹴落とすべく策を巡らし、彼にえっち仕掛けていくなど、オモシロ良いキャラなのですが…。
つぎ。
3話目「ミンナノイロ」は、故あって「彩羽ちゃん」が2人の関係を知った後の風景です。
「ゆめちゃん」からのアプローチに、動揺することもなくああしたリアクションをしているのは…。
前述もしていますが、さすがトップアイドル。
正直なところ、1話目ではひでるさんぽやーんとしていたのですが…。
こちらの冒頭からメイン展開にて、断然ファンになりました。
すごい。
ああした冷静さと度胸、キッチリ仕返しするしたたかさが、”デビューと同時に人気が爆発”した要因なのでしょう。
こちらでの「彩羽ちゃん」の笑顔が最高です。
「ミンナノイロ+」は6ページのショート漫画。
おまけエピソードですわね。
「イロハ」・「ゆめ」の2人のコンビもなかなか良かったので。
他シチュエーションとかもぜひ見てみたいです。
「ゆめちゃん」の危機を「彩羽ちゃん」が救ったりする展開とかも楽しそう。
「彩羽ちゃん」がもの凄い逆襲したりするのよ。
091:「置姫」
結婚した半年、という主婦「烏丸仁美」
しかし、旦那は早々に海外出張となってしまい。
新婚ながら独りにされてしまった彼女は、うっぷん晴らしに過去に経験のある”下着置き”を再度始めたのでした。
「置姫」で「おき」だそうです。
”下着置き”というのは、自分の下着をどこかに置いて、誰かに拾ってもらう~というプレイ。
特に接触することなく、金銭のやり取りなどもなく。
まぁ、リスク少なく背徳感を味わえるというもの。
この漫画だけの話かな、と思ったものの、ふと検索してみたところ…。
なんか、若干引っ掛かりますね。
ほへー。
漫画はエスカレートしていった彼女が、ついに”生脱ぎ”にまで至るというもの。
「仁美さん」がマスク着用だったので、なんともエロス感あるプレイになっていました。
「あーヤっちゃった…」が好き。
119:「本当は…」
彼氏「杉山大雅」と付き合い始めて1年という「大峰加菜恵」
しかし、いわゆる普通のデートになった事はなかったのです。
ある日、彼から生活指導室に呼ばれ、行ってみたところ彼と教師がおり。
そこで、驚くべきことを聞かされるのでした。
まるでAVか、エロ漫画家か、という展開。
…漫画ですわね。
冒頭での散歩デートもそんなん。
こちらでのメイン展開はまた凄まじく…オチはなんというか、よく言えば漫画っぽく、そうでなければちと現実味ないもの。
あの彼のどこが良かったのか。
できるのならば、訴えちゃうのが最大の仕返しになるかな…。
DNA鑑定で証拠掴めると思います。
※大峰加菜恵
139:「足枷~人妻はいつも調教される運命~」
なにやら雰囲気違うなぁ、と思いましたが。
こちらだけ、同人誌で発表されたもののようでした。
昔、軽い気持ちで援助交際をした事があった「奏」
その際に、拘束からハードなプレイされていたのですが…。
結婚後に越したアパートの管理人こそ、その際のパートナー「安堂」だったのでした。
そんな感じで、案外現実にもあり得そうな、ちょっと怖いエピソード。
いちおう多額の金銭は得ていたようでしたが…。
壊されるレベルの事をされていたらしく、当然ながら写真なども残っており。
再度脅迫かたがた、プレイを継続されてしまうというもの。
過去にはそれなりだった「安堂」は、すっかり中年体型になっており。
不気味さがマシマシになってます。
旦那に相談することもできず、どうにもできんわね…。
ただ、まぁ…あの結末を見る限り、どう思われたとしても相談するしかないかなぁ。
ハッキリ言って、こちらはバッドエンドなのですが。
そのラストは…ただ絶望的なものでないだけ、重く感じました。
(※あの後、あるいは好転しそうな気もするので、真っ暗ではないかと)
【 その他 】
以上、本日は「こっぺ」センセでした。
こちらのブログでは「あまとろシロップ」を紹介しています。
今回は3冊目ですかね。
巻末エピソードほか、ちょっとハード目なお話が多かったのですが。
うち「イロハノイロ」シリーズが非常に良かったです。
これは楽しい。
前述もしておりますが、ぱっと見ではそう映らない国民的アイドル「イロハ」が…。
エゲつないほどのエロいプレイにて、逆襲していくお話を見たいなぁ。
ぜひ最強を目指して欲しいです。
ヌキビヨリ (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2021/9/15 [アダルト] こっぺ (著)
※アマゾン登録なし(2021/09/19現在)
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■Eat Meat Girl (或十せねか)
★まんがデーター [12.0/20.0]
・絵柄 :●●●〇〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●〇〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [成年] ハーレム、部活、ファンタジー
・構成 : 原作「Rusty Soul」、8話収録
(うち「恋色オルタネイティヴ」×5、「ダンジョンな乙女の恋愛作法」×3)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「或十せねか(あると・せねか)」センセの「Eat Meat Girl」です。
※三枝奏耶
【 構成・絵柄 】
連続モノ2本が収録されていて、話数としては合計8話ほどの単行本。
メインのお話は複数ヒロインの現代劇。
成年漫画らしく、それぞれヒロインがピックアップされていく系統です。
軽いストーリー調になっており、キャラの交流・やり取りは頻繁でした。
もう1本は3話ほどの連続で、長い1エピソードを3分割したようなもの。
こちらはベタベタなファンタジー話。
2名のヒロインが登場しますが、えっち担当は1名だけです。
前巻と同じ原作者さんとの単行本。
紹介帯では「業界最強タッグが贈る最新コミックス~」と紹介されていました。
うん、まぁ…申し訳ないですが、ちょっと大げさ。
原作あるからと言って、。優れたストーリーという訳ではなく。
特にメイン話は、設定など生かされてない感じです。
成年漫画でよく見掛けられる感じで、決して悪い訳ではないものの良くもなく。
お話としては普通くらいでしょう。
しっかりとした線での作画。
全体の濃淡は適度なくらいで、黒色が強め。
細かいコマ割りではみ出し・ぶち抜きは多く、原稿は賑やか。
色彩の濃さもあり、コッテリとした印象になっています。
表現はコメディー寄りで崩しもちらほら。
そう引っかかるほどでなかったものの、たまにコマ間の繋がりが飛ぶように感じるところがありました。
人物絵は広い輪郭の漫画っぽい可愛らしさあるもの。
ややツリ目で小悪魔的な雰囲気がいい感じ。
↓表紙ほか本編でも良くまとまった絵も多いのですが。
引き絵が弱いほか、バランスが気になるところも散見されました。
もうひと、ふた丁寧さが欲しい気がします。
判断には「コミックバベル」のHPにある試し読みほか、アマゾンの画像イメージが24点と多かったので、参考に良いかと思います。
【 収録話 】 8話収録
003:「恋色オルタネイティヴ」 5話
人気ロックバンドを輩出した軽音部。
「水渓祐紀(みずたに・ゆうき)」はそちらへ入部しようと部活紹介を楽しみにしていたのですが…。
その際の演奏での奇抜さに、違和感を感じていたのでした。
なお、その元凶である軽音部「浅川すみれ」は店で見かけた「祐紀」に才能を感じ。
強引な色仕掛けで迫るのでした。
ごく簡単にはそんな導入部。
いわゆる部活動な漫画。
確かに軽音部っぽい場面もあるのですが、お話の大半はえっちシーン。
まぁ、成年漫画ですからね。
こうしたお話にお決まりの新入部員、部の存続危機なども描かれてはいましたが、そっち系の扱いはごくごく軽く。
主人公「祐紀くん」に女性陣が次々えっち仕掛けていく、ハーレム漫画な要素の方が強いです。
ヒロインは4名。
3話までは軽音部のメンバーらが次々ヒロインをバトンタッチしていき、4話目ではそれぞれとのその後の風景ともう1名がさらに参加。
最終話ではセオリーな複数場面もあるのですが、お互いうまいこと彼を分け合っているようでした。
※左:浅川すみれ、右:部長「冠城あづさ」
1話目は↓表紙を飾る「浅川すみれ」
ノリ気だった「祐紀くん」が入部を考えるようになってしまった元凶ですね。
ツインテールの可愛らしい娘なのですが、紹介帯にもあったようにビッチだと自覚もしており。
スカウトかたがた味見しちゃう流れ。
いかにも成功者な彼女の家が凄い。
半ば脅すように彼を連れ込んだものの、ウブな反応が刺さり。
えっちを楽しんでいました。
2話目は漫画で最も最初に登場していた部長「冠城あづさ」
1話目での「すみれさん」とのえっち最中に「祐紀くん」は彼女のことを想像しており。
いちおう、最も好みなタイプなのかもしれません。
…おっぱいが(※事ある毎にその巨乳に引っ掛かってる)
入部希望な「祐紀くん」がどんなんか、「あづささん」がチェックするという流れなのですが。
あれは、なんだか誘われてるような感じね。
元気になってしまった彼に気付き、「責任……取るわ」と言い出したのが切っ掛け。
いちおう彼女は優等生キャラな筈なのですが、ちょっとエロ落ち早いかなぁ。
オチの台詞もさすがに遅すぎ。
この「あづささん」のくだりは、もう少し丁寧に進めて欲しかったですね。
なお、生徒会長「羽瀬川恋華(はせがわ・れんか)」はこちらの冒頭に登場しています。
(※初登場での「恋香」は誤植なようです)
3話目は「三枝奏耶(さえぐさ・かや)」さん。
いちおう詳細は伏せますが、故あって「祐紀くん」を女装に手伝うこととなるのですが。
そんな姿にスイッチ入った「奏耶さん」が仕掛ける流れ。
お手付き早いなー。
彼は女装したままのプレイです。
オチ付近ではややハードな事になっていました。
「すみれ」・「奏耶」・「あづさ」、の順で次々にえっちが描かれる、単独話のその後を描いたような4話目。
皆さん肉食系ですね。
そうした展開と共に、2話目から顔を見せていた生徒会長「恋香さん」が関わることとなり。
こちらでは彼女とのえっちです。
「相当なビッチだよな!!」
とかなにげに考えてる「祐紀くん」が楽しい。
まぁ、確かにねぇ…。
ただ、いちおう「恋香さん」は今回が初めてです。
最終となる5話目は4名との後日談みたいな感じ。
生徒会長は…あれでいいのか。
なお、複数プレイも5ページほど描かれてるのでお楽しみに。
135:「ダンジョンな乙女の恋愛作法」 3話
階層に入って4日目。
寝込みを襲われた(※見張りも寝てた)炎の魔導士「ベリー=メリィ」、氷の魔導士「レイカ・フブキ」の2人はアイテムなど荷物の大半を失い、3日間何も食べていないという危機的状況にありました。
そんな時、男性3名のパーティーと鉢合わせ。
食料を分けてくれるよう頼んだところ~という導入部。
※左:生徒会長「羽瀬川恋華」、右:「メリィ」・「レイカ」
魔物や魔法が飛び出すファンタジー話。
…なのですが、本編はただひたすらえっちしているだけ。
3話ほどの連続モノでしたが、時間的にはおそらく数時間程度の出来事です。
メインヒロインの「メリィさん」はエルフ娘で、漫画での色々もその設定に従っているようでした。
(※性欲に疎い種族、などの発言があります)
ノリ良い面白い娘で、当初は「相手は1名に限る!!」とか言っていたものの。
2話までにスイッチが入って、大いに乱れていて。
結局は残りの2名をも相手にしてました。
そうした中でも、ちゃっかり自分有利な契約を結ぶ、したたかさもありました。
エロくて可愛くていいのですが…。
なぜか「メリィさん」はアンダーヘアを編み込んでいて、アマゾンでのコメントにもあったように違和感がありますね。
なんであーしたんだろう。
なお、彼女の相棒「レイカさん」は毒を受けており。
えっちには参加していません。
(※妄想では脱がされていましたが)
【 その他 】
以上、本日は「或十せねか」センセでした。
こちらのブログでは「Curse Eater 呪詛喰らい師」を紹介しています。
うーん、あまり合いませんでした。
特に軽音部なメイン話は、ちょっと期待したんですけど…。
なんで「あづささん」をあー扱ってしまったんだろう。
紹介帯を見る限り、わざとビッチで揃えたのかもしれませんが。
エロいにしても、もう少しなんとかして欲しかったです。
Eat Meat Girl (BAVEL COMICS) コミックス アダルト, 2018/11/29
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・絵柄 :●●●〇〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●〇〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [成年] ハーレム、部活、ファンタジー
・構成 : 原作「Rusty Soul」、8話収録
(うち「恋色オルタネイティヴ」×5、「ダンジョンな乙女の恋愛作法」×3)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「或十せねか(あると・せねか)」センセの「Eat Meat Girl」です。
※三枝奏耶
【 構成・絵柄 】
連続モノ2本が収録されていて、話数としては合計8話ほどの単行本。
メインのお話は複数ヒロインの現代劇。
成年漫画らしく、それぞれヒロインがピックアップされていく系統です。
軽いストーリー調になっており、キャラの交流・やり取りは頻繁でした。
もう1本は3話ほどの連続で、長い1エピソードを3分割したようなもの。
こちらはベタベタなファンタジー話。
2名のヒロインが登場しますが、えっち担当は1名だけです。
前巻と同じ原作者さんとの単行本。
紹介帯では「業界最強タッグが贈る最新コミックス~」と紹介されていました。
うん、まぁ…申し訳ないですが、ちょっと大げさ。
原作あるからと言って、。優れたストーリーという訳ではなく。
特にメイン話は、設定など生かされてない感じです。
成年漫画でよく見掛けられる感じで、決して悪い訳ではないものの良くもなく。
お話としては普通くらいでしょう。
しっかりとした線での作画。
全体の濃淡は適度なくらいで、黒色が強め。
細かいコマ割りではみ出し・ぶち抜きは多く、原稿は賑やか。
色彩の濃さもあり、コッテリとした印象になっています。
表現はコメディー寄りで崩しもちらほら。
そう引っかかるほどでなかったものの、たまにコマ間の繋がりが飛ぶように感じるところがありました。
人物絵は広い輪郭の漫画っぽい可愛らしさあるもの。
ややツリ目で小悪魔的な雰囲気がいい感じ。
↓表紙ほか本編でも良くまとまった絵も多いのですが。
引き絵が弱いほか、バランスが気になるところも散見されました。
もうひと、ふた丁寧さが欲しい気がします。
判断には「コミックバベル」のHPにある試し読みほか、アマゾンの画像イメージが24点と多かったので、参考に良いかと思います。
【 収録話 】 8話収録
003:「恋色オルタネイティヴ」 5話
人気ロックバンドを輩出した軽音部。
「水渓祐紀(みずたに・ゆうき)」はそちらへ入部しようと部活紹介を楽しみにしていたのですが…。
その際の演奏での奇抜さに、違和感を感じていたのでした。
なお、その元凶である軽音部「浅川すみれ」は店で見かけた「祐紀」に才能を感じ。
強引な色仕掛けで迫るのでした。
ごく簡単にはそんな導入部。
いわゆる部活動な漫画。
確かに軽音部っぽい場面もあるのですが、お話の大半はえっちシーン。
まぁ、成年漫画ですからね。
こうしたお話にお決まりの新入部員、部の存続危機なども描かれてはいましたが、そっち系の扱いはごくごく軽く。
主人公「祐紀くん」に女性陣が次々えっち仕掛けていく、ハーレム漫画な要素の方が強いです。
ヒロインは4名。
3話までは軽音部のメンバーらが次々ヒロインをバトンタッチしていき、4話目ではそれぞれとのその後の風景ともう1名がさらに参加。
最終話ではセオリーな複数場面もあるのですが、お互いうまいこと彼を分け合っているようでした。
※左:浅川すみれ、右:部長「冠城あづさ」
1話目は↓表紙を飾る「浅川すみれ」
ノリ気だった「祐紀くん」が入部を考えるようになってしまった元凶ですね。
ツインテールの可愛らしい娘なのですが、紹介帯にもあったようにビッチだと自覚もしており。
スカウトかたがた味見しちゃう流れ。
いかにも成功者な彼女の家が凄い。
半ば脅すように彼を連れ込んだものの、ウブな反応が刺さり。
えっちを楽しんでいました。
2話目は漫画で最も最初に登場していた部長「冠城あづさ」
1話目での「すみれさん」とのえっち最中に「祐紀くん」は彼女のことを想像しており。
いちおう、最も好みなタイプなのかもしれません。
…おっぱいが(※事ある毎にその巨乳に引っ掛かってる)
入部希望な「祐紀くん」がどんなんか、「あづささん」がチェックするという流れなのですが。
あれは、なんだか誘われてるような感じね。
元気になってしまった彼に気付き、「責任……取るわ」と言い出したのが切っ掛け。
いちおう彼女は優等生キャラな筈なのですが、ちょっとエロ落ち早いかなぁ。
オチの台詞もさすがに遅すぎ。
この「あづささん」のくだりは、もう少し丁寧に進めて欲しかったですね。
なお、生徒会長「羽瀬川恋華(はせがわ・れんか)」はこちらの冒頭に登場しています。
(※初登場での「恋香」は誤植なようです)
3話目は「三枝奏耶(さえぐさ・かや)」さん。
いちおう詳細は伏せますが、故あって「祐紀くん」を女装に手伝うこととなるのですが。
そんな姿にスイッチ入った「奏耶さん」が仕掛ける流れ。
お手付き早いなー。
彼は女装したままのプレイです。
オチ付近ではややハードな事になっていました。
「すみれ」・「奏耶」・「あづさ」、の順で次々にえっちが描かれる、単独話のその後を描いたような4話目。
皆さん肉食系ですね。
そうした展開と共に、2話目から顔を見せていた生徒会長「恋香さん」が関わることとなり。
こちらでは彼女とのえっちです。
「相当なビッチだよな!!」
とかなにげに考えてる「祐紀くん」が楽しい。
まぁ、確かにねぇ…。
ただ、いちおう「恋香さん」は今回が初めてです。
最終となる5話目は4名との後日談みたいな感じ。
生徒会長は…あれでいいのか。
なお、複数プレイも5ページほど描かれてるのでお楽しみに。
135:「ダンジョンな乙女の恋愛作法」 3話
階層に入って4日目。
寝込みを襲われた(※見張りも寝てた)炎の魔導士「ベリー=メリィ」、氷の魔導士「レイカ・フブキ」の2人はアイテムなど荷物の大半を失い、3日間何も食べていないという危機的状況にありました。
そんな時、男性3名のパーティーと鉢合わせ。
食料を分けてくれるよう頼んだところ~という導入部。
※左:生徒会長「羽瀬川恋華」、右:「メリィ」・「レイカ」
魔物や魔法が飛び出すファンタジー話。
…なのですが、本編はただひたすらえっちしているだけ。
3話ほどの連続モノでしたが、時間的にはおそらく数時間程度の出来事です。
メインヒロインの「メリィさん」はエルフ娘で、漫画での色々もその設定に従っているようでした。
(※性欲に疎い種族、などの発言があります)
ノリ良い面白い娘で、当初は「相手は1名に限る!!」とか言っていたものの。
2話までにスイッチが入って、大いに乱れていて。
結局は残りの2名をも相手にしてました。
そうした中でも、ちゃっかり自分有利な契約を結ぶ、したたかさもありました。
エロくて可愛くていいのですが…。
なぜか「メリィさん」はアンダーヘアを編み込んでいて、アマゾンでのコメントにもあったように違和感がありますね。
なんであーしたんだろう。
なお、彼女の相棒「レイカさん」は毒を受けており。
えっちには参加していません。
(※妄想では脱がされていましたが)
【 その他 】
以上、本日は「或十せねか」センセでした。
こちらのブログでは「Curse Eater 呪詛喰らい師」を紹介しています。
うーん、あまり合いませんでした。
特に軽音部なメイン話は、ちょっと期待したんですけど…。
なんで「あづささん」をあー扱ってしまったんだろう。
紹介帯を見る限り、わざとビッチで揃えたのかもしれませんが。
エロいにしても、もう少しなんとかして欲しかったです。
Eat Meat Girl (BAVEL COMICS) コミックス アダルト, 2018/11/29
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■しょうたいむ!~みなみお姉さんだってHしたい (ギリギリ舞)
★まんがデーター [11.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●○○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] ラブコメ、お姉さん、むちむち
・構成 : 7話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: 折り返しにコメント、合間にネタ絵、描き下ろし漫画、
カバー裏にイラスト・お世話になった皆様。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ギリギリ舞(ぎりぎり・まい)」センセの「しょうたいむ!~みなみお姉さんだってHしたい 1巻」です。
※ヒロイン特集①_歌のお姉さん「高崎三奈美」
【 構成・絵柄 】
まず、紹介帯に驚き。
なんと、10月からTVアニメ化だそうです。
(※アニメ公式サイト)
うわ、マジですか!?
すごいすごい!!
…………この国、大丈夫か??
そう言えば「じみへんっ」もそうだったんですが…。
「ブラスト出版」さんはTV局に何か強烈なコネとかあるのかしら。
収録は2巻以降に続く長編。
ラブコメ話ですね。
学生とかではなく、男女とも職を持つしっかりとした大人であるのが特徴。
男性はシングルファーザーで、ヒロインは子ども番組の出演者です。
結構に色々と距離のある設定・間柄で、そう簡単には進まないだろう2人なのでした。
…が。
漫画ではトントン拍子にお話が進んでいて。
正直なところ、期待した大人の恋愛ストーリーではなかったです。
良くも悪くも成年漫画的、でした。
本来、こちらは全てカラー塗りの原稿。
単行本では、それを単純に白黒印刷しているだけなので…。
カラーの良さは当然消えていて、白黒の良さは無論発揮されることはなく。
作画面だけでは、web発表されている本来の原作からしたら、かなりのマイナス。
書籍での気楽さ、描き下ろし漫画(4P)のメリットで、1000円(+税)
これを安いと取るか、どうかですかね。
デジタルに慣れている、本に思い入れないという人は、やっぱりwebで見る方がいいかもしれません。
…またね、その描き下ろし漫画も4ページで…その原稿がまた”仕上がり二手順前”みたいな白いもので…。
描き下ろし漫画は、残念ながらそうプラス点にはならないと思います。
さらりとした曲線での作画。
濃淡は前述したカラーの白黒印刷で、薄くボンヤリとした灰色です。
描き込みはあっさり気味。
コマ割りは中小で収まり良く、だいたい枠間も確保されていて。
すっきりと落ち着いた印象。
漫画はやや引き絵に弱さを感じるものの、概ね問題ありません。
背景や小物、服装などがサッパリとしていました。
人物絵は広めな輪郭と横長な目の可愛らしいもの。
ふっくらほわほわとしたスタイルです。
だいたいは↓表紙で問題ないのですが、背景がカット絵になっている裏表紙のがいいと思います。
【 収録話 】 7話収録
妻「菜々美」に先立たれ、シングルファーザーで娘「カナ」を育てる「藤本翔二」
ある日、「お姉さんとうたおう、親子ショー」に行ったところ、トラブルで突然中止となってしまいました。
残念がる娘のため、立ち寄ったファミレスでは相席とされてしまったのですが…。
そちらで酔っ払っていたのは、「お姉さんとうたおう」に出演している「みなみおねえさん」こと「高崎三奈美」だったのでした。
ごく簡単にはそんな導入部。
※ヒロイン特集②_みなみおねえさん
いわゆる教育番組の、歌のお姉さんとイチャコラできるラブコメ長編。
アイドルとのうんぬん~であれば、よく見掛けるのですが。
わざわざ”子ども番組のお姉さん”としているのは、どうした理由だろう。
キャピキャピ(死語?)とした若い漫画にしたくないためかな?
ヒロインがそんなんであるので、主人公は必然的に子持ちの設定となっていて。
子供が2人の間を取り持つ役割だったりしていたんですがね。
ただし、その”子ども番組のお姉さん”という設定はあまり生かされているとは思えず。
後述しますが、「三奈美さん」はだいぶ脇が甘く、「翔二くん」も妻に先立たれたシングルファーザーっぽさが弱いように見えました。
お話と共に詳しく書いていきます。
出会いとなる1話目。
イベントが中止となり、落ち込む娘のためファミレスに入り。
そこで、「三奈美さん」と相席にされるのが切っ掛けなのですが…ね。
「三奈美さん」は子ども多いだろう満員のファミレスで、昼間から深酒状態。
(※変装は帽子と眼鏡だけ)
しかも、「カナちゃん」の状態から察するに、そのファミレスはイベント会場からそう遠くはないと思われます。
これはたぶん…番組での契約とかに、バッチリ引っ掛かりそう。
(※禁止事項多い、という台詞もあります。検索したところでは、普通のアイドル以上に厳しい~なんて書かれていました)
変装も「カナちゃん」に看破されており、途中からは眼鏡も外しちゃっていましたから。
プロ意識ないな。
なお、2人が知り合う切っ掛けとして、ここで相席にさせられるのですが。
それならば…。
ファミレスが満員なため、比較的空いていたランチとかもある居酒屋に入って。
そちらのカウンター席とか畳み席とかで、隣なり近くに座ったら~、といった方が違和感なかったのでは。
会話をする切っ掛けは、彼女に気付いた「カナちゃん」が話しかけることなので、そっちのが自然に思いました。
また、成年漫画なんで、えっち展開が差し込まれるのは当然だとはいえ…。
あの流れで仕掛けるのは、「翔二くん」ちょっと飢えすぎな気が。
もうちょっと、せめて2、3話くらいじっくり使って、ゆったり進めてほしく思いました。
あ、あと、せっかく歌のお姉さんなのだから…容姿でなく、声とか歌声でそれと気付く流れのが設定に合ってたのでは、と考えました。
「カナちゃん」を寝かすために子守歌歌うとかね。
直接続く2話目。
あの展開であれば、当日は「三奈美さん」からのキスだけで終わらせて良かったんでは。
(※エロスシーンは独りプレイとかなんとかにして…)
メインは再度別のイベントにて、彼女と再会するというもの。
楽屋でそうした流れになっています。
前話にてひと接触した後なので、ここはコレでもまぁ良いと思います、が。
やっぱり、ちょっと「翔二くん」は手が早すぎ。
物語の前半とかは、常に「三奈美さん」から仕掛ける~とかの方が自然ではなかったか。
さて、3話目はそれから2カ月後の風景。
連絡先も知らず(というか、「翔二くん」はまだ名前も知られてなかった)、当然ながら会うことはなかったんですが。
再度また彼の近所のステージでイベントがあるようで、その下見に来た彼女と偶然に鉢合わせする、というもの。
1話目で彼の部屋に行ってたため、敢えて下見に行ったのかな。
こちらのお助け展開は、セオリーに突然の雨でした。
実は、直接行為はこちらが初。
今回のえっちに至る流れは納得感あり、良かったです。
こんなんが1話目の…再会した後にあれば良かったんだがなぁ。
「三奈美さん」はふっくらスタイルとツリ目がキュートですね。
前話から1ヶ月後の4話目。
いちおう、連絡は取り合うようになっていて、こちらは初めてのデート話です。
…なのですが。
向かった先は、彼女のお誘いで遊園地。
ううむ、プロ意識ないなー。
しかも、観覧車でのプレイでしたから…。
週刊誌とかに撮られるぞ。
えっち展開への容易さも含めて、どっちか部屋とかでのデートのがいいかと思いました。
あるいは人気ない田舎とか、かな。
※ヒロイン特集③_えろいぞ「三奈美さん」
トントン拍子だった関係に、一時ストップがかかる5話目。
お話としては、こんなんもセオリーではあるのでしょうけれど。
もう少し後でも良かったかな…。
「翔二くん」の気持ちも、まぁ分からんでもないのですが…あの台詞はここじゃーないと思います。
何回もえっちしといて、逃げる気かー(笑)
まぁ、立ち止まって色々考えるタイミングではあるか。
なお、2コマだけ顔を見せていた、めだか出版「瀬川麻耶」さんがちと気になりました。
今後はもっとお話に食い込んでくるのかな。
収録でのラスト6話目は法要後。
場所は「三奈美さん」のマンションです。
男連れ込んだりしていて…カメラに注意。
こちらでも「翔二くん」の手が相変わらずに早い。
あれなら…玄関入ってそれとなく視線が合った瞬間、2人同時に~とかのがテンション上がったかもしれん。
なお、描き下ろしは4ページ。
お泊り後、朝の風景です。
こちらは描き下ろしのため、白黒原稿なんですが…前述したように、まぁ、おまけ原稿という感じでした。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ギリギリ舞」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
いきなりアニメ化ってーのはもの凄いですね。
こちらは、ふとネットで↓表紙を見て気に入り、発売を待っておりました。
ヒロイン「三奈美さん」は可愛らしく、そちらは期待通りだったのですが。
うーん、これまで書いてきたように、お話がまったく刺さらない。
ちょっと厳しいなぁ、というのが正直な感想です。
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・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●○○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] ラブコメ、お姉さん、むちむち
・構成 : 7話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: 折り返しにコメント、合間にネタ絵、描き下ろし漫画、
カバー裏にイラスト・お世話になった皆様。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ギリギリ舞(ぎりぎり・まい)」センセの「しょうたいむ!~みなみお姉さんだってHしたい 1巻」です。
※ヒロイン特集①_歌のお姉さん「高崎三奈美」
【 構成・絵柄 】
まず、紹介帯に驚き。
なんと、10月からTVアニメ化だそうです。
(※アニメ公式サイト)
うわ、マジですか!?
すごいすごい!!
…………この国、大丈夫か??
そう言えば「じみへんっ」もそうだったんですが…。
「ブラスト出版」さんはTV局に何か強烈なコネとかあるのかしら。
収録は2巻以降に続く長編。
ラブコメ話ですね。
学生とかではなく、男女とも職を持つしっかりとした大人であるのが特徴。
男性はシングルファーザーで、ヒロインは子ども番組の出演者です。
結構に色々と距離のある設定・間柄で、そう簡単には進まないだろう2人なのでした。
…が。
漫画ではトントン拍子にお話が進んでいて。
正直なところ、期待した大人の恋愛ストーリーではなかったです。
良くも悪くも成年漫画的、でした。
本来、こちらは全てカラー塗りの原稿。
単行本では、それを単純に白黒印刷しているだけなので…。
カラーの良さは当然消えていて、白黒の良さは無論発揮されることはなく。
作画面だけでは、web発表されている本来の原作からしたら、かなりのマイナス。
書籍での気楽さ、描き下ろし漫画(4P)のメリットで、1000円(+税)
これを安いと取るか、どうかですかね。
デジタルに慣れている、本に思い入れないという人は、やっぱりwebで見る方がいいかもしれません。
…またね、その描き下ろし漫画も4ページで…その原稿がまた”仕上がり二手順前”みたいな白いもので…。
描き下ろし漫画は、残念ながらそうプラス点にはならないと思います。
さらりとした曲線での作画。
濃淡は前述したカラーの白黒印刷で、薄くボンヤリとした灰色です。
描き込みはあっさり気味。
コマ割りは中小で収まり良く、だいたい枠間も確保されていて。
すっきりと落ち着いた印象。
漫画はやや引き絵に弱さを感じるものの、概ね問題ありません。
背景や小物、服装などがサッパリとしていました。
人物絵は広めな輪郭と横長な目の可愛らしいもの。
ふっくらほわほわとしたスタイルです。
だいたいは↓表紙で問題ないのですが、背景がカット絵になっている裏表紙のがいいと思います。
【 収録話 】 7話収録
妻「菜々美」に先立たれ、シングルファーザーで娘「カナ」を育てる「藤本翔二」
ある日、「お姉さんとうたおう、親子ショー」に行ったところ、トラブルで突然中止となってしまいました。
残念がる娘のため、立ち寄ったファミレスでは相席とされてしまったのですが…。
そちらで酔っ払っていたのは、「お姉さんとうたおう」に出演している「みなみおねえさん」こと「高崎三奈美」だったのでした。
ごく簡単にはそんな導入部。
※ヒロイン特集②_みなみおねえさん
いわゆる教育番組の、歌のお姉さんとイチャコラできるラブコメ長編。
アイドルとのうんぬん~であれば、よく見掛けるのですが。
わざわざ”子ども番組のお姉さん”としているのは、どうした理由だろう。
キャピキャピ(死語?)とした若い漫画にしたくないためかな?
ヒロインがそんなんであるので、主人公は必然的に子持ちの設定となっていて。
子供が2人の間を取り持つ役割だったりしていたんですがね。
ただし、その”子ども番組のお姉さん”という設定はあまり生かされているとは思えず。
後述しますが、「三奈美さん」はだいぶ脇が甘く、「翔二くん」も妻に先立たれたシングルファーザーっぽさが弱いように見えました。
お話と共に詳しく書いていきます。
出会いとなる1話目。
イベントが中止となり、落ち込む娘のためファミレスに入り。
そこで、「三奈美さん」と相席にされるのが切っ掛けなのですが…ね。
「三奈美さん」は子ども多いだろう満員のファミレスで、昼間から深酒状態。
(※変装は帽子と眼鏡だけ)
しかも、「カナちゃん」の状態から察するに、そのファミレスはイベント会場からそう遠くはないと思われます。
これはたぶん…番組での契約とかに、バッチリ引っ掛かりそう。
(※禁止事項多い、という台詞もあります。検索したところでは、普通のアイドル以上に厳しい~なんて書かれていました)
変装も「カナちゃん」に看破されており、途中からは眼鏡も外しちゃっていましたから。
プロ意識ないな。
なお、2人が知り合う切っ掛けとして、ここで相席にさせられるのですが。
それならば…。
ファミレスが満員なため、比較的空いていたランチとかもある居酒屋に入って。
そちらのカウンター席とか畳み席とかで、隣なり近くに座ったら~、といった方が違和感なかったのでは。
会話をする切っ掛けは、彼女に気付いた「カナちゃん」が話しかけることなので、そっちのが自然に思いました。
また、成年漫画なんで、えっち展開が差し込まれるのは当然だとはいえ…。
あの流れで仕掛けるのは、「翔二くん」ちょっと飢えすぎな気が。
もうちょっと、せめて2、3話くらいじっくり使って、ゆったり進めてほしく思いました。
あ、あと、せっかく歌のお姉さんなのだから…容姿でなく、声とか歌声でそれと気付く流れのが設定に合ってたのでは、と考えました。
「カナちゃん」を寝かすために子守歌歌うとかね。
直接続く2話目。
あの展開であれば、当日は「三奈美さん」からのキスだけで終わらせて良かったんでは。
(※エロスシーンは独りプレイとかなんとかにして…)
メインは再度別のイベントにて、彼女と再会するというもの。
楽屋でそうした流れになっています。
前話にてひと接触した後なので、ここはコレでもまぁ良いと思います、が。
やっぱり、ちょっと「翔二くん」は手が早すぎ。
物語の前半とかは、常に「三奈美さん」から仕掛ける~とかの方が自然ではなかったか。
さて、3話目はそれから2カ月後の風景。
連絡先も知らず(というか、「翔二くん」はまだ名前も知られてなかった)、当然ながら会うことはなかったんですが。
再度また彼の近所のステージでイベントがあるようで、その下見に来た彼女と偶然に鉢合わせする、というもの。
1話目で彼の部屋に行ってたため、敢えて下見に行ったのかな。
こちらのお助け展開は、セオリーに突然の雨でした。
実は、直接行為はこちらが初。
今回のえっちに至る流れは納得感あり、良かったです。
こんなんが1話目の…再会した後にあれば良かったんだがなぁ。
「三奈美さん」はふっくらスタイルとツリ目がキュートですね。
前話から1ヶ月後の4話目。
いちおう、連絡は取り合うようになっていて、こちらは初めてのデート話です。
…なのですが。
向かった先は、彼女のお誘いで遊園地。
ううむ、プロ意識ないなー。
しかも、観覧車でのプレイでしたから…。
週刊誌とかに撮られるぞ。
えっち展開への容易さも含めて、どっちか部屋とかでのデートのがいいかと思いました。
あるいは人気ない田舎とか、かな。
※ヒロイン特集③_えろいぞ「三奈美さん」
トントン拍子だった関係に、一時ストップがかかる5話目。
お話としては、こんなんもセオリーではあるのでしょうけれど。
もう少し後でも良かったかな…。
「翔二くん」の気持ちも、まぁ分からんでもないのですが…あの台詞はここじゃーないと思います。
何回もえっちしといて、逃げる気かー(笑)
まぁ、立ち止まって色々考えるタイミングではあるか。
なお、2コマだけ顔を見せていた、めだか出版「瀬川麻耶」さんがちと気になりました。
今後はもっとお話に食い込んでくるのかな。
収録でのラスト6話目は法要後。
場所は「三奈美さん」のマンションです。
男連れ込んだりしていて…カメラに注意。
こちらでも「翔二くん」の手が相変わらずに早い。
あれなら…玄関入ってそれとなく視線が合った瞬間、2人同時に~とかのがテンション上がったかもしれん。
なお、描き下ろしは4ページ。
お泊り後、朝の風景です。
こちらは描き下ろしのため、白黒原稿なんですが…前述したように、まぁ、おまけ原稿という感じでした。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ギリギリ舞」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
いきなりアニメ化ってーのはもの凄いですね。
こちらは、ふとネットで↓表紙を見て気に入り、発売を待っておりました。
ヒロイン「三奈美さん」は可愛らしく、そちらは期待通りだったのですが。
うーん、これまで書いてきたように、お話がまったく刺さらない。
ちょっと厳しいなぁ、というのが正直な感想です。
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■友人の妹 (志摩時緒)
★まんがデーター [19.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] ラブコメ、眼鏡、白衣
・構成 : 4.5話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、合間にラフ絵・初期設定など、
カバー裏にカラーイラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「志摩時緒(しま・ときお)」センセの「友人の妹(ダチノイモウト) 1巻」です。
※ヒロイン特集①:初対面での「麻衣ちゃん」
【 構成・絵柄 】
2巻以降に続いていく長編漫画。
話数としては4.5話なのですが、これがちょっと特殊なのです。
まず、0話があるため実質は5.5話。
また、その0話と0.5話(※2.5、4.5の2つあります)は3パートとかに分割されていて…。
単純にもくじを数えると、これが14話までになるのです。
その1話あたりのページ量は結構なバラつきあり、5~14ページ。
単行本としては146ページくらいでした。
やや薄め。
ジャンルは「志摩時緒」センセお得意なラブコメもの。
いつも通りしっかりポイントを押さえた漫画なので、ファンの方はなんも考えずに手をだして大丈夫。
妹という単語とは裏腹っぽい、↓表紙絵のヒロイン絵からは強さを感じるでしょうけれど…。
それで敬遠するのはちと勿体ない。
もう少し↓つづきを読み進めてみて。
ひでるさんは、センセの漫画の中であるいはもっとも好みな1冊になるかもしれません。
しっかりとした線と安定した作画。
全体の色付き・濃淡具合はちょうど良いくらい。
描き込みも同様ですね。
結構白比率は高めで、すっきり見れる原稿具合。
落ち着いた空気のラブコメな漫画で小さく文字で囲むような擬音が特徴的。
たまにデフォルメもしています。
ふとした間に優れ、お話世界に没頭できるでしょう。
人物画は丸く広めな輪郭で、ごく小さい鼻と丸い目の可愛らしいもの。
個人的にはカラー絵より白黒絵のが良い感じ。
詳しくは後述しますが…。
本編を読むと、前述しました↓表紙から感じられた(だろう)イメージがガラリと変わると思います。
(※あれは主人公の初見を描かれた感じなのかな)
さすが、悶死セレクション金賞な漫画。
【 収録話 】 4.5話収録
旧友「斉藤康輔」から呼び出された「高橋太一」
曰く、
「妹がこの春からお前の高校に通うから、変な虫がつかないように見張って欲しい」
…と、そんな事を言われたのでした。
その翌日、さっそくその妹「斉藤麻衣」を尋ねてみたところ…。
思っていたイメージと全然違った彼女は、「太一」のバッチリ好みだったのです。
頼まれたこともあり、困惑しつつもその気持ちを伝えたのですが。
彼が予想していなかった、急展開になっていくのでした。
ざっくりではそうしたお話。
えー、たぶんこの漫画は…。
もうヒロイン「麻衣ちゃん」が刺さるかどうか、につきると思います。
※ヒロイン特集②:普通の「麻衣ちゃん」
前述してきたように、当初の彼女は↓表紙のようなイメージ。
(※ちとポーズが可愛らしいけどね)
眼鏡にツリ目、さらに白衣まで羽織っていて、いかにも意思強そうな知的女性しているんですが…。
漫画では0話目のパート2にて、その様子はあくまでも表面的なものと分かり。
さらに2話、続く2.5話にて「麻衣ちゃん」の視点になると、先の言動の裏にあっただいぶ可愛らしいところが見えてくるのでした。
そんなん。
まさかああした娘と、こうも急にイチャラブできる展開が待ってるとは想像しませんわね。
意外に分かり易いリアクションしちゃう4話がこれまた実に可愛らしく。
ひととおり読んだ後に↓表紙まで戻ってくると、また全然印象異なると思います。
ちなみに…。
↓表紙からカバー裏の表紙、中扉…といった順にて、鉄壁そうだったガードが解けていく様が味わえるので必見(笑)
…長くなりました。
ごく簡単には、学園ラブコメ話。
タイトル通り付き合う相手は友人の妹で、その友人からは他男子を排除するようお願いされていたので。
ミイラ取りがミイラな状態で、あまり表だって付き合うことができないのでした。
切っ掛けとなる0話目。
友人「康輔」とは学校のほかバドミントン活動も共にしていたりするのですが。
彼のガードが堅く、「太一くん」は顔すら知らないという状態。
また、「康輔」は依頼しておきながら写真も見せることなかったので…。
「太一くん」はわざわざ顔も知らない女の子を律儀に年下学年の教室まで尋ねに行っているのでした。
ちょっと軽そうな雰囲気でしたが、「太一くん」もお人好しだわね。
さて、この「麻衣ちゃん」との初対面5ページのやり取りを、よーく覚えておくように。
後で楽しめます。
2パート目まで、まだそうした感じなのですが。
続く3パート目が凄い。
思わず漫画内キャラの「太一くん」までも、
「展開早くない?」
とか言ってましたからねー。
ここで撃沈された方は、この漫画ばっち大丈夫です。
「麻衣ちゃん」の笑顔が見れる1話目。
あの、冒頭での椅子背後からってのは…いいですねー。
その後、また友人「康輔くん」とのやり取りが描かれているのですが。
たぶん…。
彼は妹「麻衣」の昔から好意を知っていて。
同じ学校にまで追いかけていった、彼女の支援をしているつもりではなかろうか。
無論シスコンではあるので…。
諸手で応援、ってほど割り切れている訳でもないのでしょう。
前述したように、2話と2.5話(のパート3)はこれまで受け手であった「麻衣ちゃん」の視点。
実は昔から視線を送っていた彼が、不意に向こうから話しかけてくるという展開。
なるほど、だからあーした態度になっちゃうのか。
納得。
3話はお弁当話です。
センセ、お弁当絵が実にお上手(笑)
うまそう。
(※ちなみに…「麻衣ちゃん」は結構食べるのね。今時の女子だとあの半分くらいでも不思議でないのに)
彼女とのやり取りをヒントに、後に家庭での「康輔くん」を看破するのが楽しい。
※ヒロイン特集③:素の「麻衣ちゃん」
登場キャラが増える4話目。
地学部の先輩「平野円香」・「菅原こずえ」が登場します。
実は2話目にてモブっぽくは出ていたのですがね。
第三者が加わった際の、「太一」・「麻衣」らが見れました。
その補完的なエピソードである4.5話。
先の続きほか、先輩らの背景が描かれています。
こちらでの「麻衣ちゃん」がまた可愛いので、注目ですよ。
さらにパート4では、「太一くん」のバイト先風景が描かれるのですが。
なんと、そこがセンセのファンはお馴染みの「SCドラック」なのでした。
メガネの店長さんが登場してますね。
ちなみに、これを機会に調べてみたところ。
「夜にとろける」の「杉新太」・「松本純香」がバイトをしていて。
「ジェミニはお年頃」の2.5話にて「恵」・「新田」が買い物していました。
(※そちらの回では「新太」・「純香」のやり取りも見れる)
同じ世界観…というより、サービスですかね。
今後またバイト先の風景で、ほかキャラの顔見せとかがあるかもしれませんよ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「志摩時緒」センセでした。
当ブログでは「夜にとろける」、「君にしか教えない」などを紹介しています。
このシリーズ(楽園系ね)は巻末に紹介ページが差し込まれていて。
ひでるさんはそんなん眺めるのも好きなのですが。
「志摩時緒」センセの他単行本紹介のページに、
”「ジェミニはお年頃」全2巻 すべてA5判(この本と同じ大きさ)です。電子版も全巻好評配信中♪”
…なんて文言がありました。
(※実はとっくの昔から表記あったね…)
赤字部分。
これは…かなり親切ですよね。
ちゃんと、というか当然、サイズ異なる「君にしか教えない」だと、
”B6判(この本よりひとまわり小さ目)”
となっているんですよ。
実際、書店で探す際にはサイズ結構重要なので、こうした記述は有難い。
良いアイデアだと思います。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] ラブコメ、眼鏡、白衣
・構成 : 4.5話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、合間にラフ絵・初期設定など、
カバー裏にカラーイラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「志摩時緒(しま・ときお)」センセの「友人の妹(ダチノイモウト) 1巻」です。
※ヒロイン特集①:初対面での「麻衣ちゃん」
【 構成・絵柄 】
2巻以降に続いていく長編漫画。
話数としては4.5話なのですが、これがちょっと特殊なのです。
まず、0話があるため実質は5.5話。
また、その0話と0.5話(※2.5、4.5の2つあります)は3パートとかに分割されていて…。
単純にもくじを数えると、これが14話までになるのです。
その1話あたりのページ量は結構なバラつきあり、5~14ページ。
単行本としては146ページくらいでした。
やや薄め。
ジャンルは「志摩時緒」センセお得意なラブコメもの。
いつも通りしっかりポイントを押さえた漫画なので、ファンの方はなんも考えずに手をだして大丈夫。
妹という単語とは裏腹っぽい、↓表紙絵のヒロイン絵からは強さを感じるでしょうけれど…。
それで敬遠するのはちと勿体ない。
もう少し↓つづきを読み進めてみて。
ひでるさんは、センセの漫画の中であるいはもっとも好みな1冊になるかもしれません。
しっかりとした線と安定した作画。
全体の色付き・濃淡具合はちょうど良いくらい。
描き込みも同様ですね。
結構白比率は高めで、すっきり見れる原稿具合。
落ち着いた空気のラブコメな漫画で小さく文字で囲むような擬音が特徴的。
たまにデフォルメもしています。
ふとした間に優れ、お話世界に没頭できるでしょう。
人物画は丸く広めな輪郭で、ごく小さい鼻と丸い目の可愛らしいもの。
個人的にはカラー絵より白黒絵のが良い感じ。
詳しくは後述しますが…。
本編を読むと、前述しました↓表紙から感じられた(だろう)イメージがガラリと変わると思います。
(※あれは主人公の初見を描かれた感じなのかな)
さすが、悶死セレクション金賞な漫画。
【 収録話 】 4.5話収録
旧友「斉藤康輔」から呼び出された「高橋太一」
曰く、
「妹がこの春からお前の高校に通うから、変な虫がつかないように見張って欲しい」
…と、そんな事を言われたのでした。
その翌日、さっそくその妹「斉藤麻衣」を尋ねてみたところ…。
思っていたイメージと全然違った彼女は、「太一」のバッチリ好みだったのです。
頼まれたこともあり、困惑しつつもその気持ちを伝えたのですが。
彼が予想していなかった、急展開になっていくのでした。
ざっくりではそうしたお話。
えー、たぶんこの漫画は…。
もうヒロイン「麻衣ちゃん」が刺さるかどうか、につきると思います。
※ヒロイン特集②:普通の「麻衣ちゃん」
前述してきたように、当初の彼女は↓表紙のようなイメージ。
(※ちとポーズが可愛らしいけどね)
眼鏡にツリ目、さらに白衣まで羽織っていて、いかにも意思強そうな知的女性しているんですが…。
漫画では0話目のパート2にて、その様子はあくまでも表面的なものと分かり。
さらに2話、続く2.5話にて「麻衣ちゃん」の視点になると、先の言動の裏にあっただいぶ可愛らしいところが見えてくるのでした。
そんなん。
まさかああした娘と、こうも急にイチャラブできる展開が待ってるとは想像しませんわね。
意外に分かり易いリアクションしちゃう4話がこれまた実に可愛らしく。
ひととおり読んだ後に↓表紙まで戻ってくると、また全然印象異なると思います。
ちなみに…。
↓表紙からカバー裏の表紙、中扉…といった順にて、鉄壁そうだったガードが解けていく様が味わえるので必見(笑)
…長くなりました。
ごく簡単には、学園ラブコメ話。
タイトル通り付き合う相手は友人の妹で、その友人からは他男子を排除するようお願いされていたので。
ミイラ取りがミイラな状態で、あまり表だって付き合うことができないのでした。
切っ掛けとなる0話目。
友人「康輔」とは学校のほかバドミントン活動も共にしていたりするのですが。
彼のガードが堅く、「太一くん」は顔すら知らないという状態。
また、「康輔」は依頼しておきながら写真も見せることなかったので…。
「太一くん」はわざわざ顔も知らない女の子を律儀に年下学年の教室まで尋ねに行っているのでした。
ちょっと軽そうな雰囲気でしたが、「太一くん」もお人好しだわね。
さて、この「麻衣ちゃん」との初対面5ページのやり取りを、よーく覚えておくように。
後で楽しめます。
2パート目まで、まだそうした感じなのですが。
続く3パート目が凄い。
思わず漫画内キャラの「太一くん」までも、
「展開早くない?」
とか言ってましたからねー。
ここで撃沈された方は、この漫画ばっち大丈夫です。
「麻衣ちゃん」の笑顔が見れる1話目。
あの、冒頭での椅子背後からってのは…いいですねー。
その後、また友人「康輔くん」とのやり取りが描かれているのですが。
たぶん…。
彼は妹「麻衣」の昔から好意を知っていて。
同じ学校にまで追いかけていった、彼女の支援をしているつもりではなかろうか。
無論シスコンではあるので…。
諸手で応援、ってほど割り切れている訳でもないのでしょう。
前述したように、2話と2.5話(のパート3)はこれまで受け手であった「麻衣ちゃん」の視点。
実は昔から視線を送っていた彼が、不意に向こうから話しかけてくるという展開。
なるほど、だからあーした態度になっちゃうのか。
納得。
3話はお弁当話です。
センセ、お弁当絵が実にお上手(笑)
うまそう。
(※ちなみに…「麻衣ちゃん」は結構食べるのね。今時の女子だとあの半分くらいでも不思議でないのに)
彼女とのやり取りをヒントに、後に家庭での「康輔くん」を看破するのが楽しい。
※ヒロイン特集③:素の「麻衣ちゃん」
登場キャラが増える4話目。
地学部の先輩「平野円香」・「菅原こずえ」が登場します。
実は2話目にてモブっぽくは出ていたのですがね。
第三者が加わった際の、「太一」・「麻衣」らが見れました。
その補完的なエピソードである4.5話。
先の続きほか、先輩らの背景が描かれています。
こちらでの「麻衣ちゃん」がまた可愛いので、注目ですよ。
さらにパート4では、「太一くん」のバイト先風景が描かれるのですが。
なんと、そこがセンセのファンはお馴染みの「SCドラック」なのでした。
メガネの店長さんが登場してますね。
ちなみに、これを機会に調べてみたところ。
「夜にとろける」の「杉新太」・「松本純香」がバイトをしていて。
「ジェミニはお年頃」の2.5話にて「恵」・「新田」が買い物していました。
(※そちらの回では「新太」・「純香」のやり取りも見れる)
同じ世界観…というより、サービスですかね。
今後またバイト先の風景で、ほかキャラの顔見せとかがあるかもしれませんよ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「志摩時緒」センセでした。
当ブログでは「夜にとろける」、「君にしか教えない」などを紹介しています。
このシリーズ(楽園系ね)は巻末に紹介ページが差し込まれていて。
ひでるさんはそんなん眺めるのも好きなのですが。
「志摩時緒」センセの他単行本紹介のページに、
”「ジェミニはお年頃」全2巻 すべてA5判(この本と同じ大きさ)です。電子版も全巻好評配信中♪”
…なんて文言がありました。
(※実はとっくの昔から表記あったね…)
赤字部分。
これは…かなり親切ですよね。
ちゃんと、というか当然、サイズ異なる「君にしか教えない」だと、
”B6判(この本よりひとまわり小さ目)”
となっているんですよ。
実際、書店で探す際にはサイズ結構重要なので、こうした記述は有難い。
良いアイデアだと思います。
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■まんぷくぷく (鶴山ミト)
★まんがデーター [18.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、エルフ、ロリ、ファンタジー
・構成 : 10話収録(うち「お前で童貞卒業…するはずが!」×2、
「幼妻エルフさんシリーズ」×3)
・おまけ: あとがき、描き下ろし「幼妻エルフさんは210歳と4か月」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鶴山ミト(つるやま・みと)」センセの「まんぷくぷく」です。
※エルフ「エル子さん」
【 構成・絵柄 】
収録は10話で、うち1話は描き下ろし。
その半分が連続・シリーズもので、それ以外は短編でした。
ジャンルはラブコメ。
甘く楽しいお話群で、シリーズもののエルフさんを筆頭に、猫憑きから幽霊まで、ファンタジーちっくな色も目立っています。
あとがきによると、「色んなキャラクターに挑戦してみた~」とのことでした。
また、連続話の妹さんを筆頭に、ヒロインらはロリちっく。
先のエルフさんはやっぱり年上ではあったのですが…容姿などは完全にソッチ系です。
もう、やたらに可愛らしい単行本でした。
ふんわり・柔らかな曲線での作画。
濃淡はやや淡めなもので、白比率はそこそこ高め。
描き込みは過不足ないくらいでした。
コマ割りはそこそこ大きく、枠間もだいたいあるのですが。
はみ出し・ぶち抜きもそこそこ。
原稿は賑やか目なのですが、前述した色彩もあって丁度良いくらいです。
漫画は可愛らしいラブコメな仕上がりで、擬音フォントなども丸めでキュート。
若干の崩しあるものの、丁寧で安定しています。
それでいて勢いと迫力がありましたね。
人物絵は丸っこく団子のような輪郭と、ぱっちりとしたうるうる目。
ロリっとした可愛らしさがありました。
カラーでもそう作画は変わらないので、判断はそのまま↓表紙・裏表紙で良いと思います。
【 収録話 】 10話収録
007:「お前で童貞卒業…するはずが!」 2話
妹「未嬉」を本気で狙う兄。
ちょうど両親は留守で、2人きりの今夜がチャンスだと準備を整えていたのですが…。
「今日お泊り会するから!」
そう言って彼女は友人「友梨」を連れて帰って来ていたのでした。
↓表紙の2人です。
なお、2人きりの今夜に~と期待する彼なのですが。
触るとか飲ますなどの行為は既に頻繁にしているようで…あとは直接行為残すくらいという間柄。
親がいる時(※たぶんね)でもそんなんなので、やっちゃってても全然不思議ではないのですが。
やっぱり、そこはひと線引きあるのかなぁ…。
(後に描かれますが、あー見えて「未嬉」は常識的?な娘さんでした)
お話では、ふとやってきた「未嬉ちゃん」に続いて、「友梨ちゃん」も加わるという流れです。
「友梨ちゃん」に言われた際のひとコマが素直で宜しい。
タイトル通りの展開になっていましたよー。
なお、おっぱいは「未嬉ちゃん」のがサイズ大きかったです。
※妹「未嬉」とその友人「友梨」
「友梨ちゃん」の家に呼ばれる2話目。
いちおう、断る目的で行ったのですが…前話でも見られたように、彼女はヤル気満々。
また、そうした気持ちであったものの。
ガッツリえっちしちゃうんですけどね、彼。
ひと落ち着きした際、なにやら格好良いっぽい事言ったりしていましたが。
なお、こちらではひと展開あります。
…まあね、成年漫画に慣れた方でなくても、どうなるか察せられると思います。
ちと斜め上になるのですけれど。
最終的には成年漫画らしい、甘いオチになりましたよ。
045:「すきンシップ」
留年危機の「小寺りりな」と勉強合宿に来たのですが…。
集中した1夜目の反動が2日目に爆発してしまったのでした。
そうした流れで、内風呂えっち。
このシチュエーションで、よく1夜目は頑張ったなぁ。
(※そのまま寝落ちしたらしい)
まぁ、あれくらい仕方ないでしょ。
お風呂では髪解いており、またキュートでしたよ。
067:「お嬢様のイケない面接」
富豪「華山院家」が募集していた”お世話係”に応募した「亀頭隆起(きとう・たかき)」
その面倒を見る相手はお嬢様「莉良」であり、彼女と対面したところ。
いきなりトンデモない事を言われたのでした。
どーでもいいですが…主人公の彼の名前が可笑しい。
苗字「亀頭」なところに、「隆起」とか名前つけちゃう親は、ふざけてるとしか言いようがないわね。
こうした際のお約束で、髪型もそんな雰囲気だったりしました(笑)
ロリっとしたお嬢様にえろいことされるという、幸せ展開です。
087:「義妹 in Heat!」
義妹「千耶」は、とある時期が来ると「猫憑(発情)」になってしまうのでした。
原因不明とのことでしたが。
耳と尻尾が生える、可愛らしい姿となってます。
吊りスカートが、いかにも猫妖怪っぽくていいですね。
なお、えろい事すると元に戻り、その間の記憶はないらしい、と…。
実に、成年漫画らしい設定。
…とか思っていたのですが。
オチが結構意外なものでした。
なるほど、こうしたアプローチもいいですね。
107:「幼妻エルフさんは209歳」
127:「幼妻エルフさんは210歳 ~夏のおでかけ編~」
189:「幼妻エルフさんは210歳と4か月」 描き下ろし
エルフ「エル子」さんの5人目のパートナーとなった「翔」
彼女は現在209歳で…。
「翔」の同級生「涼平」の親で、プロポーズは葬儀の場であったのでした。
そんな訳で、エルフさんとの新婚生活話。
裏表紙が「エル子さん」です。
そちらも髪に花飾りありますが、本編でもそんなん。
エルフが奥様と聞くと…やっぱり「カズマG-VERSION」センセの名作ですわね。
こちらの漫画は完全に現代劇であるのが特徴。
ファンタジー要素は彼女以外にほぼ描かれてなく、2話目の遊園地シーンにて…なんちゃら耳の女性がモブに見えたくらい。
おそらく、”数百年前に流れ着き~”というのは、彼女以外にもいるようでした。
シリーズが続くならば、また他種族とか出てきたりするかも。
また、前述した漫画の「ミルファ」さんはサイズ合わなかったりしたのですが。
こちらの「エル子さん」は身体ちっちゃいものの、えっちは問題なく。
1話目は初夜話で、何度もシテおりました。
ラストページのエプロン姿がキュートです。
2話目は皆で遊園地へ行くエピソード。
孫の孫の孫…ということで、団体様となってましたが。
同級生「涼平くん」が気を利かせてくれたので、2人きりになれたのでした。
前半で「ちっぱいが~」云々と言ってましたが。
「子ども達が来ると胸が張っちゃって」
…ということで、実際にバストアップしていて。
これまた実にイイ感じ(笑)
そのまま野外プレイになっていました。
ちなみに、直接行為は…いちおう人目が(ある程度)少ないだろう、別の場所です。
どこかは秘密。
描き下ろしは4ページ。
資格取得の勉強明けで、久しぶというえっち展開でした。
吹き出しに注目。
149:「サプライズ・フカップ!」
ご近所の「みほ姉」に勉強を見てもらっていた「なお」
その日は先に着いたので、彼女を驚かそうと机下に隠れたところ…。
目前で彼女は妙な事を始めてしまったのでした。
露見した際の、「そっち隠すのかよ!?」か好き。
なお、こちらの「みほ姉」は眼鏡・三つ編みという、真面目そうな容姿の娘。
そんなんですが、エロに興味津々なようで…。
このチャンスを生かし、えっちに持ち込んでおりました。
ううむ、「なおくん」いいなぁ。
オチが楽しい。
これはお互い良かったね、なんでしょう。
※左:義妹「千耶」、右:「小野さん」
169:「しーするー」
死後、美術室に囚われてしまった美術講師「吉田自由(よした・よりよし)」
なぜか夜に部室にやってきた生徒「小野」
姿が見え、会話もできた彼女に~という流れ。
こちらのヒロイン「小野さん」は面白い方で。
突然出現した全裸の男に当初は驚いたものの…。
知り合いだと分かると、あっさり安心しておりました。
「少女漫画みたい」
~のくだりが楽しい。
そもそも幽霊な「吉田くん」を見ることができて会話も普通にでき、最終的には触れることもできているのですが…。
生前から何らかの因縁があったりしたのかな。
あのオチは…羨ましいね。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「鶴山ミト」センセでした。
こちらのブログでは「いい娘がいいの?」、「つけなくていいよ」、「したいコとしよっ!」などを紹介しています。
通常単行本を含めて、ざっくり検索したところでは10冊以上は出されているようでした。
今回はまたイイ↓表紙ですねー。
いちおう、アレで肝心なところはちゃんと(?)隠れているのが凄い。
えろい。
あのいかにもな平仮名タイトルともども、慣れてない人はレジ持ってき辛いだろうな…。
まぁ、今は通販とかもあるのですけれどね。
収録では、やっぱり「エル子さん」でしょう。
義妹「千耶ちゃん」も加えたりして、シリーズ続いていけばいいな。
できれば1冊にまとめたりして。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、エルフ、ロリ、ファンタジー
・構成 : 10話収録(うち「お前で童貞卒業…するはずが!」×2、
「幼妻エルフさんシリーズ」×3)
・おまけ: あとがき、描き下ろし「幼妻エルフさんは210歳と4か月」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鶴山ミト(つるやま・みと)」センセの「まんぷくぷく」です。
※エルフ「エル子さん」
【 構成・絵柄 】
収録は10話で、うち1話は描き下ろし。
その半分が連続・シリーズもので、それ以外は短編でした。
ジャンルはラブコメ。
甘く楽しいお話群で、シリーズもののエルフさんを筆頭に、猫憑きから幽霊まで、ファンタジーちっくな色も目立っています。
あとがきによると、「色んなキャラクターに挑戦してみた~」とのことでした。
また、連続話の妹さんを筆頭に、ヒロインらはロリちっく。
先のエルフさんはやっぱり年上ではあったのですが…容姿などは完全にソッチ系です。
もう、やたらに可愛らしい単行本でした。
ふんわり・柔らかな曲線での作画。
濃淡はやや淡めなもので、白比率はそこそこ高め。
描き込みは過不足ないくらいでした。
コマ割りはそこそこ大きく、枠間もだいたいあるのですが。
はみ出し・ぶち抜きもそこそこ。
原稿は賑やか目なのですが、前述した色彩もあって丁度良いくらいです。
漫画は可愛らしいラブコメな仕上がりで、擬音フォントなども丸めでキュート。
若干の崩しあるものの、丁寧で安定しています。
それでいて勢いと迫力がありましたね。
人物絵は丸っこく団子のような輪郭と、ぱっちりとしたうるうる目。
ロリっとした可愛らしさがありました。
カラーでもそう作画は変わらないので、判断はそのまま↓表紙・裏表紙で良いと思います。
【 収録話 】 10話収録
007:「お前で童貞卒業…するはずが!」 2話
妹「未嬉」を本気で狙う兄。
ちょうど両親は留守で、2人きりの今夜がチャンスだと準備を整えていたのですが…。
「今日お泊り会するから!」
そう言って彼女は友人「友梨」を連れて帰って来ていたのでした。
↓表紙の2人です。
なお、2人きりの今夜に~と期待する彼なのですが。
触るとか飲ますなどの行為は既に頻繁にしているようで…あとは直接行為残すくらいという間柄。
親がいる時(※たぶんね)でもそんなんなので、やっちゃってても全然不思議ではないのですが。
やっぱり、そこはひと線引きあるのかなぁ…。
(後に描かれますが、あー見えて「未嬉」は常識的?な娘さんでした)
お話では、ふとやってきた「未嬉ちゃん」に続いて、「友梨ちゃん」も加わるという流れです。
「友梨ちゃん」に言われた際のひとコマが素直で宜しい。
タイトル通りの展開になっていましたよー。
なお、おっぱいは「未嬉ちゃん」のがサイズ大きかったです。
※妹「未嬉」とその友人「友梨」
「友梨ちゃん」の家に呼ばれる2話目。
いちおう、断る目的で行ったのですが…前話でも見られたように、彼女はヤル気満々。
また、そうした気持ちであったものの。
ガッツリえっちしちゃうんですけどね、彼。
ひと落ち着きした際、なにやら格好良いっぽい事言ったりしていましたが。
なお、こちらではひと展開あります。
…まあね、成年漫画に慣れた方でなくても、どうなるか察せられると思います。
ちと斜め上になるのですけれど。
最終的には成年漫画らしい、甘いオチになりましたよ。
045:「すきンシップ」
留年危機の「小寺りりな」と勉強合宿に来たのですが…。
集中した1夜目の反動が2日目に爆発してしまったのでした。
そうした流れで、内風呂えっち。
このシチュエーションで、よく1夜目は頑張ったなぁ。
(※そのまま寝落ちしたらしい)
まぁ、あれくらい仕方ないでしょ。
お風呂では髪解いており、またキュートでしたよ。
067:「お嬢様のイケない面接」
富豪「華山院家」が募集していた”お世話係”に応募した「亀頭隆起(きとう・たかき)」
その面倒を見る相手はお嬢様「莉良」であり、彼女と対面したところ。
いきなりトンデモない事を言われたのでした。
どーでもいいですが…主人公の彼の名前が可笑しい。
苗字「亀頭」なところに、「隆起」とか名前つけちゃう親は、ふざけてるとしか言いようがないわね。
こうした際のお約束で、髪型もそんな雰囲気だったりしました(笑)
ロリっとしたお嬢様にえろいことされるという、幸せ展開です。
087:「義妹 in Heat!」
義妹「千耶」は、とある時期が来ると「猫憑(発情)」になってしまうのでした。
原因不明とのことでしたが。
耳と尻尾が生える、可愛らしい姿となってます。
吊りスカートが、いかにも猫妖怪っぽくていいですね。
なお、えろい事すると元に戻り、その間の記憶はないらしい、と…。
実に、成年漫画らしい設定。
…とか思っていたのですが。
オチが結構意外なものでした。
なるほど、こうしたアプローチもいいですね。
107:「幼妻エルフさんは209歳」
127:「幼妻エルフさんは210歳 ~夏のおでかけ編~」
189:「幼妻エルフさんは210歳と4か月」 描き下ろし
エルフ「エル子」さんの5人目のパートナーとなった「翔」
彼女は現在209歳で…。
「翔」の同級生「涼平」の親で、プロポーズは葬儀の場であったのでした。
そんな訳で、エルフさんとの新婚生活話。
裏表紙が「エル子さん」です。
そちらも髪に花飾りありますが、本編でもそんなん。
エルフが奥様と聞くと…やっぱり「カズマG-VERSION」センセの名作ですわね。
こちらの漫画は完全に現代劇であるのが特徴。
ファンタジー要素は彼女以外にほぼ描かれてなく、2話目の遊園地シーンにて…なんちゃら耳の女性がモブに見えたくらい。
おそらく、”数百年前に流れ着き~”というのは、彼女以外にもいるようでした。
シリーズが続くならば、また他種族とか出てきたりするかも。
また、前述した漫画の「ミルファ」さんはサイズ合わなかったりしたのですが。
こちらの「エル子さん」は身体ちっちゃいものの、えっちは問題なく。
1話目は初夜話で、何度もシテおりました。
ラストページのエプロン姿がキュートです。
2話目は皆で遊園地へ行くエピソード。
孫の孫の孫…ということで、団体様となってましたが。
同級生「涼平くん」が気を利かせてくれたので、2人きりになれたのでした。
前半で「ちっぱいが~」云々と言ってましたが。
「子ども達が来ると胸が張っちゃって」
…ということで、実際にバストアップしていて。
これまた実にイイ感じ(笑)
そのまま野外プレイになっていました。
ちなみに、直接行為は…いちおう人目が(ある程度)少ないだろう、別の場所です。
どこかは秘密。
描き下ろしは4ページ。
資格取得の勉強明けで、久しぶというえっち展開でした。
吹き出しに注目。
149:「サプライズ・フカップ!」
ご近所の「みほ姉」に勉強を見てもらっていた「なお」
その日は先に着いたので、彼女を驚かそうと机下に隠れたところ…。
目前で彼女は妙な事を始めてしまったのでした。
露見した際の、「そっち隠すのかよ!?」か好き。
なお、こちらの「みほ姉」は眼鏡・三つ編みという、真面目そうな容姿の娘。
そんなんですが、エロに興味津々なようで…。
このチャンスを生かし、えっちに持ち込んでおりました。
ううむ、「なおくん」いいなぁ。
オチが楽しい。
これはお互い良かったね、なんでしょう。
※左:義妹「千耶」、右:「小野さん」
169:「しーするー」
死後、美術室に囚われてしまった美術講師「吉田自由(よした・よりよし)」
なぜか夜に部室にやってきた生徒「小野」
姿が見え、会話もできた彼女に~という流れ。
こちらのヒロイン「小野さん」は面白い方で。
突然出現した全裸の男に当初は驚いたものの…。
知り合いだと分かると、あっさり安心しておりました。
「少女漫画みたい」
~のくだりが楽しい。
そもそも幽霊な「吉田くん」を見ることができて会話も普通にでき、最終的には触れることもできているのですが…。
生前から何らかの因縁があったりしたのかな。
あのオチは…羨ましいね。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「鶴山ミト」センセでした。
こちらのブログでは「いい娘がいいの?」、「つけなくていいよ」、「したいコとしよっ!」などを紹介しています。
通常単行本を含めて、ざっくり検索したところでは10冊以上は出されているようでした。
今回はまたイイ↓表紙ですねー。
いちおう、アレで肝心なところはちゃんと(?)隠れているのが凄い。
えろい。
あのいかにもな平仮名タイトルともども、慣れてない人はレジ持ってき辛いだろうな…。
まぁ、今は通販とかもあるのですけれどね。
収録では、やっぱり「エル子さん」でしょう。
義妹「千耶ちゃん」も加えたりして、シリーズ続いていけばいいな。
できれば1冊にまとめたりして。
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■日陰の花 (ヤマダユウヤ)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、制服、青春
・構成 : 9話収録
(うち「ユキトキ」×2、「日陰の花」×2、「凛として」×2)
・おまけ: 後書き、描き下ろし「凛として-After-」、
お蔵入り表紙ラフ集
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ヤマダユウヤ」センセの「日陰の花」です。
※稲葉香菜
【 構成・絵柄 】
収録は2話ほどの連続話が3本、残りは短編です。
描き下ろしの1話は収録話の後日談となっていて、そちらも連続に入れてます。
ごく簡単に漫画群ジャンルはラブコメ話。
コメディー要素は薄く、甘さはそれなり。
ただし、その甘さもべったりしたものでなく、感覚的にはビターめ。
前半の5話は学生ヒロインとなっていて、青春ならではのモヤモヤを抱えており。
後半4話のヒロインらも、やや普通でない感じ。
それでも、振り切れ過ぎることはなく、お話の味付けとして丁度良いくらい。
後述する絵柄とお話の空気感はピッタリだと思いました。
しなやかな細線での作画。
やや白比率が高い感じですが、濃淡は丁度良いくらい。
コマ割りはそう変化なく、よく収まっています。
概ね枠間も確保されていました。
人物絵は広めな輪郭に横長な目。
鼻の描き方に特徴があります。
頬が広く可愛いだけでない独特な雰囲気もあり。
そうした画風が落ち着いてきたような印象です。
今回ジャンルも作用していると思いますが、漫画もしっとりとした物腰。
↓表紙にも発揮されていましたが、はっちゃけ過ぎない空気感は、また良い魅力となってます。
コマ内の配置、引き絵など、多少バランスに気になるところがあり。
あともう一歩進めば次のステージに届くと思いました。
判断については、↓表紙または紹介帯のカット絵が見易いです。
【 収録話 】 9話収録
003:「つむぎあい」
会社から帰宅した「裕」
真っ暗な部屋の中に、目隠し・拘束され、胸をはだけた「紬」が居たのでした。
「…興奮した?」
うん、そんな趣味だと考えられてるのか(笑)
若い彼女に振り回されている様が良いですね。
人の気も知らないで…、ってな感じかな。
目隠し・拘束を再度用いるプレイが秀逸。
ある物は使わないとね。
たぶん、今後も「紬ちゃん」によってぐーるぐるに回されていくのだと思います。
傍から見ていると、羨ましい気もしますが。
当人からしたら、大変そうだ。
避妊ガンバレ。
※左:紬、右:ゆうき
023:「ユキトキ」 2話
えっち関係で友人らにからかわれた「ゆうき」
それもあってか、「大樹」を勉強を誘った彼女は…いきなりベッドにて横になったのでした。
ごく自然に2人して帰っており、部屋にも招いており。
幼馴染みとかかな。
友人らは、おそらく「ゆうきさん」の性格も把握しているだろうから…。
2人の仲を取り持つために、そうした事を言ったのかもね。
オチなど、彼女の性格がバッチリ発揮されてます。
続く2話目は、ホテルへ入る場面から。
いや、制服はマズいだろ…。
あーしたこと言ってる「大樹くん」でしたが、入る前になんとかしなさい。
というか、入ったならば覚悟決めなさいよ。
オチがまた楽しい。
そっちも止めなさい。
067:「日陰の花」 前後編
同じ音楽趣味がため、SNSにて知り合った「楓」と「稲葉香菜」
そのうち、直接会うこととなったのですが。
ふと調べてみると、彼女はセクシーな写真をアップしていたのでした。
こちらが表題作。
ヤル気満々な「香菜ちゃん」が凄い。
さすがに、ちょっと「楓くん」が引いてますね…。
タイトル通りで、どことなく影を感じる彼女。
前後編のうち中盤あたりがそんなん強いですね。
下手すると、ドロドロなブラック展開になり得るかもしれない彼女でしたが。
「楓くん」が普通のイイ男で良かった。
前髪切れるかな。
115:「凛として」
187:「凛として-After-」 描き下ろし
ロッカー内に、見慣れぬハンカチを発見した「小池拓真」
その持ち主は、隣の席に座る「山路凜」のものでした。
オフィスで唯一の女性である彼女は、「拓真」の仕事を教えてくれた先輩。
「山路」は無口・無表情の真面目な女性で、そうしたハプニングがあっても関係はまったく変わらなかったのですが…。
次の日には、彼女のものらしいパンストがロッカー内にあったのでした。
これは、なかなか面白いアプローチ。
男女ロッカーが同じ空間にある会社とかならば、同じ手が使えるかも。
(※まぁ、こうした世の中なので、普通は施錠されてる筈ですけどね…)
ハンカチはともかく、パンスト、しかも脱ぎたてらしいものが入っていたら…明らかにGOサインって事でいいかな。
いいよね。
ぷきっちょらしい、そんな「山路さん」がただひたすらに可愛い。
そんな事にて切っ掛けを作っているような方ですから、直接対峙した際の言動もぶっ飛んでいて楽しい。
「何度もそう伝えたけど…」
いや、混乱させられてるだけですけどね。
オチもそんなんでした。
職場でのえっち展開。
あのちょっと野暮ったい事務員服でスルのが好きです。
描き下ろし「凛として-After-」は4ページの後日談。
カップルとなった2人の光景なのですが…まったく相変わらずで楽しい。
ううむ、「山路さん」可愛いなぁ。
143:「白日」
ベランダに出ていた主人公は、隣の部屋の女性に誘われたのでした。
裏表紙の女性。
目元のほくろがセクシーですね。
お話内にはなかったのですが、どんな下着なのか見たかった…。
漫画にて細かいやり取りは描かれてないですが。
台詞から察するに、直接的に誘ってきたようで…即えっちになっていました。
なんなんだろう。
ミステリアスな女性でしたが、後半にとある発言があり。
どんな女性か、うっすら分かるようになっています。
※左:山路凜、右:環
167:「嗜欲のすすめ」
少しマンネリ気味だと訴えてきた「環」
そこで、彼女の意見を取り入れたところ…「司」は女装させられてしまったのでした。
これ、センセの絵で漫画だからまだ良いのですが。
現実だとキツそうだなぁ…。
というか、よく彼が着れる制服があったね。
(※彼女の雰囲気からして、いずれは…と用意していそう)
眼鏡の「環さん」はイメージにとある百合漫画を示しており。
着替えた後は、かなりノリノリになっていました。
ちなみに、「嗜欲」で「しよく」
”あることを好み、欲するままにそれをしようと思う心。”だそうです。(※goo辞書より)
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ヤマダユウヤ」センセでした。
初単行本「溺れる白昼夢」を紹介しています。
こちらで3冊目の単行本。
あれれ、2冊目見逃してますね…。
前述しましたが、画風がひでるさん好みな方向に確立されてきていて。
お話ともども、個人的には大満足。
特にオフィスネタ、「山路凜さん」が好きです。
会社事務所で、女の子と2人きりってシチュエーションはイイですよね。
色々あって、そんな甘い場面に遭遇したことないですが。
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・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、制服、青春
・構成 : 9話収録
(うち「ユキトキ」×2、「日陰の花」×2、「凛として」×2)
・おまけ: 後書き、描き下ろし「凛として-After-」、
お蔵入り表紙ラフ集
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ヤマダユウヤ」センセの「日陰の花」です。
※稲葉香菜
【 構成・絵柄 】
収録は2話ほどの連続話が3本、残りは短編です。
描き下ろしの1話は収録話の後日談となっていて、そちらも連続に入れてます。
ごく簡単に漫画群ジャンルはラブコメ話。
コメディー要素は薄く、甘さはそれなり。
ただし、その甘さもべったりしたものでなく、感覚的にはビターめ。
前半の5話は学生ヒロインとなっていて、青春ならではのモヤモヤを抱えており。
後半4話のヒロインらも、やや普通でない感じ。
それでも、振り切れ過ぎることはなく、お話の味付けとして丁度良いくらい。
後述する絵柄とお話の空気感はピッタリだと思いました。
しなやかな細線での作画。
やや白比率が高い感じですが、濃淡は丁度良いくらい。
コマ割りはそう変化なく、よく収まっています。
概ね枠間も確保されていました。
人物絵は広めな輪郭に横長な目。
鼻の描き方に特徴があります。
頬が広く可愛いだけでない独特な雰囲気もあり。
そうした画風が落ち着いてきたような印象です。
今回ジャンルも作用していると思いますが、漫画もしっとりとした物腰。
↓表紙にも発揮されていましたが、はっちゃけ過ぎない空気感は、また良い魅力となってます。
コマ内の配置、引き絵など、多少バランスに気になるところがあり。
あともう一歩進めば次のステージに届くと思いました。
判断については、↓表紙または紹介帯のカット絵が見易いです。
【 収録話 】 9話収録
003:「つむぎあい」
会社から帰宅した「裕」
真っ暗な部屋の中に、目隠し・拘束され、胸をはだけた「紬」が居たのでした。
「…興奮した?」
うん、そんな趣味だと考えられてるのか(笑)
若い彼女に振り回されている様が良いですね。
人の気も知らないで…、ってな感じかな。
目隠し・拘束を再度用いるプレイが秀逸。
ある物は使わないとね。
たぶん、今後も「紬ちゃん」によってぐーるぐるに回されていくのだと思います。
傍から見ていると、羨ましい気もしますが。
当人からしたら、大変そうだ。
避妊ガンバレ。
※左:紬、右:ゆうき
023:「ユキトキ」 2話
えっち関係で友人らにからかわれた「ゆうき」
それもあってか、「大樹」を勉強を誘った彼女は…いきなりベッドにて横になったのでした。
ごく自然に2人して帰っており、部屋にも招いており。
幼馴染みとかかな。
友人らは、おそらく「ゆうきさん」の性格も把握しているだろうから…。
2人の仲を取り持つために、そうした事を言ったのかもね。
オチなど、彼女の性格がバッチリ発揮されてます。
続く2話目は、ホテルへ入る場面から。
いや、制服はマズいだろ…。
あーしたこと言ってる「大樹くん」でしたが、入る前になんとかしなさい。
というか、入ったならば覚悟決めなさいよ。
オチがまた楽しい。
そっちも止めなさい。
067:「日陰の花」 前後編
同じ音楽趣味がため、SNSにて知り合った「楓」と「稲葉香菜」
そのうち、直接会うこととなったのですが。
ふと調べてみると、彼女はセクシーな写真をアップしていたのでした。
こちらが表題作。
ヤル気満々な「香菜ちゃん」が凄い。
さすがに、ちょっと「楓くん」が引いてますね…。
タイトル通りで、どことなく影を感じる彼女。
前後編のうち中盤あたりがそんなん強いですね。
下手すると、ドロドロなブラック展開になり得るかもしれない彼女でしたが。
「楓くん」が普通のイイ男で良かった。
前髪切れるかな。
115:「凛として」
187:「凛として-After-」 描き下ろし
ロッカー内に、見慣れぬハンカチを発見した「小池拓真」
その持ち主は、隣の席に座る「山路凜」のものでした。
オフィスで唯一の女性である彼女は、「拓真」の仕事を教えてくれた先輩。
「山路」は無口・無表情の真面目な女性で、そうしたハプニングがあっても関係はまったく変わらなかったのですが…。
次の日には、彼女のものらしいパンストがロッカー内にあったのでした。
これは、なかなか面白いアプローチ。
男女ロッカーが同じ空間にある会社とかならば、同じ手が使えるかも。
(※まぁ、こうした世の中なので、普通は施錠されてる筈ですけどね…)
ハンカチはともかく、パンスト、しかも脱ぎたてらしいものが入っていたら…明らかにGOサインって事でいいかな。
いいよね。
ぷきっちょらしい、そんな「山路さん」がただひたすらに可愛い。
そんな事にて切っ掛けを作っているような方ですから、直接対峙した際の言動もぶっ飛んでいて楽しい。
「何度もそう伝えたけど…」
いや、混乱させられてるだけですけどね。
オチもそんなんでした。
職場でのえっち展開。
あのちょっと野暮ったい事務員服でスルのが好きです。
描き下ろし「凛として-After-」は4ページの後日談。
カップルとなった2人の光景なのですが…まったく相変わらずで楽しい。
ううむ、「山路さん」可愛いなぁ。
143:「白日」
ベランダに出ていた主人公は、隣の部屋の女性に誘われたのでした。
裏表紙の女性。
目元のほくろがセクシーですね。
お話内にはなかったのですが、どんな下着なのか見たかった…。
漫画にて細かいやり取りは描かれてないですが。
台詞から察するに、直接的に誘ってきたようで…即えっちになっていました。
なんなんだろう。
ミステリアスな女性でしたが、後半にとある発言があり。
どんな女性か、うっすら分かるようになっています。
※左:山路凜、右:環
167:「嗜欲のすすめ」
少しマンネリ気味だと訴えてきた「環」
そこで、彼女の意見を取り入れたところ…「司」は女装させられてしまったのでした。
これ、センセの絵で漫画だからまだ良いのですが。
現実だとキツそうだなぁ…。
というか、よく彼が着れる制服があったね。
(※彼女の雰囲気からして、いずれは…と用意していそう)
眼鏡の「環さん」はイメージにとある百合漫画を示しており。
着替えた後は、かなりノリノリになっていました。
ちなみに、「嗜欲」で「しよく」
”あることを好み、欲するままにそれをしようと思う心。”だそうです。(※goo辞書より)
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ヤマダユウヤ」センセでした。
初単行本「溺れる白昼夢」を紹介しています。
こちらで3冊目の単行本。
あれれ、2冊目見逃してますね…。
前述しましたが、画風がひでるさん好みな方向に確立されてきていて。
お話ともども、個人的には大満足。
特にオフィスネタ、「山路凜さん」が好きです。
会社事務所で、女の子と2人きりってシチュエーションはイイですよね。
色々あって、そんな甘い場面に遭遇したことないですが。
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■丹 あか (幾花にいろ)
★まんがデーター [18.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] お姉さん、巨乳、ラブコメ
・構成 : カラー(4P)、11話収録(うち「秘密シリーズ」×7)
・おまけ: あとがき・作品解説、カバー裏に別絵、
漫画「担当さんリクエストでねこまんがです」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「幾花にいろ(いくはな・にいろ)」センセの「丹 あか」です。
※左:ミホ、右:沖島
【 構成・絵柄 】
収録はシリーズものが1つと短編群。
短編のうち2話は世界繋がったものでした。
単行本のメインであるシリーズものは、合計7話と単行本の6割以上を占めています。
詳しくは後述しますが、そちらが…あまりスカッとする話ではないので。
単行本全体のイメージが、ソレに引っぱられてしまった感じです。
いちおう、短編らはサッパリ楽しいラブコメちっくなものではあるのですが。
(※特に単行本のラストに位置したお話はそんなん)
短くともお話はシッカリとしていて、読み応えある作品群。
ただ、それがため…楽しく明るい分かり易い漫画~ではないので、気を付けて。
まぁ、あのカバー絵でそうしたのは期待しないでしょうけれどね。
そのカバーと紹介帯は、通常のものと紙質が異なっていて。
なにやら、コスト高そうな雰囲気。
軽くザラりとした手触り良いものでした。
強いクッキリ線で黒色も強め。
描き込みは適度に細かく、白比率もそれなりにあります。
だいたい枠間も確保されていて、ちらほらはみ出すくらい。
収まりは良い方です。
ばっさりと荒めなタッチですが、雑味は見られず。
各話で多少の差はあっても乱れ・崩れなく。
基本的には安定していました。
擬音・漫符など漫画もお上手で迫力があり、画面にはパンチ力があります。
極端な崩しなども違和感ありません。
それでいて静かな落ち着きあるコマも良く仕上がっていて。
自然にお話の世界に引き込まれていくと思います。
人物画はすらりと細身の長身なスタイルで、あちこち鋭角的。
切れ長目の美人系なのですが、その表情がコロコロ変化していくのがポイントでしょう。
ちょっと癖はあるものの、ぱっと見の雰囲気よりすぐ馴染むと思います。
彩色絵はその良さがため、またややイメージ異なるのですが。
巧いこと脳内で濃い目に白黒変換していただければ良いかと。
【 収録話 】 11話収録
:「やむまで」 カラー原稿
冒頭話はカラー原稿4ページのショートもの。
カップルのえっち風景で、ゴムの買い出しから戻ったのが冒頭部分。
あれは…直前でか、はたまた何戦目か。
あの雰囲気だと、口で装着してくれたかな。
:「軟着地」
:「楽花流水」
仕事帰りにコンビニへ立ち寄った「堂ノ島」
そちらの成人雑誌コーナーで半ケツを見せていた女性は…向いの昔馴染み「松原ミホ」だったのでした。
すっかり雰囲気が変わっていた彼女は、ずかずかと部屋にまで押し掛け。
共に飲むこととなったのです。
だいたいそんなんが前者「軟着地」
彼の過去イメージとのギャップが凄い。
昔の眼鏡姿もまたいいですよね。
えっちはそこそこ飲みが進んだ後のことで、それなりにどちらも酔っ払っていたとは思うんですが…。
「ミホちゃん」の…あのプレイ?つまみ??はモノ凄い。
いったい何があったんだ(笑)
「しょーがないヤツになったもんだな」
うん、その通り。
オチが甘いですよ。
そちらの「堂ノ島」・「ミホ」のカップルが買い物しているシーンから始まる、後者楽花流水」
2人のイチャイチャっぷりがこの漫画の切っ掛けとなっています。
すっかりカップルになったのね。
そちらのコンビニ店員「沖島」は買い物にやってきていた「長命寺」と再会。
バイト後に落ち合い、2人で飲むこととなったのでした。
センセの描かれる女性は、どっちかというと強めな雰囲気が多いのですが。
こちらのヒロイン「沖島さん」は、タレ目で穏やかそうな可愛らしい方。
ただ、性格は…彼も驚いていたように慣れた言動で積極的でした。
大学の友人らが楽しい。似てる。
※左:圭、右:基子
:「秘密」
:「彼女の秘密」 3話
:「それぞれの秘密」 2話
:「秘密 最終話」
今回単行本のほとんどを占めているのが、こちらの秘密シリーズ。
カバーを飾っているのは、ヒロイン「圭さん」でした。
「圭」と付き合って1年という「弘樹」
ただ、2人の関係はあまり良くはなく…。
クールな彼女に欲求不満があった彼は、幼馴染み「基子」、彼女の友人「松除」らとシテしまうのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。
メインシリーズは「秘密」と「彼女の秘密」で、「それぞれの秘密」は番外編的な位置づけなようです。
各話担当ヒロインが変わっていき、合計4名とのやり取りが描かれていくのですが…。
センセ曰く「消化不良」とのことで、バチっと完結するストーリーでなく。
主人公「弘樹くん」のあまりハッキリしない性格(…と、女性遍歴ですかね)がためか、読んでいくうちにモヤモヤすること請け合い。
成年系なため、エロ成分は当然高いのですが…。
感覚としては…なんというか、現実味のある青年漫画といったお話でした。
センせも書かれていたように”人間関係”というものは、好き好き~そう簡単なもんではないですわね。
私もあの最終話以降は、絶対に巧くいかないと思います。
「圭さん」にある種の呪いかけられた、みたいな。
【 秘密 シリーズ 登場人物総覧 】 ※話数はえっち担当
「木曾弘樹」
主人公。5話以外、全話に登場。 眼鏡男子。開始時点では童貞。
途中で髪を切ってサッパリとした容姿になっている。
1話「基子」
隣に住む幼馴染みのお姉さん。普段は眼鏡だが、仕事ではコンタクト(たぶん)
2話「松除里伊那」
苗字読みはまつよせ。「圭」の友人。とある秘密がある。
風俗店で働いていて、源氏名は「まりな」
3話「赤沢圭」
付き合って1年という彼女。とある秘密がある。
素っ気なく身体を触らせていなかったのは、まだ気を許していなかったため。
4話「基子」 ※2回目
4話「棧亘(かけはし・わたる)」
「基子」の会社同僚。彼女にアピールし続けていた様子。
5話「里伊那」 ※2回目
5話「コマくん」
眼鏡男子で年齢は結構高そう。「里伊那」のセックスフレンド。
カッコイイ車を持つ。
6話「圭」 ※2回目(前回は…)
7話「なばな」
彼女は…詳細伏せますね。
1話目は眼鏡のお姉さん「基子さん」
単なる幼馴染みでなく、かなり親しい会話も出来る関係。
それがため、近すぎたのでしょうけど…。
おそらく、あちこちタイミングを彼見逃していたのだろうかと思います。
ちなみに…あれ付けるのは常識、男子のマナーであって、単に浮気だわね。
2話目は彼女の友人「松除さん」
ひととおり読み終わって、再度見てみると…
ここはひとつターニングポイントだったのでは。
あるいは、試されたのかもしれませんね。
酔い潰れてしまった「圭さん」に対する彼女の動きに注目。
その直後風景の3話目。
たいがいは「弘樹くん」が悪いのですが。
まぁ、「圭さん」もまったく問題なかったとは言えないかなぁ。
1年も経過している筈なのに、まだ全然ギコちないですわね。
「思ったよりはるかに入らなさそう……!」
のコマが好き。
4、5話は番外編「それぞれの秘密」
先の「基子さん」、「松除さん」の主役回で、2人の背景が掘り下げられています。
仕事ではメガネオフ、ポニーテールにしている「基子さん」
格好良いですね。
なお、こちらのオチ付近は6話目のラストと同時刻なようでした。
続いて「松除さん」
彼女がかなり気を許している男「コマくん」との風景。
先のエピソードでなにを考えていたか、が判明しています。
6話目は先の3話で課題となっていた事の決着回です
実質の最終話というイメージ。
詳細は伏せますが…うーん、こららでの言動がまた空振りばかり。
ただ、あの結末は回避できんかなぁ…。
最終の7話目は、エピローグみたいな印象。
街中のシーンに注目です。
2人の関係がそのまま変わらないようで良かった。
あるいは、最終的にそっちでカップルしていくかもしれませんわね…。
あとね、「なばなさん」ですが…友達、は女子でないのではないかなぁ。
※千夏
:「開き直り」
部屋に入り浸っている「千夏」
今日の機嫌はまた一段と悪く、触れないようにしていたところ…。
突然キレ出した彼女がため、その気持ちを知ることとなったのでした。
彼女のああした意見はその通りだとは思うのですが。
まぁ、男子側も色々と気を使ってのことなのよ…勘弁したって下さい。
2人の言動から、ちゃんと手順を踏んでこーなってはいる訳ではなさそうだし。
(※告白してOKもらって付き合いだしている、みたいなん)
下着のくだりが好き。
オチもまた非常に良いですね。
あれは…怒らないであげて欲しい。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「幾花にいろ」センセでした。
こちらのブログでは成年系の単行本「幾日」、一般系の単行本「イマジナリー」の2冊を紹介しています。
ざっと検索したところ他に2冊あったので、こちらは5冊目でいいのかな。
↓表紙はインパクト抜群でした。
…が。
背表紙、裏表紙と見ていき…ちょっと驚き。
何があったんた!?
ああした独特なデザインも手伝って、正直なところ手を出すかどうか迷いました。
なんかおっかない漫画なのか、と想っちゃいますよ。
ちなみに、カバー裏は似たポーズのとあるヒロインなのですが。
ちょっと…意味深ね。
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・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●◎
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・構成 : カラー(4P)、11話収録(うち「秘密シリーズ」×7)
・おまけ: あとがき・作品解説、カバー裏に別絵、
漫画「担当さんリクエストでねこまんがです」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「幾花にいろ(いくはな・にいろ)」センセの「丹 あか」です。
※左:ミホ、右:沖島
【 構成・絵柄 】
収録はシリーズものが1つと短編群。
短編のうち2話は世界繋がったものでした。
単行本のメインであるシリーズものは、合計7話と単行本の6割以上を占めています。
詳しくは後述しますが、そちらが…あまりスカッとする話ではないので。
単行本全体のイメージが、ソレに引っぱられてしまった感じです。
いちおう、短編らはサッパリ楽しいラブコメちっくなものではあるのですが。
(※特に単行本のラストに位置したお話はそんなん)
短くともお話はシッカリとしていて、読み応えある作品群。
ただ、それがため…楽しく明るい分かり易い漫画~ではないので、気を付けて。
まぁ、あのカバー絵でそうしたのは期待しないでしょうけれどね。
そのカバーと紹介帯は、通常のものと紙質が異なっていて。
なにやら、コスト高そうな雰囲気。
軽くザラりとした手触り良いものでした。
強いクッキリ線で黒色も強め。
描き込みは適度に細かく、白比率もそれなりにあります。
だいたい枠間も確保されていて、ちらほらはみ出すくらい。
収まりは良い方です。
ばっさりと荒めなタッチですが、雑味は見られず。
各話で多少の差はあっても乱れ・崩れなく。
基本的には安定していました。
擬音・漫符など漫画もお上手で迫力があり、画面にはパンチ力があります。
極端な崩しなども違和感ありません。
それでいて静かな落ち着きあるコマも良く仕上がっていて。
自然にお話の世界に引き込まれていくと思います。
人物画はすらりと細身の長身なスタイルで、あちこち鋭角的。
切れ長目の美人系なのですが、その表情がコロコロ変化していくのがポイントでしょう。
ちょっと癖はあるものの、ぱっと見の雰囲気よりすぐ馴染むと思います。
彩色絵はその良さがため、またややイメージ異なるのですが。
巧いこと脳内で濃い目に白黒変換していただければ良いかと。
【 収録話 】 11話収録
:「やむまで」 カラー原稿
冒頭話はカラー原稿4ページのショートもの。
カップルのえっち風景で、ゴムの買い出しから戻ったのが冒頭部分。
あれは…直前でか、はたまた何戦目か。
あの雰囲気だと、口で装着してくれたかな。
:「軟着地」
:「楽花流水」
仕事帰りにコンビニへ立ち寄った「堂ノ島」
そちらの成人雑誌コーナーで半ケツを見せていた女性は…向いの昔馴染み「松原ミホ」だったのでした。
すっかり雰囲気が変わっていた彼女は、ずかずかと部屋にまで押し掛け。
共に飲むこととなったのです。
だいたいそんなんが前者「軟着地」
彼の過去イメージとのギャップが凄い。
昔の眼鏡姿もまたいいですよね。
えっちはそこそこ飲みが進んだ後のことで、それなりにどちらも酔っ払っていたとは思うんですが…。
「ミホちゃん」の…あのプレイ?つまみ??はモノ凄い。
いったい何があったんだ(笑)
「しょーがないヤツになったもんだな」
うん、その通り。
オチが甘いですよ。
そちらの「堂ノ島」・「ミホ」のカップルが買い物しているシーンから始まる、後者楽花流水」
2人のイチャイチャっぷりがこの漫画の切っ掛けとなっています。
すっかりカップルになったのね。
そちらのコンビニ店員「沖島」は買い物にやってきていた「長命寺」と再会。
バイト後に落ち合い、2人で飲むこととなったのでした。
センセの描かれる女性は、どっちかというと強めな雰囲気が多いのですが。
こちらのヒロイン「沖島さん」は、タレ目で穏やかそうな可愛らしい方。
ただ、性格は…彼も驚いていたように慣れた言動で積極的でした。
大学の友人らが楽しい。似てる。
※左:圭、右:基子
:「秘密」
:「彼女の秘密」 3話
:「それぞれの秘密」 2話
:「秘密 最終話」
今回単行本のほとんどを占めているのが、こちらの秘密シリーズ。
カバーを飾っているのは、ヒロイン「圭さん」でした。
「圭」と付き合って1年という「弘樹」
ただ、2人の関係はあまり良くはなく…。
クールな彼女に欲求不満があった彼は、幼馴染み「基子」、彼女の友人「松除」らとシテしまうのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。
メインシリーズは「秘密」と「彼女の秘密」で、「それぞれの秘密」は番外編的な位置づけなようです。
各話担当ヒロインが変わっていき、合計4名とのやり取りが描かれていくのですが…。
センセ曰く「消化不良」とのことで、バチっと完結するストーリーでなく。
主人公「弘樹くん」のあまりハッキリしない性格(…と、女性遍歴ですかね)がためか、読んでいくうちにモヤモヤすること請け合い。
成年系なため、エロ成分は当然高いのですが…。
感覚としては…なんというか、現実味のある青年漫画といったお話でした。
センせも書かれていたように”人間関係”というものは、好き好き~そう簡単なもんではないですわね。
私もあの最終話以降は、絶対に巧くいかないと思います。
「圭さん」にある種の呪いかけられた、みたいな。
【 秘密 シリーズ 登場人物総覧 】 ※話数はえっち担当
「木曾弘樹」
主人公。5話以外、全話に登場。 眼鏡男子。開始時点では童貞。
途中で髪を切ってサッパリとした容姿になっている。
1話「基子」
隣に住む幼馴染みのお姉さん。普段は眼鏡だが、仕事ではコンタクト(たぶん)
2話「松除里伊那」
苗字読みはまつよせ。「圭」の友人。とある秘密がある。
風俗店で働いていて、源氏名は「まりな」
3話「赤沢圭」
付き合って1年という彼女。とある秘密がある。
素っ気なく身体を触らせていなかったのは、まだ気を許していなかったため。
4話「基子」 ※2回目
4話「棧亘(かけはし・わたる)」
「基子」の会社同僚。彼女にアピールし続けていた様子。
5話「里伊那」 ※2回目
5話「コマくん」
眼鏡男子で年齢は結構高そう。「里伊那」のセックスフレンド。
カッコイイ車を持つ。
6話「圭」 ※2回目(前回は…)
7話「なばな」
彼女は…詳細伏せますね。
1話目は眼鏡のお姉さん「基子さん」
単なる幼馴染みでなく、かなり親しい会話も出来る関係。
それがため、近すぎたのでしょうけど…。
おそらく、あちこちタイミングを彼見逃していたのだろうかと思います。
ちなみに…あれ付けるのは常識、男子のマナーであって、単に浮気だわね。
2話目は彼女の友人「松除さん」
ひととおり読み終わって、再度見てみると…
ここはひとつターニングポイントだったのでは。
あるいは、試されたのかもしれませんね。
酔い潰れてしまった「圭さん」に対する彼女の動きに注目。
その直後風景の3話目。
たいがいは「弘樹くん」が悪いのですが。
まぁ、「圭さん」もまったく問題なかったとは言えないかなぁ。
1年も経過している筈なのに、まだ全然ギコちないですわね。
「思ったよりはるかに入らなさそう……!」
のコマが好き。
4、5話は番外編「それぞれの秘密」
先の「基子さん」、「松除さん」の主役回で、2人の背景が掘り下げられています。
仕事ではメガネオフ、ポニーテールにしている「基子さん」
格好良いですね。
なお、こちらのオチ付近は6話目のラストと同時刻なようでした。
続いて「松除さん」
彼女がかなり気を許している男「コマくん」との風景。
先のエピソードでなにを考えていたか、が判明しています。
6話目は先の3話で課題となっていた事の決着回です
実質の最終話というイメージ。
詳細は伏せますが…うーん、こららでの言動がまた空振りばかり。
ただ、あの結末は回避できんかなぁ…。
最終の7話目は、エピローグみたいな印象。
街中のシーンに注目です。
2人の関係がそのまま変わらないようで良かった。
あるいは、最終的にそっちでカップルしていくかもしれませんわね…。
あとね、「なばなさん」ですが…友達、は女子でないのではないかなぁ。
※千夏
:「開き直り」
部屋に入り浸っている「千夏」
今日の機嫌はまた一段と悪く、触れないようにしていたところ…。
突然キレ出した彼女がため、その気持ちを知ることとなったのでした。
彼女のああした意見はその通りだとは思うのですが。
まぁ、男子側も色々と気を使ってのことなのよ…勘弁したって下さい。
2人の言動から、ちゃんと手順を踏んでこーなってはいる訳ではなさそうだし。
(※告白してOKもらって付き合いだしている、みたいなん)
下着のくだりが好き。
オチもまた非常に良いですね。
あれは…怒らないであげて欲しい。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「幾花にいろ」センセでした。
こちらのブログでは成年系の単行本「幾日」、一般系の単行本「イマジナリー」の2冊を紹介しています。
ざっと検索したところ他に2冊あったので、こちらは5冊目でいいのかな。
↓表紙はインパクト抜群でした。
…が。
背表紙、裏表紙と見ていき…ちょっと驚き。
何があったんた!?
ああした独特なデザインも手伝って、正直なところ手を出すかどうか迷いました。
なんかおっかない漫画なのか、と想っちゃいますよ。
ちなみに、カバー裏は似たポーズのとあるヒロインなのですが。
ちょっと…意味深ね。
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■西沢5ミリ短編集 元カノに幻想を抱くなバーカ (西沢5ミリ)
★まんがデーター [13.5/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●〇〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [一般] 百合、ラブコメ、
・構成 : 13話収録(うち連続話3つ、ほかショート)
・おまけ: あとがき、合間にネタ絵・ショート漫画、描き下ろしあり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西沢5ミリ(にしざわごみり)」センセの「西沢5ミリ短編集 元カノに幻想を抱くなバーカ」です。
※「なゆき」と「ミホ」
【 構成・絵柄 】
収録は13話と多く、それぞれのページ量も一定していません。
4から30ページですね。
あとがきによると、SNS・同人誌にて発表されたものをまとめた~とのこと。
そのため、ファンの場合、大半は既に読んだ内容かもしれません。
収集している方はちょっと注意。
なお、収録には描き下ろしもあるようなのですが…。
下記収録話に書いた各話のほか、1ページくらいの漫画などがあちこちにありまして。
もう、どれが描き下ろしなのだか、よくわかりません。
裏表紙の説明によると、「その後」がついた漫画は確実に描き下ろしのようでした。
ジャンルは甘さあるラブコメ話。
普通に男女カップルの話もあるんですが…。
どっちかと言うと、百合漫画の比率が多いのです。
これが、百合姫などのくくりであれば分かり易いので大丈夫だと思いますが。
こうしたのが得意でない方は要注意。
幅広く楽しめる方向きですね。
くっきりと濃い目な線での作画。
全体の色付きはそこそこ、黒色は強め。
描き込みは丁度良いくらいなのですが、概ねさっぱり気味です。
コマ割りは中小で基本的。
だいたい枠間もあり、収まり良いです。
背景は少なく、服装・小物はさっぱり気味。
ただ、違和感あるほどではありません。
各話での差はそこそこ程度感じました。
漫画は派手目でラブコメ調。
人物絵は↓表紙そのままで、ひたすら可愛らしく。
当然ですが、そちらが最大のセールスポイント。
ただし、いわゆるサービスカット的なものは皆無です。
収録話には、ちらほらえっち前後の風景などもあったりするんですが…。
ヌード絵はごくサッパリとしていました。
ううむ、残念…。
判断については、カット絵もある裏表紙が良いでしょう。
【 収録話 】 13話収録
003:「元カノに幻想を抱くなバーカ」24
035:「元カノに幻想を抱くなバーカ その後」10 描き下ろし
学生時代にとある黒歴史を持つ「早見ゆうか」
大学の飲み会にて会った「町野のぞみ」でしたが…。
その”黒歴史の相手”だったのです。
ざっくりと、そんなお話。
こちらが表題作。
合間エピソードも多く、たっぷり楽しめるようになってます。
いきなり百合ラブコメですね。
「のぞみさん」が昔からかなりイメチェンしていたので、「ゆうかさん」はまったく気付かなかったのです。
また、彼女は外観だけでなく、性格もかなり変化しており。
すっかり、主導権が変わってしまっていたのでした。
それぞれやり取りが終始楽しいのですが。
描き下ろしのその後がまた良いですね。
最終的にじんわりすると思います。
047:「他人のセックスを想像するな」16・7 2話
バイト先のトラブルから、レズだとバレてしまった「ツヅキ」
判明後、声を掛けてきた職場の同僚「トキトー」は…というもの。
その際のやり取りが、オモシロ展開になっていきます。
案外、ああした反応のがアリなんかもしれませんねー。
2話目は…事後風景なのかな。
2人とも全裸でのトークになっていました。
1話目の補完話みたいですね。
※左:町野のぞみ、右:「ツヅキ」と「トキトー」
075:「オタク・キモ・・・」17
093:「オタク・キモ・・・ その後」4 描き下ろし
スクールカースト上位の女子「ミホ」に漫画(※しかもBL)を描いている事を知られてしまった「なゆき(マンガちゃん)」のお話。
学生時代の前フリが、オチに直結していくエピソードです。
これは描き下ろしとセットで楽しいですね。
ちょっと百合ちっくです。
099:「彼氏がいるのに女の子と付き合う方法」10
好きな娘「飯田」が超絶イケメンと付き合っているところを目撃してしまった「種田」
そこで、同級生「ミーコ」に相談を持ち掛けたのでした。
彼女の作戦は、なるほど成功率高そう。
彼はまだ認知もされてないようでしたからね。
ただ、まぁ…好意持っている相手に、それを見せることなく接し続けるというのは、なかなか厳しいのも事実でしょう。
…と、そんなことを考えながら読んでいたところ。
お話は予想外のオチに発展していきます。
えー、びっくりでした。
111:「こんな時の為に」5
百合カップルの、とあるリアルなエピソード。
事の直前でのやり取りなため、下着姿・全裸という恰好だったりするのですが…。
一般系なので、ざっくりヌードです。
ただ、会話の内容のが凄い。
117:「これだからかわいい女は」15
テンション高く可愛らしい「神田りいな」と大人しく喋り下手な「吉川しおり」の百合ラブコメ。
タイプ全然異なる2人なのですが。
お互いごく近しい存在で、親友と呼べる関係。
冒頭4話以降、「しおりさん」はイメチェンしており…。
「りいなさん」の発言が正しかった、と分かります。
それぞれ良い場面があり、どちらも可愛らしいです。
134:「軽いか重いか」30
告白されたらとりあえず付き合う「黒咲」と、処女をこじらせている先輩「白島」の百合ラブコメ。
なお、「黒咲さん」は男性は無論のこと女性でも付き合う娘で。
既に女性との交際経験もあるのでした。
その話を聞いていた「白島さん」が、なんとなく女性同士でもいいか、と目覚めていく流れ。
先のエピソードと違い、ガッチリとカップルになっていきます。
なお、かるーくえっちシーンもあるのですが。
前述したように一般漫画なので…過度な期待はせぬように。
167:「ダメにしてこようとする年収5倍彼女とダメになりたくない家事全般得意男」3
タイトル長いものの、本編はごく短い作品。
まぁ、そのまんまですね。
171:「直接言えない、バレンタインデー」6
バレンタインデー当日になるまで、あちこちにてチョコアピールをしていた「牧原」
それをずっと横で見ていた「新名」もなんのかんなチョコを渡すのでした。
その真意は…というショート。
なるほど。
それぞれ素直になれればいいんでしょうけれどね。
頻繁に顔合わすクラスメイト同士では、あれが限界か。
青春していました。
※左:「りいな」と「しおり」、右:後輩「川上なるみ」
179:「あなたのち〇ちん貸してください」13
ウルトラとんでもビッチ、だと噂される後輩「川上なるみ」
そんな彼女から、トンデモなことを聞かれたのでした。
それが…一部フセ字にしてますが、タイトル文言ですね。
なお、彼女がそんなことを言うに至る経緯も描かれていて…。
読んでいくうちに、彼女でなく主人公の彼のがおもろい人だと分かるようになっていました。
【 その他 】
そんな訳で、本日は「西沢5ミリ」センセでした。
初単行本「私の初めて、キミにあげます。」もブログ書いているんですが。
公開タイミングは…どっち先だろうか。(※コッチ先にしました21/08/29)
今回は普通サイズの単行本(B6判)
大きさが縮まったこともあってか。
そちらと比べて…なんというか、インパクトが減った印象。
全然悪くはなかったのですがね。
原稿時期などは、こっちのが古いんでしょうか。
どうかな。
あとがきに今後は連載~とあったので、またそちらを期待しようと思います。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●〇〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [一般] 百合、ラブコメ、
・構成 : 13話収録(うち連続話3つ、ほかショート)
・おまけ: あとがき、合間にネタ絵・ショート漫画、描き下ろしあり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「西沢5ミリ(にしざわごみり)」センセの「西沢5ミリ短編集 元カノに幻想を抱くなバーカ」です。
※「なゆき」と「ミホ」
【 構成・絵柄 】
収録は13話と多く、それぞれのページ量も一定していません。
4から30ページですね。
あとがきによると、SNS・同人誌にて発表されたものをまとめた~とのこと。
そのため、ファンの場合、大半は既に読んだ内容かもしれません。
収集している方はちょっと注意。
なお、収録には描き下ろしもあるようなのですが…。
下記収録話に書いた各話のほか、1ページくらいの漫画などがあちこちにありまして。
もう、どれが描き下ろしなのだか、よくわかりません。
裏表紙の説明によると、「その後」がついた漫画は確実に描き下ろしのようでした。
ジャンルは甘さあるラブコメ話。
普通に男女カップルの話もあるんですが…。
どっちかと言うと、百合漫画の比率が多いのです。
これが、百合姫などのくくりであれば分かり易いので大丈夫だと思いますが。
こうしたのが得意でない方は要注意。
幅広く楽しめる方向きですね。
くっきりと濃い目な線での作画。
全体の色付きはそこそこ、黒色は強め。
描き込みは丁度良いくらいなのですが、概ねさっぱり気味です。
コマ割りは中小で基本的。
だいたい枠間もあり、収まり良いです。
背景は少なく、服装・小物はさっぱり気味。
ただ、違和感あるほどではありません。
各話での差はそこそこ程度感じました。
漫画は派手目でラブコメ調。
人物絵は↓表紙そのままで、ひたすら可愛らしく。
当然ですが、そちらが最大のセールスポイント。
ただし、いわゆるサービスカット的なものは皆無です。
収録話には、ちらほらえっち前後の風景などもあったりするんですが…。
ヌード絵はごくサッパリとしていました。
ううむ、残念…。
判断については、カット絵もある裏表紙が良いでしょう。
【 収録話 】 13話収録
003:「元カノに幻想を抱くなバーカ」24
035:「元カノに幻想を抱くなバーカ その後」10 描き下ろし
学生時代にとある黒歴史を持つ「早見ゆうか」
大学の飲み会にて会った「町野のぞみ」でしたが…。
その”黒歴史の相手”だったのです。
ざっくりと、そんなお話。
こちらが表題作。
合間エピソードも多く、たっぷり楽しめるようになってます。
いきなり百合ラブコメですね。
「のぞみさん」が昔からかなりイメチェンしていたので、「ゆうかさん」はまったく気付かなかったのです。
また、彼女は外観だけでなく、性格もかなり変化しており。
すっかり、主導権が変わってしまっていたのでした。
それぞれやり取りが終始楽しいのですが。
描き下ろしのその後がまた良いですね。
最終的にじんわりすると思います。
047:「他人のセックスを想像するな」16・7 2話
バイト先のトラブルから、レズだとバレてしまった「ツヅキ」
判明後、声を掛けてきた職場の同僚「トキトー」は…というもの。
その際のやり取りが、オモシロ展開になっていきます。
案外、ああした反応のがアリなんかもしれませんねー。
2話目は…事後風景なのかな。
2人とも全裸でのトークになっていました。
1話目の補完話みたいですね。
※左:町野のぞみ、右:「ツヅキ」と「トキトー」
075:「オタク・キモ・・・」17
093:「オタク・キモ・・・ その後」4 描き下ろし
スクールカースト上位の女子「ミホ」に漫画(※しかもBL)を描いている事を知られてしまった「なゆき(マンガちゃん)」のお話。
学生時代の前フリが、オチに直結していくエピソードです。
これは描き下ろしとセットで楽しいですね。
ちょっと百合ちっくです。
099:「彼氏がいるのに女の子と付き合う方法」10
好きな娘「飯田」が超絶イケメンと付き合っているところを目撃してしまった「種田」
そこで、同級生「ミーコ」に相談を持ち掛けたのでした。
彼女の作戦は、なるほど成功率高そう。
彼はまだ認知もされてないようでしたからね。
ただ、まぁ…好意持っている相手に、それを見せることなく接し続けるというのは、なかなか厳しいのも事実でしょう。
…と、そんなことを考えながら読んでいたところ。
お話は予想外のオチに発展していきます。
えー、びっくりでした。
111:「こんな時の為に」5
百合カップルの、とあるリアルなエピソード。
事の直前でのやり取りなため、下着姿・全裸という恰好だったりするのですが…。
一般系なので、ざっくりヌードです。
ただ、会話の内容のが凄い。
117:「これだからかわいい女は」15
テンション高く可愛らしい「神田りいな」と大人しく喋り下手な「吉川しおり」の百合ラブコメ。
タイプ全然異なる2人なのですが。
お互いごく近しい存在で、親友と呼べる関係。
冒頭4話以降、「しおりさん」はイメチェンしており…。
「りいなさん」の発言が正しかった、と分かります。
それぞれ良い場面があり、どちらも可愛らしいです。
134:「軽いか重いか」30
告白されたらとりあえず付き合う「黒咲」と、処女をこじらせている先輩「白島」の百合ラブコメ。
なお、「黒咲さん」は男性は無論のこと女性でも付き合う娘で。
既に女性との交際経験もあるのでした。
その話を聞いていた「白島さん」が、なんとなく女性同士でもいいか、と目覚めていく流れ。
先のエピソードと違い、ガッチリとカップルになっていきます。
なお、かるーくえっちシーンもあるのですが。
前述したように一般漫画なので…過度な期待はせぬように。
167:「ダメにしてこようとする年収5倍彼女とダメになりたくない家事全般得意男」3
タイトル長いものの、本編はごく短い作品。
まぁ、そのまんまですね。
171:「直接言えない、バレンタインデー」6
バレンタインデー当日になるまで、あちこちにてチョコアピールをしていた「牧原」
それをずっと横で見ていた「新名」もなんのかんなチョコを渡すのでした。
その真意は…というショート。
なるほど。
それぞれ素直になれればいいんでしょうけれどね。
頻繁に顔合わすクラスメイト同士では、あれが限界か。
青春していました。
※左:「りいな」と「しおり」、右:後輩「川上なるみ」
179:「あなたのち〇ちん貸してください」13
ウルトラとんでもビッチ、だと噂される後輩「川上なるみ」
そんな彼女から、トンデモなことを聞かれたのでした。
それが…一部フセ字にしてますが、タイトル文言ですね。
なお、彼女がそんなことを言うに至る経緯も描かれていて…。
読んでいくうちに、彼女でなく主人公の彼のがおもろい人だと分かるようになっていました。
【 その他 】
そんな訳で、本日は「西沢5ミリ」センセでした。
初単行本「私の初めて、キミにあげます。」もブログ書いているんですが。
公開タイミングは…どっち先だろうか。(※コッチ先にしました21/08/29)
今回は普通サイズの単行本(B6判)
大きさが縮まったこともあってか。
そちらと比べて…なんというか、インパクトが減った印象。
全然悪くはなかったのですがね。
原稿時期などは、こっちのが古いんでしょうか。
どうかな。
あとがきに今後は連載~とあったので、またそちらを期待しようと思います。
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