■しょうたいむ!~みなみお姉さんだってHしたい (ギリギリ舞)
★まんがデーター [11.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●○○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] ラブコメ、お姉さん、むちむち
・構成 : 7話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: 折り返しにコメント、合間にネタ絵、描き下ろし漫画、
カバー裏にイラスト・お世話になった皆様。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ギリギリ舞(ぎりぎり・まい)」センセの「しょうたいむ!~みなみお姉さんだってHしたい 1巻」です。
※ヒロイン特集①_歌のお姉さん「高崎三奈美」
【 構成・絵柄 】
まず、紹介帯に驚き。
なんと、10月からTVアニメ化だそうです。
(※アニメ公式サイト)
うわ、マジですか!?
すごいすごい!!
…………この国、大丈夫か??
そう言えば「じみへんっ」もそうだったんですが…。
「ブラスト出版」さんはTV局に何か強烈なコネとかあるのかしら。
収録は2巻以降に続く長編。
ラブコメ話ですね。
学生とかではなく、男女とも職を持つしっかりとした大人であるのが特徴。
男性はシングルファーザーで、ヒロインは子ども番組の出演者です。
結構に色々と距離のある設定・間柄で、そう簡単には進まないだろう2人なのでした。
…が。
漫画ではトントン拍子にお話が進んでいて。
正直なところ、期待した大人の恋愛ストーリーではなかったです。
良くも悪くも成年漫画的、でした。
本来、こちらは全てカラー塗りの原稿。
単行本では、それを単純に白黒印刷しているだけなので…。
カラーの良さは当然消えていて、白黒の良さは無論発揮されることはなく。
作画面だけでは、web発表されている本来の原作からしたら、かなりのマイナス。
書籍での気楽さ、描き下ろし漫画(4P)のメリットで、1000円(+税)
これを安いと取るか、どうかですかね。
デジタルに慣れている、本に思い入れないという人は、やっぱりwebで見る方がいいかもしれません。
…またね、その描き下ろし漫画も4ページで…その原稿がまた”仕上がり二手順前”みたいな白いもので…。
描き下ろし漫画は、残念ながらそうプラス点にはならないと思います。
さらりとした曲線での作画。
濃淡は前述したカラーの白黒印刷で、薄くボンヤリとした灰色です。
描き込みはあっさり気味。
コマ割りは中小で収まり良く、だいたい枠間も確保されていて。
すっきりと落ち着いた印象。
漫画はやや引き絵に弱さを感じるものの、概ね問題ありません。
背景や小物、服装などがサッパリとしていました。
人物絵は広めな輪郭と横長な目の可愛らしいもの。
ふっくらほわほわとしたスタイルです。
だいたいは↓表紙で問題ないのですが、背景がカット絵になっている裏表紙のがいいと思います。
【 収録話 】 7話収録
妻「菜々美」に先立たれ、シングルファーザーで娘「カナ」を育てる「藤本翔二」
ある日、「お姉さんとうたおう、親子ショー」に行ったところ、トラブルで突然中止となってしまいました。
残念がる娘のため、立ち寄ったファミレスでは相席とされてしまったのですが…。
そちらで酔っ払っていたのは、「お姉さんとうたおう」に出演している「みなみおねえさん」こと「高崎三奈美」だったのでした。
ごく簡単にはそんな導入部。
※ヒロイン特集②_みなみおねえさん
いわゆる教育番組の、歌のお姉さんとイチャコラできるラブコメ長編。
アイドルとのうんぬん~であれば、よく見掛けるのですが。
わざわざ”子ども番組のお姉さん”としているのは、どうした理由だろう。
キャピキャピ(死語?)とした若い漫画にしたくないためかな?
ヒロインがそんなんであるので、主人公は必然的に子持ちの設定となっていて。
子供が2人の間を取り持つ役割だったりしていたんですがね。
ただし、その”子ども番組のお姉さん”という設定はあまり生かされているとは思えず。
後述しますが、「三奈美さん」はだいぶ脇が甘く、「翔二くん」も妻に先立たれたシングルファーザーっぽさが弱いように見えました。
お話と共に詳しく書いていきます。
出会いとなる1話目。
イベントが中止となり、落ち込む娘のためファミレスに入り。
そこで、「三奈美さん」と相席にされるのが切っ掛けなのですが…ね。
「三奈美さん」は子ども多いだろう満員のファミレスで、昼間から深酒状態。
(※変装は帽子と眼鏡だけ)
しかも、「カナちゃん」の状態から察するに、そのファミレスはイベント会場からそう遠くはないと思われます。
これはたぶん…番組での契約とかに、バッチリ引っ掛かりそう。
(※禁止事項多い、という台詞もあります。検索したところでは、普通のアイドル以上に厳しい~なんて書かれていました)
変装も「カナちゃん」に看破されており、途中からは眼鏡も外しちゃっていましたから。
プロ意識ないな。
なお、2人が知り合う切っ掛けとして、ここで相席にさせられるのですが。
それならば…。
ファミレスが満員なため、比較的空いていたランチとかもある居酒屋に入って。
そちらのカウンター席とか畳み席とかで、隣なり近くに座ったら~、といった方が違和感なかったのでは。
会話をする切っ掛けは、彼女に気付いた「カナちゃん」が話しかけることなので、そっちのが自然に思いました。
また、成年漫画なんで、えっち展開が差し込まれるのは当然だとはいえ…。
あの流れで仕掛けるのは、「翔二くん」ちょっと飢えすぎな気が。
もうちょっと、せめて2、3話くらいじっくり使って、ゆったり進めてほしく思いました。
あ、あと、せっかく歌のお姉さんなのだから…容姿でなく、声とか歌声でそれと気付く流れのが設定に合ってたのでは、と考えました。
「カナちゃん」を寝かすために子守歌歌うとかね。
直接続く2話目。
あの展開であれば、当日は「三奈美さん」からのキスだけで終わらせて良かったんでは。
(※エロスシーンは独りプレイとかなんとかにして…)
メインは再度別のイベントにて、彼女と再会するというもの。
楽屋でそうした流れになっています。
前話にてひと接触した後なので、ここはコレでもまぁ良いと思います、が。
やっぱり、ちょっと「翔二くん」は手が早すぎ。
物語の前半とかは、常に「三奈美さん」から仕掛ける~とかの方が自然ではなかったか。
さて、3話目はそれから2カ月後の風景。
連絡先も知らず(というか、「翔二くん」はまだ名前も知られてなかった)、当然ながら会うことはなかったんですが。
再度また彼の近所のステージでイベントがあるようで、その下見に来た彼女と偶然に鉢合わせする、というもの。
1話目で彼の部屋に行ってたため、敢えて下見に行ったのかな。
こちらのお助け展開は、セオリーに突然の雨でした。
実は、直接行為はこちらが初。
今回のえっちに至る流れは納得感あり、良かったです。
こんなんが1話目の…再会した後にあれば良かったんだがなぁ。
「三奈美さん」はふっくらスタイルとツリ目がキュートですね。
前話から1ヶ月後の4話目。
いちおう、連絡は取り合うようになっていて、こちらは初めてのデート話です。
…なのですが。
向かった先は、彼女のお誘いで遊園地。
ううむ、プロ意識ないなー。
しかも、観覧車でのプレイでしたから…。
週刊誌とかに撮られるぞ。
えっち展開への容易さも含めて、どっちか部屋とかでのデートのがいいかと思いました。
あるいは人気ない田舎とか、かな。
※ヒロイン特集③_えろいぞ「三奈美さん」
トントン拍子だった関係に、一時ストップがかかる5話目。
お話としては、こんなんもセオリーではあるのでしょうけれど。
もう少し後でも良かったかな…。
「翔二くん」の気持ちも、まぁ分からんでもないのですが…あの台詞はここじゃーないと思います。
何回もえっちしといて、逃げる気かー(笑)
まぁ、立ち止まって色々考えるタイミングではあるか。
なお、2コマだけ顔を見せていた、めだか出版「瀬川麻耶」さんがちと気になりました。
今後はもっとお話に食い込んでくるのかな。
収録でのラスト6話目は法要後。
場所は「三奈美さん」のマンションです。
男連れ込んだりしていて…カメラに注意。
こちらでも「翔二くん」の手が相変わらずに早い。
あれなら…玄関入ってそれとなく視線が合った瞬間、2人同時に~とかのがテンション上がったかもしれん。
なお、描き下ろしは4ページ。
お泊り後、朝の風景です。
こちらは描き下ろしのため、白黒原稿なんですが…前述したように、まぁ、おまけ原稿という感じでした。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ギリギリ舞」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
いきなりアニメ化ってーのはもの凄いですね。
こちらは、ふとネットで↓表紙を見て気に入り、発売を待っておりました。
ヒロイン「三奈美さん」は可愛らしく、そちらは期待通りだったのですが。
うーん、これまで書いてきたように、お話がまったく刺さらない。
ちょっと厳しいなぁ、というのが正直な感想です。
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・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●○○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] ラブコメ、お姉さん、むちむち
・構成 : 7話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: 折り返しにコメント、合間にネタ絵、描き下ろし漫画、
カバー裏にイラスト・お世話になった皆様。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ギリギリ舞(ぎりぎり・まい)」センセの「しょうたいむ!~みなみお姉さんだってHしたい 1巻」です。
※ヒロイン特集①_歌のお姉さん「高崎三奈美」
【 構成・絵柄 】
まず、紹介帯に驚き。
なんと、10月からTVアニメ化だそうです。
(※アニメ公式サイト)
うわ、マジですか!?
すごいすごい!!
…………この国、大丈夫か??
そう言えば「じみへんっ」もそうだったんですが…。
「ブラスト出版」さんはTV局に何か強烈なコネとかあるのかしら。
収録は2巻以降に続く長編。
ラブコメ話ですね。
学生とかではなく、男女とも職を持つしっかりとした大人であるのが特徴。
男性はシングルファーザーで、ヒロインは子ども番組の出演者です。
結構に色々と距離のある設定・間柄で、そう簡単には進まないだろう2人なのでした。
…が。
漫画ではトントン拍子にお話が進んでいて。
正直なところ、期待した大人の恋愛ストーリーではなかったです。
良くも悪くも成年漫画的、でした。
本来、こちらは全てカラー塗りの原稿。
単行本では、それを単純に白黒印刷しているだけなので…。
カラーの良さは当然消えていて、白黒の良さは無論発揮されることはなく。
作画面だけでは、web発表されている本来の原作からしたら、かなりのマイナス。
書籍での気楽さ、描き下ろし漫画(4P)のメリットで、1000円(+税)
これを安いと取るか、どうかですかね。
デジタルに慣れている、本に思い入れないという人は、やっぱりwebで見る方がいいかもしれません。
…またね、その描き下ろし漫画も4ページで…その原稿がまた”仕上がり二手順前”みたいな白いもので…。
描き下ろし漫画は、残念ながらそうプラス点にはならないと思います。
さらりとした曲線での作画。
濃淡は前述したカラーの白黒印刷で、薄くボンヤリとした灰色です。
描き込みはあっさり気味。
コマ割りは中小で収まり良く、だいたい枠間も確保されていて。
すっきりと落ち着いた印象。
漫画はやや引き絵に弱さを感じるものの、概ね問題ありません。
背景や小物、服装などがサッパリとしていました。
人物絵は広めな輪郭と横長な目の可愛らしいもの。
ふっくらほわほわとしたスタイルです。
だいたいは↓表紙で問題ないのですが、背景がカット絵になっている裏表紙のがいいと思います。
【 収録話 】 7話収録
妻「菜々美」に先立たれ、シングルファーザーで娘「カナ」を育てる「藤本翔二」
ある日、「お姉さんとうたおう、親子ショー」に行ったところ、トラブルで突然中止となってしまいました。
残念がる娘のため、立ち寄ったファミレスでは相席とされてしまったのですが…。
そちらで酔っ払っていたのは、「お姉さんとうたおう」に出演している「みなみおねえさん」こと「高崎三奈美」だったのでした。
ごく簡単にはそんな導入部。
※ヒロイン特集②_みなみおねえさん
いわゆる教育番組の、歌のお姉さんとイチャコラできるラブコメ長編。
アイドルとのうんぬん~であれば、よく見掛けるのですが。
わざわざ”子ども番組のお姉さん”としているのは、どうした理由だろう。
キャピキャピ(死語?)とした若い漫画にしたくないためかな?
ヒロインがそんなんであるので、主人公は必然的に子持ちの設定となっていて。
子供が2人の間を取り持つ役割だったりしていたんですがね。
ただし、その”子ども番組のお姉さん”という設定はあまり生かされているとは思えず。
後述しますが、「三奈美さん」はだいぶ脇が甘く、「翔二くん」も妻に先立たれたシングルファーザーっぽさが弱いように見えました。
お話と共に詳しく書いていきます。
出会いとなる1話目。
イベントが中止となり、落ち込む娘のためファミレスに入り。
そこで、「三奈美さん」と相席にされるのが切っ掛けなのですが…ね。
「三奈美さん」は子ども多いだろう満員のファミレスで、昼間から深酒状態。
(※変装は帽子と眼鏡だけ)
しかも、「カナちゃん」の状態から察するに、そのファミレスはイベント会場からそう遠くはないと思われます。
これはたぶん…番組での契約とかに、バッチリ引っ掛かりそう。
(※禁止事項多い、という台詞もあります。検索したところでは、普通のアイドル以上に厳しい~なんて書かれていました)
変装も「カナちゃん」に看破されており、途中からは眼鏡も外しちゃっていましたから。
プロ意識ないな。
なお、2人が知り合う切っ掛けとして、ここで相席にさせられるのですが。
それならば…。
ファミレスが満員なため、比較的空いていたランチとかもある居酒屋に入って。
そちらのカウンター席とか畳み席とかで、隣なり近くに座ったら~、といった方が違和感なかったのでは。
会話をする切っ掛けは、彼女に気付いた「カナちゃん」が話しかけることなので、そっちのが自然に思いました。
また、成年漫画なんで、えっち展開が差し込まれるのは当然だとはいえ…。
あの流れで仕掛けるのは、「翔二くん」ちょっと飢えすぎな気が。
もうちょっと、せめて2、3話くらいじっくり使って、ゆったり進めてほしく思いました。
あ、あと、せっかく歌のお姉さんなのだから…容姿でなく、声とか歌声でそれと気付く流れのが設定に合ってたのでは、と考えました。
「カナちゃん」を寝かすために子守歌歌うとかね。
直接続く2話目。
あの展開であれば、当日は「三奈美さん」からのキスだけで終わらせて良かったんでは。
(※エロスシーンは独りプレイとかなんとかにして…)
メインは再度別のイベントにて、彼女と再会するというもの。
楽屋でそうした流れになっています。
前話にてひと接触した後なので、ここはコレでもまぁ良いと思います、が。
やっぱり、ちょっと「翔二くん」は手が早すぎ。
物語の前半とかは、常に「三奈美さん」から仕掛ける~とかの方が自然ではなかったか。
さて、3話目はそれから2カ月後の風景。
連絡先も知らず(というか、「翔二くん」はまだ名前も知られてなかった)、当然ながら会うことはなかったんですが。
再度また彼の近所のステージでイベントがあるようで、その下見に来た彼女と偶然に鉢合わせする、というもの。
1話目で彼の部屋に行ってたため、敢えて下見に行ったのかな。
こちらのお助け展開は、セオリーに突然の雨でした。
実は、直接行為はこちらが初。
今回のえっちに至る流れは納得感あり、良かったです。
こんなんが1話目の…再会した後にあれば良かったんだがなぁ。
「三奈美さん」はふっくらスタイルとツリ目がキュートですね。
前話から1ヶ月後の4話目。
いちおう、連絡は取り合うようになっていて、こちらは初めてのデート話です。
…なのですが。
向かった先は、彼女のお誘いで遊園地。
ううむ、プロ意識ないなー。
しかも、観覧車でのプレイでしたから…。
週刊誌とかに撮られるぞ。
えっち展開への容易さも含めて、どっちか部屋とかでのデートのがいいかと思いました。
あるいは人気ない田舎とか、かな。
※ヒロイン特集③_えろいぞ「三奈美さん」
トントン拍子だった関係に、一時ストップがかかる5話目。
お話としては、こんなんもセオリーではあるのでしょうけれど。
もう少し後でも良かったかな…。
「翔二くん」の気持ちも、まぁ分からんでもないのですが…あの台詞はここじゃーないと思います。
何回もえっちしといて、逃げる気かー(笑)
まぁ、立ち止まって色々考えるタイミングではあるか。
なお、2コマだけ顔を見せていた、めだか出版「瀬川麻耶」さんがちと気になりました。
今後はもっとお話に食い込んでくるのかな。
収録でのラスト6話目は法要後。
場所は「三奈美さん」のマンションです。
男連れ込んだりしていて…カメラに注意。
こちらでも「翔二くん」の手が相変わらずに早い。
あれなら…玄関入ってそれとなく視線が合った瞬間、2人同時に~とかのがテンション上がったかもしれん。
なお、描き下ろしは4ページ。
お泊り後、朝の風景です。
こちらは描き下ろしのため、白黒原稿なんですが…前述したように、まぁ、おまけ原稿という感じでした。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ギリギリ舞」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
いきなりアニメ化ってーのはもの凄いですね。
こちらは、ふとネットで↓表紙を見て気に入り、発売を待っておりました。
ヒロイン「三奈美さん」は可愛らしく、そちらは期待通りだったのですが。
うーん、これまで書いてきたように、お話がまったく刺さらない。
ちょっと厳しいなぁ、というのが正直な感想です。
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