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■女神さまのいうとおり (廣瀬良多)

★まんがデーター [19.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [一般] ブラック、名言・格言
・構成 : 8話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、イメージ画、合間にイラスト・名言。
      
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「廣瀬良多(ひろせ・りょうた)」センセの「女神さまのいうとおり 1巻」です。

ヒロイン特集1:初登場の「アケミさん」
※ヒロイン特集1:初登場の「アケミさん」

 【 構成・絵柄 】

2巻以降に続く長編。
基本的に1話でひと完結するタイプ。
いちおう、今のところは。
特に流れていくストーリーはありませんでした。
それぞれ話の中心となるゲストキャラが、何らかの機会でメイン女性らと絡むもの。
ブラック感に溢れるお話です。
そう真っ暗ではないものの、決して明るくはなく。
かと言って、どこぞの笑っているセールスマンなどと違い、破滅に導く訳でもありません。
(※場合によってはそれっぽいこともしてる)
なんとも…一言で表現し辛い漫画なのです。
どこまで表現できるか微妙ですが、詳しくは「収録話」の部分にて記述します。
毎回直接シーンのある、一般えっち系。
ただ、そちらは過程の一部程度で、メインではないため。
期待する方は、センセの別漫画のがオススメです。

作画はいつも通りの安定感。
今回は作品の雰囲気もあってか、黒が強く濃いめな仕上がり。
変化少ないコマ割りで収まりも良く、枠間など白比率しっかりもあり。
コテコテっとはしているものの、見辛さは全くありません。
丁寧・綺麗な背景がまた見事。
雰囲気たっぷりで、漫画の完成度を高めておりました。
そうした点が重要な大人な漫画ですからね。。
人物絵はどっちかと言うと漫画っぽいものなんですけれど。
ただ、それらが巧く合っていて、違和感はなく。
前後のコメディー描写、クライマックスのパンチ力など、見事でした。
↓表紙は…個人的にバランス・配置・配色などなど、漫画の良さをまったく伝えられてないもので驚き。
なんであんなのにしたんだろう。
そのため、判断はプラス評価で良いと思います。

 【 収録話 】 8話収録

運河沿いにあるとある廃喫茶店。
現在はアパートになっており、そこには浪人生「浦成(ウラナリ)」と自由奔放な女性「アケミ」が済んでおりました。
毎夜眠れない、という彼女は廃喫茶店に迷い込んできた男性に添い寝をお願いするのでした。
ユかなり大雑把ですが、だいたいそんなお話。

いわゆる問題解決な漫画です。
毎回、ややこしい問題、というか…なんらかの事情ある男性がゲストとして登場して。
一晩過ごした「アケミさん」が、誰かしらの名言と共に彼らを斬り裁く、いや捌く、みたいな感じ。

そのため、つい先ほどに”問題解決”と書いたものの。
各話でほぼ解決なんてしておりません
基本的に救うことはなく、どっちかというと絶望させてるかなー。
本編の台詞にもあったそのまま、「アケミさん」は、
何もしてくれない
…のでした。
神様であるとか、超常的な力などがある訳でなく。
賢く聡いだけの、おそらくは普通の女性であり。
その知識をもって男性陣の痛い所を、ぐっさり突き刺してくるのでした。

ヒロイン特集2:日常の「アケミさん」
※ヒロイン特集2:日常の「アケミさん」

1話目は会社の金を女に貢いだ経理の中年。
オチ5ページ前までは、ああこんなお話かー、って感じだったんですが。
あのばっさりとした斬りっぷりが凄い
驚きました
ただ、この漫画の基本形というべきお話で、冒頭に相応しい、分かり易いエピソードです。
2話目は威勢の良い、トラックの運ちゃん。
交通事故がため仕事は休みになってしまい、愚痴言いかたがたふらと訪ねてくるというもの。
前話ほどばっさりではないものの、傍からあの「アケミさん」を見てると恐怖・狂気を感じるだろうなぁ。
3話目は女子校生を相手にしている塾教師。
いちおう、毎度の如く一言ズバッと言っただけなんですが。
破滅へ向け最後のひと押しをしたみたい
いちおう彼は後悔してないだろうと思われ、それが多少の救いか。
4話目は珍しく浪人生「ウラナリくん」の知り合い、元クラスメートの「竹中」くん。
レベルだのグレードだのを気にして、女性をとっかえひっかえしているような男性。
こちらでもやっぱり辛辣な言葉で斬られてはいるんですが。
彼の場合、あれでひと落ち着きしてるのかも
あるいは本気で好かれたかもしれませんが、「アケミさん」としてはオチの台詞そのままだろうなぁ。

5話目は自らをSだと言い、荒っぽいえっちを豪語しているチャラい男性。
切っ掛けは、「アケミさん」らがよく通っていたラーメン屋のおばちゃんを彼が壊したため。
敵討ち、みたいな感情はおそらくないのでしょうけど。
さすがはエロス女王、みたいな格好良いところを見せてくれます。
6話目は日本文化好きなインテリっぽい外国人男性。
あなた……死んでるの?
いきなり、そう声を掛けてる「アケミさん」が凄い。
まぁ、慣れ親しんだ人でないと分かんないよね、そんなん。(←どこまで常識なんだろう?)
先のエピソードと同じく、”やり込められてほしい”ゲストであるためか、容赦ないのが逆に痛快
言ってることもその通りだと思います。
7話目は奥様に浮気されてる男性。
女性を妻にしたものの、当時からの二股を続けていたのでした。
カメラのくだりは想像通り。
これはまぁ、プレイみたいなもんだからなぁ…。
そういったのがお好みなのでしょう。
さて、収録では最終となる8話目。
詳細は伏せますが、を越えてしまっていて。
いままで登場した男性の中でも、最悪というべき相手でした。
ただ、気の毒で同情できる面も多々あり…こちらの「アケミさん」は実に優しい。
不意にちょっとウルってくるような、イイ話でした
収録話でコレが最も好き。

ヒロイン特集3:斬る「アケミさん」
※ヒロイン特集3:斬る「アケミさん」

だいたいそんな感じ。
シタリ顔な女性にやりこめられて毒気抜ける、みたいな図は…。
正直男性陣にとっては、あまり気持ち良いものではなく。
事前のえっちシーンとかエロスではあるんですがね。
どこか、彼女の手の平の上で踊らされてるような感じがしていて、正直なところひでるさん読後感は微妙なものでした。
なるほどなぁ、って部分も多々あったんですけどね。
そうした、モヤモヤとしたものを逆に楽しめるくらい度量ある方向けでしょうか。

 【 その他 】

そんなこんなで、「廣瀬良多」センセでした。
えー、「艶々」センセですね。
店頭でぱっと↓表紙を目にした際。
違う名前に一瞬戸惑いましたが…自分の目を信じて正解でした。
作品の雰囲気が異なる訳でなく、なにゆえ名義違うんだろう
あるいはあとがきに何か書いてあるかなーって思いましたけど、なにもなく。
よく分かんないままでした。
ううむ。

さて、今回の単行本なんですが。
前述したように、ひでるさんはあまり刺さっておりません。
同じ聡い女性でも、やっぱり「うしろのまなざし」の管理人「マナミさん」みたいな方のが良いです。
「アケミさん」は怖いよ



★「艶々」センセの漫画紹介記事

ラブラブ巫女さん かすみの杜」(一般) 
 えっちで解決、な巫女さんラブコメ。全2巻。
たとえば母が」  「6巻[完結]」(一般) 
 母「緑川美晴さん」とのアレコレを描いた傑作。全6巻。
となりのとなりのお姉さん」(一般) 
 お隣の色っぽいお姉さん、高校教師なお姉さんというWヒロインモノ。全2巻。
久枝さんの背徳日記
 ちらほら描かれていた「久枝さん」シリーズと短編を収録。
ボクノアイジン[限定版]
 母親・教師が2人づつ登場。限定版はCDドラマつき。
我妻姉弟 純情編」 「我妻姉弟 背徳編
 姉「我妻綾子」さんとの近親モノ。実姉で人妻です。
はだかのくすりゆび」(一般) 
 着物姿も素敵な人妻「戸田翠」の不倫長編。全3巻。
家政婦のミツコさん」(一般) 
 旦那の借金を返済する人妻「満子さん」のメイド・コメディー。全2巻。
はたらく人妻さん」(一般) 
 オムニバスの人妻・職業えっちな表題作と中編を収録。
密やかに熟れる花」(一般) 
 閉鎖的な村での人妻えっち漫画。1巻完結で導入には最適。
ものかげのイリス」(一般) 
 インパクトたっぷりな導入の、重たーいお話。現在は1巻まで。
三日月がわらってる」(一般) 
 小さな島の学校へ赴任した女教師とのラブコメ。センセの漫画ではソフトめ。
ひるがお」(一般) 
 老舗旅館でのアレコレ。1巻で主人公は人の行為を見ているだけ、というのがポイント。
たとえば母がExtra 黒」(成年) 
 「たとえば母が」のサイドストーリー。赤・黒と2冊発売されたうちの1冊。
あの夜のささやきが。」(一般) 
 「はだかのくすりゆび」の続編。その後の「翠さん」がどうなってしまうのか!?
うしろのまなざし」(一般) 
 覗きがテーマの漫画。管理人のいる下宿には秘密があったのです。
落日のパトス」(一般) 
 隣に越してきた年上女性は学生時代の副担任でした、という長編。
 

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■おちてとろけて (東鉄神)

★まんがデーター [20.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、コメディー、先生、年上
・構成 : 10話収録(うち「愛しき学園性活×2)
・おまけ: あとがき、作品・キャラクター解説、カバー裏にラフ絵、
      合間に4コマ、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東鉄神(あずま・てっしん)」センセの「おちてとろけて」です。

マミ先生
※マミ先生

 【 構成・絵柄 】

収録は2話のシリーズものと短編。
うちシリーズ漫画は同世界の別カップルを描いたもの。
それぞれヒロインが別話にてゲスト出演する、個人的に好みな構成。
ほかにもあるかなー、って期待しましたが…基本的にはそちらだけ。
(※違う形でちらと顔見せはありました)
また、前巻からの続きとなる短編も収録されています。
1ページですが、ちゃんとあらすじが差し込まれていたのは非常に嬉しい。
宣伝も兼ねてのことでしょうけど、あるとやっぱり親切ですよね。
今後もぜひお願いします。
お話はコメディー要素の強いラブコメ話。
ラブについては収録話で変化しており、甘いばかりではありません
かと言ってビター過ぎることなく、振り切れるようなこともなく。
読み易い漫画群でした。

しっかりとした線での作画。
描き込み・濃淡はちょうど良いくらい。
白比率あり、乱れ・崩れはなく全体的に丁寧です。
コマ割りもある程度賑やかで変化もあり、良い塩梅。
漫画であると気にせず、すらすら読み進められると思います。
基本明るい描かれ方ですが、ちょっとした点は落ち着いた雰囲気があり。
表情や表現などに優れ、フェチ的な要素も多く感じられました。
なんというか、カユい所に手が届く、みたいな。
ちょっとした表現なども、しっかり描かれているんですね。
↓表紙ほかカラーイラストより白黒絵のが迫力あり、良いものなので。
裏表紙のカット絵か、プラス評価で判断するのがオススメです。

 【 収録話 】 10話収録

001:「愛しき学園性活 ~ちえ先生の場合~」
025:「愛しき学園性活 ~マミ先生の場合~」
保健医「ちえ」と付き合っている生徒「三井」
立場がため、なかなか2人きりになれず。
「三井」は仮病を使って保健室までやってきたのでした。
そんな訳で、生徒・教師のえっち話。
1話目は保健医「ちえさん」
いちおう白衣も着ていましたが、その下は胸元・太もも気になる服装
あれは…エロい
成年漫画でたまに見られるヤリヤリな強い保健医でなく、真っ赤になったりする可愛らしいタイプ。
仮病男子が大挙して押しかけてきそう。
えっちはまだだったらしく、「三井くん」が暴走しておりました。
それを受ける「ちえさん」が実にキュートです。
中盤からAVみたいな羞恥展開になっています。
あんなん好き。
なお、その第三者となったのが、次のヒロイン体育会系「マミ」さんでした。
褐色肌・ポニーテール・ジャージ姿という彼女。
やはり生徒「洋」くんと付き合っているのですが。
ヤリたい彼女と、卒業するまで我慢という彼という、ちょうど先の逆カップルなのでした。
えっち暴走するのも当然「マミさん」で、生徒から「目が据わってる」とか言われており。
根負けした「洋くん」がえっちを許すという、面白い流れとなっています。
なお、シリーズ3話目は不発だったらしく、残念なのですが…。
あのオチを見る限り、2話でもバランス取れて良かったかも。

ちえ先生、事務員さん
※左:ちえ先生、右:事務員さん

045:「君をつれて僕は」
飲み会の席にて、
後で2人でこっそり抜け出しちゃおっか…?
そんな「小泉」からの誘いをから受けた「新見」
これで脱童貞と気合を入れた彼でしたが。
トイレから出た彼に「エロ村」こと「吉村」が声を掛けて来たのでした。
ちょっぴり良い話。
いかにも可愛らしい雰囲気の「小泉さん」
彼女に対し、ヒロイン「吉村さん」はあまり飾り立てない、自然体な感じ。
「新見くん」も「エロ村」と呼び、素で話せる相手のようでした。
トイレから出た2ページのやり取りで、どんな関係だったのか、ちゃんと察せられます。
冒頭ページを見る限り、「吉村さん」は見当たらず。
最中も彼の動向を気にしていたのかな。
(単にコマ外なだけで、右隣だったかもしれませんが。男女の順で座っていたし)
詳細については伏せますが、トイレ内えっちです。
まとまり非常に良く、オチのコマが温かです。

063:「炬燵」
事務所で1人、寒さに震えていた事務員さん。
どうせ誰もいないので、休憩室のコタツで休憩していたのですが。
いつの間にか寝てしまったのでした。
「炬燵」、で「こたつ」と読みます。
会社の若い男性が彼女の寝込みを襲う、という流れ。
眼鏡のむちむちとした女性。
黒い下着がいいですね。
コタツ内に潜り込んでいましたが…あれ結構しんどいと思いました。
なお、事務員さんは「行き遅れのババァ」とか陰口をたたかれているそうですが。
センセの画力がため、良くも悪くもまったくそう見えませんよ。
ちなみに中扉はこちらの事務員さんです。

083:「ヤン妻」
隣の人妻「かずみ」
旦那「ノブ」と喧嘩したという彼女は、「ヨシヒト」の部屋に転がり込んできたのでした。
タイトル通りな「かずみさん」ですが、家事全般はそつなく、料理上手。
意外に優しく、気も利くという出来た奥様でした。
部屋着のジャージは…いいですね。
お尻とか
現実にそんなんなったら、何気なく後ろ姿を目で追ってしまいそう。
えっちは彼女がしてくれたマッサージが切っ掛け。
ほぼ見ず知らずの男性の家にドカドカ転がりこんでくるだけあって、度胸があって良くも悪くも遠慮なく。
「ヨシヒトくん」としては、たまりませんわね。
普段あんな言動だった「かずみさん」がえっち時は可愛らしく、また反応も良く。
漫画後半になると、また印象が変わってくることと思います。
ちなみに、こちらには後日談的な4コマ漫画があるのですが。
なかなか気の毒な感じでした。

105:「原稿進捗いかがですか?」
エロ漫画家「渡部」の生活はギリギリ。
そのため、アルバイトもしていたのですが。
その事実を知ったバイト仲間「北河美知」は、元漫研だったとアシスタントを申し出てきたのでした。
言ったそのまま、トーン貼りは見事な腕前で締め切りに間に合ったのですが。
手伝ったお礼が欲しいんじゃけど
そう言い出したのでした。
高いテンションと方言が特徴の「美知さん」
広島方面でいいのかな。
”手伝ったお礼”、として彼女が要求したのはお金ではありません。
では、なんなのか…については、秘密ね。
ヒントは成年漫画です。
明るく可愛く、黒髪ロングのむちむちとしたスタイル。
漫画に対して偏見なく、技術はあるという、漫画家さんにとっては最高な女性でした。
なお、2人が手掛けていた原稿は次の漫画です。

127:「残業~警備員は見た!~」
電話応対からお茶汲みに至るまで、何もできないOL「小山田シホ」
そんな彼女の得意なことは~というオフィスえっち話。
「シホさん」は褐色肌のギャルな女性です。
裏表紙のエロ女性が彼女ですね。
相手は冒頭で彼女に小言を言っていた課長さん。
あの注意文言は、ヘタすると現在ではハラスメントとされる危険性が。
ただ、彼女はそれを訴えるようなタイプでなく。
人を見る目は確かなんですよっ
そうした発言そのまま、道徳的なことはキッチリしているみたい。
仕事あんなんでも、世の中を巧い事わたってそう。

149:「夏のあの日 後日」
こちらは前述しました「僕の年上のカノジョ」に収録された「夏の、あの日。」の後日談です。
まだ兄のアパートに泊っていた「たかあき」
帰宅した際に、兄とその彼女の行為に鉢合わせてしまい…という流れ。
漫画みたいに(漫画ですけどね)複数展開にはならないのですが。
明日田舎へ帰る~ということで、最終日に再度お相手してもらえる展開です。
イイなぁ。
隣に兄が寝ているんですけどね。
男性側が声を押し殺しているのが印象的でした。

人妻「かずみ」、バスガイドさん
※左:人妻「かずみ」、右:バスガイドさん

161:「修学旅行」
修学旅行にてバスガイドに悪態をついていた男子生徒ら。
そのうちの1人が忘れ物を取りにバスへ戻ったところ…。
彼女と運転手のえっち場面に鉢合わせてしまったのでした。
少年心理の細かな動きが見事な作品。
生徒らにブスだの地味だの言われているバスガイドさん。
先の事務員さん同様、センセの絵がため可愛らしく。
まったくそんな雰囲気はないのですが…。
彼らの発言、
隣のクラスのガイドは美人なのに
…から察するに、比較されてのことかな。
(あるいは、作中台詞にあったように、単にいきがっているだけか)
詳細は伏せますが、えっちの流れで変化していく2人、そしてオチが実に良かったです。
彼はちょっと尾を引くだろうなぁ。

185:「いもうと」
彼女「山岸」とイイ所で妹「夏穂」に邪魔されてしまった「冬也」
やり場をなくした彼は収まりつかず、トイレに入ったところ。
そこに「夏穂」がやってきたのでした。
そんな感じの兄妹近親話。
「夏穂ちゃん」はポニーテールの可愛らしい娘さん。
2人は既に関係しており、差し込まれていた回想シーンがヤバい
彼女はそれを終わらす意味もあったのですが。
まぁ、途中のコマを見る限り「山岸さん」とはこれきりが良さそう。
オチはあーんな感じでしたが…年下にプライド揺さぶられた彼女が、なにもせずにすごすご引き下がるとは思えず。
この後なんらかトラブルに発展しそう

 【 その他 】

そんなこんなで「東鉄神」センセの最新刊でした。
毎度お馴染みです。
今回、あの↓表紙(※描かれているのは「愛しき学園性活」の教師2人ですね)から、病院系のハード目なえっちストーリーかと勘違いしました。
だって、裏表紙の「シホさん」も擬音飛び交う最中絵だったりしたので。
個人的には中扉・あとがき絵でも良かったかなー、って思いましたが。
ちょっと意外だったのは紹介帯。
裏表紙のカット絵部分とか、最近はやり方がちょっと変わったんでしょうかね。
↓表紙のゴムは紹介帯と共に消えるかな、って予想も外れてしまいました。




★「東鉄神」センセの漫画紹介記事

僕の年上のカノジョ
 成年:ややコメディー色が強めなラブコメ話群。お姉さん系ばかりでもありません。
恋れもん
 一般:ゲームのキャラクター「レモンちゃん」が実体化するラブコメ長編。
僕の可愛いお姉さん
 成年:広義な意味でのお姉さん短編集です。
らぶゆ!
 一般:銭湯と三姉妹なラブコメ長編。結局全4巻という長さでした。
微熱スイッチ
 成年:中編「栗本さんシリーズ」ほか短編という構成。
ヘンコイ!
 一般:明るくえっちなクラス委員「青木ほのか」さんとのラブコメ長編。
いけませんお嬢様!
 一般:お屋敷5人姉妹との長編。
ふたりでできるもん
 成年:表題中編ほか。 
ピンクDEピンク
 一般:和風ファンタジー。
桃色保健室
 成年:保険医「桃子先生」の中編ほか。
ダブルバースデイ
 一般:姉妹とのラブコメ。2冊目単行本。
もとかの 2巻・完結
もとかの 1巻
 一般:元カノらとのラブコメ長編。


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■「あねと…」 (船堀斉晃)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 調教、姉、複数
・構成 : 短編×10話収録(うち「あねと…」×6)
・おまけ: あとがき、イラスト、カバー裏に別絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「船堀斉晃(ふなぼり・なりあき)」センセの「「あねと…」」です。

姉「瑞姫さん」
※姉「瑞姫さん」

 【 構成・絵柄 】

収録は表題作の連続話と短編。
メイン中編はいちおう連続ストーリー。
詳しくは後述しますが、お話はややはっちゃけ感が強く。
エロス的には良いかと思いますが、お話としてはぶっ飛んだ、ファンタジーなものでした。
他短編らも同様にハードなえっちが特徴
各プレイに甘さはなく、どちらも振り切っている感じ。
ものによってはブラック要素もあり、調教とかなんとかでソレに染まってしまうような流れ。
タイトルから、姉弟のよくあるえっち漫画を想像してしまうと危険。
そもそもファンの方はラブい展開を期待しないでしょうけれど、初見の方は気をつけてください。

しっかりとした丁寧な線での作画。
全体の色づきや濃淡具合は丁度良いくらい。
描き込みについても過不足は感じません。
コマ割りは比較的大人しく。
収まりも良く、枠間などのスペースもキチンと確保されています。
ジャンルから、複数とか液体描写など派手目な画像が多いものの…そう見辛さはありませんでした。
背景や小物などもお上手で、優れた作画です
人物絵はお姉ちゃん系で漫画寄り。
鼻がしっか里描かれていて、目の描き方に特徴。
えっち描写がハード気味で、いわゆる白目に近い感じまでの表情が描かれていて。
バッチリ人を選ぶものだと思います
バランス感覚に優れていて、表情・アクションも良く。
作画面はそちら以外にコレという問題は見当たりません。
判断については↓表紙・裏表紙で大丈夫。
えっちシーンについては「コアマガジン」さんのサンプルを見るのがいいでしょう。

 【 収録話 】 10話収録

003:「あねと…」 6話
美人の姉「瑞姫」がいる「政臣」
彼の誕生日に友人「田沼」・「宮川」らが集まってくれたんですが。
彼らの目的はそのお姉ちゃんでした。
不在であった彼女の部屋に入り、色々堪能していたところ。
タンスの中からえっちなアイテムを発見したのでした。
間悪く、ちょうど「瑞姫」が帰宅し…という流れ。

ハードな姉弟のえっちストーリー。
とかく派手なプレイに目を持っていかれがちですが。
オチまでに別の側面が見えてくるお話になっています。
ただ、かなりはっちゃけ感あるため、連続話の割に精神描写が薄くなってしまったのは残念
「政臣くん」とか友人らは…なにか相当に欲求不満あるのかな。
どうにも、やや振り切れ過ぎな印象ばかりでした。
成年漫画とはいえ、個人的には違和感です。

「瑞姫」、「茜」
※左:「瑞姫」、右:「茜」

導入の1話目。
姉「瑞姫さん」がいくつかアイテムを持っていたのは事実。
今まであれで独りプレイしていたのかな。
エロい下着~
とか言われていたそのまま、下着は黒のセクシーなもの。
ここで、いちおう直接的な表現をしているんですが…まぁ、事バタバタと展開していたので、気にはとまらないか。
友人らも巻き込んでの複数プレイに発展してます。
ただし、オチのコマで描かれていた絵はまるでバッドエンドのようで…。
なにゆえあーまでしてしまったのか、疑問。
露出プレイとなる2話目。
オモチャ仕込んだまま、ほぼコート羽織っただけで出掛けておりました。
AVの見過ぎな感じ。
ただ、前回のオチ絵と比べたら、だいぶ普通ですね。
よくよく見て、やはり「瑞姫さん」はキチンと口にしているんですが。
やっぱり行為最中に言うってのは、違うんじゃないかなぁ。
後半の「政臣くん」を見る限り、まるで伝わってないですね。

姉「瑞姫さん」とは高校時代の友人という「茜」さんが登場する3話目。
実は「政臣くん」の担任教師でもあるのでした。
ショートカットのさっぱりとした美人。
進路指導で家に来たところ…驚く光景を目にするのでした。
はっちゃけてるなぁ。
「政臣くん」の気持ちもなんとなーく分からんでもないですが。
その目前でのえっち展開になっていました。
ただ、これは前フリ
続く4話目は先の進路指導後の光景です。
担任である「茜さん」に相談を持ちかける「政臣くん」
あんなん見せられた後、ああした提案をされたら。
実際のところ、女教師らはどう対応するのかなぁ。
なお、こちらでの「茜さん」はジャージ姿。
ズボンずらしてちらと見える下着が可愛い
ほぼ初心な彼女に対し、実姉を使って急速に経験値を積んだ「政臣くん」というのがポイント。
ああなってしまうのは、仕方ないところでしょう。
…でね。
ここでも「政臣くん」はそんな彼女に対し、何やらぶっ壊れたような、不可解なプレイをするのでした。
いきなりハードですねー。
友人らも含めて、ちょっとおかしいと思います。
成年漫画とはいえ、さすがに。

担任「茜さん」の調教続く5話目。
ここから6話までが最終エピソードになります。
そんなプレイを受けたためか、すっかり雰囲気変わってしまっていました。
もう半ば壊れてしまった感じ
また、そんな彼女に対する「政臣くん」もご主人様然となってます。
ある意味、周囲の環境に適応したと言えるのかな。
生徒同士の会話がまた空恐ろしいです。
後半はまた派手な複数えっちになっていました。
さて、すっかり最近出番がなくなっていた、一方の姉「瑞姫さん」
後半に登場し、お話に絡むこととなるのでした。
詳細は伏せますが、こちらも当然複数えっち。
姉弟の変化していく表情・心情に注目下さい。
途中の頑張っている「瑞姫さん」が凄かったです。
オチはやや唐突な気が
今それか、って気がしました。
友人「茜さん」に”ブラコン”とか言われていたお姉ちゃんが以前は(その当時)どんなんだったのか、見たかったですね。

111:「パンドラ」
旦那と夜生活が減り、物足りなさあった「高木」さん。
ママ友「木下」さんからリラックスサロン「パンドラ」という店を紹介されたのでした。
あれは金額どれくらい取られてるんだろう。
イケメン担当の「シュウ」は何やら特殊な技術を持っているらしく。
当初はいぶかしがっていたものの、そのテクニックにあっさり陥落してしまうのです。
よわいなー…というか、あのテクをぜひ身につけたいですよ(笑)
やや都合良くいき過ぎな気もしますが。

129:「篭絡温泉~恥辱の湯~」
旦那と共に社員旅行へ出掛けた「中原香菜」
しかし、部屋に戻ると、そこには部長「野島」ほかお歴々の面々が。
そんな中で旦那は土下座していたんですが。
曰く、”君達夫婦には一千万を横領していた嫌疑がかけられている”とのことだったのです。
だいたいそんなオープニング。
ひでるさんは、てっきり旦那もグルなのだろうと思ってましたが…。
彼のリアクションを見る限り、そうではないみたい。
(※あれすら演技だったら、もの凄いですね。必殺でそんなネタがありましたけど)
疑惑は結局晴れてはおらず、お話は全額返済・不問にする条件としてえっちに発展しています。
実際に横領はしてたのかな。
ただ、そんなんで服脱ぐように持ちかけるというのは…ゲスいなぁ。
こんな会社であるかいな。
また、単にエロいことされるんでなく、宴会芸みたいな事させられていましたよ。
個人的には経理の「佐倉」さんが好き。

153:「P.T.A」
クジ引きで「P.T.A」の役員になった「加須愛理(かぞ・あいり)」
その後の飲み会にて、何やらクジを引かされたんですが…。
目前で驚くような懇親会が始まったのでした。
ごく簡単にはそんなん。
いちおう、
進学に有利なの
ということで、「愛理さん」と共に”教頭先生”担当となった「本条」さんは積極的。
まさしく大乱交な絵となっていました。
他と違うのは、皆さん自分の意思でそうしている点。
当初戸惑っていた「愛理さん」も、教頭お上手であるためかあっさり受け入れておりました。
ただ、会合あるってメールであんな顔してたらそのうちバレると思う。

中原香菜、琴音
※左:中原香菜、右:琴音

172:「秘密にしてね・番外編」
そのまま同タイトルの単行本「秘密にしてね」の番外編です。
いちおう、読んでいなくても大丈夫。
漫画を読んだ方はより楽しめるくらいの感覚です。

友人「和美」の噂を耳にした「琴音」
そこで、映画研究部を訪ねてみたところ…という導入。
あれは驚くだろうなぁ。
潜んでいた男性らにその場面を撮影されてしまい。
映像の回収を目的に、勝負に応じてしまうのでした。
彼女も例によって、よく分からん自信持ってますね。
そうそう我慢できるものではないですよ。
ただ、あのシチュエーションではどうにもならんのかなぁ。
流れとしてはよくある感じなんですが、あのオチは見事。

 【 その他 】

そんなこんなで「船堀斉晃」センセでした。
これで何冊目くらいになるんでしょうか。
当ブログでは、一般系「媛神様のおしごと1巻2巻」、成年系「淫縛病疼」、「秘密にしてね」、「歪み拗らせ愛」などを紹介しています。
前述してきましたしたが。
今回はまた特に振り切れ度合いが強く、合いませんでした。
漫画とか絵柄はすこぶる好みなので、ある程度覚悟して手にとってはいたんですが。
ううむ、成年系はちと難しいのかなぁ。



あねと

「あねと・・・」 (ホットミルクコミックス)


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■溺れる白昼夢 (ヤマダユウヤ)

★まんがデーター [13.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、眼鏡
・構成 : 初単行本、カラー(4P)、9話収録(うち「ゆりの花」×2)
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ヤマダユウヤ」センセの「溺れる白昼夢」です。

イトコ「柚希」、「アキラ」
※左:イトコ「柚希」、右:「アキラ」

 【 構成・絵柄 】

収録は1つ連続モノで、その他は短編。
連続モノは前後編となっており、2話で1つという感じですね。
ジャンルはおおむねラブコメ。
そうコメディーちっくではないものの、恋愛モノほどの重みはありません。
どちらかというとえっち重視で、お話はそれなり。
個人的には…もう少し前後のくだりが見たい気もしました。
眼鏡ヒロインが3名おり、やや比率高め。
それ以外は良くも悪くも、コレという特徴は薄く。
もうひとフェチ要素あったら、パンチ力が増していいかもしれませんね。

しなやかな細線での作画。
デジタルな淡い濃淡で、描き込みはそこそこ。
あっさり過ぎず、濃くなくとちょうど良いくらいです。
コマ割りは比較的大き目で枠間は細く、あまり変化はありません。
正直なところ、定型過ぎて構成がちょっと見辛い感じを受けました。
広い輪郭ながら目鼻パーツは普通くらいのデフォルメ。
鼻筋はそこそこ。
漫画な可愛らしい作画です。
極端さはなく、素朴さある感じでした。
ほとんどは良いのですが、たまに動きの硬い印象な絵があります。
カラー原稿ありましたが、白黒絵のが味あって綺麗なので。
↓表紙ほかカバー絵にはいくらかプラス判断で良いでしょう。

 【 収録話 】 9話収録

003:「芳醇シスター」
お兄ちゃん好きな妹「紫苑(しおん)」
その気持ちを隠すことなく、寝込みを襲うなど直接的な行動をとっていたのでした。
そんな感じの兄妹のえっち話。
見たところでは、アパートには2人暮らしなのかな。
親について特に触れられていませんでしたが、彼女が頼る相手は兄しかいないような雰囲気。
そうすると、「紫苑ちゃん」があーまで彼に傾倒している理由も分からんでもないかな。
ちょっと極端で心配
お兄ちゃんはこうした成年漫画男性にしては、よく耐えていたと思いますが…。
まぁ、あーまで直接的だと、どうにもならないだろうなぁ。

妹「紫苑」
※妹「紫苑」

021:「アトリエ白昼夢」
イトコ「柚希」をモデルに絵を描いていた「翔」
しかし、彼女の身体がため、どうにも気が散ってしまうのでした。
モデルと言い出したのは彼女のようで、下着を着けていなかったなど確信犯
まぁ、ちらちら落ち着かないのも当然でしょう。
お互い好きあっていたようなので、「柚希ちゃん」が最後のひと押しをした、促したような感じ。
彼女はいくつくらいの設定なんでしょうね。
ちなみに、裏表紙が「柚希ちゃん」です。

043:「変わらないもの」
昔馴染みで今でも友人関係の「アキラ」・「コウジ」・「ヨウスケ」
「アキラ」は「コウジ」のことを好いており、またそれを知る「ヨウスケ」は「アキラ」への気持ちを隠し続けていたのですが。
そのうち「コウジ」に彼女が出来たのでした。

こうした話好き。
重めな漫画だと、えっちはできても悲恋で終わったりするのですが。
今回は(当人気付いていなかったものの)、明るい未来を感じさせるようなものでした。
「コウジくん」はお話にほぼ絡まず、彼が加わるとどんな感じだったのか、よく分かりませんが。
もしかしたら…「ヨウスケくん」へのアプローチをどうしたら良いか、相談していただけだったりして。
男の子っぽい「アキラちゃん」が可愛い。
スカートなのだから、足広げて座らないように。
最後2ページのやり取りがまたいい感じでした
まぁ、ガンバレ。

065:「Secret Case」
真面目でいつも毅然とした振る舞いの生徒会長「八千代千草」
そんな彼女と恋人関係になっていた「学」ですが。
彼女の部屋で勉強中、ふと参考書の中に隠されていたAVを発見してしまったのでした。
眼鏡で大人しそうな彼女のエロい一面という感じ。
なぜかパンストだけ残して脱いでいるのは、そうした学習の成果がためか…。
また、こうした機会なのに、ごくシンプルなデザインの下着が逆にエロスでした。
自らの行為を見て興奮高めるらしく、鏡プレイなどもありましたよ。
もともと真面目な娘だし、こののちプレイをどんどん発展させてしまいそう。

085:「雨音色」
弁当屋でバイトしていた「タケル」
その帰り道、雨宿りをしていた女の子がふと気になり、思い切って声を掛けたところ。
片手にしていたコロッケが欲しいと言われたのでした。
そんな出会いのラブコメ短編。
多くのヒロインを押しのけて↓表紙となったのが、こちらの「あまね」ちゃん。
ちょっと不思議な感じの娘ですね。
ただ、レインコートの下は半裸ということはありませんでしたが。
そうした彼女なので、短編ですが再会まで描かれており、なんとなく安心。
ふらっと、突然いなくなりそうなタイプですからね。
やはり、2度目のえっちが良かったですよ。

107:「君の薬」
薬局の先輩「須崎」さん。
人当たり良く、仕事出来る彼女と付き合っていたのですが。
一度経験した職場えっちが忘れられず、以後そちらでの行為が止められなくなっていたのでした。
気持ちは分かる。
ヒロイン「須崎さん」がまた眼鏡で真面目そうな雰囲気だったので、より良いですね。
自ら精力剤飲んだり(薬局ですもんね)しており、彼女のがハマっているようでした。
オチあんなんでしたが…、休憩時間は大丈夫かな?

先輩「須崎」、「郁子」
※左:先輩「須崎」、右:「郁子」

125:「妄想ストレンジLOVER」
妄想女子な「郁子」ちゃん。
連絡つかない彼女のアパートを訪ねた「瞭」は、明らかに独りプレイ後な彼女の寝姿に直面したのでした。
収録眼鏡女子の3人目。
縁の太い眼鏡で三つ編み、そしてジャージ姿…と、ある意味定番な地味系容姿がエロい。
そんなん見た「瞭くん」が何もせず済む訳もなく。
えっちに流れておりました。
2人は付き合ってるようでしたが、直接行為はまだだった様子。
ちなみに、鍵かけないのは無防備どころか危険ですよ。

147:「ゆりの花」 前後編
姉「ユリ」が好きな妹「真希」
幼馴染み「健人」が持っていたコンドームは、昨日姉の部屋のゴミ箱で見つけたソレと同じデザインのもので。
2人が付き合っていることを知ったのでした。
Wヒロインな連続話。
「健人くん」はもともと「真希ちゃん」が好きだったようで…。
そうすると、それぞれが背中を追っている三角関係な様子。
えっちでは主導権を持ち、強い態度であったお姉ちゃんがちらほら複雑な表情をしていたのは、それが原因かな。
こうした漫画のセオリーで、最終的には複数プレイとなっていました。
「健人くん」羨ましいですね。
オチはあーんな感じでしたけど、個人的にはもうひと波乱ありそうに感じました。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「ヤマダユウヤ」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
前述したように、↓表紙ほかカラーイラストよりも白黒絵のが良く。
店頭では紹介帯のカット絵で判断しましたが、間違ってなかったです。
個人的には好みな絵なので、次にはより期待しております。
ちなみに、あとがき絵は「妄想ストレンジLOVER」の「郁子ちゃん」なのですが。
現在描かれた絵(本編は2015年で収録では最も古い原稿時期)はだいぶ大人っぽく、またキュートでした
その感じで続き描いて欲しいです。




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■SCANDAL! ~Limited Edition~ (掃除朋具)

★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、アイドル、複数
・構成 : 初単行本、カラー(20P)、7話収録
      (うち「とりあえず生で!」×2、「マクライブ!」×2)
・おまけ: あとがき、両面カラーピンナップ、カバー裏面に別絵、

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「掃除朋具(そうじ・ほうぐ)」センセの「SCANDAL! ~Limited Edition~」です。

姉「皐月」・妹「葉月」
※姉「皐月」・妹「葉月」

 【 構成・絵柄 】

イラスト集と勘違いされそうですが…漫画がメインの単行本です。
サイズはいわゆるB5判の大きなもので。
紙質も非常に良く、やや厚めのしっかりとしたもの。
しかもハードカバーという、豪華仕様な1冊となっていました。
ちなみに、勘違いする方もいそうですが…。
”フルカラー本ではありません”ので、間違えないように。

※アマゾンの色々な方のレビューで、なるほどなぁ、って思いましたが。
ハードカバーというのは、確かに漫画では読み辛いだけですわね。
特に成年系は片手で読みたい(笑)方も多いと思われるので…。


収録は7話。
そのうち、1話はフルカラー12ページ、描き下ろしの1話が白黒4ページで、マトモな短編は5話だけ。
全158ページくらいで、実はボリュームとしては豊かなものではありません。
それで価格は2500円と、通常単行本のおおよそ2.5倍。
ううむ。
今回は”Limited Edition”とのことなので、おそらく…。
描き下ろし、あるいは新収録をプラス2話くらいした、通常版みたいなのがそのうち普通の単行本サイズで発売されるような気がします。
そのため、正直なところ待てる人は、ちょっと様子見るのもいいかもしれません。
”大きいサイズでセンセの素晴らしいイラストが見れる”
そうしたメリットを、どこまでプラスに考えれるか、だと思います。

前述したようにフルカラーでなく、白黒原稿もある1冊なのですが。
さすがにカラー・各色の微妙な濃淡具合ではないものの、そちらも綺麗なまとまり。
ヒロインも可愛く、えっち。
綺麗なイラストを描かれる方にありがちな、手抜きコマみたいなのも見られず。
(※コメディーでの崩し絵はあります)
絵的にはまったく問題ありません
原稿時期がため、各話で差はありましたが、それも些細な程度です。
背景や小物、それぞれのバランス感も良かったです。
そうした中、ちょっと気になったポイントが漫画部分。
ページ量もあってか、流れで分かり辛く感じるところがちらほらありました
そう目立つほどではないものの、次に期待ですかね。

 【 収録話 】 7話収録

011:「がーるねくすとどあ」 カラー原稿
昔はよく遊んだ、お隣の「遥」ちゃん。
休みを実家で過ごしていた主人公は久しぶりに彼女と再会
犬に飛び掛かられた、という彼女は全身ズブ濡れだったのです。
カラー原稿まんがで、ページ量がためかもしれませんが…。
特に前半は分かり辛く感じました
ヒロイン「遥ちゃん」は不思議系ながらけっこうしたたかで良く。
再構成した普通の短編くらいのボリュームで見たいですね。
物置内えっちです。

綾瀬さん、アイドル「霧越ちよこ」
※左:綾瀬さん、右:アイドル「霧越ちよこ」

023:「Ⅰ love you.の伝え方」 カラー原稿あり
「綾瀬」と付き合う主人公。
しかし、彼女のことは知らないこと多く、いつもえっちばかりしていたため。
できれば恋人らしいこともしたい、とデートを企画したのですが。
最初の映画館にて、彼女の様子がおかしくなってきたのでした。
大体そんな感じ。
普段は距離を保つこと徹底しており、手を繋がないだけでなく若干離れて歩いていたほか、映画館では1席飛ばして座る提案などをしていました。
そんな調子なので、彼が不安に感じるのも当然。
セフレか、って思いますわね。
「綾瀬さん」はいわゆるエロいヒロインでした。
そうと分かれば、オチのようにちょっかい出したくなるだろうなぁ。

053:「とりあえず生で!」
077:「とりあえず生で!おかわり」
駅から徒歩数分という、路地奥の居酒屋を経営する女将「皐月」と、それを手伝う妹「葉月」
姉「皐月」は常連客だった「浅間」と付き合っており、「葉月」はなんとなく2人、彼のことも気にしていたのですが。
泥酔した彼を介抱するため、2人きりになる機会を得たのでした。
美人姉妹のWヒロインな連続話。
収録の漫画では、メインたりえるエピソードです。
切っ掛けとなる1話目は、酔っぱらった彼が勘違いする展開。
こじんまりしている~
とか言われていましたが、酔った彼はそれでもなお気付くことなく。
また、「葉月ちゃん」も抵抗できず、またしないまま、えっち流されてしまうのでした。
彼を意識していることは他の客にもからかわれており、わかりやすい娘。
”姉の彼氏”というちょっとした好意(※彼女にとってはごく身近な男性ですよね)が、そうした事で増幅されていたのだと思います。
また彼女は2人の行為に耳立てていましたからねー。
酩酊状態ながらも避妊をしようとしており、「皐月さん」に好かれているのも納得。
オチに注目です。

2話目となる「とりあえず生で!おかわり」はその続編で、3人して温泉旅行というシチュエーション。
まさに、「浅間くん」は両手に花という状況…なのですが。
前回の1件がため、3人の間に流れる空気は微妙なものがあり(←当然ですわね)
「葉月ちゃん」に至っては、一定の距離を保たれているような状態でした。
旅行を発案者は「皐月さん」
成年漫画的に度量の広い女性で、逆に「浅間くん」が恐縮・遠慮しておりますね。
メインは貸し切りの混浴露天風呂にて。
ああした分かり易い際でも、いつも通りにしてしまう「葉月ちゃん」が可愛い。
オチの一言は”冗談”と言っていましたが、実際に居そうで怖い。
次があれば、また何か仕組まれそうですね。

135:「ふじょカノ」
女性向け同人誌好きで、いわゆる腐女子な幼馴染み「陽菜」
読むだけではなく描くこともしており、「仁」をモデルにするなど、手伝わせていたのでした。
勝手に彼の部屋に入り浸る彼女に気持ちをぶつけるような展開。
成長した今でも疎遠ではなく。
やや掴みどころない腐女子で、やり辛いこともあるのでしょうけれど。
まぁ、ここいらでハッキリさせるのはいい事かも。
たぶん、彼女もそうした意識カケらもない訳ではなかったと思います。
お尻えっちでした。

陽菜
※陽菜

105:「マクライブ!」
151:「マクライブ!から3年後」 描き下ろし
力の入ったデビューシングルを成功させていた新人アイドル「霧越ちよこ」
しかし、その後は失速しており、仕事を選ばない貪欲さも裏目に出てスケジュールは空欄ばかりとなっていました。
そんな彼女に舞い込んだ企画はAV、ヌード撮影といったもので。
それを聞いてしまった彼女は、営業の決意をしたのでした。
枕ですわね
「ちよこちゃん」の凄いのは、自らそれを進んで行っている点。
確かにこれくらいの覚悟なければ、アイドルなんてできないでしょうけど…彼女の場合はその貪欲さが凄い
どっちかというと引いてるのはマネージャー(※こちらも女性)でしたね。
実際、それで次々仕事が決まっていくのが凄まじいですよ。

続く描き下ろし「マクライブ!から3年後」なのですが。
これが↓表紙・裏表紙と結びつくものですね。
現代風に集団アイドルとなっていて、いきなり複数えっち展開。
あれは雑誌社に突撃した、って事なのかな。
唐突感があります。
なお、3年後で名前から察するに、「ちよこちゃん」は自らの経験・人脈を生かしてプロデューサーになった、ということかな。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「掃除朋具」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
購入まで、掃除用具だと勘違いしていました。
「朋」だったのか。
なお、こちらは即ゲットしていたんですが。
なんというか…シュリンクを破るのが勿体ない気がして、そのまま飾っておりました(本当)
良い絵ですよねー。
カバー広げると1枚絵になっているんですが、これがまた派手で良い感じでした。
そこにバーコードを付けない判断をした出版社は偉い。



SCANDAL! SCANDAL!~Limited Edition~ (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)
                  (2017/7/21)
                  掃除朋具



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■真珠色の残像~家族が寝静まった後で~ (Clone人間)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] 人妻、義母、巨乳、羞恥
・構成 : カラー(4P)、9話収録
      (うち「真珠色の残像~家族が寝静まった後で~」×8)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、カラー描き下ろし「観覧車」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Clone人間(くろーん・にんげん)」センセの「真珠色の残像~家族が寝静まった後で~」です。

何かある前の「百子さん」
※何かある前の「百子さん」

 【 構成・絵柄 】

表題作を中心とした単行本。
メイン以外には2話の短編があるのですが、うち描き下ろしのショートはメインのひと場面を抜き出したもの。
本編はこんな感じの漫画ですよー、という前フリみたいな感じでした。
もう1つは全く別のお話。
ただ、ジャンルとしてはおおむね似たものとなっています。
漫画は美しい人妻、義母とのエピソード。
↓表紙はあんな感じになっていましたが。
ヤリヤリでいかにも~という、エロちっく女性でないのがポイントでしょう。
スタイルはもの凄いんですけどね。
多少はっちゃけた部分ありましたが、そんなんも踏まえて現代ファンタジー的なエロスで良いと思います。
トコトンリアルさを追及したい方、ハードなプレイをお望みな方はよくよく吟味するのがいいかもしれません。

さらりとした柔らか線での作画。
黒がしっかり強く、全体の濃淡もやや強め。
描き込みはどちらかというとサッパリしていると思います。
漫画ははみ出し・ぶち抜きが多く、賑やか。
小コマ・引き絵などがザックリ描かれていて、コマによって差を感じました
それがメリハリ…とは言えない雰囲気で、なんとなく力入れ具合が弱く感じます。
人物絵がリアル調なので、また目立ってしまうんですね。
良い所も多いのですが、もうプラスで丁寧さを欲しいところでした。
表現的にやや引っ掛かるところもあります。
ただ、全体のお話を阻害するほどのレベルではなく、”もうちょっと感”がありますかね。
判断については紹介帯のカット絵が良いでしょう。

 【 収録話 】 9話収録

003:「観覧車」 カラー原稿・描き下ろし
007:「真珠色の残像~家族が寝静まった後で~」 7話
娘夫婦らと共に温泉旅行へ出かけた「百子」
娘「瞳」の夫「祐介」に、酔って勘違いしたという彼と関係してしまったのですが。
そもそも、この旅行自体が彼女を手に入れるために計画されたものだったのでした。
ごく簡単にはそんなお話。

7話ほどの連続ストーリー。
回想などもありましたが、このお話は実は旅行の数日間だけのエピソードになっていました。
台詞に2泊3日とあり、ほぼ2日間での出来事なのです。
えらく濃密ですわね
いちおう4名の家族旅行で、それぞれ傍に相方がいるのですが。
まー、よくもまあ、あれだけ頻繁にえっちしたなぁ、と。
実際ならば、あちこち場面で妙な感じになることと思います。
漫画ですわね。
そもそも、あのくらいの年齢な娘がいる女性で、あーした容姿というのが最大の漫画要素なのかもしれませんが。
娘(妻)の「瞳さん」が年齢・キャラ的にも若く描かれているため、より「百子さん」の魅力が伝わり易いのかも。

冒頭の「観覧車」はカラー原稿の4ページ。
本編では2話、2日目の観覧車シーンの抜き出しとなっていました。
うん、ビジュアル的に最も派手でエロちっくな場面であるためかな。

何かあった後の「百子さん」
※何かあった後の「百子さん」

本編1、2話は初日を終え、旅館シーンから。
普通の状態(笑)な「百子さん」が見れる貴重なページなので、じっくり見ておきましょう。
美人です。
続いて家族風呂場面。
奥様「瞳さん」と一緒というならば分かるんですが。
この家族、全員一緒に入っているんですね。
まぁ、確かに家族風呂なのですけれど…あんなむちむちな姿で堂々とされたら、そりゃーたまらんですよ。
また、髪をアップにした姿が豊満なスタイルと合って、もの凄い感じなのでした。
あれは…お手付きする(される)のも仕方ないかしら。
前述したように、切っ掛けは一応アルコールを理由としたもの。
なるほど、言い訳としては無難。
その真っ最中、戻って来た「瞳さん」が真横あたりに陣取っているのですが。
普通は気付くだろうなぁ。
後半から2話目までは就寝後。
狙っていただけあって、さすがに「祐介くん」は手を緩めません。
相当にリスキーな行動だと思いますけどね。
前回は確認できなかった下着が見れます。
2話目のメインはカラー原稿にもあった観覧車シーン。
普通は…あーした組み合わせで乗らないだろうなぁ。
平然としている「瞳さん」もそこそこ問題だと思う。
だいぶ父親と親しい感じだったので、それがためかな。

3話目はまだ遊園地内。
ボートシーンです。
漕いでる「百子さん」は普通に服着ているのですが、そのむちむちっぷりが凄い。
お尻とかもいい感じですからね、彼女。
…で、当然そこでもおっ始めるのですが。
ボート遊びの湖なんて普通障害物などほぼないだろうし、周囲に人も大勢いる筈なので…あれは見られ放題だろうなぁ。
その途中、おそらく対岸でえっちしていた「健太」・「リカ」を発見した2人。
複数えっちに発展しております。
プレイの変化と共に、こちらのえっちは心理的に大きな影響を与えることとなっています。
(なお、カバー裏の絵はこちらのシーンです)
4話目はその日の宿泊場面。
コタツ内えっちです。
なお、ここでも真横には「瞳さん」がいるんですが。
気付かないですね。
あるいは…目前でシテても気付かないのでは(笑)
とか言ってたら、オチ部分で変化が。
さて、どうなる!?

ドキドキな5話目はその夜、家族風呂シーン。
…なのですが。
ここで回想が入ります。
若い頃の「百子さん」見れました。
こう見ると「瞳さん」は当然ながら似ているのですが…「百子さん」のがより清楚な雰囲気ですかね。
結婚後の2人についても描かれています。
ここはポイントなので、必見
詳細については伏せますね。
回想は6話まで続きます。
さて、ちょっとお話が開いてしまいましたが。
4話オチ部分での変化で、ドキドキ…の続きがようやく描かれる7話目。
こちらが最終話です。
2人がどうなってしまうのか、ぜひ本編にてご確認ください。

美帆子
※美帆子

181:「夫婦の在処」
思い当たる節がなかったものの、医師から妊娠を告げられた「美帆子」
色々考えるうち、ふと義子「亮介」に疑いを持ったのでした。
途中にお風呂シーンがあるのですが。
成人男女が並んで、足を伸ばして入れていたので。
相当に大きな湯船ですね。
一戸建てだったので、そもそも金持ちか、はたまたお風呂だけ贅沢にしたのかな。
20代で再婚したらしい「美帆子さん」
当時の「亮介くん」は8歳とあったので…現在はおおむね10年後くらいでしょうか。
察するところ40前くらいの年齢だと思われ、そもそも高い年齢ではないのですが。
だいぶ「美帆子さん」は若い感じでしたよー。
ただ、あの年齢の男と共に風呂へ入るというのは…ちょっと脇が甘いですね。

 【 その他 】

以上、本日は「Clone人間」センセでした。
当ブログでは「桃尻400%」、「Diamond」の2冊を紹介しています。
今回は…なんとなく、↓表紙の巨乳っぷりに釣り上げられました。
やっぱり人妻はむちむちがいいですよね。
(貧乳というのもそれはそれでいいものですが) 
ちょっとはっちゃけてはいたものの、良いストーリーでした。
あとがきではこの後について描かれていましたが。
個人的には、今回の切っ掛けからそこそこ陥落していくまで~のが楽しいので満足です。





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■娘とパパの本気相姦 (智沢渚優)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ロリ、近親、貧乳
・構成 : 6話収録(うち「ここのッツ」×3)
・おまけ: あとがき、合間にイラスト。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「智沢渚優(ともざわ・しょう)」センセの「娘とパパの本気相姦」です。

吉宮キズナ
※吉宮キズナ

 【 構成・絵柄 】

収録は連続話と短編。
話数としてはそれぞれ3話づつで合計6話で構成されていました。
単行本のうち、おおむね60%くらいが連続話です。
前巻「ちっちゃな堕とし孔」は、“新たな方向性”ということで、やや雰囲気違っていましたが。
こちらは、センセお得意な雰囲気です。
お家芸というべき漫画群となっていました。
いちおうラブコメ的な甘さあるものの、えっちは結構ハード目。
大きく振り切れてはいない(たぶん)ものの、なんというか勢いがためそんな雰囲気なのです。
なお、短編1話以外は全て近親の関係。
それなりにタブーとして描かれているものの、皆さんガンガン突き抜けてました。
色々と偏りのあるまとまりなので、苦手そうな要素がなければ大丈夫だと思います。

しっかりとした濃い線での作画。
全体の濃淡は強く、黒がクッキリと目立つもの。
描き込みはやや細かいかな、という感じでした。
おおむね枠間あるものの、変化は大きく。
作画の雰囲気もあり、原稿はコッテリ濃厚です。
丸い輪郭と大きな目の、ロリっとした可愛らしい人物絵。
ただし男性ほか大人の女性もキチンと描かれていて、そちらはややリアルさもあります。
ヒロイン画も以前から若干バランスが変化したため、そんな雰囲気ですね。
表情良く、漫画もタップリの勢いがある派手なもの
それがため、通常プレイでもハード気味に見え、可愛らしい絵とのギャップになってます。
裏表紙にカット絵があるので、参考にしてみてください。

 【 収録話 】 6話収録

003:「ここのッツ」 3話
子供の頃に同居していた、従姉「原浦理津子」は離婚してシングルマザーとなり。
娘「湖麻」を連れて、市宮の家に戻ってきていました。
実は、結婚前の「理津子」から無理やりに関係させられていた「市宮都希」
大人の女性にトラウマを抱えるようになった彼は、大人の女性に興味を持てなくなっていたのです。
「湖麻」は血縁者であるため、何があっても対象とはしていなかったのですが。
父親が自分であると「理津子」から聞かされると、逆に欲望を抑えられなくなってしまうのでした。
だいたいそんな感じ。
話数としては全3話ですが、108ページ数と結構なボリュームのある連続話です。

切っ掛けとなる1話目。
ここで、ついにお手付き、となるのですが。
あんな「都希くん」が、ここまで我慢したのは凄い。
…寝起きに触ったりなんだりはしていましたが。
大人の指導
とは良い名目ですけれど、あーではないと思うよ。
後の「湖麻ちゃん」を見る限り、あるいはお誘いだったのかもしれませんね。
初めてなのだから、せめてもう少し慎重に扱ったんなさいよ。
トラウマを伝染させることになっちゃうぞ。

湖麻ちゃん
※湖麻ちゃん

2話目は風邪となった「湖麻ちゃん」のエピソード。
寝相も凄かったですが、いちいちエロい娘さんですわね。
病気のとき性格変わるからねー
そんな発言そのまま、口調などが変化している彼女がキュート
ぶっちゃけ、この感じのが良かったような気が。
キッチリお粥の評価をされていました。
えっちのお誘いも変化した性格の流れで、彼女から。
風邪の原因が可笑しい。
「湖麻ちゃん」は普段ツインテールなのですが、髪解くと大人っぽくなりますね。
母親とよく似ていました。
前話と同じく、いちおう病人なのだから、もう少し優しく扱ったんなさいよ。

最終3話目。
前回オチでひと事実が明らかになっています。
学芸会準備で遅くなった「湖麻ちゃん」を迎えに行く「都希くん」なのですが。
だいぶ遅れたため、幸いなことに(笑)教室は彼女だけなのでした。
そんな訳で、学芸会衣装での教室えっち。
舞台がそんなんなため、なかなかエグいプレイをしていました。
彼女の今後が心配
事務室で記名などしているので、あまり時間かかると様子見に来られちゃうぞ。

なお、漫画の後に2ページイラストが差し込まれているんですが。
夢見る1ページ目はいいとして、2ページ目の「湖麻ちゃん」の手の位置が微妙で、妙に想像をかき立てられます。

111:「幼孔貫儀~できるかな~」
絵画展などでも有名な「ゆかり」の兄「江西燕」
そんな彼に告白することを決意した「苺」は、「ゆかり」にサポートしてもらい自宅まで行ったのですが…という流れ。
いきなり怪しい「ゆかりちゃん」に注目。
前半のアレは確認のためなんですね。
そして帰宅する兄「燕」なのですが、妹「ゆかり」との関係が楽しい。
そんなんなんだ。
なお、前半で「ゆかりちゃん」が「苺ちゃん」のモノを確認しておりましたが。
アレはその必要ないかなー、って感じ。
いや、凶悪でしたよ。
個人的にはオチの「ゆかりちゃん」が好き。
どこかで見たようなヒロイン群が(笑)

131:「ヒミツのカテキョは詰め込みまくり!!」
クラスメイト「吉宮キズナ」とのテスト対決で、6連敗していた「下藤恭」
彼女が好調な理由は家庭教師にありました。
その家庭教師をやっていたのは、「恭」の兄「明」だったのです。
が、しかし…彼のスマホに登録させていた画像は驚くべきもので。
「キズナ」の反応から彼女自身は事実を知らないと察し、一計を案じて様子を伺うこととしたのでした。
収録では最もハードさあるお話
実際に効果が出ており、凄い事なのだけれど。
いいこっちゃないですね。
前半、途中での「キズナちゃん」に注目。
またオチでの彼女の語りは長編映画のクライマックスのようで。
一見の価値あり、です。

「ゆかり」・「苺」、「富久世香」
※左:「ゆかり」・「苺」、右:「富久世香」

165:「ムネいっぱいのほーよーりょく」
離婚した母親の代わりに、学業とともに家事をこなす娘「富久世香(とみひさ・よか)」のお話。
登場するのは父親「福郎」、弟「和来」の二人だけでしたが。
ちらほら見かける家族系AV(※水樹心春さん)みたいな感じ。
あ、漫画はえっち日常ではなかったので、その切っ掛けみたいなエピソードですかね。
ヒロイン「世香ちゃん」はもともと発育が良かったらしく、可愛らしい雰囲気とは裏腹の巨乳っぷり
合間のイラストでは短編の3名ヒロインが並んでいるんですが、彼女のみ迫力なバストでした。
そりゃー「和来くん」が触るのも当然ですわね。
何の躊躇もなく参戦していた「福郎くん」も凄い。えろい。
それでいて、直接行為のギリギリでちょっと冷静になるのが楽しいです。
遅いってば。
オチがいかにも女性という感じでした。
なお、こちらの作画、人物のバランス感は昔に近いもので。
「世香ちゃん」はロリっと可愛らしいです。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「智沢渚優」センセの最新単行本でした。
過去単行本は下記のとおり、何冊か紹介しています。
こちらは「ティーアイネット」さんでの2冊目。
やっぱりアマゾンでは登録ありませんでした。
まぁ、今回はタイトルから↓表紙から、とかく難しいだろうなぁ。
単行本で最も印象に残ったのが…実はあとがき絵。
驚きました。
詳細は見てのお楽しみにしておきますが…。
ちょっと変わるだけで、あーもムサ苦しくなるもんなんですね。
逆の絵ならばよくある感じなのに。



娘とパパの本気相姦 娘とパパの本気相姦 (MUJIN COMICS)
                  (2017/9/1)
                  智沢渚優
                  ※アマゾン登録なし



★「智沢渚優」センセの漫画紹介記事 すべて成年系

 [ちっちゃな堕とし孔] 
 [ぷにスジ・こロリん] 
 [蜜色の蝕幼飼育] 
 [蜜色樹るり] 
 [蜜色の舞姫] 
 [蜜色ミルクホール] 
 [蜜色に溶ける欠片
 [蜜色の刻印
 [蜜色幼辱館] 
 [蜜色幼夢淫] 


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■コイビト コンプレックス (江口ジョーズ)

★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、黒髪、制服
・構成 : 初単行本、11話収録(うち「僕の可愛い先輩」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、加筆修正あり、
      描き下ろし「続・僕の可愛い先輩」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「江口ジョーズ(えぐち・じょーず)」センセの「コイビト コンプレックス」です。

実夏
※実夏

 【 構成・絵柄 】

収録は連続話、そして短編という構成。
後日談が描き下ろしされており、それで連続っぽくなっていました。
ジャンルはラブコメ。
おおむねラブのが強い感じでした。
比率として制服女子が多いのですが、同僚OLや奥様なども登場しています。
多少の羞恥・露出プレイはあるものの、印象としては普通レベルの範囲内
振り切れ感は少ないので、そう問題はないでしょう。
お話も同様で、濃すぎず・薄くなく、という感覚。
詳しくは後述しますが、個人的にちょっと分かり辛い箇所がいくつかありました

しっかりとした線での作画。
描き込みは濃淡具合は丁度良く、過不足ありません。
コマ割りは中小。
結構変化があり、またはみ出し・ぶち抜きも多め。
賑やかな仕上がりです。
乱れや崩れなく、小さいコマも丁寧で原稿に見辛さなく。
全体的によく仕上がっていました。
人物絵は黒髪(ばっかではない)と幅広な輪郭。
ちょっと素朴な雰囲気で、エロエロしくないのが最大の特徴
センセの絵は「ワニマガジン社」さんのHPで初めて見たんですね。
正直なところ、↓表紙時点ではどうしようかなー、と迷う感じだったのですが。
サンプルの漫画原稿から、妙なエロス感を受け、購入を決定しました。
好みだというのは無論のこと。
言葉で巧く表現できないのですが、ヒロインノ絶妙なバランス具合が刺さる、そそるのだと思います。
こちらが初単行本で、時期はそこそこのバラつきがあり。
最も古い原稿が2013年の8月でした。
ただ、加筆修正がためかほとんど気にならなかったので、ご安心ください。

 【 収録話 】 11話収録

003:「僕の可愛い先輩」
023:「続・僕の可愛い先輩」 描き下ろし
先輩「小崎杏里」と密かに付き合う「藤村渉」
彼女の初々しい反応にハマり、今では学校内で羞恥プレイのようなことをしていたのでした。
↓表紙はこちらの先輩ですね。
その先輩こと「杏里さん」のあだ名は「魔女」とのことでしたが…。
やや地味目であったものの、センセの描く先輩はごく可愛らしく。
多少人当たりに控えめなところがあった程度で、ちょっとひと説明足りない感じ。
切っ掛けシーンを見る限り、どちらも風紀委員なのかな。
先輩はいわゆるいじめて系オーラを出しており。
派手でない容姿に、大人しい性格と敏感な反応がため、ああしたプレイがとてつもなく似合う女性
とりあえず、下着を着けずに登校させたくなりますねー。
(…で、スカートめくるのよ)
メインは猫耳メイドコスプレでのえっちです。
描き下ろし「続・僕の可愛い先輩」は8ページの短編。
放課後・教室でのえっちでした。
先輩はしっかり全裸なのに対し、「渉くん」はほぼ脱いでないというのがいい感じ。
なかなか良いカップルだったので、他のシチュエーションとか見てみたいですよ。

先輩「小崎杏里」、「つぐみ」
※左:先輩「小崎杏里」、右:「つぐみ」

031:「つぐみのススメ。」
彼女「つぐみ」の部屋から、大量に見つかったのはえっちアイテムでした。
付き合う「戸川宗太」はなんとない危機感を抱き、それらを預かって2週間後。
彼女を部屋に呼び、色々聞いてみることとしたのです。
実は幼少期の体験が元。
そんな過去話を聞き、お話はトラウマ克服へと流れていくのですが…。
このカップルは、えっち出来ないとかなんとかだったの??
いちおう今回が初えっちではあったようなのですけれど、なんだか切っ掛けがぼんやりしている印象でした。
男性自身をおずおず触っていく「つぐみちゃん」がキュート。
週7は頑張るしかないですね。

051:「夢見る彼女と、」
飲み会では普段と違ってメガネを外していた経理の「木之下七海」
酔いもあってか、その際ははっちゃけていて、「山仲」とも親しく会話していたのですが。
その後会社倉庫で、意外な台詞を聞くこととなるのでした。
そんな感じのビジネス話。
酔っぱらった彼女が可愛い
飲み会への参加を事前確認し、わざわざ彼を隣の席まで呼び込み、また他の女性(2ページ1コマ目)らとは違ってだいぶ胸元を強調した服で出席しており。
あれは好意アピールですわね
倉庫であー言い出すのも納得。
せっかくのタイトスカート・黒パンストだったのに、脱がす過程を省略されてしまったのが、非常に残念
えっちシーン割いても1ページ使って欲しかった。
また直前に眼鏡を自ら外していたので、お好きな方は無念に感じるでしょう。
実は裏表紙の漫画原稿はこの2人なのですが。
本編の後日談みたいな感じになっていました。

071:「コタツムリの卒業方法」
コタツでぬくぬくしていた彼女「ひな子」に「りょう」はえっち仕掛けるのでした。
いわゆるコタツ付近えっち。
むちむちとしたお尻・太ももを堪能ください。
直接行為はコタツ上なのですが、こっちのが現実的か。
ヘアバンドとみつあみの可愛らしい娘です。

087:「年下カノジョは通い妻」
ふと「順」が目覚めると、付き合う「実夏(みか)」がいつの間にかやってきて、片付けをしていたのでした。
年の差カップル。
起きたてにいきなり羨ましいですね
ご飯作ってくれる、と台所のエプロン姿な彼女を後ろから~という、王道展開。
そのままえっち発展していました。
いいなぁ。
なお、エプロン下は制服です。

105:「レイニーデイ」
「タカオ」にとっては昔馴染みで、妹のような存在な「ミホ」との初えっち話。
いちおう2人は付き合っているのですが、まだキス程度な状態です。
半年だそうです。
気持ち分からんでもないですが、とっととやったんなさいよ。
タイトル通りに雨で濡らされたことが切っ掛けでした。
冒頭のあーした場面でいきなり抱き着いてくるのは、ちょっと空気読めてなく、お子様ちっく。
女同士での主導権争いなため、かもしれませんが。
ちょっと前後は蛇足かな、と感じました

123:「きゅーと こんぷれっくす」
仲の良い「岩瀬ハルカ」の仲介で、憬れな「折谷楓子」の部屋でのテスト勉強会に参加した「吉滝」
委員長で、クールな美人という雰囲気の「楓子」でしたが。
「ハルカ」の指摘そのまま、実は大の可愛いもの好きだったのでした。
友人「ハルカちゃん」がえっちへの道筋まで立ててくれる、実に有難い展開。
そのサポートなければ、あーした関係になるのも相当に後のことでしょう。
(※「吉滝くん」は憬れ感強く、「楓子さん」はガード硬そう)
目隠しプレイから複数えっちに発展しています。
何気に「ハルカちゃん」も参加させられていましたよ。

143:「ぷらしーぼ」
変な発明品制作と実験が趣味の幼馴染み「東浩太郎」
休日もトレーニングをしていた「花」のため、マッサージオイルを開発したらしいのですが…というお話。
成年漫画でマッサージオイルとなれば、ローションプレイみたいになるのが当然。
正直、もう少しぬるぬる作画は頑張ってほしい感じでしたが、セオリー通りの展開です。
ヒロイン「花ちゃん」はショートカットのスポーツ少女なのですが。
日焼け跡にスパッツとキーワードの多い娘さん。
後の台詞を見る限り、彼も準備万端なようで。
あれは単にえっちのお誘いだったのでは。

経理「木之下七海」、「花」
※左:経理「木之下七海」、右:「花」

159:「夫婦・レッスン」
結婚して1年という夫婦「奈央」・「孝行」
見合い結婚でしたが仲は良好で特に不満もないのですが。
唯一、夜の生活の回数の少なさに「奈央」は危機感を持っていたのでした。
今更何を、という感じですね。
コミュニケーションが不得意とのことでしたが、他に問題はないことから察するにそれなりには対応できていると思われ。
当人の考えすぎなのでは。
また性癖については、ある程度しっかり話し合うのが重要だと思います。
よっぽど振り切れてない限りは大丈夫だし、それで愛想つかされればどっちにしろ長続きしませんよ。
雰囲気から察するに、「奈央さん」のがお好きなようなので。
色々吸い取られるかな。

175:「おとなりさんのヒミツ」
マンション・お隣さん同士のエピソード。
まぁ、成年漫画という流れと展開ですね。
急いで着替えてて、とか言っていましたが、いかに目が悪かろうともあんな恰好で外出する彼女は露出狂か何かのプレイか、という感じ。
また、この時代落ちてる女物の下着を拾うのはリスク高そうね。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「江口ジョーズ」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
こちらで気になったのはカバー。
特に裏表紙は紹介帯がそのままくっついたような、独特なデザインのカバーでした。
何か理由あるのかな。
ただ、カラー絵・白黒原稿の感じが確認でき。
店頭で判断するには有り難い感じでした。




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■おんなのこぱーてぃ。 (へんりいだ)

★まんがデーター [17.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ロリ、ラブコメ、複数、妹
・構成 : カラー(48P)、16話収録(うち「ゆなひな・ついんず」×2)
・おまけ: あとがき、カラーイラスト、カバーはリバーシブル・特殊仕様、
      カバー裏にカラーイラスト、加筆修正あり。
※初回特典「へんりいだ スタンプシール」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「へんりいだ」センセの「おんなのこぱーてぃ。」です。

和田ことな
※和田ことな

 【 構成・絵柄 】

収録は1つ連続がありましたが、その他は基本的に短編。
単行本が独特で、リバーシブル仕様のカバー(※しかも文字・星がツルツルとした処理です)、1ページ目のスマホな構成(これ開くともくじが出てきます)など、実に凝ったつくり。
成年漫画もここまで来たか、という豪華仕様になっていました。
さらにページ量も多く、カラーページもふんだんに盛り込まれています。
それがためか、価格は1500円と通常よりもやや高め
ただし、漫画・イラスト、その他たっぷりなので、満足いただけるだろう単行本でした。
あとはロリジャンルが合うかどうか、ですかね。
ひでるさんが考える王道ロリ漫画は少なく、最近の主流(?)である”経験あって積極的な娘”なエピソードが多めです。
また漫画はシチュエーション重視。
前後がどうとか、流れるストーリーっぽさは薄めでした。
ヒロインはひたすらに可愛らしいのですが、プレイはそこそこ振れるので、そこはご注意ください。

ちなみに、紹介帯には、”300ページOVER、フルカラー60ページ超”とありましたが。
ページ量は…ギリギリ300ページくらいなのでは?
実際に数えるの面倒なので、やってはいませんが。
また、カラーページはどう数えても60ほどはなく…まさか落丁とかではないですよね??

さらりとした柔らかな曲線での作画。
全体の色づきは丁度良く、黒も強すぎなく濃淡具合も適度なもの。
描き込みは過ぎないくらいの細かさでした。
大幅に加筆・修正をした同人誌作品が8話、ということで。
おおむね1ページ1コマみたいな形式の漫画がちらほら見られました
普通の漫画は比較的細かいコマ割り。
結構原稿は賑やかですね。
ヒロインは丸い輪郭でふっくら頬、丸い黒目のロリっとした可愛らしさ。
着衣プレイも多いためか、スタイルはあまり気になりません。
人物は↓表紙・裏表紙をそのまま判断で問題ありません。
全体の雰囲気づくりとパンチ力に優れ、特にキャラの表情はお上手
ふと大人っぽく見えたりすることもありました。

 【 収録話 】 16話収録

003:「あにまる王国へようこそ!」 カラー原稿 
007:「ごとーち★ごほーし」 カラー原稿
どちらもカラー原稿でのショート漫画。
前者は4ページの1発ネタ。
仕事中だったサラリーマンが気付くと、なんちゃら耳の女の子らがいる森に迷い込んでいたのでした。
納期ギリギリらしい彼が可笑しい。
オチはあーだったけど、現実には戻れないのかな。
後者はもう少し長く8ページ。
地下アイドル「かなっぺ」が、皆を元気づけるべくエロかわ路線に走るというもの。
元の清純派不思議ちゃんな姿での歌が独特。
あれを貫けば、本気でそのうち大成するかも。
集まってるファン3名がエロくなった彼女に応援かたがたえっち仕掛ける流れ。
サイリウムと一緒だよ、みたいな台詞ありましたが…全然違うと思う(笑)

017:「飴のゆびわ」
近所のお兄ちゃん的存在「たっくん」と姉妹のエピソードです。
妹「ちな」が彼を慕う姿を見ていた姉「しより」は自らの昔を思い出してそれを聞かせたところ。
「たっくん」は意外な反応を見せたのでした…という、24ページの短編。
まぁ、ここで「しよりちゃん」が妙齢の女性であれば、まだ綺麗にまとまるのですが。
おそらく「ちなちゃん」より数年上くらいなようなので、彼のガツガツした感じにどうにも違和感があり。
そんなんがコメディーちっくなのです。
成年漫画ですもんね
さすがに困惑している「しよりちゃん」のモノローグが真っ当
いまだに嫌っている訳ではなく、そのままえっち発展しております。
チョーシこいて数年後の「ちなちゃん」に手を出さないか心配。

「なぎさ」・「まりあ」、「妹、借りた」のヒロイン
※左:「なぎさ」・「まりあ」、右:「妹、借りた」のヒロイン

041:「おしかけ!すとりっぷ」
変わった友人「まりあ」の誘いで、彼女を家まで連れて来た「なぎさ」
彼女の兄も巻き込み、とある練習をするというのですが…という30ページの短編。
まぁ、タイトルで分かりますかね。
彼女の母親がそっち系な人らしく、影響を受けた「まりあちゃん」は性風俗についてべらべらと語っておりました。
この「まりあちゃん」のキャラが実に良く、面白い娘で楽しい
あるいは、彼女だけでも十分なのですが。
この漫画のメインは、そんな変わった友人を利用した妹「なぎさちゃん」なのです。
詳細は伏せますね。
ああした超特殊シチュエーションなので、近親えっちにもそう違和感はありません。
個人的には、なんとなくじわじわ触り始めて~みたいな前提が欲しい気もしましたが。
オチではまた「まりあちゃん」の魅力全開でした。

071:「紗枝1■歳」
10ページのショート。
「紗枝」ちゃんとのプレイがおおむね1ページ1コマみたいな形式で描かれます。
ただひたすらにエロいですね
彼女の撮影風景みたいな感じになっており。
7ページからはインタビューということで、普通の漫画っぽい形式に変わります。
人によって好き嫌いあるかも。

081:「ゆなひな・ついんず」
098:「ゆなひな・ついんず AV」 カラー原稿
双子の姉妹「ゆな」・「ひな」とお兄ちゃんの16ページ短編。
開始早々に2人して咥えている光景。
言動から「ゆな」・「ひな」からえっち仕掛けたようで、お兄ちゃんはほぼされるがまま。
防戦一方となっていました。
オチが悲しい
せめて見つからんようにしたかったわね。
台詞から察するに、彼女らもなんらかアイドル活動をしているっぽく。
続く4ページのショート「ゆなひな・ついんず AV」は動画撮影プレイとなっていました。
カラーなんですが、他の彩色原稿と違ってふんわりポップな色使い(カバー裏みたいな)となっています。

113:「ないしょのデートプラン」 カラー原稿あり
ツインテールな「唄乃(うたの)」ちゃんとの街中羞恥プレイなエピソード。
こちらは40ページと長く、後半にはカラー原稿もありました。
背景から察するに、デート先はお台場かな。
前半はショッピング。
アイテム仕込まれた「唄乃ちゃん」が頑張っています。
必死に我慢する姿がキュート
後半は観覧車でのプレイです。
そちらも含んでオチ部分はカラー原稿の8ページとなっていましたが…ここが秀逸
見開き2ページが印象的でした。
とじ込み部分がはっきり見えないのが無念ですね。
ちょっとは彼女がやり返さないと。

161:「妹、借りた」
1人暮らしが寂しいので、ペットでも飼おうかと友人に相談した主人公。
それなら、と冬期休暇に入る彼は、妹を貸してきたのでした。
そんな16ページの短編。
要するに体よく面倒を見させられることとなった訳なのですが…という導入部。
ネタ的に好みではないですが、実に優れた漫画です。
画面はドえろく、トンデモなんが続いております。
しかし、それを経てのオチがまさに素晴らしく
なんだか、もやもやと妙な後引き感がありました。
コレは凄い。
14日目の彼女の表情が最高です。

177:「可愛く撮って」
トビラ絵を含めてこちらは19ページの短編。
アイドル活動をしている「和田ことな」と撮影隊の「裕」のカップルです。
撮影がひと段落し、ほかスタッフが休憩に入って2人きりとなり…という流れ。
”ふと垣間見える「経験済み」の目がたまらない”
そんな評判らしい彼女は、まさしくその通りらしく。
絶曲的に彼に仕掛け、かつリードしていました。

197:「もなか」
2人の兄と妹「もなか」ちゃんの近親エピソード。
ホント性格違うよね
そうした発言そのまま、タイプ違う兄らとの複数プレイが描かれています。
どっちもどっちかなぁ。
上の兄には結構な扱われ方をしていたようなのですが。
まったくペースを維持して崩さない「もなかちゃん」が凄い。
それがため、兄「和樹」くんにはあーした感じになってしまうんだろうなぁ。
ちょっと気になる兄妹だったので、ぜひ別シチュエーションが見たいです。
なお、トビラ絵を含めてこちらは19ページの短編となっています。

215:「Custume・Present」
誕生日なので、”何でも着てくれる”という約束をしてしまった「萌夏」
そんな訳で、エロいこと含めて彼に色々されてしまうのでした。
トビラ絵を含めて18ページの短編。
いちおう従順に従いつつ、色々考えている「萌夏ちゃん」が可愛い。
”某ラ〇ドのJKコス”がいいですね。
女の子だなぁ。
まー、様々なコスプレされられてのプレイとなっていました。
どちらも単なるえっちではないので、たっぷり楽しめることと思います。

233:「何も聞かずに泊めて下さい。」
そんな台詞から始まる22ページの短編。
カラーにもなっている、1コマ目にあたる扉絵が雰囲気たっぷりで秀逸。
宿泊条件として、冗談半分にえっちさせてくれたら~と言ったところ、彼女「まのか」が受け入れたことでのお話です。
彼が看破していたように、家出するような娘ではなく。
「まのかちゃん」はただひたすらに可愛らしいです。
条件としていたこともあり、遠慮なくえっち仕掛けておりました。
登場している男性がやや粗暴なところあり、導入からヒヤヒヤ読んでいましたが。
後半のネタばらしがため、読後感はたっぷりの甘さを得られます。

「萌夏」、「まのか」
※左:「萌夏」、右:「まのか」

255:「100RTされたらえっちします」
付き合う「ゆあ」がネットにアップしていた裏垢には驚くべき内容が書かれていたのでした。
18ページの短編です。
そんなイメージない娘だったので。
まぁ、驚くだろうなぁ
ただし、それがため我慢していた事がしやすくなるという、成年漫画な展開です。
いちおう彼もあえて控えていたようなのですが…難しい。
お互い気持ちを伝えられて良かった。

273:「真夏のおしりびっち」
14ページのこちらも、ほぼタイトルとおり。
かなり慣れているようで、
飽きちゃったんだもん
というのが切っ掛け。
しかも、色々自ら調達もしてきていました。
えろいよ、「真夏ちゃん」
援交かと思っていましたが、「いつもお家で~」なんて発言もあり。
ヤバさが増しますわね。

287:「じょじ」
こちらは3パターン・3ページのショートエピソード群。
「MEET YOU! 遠足密輸大作戦★」は妹「ちえり」ちゃん。 
んな所に入れたら、気になってしょうがないでしょ(笑)
しかも開けちゃってたし。
「ふたごえっち」は双子「みう」・「うみ」のうち、「みうちゃん」とのえっち。
寝てる彼女の真横でのプレイでした。
「うらはらびっちーず」は派手な服装の「あやの」・「まりあ」とのプレイです。
いちおう「まりあちゃん」がメインで描かれていました。
オチは「あやのちゃん」です。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「へんりいだ」センセでした。
こちらが2冊目。
初単行本「はつこいりぼん。」もなかなか力の入った単行本でしたが。
今回はまた凄いですね。
まさに”ぱーてぃ”という冠に相応しい、豪華な仕上がりとなっていました。
店頭で見て、正直驚きました。
前述しましたが、ずっしりと重いんですよ、この単行本。
戦国武将図鑑か?というくらいの厚さと重量感でした。
唯一、指摘したいところは…カバーのバーコード部分ですかね。
あれがカバーに印刷されてるのは勿体ない。
紹介帯とかではダメなのかなぁ。





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■学校指定 (新人君)

★まんがデーター [10.5/20.0]
・絵柄 :●●○○○
・お話 :●●◎○○
・漫画 :●●○○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] スクール水着、眼鏡、学園、ラブコメ
・構成 : 初単行本、短編×10話収録(うち「森永千鶴ちゃんシリーズ」×2)
・おまけ: あとがき、巻末に「スク水あならいずEXTRA」収録、
      合間にイラスト、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「新人君(しんじんくん)」センセの「学校指定」です。

琴吹さん
※琴吹さん

 【 構成・絵柄 】

収録は1話以外は全て短編。
1つはショート漫画で、同カップルの別シチュエーションものでした。
もくじ部分の初出、「BLUE WATER SPLASH」は同人誌の様子。
手直しされているようですが、ファンな方は見知った作品集になっているかも。
商業誌掲載だったものとは趣異なるので、ある程度それを踏まえて考えた方が良いでしょう
お話はラブコメちっくなもの少なく。
ブラックとまではいかないんですが、なんというか陰鬱とした感じ
こうした漫画は、作者さんとの相性が重要なので…結構人を選ぶと思います
ひでるさんもある程度は理解したつもりですが、正しいかどうか自信ありません。
そう凝ったものではないものの、主張が強めの印象でした。
登場ヒロインが全てスクール水着という徹底っぷり。
それらを丁寧に解説している「スク水あならいずEXTRA」なんて読み物も収録されていて。
お好きな方には間違いない(かもしれない)1冊に仕上がっています。
あ、眼鏡率もやや高めでしたよ。

柔らかな線での作画。
濃淡は淡く、全体の色づきもそこそこ。
白い個所がちらほらという印象。
描き込みは細かいですが、そうでない部分もありました。
原稿時期はかなり開きあり、単行本全体は不安定
加筆修正もされているものの、かなり差を感じるところもあります
特に思い入れなければ、次巻を待つのでも良いかも、という感じでした。
ヒロインはロリっとした可愛さで、華奢なスタイル。
デフォルメはやや強め。
表情や動きなどは良かったです。
ただし、ひでるさんの理解力不足か、漫画は分かり辛いところがあり。
何度か前に戻ることがありました。
(※漫画というより、ストーリーがためかもしれません)
判断については、カット絵ある裏表紙が良いでしょう、
当然ながら良い絵だけなのでそこは注意。

 【 収録話 】 10話収録

003:「ご教授ねがいます!」
ぱっと見○学生という教授「池田」と、その逆で中年みたいな21才の学生「田口」のカップル。
ややズレ気味な丸眼鏡のちびっ娘「池田さん」
ただ、容姿と裏腹に肉食系で、初体験も彼女が無理矢理に奪った様子。
(※しかも緊縛プレイ)
好意はちゃんとあるのかな。
彼が好きだと言う白スクール水着で誘う流れでした。
下にそんなん着込んでいたんですねー。
ある程度服は着たままでのスクール水着がエロい。
スタイルも控えめなんで、よくお似合いでした。
展開に比べてオチはごく甘く、収録ではこちらがお気に入り。
こちらが原稿時期では最も古いんですが、それから察するに結構手直しされたのかも。

教授「池田さん」、大家の三女「茅野薫」
※左:教授「池田さん」、右:大家の三女「茅野薫」

026:「学校のスクール水着」
伝説の恋愛成就アイテムという”スクール水着”
恋愛研究部「多摩直美」からそれを渡された会長「石狩千里」
半信半疑であったものの、噂も耳にしており。
試しにそれを着てみたところ…という流れ。
漫画を見る限り、なんらか呪いというか、不可解な作用はあるみたい。
それを切っ掛けにして、想いを寄せていた書記「伊藤」くんと巧くいく流れ。
眼鏡でお下げ髪な「千里さん」
真面目で隙を見せない女性なので、照れる表情がキュート。
我慢出来ない」発言後の、男女の感覚の違いが楽しいです。
せめて最初は向かい合わせでやったんなさいよ(笑)

051:「優等生の補習授業」
学年トップという生徒「多田」と教師「吉田」のお話。
彼女の痴態を撮影した写真が、「吉田」の机引き出し中に入っており。
それをネタにしたのが切っ掛け。
スクール水着を着せたのは「思う存分できる」ため。
場所が防音の音楽室とあって、派手なえっちでした。
ぱっと読んだ1周目はいまいちオチが分かり辛かったんですが。
ブログ書くにあたって見返し、なんとなく理解できたかなーという感じ。
合ってるかどうか分かりませんが。

071:「私を・・・飲んで」
受賞歴もある美術部の部長で、呉服問屋の1人娘という優等生「琴吹」
ストレスがためか、いつからか彼女は屋上の貯水タンクを汚す行為を楽しむようになっていたのでした。
そんな訳で、ああしたタイトル。
なんだか理解し難いですが…きたないなぁ。
自分が色々した水を、皆がそれと知らぬまま利用する様に快感を覚える~とかなんとか。
病んでますね
オチもそんな印象。
スクール水着を着たのは、貯水タンクにどっぷり浸かるため。
ただ、ちょうどタンクの清掃日で、業者らの男性2名にされてしまうのでした。
成年漫画だから、なんでしょうけど…彼らが不意に襲いかかる流れは、ちょっとはっちゃけ感がありました。
中でタバコ吸ってたりもしましたよー。

095:「幸せの溜め息」
何かと面倒みてくれる大家の三女「茅野薫」と売れない小説家というカップル。
連載を切られ、発見した悪性腫瘍がため余命も怪しいという彼。
不幸が続いていた彼は、いっそのこと…と、最近女性らしくなってきていた「茅野ちゃん」に想いをぶつけるのでした。
成年漫画なので、てっきり押し倒すのかと思いましたが。
普通に年下へ大マジな告白をしていました。
逆に驚き。
そんなんなら、背中から不意打ちみたいな事しないように。
戻ってきた彼女は、彼が好きなキャラクター「魔法少女スク水たん」らしい格好をしていたのでした、とそんなえっち発展。
イイ娘だ
ひょっとして、↓表紙はこの「茅野ちゃん」だったりするのかな?
キャラそのままにツインテールでしたが、もともと眼鏡な彼女のが好き。
…とか思って見ていたら、後半で実現してくれました。
眼鏡で良く見えるようになった「茅野ちゃん」の恥ずかしがる様が可愛い。
オチがあーしたもので、良かった。

127:「鈴の音」
茅葺屋根の家がちらほら見える、限界集落に来た主人公。
車のキーを白猫に持ち去られ、後を追ったところ、とある家にたどり着いたのです。
だいたいそんなオープニング。
ノスタルジー感ある不思議なお話。
出迎えた女の子が戻ると、スクール水着で彼を押し倒すというのが切っ掛け。
ショートカットの可愛らしい娘さんでした。
あちこちの言動を見る限り、やっぱり…○なのかな。
途中お尻プレイで激しい抵抗してましたし。

149:「コタみか」
お隣さんで幼馴染みという友人の妹「沙織」
コタツ隙な彼女は、最近頻繁に「太郎」の部屋に来ていたんですが。
受験生で遊びに来る彼女に手を焼いており、「アイドルマスタン」のコスプレをしたら来ても良い、という条件を出したのです。
先の「茅野ちゃん」の漫画と似た流れ。
ただ、こちらは戻った「沙織ちゃん」が彼の独りプレイ現場に鉢合わせており。
ちょっとした勘違いも手伝ってのえっち発展でした。
(※コスチュームをスクール水着で代用しており、当ながら彼女もそうした姿)
そもそもお互いに想いあったようで、丁度良い切っ掛けだったかな。
初々しいえっちでしたよー。
途中、とあるトラブルもあってコタツ内に至るんですが…結構なファンタジー具合でした。
あちらの流れは、またぱっと見で分かり辛いですね。

173:「田舎暮らし」
収録では「ご教授ねがいます!」に続いて2000年という古い原稿。
先の漫画は手直しされたと思いますが、こちらはおそらくそのまま。
収録中で作画の差が大きい1話となってます。

文筆業が順調なっていた主人公は、憧れだった田舎暮らしを始めたところ。
地元中年らと共に、ちょっと変わった「牧野」ちゃんという近所の娘も頻繁に出入りするようになっていたのです。
川へ泳ぎに行こう、とスクール水着で誘ってきたのがそもそもの始まり。
幼いっぽいながら、それなりの知識は持ち合わせているようで。
散々誘われてた彼が本気になるという流れです。
なお、「牧野ちゃん」のアピールは確実な効果となっていて、途中ではブルマ姿での行為も見れました。

牧野ちゃん、風紀委員長「森永千鶴」
※左:牧野ちゃん、右:風紀委員長「森永千鶴」

207:「二人の森永」
245:「野獣教師」
性格・容姿共に良く、男子から人気の高い「森永恵」
彼女には双子の姉「森永千鶴」がいるんですが…。
風紀委員長な彼女は真面目で容赦なく、妹と違って男子らから敬遠されていたのでした。
新米教師「明治」はその「千鶴」と密かに付き合っていたのです。
冒頭の制服えっちが切っ掛けだと思うんですが。
あの堅物そうな彼女といかにしてそんな関係になれたんでしょうか
…察するところ、「千鶴ちゃん」からのお誘いかなー。
漫画は妹のスクール水着を着て変装し、彼を誘うという流れ。
あっさり見破った「明治くん」はなにげに凄い
好かれるのも納得。
後半では素の「千鶴ちゃん」にお尻プレイ、さらに物凄いことしていたので、見逃さぬように。
なにげにセーラー・スク水な格好になっていましたよ。

タイトル「野獣教師」なんてハードそうなものですが、こちらもまた「千鶴ちゃん」のお話。
水泳授業中、トイレに向かった彼女のトラブルになぜか「明治くん」が駆け付けるというもの。
6ページのショート漫画です。
こちらもまた凄い絵になっていました
ちゃんと鍵かけようよ。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「新人君」センセでした。
ぜひベテランになってほしい名前ですね。
こちらが初単行本とのこと。
来月の12月末には、2冊目「スク水魚」も発売されるそうです。(※2015/11/28当時)
出版社さんも力入ってました。
紹介では”伝説の~”と書かれていて、同人誌では有名な方だったんでしょうか。
ひでるさんは今回が初見。
ぶっちゃけ、”スク水”という文言に釣り上げられたんですが…。
正直なところ、そう刺さる感じはありませんでした。
あ、巻末の「スク水あならいずEXTRA」は面白かったです。


※アマゾン登録なし(書いた当時はあったのですが↓)

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