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■ね、いいよ。 (花札さくらの)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、初体験、むちむち
・構成 : カラー(4P)、短編×8話(うち「ここちいい場所」×2、
     「僕を一生たすけてください」×4)
・おまけ: あとがき、描き下ろし(5P)、イラスト

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「花札さくらの(はなふだ・さくらの)」センセの「ね、いいよ。」です。

屋代のの
※屋代のの

 【 構成・絵柄 】

収録は8話ほど。
うち、6話は2つの連続話(4話と2話)で、残った2話が純粋な短編です。
結果、エピソードとしては4本が収録されています。
また、巻末には3エピソードの後日談が5ページほどに描き下ろしされていました。
どなたも満足いただけるだろうボリュームです。
ジャンルは甘いラブコメ。
どちらのお話でも初体験から描かれているのが特徴。
若い男女の恋愛模様と、色々なえっちシチュエーションが楽しめました。
そうややこしい事はなく、サクサク読み進められると思います。

強めでスッキリとした線での作画。
全体の色づき・描き込み具合はおおむね過不足ないくらい。
コマ割りは中小で変化は少な目。
枠間はだいたい確保されていて、白比率もあり。
原稿は見易く仕上がっています。
漫画はおおむね問題なし。
ただし、背景などを含めた引き絵に弱さがあります。
また、これは私だけかもしれませんが…。
ややキャラの反応が強く感じていて。
なんというか…頑張って演技しているように見える箇所がありました。
人物画は丸く広い輪郭で、大きい黒目の可愛らしいもの。
良いスタイルでむちむちとした肉付き。
癖はあるのですが、美少女然としたもので広く好まれそう。
カラーでもそう変化ないので、判断は↓表紙・裏表紙で良いと思います。

 【 収録話 】 8話収録

003:「ここちいい場所~初体験~」 カラー原稿
171:「ここちいい場所」
タイトル同じこれら2話は連続話。
収録では、冒頭・最後とバラバラに位置しています。
これ、2話の間にて何年か後経過した設定になっており。
冒頭話から他エピソードを挟んでまた登場してくることで、カップルと同様に読者らも”数年後”という時間経過を感じられるようになってます。
(※だいたい10年後くらい)
なかなか良い演出…なのですが
冒頭話はカラーで、本編は白黒原稿という違いがあります。
さらに、ヒロイン「ななみ」ちゃんは2話目ではショートカットで別人なようになっていたため…。
ぼけーと読み進めてしまうと、繋がっていることを見落としてしまう(笑)可能性がありました。
要注意。
お話的に、バッサリ髪を切るという行為は合っているのですけれど。
キャラ的には時間がたって、髪が伸びた~という方が分かり易かったかもしれません。
(※なお、後日談の描き下ろしでは、髪型を戻している)
漫画って難しいですね

アン、唯花
※左:、右:アン、唯花

冒頭話「ここちいい場所~初体験~」はタイトルそのまま初体験話。
勉強していた「大地」は、突然「ななみ」からキスをされ…そのままシテしまうというもの。
舞台は彼女の部屋だと思われ、「ななみちゃん」から誘っているのは納得です。

さて、その後の2人は~というのが「ここちいい場所」
都会での仕事に疲れを感じ、夏休みに帰省していた「ななみ」
そこに、昔付き合っていた「大地」がやってきたのでした。
先のエピソードでは問題なさそうだった2人に、果たして何があったのか!?、が描かれています。
若い頃ならでは、という恋愛の難しさと、こんなかあったら素敵だなーという現代ファンタジーが加わったようなお話
ちゃんと前フリがあり、先の単行本演出も良く、なかなか優れた作品ですね。
なお、ちょうど「ななみちゃん」は行水していて、水着姿でした。
ちょっとスタイル良くなったかなぁ。

007:「のののささやき」
1つ下の近所の幼なじみ「屋代のの」
彼女の親からお願いされたこともあり、大人しい彼女を気に掛けていた「蒼助」でしたが。
成長する「のの」に想いを募らせていくうち、耐えられなくなり。
ついに、その気持ちを不意なキスという形で実行してしまったのでした。
すると次の日に…という導入部。
ひと仕掛けしている「ののちゃん」が楽しい。
なかなかに大胆で、男性側はテンション上がるだろうなぁ…。
(※この時の「創助くん」は楽しむ余裕ないだろうけど)
見せてるの」とか言ってくれてましたよ。
あれはイイ。
後に判明することがまた可愛らしくて良いですね。

035:「僕を一生たすけてください」 4話
2カ月前に体調不良になり、検査入院していた「戸倉圭一」
そこで判明したのは、”えっちの際に分泌する女性の液体を定期的に男性自身に塗る必要がある”という、あまりにも珍しい症例でした。
そもそも女性が苦手で、対処に困っていた彼は、悩んだ末に親友「和斗」に頼んだのでした。
だいたいそんな導入部。

実に成年漫画らしい病気で楽しい。
病気というよりも体質っぽいですかね。
作中では、対処しなかったために「圭一くん」は急激に体調を悪化させていく場面があり。
なかなか深刻さもありました。
彼の場合、長期出張とかできないわね。
(実際に解消する方法は色々あるのだろうけど)
1話目は「和斗」とその彼女「アン」のえっち。
自分ではどうにもできなかった「圭一くん」は、親友に頼んでその彼女である「アンさん」のソレを貰うこととしたんですね。
モノは容器に入れたのでOKで、生でなくても良く。
対処のため、必ずしも直接えっちする必要はない、というのがポイント。
彼の親友の命を救うため、そんなんを承諾する「アンさん」はいい娘さんですね。

さて、ちらほら顔を見せていたメインヒロイン「篠ノ井唯花」が関わってくる2話目。
「和斗くん」に依頼してからだいたい2カ月。
これ以上は迷惑をかけられない「圭一」は、病院の実験体となる道を取ろうとしていたところ。
彼が連れてきたのが「唯花ちゃん」なのでした。
なかなか律儀な「圭一くん」が見れます。
彼女に病気のことを告げず、普通に付き合った末でのえっちに至るべく、デートを頑張っていました。
うん、まぁ…理解はできますが…下手すると死んじゃうぞ
実際、ここでは「和斗くん」らに発見されていたので助かっていましたが、気付かれなかったら深刻な事態になっていたと思われます。
また、そうした緊急事態というべきシチュエーションなので…。
自然と「唯花ちゃん」も覚悟を決めれる流れになってました。
色々あるのですが、とりあえず彼は死の寸前で意識不確かな状態である、という前提を忘れずに読みましょう。
そんなこんなでの3話目。
お互いに全て打ち明け、晴れてカップルになれました。
良かったねぇ。
個人的には3日語の台所でのイチャイチャが好き。
「唯花ちゃん」の部屋着も可愛らしいです。
なお、こんな時でもゴムしていた「圭一くん」に注目。
(※病気を抑えられないのです)
さて、「圭一」・「唯花」は順調に付き合うこととなり…。
何も問題なさそうですが、もう1話あります。
4話目は、再び「アンさん」が登場。
最後の秘密に決着がつく流れとなってました。

梨央、ななみ
※左:梨央、右:ななみ

141:「恋の熱視線」
学園でアイドル的な先輩「平原」が卒業し、男子の大半は抜け殻状態に。
その日、「夏希」もずっとため息ばかりであり…。
見ていた「梨央」は、彼も他の男子らと同じだろうと考えたのですが…というもの。
勘違いが切っ掛けとなるお話。
彼女とのやり取りなどを見る限り、結構親しい間柄だったのかな。
精神状態は複雑だろう中で、「梨央ちゃん」の発言をしっかり聞き逃さなかったのが勝因
また、積極的に行動してましたねー。
触りたい」からのやり取りが好き。
発言より先に触れてはいるのですが…その真意は男女で差があるという(笑)
まだ絶賛授業中という教室内で凄いな。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「花札さくらの」センセでした。
こちらのブログでは、「メープルトラップ(旧名義)」、「キミが好き」などを紹介しています。
なかなか完成度の高い1冊。
ここまで書いてきた感じで、お気付きな方いるかもしれませんが。
収録では「ここちいい場所」がお気に入り。
あれ、早かったことを後悔するより、不意なえっちで避妊しなかったことを心配するべきだと思うが。
そうした点、ちゃんとしていた「圭一くん」は偉い。
すでにシちゃってはいましたけどね。




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■ぜんぶえっちな話 (魔童貞)

★まんがデーター [10.0/20.0]
・絵柄 :●●〇〇〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●◎〇〇○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、むちむち
・構成 : 初単行本、11話収録。
・おまけ: あとがき、ヒロインイラスト。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「魔童貞(まどうてい)」センセの「ぜんぶえっちな話 」です。

美春とお姉ちゃん
※美春とお姉ちゃん

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
連続、同一世界みたいなのはなかったと思います。
ジャンルはラブコメ。
コメディー色がやや強めで、えっち展開も早めな印象。
お話は良くも悪くも成年系ちっくなもの。
マイナスではないと思いますが、もうひと展開とかプラスなんちゃらは欲しいですね。
続いて書きますが、作画面が全体の足を引っぱっており。
お話側にも影響が出ていました。

強く太い線での作画。
全体はデジタルな色づきで、ぐっと黒は濃いめ。
描き込みは普通か、ややあっさり気味。
ただし、はみ出し・ぶち抜きなど原稿は賑やかな構成であり。
濃淡もあり、コッテリとした味わいでした。
人物絵はむっちりとしたスタイルで、よく描かれているのも多いのですが。
とかく引き絵や小コマが拙く、力の入れ具合も非常に弱く。
そうした良い部分を、完全に打ち消してしまっているようでした。
ちょっと、いやかなり丁寧さが欠けています。
表情・表現についても、良くも悪くもコメディー調。
人を選ぶものでしょう。
変な話、良く描かれているところがあるため、そうした所がより目立っていて
次巻は手に取ろうとは思えないレベルでした。
↓表紙などは良く描かれていますが、いくらかマイナス評価で判断ください。
特にない場合は、今回は見送りでも良いかもしれません。

 【 収録話 】 11話収録

001:「今夜は前哨戦!」 カラー原稿あり
ストイックさが取り柄の泥臭いボクサー「ストイック原田」
明日の試合に勝てばチャンピオンだという夜。
1カ月ご無沙汰にされたフィアンセ「はるか」は限界に達していたのでした。
コメディーですわね。
そうした大事な時だというのに、まったくお構いなしの「はるかさん」が楽しい。
基本、スポーツ選手は大事な時には控えると、どこかで読みました。
我慢しなさいよ。
2人の馴れ初めがちょっと見てみたい気がしました
「はるかさん」がベタ惚れたのかなー。
オチが楽しい。
「かずくん」頑張りました。

はるか、貴ちゃん
※左:はるか、右:貴ちゃん

019:「政府立案全裸制度」
少子化問題に対し、政府は全裸生活を義務付けたのでした。
成年漫画でちらほら見かける設定。
まぁ…ばーんと全裸でいられるよりも…。
普通に服着ていて、たまにちらと見えるくらいのが興奮すると思いますがね
さて、本編はチビで性格悪い、と自覚していた「高井和男」くんが主人公。
女生徒らの裸をオカズにえろい事をしていたところ…そんな彼に学級委員長「江藤」さんは付き合ってほしいと告白したのです。
委員長としての責任感から嘘をついていると考えた彼は、皆の前でのえっちに誘ったのでした。
もともと好きだったようなので、制度を切っ掛けに思い切った様子。
こうした漫画のセオリーで、最終的には乱交状態となっていました。
ただ、前述したように、ただ全裸にしても絶対に人口増加には繋がらないと思う。

039:「やさしい彼女」
「ひろし」・「貴」ちゃんカップルのオイルえっち話。
ヒロイン「貴ちゃん」は…本編で正式な名前出ませんでしたが、「貴子」とかなのかな。
しっかり者な彼女に対し、「ひろしくん」は仕事もせずぐうたらしていて。
見ているこっちのがイラッと…
いったい、コイツのどこがいいんだろう。
「貴ちゃん」はむちむちしたスタイルで可愛かったです。

055:「興味しんしん!」
えっちに興味津々な「のの」・「千草」・「利乃」の女子3名。
大学生なお隣のお兄ちゃんを呼び、えっちを教わることとしたのでした。
彼と顔見知りで、もっとも普通な感覚の「利乃ちゃん」がメインぽいかな。
言い出しっぺな「ののちゃん」、眼鏡・巨乳な「千草さん」とタイプ異なるヒロインらとなっていました。
しかし…オチのあれは酷い。
あーした扱いする前振りもなく、違和感でした。

075:「お姉ちゃんのえっちな下着」
姉妹のえっちストーリー。
妹「美春」に自らの大人なデザインの下着を半ば無理やり貸した姉。
意識してドキドキ学校を終えたのですが、帰宅するとお姉ちゃんが~という流れ。
貸された下着は、黒の面積小さめなもの。
まぁ、確かにあの娘が穿くには経験値足りないかなー。
ここで面白いのが、それでドキドキした”お姉ちゃん”が、家に連れ込んだセフレとえっちしていた、ということ。
そっちか。
また、鉢合わせた「美春ちゃん」もそれに交じってしまうのでした。
相手のセフレだという男性のヘラヘラした感じがなんだかムっときますね。

091:「まだちょっとあついね」
夏に帰省した主人公。
急な事で親が不在なため、昔馴染みの「早苗」が面倒を見てくれることとなったのですが。
風呂を入れていたところ、後ろからタオル一枚という姿でやってきたのでした。
まだ風呂入れてる最中だってば。
いちおう下に水着着てはいたものの、脱ぐのは早く。
彼女も小さい頃の約束を覚えていたため、即えっちとなっていました。
自覚してるそのまま成長良く、ムチムチでしたよ
「ヨシ」くんいいなぁ。

107:「わたしがお姉ちゃん!」
バレー部のレギューラーになった、お隣の「しゃーちゃん」
そのユニフォームを見せてくれることとなり~という切っ掛け。
残念ながら、昔みたいなブルマではないのですが。
センセの描き方がため、結構なエロス感でした
「ハルちゃん」が慌てるのも納得。
彼女にとってはまだ幼い印象だった彼ですが、なんのかんのとえっちに流れていきます。
お姉ちゃんしてましたよ。

123:「わたし、押しに弱くて…」
痩せるべくジムに来た「奈緒子」
ついたインストラクター「佐藤」はストレッチと称してあちこち触って来たのでした。
実際ならばセクハラで店自体がなくなりそうね。
まぁ、こちらの場合は彼女がOKしてるんで、大丈夫なのでしょうけど。
「奈緒子さん」はむちむち…からややオーバー的なスタイル。
いいお腹具合でした
確かにもう少し痩せた方が良さそうね。

141:「好きです!お姉さん」
突然見知らぬ男の子、「春人」から告白された「美奈子」
断ろうとしていたところ、ちょっとしたアクシデントもあり。
部屋に連れ込むこととなってしまったのでした。
実は彼は子供でなく、しっかり成人しており。
こりゃ変則ナンパですわね。
「美奈子さん」はショタっぽい雰囲気あったので、結構お似合いだと思います。

早苗、奈緒子
※左:早苗、右:奈緒子

157:「いじっぱり☆」
幼馴染みカップルのえっち話。
認めていないもの、ベタベタと距離感はごく近く。
あともう一歩、という感じでした。
まぁ、ほっといてもそのうちあーなるでしょうね。

73:「村のおんな」
片田舎の役場へ異動となった「安部信一」
訪ねた家の女性は、単独行為の真っ最中だったのです。
誘われるまま続きに至る展開。
オチには何か大変な事あるのでは、って感じだったのですが。
特になにもありませんでした
そうかー。
彼女が続きを楽しんだだけ。
ただし、漫画後はやっぱりややこしい事態になっていそう。

 【 その他 】

以上、「魔童貞」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
基本的に好みな系統の絵柄だったのですが。
うーん、残念でした。
1冊目とはいえ、もう少し安定感がないと…。
前述したように良いコマもあったので、そのレベルが維持されればいいなぁ、と。




みっくすパーティ」


ぜんぶえっちな話 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) 2017/6/1 [アダルト]


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■服従女教師 (かねことしあき)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] 年上、教師、眼鏡、コメディー
・構成 : 短編×9話
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「かねことしあき」センセの「服従女教師」です。

教師「詰腹」
※教師「詰腹」

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
タイトルそのままな女教師は4名登場しています。
おおむね半分くらいね。
その他ヒロインらは、教師でないものの年上な女性が圧倒的に多く、だいたいお話の展開も似ていて。
全ての漫画において、”服従女教師”といった冠と、そうズレてはいませんでした。
基本的にえっち展開は突然で、多少のハードさあるもの。
ラブラブした描写は少なく、人は選ぶと思います。
ただ、途中までそんなんでも、オチは軽く収まることが頻繁
そのあたりの力加減は、望む人には物足りなく…。
そうでない方には、読むのしんどい~となってしまうかもしれません。
ストーリー読み易くはあるのですが、そうした中途半端さは…良し悪しかと。

スッキリとした濃い線での作画。
描き込み・濃淡は適度なくらい。
全体の色づきはそこそこで、それなりに白比率もあります。
コマ割りはおおむね変化少な目でしたが、はみ出し・ぶち抜きが多く。
派手目な漫画もあり、原稿は賑やか。
それでも丁寧で目立つ乱れ・崩れはなく。
見易く仕上がっていました。
今回はジャンルがため、男性は基本いやらしく。
女性は原則硬め、キツメな雰囲気にて描かれています
そもそも、そんなんが得意でない方には、ちょっと難しいかも。
ちょっと癖が強めに出てるかなー、という印象でした。
基本的に漫画・作画はお上手なので、そう大きな問題ではないと思いますが。
いちおう。
今回のカバー絵は彩色が非常に綺麗に、エロくなっています。
どちらかと言えば、裏表紙のが判断に良いでしょう。

 【 収録話 】 9話収録

005:「女教師にそっくりな…」
教師「冷宮」が、憬れるAV女優「レイナ」にそっくりであり。
当人がこっそり出演している~そう思い込んだ彼は、動画をネタに脅迫したのでした。
タイトル通りに女教師モノ。
彼女の言動から察するに、完全に別人なようですね。
単にそっくりさん。
脅してきた彼に対するリアクションが楽しい。
いかに生徒でも、あんなんはとっとと処分するのが正解だったか。
漫画はその後に彼に逆襲されてしまう展開です。
オチを見る限り、関係は結局続いていたようなので…「冷宮さん」が折れたかな。

教師「冷宮」、教師「雪守」
※左:教師「冷宮」、右:教師「雪守」

025:「口利きの見返りに」
自分の判断から、会社に莫大な損失を与えてしまった主任「物本すみね」
進退も危ぶまれていたところ…。
良い噂のない、会長の孫が声を掛けてきたのでした。
こちらの「すみねさん」は、シングルマザーの会社主任さん。
かなりテンパった状況なので、拒否し辛いか…。
冒頭、部長さんはあー言ってましたが。
結局のところ、彼も最終的には了承しただろうと思われます。
故に、あの場面は怒鳴る暇があったら、どうしたら良いのか共に考えるべきでしょう。
使えなさそうな野郎だなぁ。
オチはコメディーですね。

045:「女講師のいじり方」
隣クラスの教師「雪守」が生徒らより悪戯されていたのを目撃した、同じく教師「継品」
加担する生徒の1人は、親がママ友のリーダー的存在であり。
黙認するよう、塾長から依頼をされていたのでした。
学習塾であるものの、タイトル通りに女教師モノ。
だからと言って、アンタがえっちする理由にはならん。
また、彼女も全然抵抗してなかったのですがね。
眼鏡可愛い教師「雪守さん」は、どっちかというといじめて系な女性。
良いか悪いか、男子からはモテるだろうと思いました。
こちらはオチが楽しいです。

065:「女社長の不満」
会社を守るため、自ら夜の営業までしていた女社長。
ある日、ふと社長室に入ってきた見ず知らずの男子は、その秘密を握っており。
彼女に関係を迫ってきたのでした。
こちらは女社長で、オフィスもの。
そんな状況がゆえ、部下に当たり散らしていたのですが…たぶん、それは逆効果よ。
しかし、着ているスーツの胸元は大きく開いていて。
なるほど、身体張ってるんだなぁ、とか思いました。
こちらのオチは好き。
ああしたサポートがため、成り立っているのではないかなぁ。

085:「悪いことをした報いが」
いつも厳しい、学年主任の女教師。
その万引きシーンを目撃した生徒は、秘密にする代わりにえっちを強要したのでした。
タイトル通りに女教師モノ、3人目。
詳細にアレコレは描かれてないのですが、結構奥が深いエピソード。
彼女の学校での振る舞いを見ている彼は、どこかに”女性”を感じていたようで。
弱味を握った彼の交換条件が、えっち行為でした。
また、そんなんされた彼女には、おそらく過去になんらか事件があり…。
(※たぶん、以前も生徒と関係を持っていたのでは)
ガチーと合った2人が、えっちに突き進んでいくという展開です
彼女のああした行為も、うまく性欲処理できない鬱憤晴らしからきているのでは。
ただ、結局学校での厳しい態度は変わらないというのは~、なんだかリアルっぽく感じました。
実際もそんなん(厳しいのはもともとの性格)ではないかなぁ、と。

105:「するのは私のほう!」
女子を脅迫して襲っていた「永宮」
そんな彼の所業を見ていた隣の幼馴染み「里美」は…自分は味方であるか、今後はそれを止めるようにお願いをしてきたのでした。
年下で収録ではだいぶ異質なこちらは、妹のような幼馴染み。
可愛らしい顔していながら、ヤル事はかなり凄まじく
「永宮くん」も予想外だったようで、かなり驚いた表情をしていました。
成長した幼馴染みは、トンデモ女子になっていた。
漫画はオチもコメディーちっくで、全体ソフトに描かれていましたが…。
実はかなり闇が深そうなお話です。
たぷん、「永宮くん」は手錠とかで拘束されてるのでは。

127:「お見舞の品」
交通事故で、自宅療養となっていた、教師「詰腹」
見舞いにやって来た女子らの中に、1人だけ男子「伏宮」がいたのでした。
タイトル通りに女教師モノ、こちらが4人目
まぁね、何があっても教師は生徒を自らの家に上げるべきではないと思います。
(※住所も知らせない)
男女どちらにしても。
「詰腹さん」は収録では唯一のショートカット。
おっぱい大きく、凛々し可愛い感じです。
「伏宮くん」は学校で問題児だったようですが、そうした彼女に素直になれず、ただ反発していただけではないかなぁ。
今回は自宅だったので、寝間着なのですが。
個人的にはオチにちらと描かれていたスーツ姿でのプレイをじっくり見たいです。

147:「子守の見返り」
隣に住むシングルマザーの「野々菜」
彼女が働きに出ている間、子供の面倒を見ていた「練原」でしたが。
パートの関係でしばらく夕方が空かなくなってしまい、その時間も彼にお願いしたところ~と、そんなお話。
こちらは隣の人妻。
まぁ、そりゃー何らかの見返りがなければ、そんなんやってられませんわね。
(子供の面倒を見る場面で多少の怪しさありましたが…それなりに子供「草太」くんの信頼は得ているようでした)
「野々菜さん」も他に頼る人がいないのか、いちおうえっちのお願いも了承しています。
好き放題されっぱなしであったものの、オチの逆襲具合はさすが。
その際の「練原くん」を見る限り、最終的には責任取ってくれそうだし(たぶん)
結果オーライかも。

女社長、アユナ
※左:女社長、右:アユナ

167:「本家の集まりで」
親族の集まりで、本家に顔を出していた「アユナ」
昨年、本家の男の子「タカナリ」に酔い潰れたところを襲われていて。
今年も気を付けていたのですが…という流れ。
こちらは親族のお姉ちゃん。
言い辛いことは百も承知で、本気で嫌ならば訴えるなり、もう集まりに参加しないなり、いくらでもやりようはあると思うのですが。
まぁ、手段はともかく、いちおう彼はちゃんと好いてはいるようだったので。
許したところも一部はあるのではないかなぁ。
彼から逃げる描写がなかなか良かったですが…外へ行ってしまったのは失敗でしょう。

 【 その他 】

…以上、本日は「かねことしあき」センセでした。
当ブログでは「インナー=ブルマ」、「アンダー=ブルマ」、「オーバーブルマ」のブルマ3冊ほか、「さかりうえる」、「馬乗り女子捕食系」らを紹介しています。
今回は…ぶっちゃけ、センセのお名前に先んじて、↓表紙に目を奪われました。
いや、あれは良い↓表紙ですねー。
暗がりな上半身と明るめな下半身というイラストに合った、タイトルの色彩・フォント、そしてそれぞれの配置が絶妙。
また、”女教師”の文字に相応しいヒロイン画も最高。
…って、あれは教師(学年主任の彼女)ではなく主任(すみねさん)という可能性もあるか!?
どっちだろう。




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■ちっちゃハーレム (智沢渚優)

★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ロリ、ハーレム、複数、ラブコメ
・構成 : 7話収録(うち「とりころーる包囲網」×3)
・おまけ: あとがき、ハーレムものプロット。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「智沢渚優(ともざわ・しょう)」センセの「ちっちゃハーレム」です。

「陽光院深依」、双子「シブキ」・「シズク」
※左:「陽光院深依」、右:双子「シブキ」・「シズク」

 【 構成・絵柄 】

収録は3話ほどの中編が1つと短編群。
話数としては7話とやや少な目なのですが。
総ページ量はは普通にあるため、読み応えはあまり問題ありません。
ジャンルはロリ系。
また、表題通りにハーレム要素があり複数プレイが頻繁。
単独ヒロインだったのは1話だけで、派手な画面を堪能できます。
ロリっとしていつつも積極的な娘が揃っていて、お話は楽しくラブコメ調。
複数であったり、体型的なことによるハードっぽさはありましたが、それ以外は振り切れた感ありません
凌辱っぽい色はほぼないため、ジャンル違いには要注意。

しっかりとした線での作画。
色彩では黒が強く、濃淡は濃いめ。
描き込み・コマ割りは細かく、はみ出し・ぶち抜きも頻繁で原稿は賑やかな仕上がりです。
今回はまた前述したジャンル的にもそんなんですね。
ある程度メリハリありつつも小コマも丁寧。
それでいて、漫画には勢いもありました。
小さく可愛らしい、ロリっとした雰囲気の美少女絵
スタイルなどバランスに優れ、動き・表情なども良い感じ。
背景や小物なども合っていました。
カラーはまた受ける感覚が異なるので、判断は裏表紙のカット絵がオススメです。

 【 収録話 】 7話収録

003:「とりころーる包囲網」 3話
巨漢の学生「陽光院孝」
彼に好意を持つ妹「陽光院羽華(ようこういん・うか)」、婚約者「原暮黄緒(はらくれ・きお)」らはその子種を狙っていたのですが…。
真面目な彼には色仕掛けで陥落するような雰囲気なく。
また、そうしているうちに飛び級で彼と同学年である生徒会長「エル」も同じ意識を持つライバルだと知り。
焦る2人は、彼女と対立するようになっていたのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。

複数ロリ少女との連続話。
見た目モテなさそーなおデブさんにしたのに!!
…とか妹「羽華ちゃん」が言ってました。
彼の体型をコントロールしてたのね…。
ただし、”どんな体型でもにじみ出るかっこよさ~”というのは、ひいき目に見る彼女らのノロケだけでなく事実のようで。
生徒会長「エルちゃん」を筆頭に、男女から支持を得ていました。
(※ただし、彼を知らない周囲は並んで歩いていると誤解してる)
1話目はそんな3名が結託するのが切っ掛け。
まぁ、共にお風呂入ってる「黄緒ちゃん」がお手付きされてないので、ああした無理矢理な手段を取らない限りは発展しないでしょうね。
スイッチ入った「孝くん」の彼自身が凄い(笑)
ううむ、頑張っていたんだ、凄いなぁ。

羽華・エル・黄緒
※羽華・エル・黄緒

続く2話目はシャワー室でのプレイ。
その前に、おそらくS等部の入学生かな~を迎えている場面があるのですが。
デカい「孝くん」は人気者でした。
ユルキャラみたいなものかな。
また、その際に3名ヒロインらは皆なんちゃら耳を装着していたため、えっちの際もそのまま。
ちょっとしたコスプレのようになっています。
ちなみに、全裸ではなく面積極小な水着でした。
前話で中途半端であったため、こちらのメインは妹「羽華ちゃん」です。

遠縁、陽光院の本家筋なヒロイン「陽光院深依(ようこういん・みい)」が登場する3話。
個人的には「黄緒」・「エル」らを掘り下げて欲しかったんですが…なんと4人目ですね。
和服姿の楚々とした女の子なのですが。
実は、他3名にはない独特な個性をもった娘でした。
これはある意味セオリー通りかな。
ちなみに、回想シーンにて「孝くん」のまったく異なる若かりし頃が見れるので必見。
うん、太らなければイケメンだったかもしれませんね。
なお、家でのやり取りであったため、生徒会長「エルちゃん」はお休み。
これがいちおう収録でラストなのですが、オチにそれっぽさはなく
…あるいは、まだシリーズ続いたりするのかな…。

093:「つなげてイクよ」
転校生「野木紗香奈(のぎ・さかな)」は陸上部に入ると、リレー選手になりました。
大会のため泊りで練習していた彼女は、夜の”チームワークを深める時間”に参加することとなり~という流れ。
一本のバトンをみんなで分け合うのー
とかキャプテン「佐川」さんが言っていました。
…単に複数プレイじゃない(笑)
下級生「二戸ミサ」・「生野彩」らもガンガンしてました。
途中でも言われていたそのまま、ハーレムな展開であるものの女子らが強く。
教師が逆に喰われてるみたいな感じ。
初参加な「紗香奈ちゃん」が皆に促され、それに加わわっています。
派手な画面で楽しめる1話です。
まぁ、確かにチームの一体感は出る…かな。

127:「シンクロ・りんしょー」
下戸な「治郎」が親族の集まりに顔を出す理由。
双子の姪「シブキ」が雰囲気とは裏腹にえっちな事に興味津々であることを知ったためでした。
彼女のほか、もう1人「シズク」という娘がおり、そちらはギャル風。
成年漫画で、眼鏡の真面目そうな娘がエロい設定だと…。
そうです、いかにも遊んでいそうな「シズクさん」が実は初々しいというのはセオリー通り
タイトルにもあるように、双子ならではのシンクロと共に、超感覚的なことも楽しめる1話。
「シズクさん」の日焼け跡がいい感じでした。
どーでもいいですが、目隠しされた「治郎くん」が双子を即座に感じ分けていた(笑)のは凄い。

155:「小悪魔襲来イベ」
TVにて流れるハロウィンの模様を1人眺めていたところ。
玄関に仮装した女の子2人がやってきて…。
”お菓子がなかったらいたずらだ”
そう言い、部屋に上がりこまれてしまったのでした。
黒猫な「セル」、魔女風な「ハル」という2人に、次々エロいことをされてしまうお話。
やたら彼女らが積極的で、また経験豊富らしい友人「ケイコ」の入れ知恵も手伝い…ガンガンえっちに展開しておりました。
まぁ、成年漫画だからなぁ、とか思っていたところ。
最後にひとオチありました
個人的には「ハルさん」のが好みなんですが、その「ケイコさん」の同時刻の別場面も気になります

「セル」・「ハル」、「知佳」
※左:「セル」・「ハル」、右:「知佳」

173:「ナイショのつまみ喰い」
恒例な叔父の家へのお泊り会。
親が飲みに出かける間、家は「陣」・「知佳」の2人きりとなるのでした。
ヒロイン「知佳ちゃん」視点で進むエピソード。
モノローグの枠がキッチリしてないのは、彼女視点なためかなぁ。
残っていたビールに手を出し、えっちを始める2人。
ギリギリまではしているものの、直接行為は未経験なため。
展開はスムーズながら初々しい反応でいい感じ。
オチでの「知佳ちゃん」がキュートでしたよ。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「智沢渚優」センセでした。
毎度おなじみです。
今回は凌辱色なく、個人的には読み易いまとまりでした。
なお、収録では「ナイショのつまみ喰い」のみ「コミックLO」で2014年と、最も古い原稿。
(※他は17、18年代です)
あとがき部分には、「知佳ちゃん」を現在の絵で描かれていましたが…。
うん、前のがよりロリっとしたバランスでしたね。
印象としてはそう変化ない感じだったのですが。

ちっちゃハーレム ちっちゃハーレム (MUJIN COMICS)
                  (2018/11/9)
                  智沢渚優
                  ※アマゾン登録なし



★「智沢渚優」センセの漫画紹介記事 すべて成年系

 [つるぺたハーレムだよ] 
 [娘とパパの本気相姦] 
 [ちっちゃな堕とし孔] 
 [ぷにスジ・こロリん] 
 [蜜色の蝕幼飼育] 
 [蜜色樹るり] 
 [蜜色の舞姫] 
 [蜜色ミルクホール] 
 [蜜色に溶ける欠片
 [蜜色の刻印
 [蜜色幼辱館] 
 [蜜色幼夢淫] 


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■つるぺたハーレムだよ (智沢渚優)

★まんがデーター [18.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ロリ、ハーレム、複数
・構成 : 短編×5話(うち「みにみにミルクホール」×2)
・おまけ: あとがき・あとがき絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「智沢渚優(ともざわ・しょう)」センセの「つるぺたハーレムだよ」です。

言羽
※言羽

 【 構成・絵柄 】

収録は1つ連続話と短編での構成。
表題は全てのお話にかかっていて、同一テーマのお話群。
統一感のある1冊でした。
ガッツリとしたロリ系。
大人な男性と少女という、期待された組み合わせ。
ただし、昨今の事情もあって、無理矢理感は薄く。
基本的には、ちゃんと合意あるものです。
(※やや怪しげなのもありましたが)
そして、もう1つのポイントである“ハーレム”もしっかり描かれていて。
どちらの漫画も、メインヒロインはいても、キッチリそっちに流れていきます
ド派手な画面が楽しめますよ
様々なタイプが登場するので、必ずどちらか刺さると思われます。

しっかりと太い線での作画。
細かな描き込みで、全体の色づき・色彩も強いもの。
変化あるコマ割りで、はみ出し・ぶち抜きは多め。
コッテリとした濃厚さがありました。
あちこち適度なメリハリとデフォルメのある漫画。
仕上がりにはパンチ力を感じます。
バランス感覚も優れていて、特に違和感ある箇所はありません。
丸い輪郭でロリっとした人物画。
過ぎない程度にリアルっぽく、コメディー部分などは漫画っぽい可愛らしさ。
独特な癖があり、ジャンルともども人を選ぶもの。
判断については、カット絵が豊富な裏表紙が良いでしょう。

 【 収録話 】 5話収録

003:「運び屋のお仕事」
中身不明なコンテナ一基を運ぶという、飛び込みの怪しげな仕事。
見入り良く、そうしたギリギリの臨場感を好んで請けていたのですが…。
ふとした切っ掛けで、その中身が外国の女の子らであると知ってしまったのでした。
導入はだいぶ黒々しい、こちらの話。
進むにつれて、明るく希望あるものになっていきます
メインヒロイン「シンク」ちゃんが可愛らしく。
また、その他の娘らも様々タイプが揃っていて、見ていて楽しい。
「キキ」ちゃんら姉妹が良いアクセントになってましたね。
ああしたオチで良かった。

シンク、流瑠琉
※左:シンク、右:流瑠琉

039:「よこどり書道教室」
クラスメイト「有羽」の家では書道教室をしており。
学級会の打ち合わせを「充」とするべくやってきた「流瑠琉(ながれ・るる)」は…同クラスの女子らがなぜ足繁くそちらに通っていたのか、知ることとなるのでした。
ごく簡単にはそんなお話。
ヒントはタイトル
その詳細は、いちおう秘密にしておきますね。
切っ掛けとしては、なかなかに黒々しいものなのですが…。
その技術がため、絶望感のない、ハーレムな複数プレイへと発展していきます。
個人的には前半のああした行動をしてしまう「瑠琉ちゃん」がえろくて好き。

075:「みにみにミルクホール」 2話
念願だった自分の店を手に入れた喫茶店マスター。
ほどよい住宅地に囲まれた、その店には「言羽(ことは)」ほか女の子らがたむろしていたのでした。
収録では唯一の2話、シリーズもの。
そもそもの切っ掛けは、個室に仕込んでいたカメラを彼女に発見された事。
それがため、彼女に服従するようになっているんですね。
表向きは、学校外にて生徒らが自由に集合できる店。
その実態は、彼女らの欲望・興味を満たす秘密基地なのでした。
まぁ、結果としてロリ・ハーレムと化しており。
通報されて人生終わるより、断然良いですね。
前半は「言羽ちゃん」とコッソリ、後半は複数ヒロインと次々に~となっています。

店の常連の1人、生徒会長「黒須樹亜」が連れてきたのは…。
姉妹校の生徒会長だという、「倉地京香」と書記「加木」でした。
そんなんが2話目。
店の実態を知らない、なんちゃってお嬢様のような「京香さん」がメインとなってます。
前回にも出てきた、例のコーヒーが切っ掛け。
こうして「言羽さん」らはコミュニティを徐々に広げていったんだろうなぁ。
マスター?、なんか失礼な事考えてる?
そのくだりが楽しい。
いや、そりゃそーだろ。
最初は単なるオマケっぽかった書記「加木さん」が後半にていい味を出していましたよ。

生徒会長「倉地京香」、麻衣・須藤泊
※左:生徒会長「倉地京香」、右:麻衣・須藤泊

147:「あったかおふとん~お泊まり夜話~」
コンビニの裏に~
そうしたクラスメイト「須藤泊(すどう・とまり)」の話をふと耳にした「神町音留(かみまち・ねる)」
義父から妹「羽留(うる)」ともども乱暴されていた彼女は、家を出てそちら「軒崎久」のアパートへ向かったところ。
先の「泊」ほか、「麻衣」・「知恵」などそのほか女子もいたのでした。
ごく簡単にはそんなオープニング。
家庭環境が悪かったこともあり、ヒロイン「音留さん」は男性に対しては「けっきょく体~」だと嫌悪感を抱いていたんですね。
こちらの切っ掛けが、そんなんからの結構エグいもので。
思わず…眉間に皴が。
成年漫画なので、当然ながらその先でもえっち展開にはなっていくのですが…同じことして浄化できる才は凄い。
(※厳密に同じことではない)
オチにて謎の男、「軒崎」の正体が判明しています。
単に逃げるだけで彼女らのややこしい問題が解決するとは思えず…描かれていない部分でも色々あるんだろうなぁ
こちらもまた、ああしたオチで良かった。
個人的には、こちらのサブヒロイン、中二病な「麻衣ちゃん」が発言いちいち面白くて好き。

 【 その他 】

そんなこんなで、毎度お馴染み「智沢渚優」センセでした。
前巻に続いて”ハーレム”タイトルですね。
(※そっち木曜日更新で上げます)
なんだか…最近見る漫画が、揃ってハーレムものですね。
ブームとかあるんでしょうか。
こちらは、センセらしいロリ・ハーレム漫画した。
それなりにブラック感あったものの、そう真っ暗でない展開は読んでいて安心
個人的には凌辱モノより良いのですが、皆さんはどうでしょうか。

つるぺたハーレムだよ つるぺたハーレムだよ (MUJIN COMICS)
                  (2020/06/05)
                  智沢渚優
                  ※アマゾン登録なし



★「智沢渚優」センセの漫画紹介記事 すべて成年系

 [娘とパパの本気相姦] 
 [ちっちゃな堕とし孔] 
 [ぷにスジ・こロリん] 
 [蜜色の蝕幼飼育] 
 [蜜色樹るり] 
 [蜜色の舞姫] 
 [蜜色ミルクホール] 
 [蜜色に溶ける欠片
 [蜜色の刻印
 [蜜色幼辱館] 
 [蜜色幼夢淫] 


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■フォトグラフ (佐骨)

★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、学生(制服)、フェチ
・構成 : 初単行本、8話収録(うち「みつめていたい」×2)
・おまけ: あとがき・4コマ。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「佐骨(ざこつ)」センセの「フォトグラフ Photograph」です。

星見マナ、森四ツ香
※左:星見マナ、右:森四ツ香

 【 構成・絵柄 】

収録は1つ連続話あった以外は全て短編。
エピソードは全8話で、1つ短いエピソードもあり。
若干薄めな印象でした。
分厚いのが最近多いこともあるかもしれません。
くくりが個人的にプッシュしている「TENMACOMICS 高」で、だいたい学生のエピソード。
制服ではないのもありました。
あとがきページに本編漫画と関連した4コマがあったほか、もくじページには、タイトル通りの写真ちっくカット絵が並んでいたのですが。
これが、登場しているヒロインらの、過去風景で世界観が広がります。
読んだ後は、わざわざ見返さなくてもちゃんと誰が誰だか分かるのが凄い。
(※当時から派手な「マナ」と、逆に徹底的に地味な「美弥」が楽しいです)
おおむね男女が青春している(年齢関わらず)漫画群で、どちらかと言うとコメディー寄りなのですが。
ブラック気味なものが1つありました。
ほか、全体的にフェチっぽい色があるのがポイントでしょう。

基本的には味ある綺麗な作画。
作画は極細線の今風なものと、太い荒々しさあるものの、おおむね2パターン。
時期が違うのかな。
これが結構差のあるもので、単行本全体ではやや不安定さがありました。
人物絵は可愛く漫画寄りですが、適度にリアルさもあり。
すらりと細身なスタイル
表現はコメディーっぽいことのが多く、派手気味。
細かいコマ割りでページは賑やか。
背景・小物は人物と合っており、メリハリ感もありました。
↓表紙などカラー絵はやや異なりますが、判断はおおむねそちらで問題ないと思います。

 【 収録話 】 8話収録

003:「smells like…」
真夏の帰り道、汗だくになりながらバス停までたどり着いたところ。
昔馴染みの「橘蕾花」が足を広げて居眠りをしていたりのでした。
ちょっとノスタルジー感もあるお話。
ああしたバス停は風情あっていいですよねー。
こちらの「蕾花(らいか)さん」が、↓表紙の彼女。
単行本表題からのお名前ですかね。
日焼け跡眩しいスポーツ少女で、頭のお団子髪がポイント。
照れもあるのかとは思いますが、えっち展開はやや強引な気が。
そのまま野外プレイとなっています。
まぁ、冒頭から2人のやり取りを見る限り…成長して疎遠にもなってはいないようで、お互いに切っ掛け待ちだったかな。
アレもいざという時のためか。
ちなみに、2周目で気付きましたが。
「蕾花さん」の鞄内に、気になる名前を発見しました。
あれは…後の彼女、だったりして。

橘蕾花
※橘蕾花

029:「中空階段」
付き合う「能上薫」との高層ビル外階段でのえっち。
美人ながら気さくで、付き合いも多い彼女。
それに対し、彼は自己評価が相当に低いらしく…。
彼女がよく分からない~というのは、なんとなく理解できるなぁ、と。
不安だわね
ただ、そんなん克服できないと、付き合い続けるのは難しいと思いますよ。

051:「Gimme Love!」
派手なクラスメイト「星見マナ」からデートに誘われた地味目な男子「ジュン」
慣れない渋谷で、どぎまぎしていた彼に。
偶然鉢合わせた「マナ」の友人カップルは、挑発的な言葉を浴びせるのでした。
当人も感じていたそのまま、「ジュンくん」のどこが気に入ったんだろう
どちらかで…彼のモノを見たりしたのかな。
あるいは発現そのまま精神的なこと??
ただ、どちらにしろ。
あーんなエロ下着をつけてる女子は、やっぱり彼には合わないと思いますがね。
階段踊り場でのえっちで、セオリーと違ってガッツリ見られるのが凄い。

071:「愛は盲目」
英語教師「真壁」と関係を続けていた「森四ツ香(もり・よつか)」
呼び出された講堂へ行ったところ、そこには体育教師「大谷」の姿もあったのです。
そうしたブラック色もあるエピソード。
「真壁」と付き合っていた。
…という、彼女の考えが打ち砕かれてしまう、残酷なものなのですが。
お話は意外な展開に。
彼はちょっと余計な事を喋り過ぎましたかね。
アレで良いのかは分かりませんが、まだ人間味はあるかなぁ。

095:「いもうと」
こちらは8ページのショート短編。
兄妹のカップルで、基本的には「蛍(けい)」さんの寝込みを襲うというもの。
普段の言葉のやり取りは、年相応な兄妹という感じ。
それで家庭というか、お互いの関係をギリギリ保っているのかな。
「蛍さん」だけでなく、どっちもそんな意識ではないか、と感じましたが、どうでしょう。

103:「みつめていたい」
125:「続・みつめていたい」
進学塾の校長先生と優等生「月戸美弥」のカップル話。
1話目はまだアプローチの真っ最中。
ヒロイン「美弥ちゃん」は同学年(?)の友人と比べても、すっと凛々しい美人さんでした。
あれは先生に合わせて大人っぽくした結果かな。
冒頭でのやり取り、アプローチのくだりが楽しい。
校長先生モテモテでいいなぁ
(※この塾はなぜか女の子ばかりでした)
一方、教師側では…。
最近なんだかわがままを言うようになった、優等生な彼女を持て余しており。
その想いについて、まったく気付いていませんでした。
お話のメインは自習室。
だいぶ思い切りましたねー。
ただ、まぁ…アレくらいのインパクトがないと、進展なんてしないか。
黒タイツがエロいです。
漫画はあの場面から、いきなり皆帰った後の風景でしたけれど。
それまでの待ち時間はお互いドキドキするだろうなぁ。
オチでの「美弥ちゃん」が実に良い表情だったので、お楽しみに。

続く2話目は、先生の部屋を訪ねるというもの。
ややキツい表情の多かった前話(※今回冒頭でも同様な発言あり)と比べ、だいぶ打ち解けた、柔和な彼女を見ることができます。
既にカップルなため、台所の彼女を後ろから~という、大変に羨ましいシチュエーション。
わざわざブラだけ抜き取るのがエロくて素敵
こちらでも黒タイツで、しかも縞パンだったりするのですが。
メインはブルマーです。
いいなぁ。
そんなお願いにも引かずに着替えてくれている「美弥ちゃん」が良い。
ちなみに、こちらの台所風景は巻末、あとがきと共に描かれた4コマにて見ることができます。
うん、料理もガンバレ、優等生。

月戸美弥、まつり
※左:月戸美弥、右:まつり

149:「まつりワッショイ!」
お祭りで年少組をまとめる「まつり」ちゃん。
彼女の面倒を見て来た、「今(こん)」・「平造」・「ヤナ」のジジイ3名。
明日の祭りに来ない理由が”カレシとのデート”だと知り…、というもの。
ふんどし姿の「まつりちゃん」を楽しむ1話
ちなみに、バストにはサラシを巻いていました。
結構なエロス具合でしたよ。
お話は結構ぶっ飛んだものでしたが。
オチなども含めて、全体はコメディー調で軽めなタッチ。
複数にサレてしまう「まつりちゃん」もそう抵抗してなかったですからねー。
直接的な「今さん」が楽しい。
技術はあるらしく、ああした強引な流れでも特に問題なく、彼氏のいる「まつりちゃん」もトロトロになっていました。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「佐骨」センセでした。
今回が初単行本のようです。
おめでとうございます!
エロス加減の、ごくごくよわーい↓表紙が凄い
紹介帯にあったように、普通っぽさを売りとしてるためかな。
裏表紙もそんなんかなー、って思っていましたが。
よーく見ると、おっぱい見切れてました。
まぁ、どっちも普通だと勘違いされるかもしれませんしね。
ただ…収録の各話ヒロインは、言うほどそこらの普通の女の子っぽくはなかったような…。




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■孕ませ膣出し3兆円 (星憑ネオン。)

★まんがデーター [12.0/20.0]
・絵柄 :●●●〇〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●〇〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [成年] ハーレム、お姉さん、ラブコメ
・構成 : 短編×6話(うち「ボクの逆玉性争」×5)
・おまけ: 描き下ろし?「その後の逆玉性争」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「星憑ネオン。(ほしつき・ねおん。)」センセの「孕ませ膣出し3兆円」です。

ボクの逆玉性争・ヒロインズ
※ボクの逆玉性争・ヒロインズ

 【 構成・絵柄 】

収録は1冊まるまるの長編、と見せかけて…。
別に短編が1話収録されていました。
それ、実は前巻でのシリーズ話です。
メインは表題の漫画で、5話ほどのストーリー中編。
単行本の8、9割はそちらの漫画ページとなってます。
いわゆるハーレムなジャンルで、各話でヒロインが変わっていくタイプ。
最終話の展開はお約束なものでした。
メインとなるヒロインは予想外でしたが、↓表紙ほか登場シーンで示唆されてましたね。
またうっかり見過ごしてしまいました。
(ぶっちゃけ、彼女好みでなかったので)
お話はそうしたジャンルで普通くらい。
そう悪くはなく、良くもなく、という印象です。
個人的には、ちょっとキャラのパンチ力が弱いかなぁ、と思いました。

クッキリとした細線での作画。
全体の色づきや濃淡は丁度良いくらい。
描き込みは軽めで、さっぱりとしています。
コマ割りの変化は少なく、枠間は広め。
はみ出し・ぶち抜きはそこそこ見られましたが…。
画風もあって、サッパリと見易く仕上がっています。
そんなんがセンセの絵柄の特徴であるものの。
今回の舞台は、キーワード「3兆円」からも分かる通りに、お金持ちの家。
…なのですが。
描写のあちこちが軽いため、全然それと見えないところは大きなマイナス点
特に前半・2話目の1コマ目に出てくる朝食シーン。
あれは、”さすが金持ちの食事である”~と、主人公と読者を驚かせる場面なのですが。
作画に力がなく、まったくそう見えないのがとても残念
せめて品数をもっと増やすとか、料理を変える(例えば露骨にうな重とか)など、やりようはあったと思うのですが。
部屋内も単にガランとしているだけで装飾などもほぼなく。
続いて描かれていた、豪邸絵も同様に弱いですね。
まるで、遊園地とかのハリボテ屋敷にしか見えませんでした。
今回はちょっと…あちこち好意的に見れるところがないですね。
単行本「ティーアイネット」さんなので、裏表紙のカット絵を参考にどうぞ。

 【 収録話 】 6話収録

003:「ボクの逆玉性争」 5話
清掃の派遣社員であった「森田誠二」
派遣先の部長「鳳彩芽」からの依頼(※もともとは社長)で、派遣会社の代表としてとある通夜へ参加して欲しいと頼まれたのでした。
行ってみたところ、総資産額3兆円という鳳グループ創業者「鳳友禅」の葬儀であり。
部長「彩芽」はその親族だったのです。
帰りがけに、派遣先の社長「鳳椿妃」と出会ったのですが…まったく予想外な事となっていくのでした。
ごく簡単にはそんなお話。

平凡な主人公が、実はお金持ちの親族であり。
降って湧いたように、全てを相続することとなったのです~という、よく見られるお話。
現代ファンタジーですわね。
遺書には、
死後1年間の間、血族内に他の男子が現れない限り、遺産は森田誠二が相続する
…そう書かれていたようです。
妊娠して男子を産めば、遺産相続の権利がある~、というのはその通りなのでしょうけれど。
彼は独身で、姉妹らもフリーだったので…別に妊娠でなく、彼と結婚する~という手段でも、良いかと思いました。
必ずしも男の子が生まれるか、分かんないですからね。

藤乃・梨香、椿妃
※左:藤乃・梨香、右:椿妃

皆とえっちしていくのは、「遺産相続上不平等」だから、という説明がされています。
ただし、よくあるサスペンスものとは違って、こちらの皆さんは遺産相続にあまり関心はないらしく。
金、カネ言っていた場面はほぼありません
皆さん、驚くほどに我関せずみたいな態度でしたよ。
最初の相手「椿妃さん」は、抜け駆けえっちしているのですが。
その理由も、後に違うらしいことが判明してます。
相続の細かい話とか知りませんが、別に不平等ではないように思うけれど…どうなんでしょう。
そもそも、「友禅」は、なにゆえああした遺書を残したのか
じつは孫である「誠二くん」を気に掛けていたなら、声を掛けて来るのは母親が亡くなったタイミングな筈。
次期後継者として頑張る「椿妃」、唯一孫の顔を見せていて、おそらく死の間際まで傍にいただろう「藤乃」などを差し置いて…。
わざわざ、揉めさせようとしたみたい。

また、気になったのは総資産額3兆円という鳳グループ。
相当な金持ちだと思うのですが、風景に使用人、社員などの姿はほとんど見えず。
(※会話に「女中や使用人~」との発言があるため、いることはいるらしい)
1話の後半にて黒服の男性らが出て来ていたものの、その他ではほぼ見られません。
オフィス描写はごく僅かだったので良いのですが、屋敷内に人影がないのは違和感ありました
前述した作画面も拍車をかけてる感じですね。
詳細は伏せときますが…とある場面にて海から潜水艦が出てくるんですよ。
その際、しっかり潜水艦を描くのを避けたのか、ぱっと非常に分かり辛いコマ・作画の流れになっていて…。
驚く作中の登場人物らとは裏腹に、何が起こっているのか分からず、かなり混乱しました


 【 ボクの逆玉性争 登場人物 】

「森田誠二」
 主人公。もともとビル清掃の派遣社員だった。仕事は熱心かつ丁寧。
 実は友禅の孫であり、遺産の全てを相続することとなった。

「鳳友禅」 ゆうぜん。
 総資産額3兆円という鳳グループ創業者・総裁。彼が亡くなったことが切っ掛け。

「鳳彩芽」 あやめ。三女。
 鳳グループ部長。3話で出世する。
 近づく男性らを財産目当てだと警戒したため、恋愛経験がない。

「鳳椿妃」 つばき。次女。
 鳳グループ社長。カリスマ・天才と称される自由奔放な女性。

「鳴上梨香」 なるかみ・りんか
 藤乃の娘。まだ学生。明るく可愛らしい娘。

「鳴上藤乃」 なるかみ・ふじの。長女。
 真面目な性格。葬儀の際には唯一和服を着ていた。旦那は既に故人。

「鳳牡丹」 ぼたん。四女。
 鳳グループではセキュリティ担当。姉妹一の頭脳の持ち主で、当人も自ら天才と言っていた。
 あちこちに仕込んだ監視カメラで人間観察をしている。

「森田忍」
 誠二の母で、友禅の娘。故人。旧姓鳳。友禅に勘当されていた。


各話について簡単に書いていきます。
切っ掛けの1話目。
かなり急ぎ足な印象でしたが、成年漫画なのでいいと思います。
ただ、自分の派遣先の会社のことで、ああして親しく口を聞く部長さんの苗字も「鳳」であり。
グループ創業者の葬儀、また彼女が親族だと驚いているのは、ちょっと違和感がありました。
まぁ、派遣先の社員になる訳でなく、クライアントについてまるで知識ないって事もあり得るとは思うのですが。
この「誠二くん」の場合は、創業者をフルネームで記憶しているほか、総資産まで把握していましたから…どこの会社の掃除してると思っていたんだろう、と。
ただ、現社長「椿妃さん」が、言葉とは裏腹に泣いてしまう場面は、良かったです。
おそらく、彼女は祖父「友禅」と最も近しい娘さんだったでしょうからね。
トイレでの突然えっち。
「椿妃さん」からのお誘いなため、ある程度は仕方ないと思いますが…。
喪服えっちはAVでもひとジャンル確立している、刺さる設定。
もうちょっと…情緒みたいなんが欲しかった
脱ぐの早すぎるよ…。

豪邸での生活が始まる2話目。
作画面は前述したとおりで、掴みとなるべき部分であーだったのは問題でしょう。
(※パンダはコメディーとして描いたのでしょうけど、あれも酷い)
こちら冒頭には設定・状況の軽いおさらいがあります。
えっち相手は「梨香」・「藤乃」の母娘で、複数ブレイもありました。
「誠二くん」も言ってたとおり、ムチャクチャですわ。
とある変化が生じる3話目。
うん、普通は…「椿妃さん」付きの有能な秘書とかいないと不自然かなぁ。
会社と無関係だった「誠二くん」が、とりあえずその役割をできているのも変。
「椿妃さん」が残した資料なり、マニュアルなりがよほど完璧なものだったか。
えっち相手は「彩芽さん」です。
せっかくビジネススーツだったので、徐々に脱がして欲しかったなぁ。

4話目は、姉妹のうちの変人「牡丹さん」
面白い娘さんでした。
とあるコンプレックスがあるのですが、タイプ的には気にしそうもないんですけどね。
いや、そうしたギャップが人間っぽいと言えるのか。
いい娘さんが、エロマンガとかラッキースケベとか言わないように
彼女の収集癖がため、最終話に繋がることとなります。
そんな訳で、最終の5話目。
わざわざスーツ姿でなくても良かった気もしましたけれど…クライマックスなので、恰好つける必要あるか。
こうした漫画でのセオリー展開です。
あのオチは…週刊誌にあることないこと書かれそうね。

彩芽、牡丹
※左:彩芽、右:牡丹

167:「お姉さん放浪記~女社長篇~」
ハネムーン中に先代を亡くし、社長となった「早良(さわら)」
遠い身内だという「タロウ」はインターンとして彼女のサポートをしていました。
若くして会社を盛り立てた手腕の持ち主である「早良」ですが、そのストレスがためかとある秘密があったのです。
簡単にはそんな感じのお話。
こちら単体でも楽しめますが、実は前巻「快楽掌天 お姉様巡り」と関連のある短編です。
サラリーマン的には、5分の遅刻を盛り返すプレゼンシーンが印象的
あーれーは凄い。
そんなんがため、合間にエロい事したくなる気持ちは当然(嘘)ですわね。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「星憑ネオン。」センセでした。
センセの漫画はいくつか紹介をしていますが、まーぶっ飛んだタイトルで驚きました。
今回は、内容など特に悪くはなかったのですけれど…。
ちょうどすぐ直近にて、似た設定のハーレム漫画を読んでいたので、どうしてもそちらと比較してしまいます。
前述した、作画面の弱さが引っ掛かったこと。
お話とか演出は、正直そちらとの比較でマイナス点が大きく。
うーん、ちょっと…刺さりませんでした。
次に期待します。





★「星憑ネオン。(別名義:さきうらら)」センセの漫画紹介記事  

おねだりパレード
 痴女シリーズ「痴女が恋しちゃダメですか」の続編。
蜜愛フルコース
 一般系り短編集。社会人向けなソフトえっち話。
蜜祭り
 山奥の村での”奇祭”を題材とした、ふんどし姿のヒロインらがポイント。
盲姫~めしいひめ~
 やや重いタイプの近親えっち漫画と、巨乳な従姉妹のエピソードを収録。
嫁まみれ
 痴女シリーズの最新作ほか、別単行本のキャラもちらほら登場しています。
淑女の融点
 通産で10冊目となる単行本。短編集ですね。
ときめき懺悔室
 痴女シリーズの結末「バースデイ」、中編「神さまのいうとおり」を含む単行本。
蒼のセカイと花咲くカラダ
 一時的に発症する特殊能力”コクーン”に翻弄される男女を描いた長編。
王女様キター(゜∀゜)ー!
 ネットで知り合っていた「ローラ」ば王国の姫でした、という中編など。
いもうと4人、みだれ射精ち
 ほぼ1冊まるまるの単行本。次々ヒロインが追加されていくハーレム漫画です。
僕は彼女たちの淫らなオモチャ
 6話の中編「可愛くなって、おもちゃになって」を収録。ジャンルはM、女装といった感じ。
少女連続誘拐事件
 8話の長編。主人公と関わった女子らが次々に失踪するという、ミステリー漫画。
快楽掌天 お姉様巡り
 1冊まるまるの長編。日本各地を巡るロードムービー系漫画。


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■最強引き篭り御曹司のとろける婚活ハーレム (五十嵐唱乃)

★まんがデーター [18.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ハーレム、巨乳、ラブコメ
・構成 : 9話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、ヒロイン設定資料。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「五十嵐唱乃(いがらし・しょうの)」センセの「最強引き篭り御曹司のとろける婚活ハーレム」です。

最強御とろ婚ハーレム・ヒロインズ
※最強御とろ婚ハーレム・ヒロインズ

 【 構成・絵柄 】

収録は1冊まるまるの長編漫画。
キッチリ終わります
基本的には、各話でえっち担当ヒロインが順次変わっていくタイプ。
他女性らも同敷地内におり…。
お話の端々にて、顔を見せたりもしていました。
ただし、ストーリーでの流れもあって、女性陣らのやり取りはそう多くありません
そのあたりは、ちと残念ね。
巻末に設定資料がまとめられていたので、それを読んだ後にもう1周するのもオススメ
気付かなかった部分を発見できると思います。
そうややこしさなく、お話の完成度は高く。
個人的に、こうしたハーレム漫画では、記憶に残る優れた1冊でした
なお、紹介帯の裏面には物語のあらすじが書かれているのですが。
これが文字細かいうえ、色が背景と混じってしまい、実に読み辛いのが難点
店頭では無論のこと、こうして手にしている今でも読むのには一苦労。
光の当たり具合次第では、まったく読むことすらできませんよ…。

しっかりとした線での作画。
色彩や描き込み具合は丁度良く、全体的に丁寧で安定しています。
コマ割りはやや細かく、重なっているような配置。
そのため、枠間はない事のが多いのですが、全体的に白比率は高く。
画面賑やかでも、見易くまとまっていました
ややアクションが大振りな気もしますが、漫画では引っ掛かることありません。
あ、挿入時の内臓絵については、ちょっと気になる人がいるかも
背景・小物も良く、バランス感覚も良好。
広さある五角形な輪郭で縦長な人物絵。
お姉さん系ですね。
身長あって大きなバストも違和感なく、魅力的なスタイル。
カラー絵は彩色の力が発揮されていて、カバー絵もそんなんでしたが。
判断はおおむねそちらで大丈夫でしょう。

 【 収録話 】 9話収録

:「引き篭り御曹司の婚活ハーレム」 9話
一流企業の要職に就いたものの、退職して30歳でデイトレーダーとなった、本城財閥の御曹司「本城清四郎」
いまだ特定の彼女はなく…。
父「本城竜」の目には、単なる引き籠りにしか見えない彼のため。
各財閥の令嬢を集め、その中から嫁選びをするよう命じたのでした。
おおむねそんな感じ。

財閥御曹司を主人公としたハーレム話。
お金持ちの御曹司という基本設定によって、降って湧いたようなハーレム展開の違和感をなくしています。
集められた女の子らに様々事情はあるものの、彼の花嫁候補であり。
えっちについてもスムーズ。
(※実は底なしの淫乱な女性らが揃っているのです。…どう調べたんだろう

前述したように、お話はそれぞれヒロインが割り当てられていて。
1から7話までは次々に攻略していく、よくある感じです。
また、9話もこうした漫画のスタンダード。
どんなんかは…慣れた人であれば、察せられるでしょう。
ええ、その通りですよ。
ポイントになっているのは、最終話前の8話。
ここでは、当漫画でのセオリー崩しがあり…。
そんなんが最終の結末にも繋がっていたかなぁ、と思いました。
成年漫画で、あのラストは衝撃でしたよ。

田丸花音・宮内坂結衣、吉野綾香
※左:田丸花音・宮内坂結衣、右:吉野綾香


【 引き篭り御曹司の婚活ハーレム 主要登場人物 】

※名前の横は特徴、括弧はカバー絵で描かれている場所、コロン横はメイン回。
 ただし、ネタバレ回避のため一部の情報については伏せております。


「本城清四郎」 主人公、優秀だが性格悪い。
「本城リリィ」 母親、モデル:5話 
「本城竜」 父親、本城財閥当主

「宮内坂結衣」 オデコ、宮内坂商事令嬢 (表・中央):1話
「田丸花音」  ウエーブ髪、田丸銀行総裁のご令孫 (表・右):1話
「西千里桜乃」 眼鏡、西千里グループ令嬢 (裏・左):2話
「森園美咲」  姉、ウエーブ髪、森園不動産令嬢 (裏・中央右):3話
「森園可奈」  妹、ストレート、森園不動産令嬢 (裏・中央左):3話
「長谷川美都」 元同僚 (裏・右上):6話
「吉野綾香」  メイド (表・左):7話
「オリヴィア=フランシス」 ポニテ、従兄妹 (裏・右下):4話 


1話は「宮内坂結衣」・「田丸花音」の2人組。
お話の開始までページと必要最小限にまとめられていました。
2周目で気付きましたが、初登場がしっかりヒロインしてますわね。
さらっと読み進めてしまいましたよ…。
主人公「清四郎くん」は、引き籠りなんてタイトルをつけられていたものの、いわゆる想像されるソレとは異なります。
学生時代は生徒会長、委員などをしていて、社会に出た後も独力で会社の重要なポストに就いており。
特に描写はなかったものの、おそらくデイトレーダーとしても成功していると思われます。
単に家に居るだけで、ちゃんと仕事してるんですよ。
ほか、女性にも不自由はなく、しかも立派な男性自身の持ち主でした。
漫画ではずっと自宅ということもあってか、性格の悪いところしか見えていませんでしたが…。
彼の経歴を見る限り、外面は間違いなく良いところもあるでしょう。
まぁ、周囲はバカに見えるだろうし、ああしたヒネた性格になってても仕方ないのかなー。
そして、そんな彼なので、漫画の結末が非常に素晴らしい物となっているんですね。
こうご期待。
なお、こちらの2人とは室内プールでのえっちでした。

2話は眼鏡が可愛い「西千里桜乃」
見開きページには珍しいヒロイン集合絵がありますので、好みな娘をチェックしておきましょう。
ただ、こちらの「桜乃ちゃん」はテーブル絵にはおらず。
意外なところから、登場していました。
3話目は姉妹「森園美咲」・「森園可奈」の2人です。
露天風呂での複数プレイ。
そうか、この家はプールは無論、露天風呂まであるのか…。
メイドも「綾香さん」ほか複数姿見えますもんね。
なお、センセはこちらの「美咲さん」がお気に入りだそうです。

4話目は「オリヴィア=フランシス」
ほか女性らと違って可愛らしく、こちらはちょっとラブコメちっく。
「清四郎くん」の過去ほか意外な面も見れます。
そちらの流れで、5話目はなんと母「リリィさん」 
1話目は出番3コマだけでしたが、こちらはヒロインとして出ずっぱり。
ため、どんなキャラであるのか、ここでしっかり描かれるのですが…。
トンデモですわね。

6話目は濡れ透けが眩しい「長谷川美都」
野外えっちになっています。
妙な壁(※やたら不自然な位置に壁があるの)を隔てた向こう側に人いたので…あれ、絶対にバレてると思う。
7話目は…お待たせしました、メイド「吉野綾香」ですよ。
初登場時より、しっかりチェックしていたひでるさん。
もう段違いに彼女が好み
そのため、このヒロイン展開はまさに願ったり叶ったりでした。
良かったー。
そもそも、あのちらほらパンチラしていたスカート丈の短いメイド服がいいですよね。
なにか拾ってもらいたくなる感じ(笑)
えっちではほぼ思い通りに振る舞っていた「清四郎くん」がピンチに陥っています。

オリヴィア=フランシス、長谷川美都
※左:オリヴィア=フランシス、右:長谷川美都

さて、8話目なのですが…ここからは勿体ないので秘密。
最終エピソード開始、と言って良いでしょう。
2周目で気付きましたが、なるほど前フリだろう描写はちらほらあり。
よくよく考えると、納得な流れでした。
ひでるさんが衝撃を受けた最終話をお見逃しなく。

 【 その他 】

以上、本日は「五十嵐唱乃」センセでした。
こちらのブログでは、現名義での初単行本「こちら女子社員専用性処理課」を紹介しています。
タイトルとカバー絵から、おそらくハーレム系で長編だろうと予想しましたが、的中。
そちら前巻も良かったですが、今回はまた非常に良かった
高水準なお話・絵柄は無論のこと、特に気に入ったのがやっぱり最終話。
散々書いてきましたが、何度読み返してもあれは凄い
本気で驚きました。
ただ、個人的には…やっぱり他キャラの反応とかも見たかったなぁ。
あるいは後日談とか。



最強引き篭り御曹司のとろける婚活ハーレム



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