■淫楽模様 (OKAWARI)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、Wヒロイン、学生
・構成 : 12話収録(うち「Ons’s Mind」×4、「隣の子」×5)
・おまけ: あとがき、デジタル修正。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「OKAWARI(おかわり)」センセの「淫楽模様」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は12話と、最近ではかなり多め。
概ね、1話あたり16ページだったので。
そこは基本的だと思います。(たぶん)
結果として、単行本のボリュームとしては、普通くらいです。
なお、12話のうち連続モノが2本あり。
結構な話数で続いていたため、エピソードとしては5本でした。
ジャンルはラブコメ。
ただ、しっかりとしたカップルとなった例は多くなく。
どちらも、えっち先行していたのが特徴です。
やや文字小さめでしたが、裏↓表紙にはあらすじがあったので。
判断の参考になると思います
おまけはあとがき。
そちらには、体調不良とありました。
くれぐれもご自愛ください。

※左:「瑞穂」・「安由美」、右:「白井茜」
★★絵柄について ★★★
さっぱりとした、美形な男女が特徴的。
身長あって、細身なスタイル。
バストなどもそう過剰でないくらいなサイズ感です。
(※実際では大きめと思う)
特にその脚線美は見事で、立ち絵とか実に美しい仕上がりでした。
頭は全体と比較して小さめ。
輪郭はそこそこ広さあり、やや丸っこい・くの字鼻、くりっとした黒目が特徴。
デフォルメ過ぎない、美人かつ可愛らしい人物画となってます。
背景や小物などもそちらと合っていて、バランス良いもの。
引き絵なども違和感はなく。
ちょっとした粗が目立ち易い画風ながら、巧いことまとまっていました。
通常の四角枠内ほか、モノローグ描写は独特。
全体もまた独特な空気感があって、落ち着いてます。
コメディーちっくな描写もちらほら見え、アーチ目な笑顔がキュートですよ。
白比率高めですっきりとした細線。
色づきそこそこで、キャラも含めて一般漫画を彷彿とさせる雰囲気。
だいたい枠間も確保されていて、左右にスペースとかありました。
(※ごくたまーに上下にも)
コマ割りは細かく変化あったものの、見辛さはありません。
彩色の良さは乗っかっていますが、判断は↓表紙そのままで問題ないでしょう。
★★収録話について ★★★ 12話収録
005:「Ons’s Mind」 4話
バイト先にて、妹「安由美」の友人「福嶋瑞穂」は…いきなり「志井」の男性自身をくわえてきたのでした。
そうしたプレイから始まる、Wヒロインとの連続ストーリー。
周囲の女性らとの急なえっち発展。
そして聞かされる、妙な噂…といった感じですね。
全4話で、概ね1話は「瑞穂」、2話は「安由美」、3、4話は複数といった配置になってました。
ぱっと分かりづらいですが。
冒頭バイト先はファミレスのような店舗らしく、「瑞穂ちゃん」はそちらの制服姿です。
中扉のカラー絵が分かりやすいですね。
詳細は不明ですが…ごく簡単には、友人想いのため協力した、、、という感じなのかなぁ。
いきなりお口の「瑞穂ちゃん」が目立つストーリーではありますが。
お話の中心となっているのが、妹「安由美ちゃん」
黒髪ショートで、あまり性的な色はないっぽい娘でしたが。
彼女も結構なえっち娘でした。
いちおう、繋がったのはこちら2話が初のようではあったものの。
たぶん、彼気付いてないところで、色々あったんではないかしら。
ちらほらな謎・疑問が解消される3、4話。
前述したように、複数プレイです。
色々試行錯誤した結果、やっぱりここに行きついた、ってことですかね…。
モテモテな「志井くん」が羨ましい。
これで落ち着けばいい…のかな。
069:「Hメール」
誕生日に「奥谷」から手紙を手渡された「角田」
その中には、”何でも優待券完全無料”とあり…。
彼の要望に従うような内容が書かれていたのでした。
新手の告白みたいなもんでしょうか…。
ざっくり「奥谷さん」の言動では、プレイ相手として最適。
信頼できる相手、と思われているようではありました。
付き合う、といった口約束みたいなんはなくて。
えっち行為を共有する同志~みたいな関係がまず望ましかったのかな。
085:「隣の子」 5話
同じマンションのお隣同士で、昔から兄妹のように育てられていた「沢村達雄」・「白井茜」
年頃になり、「茜」は「達雄」に想いを寄せていたものの。
彼はクラスメイト「松本はるか」を好いていたのでした。
幼馴染み男女と、その間に介入してくる女子という三角関係を描いたストーリー。
全5話は連続したエピソードになっており。
各話で担当ヒロインが変わるとかでなく、流れるままといった風情でした。
また、Wヒロインではあるものの、「茜ちゃん」をメインとしてしっかり描いています。
完全に「松本さん」は完全にサブ扱いでした。
(※なお、「松本さん」は冒頭では「いずみ」、メール文では「はるか」と、名前も一致してません。まぁ、冒頭は別の娘を呼んでいたかもしれませんが)
まずは「松本さん」から。
黒髪ロングの美形で、カースト高そうな彼女。
「茜ちゃん」と仲良し~みたいな描写もなく、完全なる第三者です。
タイプ的に、「達雄くん」はモテモテ・イケメンっぽくはなかったため…。
なにゆえ、この娘がちょっかい掛けてきたのか、よく分かりません。
なんとなく…人の持ち物を味見したかった、みたいな感じかなぁ、と。
えっちなんも、ごく手慣れた雰囲気がありました。
実にあっさりとした、オチ部分での描写がちょっと不気味。
関わってはいけないタイプだと思います。
メインの「茜ちゃん」。
ショートカットの元気さある娘で、センセがメインとして描かれているだけあって…。
非常に可愛らしい娘でした。
開始時点では「達雄くん」とまさに兄妹という近しさがあり。
それがため、カップルになれなかったかもしれません。
ただ、1話では先の行動について、すぐに謝罪TELしているなど、身内とは異なる気遣いを彼はしており。
あともう一歩、半歩、というくらいだったかもしれません。
お話では、「松本さん」の介入を受けて進む決意をしており。
まぁ、結果的には良かったかなぁ。
個人的には、この「茜ちゃん」のが男子らに言い寄られそうな気がしました。
3話での下着・エプロン姿が好き。
やけとしないように。
4話のえっちシーンでは、彼に目隠ししてましたが…。
あれは、自分の恥ずかしさを紛らわすため、でもあったんではないかしら。
本編のラスト後は、帰宅までどっちもドキドキ落ち着かないんだろうなぁ。
165:「姉弟の日常-gloomy days-」
姉妹の生活維持のため、身体を使っていた姉「美結」
あちこちでその姿を見せられていた弟「智司」は~といった流れ。
当人が言うように、そんなん好きというのもあるんでしょうけれど。
姉妹どっちも、なんらか感情はあるようで…。
お姉ちゃんも、わざわざ彼の目が届く範囲でえっちしているような描写もあり。
(※なんらかあった際、助けてもらえる~ということもあるのかな)
まぁ、こーなるのも不思議ではないですね。
後半のプレイとか、壊れっぷりの象徴かしら。
どちらも学生ながら、結構広い家に住んでいて。
まぁ、金策大変なんでしょう。

※「雨宿り」濡れ透けヒロイン.
181:「雨宿り」
突然の雨で、びしょ濡れになってしまったカップル。
特に彼女は制服が肌にぴったりと貼りつき、下着丸見えになっていたのでした。
「せっかくなので…」
そうした、えっち発展なのですが…。
まぁ、濡れ透けというのは、なにゆえあーもエロスなんでしょうね。
個人的には、途中から共にシャワーかなー、って見ていたんですが。
★★リンクほか ★★★
テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト