■人ならざるお嫁さま (しんどう)
★まんがデーター [18.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ファンタジー、ラブコメ、ショタ
・構成 : カラー(4P)、短編×9話(うち「鬼の母娘シリーズ」×6)
・おまけ: あとがき、合間にイラスト、鬼の母娘・あらすじすごろく。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「しんどう」センセの「人ならざるお嫁さま」です。
※青鬼姉妹「瑠璃」・「玻璃」
【 構成・絵柄 】
収録は表題な中編と短編。
その連続話は、単行本の半分以上を占めています。
複数ヒロインが登場するタイプですが、ストーリーもちゃんとしてます。
ほか短編らは、完全に独立したものでした。
最大の特徴は、女性陣が揃って人ではない点。
いちおう、スタイルはちゃんと人間体でした。
ソレ系の”振れ幅強いもの”と比べて、だいぶマイルドだと思います(笑)
漫画はファンタジー世界。
多少常識外なこともありましたが、ブラックな色はほぼなく。
ラブコメちっくに仕上がっていて、読み易い仕上がりです。
また、短編群にはショタな要素もあるので、そんなん好きな方にもオススメ。
たぶん表題から皆想像するだろうものより、敷居は高くありません。
ちょっと迷った方は、進んで大丈夫でしょう。
しなやかな曲線での作画。
黒色が強く濃淡は濃い目で、全体の色づきもしっかり。
描き込みもしっかり。
コマ割りはやや細かく、変化もあり。
概ね枠間はあるものの、コッテリ系で賑やかな原稿具合でした。
人物画は広い輪郭と大きさのある目の漫画らしい可愛いらしさ。
肉付き良く健康的なスタイルです。
ヒロインらは表題とおりで、普通の人間ではないものの。
ちょっとした身体的特徴など違和感なく、優れたバランスで描かれていました。
背景など比較的あっさり気味でしたが、そのほかは良好。
全体の安定感もありました。
判断については、↓表紙・裏表紙、または紹介帯のカット絵が良いでしょう。
【 収録話 】 9話収録
:「ショタオークくんはエルフのお姫様を上手に孕ませられるかな?」 カラー原稿あり
性欲強く、理想の男子を求めて旅に出ていたエルフ族の姫「アルメリア」
森で出会ったオーク「ギド」は、人とオークのハーフ。
それがため、同族の中で立場は弱く…。
オーク族の長である父親のため、一人前になったところを見せようと意気込んでいたのでした。
そんな彼に興味を持った「アルメリアさん」が、自らの欲望を果たすこともあってえっち仕掛ける展開。
こちらの漫画、4ページのカラー原稿があるんですが。
本編の前日譚で、「ギドくん」の両親の馴れ初めが描かれています。
これは…コメディー?
雰囲気としてはバッドエンドっぽいのですが、「ギドくん」の父親は無分別ではないようで。
あれはアレで良かったのかな。
勇ましい彼でしたが、当然ながらえっちでは「アルメリアさん」の独壇場。
ただ、それでも彼女のお眼鏡には叶ったようでした。
まぁ、あれで良かったのかな。
※赤鬼母娘「楓」・「紅葉」
:「鬼の母娘はヒトのオスと子づくりがしたい」 6話
人間と妖怪が共存する、とある村。
帰省していた村長の孫「総一郎」は鬼族の娘「紅葉」にえらく気に入られ。
彼女の夫となったのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。
基本的にはヒロイン2組(母娘、姉妹)が登場し。
それぞれとの単独プレイ、そして複数プレイが6話で描かれていきます。
女性陣は鬼族。
語尾が有名な某有名ラブコメのソレとは違い、角は額付近にありました。
詳しくは↓表紙・裏表紙を参照ください。
「紅葉ちゃん」だけ2本角ですね。
それ以外は特に普通の女性と変わりなく、どちらも魅力的。
(※ほかはトンガリ耳と牙があるくらい)
特にメインの「紅葉ちゃん」は↓表紙そのままふんどしを着用していて。
そんなんがお好みな方にも刺さる仕様となってます。
1話目は「紅葉ちゃん」
「二人ともお部屋で遊んでるのかしら…?」に続く展開はちゃんと鬼ちっくで可笑しい(笑)
村では人間と巧く共存していたけど、いちおう食欲の対象ではあるのか。
収録のうち、「紅葉ちゃん」は唯一のロリちっくなヒロインなのですが。
母「楓」さん曰く、「総一郎くん」よりも年上だそうでした。
ラブラブでしたよ。
合間にひとネタ絵があり、2話目は彼女の母「楓さん」です。
お風呂でのえっち展開。
まぁ、彼女がヤル気満々だから、どうにも抗えないわね。
片目隠れてる髪型がセクシーで、収録でのお気に入りです。
3話目は母娘との複数。
これは2話目直後から開始しています。
独占欲を見せる「紅葉ちゃん」が可愛い。
「とられても、とりかえすからいいよ」
とか言ってました。
凄いな。
4話目は結婚から半年後の風景。
こちらでは青鬼族の姉妹「瑠璃」・「玻璃」が登場してます。
「紅葉ちゃん」らは赤鬼族なんですね。
…そうか、名前もちゃんと赤系・青系になってるんだ。
なにゆえ可愛い奥様、義母のいる「総一郎くん」が彼女らと関係するかは、ぜひ本編で確認ください。
青鬼族は褐色肌で描かれていて、威勢の良い姉「瑠璃さん」は経験なく、えっちでメロメロ。
なお、それは一歩引いて事態を見ていた妹「玻璃さん」も同様。
お尻でしちゃっていました。
収録での最終話6話目は…故あって、再び「楓」・「紅葉」の母娘ブレイ。
前回とはまた違ったプレイが楽しめます。
こちらは完結編とサブタイトルありましたが、あとがきによるとシリーズはまだ続けていくようで。
とりあえず同人誌での発表なようですが、あるいはまた単行本に収録される機会があるかもしれませんね。
:「汝その純潔を我に捧げよ」
代々女性しか生まれない、魔女の家系。
しかし、そこに男子が生まれてしまい、それがためか魔術も上達せず。
姉らに認められるべく、悪魔「シュトリー」を召喚したのでした。
そんな訳で、男の子魔女な主人公の話。
冒頭の「オークくん」ほか、こちら、そして次と収録の短編はどちらもショタ色の強いものとなってます。
こちらの彼は、3名の中で最も年齢高そうな雰囲気。
「シュトリーさん」は当初女の子だと勘違いしていた、可愛らしい男子でした。
うう、女の子であって欲しかった…。
悪魔である「シュトリーさん」は角と尻尾があるくらい。
ぱっと見は単に巨乳のお姉さんです。
彼女のえっちは…ある意味悪魔っぽいですね。
オチが楽しい。
ちなみに彼の母親が素敵だったので、メインの話を見たく感じましたよ。
※左:エルフ族の姫「アルメリア」、右:「アンリさん」
:「勇者のボクと〇〇のお姉ちゃん」
伝説の勇者の子孫である「アスタ」
ただ、まだ年齢は幼く。
よく面倒を見てくれていた幼馴染みのお姉ちゃん「アンリ」は心配して魔王討伐の旅にも付いてきたのですが…彼女は結構強く。
それがため、街を出た「アスタ」はまだ一匹もモンスターを倒せていなかったのでした。
ポニーテールで巨乳なお姉ちゃん「アンリさん」
完全に素手で戦っていたので、職業的には武闘家なのかな。
漫画のメインは、1人で旅に出ると決意した「アスタくん」
それに対する「アンリさん」の反応は意外なものでしたが…。
あの流れでの、「旅なんてやめちゃおうよ」は抗いがたいなぁ。
察しが良い人は、あるいはこれでその後の展開は想像できるかも。
ただ、それが予想できたとしても…えっち展開はおそらく予想をぶっ飛んだものだと思います。
ノーマルなえっちではないものの。
あれはアレで…ちょっとイイかも(笑)
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「しんどう」センセでした。
こちらが初見かなー、って見ていましたが。
初単行本「発情・でいず」を紹介してますね。
今回は…↓表紙の「紅葉ちゃん」のふんどし絵に引っかけられました。
角とか人外って文字よりも、視界に入って来たのはそっちが先(笑)
うん、あのアングルで正解ですわね。
よくよく見たら「嫁」の漢字が鬼デザインになってるのね。
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・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ファンタジー、ラブコメ、ショタ
・構成 : カラー(4P)、短編×9話(うち「鬼の母娘シリーズ」×6)
・おまけ: あとがき、合間にイラスト、鬼の母娘・あらすじすごろく。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「しんどう」センセの「人ならざるお嫁さま」です。
※青鬼姉妹「瑠璃」・「玻璃」
【 構成・絵柄 】
収録は表題な中編と短編。
その連続話は、単行本の半分以上を占めています。
複数ヒロインが登場するタイプですが、ストーリーもちゃんとしてます。
ほか短編らは、完全に独立したものでした。
最大の特徴は、女性陣が揃って人ではない点。
いちおう、スタイルはちゃんと人間体でした。
ソレ系の”振れ幅強いもの”と比べて、だいぶマイルドだと思います(笑)
漫画はファンタジー世界。
多少常識外なこともありましたが、ブラックな色はほぼなく。
ラブコメちっくに仕上がっていて、読み易い仕上がりです。
また、短編群にはショタな要素もあるので、そんなん好きな方にもオススメ。
たぶん表題から皆想像するだろうものより、敷居は高くありません。
ちょっと迷った方は、進んで大丈夫でしょう。
しなやかな曲線での作画。
黒色が強く濃淡は濃い目で、全体の色づきもしっかり。
描き込みもしっかり。
コマ割りはやや細かく、変化もあり。
概ね枠間はあるものの、コッテリ系で賑やかな原稿具合でした。
人物画は広い輪郭と大きさのある目の漫画らしい可愛いらしさ。
肉付き良く健康的なスタイルです。
ヒロインらは表題とおりで、普通の人間ではないものの。
ちょっとした身体的特徴など違和感なく、優れたバランスで描かれていました。
背景など比較的あっさり気味でしたが、そのほかは良好。
全体の安定感もありました。
判断については、↓表紙・裏表紙、または紹介帯のカット絵が良いでしょう。
【 収録話 】 9話収録
:「ショタオークくんはエルフのお姫様を上手に孕ませられるかな?」 カラー原稿あり
性欲強く、理想の男子を求めて旅に出ていたエルフ族の姫「アルメリア」
森で出会ったオーク「ギド」は、人とオークのハーフ。
それがため、同族の中で立場は弱く…。
オーク族の長である父親のため、一人前になったところを見せようと意気込んでいたのでした。
そんな彼に興味を持った「アルメリアさん」が、自らの欲望を果たすこともあってえっち仕掛ける展開。
こちらの漫画、4ページのカラー原稿があるんですが。
本編の前日譚で、「ギドくん」の両親の馴れ初めが描かれています。
これは…コメディー?
雰囲気としてはバッドエンドっぽいのですが、「ギドくん」の父親は無分別ではないようで。
あれはアレで良かったのかな。
勇ましい彼でしたが、当然ながらえっちでは「アルメリアさん」の独壇場。
ただ、それでも彼女のお眼鏡には叶ったようでした。
まぁ、あれで良かったのかな。
※赤鬼母娘「楓」・「紅葉」
:「鬼の母娘はヒトのオスと子づくりがしたい」 6話
人間と妖怪が共存する、とある村。
帰省していた村長の孫「総一郎」は鬼族の娘「紅葉」にえらく気に入られ。
彼女の夫となったのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。
基本的にはヒロイン2組(母娘、姉妹)が登場し。
それぞれとの単独プレイ、そして複数プレイが6話で描かれていきます。
女性陣は鬼族。
語尾が有名な某有名ラブコメのソレとは違い、角は額付近にありました。
詳しくは↓表紙・裏表紙を参照ください。
「紅葉ちゃん」だけ2本角ですね。
それ以外は特に普通の女性と変わりなく、どちらも魅力的。
(※ほかはトンガリ耳と牙があるくらい)
特にメインの「紅葉ちゃん」は↓表紙そのままふんどしを着用していて。
そんなんがお好みな方にも刺さる仕様となってます。
1話目は「紅葉ちゃん」
「二人ともお部屋で遊んでるのかしら…?」に続く展開はちゃんと鬼ちっくで可笑しい(笑)
村では人間と巧く共存していたけど、いちおう食欲の対象ではあるのか。
収録のうち、「紅葉ちゃん」は唯一のロリちっくなヒロインなのですが。
母「楓」さん曰く、「総一郎くん」よりも年上だそうでした。
ラブラブでしたよ。
合間にひとネタ絵があり、2話目は彼女の母「楓さん」です。
お風呂でのえっち展開。
まぁ、彼女がヤル気満々だから、どうにも抗えないわね。
片目隠れてる髪型がセクシーで、収録でのお気に入りです。
3話目は母娘との複数。
これは2話目直後から開始しています。
独占欲を見せる「紅葉ちゃん」が可愛い。
「とられても、とりかえすからいいよ」
とか言ってました。
凄いな。
4話目は結婚から半年後の風景。
こちらでは青鬼族の姉妹「瑠璃」・「玻璃」が登場してます。
「紅葉ちゃん」らは赤鬼族なんですね。
…そうか、名前もちゃんと赤系・青系になってるんだ。
なにゆえ可愛い奥様、義母のいる「総一郎くん」が彼女らと関係するかは、ぜひ本編で確認ください。
青鬼族は褐色肌で描かれていて、威勢の良い姉「瑠璃さん」は経験なく、えっちでメロメロ。
なお、それは一歩引いて事態を見ていた妹「玻璃さん」も同様。
お尻でしちゃっていました。
収録での最終話6話目は…故あって、再び「楓」・「紅葉」の母娘ブレイ。
前回とはまた違ったプレイが楽しめます。
こちらは完結編とサブタイトルありましたが、あとがきによるとシリーズはまだ続けていくようで。
とりあえず同人誌での発表なようですが、あるいはまた単行本に収録される機会があるかもしれませんね。
:「汝その純潔を我に捧げよ」
代々女性しか生まれない、魔女の家系。
しかし、そこに男子が生まれてしまい、それがためか魔術も上達せず。
姉らに認められるべく、悪魔「シュトリー」を召喚したのでした。
そんな訳で、男の子魔女な主人公の話。
冒頭の「オークくん」ほか、こちら、そして次と収録の短編はどちらもショタ色の強いものとなってます。
こちらの彼は、3名の中で最も年齢高そうな雰囲気。
「シュトリーさん」は当初女の子だと勘違いしていた、可愛らしい男子でした。
うう、女の子であって欲しかった…。
悪魔である「シュトリーさん」は角と尻尾があるくらい。
ぱっと見は単に巨乳のお姉さんです。
彼女のえっちは…ある意味悪魔っぽいですね。
オチが楽しい。
ちなみに彼の母親が素敵だったので、メインの話を見たく感じましたよ。
※左:エルフ族の姫「アルメリア」、右:「アンリさん」
:「勇者のボクと〇〇のお姉ちゃん」
伝説の勇者の子孫である「アスタ」
ただ、まだ年齢は幼く。
よく面倒を見てくれていた幼馴染みのお姉ちゃん「アンリ」は心配して魔王討伐の旅にも付いてきたのですが…彼女は結構強く。
それがため、街を出た「アスタ」はまだ一匹もモンスターを倒せていなかったのでした。
ポニーテールで巨乳なお姉ちゃん「アンリさん」
完全に素手で戦っていたので、職業的には武闘家なのかな。
漫画のメインは、1人で旅に出ると決意した「アスタくん」
それに対する「アンリさん」の反応は意外なものでしたが…。
あの流れでの、「旅なんてやめちゃおうよ」は抗いがたいなぁ。
察しが良い人は、あるいはこれでその後の展開は想像できるかも。
ただ、それが予想できたとしても…えっち展開はおそらく予想をぶっ飛んだものだと思います。
ノーマルなえっちではないものの。
あれはアレで…ちょっとイイかも(笑)
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「しんどう」センセでした。
こちらが初見かなー、って見ていましたが。
初単行本「発情・でいず」を紹介してますね。
今回は…↓表紙の「紅葉ちゃん」のふんどし絵に引っかけられました。
角とか人外って文字よりも、視界に入って来たのはそっちが先(笑)
うん、あのアングルで正解ですわね。
よくよく見たら「嫁」の漢字が鬼デザインになってるのね。
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■邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん (服部昇大)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [一般] 映画紹介、コメディー
・構成 : 折り返しに作者コメント、15話収録(全て表題作) ※現在2巻発売
・おまけ: あとがき、描き下ろし「デビルマン」、おまけ2P。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「服部昇大(はっとり・しょうた)」センセの「邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん」です。
【 構成・絵柄 】
収録は描き下ろしを含めて15話。
各話で紹介するメイン映画がありますが、会話の端にそのほか映画名も多数登場しています。
基本的には邦画を面白可笑しく紹介するもの。
だいたい前フリに合わせたものがチョイスされます。
ほとんど邦画ですが、たまに違うのもありました。
詳しくは↓収録話にて。
漫画は1話完結タイプで、映画のあちこちを突っ込んでいくような感じ。
映画ネタが続けばまだ全然続いていきそう。
事実特設サイトによると、”売れ行き次第で連載再会もあるようだ”とありましたので期待を込めて。
濃く太目な線での作画。
全体の濃淡は普通くらいで、黒色が強め。
描き込みはさっぱり気味で、コマ割りの変化も少な目。
だいたい枠間あり、白比率がありました。
その他はいつものセンセらしく、はっちゃけコメディー調。
やや作画にばっさりとしたところありますが、勢いがあるためさほど気にならないと思います。
映画紹介の漫画ですが、なんというか実写・写真などは利用なく。
作中シーン、パッケージなどもセンセが描かれていました。
そのあたりはリアル調。
これが非常にお上手で、俳優さんらはよく特徴を掴んでおられます。
判断は↓↓表紙・裏表紙で問題ありません。
【 収録話 】 15話収録
”映画について語る若人の部”の部長「小谷洋一」
ずっと部員はなく、1人で悶々としていたところ。
チラシを見て1年生「邦吉映子」が入部を希望してきたのですが…。
彼女はマニアックな邦画好きである”邦キチ”だったのです。
だいたいそんな感じ。
※邦吉映子
全15話で、ちょっと外れた映画を紹介していく漫画。
まず、だいたい懸念されるだろうことに、
”映画見ていないと分からないのでは?”
ってことがあると思いますが、それは大丈夫。
タイトル通りで基本的にプレゼンしてくれるため、見ていなくても全然大丈夫。
…というか、見ていない人が漫画の後実際に見て。
再度こちらの漫画に戻って来る~というのが、最も理想的な流れだろうかと思います。
ただし、前述したように、会話の端にそのほか映画名が多く登場していて。
それを見て、まったく完全に訳分からないくらいな方は、さすがあちこち厳しいかもしれません。
メインの映画以外は特にフォローなかったので。
映画館での本編前に流れている紹介をざっと舐めてるくらい、名前聞いてイメージ浮かぶくらいがちょうど良いかも。
また、”邦キチ”ではあるものの、15話中にはインド映画、洋画などもありました。
さらに邦画と言っても、アニメから恐怖ものなど色々。
漫画原作のものが多かったので、最悪漫画の方を知っていれば、なんとかなるかと思います。
たいてい先の2人で進行していますが、6話目からアジア映画研究部の「東洋洋(トンヤンヤン)」が登場。
場面が学校ではない10話などは、店にやってきたお客さんとのやり取りから発展するのもありました。
邦キチこと「映子さん」がずらずらとプレゼンを続け、部長「洋一くん」が突っ込むのが基本。
映画愛は感じられますが、なんというか…本気で気に入ってる人が読んだら、イラっとくるかもしれません。
そのあたりは気を付けて。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「服部昇大(はっとり・しょうた)」センセでした。
こちらのブログでは「6代目 日ペンの美子ちゃん」を紹介しているんですが。
その際にアマゾンで発見し、即注文してみました。
センセの感覚で、さぞ面白く描かれているだろうと。
(※ラップの漫画は存在知ってましたが、そちらに興味ないので…)
なお、こちらの漫画には特設サイトがあったので、参考になると思います。
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・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [一般] 映画紹介、コメディー
・構成 : 折り返しに作者コメント、15話収録(全て表題作) ※現在2巻発売
・おまけ: あとがき、描き下ろし「デビルマン」、おまけ2P。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「服部昇大(はっとり・しょうた)」センセの「邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん」です。
【 構成・絵柄 】
収録は描き下ろしを含めて15話。
各話で紹介するメイン映画がありますが、会話の端にそのほか映画名も多数登場しています。
基本的には邦画を面白可笑しく紹介するもの。
だいたい前フリに合わせたものがチョイスされます。
ほとんど邦画ですが、たまに違うのもありました。
詳しくは↓収録話にて。
漫画は1話完結タイプで、映画のあちこちを突っ込んでいくような感じ。
映画ネタが続けばまだ全然続いていきそう。
事実特設サイトによると、”売れ行き次第で連載再会もあるようだ”とありましたので期待を込めて。
濃く太目な線での作画。
全体の濃淡は普通くらいで、黒色が強め。
描き込みはさっぱり気味で、コマ割りの変化も少な目。
だいたい枠間あり、白比率がありました。
その他はいつものセンセらしく、はっちゃけコメディー調。
やや作画にばっさりとしたところありますが、勢いがあるためさほど気にならないと思います。
映画紹介の漫画ですが、なんというか実写・写真などは利用なく。
作中シーン、パッケージなどもセンセが描かれていました。
そのあたりはリアル調。
これが非常にお上手で、俳優さんらはよく特徴を掴んでおられます。
判断は↓↓表紙・裏表紙で問題ありません。
【 収録話 】 15話収録
”映画について語る若人の部”の部長「小谷洋一」
ずっと部員はなく、1人で悶々としていたところ。
チラシを見て1年生「邦吉映子」が入部を希望してきたのですが…。
彼女はマニアックな邦画好きである”邦キチ”だったのです。
だいたいそんな感じ。
※邦吉映子
全15話で、ちょっと外れた映画を紹介していく漫画。
まず、だいたい懸念されるだろうことに、
”映画見ていないと分からないのでは?”
ってことがあると思いますが、それは大丈夫。
タイトル通りで基本的にプレゼンしてくれるため、見ていなくても全然大丈夫。
…というか、見ていない人が漫画の後実際に見て。
再度こちらの漫画に戻って来る~というのが、最も理想的な流れだろうかと思います。
ただし、前述したように、会話の端にそのほか映画名が多く登場していて。
それを見て、まったく完全に訳分からないくらいな方は、さすがあちこち厳しいかもしれません。
メインの映画以外は特にフォローなかったので。
映画館での本編前に流れている紹介をざっと舐めてるくらい、名前聞いてイメージ浮かぶくらいがちょうど良いかも。
また、”邦キチ”ではあるものの、15話中にはインド映画、洋画などもありました。
さらに邦画と言っても、アニメから恐怖ものなど色々。
漫画原作のものが多かったので、最悪漫画の方を知っていれば、なんとかなるかと思います。
たいてい先の2人で進行していますが、6話目からアジア映画研究部の「東洋洋(トンヤンヤン)」が登場。
場面が学校ではない10話などは、店にやってきたお客さんとのやり取りから発展するのもありました。
邦キチこと「映子さん」がずらずらとプレゼンを続け、部長「洋一くん」が突っ込むのが基本。
映画愛は感じられますが、なんというか…本気で気に入ってる人が読んだら、イラっとくるかもしれません。
そのあたりは気を付けて。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「服部昇大(はっとり・しょうた)」センセでした。
こちらのブログでは「6代目 日ペンの美子ちゃん」を紹介しているんですが。
その際にアマゾンで発見し、即注文してみました。
センセの感覚で、さぞ面白く描かれているだろうと。
(※ラップの漫画は存在知ってましたが、そちらに興味ないので…)
なお、こちらの漫画には特設サイトがあったので、参考になると思います。
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■マナさんと母屋を離れて… (彩画堂)
★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●◎〇
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [成年] サスペンス、村社会
・構成 : カラー(4P)、9話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: 著者解説。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「彩画堂(さいがどう)」センセの「マナさんと母屋を離れて…」です。
※要石マナ
【 構成・絵柄 】
収録は全て同じ漫画の長編。
…で、これ1冊では全然終わりません。
しっかり2巻以降に続く、ストーリー漫画なのでした。
しかし、単行本は巻数表記なく、紹介帯などにもそうした文言なく。
これは、ちょっと不親切。
シリーズものとか、長編でも1話完結タイプの漫画であるならばそれもいいかと思いますが…。
こうしたストーリーもので、1冊内で結末まで示されないならば、それは事前に告知して欲しい。
ある意味、読者を欺いているような印象。
成年漫画で巻数表記あれば敬遠する方もいるだろうから、セールス面を重視されたのでしょう。
続きモノだと、この話がどうなるか…気になるじゃない。
(※特にひでるさんは、こうしたのが引っ掛かって日常に影響してしまうのです)
印象からして折り返しくらいには達していると思われ。
次巻で完結かなー、って思います。
詳しくは後述しますが、寂れた村社会が舞台。
少なくともこの巻では、妙な風習とか、振り切れた描写などなく。
安心して(?)読み進められるでしょう。
複数ヒロインが登場し、次々お手付きしていく、ハーレム的な色もありました。
しっかりとした線での作画。
テカっとしたデジタルな色彩で、淡い濃淡具合です。
描き込みはややあっさり気味。
コマ割りは変化すくなく、適度に枠間もあり。
収まりもよく、原稿は落ち着いた雰囲気。
見易く仕上がっていました。
ただし、作品の雰囲気からすると、色は明る過ぎる印象。
また背景や小物、服装などの質感は軽く、さっぱり。
時代に取り残された、閉鎖された村社会…という割りにあちこち綺麗なため…。
この漫画では、それら絵柄が大きくマイナスに影響してます。
↓表紙などカラーは良く、カバー折り返しのような月夜でのえっちシーンも白黒絵の漫画となると綺麗にまとまってしまい。
淫靡な色はほぼありません。
そうクセが強くない人物(※いまの所)らは、リアルっぽさがあって良かったので、ちょっと残念。
【 収録話 】 9話収録
脳梗塞で倒れた父は回復したものの、まだ言語に障害が残っており。
就職浪人中な「要石すばる」は治療・入院費などの工面に悩んでいたところ。
伯父「要石徳一」に手紙で呼び出され、山奥な田舎の本家に向かったのでした。
そちらの現在の当主である老女は、その費用を持つかわりに、従姉「マナ」と家のために子を作るよう命じてきたのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。
閉鎖的な村社会での、淫靡かつサスペンスちっくなお話。
前述したように、この単行本9話では村の秘密に触れようか~、というところ。
詳細はほぼ描かれてません。
権力をもつ2名の老婆とか、八墓村みたいな風情。
「横溝正史」さんちっくですね。
ただ、登場人物はそうした小説に比べて多くなく(※下記参照)
ややこしさ、読み辛さはありません。
大地主に対して口数少のない村人や、周辺人物の妙な反応など緊張感はあるものの、今の所は事件などなく。
嵐の前の静けさ、ですかね。
なお、紹介帯には”軟禁”とか赤字で書かれていたのですが。
はっきり言って、大げさ過ぎ。
「すばるくん」は村でも自由に振る舞っており、また指示もあって1人で東京へ戻ったりもしています。
事実、単行本の後半ではあちこち人物に接触するなど、独自に村の過去について調べていましたから。
そう、この村は例によって過去には色々あったらしく…。
次巻では、もしかしたら血生臭い事に発展してしまう可能性もありそう。
どうなってしまうのか、ドキドキ待ちましょう。
年齢・体質でなかなか妊娠できない、とか言われていたヒロイン「マナさん」
ただし、その年齢はまだ36歳という設定。
昔の感覚(※特にこの村はそうしたのが強いと想像されます)では、確かに子を産むには遅いって感覚なのも分かりますが…晩婚な現代では、そう高齢というほどではなく。
「もうおばさんだから…、なかなか妊娠できない…」
そうした台詞は、なんだか違和感あって引っ掛かりました。
彼女は既に検査もしていて、“問題ない”という発言もあり。
どっちなんだろう。
彼女について、「すばるくん」は言われるまで叔母であると勘違いしていて、実際のところは従姉だったのですが。
あるいは、そうした記憶の相違とか、真実が明かされたら妊娠なども絡めた驚く要素だったりするのかも。
こちらも現時点ではなんとも言えませんね。
ブログを書く際に、登場人物などまとめました。
もったいないので、こちらにも残しておきます。
ただ、以後はネタバレる部分もあるため、未読の方は↓以下進まないようおねがいします。
※左:お手伝い「すすき」、右:郵便局員「柏木」
【 マナさんと母屋を離れて… 登場人物ほか 】
■綿山村(わたさんむら)
反門町からさらにバスで2時間弱。現在衰退しているが、かつては農産物の水運で栄えていた。
農作業する老人の姿が何名が確認でき、年寄りばかりらしい。スマホは圏外。
■反門町(そりもんまち)
精密機器の工場があり、この辺では栄えていて電車の駅もあった。
綿山村からは山3つむこうで、バスでは1時間半とか2時間弱とか言われている。
◆◆ 主人公家族 ◆◆
●要石すばる 主人公。19歳。
現在は就職浪人。要石家の血筋を残すため、呼び出された。
●要石銀河 すばるの父。52歳。
脳梗塞で倒れて入院・リハビリ中。妙に頭が働く、と警戒されている。
◆◆ 綿山村 要石家 かつての大地主。 ◆◆
●要石マナ 徳一の娘で従姉。36歳。
すばるは当初叔母だと勘違いしていた。
●要石徳一 すばるの伯父(※叔父とありましたが、誤植だと思います)で銀河の兄。
寡黙で陰気だが、発言からはそう悪い人物ではない様子。
●要石徳蔵 キヨ・リクの父。過去のダム建設ほか治水工事に関わっていた。
●要石大磁 キヨの息子。徳一と銀河の父親ですばるの祖父。
●要石美佐 徳一と銀河の母親ですばるの祖母。先進的な考えでキヨらと対立していた。
不可解な最後を遂げている。
●要石キヨ 老女1すばるの曾祖母(ひいおばあちゃん)で姉。
現在の要石家当主。
●要石リク 老女2で妹。双子だと思われる。子はいない。
●すすき 要石家のお手伝い。
◆◆ 綿山村そのた ◆◆
●古村井ほたる 眼鏡。バス停の前に店を構える雑貨店「古村井商店」の店主。
●柏木 眼鏡。40歳くらい。郵便局員。要石家によく出入りしていた。
1話目、冒頭のカラーページは「マナさん」とのえっちシーンです。
まだ会話にぎこちなさも残っていたので。
初回でないものの、数日後くらいの風景だと思います。
本編は村に呼び出され、「マナさん」と関係するまで。
その、初回えっちのくだりなのですが…。
相手と多少の年齢差はあるにしても、まだ熟女というほどでなく美人であり。
憧れていた相手とのそんなんは…色々と想像も膨らむ、序盤のクライマックスだと思うんですが。
老女らとの交渉からページをめくると、いきなり2人とも全裸なうえ直接行為の直前でした。
えー、って感じ。
ページ配分とか後々の話数とかなんとか、込み入った事情とかあるのでしょうけれど…。
特に行為にいたるまでのくだりなんて、最も描写されるべき、読者が期待するポイントなのでは??
なんというか、勿体ないですよねー。
また、「すばるくん」はそれが初体験だったか、言及はなかったのですが。
もし初であったのならば、より様々な描写とか描かれるべきではないのかなぁ。
なにが最も残念だったかというと、ココですね。
老女らのまだ若い頃が描かれている2話目。
お手伝いの「すすきちゃん」登場。
さっそく単独プレイを見せてくれているのですが、あちこちでそんなんが描かれていて。
漫画でのサービス要員です。
村について簡単な説明もありました。
東京へ戻る3話目。
確かに金銭的な縛りはあるものの、前述したように「すばるくん」の行動は制限されてはいません。
彼の母親について言及ないのですが、現在はいないようですね。
何かあるのかしら。
こちらでのえっち担当は、雑貨店の「ほたるちゃん」です。
彼女はまたいくつくらいの設定なんだろう。
4話目では「すばるくん」にちょっとした変化が見られます。
この謎については単行本内で判明するので、もうしばらくお待ちください。
「徳一」と落ち着いて話す機会があります。
そう悪人ではないと感じさせるものでしたが…どうだろう。。
なお、「マナさん」とはお風呂えっちです。
老婆らと話す機会があり、過去について触れる5話。
お手伝いの「すすきちゃん」の反応が気になります。
この娘、何かされてそうだなぁ。
えっち相手は雑貨店の「ほたるちゃん」です。
故あって、こちらから彼女の髪型が変わります。
6話目は「マナさん」との関係がピックアップされます。
冒頭は洗濯中だった彼女にお願いする流れ。
着衣えっちは新鮮でシチュエーションも刺さるもの。
後半では過去描写が混じる表現があり。
収録のうち、彼女とのシーンはこのエピソードが最も良かったなぁ。
※従姉「マナさん」
「マナさん」の語りで、また過去が気になりだす7話目。
郵便局員「柏木さん」の登場回です。
「ほたるちゃん」と同じく眼鏡ですが、彼女は美人眼鏡さんです。
詳細は伏せますが…「マナさん」からの情報がため、この回は3名の女性らと次々えっちしてました。
皆さんエロくて素敵。
8話目はその続きで、再び「柏木さん」と行動しています。
えっちシーンなかったものの、郵便局員姿はむちむちしたスタイルでエロい。
後半は「マナさん」とのえっちなのですが、意外な姿が見れます。
収録のラスト9話は「マナさん」、「ほたるちゃん」とのえっち。
どちらとも避妊はしてないようですが、「ほたるちゃん」は妊娠したら大事になっちゃうのでは。
また「徳一」が暗躍しています。
当主・「すばる」のどっちにも顔が利き、「マナさん」の父親である彼の立ち位置は全てをコントロール(ある程度ね)できると思われ。
やっぱり、なんらか裏の顔があるのでしょうか。
結末どうなるか期待して待ちたいと思います。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「彩画堂」センセでした。
こちのブログでは、「ハナさんの休日」、「派遣のむうこさん」、「ボクの成年貢献人」、「おたくのメガミさん」、「パートタイム マナカさん 若妻援助交際記」などを紹介してます。
こうしたネタが好きなひでるさん。
今回は、雰囲気たっぷりなカバーイラストに引っかけられました。
折り返しなども非常に良い感じ。
本編の白黒絵は前述した通りで、引っ掛かる部分あるものの…。
綿山村の真実のが気になります。
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・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●◎〇
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [成年] サスペンス、村社会
・構成 : カラー(4P)、9話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: 著者解説。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「彩画堂(さいがどう)」センセの「マナさんと母屋を離れて…」です。
※要石マナ
【 構成・絵柄 】
収録は全て同じ漫画の長編。
…で、これ1冊では全然終わりません。
しっかり2巻以降に続く、ストーリー漫画なのでした。
しかし、単行本は巻数表記なく、紹介帯などにもそうした文言なく。
これは、ちょっと不親切。
シリーズものとか、長編でも1話完結タイプの漫画であるならばそれもいいかと思いますが…。
こうしたストーリーもので、1冊内で結末まで示されないならば、それは事前に告知して欲しい。
ある意味、読者を欺いているような印象。
成年漫画で巻数表記あれば敬遠する方もいるだろうから、セールス面を重視されたのでしょう。
続きモノだと、この話がどうなるか…気になるじゃない。
(※特にひでるさんは、こうしたのが引っ掛かって日常に影響してしまうのです)
印象からして折り返しくらいには達していると思われ。
次巻で完結かなー、って思います。
詳しくは後述しますが、寂れた村社会が舞台。
少なくともこの巻では、妙な風習とか、振り切れた描写などなく。
安心して(?)読み進められるでしょう。
複数ヒロインが登場し、次々お手付きしていく、ハーレム的な色もありました。
しっかりとした線での作画。
テカっとしたデジタルな色彩で、淡い濃淡具合です。
描き込みはややあっさり気味。
コマ割りは変化すくなく、適度に枠間もあり。
収まりもよく、原稿は落ち着いた雰囲気。
見易く仕上がっていました。
ただし、作品の雰囲気からすると、色は明る過ぎる印象。
また背景や小物、服装などの質感は軽く、さっぱり。
時代に取り残された、閉鎖された村社会…という割りにあちこち綺麗なため…。
この漫画では、それら絵柄が大きくマイナスに影響してます。
↓表紙などカラーは良く、カバー折り返しのような月夜でのえっちシーンも白黒絵の漫画となると綺麗にまとまってしまい。
淫靡な色はほぼありません。
そうクセが強くない人物(※いまの所)らは、リアルっぽさがあって良かったので、ちょっと残念。
【 収録話 】 9話収録
脳梗塞で倒れた父は回復したものの、まだ言語に障害が残っており。
就職浪人中な「要石すばる」は治療・入院費などの工面に悩んでいたところ。
伯父「要石徳一」に手紙で呼び出され、山奥な田舎の本家に向かったのでした。
そちらの現在の当主である老女は、その費用を持つかわりに、従姉「マナ」と家のために子を作るよう命じてきたのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。
閉鎖的な村社会での、淫靡かつサスペンスちっくなお話。
前述したように、この単行本9話では村の秘密に触れようか~、というところ。
詳細はほぼ描かれてません。
権力をもつ2名の老婆とか、八墓村みたいな風情。
「横溝正史」さんちっくですね。
ただ、登場人物はそうした小説に比べて多くなく(※下記参照)
ややこしさ、読み辛さはありません。
大地主に対して口数少のない村人や、周辺人物の妙な反応など緊張感はあるものの、今の所は事件などなく。
嵐の前の静けさ、ですかね。
なお、紹介帯には”軟禁”とか赤字で書かれていたのですが。
はっきり言って、大げさ過ぎ。
「すばるくん」は村でも自由に振る舞っており、また指示もあって1人で東京へ戻ったりもしています。
事実、単行本の後半ではあちこち人物に接触するなど、独自に村の過去について調べていましたから。
そう、この村は例によって過去には色々あったらしく…。
次巻では、もしかしたら血生臭い事に発展してしまう可能性もありそう。
どうなってしまうのか、ドキドキ待ちましょう。
年齢・体質でなかなか妊娠できない、とか言われていたヒロイン「マナさん」
ただし、その年齢はまだ36歳という設定。
昔の感覚(※特にこの村はそうしたのが強いと想像されます)では、確かに子を産むには遅いって感覚なのも分かりますが…晩婚な現代では、そう高齢というほどではなく。
「もうおばさんだから…、なかなか妊娠できない…」
そうした台詞は、なんだか違和感あって引っ掛かりました。
彼女は既に検査もしていて、“問題ない”という発言もあり。
どっちなんだろう。
彼女について、「すばるくん」は言われるまで叔母であると勘違いしていて、実際のところは従姉だったのですが。
あるいは、そうした記憶の相違とか、真実が明かされたら妊娠なども絡めた驚く要素だったりするのかも。
こちらも現時点ではなんとも言えませんね。
ブログを書く際に、登場人物などまとめました。
もったいないので、こちらにも残しておきます。
ただ、以後はネタバレる部分もあるため、未読の方は↓以下進まないようおねがいします。
※左:お手伝い「すすき」、右:郵便局員「柏木」
【 マナさんと母屋を離れて… 登場人物ほか 】
■綿山村(わたさんむら)
反門町からさらにバスで2時間弱。現在衰退しているが、かつては農産物の水運で栄えていた。
農作業する老人の姿が何名が確認でき、年寄りばかりらしい。スマホは圏外。
■反門町(そりもんまち)
精密機器の工場があり、この辺では栄えていて電車の駅もあった。
綿山村からは山3つむこうで、バスでは1時間半とか2時間弱とか言われている。
◆◆ 主人公家族 ◆◆
●要石すばる 主人公。19歳。
現在は就職浪人。要石家の血筋を残すため、呼び出された。
●要石銀河 すばるの父。52歳。
脳梗塞で倒れて入院・リハビリ中。妙に頭が働く、と警戒されている。
◆◆ 綿山村 要石家 かつての大地主。 ◆◆
●要石マナ 徳一の娘で従姉。36歳。
すばるは当初叔母だと勘違いしていた。
●要石徳一 すばるの伯父(※叔父とありましたが、誤植だと思います)で銀河の兄。
寡黙で陰気だが、発言からはそう悪い人物ではない様子。
●要石徳蔵 キヨ・リクの父。過去のダム建設ほか治水工事に関わっていた。
●要石大磁 キヨの息子。徳一と銀河の父親ですばるの祖父。
●要石美佐 徳一と銀河の母親ですばるの祖母。先進的な考えでキヨらと対立していた。
不可解な最後を遂げている。
●要石キヨ 老女1すばるの曾祖母(ひいおばあちゃん)で姉。
現在の要石家当主。
●要石リク 老女2で妹。双子だと思われる。子はいない。
●すすき 要石家のお手伝い。
◆◆ 綿山村そのた ◆◆
●古村井ほたる 眼鏡。バス停の前に店を構える雑貨店「古村井商店」の店主。
●柏木 眼鏡。40歳くらい。郵便局員。要石家によく出入りしていた。
1話目、冒頭のカラーページは「マナさん」とのえっちシーンです。
まだ会話にぎこちなさも残っていたので。
初回でないものの、数日後くらいの風景だと思います。
本編は村に呼び出され、「マナさん」と関係するまで。
その、初回えっちのくだりなのですが…。
相手と多少の年齢差はあるにしても、まだ熟女というほどでなく美人であり。
憧れていた相手とのそんなんは…色々と想像も膨らむ、序盤のクライマックスだと思うんですが。
老女らとの交渉からページをめくると、いきなり2人とも全裸なうえ直接行為の直前でした。
えー、って感じ。
ページ配分とか後々の話数とかなんとか、込み入った事情とかあるのでしょうけれど…。
特に行為にいたるまでのくだりなんて、最も描写されるべき、読者が期待するポイントなのでは??
なんというか、勿体ないですよねー。
また、「すばるくん」はそれが初体験だったか、言及はなかったのですが。
もし初であったのならば、より様々な描写とか描かれるべきではないのかなぁ。
なにが最も残念だったかというと、ココですね。
老女らのまだ若い頃が描かれている2話目。
お手伝いの「すすきちゃん」登場。
さっそく単独プレイを見せてくれているのですが、あちこちでそんなんが描かれていて。
漫画でのサービス要員です。
村について簡単な説明もありました。
東京へ戻る3話目。
確かに金銭的な縛りはあるものの、前述したように「すばるくん」の行動は制限されてはいません。
彼の母親について言及ないのですが、現在はいないようですね。
何かあるのかしら。
こちらでのえっち担当は、雑貨店の「ほたるちゃん」です。
彼女はまたいくつくらいの設定なんだろう。
4話目では「すばるくん」にちょっとした変化が見られます。
この謎については単行本内で判明するので、もうしばらくお待ちください。
「徳一」と落ち着いて話す機会があります。
そう悪人ではないと感じさせるものでしたが…どうだろう。。
なお、「マナさん」とはお風呂えっちです。
老婆らと話す機会があり、過去について触れる5話。
お手伝いの「すすきちゃん」の反応が気になります。
この娘、何かされてそうだなぁ。
えっち相手は雑貨店の「ほたるちゃん」です。
故あって、こちらから彼女の髪型が変わります。
6話目は「マナさん」との関係がピックアップされます。
冒頭は洗濯中だった彼女にお願いする流れ。
着衣えっちは新鮮でシチュエーションも刺さるもの。
後半では過去描写が混じる表現があり。
収録のうち、彼女とのシーンはこのエピソードが最も良かったなぁ。
※従姉「マナさん」
「マナさん」の語りで、また過去が気になりだす7話目。
郵便局員「柏木さん」の登場回です。
「ほたるちゃん」と同じく眼鏡ですが、彼女は美人眼鏡さんです。
詳細は伏せますが…「マナさん」からの情報がため、この回は3名の女性らと次々えっちしてました。
皆さんエロくて素敵。
8話目はその続きで、再び「柏木さん」と行動しています。
えっちシーンなかったものの、郵便局員姿はむちむちしたスタイルでエロい。
後半は「マナさん」とのえっちなのですが、意外な姿が見れます。
収録のラスト9話は「マナさん」、「ほたるちゃん」とのえっち。
どちらとも避妊はしてないようですが、「ほたるちゃん」は妊娠したら大事になっちゃうのでは。
また「徳一」が暗躍しています。
当主・「すばる」のどっちにも顔が利き、「マナさん」の父親である彼の立ち位置は全てをコントロール(ある程度ね)できると思われ。
やっぱり、なんらか裏の顔があるのでしょうか。
結末どうなるか期待して待ちたいと思います。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「彩画堂」センセでした。
こちのブログでは、「ハナさんの休日」、「派遣のむうこさん」、「ボクの成年貢献人」、「おたくのメガミさん」、「パートタイム マナカさん 若妻援助交際記」などを紹介してます。
こうしたネタが好きなひでるさん。
今回は、雰囲気たっぷりなカバーイラストに引っかけられました。
折り返しなども非常に良い感じ。
本編の白黒絵は前述した通りで、引っ掛かる部分あるものの…。
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■くノ一淫縛大戦 (井上よしひさ)
★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 緊縛、くノ一、バトル
・構成 : カラー(6P)、短編×9話(うち「くノ一淫縛大戦」×8)
・おまけ: あとがき、カバー裏に初期設定資料。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「井上よしひさ(いのうえ・よしひさ )」センセの「くノ一淫縛大戦」です。
※阿厖
【 構成・絵柄 】
収録はほぼ表題作の中編で、短編も1話ありました。
メインは完結へと向かう、ストーリー漫画。
あちこちの練られた設定・名称、それに遊び心とかちょっとした謎もあり…。
最後の最後まで楽しめる仕上がりです。
そんな訳で、まだ未読な方は、この先に進まない方が良いと思います。
(いちおう、あちこちは伏せて書いていきますが)
センセらしいくノ一漫画。
漫画はエロ・グロという感じ。
いちおう、グロ方面はそう強くはないですが、得意でない方は気を付けて。
基本的には当然ながら緊縛プレイ。
また、バトルな要素もあって、エロ方面はそこそこ振り切ったもの。
許容範囲にある程度の広さないと、難しいかもしれません。
暗い作品ではないものの。
いつものセンセなコメディーっぽい明るさはあまりなく、人を選ぶ仕上がりでした。
(※ところどころにそうした描写ありますが、少ないです)
詳しくは後述しますね。
なお、同時収録されていた短編は表題とはまったく無関係なエピソード。
縄緊縛でないものの、身動き取れない状態でのえっちです。
こちらはコメディーちっくでしたよ。
しっかりとした線での作画。
適度なくらいの描き込みで、濃淡は濃いめ。
おおむね枠間は確保されているものの、細かいコマ割りで原稿は賑やか。
先の濃淡もあり、コッテリとしてます。
独特な設定な本作品ですが、背景・小物などにも優れていて。
作品世界を盛り上げるプラス要素となっていました。
お得意な縄描写は無論のこと、こだわりあるデザインな忍び装束や迫力あるバトルシーンも同様。
成年漫画ではあまり見られない、高いレベルでまとまっています。
裏表紙がまるまるカット絵となっているため、判断はそちらでどうぞ。
【 収録話 】 9話収録
003:「くノ一淫縛大戦」 8話
はるかな昔…まだ見ぬ未来…、あるいはもっと近くて遠い世界…。
「裏威派(りいは)」と戦うくの一組織「獲棲碑厭(えすぴおん)」
その「頭領(かいちょー)」は、捕らえられたくノ一らを救うべく、「醫院(ほすぴたる)」に「陽葵(ひなた)」・「世蓮(せれん)」・「月翳(つきかげ)」の3名を送ったのでした。
かなり大雑把ですが、だいたいそんな導入部。
タイトルそののまま、くノ一な漫画。
その道の大家「山田風太郎さん」の忍法帖を彷彿とさせる忍者ストーリーです。
世界観は時代物でなく、かと言って現代というのでもなく。
ちょっとした秘密あり、曖昧に描かれています。
当初は、センセらしいコメディーちっくな忍者漫画かと想像していましたが…。
これ、一般漫画に負けない、大戦というワードに相応しいお話・バトルが展開されます。
敵対する「獲棲碑厭(えすぴおん)」は学校教師風、主人公のくノ一組織は生徒(生徒会)風であり。
忍者衣装や忍術、各ワードにそうした色が見えていました。
あちこち凝っていて楽しいです。
読み飛ばさず、それぞれしっかり確認していくと、細かい所などまた違った面白さを味わえるでしょう。
お好きな方はカバー裏の初期設定資料もオススメ。
読み応えあって、世界をより堪能できると思います。
(※一部ネタバレに近いことも書かれているので、本編読み終わった後にどうぞ)
また、このブログを書く際に、登場人物や用語についてまとめていました。
せっかくなので、こちらに残しておきます。
※左:陽葵、右:狂薫「坂本瑞穂」
■□■ くノ一淫縛大戦 登場人物、用語集 ■□■
■獲棲碑厭(えすぴおん) くの一組織。裏威派と戦っている。
「頭領(かいちょー)」 眼鏡男子。お話の核心に関わる存在。
「陽葵(ひなた)」 K組。メインヒロイン。当然ながらポニーテール。
「世蓮(せれん)」 I組。とある秘密がある。
「月翳(つきかげ)」 I組。世蓮の姉。隻眼。「永劫未通女(むっしーしゅーべーると)」をつかう
「阿厖(あぼう)」 K組。ツインテール。天才で色々発明をしている。
「お那奈」 祖国は英国。本名は「エレン=バード」で大英帝国第六情報部の所属。
「ヰ兎(いと)」 祖国は英国。お那奈の相棒で通訳。「天竺尺八涅槃(バキュームガンダーラ)」を使う。
「白雲」 T組。眼鏡。複数の本を所持している。
■裏威派(りいは) 敵対組織。くノ一を「性斗(せいと)」へと「死導(しどう)」、服従させるのが役目。
「喝愛鞭(かつあいべん)」 密徒。ハゲの大男。体育教師風。拷問閉鎖(とーちゃーげーと)を使う。
「カタルー=ハナブサ」 密徒。英語教師風。分かり辛い英語を使う。
「虚無歩羅(こむぽら)」 阿厖の幼馴染み。傳沙を運転。「怪奇蜘蛛少年(スパイダーレオパルド)」を使う。
「坂本瑞穂」 狂薫(きょうとう)=裏威派のNo2。マスクを着けている。「SIX DEMONS」を使う。
「瑠宇面(るうめん)」 裏威派の頭領(りじ)で物の怪。魔術師。「衛生拘束紙(たいれっとぺーぱー)」を使う。
■そのほか用語
「膣内滲(ぱにっしゅめんと)」 洗脳する秘薬。
「醫院(ほすぴたる)」 人体実験を行っているという屋敷。裏威派が占拠していた。
「悶伽廠(へいずばりや)」 裏威派の本拠地。
「彗軌(すていしょん)」 悶伽廠へ行くため地で傳沙に乗れる。そのまま地下鉄な駅風。
「気風(ちけっと)」 傳沙に乗るのに必要。ないと拘束される。そのまま切符。
「傳沙(とれいん)」 移動手段。そのまま電車。
「解毒縄(わくちんろーぶ)」 洗脳から逃れるための縄。ぎちぎちに食い込ませる必要がある。
「祓魔忍(えくそにんじゃ)」 物の怪を封じるくノ一装束。
ヒロイン「陽葵」の緊縛サービスカットから始まる1話。
おおむね「醫院(ほすぴたる)」編、という感じ。
「頭領」付きのくノ一4名も登場し、いかにも導入話らしい雰囲気です。
また、こちらの密徒「喝愛鞭(かつ・あいべん)」はいかにも最初の敵然としたキャラクター。
いきなり忍者バトル、拘束されてのえっち展開が楽しめます。
”ここはまかせて先に行け!”
そう言われた際の「陽葵」が良いですね。
冒頭のカラーページは、捕まったくノ一への”死導”シーン。
なお、2周目でよくよく見ると…最初ページにヒントがありました。
衝撃なシーンで始まる2話目。
ちょろっとでしたが、そうしたシーンが差し込まれており。
単に拘束されてエロいことされる~みたいなんとは異なる、緊張感ある仕上がりなのです。
色々あって「陽葵」も捕まってしまい、狂薫「坂本瑞穂」が登場。
メインヒロインなのですが、さっそく責めが描かれてます。
英国の「お那奈」・「ヰ兎」が登場する3話目。
「お那奈」のお尻が堪能できる潜入シーンが好き。
やっぱり、あんなんしてみたくなりますよね。
なお、こうした描写があって紛らわしいる「ヰ兎」ですが、あとがき絵に正体描かれてました。
2人が対峙する敵は密徒「カタルー=ハナブサ」
英語教師風なのですが、それを揶揄するようなやり取りが可笑しい。
実際そんなんですわね(笑)
ひと展開あって、「醫院」でのエピソードが一段落する4話目。
「頭領」と残っていた「阿厖」のシーンが堪能できます。
縄で拘束されたくノ一らとの複数プレイなどもありました。
また、先の英国な2人にはくノ一らによる拷問シーンが見れます。
裏威派の本拠地「悶伽廠(へいずばりや)」に向かう、5話目からが最終決戦編。
まず5、6話はその前哨戦みたいな感じで、「傳沙(とれいん)」でのバトル。
…って、まんま電車なのですが。
それに関わるアレコレが忍者漫画風に描かれます。
6話目では「阿厖」がバトルに参戦。
顔見知り「虚無歩羅(こむぽら)」との攻防で、先とはまた違うえっちが楽しめます。
ちょっとグロいぞ。
裏威派の頭領「瑠宇面(るうめん)」が登場する7、8話は最終エピソード。
いままで出番なかった「頭領」が主人公的に描かれ、世界の色々が判明していきます。
2周して、あちこち確認し、いちおう…だいたい理解したつもりですが…。
合ってるかどうか分かんない。
正直なところ、できればちょっとセンセの解説が見たい感じ。
※左:月翳、右:お那奈・ヰ兎
213:「せいかんトンネル」
岬にある廃トンネルには、戦時の金銀財宝が埋まっているという。
そんな噂を聞きつけた「熊谷」は「笹島」、「佐藤」と共に中に入ったところ。
突然天井が崩れ、「熊谷」・「笹島」はぴったり密着したままハマってしまったのでした。
トンネルが崩れ、身動きが取れないという極限状態な設定なのですが。
まぁ、ああした状況で女の子とくっついてるのだから。
せめて最後に~と考えるのは、納得感あります。
巧い事えっちできるのが楽しい。
「キツキツだっ!!」の台詞がいいですね。
ただ、オチはトンデモなものでした。
【 その他 】
そんなこんなで、毎度おなじみな「井上よしひさ」センセでした。
忍者モノですねー。
センセの漫画ですし、前述したようにもっとコメディーちっくなのを想像していたので。
2話目での「陽葵さん」には驚きました。
制服などをモチーフにした忍者衣装がそれぞれ素敵。
カバー裏の初期設定なども大変楽しく読まていただきました(個人的にああしたの好き)
F組の2人とか、この1冊だけで終わらせてしまうのが勿体ないので…。
番外編とか別設定とかで、またぜひくノ一らの活躍を見たいです。
くノ一淫縛大戦 (セラフィンコミックス) コミックス , 2019/7/17 [アダルト]
★「井上よしひさ」センセの漫画紹介記事
[あこがれの先輩を縛って逃げられなくして×××] 成年
[制服JK] 成年
[上野カンナの発情研究室] 一般
[じょしてつ] 成年
[TEACHER×TEACHER] 成年
[拘束違反] 成年
[マゾシャン Mazocian] 成年
[○○デレ[まるデレ] 2巻]
[○○デレ[まるデレ] 1巻]
[縛姫-シバラレヒメ-] 成年
[縄士―NAWASHI―] 成年
[Escape Creator] 成年
[おじいちゃんは少年探偵] 一般
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 緊縛、くノ一、バトル
・構成 : カラー(6P)、短編×9話(うち「くノ一淫縛大戦」×8)
・おまけ: あとがき、カバー裏に初期設定資料。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「井上よしひさ(いのうえ・よしひさ )」センセの「くノ一淫縛大戦」です。
※阿厖
【 構成・絵柄 】
収録はほぼ表題作の中編で、短編も1話ありました。
メインは完結へと向かう、ストーリー漫画。
あちこちの練られた設定・名称、それに遊び心とかちょっとした謎もあり…。
最後の最後まで楽しめる仕上がりです。
そんな訳で、まだ未読な方は、この先に進まない方が良いと思います。
(いちおう、あちこちは伏せて書いていきますが)
センセらしいくノ一漫画。
漫画はエロ・グロという感じ。
いちおう、グロ方面はそう強くはないですが、得意でない方は気を付けて。
基本的には当然ながら緊縛プレイ。
また、バトルな要素もあって、エロ方面はそこそこ振り切ったもの。
許容範囲にある程度の広さないと、難しいかもしれません。
暗い作品ではないものの。
いつものセンセなコメディーっぽい明るさはあまりなく、人を選ぶ仕上がりでした。
(※ところどころにそうした描写ありますが、少ないです)
詳しくは後述しますね。
なお、同時収録されていた短編は表題とはまったく無関係なエピソード。
縄緊縛でないものの、身動き取れない状態でのえっちです。
こちらはコメディーちっくでしたよ。
しっかりとした線での作画。
適度なくらいの描き込みで、濃淡は濃いめ。
おおむね枠間は確保されているものの、細かいコマ割りで原稿は賑やか。
先の濃淡もあり、コッテリとしてます。
独特な設定な本作品ですが、背景・小物などにも優れていて。
作品世界を盛り上げるプラス要素となっていました。
お得意な縄描写は無論のこと、こだわりあるデザインな忍び装束や迫力あるバトルシーンも同様。
成年漫画ではあまり見られない、高いレベルでまとまっています。
裏表紙がまるまるカット絵となっているため、判断はそちらでどうぞ。
【 収録話 】 9話収録
003:「くノ一淫縛大戦」 8話
はるかな昔…まだ見ぬ未来…、あるいはもっと近くて遠い世界…。
「裏威派(りいは)」と戦うくの一組織「獲棲碑厭(えすぴおん)」
その「頭領(かいちょー)」は、捕らえられたくノ一らを救うべく、「醫院(ほすぴたる)」に「陽葵(ひなた)」・「世蓮(せれん)」・「月翳(つきかげ)」の3名を送ったのでした。
かなり大雑把ですが、だいたいそんな導入部。
タイトルそののまま、くノ一な漫画。
その道の大家「山田風太郎さん」の忍法帖を彷彿とさせる忍者ストーリーです。
世界観は時代物でなく、かと言って現代というのでもなく。
ちょっとした秘密あり、曖昧に描かれています。
当初は、センセらしいコメディーちっくな忍者漫画かと想像していましたが…。
これ、一般漫画に負けない、大戦というワードに相応しいお話・バトルが展開されます。
敵対する「獲棲碑厭(えすぴおん)」は学校教師風、主人公のくノ一組織は生徒(生徒会)風であり。
忍者衣装や忍術、各ワードにそうした色が見えていました。
あちこち凝っていて楽しいです。
読み飛ばさず、それぞれしっかり確認していくと、細かい所などまた違った面白さを味わえるでしょう。
お好きな方はカバー裏の初期設定資料もオススメ。
読み応えあって、世界をより堪能できると思います。
(※一部ネタバレに近いことも書かれているので、本編読み終わった後にどうぞ)
また、このブログを書く際に、登場人物や用語についてまとめていました。
せっかくなので、こちらに残しておきます。
※左:陽葵、右:狂薫「坂本瑞穂」
■□■ くノ一淫縛大戦 登場人物、用語集 ■□■
■獲棲碑厭(えすぴおん) くの一組織。裏威派と戦っている。
「頭領(かいちょー)」 眼鏡男子。お話の核心に関わる存在。
「陽葵(ひなた)」 K組。メインヒロイン。当然ながらポニーテール。
「世蓮(せれん)」 I組。とある秘密がある。
「月翳(つきかげ)」 I組。世蓮の姉。隻眼。「永劫未通女(むっしーしゅーべーると)」をつかう
「阿厖(あぼう)」 K組。ツインテール。天才で色々発明をしている。
「お那奈」 祖国は英国。本名は「エレン=バード」で大英帝国第六情報部の所属。
「ヰ兎(いと)」 祖国は英国。お那奈の相棒で通訳。「天竺尺八涅槃(バキュームガンダーラ)」を使う。
「白雲」 T組。眼鏡。複数の本を所持している。
■裏威派(りいは) 敵対組織。くノ一を「性斗(せいと)」へと「死導(しどう)」、服従させるのが役目。
「喝愛鞭(かつあいべん)」 密徒。ハゲの大男。体育教師風。拷問閉鎖(とーちゃーげーと)を使う。
「カタルー=ハナブサ」 密徒。英語教師風。分かり辛い英語を使う。
「虚無歩羅(こむぽら)」 阿厖の幼馴染み。傳沙を運転。「怪奇蜘蛛少年(スパイダーレオパルド)」を使う。
「坂本瑞穂」 狂薫(きょうとう)=裏威派のNo2。マスクを着けている。「SIX DEMONS」を使う。
「瑠宇面(るうめん)」 裏威派の頭領(りじ)で物の怪。魔術師。「衛生拘束紙(たいれっとぺーぱー)」を使う。
■そのほか用語
「膣内滲(ぱにっしゅめんと)」 洗脳する秘薬。
「醫院(ほすぴたる)」 人体実験を行っているという屋敷。裏威派が占拠していた。
「悶伽廠(へいずばりや)」 裏威派の本拠地。
「彗軌(すていしょん)」 悶伽廠へ行くため地で傳沙に乗れる。そのまま地下鉄な駅風。
「気風(ちけっと)」 傳沙に乗るのに必要。ないと拘束される。そのまま切符。
「傳沙(とれいん)」 移動手段。そのまま電車。
「解毒縄(わくちんろーぶ)」 洗脳から逃れるための縄。ぎちぎちに食い込ませる必要がある。
「祓魔忍(えくそにんじゃ)」 物の怪を封じるくノ一装束。
ヒロイン「陽葵」の緊縛サービスカットから始まる1話。
おおむね「醫院(ほすぴたる)」編、という感じ。
「頭領」付きのくノ一4名も登場し、いかにも導入話らしい雰囲気です。
また、こちらの密徒「喝愛鞭(かつ・あいべん)」はいかにも最初の敵然としたキャラクター。
いきなり忍者バトル、拘束されてのえっち展開が楽しめます。
”ここはまかせて先に行け!”
そう言われた際の「陽葵」が良いですね。
冒頭のカラーページは、捕まったくノ一への”死導”シーン。
なお、2周目でよくよく見ると…最初ページにヒントがありました。
衝撃なシーンで始まる2話目。
ちょろっとでしたが、そうしたシーンが差し込まれており。
単に拘束されてエロいことされる~みたいなんとは異なる、緊張感ある仕上がりなのです。
色々あって「陽葵」も捕まってしまい、狂薫「坂本瑞穂」が登場。
メインヒロインなのですが、さっそく責めが描かれてます。
英国の「お那奈」・「ヰ兎」が登場する3話目。
「お那奈」のお尻が堪能できる潜入シーンが好き。
やっぱり、あんなんしてみたくなりますよね。
なお、こうした描写があって紛らわしいる「ヰ兎」ですが、あとがき絵に正体描かれてました。
2人が対峙する敵は密徒「カタルー=ハナブサ」
英語教師風なのですが、それを揶揄するようなやり取りが可笑しい。
実際そんなんですわね(笑)
ひと展開あって、「醫院」でのエピソードが一段落する4話目。
「頭領」と残っていた「阿厖」のシーンが堪能できます。
縄で拘束されたくノ一らとの複数プレイなどもありました。
また、先の英国な2人にはくノ一らによる拷問シーンが見れます。
裏威派の本拠地「悶伽廠(へいずばりや)」に向かう、5話目からが最終決戦編。
まず5、6話はその前哨戦みたいな感じで、「傳沙(とれいん)」でのバトル。
…って、まんま電車なのですが。
それに関わるアレコレが忍者漫画風に描かれます。
6話目では「阿厖」がバトルに参戦。
顔見知り「虚無歩羅(こむぽら)」との攻防で、先とはまた違うえっちが楽しめます。
ちょっとグロいぞ。
裏威派の頭領「瑠宇面(るうめん)」が登場する7、8話は最終エピソード。
いままで出番なかった「頭領」が主人公的に描かれ、世界の色々が判明していきます。
2周して、あちこち確認し、いちおう…だいたい理解したつもりですが…。
合ってるかどうか分かんない。
正直なところ、できればちょっとセンセの解説が見たい感じ。
※左:月翳、右:お那奈・ヰ兎
213:「せいかんトンネル」
岬にある廃トンネルには、戦時の金銀財宝が埋まっているという。
そんな噂を聞きつけた「熊谷」は「笹島」、「佐藤」と共に中に入ったところ。
突然天井が崩れ、「熊谷」・「笹島」はぴったり密着したままハマってしまったのでした。
トンネルが崩れ、身動きが取れないという極限状態な設定なのですが。
まぁ、ああした状況で女の子とくっついてるのだから。
せめて最後に~と考えるのは、納得感あります。
巧い事えっちできるのが楽しい。
「キツキツだっ!!」の台詞がいいですね。
ただ、オチはトンデモなものでした。
【 その他 】
そんなこんなで、毎度おなじみな「井上よしひさ」センセでした。
忍者モノですねー。
センセの漫画ですし、前述したようにもっとコメディーちっくなのを想像していたので。
2話目での「陽葵さん」には驚きました。
制服などをモチーフにした忍者衣装がそれぞれ素敵。
カバー裏の初期設定なども大変楽しく読まていただきました(個人的にああしたの好き)
F組の2人とか、この1冊だけで終わらせてしまうのが勿体ないので…。
番外編とか別設定とかで、またぜひくノ一らの活躍を見たいです。
くノ一淫縛大戦 (セラフィンコミックス) コミックス , 2019/7/17 [アダルト]
★「井上よしひさ」センセの漫画紹介記事
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[制服JK] 成年
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■好きです…かなり。 (ひし形とまる)
★まんがデーター [12.0/20.0]
・絵柄 :●●●〇〇
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●◎〇〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳
・構成 : 初単行本、短編×10話。
・おまけ: あとがき、SDキャラ絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひし形とまる」センセの「好きです…かなり。」です。
※直とリサ
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
描き下ろしなどもなく、また中扉やもくじイラストなども本編絵などを利用したものでした。
(いちおう2ページほど、各ヒロインのSD絵があります)
ジャンルはラブコメ。
後述しますが、黒色が濃くちょっとしたタイミングなどには緊張感があります。
全然ホラー、サスペンスな要素はないんですけどね。
逆に表現などコメディーちっくで、漫画は楽しく描かれています。
名前の付け方などもそうした傾向なのですが…。
個人的には話を読むに邪魔なので、普通につけて欲しいです。
キャラは強く、それぞれオチは優れており。
お話的は良好なまとまりでした。
強めな細線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、黒色が目立ちます。
描き込みはやや細かめ。
比較的大き目のコマ割りで枠線は濃く、先の色彩もあって原稿はコッテリとした味わい。
特に収録のうち過去原稿はそうした傾向でした。
その原稿時期は16から19年。
期間的にはそう開いていない方だと思いますが、各話によって絵柄は様々。
試行錯誤していたのかなぁ。
最近の作画はカバーイラストのような、細目で大人っぽくリアルさもあるものでしたが。
収録のだいたいは、大きい目の漫画っぽい可愛らしいものです。
バストはだいたい巨乳揃いですけどね。
そのサイズ感があっても、人物絵は魅力的に仕上がっていました。
ただ、引き絵、背景込みの絵柄は非常に弱く、バランスも違和感あります。
もうひと、ふた頑張り欲しいところでした。
彩色のイラストは良く、↓表紙・裏表紙も同様。
紹介帯のカット絵はやや分かり辛く、店頭での判断は難しいと思います。
【 収録話 】 10話収録
003:「アパートメントメイド」
交通事故に遭って足首の捻挫、左手を骨折してしまった主人公。
その相手は電子機器大手メーカーの取締役であり。
多額の慰謝料をもらった上、身の回りの世話としてメイド「透利」をつけられたのでした。
こちらヒロインが↓表紙の彼女です。
片目隠れる髪型と変化しない表情がいいですね。
成年漫画では、それでもえっち最中には表情変化したりするのがセオリーですが。
彼女の場合、受け・攻めどちらのタイミングでも無表情でした。
そんなんが好き。
ラスト1コマはちょっと意外でした。
※左:メイド「透利」、右:まみ
021:「レッツシェア男子!」
共学にした女子校でしたが、入学した男子は1人だけでした。
その男子を「リサ」が授業中につまみ食いしていたところ…。
彼女らを探しにきた委員長「直(すなお)」と鉢合わせしたのでした。
Wヒロインとの複数プレイ話。(実は後半にさらに増えたりします)
裏表紙の2人ですね。
体育授業であったため、そのままブルマ姿です。
羨ましいですね。
なお、前話の彼、こちらの男性とも輪郭だけで顔は黒く、どんなんかわからないように描かれています。
それら他、「スイート・モカ」、「姉六時ちゅう」、「やりたいざかり!」などの登場男性も極力顔を描かないよう、吹き出しなどで隠されたりしていました。
イメージをぼやかす、イコール読者~みたいな演出なのかもしれませんが、強い違和感あって引っ掛かりました。
収録のうち1話くらいならばまだ良いのですが…センセは男性描くのが得意でないのかな。
039:「スイート・モカ」
ちょっとした切っ掛けで外国人「シャリーファ」と結婚し、日本での新婚生活が始まっていました。
彼女の国では全裸NGという文化があり、共にお風呂などは難しかったのですが。
お風呂用の肌着を故郷から取り寄せたことで、一緒にお風呂へ入れることとなったのです。
褐色肌な「シャリーファさん」
お風呂の服装は上だけ(下は単純にサイズ合わなくて穿けなかった様子)で、逆にエロい。
特に後半は…確かに全裸でないものの、ほぼそんな恰好であり。
まぁ、好きにイチャイチャしてください、という印象。
オチが楽しい。
059:「わるいこと」
姉の結婚相手は資産家で、その連れ子「まに」も典型的なお嬢様でしたが。
警備を仕事とする一般な主人公と気が合い、慕われるようになっていたのでした。
冒頭でもかなり大規模なパーティーをしかも毎週のようにやっているらしく。
彼女もそうした環境で育ったが故、普通の事が新鮮だったのかな。
えっちな事についても同様。
まぁ、あーなってしまったのは…仕方ないかなぁ。
彼女くらいだとお付きの人とかいても不思議ではないのだけど。
いちおう親族だから、そのあたりの警戒も緩んでいるのかも。
077:「リトルマターナル」
背丈小さく童顔で、子供とみられて再就職がうまくいかない「まみ」
それもあって、同居していた「隆」が働くようになっていたところ。
疲れたと言い出した彼が甘えてきたのでした。
カップルのプレイですね。
オチとかはソレっぽかったのですが。
ヒモの割りに前半では積極的に働きに出ていたりしていて、稼ぎもいいようで。
なんらか才はあるけど、長続きしないってタイプなのかな。
たまにそうした人いますわね。
そんな彼を養いたいと考えている「まみさん」との相性は良いのでしょう。
なお、子供だと見られる彼女ですが、バストは大きいです。
093:「ホワイトリッカー」
酒屋で働く「有海」は友人「立花」から配達注文を受け。
そのアパートへ向かったところ…彼氏を振ったらしく、その憂さ晴らしに付き合わされたのでした。
もともとは同級生で、当時の「有海くん」にとって気になる存在。
どちらかでそれを聞いたらしい「立花さん」から、えっち仕掛けられる展開。
卒業して色々あった結果、彼に目が向くようになったのかな。
店長さんがいい人でした。
あるいは彼が仲を取り持ってくれてたのかも。
109:「Sweets Sweep」
大晦日、昔馴染みな「琴子」に呼び出されて部屋に行ってみたところ。
大掃除したばかりのそこは、すでに散らかっていたのです。
過去の写真を見る限り、結構年齢差があるカップルなのかな。
男性はフケ顔だったし。
「琴子ちゃん」は例によって巨乳であり。
ノーブラで下乳見えるような服装で…そうした所でアピールしていたのかも。
彼はよく我慢してたなぁ。
125:「イケナイフウフ」
結婚して半年。
夫「退造」とのえっちが巧くいってなかった妻「三歩(みほ)」は…。
彼が隠していた、AVを発見してしまったのでした。
当ブログでは何度も書いてますが、ソレとこれとは別物なんだってば。
ただ、それを切っ掛けに話し合えた(…というほど穏やかでなかったものの)のは、良かったと思います。
性癖はね、難儀なものですよ。
オチはあーんな感じでしたが。
またじわじわ増えていくでしょう。
※左:立花、右:未果と紫音
141:「姉六時ちゅう」
就職して部屋を借りた「曜一」
隣の部屋に住む「音成」とは年齢が近く、すぐに打ち解け。
仕事の失敗で凹んでいたところを慰められてから、実姉のように甘えさせてくれていたのでした。
「私ね~~ずっと弟がほしかったの」
初対面での会話でそんなことを言っていて。
彼女の理想とする弟像と合っていたんだろうなぁ。
ただ、最近はほぼ性的な要素が加わっていて…なんというか、プレイ的でした。
「音成さん」もそんなんを楽しんでいたので、まぁいいんじゃないかしら(笑)
お互いの性癖がガチーと合ったのね。
あのオチも、プレイでの設定を壊さないための発言では。
157:「やりたいざかり!」
まだ未経験であることを悩んでいた「紫音」
「未果」は、顔見知りなおじさんと”いつもシテいる”と見栄を張ってしまい。
彼女を引き合わせることとなったのでした。
こちらのみ、ロリっとした要素の強い作品。
素直に未経験だと興味深々だった「紫音ちゃん」のが積極的。
一方の「未果ちゃん」は、そんな彼女に触発されてえっちしてます。
状況を察して、彼はあー振る舞っていたのですけれど。
役得だわね。
オチを見るかぎり、そのうち天罰が下るかもよ。
【 その他 】
以上、本日は「ひし形とまる」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
HPで見かけた↓表紙に釣り上げられ。
わくわく期待をしていたんですが…前述のとおり。
ちょっと色々合いません。
メイド「透利さん」のキャラは期待そのまま非常に良かったんだけどなぁ。
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・絵柄 :●●●〇〇
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●◎〇〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳
・構成 : 初単行本、短編×10話。
・おまけ: あとがき、SDキャラ絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひし形とまる」センセの「好きです…かなり。」です。
※直とリサ
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
描き下ろしなどもなく、また中扉やもくじイラストなども本編絵などを利用したものでした。
(いちおう2ページほど、各ヒロインのSD絵があります)
ジャンルはラブコメ。
後述しますが、黒色が濃くちょっとしたタイミングなどには緊張感があります。
全然ホラー、サスペンスな要素はないんですけどね。
逆に表現などコメディーちっくで、漫画は楽しく描かれています。
名前の付け方などもそうした傾向なのですが…。
個人的には話を読むに邪魔なので、普通につけて欲しいです。
キャラは強く、それぞれオチは優れており。
お話的は良好なまとまりでした。
強めな細線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、黒色が目立ちます。
描き込みはやや細かめ。
比較的大き目のコマ割りで枠線は濃く、先の色彩もあって原稿はコッテリとした味わい。
特に収録のうち過去原稿はそうした傾向でした。
その原稿時期は16から19年。
期間的にはそう開いていない方だと思いますが、各話によって絵柄は様々。
試行錯誤していたのかなぁ。
最近の作画はカバーイラストのような、細目で大人っぽくリアルさもあるものでしたが。
収録のだいたいは、大きい目の漫画っぽい可愛らしいものです。
バストはだいたい巨乳揃いですけどね。
そのサイズ感があっても、人物絵は魅力的に仕上がっていました。
ただ、引き絵、背景込みの絵柄は非常に弱く、バランスも違和感あります。
もうひと、ふた頑張り欲しいところでした。
彩色のイラストは良く、↓表紙・裏表紙も同様。
紹介帯のカット絵はやや分かり辛く、店頭での判断は難しいと思います。
【 収録話 】 10話収録
003:「アパートメントメイド」
交通事故に遭って足首の捻挫、左手を骨折してしまった主人公。
その相手は電子機器大手メーカーの取締役であり。
多額の慰謝料をもらった上、身の回りの世話としてメイド「透利」をつけられたのでした。
こちらヒロインが↓表紙の彼女です。
片目隠れる髪型と変化しない表情がいいですね。
成年漫画では、それでもえっち最中には表情変化したりするのがセオリーですが。
彼女の場合、受け・攻めどちらのタイミングでも無表情でした。
そんなんが好き。
ラスト1コマはちょっと意外でした。
※左:メイド「透利」、右:まみ
021:「レッツシェア男子!」
共学にした女子校でしたが、入学した男子は1人だけでした。
その男子を「リサ」が授業中につまみ食いしていたところ…。
彼女らを探しにきた委員長「直(すなお)」と鉢合わせしたのでした。
Wヒロインとの複数プレイ話。(実は後半にさらに増えたりします)
裏表紙の2人ですね。
体育授業であったため、そのままブルマ姿です。
羨ましいですね。
なお、前話の彼、こちらの男性とも輪郭だけで顔は黒く、どんなんかわからないように描かれています。
それら他、「スイート・モカ」、「姉六時ちゅう」、「やりたいざかり!」などの登場男性も極力顔を描かないよう、吹き出しなどで隠されたりしていました。
イメージをぼやかす、イコール読者~みたいな演出なのかもしれませんが、強い違和感あって引っ掛かりました。
収録のうち1話くらいならばまだ良いのですが…センセは男性描くのが得意でないのかな。
039:「スイート・モカ」
ちょっとした切っ掛けで外国人「シャリーファ」と結婚し、日本での新婚生活が始まっていました。
彼女の国では全裸NGという文化があり、共にお風呂などは難しかったのですが。
お風呂用の肌着を故郷から取り寄せたことで、一緒にお風呂へ入れることとなったのです。
褐色肌な「シャリーファさん」
お風呂の服装は上だけ(下は単純にサイズ合わなくて穿けなかった様子)で、逆にエロい。
特に後半は…確かに全裸でないものの、ほぼそんな恰好であり。
まぁ、好きにイチャイチャしてください、という印象。
オチが楽しい。
059:「わるいこと」
姉の結婚相手は資産家で、その連れ子「まに」も典型的なお嬢様でしたが。
警備を仕事とする一般な主人公と気が合い、慕われるようになっていたのでした。
冒頭でもかなり大規模なパーティーをしかも毎週のようにやっているらしく。
彼女もそうした環境で育ったが故、普通の事が新鮮だったのかな。
えっちな事についても同様。
まぁ、あーなってしまったのは…仕方ないかなぁ。
彼女くらいだとお付きの人とかいても不思議ではないのだけど。
いちおう親族だから、そのあたりの警戒も緩んでいるのかも。
077:「リトルマターナル」
背丈小さく童顔で、子供とみられて再就職がうまくいかない「まみ」
それもあって、同居していた「隆」が働くようになっていたところ。
疲れたと言い出した彼が甘えてきたのでした。
カップルのプレイですね。
オチとかはソレっぽかったのですが。
ヒモの割りに前半では積極的に働きに出ていたりしていて、稼ぎもいいようで。
なんらか才はあるけど、長続きしないってタイプなのかな。
たまにそうした人いますわね。
そんな彼を養いたいと考えている「まみさん」との相性は良いのでしょう。
なお、子供だと見られる彼女ですが、バストは大きいです。
093:「ホワイトリッカー」
酒屋で働く「有海」は友人「立花」から配達注文を受け。
そのアパートへ向かったところ…彼氏を振ったらしく、その憂さ晴らしに付き合わされたのでした。
もともとは同級生で、当時の「有海くん」にとって気になる存在。
どちらかでそれを聞いたらしい「立花さん」から、えっち仕掛けられる展開。
卒業して色々あった結果、彼に目が向くようになったのかな。
店長さんがいい人でした。
あるいは彼が仲を取り持ってくれてたのかも。
109:「Sweets Sweep」
大晦日、昔馴染みな「琴子」に呼び出されて部屋に行ってみたところ。
大掃除したばかりのそこは、すでに散らかっていたのです。
過去の写真を見る限り、結構年齢差があるカップルなのかな。
男性はフケ顔だったし。
「琴子ちゃん」は例によって巨乳であり。
ノーブラで下乳見えるような服装で…そうした所でアピールしていたのかも。
彼はよく我慢してたなぁ。
125:「イケナイフウフ」
結婚して半年。
夫「退造」とのえっちが巧くいってなかった妻「三歩(みほ)」は…。
彼が隠していた、AVを発見してしまったのでした。
当ブログでは何度も書いてますが、ソレとこれとは別物なんだってば。
ただ、それを切っ掛けに話し合えた(…というほど穏やかでなかったものの)のは、良かったと思います。
性癖はね、難儀なものですよ。
オチはあーんな感じでしたが。
またじわじわ増えていくでしょう。
※左:立花、右:未果と紫音
141:「姉六時ちゅう」
就職して部屋を借りた「曜一」
隣の部屋に住む「音成」とは年齢が近く、すぐに打ち解け。
仕事の失敗で凹んでいたところを慰められてから、実姉のように甘えさせてくれていたのでした。
「私ね~~ずっと弟がほしかったの」
初対面での会話でそんなことを言っていて。
彼女の理想とする弟像と合っていたんだろうなぁ。
ただ、最近はほぼ性的な要素が加わっていて…なんというか、プレイ的でした。
「音成さん」もそんなんを楽しんでいたので、まぁいいんじゃないかしら(笑)
お互いの性癖がガチーと合ったのね。
あのオチも、プレイでの設定を壊さないための発言では。
157:「やりたいざかり!」
まだ未経験であることを悩んでいた「紫音」
「未果」は、顔見知りなおじさんと”いつもシテいる”と見栄を張ってしまい。
彼女を引き合わせることとなったのでした。
こちらのみ、ロリっとした要素の強い作品。
素直に未経験だと興味深々だった「紫音ちゃん」のが積極的。
一方の「未果ちゃん」は、そんな彼女に触発されてえっちしてます。
状況を察して、彼はあー振る舞っていたのですけれど。
役得だわね。
オチを見るかぎり、そのうち天罰が下るかもよ。
【 その他 】
以上、本日は「ひし形とまる」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
HPで見かけた↓表紙に釣り上げられ。
わくわく期待をしていたんですが…前述のとおり。
ちょっと色々合いません。
メイド「透利さん」のキャラは期待そのまま非常に良かったんだけどなぁ。
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■彼女のせつな (中村葛湯)
★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] 恋愛話、貧乳、年齢差
・構成 : 8話収録(うち「想い人」×2)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「中村葛湯(なかむら・くずゆ)」センセの「彼女のせつな」です。
※左:樹里、右:奏音
【 構成・絵柄 】
収録は1つ連続シリーズみたいなのがあったほかは、全て短編。
連続モノはシチュエーションの異なるタイプです。
そのほか、同世界観なお話もありました。
ハッキリ描かれていたのでソレは確認できましたが、あるいは他にも繋がっていそうな雰囲気です。
カップルのひと風景を切り取ったような感じの漫画。
ラブコメというぺかぺかした明るさ・軽さはなく、年齢差ほか様々な要因で思いを巡らせるような、静かな恋愛話です。
成年系ですから、えっちシーンが中心なんですが。
前後場面は少な目で、正直なところ解説が欲しい感じ。
解釈が合ってるかどうか、難しいのです。
ひでるさんもそう敏い訳ではないので…。
ただ、しっかり隅々まで読むと見えてくる事もあるので、読むにも適した仕上がりだと思いました。
ロリというには、やや年齢高め。
かといって妙齢というよりは幼く、成長過程みたいな感じ。
準ロリですかね。
そのため、属性では貧乳としてみました。
だいたい↓表紙・裏表紙の雰囲気で良いと思います。
ただ、作画はそうしたカラーとは差があり。
ややマイナス評価になると思います。
白比率の多い線画で、古めなタッチの原稿。
素朴、と言えなくもないですが、ちと違うかな…。
実際に原稿時期は13、14年くらいが約半分ほどを占めていました。
線のちょっとした不安定さが、作品ジャンルと合致していることも確かにあるとは思いますが。
もうひと洗練あっても良いなー、と。
逆に言えば、最近ではあまり見られない、ハッキリとした個性のある作画です。
漫画はお上手で読むには問題なし。
あとは人物ほか背景・小物などがあれば、より雰囲気ある作品になるかと思いました。
【 収録話 】 8話収録
005:「想い人」
031:「from day to day」
「智樹」・「千夏」のカップル話。
こちらのみ連続話となっています。
気を抜くと、「お兄ちゃん」と呼んでしまう彼女。
前後の会話から、従兄だと思いましたが…どうだろう。
「千夏ちゃん」宅へ久しぶりに宿泊する「智樹くん」という1話目「想い人」
そう広い家ではなく、普段よりテンション上がる実娘を横目にしていれば。
まぁ、バレバレなんだろうなぁ。
2話目「from day to day」は連休に今度は「千夏ちゃん」が訪ねていくというもの。
前回ちらと見せてくれていた制服姿ですよ。
なぜか敬語で喋る「千夏ちゃん」
えっちでも頑張っていた理由はオチにて。
※左:千夏、右:冬乃
055:「プラスマイナス」
こちらは友達「悠」の兄と付き合う「冬乃」ちゃんのお話。
初体験かな。
最後のコマでの「冬乃ちゃん」は実に印象的に描かれていました。
前半での会話は、差し込まれていたカット絵そのまま、下着について。
微妙なお年頃ですわねー。
079:「朝の雲、暮れの雨」
突然の雨ら降られた「詩織」らカップル。
それがため、彼の家でお風呂に入ることとなったのでした。
そんな感じでのお風呂えっち。
(※まだお湯は溜め中)
黒タイツな「詩織ちゃん」が実にキュートです。
思わず足ピーンってなるコマが好き。
101:「Frog」
学校にて親しい男子から告白された「川瀬」さん。
しかし、彼女はバイト先の店長と関係していたのでした。
会話からして付き合っている、で良いと思うのですが。
彼が年上で年齢差もあるためか、やや緊張感もありました。
お互い様なんですけどね。
同級生の彼はやや気の毒。
まぁ、学生では敵わないだろうなぁ。
127:「ならいごと」
151:「LOOP」
前者「ならいごと」は、スイミングスクールに通う「樹里(じゅり)」ちゃんのエピソード。
切っ掛けは同コース内での生徒同士で、それを発見したコーチと…という流れなのかな。
収録では珍しい、複数えっち。
2人の男性コーチにされていました。
可愛らしい競泳水着が堪能できます。
後者「LOOP」も同じスイミングスクールでのお話。
送り迎えをしているバス運転手「遠野」と付き合う「奏音」ちゃんです。
バス内えっちですね。
このスイミングスクールはお手付き多いなぁ(笑)
裏表紙のショートカットさんがこちらの「奏音ちゃん」です。
オチの娘もちと気になりました。
※司ちゃん
183:「家路のありか」
ネカフェに入り浸る「司」
彼女を迎えに来た「仁科智宏」はもうすぐその兄になる予定だったのです。
既に関係しており、えっち展開はスムーズ。
同じ家に帰る後半の3ページくらいが実にいい感じでした。
深いなぁ。
2人がいかにしてカップルとなったのか。
あちこち見る限り、再婚が決まってからだと思いましたが…2人の最初がどんなんだったか見たいですね。
中扉の絵から察するに、↓表紙は「司ちゃん」だと思います。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「中村葛湯」センセでした。
こちらが初単行本のようです。
おめでとうございます!
漫画タイプがため、多くは書けず。
また、前述したように、解釈があっているかどうかも分からず…。
ブログは難儀しました。
ただ読むには好きなタイプで、面白いんですけどね。
次がどう仕上がるのか、期待して待ちたいと思います。
彼女のせつな (メガストアコミックス498)
(2017/3/31)
中村葛湯
※アマゾン登録なし
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・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] 恋愛話、貧乳、年齢差
・構成 : 8話収録(うち「想い人」×2)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「中村葛湯(なかむら・くずゆ)」センセの「彼女のせつな」です。
※左:樹里、右:奏音
【 構成・絵柄 】
収録は1つ連続シリーズみたいなのがあったほかは、全て短編。
連続モノはシチュエーションの異なるタイプです。
そのほか、同世界観なお話もありました。
ハッキリ描かれていたのでソレは確認できましたが、あるいは他にも繋がっていそうな雰囲気です。
カップルのひと風景を切り取ったような感じの漫画。
ラブコメというぺかぺかした明るさ・軽さはなく、年齢差ほか様々な要因で思いを巡らせるような、静かな恋愛話です。
成年系ですから、えっちシーンが中心なんですが。
前後場面は少な目で、正直なところ解説が欲しい感じ。
解釈が合ってるかどうか、難しいのです。
ひでるさんもそう敏い訳ではないので…。
ただ、しっかり隅々まで読むと見えてくる事もあるので、読むにも適した仕上がりだと思いました。
ロリというには、やや年齢高め。
かといって妙齢というよりは幼く、成長過程みたいな感じ。
準ロリですかね。
そのため、属性では貧乳としてみました。
だいたい↓表紙・裏表紙の雰囲気で良いと思います。
ただ、作画はそうしたカラーとは差があり。
ややマイナス評価になると思います。
白比率の多い線画で、古めなタッチの原稿。
素朴、と言えなくもないですが、ちと違うかな…。
実際に原稿時期は13、14年くらいが約半分ほどを占めていました。
線のちょっとした不安定さが、作品ジャンルと合致していることも確かにあるとは思いますが。
もうひと洗練あっても良いなー、と。
逆に言えば、最近ではあまり見られない、ハッキリとした個性のある作画です。
漫画はお上手で読むには問題なし。
あとは人物ほか背景・小物などがあれば、より雰囲気ある作品になるかと思いました。
【 収録話 】 8話収録
005:「想い人」
031:「from day to day」
「智樹」・「千夏」のカップル話。
こちらのみ連続話となっています。
気を抜くと、「お兄ちゃん」と呼んでしまう彼女。
前後の会話から、従兄だと思いましたが…どうだろう。
「千夏ちゃん」宅へ久しぶりに宿泊する「智樹くん」という1話目「想い人」
そう広い家ではなく、普段よりテンション上がる実娘を横目にしていれば。
まぁ、バレバレなんだろうなぁ。
2話目「from day to day」は連休に今度は「千夏ちゃん」が訪ねていくというもの。
前回ちらと見せてくれていた制服姿ですよ。
なぜか敬語で喋る「千夏ちゃん」
えっちでも頑張っていた理由はオチにて。
※左:千夏、右:冬乃
055:「プラスマイナス」
こちらは友達「悠」の兄と付き合う「冬乃」ちゃんのお話。
初体験かな。
最後のコマでの「冬乃ちゃん」は実に印象的に描かれていました。
前半での会話は、差し込まれていたカット絵そのまま、下着について。
微妙なお年頃ですわねー。
079:「朝の雲、暮れの雨」
突然の雨ら降られた「詩織」らカップル。
それがため、彼の家でお風呂に入ることとなったのでした。
そんな感じでのお風呂えっち。
(※まだお湯は溜め中)
黒タイツな「詩織ちゃん」が実にキュートです。
思わず足ピーンってなるコマが好き。
101:「Frog」
学校にて親しい男子から告白された「川瀬」さん。
しかし、彼女はバイト先の店長と関係していたのでした。
会話からして付き合っている、で良いと思うのですが。
彼が年上で年齢差もあるためか、やや緊張感もありました。
お互い様なんですけどね。
同級生の彼はやや気の毒。
まぁ、学生では敵わないだろうなぁ。
127:「ならいごと」
151:「LOOP」
前者「ならいごと」は、スイミングスクールに通う「樹里(じゅり)」ちゃんのエピソード。
切っ掛けは同コース内での生徒同士で、それを発見したコーチと…という流れなのかな。
収録では珍しい、複数えっち。
2人の男性コーチにされていました。
可愛らしい競泳水着が堪能できます。
後者「LOOP」も同じスイミングスクールでのお話。
送り迎えをしているバス運転手「遠野」と付き合う「奏音」ちゃんです。
バス内えっちですね。
このスイミングスクールはお手付き多いなぁ(笑)
裏表紙のショートカットさんがこちらの「奏音ちゃん」です。
オチの娘もちと気になりました。
※司ちゃん
183:「家路のありか」
ネカフェに入り浸る「司」
彼女を迎えに来た「仁科智宏」はもうすぐその兄になる予定だったのです。
既に関係しており、えっち展開はスムーズ。
同じ家に帰る後半の3ページくらいが実にいい感じでした。
深いなぁ。
2人がいかにしてカップルとなったのか。
あちこち見る限り、再婚が決まってからだと思いましたが…2人の最初がどんなんだったか見たいですね。
中扉の絵から察するに、↓表紙は「司ちゃん」だと思います。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「中村葛湯」センセでした。
こちらが初単行本のようです。
おめでとうございます!
漫画タイプがため、多くは書けず。
また、前述したように、解釈があっているかどうかも分からず…。
ブログは難儀しました。
ただ読むには好きなタイプで、面白いんですけどね。
次がどう仕上がるのか、期待して待ちたいと思います。
彼女のせつな (メガストアコミックス498)
(2017/3/31)
中村葛湯
※アマゾン登録なし
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■疼くカラダ、開発は玩具で (千要よゆち)
★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●◎〇〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、アイテム、
・構成 : 短編×5話(うち「開発はおもちゃで…」×3、「ようこそ精搾部×2)
・おまけ: あとがき漫画、カバー裏におまけ漫画。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「千要よゆち(ちよう・よゆち)」センセの「疼くカラダ、開発は玩具で」です。
※大品津久里
【 構成・絵柄 】
収録の話数は5話と少な目ですが、1話あたりのページ量は多く、
読み応えは問題ありません。
漫画は大きく2本で構成されていて。
1つはメインの連続話、もう1つは前回単行本のシリーズ漫画となってました。
前者は各話でそれぞれヒロインが存在するタイプ。
軽く繋がりあるくらいで、キャラ同士の掛け合いなども少しだけでした。
後者は前巻収録の連続話の番外編的なもの。
特に直接繋がるエピソードではなかったものの、初見の方に優しくはないです。
詳しくは後述します。
漫画は軽いタッチで描かれて、そんなんを一言で表現するならばラブコメとなるのですが…。
要素として、ラブはほとんどありません。
なんというか、作業的なものが切っ掛けなので。
明け透けなえっち描写とかは、コメディーちっくですわね。
前巻、そして今回の連続話とか、正直なところそのアドバンテージを生かしてはいないように見え。
色々事情もあるのでしょうけれど、お話はあまり期待しない方がいいと思います。
しっかりとした線での作画。
その線ほか黒色が強いのが特徴的。
全体の色づきでは、そこそこ白比率があります。
描き込みは概ね過不足ないくらい。
コマ割りは中くらいで大きく、賑やかでも広いスペースで見易く感じました。
背景は小物は薄めな色彩でさっぱりとした描写。
人物との相性は良く、バランスにも優れていて。
合わさると丁度良いくらいにピッタリ収まっています。
(もう少し質感欲しい気もしましたが、コレはこれでいいのかなぁと思うようになりました)
広く丸い輪郭な人物絵。
全体的にふっくら肉付き良く描かれ、むちむちとしてます。
個人的には服着ているほうが、ふわっ・たぷっとしていてイイ感じ。
カラーはまた違う魅力あるものの、おおむね↓表紙そのままなのでOK。
また裏表紙は「ティーアイネット」さんの単行本でカット絵が満載していて。
そちらも判断には良いでしょう。
【 収録話 】 5話収録
003:「開発はおもちゃで…」 3話
実家は家族経営の小さなアダルトグッズ制作会社という「面屋創介(おもや・そうすけ)」
まだ学生の彼も制作に関わっていて。
クラスでも目立つ女生徒「尻下泪(しりした・るい)」に、新製品のモニターをお願いしたのでした。
ごく簡単にはそんな導入部。
熱心な探求心を持つ「創介くん」のビジネスちっくなお話。
舞台は学校で、彼もまだ学生なのですが…。
2話目を見るかぎり、家でも彼は制作・販売ルート開拓など、頼りにされているようでした。
また、彼も性的な事については、仕事な側面を強く見せており。
目前の女性らで欲望を満たすことはせず、あくまでも仕事の延長として対応していました。
若いながら悟ってるみたい。
家業がためかなぁ。
※左:尻下泪、右:生徒会長「新庄清子」
全3話でそれぞれに別のヒロインがおり、いちおう3話目が最終話。
特に中心となるようなストーリーはなく、各話で完結しているような感じ。
(※多少前フリみたいなのもありました)
そのため、最終話のラストもばっさりとした印象です。
結果、カバー裏のおまけ漫画に繋がっていくのですが…当初の予定が狂ったのかな??
個人的には好みなネタで、この後それぞれヒロインが交流したりなんだりする展開があれば、またより面白くなりそうだったのですが。
このバッサリとした終わり方はちょっと残念でした。
色々事情があるんでしょうかね。
さて、1話目は”不真面目だがクラスで目立つ存在”という「尻下泪さん」
今回↓表紙をゲットしたのが彼女。
(※背景にある黒板と、タイトル・作者名などの文字がうまーくリンクしていて、まとまり良い表紙だったと思います。ヒロインを複数並べなくて正解かと)
彼女へのモニター依頼について、「創介くん」はどう切り出すか悩んでいました。
あ、案外普通っぽい感覚はあるのね。
結局なんのオブラートもない台詞になっちゃっていましたが。
ここは「泪さん」がいい娘(?)で。
蹴っ飛ばしたりしていたものの、いちおうちゃんと時間を取り、事の経緯について聞いてます。
最終的にはギャラがため、承諾してました。
いくらだったのかな。
放課後の約束だったものの、授業中にふと見てみた「泪さん」がため授業中プレイに。
うん、文房具を模したグッズというのは、案外軽くファッション感覚で実際にも売れそう。
その手の業界の方々見てるかなぁ。
最終的にはトイレに連れ込んでのプレイとなってました。
あんな彼女を前に、メモ取ったりしてる彼はある意味凄い。
2話目は眼鏡の生徒会長「新庄清子」
切っ掛けの描かれる冒頭では、「創介くん」の父親が登場。
あの依頼は…ちょっと頭おかしい(笑)
ただ、いちおう「清子さん」も教師への申請を約束してたりするので、そうしたハードルが低い世界ではあるのかな。
おだてに弱い彼女が楽しい。
AV嬢でもないのに、自らの型を取るのを了承するというのは、どうかしてるよー。
前話同様、「創介くん」はあくまでも商品がメインであり。
メロメロで倒れてる彼女を横に、取ったデータと共にさっさかその場を去ろうとしてました。
後始末とか介抱とかしてやんなさいよ…。
最終の3話目は、同業者「大品津久里(おおしな・つくり)」が登場。
「創介くん」の実家が家族経営な会社であるのに対し、彼女の実家「株式会社大品」は規模も大きい様子。
また「津久里さん」もそうした家業であるためか、えっちに対する敷居は低く。
彼とグッズによるえっち対決みたいな風情になってました。
これがどう決着するかは本編にて。
カバー裏にはその後日談というべき漫画になっているんですが。
ああした、ヒロインらのやり取りとか、まだこの漫画面白くなっていくように見えるんだけどなぁ。
過去描写、それこそ「創介くん」の初体験話とか…。
彼はまたなかなか良いキャラだったと思います。
131:「ようこそ精搾部-過去編-」
172:「ようこそ精搾部-アダルトショップ編-」
転校してきた「浜良清次(はまら・せいじ)」は、副部長「朽仲音降(くちなか・ねぶり)」の誘いで”精搾部(せいさくぶ)”に入部することとなったのです。
その精搾部ですが…。
「音降」の発言を切っ掛けに、部長「奥乃院明(おくのいん・めい)」は1年前の起ち上げの経緯について語るのでした。
だいたいそんなん。
前単行本に収録されていた、連続話の番外編です。
収録の1話目はタイトル通り、ストーリーのプロローグ部分にあたるもの。
2話目は別シチュエーションの話ですね。
精搾部がなんであるのか、搾精という競技がどんなんか、前巻の紹介「学園性処理活動」でだいたい知りうる点をまとめています。
今回はその競技などとはあまり関係のないストーリーでしたが、登場人物とかなんとかの説明はまったくなく。
(折り返しの過去単行本紹介部分も何も触れてない)
番外編的な2話目はまだいいものの、初見の方にはやや敷居が高いと思いました。
ちょっと不親切ですね。
※左:奥乃院明、右:谷真夢奈
部長「奥乃院明」がまだ1年生の頃で、部の起ち上げエピソードが描かれた「ようこそ精搾部-過去編-」
搾精の大会映像を見た「明」はそれに魅了され。
飴を舐める様に才能を感じた「朽仲音降」を誘い、教師の元に起ち上げと顧問の就任をお願いするのでした。
「如何わしいなんて失礼ですっ!!」
とか言ってましたが。
いや、普通にいかがわしいよ。
漫画のメインは仲間に誘った「音降さん」と共に、教師に搾精を仕掛けるというもの。
いちおうこの世界は搾精の大会なんてあるくらいだから、こんなんも問題にはならんのかな。
実際、部も成立してますからね。
そもそも、彼は拘束された訳でもないのに、2人に対して全然抵抗してなかったですよ。
なお、仕掛けたのは2人ですが、直接えっちは「明さん」だけでした。
「ようこそ精搾部-アダルトショップ編-」は、「谷真夢奈(たにま・むな)」と「浜良清次」らが備品補充のため休日にアダルトショップに出掛ける~というもの。
ベタベタしてくる「夢奈ちゃん」が可愛い。
別に好きとかなんとかでなく、それで彼女自身が楽しんでるんだろうなぁ。
店内での、
「ちょっととどかないから、取ってくれる?」
…のくだりが個人的には最も好き。
あれは…たまらん。
それでも耐えた「清次くん」に対し、「ヤリ残し」という「夢奈ちゃん」は店内えっち仕掛けてます。
後半にはわらわら別の男性らが集合してくるのですが。
まぁ、部活あんなんだし、彼女にとってはなんでもない事なのか。
あの服の下がトンデモなこととなっていたので、お楽しみに。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「千要よゆち」センセでした。
こちらのブログでは「ミダレはじめたカラダ」、「輪姦学園 敗北者達は淫れ舞う」、「頭の中はいつも卑猥妄想中」、「制服の奥の気持ちいいトコ」、そして今回収録もある精搾部のエピソードがある「学園性処理活動」などを紹介しています。
そちらで予測した通り、精搾部の漫画が収録されました。
ただ、続きではなく番外編的なもの。
うーん、できれば1冊にまとめて欲しかったですね。
そちらの2話目は道具使ったりする関係で、表題と合ってはいるか。
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・お話 :●●◎〇〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、アイテム、
・構成 : 短編×5話(うち「開発はおもちゃで…」×3、「ようこそ精搾部×2)
・おまけ: あとがき漫画、カバー裏におまけ漫画。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「千要よゆち(ちよう・よゆち)」センセの「疼くカラダ、開発は玩具で」です。
※大品津久里
【 構成・絵柄 】
収録の話数は5話と少な目ですが、1話あたりのページ量は多く、
読み応えは問題ありません。
漫画は大きく2本で構成されていて。
1つはメインの連続話、もう1つは前回単行本のシリーズ漫画となってました。
前者は各話でそれぞれヒロインが存在するタイプ。
軽く繋がりあるくらいで、キャラ同士の掛け合いなども少しだけでした。
後者は前巻収録の連続話の番外編的なもの。
特に直接繋がるエピソードではなかったものの、初見の方に優しくはないです。
詳しくは後述します。
漫画は軽いタッチで描かれて、そんなんを一言で表現するならばラブコメとなるのですが…。
要素として、ラブはほとんどありません。
なんというか、作業的なものが切っ掛けなので。
明け透けなえっち描写とかは、コメディーちっくですわね。
前巻、そして今回の連続話とか、正直なところそのアドバンテージを生かしてはいないように見え。
色々事情もあるのでしょうけれど、お話はあまり期待しない方がいいと思います。
しっかりとした線での作画。
その線ほか黒色が強いのが特徴的。
全体の色づきでは、そこそこ白比率があります。
描き込みは概ね過不足ないくらい。
コマ割りは中くらいで大きく、賑やかでも広いスペースで見易く感じました。
背景は小物は薄めな色彩でさっぱりとした描写。
人物との相性は良く、バランスにも優れていて。
合わさると丁度良いくらいにピッタリ収まっています。
(もう少し質感欲しい気もしましたが、コレはこれでいいのかなぁと思うようになりました)
広く丸い輪郭な人物絵。
全体的にふっくら肉付き良く描かれ、むちむちとしてます。
個人的には服着ているほうが、ふわっ・たぷっとしていてイイ感じ。
カラーはまた違う魅力あるものの、おおむね↓表紙そのままなのでOK。
また裏表紙は「ティーアイネット」さんの単行本でカット絵が満載していて。
そちらも判断には良いでしょう。
【 収録話 】 5話収録
003:「開発はおもちゃで…」 3話
実家は家族経営の小さなアダルトグッズ制作会社という「面屋創介(おもや・そうすけ)」
まだ学生の彼も制作に関わっていて。
クラスでも目立つ女生徒「尻下泪(しりした・るい)」に、新製品のモニターをお願いしたのでした。
ごく簡単にはそんな導入部。
熱心な探求心を持つ「創介くん」のビジネスちっくなお話。
舞台は学校で、彼もまだ学生なのですが…。
2話目を見るかぎり、家でも彼は制作・販売ルート開拓など、頼りにされているようでした。
また、彼も性的な事については、仕事な側面を強く見せており。
目前の女性らで欲望を満たすことはせず、あくまでも仕事の延長として対応していました。
若いながら悟ってるみたい。
家業がためかなぁ。
※左:尻下泪、右:生徒会長「新庄清子」
全3話でそれぞれに別のヒロインがおり、いちおう3話目が最終話。
特に中心となるようなストーリーはなく、各話で完結しているような感じ。
(※多少前フリみたいなのもありました)
そのため、最終話のラストもばっさりとした印象です。
結果、カバー裏のおまけ漫画に繋がっていくのですが…当初の予定が狂ったのかな??
個人的には好みなネタで、この後それぞれヒロインが交流したりなんだりする展開があれば、またより面白くなりそうだったのですが。
このバッサリとした終わり方はちょっと残念でした。
色々事情があるんでしょうかね。
さて、1話目は”不真面目だがクラスで目立つ存在”という「尻下泪さん」
今回↓表紙をゲットしたのが彼女。
(※背景にある黒板と、タイトル・作者名などの文字がうまーくリンクしていて、まとまり良い表紙だったと思います。ヒロインを複数並べなくて正解かと)
彼女へのモニター依頼について、「創介くん」はどう切り出すか悩んでいました。
あ、案外普通っぽい感覚はあるのね。
結局なんのオブラートもない台詞になっちゃっていましたが。
ここは「泪さん」がいい娘(?)で。
蹴っ飛ばしたりしていたものの、いちおうちゃんと時間を取り、事の経緯について聞いてます。
最終的にはギャラがため、承諾してました。
いくらだったのかな。
放課後の約束だったものの、授業中にふと見てみた「泪さん」がため授業中プレイに。
うん、文房具を模したグッズというのは、案外軽くファッション感覚で実際にも売れそう。
その手の業界の方々見てるかなぁ。
最終的にはトイレに連れ込んでのプレイとなってました。
あんな彼女を前に、メモ取ったりしてる彼はある意味凄い。
2話目は眼鏡の生徒会長「新庄清子」
切っ掛けの描かれる冒頭では、「創介くん」の父親が登場。
あの依頼は…ちょっと頭おかしい(笑)
ただ、いちおう「清子さん」も教師への申請を約束してたりするので、そうしたハードルが低い世界ではあるのかな。
おだてに弱い彼女が楽しい。
AV嬢でもないのに、自らの型を取るのを了承するというのは、どうかしてるよー。
前話同様、「創介くん」はあくまでも商品がメインであり。
メロメロで倒れてる彼女を横に、取ったデータと共にさっさかその場を去ろうとしてました。
後始末とか介抱とかしてやんなさいよ…。
最終の3話目は、同業者「大品津久里(おおしな・つくり)」が登場。
「創介くん」の実家が家族経営な会社であるのに対し、彼女の実家「株式会社大品」は規模も大きい様子。
また「津久里さん」もそうした家業であるためか、えっちに対する敷居は低く。
彼とグッズによるえっち対決みたいな風情になってました。
これがどう決着するかは本編にて。
カバー裏にはその後日談というべき漫画になっているんですが。
ああした、ヒロインらのやり取りとか、まだこの漫画面白くなっていくように見えるんだけどなぁ。
過去描写、それこそ「創介くん」の初体験話とか…。
彼はまたなかなか良いキャラだったと思います。
131:「ようこそ精搾部-過去編-」
172:「ようこそ精搾部-アダルトショップ編-」
転校してきた「浜良清次(はまら・せいじ)」は、副部長「朽仲音降(くちなか・ねぶり)」の誘いで”精搾部(せいさくぶ)”に入部することとなったのです。
その精搾部ですが…。
「音降」の発言を切っ掛けに、部長「奥乃院明(おくのいん・めい)」は1年前の起ち上げの経緯について語るのでした。
だいたいそんなん。
前単行本に収録されていた、連続話の番外編です。
収録の1話目はタイトル通り、ストーリーのプロローグ部分にあたるもの。
2話目は別シチュエーションの話ですね。
精搾部がなんであるのか、搾精という競技がどんなんか、前巻の紹介「学園性処理活動」でだいたい知りうる点をまとめています。
今回はその競技などとはあまり関係のないストーリーでしたが、登場人物とかなんとかの説明はまったくなく。
(折り返しの過去単行本紹介部分も何も触れてない)
番外編的な2話目はまだいいものの、初見の方にはやや敷居が高いと思いました。
ちょっと不親切ですね。
※左:奥乃院明、右:谷真夢奈
部長「奥乃院明」がまだ1年生の頃で、部の起ち上げエピソードが描かれた「ようこそ精搾部-過去編-」
搾精の大会映像を見た「明」はそれに魅了され。
飴を舐める様に才能を感じた「朽仲音降」を誘い、教師の元に起ち上げと顧問の就任をお願いするのでした。
「如何わしいなんて失礼ですっ!!」
とか言ってましたが。
いや、普通にいかがわしいよ。
漫画のメインは仲間に誘った「音降さん」と共に、教師に搾精を仕掛けるというもの。
いちおうこの世界は搾精の大会なんてあるくらいだから、こんなんも問題にはならんのかな。
実際、部も成立してますからね。
そもそも、彼は拘束された訳でもないのに、2人に対して全然抵抗してなかったですよ。
なお、仕掛けたのは2人ですが、直接えっちは「明さん」だけでした。
「ようこそ精搾部-アダルトショップ編-」は、「谷真夢奈(たにま・むな)」と「浜良清次」らが備品補充のため休日にアダルトショップに出掛ける~というもの。
ベタベタしてくる「夢奈ちゃん」が可愛い。
別に好きとかなんとかでなく、それで彼女自身が楽しんでるんだろうなぁ。
店内での、
「ちょっととどかないから、取ってくれる?」
…のくだりが個人的には最も好き。
あれは…たまらん。
それでも耐えた「清次くん」に対し、「ヤリ残し」という「夢奈ちゃん」は店内えっち仕掛けてます。
後半にはわらわら別の男性らが集合してくるのですが。
まぁ、部活あんなんだし、彼女にとってはなんでもない事なのか。
あの服の下がトンデモなこととなっていたので、お楽しみに。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「千要よゆち」センセでした。
こちらのブログでは「ミダレはじめたカラダ」、「輪姦学園 敗北者達は淫れ舞う」、「頭の中はいつも卑猥妄想中」、「制服の奥の気持ちいいトコ」、そして今回収録もある精搾部のエピソードがある「学園性処理活動」などを紹介しています。
そちらで予測した通り、精搾部の漫画が収録されました。
ただ、続きではなく番外編的なもの。
うーん、できれば1冊にまとめて欲しかったですね。
そちらの2話目は道具使ったりする関係で、表題と合ってはいるか。
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■家出熟女 (艶々)
★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [一般] ミステリアス、熟女
・構成 : 7話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、背景画集、アシさんが描くゆうこさん。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「艶々(つやつや)」センセの「家出熟女 1巻」です。
※ヒロイン特集1:「ゆうこ」と「ゆう子」
【 構成・絵柄 】
収録は2巻以降へと続く長編。
家出中だと語るミステリアスな彼女が何者であるのか、次第に見えてくるのが全体の流れ。
各話は前後編が続いていて、エピソードは2話で1つ。
タイトルにもなっているヒロインは毎回顔を見せているものの、各話ではおおむね関わる側な位置付け。
主人公たる視点は、それぞれ登場する男性となっています。
ふらりと現れた彼女と関わり、なんらか救われる~みたいなんですね。
そう大仰でなく、じんわり染み渡る感じ。
それがためか、いちおう作品中には直接えっちシーンもあったりするのですが。
行為にまで至らないことのが断然多く、一般えっち系というほどの色はなかったです。
(※ある程度サービスカットはあり、当然売りでもあります)
また、タイトルの「家出」から、複雑な要素あるような印象を持つ方もいるかもしれませんが。
なんというか、そうややこしさはなく(※今のところ)
良くも悪くも、さっぱり読み易くまとまっていました。
いきなりですが…巻末には背景画集が用意されていて。
背景画は今回も高い完成度。
タイトルそのままヒロインは家出中で、あちこちに出没するため…。
”何処にどんなシチュエーションでその話は登場してくるのか”
というのは、この漫画で重要な要素。
作品の雰囲気作りに貢献していました。
ただ、申し訳ないんですが…人物絵はどことなくコメディー寄り。
今回はまた、完全に力を発揮されてないように感じる箇所が目につきました。
1話はちょっと影のある女性っぽかったんですが、7話はだいぶ可愛らしい感じになってます。
緊張感続くかもしれない漫画を、うまーいことソフトにしている~、と言えるかもしれませんが。
あとがきから察するに、描いてるうちに方針が変わったのが原因かなぁ。
まぁ、そんなんは重箱の隅程度で、見辛いとか・引っ掛かるなどの低いレベルでは全然ないので、普通に読むには問題ないでしょう。
↓表紙・裏表紙、紹介帯のカット絵などで判断ください。
【 収録話 】 7話収録
4時頃、コンビニへ向かったエロマンガ家。
店前には入り口前で座り込む女性がおり。
”コンビニ前でたむろするには年齢が…(※高い)”
そんな印象を持っていたところ。
夜になる時分には雨が降り出していたのですが、先の女性はまだそこに佇んでいて。
ふと話しかけてみたところ、
「家出してきたの」
そんな返事が返ってきたのでした。
1、2話の導入部はだいたいそんなん。
※ヒロイン特集2:寝る前の「ゆうこさん」
店側のスタッフは誰も声掛けなかったのかな。
……いや、ややこしそうだからほっとくのがセオリーか。
漫画家の彼が思わず声を掛けたのは、非日常を感じてのことかな。
ほいほい部屋についてきて、ベッドに座っている「ゆうこ」さん。
さらに、トイレとか風呂借りたりしていて。
これが成年漫画ならば、完全にえっち展開になりそうなんですがね。
直接行為には至らないのですが、トイレの音(部屋の広さからまる聞こえしている)、風呂場のシルエット…など、なかなかマニアックな描写が。
うん、刺さる人はぐさーくると思います。
オチにひと展開あります。
3、4話の2エピソード目は専属を切られたばかりのカメラマン。
彼が「ゆうこさん」を拾ったのは、やはりコンビニ前。
写真で飯を食ってた彼が思わずシャッター切るのだから。
彼女は男性がムラっとくるエロス感があるんだろうなぁ。
部屋に来てから、実際に撮影もしてます。
2周目で気付きましたが、彼は的を得たこと言ってましたね。
流石。
ここで「ゆうこさん」は自らバンバン脱いでいたのですが、その流れでないにしろ後編ではえっち発展してます。
前話でも布団は共にしていたので。
漫画家の彼も誘えば応じてくれてたかもしれませんね。
「ゆうこさん」の最終コマは軽く覚えておくように。
5、6話の3エピソード目は出版社への就職を目指す就活生。
現在18連敗中とのことで。
作品中で彼が感じる、言うあれこれは、おそらく多くの人が知る、あるあるネタですね。
彼が「ゆうこさん」と出会うのは、ファーストフード店の店内。
漢字を思い出そうとしていた彼に助言を与えたのが切っ掛けです。
そちらほか、冒頭でも「ゆうこさん」の情報がちらほら出始めていて。
実は、彼の回想部分も大きな意味があるので、見逃さぬように。
ぶっちゃけ、何者であるか、は彼女を追う「鈴井」の背景も描かれることで、ほぼ判明してました。
なお、就活な彼とは後編でカラオケボックスに行くのですが。
座席のくだりは好き。
うん、なんらかありそうって期待しますよね。
※ヒロイン特集3:「ユウコ」と「ゆうこ」
収録の最終7話は前編のみ収録。
冒頭からの数ページは、「ゆうこ」と先の「鈴井」のやり取りから。
こんなんは想像よりも早かったです。
こちらのお相手は、著名なブックデザイナーの男性。
知り合うのはロマンスカー内なのですが、ちょっと漫画・映画的ですかね。
オチは、やたら後編が気になるようなものでしたよ。
【 その他 】
そんなこんなで、毎度おなじみな「艶々」センセです。
これまで紹介してきた漫画については、↓下に並べています。
今回は…作画の部分などでちらと触れていますが。
タイトルから期待・想像した値がかなり高く。
全然悪くはないものの、思ったよりさっぱりとしていた印象。
読み易くはあるんですけどね。
また、もっと引っ張るかと思いきや、1巻後半であらかた何者か判明しつつあり。
そのあたりも意外でした。
続いても2巻くらいなのかな…。
あるいは、それぞれ完全に別人だったとか、驚くような展開を期待します。
★「艶々」センセの漫画紹介記事
「ラブラブ巫女さん かすみの杜」(一般)
えっちで解決、な巫女さんラブコメ。全2巻。
「たとえば母が」 「6巻[完結]」(一般)
母「緑川美晴さん」とのアレコレを描いた傑作。全6巻。
「となりのとなりのお姉さん」(一般)
お隣の色っぽいお姉さん、高校教師なお姉さんというWヒロインモノ。全2巻。
「久枝さんの背徳日記」
ちらほら描かれていた「久枝さん」シリーズと短編を収録。
「ボクノアイジン[限定版]」
母親・教師が2人づつ登場。限定版はCDドラマつき。
「我妻姉弟 純情編」 「我妻姉弟 背徳編」
姉「我妻綾子」さんとの近親モノ。実姉で人妻です。
「はだかのくすりゆび」(一般)
着物姿も素敵な人妻「戸田翠」の不倫長編。全3巻。
「家政婦のミツコさん」(一般)
旦那の借金を返済する人妻「満子さん」のメイド・コメディー。全2巻。
「はたらく人妻さん」(一般)
オムニバスの人妻・職業えっちな表題作と中編を収録。
「密やかに熟れる花」(一般)
閉鎖的な村での人妻えっち漫画。1巻完結で導入には最適。
「ものかげのイリス」(一般)
インパクトたっぷりな導入の、重たーいお話。現在は1巻まで。
「三日月がわらってる」(一般)
小さな島の学校へ赴任した女教師とのラブコメ。センセの漫画ではソフトめ。
「ひるがお」(一般)
老舗旅館でのアレコレ。1巻で主人公は人の行為を見ているだけ、というのがポイント。
「たとえば母がExtra 黒」(成年)
「たとえば母が」のサイドストーリー。赤・黒と2冊発売されたうちの1冊。
「あの夜のささやきが。」(一般)
「はだかのくすりゆび」の続編。その後の「翠さん」がどうなってしまうのか!?
「うしろのまなざし」(一般)
覗きがテーマの漫画。管理人のいる下宿には秘密があったのです。
「落日のパトス」(一般)
隣に引っ越してきた元教師…壁の向こうから声が聞こえてきて…というお話。
「-with me?- ここではないどこかへ」(一般)
2名の主人公が日本の各地を旅して~という官能旅情ストーリー。
「ふたりのおうち」(一般)
ごく静かなテンションで進む年上女性との恋愛話。
「5時まで待てない」(一般)
編集者と漫画家の官能エピソード。ややエロス度合が高めです。
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・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [一般] ミステリアス、熟女
・構成 : 7話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、背景画集、アシさんが描くゆうこさん。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「艶々(つやつや)」センセの「家出熟女 1巻」です。
※ヒロイン特集1:「ゆうこ」と「ゆう子」
【 構成・絵柄 】
収録は2巻以降へと続く長編。
家出中だと語るミステリアスな彼女が何者であるのか、次第に見えてくるのが全体の流れ。
各話は前後編が続いていて、エピソードは2話で1つ。
タイトルにもなっているヒロインは毎回顔を見せているものの、各話ではおおむね関わる側な位置付け。
主人公たる視点は、それぞれ登場する男性となっています。
ふらりと現れた彼女と関わり、なんらか救われる~みたいなんですね。
そう大仰でなく、じんわり染み渡る感じ。
それがためか、いちおう作品中には直接えっちシーンもあったりするのですが。
行為にまで至らないことのが断然多く、一般えっち系というほどの色はなかったです。
(※ある程度サービスカットはあり、当然売りでもあります)
また、タイトルの「家出」から、複雑な要素あるような印象を持つ方もいるかもしれませんが。
なんというか、そうややこしさはなく(※今のところ)
良くも悪くも、さっぱり読み易くまとまっていました。
いきなりですが…巻末には背景画集が用意されていて。
背景画は今回も高い完成度。
タイトルそのままヒロインは家出中で、あちこちに出没するため…。
”何処にどんなシチュエーションでその話は登場してくるのか”
というのは、この漫画で重要な要素。
作品の雰囲気作りに貢献していました。
ただ、申し訳ないんですが…人物絵はどことなくコメディー寄り。
今回はまた、完全に力を発揮されてないように感じる箇所が目につきました。
1話はちょっと影のある女性っぽかったんですが、7話はだいぶ可愛らしい感じになってます。
緊張感続くかもしれない漫画を、うまーいことソフトにしている~、と言えるかもしれませんが。
あとがきから察するに、描いてるうちに方針が変わったのが原因かなぁ。
まぁ、そんなんは重箱の隅程度で、見辛いとか・引っ掛かるなどの低いレベルでは全然ないので、普通に読むには問題ないでしょう。
↓表紙・裏表紙、紹介帯のカット絵などで判断ください。
【 収録話 】 7話収録
4時頃、コンビニへ向かったエロマンガ家。
店前には入り口前で座り込む女性がおり。
”コンビニ前でたむろするには年齢が…(※高い)”
そんな印象を持っていたところ。
夜になる時分には雨が降り出していたのですが、先の女性はまだそこに佇んでいて。
ふと話しかけてみたところ、
「家出してきたの」
そんな返事が返ってきたのでした。
1、2話の導入部はだいたいそんなん。
※ヒロイン特集2:寝る前の「ゆうこさん」
店側のスタッフは誰も声掛けなかったのかな。
……いや、ややこしそうだからほっとくのがセオリーか。
漫画家の彼が思わず声を掛けたのは、非日常を感じてのことかな。
ほいほい部屋についてきて、ベッドに座っている「ゆうこ」さん。
さらに、トイレとか風呂借りたりしていて。
これが成年漫画ならば、完全にえっち展開になりそうなんですがね。
直接行為には至らないのですが、トイレの音(部屋の広さからまる聞こえしている)、風呂場のシルエット…など、なかなかマニアックな描写が。
うん、刺さる人はぐさーくると思います。
オチにひと展開あります。
3、4話の2エピソード目は専属を切られたばかりのカメラマン。
彼が「ゆうこさん」を拾ったのは、やはりコンビニ前。
写真で飯を食ってた彼が思わずシャッター切るのだから。
彼女は男性がムラっとくるエロス感があるんだろうなぁ。
部屋に来てから、実際に撮影もしてます。
2周目で気付きましたが、彼は的を得たこと言ってましたね。
流石。
ここで「ゆうこさん」は自らバンバン脱いでいたのですが、その流れでないにしろ後編ではえっち発展してます。
前話でも布団は共にしていたので。
漫画家の彼も誘えば応じてくれてたかもしれませんね。
「ゆうこさん」の最終コマは軽く覚えておくように。
5、6話の3エピソード目は出版社への就職を目指す就活生。
現在18連敗中とのことで。
作品中で彼が感じる、言うあれこれは、おそらく多くの人が知る、あるあるネタですね。
彼が「ゆうこさん」と出会うのは、ファーストフード店の店内。
漢字を思い出そうとしていた彼に助言を与えたのが切っ掛けです。
そちらほか、冒頭でも「ゆうこさん」の情報がちらほら出始めていて。
実は、彼の回想部分も大きな意味があるので、見逃さぬように。
ぶっちゃけ、何者であるか、は彼女を追う「鈴井」の背景も描かれることで、ほぼ判明してました。
なお、就活な彼とは後編でカラオケボックスに行くのですが。
座席のくだりは好き。
うん、なんらかありそうって期待しますよね。
※ヒロイン特集3:「ユウコ」と「ゆうこ」
収録の最終7話は前編のみ収録。
冒頭からの数ページは、「ゆうこ」と先の「鈴井」のやり取りから。
こんなんは想像よりも早かったです。
こちらのお相手は、著名なブックデザイナーの男性。
知り合うのはロマンスカー内なのですが、ちょっと漫画・映画的ですかね。
オチは、やたら後編が気になるようなものでしたよ。
【 その他 】
そんなこんなで、毎度おなじみな「艶々」センセです。
これまで紹介してきた漫画については、↓下に並べています。
今回は…作画の部分などでちらと触れていますが。
タイトルから期待・想像した値がかなり高く。
全然悪くはないものの、思ったよりさっぱりとしていた印象。
読み易くはあるんですけどね。
また、もっと引っ張るかと思いきや、1巻後半であらかた何者か判明しつつあり。
そのあたりも意外でした。
続いても2巻くらいなのかな…。
あるいは、それぞれ完全に別人だったとか、驚くような展開を期待します。
★「艶々」センセの漫画紹介記事
「ラブラブ巫女さん かすみの杜」(一般)
えっちで解決、な巫女さんラブコメ。全2巻。
「たとえば母が」 「6巻[完結]」(一般)
母「緑川美晴さん」とのアレコレを描いた傑作。全6巻。
「となりのとなりのお姉さん」(一般)
お隣の色っぽいお姉さん、高校教師なお姉さんというWヒロインモノ。全2巻。
「久枝さんの背徳日記」
ちらほら描かれていた「久枝さん」シリーズと短編を収録。
「ボクノアイジン[限定版]」
母親・教師が2人づつ登場。限定版はCDドラマつき。
「我妻姉弟 純情編」 「我妻姉弟 背徳編」
姉「我妻綾子」さんとの近親モノ。実姉で人妻です。
「はだかのくすりゆび」(一般)
着物姿も素敵な人妻「戸田翠」の不倫長編。全3巻。
「家政婦のミツコさん」(一般)
旦那の借金を返済する人妻「満子さん」のメイド・コメディー。全2巻。
「はたらく人妻さん」(一般)
オムニバスの人妻・職業えっちな表題作と中編を収録。
「密やかに熟れる花」(一般)
閉鎖的な村での人妻えっち漫画。1巻完結で導入には最適。
「ものかげのイリス」(一般)
インパクトたっぷりな導入の、重たーいお話。現在は1巻まで。
「三日月がわらってる」(一般)
小さな島の学校へ赴任した女教師とのラブコメ。センセの漫画ではソフトめ。
「ひるがお」(一般)
老舗旅館でのアレコレ。1巻で主人公は人の行為を見ているだけ、というのがポイント。
「たとえば母がExtra 黒」(成年)
「たとえば母が」のサイドストーリー。赤・黒と2冊発売されたうちの1冊。
「あの夜のささやきが。」(一般)
「はだかのくすりゆび」の続編。その後の「翠さん」がどうなってしまうのか!?
「うしろのまなざし」(一般)
覗きがテーマの漫画。管理人のいる下宿には秘密があったのです。
「落日のパトス」(一般)
隣に引っ越してきた元教師…壁の向こうから声が聞こえてきて…というお話。
「-with me?- ここではないどこかへ」(一般)
2名の主人公が日本の各地を旅して~という官能旅情ストーリー。
「ふたりのおうち」(一般)
ごく静かなテンションで進む年上女性との恋愛話。
「5時まで待てない」(一般)
編集者と漫画家の官能エピソード。ややエロス度合が高めです。
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