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■もっと! はつこいりぼん。 (へんりいだ)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ロリ、ラブコメ、妹
・構成 : カラー(32P)、16.5話収録
     (うち「いもうと☆こんとろーる」×3.5、ほか後日談漫画あり)
・おまけ: あとがき、描き下ろし「都合のいい子」、
     リバーシブルパノラマカバー仕様、イラストギャラリー1・2、
     カバー裏にカラー別絵。
※一部は初単行本「はつこいりぼん。」の再録作品です。
 サンプルは新収録部分のみにしています。


本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「へんりいだ」センセの「もっと! はつこいりぼん。」です。

まゅまゅ先生
※まゅまゅ先生

 【 構成・絵柄 】

こちら、先の「はつこいりぼん。」の続編な単行本ではなく。
”新たに90ページオーバーの追加作品を加えた完全版”だそうです。
紹介帯には、しっかりと説明がされていて親切。
いいですね。
総頁数300ページ超え…とあったので、実際に数えてみたら全320ページほどでした。
真横からみたら、到底成年漫画なそれとは思えないくらいの厚さ。
凄い。
試しに軽く頭を叩いてみましたが、結構な衝撃です。
本気で武器・盾になると思います(笑)
詳しい内容は下記にて触れますが、初出付きのイラストギャラリーとかカラーページも豊富。
描き下ろし漫画もあります。
前回の時も、盛りだくさんでしたが…。
さらに増量されますね。
センセ自身がこんなんお好きなのかしら。

もし、センセの初単行本を持っていなかった人は、ページあたり単価のコストパフォーマンスも良いので、オススメです。(※前巻・全226ページ・1100円(4.86)、今回・320ページ・1500円(4.68)で、ごく僅か程度ですが…)
既に持っている人は…どうでしょう。
マトもな追加短編は2話のみ
カラーイラストや後日談漫画などが1冊にまとまっていて、収集価値はあると思いますが。
価格1500円(+税)はやや高い買い物かなぁ。
手に入れるのが困難だろう特典のイラストなどに、どれだけの価値を見出せるか…。

作画は各話でバラつきがあり、単行本全体ではやはり不安定。
ただし、基本的にお上手な方なので、読むには全然問題ありません
一部短編意外は、おおむね処理が違うくらい…ですかね。
コマ割りは変化が大きく、はみ出し・ぶち抜き多め。
特にメインとなるシーンでは、吹き出しや擬音など、かなりごっちゃりとしていました。
適度にメリハリもあり、コメディー崩しもそこそこ。
全体の雰囲気と合っているので、そんなんも引っ掛かる事はなかったです。
配置・バランス良く、漫画には迫力もあってイイ感じ。
背景・小物は適度なくらい。
しっかり描かれていたピザなどは、デリバリー頼みたくなります
人物絵は丸い輪郭・丸い黒目な可愛らしいもの。
ジャンルそのままなロリ絵柄で、基本的にカラーと変化ないのですが。
カラー、白黒、それぞれの良さがあり、どちらも魅力的。
判断についてはカバーそのままで良いでしょう。

 【 収録話 】 16.5話収録

==== 前巻収録作品(ページ番号は今回のもの) ====

011:「うぃーくえんど・かっぷる」 カラー原稿あり
087:「いもうと☆こんとろーる」 3.5話 
173:「あい・きゃっち」 カラー原稿 
181:「いもうと・きゅーぴっと」
215:「なかよしりぼん」
247:「百花の告白」
259:「下れ!○リ漫画坂!!」
261:「こどなのかいだん」

妹「みなつ」、妹の友人「ありさ」
※左:妹「みなつ」、右:妹の友人「ありさ」

※各話については、「はつこいりぼん。」参照。
ざっと見比べて、原稿について基本的には変更ないようです。
異なっていた点は以下
・タイトル位置・デザインが違う。
・紙質の違いか、発売時期がためか、紙自体り色合い若干違う。白く。明るくなった印象。
・いわゆる消し、の位置が違う。やや範囲は大きくなったかなー。
・「あい・きゃっち」、「こどなのかいだん」などには、ランドセルに黒いリボンが追加されていました。これはなんだろう…消しの一種なのかな。
・「下れ!○リ漫画坂!!」は、横テキストの一部漢字が平仮名に変更。
・一部、吹き出し内のフォントが変わっていた。
…気付いたのは。だいたいこれくらいです。

※なお、新規収録の「まゅまゅ先生 直撃・インタビュー」、上記「下れ!○リ漫画坂!!」は収録の順序がもくじと異なっており、ページ数は間違っていると思います。


==== 新規収録作品(タイトル後方の数字はページ数) ====

049:「美羽の後日談」 3
177:「ASS・きゃっち」 3
211:「めぐとありさの後日談」 4
245:「まゅまゅ先生 直撃・インタビュー」 2
289:「祝瑠璃花のその後」 4
それぞれ、上記短編らの後日談ですね。
「美羽の後日談」は「うぃーくえんど・かっぷる」のその後。
リボンが特徴な2人のうち、内気なタイプの「美羽ちゃん」です。
漫画は日曜日風景で…当然(?)のようにえっちでした。
オチの台詞が楽しい
来週も変わらんわね。
「ASS・きゃっち」は「あい・きゃっち」のその後。
日焼け跡がキュートな「あいちゃん」です。
「せんせー」とのえっちで、本編と違って「あいちゃん」が攻める展開です。

「めぐとありさの後日談」は「いもうと・きゅーぴっと」のその後。
こちらは、しっかり本編オチと繋がっており。
前巻での表紙キャラ、妹「みうちゃん」に初デート模様を聞いてもらいつつ…というもの。
まぁ、彼女の言う通りだわね…。
もっとしっかりして下さい。
「まゅまゅ先生 直撃・インタビュー」は「なかよしりぼん」…ではなく、企画ページみたいな「下れ!○リ漫画坂!!」での、インタビュー記事のその後風景でした。
漫画家「佐倉まゆ」ちゃんです。
オチが楽しい。
「祝瑠璃花のその後」は「こどなのかいだん」のその後。
眼鏡の「瑠璃花ちゃん」です。
晴れて付き合うこととなった2人には、とある問題があったのでした。
マニア向け、みたいなプレイですね…。
ヒントは本編にありますよ。

瑠璃花、古森柚葉
※左:瑠璃花、右:古森柚葉

053:「みなつのせい」 34
自分の部屋にクーラーがない「みなつ」は、頻繁に兄の部屋にやってきて涼んでいたのでした。
彼女がわざわざ部屋に設置しなかった理由は…というもの。
その趣味あるお兄ちゃんでしたが、こうした漫画に登場する男子にしては良識があり。
なかなかえっち展開になりません。
「みなつちゃん」があーも言わなければ、しなければ、何もなく終わったかな…どうかな…。
途中の「なんで?」の質問付近が楽しい。
彼女の知識は漫画からですかね。

295:「都合のいい子」 描き下ろし 24
母親のツテで、「古森柚葉」の勉強を見ていた主人公。
しかし、イイ子で人のいう事に逆らわなかったため…。
いつしか、違う関係になってしまっていたのでした。
色々と言ってましたが、彼素直じゃないなぁ。
あんないい娘なのに
オチまで、変わらぬ感じで続いていましたが。
いざという時、たぶん「柚葉ちゃん」のが冷静にしっかり対応できると思います。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「へんりいだ」センセでした。
普通にそのままカウントすると、こちらで3冊目。
当ブログでは「はつこいりぼん。」、「おんなのこぱーてぃ。」を紹介しています。
今回単行本のカバーは、リバーシブルパノラマカバー仕様
両面にカラー印刷で、表裏から折り返し部分まで繋がった、横長の1枚絵になっています。
通常面は、表題やバーコードがあるのがちと残念なのですが、逆面はそんなんなく。
バッチリ絵柄だけが楽しめます。
…でね、通常面はいちおう全員水着(…だよね)を着用しているのだけど…。
逆面では、ガッツリ全裸となっていました。
(※1人だけ脱がなかった不届き者がいます。新収録のヒロインが居なかったのはちと残念)
また、ぜひ黒板の相合傘にも注目ください。




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■園芸店の優しい恋人 (けろりん)

★まんがデーター [19.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、ファンタジー、触手
・構成 : 各11話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、加筆修正あり、
     カバー裏にSpecialThanks漫画。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「けろりん」センセの「園芸店の優しい恋人」です。

坂田カオリ、種田ミツヨ
※左:坂田カオリ、右:種田ミツヨ

 【 構成・絵柄 】

収録は1冊まるまるの長編。
複数のキャラが登場し、それぞれやり取り・関係しながら進行するストーリーです。
基本的に連続話の柱となるような、目的というべきものはないのですが。
この漫画には、ちょっとしたファンタジー要素があり。
その秘密みたいなのが、解き明かされていく展開になっています。
最初は、職場を中心舞台とした、ラブコメ漫画のようなんですけどね。
ちょっとはあるので、人によって好き嫌いは分かれてしまいそう。
(※登場ヒロインとかもそんなん)
ひでるさんはセンセのファンなので、バッチリ楽しめましたが。

しっかりとした強めな線での作画。
黒色の強さはあるものの、全体の色付きはそれなり。
描き込みは過不足ないくらい。
コマ割りは変化大きく、はみ出しも頻繁。
原稿はかなり賑やかになっていました。
ただし、各絵柄は比較的サッパリ気味なため、そんなんでも見辛い印象はありませんでした。
くるくる変化する表情、グリグリとよく動くアクション。
あちこちのバランスに優れていて、適度にメリハリ感もあり、実に漫画はお上手
人物のデフォルメ具合もそれがためかと思います。
しっかりとした鼻筋と目立つまつ毛が特徴的。
よくコメディーちっくにも崩れていましたが、違和感はなく。
可愛く、オモシロくなっています。
ちょっと癖はあるのでり紹介帯・裏表紙などのカット絵で判断するのが良いでしょう。

 【 収録話 】 11話収録

町の小さな園芸店「タネダ園芸」を舞台としたストーリー。
基本的に園芸店を営む種田家の叔母・甥、そちらで働く坂田家の姉弟らが主要な登場人物です。
一見すると、タイトル「園芸店の優しい恋人」そのまま、小さな店で繰り広げられるラブコメ漫画のようなのですが…。
実は、こちらには1つ大きな非現実的なポイント、ファンタジーな要素があり。
中盤から後半にかけて、その秘密に迫る~という、謎解き的な展開もあります。
また、そんなんでしたが、大きく振り切れることはなく。
多少のブラック色はありつつも、楽しくえっちな雰囲気にて仕上がっていました。

今回、ブログを書くにあたり、毎度のように各キャラについてまとめました。
完全なるネタバレは消しましたが、多少でも見知ってしまうと面白さが損なわれてしまうので。
未読な方、興味出てきた方は、以下進まぬようお願いします


 【 園芸店の優しい恋人 総覧 】 

★タネダ園芸
 町の小さな園芸店。
 そこそこ繁盛している様子。
 店には秘密の地下室がある。 

「種田ミツヨ」 園芸店の店長。
 「コータ」の叔母。後には町内会長になっていた。
 物語ではあちこち中心となっていく超重要キャラクター。

「種田コータ」 園芸店で働く。 
 甥。眼鏡の青年。猫を飼っている。
 当人も自覚していたとおり、キャラが弱い。
 ただし、好意をもつ「カオリ」は「いつもスキなくキリっと仕事してカッコいい」とのこと。

「坂田カオリ」 園芸店のバイト。
 姉。そばかすがポイント。後にバイトから社員になる。
 天然で小さく地味目な娘。コミュ障。妙な言い回しをしていたりもする。
 雰囲気とは裏腹にドエロく、「コータ」の寝込みを襲う。

「坂田カオル」 「カオリ」の弟。
 姉同様にそばかすがポイント。
 水泳をやっていて、6話では日焼けをしていた。
 実は当人も知らぬところで園芸店に貢献をしている。
 漫画では2話から登場し、男性陣ではいちおう彼が主人公格。

「井上タカシ」 「ミツヨ」の顔見知り。
 やや太目で眼鏡。
 店とはほぼ関係ないものの、知り合いだった。

「小野寺ミチコ」 「カオル」の同級生。
 やや太目な娘。
 「カオル」に好意を持っているが、まったく認識されていなかった。
 口だけ番長らしく、経験豊富な「カオル」に翻弄さ、最後はトンデモなこととなる。

「????」 植物?
 4話登場。ただの草、だと名乗った不思議な女性。
 大人っぽいのは、「そろそろ寿命だったかもだし」というため?

「ミドリ」 園芸店の店員??
 店では特殊な仕事を担当していて、 店長とは何かしら深い関係がある様子。
 幼い雰囲気とギザギザ歯が特徴。
 いちおう姿は女性だが、性別はどっちでもない様子。 


ミドリ、小野寺ミチコ
※左:ミドリ、右:小野寺ミチコ

003:「春の君は花のかおり」
漫画の1話目はいきなり園芸店ではなく、「種田コータ」の自宅。 
熱が下がらないという彼ため「坂田カオリ」が見舞いに行くというもの。
途中で倒れてしまうほどの熱がある様子で…病院行った方がいいのではないかなぁ。
だいぶ弱っており、声を掛けた「カオリちゃん」を飼い猫「ミーコ」と勘違いしたことが切っ掛け。
ただ、エロいこと仕掛けたのは彼女からですけどね。
ずっと猫だと勘違いしており、
センセの名作「キャットウォーク」を彷彿とさせる展開でした。
あれだけ好意を持たれていたのに、オチのコマに驚き
まぁ、「カオリちゃん」が引っ込み思案(いつも影に隠れるようにしていた)というのもあるのですが。

021:「坂田くんはお年頃」
041:「坂田くんはお年頃 その2」
さて、前話でのえっちがため、「カオリちゃん」は浮ついており。
どんなんが相手だろうと、園芸店を伺う弟「坂田カオル」でしたが。
うっかり、店の商品を壊してしまい、店長「種田ミツヨ」に見つかってしまったのでした。
若い男子を前に、うきうきな「ミツヨさん」が楽しむというもの。
いいですね、エロい女性。
なかなか店は繁盛しているらしく、えっち最中に客が来て2度ほど中断させられていました。
ほぼ裸エプロン状態で接客する様がいいですね。
(※あんなん目前にしつつ、更年期とか言ってたじーさん(客)はボケてるのかな?)

その後も関係は続いており。
続くその2は、女装させられた彼とのプレイです。
凄い、お姉さんとそっくりで、違和感ないですよ。
なお、こちらでは「ミツヨさん」の下着がしっかりと確認できるのですが…。
あちこちでパンチラしていた「カオリちゃん」のソレと、デザインの違いを堪能ください。
「ミツヨさん」が大人っぽくエロいの穿いてる~というより、「カオリちゃん」のセンスはだいぶ幼い感じですね。

059:「井上くんと不思議な妖精の鉢」
売り物じゃない
~という植物からの不思議な声に呼ばれたことから始まる、ファンタジー回。
先の3話と違い、いきなりのこうした展開驚くと思いますが。
この漫画、どんどんソッチ方面に流れていくこととなります。
呼ばれたのは、「ミツヨさん」と顔見知り程度な男性「井上タカシ」
植物から実体化したような女性とのえっちです。
よく見てみると、徐々に…おっぱいが大きくなっていってたみたい。

075:「坂田さんはお年頃」
先のえっちがため、日々どうにも堪らなくなっていた「カオリちゃん」
もう1回スルべく、店長からもらった”すっごくえっちになっちゃうお茶”を「コータくん」に使ってみることとしたのでした。
いれて、の2パターンが楽しい。
1話目もそうでしたが、雰囲気とは裏腹にドえろい「カオリちゃん」が実に素敵
先にちらと紹介していた、彼女の幼いセンスな下着なのですが。
こちらでは、ガッチリお話の流れに影響していました。
冒頭でのパンチラを覚えておきましょう。

093:「カオルくんと秘密の花園」
地下室に呼ばれた「カオルくん」が向かってみたところ、温室内に全裸の少女がいたのでした。
謎の女性「ミドリちゃん」の初登場回。 
片仮名喋りと異なるフォントが特徴です。
中盤から本性を見せ、触手プレイに発展。
そんな状況に気付いた「ミツヨさん」は、勝手に立ち入ったことを怒るでもなく。
しっかりプレイに参加していました。
あちこち良く分からない部分があるかもしれませんが…とりあえずは、そのまま進んで問題ありません

109:「秋の君は恋のかおり」
さて、こちらも「ミドリちゃん」が巻き起こすえっち展開。
…なのですが。
先に「カオリちゃん」が独りプレイしていました。
職場だというのに…。
ちなみに、カバー裏でも彼女がそんな状態だったりしてます。
ううむ、エロい娘だなぁ。
そんなんがため、「カオリちゃん」はお手伝いをするというもの。
男性役です。
オチでの「コータくん」とのやり取りに注目。

125:「そんな春なので」
こちらの主役はまた「カオリちゃん」
どうやら、「坂田さんはお年頃」の回がため、職場で寝込み襲うことに慣れ切っていたらしく。
横になっていた彼に仕掛けたのが切っ掛け。
(※彼飲んでないものの、しっかりお茶も淹れていた)
既にノーパンだったのは、待ちきれずにひと処理していたのかな。
途中で顔を上げた彼に対し、「カオリちゃん」の回答が馬鹿馬鹿しくて楽しい
いや、もうそこは告白しなさいよ…。
結果的には巧くいってなによりです。

139:「小野寺さん春の恋かおる」
ひとカップルが出来上がってきて、そろそろ最終章かと思いましたが。
ここでひと番外編みたいな回となっています。
密かに「カオルくん」に想いを寄せる「小野寺ミチコ」が登場。
これまで、上手な女性陣に翻弄されていた彼でしたが。
「ミチコちゃん」は同年代で普通の娘ということで、彼のまた違った一面が見れることとなります。
なるほど、あんなんだから2話目ではいきなり園芸店に乗り込んだのかな。
ちなみに、途中で「小野田さん」と名前を間違えていましたが。
あれは、誤植か名前間違ったか、どっちだろう。

触手プレイ
※触手プレイ

155:「ミドリちゃんと不思議な植物の謎」
171:「町の園芸店で、おばさんと」
こちら「ミドリちゃんと不思議な植物の謎」から、最終エピソードという感じ。
まず、ここは過去話。
不思議な植物、園芸店の秘密が判明していく、ポイントになる回です。
そんな訳で、詳細秘密です。
とある理由で、触手プレイとなってます。
最終話「町の園芸店で、おばさんと」は…数年後の風景です。
それぞれ、成長したキャラの姿が見れて幸せ。
相変わらずエロい「カオリちゃん」が素敵でした。
そのほか、「井上」、「小野寺」ら1話のみ登場したキャラのその後も描かれています。
ちょっと驚くネタもあるので、お楽しみに。

 【 その他 】

以上、本日は「けろりん」センセでした。
こちらのブログでは「猫なカノジョと犬の僕」、「幸福荘の優しい恋人」、「愛だ恋だのいってないで」、「ピンクトラッシュ」、「ラブフール」、「キャットウォーク」などを紹介しています。
あとがきによると、こちらが9冊目。
(※新装版含む、とのこと)
成人マーク付き単行本は6年振りだそうです。
色々あったようなので、発売されて何より。
途中からの触手プレイには、どうしたんだろうと驚きましたが…。
一度ざっと読んで、2周目をじっくり読むスタイルがベストだと思います。




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■交わりの宿 (ビフィダス)

★まんがデーター [18.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] 年上、巨乳、ラブコメ
・構成 : カラー(8P)、7話収録
     (うち「交わりの宿」×3、「陽菜ちゃんシリーズ」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説、描き下ろし後日談(14P)、
     合間にイラスト、カラーイラストギャラリー。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ビフィダス」センセの「交わりの宿」です。

娘「アキ」・母「シズク」
※娘「アキ」・母「シズク」

 【 構成・絵柄 】

収録は中編と2話ほどの連続もの、そして短編です。
それらのほか、描き下ろしの後日談が4エピソード分、全14ページというボリュームがありました。
(※厳密にはあとがきページまでコマが続いているので15ページ)
表題にもなっているメイン連続話は、センセ初の中編作品だそうです。
その初作品が…
”雑誌内アンケート1位独走&記録的な電子書籍の売り上げを叩き出した”
とのこと。
流石ですねー。
センセは年上のアダルト女性なイメージがありましたが、こちらの作品は母娘モノなので。
より幅広い読者をターゲットとできたのが良かったのかな。
ちなみに、収録で2話の連続漫画も年下ヒロインです。
個人的に収録ではそちらがお気に入りです。
ああしたのは、中年の夢ですよね、ほわわー。
その他、短編のうち1つは前巻収録話のその後風景。
やっぱり1話目を読んでいた方が、絶対的に楽しめることと思います。
未読な方は、ぜひこれを機会に買い揃えてしまいましょう。
連続・短編どちらもお話良く、ヒロインらも魅力的。
後日談とかイラストなども豊富なので、たっぷり作品世界に浸れるでしょう。

しっかり、すっきりな細線での作画。
全体の色づきは良く、黒色が強め。
描き込みは過ぎないくらい。
コマ割りはそこそこ変化でやや細かめ。
適度なメリハリがあり、賑やかになっても原稿は見易く仕上がっていました。
表情や動きある絵も良く、漫画はお上手。
その場の音、匂いまで伝わってきそうで、臨場感に優れています
全体にしんと静かな雰囲気が漂っており、アダルトな感じ。
しっかり鼻筋が描かれる人物絵はリアル寄り。
ただし、色気・可愛さを感じるよう、絶妙なデフォルメもされています。
むちむちと迫力あるスタイルも特徴的。
カラーもそれはそれでいい感じではあると思うのですが…。
センセの魅力は、なんと言っても白黒絵。
絶妙な濃淡具合、細やかな線はカラーでは感じられないものなので、判断は↓表紙・裏表紙にプラス判定で良いと思います。

 【 収録話 】 14話収録

007:「交わりの宿」 3話 カラー原稿あり
ローカル線の旅をしていたところ。
寂れた田舎にて道に迷ってしまったのでした。
疲れてふと道端に腰かけていたところ、うっかり眠ってしまい…。
次に気付くと、母娘らに助けられていたのでした。
そんな訳で、元小料理屋の女将らしい母「シズク」、その娘「アキ」との交流話です。
あ~ウチ脱衣所ないんだわ
そんな訳で、いきなり「アキちゃん」の全裸が。
まったく隠そうとしてないので、逆に見辛いわね。
ただ、そうすると…「シズクさん」のお風呂まで起きてようかな、とか考えそう(笑)
その描写なかったけど、どうだったんだろう。
えっちは何日か滞在した後のことのようだったので、既にちらちら裸とかなんとか見ていたことと思います。
なお、冒頭のカラー原稿部分は母娘らとのお風呂風景。
そちらの流れを見る限り、お風呂から出てきたうんぬんですらなく、途中から一緒のお風呂だったのかな。

2話目は…娘「アキちゃん」です。
ちょっととっつき辛そうな彼女をいかにして攻略したかは秘密。
あのえっちへの流れは、またいいものですね。
「シズクさん」に似てスタイル抜群なので、あんなんに抱きつかれたら。
そりゃ、どうにもならんですわ。
ちょっと異なるシチュエーションとなる3話目。
どんなんかは…秘密。
ただ、3話続くWヒロイン漫画で、「シズク」そして「「アキ」と続いてきたので…。
こちらがどうなるか、想像し易いですわね。
そもそも、どっちも普通に目前で普通にえっちしてましたから。
さて、こちらの漫画は巻末に6ページ(+α)の描き下ろし後日談があります。
彼、すっかり田舎に馴染んでますね。
どうせ誰も見てない
…ってな訳で、行水からのえっち展開が楽しめます。

叔母「アカネ」、陽菜ちゃん
※左:叔母「アカネ」、右:陽菜ちゃん

073:「アカネおばさんの夏」
こっちの青年会で海に行くこととなってさー
そんな叔母「アカネ」からの電話にて、「ハジメ」は海水浴に出掛けたのでした。
単行本「イビツな愛の巣」に収録されていた「カネおばさんとオレ」の番外編だそうです。
このブログを書く際に、再度そちらを見てみましたが。
描き慣れたのかな。
「アカネさん」の顔・バランスなどの棘がなくなったような印象でした。
”青年会で海に行く”
~ということで、行きの工程は「ハジメくん」の期待とは異なるものでした。
そうした前半から、えっちに至るお話の流れが良いですね。
「アカネさん」の年上然とした気遣いが有り難いです。
水着姿は後半に登場するので、お楽しみに。
なお、こちら番外編としてさらに1ページの漫画があり。
そちらではメイド服でした。
折り返し前半ではカラーな姿が見れますよ。

095:「陽菜ちゃんはHに興味がある」
117:「陽菜ちゃんはHにハマっていく」
銭湯からの帰り道にふと出会った「陽菜」
落ちていたエロ本をまじまじと見ていた彼女となんとなく会話をするようになり。
同じ時間にて、頻繁に会うようになっていたのでした。
正確なところは不明ですが、収録では珍しい年下ヒロインの漫画。
「陽菜ちゃん」はポニーテールで活発そうな娘。
寒い時期がため、黒タイツなのですが…それが絶妙に良いですね。
もともとの切っ掛けもエロ本なので、そうした会話はし易く、
ただ、それでも…ああして誘うまで、何日かかったかなー。
ある
…という返事から、えっちに至るまでの数ページが好き。
ドギトキしますわね。
オチページのパンチラ、合間の自転車に乗った絵がまた良かったです。

続くエピソード「陽菜ちゃんはHにハマっていく」はその後の風景。
前半でのすれ違うやり取りが秀逸です。
まぁ、同年代でもないし、おっちゃんとして積極的に誘ったりするのは難しいですよ。
ええ。
したの!?」のやり取り前後が好き。 
なお、あっさり脱いでしまうので残念なのですが…こちらではホットパンツ姿でした。
間近で見たら、いいだろうなぁ
なお、台詞から2回目は半月かかったようです。
準備万端を打ち砕く、1回戦後の彼女の台詞がまた凄い、エロい。
なお、こちらにはその後の後日談が3ページほどの漫画であります。
お祭り風景なので、当然のように(笑)、浴衣で野外プレイです。
射的の際の「陽菜ちゃん」は…。
もっとページ下までぶち抜いても良かったかなーって思いました。
(※あるいは上にぶち抜くかなぁ)

143:「スイミングプール」
仲間内では”鬼冷血女”と称していた、クールな上司・主任「水沢」
仕事での鬱憤はアルコールでは解消できず、「木村」は泳ぎにプールへ来たのですが…。
なんと、そこに主任「水沢」の姿があったのでした。
サラリーマンには刺さるだろう、オフィス話。
職場女性のプライベート姿に会うというのは…ちょっと良いですわね。
主任「水沢さん」は鬼冷血女…ではありますが、美人であり。
またスタイルもすこぶる良く、そんなんが競泳水着姿なのですから。
たまんないですよ。
さて、仕事で有能な「水沢さん」ではありますが、全然泳げてなかったのがポイント。
もし、彼女があーでなかったら、関係は変わらなかったと思います。
えっちは当然ながら競泳水着な彼女と。
オチのやり取りがもの凄く好き。
また、こちらも2ページですが後日談があり。
ああしたシチュエーション分かる~って人も多いと思われます。
直接ではないけれど、ちょぴりエロスいいですわね。
オチのリアクションも最高。
彼女はああした表情が抜群。

主任「水沢」、美和さん
※左:主任「水沢」、右:美和さん

163:「美和さんの中庭で」
通学路に変化があり、進んでみると…とある家の中庭が見え。
庭先に居た女性「美和」に見とれたことを切っ掛けに、よく話すようになっていたのでした。
ちょっとした路地裏は冒険心をくすぐられますよね。
誰しも経験ある事ではないでしょうか。
また、その先に…ああした女性が居たならば、いう事なしですよ。
切っ掛けとなる場面が重い。
クソの役にも立たなくて…」の返事は本当だと思います。
こちら、2ページですが後日談があり。
2人のその後の風景が見れました。
センセのあとがきにもありましたが…幸せに運べば素敵だなぁ。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「ビフィダス」センセでした。
ブログでは「キミを誘う疼き穴」、「イビツな愛の巣」、「情交の日々」などを紹介しています。
いや、相変わらずお上手でしたねー。
なんとなくですが。
やや強めだった絵柄の癖みたいなのが今回は弱まり。
だいぶバランス良く、親しみ易くなった感じです。
次巻がまた楽しみ。




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■いちゃビッチ (赤城あさひと)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、むちむち、積極的
・構成 : カラー(12P)、10話(うち「生徒会シリーズ」×3)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「赤城あさひと(あかぎ・あさひと)」センセの「いちゃビッチ」です。

日野咲凜、神田今日子
※左:日野咲凜、右:神田今日子

 【 構成・絵柄 】

収録はシリーズものと短編。
前回から続くシリーズものが連続漫画となっています。
コチラからでも、読むにそう問題はないのですが…。
やはり、前話のあらすじないのは、ちょっと不親切かなぁ。
(※前巻の宣伝にもなるので、ページ差し込んでもいいと思うのですが)
そのほか短編も含め、ジャンルはラブコメ。
どっち要素も強いのですが、コメディーのが比重あるかも。
タイトルそのままに、登場ヒロインらは積極的な娘ばかりで。
男性陣が流されて、シちゃってたりしました。
いちおうラブでもあるんですけどね。
紹介帯にあったように皆さん肉感的で、楽しめることと思います。

↓表紙・裏表紙など、女性陣はむちむちと可愛らしく。
成年漫画としてパンチ強いです。
ただ、今回はコマ内配置、漫画運びなど、ちらほら引っかかっていて…。
読み辛さを感じる場面が何度かありました
引き絵もちょっと弱め。
コメディー崩しほか表現的に誤魔化しみたいなところも感じられ、全体的にもうひと丁寧さが欲しい印象です。
カラーはお上手。
個人的には、カバー裏の動物と絡んだイラストが良かったです。
特に猫絵は舞台背景がキチンとありそうで、刺さりました。

 【 収録話 】 10話収録

004:「花唇幻戯」 カラー原稿あり
安東家のお嬢様「菫(すみれ)」
昔馴染みな使用人の次男坊「佐吉」が、7年振りに再会した時には奇術師「張旭斎天一(ちょうきょくさいてんいち)」となっていたのでした。
冒頭に幼少期、別れの場面が描かれているのですが。
あの感じを見る限り、「菫さん」は無論の事、そもそも両想いだったかなー。
個人の名前でショウをやっており、今では彼のが羽振り良さそう。
初えっちな「菫さん」がキュートでした。
カラー原稿部分は、実はその後の2人。
「菫さん」の着物が鮮やかですよ。

025:「チェリーランデブー」
飲み会の帰りの道。
「尾崎俊」は道端で独り飲んでいた「日野咲凜」に引っかけられたのでした。
酔った際に出るなまりがキュートな「凜さん」
そもそも声を掛けたのは彼なのですが…まさか、あーなるとは思いませんわね。
タイトルそのまま「俊くん」は童貞なのですが。
ネカフェの場面で、「凜さん」がそう指摘するのは違和感が
あれは…単に早いだけかもしれないぞ(笑)

義妹「愛依」
※義妹「愛依」

041:「夜伽」
疎遠であった義妹「愛依」と久しぶりに再会した「涼」のエピソード。
定番の1つ喪服えっちですね。
普段と違い、髪をアップにしていて…これは刺さりますね。
(※しかも、この2人としては何年振りかの再会)
ちょっとファンタジーな要素があり、それがため爽やかさがプラスされていました。
「愛依ちゃん」としては不倫で、本来はドえろい関係なのですけどね。
まだハードルあるでしょうけど、巧くいけばいいなぁ。

057:「神田今日子は筋肉通」 カラー原稿あり
友達らと海に来た、筋肉好きな娘「神田今日子」
ナンパされに出掛けた友人らと別行動で、周囲の筋肉を堪能していたところ。
海の家のスタッフ「錬太郎」に引っ掛かったのでした。
中扉がこちらの「今日子さん」
ポニーテールの美人でスタイルも良く。
彼女が望めば、筋肉男子はホイホイ引っ掛かると思います。
紆余曲折の結果、彼の筋肉マッサージをする~という切っ掛け。
あの流れで、えっち発展するのは当然なのですが。
(※成年漫画ですからね)
ちゃんとお願いしていた彼は偉い
双方良かったわね。

079:「トランジションゲーム」
”女バスケの鬼”
そう恐れられる、女子バスケ部の部長「双葉」
ただ、性への興味も強く…毎日の独りプレイでは物足りず、今ではオモチャを仕込ませたまま学校に来ていたのですが。
うっかり落としてしまったコントローラーは、男子バスケ部1年「岸正太」に拾われていたのでした。
前半での関係が途中から逆転するのがポイント。
あれが結果的にいいかどうか分かりませんが。
エスカレートしていた「双葉さん」なので、秘密を共有できるパートナーを得たというのは大きい
これでプレイの幅も広がりますしね。

097:「サオリグラフティ!」
写真部「立花忠雄」は、新体操部「黒川早織」から、
お願い!私の身体を撮って!
そんな依頼をされたのでした。
先の「今日子さん」は筋肉好きの変わった娘でしたが、こちらの「早織さん」はナルシストでまた違ったタイプの変人
そもそも学生がレオタード着たままうろうろし、事ある毎に開脚して見せているってのが異常。
撮影からの発展であるためか、えっち展開もスムーズでした。

115:「櫻染め」
入院最中に「天野大吾」が出会った「春日居櫻子」とのエピソード。
見開きのもくじ絵が彼女ですね。
カラーは、ソレ用だとおもいますが…あの紫色はエロチックで素敵。
本編はちゃんとベッド上でのえっちです。
オチは温かで、ちょっと安心。
良く運べばいいですね。

133:「会長とじゅんじょー」
151:「後輩とこーはい」
169:「会長とらんこー」
才色兼備・文武両道な生徒会長「小森可憐(こもり・かれん)」
しかし、実はセフレを多く持つギャルちっくな女性だったのです。
うっかりそれを知ってしまった副会長「石橋勝人」も彼女に巻き込まれていたのですが…。
“校内一のビッチで100人斬り”
「可憐」はそんな噂のある黒ギャル「加賀美晴」に、迫られていた「勝人」を目撃したのでした。

庶務「加賀美晴」、書記「宮野花純」
※左:庶務「加賀美晴」、右:書記「宮野花純」

前単行本から続く、生徒会シリーズの続きです。
要するに、あの会長と逆の要素であるのが「美晴さん」
雰囲気だけの娘。
現実には、やっぱり容姿と比例する方のが多いのかな。
いかにもギャルギャルした彼女が、実に可愛い。
一方、先の噂の真相が楽しいですね。
やっぱりアンタか。
途中のセリフにあったそのまま、「美晴さん」は「勝人くん」と結構お似合いだと思いました。
邪魔はいたものの、えっち最中に名前連呼したりしていて、ラブラブでしたよー。

「後輩とこーはい」は書記「宮野花純」ちゃんの主役回。
先の「美晴さん」は宣言通り生徒会に所属していて、庶務を担当してます。
ぱっと見可愛らしい「花純ちゃん」なのですが。
素の彼女が怖い
ただ、こうしたのがリアルかなぁ。
生徒会長「可憐さん」とのえっちを目撃した彼女は、副会長「勝人くん」を脅しにかかるのですが…という流れ。
うん、周囲こんなんばっかりなので、「美晴さん」とはよりラブラブになっていきそう。
彼女を逆にやり込める「勝人くん」が格好良い。
散々仕込まれていただけのことはありますね(笑)
そんなこんなで、「会長とらんこー」は生徒会女性陣らとのえっち決着話。
生徒会やめたい…」のコマが楽しいです。
メインは温泉旅館での複数プレイです。
そうか、「美晴さん」は押しが弱いのであの連中を排除しきれないか。
ただ、最初はちゃんと彼女だったりして…愛を感じましたよ。

 【 その他 】

以上、本日は「赤城あさひと」センセでした。
当ブログでは「いやらしいこ。」、「あま・ナマ」を紹介していて。
こちらが3冊目の単行本。
やっぱり生徒会シリーズが楽しいです。
本編での生徒会長「可憐さん」は、即臨戦態勢であったため。
あとがき絵の、黒ブラな彼女が実にエロスでした
あんなんされたら、男子は抵抗できないでしょう。
さすが100人斬り!
あの後彼女は心入れ替えるかなぁ。




いちゃビッチ


いちゃビッチ (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) (日本語) コミック, 2018/6/20 [アダルト] 赤城あさひと (著)


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■JK二人と秘密の姦係 (く~ねる)

★まんがデーター [12.5/20.0]
・絵柄 :●●●〇〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●〇〇
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [成年] 複数、制服、JK、
・構成 : 初単行本、6話収録
     (うち「せんしてぃぶサービス」×2)
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「く~ねる」センセの「JK二人と秘密の姦係」です。

「牧野奈央」・「須野原」
※「牧野奈央」・「須野原」

 【 構成・絵柄 】

収録は連続話が1つと、ほかは短編という構成。
話数は少ないのですが、各話は結構なページ量があり。
ボリュームとして、物足りない感じはありませんでした。
漫画はおおむねタイトル通りで、Wヒロインものが多め。
6話中4話がそんなんでした。
また、ジャンルはラブコメ…とは言えず。
たいてい、興味がためにヒロインから誘うような展開。
男性については、なにかと都合よい相手を選んだだけ、って感じね。
あるいは、事後のがいい雰囲気になっているかもしれません。
お話に暗さはほぼなく、複数相手のため派手で読むに楽しい仕上がりでした。

大きなコマ割りが実に特徴的。
ほぼ枠間はなく。
1つページの大コマに、各コマが重なっているような感じです。
ちらほら見かける、ちょっとストーリーもある、イラストがメインな本みたいに感じました。
(※いちおう、そんなんよりは全然漫画寄りですが)
濃い目な線で、全体の色づきはややサッパリ気味。
白比率がそれなりにあり、ぱっと明るめな原稿具合でした。
先の独特なコマ割りもあって、漫画も癖のある感じ。
吹き出し・擬音のサイズが小さく、テキストはやや多め。
引き絵などのバランスが微妙なこともあり、個人的にはやや不安定な印象でした。
人物絵は広く縦長な輪郭で、目鼻などの顔パーツは小さめ。
動きのある絵から背景・小物、服の質感などはもう一歩という感じです。
ただし、各話にて作画の差が大きく。
初出はなかったものの、おそらく最新だろうエピソードではだいぶ良くなっていました
カラーでの雰囲気の違いはありますが、判断は概ね↓表紙・裏表紙で良いでしょう。

 【 収録話 】 6話収録

003:「せんしてぃぶサービス」
042:「コンカフェJKのアフターサービス」
偶然同じゲームをやっていたことが分かり。
メイド喫茶で働く「木戸葵」・「翠」らと個人的なやり取りをするようになっていたのですが。
親の目があってし辛い~という理由がため、外出した先でゲームしないかとホテルに誘われたのです。
うわ、いいなぁ。
彼女らは勉強するという名目なため、制服姿。
「翠ちゃん」は…普段コンタクトなのかな、あるいは仕事の際はキャラ付けで眼鏡なのかな。
プライベートで会った際には、眼鏡オフでした。
もともとの目的はゲームだったのですが、
結構溜まってる~
ということで、場所もあってえっち展開に。
うわわ、ますますいいなぁ。
なお、お下げな「葵ちゃん」は控えめ、「翠ちゃん」は立派なバストでかつ黒ストッキングでした。
ちゃんと脱がないままのシテくれるのが良いですね。

2話目「コンカフェJKのアフターサービス」は7ページのショート。
また彼女らと会うこととなり、2人と共にお風呂に入るというシチュエーション。
部屋にあった~」という面積小さい水着姿です。
メイド服で頭につけるホワイトブリムのみ、つけていました。
(※ヘッドドレスかと思っていましたが、検索したところそうらしい)
うーん、どうせなら…普通にメイド服のが良かったかなぁ。
なお、処理が違うのか、前話とやや雰囲気違いますね。

「翠」・「葵」、「玲奈」・「りむ」
※左:「翠」・「葵」、右:「玲奈」・「りむ」

049:「家庭教師 to Sister's」
大学の先輩から、妹らの家庭教師を頼まれた「谷代」
いちおう、順調に姉妹「りむ」・「玲奈」の勉強を見ていたのですが。
休憩時間になると、色々と突っ込んで聞かれてしまったのでした。
なにげに彼の先輩というのは女性だったので、三人姉妹が登場しています。
漫画でのメインは「りむ」・「玲奈」の2人。
しっかりと女を使って、彼を追い込んでいました。
なかなか困った展開
相手は2人だしねー。
「谷代くん」はもともと先輩狙いだったようですが。
彼女とのやり取り、携帯の登録を見る限りは、見込み薄って感じ。
2人のどっちかにまけとけ。

087:「同級生の頼み事」
女子ばかりの放送部で唯一の男子「畑野」
居心地良かったものの、特に何らかの関係にはならなかったのですが。
ある日、「撮影を手伝ってほしい」そう「須野原」に言われたのでした。
撮影にはもう1人、後輩「牧野奈央」がおり。
こちらもWヒロイン漫画となります。
眼鏡の優等生「須野原さん」と、巨乳な「奈央ちゃん」です。
2人とも既にいくつかの動画を配信しており。
さらに興味を持ったことで、彼に声を掛けた~という訳。
配信していたのは…察しの良い方、その通り。
独りプレイものです。
もともとは「奈央ちゃん」が始めていたのだとか。
あのサイズだと、そりゃーもて余すだろうなぁ。
漫画なので、どっちも可愛らしく描かれているのですが、そんなんやり始めた切っ掛けはなんだかリアルっぽくてイイですね。
実際のところはどうなんだろう。
当然ながら、2人とも積極的で役得。
ちゃんと避妊しなさいよ。

123:「ヤリすぎなお節介」
受験の関係で最近こちらに越してきたという店長の娘「柏木志穂」
住み込みで働く主人公の元に、何かと理由をつけてやって来ていたのでした。
「志穂ちゃん」はポニーテールの活発そうな娘さん。
漫画はいい加減にしびれを切らせた彼女が、えっちに持ち込むというもの。
通常、ああして積極的に世話を焼くというのは、好意ある証拠だと思われるのですが。
「志穂ちゃん」の言動などを追うと、どうやら…好意うんぬんでなく、単に相手を探していただけっぽく見えました。
ただし、オチの段になって気持ちも多少変化したかな、って所がちょっと救い。

柏木志穂、「痴的好奇心」の女生徒
※左:柏木志穂、右:「痴的好奇心」の女生徒

159:「痴的好奇心」
教室に置かれていた、女性モノの下着。
教師「駒沢」がふとそれを手にしていた所。
ちょうど入ってきた女生徒に見られてしまったのでした。
ヒロインたる生徒は、優等生として評判な娘さん。
何らか委員会を仕切っていたようなので、その長だったりするのかな。
お話の切っ掛け、昨今では教師側が不利。
あれ、どう返事したら切り抜けられるだろう
とはいえ「駒沢」の物言いはどうにも巧くなく…まさに、ヒロインの思惑通りになっていくのでした。
なお、彼女はおとりに使ったためノーバンでしたが。
黒パンストを着用していて、最後まで脱がないサービスがあります。

 【 その他 】

以上、本日は「く~ねる」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
前述しましたが、収録の各話で絵柄の差は大きく。
最新らしい漫画では段違いによくまとまっていました。
(※紹介帯のカット絵もそちらから)
もし待てる人は、2冊目狙いでも良いかと思います。





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■はんじゅくチェリー (utu)

★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [成年] ラブコメ、むちむち、年上女性
・構成 : カラー(8P)、短編×9話。
・おまけ: あとがき、作品解説、一部描き下ろし「ぼくたちの牧野せんせい」、
     カバー裏に別ラフ絵、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「utu(うつ)」センセの「はんじゅくチェリー」です。

八千代さん
※八千代さん

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編。
描き下ろしは収録話の継ぎ足し、えっちシーン増量みたいな感じ。
本単行本内での連続話はありません。
ただ、収録話の1つは前巻からの続きモノ
そちらを持っている方には、ちょっとしたアドバンテージが得れます。
複雑なものでないため、いきなりこちらから見始めても全然大丈夫なくらいですが。
ジャンルはラブコメ。
冒頭話など年上女性のインパクト強く目立っていたものの…。
ヒロイン数として確実なのは、2名くらいでした。
もっと多くても良かったかなぁ。
ただ、ほか登場人物らも個性は強く、女性側がまたえっちに積極的。
妙な展開なく、プレイも振り切れておらず、楽しく読めるだろう仕上がりでした。

しっかりとした線での作画。
そちらほか黒色は強く、全体の濃淡もしっかりしています。
描き込みは丁度良いくらい。
やや大き目なコマ割りで、盛り上がって来ると枠・線関係なくなるのが特徴。
色の濃さがあって、全体はコッテリ風味です
小さいコマや引き絵はややさっぱりとした描き方。
ギリギリ気にならない、くらいな感覚で、弱め。
それ以外はおおむね良く人物絵も可愛い~色気ある女性などお上手。
スタイルなどもデフォルメあるものですが、違和感はなく。
むちむちと良い肉付きです
カラーになると白黒のコッテリ感が薄まっていて。
判断については、店頭では小さいものの紹介帯。
余裕あるならば、「ワニマガジン社」さんHPのサンブルが良いでしょう。

 【 収録話 】 9話収録

004:「ぼくたちの牧野せんせい」 一部描き下ろし
ネットに出回っていた、えっち写真。
その1つが、恩師「牧野」の特徴とよく似ていることを発見。
連休を利用し、「上原」・「加藤」・「田淵」の3人組はそのマンションを訪ねたのでした。
元教師との複数えっち話。
カラー部分は本編後風景かな。
紹介帯から察するに、描き下ろしはそちらだと思います。
アルコールも手伝って、距離が縮まっていましたが。
遠慮なく本題をぶっ込んでた「田淵くん」の功績ですわね。
また、そんなんに対し、「牧野先生」の反応が可愛くて…エロい。
オチが楽しい。
彼女のキャラは成年漫画でのお約束で。
ぶっちゃけ、三人がかりでも荷が勝ち過ぎてると思う

牧野先生、藤山鶴羽
※左:牧野先生、右:藤山鶴羽

027:「とれーにんぐヤッホー」
ジョギングで知り合った年上女性「八千代」とのカップル。
彼女はバツイチ。
「直輝」はちょうど昨日に告白していて。
漫画はその回答という感じ。
別れた理由も口にしていたのですが。
うん、なんだか納得。
あのむちむちスタイルですからねー(笑)
走ってたら、目立つだろうなぁ
レギンスがエロくて素晴らしい。
オチではあー返事をしていたものの、これまた「直輝くん」では荷が勝ちすぎると思う。

045:「戸倉さんは猫が好き!」
バレー部の同級生「戸倉」は背丈あり、とっつき辛い雰囲気の女子。
「沢村」は最近神社の野良猫「マタハチ」を餌付けしていたのですが。
学校では威圧的な彼女が、猫を前に別人のような振る舞いをしていたのでした。
多くのヒロインらより、今回↓表紙をゲットしたのがこちらの「戸倉さん」
猫と戯れる彼女は驚くほどに可愛らしく
えっちの切っ掛けもそんな感じ。
外は雨降る中、神社建物内という雰囲気たっぷりなシチュエーションでのえっち展開でした。
ショートカットが素敵。

065:「洵さんのツマミグイ」
先輩「卓也」の彼女である「洵(じゅん)」
「堀田」は彼の部屋の真下に住んでいたのですが、壁が薄く。
行為の声などまる聞こえで、それをオカズにしていたのですが。
独りプレイの直後に、そのネタであった「洵」がやって来たのでした。
最近はよく揉めているらしく、「堀田くん」の部屋には愚痴を言いに来たのかな。
いや、あの恰好から察するに、そもそも仕掛けるつもりだったか
タイトル通りで、主導権握れそうな相手ですもんね。
個人的にはオチの3コマのくだりが最も好き。

083:「ヤキモキつみきちゃん」
出会い系サイトで知り合った「つみき」
最近は通い妻化していて、やや新鮮味に欠けてきていたのですが。
珍しく彼女から呼び出された「吉岡」は、驚くべき提案を受けるのでした。
実は前回単行本にも登場していて、おそらくは↓表紙となっていた娘さん。
冒頭にあった、知り合うくだりは前巻にて見れます。
こちらはとある事情がため、彼が望む野外えっちを決意するというもの。
可愛らしさは相変わらずで、実に「吉岡くん」が羨ましい。
なお、目次には4名の収録ヒロインが並んでおり。
「つみきちゃん」は左から2番目にいたのですが。
ばっとページをめくって眺めた際、非常に4名の収まりが良く
てっきり、同一世界(漫画)の仲良しグループかと感じたんですね。
結果的には、残念ながらそれぞれ別短編のヒロインだったのですが。
彼女らひとグループな連続話、あるいはシリーズものとか見たいなぁって思いました。

101:「カナちゃんお買い上げ」
とあるバーを出会い系の待ち合わせ場所として使っていた「カナ」
トラブルに巻き込まれていた彼女を助けたものの、面倒事を嫌う店長からクビを宣告させてしまい。
生活費に困っていた元バーテンのもとに、その彼女が姿を見せたのでした。
そんな訳で、タイトルみたいな展開に。
まぁ、お礼えっちですわね。
もともとの行動から察するに…そうした行為でしか好意を表現できないのかな。
考えすぎか。
「カナちゃん」は特徴的な髪型と派手な雰囲気で、裏表紙をゲットしています。

119:「ツルのウズウズ」
やや校則を乱す「藤山鶴羽」は、「ナスイチ」こと生徒会長「那須一」のターゲットとなっていて。
彼から頻繁に注意を受けるなど、邪魔な相手であったものの。
とある事件にて、自らを”女の子扱い”してくれた彼にふと違った感覚を持ったのでした。
目次に並んでいた女性のうち、右から2番目のリーダーっぽい彼女がこちらの「鶴羽さん」
男相手にも怯まない胆力を持っていて、プチ不良という感じ。
「ナスイチくん」は真面目そうなひょろ眼鏡なため、不良女性と真面目な男子という漫画映画でちらほら見かけるカップルでした。
毎日しつこいねぇ」という発言もあり、そうして気に掛けてくれることは内心嬉しく思ってたのではないかなぁ。
また、事件でのああした行動は、そこらの男子にない、格好いい所でしたからね。
彼女が惚れるのも納得
オチの姿はぜひ冒頭の彼女と見比べてみてください。
この2人は…たぶん生徒会室で頻繁にスルんだろうなぁ。

137:「せんぱいあのね」
調子が上がらない陸上部の「山下」
後輩「泉」はそれを心配し、ぐるぐる周囲を付きまとっていたのでした。
目次に並んでいた女性のうち最も右の日焼け跡少女が「泉ちゃん」
~っス」という後輩口調な女子で、雰囲気・性格など最近人気な某一般漫画のウザい後輩女子を彷彿とさせますね。
こちらは成年漫画なので、当然ながらえっち展開に。
「泉ちゃん」からのお誘い…というか、マッサージという感じで自らえっちに導いておりました。
まあ、ああして頻繁に話しかけてくるのは、好意あって当然でしょう。
本編でも日焼け跡がいい感じで、途中までの片乳が素敵です。

陸上部「泉」、「響ちゃん」
※左:陸上部「泉」、右:「響ちゃん」

161:「不機嫌な響ちゃん」
父の再婚で「幸太郎」には同い年の家族が増えることとなったのですが。
彼女「響」はいわゆるギャルなタイプで、当初はとっつき辛い感じだったものの。
ちょっとした出来事を切っ掛けに、色々な事を話せるまでの仲になっていたのでした。
目次に並んでいた女性のうち最も左が「響ちゃん」
本編に書かれていたように、彼女のお母さまが美人でして。
うん、その血を引いてるんだねー。
ギャルだと苦手っぽくはしているものの、「幸太郎くん」は世話好きなところが見え。
気づかいできるところが、だんだん受け入られたのかな。
「響ちゃん」的に、主導権を握れる相手というのもあったと思います。
後半の母親を含めた階段でのやり取りシーンが楽しい
きた、こちらのセンセの解説によって、実は単行本2周目がまた違った感覚で読めるようになってました。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「utu」センセでした。
当ブログでは「発情コンプレックス」、「色は匂へど…」、「はれんち。」などを紹介しています。
こちらは4冊目の単行本。
前述もしていますが。
今回の単行本でもっとも刺さったのは、見開き目次のヒロイン4名集合イラストです。
全員全裸で、なぜかタイだけ残している状態なのね。
(※その形状が異なるので、その点からしても同じ学校ではないわね)
あれは…何度見てもいいなぁ。
物語性も感じられて。
本気で額に入れて飾っておきたいくらい。




はんじゅくチェリー


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■くちどけピース! (utu)

★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳、
・構成 : カラー(4P)、8話収録。
・おまけ: あとがき、作品解説、カバー裏にラフ絵、
     加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「utu(うつ)」センセの「くちどけピース!」です。

長谷川このみ、先輩「皐月」
※左:長谷川このみ、右:先輩「皐月」

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
連続話、シリーズ話などはありませんでした。
最近は…収録8話というのが増えましたね……。
(※以前は10話がセオリーだった気が)
コスト削減とかなのかな。
ジャンルはおおむねラブコメ。
ただし、ラブはそこそこ~という印象でして。
不倫だったり、遊んでいるだけだったり、という関係などが散見されます。
また、そんなんがために、特殊なプレイも多く。
いわゆる、可愛く甘いラブコメが見たい場合は、ちょっと違うかもしれません。
変な話、そうは言ってもあまり突飛なプレイというんでもないため、あまり気にし過ぎなくても良いと思います。
(※期待し過ぎないように)
ブラックな話とかないので、そこはご安心ください。

柔らかな曲線での作画。
濃淡・描き込みは概ね丁度良いくらい。
そこそこに白比率もあり、見易い仕上がり。
コマ割りは比較的大きく、ゆったり描かれている印象。
えっちシーンは間近な感覚で、迫力ありました。
漫画はコメディーちっく。
崩しがちらほら見え、小コマ・引き絵になどメリハリがあり。
全体あちこちは巧いことバランス取れていたと思います。
人物絵は広い輪郭と深い黒目。
魅力的な曲線を描かれていて、スタイルはたっぶり
いいおっぱいしていました。
カラーなどもお上手なのですが、正直個性が弱くなるようで。
白黒絵のがイイ具合だと思います。
紹介帯のカット絵がやや見辛いので、できれば「ワニマガジン社」さんのHPサンプルを確認するのが良いでしょう。

 【 収録話 】 8話収録

001:「コクりコクられ」 カラー原稿あり
バツゲームで、「加賀清彦」は”軽そう”なクラスメイト「河道昴」に告白したところ。
なんと、可愛くOKされてしまったのでした。
カラー原稿部分はメイン部分の抜き出し。
白黒原稿より、「河道さん」のギャルっぽさが分かり易いですかね。
ああした女子が、告白にちょっと照れて承諾してくれただけでなく、翌日からやたら甘えてきたりしていて。
まぁ、惚れるのも当然。
ちゃんと言った「加賀くん」は偉い。

019:「さいみんごっこ」
ひょんなことで、催眠術のアプリを手に入れた「阪本孝彦」
旦那との関係を悩んでいた同僚「小日向真琴」の相談かたがた、試してみたところ…バッチリ催眠術にかかってしまったのでした。
成年漫画でちらほら見られる、催眠術ネタ。
おいおい、「阪本くん」大丈夫か!?という感じにひでるさんは、読んでいましたが…。
どうなるのかは、伏せさせていただきます。
彼女に園服とか着せてたシーンが良いですね(笑)
よく着れたなぁ。

河道昴、小日向真琴
※左:河道昴、右:小日向真琴

043:「このみの距離感」
ちらほら校則違反をしている生徒「長谷川このみ」
実は、教師「湯葉敏郎」とは彼女の姉と付き合っていた時期があり。
昔馴染みだったのです。
収録ではこちらがお気に入り。
もしかしたら、あり得るかもしれない設定。
微妙な距離感ですよねー
また、この2人の場合は単なる姉の元彼(元カノの妹)というんでなく。
「このみちゃん」があーするのも納得。
過去風景からすると、立派に成長したねー、って感じ。
漫画の展開から、ああした爽やかなオチが待っているとは思いませんでした。
青春してますわね。
ただ、これ以降は…学校でのプレイには気を付けないと。

067:「後輩のシツケカタ」
社員旅行に出掛けた一行。
「飯山」の部下「東森」は美人で社員間での人気も高く。
彼女を狙っている~というような話も耳にしていたのですが。
呼び出されたらしい彼女は、酔って間違って「飯山」の部屋に入ってきたのでした。
「飯山くん」は既婚者です。
漫画の流れで、間違って入ってきた「東森さん」ともひと、いやふた騒動ありました。
冒頭の彼女とギャップがあって、ちょっとイイですわね。
個人的には、この後の会社風景が見たいです。
ドロ沼に落ちぬよう気を付けて。

091:「修学旅行ヨルの部」
タイトル通り、修学旅行の夜風景。
副会長「藤井茉美」、その天敵「鮫島京香」、そして「渡瀬優」という3名。
それぞれの2番目にヤバイえっち体験を語り合うこととなったのでした。
部屋を3人だけで占有しているようで。
ちょっと羨ましいですね。
そんな訳で、トリプルヒロイン漫画なこちら。
「鮫島さん」はチアリーダー服でのえっち。
さっさとしちゃってよ?
…という台詞は私の好み。
あれはいいですね。
眼鏡な「藤井さん」は先輩を誘うというもの。
ちょっとSちっくでした。
そして、もう1人「渡瀬さん」はオチ担当
どんなエピソードを話すのか、お楽しみに。
あれで2番目というのが恐ろしいですよ。
なお。↓表紙はこちらの「渡瀬さん」がゲットしています。

115:「イライラタイム」
同期で仲良しな2人「栗原奈保美」・「鳴尾悟」
振られた「奈保美」はいつものように「悟」を誘って飲みに出掛けたのですが。
2軒目の店は、いわゆるハプニングバーだったのです。
いちおう「奈保美さん」はどんな店が知った上で誘っていて。
ああした展開でもOKなのでしょう
これは「悟くん」がちょっと気の毒ね。
えっちに至るくだりが可笑しい。
あるいは、彼女が(ある程度)計算していたら、凄いなあって思うけど…そんなことないか。

135:「微笑の図書室」
最近図書室に入り浸っている「新田」
その理由は…彼が想いを寄せる先輩「皐月」がためだったのです。
実は、こちらの漫画が始まる前に告白済。
ただし、その返事は「ごめんなさい」というものでした。
…が、しかし。
三つ編みで美人な「皐月さん」
彼の告白はバッサリ振っているのですが、えっち関係にはなっているという。
性的に彼女は特殊なタイプなため。
どこまで「新田くん」は許容できるかなぁ。
雰囲気的に、その色に塗りつぶされてしまいそうでしたが。
こちらの漫画、彼を気にする「南」さんという女性も登場していて。
続編があったら、また楽しそう。
まぁ、レベル的に先輩「皐月さん」の一方的な勝負になりそうですが。
個人的には…「皐月さん」を脚立かなんかに乗せて、下から見上げて欲しかったです(笑)
たぶん、良いリアクションしてくれると思うの。

あけび
※あけび

155:「くちなわのきみ」
山登りで迷ってしまった「若村」
あたりには霧も出てきて、うっかり道から転落してしまったのですが。
通りかかったらしい女性「あけび」に助けられたのでした。
収録で唯一のファンタジー話。
古風な物言いの美女に助けられるという、成年漫画ではお約束的なエピソード。
後半の1コマを見る限り…彼女に認められたのかな。
タイトルで察せられる人がいるかもしれませんが蛇系。
お口はお上手そう(笑)

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「utu」センセでした。
当ブログでは「発情コンプレックス」、「色は匂へど…」、「はれんち。」などを紹介しています。
今回はおそらく5冊目の単行本。
節目な冊数ですね。
紹介帯ではおっぱい押しでしたが、そんなんも納得。
実に良い感じでした。
おそらく、あの後はよりアピールしてきそうな「このみちゃん」の続きが見たいです。


くちどけピース!

くちどけピース! (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) (日本語) コミック, 2020/10/30 [アダルト] utu (著)




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■好きな娘が、別の男と (宮原歩)

★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●◎〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] 寝取られ(NTR)、学園
・構成 : カラー(4P)、6話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、特別描き下ろし「エピローグ」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮原歩(みやはら・あゆむ)」センセの「好きな娘が、別の男と」です。

ヒロイン特集1:学園一の美少女「如月ユリ」
※ヒロイン特集1:学園一の美少女「如月ユリ」

 【 構成・絵柄 】

収録は1冊まるまるの長編。
話数は少な目でしたが、ページ量は普通くらいなので読み応えは問題ありません。
描き下ろしはエピローグ話。
2ページと少な目ですが、物語によりしっかりとした決着がついていました。
タイトルそのまま、ジャンルは寝取られ(NTR)もの。
読んだ感覚としては、そうブラックでなく。
プレイとしても、振り切れるようなものはありませんでした。
ただ、得意でない方には精神を揺さぶられるため、やはり注意は必要。
ひでるさんもそうなんで、数多く読んではいないのですが。
感覚として、この系統漫画では比較的ソフトな仕上がりだと思います。

さらりとした曲線での作画。
全体の色付き、濃淡に描き込み具合は適度なくらい。
コマ割りは中小で変化もあり、やや原稿はごっちゃりしてますかね。
派手目な漫画表現。
ジャンルもあってか、今回は特にクドい印象
デフォルメ感もそこそこ。
背景や小物は特に目立たず。
逆に言うと、そちらからの違和感はありません。
目力あるキャラで、女性は可愛らしく、男性はインパクト強めで嫌らしく。
人を選ぶポイントになります。
判断については、↓表紙でも問題ないのですが。
ティーアイネット」さんなので、やはり裏表紙のカット絵が見易く、オススメです。

 【 収録話 】 6話収録

003:「好きな娘が、別の男と 第1話 朝川直樹の視点①」 カラー原稿あり
043:「好きな娘が、別の男と 第2話 東郷傑の視点」
083:「好きな娘が、別の男と 第3話 如月ユリの視点」
123:「好きな娘が、別の男と 第4話 朝川直樹の視点 ②」
165:「好きな娘が、別の男と 最終話 朝川直樹の視点 ③」
204:「好きな娘が、別の男と」 特別描き下ろし

家が隣の幼馴染み「如月ユリ」は周囲から”学園一”と噂される美少女。
当然のように「朝川直樹」も彼女に想いを寄せていたものの…。
年頃からの気恥ずかしさと、目立つ彼女に対して明らかに劣る自分の容姿などがため、普段は逆に避ける始末。
そんな頃、部活後の放課後に忘れ物を教室に取りに向かったところ、担任教師「東郷傑」の前で独りプレイをする「ユリ」の姿を目撃してしまったのでした。
ごく簡単にはそんなお話。

ヒロイン特集2:いろいろ「ユリちゃん」
※ヒロイン特集2:いろいろ「ユリちゃん」

タイトルからも察せられるとおり、メイン主人公は3回ほど主役回のある「直樹くん」
寝取られモノですからね。
ただ、こちらの漫画は単にネトラレる彼だけでなく、その相手「東郷」やヒロイン「ユリちゃん」の視点もしっかり描かれていて。
ああした結末に至る経緯を、丁寧に描いておりました。
登場人物は、ほぼ三角関係の3名だけ。
成年漫画ということもあってか、精神的なものよりえっち描写寄り。
また、後半では「直樹くん」がとある悟りの域(←感覚的にね)に達していて。
ちょっと異なるプレイ感な漫画になってます。

カラー原稿は、おそらく1話目以降の風景。
パンチラのサービスもありました。
さて、切っ掛けとなる、教室での2人を発見した「直樹くん」ですが。
写真撮っちゃえ、と考えたひでるさん。
相手は教師で、この時はまだ「ユリちゃん」も墜ちきってなく…。
この昨今、大問題になって彼を社会的に抹殺することができるかと思いました。
まぁ、自分が好いてる幼馴染みのああした痴態を目撃したその刹那に、そうした冷静な行動はできないかなー。
ただ、何の策もなく飛び込んだのは、明らかな失敗だったと思います。
まあね、そもそも毎日迎えに来てくれてる典型的幼馴染みな彼女を避けた報いかな。

ただ、その際。
しっかりズボンを穿いて、「ユリちゃん」とも多少距離があった筈なのに。
ページめくった次のコマではガッチリ繋がっていたのが、ものすごく違和感
「直樹くん」が扉を開けた際には、2人離れていたので、それまでの描写が彼の妄想だったとは考えられず。
コマ端折るにしても、
①「ユリちゃん」を引き寄せる。
②それと同時に机に腰かける。
③男性自身を構える
(ジッパーは既に開いていた様子で、男性自身は描かれてないだけで出っ放しだったとする)
④挿入。
…というアクションが一瞬のうちに過ぎたようでした。
ここがやたら急展開で、また折り返しのもくじから、”各キャラの視点でお話が描かれること”は既に頭にあり…。
ひでるさんは、ひょっとして「直樹くん」の勘違いで、その場のあまりな光景に気絶とかなんとかした彼だったが、他視点で追ってった場合NTRではなかった~みたいな、謎解き漫画かなーとか想像してしまいました。
全然違ったんですけどね。
そうした瞬間の期待(?)が外れたことは、個人的にこの漫画の評価を下げる要因になったと思います。

2話目は教師「東郷」視点。
前話の教室風景などを見るかぎり、厳しさあるものの女生徒らの注目を集めるイケ教師なキャラクター。
まぁ、彼もまた驚いただろうなぁ。
似たシチュエーションであるものの、「直樹くん」と圧倒的に立場が異なるのは彼女単独であったため。
ほか女性への対応など見るかぎり、潔癖症っぽい雰囲気があり。
ある意味では、彼も「直樹くん」から”精神的に寝取られた感じ”なのかな。
そうした経緯もあって、愛憎入り混じって彼女を躾けるようにえっちしているのだと思いました。

3話はこのストーリーでは最大の問題児「ユリちゃん」の視点です。
そもそも、彼女が教室であーんな事をしてなければ、何事も起こらなかったんですからね。
2話とかこちらでの言動を見るかぎり、相当にエロいヒロインですよ、ええ。
ちょっと変
彼女がそーなったのは、ご両親とかかな。(←そうした描写はなかったけれど)
場面は前2話と変わって、体育授業後の風景。
ブルマ姿の「ユリちゃん」が見れますよ。
ここは最後のターニングポイント。
「東郷」の性格からして、はっきりとした意思を示されたならば…終わらせたと思います。
それが出来なかったのは…前述したような彼女の性に対する執着と、追うばかりだった「直樹くん」がためでしょうか。
傍に居れないのは苦痛ですよね

ヒロイン特集3:エロいぞ「ユリちゃん」
※ヒロイン特集3:エロいぞ「ユリちゃん」

4話からは再び「直樹くん」視点で、物語の決着まで。
まぁ、ぶっちゃけ…特に驚くようなことは起きず、収まるところに行き着いた感じ。
彼がああして、とある悟りの境地(※みたいなん)に至ったのは、現実を受け止められるように精神がそう信じ込ませただけかも。
ただ、こちらでも「ユリちゃん」がエロい。
なんだ、この女

描き下ろしは前述したように後日談です。
どーでもいいけど、「直樹くん」はどこまで関わっていくつもりなんだろう。
案外、彼に他の相手とかできた場合…あっちも破局するかもしれませんね。
(※それで「直樹くん」らカップルを妨害するのよ)

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「宮原歩」センセでした。
あまりストーリーが肌に合わなく、ジャンルもNTRと不得意分野であり。
購入時点から、どうしようかと思っていましたが。
案の定ですね。
それぞれ主要キャラ毎の視点で描かれるというアイデアは、非常に良かったと思います。
お話も成年漫画的ではあったものの、そう問題はないように感じられ…。
やはり、単純にひでるさんは合わないんだろうなぁ、というのが最終的な感覚です。





好きな娘が、別の男と



★「宮原歩」センセの漫画紹介記事

霜枝さんちの明るい食卓
 初単行本。霜枝家の母子とイチャイチャな初単行本。1冊まるまるの長編です。一般。
望月さんの恋文
 初の短編集。ビジネス系が多めでした。一般。
はんまめいど!
 主人公の失った記憶とは!?という、スイミングスクールでのラブコメ長編。一般。
この会社はおかしすぎる!?
 菓子メーカーが舞台の陰謀渦巻くオフィス・ストーリー。一般。
ラブあねえっち
 2歳違いの義母「高村花苗」と2人きりで生活という「あねママ!」を収録。初の成年系。
恋色おとめ
 幽霊ヒロインとの「僕だけが彼女に触れられる」を収録。成年。
いつでもどこでもどんなことでも
 フェチっぽい要素あるラブコメ短編集。短編「Hなこと言ってみるテスト」が楽しい。一般。
ハメあいゲーム
 ゲームヒロインが実体化するファンタジー長編。成年。
少女廻り
 しっとりとした雰囲気の恋愛ファンタジー。1冊まるまる続く長編。一般。 
彼氏なんていらないけどエッチがしたい!
 こじらせ女子らが登場する長編。各ヒロインのお話が繋がっていきます。一般。 
アイドルの卵は勉強中
 アイドルの卵なヒロインらとのドキドキ同居ストーリー。一般。
彼女たちは暴かれた
 ちょろっとサスペンス要素もある長編漫画。成年。
住民よ恋心を抱け
 マンションの住人らを描いた集団漫画。2巻以降に続きます。一般。





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■イジワルコネクト (葵井ちづる)

★まんがデーター [18.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] フェチ、ラブコメ、積極的
・構成 : 初単行本、カラー(8P)、8話収録。
・おまけ: あとがき、カバー裏にラフ絵、合間にイラスト。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「葵井ちづる(あおい・ちづる)」センセの「イジワルコネクト」です。

陸上部「木下梨奈」
※陸上部「木下梨奈」

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
合間にイラストがあり、カップルのその後(たぶん)の風景が見れます。
漫画はざっくり表現ではラブコメ。
読むに優しく、だいたい楽しい仕上がりになっています。
ただし、こちらのほとんどはフェチっぽい要素が非常に強く
成年系ながら、直接行為に至らないお話などもありました。
しっかり出している(笑)ので、寸止めとかそんなんではなく。
プレイですわね。
ヒロインのが積極的で、ちょっと言葉攻めっぽい所もあったりしていて。
本のくくりは「AOHA COMICS」ながら、青春うんぬんというよりも、女の子優位なソフトSMえっちという感じ。
お話・絵柄は高水準で問題ないと思われますが、とかくプレイが特殊なので…。
そのあたりが好みかどうかで、ガラリと評価は変わると思います。

クッキリとした柔らかな線での作画。
濃淡・描き込み具合はどちらもややあっさり気味で、不足感ないくらい。
枠間ほか白比率が結構あり、
スッキリまとまっていました。
コマ割りはちょっと変化があり。
小コマなどが重なったり、多少はみ出したりしていてるんですが。
何と表現したら良いか…巧い事整列されていたような印象です。
コテコテしないくらいに細かい部分まで丁寧。
目立つ乱れ・崩れはなく、安定していました。
表情や動き良く、背景・小物などは過ぎないくらいなまとまり。
人物画はまるっとした輪郭と横長目。
横顔が特徴ありますかね。
スタイルはあまり豊満ではないものの、ふんわりとした柔らかさを感じさせてくれます。
多少内臓描写が多いかな。
カラーでもそう変化ないので、判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。

 【 収録話 】 8話収録

001:「きょうえい!」 カラー原稿
カラー8ページのショート漫画。
タイトル通りに競泳水着姿な「千夏」さんとのえっち。
…で、その光沢具合を堪能……するんではなく。
(※プールに入る、などの行動はしてないのです)
そちらに隠されいてた、日焼け跡を楽しむ漫画、だと思います。
これ水着だってわかってても~」の、冒頭部分は激しく同意。

011:「イジワルであまあま」
買い物をした2人。
午後に「沙織」の家に遊びに行くこととしたのでした。
これ60ページくらい続く、かなりながーい漫画なのですが…。
ただひたすら、女の子に男性自身をいじられ続ける(笑)という、ものすごく特殊な構成。
(※それだけ長いのに、直接えっちありません)
よく…編集さんはこれ通したなぁ、って思っていましたが。
こちら、同人誌発表のものでした。
まぁ、そうでしょうねー。
なお、↓表紙がヒロイン「沙織さん」です。
そちらの通り、後半では下着脱いでくれるんですが…そうかー。
もう完全に手プレイ好きな方に向けた漫画。
また、ヒロイン「沙織さん」が良いキャラクターで。
年下なのにしっかりいぢめてくれていました
オチでの、一週間後なやり取りが好き。

「沙織」、「詩織」
※左:「沙織」、右:「詩織」

071:「足が好きなの?」
ちょっとした切っ掛けから、陸上部「木下梨奈」の足をマッサージすることとなった「須田」
間近に見て、触ったことから、彼女を意識するようになっていたのです。
タイトル通り、足フェチさん御用達な漫画。
先のエピソードと同様、この単行本を象徴するような短編です。(※直接行為なし)
「梨奈さん」は裏表紙の娘さん。
シチュエーションはまさしくそのままで、陸上ウェアにジャージ羽織っています。
なんというか。
まるまる陸上ウェアでないのは、リアルっぽくて良いですね。
途中からノリノリになっていく「梨奈さん」がキュートでした。
もともと仲良しだったしねー。
照れつつもちゃんと告白していた「須田くん」は偉い。

101:「シストラ-sistertrans-」
演劇部と合同で舞台を製作をしていた文芸部。
その文芸部「拓海」は、演劇部「立花彩香」に、台本チェックをしてもらっていたんですが。
うっかり、妄想エロ小説を彼女に読まれてしまったのでした。
役の人格になりきってしまう「彩香さん」
お姉ちゃんとして、彼をえっちに誘っていきます。
前半、文芸部の部長「美月」さんとのやり取りなど見る限り…。
役の人格うんぬんを利用して、えっちに誘ったって感じかな。
直接えっちはあるものの、目立っていたのは…やっぱり、その前の手プレイですわね。

123:「STEP UP?」
突然な雨に降られた「詩織」
また走っている際に鍵を落としてしまい…昔馴染みな「裕」の家に避難したのでした。
親が不在だと知った「詩織」は、
”この機会に子供じゃないことをわからせてやる”
そう意気込んだのでした。
サイドテールな「詩織ちゃん」のが年下みたい。
制服デザインがあまり変わらなかったので、1、2年の差かな。
そんなため、「そういう目では見れないかな~」とか頑張っていたものの。
あっさり陥落するのも仕方ないですね。
ちょうど成長期な「詩織ちゃん」の冒頭透けブラが好き。
さすがに狙っていただけあって、彼女のが断然にプレイを主導していました。
ゴムも彼女持参だったりして(笑)

141:「××委員のおしごと」
美化委員で共に活動している「白石」から呼び出された「佐東」
放課後にその場所、宿直室に行ってみたところ…。
”搾精委員会”の「坂井」が待っていたのでした。
Wヒロインな漫画なのですが…まぁ、委員会名であらかた想像つくだろう内容です。
ポニーテールな「坂井さん」と、ショートカットな「白石さん」
搾精だと名乗った「坂井さん」はまぁ、いいものの。
美化委員で一緒だった「白石さん」が、いきなりおっぱいに押し付けてくれるというのは…。
もう、たまんないシチュエーションだわね。
次の美化委員の際が大変だ。

159:「合宿ばいおれ~しょん!」
女子バスケ部のエース、先輩「美咲」
マネージャー「智也」は、居残り練習をする彼女と2人きりになれるその時間が好きだったのでした。
当初、こうした設定(※エース女子とサポート男子)の、よくある普通な関係の漫画かと思っていたので。
おっぱいが跳ぶたびに揺れて~
…とかなんとか、随分攻めたこと言うなぁ…って思っていたんですが……。
続くページで納得。
そうか、2人はもう付き合ってるのね。
また、ああした設定(先の※参照)なのですが、「美咲さん」はえっちに慣れたヒロインであり。
部室シャワー室でシテくれていました。
あれは…いいなぁ。
しかも、バスケ部ユニフォームなまま、ってーのが、また良いですね。
そりゃー、「智也くん」が練習中におっぱい見ちゃうのも仕方ないわよ。

美化委員「白石」、「佳乃」
※左:美化委員「白石」、右:「佳乃」

179:「恋人未満」
作品に没頭する先輩を休ませるべく、「佳乃」は筆を取り上げたのでした。
その肩を揉むうちに~という流れ。 
美術部のお話。
最初の数ページでは、面倒見の良い後輩かと思っていたんですが。
あれはイチャつく前フリみたいなもんですわね。
次ページに、いきなり先輩の上に乗っていて、ちょっと驚きました。
ううむ、この単行本のヒロインですね、「佳乃ちゃん」
えらく慣れていたので、これは初えっちでなく。
先輩の絵が完成しないのは…それが原因では??

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「葵井ちづる」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
いやあ、なかなか驚きな1冊でした。
ただ、よくよく見てみると…。
あの↓表紙。
いちおう下着を持っているものの…当人は着衣なままで。
裏表紙についても、紹介帯で隠れていることもあって、直接的なエロスさはなく。
(…でも、なんとなーくエロっぽい空気はたっぶりですわね)
実はしっかり、単行本の方向性を示していましたよ。




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