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■チン☆コレ (mogg)

★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] コメディー、ショートカット、ラブコメ、複数
・構成 : カラー(8P)、短編×12話(うち「チン☆コレ」×2)
・おまけ: あとがき、描き下ろし「アンナのROAD to BITCH」、
     カバー裏にヒロイン絵、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「mogg(もぐ)」センセの「チン☆コレ」です。

奉仕の人妻、女教師
※左:奉仕の人妻、右:女教師

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
表題作は短編話なのですが、描き下ろしがあり。
よりその世界観を深く知ることができます。
詳しくは後述しますが、表題作品に相応しい、ぶっとんだエピソードでしたよー。
また、収録のうち1話は前巻収録短編の続きでした。
ややこしさないため、こちらから読んでも大丈夫だと思います。
それ以外、基本的にジャンルはコメディーになるかなぁ。
複数などプレイの幅は広く、色々な事をされているのですが。
ブラックな色はほぼなく、妙な展開にもならず。
皆さんえっちを楽しんでいます。
特に表題作は、その性癖自体がコメディーちっく。
ラブコメ的なお話もあるのですが、他のパンチ力が強く
あまり印象には残りません。

濃く柔らかな線での作画。
黒色は強めですが、全体の色づきはそこそこ。
しっかりとした描き込みで、コマ割りは細かく。
はみ出しなど多く、枠間なくなることもちらほら。
賑やかな原稿具合となっています。
それでもあちこちのバランスは優れていて目立つ乱れもなく。
漫画もお上手で引っ掛かるところはありません。
表現は大仰には描かれず、落ち着きと間で独特な雰囲気
収録話は原稿時期が離れていて、多少の差を感じました。
人物画は適度なデフォルメ感で、リアルさもあります。
強くはなく要素として前面に出ていないものの、ロリっぽい色が見え。
素朴で可愛らしいヒロインです。
カラーはまた雰囲気ことなるものの、判断は概ねそちらで問題ないでしょう。

 【 収録話 】 12話収録

003:「妄想列車」 カラー原稿
カラー6ページのショート。
いわゆる電車プレイなのですが。
実はタイトル通り、ほぼ彼女の妄想世界です。
オチの笑顔が素敵

009:「チン☆コレ」
193:「アンナのROAD to BITCH」 描き下ろし
”チンコレ”と称し、学校中の男子の男性自身をコレクションしていた「鳳アンナ」
コンプリートまであと3名となり、柔道部、剣道部、そして応援団…の堅物男子に挑むのでした。
インパクト抜群な表題作
次々とその部活に加わり、彼らをゲットしています。
柔道着のパンチラ(モロか)が好き。
あれでお手付きは仕方ないよ…。
剣道部の彼は、「アンナちゃん」の言う通り油断し過ぎか。
なお、その2人とは直接行為なく。
あるいは、皆そんなんなのかなーって見ていましたが…最後の応援団長とはキッチリえっちでした。
個人的にはオチの展開が凄い好き。

描き下ろしは6ページのショート。
なにゆえ「アンナちゃん」がああしたエロ女子になってしまったのか、その前日譚が描かれてます。
好奇心旺盛、ってな単語だけでは済まないよ…。
プール、電車シーンで他キャラとのコラボも見れます。

鳳アンナ
※鳳アンナ

029:「奉仕妻のおもてなし」
旦那から”しっかりおもてなしするよう”言い含められていた人妻。
建築現場に居続け、なにかとエロい雰囲気を振りまいていたのでした。
あんなんで「困りましたわ」とか言われてもねぇ。
おっぱいもダメなのだとか。
…ちっ。(※後半に解禁します)
ただ、お尻ならばOKということで、すんなりえっち展開に。
メインは中盤頃の旦那登場シーンでしょう。
どうなるかはお楽しみに。

053:「Hot for Teacher」
生徒・教師のカップル話。
女子校上がりで真面目な女教師。
実は軟派な男子生徒と付き合っていたのでした。
なぜか後輩の女生徒らにモテモテな彼。
しかし、そんな彼女らには反応せず。
教師の強めな態度には興奮していました。
そうした性癖なのね。
告白したのはいいけど、彼女はよく応じたなぁ。
言葉では彼に全然かなわなそうではありましたが。
部室えっちで、彼の手練手管によってメロメロにされてく様がエロい。
オチが楽しいです。

073:「ハマリ妻」
アパートの隣に住む人妻「由美子」
ふとしたタイミングで同じゲームをしていることが分かり。
それ以後、「仁」はよく2人でプレイするようになっていたのでした。
人妻、という割りに、容姿・性格共に若いですね。
ほらほらやってみ
とかなんとか、お許しを得てのえっち展開。
エプロン姿の彼女を背中から~というシチュエーションです。
人妻とはやっぱりあーですよねー。

089:「店長と僕」
バイト先であるファミレスの女店長「鏑木あやめ」とのエピソード。
普段は厳しいものの、接客では天使のような笑顔であり。
失敗ばかりで指導続きであったものの、彼女に好意を抱いていたのでした。
語られている彼女の様々な表情は実に魅力的で。
実際ああした人いたら、そりゃ好きになるだろうなぁ。
そしたらせめて仕事で認められるよう頑張れ。

109:「おかしまつり」
幼馴染みの「結衣」・「早織」
昔から独特な発想の「結衣」に振り回されていたのですが。
成長した今でも変わらず、「早織」の初体験は妙な展開になってしまうのでした。
Wヒロインの複数プレイ。
派手目な「結衣ちゃん」に対し、「結衣ちゃん」はセンセのスタンダードな黒髪ショートな娘。
その巻き添えみたいに、色々な事をされていました。
まぁ、ほどほどにね。
前半の「心の距離が…」が好き。

129:「焦らされて…」
ちょっとお手付きしてしまった親戚の娘「ミキ」
ただ、彼女の若い精力は想像以上なもので、それより毎日通ってくるようになっていたのです。
そのため、一週間我慢することを提案したのでした。
「ミキちゃん」は褐色肌とツインテールの特徴的なヒロイン。
制服姿がエロい
あのスカート丈で、ノーパンはまずいだろ。
メインは一週間後の状況。
私服姿がまたえっちでした。
まぁ、よく我慢したねぇ。

店長「鏑木あやめ」、親戚の娘「ミキ」
※左:店長「鏑木あやめ」、右:親戚の娘「ミキ」

145:「子ブタのキモチ」
皆でプールにやってきたのですが。
「マナ」は彼氏「リョウ」にとある仕込みをされていたのでした。
実は、その前に遊園地で遊んでいて…。
プールの時には、かなり出来上がっていた様子。
本編ではアイテムほか目隠しえっちなどをしていました。
彼イイ趣味しているなぁ。
そうした調教ちっくなプレイをされていたため、ああしたタイトルとなってます。

161:「ぶれいくたいむ」
受験の間従姉「まゆ」の家に居候していたのですが。
距離近くむちむちとしたスタイルで、お世話されると逆に効率が落ちてしまうのでした。
算数、って発想が…。
確実に学力は彼のがあるんだろうなぁ。
いきなり脱ぎだしたりしているのですが。
下にかなり面積小さい水着をあらかじめ着ており、ヤル気満々。
そんなつもりじゃ~」とか言ってはいましたが。

177:「夜の恋人R」
前巻「よるのこいびと」の表題作続編。
拾った吸血鬼「ミア」とえっち三昧な日々だったところ。
彼女と同族である「モア」がやってきたのでした。
こうした異世界住人なお話で、その知り合いが登場するのはごくセオリーな展開ですね。
ラブラブな2人にちょっかいかける、みたいなん。
お約束な複数ほか、触手プレイなどもありました。
いちおう16ページあるものの、やや駆け足な印象でちょっと残念。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「mogg」センセでした。
こちらのブログでは「肉体コミュニケーション」、「ガールズ・トーク」、「よるのこいびと」を紹介しています。
こちらは4冊目でいいのかな。
表題になんのこっちゃ、と思っていましたが。
まさかああしたお話で驚き。
「アンナちゃん」いいですねー。
男子からの人気は当然あるでしょうけど…。
描き下ろしを見る限り、女子からも変な尊敬を集めてそう。
その経験値・レベルがため、えっち関係では太刀打ちできないでしょうから。
(ただ、ぶっ飛び過ぎて相談相手には適さないかな)





チン☆コレ


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■どくせんよっきゅう (ながねこ)

★まんがデーター [13.0/20.0]
・絵柄 :●●●〇〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●〇〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、フェチ、学生
・構成 : 初単行本、短編×10話(うち「恋愛上手になる秘訣×3)
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ながねこ」センセの「どくせんよっきゅう」です。

佐藤楓
※佐藤楓

 【 構成・絵柄 】

収録は連続話と短編群。
その連続話は前編から後編まで続くWヒロインもの。
おおむね、3話で1つストーリーが決着する~みたいな感じでした。
そちらと短編を含めて、ジャンルはラブコメ。
絵の雰囲気は可愛らしいのですが、えっちシーンは派手で激しいもの。
また、フェチっぽい要素も高めです。
ただし、そう振り切れるようなプレイはなく、読むに人を選ぶほどではありません。
お話はだいたい成年漫画らしい仕上がり。
特に問題はないものの、もう少し深いところまで描写があったら、また違ってくるかなぁと感じました。

しなやかな細線での作画。
描き込み・濃淡具合は適度なくらい。
コマ割りは斜め多く、変化も大きめ。
はみ出しやぶち抜き頻繁で、盛り上がると原稿に入り乱れるような傾向があり。
かなりごっちゃりとしています。
これは表現が派手目なこともあるかと思います。
カバー折り返しは各ヒロインのSD絵なのですが。
コメディーシーンなど、本編もそんな感じで描かれていました。
また、収録の各話で絵の雰囲気が変化しています。
おおむね身長あるお姉さん系統で、たぶん最近だろう原稿は漫画っぽい可愛らしさが見えています。
ただし、背景・小物が段違いに弱く、引き絵なども違和感がありました。
特に小物類はキャラクターが手に持っていたりするため、ハッキリとした落差が…。
人物がなかなか良かっただけ、マイナス点として目立ってしまっていたようでした。
もうちょっと頑張って欲しいですね。
人物だけは、↓表紙・裏表紙の判断で問題ありません。

 【 収録話 】 10話収録

005:「ナマイキがお好きでしょ?」
「優吾」のマンションによく遊びに来る姪「薫」
しかし、最近は単に遊びに来ているだけではなくなっていたのでした。
まだ若いだろうと思われるのですが。
あのむちむち感は凶悪
ベビードール姿でウロウロされたら、そりゃーお手付きするのも仕方ないか。
漫画では、開始時点ですでに不適切な関係。
ため、えっちにもだーいぶ慣れているのですが。
「薫ちゃん」あんなんなため、やっぱり2人の切っ掛け話が見たいなぁ。
実はオチでひとネタ明かされていて、それがあるならば初えっち時前から色々仕込んでいる筈

姪「薫」、「雪乃」と「亜美」
※左:姪「薫」、右:「雪乃」と「亜美」

025:「恋愛上手になる秘訣」 前中後編
「亜美」にアプローチするものの、断られている「悟」
3回目も失敗した彼は、お隣のお姉ちゃん的存在「雪乃」に相談を持ち掛けたのでした。
収録では唯一の連続話。
Wヒロインで3話ということで…察しの言い方その通り。
1話目は「雪乃さん」、2話目は「亜美ちゃん」、3話目は複数という流れです。
一見、大人しそうな美人である「雪乃さん」
えっちに持ち込むくだりはいいとして、着ている下着に注目。
2話目はサイドテールの「亜美ちゃん」
ああした「雪乃さん」に対するキャラとして、見た目の派手さとは逆であるのはセオリーなのですが。
彼女のセッティングもなかなかぶっ飛んだものでした。
対抗するにはそんなんか。
彼女のおっぱいを見た際の「悟くん」が楽しい。
どんなんかは秘密。
下手すると、その場でひっぱたかれて終わっちゃうぞ。
最終3話は直接対決。
そうか、バストは「亜美ちゃん」のが大きいのね。
しかし、あの「悟くん」の何がそんなにいいんだろうか。

085:「ちああっぷ・まいだーりん!」
教師と付き合う「蘭々(らら)」
卒業前でチアリーダー部もこれで終わりというタイミングにて…彼を部室に招き入れたのでした。
他の皆は打ち上げに行った、とのこと。
…なのですが。
特に漫画に描かれてはいなかったものの、何処かで皆さん見てるのではないかなぁ。
オチの校舎内での言動など見る限り、そう関係をひた隠しにできるタイプっぽくなく。
たぶん、ある程度の交際関係は知れてると思われ…。
時期的なタイミングもあり、着替えぬまま部室に残ると言う彼女がナニをしようと考えているのか、周囲の女子らは察するのではないか、という気がしてました。
漫画はチア服でのえっち。
「蘭々ちゃん」はポニーテールの可愛らしい娘さんでした。

105:「ホントの気持ち…」
変わり者としてクラスで浮いた存在である「佐藤楓」
「太一」は彼女と塾が同じで、そちらでやり取りするようになっていたこともあり、そうした噂とは無関係に彼女と親しくしていたのですが。
ある日、彼女の驚くべき写真を発見してしまったのでした。
ぱっちり目でなく、やや不思議な雰囲気ある、ショートカットの「楓ちゃん」
収録ヒロインの中では彼女が一番お気に入り。
ほかに色々とやり方はあると思うけど…。
リスク高い方法取るなぁ
既に部屋で2人きりになってたりするのに。
ああした手段を取るあたり、なるほど他女子とは馴染めなさそう。

125:「Sister’s Attack! ~ナイショのおねだり~」
兄が大好きな「千鶴」
色々アプローチするものの、兄妹の関係は変わることなく。
満点取れたら兄ちゃんがなんでもしてやる
そうした約束を取り付けていた「千鶴」は見事テストにて満点を取ったのでした。
一緒にお風呂、というお願いです。
ややスリムでしたが、「千鶴ちゃん」は良いスタイルの持ち主。
期待通りな展開に持ち込んでいます。
まぁ、あれはお兄ちゃん仕方ないわね。
後半には、”イザというタイミングで掛かる声”というドキドキ展開があります。

145:「エプロンぷりんせす」
165:「くんくんしたいのっ」
185:「ドSヤンキーJKとドM変態ティーチャー」
これら3話は、キャラ絵がややリアルっぽい雰囲気です。
また、どちらもフェチ感溢れるネタが特徴です。

「エプロンぷりんせす」は図書委員「すみれ」と先輩「隼人」の図書室ラブコメ。
荒れる「すみれちゃん」に注目。
まだ付き合ってるでもない相手に、だいぶ勝手な言いぐさでありましたが。
まぁ、結果的に好意を示せたのでいいのかな。
そんな彼女を落ち着かせるための台詞が楽しい。
タイトル通りですわね。
ちゃんとプレイにも反映しておりました。

「くんくんしたいのっ」は、「修也」の見舞いに彼の部屋にやってきた幼馴染み「明莉(あかり)」
「明莉ちゃん」はショートカットの活発そうな美少女というキャラなのですが。
あらかたタイトルで想像されるだろう女子です。
「…これは…もらっておこう…」のくだりが楽しい。
そんなんやるの、普通男子だよ…。
寝ていた彼に対し、暴走してしまうのが切っ掛け。
病人に無茶しないように。
オチはセオリー通りなのですが、ちゃんとこの漫画らしく味付けされていたのがポイントです。

「蘭々」、「川村凛音」
※左:「蘭々」、右:「川村凛音」

「ドSヤンキーJKとドM変態ティーチャー」は問題生徒「川村凛音」と彼女を指導する教師。
この漫画、マトもなのは冒頭1ページだけ(笑)
めくった途端に、教師の変態発言が飛び出し、実に楽しい。
ドMだけあって、なかなか厄介な相手ですね…。
ただ、これで「凛音さん」の素行が落ち着いたら、結果オーライになるのかな。

 【 その他 】

以上、本日は「ながねこ」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
今回は↓表紙に釣り上げられました。
いいおっぱいですね。
よくよく見ると、ヴェール以外は本編と恰好同じでした。
てっきり、店頭ではウェディングなそれかと思っていましたが…。
んなおっぱい丸出しなデザインでないわね。




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■非処女リスト (宮野金太郎)

★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] コメディー、ラブコメ、ファンタジー
・構成 : カラー(8P)、12話収録(うち「非処女リスト」×6)
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮野金太郎(みやの・きんたろう)」センセの「非処女リスト」です。

愛染めぐみ
※愛染めぐみ

 【 構成・絵柄 】

収録は表題の中編と短編群によるもの。
ちょうど話数の半分が連続話。
一風変わった、ストーリー漫画となっていました。
詳しくは収録話のコーナーにて。
そのほか短編も含め、簡単にはラブコメ話群。
コメディー色のがちょっと強めかもしれません。
えっちにはやや特殊なプレイもありましたが、見辛いほどのものはなく(たぶん)
どちらも明るく楽しく読めると思います。

さらりとした細線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、やや濃淡は強め。
描き込みは普通くらいか、若干スッキリという感じ。
コマ割りは細かく、変化もあり。
原稿は適度な賑やかさ。
コメディー要素ともかかる、崩しは多く。
バランスが気になるところもありましたが、些細な程度
コマ内配置も同様ですかね。
服装から背景・小物は人物と合っており。
表現にも優れており、また漫画の勢いがため、読むに引っ掛かることはありません。
癖はありましたが、そう嫌な印象は受けないでしょう。
判断については、↓表紙・裏表紙で問題ありません。

 【 収録話 】 12話収録

003:「枕いりませんか?」 カラー原稿
カラー6ページのショート漫画。
ヤリ手な訪問販売員さんのお話です。
オチはあんな感じでしたが、ファンタジーちっくな要素なのかな。

011:「非処女リスト」 6話
漫研部員「田中虎太郎」が放課後の学校で拾った紙きれ。
そこにはクラス女子の名前が書かれていただけでなく…性経験の有無も併記されていたのです。
そこには彼が憬れる「黒川ひとみ」の名もあったのですが。
なんと、”非処女”だと書かれていたのでした。
ごく簡単にはそんな感じの導入部。

タイトルそのまま、拾った非処女リストを切っ掛けとした中編。
そのリストは真実なのか、「黒川ひとみ」はなぜ非処女なのか、という秘密を追う流れとなっています。
このストーリーが独特なのは、主人公「虎太郎くん」がなかなかえっちしないこと。
彼は単に紙切れを拾っただけ。
それ自体に不可思議な力あったものの、彼に影響及ぼすようなものではなく。
また、リストが正しいかを確認するため、当人が相手を口説いてえっちする必要もなく。
結果、ほとんどが単に傍観者となっていました。

黒川ひとみ
※黒川ひとみ

1話目は眼鏡のカワイイ学級委員長「小泉みほ」
ちなみに彼女は初めてであり。
目前でそのえっちを見て、リスト表記が書き換わるという不思議な体験をしています。
それを通して、リストは出鱈目なモノでなく、真実を示していると察することとなるのでした。
2話目もやはり眼鏡可愛い文学少女「川上葉奈子」
大人しそうな雰囲気で、いかにも本好きという感じだったのですが。
リスト表記は非処女なのでした。
前回の逆で、彼女の真実の姿を見て、リスト表記に納得するパターンとなっています。
メインヒロイン「黒川ひとみ」が登場する3話目。
倒れた彼女を保健室へと連れて行く流れ。
介抱していたところ、誰かがやって来て~という、ドキドキ展開です。
どんなんなるかは秘密ね。

4話目からは、故あって「ひとみさん」と行動することとなります。
まずはリストが本当に正しいのか、確認してみるというもの。
彼女の友人「矢部ミカ」の初えっちを聞いており、確かめるというもの。
ちょっと「ひとみさん」も独特な感性の持ち主ですわね。
普通ならば、怒ってばっちーん☆みたいなんでも不思議でないと思います。
ただ、友人のえっちを見て、オチのああした反応をするというのは…。
彼女の非処女は真実であり、また真相があーだった事を示唆していたかと。

5、6話目からが「ひとみさん」との最終エピソード。
私が好きなの?それとも、処女の私が好きなの?
そんな問いかけは正しいと思います。
さて、最後の謎である、「ひとみさん」がなにゆえ非処女なのか。
どんな結末となるのか、ご期待ください。

111:「丸出し先生 ~夏の思い出~」
授業中に教卓下で男性自身を露出し、興奮していた教師「毛路田真一郎」
正面からではろ、絶対にバレなかったのですが…。
遅刻してきた「夏野すず子」は横からの視点だったため、彼女にはバレてしまったのでした。
普通ならば、それをネタに色々するかもしれません。
しかし、「すず子さん」の願いは、ちょっと変わったものだったのです。
はっきり役得であり、また彼のもともとの性癖をも満たすだろうと思われますが。
あれがバレたら、より大変なこととなりますわね。
ただ、オチでの「すず子さん」はある意味年相応で可愛らしく。
最後にスッキリする、よくできたお話でした。

129:「妹の親友」
義妹「甘堂奈津」を溺愛していた兄「甘堂太郎」
ある日、遊びに来ていた彼女の親友「愛染めぐみ」の独りえっち現場に鉢合わせてしまったのですが。
そのネタとしていたのは、「奈津」の下着だったのです。
「めぐみちゃん」の行為について、
変態だ、この娘は!!
とか言っていた、兄「太郎くん」
しかし、そんな彼も妹の私用済なアレコレを持っており。
全然人の事言えないですわね。
「めぐみちゃん」は提示されたアイテムを手に入れるため、「太郎くん」は妹を守るため、2人してえっちに流れるのでした。
中盤あたりではスクール水着(※当然、「奈津ちゃん」のもの)にてのプレイとなっていましたよ。

151:「社畜の捌け口」
仕事ができず、課長から日々叱責されていた「高橋」
うっぷん晴らしで風俗店へ行ったところ。
彼女にそっくりな「ユーコ」と出会ったのでした。
まあね。
新規取れない、顧客に逃げられる、果ては報告書など書類も間違いだらけ…では使いどころなく。
怒られるのは当然のこと。
さっさと転職を考えた方が良いのでは。
ただ、課長さんもあの叱り方も完全にパワハラなので…。
会社組織自体が怪しい感じでした
よく似た風俗嬢「ユーコさん」とのイメクラプレイ。
オチは案の定という感じだったので、あるいはもうひと展開あっても良かったかな、って思いました。

173:「彼女はシャトーブリマン」
ちょっとぽっちゃり目な「佐藤鰤子(さとう・ぶりこ)」
そのスタイルがため、彼氏に振られてしまったのでした。
傷心な彼女は仕事でミスを連発。
あまりのダメっぷりに見かねた部長は、同期の「川本」に話を聞くよう命じたのでした。
確かに、むちっとはしていましたが。
絵的には全然太ってないですね。
成年漫画の難しいところです
部長直々の頼みでもあり、彼女を慰めていたところ。
バッチリ、「鰤子さん」に刺さってしまうのでした。
振られた直後だしね…。
実は名器の持ち主でえっちの具合は非常に良く。
「川本くん」も彼女にハマる流れ。
オチはあーでしたが、スタイルでそう変わるものかなぁ。

佐藤鰤子、秘書課「藤野愛咲」
※左:佐藤鰤子、右:秘書課「藤野愛咲」

191:「マン開!高嶺の花ビラ」
美人でスタイル抜群、仕事もできると評判の秘書課「藤野愛咲(ふじの・みさき)」
「犬飼道夫」はそんな彼女とデートすることとなったのですが。
超高嶺の花という彼女に緊張し、ワインを飲みまくったことで酔っぱらってしまったのでした。
「愛咲さん」は評判の美人だけあって、ビジュアルもそんな感じ。
色気ある大人な女性で、収録ではこの娘がお気に入り。
酔った勢いでホテルへ無理やりに連れ込む展開。
…酒癖悪いなぁ
ただ、彼女も綺麗な見た目とは裏腹に性格はあまり良いとは言えず。
こうした展開も自業自得って感じ。
それが、成年漫画らしいお約束な結果となるのですが。
変な話、超高嶺の花とか言われている彼女を、こうした扱いする男子などいないと思われ。
「愛咲さん」としても良かったかな。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「宮野金太郎」センセでした。
紹介文によると、”へんたいっ娘の名匠”だそうです。
初単行本の影響強いですわね。
こちらでは「へんたい山本さん」、「いじめっ娘とボク」などを紹介しています。
こちらは5冊目でいいのかな。
てっきり1冊まるまるの長編かと勘違いが。
まぁ、たとえ経験の有無が分かったとしても…話はそう発展していかないか。
リスト眺めて、ほほーと1人悦に入るくらいかなぁ。
ただ、そんなんを実に巧いことストーリー漫画にしていたと思います。


非処女リスト

非処女リスト(GOT COMICS) コミックス – アダルト, 2017/11/25 宮野金太郎 (著) 


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■水泳部のサキュバス達 (ぼっしぃ)

★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] 競泳水着、ラブコメ、ほぼフルカラー
・構成 : カラー(112Pくらい)、短編×17話(うち「水泳部のサキュバス達」×3)
・おまけ: あとがき、加筆修正あり、カバー裏はリンク絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ぼっしぃ」センセの「水泳部のサキュバス達」です。

部長と丸子さん
※部長と丸子さん

 【 構成・絵柄 】

ほぼフルカラーな単行本。
1話だけ白黒漫画があるんですね。
カラーページは紙質の厚い良いものでしたが、白黒ページは普通くらいの質感です。
(※あるいは、ややしっかりとしてるかなー、くらい)
こうしたもののセオリーで、通常の単行本よりは薄く。
全128ページくらいです。
そのため、話数は17と多いものの、各話のページ量は4から10ページのショート。
イラストページも入れてそのくらい。
(※最も短いのは1ページイラストが入って、漫画部分3ページほどになります)
表題作が連続話になっているほか、短編にも同キャラが出演するシリーズものがあり。
前述した白黒漫画(こちらは普通くらいのページ量)ほか、カラー原稿もだいたい8ページくらいの漫画が多いこともあって、通常のそうした漫画よりは読み応えあると思います
あとは通常よりもやや高めな価格設定が、購入意欲と見合うかどうかでしょう。

COMIC失楽天の表紙作家で、カラーがお上手な方。
また、特に水着描写がお得意であり。
高い完成度な1冊
そもそも、こうしたフルカラー本出せるというのは、優れた作画の漫画家さんだという証拠みたいなもの。
この系統の単行のセオリーとして、やはりイラストのみのページもちらほら差し込まれていて。
純粋な漫画部分は多少減っています。
ストーリーイラストみたいなのもありました。
よく白黒の良さ、と書きますが、こちらはカラー原稿の良さがあちこちにて発揮されており。
透けるところとか、競泳水着のテカりとか、そうした類がお好きな方は、いいと思います。
当然、そのままカバー絵にて判断ください。

 【 収録話 】 17話収録

001:「水泳部のサキュバス達」 3話 8P
多くの記録保持者を輩出している名門・令和女子水泳部。
しかし、もう一方の男子部は目立った記録もなくオマケ扱いであり。
男子部員「村田」は、どうにか一矢報いようと考えていたところ。
”特メ”を指示された女子部の次期エース「丸子」がやってきたのでした。
そんなんが1話目のあらまし。
3話それぞれ8ページの連続モノで、↓表紙を飾るWヒロインな漫画となっています。

1話目はエース「丸子さん」
水着小さすぎるよぉ~っ」という台詞がありました。
ぜひ1ページと見比べてみてください。
次期エースだというのに、随分と立派なおっぱいでした。
なにゆえ男女部で差があるのか、タイトルがあんなんなのか、が判明します。
2話目は部長さん。
前回モブ扱いだった男子2名「素田」・「野田」が誘われるというもの。
既に部の秘密も判明しており、前話の「村田くん」と違って、2人ともそれがどういう意味であるかしっかり認識しております。
…が、まぁ分かってても抗いがたいわね。
なお、この部長さんにはとある秘密がありました。
(※ただ、一瞬勘違いしますね。ピンク髪でない方が良かったのでは…)
女子部優勝後の3話目。
男子部員らが部長、「丸子さん」に逆襲するというもの。
まぁ…オチはそうなりますわね。
ただ、少なくともヤラれっぱなしだった時よりいいのでは。

025:「サマーとりかえっこ」 8P
俺たちそろそろとりかえっこの時期じゃね?
夏を迎えた男女4名は、1カ月の間それぞれのパートナーを交換するのでした。
若いのにもの凄いプレイしてるのね…。
ページの上下で双方カップルのえっち模様が見える、この漫画にピッタリあった漫画構成。
プール掃除語の風景なため、どちらも水着姿でした。

瀬菜さん、織羽さん
※左:瀬菜さん、右:織羽さん

033:「黒の誘惑」 6P
男子シャワー室にズカズカとやってきた先輩「瀬菜」
どうなるかビクビクしていたところ…意外な台詞を口にしたのでした。
タイトルはヒロイン「瀬菜さん」が日焼けしているため。
競泳水着も黒・藍色です。
前後があると、また読後感は違うかなー。
日焼けに照れ、髪の影などがため、彼女の顔色がやや暗すぎに感じました。
なお、裏表紙に登場してます。

039:「スペルマティック ウェディング」 6P
ほぼコマ割りのない、文字付のストーリーちっくなイラストみたいな風情。
おおもねタイトル通りな流れ。
ドレスがエロいですよ。

045:「ぱんつ・らいん」 4P
049:「アフターサマーあふたー」 17P
こちら、どちら同カップルの別シチュエーション話となっています。
(※カラーでのイラストが2枚あります)
「ぱんつ・らいん」は3ページの漫画。
夏祭りに出掛けた「織羽」・「そーじ」のカップル。
「織羽さん」は浴衣姿でしたが、下着の線が見えなかったため。
どうなっているか、確認するというもの。
ああ、確かにどーなってるのか見てみたいですね!
そのまま野外プレイとなってます。
「アフターサマーあふたー」は、収録のうち唯一の白黒漫画。
どうやら前話とはまた別の年の風景で、時期は夏の終わり頃。
何があったか、大けがで入院している「そーじくん」を見舞う「織羽さん」
祭りにも行けず、ガッカリしていた彼のため浴衣姿を見せてあげる~というもの。
なお、こちらのヒロイン「織羽さん」は非常に出来た彼女であり。
実はもうひとサプライズがありました。
ご期待ください。
ちなみに、裏表紙の巨乳がこちらの「織羽さん」です。

067:「なやませ・Devil」 7P
サイフを拾った男性が、届けるかどうか悩むというもの。
こちら、なかなか斬新な漫画です。
いわゆる善の心と悪の心が葛藤するというものなのですが、悪の心が小悪魔的な女性と示され。
(角のついた赤いパーカーを着ている)
善の心はムキムキ男性。
両者が争ううち、えっちに突入してます。
オチが楽しい。

073:「まりあ先生は教育熱心」 8P
生徒らに促され、教師「まりあ」は急遽階段の踊り場にて補習をすることとなったのでした。
複数えっちの教師モノ。
眼鏡が可愛い「まりあ先生」
そもそも補習イコールえっちようで、ページもあって即プレイでした。
前半は眼鏡オフでしたが、後半でちゃんと眼鏡に戻るのが嬉しい。
せっかくの黒ストッキングが生かされなかったのは残念。

081:「Super English teacher X」 4P
英語でA評価を得た「マサオ」
教師「メアリー」はその際の約束を果たすのでした。
こちらもまた教師モノ。
金髪・サイドテールな「メアリー先生」
擬音などが外人ちっくです。

085:「ぐらどるあるあるっ!」 10P
10ページのうち、イラスト2枚のため漫画部分は8ページ。
カメラ撮影される「なゆた」ちゃん。
水着の布面積がだいぶ小さく、そっち系なグラドルの様子。
当人はあまり羞恥心なく、うっかりズレたりはみ出したりしているほか。
ここに入っちゃったり」などと言ってます。
あるある~ってタイトルでしたが、こんなんねーよ。

095:「103の秋月さん」 8P
103:「201の沢渡さん」 6P
祖父から受け継いだアパートの管理人となった男性のお話。
住人らのサポートも彼が引き受けており。
それぞれ問題を抱える女性らをえっちに解決する~みたいなもの。
見事なスパッツお尻から始まる「秋月さん」
騒音に関することなのですが、その原因が楽しい。
エロい人だ
「沢渡さん」は女流作家で、めったに部屋から出ない~ということで。
ゴミやらなにやらため込む問題児。
漫画なので、だいぶソフトでしたが…実際は臭いとかしんどそう。
たしかに重労働でしょう。

109:「ごはんと私」 8P
「まなび」・「たける」のイチャイチャ夫婦漫画。
男性の好きなシチュエーションをよく分かってる「まなびさん」
よくある「ごはんかお風呂~」の文句も彼女流にアレンジされていて。
漫画ではお風呂をチョイスした風景になっています。
あれ、出迎えた時から、シャツにエプロンだけの恰好だったのかな。
なお、オチはごはん風景になってます。

悪しき心、まなびさん
※左:悪しき心、右:まなびさん

117:「楽園のわるい子たち」 7P
「アダム」・「イブ」が禁断の実を食べて~という、誰もが知るだろうエピソードをセンセがアレンジしたもの。
そのため、どっちも全裸です。
オチは読者が「なるほどー」と唸るだろうもの(たぶん)になっていました。

124:「水着彼女」 2P
こちらは漫画でなく、正確には2ページのイラスト。
見開きイラストに漫画っぽく小コマイラストがついている感じ。
水着な女の子との海辺えっちです。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「ぼっしぃ」センセでした。
ブログでは「水着彼女」、「お嬢様はHがお好き」、「ちゅーちゅーちぇりー」、「Radical GoGo Baby!」、「桃尻女子」、「あそべるカラダ」などを紹介しています。
あとがきによると、こちらは5年振りの単行本とのこと。
そう言えば久しぶりですね。
期待通りに競泳水着たっぶりで、良かったです。
ただし、やっぱりできれば…通常の漫画のがいいなぁ。
今回の「織羽さん」がまた可愛かったので。





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■あらくさ忍法帖 (春輝)

★まんがデーター [13.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●〇〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [一般] くノ一、時代物
・構成 : 6話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: 

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「春輝(はるき)」センセの「あらくさ忍法帖 1巻」です。

くノ一「霰草」
※くノ一「霰草」

 【 構成・絵柄 】

はい、実に分かり易い単行本です(笑)
漫画は2巻以降に続く長編。
職業そのまま、順次依頼をこなしていくというタイプ。
1話で片付くようなんもあれば、2話以降続いていくエピソードもあり。
また、今後はほか話の登場人物が絡む、前振りが使われる~など長編らしい展開になりそう。
くノ一が活躍する時代物。
知ってる人は、なんちゃら忍法帖、みたいなイメージです
ただし、思ったほどコメディーちっくではなく。
かと言って、シリアスというほどでもなく、お話は適度なふんわり感で、エロスと共に進んでいました。
一般のえっち系で、そうした場面は豊富。
ただし、いわゆる緊縛要素みたいなんは薄いので、プレイ違いにはご注意ください。
まぁ、一般系ですからねー。

ちょっと強さのある線での作画。
濃淡は淡く、色づきは白比率多く、全体はさっぱり気味です。
描き込みもそんな感じ。
ただ、背景はそれなりに描き込まれていました(舞台設定が分かるくらいに)
コマ割りは変化あるものの大きめであり。
原稿はすっきりとした印象です
人物画はリアルっぽいバランスですが、漫画っぽいテイストもあり。
男性はコミカルに、女性は可愛く・色っぽく描かれています。
特にヒロインは↓表紙に釣り上げられた方も納得だろう描かれ方。
そのあたりは全く問題ないので、ご安心ください。
エロ部分の描写はそんなんですが、アクションシーンなどは良く言えば独特。
悪く言えば動き乏しく、人を選びそうな点。
漫画の流れもふんわりとしたイメージで、好き嫌いが分かれると思います。
気になる人は「白泉社」さんのHPにて試し読みができるので、確認するのがオススメです。

 【 収録話 】 14話収録

時は泰平、江呂時代。
「霰草(あらくさ)」はくノ一派遣会社「A愛(えーあい)」から派遣されたくノ一。
新米ながらくノ一の腕は一流で、雇い主である家老の依頼をこなしていたのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。

江戸時代っぽいファンタジー世界でのお話。
時は泰平、と書かれていましたが。
南蛮渡来の怪物や、謎の宗教組織が暗躍するなど敵対いする勢力もあり。
ちょっとした忍術、怪しげな術などが描かれています。
ヒロインであるくノ一「霰草さん」は、忍術の腕前は立つものの、えっち方面は苦手という設定。
そのため、期待通りに適度なピンチを迎えつつ(笑)、ちゃんと逆転もしています。
収録の5話からは将軍直属のお庭番に出世。
こんな下人~」とか、「私みたいなぺーぺーが~」という発言もあり…。
いわゆる、上忍みたいなんもいるようです。
派遣会社(?)での上司「咲梨(さり)」は顔を見せてましたけどね。
そうした出世もあってか、依頼は意外に1話のような呑気なもの少なく
こちらでの最終話も結構ハードっぽい展開になっていました。

上司くノ一「咲梨」、宣教師「フランシスカ」
※左:上司くノ一「咲梨」、右:宣教師「フランシスカ」

殿のために大至急で調達~という1話目。
当人もがっかりしていたように、本の買い出し依頼でした。
この時は、こうした他愛ない依頼(←でもエロい)が続くのかなー、って思ってましたが。
スランプになっていた絵師「春遊亭輝額(しゅんゆうていてるがく)」のため、「霰草さん」が頑張るというもの。
まぁ、彼女の恰好は普通に立ってるだけで、十分エロティックですからねー。
最初の依頼から、結構えっちなシーンが展開されるのですが。
くノ一の腕は一流って設定を忘れてました。
さすが。

そんな呑気なお話と裏腹に、2話の冒頭は戦闘シーンから。
銭湯でなく。
彼女の上司、上司「咲梨」が登場。
「霰草さん」は顔丸出しですが、彼女はちゃんと隠していますね。
(ちらと素顔が見えるコマありましたが、可愛いっぽいです)
下ネタに弱い彼女のため、特訓するという流れ…なのですが。
「咲梨さん」との忍術対決を堪能ください。

繋がったエピソードとなる3、4話。
南蛮の異教徒を調査するというもの。
女性の宣教師「フランシスカ」が登場。
3話では情報収集だった「霰草さん」のため、彼女がえっちシーンを担当してます。
またちょっとタイプ異なるお姉さんキャラですよ。
続く4話は、そんな彼女との直接対決…なのですが。
開始前にひと決着はついており、「霰草さん」は拘束された状態。
期待が高まりますね(笑)
あるいは、「霰草さん」は直接行為の経験がないと思われるのですが。
”私の国から持ち込んだ”という「蛭」による「蛭砲(てっぽう)」という術で、漫画始まって以来の大ピンチに。
宣教師「フランシスカさん」との決着はついてなかったので、彼女はまた登場すると思われます。

昇艶反応
※昇艶反応

さて、そちらの活躍によって将軍直属のお庭番に出世した5話目。
こちらでも「蛭砲」が登場。
城下町にまで広がっているようで、油断ならない事態だと感じさせられます。
また、一度それを受けた者には影響があり
「霰草さん」はそんなんに身悶えるという事態になってました。
(※昇艶反応(しょうえんはんのう)というそうです。わはは)
これから良いウイークポイントになりそう。
当面の敵はこの異教徒らになりそうです。
収録は最後の6話目は、3話で知り合った男子「徳太」とのお話になっています。
正体は…まぁ、読者にはバレバレなのですがね。
後半にはメリケンニンジャ、なんてのも登場し。
次巻ではバトル・えっち共にハードなものになりそうでしたよ。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「春輝」センセでした。
こちらのブログでは、「精一杯の恋」を紹介しています。
今回は、あの↓表紙に引っ掛けられ…。
裏表紙にて釣り上げられてしまいました
くノ一とえっち展開の相性は最高ですよねー。
ほか女性なども、ちらりと出てはいましたが。
ちゃんと「霰草さん」がメインで描かれてるのは期待通りでした。
ちぃーと、くノ一の腕が良すぎるかなーってくらいで(笑)




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■BorderLine (桐原湧)

★まんがデーター [17.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、学園、青春
・構成 : 短編×9話(うち「遊びの時間」×2)
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「桐原湧(きりはら・ゆう)」センセの「BorderLine」です。

水泳部「明日香」、図書委員長「文美」
※左:水泳部「明日香」、右:図書委員長「文美」

 【 構成・絵柄 】

収録は1つ連続話があり、それ以外は短編。
↓表紙からして、いかにもという雰囲気がありましたが。
はい、くくりは「AOHA COMICS」で、まさしく内容もそんな感じ。
大人になろうか、という男女カップルのエピソード群となっています。
コメディー色は強くないですが、おおむねラブコメ漫画という感覚で大丈夫。
悩みはしつつも、そう深刻でなく(←当人以外は)
ちょっぴり甘く、そこそこエロく、皆さん青春していました
個人的に、全然悪くはないものの…なんというか、よくまとまり過ぎてるかなぁ、という印象。
もうひとパンチあっていいのかも。
(※あとがきにもあったように、普通っぽいところはまた魅力に違いないのですが)
また、最近はブ厚い単行本も多いこともあってか。
全176ページくらいなこちら単行本は、やや薄めな触感でした。
フルカラー単行本の若干プラスというくらい。
ただし、読み応え的には問題なかったので、そこは気にしなくて大丈夫です。

しっかりとした線での作画。
描き込み・全体の色づきは適度なくらいで、白比率もそれなり。
漫画ジャンルもあってか、黒色が強く目立っています
コマ割りは中小でそこそこ変化もあり。
構図なども凝っていました。
背景や小物の描写も秀逸。
服装などもそうコテコテしていないのですが、巧く描かれてます。
こうした青春漫画の日常感がよく表現されていたと思います。
人物絵は漫画・リアルのイイトコ取りみたいな印象。
それなりに身長があり、顔パーツのバランス感覚も自然でした。
デフォルメ極端でなく、幅広く受け入れられそうなもの。
カラーでもそう変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。

 【 収録話 】 9話収録

003:「BORDERLINE」
仕事帰りにコンビニへ立ち寄った主人公。
店前には制服姿の女の子がいたのですが。
帰りがけに呼び止められ、
一晩泊めてくれませんか?
そんなことを言われてしまったのでした。
こちらが表題作。
↓表紙を飾っている、あのポニーテールの娘さんですね。
声を掛けて来た際には、ぴっちり制服を着ており。
そうした真面目そうな外観がため、彼も家にまで上げてしまうのだと思います。
お礼のつもりなんですけど
えっち展開は彼女のそうした台詞から。
うん、彼女は人を見る目はあるのかもしれませんね。
ああした現実的なオチが好き。
どうしても漫画・映画的オチを求めたくなるのですが…。
続きあるのもいいなぁ。

瀬能彩季
※瀬能彩季

025:「合格通知」
大学合格の報告に、先生の部屋訪ねた「瀬能彩季(せのう・あやき)」のお話。
美大かな。
そうすると、2人の関係はモデルしてた彼女にお手付きしたのかなぁ、とか妄想が広がります。
年下ながら、「瀬能さん」は逆に彼を支配しているような雰囲気。
確かに彼は煮え切らないような空気でしたが。
まあ、大人には色々あるのよ…。
…はじめてですね」の台詞以降の展開が甘くて好き。

047:「今日はする日」
まさにタイトルそのままなエピソード。
成年漫画では、こうしたシチュエーションをちらほら目撃するのですが。
たいがい良作品ですね。
こちらも同様。
「敦司」・「むーこ」のカップルは付き合って3ヵ月。
彼の両親が出掛けたことで、ようやく初えっちの機会を得たのでした。
でもなかなかできなくて
そんな台詞があったので、「むーこちゃん」もあー見えてえっちを欲していたようです。
服を脱いだ際のリアクションもそんなんでした
照れるとかではないのね…って、既に何度か見せてはいるのかなぁ。
帰りがけに買ってきていたご飯そっちのけで、えっちに流れる様がリアルですね。
そりゃー、食事なんてしてる余裕ないわな、アナタ。
髪が解けていることも手伝って、オチ2ページの彼女は余裕ある大人っぽく見ますね。
(※ちなみに、裏表紙が「むーこちゃん」です)

069:「告白」
幼馴染みの腐れ縁である「夏野海帆(なつの・みほ)」
屋上に呼び出された「ゆーすけ」は、珍しく落ち込んでいた彼女を見つけたのです。
冒頭からの3話ヒロインは、駆け引きのできる(ある程度ね)そっち方面に慣れた娘さんばかりでした。
その点こちらの「海帆ちゃん」は、いつ元気でポジティブ~という、まだギリギリ友人ライン。
まさにボーダーラインですわね
青春してます(笑)
自らの言動で男子を勘違いさせたことに凹んでいた「海帆ちゃん」
「ゆーすけくん」とのやり取り当初は、まだ友人のソレだったのですが…ふと変化するタイミングが秀逸。
あんなん好き。
そう、こんな時でも気になるものなんですよ。
なお、彼が意識した頃の風景が回想にて描かれていました。
結構我慢していたんだなぁ。
そう考えると、セオリーですがナントカいう第三者には感謝ですね。
後方折り返しにて「海帆ちゃん」のカラー絵が見れますよ。

091:「いつもとは、違う君と。」
2人して初ラブホというエピソード。
キャラクターは「佐々原」・「アキくん」と異なるのですが、「今日はする日」のその後はこんな感じかなぁ。
せっかくなので一緒にお風呂入ったり、ちょっと異なるプレイとかしていました。

113:「夏の終わりに」
こちらのカップル「明日香」・「トモ」はもうすぐ卒業というお話。
彼は東京の学校へ進学がほぼ確実視されており。
水泳部で部活に打ち込んでいた「明日香さん」は進路を見失っていたのでした。
大会全然だった、という台詞ありましたが…。
まぁ、確かにスポーツどうのいうより、えっちっぽいスタイルかなー。
競泳水着に見惚れる「トモくん」にも納得。
彼女の発言から察するに、これまでは我慢していたのか、彼。

129:「遊びの時間」
145:「遊びの時間+」
クジ引きで決まった図書委員。
特に本に興味などなかった「長部(おさべ)」でしたが。
ふとした切っ掛けから、同委員の委員長「文美(あやみ)」がえっちな事に興味あると知り…。
施錠を任された放課後は2人の時間になっていたのでした。
収録では唯一の連続話。
「文美さん」は眼鏡・ショートカットの文学少女。
真面目って印象で~とは「長部くん」の発言で、そのページでの彼女はまさしくそうした雰囲気でした。
…が、行為の際での彼女は言動可愛く魅力的。
視点はずっと「長部くん」で、彼としてはずっと単にプレイを楽しんでいたのですが。
これは同時期、あるいはこれより前の時間軸を「文美さん」視点で追いかけたいなぁ。
あるいは発注とかなんとかから、彼女が仕掛けたアプローチかもしれない、と。
(※そうした本をリクエストするというのが怪しいかなぁって思いました。また、そもそも彼女はうっかり露見してしまうようなタイプに見えないので…)
続く「遊びの時間+」は8ページのショート。
「文美さん」にお願いして、スクール水着を着てもらうというもの。
また、マニアックなプレイを…(笑)
そもそもの関係もあってか、ちゃんと応じてくれるのが嬉しいですね。
むちむちとした姿がえっちでした。
故に、あえて着せたくなるのは分かる・分かる。

むーこ、風紀委員「小山田絢乃」
※左:むーこ、右:風紀委員「小山田絢乃」

153:「放課後異性交遊」
風紀委員の先輩「小山田絢乃」に呼ばれた「甲田」
担当生徒が休みということで、その代わりにポスター貼りの手伝いをすることとなったのでした。
前折り返しがこちらの先輩「小山田さん」
物腰柔らかで優しく、高嶺の花という存在。
作業途中、校内で生徒らがえっちしている場面に鉢合わせたことが切っ掛け。
年上ではあるものの、さすがに彼女も経験豊富ってことはなく…。
彼の好意には前々から気付いていており。
その相手はある程度支配ができそうな後輩で。
不意な事態でどちらもちょうどスイッチが入ってしまい。
さらに、教室には2人きりという絶好のシチュエーション~と、様々な要素が重なった結果でしょう。
これで…おしまいかな…?」のくだりが好き。
年頃男子を甘くみちゃーダメよ。
しかも、恋焦がれていた相手なのだから。
オチがまたいいですね、羨ましいです。

 【 その他 】

以上、本日は「桐原湧」センセでした。
こちらが2冊目の単行本でいいのかな?
当ブログでは初単行本「もっと召しませ」も紹介しています。
その際に、表紙絵について触れていましたが。
うん、今回みたいな方が断然良いですねー。
ジャンル違いあるのが無論大きいのでしょうけれど、あのくらいのエロス感のがより刺さると思います。
その続きみたいな中扉とかも素敵よね。





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■1LDK+JK 2巻 (二三月そう)

★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、同棲
・構成 : 7話+α収録、現在2巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、合間にネタ絵、カバー裏にネタ絵、
      描き下ろし「8.5、9.5、11.5、12.5、13.5話」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「二三月そう(ふみづき・そう)」センセの「1LDK+JK 2巻」です。

※ヒロイン特集1お友達と「茜ちゃん」
※ヒロイン特集1お友達と「茜ちゃん」

 【 構成・絵柄 】

成年漫画では珍しい、巻数をまたぐ長編作品。
こちらは2冊目となっていて、1巻目を既に読んでいることが大前提です。
あらすじとか、登場人物の説明などはありません。
ただし、こちらの漫画の場合、そう登場人物は多くなく。
お話的にも序盤が終わったくらいの現代ラブコメ漫画なため、難解なキーワードとか知っておかなければならない要素とかもないので。
いきなり2巻でも問題ないでしょう(たぶん)
個人的には…前巻と比べてこちらのがヒロインの魅力が発揮されていたので、こちらで試して前巻という流れでも全然良いと思われます。
茜新社」さんのAOHAレーベルで、その王道たる青春ラブコメ成年漫画という仕上がり。
同社の作品「ノラネコ少女との暮らしかた/シイナ」は同じくくりで、やはり同棲モノと似たところが多いのですが。
そちらよりも描かれ方はスタンダードなので、万人に刺さるものです。

加筆修正もあってか、前巻から既に作画は安定していましたが。
(※前半のやや「茜ちゃん」がキツ目な印象だった)
今回も安定感は抜群
引き絵など小コマにあっさりとした感じもしましたが、気になるような箇所はなく。
背景や小物も不足はなく、漫画を邪魔していません。
服装はバリエーションが増し、またそれぞれが適度なくらいでいい感じ。
人物絵とか全体の雰囲気に合っているんですね。
コメディー調な崩しも過ぎない程度。
コロコロ表情を変えるヒロインが特に生き生きと魅力的に描かれてます
判断は紹介帯のカット絵が良いでしょう。

 【 収録話 】 7話+α収録

003:「1LDK+JK」 7話+α 描き下ろしあり
101号室に引っ越してきた学生「美崎茜」、サラリーマン「波佐間健」の2人。
契約時にダブルブッキングとなっており。
次の部屋が空く1週間ほど、2人は同居することとなってしまったのでした。
その後、無事に空いた部屋へ引っ越せた「茜」でしたが…。
1人での寂しさもあり、慣れていた「波佐間」との生活に自ら戻ったのです。
だいたいそんなお話。

冴えない中年サラリーマンが、女子学生と同棲生活に入るという夢のような設定の長編漫画。
あくまでも「茜」・「波佐間」のカップルがメイン。
他キャラも顔を見せますが、話の中心になるようなことはなく。
えっちもその2人が全て担当していて、様々なシチュエーションが堪能できます。
前巻は導入部でしたが、こちらは生活や2人の関係が落ち着いてきており。
ラブラブとした甘さが堪能できる仕上がりです
これ何巻まで続くのか分かりませんが、今回はおそらく最も読者が期待しているだろうエピソード群だと思います。

比較的多く描かれていたのは「茜ちゃん」サイド。
(※まぁ、おっさん追いかけても、味気薄いオフィス描写ばかりでしょうけど)
前巻から顔を見せていた彼女の友人「ゆっきー」こと「青葉有希乃」、「藤川ゆい」の2人がちょくちょくお話に絡んでいます。
3名の学生シーンも結構増えてましたね。
しかも、11話ではお風呂シーンも差し込まれていて(ちゃんと着替えからある)、サービス満点でした。
サプキャラ好きな方はおめでとう。
個人的には「ゆっきー」をヒロイン昇格させた漫画を見てみたいです。

※ヒロイン特集2普段の「茜ちゃん」
※ヒロイン特集2普段の「茜ちゃん」

前巻(6話)にて会話にあった、買い物に出かけるという8話。
そんな所を「ゆいちゃん」に目撃されてしまい。
彼女が即座に「ゆっきー」を呼び寄せたため、お仲間集合という展開です。
中年男性にあの場はしんどいでしょうねー。
まるで嵐のようなやつだな
とか言ってました。
それでも「ゆっきー」がイイ娘で、「ゆいちゃん」の暴走を抑えてくれていたのが救いでしょう。
その後にラブホへ向かう流れ。
…うん、シタくなるかも。
ただし、休日っぽいのに「茜ちゃん」は制服姿で…補導されちゃうぞ。

「茜ちゃん」の単独プレイと、アパートへ向かう「波佐間くん」が描かれる9話目。
鉢合わせちゃうぞ、というドキドキ感が楽しめます。
まぁ、すでに何回もえっちしてる間柄ですけどね。
日常シーンでは弁当作ったりして、にぱ☆と喜ぶなど、可愛らしいところが見れます。
勉強の手伝いをする10話目。
制服かパジャマ姿がほとんどな「茜ちゃん」でしたが、こちらは勉強を見てもらう目的がためか服装も頑張っていて。
帰宅した「波佐間くん」を驚かせています。
よくよく確認したら、前巻の中扉と同じ格好でしたよ。
学業から遠ざかったおっさん~な筈なのですが、ちゃんと教えることができているようでした。
凄いな
「茜ちゃん」のお礼が可愛らしいです。
このための、ああした服装ですわね。

お仲間に同居がバレてしまい。
11話は「ゆっきー」と「ゆいちゃん」が遊びに来るという、収録で最も華やかなエピソード。
それをOKした「波佐間くん」は度量が広いですね…。
(※8話でも同居について内緒にしなくても良いような発言をしていました)
ただ、彼の思惑とは裏腹に、皆しっかり居残っており。
最終的には、お泊りになってしまうのでした。
そんなんでも文句を言うことなかった彼は凄い。
こちらのえっちは、すぐ横で友人らが寝ているという、ドキドキなシチュエーションです。
またジャージ姿(パジャマを2人に貸したため)が素敵でした。

※ヒロイン特集3「茜ちゃん」スイッチON
※ヒロイン特集3「茜ちゃん」スイッチON

3、6話とは逆に、「茜ちゃん」が駅まで迎えに来てくれるという12話。
ちょうど↓表紙の絵…かと思ったら服装違ったよ。
ただ、天候はそちらと変わらず、午後から雨が降ったんですね。
帰宅中にちょいとひとイベントあり、帰宅早々にえっち展開。
濡れ透けなのですが、さらにシャワー使ったりしていました。
いいなぁ。
個人的に最もお気に入りな、続く13話。
こちらは「波佐間くん」が出張前の日曜日のやり取り。
冒頭に描かれた、朝の目覚めに一発という、ちょっとだらりとした感が好き。
まあ、触りたくなりますわね。
後半は買い物に出かけた後のえっち展開。
街中での前フリもあり、完全に恋人同士のような甘い雰囲気です。
黒ストッキングと短パン姿がいいですね。
収録でのラスト13話は、「波佐間くん」が出張中。
部屋に1人で手持無沙汰な「茜ちゃん」に注目です。
そんなんだと…まぁ、えっちなことするしかないですわねー。
ここは単独プレイかな、と思わせておいて、もうひと展開あるのがポイントです。
どんどん「茜ちゃん」がエロくなってきていて、ちょっと心配(笑)

 【 その他 】

そんなこんなで、「二三月そう」センセでした。
2巻もゲットしました。
改めて1巻も読み返しましたが、やっぱり唐突感があり…。
(成年漫画で、かつ1週間という期限がためかな)
周囲の状況が一段落し、ラブラブしている今回のが断然楽しめました。
可愛くエロい「茜ちゃん」がキュートです。
間近にいる「波佐間くん」は、そりゃーお手付きしたくなるだろうなぁ、と。
また、今回は↓表紙より、紹介帯のカット絵。
「朝もしたのに…」がエロくてガツっと目に入ってきましたよ。
(※というか、カバー絵は今回も全然エロくないのね)




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■くちゅ・くちゅ (無洗米)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、尻、コメディー、ファンタジー
・構成 : カラー(6P)、8話。
・おまけ: あとがき、カバー裏にネーム。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「無洗米(むせんまい)」センセの「くちゅ・くちゅ」です。

「弟の困った性癖」のお姉ちゃん
※「弟の困った性癖」のお姉ちゃん

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
前巻にもありましたが、収録のうち1話は前の巻に収録されてた漫画の続きモノです。
作中でざっくり説明あり、またそうややこしくはないので、初見でも問題ないでしょう。
ジャンルとしては、おおむねラブコメ。
コメディー要素のが強く、ラブ度は薄め。
ちらほらブラックな色があり、またプレイにもお尻とかなんとか、ある程度のハードさがありました
ちょっとした点ですが、ジャンル違いにはお気を付けください。
だいたい漫画は楽しく仕上がっていたので、読み易さはあると思います。

さらりとした曲線での作画。
描き込みはそこそこで、全体の色づきは適度なくらい。
濃淡も丁度良いくらい。
コマ割りは細かく、枠間なくなることも頻繁。
原稿は賑やかでゴッチャリ感がありました。
派手目な漫画表現で、コメディー崩しは多め。
良く言えばメリハリなのですが、ちょっと気になる人はいるかもしれません。
人物絵はバランス良く、可愛らしいお姉さん絵。
やはり成年系なため、こちらの高いクオリティは非常に強力です。
プレイとかお話の方が人を選ぶように思いました。
判断は裏表紙背景のカット絵柄が良いでしょう。

 【 収録話 】 8話収録

003:「ラヴァーズキャッチャー」 カラー原稿あり
占いの館にて、怪しげなアイテム”ラヴァーズキャッチャー”を買わされた「童部」
彼が憧れていた「佐伯莉子」とは12年間同じクラスであったものの、大して会話すらもできていない仲であり…。
彼女がクラスメイト「橋田」と付き合っていた事実を知ってしまうのでした。
まぁ、「童部くん」が勝手に盛り上がっていて悪いのですが。
「橋田くん」も人格者ではないですね。
あんなんのドコが良かったのだろうか
先の不思議アイテムで本懐を遂げる~という流れなのですが。
そもそも冒頭での説明通りだと思われ、彼女は普通に被害なく寝てただけではないかなぁ。
カラー原稿部分は最中の抜き出しでした。

佐伯莉子、「奏音」・「乃音」
※左:佐伯莉子、右:「奏音」・「乃音」

031:「あん☆ぐり」
バイトのお金を溜め、初めて秋葉原にやって来た男性。
客引きをしていたメイド喫茶の姉妹「乃音(ののん)」・「奏音(かのん)」らに引っ掛かってしまったのでした。
えー、いきなりすみません。
オチはあんなんでしたが。
あまりに法外な値段の場合、契約自体無効になるのでは
えっち仕掛けてきたのも「乃音さん」でしたから。
メイド2名との複数プレイ。
そもそも胸を強調したミニスカメイド服で、どちらもヤル気満々。
普通にしてた方が、稼げるのではないかなぁ。

057:「帰して!こっくりさん」
女子らが降臨させていた「こっくりさん」
皆を怖がらせたことで儀式は途中で中断させてしまい…。
戻れなく途方に暮れていたところ、姿を感知できた幽霊研究部の男子に相談を持ち掛けたのでした。
うん、実際に来てるのこんな娘だったりして
これは稲荷伸…ではなく、その眷属なイメージですかね。
狐耳・尻尾があり、巫女服な女性です。
冒頭で食べていたカップ麺に注目。
幽霊研究部、ということで色々観察されてしまうのが切っ掛け。
口ばっかでなく、ちゃんと霊感あるのね。
人外を相手に、無遠慮に色々していました。
反撃とかなんとかもしてなかったですからねー。
いじめて系の可愛らしい娘さんでした。

079:「僕の玩具」
付き合う「ナナミ」・「ノブ」は学校でもえっちしており。
ついに教室にて羞恥プレイをするまでになっていたのでした。
あんな仕込みしていて。
スイッチ入れない方が嘘ですよね
メインはその後の屋上えっちなのですが。
個人的には教室プレイにもっとページを割いて欲しかったです。

103:「ないしょ」
学校ではギャルグループに属していた「篠田リカ」
しかし、実はコスプレイヤーであり。
クラスメイトらにそれがバレてしまったのでした。
何でも言う事聞くから内緒にして~というのが切っ掛け。
バレた際の、彼女の脳内シミュレーション1ページが楽しい。
以前はどうかしりませんが、認知進んだ最近はあーならないでしょう。
彼らの要求はコスプレ撮影。
成年漫画なので、結局はえっちに行くつくのですが。
流れを見る限り…どうも「リカさん」があえてそっちへ持っていこうとしているような感じでした。
まぁ、ほどほどにね。
結構ハードでしたが、オチはあーんな感じで、耐性はあったみたい。

127:「弟の困った性癖」
弟の部屋を掃除した姉。
当然ながらえっち本が発見されたのですが…。
問題はその内容でした。
そんな性癖を直すべ、く口論していたところお互い未経験なため、”どんなんか試す”こととなってしまったのでした。
好き、という割りに、あまり弟くんは知識ないみたい。
ヤル際にはちゃんと調べた方がいいと思いますよー。
お姉ちゃんは何故こうなった、とか考えたのではないかなぁ。
わ…分かったわよ…
そのあたりのくだりがお約束で好き。
あんなんほっとけ。

151:「続・シズクトリップ」
何にしても淡泊な「しずく」
そんな彼女に惹かれ、付き合うようになったものの…。
反応の無さはえっち時にても変わることなく、真っ最中にも居眠りされることもあったのでした。
前巻に収録されていた、「シズクトリップ」の続編ですね。
通販で購入した薬の力によりれ、トロトロえっちを体験できた彼。
しかし、それがためか以後はえっち自体を拒否されるようになってしまっていたのです。
ソレを拒否はされてるものの、付き合っていることには変わりなく。
遊園地で遊んだり、一緒に寝てたりはしていました。
前回使用した、薬の最新作が発売されていたのが切っ掛け。
えー、あまりそうした手段ばかり取っていると、本気で嫌われちゃうぞ
どうして欲しいのか、ちゃんと話さない「しずくちゃん」側にも問題ありますけどね。
こうした事は結構重要なので、とりあえず2人してキッチリ相談してください。

こっくりさん、岬麻子
※左:こっくりさん、右:岬麻子

175:「壁ω研究所」
ここで「ω」は「しり」、と読みます。
壁に嵌った尻を追及する、男子の集まりですね。
かなりマニアックなシチュエーション
ちゃんとAVでもそんなんあって、驚きましたが。
理想的な壁穴を作り上げた彼らは、女子トイレに設置。
すると、期待通り「岬麻子」が引っかかったのでした。
いいお尻です
成年漫画なので、当然ながらえっちに発展してしまうのはまだ良いのですが…。
後半のアレは、やり過ぎのような。
オチあんなんでしたが、あの程度で許して(?)くれてる「麻子ちゃん」は凄い

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「無洗米」センセでした。
こちらのブログでは「アクメカタログ」を紹介しています。
こちらは3冊目の単行本。
カバー裏はメイド喫茶の2人で確定。
↓表紙は、左から「岬麻子ちゃん」、「しずくちゃん」、「ナナミさん」ですかね。
いいおっぱいでした。
単行本全体としては、お尻寄りでしたね。
センセがお好きなんでしょうか。
カバー裏にはネームがあるのですが。
ただ掲載してたただけでなく、クイズ形式になっていたのは良いアイデアだと思いました。
やっぱ探しちゃいますよね。




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■情交の日々 (ビフィダス)

★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] 巨乳、社会人、恋愛
・構成 : カラー(4P)、短編×10話。
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説、描き下ろし「その後」×6
     カラー描き下ろし「香リ合ワセ」、一部描き下ろし「ミユキ姉のソファー」 

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ビフィダス」センセの「情交の日々」です。

店主「英里」、咲奈
※左:店主「英里」、右:咲奈

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
ただし、今回も後日談が描き下ろしで差し込まれており。
各話のエピソードをより深いものとしております
えっちっぽい表題で、各話の登場人物も社会人だったりすること多く。
ラブコメという、やや単語よに軽さもある響きより、恋愛話的なお話群だと思います。
多少のブラックさもあるものの、そう変な展開・プレイに発展はしてなく。
たとえ大人で経験者な男女でも、初々しさを失っていない、”可愛らしさ”あるのがポイント
重過ぎず、軽くないという、いつもの読み易い仕上がりでした。

しっかりとした細線での作画。
デジタルな中間色っぽい色彩で色づきはしっかり。
描き込みは丁度良いくらいだと思います。
細かいコマ割りで、ちらほらはみ出し・ぶち抜きなどあるものの。
収まりは比較的良い方だと感じました。
背景や小物はそうしっかりとした描写でなかったものの、絶妙に漫画を邪魔しないくらい。
料理が何度か登場してましたが、美味しそう。
服装はまた力のかかり具合が異なり、フェチっぽい色もありました。
人物画はしっかりとした鼻筋があり、縦長でリアル寄りなイメージ。
適度に漫画なテイストもあるので、美人かと可愛らしくも仕上がっています。
最大のポイントは、↓表紙などでもアピールされていた、その巨乳っぷり。
」でも良さそうなほどのサイズですが、比較的バランスは取れていて。
見ていて違和感を覚えることはあまりなかったです。
カラーともそう変化はないため、判断はカバー絵で大丈夫。

 【 収録話 】 10話収録

002:「香リ合ワセ」 描き下ろし・カラー原稿あり
もともと廃屋だと思われていた場所にオープンしていた喫茶店。
ハーブティー専門店で、店主「英里」とも何気ない会話をするようになり。
仕事に疲れていた主人公にとって、そこは心地良い場所となっていったのでした。
ぱっと見では、大人っぽくアンニュイな雰囲気漂わせている「英里さん」なのですが。
言動はそれとは裏腹に可愛らしく
通いたくなる気持ちは当然のことでしょう。
変な話ですが、流行ってない店で良かったなぁ。
えっちへの流れは恋愛小説、ドラマのようで羨ましい限り。
買って来ますか?
…のくだりも良いですね。
回答はあーで、それも予想はできることなのですが、女性的には安心できる一言だと思います。
カラー原稿部分はその後の2人でした。

025:「ミユキ姉のソファー」 描き下ろしあり
お隣に住むひと回り年上の幼馴染み「ミユキ」
長い付き合いで、「アツシ」が成長した今でも普通に行き来していて。
”年上の分だけ俺から離れていって~”
なーんて書かれていましたが、普通に見る限りではしっかり交流があり。
漫画では、届け物をした「アツシくん」は「ミユキさん」の誘いにて部屋で共にゲームしているほか、現在の男とどうのこうの~言う話題を普通に振っているなど、ごく親しいものでした。
それがため、すれ違っていたのかな。
意識するのは、年齢的にも「ミユキさん」からだと思うのですが。
あのくらいだと、まだ年下への気持ちを自分自身で素直に受け止められないでしょうねー。
最中の台詞に注目です。

ミユキ姉
※ミユキ姉

045:「オクノヘヤ」
集合住宅での不倫話。
こちらの人妻「由乃(よしの)」さんは出産後なので…。
旦那が悪いとも言えず、ちょっと気の毒ね
ちゃんと話をしないと、これから取り返しつかないこととなっちゃうぞ。
お隣さんだという浮気相手の男性が、変に余裕あって実にイヤらしい感じ
普通ああした場面に遭遇したら、それらしい言動になるものだと思います。
たぶん…取り返しつかないとこまでいっちゃうのかなー。
なお、裏表紙左がこちらの「由乃さん」です。

063:「もてなしの湯」
働きづめで疲れ果て、有休で温泉街にやって来たものの。
日付をうっかり間違えていて途方に暮れていたところ…。
ひょんな偶然から民宿の一人娘だという「麦」と知り合いになり、休眠状態のそちらに泊めてもらえることとなったのでした。
美人眼鏡な「麦さん」
中扉にて露天風呂なカラー絵がありましたが…破壊力は抜群
また、結構大胆でいながらも、照れて顔を真っ赤にしているなど可愛らしさもあり。
これでどうにかならん方が嘘ですわね。
後半では眼鏡オフ(※髪も解いてる)の姿も見れましたが、やっぱり眼鏡・ポニーテールな姿のがいいなぁ。
描き下ろしは経験ある人にはぐさー刺さると思います。

083:「耳たぶスイッチ」
先輩にご執心な幼馴染み「咲奈」
その彼と、いざという時のため…練習、と称してえっちするようになっていたのでした。
誘う時の秘密の合図が耳たぶに振れることなので、タイトルのようになってます。
こうした合図ってーのは、言葉で伝えるより容易くていいですね。
そんな訳で、まだ2人は付き合ってはいないのですが…。
よく成年漫画にあるように、シッカリ身体は繋がっているカップルなのです。
まあね、この「咲奈さん」の言動見るかぎり、その先輩とやらから誘われても付いていかないのではないかなぁ。
たぶん。
あとは彼次第だと思いますが、こっちは時間かかりそう。

101:「タイムカプセル」
小さな図書館で見つけた美人司書。
そんな彼女からの視線をなんとなく感じていたのですが…実は、元同級生の「ミドリ」だったのです。
もともと好きだった相手との再会なんて、テンション上がりますわね。
しかも、昔と比べてだいぶ垢抜けてました。
彼女からのお誘いで、図書館に行くのがメイン。
そちらでは昔の容姿に合わせて、眼鏡・三つ編みなのですが…彼女の成長具合が感じられて素敵
あれはいいなぁ。
再会時に素直に打ち明けたのが良かったか。
黒ストッキングに黒下着と実にいい感じでしたよ。
描き下ろしはあとがき部分まで続いていて、またそちらも好き。
↓表紙は…彼女かなぁ。

119:「ハナヒラク」
弁当屋のバイトと不倫関係になった人妻「花梨」さんのお話。
裏表紙右側がこちらのヒロイン「花梨さん」です。
子供はなく、夫婦関係も冷え切っていて…。
可愛らしい年下男子にお手付きしちゃっていました。
成年漫画ではよくあるネタなのですが、こちらはオチのくだりが最高
実際そんなんだったら…。
女性的には、やっぱりそう感じるのかなぁ、とか。

137:「異文化テイスト」
ちょっとした切っ掛けで、隣に住むロシア人・留学生「エリナ」と知り合いになった主人公。
それ以後、ちょくちょく彼女からご馳走されることとなっていたのでした。
まぁ、ああして頻繁に部屋へ出入りできる関係なのだから、好意はあって当然
あとは切っ掛けですかね。
こちらでは、彼の部屋に「エリナさん」が入って来たのがトリガーでした。
男の部屋に女の子が入るのは~
…なんて台詞もありました。
お互いにその時を待ってたみたいでしたよ。
やっぱりご飯の力は大きい。

157:「夏のレッスン」
いつも研究室にいる、という先輩「夏目」を海に誘うというお話。
眼鏡の文系ヒロインで、やや太めのぽっちゃり体型が特徴。
漫画は誘った海~ではなく、プールにて鉢合わせることとなります。
競泳水着です。
まぁ、服着てたとしてもある程度の体型は把握できるので…。
あれくらいならば、彼全然大丈夫でしょう。
描き下ろしはオチの前フリが生きてました。

司書「ミドリ」、悪友「星原」
※左:司書「ミドリ」、右:悪友「星原」

175:「トモダチ卒業」
学生時代からの悪友「星原」
異性ながらソレと感じさせない雰囲気で、気も合う相手でしたが…。
成長した姿は、あちこち女性らしくなっていたのです。
男子のようだった昔馴染みの親友が女性らしくなる~というのはちらほら見かけますが。
接近する切っ掛けが秀逸。
電車でのトラブルがため、女性だと再認識するというのは、実に面白いアプローチ。
えっち展開もスムーズでした。
個人的には後日談である描き下ろし部分が好き
顔はカバー裏でしっかり確認できますよ。

なお、解説によると失楽天は16ページが基本なのだとか。
なるほど。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「ビフィダス」センセでした。
ブログでは初単行本「キミを誘う疼き穴」、「イビツな愛の巣」などを紹介しています。
通算3冊目~とあったので、いちおうコンプリートしてました。
ワニマガジン社」さんではこちらが初めて。 
変わらぬおっぱいっぷりでした。
それがためか、↓表紙はあーんな感じ。
紹介帯でちゃんと下半身隠れるのはお上手ですね。
もうちょっと引いた絵が折り返しにて見えるので、お楽しみに。
まさに下ろしたそのタイミングかなぁ。

情交の日々
 情交の日々 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) 単行本 , 2019/11/29 [アダルト]
 ビフィダス (著)
※アマゾン登録なし(20/01/01)

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■べろまん (べろせ)

★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 学生、終末
・構成 : 8話収録(うち「ハローグッバイ」×2)
・おまけ: あとがき・漫画「ハローグッバイ」、合間に解説・イラスト、
      描き下ろし「ハローグッバイ たくや編」、カバー裏に別絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「べろせ」センセの「べろまん」です。

南ちゃん
※南ちゃん

 【 構成・絵柄 】

収録は2話ほどの連続話と短編群。
くくり「TENMACOMICS 高」で、学生さんらが登場する漫画です。
そのお話というかネタなのですが。
なんというか…他ではあまり見られないような、独特なもの。
一部には、いわゆるラブコメ的なんもなくはないのですが。
漂う空気はなんとなく退廃的で、ブラック寄りな色彩。
人によって好き嫌いが真っ二つになると思います
メインな連続話は、前後編の漫画。
そのほか、描き下ろしで外伝的なもの、あとがき部分にショート漫画が収録されていました。
こちらの世界観に印象とかも全て引っ張られたかなぁ。
いちおう、プレイとしてはそう特殊さないので、その点はご安心ください。
オチも今回収録では真っ暗なものありません。

こちらは、店頭で目に飛び込んできた↓表紙に引っ掛けられました。
おそらく先に「茜新社」さんのHPでも見掛けていたと思うんですが、その際には意識に残らず。
実際の絵で引っ張るというのは、パンチある証拠ではないでしょうか。
いかにも卑猥な感じのタイトルとは裏腹に、カバーイラストはやたら青春している、爽やかな感じで素敵。
カラーの良さが発揮されていて、白黒絵とはちょっと異なりますかね。
やわらかな曲線での作画。
描き込みは細かめながら濃淡はやや淡く、原稿はちょうど良い色彩具合。
だいたい枠間あるものの、コマ割りは中小で変化もあり、賑やか。
人物絵は広い輪郭でゆるっとした頬が特徴的。
ふっくら太目なスタイルで、鼻もしっかり描かれていて。
いかにも漫画っぽいところありつつ、リアルさも感じるものでした。
正直なところ、そう好みではなかったですが…。
ストーリーと同じく、他にはない強い個性が出ています。
故に癖も強く、作画は好みが分かれるでしょう。

 【 収録話 】 8話収録

003:「ハローグッバイ」 前後編
隕石によって4日後に崩壊する世界。
それぞれが思い思いの行動を取り、学校に出てくる生徒もまばらという中。
「物部(ものべ)」は「南」からえっちのお誘いを受けたのでした。

あちこちの描写に優れた良作。
たまーに、近い設定の漫画は見掛けたりもするんですが。
新聞から学校の張り紙、モブの人々など妙に生々しいリアルさありました。
これは凄い。
お話は、「南ちゃん」に誘われてえっちした「物部くん」
彼の想い人が友人「北原」さんと知っていた彼女が、この機会に告白せい~と焚きつけるというもの。
後編が「北原さん」…なのですが、彼女のターンというより「南ちゃん」のオマケ的な感じ。
「南ちゃん」は彼と違って行動的で素敵です。
なお、「南」・「物部」のちょっとしたやり取りがあとがき部分に漫画としてあり。
描き下ろしではラーメン屋な「よしだたくや」くんらカップルの最終日が描かれていました。
この2人のやり取りも実に良かったです

龍ヶ崎えり、村山
※左:龍ヶ崎えり、右:村山

055:「よく食べる龍ヶ崎さん」
近所で人気の肉屋「Kミート」の息子「鹿島」
同じクラスの女子「龍ヶ崎えり」はそちらのファンであり。
昼食にて弁当のメンチカツを分ける関係が続いていたのでした。
収録エピソードのうち、もっとも普通なカップル(笑)がこちらの2人。
ラブコメ的で読み易いです。
おそらく、彼はこのまま家業を継ぐと思いますが。
嫁として「えりちゃん」は合格ですね。

081:「2時間目は屋上で」
クラスにて浮いている「村山」・「三谷」のカップル話。
どっちも非常に独特で、濃いキャラクター。
いじめを扱った展開もあり、妙に癖の強い仕上がりです。
なんというか、1人でないというのは幸せなこと。
あれでこの後巧い事いけばいいですね。

105:「JK飼育日誌」
10ページでやや短めなエピソード。
出会い系で知り合ったオヤジ「佐倉たくぞう」と学生「臼井ツキ」の援交カップル。
視点は「たくぞう」で、彼のモノローグと共にえっちシーンが展開される流れ。
ショートカットの「ツキちゃん」がキュートでした。

115:「童貞育成記」
「稲毛タクミ」から告白された「八千代」
暇つぶしにちょうど良い、と付き合い始めたところ。
彼自身のモノが凄く、予想外に楽しめることとなったのでした。
Sちっくな彼女。
どう見ても男子の前で媚び売るような、態度を変えるタイプとは思えず。
そうすると、「タクミくん」はもともとそーした彼女に惹かれたのか。
主導していた女性が、男子のアレにて予想外にハマっていく…というのは、成年漫画の王道ですね。

135:「夜の学校鬼ごっこ!!」
「印西」さんから「ポチくん」と呼ばれている「袖ヶ浦」くん。
放課後、彼女から呼び止められ…。
タイトルのようなこととなったのでした。
私を捕まえられたら、エッチさせたげる♪
解説にありましたが。
なるほど、センセはこのあたりの人物画を探っているのかー。
なんだか納得。
「印西さん」は不思議ちゃん過ぎて、よく分かんないです。
「袖ヶ浦くん」はこの後も彼女に振り回され続けそうね。

八千代、伊東まゆ
※左:八千代、右:伊東まゆ

157:「ふたりぐらし」
橋下に住むホームレス「下田」
その目前の川から、女学生「伊東まゆ」が出てきて…。
急に泣き出したのでした。
そんな出会いをした、2人のお話。
収録ではメイン連続話と並び、独特なものです。
先の「ツキちゃん」と並び、「まゆちゃん」は収録でロリっと可愛らしい彼女。
冒頭の彼女とあー接することができたのは、「下田」がためかもしれませんね。
解説に書かれていたセンセの意見を支持します
ややデキ過ぎな気もありましたが。
非常に素敵なオチで、読後感の良いエピソードでした。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「べろせ」センセでした。
こちらが初単行本です。
おめでとうございます!
前述しましたが、メインの「ハローグッバイ」が非常に良かったです。
描き下ろしもされていましたが…。
全編そのネタで、それぞれの娘さん追うとか見たかったなぁ、と。
購入時、紹介帯に書かれていた「崩壊する世界を目前にして~」が衝撃的で。
勝手に長編だと勘違いしてたんですねー。
個人的にはオチも綺麗な「ふたりぐらし」が好き。




みっくすパーティ」


べろまん (TENMA COMICS 高) コミックス – アダルト, 2018/7/30 べろせ (著)



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