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■先生とぼく (湯山チカ)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] ラブコメ、家庭教師、お姉さん
・構成 : 初単行本、7話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、合間にイラスト、描き下ろしイラストページ。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「湯山チカ(ゆやま・ちか)」センセの「先生とぼく 1巻」です。

※ヒロイン特集①初対面の「西嶋かほ」
※ヒロイン特集①初対面の「西嶋かほ」

 【 構成・絵柄 】

成年系単行本がためか、例によって巻数表記はないのですが。
おそらく、2巻以降に続いていく漫画です。
そこそこ中途半端に終わるので、気になって日常生活に影響しちゃう方はご注意。
(※収録の最終話は一段落っぽくないのです)
ラストに向かって進んでいく、ストーリー長編。
簡単にはラブコメなジャンルなのですが、コメディー色は強くなく。
また、ラブについても、あま~いものではありません。
ある部分(※えっち面)では急速に進捗していくものの、カップルの関係はゆったり。
登場キャラも、いまの所はほぼメインの2人だけでした。
なお、細かいところなのですが…。
個人的にちょっと引っ掛かったのはテキスト面
ちらほら、やり取りなどの一部文言が…ズレているというか、パンチが弱いというか…。
全然悪くはなかったのですが、なんというか…いま一つ……漫画世界に入り込めなかったなぁ、という印象でした。

スッキリとした線での作画。
描き込みから濃淡・その割合などは丁度良いくらい。
テカテカとはしていないデジタル絵で、綺麗にまとまっていました
コマ割りはやや細かく変化は控えめ。
枠間も概ね確保され、収まりも良いです。
安定感もあり、色彩やら原稿の描き込み具合などが適度なため、非常に見易い仕上がりでした。
背景や小物は問題ないくらい。
ただ…もうひと質感くらいはあってもいいかな……、という印象。
バランス的な点でもそう違和感あることなく。
表情などもイイ感じにまとまっていました。
人物絵は漫画・リアルの中間あたりの雰囲気。
極端な癖なども見られず、魅力的に描かれています
敢えて悪く書くと、優等生的なまとまりで、何かもうひとパンチあってもいい気がしました。
↓表紙などカラー絵はまた抜群に良く、自らの人物画の魅力をさらに引き出していた感じ。
(※なお、中扉(もくじ絵も)は下着姿なんですが、そちらも絶妙です)
そちらに刺さった方は、手をだして良いと思います。

 【 収録話 】 7話収録

帰宅した「野島裕也」は、自らの部屋にて、「西嶋かほ」と名乗る見知らぬ女性と鉢合わせ。
そう言えば、親から家庭教師をつける~との話はあったんですが。
女性であるとは聞いてなかったのです。
クラスの女子らとは異なる、年上のお姉さんにドキドキして成績が伸び悩んでいたところ。
もし…次のテストで成績があがったら、ご褒美に触らせてあげようか?
彼女のほうから、そんな提案をしてきたのでした。
だいたいそんな感じ。

美人な家庭教師のお姉さんとのドキドキ・ラブコメです。
ご褒美えっちのため、主人公が奮闘する~というもの。
その後は、勉強・えっちのどっちが主だったのか、よく分からなくなる(笑)ような感じ。
バッチリ体の関係は続くものの、告白とかはしてなく。
どうなのか間柄は微妙であり…。
また、彼女「かほ」のことについては、ほとんど知識がないままだったのでした。
この後に、そのあたりが描かれていくのかな。

※ヒロイン特集②横顔の「西嶋かほ」
※ヒロイン特集②横顔の「西嶋かほ」

美人な家庭教師のお姉さんとのラブコメ、ということで。
おおむね、期待・想像通りに進行していき、良いのですが…。
悪く言えば無難な出来栄え。
いまの所はコレ、というポイントが見られず。
”悪くはないものの、そう良いと言う訳でもない”
~といった感じに、落ち着いてしまっています。
うーん、ひでるさんの期待が高すぎるのかな…。
たまっていた欲望が爆発する展開とか、いまいちフェチっぽい描写が足りない、と何周かした後に感じました。

先の台詞が飛び出す、切っ掛けの1話目。
初対面での緊張感ある描写はイイ感じ。
触らせて~」、発言は”何回か授業受けた”後のこと。
授業が週1、2回とすると。
1ヶ月後…くらいですかね。
彼の成績は上がらず、”続けられなくなるかもしれない”と考え始めた「かほさん」
大人な女性にまだ慣れず、ドギマギしている「裕也くん」
そうした、2人それぞれのもやもやーっとしたものが、頂点に達した末のものでした。
うーん。
お話的に重要なところなので、あの台詞を引き出すような、もうプラスなんちゃらが欲しかったな…。
やたら谷間に視線を感じていたとか、透けた下着ガン見された、とか。
また、ここで一気にえっちまで発展してしまうんですけれど。
早すぎだと思います
勿体ない
成年漫画なので、出版社側からの要求が強かったためなのかな…。
あれは、ブラ外すくだりからして早いと思いました。
特に「裕也くん」はもっとガチガチになってて欲しかったですよ。

2話目はひとえっち後の家庭教師風景。
ご褒美効果もあってか、学力アップしていた「裕也くん」
あの後は特に何もないまま進んでいたところ…次の試験が近づいてきており。
頑張ったら、またご褒美とか…
天然を発揮した「かほさん」が、そううっかり口滑らせたことで、またお話が進むこととなるのでした。
ここは良かったです
おそらく、何かイベントがないと…「裕也くん」はそれを口にできないと思われるので。
彼女は何故あーしたまで、家庭教師を続けたいのかな。

3話目は夏休み中に初めて2人して外出するというもの。
参考書を買いに行くというお話。
やってきた「かほさん」は、ポニーテールでした。
(※いつもはストレートです)
夏で家庭教師日でないためか、服装も露出が高く…。
そりゃ、「裕也くん」があーなるのも当然でしょう。
トイレえっちです。
ここは…全裸にはして欲しくなかったなー。
スーツ姿で、ちょっと雰囲気異なる「かほさん」という4話目。
(※実習のアシスタント後だった様子)
疲れもあって、ベッドで一休みしていた彼女に~というもの。
なんですが。
いちおう、「裕也くん」が寝込みを襲う展開ではないです。
そうした事ができる男子ではないですよね、彼。

5話目はオープンキャンパスで、2人して大学回るというもの。
前半にて大学での姿を見たのち、とある事情で後半は彼女の部屋に行く展開に。
1人暮らしかな。
その”事情”はあったものの、「少しだけ寝ていく?」とかなんとか、ガッチリ誘う発言をしていて…。
どこまで本気なのか分からん人ですね、彼女。
まぁ、「かほさん」友人の発言がため、沈んでいた彼を敏感に察したがためでしょう。
まんがの時間軸では、6話目はその日の夜風景。
えっちして、まったりした後かな。
近くの神社でお祭りやってる、ということで2人して出掛けるという展開でした。
「かほさん」は浴衣姿でした。(※髪は三つ編み)
大サービスですが、これも先と同様に彼のテンションを気遣ってのことだと思います。
成年漫画で夏祭りとくれば、やはり野外えっちが定番。
こちらも同様です。
あの流れで「裕也くん」の心情は複雑なため、ああした行動は分かるなぁ。
強引な彼に対する「かほさん」がまたキュートでした。

※ヒロイン特集③ドキドキ「西嶋かほ」
※ヒロイン特集③ドキドキ「西嶋かほ」

「裕也くん」の描写が多い7話目は…いきなりえっちシーンなのですが。
前半にて、そう至るまでの経緯が描かれてます。
もう、ほぼ恋人同士のやり取りですわね。
あの、膝が合う直前の「かほさん」は、完全にえっち待ち状態。
あれでお手付きしなければ、逆に怒られる場面ですわね。
ちなみに、漫画後にあとがき、描き下ろし絵と続くのですが…コスプレの「かほさん」が実に良い表情していました。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「湯山チカ」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
家庭教師のお姉さんがヒロインということで。
ああした↓表紙・タイトルは実に分かり易く、良いと思いました。
(※↓表紙絵は本来横が正しいのかな)
↓表紙の上半分で目を引き付けた挙句、下にある紹介帯の文言、

「ご褒美に触らせてあげようか?」

~にて、一気に撃沈してきますわねー。
ひでるさん的には、実は裏表紙が最終的な決め手だったのですが…。
あのエロエロしい↓表紙の裏が、普通というか、やや地味かなーくらいの着衣絵というのは、抜群のギャップ感がありました。
おそらく、計算して配置しているんでしょうけれど。
この漫画の読者、ニーズなどをよーく理解されてるんだなぁ。って思いました。





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■娘じゃなくて私が好きなの!? (東鉄神)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] ラブコメ、年上、巨乳、
・構成 : 5話収録、現在1巻まで発売中。
      原作「望公太」、キャラクターデザイン「ぎうにう」
・おまけ: 描き下ろしショートストーリー(※「望公太」センセ)、
      キャラクターデザイン「ぎうにう」センセ・コメント

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東鉄神(あずま・てっしん)」センセの「娘じゃなくて私が好きなの!? 1巻」です。

歌枕綾子
※歌枕綾子

 【 構成・絵柄 】

収録は2巻以降に続く長編。
小説を原作としたコミカライズで、そっちは5冊出ており、まだ継続中のようなので…。
こののちのネタはたっぷり。
ある程度の決着まで続く(ける)のであれば、漫画もそれなりの冊数までいくと思われます
なお、1巻の収録は5話で、全174ページとやや薄めでした。
ジャンルはラブコメ。
明るいラブ・コメで進みながらも、適度にシリアスな面があり。
良い仕上がりです。
原作の冊数から察するに、まだ導入部なのかな?
今回のラストにて、ちょっと波乱がありそうだったので…2巻以降で大きな展開があるのかも。
次どうなるのか、わくわく待ちましょう。
ああした↓表紙絵から、おそらく誰しもが…サービスカットを期待すると思います。
実際、ヒロインのバストは魅力的なサイズで、絵的にもそれが強調されていました。
(※作画がまた「東鉄神」センセですからね)
概ね期待通りではあったのですが、こちらの単行本はしっかり一般系。
漫画にはお風呂シーンがちらほらあり、ヒロインの全裸も描かれていたりするのですが…。
重要な部分(笑)は描かれず、バストトップもない、ツルリとした胸になってます
ううむ、このタイプは久しぶりで、残念無念。
この仕様ならば、ギリギリ隠されてる方が良かったなぁ。
あまり期待し過ぎないよう注意。

スッキリと安定した線での作画。
描き込み・全体の色付きは丁度良いくらいで、白比率が高め。
濃淡はやや淡い印象です。
コマ割りは中小で変化そこそこ。
だいたい枠間は確保され、収まりも良く。
見易い原稿となっています。
漫画はラブコメ調で、ちょっと派手目。
表情からアクションまで、グル・コロと楽しげに描かれていました
背景・小物は全体と合っています。
違和感などなく、特に問題はないのですが…。
強いて言うなら、全体的にスッキリし過ぎていて、質感に欠けるかなー、と思いました。
人物絵は縦長で目鼻パーツなど過ぎないくらいのバランス感。
可愛く・綺麗に仕上がっていて、お姉さんっぽい雰囲気となっています。
判断は概ね↓表紙・裏表紙で問題ないですが、白黒絵のが味あって良いと思います。

 【 収録話 】 5話収録

「歌枕綾子(かつらぎ・あやこ)」が事故死した姉夫婦の娘「美羽」を引き取って10年。
親子関係は良好で、色々ありつつも順調に成長。
そろそろ彼氏でも~、という年頃にまでなっておりました。
その候補として、幼馴染みの男子で家庭教師をお願いしている「左沢巧(あてらざわ・たくみ)」がいたのですが…。
なんと、その「巧」は「綾子」に告白をしてきたのでした。
ざっくりですが、そんな導入部。

年下男子から告白されるヒロインを主人公としたラブコメ。
いちおう娘「美羽」がいるものの、実娘ではなく。
(※姪にあたります)
働き始めて即彼女を引き取っており、上司との会話から彼氏がいないのは確実なのですが。
告白されてからの言動とか、ちょっと残念な趣味なども含めて考えると…経験自体ないか、あってもごく僅かではないかなぁ。
そうした設定がため、「綾子さん」はアラフォーも近い年齢ながら初々しく、可愛らしい女性でした。
それがため、超純愛ラブコメ(※裏表紙紹介文より)なんでしょう。
知識的な事では、今時な女学生「美羽ちゃん」のがあるかもしれませんね。
今後そのあたりも描かれていくかな。
1巻では特にコレという描写なかったですが。
設定からして、「美羽ちゃん」が「巧」に好意をもってない訳ないだろうと思われ…。
2巻以降では、そのあたりでの三角関係になっていくかもしれませんね。

歌枕美羽
※歌枕美羽

引き取る際の過去描写から始まる1話目。
「綾子さん」格好良いな。
まぁ…犬1匹飼うのとは訳が違うので、親族らのああした対応は当然でしょう。
ただ、彼女のいる前で話すのは問題ですわね。
「美羽ちゃん」の小さい頃・成長した様が可愛い。
ちょっと三角目っぽいのがキュートなのですが、この特徴は「綾子さん」と血縁ではないという表現にもなってるのかな。
前述もしていますが、「綾子さん」の巨乳っぷりが凄い
そりゃー「巧くん」も気になって当然。
後半は彼の誕生会を3人でやるというもの。
娘とくっつけるべく、色々と画策していましたが…致命的にニブい、ですね…彼女。
いい加減、彼も直接言うしかなくなったのでしょうね。

2話目はその翌日。
これが成年漫画であれば、あの後ひと展開あるでしょうけれど。
一般漫画なので、何もないまま、とりあえず解散になった様子。
「巧くん」が友人(※女性でした)に相談するシーンがありましたが。
ああ、彼はいい人だなぁ。
何人かから告白っぽいこと言われていたのも当然でしょう。
ニブい「綾子さん」に対し、敏い「美羽ちゃん」
2人の会話が楽しい
ああした遠慮のないやり取りから、「綾子さん」がどれだけ頑張って母親をしてきたのか、察せられますね。
まぁ、母娘というより、姉妹のようでしたが。

きました、「綾子さん」のシャワーシーンから始まる3話目。
スタイル抜群ですわね。
今まで通り自然に」~からの展開が楽しい。
成年漫画でもこんなんあって欲しいですね。
…そっちの場合は、タオル落っこちるかな?
こちらのメインは「綾子」・「巧」の話し合い。
くるくる変化する「綾子さん」が面白いです。
まぁ、分かり易い女性なんだろうなぁ。
続く4話では、そのやり取りにて大いに取り乱していたシーンの回想、2人の過去描写です。
お風呂ですね。
ちょうど、そろそろ意識が芽生えるだろう頃だったかなー。
後半では、前話で「巧くん」が語っていた事の裏付けがされていました。
イイ場面でしたよ。

コスプレ「綾子さん」
※コスプレ「綾子さん」

収録でのラストは、とある事情で「綾子さん」がコスプレするというもの。
面白い方ですねー。
作戦その2は…性格ですよ。
うん、わかる・わかる。
なお、これまで下着など描かれてなかったですが…こちらの作戦その3でパンチラが拝めます。
あれは、コスチュームに合わせてるのか、はたまた常にああしたデザインのを愛用してるのか。
最後は「美羽ちゃん」ですね。
次巻では彼女が掘り下げられていくのかな。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は毎度おなじみ「東鉄神」センセでした。
ただし、購入当初はそれに全く気付いてなく…(本当)
表題と↓表紙にて、あっさり釣り上げられました。
ほら、なんかいかにもエロちっくそうに見えるじゃーないですか(笑)
その期待があっただけに、4話目のお風呂シーンは残念でした。
前述しましたが。
巧い事見えない構図になっていたら、まだ期待を持続できたのになぁ…。
正直なところ。
逆に、あー描かせる方が意識し過ぎているような気がしていて。
バカって言う方が「バカ」理論と同じで、あーさせてる方のがよっぽど助兵衛だと思います。
ガンガン出していきましょう。




★「東鉄神」センセの漫画紹介記事

童貞弟とビッチ姉
 成年:表題作ほか短編の構成。表題あーですが、中身はいつものセンセの漫画です。
おちてとろけて
 成年:女教師・生徒のカップル話「愛しき学園性活」ほか短編群。
僕の年上のカノジョ
 成年:ややコメディー色が強めなラブコメ話群。お姉さん系ばかりでもありません。
恋れもん
 一般:ゲームのキャラクター「レモンちゃん」が実体化するラブコメ長編。
僕の可愛いお姉さん
 成年:広義な意味でのお姉さん短編集です。
らぶゆ!
 一般:銭湯と三姉妹なラブコメ長編。結局全4巻という長さでした。
微熱スイッチ
 成年:中編「栗本さんシリーズ」ほか短編という構成。
ヘンコイ!
 一般:明るくえっちなクラス委員「青木ほのか」さんとのラブコメ長編。
いけませんお嬢様!
 一般:お屋敷5人姉妹との長編。
ふたりでできるもん
 成年:表題中編ほか。 
ピンクDEピンク
 一般:和風ファンタジー。
桃色保健室
 成年:保険医「桃子先生」の中編ほか。
ダブルバースデイ
 一般:姉妹とのラブコメ。2冊目単行本。
もとかの 2巻・完結
もとかの 1巻
 一般:元カノらとのラブコメ長編。


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■誘惑ミルフィーユ (ぱんちらステーキ)

★まんがデーター [13.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、ハーレム、制服
・構成 : 初単行本、10話収録(うち「発情・あぷろーち」×5、
       「貴方の××で満たされたい」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に設定・コメント。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ぱんちらステーキ」センセの「誘惑ミルフィーユ」です。

山本苺奈、彩乃ちゃん
※左:山本苺奈、右:彩乃ちゃん

 【 構成・絵柄 】

収録は10話と、感覚的にはスタンダードな数。
その半分は連続話で、それ以外は短編でした。
1話は描き下ろし。
収録話の後日談となっているので、そちらも連続モノですね。
5話ほどの中編は、複数女性が登場するハーレムもの。
明るく楽しいラブコメ漫画となっています。
短編らも概ね楽しい雰囲気なのですが、1話はブラック気味。
真っ暗の手前、というか入口風景なため、まだドン底ではないものの。
ちょっと好き嫌いは出てしまうと思います。
なお、プレイについては、ちょっとはっちゃけていました。
そっちも好みあるかな。

柔らかな細線での作画。
白比率が高く、淡い濃淡で描き込みはサッパリ気味。
コマ割りは中小で変化がそこそこあり、はみ出し・ぶち抜きが多め。
色味は強くないものの、賑やかな原稿具合です。
人物絵は身長高く、目・鼻・口などのバランスはリアル寄り。
どちらかというと美人系で、お姉さんという感じ。
ここはカパーのイラストそのままで、良いのですが…。
漫画は正直なところ、もう一歩、二歩という印象
良いコマも多い々ですが、ちらほら落差のある箇所が散見され。
前述したようなキャラであるものの、コメディーちっくな崩しが多く。
背景はともかく、服装などもこざっぱりで白く、質感弱く。
もう少し丁寧さが欲しかったです。
全体が安定してくれば良いのですが。

 【 収録話 】 10話収録

005:「発情・あぷろーち」 5話
”発情期持ちの人間”
比率としては1%未満ですが、そうした症状に悩む女子らがいる世界。
教育実習「井上」は、赴任した学園にて、それに苦しむ「宮口夢叶(みやぐち・ゆめか)」と遭遇。
彼がパートナーとして相性良い存在だったこともあり、関係してしまったのですが。
2人のやり取りを見ていた学級委員「桜木はな」も、身体の急な変調を感じていたのでした。
だいたいそんなお話。

次々に女生徒らと関係していく、ハーレムもの。
主人公「井上くん」はまだ教師ですらなく、その性格も成年漫画っぽくない真面目な男性。
本来はハーレムなんて無縁な存在なのですが…。
ここでポイントになるのが、”発情期持ち”という、この漫画ならではの設定。
これがまた実に都合が良いもので。
特に接触なくとも、急激にラブラブな関係に発展していき。
相性の関係で、複数人数と付き合うこともあっさり容認されていました。
いいですなぁ。
ブログを書く際にまとめたものを掲載しておきます。

学級委員「桜木はな」・「宮口夢叶」
※学級委員「桜木はな」・「宮口夢叶」

 【 解説:発情期持ち 】

・性的に興奮状態になって抑えられなくなる、というような症状。
 ホルモンバランスが崩れて精神的に不安定になる。
・突然発症することがある様子。
 遺伝子レベルで相性の良い異性を発見すると、発症するという噂がある。
・人によってその重さは異なる。
・発症した場合、えっちしてもらうのが手っ取り早い。
・1人の場合は単独プレイで解消する。
・発情期持ちの娘からは色っぽい香りがする。
・発情期持ちの娘は暴走状態になっているのか、普段より力が出ているらしい。
・発情期持ちの娘は、相性良い男性が分かる。 臭い、濃い、らしい。
・理解され辛く、周囲には色々言われることが多い。
 実際、漫画でも色々噂されていた。


さて、1話目は問題児だという「宮口夢叶」
やっぱり1人目はえっちに慣れてるっぽい娘のが展開はより早いですわね。
また、そんな彼女には相性云々あるものの、彼自身が信頼されるという事も含まれてます。
2話目とかラブラブでしたよー。
その2話目は学級委員「桜木はな」さん。
「夢叶さん」とは真逆と言って良いだろう優等生キャラ。
漫画には”発情期持ちの人間”が4名登場しているのですが。
その中では、おそらく最も症状重いだろうと思われます。
また、彼女の場合は突然発症してしまったことで、暴走状態になっちゃっていました。

3話目は2人の噂を聞きつけていた、「山本苺奈(やまもと・まいな)」さん。
小さいツンデレちっくな先輩です。
個人的にお気に入りなのですが、あまり出番なかったのは残念。

というか、この漫画…ヒロイン5名は多かったなぁ、と。
1、2話でそれぞれの初エピソードを描いているので。
3、4話は、2人かそれぞれとの関係を深めるような、別シチュエーション話とか欲しかったです。
最終5話はセオリー通りの全員集合話なのですが、そうしたヒロイン同士のやり取りとか、もう少し見たかったですよ。
4話目は双子「山本あおい」・「山本あかね」の2人。
うち、”発情期持ちの人間”は「あおいさん」のみ。
もともと2人して解消していた百合カップルなため、こちらも当然ながら複数展開。
最終話はその直後か、すぐ後くらいの風景です。
前述したように複数えっちなのですが。
こうした場合、性格が出ていて面白いですね。
感覚的には、学級委員「桜木はなさん」がメインヒロイン扱いなのかなー。

なお、こちらの5名はカバー折り返し前後に全員描かれていて。
ちょうど外からこちらの部屋を見ているようなデザインで、自らが「井上くん」になったかのような、疑似体験ができます。
ぜひカバー確認してみてください。
しかし…これはいいなぁ。

123:「貴方の××で満たされたい」
205:もっと貴方の××で満たされたい」 描き下ろし
幼少期の経験から、”自らの体液を飲ませる”ことに快感を覚えてしまった「彩乃」
そのうち、他人の体液を飲んでみたい~とも考えるようになり。
ついに、最も濃厚そうな中年男性にコンタクトを取ったのでした。
↓表紙はこちらの「彩乃ちゃん」だと思います。
妙な性癖を開花してしまったがための悲劇?喜劇??
通常なら、ああしたえっち展開はブラック調なのだと思いますが。
彼女の場合はああした強引さも含めてご褒美っぽく見えました。

なお、収録の描き下ろしは…なんと、こちらのエピソードの続編。
楽しんでますねー。
彼女はあーだし。
男性側としては、ああした可愛らしい娘が嬉々として色々シテくれるというのは…。
テンション上がるだろうなぁ。
2人とも幸せそうで何より

147:「盲目ラブレイ  プ ~君は僕だけのメイドさん~」
メイド喫茶で頑張る「さくら」
そんな彼女に入れあげる男性客でしたが…オフ中に彼氏とイチャつくところを目撃してしまったのでした。
細かくは伏せますが、まぁタイトル通りの展開。
こちらの「さくらちゃん」は、裏表紙の娘さん。
あとがき絵も彼女ですね。
あの裏表紙のイラストには撃沈された方も多いでしょうけれど…。
本編での彼女のああした気持ちは、分からんでもないな。
……そうか、あくまでも店員と客なのだから、プレゼント受け取っちゃうのはマズいな。
(※フリマアプリで結構高く売れた~とのことなので、結構高価なものだと思います)
ちなみに、これがセンセのデビュー作だそうです。

さくら、漫画家「羽坂」
※左:さくら、右:漫画家「羽坂」

165:「処女エロ漫画家の育成はリアル生エッチ!?」
成年漫画家「羽坂」はまだ経験がなく。
リアリティがない、など漫画の評判も芳しくなかったのです。
そこで、彼女の担当編集はとある提案をしたのでした。
ちらほら見られる、漫画家と編集のカップル。
冒頭にて、えぐえぐ泣きながらエゴサする「羽坂さん」が可愛い。
いぢめて系ですわね。
そんな訳で、えっち展開もああしたもの。
倫理的にイイ事ではないのでしょうけれど…。
この2人の場合は仕事に直結するので、結果オーライなのかな。

187:「お悩み解決!?除霊セックス」
先輩「山岸」の部屋にてポルターガイスト現象が起こっており。
彼に憧れる「萌」は、
”それっぽいこと言って先輩の信頼を掴んで距離を縮める~”
そんな事を考え、霊感があるのだと嘘をついたのでした。
まぁ、何事も前向きに捉えて、グイグイ行くのは恋愛の鉄則でしょう。
…たぶん。
あっさり2人きりになってましたからねー。
霊に対してえっち云々というのは、ちらほら聞くことですね。
楽しい。
ゴムに対する発言などもヤル気満々で可笑しかったです。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「ぱんちらステーキ」センセでした。
今回が初単行本なようです。
おめでとうございます!
↓表紙も良かったんですが、個人的に刺さったのは裏表紙です。
ちなみに紹介帯を外すと、パンチラが楽しめたりしていて。
実に可愛らしかったんですが…。
本編の彼女には、男性客同様に驚きました(笑)
まぁ。
あんなんが現実ですわねー。




誘惑ミルフィーユ



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■夢現ロマンティック (雛原えみ)

★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、ファンタジー
・構成 : 短編×9話(うち「解き放て!欲望ちゃん」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に漫画「おまけの夢現」、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「雛原えみ(ひなはら・えみ)」センセの「夢現ロマンティック」です。

乃木杏奈、國枝桐子
※左:乃木杏奈、右:國枝桐子

 【 構成・絵柄 】

1つ連続ある以外は、全て短編という1冊。
連続話は前後編みたいな、2本で1話という風情です。
なお、カバー裏は2ページの漫画となっていて。
収録話の後日談でした。
ジャンルは甘さのあるラブコメ。
要素としてそう多くないのですが、タイトルそのままファンタジーっぽい雰囲気な作品が印象的であり。
きらきら、うっとりするような読後感です。
なお、甘さはあるものの、それ一辺倒ではないため、読み応えもありました。
↓表紙の雰囲気に釣り上げられた方ならば、楽しめると思います。

しっかりとした太目な線での作画。
濃淡は淡い色使いで、全体の色づきはしっかり。
描き込みは過不足なく、丁度良いくらいです。
コマ割りはやや変化多く、斜め・重なりが目立ちます。
単行本で安定感があり、丁寧でかつ優れたバランス感覚
原稿は見易くまとまっています。
漫画はラブコメちっくで、コメディー崩しもちらほら。
小さいコマや、背景・小物なども違和感ありません。
人物絵は潤んだようなキラキラ目で、小さい鼻描写が特徴的。
可愛くキュートな仕上がりです。
カラーでもさほど変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙と共に紹介帯のカット絵が参考になるでしょう。           

 【 収録話 】 9話収録

003:「夢現ロマンティック」
ここまで、堅実・真面目に生きてきた「佐藤」
しかし、席替えで前に位置した「黒須史乃」は、いわゆるカースト上位な女子であり。
あちこちエロスな彼女がため、彼のつつましい生活が乱れてきてしまったのでした。
こちらが表題作。
んな、勝手な事を…とか思っていましたが。
彼が見ていた夢か現実か~という光景は、確かに心乱すには十分過ぎるもの。
漫画にはファンタジーな要素なかったので、そーなっちゃうまで意識してたのか。
「史乃さん」は同級生に見えない、大人っぽく物腰落ち着いた女性。
これ、漫画なのであーなるものの、実際だったら…何にもないんだろうなぁ。
後日談であるカバー裏漫画も楽しい。
ああしたもんですわね。
ぜひ巧くいってほしいものの、おそらく「佐藤くん」は待ち続けるしかできないと思う。

黒須史乃
※黒須史乃

027:「first step」
「琴葉」と付き合う「裕貴(ゆたか)」は、どうにもキス以降に進めず、モヤモヤしていたところ。
彼女から、とんでもなくエロい写メが送られてきたのです。
慌てる彼女の姿に不信感を抱き、「琴葉」の友人らから話を聞いたところ~という流れ。
まだ時期は微妙な頃で、難しいとは思いますが。
ああした事は特にちゃんと話しておかないと、関係終わっちゃうぞ。
誤解も解け、えっちとなったの際の「裕貴くん」が楽しい。
関係終わるぞ。
絶景うんぬんは可笑しかったが。
オチでの2人のやり取りは、程度の違いあっても経験ある方いるのでは。

051:「ネコ撫で恋」
猫を切っ掛けとして、付き合うこととなった「太田」・「乃木杏奈」のカップル話。
あらすじ、というか導入部分に4ページほど使っています。
仕事でボロボロになっていた「太田」
時折遊びにやって来る猫が唯一の癒しだったのですが…。
野良猫と喧嘩したらしく、怪我していた猫を動物病院まで連れていったところ。
実際の飼い主である「乃木」は、彼が略奪しようとしたと勘違いして罵倒したのが1ページ目部分なのでした。
分からんでないものの、ちょっと前置きは駆け足なので、ぼーっと読み進めるとよく分かんないかもしれません。
誤解も解け、猫にメロメロな彼の姿を見るうちに~というもの。
センセの描かれる猫は…なんだか、妙に色気ありますね…。
「太田くん」があーなるのも納得。

069:「解き放て!欲望ちゃん」
091:「続・解き放て!欲望ちゃん」
仕事のウサ晴らしに飲み歩いた「國枝桐子」は、路地にいた占い師に引っ掛かり…。
“解放”が必要~」そう言わるたまま、怪しい香を買わされてしまったのでした。
捨てるのも勿体ないので、その香をたいたところ~という流れ。
収録で唯一の連続話は、表題作でないもののそんなんに合った、ファンタジーなストーリー。
具現化した欲望~という、彼女の分身(※欲望ちゃん)が、想い人である「仲村翔亜」のマンションに向かい、えっち仕掛けてしまうんですね。
神経はリンクしているらしく、えっちの感覚をばっちり得ていて。
実に好みな展開(笑)
こんなん、エロくていいですよねー。
…っ、この感覚」のあたりとか特に。
なお、「仲村くん」は会社の後輩であり。
彼の記憶もばっちり残っていたため、社内でどうにも気まずくなってしまうのでした。
そんなんから、後半戦。
香は捨てたのですが、「欲望ちゃん」は消えてなく。
もうひとトラブル…というか、事の決着ですね。
なんのかんの、良かったですね。
眼鏡姿が可愛い「桐子さん」とその分身である「欲望ちゃん」は前半折り返し部分にカラーで見れます。

111:「sisters×change!」
清楚で優しい、クラスで憧れの的である「名取茉莉花」
彼女に告白して、付き合うこととなった「多田野」でしたが…。
もっともっと好きになっちゃって…
そう言ってカミングアウトしてきたのは、驚くべき性癖だったのです。
ちょうど振られていたその姉「名取蓮花」に誘われた「多田野」は~という流れ。
前半で示された、「茉莉花ちゃん」が凄い。
あんなんなら、まだ露出狂とかのがいいなぁ。
また、普段の彼女はまったくそんな感じに見えないのが凄まじい。
(※ただし、「多田野くん」とも既に関係していたりする)
オチでもそんなんでしたよー。
お姉ちゃん、「蓮花さん」は見た目が派手っぽいだけで、彼女と比べると普通の女性。
お互い振られて、茫然とする彼の「~余裕ありません」のくだりが最高でした。

131:「……イヤ?」
デキル彼女「菜穂」と「昇」のカップル話。
タイトルはえっち最中の駆け引きから。
深い仲なものの、まだ緊張感があり。
ちょっとした「菜穂ちゃん」の反応に、だいぶ気を使っていました。
まぁ、男女間はそんなもんですわね。
オチでの彼女は、男性目線ではどうにも微妙
怒らせたら大変なこととなりそう。

149:「Sweet devil's・Promise」
年上の幼馴染みから、告白された「山辺友海」
その際に、”絶対服従”を付き合う条件としていたのですが…。
最近はなんだか反抗的になってきていて、イラつくのでした。
なんというか、「友海ちゃん」はややこしい娘さんですね。
大事に育てられたのかな。
反抗的、とか彼女は言ってますが、その言動は妙なものでなく。
「友海ちゃん」が変にマウントを取ろうとしているだけな感じでした。
そんな彼女に対し、分かってるか、そうでないか、ぼーっと受け流しているみたいな彼は凄い
あちこち見る限りでは、結構イイ男だと思いますよ。
妙に意固地にならず、素直に付き合えればいいのだけれど。

山辺友海、千紘さん
※左:山辺友海、右:千紘さん

169:「誘惑・in the room」
進学から親戚の家、マンションで空き部屋だった1室にての生活を始めた「智樹」
それを切っ掛けに、「ちー姉」こと「千紘」は頻繁に彼の部屋にやって来るのでした。
裏表紙の左側が「千紘さん」でいいのかな。
7歳違いだそうです。
ううむ、この差はデカイ。
そのため、どうにも気になる「智樹くん」と裏腹に、「千紘さん」はいつまでも小さい男の子に映るかなー。
いい加減たまんなくなった彼が、寝込みを襲うのが切っ掛け。
まぁ、触りたいですよね、おっぱい
漫画の視点は「智樹くん」なのですが。
これ、「千紘さん」側はどうだったのか、興味ありますね。
なんとなく…お手付き待ちにも見えたのですけれど、どうでしょうか。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「雛原えみ」センセでした。
こちらが3冊目の単行本。
当ブログでは、初単行本「女えんぼ」を紹介していました。
あれ、1冊見逃してた…。
今回はやたらファンシーな、あの↓表紙に引っ掛かりました。
いちおう、おっぱいも透けてはいるんですが…。
目立つロゴとたくさんの星。
そして、フードかぶっているように見える(※布団ですかね)ヒロインの顔、という上側に視線が持っていかれるので、あまりエロく見えませんね。
特に紹介帯で下半身が誤魔化されていることもあり、占いとか心理ゲームみたいな本に見えますね。





夢現ロマンティック



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■募る想いクロニクル (佐倉はなつみ)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、幼馴染み、制服
・構成 : 8話収録。
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「佐倉はなつみ(さくら・はなつみ)」センセの「募る想いクロニクル」です。

神木瑠奈
※神木瑠奈

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
同世界、ゲスト出演みたいなのもたぶんなかったと思います。
収録のうち、3本は同人誌からの様子。(※解説より)
ファンの方ほど既に読んでいる可能性はあると思うので、よくよくご確認ください。
なお、商業誌掲載のお話については、ちゃんとタイトル扉のある漫画となってます。
なんだかこうした形式は久しぶりね。
ジャンルはラブコメ。
ラブ・コメはどちらもそこそこあり、甘さもあるんですが。
ちょっとした変化球なタイプも差し込まれていて、まとまった1冊で考えるとちょうど良いくらいの塩梅
そう振り切れることのない、読み易いストーリーで、極端な違和感などもなく。
よくまとまっていたと思います。
また、登場カップルはほぼ幼馴染みの関係となっており。
そんなんがお好きな方には、より楽しめるでしょう。

しっかりとした線での作画。
全体の色付きから、描き込み・濃淡具合などは適度なくらい。
全体は丁寧で乱れも見られず、安定していました。
コマ割りはそこそこの変化があり、はみ出し・ぶち抜きがちらほら。
枠間ほか白比率が適度にあり、見易い原稿となっています。
表現はラブコメ調で楽しげ、ちょっと崩しあり。
背景や小物は全体と合っています。
ただ、些細な程度であるものの…引き絵ほか、バランス感が気になる箇所が散見されました。
人物画は広い輪郭と大きい目の可愛らしいもの。
ふっくら触り心地良さそうな肉付きです。
ちなみに、どーでもイイ個人的な感想ですが。
特に下半身など丸出しなトコロが多く。
下着とか、しっかり描いて欲しかったなぁ…
カラーでも印象はほぼ変わらないので、判断については↓表紙・裏表紙で良いと思います。

 【 収録話 】 8話収録

003:「幼馴染の落とし方」
色恋に興味ないだろうと思っていた幼馴染み「基樹」が合コンへ行くと言い出し。
どうにも複雑な心境の「奈緒」でしたが、合コン前日にアドバイスを求められたことで…。
ひとキレした彼女の行動から、思わぬ展開になっていくのでした。
停滞した関係を進展させるには、第三者の存在が有効。
そうした点では、”合コンへ行く”、”お持ち帰りしたい”と息巻くのは、まだ存在しえない第三者を匂わすことができて、なかなか有効な作戦だと思います。
まあ、こちらの「奈緒ちゃん」には思いのほか当たり、えっち展開まで一段抜かしで飛んでおりました。
良かったね。
逆に、あーまで言ってまるで反応がないならば、脈はないんだろうなぁ。

027:「はじまりはキミから」
幼馴染み「中崎かなめ」は元気で明るいクラスの人気者。
一方、「須々木秀一」はまったくその逆位置でした。
ある日、彼氏ができたと「かなめ」から報告された「秀一」は…。
そのタイミングで、自らの想いに気付いてしまったのですが、時すでに遅く。
どうせなら応援しようと自分に言い聞かせていたところ。
彼女の様子は日に日におかしくなっていったのです。
中扉が「かなめちゃん」です。
タイプ正反対みたいな2人でしたが、おそらくそれが故に巧くいっていたのだと思います。
そもそも「かなめちゃん」は彼氏できたことを伝えていて、自らの異変に気付いた彼にはなかなか言い辛いだろう事をキチンと言ってます。
それだけ信頼されてたって事でしょうね。
あの場面で「秀一くん」はよく頑張ったと思います。
やや突飛な発言も、ああした心理状態の彼女には、逆に効果的だったかも。

奈緒、朝日
※左:奈緒、右:朝日

051:「犬猿のナカ」
「朝日」と「貴之」は幼馴染みながら、”犬猿の仲”という例えが相応しい2人。
幼少期の喧嘩を切っ掛けに、会う度に言い合いをするようになっていたのですが…。
ひょんな話の流れから、えっちする事となってしまったのでした。
犬猿の仲、という表現していますが。
あくまでも、それぞれの感覚での事だと思います。
今回の切っ掛けとなる2人のやり取りを見る限り、まぁ…普通に仲良いですね。
(本気でそうならば、口聞かないだろうし、そもそも避けるでしょう)
あれは、周囲のクラスメイトから夫婦喧嘩とかなんとか、揶揄されてそう。
センセもあとがきにてそう書かれていましたよ。
売り言葉に買い言葉、とはいえ「朝日ちゃん」の言動はなかなかのトンデモっぷり
まあね、適度な所で素直になれて良かった。
こちらの「朝日ちゃん」はもくじ絵背景、あとがき絵と、やや優遇されてた感じ。
(※もくじ絵背景は本編扉絵のカラー版です)

075:「故郷の蜜」
内海に浮かぶ小さな島で育った、幼馴染み4名。
進学のため島を出ていた「朝行」・「秋夫」
それぞれとある思惑がため、2年振りに帰省・
残っていた「香代」・「志穂」とそれぞれ再会したのでした。
今回の↓表紙は「香代ちゃん」です。
とりあえず…好きな相手がそれぞれカブってなくて良かった(笑)
「秋夫」・「志穂」のカップルは、彼女の性格もあってか再会時点で距離は近く。
双方の思惑が合致しただろう結果、早々にあんな事になったのでしょう。
「志穂さん」が仕掛けたかな。
残る「朝行」・「香代」がお話のメインで、「香代ちゃん」はそれっぽくない容姿の娘なんですが。
まぁ、親しい友人が「志穂さん」なのだし、その影響を受けていだろうことは当然。
2人して覚悟して出迎えてたかな。
女性2人の別視点、前述譚とかあったら、面白いかも
その指導で「香代ちゃん」が特訓するのよ。

099:「瑠奈の誘惑大作戦」
物心ついた時から自己否定が強い、陰キャの「神木瑠奈」
幼馴染み「恭太郎」に想いを寄せる彼女は、告白を決意したんですが。
緊張のあまり、友人から借りていた漫画のトンデモ台詞を言ってしまったのでした。
裏表紙が「瑠奈ちゃん」です。
当人はだいぶ自己評価が低いようでしたが。
いや、普通に可愛いと思いますよ。
眼鏡もイイ感じだし。
前半の日常風景を見る限り…まぁ、彼も嫌ってるようには見えず。
ほっといても、そのうちくっついたでしょう。
たぶん、彼女が感じているより、ああしたタイプのが案外男性陣にモテるかと。
(※不特定多数の支持は得られないだろうけど)
全乗っかりする彼氏が楽しい。
まぁ、あれで引かれるより、こうした展開のがベストだわね。

123:「この気持ちいい突起が全部悪い」
「皆原梨子」は自らが股間にもつアソコの良さに気付いて以降。
毎日、頻繁にいじることをやめられないでいたのでした。
あまりにどうしようもないため、”ついっぱー”にて報告・発信をしていたのですが…。
クラスメイト「竹屋」はそのファンで、ちょっとした符合から彼女がその発信者であることを突き止めていたのでした。
冒頭は世の女性陣への問いかけとなっていましたが。
はい、わたしも聞きたいです
「梨子ちゃん」はショートカットの可愛らしい娘さん。
ああした娘が頻繁に1人プレイしている、ってーのはイイですね。
非常に良いキャラなので、またシチュエーションとか変えつつ登場してほしい。
こちらの男子「竹屋くん」は…よくよく考えたら、幼馴染みではないわね。
ああした事をしつつも、いちファンとしての立場で接しているのが凄い。
プレイの幅は広がっていくだろうけど、普通に付き合うことはできなさそうね…。

145:「幼馴染はち んちんアートをご所望」
「葛城沙彩」は近づく美術展のため、幼馴染み「松本貫一」に協力を依頼したのでした。
うん、あまりにバカっぽくて楽しい。
禁止ワードですよー。
本来であれば、彼女を正気に戻すところなのでしょうけど。
”断ったら他の男子~”とかなんとかも言ってたので、「貫一くん」としてはとりあえずどうするのか、協力するしか選択肢ないですね。
わはは。
わあっ…思ってたより大きい
なんて、ご褒美台詞をいただけましたよ(笑)
さて、オチがどうなっていくのか、予想しつつ読み進めてみてください。

皆原梨子、葛城沙彩
※左:皆原梨子、右:葛城沙彩

169:「内気女子幼馴染に彼女ができたのを知る」
どうやら、親しい女子が出来た幼馴染みの彼。
いずれは~、と考えていた「千麻」は、せめて後悔無いように…と、彼の寝込みを襲うこととしたのでした。
解説でも書かれていましたが。
暴走「千麻ちゃん」ですね…。
結果オーライになってはいましたが、今後の付き合いも順調にいくかどうかは疑問(笑)
眼鏡で巨乳の可愛らしい娘なのになぁ。
彼があんなんで良かったかも。
ちなみにタイトルですが、
内気女子 幼馴染に彼女ができたのを知る
…ですね。

 【 その他 】

以上、本日は「佐倉はなつみ」センセでした。
あとがきによると、こちらは8冊目の単行本。
ひでるさんはたぶん、こちらが初見だと思います。
こちらは↓表紙に釣り上げられました。
タイトルの文字色・フォントなどもあってか、いかにもラブコメちっくですよね。
その点については、予想通りな仕上がりでした。
やっぱり、こうした漫画は一定周期で読みたくなるんですよね。


みっくすパーティ」


募る想いクロニクル (RK COMICS CYBERIA SERIES) コミック, 2021/5/8 [アダルト] 佐倉はなつみ (著)




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■とろけるおんなのこ (ペテン師)

★まんがデーター [12.0/20.0]
・絵柄 :●●●〇〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●〇〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [成年] ラブコメ、むちむち
・構成 : 12話収録。
・おまけ: あとがき、ゲストページ、加筆修正あり、
      カバー裏にラフ絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ペテン師」センセの「とろけるおんなのこ」です。

片岡かおり、平川さん
※左:片岡かおり、右:平川さん

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
収録キャラ総出演(※主要な方のみ)な描き下ろし漫画がありました。
ジャンルはラブコメ。
切っ掛けは様々でしたが、おおむねラブな色があり。
ブラックな所はほぼなく、読み易いお話群でした。
個人的には、導入とかちょっとした部分にて引っ掛かることが多く…。
お話という点では、やや合いませんでした。

さらりとした細線での作画。
描き込みはあっさり気味、全体的な濃淡も淡い印象です。
コマ割りは枠間なくなること多いものの、変化は少な目。
はみ出し多く、原稿はごっちゃりとしています。
絵のタッチが独特
これを素朴と取るか、不安定でサッパリし過ぎと考えるか、受け手の好みによって評価真っ二つになりそうなもの。
それが個性だと理解はしているものの、個人的には線の頼りなさ、バランスの悪さを感じました。
もうひと落ち着きしてくればいいかもしれません。
判断は彩色の良さがあるものの、基本的に↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
カット絵は小さいので、参考には難しいと思います。

 【 収録話 】 12話収録

003:「ストレインランドリー」
窓を開けて寝ていた主人公は、突然の豪雨で服が全滅。
慌ててコインランドリーで乾かしていたところ。
同じように、ずぶ濡れになったお隣さんがやってきたのでした。
あー、ちょっと設定がぶっ飛び過ぎなような…。
男子ならばまだ分かる気もしますが、女子でそんなんは問題だと思う。
いつも睨んでくる、という実際の理由は、まぁいいとして…。
これでえっち展開というのは、ややはっちゃけ過ぎるかなー、と。

ストレインランドリーの女の子
※ストレインランドリーの女の子

019:「スイーツフレーバー」
彼氏「ヒデキ」のため誕生日ケーキを作った「奈緒」
しかし、味見をするうち、うっかり全て食べつくしてしまったのでした。
そんな漫画みたいな、ってマンガなんですけどね。
そもそも、味見は完成したケーキでしないと思う
なくなったケーキ代わりに食べられちゃう、みたいな流れ。
途中、香りづけのブランデーで雰囲気変わるのがポイント。

035:「レンズの向こう側」
インターネットで知り合った「ユウヤ」・「かおりん」の2人。
お互いの単独えっちを見せ合っていたのです。
ある日届いた荷物は、お隣の「片岡かおり」宛ての誤配達でしたが。
そのアイテムには見覚えがあったのでした。
…という訳で、相手は実はお隣さんだった、というネタ。
映像を送るようになって1年とのことでしたが、実際会うのはこれが初めて。
まぁ、散々見せ合っているので、えっちはスムーズ。
ただ、実際のえっちの相性がいいかどうかは、別ですよねー。
いちおう、そちらも問題なかったようで、良かった。

051:「箱の中に実るもの」
あちこちの漫画・映画などでお馴染み、男女でエレベータに閉じ込められるシチュエーション。
こちらの「平川」・「藤井」の2人は漫画研。
「藤井くん」が漫画で考えていたシチュエーション通り、閉じ込められてしまったのでした。
寝不足で倒れた彼を介抱したのが切っ掛け。
本気で心配ならば、えっちで体力使わせるのはどうかと思うぞ。
あのモロ真っ最中で扉が開くのはこっ恥ずかしいね。

067:「夜のルームフレンド」
ルームシェア相手「辻本さや」は、大人しそうな外見とは裏腹に性欲がやたら強い女性。
そんな彼女をいつも覗いていた「こうき」でしたが。
その日はプレイ後に寝てしまったらしく、どうにかしようと部屋に入ったところ…というもの。
お互い恥ずかしがり屋~
なんて台詞あったものの。
覗かれると知って独りプレイするのは相当な度胸ですわね。
また、普通に告白した方が全然手っ取り早いと思いますが。
「さやちゃん」がもともと単独プレイ好きかな。

083:「本気のカレカノ」
彼女から振られてしまった「カズヒコ」
同じくフラれたという幼馴染み「みちる」と、傷のなめ合いということでホテルに入ったのでした。
それぞれ同じ理由で振られており。
まぁ、ようやく元の鞘に納まった、ということなのでしょう。
良かったね
誘ったのが「みちるちゃん」であり、発言から察するに。
彼女のが先に本当の相手が誰であるべきか、強く感じてたんだろうなぁ。

099:「サマーラブシャワー」
海の家で出会った「岩倉ナツ」
彼女目的で、「大沢」は夏休みには同じバイト仲間となったのでした。
結果はその積極性あればこそ、ですね。
ただ、ショワー室の掃除と偽って、独りプレイをするのはどうかと思う。
「ナツさん」がああしたエロい娘で良かった
日焼け跡とかなかったのがちと残念。

115:「愛の消費カロリー」
正月太りのダイエットで解消すべく、えっちをすることとしたのでした。
はい、成年漫画でお馴染み、えっちで痩せようパターンですね。
ヒロイン「マリ」ちゃんはむちむちっとした、可愛らしい娘さん。
ちゃんと2回戦とかも協力していた「ヒロキ」くんは偉い。

131:「ザンネンカノジョ」
成績優秀、スタイル抜群、優しく美人で”お嬢様のよう”と評される「霧島優子」
しかし、「慎二」はとある切っ掛けから、本来のだらけた姿を知っており。
彼女の面倒を見るようになっていたのです。
当人曰く「省エネ」とのこと。
まぁ、そうした緩むタイミングないと息詰まっちゃいますよね。
いちおう付き合ってはいないので、関係はしてなかったのですが。
こちらでは外から帰った彼を温めるという名目(…で、ご飯を早く作ってもらう)もあって、彼にベタベタしています。
まぁ…シンジくんならいいか
という発言もあり、切っ掛け待ちだったかもしれません。
良いカップルだと思います。

霧島優子、植物研究部の部長
※左:霧島優子、右:植物研究部の部長

147:「花のイタズラ」
植物研究部「村田」は貰った珍しい花を持ってきたところ。
その花粉にあてられた部長は何やら様子がおかしくなっていたのです。
ちょっと流れが強引過ぎる気が…
「村田くん」あーは言ったものの、花の成分が完璧に判明している訳でもないようなので。
まぁ、うまくいって良かったね、なのかな。
確かに、体は変でも意識なくなった訳ではなく。
お互いいい切っ掛けだったかな。

163:「もうそう・ドラマチック」
”学内で最もヤバイ男”
そう噂される「金城アキト」に襲われていた「浅倉」
逃げれないと感じた彼女は、思い切って彼を満足させようと逆にえっち仕掛けるのでした。
えー、いわゆる早とちりモノですね。
無口なだけのようだったので、あーなる前に誤解解きなさいよ。
(そもそも、切っ掛けとなる前半も無言のまま向かってきたら誰でもパニックになりますよ)
この2人の場合は、次のえっちとか付き合うまでの今後・過程が楽しそうね。

181:「とろけるおんなのこたち」 描き下ろし
登場した何名かのカップルが出演する描き下ろし。
8ページのショートです。
それぞれの後日談が矢継ぎ早に数コマで見れます。

 【 その他 】

以上、本日は「ペテン師」センセでした。
こちらが2冊目の単行本。
たぶん、ひでるさんはこちらが初見です。
全体的にそう悪くはないと思いますが。
前述したとおり、ちょっと絵柄・お話どちらも合いませんでした。
なんというか、もうひと落ち着きすればいいかな。





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■僕らの潜水性活 (DYTM)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 積極的、教師、眼鏡、複数、コメディー
・構成 : 初単行本、カラー(4P)、10話収録
     (うち「僕らの潜水性活」×3、「オトナになる日」×2)
・おまけ: あとがき、合間にイラスト、
     描き下ろし「景とヒカル」・「遥と曜子」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「DYTM(でぃーわいてぃーえむ)」センセの「僕らの潜水性活」です。

武下夏帆
※武下夏帆

 【 構成・絵柄 】

収録は1つ連続話と短編群。
2作品の後日談が4ページづつ描き下ろしされていました。
結果として、連続話が2本となっています。
(※要するに、描き下ろし後日談の1つは連続話のもの)
↓表紙・タイトルから、明るいラブコメを想像はしないと思いますが。
収録のうち、後半の2話はラブコメっぽいものです。
(※うち1つはドがつくコメディー調なもの)
その他は、積極的なヒロインらによってえっち発展していくイメージ。
ある程度は、ラブやコメもあるんですがね。
雰囲気と違ってブラック色は薄く、各話は絶妙なラインのエロス話になっていました。
優れたパンチ力のあるお話群だったと思います
また、眼鏡女子や教師・生徒モノが目立っていたので。
そんなんが好みな方は、よりオススメです。

すっきりとした柔らか線での作画。
全体の色づきはそこそこ、濃淡はやや淡いくらい。
サッパリ気味ではあるものの、描き込みはそう不足感なかったです。
コマ割りは比較的細かく、はみ出し・ぶち抜きが多め。
枠間はだいたい確保されてました。
表現は漫符などもあって、コメディーちっく。
女性はいいんですが、男性陣は…表情の崩しとか気になる人いるかも。
いかにも漫画っぽいんですよね。
(漫画ではあるものの)
背景はまだ良いものの、服装や小物などだいぶあっさり。
特に服装なんですが、下着など含めて…もう少し質感が欲しかった。
フェチっぽい色にも繋がっていくので、どうかよろしくお願いいたします
人物絵は縦長な鼻筋、ゆるっとした横顔が特徴。
すらりとした細身の高い身長で、メリハリのあるスタイル。
色がため、雰囲気はプラスになっているものの…。
よくよく見ると、↓表紙・裏表紙のカバー絵はけっこう白黒絵そのままです。

 【 収録話 】 10話収録

001:「先生のプレイリスト」
放課後の音楽準備室。
ピアノの音色と共に聴こえてきた声で、教室を伺ってみると…。
単独プレイに励む女性が見えたのです。
記憶に残ったその指は…教育実習生「西條カナ」のものだったのでした。
美人教師とのえっち話。
お嬢様っぽい容姿なんで、テンション上がりますわね。
うーん…まいったな
みたいな発言からの展開がイイ感じです。
なお、後半はとある事情で彼のアパートまで「カナさん」がやって来るというもの。
前半はまだギリギリ教師の線を守っていたんですが…。
そちらは、
…あのね、まだ先生じゃないよ。教育実習が終わっただけ
そうした発言が素敵でした。
これ、いいなぁ。

教育実習生「西條カナ」、「間宮景」
※左:教育実習生「西條カナ」、右:「間宮景」

031:「僕らの潜水性活」 2話
075:「景とヒカル from「僕らの潜水性活」」 描き下ろし
地味で目立たない、陰キャな生徒「水田」
「間宮景」も同類ではあるものの、すごく変わった女生徒であり。
教室のカーテン裏でいきなりキスをしてきたほか、
学校で潜らない?
そう誘ってきたのでした。
↓表紙の左側、眼鏡の彼女が「景さん」です。
なお、彼女の言う「潜る」というのは、校内の人目つかない所でえっちな事する実験行為なのだとか。
ちなみに右側は学校でもトップクラスな美少女として知られる「七瀬ヒカル」
実は「景さん」と繋がりがあり、彼女もその潜る行為に加わっていきました。
これは…凄いなぁ。
なお、続く2話目はその「景さん」が、クラスで上位の男子「村上」から声を掛けられた事が切っ掛け。
詳細は伏せますが…衝撃の展開と驚くべきオチが待っています。
これまた凄い
ちなみに、ああした場面で駆け出した「水田くん」は格好良かったです。
ああした行動力がため、2人に信頼されてるんでしょう。
描き下ろしは、ファミレスでバイトする「景さん」
私こんなん好きです。
ただ、彼女は…やや底が見えな過ぎで、付き合うには荷が勝ちすぎるかな。

079:「性行為は雨上がりの前に」
女子校で教師として働く主人公。
突然のゲリラ豪雨に逢い、雨宿りしていたところ。
生徒「武下夏帆」が体育倉庫で単独えっちしているところを目撃してしまったのです。
その後、追試に1人やってきた彼女は…小さい頃の体験談を話し出したのでした。
成績優秀(追試ではほぼ満点らしい)なのに、ちらほら追試を受けているらしい彼女。
こうしたタイミングを狙っていた、という事かな?
彼女の語りは軽いものではなく
まぁ、「夏帆ちゃん」の性癖がちょっと狂うのは仕方ないのかも。
教師の彼は…ちゃんと責任を取ったようで、えらい。

101:「オトナになる日」 カラー原稿あり
125:「遥と曜子 from「オトナになる日」」 描き下ろし
成人式の後、仲の良かった同級生で「逆瀬川」の家に集まった5名。
酔った勢いから、「研一」が「遥」に手を伸ばしたところ…。
特に抵抗なかったこともあり、えっち発展していったのでした。
ざっくり、3段で楽しめる1話。
まず、カラー部分は成人式風景。
変わった区長がため、作家・女優という「壇シヅカ」の朗読風景になっていました。
ぶっ飛んではいたものの。
案外、少子化対策にはタイミングいいのかも。
そんなんが前フリになっていて、またアルコールの力もあり。
続いては、「遥さん」と「研一」・「稔」の2名で複数えっち発展していきます。
いいなぁ。
なお、眼鏡の「曜子」さんはとある事情もあって、「逆瀬川くん」狙い。
こちらカップルがメインでしたね。
なお、描き下ろしはその後のエピソード。
無事に看護師となった「遥」・「曜子」の2人が見れますよ。

129:「新婚美人教師を強請ってみた件」
とある秘密を握った生徒ら。
それをネタに、新婚の教師「相川」の家を訪ねたのでした。
眼鏡で巨乳の「相川さん」が素敵。
…なのですが。
あっさり眼鏡外しちゃうんですよねー。
(※ただ、回想の教室風景でも眼鏡なかったです。コンタクトかな)
前半は生徒ら主導で、ちょっとブラックっぽい雰囲気もあったんですが…。
後半では本来のエロさと、元の信頼関係がためか、彼らを巧い事制御していました。
凄いな。
なお、後半は裸エプロンでしたよー。

曜子と遥、相川先生
※左:曜子と遥、右:相川先生

151:「熱血バレー部一直線!!」
タイトル通り、女子バレー部の生徒らとそのコーチという、ちらほら見掛ける設定。
がつくコメディーですね。
冒頭からいきなりコーチは荒れていて。
また、各選手からマネージャーまでちょっと変(えろい)なのですが…。
その理由は、エース「大下美波」・部長「木元あやめ」の2人が登場してから判明します。
そんな訳で、また熱血指導していく流れ。
あんなん対策になるかいな、とか思っていましたが。
結果出ているのは…凄いな。
個人的には冒頭の名前出なかった娘がお気に入り。
これ、設定など整えて、連続モノになっても良さそう。

175:「ボクらの天体観測」
天文部の主人公は幼なじみ「久遠すばる」から急に連絡をもらい。
星を見に2人して夜の学校へ潜入するのでした。
「すばるさん」は単なる幼なじみではなく。
巨乳を武器にグラビアアイドルになっていたのです。
読むに心地良い、青春エピソード
まぁ、彼は…好かれるだけの事はあるでしょう。
あの年齢・シチュエーションで、よく頑張ったと思います。
言い回しも、煙に巻くにベストかも。
(※下手するとこっちからかわれそうだし)
知識か生かされてましたね。
学校の屋上から、プールえっちに発展していました。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「DYTM」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
こちらは…あの↓表紙がどうにも気になって…。
釣り上げられました。
あの「景さん」を筆頭に、特に眼鏡女子らが魅力的。
前述したように、もう少し頑張ってほしい点はあるのですが。
収録の漫画群は妙に刺さりました。
次の単行本がどんなんなるか、期待して待ちます。




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■月曜日のたわわ 青版 (比村奇石)

★まんがデーター [18.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [一般] 巨乳、ラブコメ、日常
・構成 : 9話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき漫画。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「比村奇石(ひむら・きせき)」センセの「月曜日のたわわ 1巻 青版」です。

アイちゃん登場
※アイちゃん登場

 【 構成・絵柄 】

収録は2冊以降に続いていく長編。
もともとはTwitter、同人誌で発表されていた作品の商業漫画化だそうです。
2015年から6年間~なんて書かれていました。
実を結んで何より。

さて、こちらの単行本ですが、通常版(※黒版)と青版の2種類が発売されていました。
まぁ、そもそも、出版社さんがこうした凝った展開をしてくるというのは…。
イコール、それだけセールスが見込まれている作品~に違いなく。
…という事は、手を出してもあらかた大丈夫だろう、って予測立てました。
なるほど、コレはオススメだ。
店頭にはどっちも在庫があり、どうしようか迷ったんですが…。
せっかくなので、サイズの大きい「青版」をチョイスしてきました。
やっぱり…大きい画面で巨乳を堪能したいなぁ…、と(笑)
なお、異なっているのはそのサイズ(B5版)ほか、カバーなし(同人誌版と同仕様だそうです)、本文青刷りなのだとか。
だから通常版は黒版なんですかね。

漫画はラブコメ調で、2組のカップル…いや、まだ付き合ってはいないから誤解するか。
2組男女のあちこち日常風景が次々描かれていく、というもの。
わざわざ書く必要もないでしょうけれど。
ヒロインの巨乳描写を楽しむ漫画ですね。
お好きな方は無論、そうでなかった人にもぐさー刺さるかもしれないものでしたよ。

なお、えっちっぽい描写は当然あるだろう…みたいなイメージあるかもしれませんが…。
直接的な描写は一切なく、パンチラほか下着の描写などもなかったです。
ぎりぎり胸の谷間が描かれていた、くらいですね。
ただし、この漫画については、”それだからこそ良い”のだと思います。

しっかりとした細線での作画。
描き込み・濃淡は丁度良く。
そう、特にその濃淡具合なのですが…必要な部分(笑)ではじっくり・たっぷり。
妙なまでのリアルタッチになっていて、迫力満点でした
期待を裏切らない仕上がりですよ。
コマ割りは中小で枠間は確保されていて、はみ出し・ぶち抜き多め。
ただし、全体は丁寧で乱れ・崩れなく、作画も安定しており。
見辛い箇所はありません。
原稿は綺麗にまとまっていました。
漫画は派手過ぎないくらいで、漫符なども控えめ。
軽い崩しもあるラブコメ調です。
人物画は丸く広い輪郭で、目・口もまるまる。
ごく小さい鼻に対して、タイトル通りにスタイルは素晴らしく。
非常に良い肉付きでした。
そのあたりの服装の描写が絶妙なんですね。
判断についてはカラーでも変化ないので、↓表紙で問題ありません。

 【 収録話 】 9話収録

休日明けで、どうにも憂鬱な月曜日。
しかし、最近はひょんなことから知り合いになった女学生「アイ」との会話を楽しみにしていたのでした。
一方、オフィスではライバルの営業1課との売上成績に頭を抱えていたのですが。
新入社員の後輩は可愛く大きく、その存在がため課の雰囲気は良くなっていたのです。
ざっくりですが、だいたいそんな感じ。

アイちゃん
※アイちゃん

1巻目ではWヒロインで、あちこち日常風景が楽しめます。
学生の「アイちゃん」と、OLの「後輩ちゃん」ですね。
どっちも素敵なサイズです。
今回の収録最終話では、またタイプの異なる巨乳ヒロイン(※生徒会長だそうです)が顔を見せていて。
8月予定だという2巻では、その活躍が楽しめそうです
基本的に2人の活動範囲は異なり、各エピソードではどっちかが担当しているんですが。
意外な接点が7話にて確認できました。
2人のほわほわした会話が楽しめますよ。

↓表紙を飾る「アイちゃん」は、今回5話を担当しています。
切っ掛けも描かれる1話目。
表紙画の解説みたいなんで、物凄く羨ましい2人の出会いが描かれていました。
電車内のあれ、屈んでまた立ち上がるくだりは…。
実際ヤラれたら、とてつもなく凶悪ですね。
羨ましさと気の毒さが半々か。
オチ付近のくだりも凄い。
1週間頑張れそう。
なお、彼女は委員会の用事があるため、月曜日だけ早いのでした。
制服がネクタイとリボンの選択式だった、という3話目。
褒められ待ちのくだりがキュート。
後半では、かなり大胆なことをしてくれているんですが…。
あれは…自らの武器がなんなのか、よーく分かってるって事ですね。
手震えそう

いつも明るい彼女ですが、やや不機嫌そうな表情が見れる5話目。
「アイちゃん」の描写があるのはこれが初めてですね。
読者には、なにゆえ彼女が↑あんなんなのか、その理由が知らされることとなります。
まぁ、そうですわね。
妄想シーンが可愛いです。
6話目は前話でも示されていた、彼女のバイト風景。
可愛い制服で有名な、某レストランっぽい店でした。
すげえなぁ。
なお、ここのメインは…実は食事後。
イメージビデオ等ではお約束な、走ってくる彼女が描かれていました。
周囲の男性陣に注目。
そりゃもぅ、目立つだろうなぁ。
たまにTVドラマとかでも、ああした場面に不意にドキっとさせられますよね。
収録のラスト9話目も「アイちゃん」です。
冒頭、彼視点での絵が素晴らしい。
あれは…駄目だろ。
続く風紀委員のくだりが楽しいです。
彼の膨らむ妄想に対する「アイちゃん」が実にいい味出していました。

一方、「後輩ちゃん」は、今回4話が担当回。
初登場は2話目。
制服姿な「アイちゃん」に対し、彼女はスーツ姿。
職場に到着語、上着を脱ぐシーンあるんですが…サラリーマンな方々は近い場面に遭遇してたりするのかな。
あれはいいねぇ。
オチが楽しいです
電車風景から始まる4話目。
やはり電車での風景がメインな「アイちゃん」らとの比較をお楽しみください。
とくに乗車後ね。
実際あーなったら…凄いなぁ。
駅員さんに押し込められたりして(←それはないが)
前話、「アイちゃん」のバイト風景から続く7話目は、ヒロイン2名の貴重な共演回。
「後輩ちゃん」らの会社がどんなんか想像できます。
なるほど、これまでの会話もそんな感じでしたねー。
オチが楽しい。
彼の部屋も描かれていて、猫を飼ってることが分かりました。
なんだか…「キャットウォーク/けろりん」を思い出しましたよ。

後輩ちゃん
※後輩ちゃん

さて、8話目は「アイちゃん」ほど分かり易くはない、「後輩ちゃん」の想いが判明する重要な回になっています。
飲み会風景で、酔っ払う彼女。
よーく理解している周囲の同僚らが楽しい
そんなもんですわね。
ちなみに、なんとなく検索してみたところ…4段なんてのもありましたよ。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「比村奇石」センセでした。
これが初単行本でいいのかな。
おめでとうございます!
講談社」さんのHPでは、2つバージョンが試し読みできました。
迷いそうな人はあらかじめ見ておくと良いかも。
サイズはともかく、黒色の印刷もイイですねー。
濃淡具合を楽しみたい方は、通常版の選択肢も良いかと。
あるいは…どっちも揃えちゃえ。







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■女のコはその指の動きに弱いんです (嶺本八美)

★まんがデーター [19.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] コメディー、ロリ、下着、眼鏡、フェチ
・構成 : 8話収録。
・おまけ: あとがき漫画、カバー裏に別絵・記念イラスト、ゲストイラスト、
     一部描き下ろし「漫研JC 異世界で勇者になるもレズと触手に堕つ」 

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「嶺本八美(りょうもと・はつみ)」センセの「女のコはその指の動きに弱いんです」です。

妹「千穂」ほか友人たち
※妹「千穂」ほか友人たち

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
各話タイトルを見ると、シリーズもの、同一世界みたいにも見えますが。
特にそうしたことはないと思われます。
…たぶん。
くくりLOはコミックスで、ロリ系な単行本。
(※現在287弾です)
ヒロインらはそんなんで、ジャンルでの王道っぽいのもあったのですが。
基本的にはコメディー調で、明るいつくりになっています
センセの独特なテンションに包まれてますね。
ただ、見た目の可愛らしい雰囲気な割りに、ラブい要素はごく薄く
好き好き言うような、甘いラブコメなネタはありません。
そのあたりのすれ違いがなければ、大丈夫だと思います。
また、あちこち下着が描かれているなど、漫画にはフェチっぽい要素が多く。
そうした点が合致すれば、より楽しめることと思います。

なお、紹介帯にもあった電子単行本「ふにゃにゃにゃ好きの女の子」を購入されてる方は、一部収録作品に重複があるようです。(※茜新社HPより)
ご注意ください

しっかりとした細線での作画。
描き込み・濃淡のどちらも過不足はなく。
丁寧でサラリと綺麗な仕上がりです。
コマ割りは中くらいでだいたい枠間は確保されていて。
ぶち抜き・はみ出しもありましたが、比較的コマ内への収まり良いです。
乱れはなくバランスに優れていて、見易い原稿
漫画はコメディーちっくですが、アクションや表情良く。
各キャラが生き生きとしていました
ちらほら見られるパロディ・オマージュっぽいネタが分かれば、より楽しめると思います。
判断はカバー絵でも良いのですが。
彩色のプラス効果があるので、紹介帯のカット絵と共に確認するのが良いでしょう。

 【 収録話 】 8話収録

003:「つよい女の子だってHな大人には全然かなわない」
幼馴染み「ケーコ」はスポーツから喧嘩まで得意な人気者。
姉の彼氏にイタズラをされていた「真衣」は、彼女に相談してみたのですが…というもの。
冒頭の”イタズラ”に対する解釈の違いに注目。
「ケーコちゃん」は年相応で、性的な知識・経験値は「真衣ちゃん」のがあったんですね。
しかし、彼女の姉・彼氏は…悪い大人だなぁ。
Wヒロインものでもあり、最終的には複数展開になります。

031:「いたずら好きの女の子」
家庭教師「滝野」はイタズラ好きな「ゆりか」に毎回凝った仕掛けをされていたのですが…。
今日は死んだふりをしており。
そのスカートが短いため、パンチラしていたのでした。
太めのツインテールで、ぱっと見容姿の可愛らしい娘さん。
自らの容姿・身体が、男性に効果あることを理解しつつあるようでしたが…。
その限度を知らぬため、えっち展開になってしまうのでした。
水着だっただけでなく、わざわざ絆創膏まで用意していました。
徹底してるなぁ。
ただ、あまり大人をからかってはいけませんよ

ゆりか、掲示係「大門咲」
※左:ゆりか、右:掲示係「大門咲」

055:「べんきょう好きの女の子」
家庭教師「湯河」の教え子「あや」は極端な勉強好き。
教えることもなく、あまりにあまりなので…えっちなんにどう反応するのか、デートに誘ってみたのでした。
家庭教師2連発です。
センセの描かれる眼鏡娘はいいですねー。
デート服での残念な感じがまた実に良いんですが…。
彼の目的がえろい事だったので、早々にホテル・インしておりました。
ああした残念さあった娘が、エロ堕ちしていく様をお楽しみください。
この後がどうなっていくのか、ちょっと見たいですね。

079:「けいじが好きな女の子」
プールの事業中に女子らの下着が全て盗まれた、ということで。
掲示係の「大門咲」は捜査を開始したのでした。
色々ツッコミどころある漫画で、細かい部分までいちいち楽しい
個人的には、タイトル扉の左下ですねー。
あれでひと漫画描いてほしい。
なお、単にオモシロ女子というんでなく、捜査手帳を持ち、日々の観察力もあるようで。
既に目星をつけてましたね、凄い
さて、犯人は誰か、盗まれた下着はどこにあるのか。
ぜひ推理しつつ楽しんでください。
見込み違いだと思ってたんだけどなぁ。

どーでもいい事ですが。
こちらの話、テンションとかなんとか「井上よしひさ」センセの漫画みたいに感じました。
ヒロインもポニーテールだし。

107:「ちんちんが好きな女の子」
はい、タイトル通りです(笑)
そんなん好きな「奥村あんな」は、緊急事態であったクラスメイト「杉下」に家のトイレを貸し。
そのお礼をしてもらえることとなったので…というもの。
どういう切っ掛けで、そんなん好みになったんだろう。
えっち暴走している、残念系女子なのですが。
お礼という「杉下くん」に対し、直接ではなく間接的に事を運んでいるあたり、なかなかの策士。
なお、本物を見たのは、これが初めてとのことでした。
お父さん、日々狙われてそうだな…。

127:「雨ふりの午後は、みんなで」
帰宅途中でゲリラ豪雨に逢った「宮下」
途中で先輩らと合流し、皆を雨宿りさせてあげることとしたのですが…。
ちょうど妹「千穂」も友人らを招いていたのでした。
タイトルにもあるように、複数展開。
いやね、あーしてぱんつ満開だったとしても…普通あーはならんぞ。
気を使ったのか、「千穂ちゃん」が無事というのがまた可笑しい。
(皆を止めようとしている訳でもない)
結局参加していくこととなるんですが、オチ付近がまた可愛らしくて素敵。

勇者さん、金髪ロリ忍者「オードリー」
※左:勇者さん、右:金髪ロリ忍者「オードリー」

147:「漫研JC 異世界で勇者になるもレズと触手に堕つ」
167:「金髪ロリ忍者は快楽拷問マシンに抵抗できえない」
先ほどまでの漫画は全て現代の普通な世界(?)でしたが。
こちらの2話はやや毛色が異なり、ファンタジーとくのいち漫画です。
また、どっちも触手プレイが差し込まれているのが特徴。
お好きな方はおめでとうございます(笑)

まず前者は、漫研JC~なんてタイトルにもあるように。
勇者としてファンタジー世界へ召喚されたのが、文系な女の子だった、というお話。
前半の折り返しにて、恥ずかしい恰好した眼鏡の娘が描かれていたでしょ?
その彼女です。
(※カバー裏にも登場してます)
センセお得意な四角眼鏡さんですわね。
なお、着ているエロ水着みたいなんは、勇者の出で立ちなのだとか。
エロい世界で素敵。
で、悪い魔女を退治に向かうんですが…まぁ、冒頭の雰囲気そのままコメディーちっくな展開でした。
ただ、まぁ…いかにもっていうより、ああした感じのが手強いですわね。
(※ちなみに、ただコメディーなだけでなく、ちゃんとした理由づけもされてます)

後者は金髪ロリ忍者「オードリー・ハネダ」が潜入した会社に捕まってしまう、というもの。
もう、本気にで捕まってしまい。
タイトルそのまま、快楽拷問マシンにかけられてしまうのでした。
ああして機械にヤられてしまうというのは…お好きな人はテンションぐいぐい上がるでしょう。
開発部のお姉さんもいい味だしてますね。
彼女、作った際に試したりしてるのかな(笑)
なお、このまんがあとがき漫画にも続いていきます。
面白い。

 【 その他 】

そんなこんなで、またまた久しぶりな「嶺本八美」センセでした。
紹介帯によると、6年振りとのこと。
そうかー。
まぁ、発売されて何より
当ブログでは一般系「恋愛かがく実験」と成年系「恋愛かがく実験」、「きて!みて!イジって!」などを紹介しています。
今回お気に入りなのが、最終話の金髪ロリ忍者「オードリーちゃん」
裏表紙が素敵ですよね。
格好良いですわね。
ため、もうちょっと忍者服姿での活躍を見たかったんですが…。
あっさり捕まっちゃうんだもんなぁ。


女のコはその指の動きに弱いんです

女のコはその指の動きに弱いんです (TENMAコミックス LO) コミック 2021/4/27
嶺本 八美 (著)




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【お詫び】本来は5/2(日)のところ、間違って5/1(土)に公開しちゃいました・・。
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まんがとの出会いは一期一会。
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★突発事態から急遽ブログ引っ越しをしたため、過去ブログの大半は画像切れています、すみません。(サイトについて、参照)

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