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■おサボり上手な小向井さんは俺を逃さない!! (睦月)

★まんがデーター [13.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●◎○○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●○○
・属性 : [一般] ラブコメ、学園
・構成 : 6話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、折り返しにコメント絵、
      合間にネタ絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「睦月(むつき)」センセの「おサボり上手な小向井さんは俺を逃さない!! 1巻」です。

※現在試行錯誤中につき、いつもと書き方を変えています。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は2巻以降へと続く長編。
ヒロインとの交流を描いていく、ラブコメ・ストーリーです。
舞台は現代劇で、どちらも学生。
各話の合間ページには、本編と関連したネタ絵がありました。
ここはなかなか面白いです。
そのほか、オマケとしてはカバー折り返しのコメント絵。
1ページあとがきもありました。

 ★★絵柄について ★★★

黒色は多めなものの、そう濃くはなく。
さらりとした細線の作画です。
↓表紙などカバーは当然彩色絵なのですが、白黒絵はほぼそのままなイメージ
ヒロインほか人物絵まわりはお上手で、綺麗な仕上がりです。
ただ、背景などはそちらと比べてやや弱め。
違和感あるほどではないですが。
また、漫画部分は…概ね問題ありません。
ごく細かい部分なのですが、個人的には流れとかコマ内配置にちょっと引っ掛かるところがありました。

自由奔放な美人JK「小向井さん」
※美人JK「小向井さん」

 ★★収録話について ★★★ 7話収録

目つきの悪さから、散々嫌な思いをしてきていた「倉石樹」
そのため、”目立たず真面目に”と危険なものを徹底的に避けて生きていたのです。
一方、クラスメイト「小向井」はいつも1人でいて、他人を寄せ付けない雰囲気を出している不良少女。
朝方、通学路から脇道に消えていく彼女の普段とは異なる表情に魅せられ…。
好奇心そのまま、「樹」はその後を追ってしまうのでした。
ざっくりですが、そうした導入部。

奔放なヒロインに翻弄される大人しい男子、というカップル話。
紹介文には、”ヤンキーJK × 陰キャ男子”と書かれていました。
ヤンキーJK…うーん。
ちょっと調べてみました。

■ヤンキー(Yankee)
1 米国人の俗称。元来は米国南部で、北部諸州の住民を軽蔑的に呼んだ語。
2 不良青少年。第二次大戦後、髪型やファッションなどで、米国の若者の風俗をまねた青少年をさして呼んだ語。
(※コトバンクより) 

まぁ、広義では間違ってないか。
ヒロイン「小向井さん」は、確かに普通の生徒ではないものの、見ていてサボリ癖あるくらい。
体調不良を言い訳としてますね。
そのわりに成績は優秀だったので、教師陣は扱いに困ってそう。
また、髪色はちゃんと黒髪で、初対面である彼の妹にはごく優等生的に接していて(6話)
言動に突飛さあったものの、あまり不良感はなかったですね。
そうそう、目立たない陰キャ男子という彼の名前もしっかり覚えてましたよ、彼女。

誰もが気になるだろう、「ちょっとHな」の部分。
胸チラ、パンチラ絵はそこそこ。
ただ、もっと露骨に多くても良かったかなー。
距離感は近く、”濃密なスキンシップ~”というのも正しいです。
驚いたのが収録のうち4話。
ここで、彼女のバストトップがハッキリ見れました。
夢とか妄想などでなく、直です、モロ見えです。
正直、これはかなり驚き
どうせそこまでOKならば、もう2、3歩エロ方面に振ってた方が分かり易かったのでは
冒頭にあった、妙な噂~にも納得感がでますよね。
また、さんざん挑発してた割に、先の4話で「小向井さん」はかなり照れたりもしていて。
そりゃー、あの場面では恥ずかしさあるのだろうけど…。
2話では胸に彼の顔を埋め、手でバッチリ触られたりもしていて。
同4話では「こっち見んなよ」と言いつつも、その隣で着替えたりもしていたので。
(※その流れだと、逆にチラ見しろ、って言ってるみたい)
いまいち…よく分からん娘ですね。

読者視点となる、陰キャ男子「樹くん」
彼が…また、あまり感情移入し辛いキャラクター。
目つき悪くて、他人と関わらない。
たぶん、そんなんでも…似たような男子連中が自然に集まると思うんだよなぁ。
1人くらい、仲良い友人を配置しても良かったんでは。
あまり成績良くなかったので、荒れた生徒ばかりな学校に通ってるのかしら。
またね、彼女「小向井さん」に対しては、5話みたいにもっとエロ暴走しても良かったんでは。
それで、彼女に蹴っ飛ばされるのよ。
パンチラ込みで。

サボリ癖ある「小向井さん」
※サボリ癖ある「小向井さん」

主要な登場人物はいまの所2人だけ。
その割にはあまり深掘りされてなく、似たようなやり取りを繰り返していただけ。
収録で最終となる6話目では「樹くん」の妹さんが登場。
今後、彼女もお話に絡んでくるようならば~。
ちょっと、仕掛けが遅すぎる印象
3、4話くらいで参戦させた方が良かったんでは。

自由奔放な美人~として描かれているヒロイン「小向井さん」が、あまり読者側を引き付ける魅力に乏しかったのは致命的
センセのファンなので、できれば応援したいところだったのですが。
うう、うーん…。
つまらなくはないけれど、2周目読みたいという気持ちにはなりませんでした。
アマゾンのレビューにあった、「何か足りない。」はまったく同感。
これなら、センセの成年系単行本を買ったほうが断然イイと思います。
たぶん、この話も成年系の短編ならば良かったと思いますが、連続モノとしてはかなりパワー不足でした。

 ★★リンクほか ★★★

おうまがとき

おサボり上手な小向井さんは俺を逃さない!! (1) (バンブーコミックス) コミック 2023/1/17 睦月 (著)

★「睦月」センセの漫画紹介記事

着ラブ
着デレッ
誘惑スイートタイム
恋えっち
このまま膣内で…
ヤって…動いて!射精して
どっちの膣内が好き?
ツンデレ片恋少女は生ハメセフレに堕ちました

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■きて。 (ヘリを)

★まんがデーター [17.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、むちむち、巨乳
・構成 : 6話収録(うち「僕らは〇〇離れができない」×3)
・おまけ: カバー裏にあとがき・作品解説、afterページ。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ヘリを」センセの「きて。」です。

風紀委員長「尾北みのり」
※風紀委員長「尾北みのり」

 【 構成・絵柄 】

収録はメインの連続話と短編群。
話数の6はだーいぶ少なく感じると思いますが、ページ量はたっぷり
単行本は全222ページくらいありました。
ざっくり厚みを確認しましたが、連続話で半分くらい占めていますね。
ジャンルはラブコメ。
ラブ・コメの量は当然ながら各話で違いあり、コメディー比率が高いもの、シリアス調なんもあります。
ブラックな要素もありましたが、ここは味付け程度。
基本的には優しく甘く、女性でも読み易いだろう仕上がり。
(※甘い、と言ってもベットリな甘さではないです)
ああした↓表紙、タイトルに引っ掛けられた人は、満足できると思います。

柔らかな線での作画。
白比率が高く淡い濃淡具合。
描き込みは適度なくらい。
全体的にはあっさり目ですね。
コマ割りは比較的大きく、はみ出し・ぶち抜きがちらほら。
変化もあってリズム良く読み進められます
漫画はラブコメ調で、コメディーっぽい表現もあちこち見えます。
そこそこに目立つ崩しもあり、気になってしまう人いるかもしれません。
背景や小物はお上手で、優れたバランス感
小さいコマや引き絵での落差もなかったです。
なお、作中には内臓描写があるんですが、たまにハートマークみたいになっているところがラブラブしく…。
いい表現だ、と思いました。
人物画は広い輪郭と透き通るような目、むちむちと肉感的なスタイルが特徴。
だいたい漫画っぽく可愛らしい描かれ方なのですが、ふとリアルにも映る時があり。
魅力ある絵でした。
今回の↓表紙・裏表紙はちょっと極端なのですが。
紹介帯のカット絵と共に判断するのが良いでしょう。

 【 収録話 】 6話収録

005:「僕らは〇〇離れができない」 序論・本論・結論
くじで当たったグループワークに困惑していた「神崎」
それというのも、パートナーの女子「花守果穂」は極端な男性恐怖症で、また題材は「若者のセックス離れ」だったのです。
教授に相談するものの却下されてしまい。
やむなく、会話すら出来ない彼女と課題を進めることとなったのでした。

花守果穂(1話冒頭→2話目)
※花守果穂(1話冒頭→2話目)

こらが収録でのメインで、3話ほどの連続話。
やたらに可愛らしい「花守さん」に対し、「神崎くん」はだいぶ漫画ちっく。
あれは、おそらくイケメンじゃーないよー、って表現も兼ねてるのかな。
男性恐怖症である彼女。
冒頭で言われていた、
将来、社会に出たらもっと男と関わること増えるよ?
…という教授の台詞はその通りでしょう。
そんな彼女に「神崎くん」は当初の画面越しの会話とか、よく頑張っていたと思います。
彼がイイ男で良かったねぇ。
そんなこんなでの急展開が凄い
漫画かなー、って思いもあったんですが…ああした娘なら、極端に思考傾くこともあるかしら。
これを逃したら次はないかも、ってな感じに。

さて、えっち後の2話目。
事の大小あっても、ああした経験は男性陣なら思い当たるのでは?!
こちらの「神崎くん」の回想はまた、なかなかにしんどいモノでした。
同情しちゃうなぁ。
そうした彼の異変を敏感に受け止めた「花守さん」が優しい。
台詞にもあったように、こちらは彼が助けられる流れ
前回同様に大胆な「花守さん」を堪能ください。

さて、それらを踏まえて最終の3話目。
無事にグループワークは発表を残すのみとなり、飲み会風景です。
しっかりえっちはしていた2人。
…ですが、まだ付き合うとか、そうした会話はこれまでなく…。
課題が終わってしまった今では、彼女との関係も以降はなくなっていくのです。
さて、この後どうする?
…という、まさにターニングポイントなお話。
もし、2話目のああしたくだりなかったら…。
たぶんね、「神崎くん」はここで行動できなかったと思います。
友人の言っていたとおり、「微妙に迷うなぁ」でしょうね。
ちょっと、感動するくらいに格好良かったですよ。ええ。
そう、紙面のコッチ側で感じるくらいなんで、当事者である「花守さん」に刺さらない訳もなく。
2人があーなるのは必然でしょう。
こうした流れは大好物。
いい漫画展開でした

115:「ちぐはぐストライド」
先輩「みのり」は背の高い美人で、学園での有名人。
幼馴染みの「薫」は昔と変わらない接し方の彼女に困惑しており。
周囲の目もあったため、強く拒否してしまったのでした。
姉弟のようなカップル。
背丈低い設定の「薫くん」に対し、逆に「みのりさん」は大柄な女性のようです。
モデル、みたいな台詞がありますね。
そんな訳で、なんだかアンバランスに見えるかもしれませんが、それで正解
小さいものの「薫くん」は男らしく、しっかりと好意を伝えていました。
まあね、ちょっと遅いくらいではないかなー。
どうでもいいよ、そんなの
そうした、えっち時での「みのりさん」が可愛い。
普段世話を焼く彼女のが、だいぶ依存しているんでしょうね。

151:「花が再び咲くころに」
体育教師、副担任と教師に恵まれなかった「相沢」
立て続けの事件がため、男性への嫌悪感は強く…。
新たな副担任「棚橋」にも嫌悪感しか抱くことができず。
よく声を掛けて来る彼を邪魔に思い、罠に掛けようと考えたのでした。
ざっくりでは、そんなお話。
収録ではダントツに暗いオープニング、ブラック設定なこちら
以前にあった事柄は、ヒロイン「相沢さん」があーひねくれてしまうのも無理ないことで…。
あるいは、その後の人生に影を落とし続けることになったかもしれません。
一方、教師「棚橋くん」はちと頼りない雰囲気でしたが、聖職者としては実に優れており。
なんというか、彼女を見事にプラス面に引き戻しておりました。
良かったねえぇぇぇぇ。
涙腺弱いので、あーしたオチを見せられるとヤバい。
おまけのafterにも撃沈させられます。
ああしたのは、よくありがちなラブコメ漫画と違ってリアルで…非常に良かったです。

みのりさん、相沢さん
※左:みのりさん、右:相沢さん

191:「風紀はざーど」
真面目に職務を遂行していく風紀委員長「尾北みのり」
そんな彼女を格好良いと敬愛していた副委員長「真島」でしたが…。
ふと、えっちな漫画に興奮する彼女と鉢合わせしてしまったのです。
収録では最もコメディーちっくな短編。
学校で声出しながらエロ本読まないように(笑)
彼女が見ていたのは、前単行本「やみつきフェロモン」ですね。
解説によると、単行本の発売と同じころに掲載だったらしく。
紹介も兼ねているみたい。
暴走していく委員長が実にキュート。
まあ…あのスタイルをそのまま使わないのは、実に勿体ないことですわね。
あの後、1人でも頻繁にスルようになってそう。
おまけのafterが楽しい。
いい大義名分だ。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「ヘリを」センセでした。
既に紹介している「やみつきフェロモン」に続く単行本で、今回が2冊目。
そちらの漫画はOVAになってましたねー。
収録の「僕らは〇〇離れができない」とか、またうってつけな題材だと思うんですが、どうでしょう。
個人的にはラストに位置する風紀委員長が好き。
前述しましたが、特にafterでの描写が素敵でした。
色々なシチュエーション想像できますわねー。
これシリーズになったらいいなぁ。





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■おうまがとき ―異種婚姻浪漫譚― (雨山電信)

★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 異形、恋愛、ファンタジー
・構成 : 原著:はらだいこ、8話収録(うち「えりざべぇとの館」×2)
・おまけ: あとがき(原作・作画)、書き下ろし小説「おうまがとき異聞」、
     描き下ろし「えりざべぇとの館 えりざべぇと授乳フォーム」、
     ゲストページ、カバー裏におうまがとき ちちくらべ。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「雨山電信(あめやま・でんしん)」センセの「おうまがとき ―異種婚姻浪漫譚―」です。

※現在試行錯誤中につき、いつもと書き方を変えています。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は全8話、うち1話は描き下ろし。
通常の7話は全て短編。
(※後述する小説など、やんわり各話の繋がりが見えたりもします)
描き下ろしは4ページのショートで、収録話の別シチュエーション。
これが連続話ですかね。
また、各話(7話)には原作「はらだいこ」センセの下記下ろし小説「おうまがとき異聞」があり。
巻き込まれてる人間らは別視点からどー見えているのか、知ることができました。
原作ある漫画で、たいていはあとがき書かれるくらい~ばかりだったので…。
こうした参加は新鮮ですね
世界観が広がって、非常に良いと思いました。
そんな訳で、212ページほどの結構なボリューム感ある1冊となっていました。

詳細は後述しますが。
紹介帯に書かれてるそのまま、結構振り切れてる漫画なので…。
ダメそうな場合は、見送っていいと思います
↓表紙はへたするとショタものと勘違いされそうですね。
(ヒロインの口元も分かり辛いし)
裏表紙のが漫画の雰囲気がなんとなーく伝わるかしら。
あ、またカバーを外すと、”ちちくらべ”ということで全ヒロイン見えちゃうので。
外すのは読んだ後のがいいでしょう。

蜘蛛の女神「あしだか様」
※蜘蛛の女神「あしだか様」

 ★★絵柄について ★★★

わんさか異形ヒロインが登場する、かなり特殊な系統
いつからか、ひとジャンルになりつつあるモンスター娘な系統では、結構ベテラン向けだと思います。

●レベル1 ほとんどは普通の女性で、たまに・一部が異形である。
…「鬼が出るか蛇が出るか/あどべんちゃら」みたいな、かなり軽めなもの。
●レベル2 明らかに人間ではなく、そこそこ異形感ある。
…「ケンタウロスはひとりじゃデキない/ほりとも」みたいな、身体はともかく顔は可愛らしいもの。

…そうした感じだと、こちらの漫画は…レベル3
人間感が2~4割くらいで完全に異形というもの。
結構な高さのハードルです
また、それを支えるセンセの画力は非常に高く
ぶっちゃけ、奇怪さあるヒロインらを見事にバランス良く、大変魅力的に描かれていました。
漫画もお上手で、なんというかアニメ見てるようにサクサク読み進めれます。
台詞とかも自然と頭に入ってきますねー。
背景や小物がまた絶妙なので、ポンと漫画世界に引きずり込まれると思います。

…と、ここまで褒めてきましたが、最後に注意点を。
優れた画力がゆえに、不気味さもあるので。
耐性ない人は、ヘタするとトラウマになっちゃうかもしれません。
そうでなくても、何らか消耗する可能性あるので、気を付けて。
お話ラブいものなので、そっち面でだいぶ中和されていたと思いますが。

 ★★収録話について ★★★ 8話収録

”エロスへの探究道。新しい扉へようこそ!!!”

そうした紹介帯文言が眩しい、探求者向けの1冊。
ざっくりは前述した通り。
お話はマイナス感のない恋愛モノです
三角関係とか、悲恋みたいなややこしい展開はありません。
……ありません。
ただ、その相手が人間ではない、というだけ。
各話のヒロインがそっち側。
成年漫画なので、当然ですが彼女らとのえっちシーンあり。
センセが実に巧いことそうした描写をされているのですが、カチーとハマるかは皆の資質次第でしょう。
あまりガッチリ刺さるのもまた危険な気もするけれど…多様化な時代だからなぁ。
なお、男性らは揃って普通の人間。
舞台もおおむね現代です。
よくあるファンタジー世界ではない、というのも1つの大きなポイントだったと思います。

前述もしました、書き下ろし小説「おうまがとき異聞」がまたいい味出してます。
怪異に捕らわれた彼らの関係者とか、近しい人らの語りとなっていて。
ちょっと…ぞわぞわさせられます。
ああしたのが、後に怪異譚とか都市伝説になってくのかなー、って。

〇〇五:「あしだかの巣」
蜘蛛の女神として神社に巣くう「あしだか」様と「アゲハ」のカップル。
↓表紙の2人ですね。
「あしだか様」は下半身、腰以下が完全に蜘蛛。
顔も額に別の目、口元から首あたりが昆虫してました。
「アゲハくん」は男子なのですが、故あって女装していて。
本編でも可愛らしい恰好です。
よっぽど、彼のが女の子っぽいですね(笑)
髪飾りからお話の過去が垣間見え、良い読後感あると思います。

〇三五:「つくねの森」
森に住む梟(ふくろう)の妖怪「つくね」と通称「ヒヨコ」くんの親友カップル。
「つくねさん」は顔からヘソ以外は完全に鳥のそれ。
なにげに耳も人と違い、歯もやたら鋭角的なものです。
…あ、ついでに褐色肌でした。
食べる、吸い付くシーンが…なかなか衝撃的
あとはですねー。
お話はハード目(笑)なのですが、オチにてほっこりします。

〇六四:「めいゆいの瓶」
丹術を極めるべく人間の身体を捨てた女性。
そのため、異端として壺に封印されていたのですが…時代の変化と共に忘れられ。
とある男性の手によって、それは解かれてしまったのでした。
そんな訳で、丹術師「美雨(めいゆい)」と弟子「李憂炎」の師弟カップル。
「美雨さん」は元人間だったのですが、現在は…大釜の液体と同化したような姿
そのため、透明だったり、サイズ違ったりはしてますが、形は収録で最も人間っぽい。
まあ、透明な身体に骨とか内臓が透けて見えてたりもするのですが。
後半では複数プレイになります。

〇九三:「くろの貌」
人間に追われ、山に逃れて二百年という化け狐。
猪の罠に掛かっていた彼女「くろ」を助けたのが、「シロ」こと「白井」だったのです。
ほぼ人間体に変化できる妖狐「くろさん」
その場合、耳と口元、尻尾が残ってますね。
通常だと…髪と目元だけ人間で、他はほぼ黒毛の獣。
おっぱいも6つ
そんな彼女に「かっこいい!!」とテンション上げていた彼。
隣に立つ相手として相応しい男性ですわね。
オチはコメディーちっくでした。

一二一:「はなえの園」
「香坂」の妻「花恵」は植物学者。
病で倒れた彼女は、
”黄泉返りの「マンドレイク」と共にお骨を埋めてほしい”
そう遺言を残しており…。
やがて生えた植物は人型になってきたのでした。
マンドレイク(?)な「はなえ」との夫婦カップル。
裏表紙の娘ですね。
カラーだと結構な異形ですが、白黒だとそこそこ人間っぽく見えます。
ざっくり7割くらいは人間。
ただし、彼女の場合は目とバストトップのかなり重要なウエイトを占める部分が奇怪なものとなっていて。
ある程度進むと、口もソッチだった~と知らされます。
お話は…かなり良かったです。
ウエディングドレス、の場面ではこみ上げてくるものがありました。

梟の妖怪「つくね」、人形「えりざべぇと」
※左:梟の妖怪「つくね」、右:人形「えりざべぇと」

一四九:「みずちの川」
昔、近所の川で溺れてしまった主人公。
そんな彼を助けたのが、その川の主である水神「みずち」だったのです。
彼女、自称神様とのことですが。
主人公たる男子「カエル」くんとは好き勝手なことを言い合える仲です。
(※「みずちさん」に恋してるのに「色ボケババア」とか呼んでいる)
「みずちさん」はいわゆる蛇女。
腰以下は蛇で、上半身は人間っぽいのですが…。
目と口の異形感が強いですね。
このカップルは親友・恋人が半々のみたいな、イイ関係でした。
妹さんは大丈夫かな。

一七七:「えりざべぇとの館」
二〇六:「えりざべぇとの館 えりざべぇと授乳フォーム」 描き下ろし
オカルト趣味があった貿易商の祖父が残した、洋館とトランク。
その中には、人形が入っていたのでした。
人形「えりざべぇと」と”ますたあ”な彼「耕三郎」というカップル。
収録では「美雨さん」と並ぶ、人間っぽいヒロインです。
ただし、こちらの「えりざべぇとさん」は人形ということで、関節部分がそんなん。
(※「吸血姫美夕」の「爛火」みたいなんね)
ダメな人はこんなんな方のがしんどいか。
雰囲気そのままお嬢様ちっくで、彼に掃除させるくだりが楽しいです。
普通にえっちできてましたが、結構サイズは小さめ。
後半での彼女の台詞がかなり甘くてキュート。
描き下ろし漫画は…なんというか、本編より色々とエグいのでオススメ(笑)

 ★★リンクほか ★★★

【余談】
今回は…「エロスへの探究道」という文言に引っ掛けられました。
いったん置いたものの、どうにもソレが頭に残っていて。
ぐるっと回った後に、やっぱり~と手に取りました。
私は探求者に…なりたい。
ぶっちゃけ、カチーと合いはしなかったものの、完成度の高い1冊で大満足でした。

おうまがとき異種婚姻浪漫譚

おうまがとき

おうまがとき―異種婚姻浪漫譚― (メガストアコミックス) コミック, 2023/1/27 [アダルト] 雨山電信 (著), はらだいこ (原著)


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■ず~っと大好き!!!!!!! (ICHIGAIN)

★まんがデーター [17.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳、コメディー
・構成 : 8話収録(うち「アイシリーズ」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏にほかコメント・作品解説、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ICHIGAIN(いちがい)」センセの「ず~っと大好き!!!!!!!」です。

真鳥綾日、金星美咲


 【 構成・絵柄 】

収録は1つ連続話のほかは全て短編。
その連続モノは前後編みたいな、長い1エピソードという風情でした。
ジャンルはラブコメ。
ラブ・コメのどちらも強く、楽しくえっちに読める漫画群。
詳しくは後述しますが、独特の絵柄がため特にえっちシーンは派手で強いインパクト。
ジャンルもあって、変に振り切れるようなプレイとか、ブラックな要素はありません。
また、逆に甘い展開でも細部がしっかりしていて。
単純なものはなく、優れたお話群でした。

強い黒色が特徴的。
コマ割りは大きく、だいたい枠間も確保されていて。
結果、それなりに白比率はあるものの…。
走る描き込みと濃淡がため、原稿はコッテリした味わい。
勢いのあるタッチも独特
かなりはあるのですが、パンチ力がありました。
漫画はやはりラブコメ調で、コメディーっぽい表現も目立ち。
崩しなど多いものの、流れに合っていたと思います。
人物絵は鋭角的で縦長。
長い鼻筋、厚いまつ毛と横長目がポイント。
いわゆる漫画っぽい可愛さでも、リアル寄りな美人系でもないのですが。
絶妙なバランス感と前述したコメディー要素がため、魅力的に仕上がってます
白黒・カラーでそう差はなく、判断はカバーで良いのですが。
カット絵が背景の裏表紙のが分かり易いでしょう。

 【 収録話 】 8話収録

001:「ぬくもりの方にある」
大雪で電車が止まり、帰れなくなってしまった「森口彩寧」
雪まみれになりつつも、どうにか先輩のアパートまでたどり着いたのでした。
そんな訳で、突然・偶然に一晩2人きりというお話。
「森口さん」は身長175cmあり、彼よりも背丈の高い女子。
(※あらかた、彼の頭のてっぺんは「森口さん」の顎くらいでした)
先の雪まみれ~、は漫画の流れからの想像(下着まで洗濯中)なのですが。
それがため、「森口さん」は彼の服を借りていて、それがピチピチな状態
そんなんなのに、下着も付けていないので…。
狭いベッドの真横に寝られたら、もう溜まらんでしょう。
まあ、お互いチャンスだと考えていたらしく、当然ながらそのまま寝られない展開になっていくのでした。
ちなみに、↓表紙はえっち最中のひと場面みたいな感じですよ。

森口彩寧、先輩「仲嶺巴子」
※左:森口彩寧、右:先輩「仲嶺巴子」

021:「先輩、かわE!!!」
ハンドボールでスポーツ推薦を勝ち取っといた、先輩「仲嶺巴子」
彼女に好意を寄せる「武田」は、「カワイイ」と評しているのですが…。
「巴子」の考える”カワイイ”はまた違うイメージで、大げさに否定するため、論争のようになってしまうのでした。
ざっくりではそんな感じ。
あだ名が「ほぼサル」だという彼女。
背丈も小さいようなんですけれど、女子だからそれは全然問題なし。
ほめ言葉に照れて混乱、そして逃亡と極端な反応をしていて。
いや、「巴子さん」可愛いよ(笑)
ほぼ勢いだけ、みたいなえっち展開になっていました。
さして抵抗もされてないので、「武田くん」も好意を持たれていたみたい。
スポーツには邪魔そうなおっぱい具合に褐色肌。
反応もすこぶる良いようでした。
オチがまたまたキュートですよ。

041:「Tasty Season」
祖母宅にて5、6年振りに再会した、はとこ「ナナ」
ふとした会話の流れから、もともと勉強出来た彼女に「陽斗(はると)」は勉強を見てもらえることとなったのでした。
昔と違い、ギャル風になっていた彼女。
おっぱい目立つ服を着ており、それを餌に彼の勉強を促す~という王道な流れ。
まぁ、あのくらいな年齢の男子には最も効果的なご褒美でしょう。
ちゃんと条件クリアしていく「陽斗くん」が凄い。
よく頑張ったなぁ。
最終的には、おそらく彼女も期待していたようで…良いえっち展開になってました。

061:「肌を」
漫画の趣味が合い、よく話すようになった「真鳥綾日(まとり・あやか)」と「南雲昇吾」
2人で映画に行くなど交際を重ね、初えっちまでに至ったのでした。
解説にあったように、ちょっと太めでむちむち可愛らしい「綾日さん」
なかなかないもんね…、どっちかの家で2人きり…
そうした話をしていた矢先、「南雲くん」のスマホに両親不在の連絡が届くという、願ったり叶ったりな展開。
これは…いいですねー。
まだ2回目(たぶん)で若過ぎることのもあってか、しっかりシャワー後でしたが。
あれね、まさに玄関入った瞬間から始まってしまいそうな流れでしたよ。
親から電話あった際から、もう2人とも溜まらんでしょう(笑)
オチ後が大変そうです。

083:「BLACK “LOVE“ HOLE」
大学でのオタク友達「久原」と「金星美咲」
彼の性癖を詳しく聞いた「美咲」は…1週間後に彼の性癖ど真ん中の黒ギャルになっていたのでした。
イメチェン?、みたいな?
などと言ってましたが…これは「久原くん」たまらんだろうなぁ。
しかも、コスプレ店に飾られていた制服を前に、
み、見たくない?あたしがコレ着てんの
そう、こちらを見ているのでした。
あまりな都合良い展開に、彼も混乱してました。
実際だったら、そうなるでしょうねー。
余程彼を気に入ったのかな。
そもそもあの黒ギャルからして、コスプレですわね。

099:「負ケナイゲーム」
今年から保健医となっていた「上妻美沙」
若く生徒に人気で、よく保健室でサボっていた「松田幸太郎」にとっては邪魔な存在。
また、「美沙」も彼については色々と噂などを耳にしており~。
問題起こす前にその鼻へし折ったげる
そう言って、彼のズボンを脱がしにかかったのでした。
成年漫画でのお約束、えろい保健医なエピソード。
ああした大口叩くだけのテクニックがあり、何度も勝負挑んでくる「幸太郎くん」を次々に撃退。
その都度約束をさせ、見事に真人間へと導いておりました。
まぁね、ああした彼女に、真っ向勝負をしていた彼はもともとそう悪い人物ではないようですね。
後半にて、そんなんを見抜いていたっぽい「美沙さん」が描かれてました。
彼女の過去にもなんらかあったんだろうなぁ。

117:「アイの黙性」
141:「アイはあざなえる」
偶然に屋上の鍵を拾った「木寺誠二」
新学期早々に風邪で長期休んでしまい、クラスではやや孤立気味。
そのため、昼食などの際にはそちらを利用していたんですが…。
それを知った「藍川優紀花」も、彼と共に屋上を利用することとなったのでした。
収録での連続モノ。
読んだ際には、特に何も考えなかったのですが、こちらの解説。
”前編のエロシーン超少ねぇ!こういう漫画を描いてはいけません!”
…と、あり。
そっち方面で興味を持ったので、早速調べてみました。

藍川優紀花
※藍川優紀花

まず前編。
えっちシーンをキスから数えると、冒頭2ページ+後半の10ページで合計12ページ。
(※通常シーンは14ページ)
続いて後編。
全体量がかなり変わりますが、えっちシーンは抱きついた場面からの14ページ。
(※通常シーンは4ページ)
比率にすると、前編46.2%、後編77.8%でした
なるほど、成年漫画でえっちシーンが半分以下というのは問題かも。
これを通してる編集さんとかの度量が凄いのかもしれませんね。

…脱線しました。
前編はそんな感じ。
えっち至るまでの交流に、しっかりページ割かれていて良かったです。
また「藍川さん」がゴムを持っている、というのがいいですね。
いつからそのつもりだったんだろう。
あ、あと現実の屋上はたいてい施錠されており。
漫画映画のように気軽には出れないのが普通なので、ちゃんと設定されているのは良かったです。

しかし、後編では鍵の存在がバレ、謹慎処分となっている「木寺くん」
まぁ、外と繋がった場所の鍵を紛失してしまったというのは、学校の一大事だと思われ。
さらに、露見した際は「藍川さん」とキス直後・えっち直前というタイミングだったらしく…。
よく一週間程度の謹慎で済んだなぁ、と。
学校の処罰は詳しくないのですが、そんなもんですかね。
メインはその謹慎明けに「藍川さん」とホテル直行という流れ。
また処分されちゃうぞ。
ただ、前話とかこちらでのやり取りを見る限り、2人は相性良いと思われました。
個人的には…短くとも、前話の屋上プレイのが好みです。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「ICHIGAIN」センセでした。
こちらでも紹介している初単行本「セイシュンアゲイン」に続く2冊目。
すみません、今回はうっかり見逃してました。
ワニマガジン社」さんのHPをぼーっと眺めていた際に、しまったと気付きました。
どちらのヒロインも良かったんですが…。
シチュエーションもプラスして、やっぱり冒頭の「森口彩寧さん」かな。
あのえっち展開と…ジャージですわね(笑)
おっぱいも良いですが、あの下半身での肌触感もたまらんでしょう。

ず~っと大好き!!!!!!!

ず~っと大好き!!!!!!! (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2022/1/31 [アダルト] ICHIGAIN (著)
※現在アマゾン登録なし(2022/02/13、2023/01/27)



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■ドリームマッサージ~愛のセックスセラピーへようこそ~ (大波耀子)

★まんがデーター [18.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、マッサージ、夢、ファンタジー
・構成 : 9話収録(うち「夢は拝辞の手向けへと」×3
       ※全て同一世界のエピソード)
・おまけ: あとがき、イラスト、合間にネタ漫画・解説。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大波耀子(おおなみ・ようこ)」センセの「ドリ~~ムマッサ~~ジ ~愛のセックスセラピーへようこそ~」です。

元店長「繭」
※元店長「繭」

 【 構成・絵柄 】

収録は連続話が1つ、その他は短編という構成。
一見するとそんな感じなのですが、実は全て同じ世界・舞台でのお話になってました。
各話完結タイプの、1冊まるまるな長編です。
登場人物もメイン・ゲストで多め。
女性陣も主要メンバーからゲストまで多種多様で楽しめると思います。
詳細は後述しますが、ジャンルはコメディー色の強いラブコメ。
適度にシリアスさを散りばめつつ、基本的にはオモシロ・楽しく進んでます。
プレイとしては、そうハードなものないので、特に気にしなくても大丈夫。
ただ、ちょっとしとたファンタジー要素があるので…。
現実ではあり得ない表現なども描かれてました。

しっかりとした線での作画。
丁寧で乱れなく、全体の色付き・濃淡具合も丁度良いくらい。
コマ割りはそこそこ変化あり。
たまにはみ出すこともありましたが、収まりは概ね良く。
枠間も確保されてました。
漫画は崩しなども多いコメディー調。
そんなんでいて、シリアスな場面では漫画の空気がピリっと変化して緊張感あるものとなってました。
そうした諸々を含めて、コロコロ変わる表情とか動きが特徴的。
服装や小物、背景なども全体と合ってます。
漫符や擬音などバリエーション多く、漫画はお上手でした。
人物画は比較的まるっとした輪郭で、横長な黒目、縦長な鼻に大きな口。
どちらかと言うと、漫画らしい可愛さです。
今回↓表紙はやや見辛いので、カバーでは裏表紙のが見易いと思います。

 【 収録話 】 9話収録

漫画は全て、とある整体クリニックのお話”ドリーム整体クリニック”を舞台としたもの。
ごく簡単には、えっちで悩み解決のお話群です。
様々な問題を抱えたお客さんが店に来店するのが切っ掛け。
普通の整体ほか、夢を介して根本の悩みを解決することも出来、個性的な整体師らが奮闘する様が描かれていました。
ちょっとファンタジー要素のある、医療ものですね。
基本的には1話完結(※1つだけ3話の連続もあります)ですが、世界観は共通、整体師ほか客などもたびたび登場します。
漫画内の時間は共通で続いており。
他エピソードの影響が次のお話などにも継続されていました。
ちょっとシリアスな場面もありましたが、基本的にはラブコメちっく。
オモシロ・楽しく読み進められる単行本となってます。

結構な人数が登場するので、例によってまとめました。
多少なりともネタバレはあるので、新鮮に読みたい方は↓以降すっ飛ばしていただければ幸いです。

草梁店・店長「福山夏帆」
※草梁店・店長「福山夏帆」(左は冒頭話客、右は芹)


 【 ドリームマッサージ~愛のセックスセラピーへようこそ~ 人物総覧 】

★ドリーム整体クリニック
 表向きは普通の整体店。駅前・駅近で10店舗ほどあるらしい。
 整体師の一部は、通称「夢喰(バク)」という特殊能力を持っており。
 自分の夢に引き込む(Ⅰ型)、人の夢に介入・繋げる(Ⅱ型)などで、より深い施術も行っている。

■福山夏帆 草梁店・店長 小ポニーテール
 全店売上ナンバー1。整体ではⅠ型。
 冒頭話から登場し、たびたび姿は描かれるもののメインとしては少な目な印象です。
■白原真 ショートカット。髪後ろは黒。
 御剣店勤務。整体では数少ないⅡ型で凄腕。
 整体で神様と言われていた祖母を持つ。能力がためえっちシーンなかったりする。
■神田将慈 眼鏡男子
 整体ではⅠ型。夢の影響受けやすく、お腹を壊すので休みがち。実は準主役、くらいの印象。
 仕事は繭の紹介で転職。実元と会話が合っていたので、おそらく同じ趣味。
■繭 ショートカット。そばかす。
 元店長で、一族。整体ではⅠ型。現在は引退。元は客だった神田と結婚予定。
 本人曰く、能力は一族で低いらしい。
■白原 会長
 真の祖父。整体では数少ないⅡ型で超凄腕。
 かなりの資産を持っている様子。 
■桃香 ふわふわロン毛
 草梁店で整体をしていた。能力なし。漫画開始時にはすでに退職済み。

★客、そのほか一般人
□浅川
 神田と仲良し。
 学生時代はサッカーをやっており、その時の事件が引っ掛かっている。
□先生
 浅川の教師で意中の相手だった。故人。
□日高 セミロング
 浅川の同僚で主任。
 その紹介で客となる。実はその彼が原因でストレスを溜め込んでいた。
□晴翔(次郎)
 ホストクラブ蕾龍のナンバー2ホスト。
 御剣店・白原の常連客。トラブルメーカー。
□乃々果 黒目・黒髪・ストレート。
 イギリス在住。
 晴翔の昔馴染みで学生時代に彼を振っていた。
□芹 ソバージュ・ロング。
 福山の友人。ツアー添乗員で各地を飛び回っている。
 整体師ではないが能力の持ち主。
□山吹 真ん中分け・短め。
 子どももいる人妻。実は友栄会の姐さん。
 晴翔を指名していた。首筋にタトゥーを入れている。
□実元 眼鏡・ボブカット
 とある理由で無理してクリニックに通う。仕事は多忙で入院後も続けていた。
 かなりのマニア趣味。実は能力の持ち主だった。
□東堂 
 実元の同僚・部下。
 見舞いに顔を出しており、仕事を引き継いでいる。
□佐川 
 仕事はかなり多忙で、クリニックに通っていた。
 福山の常連客。


193:「夢は毒にも薬にも」
005:「欲は瑕にも希望にも」
いきなり順番違いますが、「夢は毒にも薬にも」は単行本では巻末に位置するエビソード。
前ページに解説があり、読み切りだった様子。
センセ曰く、本当の1話はコレで、「こちらから読んで頂けると嬉し」とのコメントがありました。
実際にお話もそんなん。
草梁店「福山夏帆」のもとに、仕事でボロボロに疲れた客「佐川」がやって来る~という、基本的な流れ。
仕事、夢でも辛い彼のため、夢に引き込むというもの。
彼の願望で、「福山さん」は巨乳化してました。

「欲は瑕にも希望にも」が収録での冒頭話。
こちらも「福山さん」が担当。
お客さんは前話と違って女性で、お尻の大きさを隠すべく小さめのショーツを着用していた~とのこと。
今回の「福山さん」は男性体になってます。
便利ね
クリニック後の彼女がイイ表情してました。

025:「後顧は枷にも憂いにも」
一族の1人、整体師「白原真」が初登場のエピソード。
休んだ「神田」くんの代理、ということで、1コマだけでしたが彼も登場してますね。
客はそんな彼の常連「浅川」です。
夢見が悪い」との言葉があったため、「白原さん」が実力発揮する、というもの。
その問題はなかなか深刻
確かに、こうしたものではないと、解消はできなかったでしょう。

047:「嫌悪は憂さにも恋慕にも」
067:「標は過去にも未来にも」
「嫌悪は憂さにも恋慕にも」にて、整体師「神田くん」がちゃんと登場します。
男性の整体師は彼が初ですね。
前話での客「浅川くん」の上司・主任「日高」さんがやって来るというもの。
彼も能力者で、そのストレスの原因をしっかりと掴んでいました。
なかなかにエロい方でイイ感じ(笑)
巧くいったようで、何より。

またまた体調を崩した「神田くん」
代理は「白原さん」のようでしたが…珍しく店ではなく、彼のマンションが舞台。
付き合う「繭」さんも登場。
元店長で、一族の1人。
当然ながら能力も持っており、夢で彼とイチャイチャするのですが…。
ふたりで能力バトルしてどうすんのよ」という発言もありました。
なるほど、能力者同士でスルとそーなるんですね。
だから付き合うこととなったのかな。
「繭さん」はもくじ絵な恰好で、黒ショーツ・網タイツが素敵。

085:「恋は泰西の彼方へと」
またまた「白原さん」です。
「神田くん」の代理で午後からやって来た彼女を追って、その常連客、ホスト「晴翔」が来店する、というもの。
腰を痛めたのはオモロイ原因でしたが、そうしたサービス精神がためナンバー2なのかしら。
彼女のもつ能力のもう1つ、夢を繋げる~ということで。
彼と昔馴染みで初恋の相手ある「乃々果」を呼んでいました。
切ないお話でしたが、オチはスッキリです。

101:「友は忘却の旅路へと」
久しぶりに店長「福山さん」が担当。
客の「芹」は彼女の友人で、また能力者であり。
こちらもまた能力バトルしてました。
中扉のイメージですね。
これまで、あまり語られていなかった「福山さん」自身について、ちょっと判明してます。
女性同士なのですが、夢の中なので…ええ、想像した方、たぶんその通りです。
普段は「福山さん」がほぐす役割なのですが、珍しくサレちゃう、可愛い様が見れますよ。

119:「蝶は闇夜の友なれば」
これまた「白原さん」で、客は常連のホスト「晴翔くん」
名前は不明ですが、御剣店の店長も顔を見せていました。
守備範囲広がったためか、店ではナンバー1になったらしく、金回りの良い彼でしたが…というもの。
12ページで、やや短め。

御剣店勤務「白原真」、実元
※左:御剣店勤務「白原真」、右:実元

131:「夢は拝辞の手向けへと」 前中後編
…そうか。
巻末エピソード「夢は毒にも薬にも」が1話とのことだったので…。
そうすると、このシリーズが最終話なんですね。
ボリュームある3話の連続はそれがためか。
実は結構話に絡む「神田くん」が準主役みたい。
メイン・主役は彼の常連客である「実元」さんです。
…たぶん、↓表紙は彼女なんですね。

ついに会長が登場。
前編では休みの「神田くん」に代わって担当し、
無理やり引きずり込まれまして…
という台詞そのまま、彼を繋いでいました。
中編ではその部下「東堂」が登場してます。
今後はこちらとイイ感じになっていくかな。
後編では前・中編の間の風景・やり取りなどが、ちらと描かれていて。
なにゆえあーなっていたのか、詳細が分かります
またまた、「神田くん」が登場。
そのやり取りが軽く前フリでしたね。
オチでの「実元さん」が可愛かったです。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日はひでるさんがファンの「大波耀子」センセでした。
こちらは…先に「餌付けハニー ~啜って齧って舐めたくて~」を見つけていて。
ブログを書く際に出版社「株式会社ゲネシス」さんを知って、見逃していた単行本2冊を発見。
慌てて注文したうちのもう1つがこちらでした。

お話とかは良いのですが、カバーの裏・表。
ちょっと画面いっぱい過ぎて、どっちもイマイチ状況が掴めないですね…。
特に↓表紙は肌色全面でエロくはあるものの、どーなっているのか掴み辛く。
また、タイトルも同系色の黄色だったので、伝わらないものだと感じました。
カラーならば、もくじ背景のがまだ良かったように思います。
ちょっとフェチっぽ過ぎるかな。

ドリマ

ドリームマッサージ ~愛のセックスセラピーへようこそ~ (ゲネシスコミックス) コミック, 2022/1/11 [アダルト] 大波耀子 (著)
※現在はKindle版のみ

ドリームマッサージ~愛のセックスセラピーへようこそ~


★「大波耀子」センセの漫画紹介記事

うそつきなきみ。
センセイとイイコトしよっか
絶対服従彼女
お嬢様と犬
ヨメビッチ
おねえさまの愛と我儘と欲情と
女王様に恋してる
餌付けハニー ~啜って齧って舐めたくて~

http://hideruaobu2.blog82.fc2.com

※「美波リン」名義(※「すずきみら」センセ・「大波耀子」センセの合同名義)

熱愛・生徒会!
夜から朝まで ~From Dusk Till Dawn~
年上の肌 [カノジョノハダ]
ボクのキレイな人だから
ヨメビッチ Yome Bitch
お嬢様とボクのかわいいお姫様
グリーングリーン


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■女王様に恋してる (大波耀子)

★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 女王様、ラブコメ、SM
・構成 : 10話収録(※全て同一世界のエピソード)
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大波耀子(おおなみ・ようこ)」センセの「女王様に恋してる」です。

星乃、月夜
※左:星乃、右:月夜

 【 構成・絵柄 】

収録は10話。
後半の2つは前後編とあって、連続モノだと分かるのですが…。
実は前半のそれぞれも含めて、全て同じ世界でのお話なのでした。
登場ヒロインは4名。
ごく簡単には4本でのお話となっていて、前述したように同じ世界でのストーリー。
それぞれに登場していたキャラは他でも顔を出し、何らかの形でお話にも絡んでいました。
ジャンルは…女王様とのラブコメ、ですかね。
そっち系のラブコメというと…「井上よしひさ」センセがぱっと思い出されます。
センセの場合は緊縛で、こちらは女王様がメインとなる~といった違いがあり。
また、よりラブコメに寄った印象です。
(※そんなんがため、ひでるさんに刺さったのだと思います)
当然、要素としてSM色もあって、そうしたシーンも見られるのですが。
そうハードではなかったので、あまり気にしなくても大丈夫。
逆に、タイトル・↓表紙から、そんなんの期待が大きいと…えっち面でガッカリするかもしれません。
どちらかと言うと、ラブコメ好きな人のが刺さる内容だと思います。

しっかりとした線での作画。
濃淡具合は丁度良く、枠間・上下左右の余白など白比率はそこそこ。
コマ割りに変化あり、はみ出しなどがちらほら。
乱れ・崩れはなく、安定した作画で原稿は見易い仕上がりでした。
漫符や擬音、吹き出し外台詞など、漫画はラブコメ調。
良く動き、崩れたりもします
何かと楽しく面白い感じになってましたね。
普段そんなんなので、えっちシーンは迫力がありました。
人物絵は可愛く、色っぽく、概ね縦長で鼻が特徴的。
お姉さん系、といった感覚。
目鼻のあたり、横顔なども独特です。
↓表紙など、だいたいそんなんなのですが…イラスト感が強く。
本編の白黒絵はより漫画マンガしていて、わいわいと賑やかです。

 【 収録話 】 10話収録

前述したように、収録は全て同一世界でのエピソードです。
前半の4話は、SMバー「COSMO」に所属していたヒロインらの結婚生活を描いたもの。
後半・前中後編と続く2本は、バーでの風景が中心です。
先の4話より過去の話になっていて、そちらのヒロインらも店で活躍していました。
話が進むに連れて、色々な関係性も見え、深く漫画世界を楽しめます

ざっくりくまとめた登場人物から。
多少なりともネタバレはしてしまうため。
新鮮に漫画を見たい方はこれ以降進まない方が良いと思います。
特に今回は1冊まるまるの長編とも言えるタイプなので。



 【 女王様に恋してる 登場人物総覧 】

●SMバー「COSMO」 ※括弧は源氏名、数値は登場話数(収録順)

○○○○(宙琉) 6 髪色2種類。
 バーのママ、本名不明。
 洞察力に優れた大人の女性。毎朝のランニングであのスタイルを維持している様子。

松崎千秋(星乃) 1、3、4 ボブカット。
 乗馬趣味でラバー派。幼少期から馬に触れており実はお嬢様でもありそう。
 お見合いから勇基と即結婚した。登場ヒロインでは最もSとのこと。

岡林夏奈子(月夜)2 黒髪ロング、店では帽子被る。
 バーはバイトで不定期出勤。後に客であった岡林と結婚する。
 店では鞭を使ってS嬢しているが、実はその趣味ない。

国枝優姫(陽南) 5 通常時は眼鏡、バーではポニーテール。
 店でのナンバー1S嬢。得意プレイは鞭と縄。
 高、大での奨学金返済など、金銭面で困っている。

●男性陣

松崎勇基
 ふわふわ栗毛の巻き毛。千秋とお見合いからスピード結婚した。彼のが年下。
 彼女の素性を知らぬまま結婚しており、その後にブレイに流されていく。

岡林○○ 
 上沢商事。SMバー好きで、「月夜」に一目惚れした。
 それから結婚までに至っているので、並大抵の根性と資金力があるはず。

大川実 
 株式会社カナイ企画。営業企画事業部・課長。国枝の上司。
 上沢商事・岡林に営業をかけており、接待でSMバー「COSMO」に顔を出す。

○○隼人
 元ニート。それ以前はオリエント通信・システム管理部に所属していた。
 ママにMの素質を見抜かれ、バーのバーテンとしてバイト採用される。

聖川○○
 専務。隼人とは色々な偶然の末に知り合うこととなる。
 仕事・プライベート共に豪快な人物そうに見えるが…。
 

松崎千秋(星乃)
※松崎千秋(星乃)

005:「馬乗りハニー」
041:「目覚めてマイダーリン」
059:「愛してマイポニー」
2話目をのぞいて、前半3話は全て「千秋(星乃)」さんのお話。
お見合いから「勇基」とスピード結婚した「千秋」
まだ敬語が続いているほどの2人でしたが…次第に彼女は笑顔の裏に隠されていた素顔を見せるようになるのでした。
「馬乗りハニー」での前半えっちシーンが、2人のはじめて、ですかね。
普段はあーんな可愛らしい彼女なのに、えっちに慣れが見られていて。
乗馬で鍛えた下半身の実力~
…とか言ってたのも、普通はちゃんとしたほう(笑)のソレだと思いますわね。

続く「目覚めてマイダーリン」では、既に店のことを明かした後の風景。
ちなみに、前話オチに出ていた”ハミ”というのは口に噛ませる棒状のもの、の様子。
違ってたらすみません。
前話と違って、かなり「千秋さん」は素を見せていて。
「勇基くん」とのボケ・ツッコミがイイ感じになっていました。
彼女と喋っていると…結局彼が折れるしかないですわね…。
まぁ、可愛い彼女のために諦めて。
オチが楽しい。
「愛してマイポニー」が2人のラスト・エピソード。
マトもな乗馬シーン(笑)が登場。
これまで、ちょっと面白い感じばっかりでしたが…。
乗馬後のお風呂シーンでは2人の真意が見えて、ちょっとじんわりします。
その後の「千秋さん」はコメディーなんですけどねー。
最後まで幸せそうで何より。

023:「初乗りベイビー」
こちらが2話目に位置したエピソードで、「夏奈子(月夜)」さんのお話。
彼女は学費のためにバイトで女王様をしていただけで、実際にその趣味ないのですが。
旦那「岡林」とは店で知り合い、そちらでの姿に惚れられていたため…。
プライベートでもその関係が続いていたのでした。
ちょうど、前話の「千秋さん」とはのパターン。
これまた難儀ですわね…。
悩むに彼女に、「千秋さん」が絶妙なアドバイスをしたことで、夫婦関係は変化していくのでした。
彼(ゆうちゃん)は太めな体格で、特に後半の出番はコメディーリリーフ的な出演なのですが。
伊達に店員・客という関係を崩して「夏奈子さん」と結婚にまで至っただけのことはあり、こちらでは格好良いところを見せてくれていました。
また、そんな彼に対する「夏奈子さん」がまたキュートでした。
しっかり登場するのが、こちら1話だけだったのが、ちょっと残念。

081:「女王様と呼ばれたい」 前中後編
ストーリーとしては3本目のエピソード。
ヒロイン「国枝優姫(陽南)」はカナイ企画の社員で、課長「大川実」とは上司・部下という関係です。
2話目の旦那「岡林」の接待で、店に「大川」がやって来るという流れ。
しかも、会社はバイト禁止なのでした。
店で彼は全然気付いてなく、帰る際に正体をバラす流れ。
なにゆえそうしたのか、後に説明あります。
なるほど。
また、他に何か感じるところもあったのかなー、って思いますが。
前編でのオチが楽しい。
2人の関係がより変化する中編。
こちらは「国枝さん」のランジェリー姿でしょう。
彼の趣味をしっかり掴んでいるところが凄い。
前話と違って、オチ部分はシリアスです。
そんなんを踏まえて、ラストの後編に。
ちらほら描かれている「岡林くん」が面白いのですが。
こちらでは、彼がひとトラブルの切っ掛けとなっていました。
それもか。
最後ということで、えっちシーンではぐっと来ると思います。
また、オチにも注目です。

ナンバー1月夜、バーのママ宙琉
※左:ナンバー1「月夜」、右:バーのママ「宙琉」

151:「覗かないでNewbi」 前中後編
こちらは、バーのママである「宙琉(みちる)」さんのエピソード。
「隼人」くん視点で進みます。
近所の美人さんは、窓から見える部屋で夜な夜なえっちなコトをしている女性だったのです。
年上のお姉さん、している言動が凄い。
こちらエピソードは鞭とかそんなんでなく、目隠し。
おおむね、他の客とのプレイ中に彼が混ざる、というものです。
彼を呼び出す際が面白い。
特に彼女との中編では、日常生活とプレイにとある繋がりができて、また可笑しい。
また、「宙琉さん」の凄さが見える、良エピソードでした。
後編での台詞、
プレイは真剣でまじめな”お遊び”なんだから、長く続けたいなら”余裕”の部分で楽しまなきゃダメ
~がまたイイですね。
それでも特別にシテくれたし。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日はひでるさんがファンの「大波耀子」センセでした。
こちらは…先に「餌付けハニー ~啜って齧って舐めたくて~」を見つけていて。
ブログ書く際に出版社「株式会社ゲネシス」さんを知り。
センセを検索した際に、見逃していた単行本2冊を発見。
慌てて注文したうちの1つがこちら、という流れでした。
ぶっちゃけ…↓表紙、タイトルから、どうしようかなー、と思ったんです。
理解はするけど、その趣味はまったくないので。
描かれてるのがセンセでなければ、基本的には視界に入らないタイプなんですよね…。
だから購入はそこそこ迷ったのですが、もう次に機会あるかどうか分からんので、買ってみたのでした。
その結果は、既に書いたとおり。
いやはや、やっぱりセンセは凄い
面白かったです。


女王様

女王様に恋してる (ゲネシスコミックス) コミック, 2021/2/10 [アダルト] 大波耀子 (著)


★「大波耀子」センセの漫画紹介記事

うそつきなきみ。
センセイとイイコトしよっか
絶対服従彼女
お嬢様と犬
ヨメビッチ
おねえさまの愛と我儘と欲情と
餌付けハニー ~啜って齧って舐めたくて~

※「美波リン」名義(※「すずきみら」センセ・「大波耀子」センセの合同名義)

熱愛・生徒会!
夜から朝まで ~From Dusk Till Dawn~
年上の肌 [カノジョノハダ]
ボクのキレイな人だから
ヨメビッチ Yome Bitch
お嬢様とボクのかわいいお姫様
グリーングリーン


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■ふたり、ひととき。 (みかづち)

★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、制服、青春
・構成 : 初単行本、カラー(10P)、9話収録
     (うち「Re:Play」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に線画、
      描き下ろし?「Re:Play 後日談」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みかづち」センセの「ふたり、ひととき。」です。

女子バスケ部の部長「長野ひとみ」
※女子バスケ部の部長「長野ひとみ」

 【 構成・絵柄 】

収録は前後編が1つと、その他は短編。
うち、カラーのショートものが1話。
またカウントはしていませんが、巻末に2ページほどの描き下ろしっぽい漫画もありました。
くくり「AOHA COMICS」で、いかにもそっち系というべき単行本。
青春ラブコメですわね。
うち、コメディー要素はほぼなく…青春な要素が強いです。
基本的には既にカップルとなっている男女が登場して…。
なんらか、えっちに発展していく、というもの。
投下される要素はそう複雑でなく。
読み易い、落ち着いたストーリーとなっていました。
ただし、もうひとポイントあっても…良かったかな…。
セオリー通りに制服姿は多いので、そんなん好きならばより刺さるでしょう。

すっきりとした線での作画。
全体の色付きはそれなりで、白比率高め。
濃淡は淡いもので、見易い仕上がりです。
コマ割りは基本的で収まり良く。
枠間もだいたい確保されていたほか、上下左右のスペースもありました。
表現として、AOHAのジャンルに合ってるかな。
背景や小物は適度な描写で、強く主張ない代わりにマイナスでもありません。
服装なども丁度良いくらい。
あちこちのバランス感覚に優れていて、読んでいて違和感ないのは大きなプラス要素。
人物画は派手さないものの素朴で落ち着きあるもの。
なんというか、近所のお姉さん的な可愛らしさがありました。
判断は裏表紙で紹介帯のカット絵と共に見るのがいいでしょう。
個人的にはカラーより白黒絵のが魅力的に見えます。

 【 収録話 】 9話収録

003:「やっぱりいっしょが一番いい!」 カラー原稿
「隆史」は「亜依」とのえっちの際に…。
いわゆるソッチ系アイテムを取り出したのでした。
カラー8ページのショート漫画。
えー、彼はノリノリでしたが。
そんなん持ち出したら、相手引くぞ。
「亜依ちゃん」は…ある程度慣れはあるのかな。
中盤にて実に可愛らしい発言をしています。
こうしたプレイにて、あの一言は完璧でしょう

岡田真紀、理莉
※左:岡田真紀、右:理莉

011:「Re:Play」  前後編
付き合っていた「岡田真紀」と「辻野俊幸」
ちょうど親が不在であった「俊幸」は、彼女を自宅に招いたのでした。
そんな訳で、カップルの初えっち話。
実は↓表紙がこちらの2人で、ああした場面もちゃんとあります。
こんなんは…実際経験している人も多い事でしょう。
後に、逃げずにちゃんと話が出来たのは良かった
それは大切よ。

さて、単行本の巻末にはさらに2ページの漫画があり…。
(※正式には、あとがきページが最終コマなので3ページあります)
これがまた、2人のその後の風景でした。
だいぶ慣れてきたようで、なんだかひと安心(笑)
これは描き下ろしなのかな。

057:「Clubhouse」
女子バスケ部の部長「長野ひとみ」は、男子バスケ部の「幸村」と付き合っていて。
部活の終了後、女子バスケの部室に2人残ったのでした。
ううむ、バスケ部だと…コスチュームにはさしてプラス要素ないですね…。
(特に試合着でもなかったですけれど)
中盤あたりの、
じゃ、仕方ないね…
そうした台詞の、それぞれの解釈違いが楽しい。
それって、男女逆だよ…。

083:「嫌って言っても」
義妹「理莉」と「紬(つむぎ)」のカップル話。
たぶん、関係は義理の兄妹で合ってると思いますが…。
「理莉ちゃん」は彼のことを「紬先輩」という呼び方をしていて。
共に住む前から、なんらか関係があったのかな。
距離はごく近く、勉強を教えた流れでえっちに発展しています。
当初頑張っていた、ちょっとツンデレちっくな「理莉ちゃん」が可愛い。
収録でのお気に入りです。
2人の別シチュエーションが見たいなぁ。
あの感じだと、親の目を盗んでもっと色々シてると思う。

111:「ヘンなこと?」
「雪那」と付き合う「八木明斗」
2人を心配する彼女の友人「千佳」は…といった導入部。
冒頭、3名のやり取りを見ていて。
こりゃー、メインヒロインは「千佳さん」だろうと考えましたが。
こちらの漫画、そうした系統ではなかったです。
成年漫画のセオリーだと…どっちもと、かな
ふわふわっと可愛らしい「雪那ちゃん」なのですけれど。
まぁ、心配されるほどでもないですかね、彼女。

135:「Leisure」
試験期間がようやく終了。
男友達に誘われていた「尚喜」を横から奪った「暁海(あけみ)」でしたが。
特に考えはなく、部屋でダラダラしていたのでした。
冒頭2ページが良いですね
あんなん言われたら、友人はすごすご立ち去るしかできないでしょう。
彼の足を枕に、だらける「暁海さん」が可愛い。
あーしたシチュエーションの場合、普通ならば…男子のがムラっとなりそうでしたが。
こちらで先に動いたのは、「暁海さん」でした。
最中も積極的で…あんなんいいなぁ。
なお、オチ部分ではアップにしていた髪が解けていたんですが。
あれでもう1戦イケそう。

文乃、暁海
※左:文乃、右:暁海

161:「君しか見えていないから」
「栄太」宅で共に勉強をする「文乃」
一段落したのちに~という流れ。
冒頭での台詞がトリガーになっています。
まぁ、そうしたもんですわね。
誘ってくる「文乃さん」がキュートでした。
こちらの「文乃さん」は勉強の際に眼鏡掛けています。
なにげに、収録では唯一の眼鏡さんでした。
いいですね。
ただし…。
えっちの前に外しちゃうんですよ、これが。
ちと残念。

179:「Because Ⅰ Love You」
友人らの誘いを断っていた「優那」
「私がいやだったから、断っただけだし…」
そう言っていた彼女がため、「智貴」は最中の発言に引っ掛かったのでした。
カップル「優那」・「智貴」のえっち話。
まぁ、タイトルで…だいたい彼女が何を不安に思っているのか分かるでしょう。
そもそも、こうしたジャンルの単行本ですからね…。
個人的に気になったのは。
2人、教室でシちゃってるんですよ。
そっちのがよっぽど、とか思いましたが…他に場所ないのかな。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「みかづち」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
紹介帯には、「青い春の語り部」なんて冠が。
すげえ。
個人的には。
カバー折り返し部分の、ローアングル絵が好き。

ふたり、ひととき。

ふたり、ひととき。 (AOHA COMICS) コミック, 2021/12/27 [アダルト] みかづち (著)
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■少女たちの欲望 (青点)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、制服、学生
・構成 : 初単行本、9話収録(うち「プレジール」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、合間にイラスト、
     描き下ろし「Elle m’aime」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「青点(あおてん)」センセの「少女たちの欲望」です。

中上夏樹
※中上夏樹

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での攻勢。
8ページの描き下ろし漫画があり、それが収録短編の後日談であったため。
結果、連続モノが1つとなっていました。
また、合間にはヒロインの通常・エロのイラストが差し込まれていて。
それぞれのシチュエーションを踏まえたものが描かれていたので、漫画形式でないもののまたちょっと楽しめると思います。
学生さん、制服姿というのが多め。
ジャンルはラブコメですね。
ラブはいちおうあるのですけれど、ブラックな要素もちらほら見え。
なんというか、甘くて可愛い~みたいなんでナイのがポイント。
(※しかも、読み辛くなるほどでなく、スパイス的な味わい)
各話の仕掛けがため、読むにも楽しい1冊となっていました。

しっかりとした線での作画。
描き込みや色彩はやや濃いか、ちょうど良いくらい。
コマ割りは細かく。
重なりとかはみ出しがちらほら。
枠間はだいたい確保され、コテコテはしていないのですが。
ページはごっちゃりとした印象。
テキストもやや多めに感じました。
あとがきにてセンセ自身が書かれていたように、各話で雰囲気異なっていて
個人的には、各話に合わせたちょっとづつの変化は逆に楽しかったのですが…。
人によっては好みで差を強く感じる可能性はあるかも
いちおう、どちらも極端に落ちたりすることなく。
作画は一定レベル以上に保たれていました。
背景や小物はそれなり。
引き絵は違和感ないものの、やや不安なイメージがありました。
人物絵は、前述した各話の差を最も感じる部分。
だいたいは漫画らしい可愛さがありますね。
あまりロリっとでない、ちょっとお姉さんくらいの作画が良いと思いました。
判断については、↓表紙・裏表紙を見てみるのがいいかも。
可能ならば、「コアマガジン社」さんのHPサンプルが確実です。

 【 収録話 】 9話収録

005:「壁ドン」
告白されたものの、気おくれして断っていた、陰キャを自覚する「芽衣」
そんな彼女の話を聞いた、兄の友人・幼馴染み「てっちゃん」は。
落ち込む彼女を慰めることもあり、ついに告白したのでした。
冒頭では、兄「雅也」と、彼をストーキングしていたという「杏奈」が登場していて。
それぞれの部屋でえっちが始まっているので、2場面での進行となっています。
プレイの差が楽しめますよ。

031:「センチメンタルパーク」
付き合う彼女「ゆきりん」はアイドルのオーディションに合格。
来月から芸能プロダクションに所属するという彼女は、関係を終わらせると言い出したのでした。
こちらの「ゆきりん」が↓表紙の娘です。
お別れのキスからのえっち発展。
なかなかにエロい娘で、彼女から「する?」とか誘ってきていました。
そりゃー、スルわね、ええ。
大胆に、公園での野外えっちとなってました。
ゴムつけなかったり、2回戦目に突入したり、色々仕掛けているんですが。
なんのかんの流される様がキュートでした。

芽衣、梨佐
※左:芽衣、右:梨佐

081:「美しくなりたい」
憧れる自らの母親に近づくべく、「梨佐(りさ)」は同じマッサージ店に行ったのですが。
担当する院長「蒲田」はエロ中年だったのです。
AVとか漫画では定番である、マッサージ店でのえっち展開。
御嬢様然としたヒロイン「梨佐ちゃん」が可愛い。
着替えのシーンがドキドキします。
じわじわとえっち発展していきます。
こーんな店に通っていた母親は…当然同じことをしてますわね。

073:「Resistance」
親同士に親交があり。
兄妹のように仲が良かった幼馴染み「中上夏樹」
しかし、親の再婚で、本当の兄妹となってしまったのでした。
そんな頃、親は3日間の旅行に出掛けてしまい、家には2人きり。
さて、どうする!?といったお話。
漫画では、いきなり「夏樹さん」がやらかしてくれています。
ウチの家族は女しかいないから、つい…クセで…
とか言ってましたけれど…。
もうね、普通に単なるお誘いですよ、アレは。
当然のように、えっち展開になっていました。
個人的には、次の朝の洗面所の展開が好き。
下手すると怒られそうな場面なのですが、イイ娘だ。
スクール水着とかファミレス衣装、剃毛なんてのもありましたよー。
そんなこんなでのあのオチは…かなりびっくり

ちなみに、絵柄なんですが。
こちらのエピソードは、身長高くお姉さん然としたもので。
色合いなども含めて、収録作画のうち最もお気に入りです。

099:「プレジール」
123:「Elle m’aime」 描き下ろし
実はこれら2話は描き下ろしで連続となっているエピソード。
飲み屋で意気投合した父親は、違いの子を結婚させることを約束。
父親曰く、その相手は…
”素直で優しくて、そそっかしいところがまだ幼い感じのフランス人ハーフ”
…とのことで、期待を膨らませていた「こうた」でしたが。
やって来たのは、イケてる系のクラスメイト「指宿久楼愛(いぶすき・くろえ)」だったのでした。
「久楼愛さん」は金髪巨乳の美人さん。
カースト上位に位置する彼女ですが、一般的な感覚とは異なっていて。
彼のオタク的な趣味についても、
そういうことは一切どうでもいいの
そう言い放ってました。
ある意味有難い女性ですわね。
…で。
そんな彼女が何を重視しているか、の部分なのですが。
これ、フランスの方が見たら怒られそうね…。
また、彼を認めた「久楼愛さん」は積極的で。
久楼愛を絶対好きにしてみせるから」とか前向きな事を言ってました。

ちなみに、彼女がよく口にしていた「super!(シュペール)」ですが。
素晴らしい!」みたいに、結構良く使われる台詞のようです。

続く「Elle m’aime」は描き下ろしの後日談。
前話が16年の原稿で、だーいぶ時期が違うためか。
かなーり絵柄が変わってますね。
一瞬、同キャラだと思わなかったくらい(本当)
お話は、交際1年の記念旅行に沖縄へ出掛けた、というもの。
水着姿が可愛らしいです。
(※中扉でのカラー絵がそれ)
いかに水中であるものの、あっさり胸出してる「久楼愛さん」でした。
エロい娘だ。
そのまま、水中・浜辺でえっち展開となっています。
オチはお約束みたいなんで楽しい。
あんなんに1年間付き合える「こうた」は、案外全ての相性は良いと思う。

131:「コンセントレーション」
音楽コンクールでのハプニングで冷静さを失い。
惨敗してしまった「小鳥遊」
そのため、後輩「大津悠人」に演奏する間に気が散るよう妨害して欲しい、と頼んだのでした。
こりゃーもう、絶好のえっちパターン(笑)
試しにスカートめくったところ、
これこれそ私の求めていた訓練よ
~とか言ってましたからね。
もう、ヤリたい放題ですよ。
あ、ちなみに「小鳥遊さん」はフルート奏者です。
どこぞのAVみたいなプレイですよ、わはは。
ちなみに。
直接シーンでじっくり感触味わっている「小鳥遊さん」がエロいです。

指宿久楼愛、ちはる
※左:指宿久楼愛、右:ちはる

153:「ギブスアンドテイク」
両手を骨折していた幼馴染み「京一」
彼を手伝うべく、「ちはる」が彼の部屋に行ったところ…。
なんと、彼は独りプレイの真っ最中だったのでした。
わはは。
2人は別に付き合ってはいないものの、好意はあるような状態。
特に「ちはるさん」はそんなん。
彼はイマイチ不明ね。
それがためか、そうした場面に鉢合わせしつつもお互い冷静で…。
「ちはるさん」は彼を手伝うこととなるのでした。
まあね。
そんなん代わりにやってくれる~という時点で。
もう、ほぼえっちOKでしょう。
だから、エロいナースとか言わんようにね。
逆に「ちはるさん」もコスプレくらいやったげなよ…。

175:「メンタルレヴォリューション」
「さとくん」と付き合って4カ月。
2人で勉強~に期待していた「かをる」でしたが。
彼は友人「大野」まで呼んでいたのでした。
序盤は初々しさあるのですが。
オチに至ってふと気付くと、相当にエロエロな終わり方をしている、驚くべき作品。
まぁ、あのタイミングで友人を連れて来る「さとくん」はやはり普通でなく。
どんなんかは…成年漫画に慣れた人なら想像できるかな。
ポイントは、彼がいきなり目隠しプレイとか言い出したこと。
その場で、変態☆ばっちーん!!って、平手打ちされても不思議ではない、と思うが。
せめて…「大野くん」も付き合う彼女いれば良かったかも。

 【 その他 】

以上、本日は「青点」センセでした。
こちらが初単行本とのことです。
おめでとうございます!
イイ↓表紙でした。
ピンク色の文字に背景の白。
えっちっぽくない、ポニーテールな女の子が、おっぱいハートという…。
結構なえっち感もあるのですが、ソーダー炭酸みたいな爽やかイメージが全てを洗い流しているような
正面のまま堂々と置いていても、誰も成年漫画だと気付かない…かもしれませんよ。
(たぶん)

少女たちの欲望

 少女たちの欲望  (メガストアコミックス) コミック, 2022/1/28 [アダルト] 青点 (著)
(※現在アマゾン登録なし23/01/23)

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■ゆれてみだれて (雛咲葉)

★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳、人妻、コスプレ
・構成 : 10話収録(うち「たわまんシリーズ」×3)
・おまけ: あとがき、作品解説、加筆修正あり、
     カバー裏はラフ絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「雛咲葉(ひなさき・よう)」センセの「ゆれてみだれて」です。

彩華、織枝
※左:彩華、右:織枝

 【 構成・絵柄 】

収録はシリーズものが1つで、残りは短編。
ちょっと短めなお話もありましたが、収録10話という数は最近の感覚で多め。
たっぷり楽しめる1冊です。
メインシリーズは、各話にヒロインがおり、それぞれのシチュエーションが描かれます。
1話目にていきなり全員集合していて、キャラ同士でのやり取りがあったので。
続くエピソードもすんなり入っていけました。
セオリーは逆でしょうけど、こうした流れもいいですね。
シリーズものも含めて、ジャンルはだいたいラブコメ。
ちょっとシリアス調のお話もありますね。
基本的にコメディーは控えめでしたが、ラブはたっぷり。
それになりにビターな要素も見られ、丁度良いくらいなストーリーになってます。
どちらも良かったのですが、…もうひとパンチあっても良かったかなー、というのが正直な感想です。

スッキリ細線での作画。
デジタルな色味で全体の色付きはしっかりしていて、濃淡はやや強め。
描き込みは丁度良いくらい。
コマ割りは基本的で収まりもよく。
ページ賑やかでも安定していて、見易い仕上がり。
綺麗な原稿具合でした。
いかにも「ワニマガジン社」さん掲載の漫画家さん、といった印象。
背景や小物、服装などはそれなり。
表情やアクションも同様で、引っ掛かることなく良好。
もう重箱の隅を掘り返す程度ですけれど、若干のバランス感、コマの繋がりとか配置とか…個人的にやや気になるところはありました。
広い輪郭とぱっちり黒目の漫画らしい、可愛い人物絵。
スタイルも良く、なんというか…いかにも成年系の絵になる女性陣です。
収録では和服とかバニー、猫耳など描かれているのですが、どちらも良くお似合い
カラーでも受ける印象はほぼ変わらないため、判断は↓表紙・裏表紙で大丈夫。

 【 収録話 】 10話収録

003:「たわまんプレイ」
023:「みだらな美脚」
043:「にゃんこと遊ぼ」
カルチャースクールの生徒「和泉栞」に好意を持っていた講師「向井」
「デジタル絵の練習をしようと思うのですが~」
そう、彼女の家に誘われ、個人講義をすることとなったのです。

そうした切っ掛けで始まる「たわまんプレイ」
たわまんシリーズ3部作の1話目ですね。
タワーマンションに住む、仲良し人妻3人組のえっちストーリー。
えー。
当然ですが3名とも人妻なため、キチンと旦那がいるのですが。
それぞれのパートナーは出張中ということで、皆さん好き勝手に男性と楽しんでます
実に積極的で。
なんというか…「旦那がいるのに…」みたいな、風情が見られないのは良し悪し。
ラブコメちっくで楽しくえっちな仕上がり。
普通に色っぽい年上女性に誘われた、くらいで読み進めるのが良いでしょう。

さて、こちらの「栞さん」はロングな黒髪の最もスタンダードな美人。
最初は読み切り予定だったらしく、「樋口真樹」・「白峰桜」の2人も登場し、複数プレイとなっていました。
ラブラブでああしたオチになっていましたが…。
旦那どうした

「樋口真樹」・「白峰桜」、「成沢甘菜」
※左:「樋口真樹」・「白峰桜」、右:「成沢甘菜」


2話目「みだらな美脚」はショートカットの「樋口真樹さん」がメイン。
彼女のターゲットは鰐地所のサラリーマン「関谷」
誘いにあっさり乗っかっていましたが…言ってたとおり、会社にバレたら大変だ
先の「栞さん」をグイグイアシストしていただけあって、最もらしいシチュエーションを作っていました。

3話目は「にゃんこと遊ぼ」といったタイトルで。
最後の1人、「白峰桜さん」のコスプレ回になります。
同じフロアに住む学生「奥村」がターゲット。
前話での宣言通り、特に恋人と言われる存在はなく、また彼も普通に隣人程度の感覚であったのですが。
「栞」・「真樹」らの話を聞かされていたこともあり、手近でなかなか高スペックであった彼に目を付けています。
ああした猫耳コスプレをノリノリでやっちゃう、容姿だけでなく性格も可愛らしい方。
旦那もそうしたのが好みなんだろうなぁ。
3話のうち、最もはっちゃけた回になってました。

063:「桜息吹」
成人式のために用意された振袖を着た「彩華」
これから共に働く遠縁の「涼」と、山の桜を見に出掛けたのでした。
山歩きが趣味のお客さんから聞いた~
車で行ける場所なようですが、そうした発言もあったので…。
それなりに山奥の隠れスポットみたいな場所なのかな。
振袖姿の「彩華ちゃん」が眩しい。
ちゃんと下着付けてなかったですよ。
オチのやり取りが好き。

073:「バニー My Love」
カジノにて一発逆転を狙ったものの、大失敗してしまった「堂嶋」
落ち込んでいたところ、そこでバニーガールとして働いていた元クラスメイト「成沢甘菜(なるさわ・かんな)」と再会したのでした。
よく漫画で見られる、極端にはっちゃけてはいなかったものの。
ヒロイン「甘菜ちゃん」は天然系な女性。
オモシロ・可愛いです。
えっちに至るやり取りの際、顔を真っ赤にしていたので…そうした知識は普通にあるみたい。
言ってたそのまま、昔から好きだったんでしょうねー。
ここも彼の記憶と違っていて楽しいです。
案外そうしたものかも。
あとがきでも触れられていた、なにゆえ彼女がバニーガールなんてやっているのか、の説明がまた良かったですよ。

091:「白銀夜話」
スキーにやってきた「青木裕太」
しかし、吹雪もあって皆とはぐれてしまい、遭難しかかっていたところ。
ギャルっぽい女性が通りかかり、近くの小屋まで案内してくれたのでした。
スキー場と言っても、メインコースを外れれば多少人の手の入っただけの山。
くれぐれも注意してくださいね
ヒロイン「たま」ちゃんは、褐色肌で色の薄い髪、サッパリとした物言いの女性。
中扉、あとがきにも描かれてます。
スキーウエアが良く似合う彼女ですが、やや言動が変わっていて。
後々にその秘密が明らかになるのですけれど…彼女イイですね!!
再度また「裕太くん」が訪ねてきたら、顔見せてくれるかな、どうかな?
ぜひ彼女との続編、都会デートする話とか見たいです。

たま
※たま

111:「青海の唄」
村から離れた、辺鄙な場所にある屋敷。
用があるかもしれない、そう聞かされた越中の薬売り「中川」が訪ねたところ。
出迎えた娘「織枝」、そして叔父と呼ばれる男性の秘密を知ってしまったのでした。
ラストの台詞がちくと胸に刺さる良作品。
お話は良かったんですが、オチに繋がる彼女の叔父との部分がどうにも違和感ありました。
そんな悠長な…
明日と言ってたけど、夜半のうちに戻ってきたため、なのかしら。
だとしたら、ちょっと分かり辛いです。

131:「眠れる森の美女たち」
10ページでやや短めな短編。
伝説の眠り姫を発見した王子。
そこに、彼女に呪いをかけた魔女が割って入ってきて…といった流れ。
ファンタジー世界で、ちょっとコメディー寄り。
Wヒロイン漫画で複数プレイものすね。
魔女さんのコスチュームは特に…もう少しなんとかして欲しかった。

141:「非日常」
流行病で常に家にいたためか、旦那と揉めてしまい。
「理恵」は義弟である学生「颯太」のアパートに転がり込んだのです。
外が雨で、冒頭の「理恵さん」はびしょ濡れだったので…。
てっきり、外から帰宅したてかと思いましたが、汗だくなだけでした。
…風邪ひくぞ。
お話の設定は現在の社会情勢そのまま。
仕事はリモートワークでお互い顔を突き合わせる機会が増え…。
彼女のように、喧嘩増える家庭も多いことでしょう。
途中のやり取りで、思い描いてる事が微妙にズレていたのが楽しい。
なるほど、「颯太くん」を頼るの納得。
ただ…後々不利になっちゃうぞ。

157:「蔵の中」
庭の手入れをしていた「正三」
屋敷の娘「静子」にふと呼ばれて倉の中に行ってみたところ。
”男女の営みを見たことがあるか”
そう彼女から聞かれたのでした。
昭和初期頃のお話。
「正三くん」は恰好が庭師っぽくなかったので…書生とかなのかな。
いわゆるお嬢様の火遊び的なお話。
多少強引さはあったものの、「静子さん」は常識の範囲内な言動。
可愛らしいです。
オチであーしたやり取りがありましたが、彼すぐ呼び出されるのではないか。
ちなみに、もくじ絵は「静子さん」だと思います。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「雛咲葉」センセでした。
今回が7冊目になるのかな。
当ブログでは「いま君に恋してる」、「好きな人ができた!」、「放課後のささやき」、「ずーっとだいすき」などを紹介しています。
今回は…。
はい、察しの良い方その通り。
あの↓表紙のバニーさんに引っ掛けられたためです(笑)
あんなんイイですわねー。
で、このブログ書くまで気付いていなかったんですけれど。
あれ、収録のバニーもの「バニー My Love」の「甘菜ちゃん」でなくて、「たわまんシリーズ」の人妻3名なんですね。
(※小さいものの、紹介帯の折り返しは「甘菜ちゃん」のカラー・バニーです!)
まぁ、単行本のメインではあるのてすが、よくよく確認して驚きました。
しかも、中央にいるのも…メインっぽい「栞さん」でなくて、「桜さん」ですよね。
まぁ、容姿・趣味のどちらしろ最も似合ってるに違いないのですが。





ゆれてみだれて


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■夜ふかしの妻 (大林森)

★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 巨乳、部活、人妻、スパイ
・構成 : カラー(8P)、8話収録(うち「性春シリーズ」×2、
      「夜ふかしの妻」×3、「拷問女スパイ」×2)
・おまけ: あとがき、カラーイラスト、ヒロインイラスト、ヒロイン紹介、
     カバー裏に別絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大林森(おおばやし・もり)」センセの「夜ふかしの妻」です。

※現在試行錯誤中につき、いつもと書き方を変えています。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は8話ですが、大きくくくると3つ
シリーズが2つ、連続話が1つです。
シリーズものは表題・シチュエーションが近いくらい。
それぞれは完全に独立した短編となっていて、ゲスト出演などもありません。
漫画のほか、冒頭にはカラーイラストが収録されてます。
さすが”エンジェル倶楽部の看板作家”という感じ。
ひでるさんもあの↓表紙に引っ掛けられました。
そのほか、各話の後には細かなヒロイン紹介ページと別イラストがあり。
3サイズとか周辺事情などのほか、一部の方は下着まで見れてお得
ちょっとしたものですが、あると嬉しいですね。

教師「篠崎かもめ」、人妻「溝口弓子」
※左:教師「篠崎かもめ」、右:人妻「溝口弓子」

 ★★絵柄について ★★★

つるっとした淡く灰色な色彩のデジタル画。
擬音などごっちゃりと賑やか。
デフォルメ強く、派手目な仕上がりです。
ヒロインらは皆身長あって細身。
美人なお姉さん、といった風情です。
それでいておっぱいは過剰なほどに大きく、迫力のあるスタイル。
あちこち、やや鋭角気味です。
一方、男性陣はモブちっくな眼鏡くんか、クリーチャーのように不気味なもの。
その両者とも瞳は描かれず、前者はモブ感、後者は雑魚敵感がありました。
↓表紙ほか収録されたイラスト群など、カラーは実にお上手。
白黒絵も同様なのですが…。
どっちかというとイラストの方っぽい印象。
漫画として流れで見ていくと、多少のぎこちなさも感じました。

 ★★収録話について ★★★ 8話収録

007:「性春体育教師」 カラーあり
033:「性春水泳部」
055:「性春温泉合宿」
性春、が冠となったシリーズもの。
どちらも部活もの、教師(部コーチ)と生徒という共通点ありましたが、お話は完全に別モノです。

カラー原稿もある「性春体育教師」
こちらのヒロイン「篠崎かもめ」は教師で、男性「小野寺正太」が生徒。
優しく面倒見の良い「かもめ」には、コーチ「赤羽」と関係している~という噂があったのですが。
事実その現場を「正太」は目撃してしまったのです。
面積小さい陸上ユニフォームとポニーテールがよく似合う「かもめ先生」
教える側が…わざわざそんな気合い入った恰好するかしら…。
まぁ、エロいからいいか。
冒頭では「赤羽」のいい様にされていたっぽかったですが、なかなかしたたか。
また、オチはこうした漫画では珍しいものでした。

水泳部「舞浜なぎさ」とコーチはマッサージからえっち展開になる、「性春水泳部」は
よくありがちなシチュエーションなのですが…。
その切っ掛けとなった場面も描かれていて、なかなかエグいもので驚き。
なるほど…あーだと、彼が手を出すのもある程度は分かるなぁ。
日焼け跡がえろい。

複数ヒロインの「性春温泉合宿」
合宿・宿泊先予約のミスで、コーチと4名だけ温泉宿になってしまったのでした。
こうした話、ヒロインらはある程度の性格付け程度にとどまるのが普通ですが。
こちらのヒロインらは、なぜか皆それなりに重い背景が設定されてました。
もともとは長期で考えてたのかな。
後のキャラ紹介では、なんのかんの皆さん解決したようで何より。

077:「夜ふかしの妻 -村上こずえ-」
099:「夜ふかしの妻 -溝口弓子-」
121:「夜ふかしの妻 -立山このえ-」
単行本の表題になっている、「夜ふかしの妻」シリーズ。
「村上こずえ」の相手は、旦那の会社上司。
もともと同じ職場だったので面識あり、彼に相談を持ち掛けた事が切っ掛け。
旦那のノロケ話が役立ったようですが、「こずえさん」も陥落早すぎですよ…。

「溝口弓子」の相手は義父。
ショートパンツと黒タイツの組み合わせがエロい「弓子さん」
(※残念ながら、すぐ脱がされちゃうんですけどね)
もはや怪物のような義父がバリバリ現役なのが凄い。
個人的には…もう少し、しれっとした表情でがんばって欲しかったです。

「立山このえ」の相手はお隣の男性「萩山」
なお、↓表紙は彼女です。
開始時点で浮気(…というか乱交)をしているエロい女性。
気付いた「萩山くん」にも口封じえっち仕掛けていました。
まぁ、展開が実に早くて楽しい(笑)
ノリノリです。
彼女、真っ最中に普通に電話できているのは凄いですね…。

Dエンジェルズのスパイ「リリィ」
※スパイ「リリィ」

143:「拷問女スパイ」 2話
今流行り(?)のスパイもの
XX団と抗争を続けるD(ダーク)エンジェルズ。
エンジェルズ所属の手強いスパイ「リリィ」
XX団の「DR.G」はガスを開発し、ついに彼女を捕らえたのでした。
誰もがお好きなヒロインピンチもので、コスチュームからしてエロエロしい「リリィさん」が実に魅力的。
捕まった彼女は当然ですが、複数からエロいことをされてしまいます。
まさに絶体絶命という彼女でしたが、いかにしてこの状況を覆すのかお楽しみに。
2話目は…実はタイトルと違い、拷問シーンはありません。
前回のその後風景。
その時の薬はまだ影響が残っていて、所構わず、あちこちでえっちしてしまうんですが…。
そんなんも利用する「リリィさん」が凄い。

このシリーズ、単に2話で終わるのは惜しい出来栄えだったので。
周辺さらに肉付けして、ぜひ1冊まるまるでまた別任務とかやってもらいたいですね。

 ★★リンクほか ★★★

よふかしつま

夜ふかしの妻 (エンジェルコミックス) コミック, 2023/1/17 [アダルト] 大林森 (著)


 ☆「大林森」センセの漫画紹介記事

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