■求愛エトランゼ (ホムンクルス)
★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、金髪、ポニーテール
・構成 : カラー(16P)、短編×11話。
・おまけ: カバー裏にあとがき・ヒロイン絵、カラー描き下ろし「after story」、
描き下ろし「棘のアトリエepilogue」、「おまけ4コマ」、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ホムンクルス」センセの「求愛エトランゼ」です。
※左:七塚逢瀬、右:明科蛍
【 構成・絵柄 】
収録11話は全て短編での構成。
後日談がカラー1ページ、または白黒4ページで描かれています。
また、各話の4コマ漫画もあり、世界観をより楽しむことができるようになっていました。
単行本のボリュームはかなりあります。
漫画は典成年漫画では一般的なラブコメ。
紹介帯に”人気アンケートで圧倒的支持”とありましたが、それも納得な仕上がりであり。
お話・絵柄共に抜群な出来栄えで、特にマイナス点はありません。
人を選ぶような要素もなく、万人に受け入れられるだろう1冊となっています。
それでも重箱の隅をつついて、無理やりに欠点を書くとすれば…。
あまりに世界が優しく、ブラックな色・厳しい現実な感じが薄い~というくらいですかね。
読み応えあり、オススメな単行本です。
丁寧な細線での作画。
全体の色づき、濃淡・描き込み具合は丁度良いくらい。
コマ割りは中小で変化は少なく、はみ出し・ぶち抜きがちらほら。
やや賑やか目ではあるものの、見易く仕上がっています。
背景や小物、服装なども良い感じ。
特に全体的なバランス感覚が非常に優れていて、違和感ある箇所はありません。
スラスラ読み進められる、ストレスない漫画運び。
ジャンルもあって表現はおおむねコメディーちっくなものでしたが、シリアスな描写もお上手。
また人物絵は可愛く・色っぽく、人妻から学生まで幅広く、どちらも魅力的でした。
↓表紙など彩色もお上手なのですが、白黒絵はその上を行く素晴らしいもの。
お話し同様に妙な癖はないので、安心して手を伸ばしていただければ。
【 収録話 】 11話収録
:「カラダ想い」 カラー原稿
同級生と鍋をする約束をしていた「鶯坂(うぐいすざか)」
しかし、やってきたのは友人の妹「辻堂操」であり。
恰幅の良い彼は彼女の好み・ドストライクだったのでした。
8ページのカラー漫画。
あるいは、この鍋そのものが「操ちゃん」が仕掛けたことだったかな。
:「求愛エトランゼ」
海外から日本に遊びに来たのは、実は家出娘であり。
駐日大使の知人の娘とのことで、彼女が会いたがっているという外交官「黛タケル」が向かったところ…。
逃亡していた「エレナ・ミハイロワ」を発見したのでした。
こちらが表題作。
ショートカットの金髪美人です。
猛烈にアタックしてくる彼女を冷静に躱す「タケルくん」が凄い。
さすがは外交官。
彼女のがベタ惚れだったので、えっち時のああした反応が可愛らしいです。
なお、4コマはドコメディー、「after story」では2人のお風呂シーンが見れます。
※左:「エレナ・ミハイロワ」、右:「倉賀野弥生」
:「恋ひ結び奇譚」
委員長「倉賀野弥生(くらがの・やよい)」を襲う夢に悩まされていた「常盤太一」
実は「弥生」にも同様な事が起こっていて。
神社での縁結びのまじないが原因ではないか、そう彼女は推察しており。
絶対に2人きりにならないよう、協力していたのですが…という流れ。
いかにも優等生タイプな「弥生さん」が素敵。
なんのかんの、2人隣の席に座ってしまうシーンがあるのですが…ちょろっとだけど、ここは良かった。
メインは混雑したバス内での密着。
うん、まさにそっちにもって行こうという、なんらかの作為を感じます。
(漫画ですからね)
その後の「弥生さん」がまたえらくキュートでした。
4コマと「after story」でのやり取りも良く。
また別のシチュエーションとか見たいなぁ。
:「いちごランデヴー」
教師・生徒のカップルですが、実は親戚関係。
職員室での冒頭シーンがいきなり楽しい1話。
ヒロイン「宮原いちご」はツインテールのちょっとおバカっぽい感じ。
教師「神山紅葉」は正反対の冷静っぽい男子なのですが…漫画開始時点で、すでにえっち関係にあったのはちょっと意外。
まぁ、好きなんだろうなぁ。
「after story」がまたいいですね。
校内では色々噂立てられるだろうなぁ。
:「ヒメゴトハニートラップ」
マンションの隣に娘「若葉」と住む売れっ子翻訳家「古河乙葉」
家事事が得意で、父親の仕事もあって1人が多い「英太」は、彼女と頻繁に食事をする間柄であり。
いつしか好意を抱いていたのでした。
…で、漫画開始時点では、一度えっちした後の風景。
アルコールの力もあり、やや突発事故的で…。
その後もごく普通に振る舞う彼女に、気持ちを確かめるという流れ。
収録ヒロインで最年長だろう「乙葉さん」
いや、いいおっぱいでした。
年頃男子の「英太くん」は、そりゃーたまんないでしょう。
ただ、登場シーンのああした服装は…後の発言を見るかぎり、わざとやってたんでしょうね。
お風呂えっちです。
身体洗うシーンでの、察してくれる「乙葉さん」が有り難い。
オチの「若葉ちゃん」が楽しい。
初登場時はヒロインっぽかったですもんね。
:「YES,My Darling」
実家から出て独り暮らしをしていた「海棠智哉」
そんな彼の部屋に、イギリスに住む祖父の家政婦の娘で、幼馴染みの「七塚逢瀬」がやってきたのでした。
しかも、外で制服姿を見掛けた、その直後の部屋でメイド服に着替えている~というご褒美が。
はい、表題作の短編もあるのですが、そちらのヒロインを差し置いて↓表紙をゲットしたのが、こちらの「逢瀬さん」
金髪美人ですね。
まー、目立つだろうなー。
年頃2人きりの生活で、いちおう主従関係っぽい雰囲気もあるのですが。
”女性に手を出す度胸は欠片もない”
…など、えっちっぽい話題での言動が楽しい。
ただ、ああした反応の後でのえっち展開は、一度落っことされてるためか、心を抉られるような感覚。
また詳細は伏せますが、
「おことわりします」
の発言のくだりが実にいい感じでした。
あの瞬間にまた惚れるわ。
そんなことを思いつつ読み進めておりましたが。
こちらのオチは最後のコマの表情を含め、抜群です。
「after story」ではカラーの彼女がまた楽しめます。
:「Boy meets Girl」
合コンでのあまりカップル「明科蛍」・「浅木幸貴」のエピソード。
中盤の展開は、いちおう彼女にもある程度理由はあったとはいえ…かなり意外でした。
タイトルそのまま、あの一言で気にいられたってことですかね。
これは、ぶっちゃけオチ以降のが興味津々。
4コマとカラーの「after story」がいい感じでした。
もう少し見たいなぁ。
:「サクラサク」
誕生日祝いを兼ね、友人と部屋飲みを計画していた「明人」
噂を聞きつけていた「北条依織」もやって来たのでした。
実は、学生時代に彼女からの告白を振っていたのです。
明るく派手でクラスでも目立つ存在だったらしい「依織さん」
その告白を断った彼の理由、そのま他言動から察するに…。
彼女には刺さる、明確な何らかの事件があったんだと思います。
あちこち可愛らしく、羨ましいですよ。
友人「川北くん」は仲を取り持ってくれたのかな。
:「Spring of Wife」
男子になびかず、仲間内ではドライ過ぎと言われていた「茅野葎花」
実は年上の男性「柿ノ木幹夫」と入籍していたのでした。
ただ、親との約束を律儀に守る彼に業を煮やした「葎花」は…という展開。
まぁ、共に暮らしていれば、男性は大変ですわね。
こちらの「葎花ちゃん」は…ある意味年相応な思考。
また4コマでもネタになっていましたが、年齢差あるカップルだからねー。
こちらのオチが好き。
:「はなればなれに」
学生時代1カ月だけ付き合っていた「穂高楓子」
同窓会にて「八柳冬二」は7年振りに再会したのでした。
7年でしょ?
おそらく何事もなく、それぞれ別の相手がいるってーのが現実。
まぁ、飲み会後にあーして2人きりに誘われるのは…まだ好意続いているという証みたいなものですね。
実際にも稀にこんなんは有りますが。
ショートカットで、かつ片目隠れがちな「楓子ちゃん」のキャラが好き。
合間の回想パンチラもまた違った風情で良かったです。
※来宮揚羽
:「棘のアトリエ」
秘術部のOBとその後輩のエピソード。
…なのですが。
タイトル通りに一筋縄でない空気の漂う、収録でもちょっと異質な仕上がりです。
男子のOB「砂江」のいる部室のすぐ隣くらいで着替えている後輩「来宮揚羽(きのみや・あげは)」
ポニーテールの凜とした美少女な彼女の台詞は辛辣で棘あるもの。
これでどうなるんだろう~って、思っていましたが。
えっちに至る切っ掛けは、美術関係でのセオリーでモデルうんぬんでした。
お話はそう単純でなかったですが…。
さて、その直後に始まるのは4ページのエピローグ漫画。
本編の補完話ですね。
あの彼はちと気の毒でした。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ホムンクルス」センセでした。
初単行本「はじらいブレイク」、2冊目「レンアイサンプル」に続く3冊目です。
5年振りだそうで。
そうか、前巻は2013年の年末発売だったんですねー。
今回単行本はまたカラーの後日談とか、力が入っていて良かったです。
また発売記念で個展を開催するらしく。
ぜひどちらかタイミングでお邪魔しようと思います。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、金髪、ポニーテール
・構成 : カラー(16P)、短編×11話。
・おまけ: カバー裏にあとがき・ヒロイン絵、カラー描き下ろし「after story」、
描き下ろし「棘のアトリエepilogue」、「おまけ4コマ」、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ホムンクルス」センセの「求愛エトランゼ」です。
※左:七塚逢瀬、右:明科蛍
【 構成・絵柄 】
収録11話は全て短編での構成。
後日談がカラー1ページ、または白黒4ページで描かれています。
また、各話の4コマ漫画もあり、世界観をより楽しむことができるようになっていました。
単行本のボリュームはかなりあります。
漫画は典成年漫画では一般的なラブコメ。
紹介帯に”人気アンケートで圧倒的支持”とありましたが、それも納得な仕上がりであり。
お話・絵柄共に抜群な出来栄えで、特にマイナス点はありません。
人を選ぶような要素もなく、万人に受け入れられるだろう1冊となっています。
それでも重箱の隅をつついて、無理やりに欠点を書くとすれば…。
あまりに世界が優しく、ブラックな色・厳しい現実な感じが薄い~というくらいですかね。
読み応えあり、オススメな単行本です。
丁寧な細線での作画。
全体の色づき、濃淡・描き込み具合は丁度良いくらい。
コマ割りは中小で変化は少なく、はみ出し・ぶち抜きがちらほら。
やや賑やか目ではあるものの、見易く仕上がっています。
背景や小物、服装なども良い感じ。
特に全体的なバランス感覚が非常に優れていて、違和感ある箇所はありません。
スラスラ読み進められる、ストレスない漫画運び。
ジャンルもあって表現はおおむねコメディーちっくなものでしたが、シリアスな描写もお上手。
また人物絵は可愛く・色っぽく、人妻から学生まで幅広く、どちらも魅力的でした。
↓表紙など彩色もお上手なのですが、白黒絵はその上を行く素晴らしいもの。
お話し同様に妙な癖はないので、安心して手を伸ばしていただければ。
【 収録話 】 11話収録
:「カラダ想い」 カラー原稿
同級生と鍋をする約束をしていた「鶯坂(うぐいすざか)」
しかし、やってきたのは友人の妹「辻堂操」であり。
恰幅の良い彼は彼女の好み・ドストライクだったのでした。
8ページのカラー漫画。
あるいは、この鍋そのものが「操ちゃん」が仕掛けたことだったかな。
:「求愛エトランゼ」
海外から日本に遊びに来たのは、実は家出娘であり。
駐日大使の知人の娘とのことで、彼女が会いたがっているという外交官「黛タケル」が向かったところ…。
逃亡していた「エレナ・ミハイロワ」を発見したのでした。
こちらが表題作。
ショートカットの金髪美人です。
猛烈にアタックしてくる彼女を冷静に躱す「タケルくん」が凄い。
さすがは外交官。
彼女のがベタ惚れだったので、えっち時のああした反応が可愛らしいです。
なお、4コマはドコメディー、「after story」では2人のお風呂シーンが見れます。
※左:「エレナ・ミハイロワ」、右:「倉賀野弥生」
:「恋ひ結び奇譚」
委員長「倉賀野弥生(くらがの・やよい)」を襲う夢に悩まされていた「常盤太一」
実は「弥生」にも同様な事が起こっていて。
神社での縁結びのまじないが原因ではないか、そう彼女は推察しており。
絶対に2人きりにならないよう、協力していたのですが…という流れ。
いかにも優等生タイプな「弥生さん」が素敵。
なんのかんの、2人隣の席に座ってしまうシーンがあるのですが…ちょろっとだけど、ここは良かった。
メインは混雑したバス内での密着。
うん、まさにそっちにもって行こうという、なんらかの作為を感じます。
(漫画ですからね)
その後の「弥生さん」がまたえらくキュートでした。
4コマと「after story」でのやり取りも良く。
また別のシチュエーションとか見たいなぁ。
:「いちごランデヴー」
教師・生徒のカップルですが、実は親戚関係。
職員室での冒頭シーンがいきなり楽しい1話。
ヒロイン「宮原いちご」はツインテールのちょっとおバカっぽい感じ。
教師「神山紅葉」は正反対の冷静っぽい男子なのですが…漫画開始時点で、すでにえっち関係にあったのはちょっと意外。
まぁ、好きなんだろうなぁ。
「after story」がまたいいですね。
校内では色々噂立てられるだろうなぁ。
:「ヒメゴトハニートラップ」
マンションの隣に娘「若葉」と住む売れっ子翻訳家「古河乙葉」
家事事が得意で、父親の仕事もあって1人が多い「英太」は、彼女と頻繁に食事をする間柄であり。
いつしか好意を抱いていたのでした。
…で、漫画開始時点では、一度えっちした後の風景。
アルコールの力もあり、やや突発事故的で…。
その後もごく普通に振る舞う彼女に、気持ちを確かめるという流れ。
収録ヒロインで最年長だろう「乙葉さん」
いや、いいおっぱいでした。
年頃男子の「英太くん」は、そりゃーたまんないでしょう。
ただ、登場シーンのああした服装は…後の発言を見るかぎり、わざとやってたんでしょうね。
お風呂えっちです。
身体洗うシーンでの、察してくれる「乙葉さん」が有り難い。
オチの「若葉ちゃん」が楽しい。
初登場時はヒロインっぽかったですもんね。
:「YES,My Darling」
実家から出て独り暮らしをしていた「海棠智哉」
そんな彼の部屋に、イギリスに住む祖父の家政婦の娘で、幼馴染みの「七塚逢瀬」がやってきたのでした。
しかも、外で制服姿を見掛けた、その直後の部屋でメイド服に着替えている~というご褒美が。
はい、表題作の短編もあるのですが、そちらのヒロインを差し置いて↓表紙をゲットしたのが、こちらの「逢瀬さん」
金髪美人ですね。
まー、目立つだろうなー。
年頃2人きりの生活で、いちおう主従関係っぽい雰囲気もあるのですが。
”女性に手を出す度胸は欠片もない”
…など、えっちっぽい話題での言動が楽しい。
ただ、ああした反応の後でのえっち展開は、一度落っことされてるためか、心を抉られるような感覚。
また詳細は伏せますが、
「おことわりします」
の発言のくだりが実にいい感じでした。
あの瞬間にまた惚れるわ。
そんなことを思いつつ読み進めておりましたが。
こちらのオチは最後のコマの表情を含め、抜群です。
「after story」ではカラーの彼女がまた楽しめます。
:「Boy meets Girl」
合コンでのあまりカップル「明科蛍」・「浅木幸貴」のエピソード。
中盤の展開は、いちおう彼女にもある程度理由はあったとはいえ…かなり意外でした。
タイトルそのまま、あの一言で気にいられたってことですかね。
これは、ぶっちゃけオチ以降のが興味津々。
4コマとカラーの「after story」がいい感じでした。
もう少し見たいなぁ。
:「サクラサク」
誕生日祝いを兼ね、友人と部屋飲みを計画していた「明人」
噂を聞きつけていた「北条依織」もやって来たのでした。
実は、学生時代に彼女からの告白を振っていたのです。
明るく派手でクラスでも目立つ存在だったらしい「依織さん」
その告白を断った彼の理由、そのま他言動から察するに…。
彼女には刺さる、明確な何らかの事件があったんだと思います。
あちこち可愛らしく、羨ましいですよ。
友人「川北くん」は仲を取り持ってくれたのかな。
:「Spring of Wife」
男子になびかず、仲間内ではドライ過ぎと言われていた「茅野葎花」
実は年上の男性「柿ノ木幹夫」と入籍していたのでした。
ただ、親との約束を律儀に守る彼に業を煮やした「葎花」は…という展開。
まぁ、共に暮らしていれば、男性は大変ですわね。
こちらの「葎花ちゃん」は…ある意味年相応な思考。
また4コマでもネタになっていましたが、年齢差あるカップルだからねー。
こちらのオチが好き。
:「はなればなれに」
学生時代1カ月だけ付き合っていた「穂高楓子」
同窓会にて「八柳冬二」は7年振りに再会したのでした。
7年でしょ?
おそらく何事もなく、それぞれ別の相手がいるってーのが現実。
まぁ、飲み会後にあーして2人きりに誘われるのは…まだ好意続いているという証みたいなものですね。
実際にも稀にこんなんは有りますが。
ショートカットで、かつ片目隠れがちな「楓子ちゃん」のキャラが好き。
合間の回想パンチラもまた違った風情で良かったです。
※来宮揚羽
:「棘のアトリエ」
秘術部のOBとその後輩のエピソード。
…なのですが。
タイトル通りに一筋縄でない空気の漂う、収録でもちょっと異質な仕上がりです。
男子のOB「砂江」のいる部室のすぐ隣くらいで着替えている後輩「来宮揚羽(きのみや・あげは)」
ポニーテールの凜とした美少女な彼女の台詞は辛辣で棘あるもの。
これでどうなるんだろう~って、思っていましたが。
えっちに至る切っ掛けは、美術関係でのセオリーでモデルうんぬんでした。
お話はそう単純でなかったですが…。
さて、その直後に始まるのは4ページのエピローグ漫画。
本編の補完話ですね。
あの彼はちと気の毒でした。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ホムンクルス」センセでした。
初単行本「はじらいブレイク」、2冊目「レンアイサンプル」に続く3冊目です。
5年振りだそうで。
そうか、前巻は2013年の年末発売だったんですねー。
今回単行本はまたカラーの後日談とか、力が入っていて良かったです。
また発売記念で個展を開催するらしく。
ぜひどちらかタイミングでお邪魔しようと思います。
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■Fanaticism ファナティシズム (しおこんぶ)
★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ブラック、メイド、複数
・構成 : カラー(28P)、6話収録(うち「Fanaticism」×4)
・おまけ: あとがき、コメントつきキャラクター設定資料、
カバー裏に別絵、表紙一部は立体仕様。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「しおこんぶ」センセの「Fanaticism ファナティシズム」です。
※左:メイド「キャリー」、右:「エレオノーラ」
【 構成・絵柄 】
収録は長めお話が6話ほど。
それぞれページ数は通常の倍ほどあり、数は少ないものの読み応えはまったく問題ありません。
どちらもストーリー性のある漫画群。
決定的な部分は無論避けますが。
ある程度までは踏み込まないと、非常に書き辛いので…。
すみません、ちょろっとネタバレします。
新鮮に読みたい方は、↓この先に進まない方がいいと思います。
宜しくお願い致します。
いちおう短編は毒あるものの穏やかなラストに描かれていて。
冒頭からのメインで下がったテンションを、ある程度お口直しできます。
そう、収録の中編は完全なるブラック漫画なのでした。
まさしくバッドエンド。
得意でない方は、↓表紙などのメイド絵に引っかけられないよう注意(笑)
ただ、そうした転落モノがお好きならば、満足いただけると思います。
カラーページは完全収録で、全232ページ。
作画は安定。
強い線で黒が目立ち、お話もあってかずーんと重い印象です。
だいたい枠間はあり、コマへの収まりも良いのですが。
それに負けない濃厚さがため、コテコテとした味わいでした。
とんかつソースでなく、オタフクソースみたいな感覚ね。
人物絵は漫画らしい可愛さあり、太いまつ毛が特徴。
そのキュートさがため、黒く描かれるとより強調されるようで…。
強いパンチ力となっていました。
ちょっと恐怖を感じますね…。
判断については、裏表紙のが良いと思います。
【 収録話 】 6話収録
003:「Fanaticism」 4話 カラー原稿あり
伯爵家「アルフォード」に仕える新人メイド「アリッサ」
”ご主人様のため性的な奉仕する”
そんな仕事があるとか噂も存在したものの、実際の屋敷ではそんな非日常世界はなく。
子息「オズワルド」も優しく、充実した日々を過ごしていました。
ある日、奥様の侍女である「コレット」に呼び出された「アリッサ」
部屋にて驚くべき光景を見ることとなるのでした。
ごく簡単にはそうした導入部。
屋敷に仕えるメイド世界を描いた連続話。
えっちに流れる成年漫画ではあるものの、服装などの設定部分ではあまりはっちゃけていないのがポイントです。
お話はバッドエンドみたいな展開。
どうすればそれを回避できたかなーって、再度読む際に考えていましたが…。
これは選択肢あるアドベンチャーゲームではなく、一本道なノベルなゲームですかね。
どうやってもあそこに行き着くか。
あるいは、そもそも屋敷に来ないのが最良だったかも。
(※大した生活はできないと思われ、そうするとあまり立場は変わらないかな)
※左:侍女「コレット」、右:新人メイド「アリッサ」
侍女「コレットさん」と共に「オズワルドくん」の性教育係をすることとなった「アリッサさん」
そこまでがだいたい1話目。
彼女にとって良くも悪くもあったのは、彼が優しい男性だったこと。
「そもそも僕は頼んでないのに…」
なんて発言もありました。
「アリッサさん」は当然初めてでしたが、キチンと対応してくれています。
余裕たっぷりの「コレット」とは違い、初々しく可愛らしい彼女。
まぁ、そりゃあ…あーなるのは自然なことでしょうね。
そんな訳で2話目。
カラー原稿部分からラブラブでしたが。
直属上司の家政婦長「ヴァイオラ」さんが不穏な発言をしており。
それを受けた「コレットさん」がついに本性を見せることとなるのでした。
実際、女として敗北もしているので、荒れるのも納得。
さて、これ以降は覚悟して見るように。
いい雰囲気は一切ありません。
3話目はその後の「アリッサさん」、そして「オズワルドくん」という感じ。
まだ1話残っていますが、すでにバッドエンド状態。
一縷の望みは彼女を探す「オズワルドくん」なのですが。
えー、どうなるのか、ぜひ本編にてご確認ください。
あるいは、ここで何とかなるかとも思ったんですけどね。
相手のが完全に上手でした。
ううむ残念。
ようやく最終話なのですが…カラー原稿部分は引っ掛け。
現実は残酷なものですよ。
ラストともあって、この屋敷の真の姿が描かれます。
ひでるさんがちょっと気になっていた、褐色肌の家政婦長「ヴァイオラさん」のえっちも見れました。
見れました…が。
あ、もう1つ重大な秘密も明らかになるので、お楽しみに。
なるほど、ああした言動なのはソレがためか。
げんなりするブラックなオチが待ってますよ。
151:「Lily ties」 カラー原稿あり
男爵「キートン」との結婚が決まった「ノーラ」こと「エレオノーラ」
彼女の父親より若干下という年齢で、年の差はあるものの良い男性。
「ノーラ」にとっては幸せなことでしたが。
彼女はお付きのメイド「キャリー」を”お姉様”と慕い、深い関係にあり。
嫁いだ後も続けていたのでした。
そんな感じの百合プレイなお話。
「ノーラさん」としては、複雑でしょうけど。
収録話のうち、こちらだけ大きな問題事はなく。
なんというか、安心して読める短編となっています。
冒頭の百合えっちに続くのは、結婚相手「キートン」との初体験。
「ノーラさん」が可愛い。
彼は評判通りの良い男性で、彼女にとってはこれが幸い。
事後の立ち回りも見事でした。
オチがあーなっているのは、そうした所作がためでしょうね。
後半にはお姉さま「キャリーさん」との行為があり。
なにゆえ「ノーラさん」があーなっていたのか、その真相が判明するようになっています。
※セシィー
187:「mitigation」 カラー原稿あり
途中はどうなることかと思いましたが…。
いちおう、ラストは良い感じになっていて、読後感は問題ないと思います。
戦争を生き延びた「ウィル」
付き合っていた「セシィー」も無事に生き延びていたんですが。
医学ができた彼女も看護婦として戦場におり…現在、とある問題を抱えていたのでした。
もったいないので、その問題が何か、はここで書きません。
こないだ読んだ漫画の影響がまだあり、この手のネタはどうにも不得意になってしまいました。
こうした話はヤダなぁ。
エロく感じないのですよ。
ラストがあーで本当に良かった。
【 その他 】
以上、本日は「しおこんぶ」センセでした。
こちらが2冊目の単行本なようです。
当ブログでは初単行本「恋まぐわい」を紹介しています。
前回、”連続モノが見たい”とか書いていましたが。
…まさかここまで真っ暗とは……。
ハードだなぁ。
Fanaticism (BAVEL COMICS) コミックス アダルト, 2017/1/31
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・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ブラック、メイド、複数
・構成 : カラー(28P)、6話収録(うち「Fanaticism」×4)
・おまけ: あとがき、コメントつきキャラクター設定資料、
カバー裏に別絵、表紙一部は立体仕様。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「しおこんぶ」センセの「Fanaticism ファナティシズム」です。
※左:メイド「キャリー」、右:「エレオノーラ」
【 構成・絵柄 】
収録は長めお話が6話ほど。
それぞれページ数は通常の倍ほどあり、数は少ないものの読み応えはまったく問題ありません。
どちらもストーリー性のある漫画群。
決定的な部分は無論避けますが。
ある程度までは踏み込まないと、非常に書き辛いので…。
すみません、ちょろっとネタバレします。
新鮮に読みたい方は、↓この先に進まない方がいいと思います。
宜しくお願い致します。
いちおう短編は毒あるものの穏やかなラストに描かれていて。
冒頭からのメインで下がったテンションを、ある程度お口直しできます。
そう、収録の中編は完全なるブラック漫画なのでした。
まさしくバッドエンド。
得意でない方は、↓表紙などのメイド絵に引っかけられないよう注意(笑)
ただ、そうした転落モノがお好きならば、満足いただけると思います。
カラーページは完全収録で、全232ページ。
作画は安定。
強い線で黒が目立ち、お話もあってかずーんと重い印象です。
だいたい枠間はあり、コマへの収まりも良いのですが。
それに負けない濃厚さがため、コテコテとした味わいでした。
とんかつソースでなく、オタフクソースみたいな感覚ね。
人物絵は漫画らしい可愛さあり、太いまつ毛が特徴。
そのキュートさがため、黒く描かれるとより強調されるようで…。
強いパンチ力となっていました。
ちょっと恐怖を感じますね…。
判断については、裏表紙のが良いと思います。
【 収録話 】 6話収録
003:「Fanaticism」 4話 カラー原稿あり
伯爵家「アルフォード」に仕える新人メイド「アリッサ」
”ご主人様のため性的な奉仕する”
そんな仕事があるとか噂も存在したものの、実際の屋敷ではそんな非日常世界はなく。
子息「オズワルド」も優しく、充実した日々を過ごしていました。
ある日、奥様の侍女である「コレット」に呼び出された「アリッサ」
部屋にて驚くべき光景を見ることとなるのでした。
ごく簡単にはそうした導入部。
屋敷に仕えるメイド世界を描いた連続話。
えっちに流れる成年漫画ではあるものの、服装などの設定部分ではあまりはっちゃけていないのがポイントです。
お話はバッドエンドみたいな展開。
どうすればそれを回避できたかなーって、再度読む際に考えていましたが…。
これは選択肢あるアドベンチャーゲームではなく、一本道なノベルなゲームですかね。
どうやってもあそこに行き着くか。
あるいは、そもそも屋敷に来ないのが最良だったかも。
(※大した生活はできないと思われ、そうするとあまり立場は変わらないかな)
※左:侍女「コレット」、右:新人メイド「アリッサ」
侍女「コレットさん」と共に「オズワルドくん」の性教育係をすることとなった「アリッサさん」
そこまでがだいたい1話目。
彼女にとって良くも悪くもあったのは、彼が優しい男性だったこと。
「そもそも僕は頼んでないのに…」
なんて発言もありました。
「アリッサさん」は当然初めてでしたが、キチンと対応してくれています。
余裕たっぷりの「コレット」とは違い、初々しく可愛らしい彼女。
まぁ、そりゃあ…あーなるのは自然なことでしょうね。
そんな訳で2話目。
カラー原稿部分からラブラブでしたが。
直属上司の家政婦長「ヴァイオラ」さんが不穏な発言をしており。
それを受けた「コレットさん」がついに本性を見せることとなるのでした。
実際、女として敗北もしているので、荒れるのも納得。
さて、これ以降は覚悟して見るように。
いい雰囲気は一切ありません。
3話目はその後の「アリッサさん」、そして「オズワルドくん」という感じ。
まだ1話残っていますが、すでにバッドエンド状態。
一縷の望みは彼女を探す「オズワルドくん」なのですが。
えー、どうなるのか、ぜひ本編にてご確認ください。
あるいは、ここで何とかなるかとも思ったんですけどね。
相手のが完全に上手でした。
ううむ残念。
ようやく最終話なのですが…カラー原稿部分は引っ掛け。
現実は残酷なものですよ。
ラストともあって、この屋敷の真の姿が描かれます。
ひでるさんがちょっと気になっていた、褐色肌の家政婦長「ヴァイオラさん」のえっちも見れました。
見れました…が。
あ、もう1つ重大な秘密も明らかになるので、お楽しみに。
なるほど、ああした言動なのはソレがためか。
げんなりするブラックなオチが待ってますよ。
151:「Lily ties」 カラー原稿あり
男爵「キートン」との結婚が決まった「ノーラ」こと「エレオノーラ」
彼女の父親より若干下という年齢で、年の差はあるものの良い男性。
「ノーラ」にとっては幸せなことでしたが。
彼女はお付きのメイド「キャリー」を”お姉様”と慕い、深い関係にあり。
嫁いだ後も続けていたのでした。
そんな感じの百合プレイなお話。
「ノーラさん」としては、複雑でしょうけど。
収録話のうち、こちらだけ大きな問題事はなく。
なんというか、安心して読める短編となっています。
冒頭の百合えっちに続くのは、結婚相手「キートン」との初体験。
「ノーラさん」が可愛い。
彼は評判通りの良い男性で、彼女にとってはこれが幸い。
事後の立ち回りも見事でした。
オチがあーなっているのは、そうした所作がためでしょうね。
後半にはお姉さま「キャリーさん」との行為があり。
なにゆえ「ノーラさん」があーなっていたのか、その真相が判明するようになっています。
※セシィー
187:「mitigation」 カラー原稿あり
途中はどうなることかと思いましたが…。
いちおう、ラストは良い感じになっていて、読後感は問題ないと思います。
戦争を生き延びた「ウィル」
付き合っていた「セシィー」も無事に生き延びていたんですが。
医学ができた彼女も看護婦として戦場におり…現在、とある問題を抱えていたのでした。
もったいないので、その問題が何か、はここで書きません。
こないだ読んだ漫画の影響がまだあり、この手のネタはどうにも不得意になってしまいました。
こうした話はヤダなぁ。
エロく感じないのですよ。
ラストがあーで本当に良かった。
【 その他 】
以上、本日は「しおこんぶ」センセでした。
こちらが2冊目の単行本なようです。
当ブログでは初単行本「恋まぐわい」を紹介しています。
前回、”連続モノが見たい”とか書いていましたが。
…まさかここまで真っ暗とは……。
ハードだなぁ。
Fanaticism (BAVEL COMICS) コミックス アダルト, 2017/1/31
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■お姉ちゃんとの秘めごと~挿入れるトコわかる?~ (吉田鳶牡)
★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●◎〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、お姉ちゃん、ショタ、SM
・構成 : カラー(4P)、短編×11話(うち「after five years」×2、
「トナリのとなり」×3、「カスガノシマイ」×2、「戦隊ヒーロー イービルバスター」×3)
・おまけ: あとがき・4コマ「あとがき第2話」、描き下ろし「おまけのイービルバスター」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「吉田鳶牡(よしだ・とびお)」センセの「お姉ちゃんとの秘めごと~挿入れるトコわかる?~」です。
※左:桃花、右:うみちゃん
【 構成・絵柄 】
収録11話のうち、1話は描き下ろしのショート漫画です。
また、純粋な短編というのは1話だけ。
2話の連続が2話、3話の連続も2話あり、くくった話数だと5エピソードとなっています。
タイトルそのまま、お姉ちゃんな漫画群。
必然的に男子は年下となるのですが、ヒロインに対してごく幼い感じに揃っていて。
ショタっぽい色もありました。
漫画はだいたいラブコメ調。
そう重くはないですが、SMっぽいネタもちらほらと含まれています。
ストーリーの流れは、いわゆるセオリーとはやや異なっていて。
個人的には、楽しく新鮮なものが揃っていました。
すらりとした細線での作画。
全体はデジタルな淡い色使いで、濃淡はゆるやか。
描き込みはややあっさり気味。
コマ割りはやや細かく、はみ出し・ぶち抜きなどもあるのですが。
枠間は確保されていて、前述の色彩などが強くないため。
こざっぱりとした原稿具合です。
漫画表現もそんな感じで、好き嫌いあると思います。
独特な間とテンションで進んでおり、パンチ力はやや弱め。
また、服装・小物については、もうひと質感欲しい気がします。
(※良く描かれているコマもあります)
引き絵などもバランスが微妙に見える時があり、残念でした。
人物絵は広めな輪郭に、比較的小さく丸い目が特徴的。
身長はあり、優しい近所のお姉さんというイメージ。
漫画な可愛らしさですが、ちょっとリアルっぽさもありました。
ぱっと見で清潔感と爽やかさがあり、そうエロエロしくないのが良い点でしょう。
判断については、ほぼカラーと変わらないため↓表紙・裏表紙で問題ありません。
【 収録話 】 11話収録
003:「after five years」 カラー原稿あり
023:「after five years+」
「衣摺麗乃(きずり・れの)」に告白するも、あっさりフラれてしまった「一清(いっせい)」
それはそれでとして、次の日に彼女を映画に誘いにきたものの、
「私はアンタに興味ないんだよね」
そんな返事をされてしまったのでした。
落ち込んで帰る彼を呼び止めたのは、”未来から来た”という「麗乃」であり。
2人は5年後には付き合っている、と知らされたのでした。
概ねそんな導入部。
SFファンタジーなラブコメ話ですねー。
彼女の導きにてえっち展開となるのですが、初体験うんぬんのくだりは良かったです。
…で、実はこのエピソードにはそのオチから続く2話目まで驚くべき展開が待っていて。
はい、ここで詳細は書けません。
ひでるさんは2度驚かされました。
※未来から来た「麗乃」
033:「ポコチンから花粉」
雨の中ずぶ濡れだった近所の男の子「たっくん」を保護した「桃花(とうか)」
彼とのやり取りにて、
「子供ってどうしたら生まれるの?」
そんな質問をされた彼女は植物の”おしべ・めしべ”で説明しようとしたのですが…。
より興味を引いてしまったのでした。
そんな訳で、タイトルがあんな感じなのです。
年下のアドバンテージを最大限に活用したえっち展開。
自らの例えから、どんどん墓穴を掘っていく「桃花さん」がまた楽しいです。
お姉ちゃんしてました。
053:「トナリのとなり」前中後編
近所に住む男の子「徳永裕」は年下ながら妙に落ち着いた物腰であり。
なんだか気になっていた「荻野うみ」は、鍵を忘れて締め出されていた彼を預かることとしたのですが。
元カレからもらった大人のオモチャを発見されてしまったのでした。
↓表紙はこちらのヒロイン「うみちゃん」です。
あるいは、アレが何だか知ってるのかなー、って見ていましたが…。
後の台詞なども見る限り、そっち方面の知識はあまりないのね。
ただ、行動は「うみちゃん」が引っ掛かっただけのことはあるようでした。
そのまま彼との関係がダラダラ続いていくのか…と思いましたが、中編では彼のクラスメイトだという「保田一也」が登場。
ここからが、ちょっと驚くような展開に。
あー、そっち流れていくのかー。
これまた意外でした。
普通の成年漫画ならば、おそらく大半は前編の流れを発展・継承させていくだろうと思います。
こちらの後編は、ひと決着みたいなエピソード。
また、ちょっと色々考えさせられる、なかなか良いものでした。
115:「カスガノシマイ 長女編」
135:「カスガノシマイ 次女編」
マスコミ関係で働く父親が海外勤務となり。
「勇夫(いさお)」は父の友人夫婦の家・春日家に下宿しておりました。
皆いい人ばかりで姉妹「明梨(あかり)」・「楓」からも可愛がられ、生活はいたって順調だったのですが…という導入部。
長女編は過剰なスキンシップをしていた「明梨さん」
あれだけアピールしておいて、あの反応はちょっと意外な気もしました。
彼に主導権を握られるのは違うのか。
えっちに至る展開は、先のお話「ポコチンから花粉」とちょうど逆。
ちょっとセコイ言動だわね。
年上なのだから、もう少しスマートにリードして欲しいところでした。
えっちのくだりも、あれは…下手すると虐待みたいよ。
後編は妹「楓さん」
スポーツ少女ということで、冒頭のシャワーシーンは見事な日焼け跡でした。
陸上部だそうです。
こちらは、前話での行為を「明梨さん」が誤魔化したことが切っ掛け。
「楓さん」はいい娘だなぁ。
ただ、すでに経験者となってしまった「勇夫くん」がそんなんに乗じて仕掛けていく展開。
慌てる「楓さん」が実にキュートでした。
彼女のキャラ設定・こちらでの反応など、収録中こちらのエピソードが最もお気に入りです。
※左:春日楓、右:お姉ちゃん
153:「戦隊ヒーロー イービルバスター テオリーネ危機一髪」
173:「戦隊ヒーロー イービルバスターⅡ バスターピンク登場」
193:「おまけのイービルバスター」
戦隊モノ好きな弟「颯太」
自作で「イービルバスター」のコスプレを完成させていた彼は、”バスターごっこ”をするべく。
姉を女戦士「テオリーネ」の役に指名したのでした。
そっくりな服を見つけた、という母親のタンスにあったのは…という流れ。
タイトルそんなんですが、ごっこ遊びの姉弟エピソード。
こだわり派ですね、「颯太くん」
戦隊モノの女性幹部と言えば、エロい恰好はお約束であり。
お姉ちゃんは見事下着姿とされてしまうのでした。
なかなか恥ずかしいわね。
ごっこ遊びが、お約束でえっちに流れていくのですが…過激な言動をしていて。
彼が見てるのって、TV放送でなく、AVでは!?
お姉ちゃんもあっさりスイッチ入れないように(笑)
後編はタイトルそのまま、お姉ちゃんが今度は「バスターピンク」に扮するというもの。
ちゃんと前話の流れが生かされてます。
お姉ちゃん、いい娘だなぁ。
「ぐったり…」のくだりがお約束で好き。
「おまけのイービルバスター」は4ページのショート。
一瞬驚きました。
短いながらも、ちゃんとえっちシーンも入ってましたよ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「吉田鳶牡」センセでした。
片仮名名義もお持ちで、どうやら今回は3冊目の単行本。
ひでるさんは今回が初見です。
↓表紙・裏表紙に引っかけられました。
どうにも、漫画どんなか気になったので。
作画についてはだいたい想像通りだったのですが、お話は結構意外なものが多くて驚きました。
個人的にはWヒロインの春日姉妹と、コスプレえっちな「イービルバスター」がいいですね。
それぞれまだ続けられそうな余韻なので、続きがあればいいなぁ。
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・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●◎〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、お姉ちゃん、ショタ、SM
・構成 : カラー(4P)、短編×11話(うち「after five years」×2、
「トナリのとなり」×3、「カスガノシマイ」×2、「戦隊ヒーロー イービルバスター」×3)
・おまけ: あとがき・4コマ「あとがき第2話」、描き下ろし「おまけのイービルバスター」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「吉田鳶牡(よしだ・とびお)」センセの「お姉ちゃんとの秘めごと~挿入れるトコわかる?~」です。
※左:桃花、右:うみちゃん
【 構成・絵柄 】
収録11話のうち、1話は描き下ろしのショート漫画です。
また、純粋な短編というのは1話だけ。
2話の連続が2話、3話の連続も2話あり、くくった話数だと5エピソードとなっています。
タイトルそのまま、お姉ちゃんな漫画群。
必然的に男子は年下となるのですが、ヒロインに対してごく幼い感じに揃っていて。
ショタっぽい色もありました。
漫画はだいたいラブコメ調。
そう重くはないですが、SMっぽいネタもちらほらと含まれています。
ストーリーの流れは、いわゆるセオリーとはやや異なっていて。
個人的には、楽しく新鮮なものが揃っていました。
すらりとした細線での作画。
全体はデジタルな淡い色使いで、濃淡はゆるやか。
描き込みはややあっさり気味。
コマ割りはやや細かく、はみ出し・ぶち抜きなどもあるのですが。
枠間は確保されていて、前述の色彩などが強くないため。
こざっぱりとした原稿具合です。
漫画表現もそんな感じで、好き嫌いあると思います。
独特な間とテンションで進んでおり、パンチ力はやや弱め。
また、服装・小物については、もうひと質感欲しい気がします。
(※良く描かれているコマもあります)
引き絵などもバランスが微妙に見える時があり、残念でした。
人物絵は広めな輪郭に、比較的小さく丸い目が特徴的。
身長はあり、優しい近所のお姉さんというイメージ。
漫画な可愛らしさですが、ちょっとリアルっぽさもありました。
ぱっと見で清潔感と爽やかさがあり、そうエロエロしくないのが良い点でしょう。
判断については、ほぼカラーと変わらないため↓表紙・裏表紙で問題ありません。
【 収録話 】 11話収録
003:「after five years」 カラー原稿あり
023:「after five years+」
「衣摺麗乃(きずり・れの)」に告白するも、あっさりフラれてしまった「一清(いっせい)」
それはそれでとして、次の日に彼女を映画に誘いにきたものの、
「私はアンタに興味ないんだよね」
そんな返事をされてしまったのでした。
落ち込んで帰る彼を呼び止めたのは、”未来から来た”という「麗乃」であり。
2人は5年後には付き合っている、と知らされたのでした。
概ねそんな導入部。
SFファンタジーなラブコメ話ですねー。
彼女の導きにてえっち展開となるのですが、初体験うんぬんのくだりは良かったです。
…で、実はこのエピソードにはそのオチから続く2話目まで驚くべき展開が待っていて。
はい、ここで詳細は書けません。
ひでるさんは2度驚かされました。
※未来から来た「麗乃」
033:「ポコチンから花粉」
雨の中ずぶ濡れだった近所の男の子「たっくん」を保護した「桃花(とうか)」
彼とのやり取りにて、
「子供ってどうしたら生まれるの?」
そんな質問をされた彼女は植物の”おしべ・めしべ”で説明しようとしたのですが…。
より興味を引いてしまったのでした。
そんな訳で、タイトルがあんな感じなのです。
年下のアドバンテージを最大限に活用したえっち展開。
自らの例えから、どんどん墓穴を掘っていく「桃花さん」がまた楽しいです。
お姉ちゃんしてました。
053:「トナリのとなり」前中後編
近所に住む男の子「徳永裕」は年下ながら妙に落ち着いた物腰であり。
なんだか気になっていた「荻野うみ」は、鍵を忘れて締め出されていた彼を預かることとしたのですが。
元カレからもらった大人のオモチャを発見されてしまったのでした。
↓表紙はこちらのヒロイン「うみちゃん」です。
あるいは、アレが何だか知ってるのかなー、って見ていましたが…。
後の台詞なども見る限り、そっち方面の知識はあまりないのね。
ただ、行動は「うみちゃん」が引っ掛かっただけのことはあるようでした。
そのまま彼との関係がダラダラ続いていくのか…と思いましたが、中編では彼のクラスメイトだという「保田一也」が登場。
ここからが、ちょっと驚くような展開に。
あー、そっち流れていくのかー。
これまた意外でした。
普通の成年漫画ならば、おそらく大半は前編の流れを発展・継承させていくだろうと思います。
こちらの後編は、ひと決着みたいなエピソード。
また、ちょっと色々考えさせられる、なかなか良いものでした。
115:「カスガノシマイ 長女編」
135:「カスガノシマイ 次女編」
マスコミ関係で働く父親が海外勤務となり。
「勇夫(いさお)」は父の友人夫婦の家・春日家に下宿しておりました。
皆いい人ばかりで姉妹「明梨(あかり)」・「楓」からも可愛がられ、生活はいたって順調だったのですが…という導入部。
長女編は過剰なスキンシップをしていた「明梨さん」
あれだけアピールしておいて、あの反応はちょっと意外な気もしました。
彼に主導権を握られるのは違うのか。
えっちに至る展開は、先のお話「ポコチンから花粉」とちょうど逆。
ちょっとセコイ言動だわね。
年上なのだから、もう少しスマートにリードして欲しいところでした。
えっちのくだりも、あれは…下手すると虐待みたいよ。
後編は妹「楓さん」
スポーツ少女ということで、冒頭のシャワーシーンは見事な日焼け跡でした。
陸上部だそうです。
こちらは、前話での行為を「明梨さん」が誤魔化したことが切っ掛け。
「楓さん」はいい娘だなぁ。
ただ、すでに経験者となってしまった「勇夫くん」がそんなんに乗じて仕掛けていく展開。
慌てる「楓さん」が実にキュートでした。
彼女のキャラ設定・こちらでの反応など、収録中こちらのエピソードが最もお気に入りです。
※左:春日楓、右:お姉ちゃん
153:「戦隊ヒーロー イービルバスター テオリーネ危機一髪」
173:「戦隊ヒーロー イービルバスターⅡ バスターピンク登場」
193:「おまけのイービルバスター」
戦隊モノ好きな弟「颯太」
自作で「イービルバスター」のコスプレを完成させていた彼は、”バスターごっこ”をするべく。
姉を女戦士「テオリーネ」の役に指名したのでした。
そっくりな服を見つけた、という母親のタンスにあったのは…という流れ。
タイトルそんなんですが、ごっこ遊びの姉弟エピソード。
こだわり派ですね、「颯太くん」
戦隊モノの女性幹部と言えば、エロい恰好はお約束であり。
お姉ちゃんは見事下着姿とされてしまうのでした。
なかなか恥ずかしいわね。
ごっこ遊びが、お約束でえっちに流れていくのですが…過激な言動をしていて。
彼が見てるのって、TV放送でなく、AVでは!?
お姉ちゃんもあっさりスイッチ入れないように(笑)
後編はタイトルそのまま、お姉ちゃんが今度は「バスターピンク」に扮するというもの。
ちゃんと前話の流れが生かされてます。
お姉ちゃん、いい娘だなぁ。
「ぐったり…」のくだりがお約束で好き。
「おまけのイービルバスター」は4ページのショート。
一瞬驚きました。
短いながらも、ちゃんとえっちシーンも入ってましたよ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「吉田鳶牡」センセでした。
片仮名名義もお持ちで、どうやら今回は3冊目の単行本。
ひでるさんは今回が初見です。
↓表紙・裏表紙に引っかけられました。
どうにも、漫画どんなか気になったので。
作画についてはだいたい想像通りだったのですが、お話は結構意外なものが多くて驚きました。
個人的にはWヒロインの春日姉妹と、コスプレえっちな「イービルバスター」がいいですね。
それぞれまだ続けられそうな余韻なので、続きがあればいいなぁ。
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■ちっぱい生徒は僕の妻。 (只野さとる)
★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] ラブコメ、学園、夫婦、女装
・構成 : カラー(4P)、7話+α収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、カラー描き下ろし「オープニング」、
描き下ろし「AfterStory」、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「只野さとる(ただの・さとる)」センセの「ちっぱい生徒は僕の妻。」です。
※若奥様「ちぃさん」
【 構成・絵柄 】
1冊まるまるの長編。
舞台・キャラなど固定された連続ストーリーとなってました。
あとがきにて「ここで一段落~」とあり、オチの雰囲気(描き下ろしね)からしても続きはないみたいです。
もともとは電子配信していたものの単行本化。
1話あたりだいたい24ページほどあり、量は多め。
単行本では198ページくらいありました。
いちおう一般単行本ですが、普通に直接行為描写のある、一般のえっち系。
絵的にはソフトで、消し具合も大きいです。
まぁ、漫画的にシチュエーションで勝負するタイプですけどね。
ジャンルはラブコメ。
とある理由で主人公が女装をしているため、ぱっと見では全員女性みたいな雰囲気になっていました。
甘く楽しい仕上がりですよ。
さらりとした線での作画。
白比率高く、色づきはやや軽め。
デジタル彩色で濃淡もあっさりしています。
コマ割りは中小。
だいたい枠間も確保されています。
センセ独特なバランス感もありますが、全体的に丁寧で目立つ乱れ・崩れはほぼなく。
すっきりとした見易い原稿です。
幅ある輪郭でまつ毛濃く、ぱっちりと目が大きめの可愛らしい人物絵。
ある程度ですが、しっかりしている鼻筋が特徴でしょう。
ラブコメらしく適度にコメディー崩しされ、クドさなく爽やかでした。
判断については紹介帯のカット絵が分かり易いです。
【 収録話 】 7話+α話収録
003:「ちっぱい生徒は僕の妻。カラー」 カラー描き下ろし
009:「ちっぱい生徒は僕の妻。」
189:「ちっぱい生徒は僕の妻。 AfterStory」 描き下ろし
”男とバレずに受け持ったクラスを卒業させること”
そんな奇妙な条件を課して代々の院長を選出してきたふじ女学院。
院長の息子「藤森マキオ」もその慣習を受け継ぎ。
女装して「槇尾まき」との名乗りで、教師をしていました。
また、そちらに通う生徒「ちぃさん」こと「水原ちひろ」とは結婚(※現在は当然「藤森」)しており。
2つの秘密を抱えつつ、学園生活を送っていたのでした。
だいたいそんな感じ。
※クラス委員「東さん」
えっち要素の強い学園ラブコメ。
奥様が生徒というだけでも物語たっぷりなのですが。
旦那がそちらで女装しつつ、教師をやっているという、これまたもの凄い設定。
しかも水着とか着ていたりして。
まぁ、現実にはあり得ないだろうことですが…これくらいはっちゃけてた方が楽しいですわね。
漫画だし。
特異な設定で、色々とイベントなりシチュエーションなりが想像できるのですが。
見た感覚ではクライマックスにて臨海学校が舞台として描かれていたものの、学校の定番的なイベントはごく少なめでした。
1巻で完結ですしね。
主要な登場人物は、女子学校がため主人公以外はほぼ女性ばかり。
そのため、ハーレムものっぽい雰囲気もありました。
まぁ、彼すでに結婚済みで、あちこち手を広げたりはしないのですが。
…実は、他にも男子いるんですけどね。
冒頭のカラー漫画4ページは描き下ろし。
えっち本を発見した「ちぃさん」が腹を立てて仕掛けるというもの。
内容がため、そう大きくないながら胸で頑張ってくれていました。
1話目は説明回ですね。
なお、漫画がため「ちぃさん」のクラス担任も「槇尾まき」こと「マキオくん」です。
お弁当を渡すのを忘れてしまったため、昼休みに届けるというもの。
教師「マキオくん」に会いに行く口実として、「東」さんからプリントを受け取っていたんですが。
それがため、次の展開になってしまうのでした。
なお、「ちぃさん」が可愛いところを見せたため、学園えっちに発展しています。
半ば冗談のつもりだったようで、また気持ちわからんでもないですが…校内は危険ですわね。
秘密抱えてるのに。
そんな訳で2話目はクラス委員「東さん」のピックアップ回。
序盤の危機です。
メインヒロイン「ちぃさん」はショートカットの可愛らしい娘ですが、黒髪ロングな「東さん」は正統派な美少女という雰囲気。
裏表紙を飾っています。
2人の関係に探りを入れてきた彼女と、教師「マキオくん」がひょんな偶然からロッカーに閉じ込められる~というシチュエーションです。
こんなん好き。
成年系でないため、寸止めとなっているのが逆にえっちだと思います。
後半では裸エプロンとなった「ちぃさん」が見れますよ。
2人の出会いシーンが冒頭に描かれる3話目。
こちらでは現院長にして「マキオくん」の父親「藤森宗二」が登場しています。
今回の舞台はほぼ家なため、彼も普通の恰好でした。
メインはキッチンでのドキドキえっちなのですが。
(※近くに義父がいるため、我慢しつつなネタ)
冒頭にあった、”料理中に後ろから~”のが好き。
しかし、「マキオくん」の父親が現在の院長ということは…やっぱ女装したのかな。
4話目は新キャラ「藤森奏多(カナタ)」登場。
実際は前話オチからですがね。
アメリカからの編入生で、金髪にツリ目という「カナタさん」
こうした漫画では定番の、積極的なライバルキャラです。
うん、ラブコメ漫画らしくなってきました。
なにしろ、「東さん」は基本的にいい娘ですから、舞台整わない限り遠慮しちゃうので。
(※後に整います)
メインは中盤の「ちぃさん」の1人プレイ、後半のブルマプレイです。
ブルマ姿が可愛くていいんですね。
そりゃ妄想もするわな。
※水原ちひろ
5話目からが臨海学校です。
ここらあたりから、最終エピソード。
冒頭での台詞「女性限定」とおり、女だらけの水泳大会みたいな感じです。
最初はお風呂シーンから。
12ページほど使って2人のえっちが描かれていました。
まぁ、直接行為は1話ぶりですからね。
心なしか作画にも力が入ってます。
6話目は再度「東さん」のピックアップ回。
スクール水着姿がキュート…とか見ていたら。
なんと、「マキオくん」も水着姿なのでした!
うそー!
…あ、下はいちおうパレオなのね。
なお、この時には「指定のがまだない」という理由で「カナタさん」も水着は違ったりしていて。
2周目でなるほど、って思いました。
メインは「東さん」で、やはり直接ではないのですが…。
実は収録でココが最もお気に入り。
彼女にもいいパートナー見つかればいいですね。
そんなこんなで最終話。
詳細はいちおう伏せますが。
この場面で結構危険な野外えっちです。
まぁ、こうした漫画なので、ブラックな展開にはなりませんが。
ラストでは驚くべき事実も明らかになります。
そちらは多少はっちゃけ感があったためか。
描き下ろしはもう少しラストっぽい、非常に良い雰囲気となってました。
【 その他 】
そんなこんなで本日は「只野さとる」センセでした。
タイトルに引っぱられましたね。
↓表紙絵も非常に良かったです。
また、紹介帯に書かれていた「秘密」の二文字がぱっと意味深で。
そちらのアピール具合も巧かったと思いました。
「聖(さとる)」名義ではどうやら3冊発売している様子。
(※こちらの名義ももともとはそっち)
ブログの書き出しもそちらの名前になっていて、認知としてはそちらのがあるみたい。
…あー、なるほど。
他単行本のイラストがなんだか女性向けみたいな気がしていましたが。
「miel TL comics」はまさしくソレそのものでした。
別名義で発売したのもそれですね。
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・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] ラブコメ、学園、夫婦、女装
・構成 : カラー(4P)、7話+α収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、カラー描き下ろし「オープニング」、
描き下ろし「AfterStory」、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「只野さとる(ただの・さとる)」センセの「ちっぱい生徒は僕の妻。」です。
※若奥様「ちぃさん」
【 構成・絵柄 】
1冊まるまるの長編。
舞台・キャラなど固定された連続ストーリーとなってました。
あとがきにて「ここで一段落~」とあり、オチの雰囲気(描き下ろしね)からしても続きはないみたいです。
もともとは電子配信していたものの単行本化。
1話あたりだいたい24ページほどあり、量は多め。
単行本では198ページくらいありました。
いちおう一般単行本ですが、普通に直接行為描写のある、一般のえっち系。
絵的にはソフトで、消し具合も大きいです。
まぁ、漫画的にシチュエーションで勝負するタイプですけどね。
ジャンルはラブコメ。
とある理由で主人公が女装をしているため、ぱっと見では全員女性みたいな雰囲気になっていました。
甘く楽しい仕上がりですよ。
さらりとした線での作画。
白比率高く、色づきはやや軽め。
デジタル彩色で濃淡もあっさりしています。
コマ割りは中小。
だいたい枠間も確保されています。
センセ独特なバランス感もありますが、全体的に丁寧で目立つ乱れ・崩れはほぼなく。
すっきりとした見易い原稿です。
幅ある輪郭でまつ毛濃く、ぱっちりと目が大きめの可愛らしい人物絵。
ある程度ですが、しっかりしている鼻筋が特徴でしょう。
ラブコメらしく適度にコメディー崩しされ、クドさなく爽やかでした。
判断については紹介帯のカット絵が分かり易いです。
【 収録話 】 7話+α話収録
003:「ちっぱい生徒は僕の妻。カラー」 カラー描き下ろし
009:「ちっぱい生徒は僕の妻。」
189:「ちっぱい生徒は僕の妻。 AfterStory」 描き下ろし
”男とバレずに受け持ったクラスを卒業させること”
そんな奇妙な条件を課して代々の院長を選出してきたふじ女学院。
院長の息子「藤森マキオ」もその慣習を受け継ぎ。
女装して「槇尾まき」との名乗りで、教師をしていました。
また、そちらに通う生徒「ちぃさん」こと「水原ちひろ」とは結婚(※現在は当然「藤森」)しており。
2つの秘密を抱えつつ、学園生活を送っていたのでした。
だいたいそんな感じ。
※クラス委員「東さん」
えっち要素の強い学園ラブコメ。
奥様が生徒というだけでも物語たっぷりなのですが。
旦那がそちらで女装しつつ、教師をやっているという、これまたもの凄い設定。
しかも水着とか着ていたりして。
まぁ、現実にはあり得ないだろうことですが…これくらいはっちゃけてた方が楽しいですわね。
漫画だし。
特異な設定で、色々とイベントなりシチュエーションなりが想像できるのですが。
見た感覚ではクライマックスにて臨海学校が舞台として描かれていたものの、学校の定番的なイベントはごく少なめでした。
1巻で完結ですしね。
主要な登場人物は、女子学校がため主人公以外はほぼ女性ばかり。
そのため、ハーレムものっぽい雰囲気もありました。
まぁ、彼すでに結婚済みで、あちこち手を広げたりはしないのですが。
…実は、他にも男子いるんですけどね。
冒頭のカラー漫画4ページは描き下ろし。
えっち本を発見した「ちぃさん」が腹を立てて仕掛けるというもの。
内容がため、そう大きくないながら胸で頑張ってくれていました。
1話目は説明回ですね。
なお、漫画がため「ちぃさん」のクラス担任も「槇尾まき」こと「マキオくん」です。
お弁当を渡すのを忘れてしまったため、昼休みに届けるというもの。
教師「マキオくん」に会いに行く口実として、「東」さんからプリントを受け取っていたんですが。
それがため、次の展開になってしまうのでした。
なお、「ちぃさん」が可愛いところを見せたため、学園えっちに発展しています。
半ば冗談のつもりだったようで、また気持ちわからんでもないですが…校内は危険ですわね。
秘密抱えてるのに。
そんな訳で2話目はクラス委員「東さん」のピックアップ回。
序盤の危機です。
メインヒロイン「ちぃさん」はショートカットの可愛らしい娘ですが、黒髪ロングな「東さん」は正統派な美少女という雰囲気。
裏表紙を飾っています。
2人の関係に探りを入れてきた彼女と、教師「マキオくん」がひょんな偶然からロッカーに閉じ込められる~というシチュエーションです。
こんなん好き。
成年系でないため、寸止めとなっているのが逆にえっちだと思います。
後半では裸エプロンとなった「ちぃさん」が見れますよ。
2人の出会いシーンが冒頭に描かれる3話目。
こちらでは現院長にして「マキオくん」の父親「藤森宗二」が登場しています。
今回の舞台はほぼ家なため、彼も普通の恰好でした。
メインはキッチンでのドキドキえっちなのですが。
(※近くに義父がいるため、我慢しつつなネタ)
冒頭にあった、”料理中に後ろから~”のが好き。
しかし、「マキオくん」の父親が現在の院長ということは…やっぱ女装したのかな。
4話目は新キャラ「藤森奏多(カナタ)」登場。
実際は前話オチからですがね。
アメリカからの編入生で、金髪にツリ目という「カナタさん」
こうした漫画では定番の、積極的なライバルキャラです。
うん、ラブコメ漫画らしくなってきました。
なにしろ、「東さん」は基本的にいい娘ですから、舞台整わない限り遠慮しちゃうので。
(※後に整います)
メインは中盤の「ちぃさん」の1人プレイ、後半のブルマプレイです。
ブルマ姿が可愛くていいんですね。
そりゃ妄想もするわな。
※水原ちひろ
5話目からが臨海学校です。
ここらあたりから、最終エピソード。
冒頭での台詞「女性限定」とおり、女だらけの水泳大会みたいな感じです。
最初はお風呂シーンから。
12ページほど使って2人のえっちが描かれていました。
まぁ、直接行為は1話ぶりですからね。
心なしか作画にも力が入ってます。
6話目は再度「東さん」のピックアップ回。
スクール水着姿がキュート…とか見ていたら。
なんと、「マキオくん」も水着姿なのでした!
うそー!
…あ、下はいちおうパレオなのね。
なお、この時には「指定のがまだない」という理由で「カナタさん」も水着は違ったりしていて。
2周目でなるほど、って思いました。
メインは「東さん」で、やはり直接ではないのですが…。
実は収録でココが最もお気に入り。
彼女にもいいパートナー見つかればいいですね。
そんなこんなで最終話。
詳細はいちおう伏せますが。
この場面で結構危険な野外えっちです。
まぁ、こうした漫画なので、ブラックな展開にはなりませんが。
ラストでは驚くべき事実も明らかになります。
そちらは多少はっちゃけ感があったためか。
描き下ろしはもう少しラストっぽい、非常に良い雰囲気となってました。
【 その他 】
そんなこんなで本日は「只野さとる」センセでした。
タイトルに引っぱられましたね。
↓表紙絵も非常に良かったです。
また、紹介帯に書かれていた「秘密」の二文字がぱっと意味深で。
そちらのアピール具合も巧かったと思いました。
「聖(さとる)」名義ではどうやら3冊発売している様子。
(※こちらの名義ももともとはそっち)
ブログの書き出しもそちらの名前になっていて、認知としてはそちらのがあるみたい。
…あー、なるほど。
他単行本のイラストがなんだか女性向けみたいな気がしていましたが。
「miel TL comics」はまさしくソレそのものでした。
別名義で発売したのもそれですね。
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■女の子のおもちゃ (砂漠)
★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●〇〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ロリ、積極的、コメディー
・構成 : 初単行本、短編×10話。
・おまけ: あとがきまんが、カバー裏に漫画「こずえ、かえで」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「砂漠(さばく)」センセの「女の子のおもちゃ」です。
※左:鈴木かえで、右:井上ねむ
【 構成・絵柄 】
収録の10話は全て短編。
そのうち最終話は収録ヒロインがちらりと顔を出すショートで、おまけっぽい感じ。
あとがき部分もまた漫画となっていて、いわゆる”あとがき”のようなセンセの気持ちが見えるものではなく。
収録男性陣がずらりと登場する、1ページのコメディーものとなっていました。
また、カバー裏の両面も漫画でして。
そちらも収録作品をドがつきそうなコメディー調としたものです。
漫画多くて楽しい構成でした。
くくりは「TENMACOMICS LO」で、当然ながらそっち系。
”LOでも異彩を放つ妖艶と不可思議を貴方に。”
…と、出版社さんはそんな紹介文面としていて。
だいたいは楽しく可笑しい風な短編群の中で、一部は妖しい魅力にぞっとさせられるような…緊張感ある漫画も含まれています。
これがセンセの作画と合って、他であまり見られない強い個性になっているのでした。
全部そんなんだと読んでて疲れちゃうので、コメディー漫画らと良いバランスなのかもしれません。
しっかりとした細線での作画。
濃淡はちょうど良いからやや暗め。
描き込みは適度なくらいかと思います。
コマ割りはやや細かく、1ページまるまるな大コマもちらほら。
ほぼ枠間は確保されており、概ねワク内に収まっていました。
崩しの大きい、コメディーな表現も多いのですが。
人物画がやや漫画寄りでないこともあって、ちょっとした表情は冷たく妖しく。
前述もしました、独特な緊張感を与えています。
紙面外に広がってきそうな擬音も特徴的でした。
先のくくりそのまま、ロリっとしたバランスなヒロイン群。
目の大きい可愛らしい娘もいるんですが、基本的には横長目でリアルさあります。
そう、ちょうど↓表紙みたいな感じね。
ああした雰囲気が刺さるかどうか、で判断するのが良いと思います。
【 収録話 】 10話収録
003:「運転手」
お嬢様「こずえ」の送り迎えをしている運転手「石田」のエピソード。
彼女からのお誘いで、車内えっちです。
「だいたい最初に~」の発言から、彼女があーなってる原因は「石田くん」のようなのですが。
その切っ掛け話を見たいなぁ。
なにが故に、あの彼の理性が飛んだんだろうか。
雰囲気よりもマセた娘さんなようなので、やはりあーは言っても彼女から誘ってきたのではないかなぁ…。
また、ちょっとしたことなのですが。
彼女の座る位置とかシートベルトとか変で、引っ掛かりました。
023:「昼すぎの夢」
双子「つばき」・「こなつ」とのえっち話。
容姿はそっくりですが、「つばきちゃん」のが性格の可愛らしい娘。
2人でもスル描写がありましたが、なにがためそんなんになったんだろう。
並ぶ姿が良く、パンチ力のあるえっちシーンとなっています。
※左:こずえ、右:みかん
043:「おしえてあげる」
親の友達の娘「夏野みかん」を家庭教師することとなった主人公。
しかし、まるで言う事を聞かず、勉強もせず、困っていたところ。
彼女は次第にその本性を見せるのでした。
タイトル通りに、「みかんちゃん」からえっちを教わるお話です。
発言にて確認できたのは、山口先生、藤田くん、となりのおじさん~などなど。
(※実は重要な人がもう1人います)
なるほど、事実経験豊富で、あーまで余裕がある訳だ。
それでいて成績もよく、これは彼の手に負えない娘さん。
1コマ目の「わかんなーい」もわざとか。
063:「叱ってください」
スクールカースト上位っぽい「鈴木かえで」とデブ教師のカップル。
こちらもタイトル通りに、えっち最中では彼女を叱っているのですが…。
実は完全に彼女の支配下となっています。
「かえでちゃん」の極端なS・Mっぷりが凄い。
なんというか、困った娘さんだ。
言動はあんな感じなのですが、もしかしたら収録で最もラブラブなカップルかもしれませんね。
なお、カバー裏漫画の片方はこちらのエピソード。
そちらでも2人の絆(笑)を感じられます。
083:「ぼくのママ」
「ママ」こと「浅倉かりん」とのそうしたプレイなエピソード。
癒し、という面では収録で彼女がトップでしょうねー。
実際、彼はこうした事があるからこそ、社会人を続けられてるのだろうから。
いい・わるいは別にして。
発言から察するに、ご飯もしっかり用意しているようで。
オチ部分を含めて、非常にデキた相方と言えるのではないでしょうか。
103:「侵触」
ヴァイオリン教室に通う「山崎ゆず」
そちらの講師は、いかにも内気・気弱そうな彼女に悪戯をしていたのですが…というのもの。
前半5ページの雰囲気が一瞬でひっくり返る、良作品。
まさに単行本表題通りになっちゃいます。
収録では唯一の眼鏡ヒロイン。
”いかにも内気・気弱そう”~だった、「ゆずちゃん」の本性が怖い。
途端に追い詰められていまう講師が楽しいです。
うん、こうした事は現実にあるかもしれませんね。
外面なんて、案外当てにならないものですから。
123:「妹はセックス中毒」
収録では唯一の近親モノ。
まさにタイトル通りで、仲良しな妹「桃子」はえっち好きだったのです、というもの。
「何度かうっかり~」
とか書かれていましたが…。
いつからか突然そうなる訳もなく、アンタが教えこんだのではないの??
頑張って抵抗するお兄ちゃんに対する「桃子ちゃん」が楽しい。
「今さら!?」
うん、その通りですね。
143:「自分が嫌い」
放課後の教室で主人公「前田」が見た光景。
クラスメイト「井上ねむ」が学年一の乱暴者らに好き勝手にされていたのです。
彼女を助けるべく、その後に体育倉庫へと呼び出したのですが…という導入部。
「はっ、嘘ばっか」
という彼女の発言は…なるほど、そっちのが正しいか。
ただし、そもそも、あの彼1人でどうにか出来るような事態ではなく。
足元見られても仕方ないですね、悲しいけど。
(あれはアレで彼なりに勇気を出したとは思うが)
また、こちらの「ねむさん」は収録ヒロイン中でもトップクラスに斜に構えた娘で。
彼には荷が勝ちすぎますね。
(※たぶん、あの男子らの手にも負えてないと思う)
オチも暗く、読後感は良いものではないのですが…。
非常に高い完成度の1話でした(笑)
※水曜日の夜子さん
163:「水曜日の夜子さん」
水曜日の深夜、校外のどこかに黒ずくめな服装で現われ。
道行く男性をえっちに誘う…。
ネットなどでそうした噂となっていた”水曜日の夜子さん”
酔っぱらって終電を逃したサラリーマンは、その「夜子さん」に出会ったのでした。
黒のワンピースに黒い帽子、ランドセルという出で立ち。
(※おそらくランドセルは普通に赤色みたい)
黒髪はストレートのロングで…。
仕草・物言いに上品さもあり、どこぞのお嬢様っぽい感じです。
「別料金~」とか、意外に俗っぽい発言もあるんですけどね。
男性を見る限り、やっぱりこの娘は人外の何かなのかな。
時刻もあってか、この漫画は枠間まで黒く、独特な妖しさがありました。
183:「ロリ地獄」
8ページのショートで、コメディーな漫画。
漫画編集者Wが地獄へ堕ち…。
ロリコン専用の地獄という「ロリ地獄」行きとなるもの。
単行本収録のヒロインらが顔を見せており、おまけ漫画みたいな感じ。
なかなか凄まじい光景でした。
【 その他 】
以上、本日は「砂漠」センセでした。
今回が初単行本とのこと。
おめでとうございます!
前述しておりますが。
↓表紙の妖しい雰囲気に釣り上げられたのは私です。
お話も想像通りで、良かったです。
ただ、カバー裏漫画の「こずえちゃん」のお父さんには驚きました。
あんなんかー。
女の子のおもちゃ (TENMACOMICS LO #247.)
(2019/3/28)
砂漠
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・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●〇〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ロリ、積極的、コメディー
・構成 : 初単行本、短編×10話。
・おまけ: あとがきまんが、カバー裏に漫画「こずえ、かえで」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「砂漠(さばく)」センセの「女の子のおもちゃ」です。
※左:鈴木かえで、右:井上ねむ
【 構成・絵柄 】
収録の10話は全て短編。
そのうち最終話は収録ヒロインがちらりと顔を出すショートで、おまけっぽい感じ。
あとがき部分もまた漫画となっていて、いわゆる”あとがき”のようなセンセの気持ちが見えるものではなく。
収録男性陣がずらりと登場する、1ページのコメディーものとなっていました。
また、カバー裏の両面も漫画でして。
そちらも収録作品をドがつきそうなコメディー調としたものです。
漫画多くて楽しい構成でした。
くくりは「TENMACOMICS LO」で、当然ながらそっち系。
”LOでも異彩を放つ妖艶と不可思議を貴方に。”
…と、出版社さんはそんな紹介文面としていて。
だいたいは楽しく可笑しい風な短編群の中で、一部は妖しい魅力にぞっとさせられるような…緊張感ある漫画も含まれています。
これがセンセの作画と合って、他であまり見られない強い個性になっているのでした。
全部そんなんだと読んでて疲れちゃうので、コメディー漫画らと良いバランスなのかもしれません。
しっかりとした細線での作画。
濃淡はちょうど良いからやや暗め。
描き込みは適度なくらいかと思います。
コマ割りはやや細かく、1ページまるまるな大コマもちらほら。
ほぼ枠間は確保されており、概ねワク内に収まっていました。
崩しの大きい、コメディーな表現も多いのですが。
人物画がやや漫画寄りでないこともあって、ちょっとした表情は冷たく妖しく。
前述もしました、独特な緊張感を与えています。
紙面外に広がってきそうな擬音も特徴的でした。
先のくくりそのまま、ロリっとしたバランスなヒロイン群。
目の大きい可愛らしい娘もいるんですが、基本的には横長目でリアルさあります。
そう、ちょうど↓表紙みたいな感じね。
ああした雰囲気が刺さるかどうか、で判断するのが良いと思います。
【 収録話 】 10話収録
003:「運転手」
お嬢様「こずえ」の送り迎えをしている運転手「石田」のエピソード。
彼女からのお誘いで、車内えっちです。
「だいたい最初に~」の発言から、彼女があーなってる原因は「石田くん」のようなのですが。
その切っ掛け話を見たいなぁ。
なにが故に、あの彼の理性が飛んだんだろうか。
雰囲気よりもマセた娘さんなようなので、やはりあーは言っても彼女から誘ってきたのではないかなぁ…。
また、ちょっとしたことなのですが。
彼女の座る位置とかシートベルトとか変で、引っ掛かりました。
023:「昼すぎの夢」
双子「つばき」・「こなつ」とのえっち話。
容姿はそっくりですが、「つばきちゃん」のが性格の可愛らしい娘。
2人でもスル描写がありましたが、なにがためそんなんになったんだろう。
並ぶ姿が良く、パンチ力のあるえっちシーンとなっています。
※左:こずえ、右:みかん
043:「おしえてあげる」
親の友達の娘「夏野みかん」を家庭教師することとなった主人公。
しかし、まるで言う事を聞かず、勉強もせず、困っていたところ。
彼女は次第にその本性を見せるのでした。
タイトル通りに、「みかんちゃん」からえっちを教わるお話です。
発言にて確認できたのは、山口先生、藤田くん、となりのおじさん~などなど。
(※実は重要な人がもう1人います)
なるほど、事実経験豊富で、あーまで余裕がある訳だ。
それでいて成績もよく、これは彼の手に負えない娘さん。
1コマ目の「わかんなーい」もわざとか。
063:「叱ってください」
スクールカースト上位っぽい「鈴木かえで」とデブ教師のカップル。
こちらもタイトル通りに、えっち最中では彼女を叱っているのですが…。
実は完全に彼女の支配下となっています。
「かえでちゃん」の極端なS・Mっぷりが凄い。
なんというか、困った娘さんだ。
言動はあんな感じなのですが、もしかしたら収録で最もラブラブなカップルかもしれませんね。
なお、カバー裏漫画の片方はこちらのエピソード。
そちらでも2人の絆(笑)を感じられます。
083:「ぼくのママ」
「ママ」こと「浅倉かりん」とのそうしたプレイなエピソード。
癒し、という面では収録で彼女がトップでしょうねー。
実際、彼はこうした事があるからこそ、社会人を続けられてるのだろうから。
いい・わるいは別にして。
発言から察するに、ご飯もしっかり用意しているようで。
オチ部分を含めて、非常にデキた相方と言えるのではないでしょうか。
103:「侵触」
ヴァイオリン教室に通う「山崎ゆず」
そちらの講師は、いかにも内気・気弱そうな彼女に悪戯をしていたのですが…というのもの。
前半5ページの雰囲気が一瞬でひっくり返る、良作品。
まさに単行本表題通りになっちゃいます。
収録では唯一の眼鏡ヒロイン。
”いかにも内気・気弱そう”~だった、「ゆずちゃん」の本性が怖い。
途端に追い詰められていまう講師が楽しいです。
うん、こうした事は現実にあるかもしれませんね。
外面なんて、案外当てにならないものですから。
123:「妹はセックス中毒」
収録では唯一の近親モノ。
まさにタイトル通りで、仲良しな妹「桃子」はえっち好きだったのです、というもの。
「何度かうっかり~」
とか書かれていましたが…。
いつからか突然そうなる訳もなく、アンタが教えこんだのではないの??
頑張って抵抗するお兄ちゃんに対する「桃子ちゃん」が楽しい。
「今さら!?」
うん、その通りですね。
143:「自分が嫌い」
放課後の教室で主人公「前田」が見た光景。
クラスメイト「井上ねむ」が学年一の乱暴者らに好き勝手にされていたのです。
彼女を助けるべく、その後に体育倉庫へと呼び出したのですが…という導入部。
「はっ、嘘ばっか」
という彼女の発言は…なるほど、そっちのが正しいか。
ただし、そもそも、あの彼1人でどうにか出来るような事態ではなく。
足元見られても仕方ないですね、悲しいけど。
(あれはアレで彼なりに勇気を出したとは思うが)
また、こちらの「ねむさん」は収録ヒロイン中でもトップクラスに斜に構えた娘で。
彼には荷が勝ちすぎますね。
(※たぶん、あの男子らの手にも負えてないと思う)
オチも暗く、読後感は良いものではないのですが…。
非常に高い完成度の1話でした(笑)
※水曜日の夜子さん
163:「水曜日の夜子さん」
水曜日の深夜、校外のどこかに黒ずくめな服装で現われ。
道行く男性をえっちに誘う…。
ネットなどでそうした噂となっていた”水曜日の夜子さん”
酔っぱらって終電を逃したサラリーマンは、その「夜子さん」に出会ったのでした。
黒のワンピースに黒い帽子、ランドセルという出で立ち。
(※おそらくランドセルは普通に赤色みたい)
黒髪はストレートのロングで…。
仕草・物言いに上品さもあり、どこぞのお嬢様っぽい感じです。
「別料金~」とか、意外に俗っぽい発言もあるんですけどね。
男性を見る限り、やっぱりこの娘は人外の何かなのかな。
時刻もあってか、この漫画は枠間まで黒く、独特な妖しさがありました。
183:「ロリ地獄」
8ページのショートで、コメディーな漫画。
漫画編集者Wが地獄へ堕ち…。
ロリコン専用の地獄という「ロリ地獄」行きとなるもの。
単行本収録のヒロインらが顔を見せており、おまけ漫画みたいな感じ。
なかなか凄まじい光景でした。
【 その他 】
以上、本日は「砂漠」センセでした。
今回が初単行本とのこと。
おめでとうございます!
前述しておりますが。
↓表紙の妖しい雰囲気に釣り上げられたのは私です。
お話も想像通りで、良かったです。
ただ、カバー裏漫画の「こずえちゃん」のお父さんには驚きました。
あんなんかー。
女の子のおもちゃ (TENMACOMICS LO #247.)
(2019/3/28)
砂漠
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■袋男~人妻たちの秘密のバイブ~ (サブスカ)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] コメディー、人妻、複数、番外編
・構成 : カラー(4P)、短編×7話(うち「袋男」×4)
・おまけ: あとがき・4コマ、描き下ろし「その後の袋男」、
カバー裏に4コマ・袋男のひみつ。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「サブスカ」センセの「袋男~人妻たちの秘密のバイブ~」です。
※たっくんママこと「トモコさん」
【 構成・絵柄 】
収録7話のうち、シリーズものが4話。
描き下ろし短編もそっちの系統でした。
残る短編のうち、2話はセンセの過去単行本の番外編・後日談というもの。
詳しくは後述しますが、やっぱり読んでる人のが楽しいのは間違いないでしょう。
その2話のうち、ヒロインの1名は、シリーズものにも登場してコラボっています。
また、短編のうち残る1話は、過去単行本・シリーズものの双方と無関係なのですが…。
(※いちおう世界観は同じです)
シチュエーションは表題と似たところもあり、同時収録に相応しい短編でした。
ジャンルは概ね人妻もの。
ただ、表題作品は雰囲気とは裏腹にコメディー色が強く、また他短編にもブラックな印象はありません。
あ、プレイは様々でしたけどね。
なんというか読み易さのあるお話群で、特にシリーズものはセンセの巧さが光る、あまり他では見られない素晴らしい作品です。
ぱっと見の印象に騙されず、手を伸ばすことをオススメします。
さらりとした柔らかさのある線での作画。
描き込み・濃淡はおおむね適度なくらい。
漫画はメリハリのある描かれ方で、若干の乱れ・崩れが散見されるのですが。
良く描かれているコマも多く、また漫画に勢いがあるタイプなので。
あまり細かい所は気にならないと思います。
黒色は強めで変化もあるコマ割り多く、賑やかな原稿具合。
漫画お上手で引っ掛かることもない、読み易い仕上がりでした。
ヒロインらは独特なタッチで、サッパリとした女性絵。
アダルトっぽくもあり、また漫画っぽい可愛らしさも感じます。
多少癖は強めなので、裏表紙などのカット絵で判断ください。
【 収録話 】 7話収録
065:「僕らが見てた彼女達のセックス」
特殊性癖な西矢夫婦に協力していた「理華」・「静流」
そのラブラブっぷりを見せつけられていた2人は、自らも彼氏をゲットするべく街コンへと出かけたのでした。
センセの前単行本「彼女が見てる僕のセックス」の後日談で、番外編なエピソード。
タイトルに小さく巻末の広告が示されていて、またその広告にもあらすじが書かれているなど、ちょろっとながらも親切さある構成。
まぁ、彼女らならば、あっさり彼氏はできるでしょうね。
実際、参加した街コンでは2人とも良さそうな男性らをあっさりゲットしていましたから。
ただ、
「なんだろう、何か…物足りない…」
そう感じてしまうのが、漫画のメイン部分。
本来ならば、相手としては申し分ないんだけどなぁ…。
男性陣は気の毒でした。
※左:三枝草紫苑、右:静流さん
089:「妻という世界 -高田智之の場合-」
こちらも過去単行本「妻という世界 俺が味わう彼女の快楽」の番外編。
先の2人とは違い、「高田くん」は出番ちょろっとだったので。
紹介文句も、キチンとそんなんになっていました。
彼視点での、同漫画世界という感じ。
前話は初見でもある程度理解できるだろうものでしたが。
こちらは…ほぼ単行本を読んでいる人向け。
たぶん、各女性陣がなにゆえあんな感じなのか、紹介広告のあらすじだけでは、うすーくしか分かんないでしょう。
また、こちらは意外にも落ち着いたオチになっておりました。
119:「ぼくはフクロネズミ」
絵画教室のバイトに来ていた美大浪人生「袋田」
ひょんな切っ掛けから、子供の付き添いで来ていた母親らにデッサンを教えることとなり…。
また、強引な彼女らに押し切られた結果、自らがヌードデッサンのモデルにされてしまったのでした。
うん、年上女性の集団なんて、どうにもできませんわね。
成年漫画でモデルとくれば、男女関係なくえっち展開はごくごくセオリー。
こちらも当然ながらそんなん。
集団の奥様らにあっさり組み敷かれておりました。
複数えっち展開なのですが、故あって当単行本のメインエピソード「袋男」みたいな感じになります。
(※冒頭の話題にもでている)
「モトコ」さんが初々しくて可愛らしかったです。
005:「袋男」
035:「袋男、再び」
151:「またまた!袋男」
179:「その後の袋男」 描き下ろし
子育てに振り回され、旦那との時間もすっかりなくなっていた「トモコ」
奥様方の話題になっていた、アダルトグッズの通販サイト「袋男.com」
”そちらのバイブがヤバイ”
そうした評価に思わず注文をしてしまったところ…玄関にやってきたのは全身を袋に包んだ「袋男」だったのです。
ごく簡単にはそんなお話。
「袋男」というタイトルにその風体。
メインヒロインが人妻ときているので、当初はハードな調教っぽいイメージだったのですが。
これ、大まかにはコメディーで、また全体ではヒーローものですね。
漫画にブラック感はまるでなく、逆にごく爽やかな仕上がり。
描き下ろしエピソードなども読み終わった際には、好感すら覚えることでしょう。
特にお子様を持つ男女には、より深く刺さる漫画となっています。
ヒロイン「トモコさん」は子持ちな人妻ながら、かなり可愛らしい女性。
”これはバイブだから、ただのオナニー”
そうした文句が全てですかね。
成年漫画の場合、寝た子は都合よく最後まで起きなかったりするものですが…。
こちらは、そのあたりもリアル(笑)
また、そんなんがうまーいことオチに繋がっていました。
「袋男、再び」は「トモコさん」の旦那視点。
前話で反省した彼が、久しぶりに夫婦でのお出かけを企画するというもの。
ヤル気満々な彼女がエロくて素敵。
夫婦だからこそ、こうした非日常は重要ですよねー。
故あって、えっちの相手が難しくなってしまった彼に代わり、備え付け備品(?)となっていた「袋男」を使うという流れ。
前話はちょっと気味悪い感じもあった(※玄関での出会い場面など。そうしたギャップがコメディーちっくよね)のですが、こちらではだいぶ可愛らしい行動・反応を見せています。
「トモコさん」がまた相変わらず可愛いですよ。
「またまた!袋男」は、先の「静流さん」が再登場。
2つの漫画世界をつなぐ役割となっています。
さらに「僕らが見てた彼女達のセックス」の後日談ともなっていて、「理華さん」は再婚できたそうです。
うーむ、よく相手いたなぁ。
漫画はジムに通う「静流さん」が、怪しげなマッサージチェア(※椅子に「袋男」が座っている)を発見するというもの。
場所は他にもマッサージチェアが置いてある通路で、行きかう人らにばっちり見られてました。
なるほど、彼女にピッタリだ。
こちらのオチがなかなか面白い。
「トモコさん」だと絶対にしないだろう、「静流さん」らしい行動ですよね。
彼女の表情から、なんとなく知り合いだったりして~、とか思いましたが、どうでしょう。
(※そもそも、あちこちに出没してるので単独ではなく複数いるのかもしれませんが)
※実は姉妹設定な「モトコ(妹)」・「トモコ(姉)」
描き下ろし「その後の袋男」は6ページの後日談。
旦那と喧嘩した「トモコさん」が、また「袋男.com」にアクセスするというもの。
すっかり慣れてる彼女が楽しい。
実はこの短編は6ページもありながら、えっちシーンないのですが…。
個人的には物凄い刺さりました。
さらに、あとがき上での4コマ「たっくんパパと袋男」も好き。
”エロ漫画界のニュースター”とか紹介帯などに描かれていて、当初は「なんのこっちゃ」とか思っていましたが。
読んだ後になると、なるほどそんな文句はピッタリ。
まさしくヒーローですよねー。
すっかり懐いてる「たっくん」が可笑しいです。
夫婦で常連客となってるし、この家族の危機には颯爽と駆け付けそう(…で、キチンと問題解決する)
某アメコミのヒーローチームとかにも参加できるかも(笑)
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「サブスカ」センセでした。
こちらでは「えあエッチ! 認識されないSEX三昧な日々」、「妻という世界 俺が味わう彼女の快楽」、「彼女が見てる僕のセックス」という3冊を紹介しています。
あとがきによると、こちらが6冊目。
今回も良かったです。
ただ、当初は前述したような理由から、よくありがちなハードさある人妻モノ(※自分にあまり合わない)だと想像していて。
まさか、ここまで面白い漫画だとは予想外でした。
感服しました。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] コメディー、人妻、複数、番外編
・構成 : カラー(4P)、短編×7話(うち「袋男」×4)
・おまけ: あとがき・4コマ、描き下ろし「その後の袋男」、
カバー裏に4コマ・袋男のひみつ。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「サブスカ」センセの「袋男~人妻たちの秘密のバイブ~」です。
※たっくんママこと「トモコさん」
【 構成・絵柄 】
収録7話のうち、シリーズものが4話。
描き下ろし短編もそっちの系統でした。
残る短編のうち、2話はセンセの過去単行本の番外編・後日談というもの。
詳しくは後述しますが、やっぱり読んでる人のが楽しいのは間違いないでしょう。
その2話のうち、ヒロインの1名は、シリーズものにも登場してコラボっています。
また、短編のうち残る1話は、過去単行本・シリーズものの双方と無関係なのですが…。
(※いちおう世界観は同じです)
シチュエーションは表題と似たところもあり、同時収録に相応しい短編でした。
ジャンルは概ね人妻もの。
ただ、表題作品は雰囲気とは裏腹にコメディー色が強く、また他短編にもブラックな印象はありません。
あ、プレイは様々でしたけどね。
なんというか読み易さのあるお話群で、特にシリーズものはセンセの巧さが光る、あまり他では見られない素晴らしい作品です。
ぱっと見の印象に騙されず、手を伸ばすことをオススメします。
さらりとした柔らかさのある線での作画。
描き込み・濃淡はおおむね適度なくらい。
漫画はメリハリのある描かれ方で、若干の乱れ・崩れが散見されるのですが。
良く描かれているコマも多く、また漫画に勢いがあるタイプなので。
あまり細かい所は気にならないと思います。
黒色は強めで変化もあるコマ割り多く、賑やかな原稿具合。
漫画お上手で引っ掛かることもない、読み易い仕上がりでした。
ヒロインらは独特なタッチで、サッパリとした女性絵。
アダルトっぽくもあり、また漫画っぽい可愛らしさも感じます。
多少癖は強めなので、裏表紙などのカット絵で判断ください。
【 収録話 】 7話収録
065:「僕らが見てた彼女達のセックス」
特殊性癖な西矢夫婦に協力していた「理華」・「静流」
そのラブラブっぷりを見せつけられていた2人は、自らも彼氏をゲットするべく街コンへと出かけたのでした。
センセの前単行本「彼女が見てる僕のセックス」の後日談で、番外編なエピソード。
タイトルに小さく巻末の広告が示されていて、またその広告にもあらすじが書かれているなど、ちょろっとながらも親切さある構成。
まぁ、彼女らならば、あっさり彼氏はできるでしょうね。
実際、参加した街コンでは2人とも良さそうな男性らをあっさりゲットしていましたから。
ただ、
「なんだろう、何か…物足りない…」
そう感じてしまうのが、漫画のメイン部分。
本来ならば、相手としては申し分ないんだけどなぁ…。
男性陣は気の毒でした。
※左:三枝草紫苑、右:静流さん
089:「妻という世界 -高田智之の場合-」
こちらも過去単行本「妻という世界 俺が味わう彼女の快楽」の番外編。
先の2人とは違い、「高田くん」は出番ちょろっとだったので。
紹介文句も、キチンとそんなんになっていました。
彼視点での、同漫画世界という感じ。
前話は初見でもある程度理解できるだろうものでしたが。
こちらは…ほぼ単行本を読んでいる人向け。
たぶん、各女性陣がなにゆえあんな感じなのか、紹介広告のあらすじだけでは、うすーくしか分かんないでしょう。
また、こちらは意外にも落ち着いたオチになっておりました。
119:「ぼくはフクロネズミ」
絵画教室のバイトに来ていた美大浪人生「袋田」
ひょんな切っ掛けから、子供の付き添いで来ていた母親らにデッサンを教えることとなり…。
また、強引な彼女らに押し切られた結果、自らがヌードデッサンのモデルにされてしまったのでした。
うん、年上女性の集団なんて、どうにもできませんわね。
成年漫画でモデルとくれば、男女関係なくえっち展開はごくごくセオリー。
こちらも当然ながらそんなん。
集団の奥様らにあっさり組み敷かれておりました。
複数えっち展開なのですが、故あって当単行本のメインエピソード「袋男」みたいな感じになります。
(※冒頭の話題にもでている)
「モトコ」さんが初々しくて可愛らしかったです。
005:「袋男」
035:「袋男、再び」
151:「またまた!袋男」
179:「その後の袋男」 描き下ろし
子育てに振り回され、旦那との時間もすっかりなくなっていた「トモコ」
奥様方の話題になっていた、アダルトグッズの通販サイト「袋男.com」
”そちらのバイブがヤバイ”
そうした評価に思わず注文をしてしまったところ…玄関にやってきたのは全身を袋に包んだ「袋男」だったのです。
ごく簡単にはそんなお話。
「袋男」というタイトルにその風体。
メインヒロインが人妻ときているので、当初はハードな調教っぽいイメージだったのですが。
これ、大まかにはコメディーで、また全体ではヒーローものですね。
漫画にブラック感はまるでなく、逆にごく爽やかな仕上がり。
描き下ろしエピソードなども読み終わった際には、好感すら覚えることでしょう。
特にお子様を持つ男女には、より深く刺さる漫画となっています。
ヒロイン「トモコさん」は子持ちな人妻ながら、かなり可愛らしい女性。
”これはバイブだから、ただのオナニー”
そうした文句が全てですかね。
成年漫画の場合、寝た子は都合よく最後まで起きなかったりするものですが…。
こちらは、そのあたりもリアル(笑)
また、そんなんがうまーいことオチに繋がっていました。
「袋男、再び」は「トモコさん」の旦那視点。
前話で反省した彼が、久しぶりに夫婦でのお出かけを企画するというもの。
ヤル気満々な彼女がエロくて素敵。
夫婦だからこそ、こうした非日常は重要ですよねー。
故あって、えっちの相手が難しくなってしまった彼に代わり、備え付け備品(?)となっていた「袋男」を使うという流れ。
前話はちょっと気味悪い感じもあった(※玄関での出会い場面など。そうしたギャップがコメディーちっくよね)のですが、こちらではだいぶ可愛らしい行動・反応を見せています。
「トモコさん」がまた相変わらず可愛いですよ。
「またまた!袋男」は、先の「静流さん」が再登場。
2つの漫画世界をつなぐ役割となっています。
さらに「僕らが見てた彼女達のセックス」の後日談ともなっていて、「理華さん」は再婚できたそうです。
うーむ、よく相手いたなぁ。
漫画はジムに通う「静流さん」が、怪しげなマッサージチェア(※椅子に「袋男」が座っている)を発見するというもの。
場所は他にもマッサージチェアが置いてある通路で、行きかう人らにばっちり見られてました。
なるほど、彼女にピッタリだ。
こちらのオチがなかなか面白い。
「トモコさん」だと絶対にしないだろう、「静流さん」らしい行動ですよね。
彼女の表情から、なんとなく知り合いだったりして~、とか思いましたが、どうでしょう。
(※そもそも、あちこちに出没してるので単独ではなく複数いるのかもしれませんが)
※実は姉妹設定な「モトコ(妹)」・「トモコ(姉)」
描き下ろし「その後の袋男」は6ページの後日談。
旦那と喧嘩した「トモコさん」が、また「袋男.com」にアクセスするというもの。
すっかり慣れてる彼女が楽しい。
実はこの短編は6ページもありながら、えっちシーンないのですが…。
個人的には物凄い刺さりました。
さらに、あとがき上での4コマ「たっくんパパと袋男」も好き。
”エロ漫画界のニュースター”とか紹介帯などに描かれていて、当初は「なんのこっちゃ」とか思っていましたが。
読んだ後になると、なるほどそんな文句はピッタリ。
まさしくヒーローですよねー。
すっかり懐いてる「たっくん」が可笑しいです。
夫婦で常連客となってるし、この家族の危機には颯爽と駆け付けそう(…で、キチンと問題解決する)
某アメコミのヒーローチームとかにも参加できるかも(笑)
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「サブスカ」センセでした。
こちらでは「えあエッチ! 認識されないSEX三昧な日々」、「妻という世界 俺が味わう彼女の快楽」、「彼女が見てる僕のセックス」という3冊を紹介しています。
あとがきによると、こちらが6冊目。
今回も良かったです。
ただ、当初は前述したような理由から、よくありがちなハードさある人妻モノ(※自分にあまり合わない)だと想像していて。
まさか、ここまで面白い漫画だとは予想外でした。
感服しました。
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■恋やがて淫ら (doumou)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、むちむち、教師
・構成 : カラー(4P)、短編×7話
(うち「思影」×3、「夏と箱」×2)
・おまけ: 奥付にイラスト、
描き下ろし「after story」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「doumou(ドウモウ)」センセの「恋やがて淫ら」です。
※下坂儚
【 構成・絵柄 】
収録は連続話と短編。
全7話のうち、実は4、5ページのショートがあり。
普通(?)くらいに長さのある短編は5本です。
そのうち連続話があるため、話数としては全4話となります。
(※先のショートはそれぞれ連続話のものです)
ジャンルとしては、ラブコメ話。
ラブよりコメディー色の強いものが1つ。
他は概ねラブコメっぽいお話で、表題に近い印象でした。
収録の7話中、比率の大きい3話ほどの連続話は、そうした中でややシリアス調。
キャラクターの背景がしっかり描かれていて、読み応えあるものです。
これがストーリーから設定、ヒロインにその服装なども含めて、バッチリ刺さりました。
良かった。
読みたい方にもオススメなエピソードだと思います。
濃い色で柔らかな線での作画。
全体の色づきもしっかりしていて、濃淡はクッキリと濃いめ。
コマ割りは細かく、描き込みも同様。
枠間はあるものの、枠線も黒色が強く。
某少年漫画雑誌の如く、指が黒くなりそうなほどのコッテリ感でした。
はみ出し・ぶち抜きも多め。
目立つ乱れはないものの、バランス感はセンセ独特なところもあり。
多少気になる人いるかもしれません。
ただ、漫画には強い勢いがあるため、そんなんは重箱の隅程度です。
人物絵はしっかりとした鼻筋と大きい目、そしてむっちりなスタイルが特徴。
皆さん実に良いバストで、腰回り、太もも付近なども素敵な肉付き。
個人的には、年上のお姉さん~みたいな感じが最もお上手だと思います。
判断は、だいたいカラーでも良いのですが…。
白黒絵での独特さが薄くなってしまうため、漫画カットのある裏表紙がオススメです。
【 収録話 】 7話収録
003:「夏のあと」 カラー原稿
007:「夏と箱」
ゲットしたえっち本を見るため出かけた「ヨシ」くん。
電話ボックスにて困っていた「佐知」に声を掛けられたのですが…。
カモフラージュで持っていた虫取り網がドアに引っ掛かり、電話ボックスに2人閉じ込められてしまったのでした。
そんなんが「夏と箱」
冒頭の「夏のあと」はこちらの後日談で、カラー原稿の4ページ漫画。
野外プレイで、夏ならではというネタとなっていました。
さて、本編はえっちしていた2人の切っ掛け話。
自らを「学園のマドンナ」とか言ってる「佐知さん」が楽しい。
「ヨシくん」のが明らかに年下として描かれているものの、彼女もあまり”お姉さん”という雰囲気ではなく。
たぶん、収録ヒロインではダントツに幼いのではないかなぁ。
「お前みたいな子供の裸~」という、彼の台詞もありましたから。
(※そんなんな割りに、スタイルは結構エロス感あるのですが)
真夏に2人して電話ボックスみたいな狭い場所に閉じ込められるという、結構ヤバい舞台設定。
これ、昨今の真夏の気温を考えると、相当に危険よね…。
ちゃんと水分補給しなさいよ。
また、彼女はお通夜に出席するべく、喪服で黒ずくめでしたから。
「ヨシくん」のもともとの外出理由は、えっち本を見ることであり。
あーならないのが、不自然ですね。
彼女もまた興味ある年頃だったようで、なんのかんのソッチ方面に流れていくのでした。
初々しいえっちが堪能できます。
※左:佐知さん、右:ハンナさん
083:「周防姉弟のちょっとついてる1日」
宝くじを当て、30万を手にした双子姉妹「周防成美」・「一成」
2人はえっちする間柄でしたが、それぞれマンネリを感じており。
ふと見かけた美人「下坂儚」を巻き込むべく、お金で誘ったのでした。
”不幸オーラ漂う、推定Fカップ美人”
~というのが、2人の「儚さん」の第一印象。
重い過去を語ったりしていましたが、これが面白い娘さんで、金にしっかりしていて。
収録ではダントツなコメディー話となっています。
えっちは複数プレイです。
111:「レッドフードブロンド」
金髪・ハーフな「ハンナ」と付き合う「コータ」くんのお話。
付き合う際の告白台詞、また彼自身の信念もあり。
まったくお手付きしていなかったのでした。
タイトルは赤ずきんイメージから。
遊園地デート話で、不意に彼女が池に落ちたことが切っ掛け。
ホテルなんて、他にも色々ある筈なのに…わざわざあそこをチョイスしたのは、「ハンナさん」かな。
ガラスで丸見えな風呂場にて、彼と相対するシーンが素敵でした。
ひょっとして、アレで終わりかとも思いましたが、そこは成年漫画。
奥手な彼も、故あってちゃんと一緒に風呂場へ入りますよ。
039:「思影」
145:「秋晴れ」
199:「after story」 描き下ろし
「土井和昭」が想いを寄せる女教師「花園千咲」
普段は厳しい彼女でしたが、自分が施設暮らしなためか、はたまた心なし・たまたまか、何かと気をかけられているようで。
また、女手一つで育ててくれた母の葬儀でも顔を見せてくれ、面識ないだろうにも関わらず涙を流しており…。
そうした色々な事が重なった結果、いつからか「和昭」は彼女に恋心を抱いていたのでした。
そんなんが1話目「思影」
世の男性陣が憬れる、美人女教師とのラブストーリー。
タイトルを念頭に読み進めると、何があったのか…なんとなく想像できるかな。
漫画では、ちょうど文化祭の準備時期。
バイト先帰りでの彼女。
そして舞台セット・トラブル時での彼女の違いに注目です。
特に舞台セットでのアレは教師然とした対応で、まぁ当然っちゃーそうなのかもしれませんが…。
あれはできることなら代わりたい、実に羨ましいシチュエーションでした。
その後、車内での「和昭くん」は、年下ながらよく頑張ったと思います。
自らチャンスをしっかり掴みにいきましたわね。
(※ああして好意を示さなければ、時間と共にまた教師・生徒の関係に戻ってしまうでしょうから)
逢瀬が学校、車内と限られているため、こちらのメインも切っ掛けと同じく車内プレイ。
オチにて彼女の過去が示されています。
さて、そんな訳で単行本の収録では2話挟んだ後のタイトル「秋晴れ」
こちらは「思影」の続きで、なんちゅーか伏線回収、解決話みたいな風情。
えー、どう書いてもネタバレするので難しいですね(笑)
お話の前半では、現在教師となっている「千咲さん」の過去風景から。
ちらと見せてくれていた、眼鏡姿の彼女が堪能できます。
うーん、眼鏡な顔もいいですねー。
漫画のメインは、またまた現在の風景。
詳細は明かせませんが、そちらでの服装がこれまた素敵。
あんなんは、おっぱい大きい女性だからこそ、ですわね。
後半での、えっちに至る流れが好き。
しかし…「和昭くん」はいちいち格好良いなぁ。
※教師「花園千咲」
巻末の「after story」はシリーズの完結話。
こちらは7ページの描き下ろし。
詳細は当然ながらこちらも伏せますが。
えー、ちょっと不意に泣かされそうになりました。
やっぱり、ああして色々とストーリー見せられていると、ねぇ…。
先の眼鏡姿もいいですが、こちらのポニーテールにジャージ姿という組み合わせも実に素敵ですね。
なお、実は奥付に描かれていたイラストは、さらにその後の風景だったりしていて。
コメディーちっくなものですが、心温まる良い読後感になりましたよ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「doumou」センセでした。
こちらのブログでは「セックスのち両想い」、「惚れときどきヌクもり」を紹介しています。
今回は3冊目の単行本。
3年振りだそうです。
今回のカバーイラストは、前折り返しからの1枚絵。
(※後折り返しは含まれません)
これがまた実にうまーいこと、背表紙・表紙・折り返し~とヒロインが配置されていました。
広げると、全員の視線がこちらに向いており。
なんというか、エロい宴を堪能できる仕掛けになっていました。
購入したら、ぜひ広げてみてみて。
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・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、むちむち、教師
・構成 : カラー(4P)、短編×7話
(うち「思影」×3、「夏と箱」×2)
・おまけ: 奥付にイラスト、
描き下ろし「after story」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「doumou(ドウモウ)」センセの「恋やがて淫ら」です。
※下坂儚
【 構成・絵柄 】
収録は連続話と短編。
全7話のうち、実は4、5ページのショートがあり。
普通(?)くらいに長さのある短編は5本です。
そのうち連続話があるため、話数としては全4話となります。
(※先のショートはそれぞれ連続話のものです)
ジャンルとしては、ラブコメ話。
ラブよりコメディー色の強いものが1つ。
他は概ねラブコメっぽいお話で、表題に近い印象でした。
収録の7話中、比率の大きい3話ほどの連続話は、そうした中でややシリアス調。
キャラクターの背景がしっかり描かれていて、読み応えあるものです。
これがストーリーから設定、ヒロインにその服装なども含めて、バッチリ刺さりました。
良かった。
読みたい方にもオススメなエピソードだと思います。
濃い色で柔らかな線での作画。
全体の色づきもしっかりしていて、濃淡はクッキリと濃いめ。
コマ割りは細かく、描き込みも同様。
枠間はあるものの、枠線も黒色が強く。
某少年漫画雑誌の如く、指が黒くなりそうなほどのコッテリ感でした。
はみ出し・ぶち抜きも多め。
目立つ乱れはないものの、バランス感はセンセ独特なところもあり。
多少気になる人いるかもしれません。
ただ、漫画には強い勢いがあるため、そんなんは重箱の隅程度です。
人物絵はしっかりとした鼻筋と大きい目、そしてむっちりなスタイルが特徴。
皆さん実に良いバストで、腰回り、太もも付近なども素敵な肉付き。
個人的には、年上のお姉さん~みたいな感じが最もお上手だと思います。
判断は、だいたいカラーでも良いのですが…。
白黒絵での独特さが薄くなってしまうため、漫画カットのある裏表紙がオススメです。
【 収録話 】 7話収録
003:「夏のあと」 カラー原稿
007:「夏と箱」
ゲットしたえっち本を見るため出かけた「ヨシ」くん。
電話ボックスにて困っていた「佐知」に声を掛けられたのですが…。
カモフラージュで持っていた虫取り網がドアに引っ掛かり、電話ボックスに2人閉じ込められてしまったのでした。
そんなんが「夏と箱」
冒頭の「夏のあと」はこちらの後日談で、カラー原稿の4ページ漫画。
野外プレイで、夏ならではというネタとなっていました。
さて、本編はえっちしていた2人の切っ掛け話。
自らを「学園のマドンナ」とか言ってる「佐知さん」が楽しい。
「ヨシくん」のが明らかに年下として描かれているものの、彼女もあまり”お姉さん”という雰囲気ではなく。
たぶん、収録ヒロインではダントツに幼いのではないかなぁ。
「お前みたいな子供の裸~」という、彼の台詞もありましたから。
(※そんなんな割りに、スタイルは結構エロス感あるのですが)
真夏に2人して電話ボックスみたいな狭い場所に閉じ込められるという、結構ヤバい舞台設定。
これ、昨今の真夏の気温を考えると、相当に危険よね…。
ちゃんと水分補給しなさいよ。
また、彼女はお通夜に出席するべく、喪服で黒ずくめでしたから。
「ヨシくん」のもともとの外出理由は、えっち本を見ることであり。
あーならないのが、不自然ですね。
彼女もまた興味ある年頃だったようで、なんのかんのソッチ方面に流れていくのでした。
初々しいえっちが堪能できます。
※左:佐知さん、右:ハンナさん
083:「周防姉弟のちょっとついてる1日」
宝くじを当て、30万を手にした双子姉妹「周防成美」・「一成」
2人はえっちする間柄でしたが、それぞれマンネリを感じており。
ふと見かけた美人「下坂儚」を巻き込むべく、お金で誘ったのでした。
”不幸オーラ漂う、推定Fカップ美人”
~というのが、2人の「儚さん」の第一印象。
重い過去を語ったりしていましたが、これが面白い娘さんで、金にしっかりしていて。
収録ではダントツなコメディー話となっています。
えっちは複数プレイです。
111:「レッドフードブロンド」
金髪・ハーフな「ハンナ」と付き合う「コータ」くんのお話。
付き合う際の告白台詞、また彼自身の信念もあり。
まったくお手付きしていなかったのでした。
タイトルは赤ずきんイメージから。
遊園地デート話で、不意に彼女が池に落ちたことが切っ掛け。
ホテルなんて、他にも色々ある筈なのに…わざわざあそこをチョイスしたのは、「ハンナさん」かな。
ガラスで丸見えな風呂場にて、彼と相対するシーンが素敵でした。
ひょっとして、アレで終わりかとも思いましたが、そこは成年漫画。
奥手な彼も、故あってちゃんと一緒に風呂場へ入りますよ。
039:「思影」
145:「秋晴れ」
199:「after story」 描き下ろし
「土井和昭」が想いを寄せる女教師「花園千咲」
普段は厳しい彼女でしたが、自分が施設暮らしなためか、はたまた心なし・たまたまか、何かと気をかけられているようで。
また、女手一つで育ててくれた母の葬儀でも顔を見せてくれ、面識ないだろうにも関わらず涙を流しており…。
そうした色々な事が重なった結果、いつからか「和昭」は彼女に恋心を抱いていたのでした。
そんなんが1話目「思影」
世の男性陣が憬れる、美人女教師とのラブストーリー。
タイトルを念頭に読み進めると、何があったのか…なんとなく想像できるかな。
漫画では、ちょうど文化祭の準備時期。
バイト先帰りでの彼女。
そして舞台セット・トラブル時での彼女の違いに注目です。
特に舞台セットでのアレは教師然とした対応で、まぁ当然っちゃーそうなのかもしれませんが…。
あれはできることなら代わりたい、実に羨ましいシチュエーションでした。
その後、車内での「和昭くん」は、年下ながらよく頑張ったと思います。
自らチャンスをしっかり掴みにいきましたわね。
(※ああして好意を示さなければ、時間と共にまた教師・生徒の関係に戻ってしまうでしょうから)
逢瀬が学校、車内と限られているため、こちらのメインも切っ掛けと同じく車内プレイ。
オチにて彼女の過去が示されています。
さて、そんな訳で単行本の収録では2話挟んだ後のタイトル「秋晴れ」
こちらは「思影」の続きで、なんちゅーか伏線回収、解決話みたいな風情。
えー、どう書いてもネタバレするので難しいですね(笑)
お話の前半では、現在教師となっている「千咲さん」の過去風景から。
ちらと見せてくれていた、眼鏡姿の彼女が堪能できます。
うーん、眼鏡な顔もいいですねー。
漫画のメインは、またまた現在の風景。
詳細は明かせませんが、そちらでの服装がこれまた素敵。
あんなんは、おっぱい大きい女性だからこそ、ですわね。
後半での、えっちに至る流れが好き。
しかし…「和昭くん」はいちいち格好良いなぁ。
※教師「花園千咲」
巻末の「after story」はシリーズの完結話。
こちらは7ページの描き下ろし。
詳細は当然ながらこちらも伏せますが。
えー、ちょっと不意に泣かされそうになりました。
やっぱり、ああして色々とストーリー見せられていると、ねぇ…。
先の眼鏡姿もいいですが、こちらのポニーテールにジャージ姿という組み合わせも実に素敵ですね。
なお、実は奥付に描かれていたイラストは、さらにその後の風景だったりしていて。
コメディーちっくなものですが、心温まる良い読後感になりましたよ。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「doumou」センセでした。
こちらのブログでは「セックスのち両想い」、「惚れときどきヌクもり」を紹介しています。
今回は3冊目の単行本。
3年振りだそうです。
今回のカバーイラストは、前折り返しからの1枚絵。
(※後折り返しは含まれません)
これがまた実にうまーいこと、背表紙・表紙・折り返し~とヒロインが配置されていました。
広げると、全員の視線がこちらに向いており。
なんというか、エロい宴を堪能できる仕掛けになっていました。
購入したら、ぜひ広げてみてみて。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■おしゃまな幼性 (ポンスケ)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ロリ、貧乳、ラブコメ、学生、ノスタルジー
・構成 : 短編×11話。
・おまけ: あとがき、描き下ろし「まなちゃんみせて!」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ポンスケ」センセの「おしゃまな幼性」です。
※左:生徒「河井良奈」、右:杏子
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
描き下ろしもありましたが、また別の短編話となっていました。
出版社「茜新社」さんのくくりではLOシリーズ。
実際、収録話はロリっとした話が多いのですが。
感覚的に、4、5話くらいはコミック高とかのが合ってそう。
2系統な単行本だと思いました。
全体的に漫画は明るく、ロリ系も凌辱ではなくて愛ある感じ。
(※ラブラブという程でもないです。一部はそんな感じでしたが)
たまにブラック色も見えますが、読み辛いほどでなく。
漫画のひと味くらい。
全体的に読み易くまとまっていたと思います。
柔らかなタッチでの作画。
全体の色づきは適度なくらいで、やや黒は強め。
描き込みに過不足はありません。
コマ割りは枠間あり、細かさあるもの。
はみ出し・ぶち抜きはちらほら。
そうごっちゃりしてなく、見易くまとまっています。
人物画は漫画ぽく可愛らしいものから、リアルさあるものまでお上手。
バランス感覚に優れていて、そう引っかかるような箇所はありません。
漫画表現やコメディー崩しなどもいい感じです。
背景や小物も問題なく、特にマイナス点ありません。
逆にもうひとレベル上が目指せそうな印象でした。
カラーはやや異なるので、判断は紹介帯裏のカット絵が良いでしょう。
【 収録話 】 11話収録
003:「ナイショのマッサージ」
バレーボールでしごかれ、へとへとな状態で帰宅した「姫凜(ぷりん)」
その母と付き合い同棲している男性「河合」は、マッサージしてあげることとしたのでした。
昼間から家に居るということは。
…ヒモか?
どっちにしろ、その娘にあっさりお手付きしているなど、ロクな男ではなさそうね。
ロリっと可愛い「姫凜ちゃん」
まだ男性を嫌悪するほどでないらしく、えっち発展もスムーズでした。
※柊ニコ
023:「小さな記憶」
過疎が進む村で唯一の医者。
そちらに訪れた女子「柊ニコ」は、初恋の人と瓜二つだったのです。
前話と比べ、いきなりのリアル調タッチとなっている本作品。
違う作家さんみたい。
結構なギャップがありますね。
積年の想いあるだけ、こりゃ止まんないだろうなぁ。
また彼女自身も積極的なのでした。
お話としては何事もなく終わっていましたが…小さい村のこと、噂が広まるの早いだろうと考えられ。
あまり良い結末にはならなそうに思います。
045:「スク水日焼けのかくれんぼ」
お友達「アキ」とプール遊びをした「草野心音」
しかし、下に水着を着て出かけたため、替えの下着は持っておらず。
仕方なく、着けぬままで過ごすこととしたのでした。
途中で会うのは「アキちゃん」の兄「翔」くん。
彼女らより年齢は結構上のようでしたが…そうすると逆に妄想ド真ん中な年代かな。
幼いとはいえ、やはり妹と他の女子は別モノでしょう。
また、モロ出しを2度も目撃しちゃってましたからね。
ほっとかれている「アキちゃん」が楽しい。
065:「エッチな勉強お泊まり会」
自宅で学習塾を開いていた男性。
しかし、子供らに合わず生徒も髪も減り続け。
今では、生徒は「河井良奈(かわい・いいな)」ただ1人だけとなっていたのです。
そんな彼女には1度お手付きしていて、見ていて関係は良好。
成績優秀とのことでしたが、えっち方面にも興味津々なようで、何かと積極的なのでした。
こちらの「良奈ちゃん」もまた恋に憬れるような年代ですかね。
お嬢様で成績も優秀という彼女が、なにゆえあんなチンケな塾へ通うこととなったのか、その切っ掛けも見てみたいですね。
彼を見初めた「良奈ちゃん」が、他の生徒をじわじわ追い出して2人きりの状態としてたりして。
オチが楽しい。
先生は今後も髪の毛減り続けるでしょう。
083:「こいぬのワルツ」
捨て犬を発見した「杏子」
親が動物嫌いであるため、隣のお兄ちゃん的存在の「恒平」に飼ってくれるよう頼んだところ。
えっちを条件に持ち掛けられたのでした。
少なくとも年上なのだから、んな交換条件つけないでください(笑)
もう「杏子ちゃん」はある程度の知識あるらしく、思いっきり引いていました。
面白い娘さんですね。
お姉ちゃんがどんなんか見たかったなぁ。
103:「ほくち-火口-」
「幸子」ちゃんの援交話。
既に母はなく、父親も家で飲んだくれていて。
彼女のそれは、生活費を確保するための切実なものでした。
弟もいたりして、なかなか涙ぐましい状態。
後半ではゲストという男性2人との複数プレイになっています。
あるいは、それ父親だったりして…とか考えましたが、そこまでゲスではなく。
ただ、怪しげな薬を使われたりしており、作品中では、まぁいちおう無事ではありましたが。
ラストページなど、彼女の今後を暗示するような、ダークっぽいものでした。
ほどほどにしてあげてください。
127:「あま~い汁」
”パイナップルを食べるとアレが甘くなる”
そんな噂を聞いた男性は3日間それだけ食べ続け。
最近仲良くなった、近所に住む「あずき」に試してみることとしたのでした。
そんなバカな。
とか思いつつも、ネット検索したところ…うわ、引っ掛かるのね、この話題。
驚き。
甘くなる、まろやかになるなんて事も書かれていましたが…どうも科学的な根拠はないようでした。
なんとなく、程度のことみたい。
こちらの漫画では甘くなったらしく、「あずきちゃん」を喜ばせていました。
…うーむ、彼一度医者に行った方がいいかも(笑)
147:「謎の転校生」
美人ながら、言葉の荒い転校生「鮎川」
そんな彼女が、なんとなく自分を気にしているような印象をもっていた「夏野」
「オイ!まだ思い出せないのか?」
視線に気付いた彼女は、いきなりそう突っかかってきたのでした。
先の「幸子ちゃん」と並んで、他女子と比べてふたまわりくらい年齢が上っぽい彼女。
(※言動から、「ニコちゃん」もそこそこ年齢かな)
2人きりだと積極的で、正体不明なままえっち発展していました。
最終的には露見するんですが…この年齢の女子は変化あるので、そう気付かないだろうなぁ。
特に「鮎川さん」の場合は、顔の特徴的な部分がなくなっていたので。
163:「魅惑の微笑」
教師「高木」のポストに投函されていた、アダルトDVD。
特に覚えない彼でしたが、試しに再生したころ。
映っていたのは、生徒「相武樹里」のようだったのです。
まぁ、流されちゃったなら、アンタに叱る資格はないわね。
「樹里さん」はちょっと妖しい魅力のある美人。
察するに、彼程度では手に負えないと思います。
※左:転校生「鮎川」、右:あおい
181:「線香花火」
「あおい」・「しげ兄」のえっち話。
ノスタルジー感たっぶりな風景で、夏の思い出みたいな感じです。
いいですね。
ただ、彼は夏過ぎに東京へ行くと言っていて。
穏やか過ぎる風景がため、なんとなく今後が不安。
201:「まなちゃんみせて!」 描き下ろし
描き下ろしは「まなちゃん」のえっち撮影風景。
前回収録のヒロインとかかな??
直接行為なかったものの、結構エグいプレイが描かれています。
【 その他 】
そんなこんなで本日は「ポンスケ」センセでした。
こちらが2冊目の単行本。
ひでるさんは今回が初見です。
特に予定もなかったんですが。
なんとなく店頭で手にし、紹介帯裏のカット絵で釣り上げられました。
前巻もそうなんですが、単行本カバー絵はなんだか路線間違えてるような気がしていて…。
白黒絵のが穏やかな雰囲気で、センセはこっちのが断然良いと思います。
おしゃまな幼性 (TENMACOMICS LO)
(2016/10/28)
ポンスケ
※アマゾン登録なし
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・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ロリ、貧乳、ラブコメ、学生、ノスタルジー
・構成 : 短編×11話。
・おまけ: あとがき、描き下ろし「まなちゃんみせて!」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ポンスケ」センセの「おしゃまな幼性」です。
※左:生徒「河井良奈」、右:杏子
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
描き下ろしもありましたが、また別の短編話となっていました。
出版社「茜新社」さんのくくりではLOシリーズ。
実際、収録話はロリっとした話が多いのですが。
感覚的に、4、5話くらいはコミック高とかのが合ってそう。
2系統な単行本だと思いました。
全体的に漫画は明るく、ロリ系も凌辱ではなくて愛ある感じ。
(※ラブラブという程でもないです。一部はそんな感じでしたが)
たまにブラック色も見えますが、読み辛いほどでなく。
漫画のひと味くらい。
全体的に読み易くまとまっていたと思います。
柔らかなタッチでの作画。
全体の色づきは適度なくらいで、やや黒は強め。
描き込みに過不足はありません。
コマ割りは枠間あり、細かさあるもの。
はみ出し・ぶち抜きはちらほら。
そうごっちゃりしてなく、見易くまとまっています。
人物画は漫画ぽく可愛らしいものから、リアルさあるものまでお上手。
バランス感覚に優れていて、そう引っかかるような箇所はありません。
漫画表現やコメディー崩しなどもいい感じです。
背景や小物も問題なく、特にマイナス点ありません。
逆にもうひとレベル上が目指せそうな印象でした。
カラーはやや異なるので、判断は紹介帯裏のカット絵が良いでしょう。
【 収録話 】 11話収録
003:「ナイショのマッサージ」
バレーボールでしごかれ、へとへとな状態で帰宅した「姫凜(ぷりん)」
その母と付き合い同棲している男性「河合」は、マッサージしてあげることとしたのでした。
昼間から家に居るということは。
…ヒモか?
どっちにしろ、その娘にあっさりお手付きしているなど、ロクな男ではなさそうね。
ロリっと可愛い「姫凜ちゃん」
まだ男性を嫌悪するほどでないらしく、えっち発展もスムーズでした。
※柊ニコ
023:「小さな記憶」
過疎が進む村で唯一の医者。
そちらに訪れた女子「柊ニコ」は、初恋の人と瓜二つだったのです。
前話と比べ、いきなりのリアル調タッチとなっている本作品。
違う作家さんみたい。
結構なギャップがありますね。
積年の想いあるだけ、こりゃ止まんないだろうなぁ。
また彼女自身も積極的なのでした。
お話としては何事もなく終わっていましたが…小さい村のこと、噂が広まるの早いだろうと考えられ。
あまり良い結末にはならなそうに思います。
045:「スク水日焼けのかくれんぼ」
お友達「アキ」とプール遊びをした「草野心音」
しかし、下に水着を着て出かけたため、替えの下着は持っておらず。
仕方なく、着けぬままで過ごすこととしたのでした。
途中で会うのは「アキちゃん」の兄「翔」くん。
彼女らより年齢は結構上のようでしたが…そうすると逆に妄想ド真ん中な年代かな。
幼いとはいえ、やはり妹と他の女子は別モノでしょう。
また、モロ出しを2度も目撃しちゃってましたからね。
ほっとかれている「アキちゃん」が楽しい。
065:「エッチな勉強お泊まり会」
自宅で学習塾を開いていた男性。
しかし、子供らに合わず生徒も髪も減り続け。
今では、生徒は「河井良奈(かわい・いいな)」ただ1人だけとなっていたのです。
そんな彼女には1度お手付きしていて、見ていて関係は良好。
成績優秀とのことでしたが、えっち方面にも興味津々なようで、何かと積極的なのでした。
こちらの「良奈ちゃん」もまた恋に憬れるような年代ですかね。
お嬢様で成績も優秀という彼女が、なにゆえあんなチンケな塾へ通うこととなったのか、その切っ掛けも見てみたいですね。
彼を見初めた「良奈ちゃん」が、他の生徒をじわじわ追い出して2人きりの状態としてたりして。
オチが楽しい。
先生は今後も髪の毛減り続けるでしょう。
083:「こいぬのワルツ」
捨て犬を発見した「杏子」
親が動物嫌いであるため、隣のお兄ちゃん的存在の「恒平」に飼ってくれるよう頼んだところ。
えっちを条件に持ち掛けられたのでした。
少なくとも年上なのだから、んな交換条件つけないでください(笑)
もう「杏子ちゃん」はある程度の知識あるらしく、思いっきり引いていました。
面白い娘さんですね。
お姉ちゃんがどんなんか見たかったなぁ。
103:「ほくち-火口-」
「幸子」ちゃんの援交話。
既に母はなく、父親も家で飲んだくれていて。
彼女のそれは、生活費を確保するための切実なものでした。
弟もいたりして、なかなか涙ぐましい状態。
後半ではゲストという男性2人との複数プレイになっています。
あるいは、それ父親だったりして…とか考えましたが、そこまでゲスではなく。
ただ、怪しげな薬を使われたりしており、作品中では、まぁいちおう無事ではありましたが。
ラストページなど、彼女の今後を暗示するような、ダークっぽいものでした。
ほどほどにしてあげてください。
127:「あま~い汁」
”パイナップルを食べるとアレが甘くなる”
そんな噂を聞いた男性は3日間それだけ食べ続け。
最近仲良くなった、近所に住む「あずき」に試してみることとしたのでした。
そんなバカな。
とか思いつつも、ネット検索したところ…うわ、引っ掛かるのね、この話題。
驚き。
甘くなる、まろやかになるなんて事も書かれていましたが…どうも科学的な根拠はないようでした。
なんとなく、程度のことみたい。
こちらの漫画では甘くなったらしく、「あずきちゃん」を喜ばせていました。
…うーむ、彼一度医者に行った方がいいかも(笑)
147:「謎の転校生」
美人ながら、言葉の荒い転校生「鮎川」
そんな彼女が、なんとなく自分を気にしているような印象をもっていた「夏野」
「オイ!まだ思い出せないのか?」
視線に気付いた彼女は、いきなりそう突っかかってきたのでした。
先の「幸子ちゃん」と並んで、他女子と比べてふたまわりくらい年齢が上っぽい彼女。
(※言動から、「ニコちゃん」もそこそこ年齢かな)
2人きりだと積極的で、正体不明なままえっち発展していました。
最終的には露見するんですが…この年齢の女子は変化あるので、そう気付かないだろうなぁ。
特に「鮎川さん」の場合は、顔の特徴的な部分がなくなっていたので。
163:「魅惑の微笑」
教師「高木」のポストに投函されていた、アダルトDVD。
特に覚えない彼でしたが、試しに再生したころ。
映っていたのは、生徒「相武樹里」のようだったのです。
まぁ、流されちゃったなら、アンタに叱る資格はないわね。
「樹里さん」はちょっと妖しい魅力のある美人。
察するに、彼程度では手に負えないと思います。
※左:転校生「鮎川」、右:あおい
181:「線香花火」
「あおい」・「しげ兄」のえっち話。
ノスタルジー感たっぶりな風景で、夏の思い出みたいな感じです。
いいですね。
ただ、彼は夏過ぎに東京へ行くと言っていて。
穏やか過ぎる風景がため、なんとなく今後が不安。
201:「まなちゃんみせて!」 描き下ろし
描き下ろしは「まなちゃん」のえっち撮影風景。
前回収録のヒロインとかかな??
直接行為なかったものの、結構エグいプレイが描かれています。
【 その他 】
そんなこんなで本日は「ポンスケ」センセでした。
こちらが2冊目の単行本。
ひでるさんは今回が初見です。
特に予定もなかったんですが。
なんとなく店頭で手にし、紹介帯裏のカット絵で釣り上げられました。
前巻もそうなんですが、単行本カバー絵はなんだか路線間違えてるような気がしていて…。
白黒絵のが穏やかな雰囲気で、センセはこっちのが断然良いと思います。
おしゃまな幼性 (TENMACOMICS LO)
(2016/10/28)
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