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■ケダモノ淫モラリズム (よしとら)

★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ブラック、巨乳、学園、調教
・構成 : 初単行本、カラー(12P)、8話
    (うち「裏表ぺっとらいあんぐる」×4、「僕の大好きな雌」×4)
・おまけ: カバー裏にあとがき・イラスト、リバーシブルカバー、カラーイラスト、
     ゲストページ、描き下ろし「裏表ぺっとらいあんぐる ”お出かけ発情編”」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「よしとら」センセの「ケダモノ淫モラリズム」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

山積みでパッと目立つ厚み、美麗な↓表紙。
カバーは両面カラーのリバーシブルとなっていて、漫画本編も12ページのカラー原稿が収録されて…。
出版社さんの力の入れ具合が分かりますね
収録は8話で、4話づつの2エピソードという単行本。
うち1話は描き下ろし漫画です。
話数そんなんですが、前述したように銃弾を受け止めれそうな厚み。
全286ページという凄まじいボリュームでした。
ただ…。
そうした豪華仕様は、しっかり金額にも反映されており。
1,700円(+税)ですね。
ココだけ聞くと、高いという印象を持たれるかもしれませんが。
ぜひ読んでください。
そんなん気にならなくなるくらいの、完成度がありました
初単行本というのが嘘のよう。
間違いなく、オススメな1冊です。

…あ、ただし、いわゆる甘く・明るいラブコメものではなかったので。
ネタが合うかどうか、ちょっと注意

保健医「山吹陽茉莉」
※保健医「山吹陽茉莉」

 ★★絵柄について ★★★

リアルさ感じる雰囲気に漫画らしい可愛さの加わった、ふっくら人物絵
圧倒的な画力と巧みな色使いで、リアルな仕上がり。
それでいて、適度にデフォルメもされていて…。
なんというか、リアルな冷たさでなく、漫画らしい暖かさが伝わってきました。
スタイルはふっくら寄り。
実に素敵なバスト、腰回りです。
服装も凝っていて質感があり、背景・小物なども高水準。
引き絵に多少違和感なところもあったのですが、これは重箱の隅程度です。
漫画もお上手。
…やや硬さあるかなー、というくらい。
カラー絵はこれがまた見事なもの。
その良さありつつも、白黒絵と遜色はなく。
判断はそのままで問題ありません。

 ★★収録話について ★★★ 7話収録

007:「裏表ぺっとらいあんぐる」 前中後編
272:「裏表ぺっとらいあんぐる ”お出かけ発情編”」 描き下ろし
優秀でイケメンな弟を持つ、平凡な兄「十文字歩」
そんな彼の紹介で、自分には勿体ないくらいの美人「清浦香純(きようら・かすみ)」と付き合っていたのです。
今日は初めて彼女部屋に呼んでいたのですが。
もう少し一緒にいたいです…
そうした申し出があり、お泊りになったのでした。
ざっくりでは、そんな導入部。

料理が巧く家庭的で清楚な女性「香純さん」
今回の↓表紙が彼女ですね。
そちらでも実に可愛く、よく目立っているのですが。
…はい、えっちなんはともかく、ちらほら違和感ありますよね。
そう、首元とかおっぱいの先っちょとか。
漫画でもかなり積極的に事を進めていて、えっち展開になっているのですが。
ここでも、先の彼女からは想像できない感じ。
おへそとか、口で装着してくれるとか…完全に玄人ですわねー。
あれでも疑ったりなんだりしなかった「歩くん」は偉い。
惚れた弱みか、お人好しなんかな。

魅力的な褐色肌女性とのえっちシーンから始まる中編。
あんたさ、なんでそんなに上手なの…?
…とか言われてましたよ、「翔くん」
完璧だー。
こちらのメインは、そんな「翔くん」が…アプリかなんかでとある黒髪女性とホテルインする風景。
彼女のジーンズな腰回りが良かったので…もうちょっとそのままで居て欲しかったなぁ。
漫画中頃にて、どういう状況なのか、徐々に分かるようになっています。
かなり重要な部分なので…例によって、ここでは書きません。
察しの良い方なら、スグにわかっちゃうかなー。
そんなこんなで後編。
初えっち以降、「香純さん」との連絡が取れなくなっていた「歩くん」
そんな彼の元に、褐色肌なJKが声をかけてきたのでした。
アップになっていた、黒下着のお尻が最高。
あんなん目前にしながら、さっと帰ろうとしていた彼は凄い。
最後まで目の話せない展開が続いてました。
本当なら、「翔くん」は…兄と関わりを断った方がお互いに良いような気もします。
あまり余計な事はしないように
9ページの描き下ろし「お出かけ発情編」
本編とは異なり、楽しいもの。
…うん、まぁだいたい。
お出掛けデートの「歩」・「香純」
だったのですが…電車内で密着したことで、「香純さん」にスイッチが入ってしまい~という流れ。
まあ、「歩くん」もガチガチでしたけどね。
あの調子だと、どこ行ってもそんなんかなー。

111:「僕の大好きな雌」 4話・カラー原稿あり
学校では存在感なく、家では暴力を受けていた「筑紫陽介」
そんな彼を気にし、面倒を見てくれた保健医「山吹陽茉莉(やまぶき・ひまり)」 
そこが唯一の居場所となっていたのですが。
ある日、英語教師「白金暁人」に押し倒されていたところを見てしまい…。
ふさぎ込んでいたところ、生徒「赤羽有理」が「陽茉莉」らのさらなる秘密を暴露してきたのでした。
ざっくりでは、そんな感じ。

4話続く連続ストーリー。
前述したように、1話の視点は「筑紫くん」なのですが。
2話目は「赤羽有理」、3話目は「山吹陽茉莉」、ラスト4話目が「白金暁人」…と、それぞれ主役(主となる視点)が変わっていくのがポイント。
同時にその背景も示されていき。
何がため、こーなってしまったのか…が、徐々に明らかになっていく構成でした。
まぁ、かなりの特殊ケースなので、ちょっと理解し難い部分も正直ありましたが。
最終的には大団円…かな。
たぶん。

前述したように、1話目はネクラな生徒「筑紫くん」
カラー原稿は本編えっちの後半戦ですわね。
花を背景に登場した、保健医「陽茉莉さん」は…ここではかなり眩しい存在
優しく、おっぱいも大きく。
まぁ、あれに恋しない男子はいないでしょう。
実際のところあんなんでも、収録では最も好みです。
「陽茉莉さん」のブラと黒パンストが素敵でしたよー。

「清浦香純」、生徒「赤羽有理」
※左:「清浦香純」、右:生徒「赤羽有理」

さて、2話目は前話にて暗躍していた生徒「赤羽有理さん」の主役回。
彼女が何者なのか、ここで判明しています。
ココでは伏せますね。
まぁ、「有理さん」があーなるのも、分かるなぁ。
彼女は本来「陽茉莉さん」が付き合っていた、英語教師「白金暁人」にお手付きをしています。
彼、EDとのことでしたが…バッキバキになってましたよ。
まぁ、治ったようでなにより(笑)
結構いっぱい・いっぱいだろう「有理さん」でしたが、口では頑張ってます。
あんなん好きな方は、彼女のSっぷりに撃墜されるでしょう。
3話目は…お待たせしました、メインヒロイン保健医「山吹陽茉莉さん」視点です。
このストーリーの中心たる存在
そんな彼女のアレコレ、その身に何があったのか、なにゆえあーなってしまっていたのか、が語られていて。
お話の背景、だいたいはここで判明していました。
しかし、まぁ…昔からおっぱい大きかったのね…。
凄いボリュームでしたよ、ええ。

最終話は英語教師「白金暁人くん」視点です。
あーんな、どうにもならなそうな調子(笑)だったお話が、いかに決着していくのか
ぜひ、単行本でご確認ください。
頼りない姿ばっかりだった「白金くん」でしたが、覚悟を決めたコチラではなかなか格好良く。
また、「筑紫くん」も重要な役割を担っていて、1話の姿から成長が伺えるものでした。
あれで良いかどうか、よく分かりませんが。
確実にひと決着はついていたようで、何より。

 ★★リンクほか ★★★

けだものいん

ケダモノ淫モラリズム (GOT COMICS) コミック, 2023/9/29 [アダルト] よしとら (著)

■耀星戦隊アクトライバー   (井上よしひさ)

★まんがデーター [19.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 緊縛、戦隊ヒーロー、アクション
・構成 : カラー(6P)、7話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、カパー裏に初期設定資料

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「井上よしひさ(いのうえ・よしひさ )」センセの「耀星戦隊アクトライバー」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は1冊まるまるの長編です。
全7話で完結。
あの閉めかただと…続編などは絶望的ですかね。
もうちょっと見たかったなぁ。
ラストのあとがき、はそれっぽいものでなく、ヒーローもののお約束注意事項だけ。
その代わり、カバー裏の両面は細かな初期設定資料でした。
それぞれライバーのマスク、オン・オフのイラスト。
小物設定ほか、センセのコメントがあちこちに書かれていて。
なかなか見応えあるものでした
やっぱり「イエローだけにカレー好き」とか、いいですね。

イエローアクター「藤黄アサギ」、グリーンアクター「孔雀らいむ」
※左:イエローアクター「藤黄アサギ」、右:グリーンアクター「孔雀らいむ」

 ★★絵柄について ★★★

派手なアクションとギチギチな緊縛描写。
今回もまた結構な振り切れ具合だったので、耐性ない人は考えた方がいいかもしれません。
ぱっちり目としっかり鼻の可愛らしい人物絵。
スタイルは派手過ぎないものの、むちむちとしています。
原稿は濃い目でしっかり。
安定感あります。
漫画表現はパンチ力あり、硬軟どちらも優れていて。
表情から全身絵まで非常に良く、メインたる緊縛シーンも迫力がありました
多少無茶なポーズでも違和感ありません。
戦隊ヒーローたるコスチュームとか背景・小物なども納得の出来栄えですよ。
そう変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ありません。

 ★★収録話について ★★★ 7話収録

俳優、声優などを育てる専門学校「日本アクター女子学園(J.A.G.A)」
その地下には、秘密結社「セラフィン帝国」に対抗する耀星戦隊「アクトライバー」が秘密基地「アクトベース」がありました。
武力をもって世界征服を企む彼らをことごとく撃退していたところ。
帝国側は攻撃方法を全面的に変更し、人類の弱点をついてきたのです。
それがため、アクトライバー内の結束も乱されてしまうのでした…。
ざっくりでは、そんな感じ。

いわゆる戦隊ヒーローものの長編。
1話完結といったものでなく、ストーリー調。
ざっくりでは、1から3話までが前半戦、4話からラストまでが後半戦といった風情。
そのため、メンバー5名揃ってうんぬんというセオリー描写は少なく
だいたい1、2名がピックアップされ、個別のお話が進んで大きな流れに合流していく~という流れになっていました。
良くも悪くもえっちシーン多め。
日常、バトルシーンなどはちょろっとだけ。

個人的に好きなジャンルで、かなーり期待していたのですが…。
うーん、ラストとか間違いなく面白いものの、なんだか…違う
定番な展開が少ないため、かな。
(※ちょっと違うのだけど、1~3話みたいなん)
キャラを掘り下げるような、日常パートとか、それそれのやり取りも多くはなく。
そんなんでしょうか。
なんというか、期待する線からちょっとズレてたかなー、という感覚。
いまだにハッキリとしてなく、分かり辛い表現ですみません。

カラー原稿がある1話目。
そちらは1話メインの前半あたりの抜き出しだと思います。
(※台詞「我慢できねーんだヨ!」から「…どうして…」の間だと思います)
学園内で百合っていた2人の前に、敵側の怪人「チューボーグ」が介入してくる流れ。
戦隊では眼鏡担当である、イエローアクター「藤黄アサギ」が登場。
最初は↓表紙にもなってる赤でなく、黄色い人なんですね。
そう。
単行本では、そのようにレッドアクター「浅緋茜(あさあけ・あかね)」がメインぽい雰囲気あったのです。
ポニーテールですし(笑)
実際のところ、出番は概ね5名(ほか)が均等で、いわゆるメイン位置なヒロインはいません
あるいは、そのあたりの要素も響きにくい理由なのかも
お約束な5名でどーん、という必殺技を披露するのもコレほかごく僅かなのでした。

敵の作戦の趣が変わったことで、アクトライバー内で揉めてしまう2話目。
このあたりは良かったですね。
特にピンクアクター「石竹モモ」はツインテール+リボンのロリっとした容姿の娘なのですが、結構辛辣なことを言っていて。
もっと日常会話シーンとか出番あれば、より面白いキャラになったかなー、って思いました。
ここでの主役はブルーアクター「縹瑠璃(はなだ・るり)」
雰囲気は…アオレンジャー「新命明」ですわね。
前話では敵に圧勝だったものの、不意を突かれた上に単独行動であり。
スーツ着用したものの、逆に拘束されていました
直接続く3話は、彼女救出のため、レッドアクター「浅緋茜」がこれまた単独で向かうというもの。
ああした展開で、焦る気持ちも分からんではないのですが…。
ちゃんと作戦・対策たててかないと、ヤられちゃうぞ。
まぁ、コレ成年漫画なので、実際にそうなるのですが。
…とはいえ。
後の3名がイイ所で登場し、合流・どーん、ってな展開を予想していたひでるさん。
違いましたよ。

時代劇オーディションで3名もの行方不明がでており。
グリーンアクター「孔雀らいむ」をメイン、「藤黄アサギ」をバックアップにて潜入捜査する、という4話目。
なお、「茜」・「瑠璃」は検査中、「モモ」は別任務で不在でした。
オーディションでの役柄はくのいち。
イイ感じのエロエロしいコスチュームでしたよー
当然ながら、オーディションは「セラフィン帝国」のもので。
新三幹部の1人「シバール」が登場しています。
…でね。
前述したとおり、こちらから後半戦に入っていて。
ラストまで怒涛の展開が続いていくのでした。
同じころ、別任務だった「モモ」の元にも、新三幹部の1人「ヤルナブール」が。
ここ5話は触手プレイで、またピンクアクターのコスチュームがミニスカート調だったので、収録でもお気に入りな部分です。
彼女はやっぱり表裏ある性格がイイですね。

ピンクアクター「石竹モモ」
※ピンクアクター「石竹モモ」

そして、「茜」・「瑠璃」の2人も…というドキドキ展開が6話。
いろいろ驚かされると思います。
なお、えっちのメインはその2人ではなくて…ごにょごにょ。
5話に続いて、こちらのえっちシーンも好き。
いいよね、あんなん。
最終話の詳細は…ここで書きません。
まあ、色々と派手なものでしたが、流れもあってえっちシーンとしては正直なところだいぶ後退した印象。
5、6話のが良かったなぁ。
…で、最後の3ページでまた度肝抜かれると思います。
そ、そうなのかー。

単行本はだいたい全198ページ。
オチなどかなり驚かされるネタが仕込まれていて、そこは非常に良かったのですが。
ちょっとページは足りなく、急いでたなー、といった印象。
もう1冊くらいで…。
しっかりキャラの掘り下げとかあったら、より面白くなったんのでは。

 ★★リンクほか ★★★

あくとらいば

耀星戦隊アクトライバー: セラフィンコミックス コミック 2023/9/28 井上よしひさ (著)


★「井上よしひさ」センセの漫画紹介記事

女スパイ淫縛拷問大作戦] 成年
現実世界チート縄師~はたらくお姉さんを緊縛生ハメイかせ無双~] 成年
くノ一淫縛大戦] 成年
あこがれの先輩を縛って逃げられなくして×××] 成年
制服JK] 成年
上野カンナの発情研究室] 一般
じょしてつ] 成年
TEACHER×TEACHER] 成年
拘束違反] 成年
マゾシャン Mazocian] 成年
○○デレ[まるデレ] 2巻
○○デレ[まるデレ] 1巻
縛姫-シバラレヒメ-] 成年
縄士―NAWASHI―] 成年
Escape Creator] 成年
おじいちゃんは少年探偵] 一般

■姦獄 ~ミラレ・トラワレ・コワサレル~ (夜神紗衣)

★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ブラック、事件・犯罪、拘束
・構成 : 初単行本、9話+α収録
     (うち「姦視」×3、「姦獄」×3、「刑姦」×3)
・おまけ: あとがき、オマケ漫画(4P)、イラスト

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「夜神紗衣(やがみ・さい)」センセの「姦獄 ~ミラレ・トラワレ・コワサレル~」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は9話で、連続したエピソードが3つ。
それぞれ均等に3話づつ、となっています。
…で。
これら、全て繋がった、壮大なお話となっていました。
結構驚き。
多少の強引さありつつも、1冊まるまるを使った長編のような感じです。
あちこち驚かされる展開、各キャラの意外な関係などなど、漫画世界を楽しめることと思います。
ちょっとハードなので、気を付けて。
また、巻末には描き下ろしの漫画が4ペーシあり。
本編がブラックなストーリーだったのに対し、そちらはほっこりするラブコメなエピローグ話となっていました。
そのほかオマケはあとがき、イラスト。
結構な文章量と、カワイイSDキャラが見れます。

弁護士「東上渚」
※弁護士「東上渚」

 ★★絵柄について ★★★

↓表紙(中扉も)のように、妖しさある人物絵
甘い感じよりも…絶望、泣き顔とかのがよく似合う、特徴的なものです。
横長で釣り目気味。
鼻は比較的しっかり描かれていました。
曲線・三角な輪郭で、その内側は狭め。
あちこち鋭角的でもあります。
だいたいは良く描かれているものの、バランス微妙なところがあり。
大きいアクションなどもやや弱め。
逆に表情は優れていて、こうしたハードなお話とピッタリ
その一方、コメディー調に崩すことも結構あって…。
そのあたりは、ちょっと人を選ぶように感じました
↓表紙はカラーの力が強いため。
判断は、裏表紙と紹介帯カット絵を見ていくのが良いでしょう。

 ★★収録話について ★★★ 7話収録

005:「姦視」 前中後編
マンションに帰宅した「国立麻琴(くにたち・まこと)」 
そこで、下着を物色していた「遊佐飛鳥(ゆさ・あすか)」と鉢合わせしてしまったのでした。

長く続くストーリーの切っ掛け話。
帰宅した彼女に対し、「飛鳥くん」はベッド下に隠れていたのですが…。
あの、ふと覗いた際に目があう瞬間はかなりの恐怖感
こわー。
暴走した彼にえっちされてしまうものの、なぜか警官らがイイ所で突入。
彼は現行犯で捕まり、「麻琴さん」は助かった、のですけれど…。
ここのラストがまた、非常に怖いので必見
どんなんかは秘密です。

中編はカフェ店員「中野真弥」
ある程度を書いちゃうと、前話のネタバレになってしまうので。
えーと…、先の事件がため、彼氏に泊まってもらうようお願いした、というもの。
漫画では数少ない(笑)、カップルでの通常えっち。
お風呂場で始まってましたよ。
…で。
オチでまた恐ろしい発言があって…後編に。
正直なところ、個人的に単行本でもっとも理解し難いのがこちらでした。
色々あったとはいえ、間接的なことばかりだったので。
あーなるかなー、「真弥さん」
なにか…もう1つ、直接的な事でもあったら、また違ったかなー、って思います。

069:「姦獄」 序章・続章・終章
前エピソードで部屋に侵入していた「遊佐飛鳥」をメインとしたシリーズです。
1話目は”序章”となっていましたが。
このストーリーで最も時系列が古いお話(※数年前)になっています。
彼の学生時代の回想ですね。
昔の事件がため、特に女子に恐怖を抱いていた「飛鳥」
クラスでは何かと気にかけてくれる「森野ありさ」に好意をもっていたのですが。
保健室で休んでいた彼は、驚くべき光景を目撃することとなったのでした。
まず、えっち担当は「ありささん」です。
詳細はやっぱり伏せますが…。
前シリーズに続いて、中年がとにかくゲスい。
緊縛プレイなんぞしてましたよ。
ああ、なるほどなぁ…。
「飛鳥くん」があーなってしまうのも、分かる気がします。
あー、重くて苦しい

…でね。
ここ彼出ずっぱりだったので、その外観のちょっとした違和感、、、に気付いた人いるかもしれません。
(※ひでるさんはスルーしてました…)
秘密が明かされる、続章・終章です。
「飛鳥くん」の弁護を担当した「東上渚」は、釈放された彼を迎えたのでした。
収録では最も美人さんで、↓表紙はこちらの「渚さん」が担当。
シリーズではメインヒロインという雰囲気です。
(※ただ、彼女の挨拶「弁護士の志方~」は意味不明。名前かと思いましたが)
自宅へ連れ帰った彼を前に、急に態度を変える彼女。
おいおい、またおっかないぞ。
たぶん、もともとSっ気があるため、そんなんだったと思うのですが。
現在の「飛鳥くん」はあーなので、ココは頑張って抑えとかないとダメよ。
実際に続章のラストは驚くべき展開になっていました
続く終章では…色々あった「飛鳥くん」のが解けています。
なるほどなー。
だから、「渚さん」怖いんだってば…。

「森野ありさ」、後輩「伊勢崎歩」
※左:「森野ありさ」、右:警官「伊勢崎歩」

135:「刑姦」 前中後編
さて、こちらが最後のシリーズ。
ちらほら顔を見せていた警官のうち、後輩「伊勢崎歩(いせざき・あゆめ)」がメインっぽくなっています。
そのほか、これまで登場していたキャラたちが再度顔を見せ。
意外な繋がりが判明するほか、一連の決着がつく重要なシリーズとなっていました

引っ越してきた「森野ありさ」から、相談を持ち掛けられた警官「伊勢崎歩」
誰かに監視されている感覚がある。
そんな相談を受けていたところ、ふと意識が遠のいていったのでした。
裏表紙を担当する「歩さん」
いわゆる「ボク」っ娘なのですが、意外にセクシーな黒い下着でした。
イイネ!
あれは…先輩を意識してるため、かな。

中編では、再登場した「ありささん」の追加・過去描写がありました。
最初気付かなかったんですが、こちらの男性は…既に顔を見せていた彼ですよね。
(※なにげに「姦獄」シリーズにも出ている)
また、なにゆえ警官「歩さん」が狙われたのか、その理由も判明しています。
さて、諸々が解決していく後編。
その切っ掛けとなったのが…冒頭エピソードと掛かっていて、楽しい。
ひととおり解決して良かった
描き下ろしでの2カップルも幸せそうで何より。
特に「歩さん」は…タフね
そうでないと警官なんて務まらないか。

最後にオマケ。
ブログ書く際につくりました、人物相関図になります。
肝心なものは書いてませんが、上記文面よりネタバレてる部分もあるので。
まだ読んでいない人はご注意ください。

姦獄_人物相関図
※姦獄_人物相関図(クリックで拡大)

 ★★リンクほか ★★★

姦獄

姦獄 ~ミラレ・トラワレ・コワサレル~ (GOT COMICS) コミック, 2023/9/25 [アダルト] 夜神紗衣 (著)

■きみととろけてむすばれて (十はやみ)

★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳、コスプレ
・構成 : カラー(4P)、11話収録
     (うち「きっと、これも運命」×5、「スタートライン」×2)
・おまけ: あとがき、描き下ろし「きっと、これも運命 番外編」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「十はやみ(もぎき・はやみ)」センセの「きみととろけてむすばれて」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は11話と最近では多め。
メイン中編が5話、前後編が1つあり。
その他、3話が短編。
また、メイン中編には8ページほどの描き下ろしがありました。
全体のボリュームとしては普通くらいですね。
漫画はどちらもラブコメ。
ちょっとブラックっぽいところもあったのですが…そう深刻にはならず
楽しい調子で仕上げられていました。
ひでるさんは↓表紙のおっぱいに釣り上げられました。
肌感とあの目にぞくぞくします。

香澄晶、「有明百々奈」
※左:香澄晶、右:有明百々奈

 ★★絵柄について ★★★

ふっくら・むちむちスタイルのヒロイン群。
透明感ある目に厚いまつ毛。
輪郭は丸く、頬はふっくら。
どことなくアダルト感あったため、可愛いお姉さんといった雰囲気です。
皆さんバストはどーんと大きく。
腰回りも良い肉付きで、むちむちと太め。
原稿は賑やかで枠間なくなること頻繁。
色彩がデジタルな淡いものなため、見辛さはありません。
漫画はコメディー強め。
ややテキスト多いかなー、といった印象。
甘い感じのが断然合ってますね。
引き絵に微妙な弱さがあり、背景や小物はあっさり気味。
服の描写には良いところもありました。
カラーは彩色ならではの良さあったものの、だいたいはその判断で問題ないでしょう。

 ★★収録話について ★★★ 11話収録

003:「きっと、これも運命」 5話・カラー原稿あり
187:「きっと、これも運命 番外編」 描き下ろし
絵画教室で雑用バイトをしていた「永倉結月(ながくら・ゆづき)」
そちらに通う生徒「香澄晶(かすみ・しょう)」に密かに好意を持っていたもの。
恋愛にトラウマがあるという彼女がため、告白しないままでした。
そんな頃、「結月」はうっかり階段から落ちてしまい…。
ふと目覚めると、目前には明らかに若い「香澄」がいたのです。
確認した新聞の日付は17年前のものだったのでした。

お話では良く見かけるものの、成年漫画では珍しい(たぶん)タイムスリップもの
なお、「結月くん」は現在の姿のままです。
(※要するに、年齢がごく近くなっている)
そんな変わらんものの、若い「香澄さん」が可愛い。
ショートカットがいいですね。
前述しました、ひでるさんが引っ掛けられた、↓表紙が彼女です。
ちなみに、↓表紙めくった後のカラー原稿は、その続きのような彼女とのえっちシーンでしたよ。
さて、過去編での「香澄さん」
優しいのはこの頃からのようでしたが、確かに警戒心がまるで無く
2話でもそんな感じだったのですが…。
お話が動くのは3話から。
なにゆえ「香澄さん」があんなんか、なんだか納得しました。
えっちなんも完全にソレがためですわね…。
目前でのああしたやり取りは、好意もってた身ではかなり複雑
「結月くん」があー言ってしまうのも、仕方ないことでしょう。
なお、4話では「香澄さん」のバニー・コスプレが見れますよー。
いやっほーい!
勘の鋭い方は、だいたい後の展開が察せられるかもしれませんが…。
王道展開だとしても、やはりイイもんですわね

描き下ろしは…現在風景。
本編オチの続き、というかその後風景ですね。
詳細は伏せますが、こちらもコスプレえっち。
現在の「香澄さん」もたっぷり見れて幸せ。

097:「スタートライン」 前後編
「岸井朔弥(きしい・さくや)」にとって、弟のような幼馴染み「松下蛍」
社会人になった今でも親しく、部屋にも勝手に出入りするほどの仲であるため…。
「朔弥」には彼氏が出来なかったのです。
まぁ、ね…。
あーまで親しい男子がいるのは、さすがに良くないでしょ
血の繋がった弟とかでないのだから。
なんで合鍵渡したんだろう。
「蛍くん」は漫画ではほぼ終始軽い調子なのですが。
オチでの発言とか見る限り…内心ヒヤヒヤしていたんではないかしら。
軽く見せてたのも自己防衛な気が。
(彼年下ですから、自分で考えてフラれる確率のが高そうに感じるのでは、と)
それだったら良いなぁ。
ラブコメちっくで。
答え合わせに彼視点の漫画とか見たいですね
個人的には後編のうず、うず…からの独りプレイが好き。
また、ああした事を言いふらす営業部「山田」はロクなもんでない、というのは正しいと思います。

133:「恋する先輩、そして俺」
クールで便りになって格好いい先輩「風間」
彼に憧れていた「桜田ロコ」でしたが、その気持ちを同僚「篠原」に知られてしまい。
それ以後、彼に逆らえなくなってしまったのでした。
…そう書くと、だーいぶブラックな展開を妄想すると思いますが
コレ、ドがつくほどのコメディーなのでした。
どんなんか、詳細は秘密ね。
まぁ、そもそも…上司に好意もってる~程度のネタで、好き勝手されることないでしょうけどね。
学生とかでなく、イイ社会人なのだから。
前半3ページからは想像できない、イイ性格な「ロコちゃん」が面白いです。
彼女はなんのかんの言いつつ、人生楽しんでそうだなぁ。
(※そして、周囲は振り回される…)
オチも面白い。
なお、あとがき絵はこちらのカップルなのですか、これが非常に良かった
何年かかるかしれんけど、いつか良い関係になれればいいな。

「スタートライン」岸井朔弥
※岸井朔弥

151:「ももな先生 危機一髪!」
姉の依頼で、姪「ひかり」の迎えに保育園に出掛けた「大和幸輝」
そこで、好みど真ん中な女性「有明百々奈」に出会ったのですが…。
その左手・薬指には、しっかり指輪があったのでした。
あー、わかる・わかる。
タイプな女性は、なんとなく左手確認しますよねー。
とりあえず。
「幸輝くん」は怪しげな通販サイトで、”いいなりペンダント”という催眠術グッズのようなものを購入。
帰宅途中の彼女に試していました。
凄い行動力ですが…ここはすっぱり諦めるのが筋だと思いますよー。
あ、あの時点ではまだ既婚者かどうか確実ではないので、そこを確かめるのが先かな。
(※虫除けで指輪している女性もいるようなので)
後半の展開はなかなか。
コスプレみたいなことさせてましたよ…。
まぁ、あのむちむちスタイルですから、そんなんも仕方ないか。
個人的には、実は既婚者でなく、カップルになる展開を想像していたのですが…。
あーしたオチですか。
ほどほどにしないと、あとでトンデもないこととなりますよ

169:「それいけもぐもぐニーナくん」
食レポ系の動画配信者「ニーナ」
同じく食レポをしていた「松風美広」とコラボした翌日。
なんと、自分がすっかり男性の姿になっていたのです。
免許証から過去にアップしていた動画まで、やはり男性に変わっており…。
周囲からはどう見られるのか、と再度「美広」とのコラボ撮影に赴いたのでした。
女性の頃から「美広さん」に性的なものを含んだ好意を抱いており。
実は「ニーナさん」としても、期待通りな展開(※ある程度、ね)です。
本来なら、突然変わった性別に色々困惑していくものでしょう。
しかし、それほどページないこともあって…トントン拍子に「美広さん」とのえっち展開に。
積極的な彼女がため、逆に引いてましたねー。
オチはあっさり。
ただ…案外、誘ったらそのままでも彼女ホイホイ付いてくるかも。

 ★★リンクほか ★★★

とろけむすび

きみととろけてむすばれて (エンジェルコミックス) コミック, 2023/9/14 [アダルト] 十はやみ (著)

■異の女神たち (カラスちゃん)

★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 人外、ファンタジー、コメディー
・構成 : 初単行本、6話収録(うち「カルテシリーズ」×2)
・おまけ: Afterword、カバー裏に別絵、
      合間にイラスト、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「カラスちゃん」センセの「異の女神たち」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

センセ曰く、
私は変なものを描くのが大好きです
…とのことで。
そうした発言そのまま、強い個性のある単行本となっていました。

収録は6話で、やや薄めな印象。
全160ページくらいです。
タイトルそのまま、ほぼ人外ヒロイン。
前にひでるさんが示した、人外レベルでは…レベル1寄りの2。
↓表紙で皆さん思ったとおり、センセの絵柄が独特なので。
どうにも1っぽくないんですね(笑)
また、実は…普通の人間ヒロインも1人います。
世界観もファンタジーとか、SFといった感じ。
お好きな方はイイと思います。
おまけはあとがきほか、合間・カバー裏のイラストでした。

下級血魔「ヴェルタ」
※下級血魔「ヴェルタ」

 ★★絵柄について ★★★

ぷに・ロリっとした雰囲気で…黒い
輪郭は大福のようにぼってり丸く、細身なスタイル。
また、あちこちは鋭角的。
厚いまつ毛で、↓表紙のような個性強いキャラは実際のところ多め
また、裏表紙に描かれている、普通(?)に可愛らしい娘もいます。
漫画はコメディー調。
派手で崩しもよく見られます。
コマ割りは重なり・はみ出し・ぶち抜きなど、かなりの賑やかさ。
それでいて黒色は非常に強く、くろぐろ・もっさりとした原稿具合でした。
強い個性は人を選ぶと思いますが、逆に言えば他で見かけない新鮮さもあり。
ちょっとでも興味でた方は、試してみるのをオススメ。
判断は↓表紙と裏表紙、双方確認していくのが良いでしょう。

 ★★収録話について ★★★ 6話収録

003:「ブラッディカルテ」
025:「センシティブカルテ」
血液を操作・浄化する能力があり、人の「血療(ちりょう)」をしていた血魔族。
このままだと死んでしまう患者「山田」を担当した、下級血魔「ヴェルタ」
「血療」ができる上級血魔を呼ぼうとしたところ…。
患者の彼は、ぜひ「ヴェルタ」にして欲しい、と頼み込んだのでした。
↓表紙を飾る「ヴェルタさん」は、まさしく単行本を代表するようなヒロイン
クマがあるようなつり目で、怠惰な空気感。
やや分かり辛いと思いまですが、細く黒い手が不気味でした。
(※また、漫画本編では常時鼻血出してる)
こーんな、カワイイと無縁なキャラの容姿なのに…読み進めると魅力的に感じますね。
不思議(笑)
個人的には、「↑ギュ」のコマが好きです。

続く「センシティブカルテ」はその続編。
男性患者は同じ「山田くん」
今回は「ヴェルタさん」が講習を受けて不在だったため、代理として「タゥマー」が診察することとなったのでした。
「タゥマーさん」は前話の途中で顔を見せていた娘でなく、四角眼鏡の女医っぽい方。
むちむちスタイルです。
「ヴェルタさん」は「牛女」と呼んでましたよ。
途中からその彼女も参加して、複数えっちになっています。

059:「ヒューストン、トラブルです。」
085:「修行の成果」
これら2話はたぶん…収録で最も普通のえっち漫画(?)っぽいだろう作品です。
まずは前者「ヒューストン、トラブルです。」
宇宙ステーションの防音設備にトラブルが発生。
それがため、宇宙飛行士「星野菜奈」は相方男性の1人プレイに鉢合わせてしまうのでした。
収録では唯一である、普通の人間女子がヒロイン。
ロリっと可愛く、宇宙飛行士を目指すことに~からのサクサク展開が楽しい。
えっちもスムーズに進んでいました。
優しくしなさいよ…」のコマがまた非常にイイですね。
個人的には…本編後の2枚イラストに初代「メトロイド」の衝撃を思い出しましたよ。

続いて後者「修行の成果」
板前を目指し、寿司屋に弟子入りしていた水棲魚人「オルカ」
2年経過し、いまだ雑用だけだったため…。
師匠に「よりハードな特訓」をお願いしたのでした。
お話は修行と称してえろい事されていくという、ラブコメちっくなものです。。
「オルカちゃん」は魚系…シャチとかそんな雰囲気。
頭に背びれのような角と白い模様、耳付近にひれ、そして尻尾っぽく尾びれがあります。
(※ゆえに、人っぽい下半身・足がある…えっち問題なし)
可愛く頑張る彼女を応援したくなる、良作品。
客受けはすこぶる良さそうでしたよ。
こんなん好き。

水棲魚人「オルカ」、雷神「ミルネロ」
※左:水棲魚人「オルカ」、右:雷神「ミルネロ」

111:「邪の神」
信仰心の高さで地位が決まる深海。
最近信仰が足りなくなっていた、邪神「ディーフゼェー」は人間界でひと稼ぎを考えたのですが…。
とある厨房に降臨したところ、相対したシェフとのやり取りから、契約のためにえっちすることとなったのでした。
セーラー服っぽい恰好(※神の象徴たる聖物だそうです)が可愛い「ディーフゼェーさま」
タコ足のようなものが見え、そうした要素もあります。
邪神らしいところもあるのですが、実はえっち経験なかったのがポイント。
完全に人間ペースとなってしまうのでした。
さらに、人間側にとあるキャラが追加され、よりそんな感じに。
オチが楽しいです。

135:「雷の神」
とある教会にて異界の神、雷神「ミルネロ」を召喚していたカルト組織の面々。
しかし、
面倒くさそうネロ
そう言われてしまったため…タイミング良くやってきたピザ配達員を生贄としたのでした。
長髪に…やはりセーラー服っぽい恰好が可愛い「ミルネロさま」
勝手に生贄とされた彼に手を出していくのですが…。
”生贄を玩具と捉え弄び自らの欲望を満たす”
そんな恐ろしいことが書かれていました。
実際もそんなん
前半の尻尾(?)がばかーと割れる描写がエグい。
えっちではイイ表情してましたよー。
こちらのオチページはまたパンチ力あって、非常に良いですね。

 ★★リンクほか ★★★

異の女神たち

異の女神たち (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2023/9/15 [アダルト] カラスちゃん (著)
(※現在アマゾン登録なし23/09/22)

■デキちゃうまで婚~どっぷり種付け契約 (吉良広義)

★まんがデーター [13.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、同棲、女医
・構成 : あらすじ・キャラクター紹介あり、6話収録、現在2巻まで発売中。
・おまけ: 合間にネタ絵、描き下ろし漫画「絢乃の誤算」
      カバー裏に↓表紙リンク・白黒絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「吉良広義(きら・ひろよし)」センセの「デキちゃうまで婚~どっぷり種付け契約(※実質2巻目)」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

こちら、なーんも考えずにゲットしてきましたが…。
巻数またぐタイプの2冊目でした
うおお、おっぱいとあの視線につられてしまいましたー(笑)
やっちまいました。
現在、1巻をすっ飛ばしてる状態ですが、続けます。
今回の↓表紙が抜群に良く、2巻から入ろうか~、という同様な方がいるやもしれませんので…。
2巻から買っても大丈夫かー!?、といった感じで見ていただければ。

とりあえず今回では完結せず。
3巻以降に続くみたいです。
こちら、成年漫画の連続モノとしてかなり親切な構成になっていて。
ページ開けた中扉にしっかりとした前作までのあらすじ。
続いて、キャラクター紹介と続いていて、だいたい何があったのか掴むことができます。
本当に細かいニュアンスが分からん程度なので、前巻読んでなくても大丈夫
逆に、読んでいれば、より深く楽しめることも間違いありません。

単行本は、成年漫画を地上波・TVアニメ化していくことで有名(?)な「ブラスト出版」さん。
詳しくは後述しますが、漫画はもともとカラー。
単行本はそれを白黒印刷にしたもの、となっています。
また、そんなんかー。
これは電子版と並列展開するため、ですかね。
いや、まぁ…この時代に紙の単行本が出ることは喜ばしいこと。
オマケは描き下ろし漫画ほか合間にSD絵。
カバー裏は↓表紙・裏表紙とのリンク絵になっています。
あの後どーなった、って感じ。
あとがき、は収録されていないのですが…。
「ブラスト出版」さんのHP・単行本紹介には、著者インタビュー(※しかもカット絵もあり)、担当編集コメントほか、購入特典&アンケート、ファンレターなどのコーナーも設置されており。
見応えのある非常に良いつくりです。
読む前、または読んだ後、ぜひアクセスして見てみて。

女医「片瀬絢乃」
※女医「片瀬絢乃」

 ★★絵柄について ★★★

もともとカラー原稿だったものを、白黒印刷して収録しています。
紹介帯のカット絵はカラーなんですけどね…。
そんなんないので、ご注意を。
(※なお、合間イラストとか、後半の描き下ろしは普通に白黒原稿です)
つるっとした質感で、全体はうすらぼんやり。
カラーならいいんでしょうけど、印刷後は微妙に全体暗く
細かいトコロとか、見辛さがありました。
おおむね良く描かれているので、あらかたは問題ないのですが。
引き絵に弱さがあり、バランス気になる箇所はちらほら
心なしか、やはり白黒原稿のがパンチ力も優れていた、と思います。
モノがまったく異なるので、そもそも比べるべきではないのでしょうけどね。
(カバー・カバー裏とか…)

 ★★収録話について ★★★ 6話収録

過去の交際が原因で、EDに悩んでいた「因幡大河」
婚活パーティーで出会った女性「片瀬絢乃」と、”早く子供が欲しい”という点で意気投合。
また、そのむちむちスタイルには、下半身も反応を見せたのですが…。
昔のフラッシュバックがあり、結論聞かぬままパーティーから逃亡。
彼女とは有耶無耶になってしまったのでした。
決意した彼は治療のため、病院を訪ねたところ…。
医師は、先の「絢乃」だったのです。
諸々の利害が一致した2人は、
1年以内に子どもが出来たら結婚する
…そうした契約で、同棲生活を始めたのでした。
ざっくりでは、そんな感じ。

前単行本も6話収録だったようなので。
実質、こちらは7から12話まで、になると思います
開始時点で既に同棲生活はけっこう進んでいて。
本当に過去EDだったのか、と疑わしくなるくらい「大河くん」はビンビンでした。
後述しますが、他女性にもおっ勃てていた(笑)ので、その点はすっかり良くなったみたい。
(※実際のところ、他では反応しない様子)
ただし、彼とは契約という名目にしていた「絢乃さん」にも、とある事情があり。
今回収録ではポイントの1つになっていました。

収録1話目は、運動のため公園へ2人して出掛けるというもの。
弾けるむちむちスタイルが眩しい
怖い目にあった経験ある「絢乃さん」ですが、あまり自覚ないのかな。
とある流れから、着衣のままシャワー室えっちです。
しかし…寝相悪いですね、「絢乃さん」…。

前話オチに前振りがあり。
2、3話は「絢乃さん」の過去がポイントとなっていくエピソード。
友人らとの飲み会終わりに、まだ残業している「大河くん」へ差し入れする流れ。
結果的に、めっちゃ邪魔しただけでしたねー。
友人「千夏」さんが優しい。
えっちはそのまま職場にて。
数人程度の小さい会社ではあるものの、やっぱりそんな所でシちゃうのはどうなのか。
実際、ここでの出来事はまた後に繋がっていくこととなります。
いちおうの決着は3話目にて。
うん、「大河くん」はよく頑張った。
立派に男性主人公してましたよ

会社の後輩「加賀宮美々」
※後輩「加賀宮美々」

4から6話は後輩「加賀宮美々」を交えた、後半での山場。
イイ感じなショートカットで、見違えるくらい可愛くなっていた「加賀宮さん」
過去描写、飲み会のくだりは…ほぼカップルになる流れですわね。
(※ただ、「大河くん」にソノ気なく、彼女もその性格から進展しなかったか)
4話えっちは、調理中の「絢乃さん」に背中から~という、男性憧れなシチュエーション。
止めようとした彼女がまた実にキュートで…。
逆に加速しちゃうのは納得。
問題の5話。
大雨で交通機関が麻痺したため、「大河」・「加賀宮」はラブホへ避難することとしたのでした。
これは…彼女だけ宿泊する(させる)べきだったかなー。
状況的に、言い訳できないですからね
(実際、何もなかった、とは言えないのです。成年漫画ですから…)
マズいなぁ。
そんなんを引きずる6話。
どうなるのか、さすがにここでは書きません。
ぜひ、本編をご確認いただければ。
えっちは病院内にて。
女医な姿での「絢乃さん」とのむにゃむにゃを見たかったので、ギリギリに願い届きました。
眼鏡は外さなくても良かったんでは…。
描き下ろし「絢乃の誤算」は4ページのショート。
タイトル通り、「絢乃さん」視点です。
メイド・コスプレでのえっちが見れました。

 ★★リンクほか ★★★

できちゃう

デキちゃうまで婚~どっぷり種付け契約 (occupai) コミック , 2023/9/15 [アダルト] 吉良広義 (著)


 ★「吉良広義」センセの漫画紹介記事 

SR(スーパーレア)な彼女

■どすけべ美人四姉妹ハーレムにようこそ! (五十嵐唱乃)

★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、ハーレム、巨乳
・構成 : 10話収録(うち「上野美人四姉妹と家族になりまして」×5)
・おまけ: あとがき・作品一言感想、合間にイラスト。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「五十嵐唱乃(いがらし・しょうの)」センセの「どすけべ美人四姉妹ハーレムにようこそ!」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録10話は最近では多め。
ショートものなく、どちらも普通のページ量でしっかりとしたボリュームでした。
表題作は5話の中編。
タイトルそのまま四姉妹とのハーレム系です。
ほか5話は短編で、人妻2名に女上司、ちょっとした顔見知り、妹…という感じ。
比率としては概ね半々ですが、感覚値では年上ヒロインのが目立ってました。
おまけはあとがき、各話の一言コメントなど。
あ、後方折り返しの、おっぱい比較みたいなんは良かったです。
さらにサイズデータとかあればより良かったかな。
ほか、過去2冊と同様に、裏表紙にはあらすじが書かれていて。
まぁ、色的には見易くなっていました。
…が。
文字多すぎ、細かすぎで、結局のところ見辛い
せめて量をあの半分以下くらいにしないと、店頭で読むの厳しいですよ。

名家「上野家」の美人四姉妹
※上野美人四姉妹

 ★★絵柄について ★★★

近所のお姉さん的な親しみやすさがあり。
しっかりとした肉感もありました。
輪郭は縦長・広めで、目は横長気味。
どちらかと言うと美人系ですが、漫画らしい可愛さもあります。
魅力的なバスト、腰回りで、それらを支えるスタイルはしっかり。
結構なサイズ感なのですが、違和感はありません。
コメディー強めで男女ともよく動いており、漫画はお上手。
背景や小物なども全体と合っています。
特にコレというマイナス点のない、高い完成度でした
今回は裏表紙が見易いので、判断にはそちらがオススメです。

 ★★収録話について ★★★ 10話収録

001:「上野美人四姉妹と家族になりまして」 第5話
父親の再婚話を聞かされた「田町海斗」
相手が、”この辺では知らない人はいない”という名家「上野家」
その籍に入ることとなったのですが…。
同じクラスの「上野桜」ほか美人の四姉妹が相手の連れ子であり。
いきなり、そんな彼女らと同居することとなったのでした。

突然ハーレムという連続話。
四姉妹で5話あるので…はい、察しの良い方、そのとおり。
1話1人づつで、最後は全員参加というセオリーな構成になっていました。

最初は次女「上野菊乃」
↓表紙では左奥の金髪さん。
「海斗くん」よりひとつ上で、学校でもボス的存在。
童貞をいじめて遊ぶ、というモノローグそのまま、あっさりえっち展開に。
素早い。
中盤での彼の台詞「初めては~」がちょっと可愛らしくて面白い。
男女逆みたいね。
2話目は四女「上野柚子」
こうした漫画での定番、最初から好意もってるっぽい末っ子枠ですね。
↓表紙では右奥のツインテールちゃん。
冒頭話は可愛らしかったんですが…すぐにエロいこととなってます。
まぁ、よく朝方は我慢したなぁ、彼女。
えっちは学校です。
こちらでも「海斗くん」は可愛らしく(笑)
年下から、「なにそれぇ!めっちゃかわいー」とか言われてましたよ。

3話目は長女「上野百合」
↓表紙では左手前の黒髪美人。
単純に容姿では彼女が一番のお気に入り。
お風呂でのえっち展開で、先の2人と違って穏やかな物腰。
「菊乃」・「柚子」は…彼女のえろい部分をより過度に吸収し、表現してしまっているのかな。
こうして姉妹のほとんどがエロスに寛容である中、なにゆえ次の「桜さん」だけマトモな感性なのか、ちょっと気になりました。
なんらかあったのかな。
せっかくなので、もうちょっと…それぞれヒロインの掘り下げがあればなぁ
そんな訳で、4話目は三女「上野桜」
↓表紙では右手前で、1人だけ機嫌悪そうな娘。
最初は敵対していた相手と最終的にくっつく、というのもこうしたネタでの定番。
「海斗くん」とは同級生で、同じ図書委員。
”近寄りがたい清楚なお嬢様”というのが彼の評で、もっとも最初から近しい存在でありながら、会話すらしたことなかった、とのこと。
「桜さん」は…「百合」・「菊乃」という2人の姉があーだったから、まったく逆に振り切れちゃったのかなー。
えっち舞台は図書室。
そんな場所でのああした行動は、やっぱり姉妹かしら。
最終5話は皆さん水着姿。
姉「百合さん」の仕事の関係で、試供品を着てもらっている~、といったシチュエーションでした。
前話でいちおう「桜さん」とカップルっぽくなっていつつも…やっぱり皆とのえっちに発展。
せいぜい、あとで怒られてください。

111:「童貞卒活」
脱童貞を目指し、えっち相手をスマホで募集していた「優」 
ようやく反応があり、いそいそと会いに行ったところ。
やって来たのは、友人「隆史」の母「理緒奈」だったのです。
彼女とは顔見知りで、その時から好意を持っていたので。
そんなんが伝わったのかな。
クッキリ胸元な服見せられてましたからねー。
また「理緒奈さん」が、結構な年齢の子供がいるとは思えない、容姿・性格で。
若いね。
まぁ、お互いウインウインでいいんじゃーないでしょうか。
 
135:「イケない若奥様の誘惑」
下着姿で荷物を受け取りに出てきた人妻。
ちょうどそのタイミングで旦那らしい男は出勤していて…。
あからさまに誘っているような言動だったため、配達員はそれに乗っかったのでした。
結構広めの一戸建てで、旦那が出て行ったところを目撃しているものの、家内にほか何名いるのか不確か。
誘い方はいかにも露骨であり、そもそも彼は仕事中(※会社の看板を背負って)で。
コレ、絶対に後で脅迫されるパターンだと思います。
こちらのオチはあーしたものでしたがね…。
あまり関わりにならん方がいいと思います。
…もう逃げられないだろうけど。

153:「僕はパワハラ美人上司の性処理係」
優秀な営業成績で美人な部長「長沢」
しかし、性格はキツく、彼女に目を付けられた「大塚」は小間使いのように扱われていたのでした。
…が、しかし。
彼女には普段の姿からは想像できない、とある秘密があったのです。
眼鏡・むちむちの女上司…いいですねー。
実はM気質もあり、2人きりではそうしたプレイで発散していたのでした。
ノーパン・黒パンストがいいですね。
個人的には、しっかり下着つけて欲しかったですが。
えっち後の充実した笑顔がキュートでした
こんなんなのが素だったりするのかな。
案外…部屋は可愛らしい少女趣味だったりして、とか妄想しました。

部長「長沢」、配信者・妹「奈央」
※左:部長「長沢」、右:妹「奈央」

175:「帰り道の秘密」
会社からの帰宅途中、上からビールをぶっかけられた「谷村」
その相手「平野」はよく行くファミレス店員で、顔見知り。
部屋に招き入れられたところ、彼女の雰囲気が変わったのでした。
えろいお姉さんに襲われる、嬉し・恥ずかしな作品(笑)
まぁ、彼いい人そう(かつ家庭での立場弱い)なので…神様がくれたご褒美みたいなものかな。
当初とは様子をガラリと変える「平野さん」がエロエロしい。
面識ある2人ですが、彼は当初気付いてなく。
逆に彼女はしっかり名前から記憶(※ネームプレート見ていたらしい)していて…。
その時点から目をつけていたみたい。
ファミレスでの姿も見たかったなぁ。

195:「配信!オバケと兄と妹と」
元ラブホの廃墟にやってきた、配信者である妹「奈央」とその兄。
さっそく撮影を始めたところ、彼女は何者かに襲われてしまうのでした。
妹「奈央ちゃん」の容姿・服装、そしてシチュエーション…という、3点が好みな作品。
ホットパンツ姿が健康的でいいですね
ハイキックしてほしい。
お兄ちゃんの恰好、彼女は首にマフラーを巻いている…などから察するに、季節は冬だと思いますが…サービスですわねー。
幽霊に服脱がされていく「奈央ちゃん」
お兄ちゃんも体動かないため、そのまま配信されるという素敵な展開です。
最終的にはお兄ちゃんに憑依して~となるのですが…。
ギリギリでどうにか粘る様が良かったです
いや、お兄ちゃんはよく頑張った。
オチはあーしたものでしたが…なんらかの切っ掛けで、再戦ありそう。
今度はしっかり意識ある中…いや、コレ切っ掛けで憑かれやすくなっていて、またそんなんからのえっち展開とか…。
ちょっと続き見たいですね。

 ★★リンクほか ★★★

どすけべ美人四姉妹ハーレムにようこそ!

どすけべ美人四姉妹ハーレムにようこそ! (富士美コミックス) コミック, 2023/8/30 [アダルト] 五十嵐 唱乃 (著)


 ★「五十嵐唱乃」センセの漫画紹介記事 

こちら女子社員専用性処理課
最強引き篭り御曹司のとろける婚活ハーレム
肉食系女子のおねだり絶頂セックス

■うぶかくし (おから)

★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、援交、学生
・構成 : 9話収録。
・おまけ: あとがき・作品紹介、加筆修正あり、
      カバー裏におからんきんぐ。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「おから」センセの「うぶかくし」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は全て短編。
ショートはなく、ボリューム感は普通くらい。
解説では他エピソードとの裏設定もあるようでしたが。
特にお話同士の関連性あるような描写、ケスト出演はありません。(たぷん)
タイトルあんなんで、実際にそうした娘はいるものの…。
援交しているヒロイン多く、ほか既にカップルの女性たちはガッツリ経験のある熟練者だったりしていて…。
ちょっと誤解を招きそう
まぁ、お話はラブコメっぽい仕上がりで、そう黒々しくはなく。
読むに大した問題ではないでしょう。
あとがきほか解説、ほか特定ヒロインのみでしたがカバー裏にコメントなどがあって。
それらを見ると、またもう1周が楽しく読めると思います。

びーちはうす「美波」
※「美波」

 ★★絵柄について ★★★

縦長・広めな輪郭に横長目。
やや頭大きめで、雰囲気ロリっとした可愛らしさ。
(※雰囲気だけで、そうしたキャラはいません)
スタイルも過不足ないものでした。
背景や小物などにも優れ、小コマや引き絵など違和感はなく。
クライマックスでの内臓描写など、表現は大きく派手目。
画面ははみ出し・重なりなど賑やか。
黒色強めでややコッテリとしていました。
判断は概ねカバーで良いですが、紹介帯のカット絵が見易いと思います。

 ★★収録話について ★★★ 9話収録

003:「のぼせゆ」
久しぶりに親戚で集まり、温泉旅館にやって来た一行。
観光に出掛けることなく、「孝」は従兄妹「結月」と部屋に残ることとなったのですが。
「孝」が風呂に入っていたところ、「結月」もやって来たのでした。
センセのお気に入り、「結月ちゃん」です。
実際、↓表紙・裏表紙にもくじ絵など、出ずっぱりでした。
(※なお、収録前半はおからんきんぐ上位者エピソードでしたよ)
タイトル・カバーでも分かると思いますが、温泉えっち展開。
部屋付き風呂なので他が入って来ることはなく、2人きりという絶好のシチュエーション。
コトはお風呂場で終わるので…。
残念ながら、カバーのような浴衣プレイはありません。
オチ後にあるかな。

023:「うぶえん」
友人の勧めで援交を始めていた「杏里」
相手の中年男性に、冷めた視線で見ていた彼女でしたが…というもの。
表面とは裏腹の心情が書かれていたので。
こうした展開は、男性陣にとって小気味よいですね。
いいぞ、おっさん!!
ただ、解説によると…まぁ、イイ金づるを得た、くらいなようでしたが。
お互いウイン・ウインの関係だろうから、コレでいいのかな。

041:「かてえん」
再婚相手の母娘と会った「五島吾郎」
彼女が連れていた娘「黒崎真希」は…援助交際で付き合っていた相手だったのです。
現代恐怖劇場、ですね
コレ実際ならば…再婚しないのが吉ではないかなぁ。
漫画の場合は再婚を進めて半年後。
母が旅行で不在、2人きりとなった風景です。
前折り返しが「真希ちゃん」
成年漫画なので、当然ながらえっち展開。
ううむ、「真希ちゃん」真面目そうな娘なのにな。
バレずに墓場まで持っていけるか…。
彼女が結婚相手とか連れてきた際、超・修羅場になる未来が見えます。

059:「おいしいしゅーかつ」
ちょっと怪しげな就活アプリをパパ活のように利用していた「玖珂櫻子」
そのうちの1人「飯塚」と食事をしていたのですが…。
飲むペースが早かったためか、意識をなくしてしまったのでした。
たぶん中扉はこちらの「櫻子さん」
漫画はあーした展開でしたけれど…。
これ、かなーり危険な流れ。
逆に「飯塚くん」はかなりいい人のようなので。
ああした付き合いしていた女性を入社させるのは…なんか後々不利に働きそうに思いました。
それとは逆に、この娘イイ感じに人生送りそうだなぁ。

079:「びーちはうす」
祖父の海の家を手伝う「蒼太」
それ以降、知り合った「美波」は何が気に入ったか、よく誘って来るのでした。
私ガキじゃないしッ!
…は、確かにガキっぽいですね…。
ただし、ツインテールで可愛らしい雰囲気ながらおっぱいはどーんと大きく
ああした発言になるのも納得。
勘違いからの発展なのですが、男子的にはなかなかハズイ。
まぁ、結果として良かったんではないですかね。

099:「あまりん」
剣道場の跡取り「不知火凛」と付き合う「楠木将臣」
彼女に練習でボコボコにされ、落ち込む彼のもとにその当人「凛」がやって来たのでした。
男子更衣室でのえっち展開。
剣道後は…かなり臭うぞ…。
ゆえに、カバー裏・解説でのコメントは納得。
でしょうねー。
なぜか「凛ちゃん」はスポーツブラとかでなく、和服に合わせているのかサラシを巻いていて。
はだけてチラ見えする様は良いですね(笑)
体格差がためか、彼女年上見えなくて…。
設定的には年上ヒロイン」という解説に驚きました。

剣道場の跡取り「不知火凛」、友人の妹「栞」
※左:「不知火凛」、右:友人の妹「栞」

117:「でぃすこみゅ」
今まで散々叱っていた生徒「神崎」
しかし、仕掛けられた罠にかかってしまい…。
以後、教師「坂本」は彼女の言いなりになってしまったのでした。
えーと、ね。
もうちょっと…素直になった方がいいと思いますよ
漫画では会議中に呼び出され、保健室でのえっち展開。
どっちも、下手すると今後の人生に影響しかねない、大変なもの。
イラついた彼がため、えっちはそんなんで…。
彼の逆襲に「神崎さん」も可愛いところを見せてくれ…ていたかと思いましたが。
本当に、素直になった方がいいと思う。
……もしかして、彼が失職したら…囲う良い口実になる、とか考えたりしてないだろうな。

135:「失恋ララバイ」
憧れるイトコ「静華」に彼氏ができた。
その妹、「凛華(りか)」から聞かされた主人公。
告白前に失恋となり、ショックを受けていたところ…。
凛華がイイ事してあげよっか?
そう彼女から迫られたのでした。
彼の失恋に付け込み、まんまとえっちに持ち込んだ「凛華ちゃん」でしたが。
前話同様、もうちょっと素直になった方がいいと思うぞ
年下なのだし、ある程度のわがままは受け入れてくれるでしょう。
彼も、お姉ちゃんも。
オチにてまたひと事実判明します。
ひでえ。
解説にてセンセはあー書かれていましたけれど。
うーん、どうでしょう。
結構派手に揉めそうな気もしました
まぁ、早いもん勝ちか。

157:「えすけーぷ勉強会」
友人「拓哉」には内緒で、その妹「栞」と付き合う「新島学」
追試を控える彼の依頼で、勉強を見ていたのですが。
テスト後のデートを邪魔された「栞」は不機嫌なのでした。
その気持ちは分かるけれど…内緒にしてるからねぇ。
兄が買い出しで抜けた隙でのえっち展開。
えっちも積極的だったり焦らしたり、と手慣れた感じでした。

 ★★リンクほか ★★★

うぶかくし

うぶかくし (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2023/8/28 [アダルト] おから (著)
(※現在アマゾン登録なし23/09/10)


 ★「おから」センセの漫画紹介記事 

限定彼女 A Limited Sweetheart

■セックスが好きで好きで大好きなクラスメイトのあの娘 (藤村久)

★まんがデーター [17.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、制服、積極的、巨乳
・構成 : 初単行本、7話収録
     (うち「せっくすが好きで~」×2、「ひとりエッチ×2」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に作品解説。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「藤村久(ふじむら・きゅう)」センセの「セックスが好きで好きで大好きなクラスメイトのあの娘」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は全7話。
前後編が2つあったので、エピソードとしては5つ。
作中でしっかり明示されていたのは少ないものの、各エピソードのキャラ同士に関係もありました
(※発言にあったほか、制服デザイン同じとか…)
カバー裏のSDキャラの部分で確認できるので、それ見た後に再度本編読むと、また違った感覚で楽しめます。
おまけはあとがき、カバー裏にて作品解説。
解説は各話ともそこそこ文章量があり、読み応えありました。
ほか、表紙・前折り返しは繋がった1枚絵になっています。
ヒロイン3名が並ぷ様は結構な迫力あったので、ぜひ開いて見てみていただければ。

柊柑菜、雨森夏月
※左:柊柑菜、右:雨森夏月

 ★★絵柄について ★★★

すらりとした身長に迫力満点なスタイル。
目立つアーチ状な横長目に、しっかりとした鼻筋。
スッキリとした美人系ながら、表情は結構コロコロと変化してます。
リアルさもある人物絵。
それでも動きなどに違和感なく、引き絵などのバランス感も良好。
背景や小物、服装などもよく合っています。
特に下着は優れた作画で、エロス度アップに貢献しました。
コマの枠間なくなることが多く、ページは賑やか。
それでも色彩などちょうど良く、見辛いという印象はありません。
カバー絵そのまま、高いレベルで安定していました。
判断はカット絵も豊富な裏表紙がオススメです。

 ★★収録話について ★★★ 7話収録

005:「せっくすが好きで好きで大好きなクラスメイトのあの娘」 前後編
時給の高い”撮影補助”のアルバイトに応募した「佐野」
クラスメイト「柊柑菜」も同じく申し込んでいて、2人でやることとなったのですが。
撮影、というそれはAVだったのです。
こちらが表題作。
↓表紙(右)と裏表紙、そしてあとがき絵もこちらの「柑菜ちゃん」です。
AVと知って、
すっごい社会勉強になると思うんだっ!
そう笑顔を見せていたのですが…。
いゃ、まぁ…少なくとも女の子はほぼ役に立たない無駄知識だと思いますよ…。
ローションにテンション上げるだけでなく、不用意な発言もしていて。
この時点で相当にエロい娘だと分かりますね。
そんなんですから、目前のアレコレにただで済む筈もなく、えっち展開に。
「佐野くん」はアレコレ役得でしたね。
個人的には、ココで出演していたギャルっぽいAV嬢が気になりました。

そんな訳で後編なのですが。
冒頭の「柑菜ちゃん」の発言に驚き。
え、そんなんやるの!?
どんなかんは伏せときますが…すげえ度胸だなぁ。
しかも、終始ノリノリでテンションも高いですね。
メインはビキニの水着姿。
ちゃんと白色なので、ガッツリ透けていました(笑)
オチであーしたやり取りあったものの。
「佐野くん」には…やや荷が重そうね、彼女。

075:「はぴバ!」
誕生日をクラスで祝われていた「雨森」
改まった態度で「日向汐里」に向き合うと…
俺の童貞をもらってくれ
そう、土下座して頼み込むのでした。
折り返しに「汐里さん」です。
なお、彼はいきなりそんなコトを言い出したんではなく。
こっそり「汐里さん」がやっていた裏アカをずっと見ていたため。
ちょっとバカっぽいものの。
ある程度の素性を知っていて、かつ彼なかなかのイケメンだし、いいんではないかなぁ。
えっちの相性も良いようで、何よりでした。
ただ…ね。
ここ、確か学校の保健室な筈でしたが…
ああして教室飛び出てきていたので、誰かしらが様子を見に来てると思う。

093:「ひとりエッチ×2」 前後編
「新田」の隣に座る「雨森夏月」は学年トップの優等生。
普段はもの静か・落ち着いた物腰のクールな彼女でしたが…。
ふと立ち寄った図書室で、彼女の意外な姿を目撃したのでした。
ショートカットの可愛い「夏月さん」
バストは目立つ大きさで、収録ではこの娘が最もお気に入り。
連続話で良かった。
カラーでは↓表紙に登場してますね。
(※なお、苗字で引っ掛かった人は当たり。先の「雨森くん」の妹とのこと。兄妹の会話とか見てみたいかも)
個人的には冒頭のしゃがみパンチラが好き。
こうした娘は油断して結構ありそうだなー、って。
図書室でナニをしていたのか。
まぁ、タイトルでネタバレしてますわね。
オモチャを持ってきているなど、かなりガチな彼女。
鉢合わせしてしまった「新田くん」は、アレがベストだったと思います。
その後の、ガード解かれた「夏月さん」がキュート。
また違った魅力を見せてくれてます。
彼女にはとある悩みがあり、それがため次の展開に。
気になってた娘からあんな事言われたら、たまらんだろうなぁ。
恥ずかしいから…ぁ」とか言いつつ、凄い恰好してましたよ。

あーんなんあった、直後風景という後編。
クラスでは以前と同様、普通な態度に戻っていた「夏月さん」
…かと思われましたが。
あともう一歩だった~という、彼女のがしんどいだろうなぁ。
授業サボっちゃえば良かったのに。
(※彼女的にサボることはできないかしら)
アレでバレないのは漫画ですねー。
どうにも待ちきれず、帰りのバス内でも触っている様が…エロい。
おっきいね…」とか言ってくれてました。
いいなぁ。
学校であーしちゃうほど追い詰められていた「夏月さん」なので。
相手出来たのは、かなり良かったことと思います。

たぶん、これで「夏月さん」の成績はより上がって。
「新田くん」は…下がるように思う(笑)

「はぴバ!」日向汐里
※日向汐里

157:「私をラブホにつれてって」
仕事後、ファーストフード店で夕飯となった「修司」
隣のカップルは痴話喧嘩をしており。
残された女性「美桜」が泣き続けていたため、なんとなく声を掛けたのでした。
もともとの彼女の計画がラブホへ行くだったので、代わりに彼が同行する~というもの。
ヒロイン「美桜ちゃん」は中扉に登場。
(※先の「夏月さん」とは従姉妹らしい)
しかし、制服姿の彼女とそんなトコ行って…大丈夫なのかな。
(※検索したところ、基本的にNGですが、都道府県とか店側によるみたい。ただし、制服は論外)
もともとヤル気だった「美桜ちゃん」なので、いつ脱いだかブラを露出させており。
風呂場にあったマットを発見したことから、妙な展開に。
それくらいならば役得って考えて、素直に従っちゃうかなー。
ただ、まぁ…コレで何もありませんでした、とはならず。
しっかりえっち展開に。
オチ後のイメージはカバー裏の解説にありました。
個人的には…すぐどっかで偶然鉢に合わせするかなー、って妄想。
(※あるいは、案外近しい関係で、ばったり再会するとか)

185:「おしはらいしますっ」
借金500万の取り立てをしていた主人公。
事務所に帰ると、その娘「田上雪音」がおり…。
自らの体で支払う、と迫ってきたのでした。
それならソレで良さそうに思いましたが、
ウチはそういう営業やってないし!
…とのこと。
真っ当な会社で、普通の男性なようです。
ヒロイン「雪音ちゃん」は中扉に登場。
そっちも泣き顔(笑)
果たして、彼女に金額ほどの価値があるかどうか分かりませんが。
少なくとも、彼にえっち仕掛けるのは違うと思うよ…。
こんなとこで安売りするんでなく、もっと高嶺で買ってもらえるのではー、って。
また、泣いて下出に出ているようで、したたかな面を見せていて。
オモシロい娘ですね。
単に…エロい事したかっただけのような気もします。
オチが楽しい。
解説によると、こちらがデビュー作とのことでした。

 ★★リンクほか ★★★

セックスが好きで好きで大好きなクラスメイトのあの娘

セックスが好きで好きで大好きなクラスメイトのあの娘: 真激COMICS コミック, 2023/9/1 [アダルト] 藤村久 (著)
(※現在アマゾン登録なし23/09/09)

■肉食獣は絶倫交尾で孕みたい~溺愛えっちで幸せ家族計画~ (七保志天十)

★まんがデーター [19.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、コメディー、妊娠
・構成 : 7話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、描き下ろし「1話」
     カパー裏に「麻里との愛の年表」、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「七保志天十(ななほしてんとう)」センセの「肉食獣は絶倫交尾で孕みたい~溺愛えっちで幸せ家族計画~」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

よくこのブログでも…。
気に入ったお話には、
続きとか別シチュエーションが見たい~
…というように書きますが。
こちらの単行本。
誕生経緯が、まさに、そうした読者の要望にセンセが応じてくれた~という、切っ掛けからして素敵なものです。

全7話で1巻完結の長編漫画。
もともとは、別漫画で描かれた1話のみのカップル、キャラクター。
そちらの反響が大きく、センセ自身も「その後が読みたい!」ということで、スタートしたのでした。
漫画は同人誌で発表されていて。
単行本では、それを時系列順に再編成しています。
(※奥付によると結構バラバラに描かれていたらしく、既に持っている人も読み易くなってるかも)
また、切っ掛けとなるエピソードが描き下ろしされているんですが。
(※その別漫画…と、お話似通っているみたい)
なんと、32ページという大ボリュームです。
すごい。
センセ、お疲れさまでした・ありがとうございます。

「とらこ」こと「遠野麻里」
※「遠野麻里」

 ★★絵柄について ★★★

とろとろえっちに派手なコメディー描写。
基本的にどっちも熟練者なカップルで、ラブラブなため~。
あちこち描かれるシーンは迫力満点。
特に攻め手となった際のヒロインは、実にヨイ表情をしておられました(笑)
(※そのちょろっとが、裏表紙で見れます)
好きなんだねぇ、どっちも。
コメディー崩しは結構強め。
ただし、全体とよく合っており、キレるヒロインや落ち込む男性など実に面白可笑しく
漫画お上手です。
背景や小物なども適度で違和感ありません。
さて、成年漫画のメイン、女性なのですが…。
正直なところ、結構ちんちくりんな描かれ方
背丈低く、やや太めで丸っぽく。
前述してきたとおり、百面相というべき様々な顔をみせていました。
逆に男性は女性モノに登場しそうな美形に描かれていて、その性格も可愛らしいもの。
そうした点が新鮮でした。
ゆえに、スタンダードなんを求める人には、やや合わないかもしれません。

 ★★収録話について ★★★ 7話収録

携帯電話ショップの副店長「遠野麻里」
大好きな彼氏「ヒロ」がいるものの、絶望的に体の相性が悪く。
もともとの趣味、SNS裏アカウントでの男漁りがやめられずにいたのです。
しかし、ある日彼から結婚を申し込まれてしまい…。
これが最後、とばかりに噂高い1人「スーツマン」を引っ掛けたものの。
やってきたのは、彼氏「巽智洋(ヒロ)」その人だったのです。

いきなり、実はお互いに浮気していた~と発覚する、非常に面白い導入部1話目。
ナント、ここが書き下ろしだそうです。
そうなのかー。
描き下ろしお疲れさまでした、非常に良かったです。

付き合う「麻里」にとって、唯一のネックだったのがえっち相性の悪さ
彼の浮気が発覚したことで、これまでの行為がかりそめだったと、知るのでした。
一方の「ヒロくん」
彼の言い分は…男性陣ならよーく理解できるんではないだろうか。
やっぱり、本命の女子は大事にしたいもんですよね。
発覚時の発言から、他でえっちしつつも、彼女をいかに大切に想っていたか、伝わってきます。
…で。
何が良かったって、ここのオチ部分
未練あってどうにかできないかと探る男性「ヒロくん」に対し、彼のためすっぱり身を引きつつも、思わず涙してしまう女性「麻里さん」…という様が非常に刺さりました。
演出も見事でしたよ。

で、その後の風景2話目。
うっかり職場で婚約指輪を披露してしまっていた(1話目)ため。
指輪がなくなり、ボロボロになっている彼女で察する周囲。
温かくてこんなんも泣ける。
部屋にまだ荷物もあったため、彼とコンタクトを取り、再会することとなるんですね。
助手席に座って彼の横顔を見る「麻里さん」はめっちゃラブコメしていたんですが…。
その後がしっかり成年漫画になってしまうのでした
わはは。
その際にまた彼の優しいところが知れて…ね。
あれは、女子たまんないだろうなぁ。
言動はエロエロなのですが。
それで。
こちらのオチがまた積み上げてたものを崩すようなんで、良かったです。
うん、まぁ…彼はそこらにいないイイ男ですわね。

関係戻って良かったね、という3話目。
お互いえっちでは熟練者ということで…テクニック合戦のようになってました。
前半は「ヒロくん」出ずっぱりで、なんだか女性向きみたい(←よく知らんけど)
後半は彼逆襲してましたねー。
職場での姿も描かれ、またえっちではその知的っぷりが発揮されていました。
前半のコメディー描写が実に楽しい4話。
うん、えっちなんは置いといて…。
実に良いカップルですね。
中盤の下着のくだりとかも面白い
というか…まだサインしてなかったのね…。
あと、前話に続いて、ご飯が美味しそうでした。
お腹減る。

スイッチ入った「麻里さん」
※スイッチ入った「麻里さん」

さて、前話があんなんだったので…5話は出産前の「麻里さん」です。
漫画では久々~とのことでしたが、当然えっちもします。
得意でない人は気を付けて。
確かにちょっと雰囲気落ち着いたかしら。
ここは後半が色々な意味で非常に見応えあるので、お楽しみに。
面白いな、「麻里さん」
あんだけガチャガチャしながらも、ラストは…じーんときますね
特に経験してる方はそんなん強いと思います。

早くヤッちゃお」なんて台詞が楽しい6話目。
うん、変わらないね、「麻里さん」
良くも悪くも。
特に問題はないらしいですけどね。
途中「最後だったみたい…」に対する返事はいかにも彼女らしい。
まぁ、変わらず仲が良くて、なにより。
中盤のドライブシーンがまた楽しいので、必見です。
ラストは…前話と違ってコメディーちっく。
エピローグみたいな感じかなー。
収録の最後は0話ということで、こっちはプロローグ話になったます。
ちら、と前にも描かれてましたが、
なにゆえ「麻里さん」があーなってしまったか、が分かります。
彼とのやり取りで、何度か激しい感情をぶつける描写とかありましたよね。
また、彼女と同じくえっちマスターな「ヒロくん」がなぜあーだったか、も判明してました。

…以上です。
えー、当初の想像以上に、かなり良い単行本でした
前述したように、もともとはセンセの読み切りに登場していた、とのことだったので…。
ちょっとそっちも見てみたいです。
(※「ウラアカジョシ1巻」CASE7のようです。紹介記事によると、今回収録1話とよく似た感じっぽかったです)
ちなみに、個人的に…ヒロイン「麻里さん」はAV女優「白咲碧」さんとダブって見えてました。

 ★★リンクほか ★★★

肉食獣は絶倫交尾で孕みたい

肉食獣は絶倫交尾で孕みたい~溺愛えっちで幸せ家族計画~ (ムーグコミックス) コミック, 2023/8/26 [アダルト] 七保志天十 (著)
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 ★「七保志天十」センセの漫画紹介記事 
※現在は「茸太」という別名義に変わったそうです。

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