■異の女神たち (カラスちゃん)
★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 人外、ファンタジー、コメディー
・構成 : 初単行本、6話収録(うち「カルテシリーズ」×2)
・おまけ: Afterword、カバー裏に別絵、
合間にイラスト、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「カラスちゃん」センセの「異の女神たち」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
センセ曰く、
「私は変なものを描くのが大好きです」
…とのことで。
そうした発言そのまま、強い個性のある単行本となっていました。
収録は6話で、やや薄めな印象。
全160ページくらいです。
タイトルそのまま、ほぼ人外ヒロイン。
前にひでるさんが示した、人外レベルでは…レベル1寄りの2。
↓表紙で皆さん思ったとおり、センセの絵柄が独特なので。
どうにも1っぽくないんですね(笑)
また、実は…普通の人間ヒロインも1人います。
世界観もファンタジーとか、SFといった感じ。
お好きな方はイイと思います。
おまけはあとがきほか、合間・カバー裏のイラストでした。
※下級血魔「ヴェルタ」
★★絵柄について ★★★
ぷに・ロリっとした雰囲気で…黒い。
輪郭は大福のようにぼってり丸く、細身なスタイル。
また、あちこちは鋭角的。
厚いまつ毛で、↓表紙のような個性強いキャラは実際のところ多め。
また、裏表紙に描かれている、普通(?)に可愛らしい娘もいます。
漫画はコメディー調。
派手で崩しもよく見られます。
コマ割りは重なり・はみ出し・ぶち抜きなど、かなりの賑やかさ。
それでいて黒色は非常に強く、くろぐろ・もっさりとした原稿具合でした。
強い個性は人を選ぶと思いますが、逆に言えば他で見かけない新鮮さもあり。
ちょっとでも興味でた方は、試してみるのをオススメ。
判断は↓表紙と裏表紙、双方確認していくのが良いでしょう。
★★収録話について ★★★ 6話収録
003:「ブラッディカルテ」
025:「センシティブカルテ」
血液を操作・浄化する能力があり、人の「血療(ちりょう)」をしていた血魔族。
このままだと死んでしまう患者「山田」を担当した、下級血魔「ヴェルタ」
「血療」ができる上級血魔を呼ぼうとしたところ…。
患者の彼は、ぜひ「ヴェルタ」にして欲しい、と頼み込んだのでした。
↓表紙を飾る「ヴェルタさん」は、まさしく単行本を代表するようなヒロイン。
クマがあるようなつり目で、怠惰な空気感。
やや分かり辛いと思いまですが、細く黒い手が不気味でした。
(※また、漫画本編では常時鼻血出してる)
こーんな、カワイイと無縁なキャラの容姿なのに…読み進めると魅力的に感じますね。
不思議(笑)
個人的には、「↑ギュ」のコマが好きです。
続く「センシティブカルテ」はその続編。
男性患者は同じ「山田くん」
今回は「ヴェルタさん」が講習を受けて不在だったため、代理として「タゥマー」が診察することとなったのでした。
「タゥマーさん」は前話の途中で顔を見せていた娘でなく、四角眼鏡の女医っぽい方。
むちむちスタイルです。
「ヴェルタさん」は「牛女」と呼んでましたよ。
途中からその彼女も参加して、複数えっちになっています。
059:「ヒューストン、トラブルです。」
085:「修行の成果」
これら2話はたぶん…収録で最も普通のえっち漫画(?)っぽいだろう作品です。
まずは前者「ヒューストン、トラブルです。」
宇宙ステーションの防音設備にトラブルが発生。
それがため、宇宙飛行士「星野菜奈」は相方男性の1人プレイに鉢合わせてしまうのでした。
収録では唯一である、普通の人間女子がヒロイン。
ロリっと可愛く、宇宙飛行士を目指すことに~からのサクサク展開が楽しい。
えっちもスムーズに進んでいました。
「優しくしなさいよ…」のコマがまた非常にイイですね。
個人的には…本編後の2枚イラストに初代「メトロイド」の衝撃を思い出しましたよ。
続いて後者「修行の成果」
板前を目指し、寿司屋に弟子入りしていた水棲魚人「オルカ」
2年経過し、いまだ雑用だけだったため…。
師匠に「よりハードな特訓」をお願いしたのでした。
お話は修行と称してえろい事されていくという、ラブコメちっくなものです。。
「オルカちゃん」は魚系…シャチとかそんな雰囲気。
頭に背びれのような角と白い模様、耳付近にひれ、そして尻尾っぽく尾びれがあります。
(※ゆえに、人っぽい下半身・足がある…えっち問題なし)
可愛く頑張る彼女を応援したくなる、良作品。
客受けはすこぶる良さそうでしたよ。
こんなん好き。
※左:水棲魚人「オルカ」、右:雷神「ミルネロ」
111:「邪の神」
信仰心の高さで地位が決まる深海。
最近信仰が足りなくなっていた、邪神「ディーフゼェー」は人間界でひと稼ぎを考えたのですが…。
とある厨房に降臨したところ、相対したシェフとのやり取りから、契約のためにえっちすることとなったのでした。
セーラー服っぽい恰好(※神の象徴たる聖物だそうです)が可愛い「ディーフゼェーさま」
タコ足のようなものが見え、そうした要素もあります。
邪神らしいところもあるのですが、実はえっち経験なかったのがポイント。
完全に人間ペースとなってしまうのでした。
さらに、人間側にとあるキャラが追加され、よりそんな感じに。
オチが楽しいです。
135:「雷の神」
とある教会にて異界の神、雷神「ミルネロ」を召喚していたカルト組織の面々。
しかし、
「面倒くさそうネロ」
そう言われてしまったため…タイミング良くやってきたピザ配達員を生贄としたのでした。
長髪に…やはりセーラー服っぽい恰好が可愛い「ミルネロさま」
勝手に生贄とされた彼に手を出していくのですが…。
”生贄を玩具と捉え弄び自らの欲望を満たす”
そんな恐ろしいことが書かれていました。
実際もそんなん。
前半の尻尾(?)がばかーと割れる描写がエグい。
えっちではイイ表情してましたよー。
こちらのオチページはまたパンチ力あって、非常に良いですね。
★★リンクほか ★★★
異の女神たち (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2023/9/15 [アダルト] カラスちゃん (著)
(※現在アマゾン登録なし23/09/22)
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 人外、ファンタジー、コメディー
・構成 : 初単行本、6話収録(うち「カルテシリーズ」×2)
・おまけ: Afterword、カバー裏に別絵、
合間にイラスト、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「カラスちゃん」センセの「異の女神たち」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
センセ曰く、
「私は変なものを描くのが大好きです」
…とのことで。
そうした発言そのまま、強い個性のある単行本となっていました。
収録は6話で、やや薄めな印象。
全160ページくらいです。
タイトルそのまま、ほぼ人外ヒロイン。
前にひでるさんが示した、人外レベルでは…レベル1寄りの2。
↓表紙で皆さん思ったとおり、センセの絵柄が独特なので。
どうにも1っぽくないんですね(笑)
また、実は…普通の人間ヒロインも1人います。
世界観もファンタジーとか、SFといった感じ。
お好きな方はイイと思います。
おまけはあとがきほか、合間・カバー裏のイラストでした。
※下級血魔「ヴェルタ」
★★絵柄について ★★★
ぷに・ロリっとした雰囲気で…黒い。
輪郭は大福のようにぼってり丸く、細身なスタイル。
また、あちこちは鋭角的。
厚いまつ毛で、↓表紙のような個性強いキャラは実際のところ多め。
また、裏表紙に描かれている、普通(?)に可愛らしい娘もいます。
漫画はコメディー調。
派手で崩しもよく見られます。
コマ割りは重なり・はみ出し・ぶち抜きなど、かなりの賑やかさ。
それでいて黒色は非常に強く、くろぐろ・もっさりとした原稿具合でした。
強い個性は人を選ぶと思いますが、逆に言えば他で見かけない新鮮さもあり。
ちょっとでも興味でた方は、試してみるのをオススメ。
判断は↓表紙と裏表紙、双方確認していくのが良いでしょう。
★★収録話について ★★★ 6話収録
003:「ブラッディカルテ」
025:「センシティブカルテ」
血液を操作・浄化する能力があり、人の「血療(ちりょう)」をしていた血魔族。
このままだと死んでしまう患者「山田」を担当した、下級血魔「ヴェルタ」
「血療」ができる上級血魔を呼ぼうとしたところ…。
患者の彼は、ぜひ「ヴェルタ」にして欲しい、と頼み込んだのでした。
↓表紙を飾る「ヴェルタさん」は、まさしく単行本を代表するようなヒロイン。
クマがあるようなつり目で、怠惰な空気感。
やや分かり辛いと思いまですが、細く黒い手が不気味でした。
(※また、漫画本編では常時鼻血出してる)
こーんな、カワイイと無縁なキャラの容姿なのに…読み進めると魅力的に感じますね。
不思議(笑)
個人的には、「↑ギュ」のコマが好きです。
続く「センシティブカルテ」はその続編。
男性患者は同じ「山田くん」
今回は「ヴェルタさん」が講習を受けて不在だったため、代理として「タゥマー」が診察することとなったのでした。
「タゥマーさん」は前話の途中で顔を見せていた娘でなく、四角眼鏡の女医っぽい方。
むちむちスタイルです。
「ヴェルタさん」は「牛女」と呼んでましたよ。
途中からその彼女も参加して、複数えっちになっています。
059:「ヒューストン、トラブルです。」
085:「修行の成果」
これら2話はたぶん…収録で最も普通のえっち漫画(?)っぽいだろう作品です。
まずは前者「ヒューストン、トラブルです。」
宇宙ステーションの防音設備にトラブルが発生。
それがため、宇宙飛行士「星野菜奈」は相方男性の1人プレイに鉢合わせてしまうのでした。
収録では唯一である、普通の人間女子がヒロイン。
ロリっと可愛く、宇宙飛行士を目指すことに~からのサクサク展開が楽しい。
えっちもスムーズに進んでいました。
「優しくしなさいよ…」のコマがまた非常にイイですね。
個人的には…本編後の2枚イラストに初代「メトロイド」の衝撃を思い出しましたよ。
続いて後者「修行の成果」
板前を目指し、寿司屋に弟子入りしていた水棲魚人「オルカ」
2年経過し、いまだ雑用だけだったため…。
師匠に「よりハードな特訓」をお願いしたのでした。
お話は修行と称してえろい事されていくという、ラブコメちっくなものです。。
「オルカちゃん」は魚系…シャチとかそんな雰囲気。
頭に背びれのような角と白い模様、耳付近にひれ、そして尻尾っぽく尾びれがあります。
(※ゆえに、人っぽい下半身・足がある…えっち問題なし)
可愛く頑張る彼女を応援したくなる、良作品。
客受けはすこぶる良さそうでしたよ。
こんなん好き。
※左:水棲魚人「オルカ」、右:雷神「ミルネロ」
111:「邪の神」
信仰心の高さで地位が決まる深海。
最近信仰が足りなくなっていた、邪神「ディーフゼェー」は人間界でひと稼ぎを考えたのですが…。
とある厨房に降臨したところ、相対したシェフとのやり取りから、契約のためにえっちすることとなったのでした。
セーラー服っぽい恰好(※神の象徴たる聖物だそうです)が可愛い「ディーフゼェーさま」
タコ足のようなものが見え、そうした要素もあります。
邪神らしいところもあるのですが、実はえっち経験なかったのがポイント。
完全に人間ペースとなってしまうのでした。
さらに、人間側にとあるキャラが追加され、よりそんな感じに。
オチが楽しいです。
135:「雷の神」
とある教会にて異界の神、雷神「ミルネロ」を召喚していたカルト組織の面々。
しかし、
「面倒くさそうネロ」
そう言われてしまったため…タイミング良くやってきたピザ配達員を生贄としたのでした。
長髪に…やはりセーラー服っぽい恰好が可愛い「ミルネロさま」
勝手に生贄とされた彼に手を出していくのですが…。
”生贄を玩具と捉え弄び自らの欲望を満たす”
そんな恐ろしいことが書かれていました。
実際もそんなん。
前半の尻尾(?)がばかーと割れる描写がエグい。
えっちではイイ表情してましたよー。
こちらのオチページはまたパンチ力あって、非常に良いですね。
★★リンクほか ★★★
異の女神たち (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2023/9/15 [アダルト] カラスちゃん (著)
(※現在アマゾン登録なし23/09/22)