2ntブログ

■お姉ちゃんとずぽずぽ。 (たかしな浅妃)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、お姉ちゃん、巨乳
・構成 : 7話収録(※全て表題作)
・おまけ: あとがき、カバー裏にカラーイラスト、合間に漫画(2P)、
      合間にヒロイン紹介・SD絵(4P)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「たかしな浅妃(たかしな・あさひ)」センセの「お姉ちゃんとずぽずぽ。」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は7話で、すべて同一シリーズになります。
ざっくり、前半4話、後半3話でやや雰囲気が異なっていました。
登場ヒロインは、カバーの表・裏に顔を見せている3名。
表題の通りメインはお姉ちゃんで、いわゆるハーレム感はありません。
それらモロモロについて、詳しくは後述しますね。

おまけは、あとがき、合間の色々、そしてカバー裏。
カバー裏はカラーイラストになっていて、どちらも魅力的
Jカップというバストもばっちり堪能できます。
合間はヒロイン紹介ほか、1ページ漫画も差し込まれていて。
本編に描かれない、細かな部分が見れました。

スーパー包容力お姉ちゃん「松本結愛」
※スーパー包容力お姉ちゃん「松本結愛」

 ★★絵柄について ★★★

カバーイラストそのまま、パッと明るく可愛らしい作画。
人物画はタレ目気味な深い黒目に、ごく小さい鼻。
輪郭に対する、各顔パーツの大きさがため、可愛らしいお姉さんしてました
身長そこそこで、たっぷりな大きさのバストが凶悪です。
一方、男性はキャラ設定もあるんでしょうけれど…。
華奢で、やや不安定な印象でした。
そんなんは引き絵も同様で、たまにバランス気になるところがあります

強めなしっかり線で、多少濃いもののちょうど良いくらいな色彩。
コマ割りは細かさあって、はみ出し・ぶち抜きが多く。
ごっちゃり賑やかな仕上がり。
原稿時期か、処理の違いか…単行本の前半・後半にて雰囲気が若干異なります
(※個人的には、前半の濃いほうが好み)
漫画は、SDほかコメディー崩しが多め。
やたらなパンチラ構図が嬉しい。
↓表紙などカラー絵は、彩色の良さが際立っていた感覚ですが。
判断は概ねそのままで問題ないでしょう。

 ★★収録話について ★★★ 7話収録
 
005:「お姉ちゃんの幸せ甘やかし計画」
031:「お姉ちゃんの甘やか・おやすみタイム」
057:「お姉ちゃんのこっそり・甘やかセックス」
085:「お姉ちゃんとらぶらぶ学生ごっこ」
115:「お姉ちゃんの甘やかし保健室」
141:「一軍女子のおもちゃな僕」
167:「僕のハッピーエンドレスセックスライフ」

父親の再婚で、家にやってきた継母と義兄。
しかし、2人は「大翔(ひろと)」にとって害悪そのもので、散々に虐げられていました。
そんな彼のもとにやって来たのは、従姉「ゆあ姉ちゃん」こと「松本結愛」
継母らの言葉に動じず、「大翔」を連れ出した彼女は、新たな居場所と生活を用意していたのです。
ざっくりは、そうした導入部。

優しく魅力的なお姉ちゃんとの同居生活を描いた、「お姉ちゃんの幸せ甘やかし計画シリーズ」です。
後半3話は舞台を学校に移して、2名のヒロインが追加されており。
また雰囲気異なるお話群となっていました。
そうなんです。
エピソードの後半2話は裏表紙の2人がメインになっていて、まぁ彼女らも悪くはないのですが。
…いや、もっとお姉ちゃんと様々なシチュエーションでイチャイチャしたかったですよ…
(※ちょうど昨日のメイド長さんのと同じ感覚)
あるいは、これ以降も続くのかな、って検索とかしてみたのですが。
デジタルのやつにも、「完結」なんてマークがあったりしていて、今のところは続きとかないみたい。
ちょっと…残念ね。

シリーズ1話目「お姉ちゃんの幸せ甘やかし計画」
冒頭での「大翔くん」は酷い状況。
後の台詞で、「5年も会えなかったんだよ?」とか「結愛さん」言ってました。
冒頭ページから、再婚後の虐待期間はもっと長かったのではないかなー、という雰囲気だったので。
先の台詞は、おそらく顔すら見ることのできなかった期間と思われ。
いいかげん、強引な手段を用いて迎えに来てくれたのだと思いました。
前半エピソード、合間漫画など、「大翔くん」の言動に心の傷が伺えます。
(※現実にあんなだったら、もっと極端かもしれませんけど)

スーパーお姉ちゃん「結愛さん」
彼の従姉で、ちらと過去描写もあったのですが。
現在の彼女はまさに正体不明
特に仕事をしている雰囲気なかったものの、まだ学生な彼を引き取って立派なマンションを用意し、生活費など全ての面倒を見ており。
ほか、先の継母らについては、「二度と日の当たる場所を歩けないように手配したから」~など、怖いことを言ってました。
ラストまで、その詳細は語られることなかったのですが、これはソレで良いと思います
逆に、もっとスペシャルっぷりを発揮しても良かったんではないかしら
荒唐無稽なはっちゃけコメディーみたいなのでも。

えっちはお風呂にて。
そもそも彼女がベタ惚れで、積極的に仕掛けられてましたよ…。
まぁ、ああした生活を抜け出したばかりの彼ですから、「結愛さん」から仕掛けてくれないと、なかなか進展しないでしょうね…。
また、年頃の男性にはこれ以上ない特効薬だと思います。

2話目「お姉ちゃんの甘やか・おやすみタイム」
まだ「大翔くん」はフラッシュバックに悩まされていました。
自立しようとしたり、嫌われないか不安になってたり…と、闇深い
そりゃ、そーでしょうね…。
メインは寝込み襲う流れですが、そんなんでも優しい「結愛さん」です。
個人的には、冒頭の朝すっきりなんが好き。

貴重な「結愛さん」視点である、3話目「お姉ちゃんのこっそり・甘やかセックス」
過去風景があり、「大翔くん」に執着している理由の1つが見れました。
しかし…彼のお母さん、美人ね。
お買い物で、「大翔くん」から服をプレゼントされる流れで、メインは電車内です。
かなり露出過多な格好になっており。
ばっちり、周囲の注目を集めていました。
そんなんなのに、「見られちゃだめっ!」って…無理言いなさんな。
車内でえろい行為までしてるというのに。
キャラ紹介での、「スーパー包容力」が楽しい。

ストーリーでの転換点となる、4話目「お姉ちゃんとらぶらぶ学生ごっこ」
復学」とか言ってたので、おそらく学校にも通わせてもらってなかったみたい。
そんな彼のお願いに対し、あっさり転入を決めていた「結愛さん」
お姉ちゃんに任せて
そんな台詞が実に頼もしいです。
(※前述した、”もっとスペシャルっぷりを発揮して~”はこうした感じね)
また、ここでは彼女が仲介してもらったらしい男性が登場しています。
まさか、エロい事してたんではなかろうか、などと考えたのは、たぶん「大翔くん」も同様でしょうね。
なお、ここで「結愛さん」はコート下に制服を着ていて。
…あ、教室えっちするつもりだったんだなぁ、と(笑)
また、オチでは衝撃な光景が見れます。
(タイトルでネタバレなのですが、いちおう)

スーパーお姉ちゃん「松本結愛」・学校編
※スーパーお姉ちゃん「松本結愛」・学校編

5話目「お姉ちゃんの甘やかし保健室」では、再び学校に通う「大翔くん」が見れます。
冒頭では、いきなり両手に花状態な彼。
モテモテだな、おい。
その詳細については、次のエピソードで明らかになります。
何はともかく、こちらは「結愛さん」との保健室えっち。
保健医(養護教諭)で白衣姿な「結愛さん」がまた実にイイ感じ
スカートが短いんですよ、これが。
(※エロい「結愛さん」ですが、基本的にスカート丈は長いのを好むようです)
なお、ちょっと調べたところ。
養護教諭になるには、養護教諭免許状の取得、各自治体の教員採用試験・合格が必要なようです。
3話目で語られていた「結愛さん」の大学はそんなんですかね。
試験については…なんとかしちゃいそうだな(笑)

タイトルからお姉ちゃんが消えた、「一軍女子のおもちゃな僕」、「僕のハッピーエンドレスセックスライフ」の2話。
実際、「一軍女子のおもちゃな僕」では登場2ページのみ。
クラスメイト「鏑木聖奈」、「佐久間佳純」の2人がヒロインとなっていました。
2人もまぁいいんですけど、もう少しキャラの掘り下げが欲しかったなぁ。
容姿は異なるものの、2人の差はあまりなく。
(服装は裏表紙のようなものです)
キャラの魅力はさして発揮されてなかったです
ページも少ないので、もっと極端のが良かったんでは。

ラスト「僕のハッピーエンドレスセックスライフ」も、メインは「聖奈」・「佳純」の2人です。
まぁね、逆らえない要因があるとはいえ。
さして葛藤もすることなく、えっち楽しんでいた彼はどうかと思う。
学校はともかく、ではやめなさいよ…。
いかに「結愛さん」がスーパー包容力だとしてもね。
オチがこんな感じだったので、同情する点あった前半が吹っ飛んでしまった感じよ。

 ★★リンクほか ★★★

おねずぼ



テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト

■マグロメイドもみんなもしこたまえっち! (牡丹もちと)

★まんがデーター [13.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、メイド、むちむち
・構成 : カラー(8P)、9話収録
      (うち「マグロメイドシリーズ」×4、「おさななじみシリーズ」×3)
・おまけ: あとがき、カバー裏にカラーカバー絵、カラーイラスト。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「牡丹もちと(ぼた・もちと)」センセの「マグロメイドもみんなもしこたまえっち!」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は連続話が2つ、ほか短編になります。
エピソードとしては、4つですね。
初出によると、1話以外はすべて同人誌作品でした。
そのためか、ページ量ほか、ちょっと変わった雰囲気のものもあります。
個人的には変化を楽しめましたが、気になりそうな人はちょっと気を付けて。

おまけはあとがき、カラーイラスト。
イラストは中扉、もくじ背景を含めて、8ページほど収録されていました。
なお、カバー裏もカラーイラストになっていまして。
そちらは、カバーの文字なしバージョンでした。
特に裏表紙・右上、悪友ちゃんの顔がまるまるバーコードで隠れてしまっていたので、嬉しい仕様

もう1つ、どーでもイイ事ですが。
ぱっと見、皆さんいちごポッキー咥えてる、って思ってました。
(カラーイラスト集にて、違うと理解)

「おさななじみえっち」幼馴染みちゃん
※幼馴染みちゃん

 ★★絵柄について ★★★

雰囲気のある独特なカラー絵が特徴的。
白黒絵は基本デジタルのツヤツヤした感じ、なのですが…。
今回単行本の問題は、各話によって落差が大きめなコト。
あちこちバランス悪く、動きある絵に微妙なものがあり。
また、個人的な印象ですが、漫画に…流れるようなイメージがなく
プツプツ止まるような感覚でした。
一方、当然ながら良いコマも多く。
時期的なもの、はたまた力の入れ加減、、、が異なるのでしょうか。
最近だろうエピソードについては、だいぶ安定してきていました。

ハッキリとした黒色で色彩は濃いめ。
原稿はそうゴッチャリしてなく、コマ割りも大きく見易い仕上がり
人物絵は輪郭縦長でぱっちり黒目。
全体的に幅広く、むちむちとした肉付き。
…そう、そのむっちり肉描写が良くも悪くも作用してたかな…、と。
また、キャラは魅力的でリアルさもあるだけ、悪いところがより目立ってしまっていた感じです。

 ★★収録話について ★★★ 9話収録

011:「マグロメイドとしこたまえっち」
025:「マグロメイドとめちゃしこたまえっち」
044:「デレデレメイドとツンツンメイドとしこたまえっち」
060:「デレデレメイドとツンデレメイドと淫乱メイドとしこたまえっち」
彼女なし、縁談なし、の坊ちゃん。
世継ぎが産まれない事を心配したその父親は、完璧超人なメイド長に子づくりを命じたのでした。
ごく簡単ですが、そうしたお話。

1話目「マグロメイドとしこたまえっち」は13ページ。
コマ割りなく、1ページまるまるが1コマみたいになってます。
漫画寄りのイラスト集、みたいな感じ
作画クオリティも高いです。
タイトルには「マグロ」とか、なかなか失礼な単語がありました。
これはまぁ、定番で役目に忠実なだけですかね。
(どう育ってきたのか、感情表現もあまり上手ではなさそう)
逆に、あのしれっとした感じが…第三者目線では最高なのですけれどもねー。

2話目「マグロメイドとめちゃしこたまえっち」から、普通の漫画形式になります。
その後の風景。
関係性の変化もあってか、表情が出てきていてイイ感じ
仕事中、お風呂、メインでは恋人っぽいプレイ、などが楽しめます。

バスト控え目なメイドさんが加わる、3話目「デレデレメイドとツンツンメイドとしこたまえっち」
ぶっちゃけ、メイド長さんが気に入ってたので、新たな娘はいらないなぁ、って思ったのですけれども。
後半の、「私、仕事中なの!!」~のくだりがお気に入り。
やっぱりメイドとはこーあるべきでしょう(笑)
彼女はまた、完璧超人でなく、坊ちゃんを敬ってもなく、普通っぽいトコロが魅力ですね。
4話目「デレデレメイドとツンデレメイドと淫乱メイドとしこたまえっち」では、さらにもう1人追加。
新人メイドという彼女は、主人公の同級生。
先に、ちらとその存在について、言及のあった娘です。
複数で派手になっており、前話追加のメイドさんの心境変化など、良かったんですが…。
前述したように、やっぱりもとのメイド長さんのがいいなぁ、といった点だけでなく。
なにゆえメイド服でなく、ああした下品な恰好させちゃうのか
プレイの1つにある~くらいならいいのですが、本編まるまるそんなんだったのが、やや残念でした。
また、できれば…1話目みたいな感じで、メイド長さん単独のが見たかったです。

083:「おさななじみえっち」
105:「オサナナジミエッチ」
127:「幼馴染えっち」
家が近所の、1つ違いな幼馴染みカップル話。
女性が年下。
語尾に「~っス」とつく、典型的な後輩キャラで、彼への呼び方も「先輩」でした。
普通、名前で呼びそうな気もするんですがね…。
初対面が野球チームとかだったりしたら、こんなんもアリえるか。

ひらがなの1話目は男性視点。
まぁ、あれだけベタベタされて、好意ない訳はないわねー。
まだ学生で、受験控える身だから~、かもしれませんが。
そんなに我慢しなくても良かったんでは。
カタカナの2話目は彼女視点。
こちらは受験後、彼が進学した後の風景になってます。
キャラの周囲がよりハッキリしてきていました
不意打ち喰らった前話と違って、お互いのやり取りがまた楽しい。
彼、だいぶ可愛らしいコト言ってましたが…男性はそうしたものだと思いますよ。
…とはいえ、なんもリアクションしてなかったのは、万死に値するでしょう。
漢字の3話目は、さらにその後の風景。
彼の部屋にて、ラブラブな様がたっぷり見れます。
しかし…このカップル、どっちもモテモテですね。
冒頭シーンがちょっと気になりました。
彼は気が多いのかしら。

「マグロメイドとしこたまえっち」メイド長さん、「悪友に告白したらデレデレになった」悪友ちゃん
※左:メイド長さん、右:悪友ちゃん

149:「悪友に告白したらデレデレになった」
芸術大学で出会った、独特な感性を持っていた彼女。
そのアイデアを実行する主人公と、すっかり悪戯コンビになっていたのですが。
共に行動するうち、すっかり異性として好意を持っていたのでした。

タイトルそのまま、悪友という関係だった異性に告白していく流れ。
この短編、55ページとだいぶ長いのですけれど…。
告白まで、たっぷり11ページくらい使ってました
前後の変化から、そのデレっぷりが楽しめますよー。

205:「ヤンキドーテ」
毎日のサービス残業に疲れ果てていた、サラリーマン「道程桜」
せめてスッキリしたいと、アダルトショップで選別していたところ。
10年ぶりにクラスメイト「黒霧きあら」と鉢合わせたのでした。

正確には、彼の後ろ姿に気付き、追いかけて声をかける流れですね。
金髪・褐色肌な黒キャル「きあらさん」(※カバーでは裏側の左端)
学生時代から…ほぼ変わってないですよ。
まあ、「桜くん」もぜんぜん変わらんですけどね。
あまり関係性なかったようですが、しっかり覚えていた彼女は凄い
えっちに至ったのは…
1人で飲むのはさ、やっぱさみしいじゃん?
といった台詞そのままですかね。
彼女の状況から、人との接点に飢えていたのかな、って思いました。

 ★★リンクほか ★★★

イロたち


テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト

■イロトリドリのことりたち (雪野みなと)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ロリ、ハード、触手
・構成 : 10話収録(うち「となり町シリーズ」×5、
       「涙の花の咲くところ」×3、「ホシノタビビト」×2)
・おまけ: 合間にイラスト

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「雪野みなと(ゆきの・みなと)」センセの「イロトリドリのことりたち」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は10話で、連続・シリーズものが多め。
大きく分けると、シリーズ1つ、連続モノ2つ、で3分割ですね。
実際、ページ量あったのですが。(※208ページくらい)
なんだか…妙に重く感じました
紙質が違うのか、はたまた腕の筋力が落ちたのか…。

前半のシリーズものは色々。
ざっくりでは、露出・催眠・複数・ラブコメ、~といったラインアップ。
一部、ハードっぽいものもあったのですが…。
後半収録の連続もの2つは、どっちもバッドエンドみたいなん。
ハードさでは、先のシリーズものが可愛く感じるくらいでした。
↓表紙につられて、甘い想像(わたし)していると、大変なことになるかもしれません。
ちゃんと裏表紙も見て、判断してください。
特に後半戦は精神攻撃されるので、くれぐれも気を付けて。

おまけにイラスト、と書きましたが。
同人誌まとめた、という説明から察するに…合間にあったイラストは、そちらの表紙絵とか、ですかね。
また、巻末には「ホシノタビビト」シリーズのエピローグ話が7ページほどありました。
こちらは描き下ろしだったりするんでしょうか。

「みてみてもっと」藤崎ひなた
※藤崎ひなた

 ★★絵柄について ★★★

サッパリとした線での作画。
黒色は強くなく、白比率が高め。
細い枠線で、そこそこ変化のあるコマ割り。
おおむね、収まりも良い感じでした。
良く描かれたコマも多いのですが、たまになところもあり。
特に背景は良かったり、悪かったりの差が大きめ
また、動きあるシーンなどもやや弱く、擬音・漫符も控え目。
たたし、テンポあって表情なども良かったので、普通に読むに問題はありません。

人物画は頭大きく、体小さめのロリっとしたバランス。
縦横に大きい目で、可愛らしく仕上がっています。
そうしたヒロインらと比べ、男性陣は力加減弱め
目描かれないなど、あえて無個性にしていると思います。
ほか、後半のクリーチャー、触手など優れていて…。
それがため、逆に人は選ぶと思いました。

 ★★収録話について ★★★ 10話収録

001:「みてみてもっと」
023:「あやつり人形な毎日の中で」
045:「まじかる☆こんぱにおん」
067:「とろけるみるくのかおり」
089:「となり町の色模様」
タイトル異なる漫画群なのですが。
登場するヒロインらは友人という関係。
全て同一世界・ごく近しい地域でのお話になっていました。

「みてみてもっと」はポニーテール・日焼け跡の「藤崎ひなた」
↓表紙の娘ですね。
露出癖に目覚めつつある娘で、こちらは男性風呂へ入るというもの。
まぁ、父親と入るような年齢ではないかなー。
何やら普通とは異なる彼女に、目ざとく気付いた男性とのプレイでした。
ほかと違って、彼女も望んでのことなので…。
まぁ、良かったのかな。
オチでもイイ笑顔でしたよ。

「あやつり人形な毎日の中で」は、年頃で兄を嫌う妹「平沢愛莉」
中扉の娘ですかね。
こちらの視点はお兄ちゃんで、どうにも生意気な彼女に催眠術をかけるというもの。
完璧に暗示にかかっていたので…。
言葉とは裏腹に、内心では兄を好ましく思っていたのではないかしら。
…はぁ、めんどくさ…
などと言いつつ、えっちな事をしてくれていたので。
ツンデレみたいで可愛い。
オチに「ひなたちゃん」が顔を見せてくれてます。

「まじかる☆こんぱにおん」はマジシャンの娘。眼鏡・バニーコスの「小川真由美」
父親は著名な方とかではなく、宴会などを主戦場にしているようなタイプ。
「真由美ちゃん」はそのアシスタント的なことをしており、バニー姿で盛り上げていました。
ショーは無事終わったのですが。
参加した宴会にて、酔っぱらった男性陣相手との複数展開です。
マジック、じゃねーだろー。

「とろけるみるくのかおり」は大家の娘で唯一彼氏持ちの「かおり」
単行本では唯一のラブコメ枠(まぁ、だいたい)です。
彼氏「とし」は就活中だったので。
就職先ですよ~」、の台詞が凄い。エロい。
とかくいい娘でしたが…。
あるいは、彼が就職できない理由になっちゃってるかもしれませんね。

ラスト「となり町の色模様」は8ページのショート。
これまでのヒロイン4名のその後が見れる漫画です。
冒頭、ぐるぐる目の「ひなたちゃん」が可愛いです。

099:「涙の花の咲くところ」 3話
行き倒れていたエルフ「ティア」を救った孤児院。
神父らは優しく、その生活に馴染んでいた頃。
珍しい彼女を狙った、人間らが襲撃してきたのでした。

剣と魔法が登場する、ファンタジー話。
そもそも、行き倒れていたところを助けられた「ティアちゃん」だったので。
もしかして…同族でもよくは扱われなかったか。
肌ですかね。(※彼女は褐色肌です)
回復魔法を使えるようでしたが、攻撃・補助系はできないらしく。
ひたすらに蹂躙されてました。
襲撃してきた連中ですが、そもそもは商人の依頼によるもの。
1話目では、そんな彼らにサレてしまう流れでした。

商人から売られた先、見世物小屋での2話目。
こちらの踊り子みたいな服が可愛いですね。
ただし、状況はまた悪くなっていて…。
怪物との行為をショーにされていました。
うねうね触手が楽しめます。
オチはあーんな感じだったんですが…続く3話目。
勿体ないので、詳細は伏せますけれども。
まぁ…どっちもどっち。
精神的には、こっちのが辛いか
特に後半では大変なことになってます。

159:「ホシノタビビト」
181:「ソラノハテマデ」
巻末に位置するSFストーリー。
2話のほか、巻末7ページほど漫画があったのですが。
描き下ろし、でしょうか。
シリーズのラストが描かれていました。

エルフ「ティア」、「ホシノタビビト」アリサ
※左:エルフ「ティア」、右:アリサ

故障がため、救難信号を出して3日という宇宙船。
そうした頃、200年前に消息不明になっていた、巨大な移民船を発見。
使えるパーツがあるかもしれない、とその内部を調査することとなったのですが~といった導入部。

基本的には、王道なエイリアン系ストーリー。(※映画みたことないですが)
それがしっかり成年漫画になっていて…。
だいたい、ヒロインらがひたすらに触手えっちされるハードなものです。
収録ではダントツに胸糞悪く、当然のようにバッドエンドへ至る漫画でした。
得意でない方は、本気で読むかどうか、自分自身に問いかけてからのがいいと思います。

ちなみに、ひでるさんが考える”ハードの定義”ですが。
レベル1: 強引・暴力性あるもの。
レベル2: 精神・肉体的な負担の大きい・強い描写があるもの。
レベル3: 普通とは異なる妊娠描写があるもの。(卵、怪物など)
レベル4: 改造描写があるもの。
だいたい、こんな感じ。
(※数値上がるほどに高い)
この漫画が、どこに位置するのか…慣れた方は想像つくと思います。

「ホシノタビビト」は「アリサ」さん。
男性らに守られた彼女でしたが。
結果的に、どっちが良かったのか…微妙ですね。
前述してますが、イイ触手でした。
オチの絶望感がまた凄いです。
彼女が身に着けていた、調査時のピッタリスーツが好きです。

「ソラノハテマデ」は、オペレーター「カレン」さん。
お話は「ホシノタビビト」と時間軸が重なっていて。
彼女に何があったか、がメインで描かれています。
単独行動で、非戦闘員なためか、先の「アリサさん」より展開は早く。
オチの絶望感がより凄いこととなっていました
前述しました追加7ページは、後日談。
こちらは「アリサさん」視点です。
先の「カレンさん」と違い、まだ自分の意識ある状態だったので、より陰鬱としたものになってました。
実に救いのないお話。
久しぶりにこうした傾向の漫画見たなぁ。

 ★★リンクほか ★★★


テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト

■今夜の水島さん (かわもりみさき)

★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、ハーレム、巨乳
・構成 : カラー(4P)、10話収録(※全て表題作)
・おまけ: 

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「かわもりみさき」センセの「今夜の水島さん」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は1冊まるまるの長編。
複数ヒロインが登場する、ハーレム・ラブコメです。
しっかりとしたストーリーものではなく。
同世界で各ヒロインとのエピソードが続いていく~ような感じ。
詳細は後述します。

見たところ、空きページもそれなりにあったのですが…おまけの類はなし
あとがきもありません。
だいたい「エンジェル出版社」さんの単行本は、こうしたつくりなのですが。
…そうした方針なんですかね。
あるコトのが慣れてるので、なんもないのは…ちょっと寂しく思いました

今夜の水島さん「水島泉」
※水島泉

 ★★絵柄について ★★★

丁寧・強めな線での作画。
乱れなく、しっかり安定しています
色彩はちょうど良いくらい。
原稿コテコテしてなく、見易く仕上がっていました。
漫画はちょっとコメディーっぽく、表情など派手寄り。
飛び回る細目の擬音が特徴的です。
人物画は縦長・幅広な輪郭、縦線な鼻筋。
身長は高く、どーんと大きいバストで…だいぶ重そう
また、女性の皆さんはバストトップまわりが服に浮いて見えていて、常時エロい
ノーブラなのか、センセの描き方がそうなのか…。
街中シーンでもそんなんだったので、後者ですかね。
(透けるシーンはどうするんだろう)
背景などもしっかり目で良く、全体の雰囲気と合ってました。
カラーでもほぼ変わらないので、そのままの判断で大丈夫です。

 ★★収録話について ★★★ 10話収録

:「今夜の水島さん」
とある理由がため、10年間引き籠っていた「太一」
ついに実家を追い出されてしまった彼に、叔父「大吾」はとあるシェアハウスの一軒家を紹介しました。
家主「黒川亜夜」ほか「水島泉」、「坂東国子」と住人は全て女性だったのですが。
わけありの人を受け入れてるからね
そうした、気になる事を言っていたのでした。

ハーレム系の長編ラブコメ。
男性はほぼ主人公だけ。
冒頭で女性は3名でしたが、途中追加があり。
最終的には、5名に囲まれることとなります。
名前の含まれたタイトルで、いちおうメインたる女性はいたのですが。
設定もあって、目立ってはいたものの。
いわゆる、普通の正ヒロインっぽい扱いではなかったですね。

10年間引き籠っていた~という主人公「太一くん」
現在は27歳と、結構な年齢。
冒頭こそ、たどたどしい雰囲気でしたが。
女性らが個性・積極的で、またコミュニケーションに問題あった訳ではなさそう(3話)なため。
ほぼ普通に立ち回ってましたね。
あるいは、もっと早くても良かったかしら。

引き籠ることとなってしまう切っ掛けは、ぜひ本編でご確認ください。
なお、実際そんなんあるのかなー、って試しに検索してみたところ…確実そうなものはヒットしませんでしたよ。
漫画だけのことで、実際にそんなんはないのかな。

タイトル回収される1話目。
普通っぽい「泉さん」が、なにゆえワケありシェアハウスに住んでいるのか、判明します。
詳細は伏せますね。
くいくい、って指さすシーンが好き。
ここまでだと…ちょっと引くかも(笑)
なお、えっち担当は意外にも眼鏡美人な家主「亜夜さん」
その行為を「泉さん」と覗き見る~といった流れでした。
(※厳密に「泉さん」とも色々はしている)
冒頭のカラー原稿部分は、「泉」・「国子」というカバーガールズです。
2人のイチャイチャでした。
お待たせしました、2話目の担当は「泉さん」です。
ざっくりだった1話目の補完として、「国子さん」がしっかり説明してくれてました。
設定として、普段からエロエロしい「国子さん」に対し、逆タイプの「泉さん」な筈なのですが。
あの部屋着は…えっちよね。
いや、バストが規格外に大きいのがいけないのか。

なお、「泉さん」はこれが初めてだと、うそだーってなコトを言ってたんですが。
詳細は後に出てきます。

「太一くん」の過去が描かれる3話目は、褐色肌な漫画家「国子さん」です。
察しの良い方、その通り。
ひでるさんのお気にいりなのですが、裏表紙にも登場していて。
購入の切っ掛けでした
なんだか…「じょしラク!」の「白銀さくら」さんを思い出したのです。
成年漫画家だという彼女。
派手な容姿でしたが、内面はそんなんでもなかったですね。
ぶっちゃけ、この娘が相手として最適なんではないかしら。
4話目は家主「亜夜さん」です。
冒頭のくだりは、納得感ありました。
確かになぁ。
自ら積極的に出れないあたり、性格が出てますね。
古い家で、雨漏りになってしまったため…「亜夜さん」の部屋で寝る流れ。
溜まっていたため、なかなかハードなプレイでした。
ちょっと面白い

ひととおり回った後の5話目。
ちゃんとメインの「泉さん」がピックアップされてます。
雑貨屋でバイトしている、とテキストで書かれていましたが。
背景とか夜のシフトとか、コンビニなのでは??
レジにいながら、やたらモテてる様が凄い。
なお、この流れは漫画のポイントとなっているので、よく見ておくように。
住人「星崎久美」が追加される6話目。
可愛い系統で、ゴスロリっぽい服装なども良かったんですが。
この後、マトもに登場するのは水着回。
やや勿体なかった印象
また、彼女の個性も後に「クセ強いなー」と言われていたそのまま、結構人を選ぶものだと思います。

漫画家「坂東国子」、「星崎久美」
※左:「坂東国子」、右:「星崎久美」

雰囲気異なる冒頭シーンから始まる7話目。
「泉さん」の母親が登場します。
ゆえに…彼女の過去・詳細などが判明する、なかなか重要な回になっています。
なお、えっちは「泉さん」ともありましたが、メインはその母親。
ちょっといい雰囲気だったのになぁ(笑)
オチのくだりが好き。
8話目はこうした漫画の定番、水着回です。
しっかり全員の水着が見れました
ただ、正直なところ…デザインはもう少し凝って欲しかったですね。
人気少ない浜辺での複数プレイ。
「泉」・「国子」・「亜夜」の3名。
なんだか意外でしたが、複数プレイが描かれる最初のエピソードです。

最終エピソードに繋がる9話目。
ここまでエロいことばかりでしたが…しっかり、「太一くん」の成長が見れました。
冒頭と比べて、だいぶ変わりましたね
いいんじゃないでしょうか。
(※過去の清算もできてた前話も、なにけに影響大きいと思う)
こちらも複数プレイなのですが「亜夜」、「泉さん」の母親という、前話であぶれた熟女メンバー。
なお、「泉さん」の母親は7話目と違って、ちゃんとした雰囲気のバージョンです。
そんなこんなでの最終話。
個人的には、結構意外な流れでしたが。
なかなかイイお話で好き
(※かつ、そう真面目過ぎない)

キャラのチョイスは、漫画的に分かるんですけれど…。
できれば、ヒロインらの間でのどうしたやり取りがあった~とか、前夜風景を描いて欲しかったなぁ。

 ★★リンクほか ★★★

■今夜の水島さん(かわもりみさき)


(※アマゾンではKindle版のみ確認 2024/08/24)


テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト

■おねーさんあいらんど (森島コン)

★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、おねショタ、巨乳
・構成 : カラー(48P)、12話収録(うち「Swimmy!」×3、「オーバーシリーズ」×3)
・おまけ: あとがき、カバー裏にネタ絵、加筆修正あり、
      描き下ろし「さまーたいむ」
※カバーはキラキラに加工されたもの。(ホログラム加工ですかね?)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「森島コン(もりしま・こん)」センセの「おねーさんあいらんど」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

まず、こちらは再録もあるので、要注意です。

2冊分の作品群に初収録と描き下ろしを含めた、完全版みたいな単行本。
全272ページのブ厚いものです。
うち、カラーは48ページ。
もくじを含めた、カラーイラストが16ページ。
(※もくじもカラーなのです)
さらに、後半のカラー原稿漫画もそのまま収録されてます。

2冊分の単行本について。
ひでるさんは前単行本「おねーさんとイイコト」は読んでいるのですが。
限定生産セットの中にあった書籍「おねーさんにおまかせ」は未読です。
(※下記にて、再録2としているもの)
そのため、そちらの細かなものの詳細などは分かりません
また、収録漫画はひでるさん初見になるため、下記・収録話部分でレビューもしています。

ここは前単行本「おねーさんとイイコト」との比較です。
表紙・裏表紙イラスト、前後の折り返しイラストは、しっかりカラーで収録あり。
(特に折り返し絵は幅が広がり、全体よく見えます)
ただし、カラーイラストのうち、「おねショタアンソロジーコミック表紙イラスト」、単行本のカラー中扉などはありませんでした。
また、フルカラー作品解説も…残念ながらなし
カバー裏漫画、おねショタ描いてみようマンガ、合間のネタ絵(陸くん)、などもありません。

そのように、漫画以外のページはそこそこなかったので…。
やっぱり、前単行本も手元に欲しいですわね。

新規は短編1話ほか描き下ろし漫画で、合計34ページ
カバー表・裏はたぶん新規。
(折り返し絵はカラー漫画から切り出されたもの)
あとは…あとがき、カバー裏のネタ絵が新規ですかね。
それで、税別1818円でしたが…どうでしょうか?

完全に未読なら、お得なので強くオススメです
前述したように、ひでるさんは限定付きの単行本を未所持だったので。
そちら分もお得プラスででした。
どっちも持っている人が最も迷う構成ですかね
また、どうせならば…白黒の販促イラストなども入れてほしかったなぁ。
(※カラーのものは一部ありました)

カバー裏のメイド「甘菜(かんな)」ちゃんが楽しい。

駄菓子屋「咲さん」
※駄菓子屋「咲さん」

 ★★絵柄について ★★★

まぁ、こうした本が発売されるだけのことはあり。
イラスト・漫画どちらも非常にお上手
また、彩色・白黒で、あまり差を感じないタイプです。

全体も安定していて。
原稿としては、17から24年まで幅広いのですが。
見ていて、特に違和感などありません。

ヒロインらはお姉さん系。
男性との並びで、基本は大きめに描かれているのですが。
なんとなく…小さく・可愛く。
また、色っぽさのあったりするという、絶妙なバランス感です。

漫画はラブコメちっくで、派手かつ楽しい仕上がり。
枠間なくなること多く。
重なり・はみ出しなどある、賑やかな原稿なのですが。
丁寧で適度な色彩もあってか、見易くまとまっています。

 ★★収録話について ★★★ 12話収録
 
017:「すいーと&すぱいしー」 初
235:「さまーたいむ」 描き下ろし
現在は駄菓子屋の店主である「咲」は「樹」と昔馴染みの存在。
その頃より、密かに好意を抱いていたのですが…。
足しげく通う彼の想いは、「咲」にも伝わっていたのでした。

お姉さんへの初恋が実るという、同様な記憶ある男性陣にぶっ刺さるだろうエピソード。
また、こちらの良いポイントは…告白などしていない状態ながら、「咲さん」から仕掛けてくれている点。
前半「大丈夫、私もこんなだから…」のくだりが素敵ですね。
想い通じた彼が羨ましい。
中盤の流れなどもお約束で良かったです。

描き下ろし「さまーたいむ」は6ページ。
「咲」・「樹」で市民プールに出かけるお話なので…。
こちらの「咲さん」はビキニの水着です。
メインは、ちょうど本編・中盤の流れ、と男女逆になった~みたいなプレイでした。

045:「Swimmy!」 再録
069:「いっしょにSwimmy!」 再録
095:「もっとSwimmy!」 再録
125:「学お坊ちゃまは思春期」 再録

149:「ひみつのじかん」 再録
171:「シャンプーしましょ!」 再録2
こちらは「ひみつのじかん」のシリーズで、4ページのショート漫画。
床屋”カットサロンふじさわ”の店員「今日子」さんと、「直樹」くんです。

前話のオチでは、成長した姿を見せてくれていましたが。
こちらは、おそらく前話本編と同じくらいの時期だと思います。
タイトルとおり、シャンプー券を使って洗髪してもらおう~といった流れ。
前巻カバー裏みたいな展開でなく、ちゃーんと「今日子さん」が担当してくれます。
なお、先ほど洗髪と書きましたが、実は違っていて。
そもそも、サービス券自体、「直樹くん」専用のものだったりしてました。

175:「オーバー・ドライブ」 再録
197:「オーバー・チャージ」 再録
211:「オーバー・サマー」 再録

あねかけ島・05:帽子のお姉さん
※あねかけ島・05:帽子のお姉さん

241:「ムラムラしたらおねーさんがすぐ駆けつけてくれる島」 再録2 カラー原稿
こちらは全てカラー原稿で32ページ。
基本的には、ちょっとした漫画と大きめな絵で、2ページ分が1エピソード。
そんなんが9エピソードほどありました。
05、最終話は3ページで、イラスト部分が見開きです。
そのほか、通常漫画形式のスペシャルがあり。
こちらは9ページ分ありました。

01:ひなた・澪 いきなりWヒロインです。挟まれてます。
02:銀髪の娘さん 制服姿でした。ちょっと独特な雰囲気。
03:翔吾くんの姉 こちらは喫茶店制服です。
04:美羽 元旦。従姉のお姉さんでコタツプレイです。 
05:帽子の娘さん 最初のパンチラがいいですね。
06:番台の娘さん しっかり洗ってくれました。
07:ゆず 日焼け跡が可愛いです。
08:夏帆 眼鏡。丸見えより透けてるほうがえっちですね。
09:4名 ラストがためか、タイプ異なる4名のお姉さんです。

スペシャル:凛
夏休み、だらだらしていた「ハル」は、祖母に言われて三助の仕事をすることとなったのでした。
作中で説明もありましたが、三助はお客さんの体を洗うサービスをする人。
江戸時代はこれが当たり前で。
サービスの後は別途お金を得ており、銭湯での贅沢の1つだったそうです。
そんなんを「凛」さん相手にできる、という幸せ
まぁ、結局仕事はできなかったんですけどね。
オチページはちょっと驚きでした。
なお、彼女は中扉にも顔を見せてます。

 ★★リンクほか ★★★

テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト

■歩音ちゃんにイタズラおとまり (しまじ)

★まんがデーター [10.0/20.0]
・絵柄 :●●○○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●○○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] ロリ、調教、ブラック。
・構成 : 初単行本、12話収録(うち「歩音ちゃんにイタズラおとまり」×9)
・おまけ: あとがき、4コマ。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「しまじ」センセの「歩音ちゃんにイタズラおとまり」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は表題作シリーズと、短編3つ。
メインのシリーズは、いちおう9話としていますが。
もくじを数えた場合、9つだったんですね。
詳細については後述しますが…。
全て漫画形式ではないので、宜しくお願いします。

ほか短編は…紹介帯から察するに、同人誌作品ですかね。
タイトルは可愛さありますが、シリーズ・短編どちらもラブコメとかではなく。
無理くり・ブラックなので、得意でない方は気を付けて
おまけとして、あとがき、そしてメインシリーズの4コマがありました。
ここは…描き下ろしですかね。
4コマは8ページ分ほどあります。

「歩音ちゃんにイタズラおとまり」
※歩音ちゃん

 ★★絵柄について ★★★

可愛らしいヒロイン画なのですが…不安定
やや粗めの作画に加えて、特に後半収録のエピソードは差を感じるものでした。
それでも、おおむねヒロインらは良く描かれています

強い線で色彩も濃いめ。
コマ割りは変化少なく、だいたい枠間も確保されていたのですが。
原稿はごっちゃり賑やかで、コッテリした味わい。
人物画は太いまつ毛にうるうるとした深い黒目。
ロリっとしたバランスで、いかにも美少女然としたものでした。

↓表紙・裏表紙などカバーの彩色絵は綺麗な仕上がり。
白黒絵にも良いコマはあり、差し込まれている背景は綺麗に描かれていて。
途中にあった、触手などもなかなか良いものでした。
この後、作画が安定してくれば…、また全然印象は変わると思います。

 ★★収録話について ★★★ 12話収録

005:「歩音ちゃんにイタズラおとまり」 9話
親は近所に住む友人と、北海道で開催される同窓会に出かけたため…。
その間、「隆史」はその友人の娘「歩音(あゆね)」を預かり、面倒を見ることとなったのです。

こちらがメインシリーズ。
ざっくり、単行本の7割くらいはこちらですね。
本編ほか、4コマや番外編などもありました。

まずは本編から。
1日目から、最終日(4日目?)まで。
1.5日など、合間エピソードもあって、単純に話数としては7話分あります。
仕掛けるのは初日です。
…早いな。
手付のお風呂シーンでも、覗くとかでなく…ガッツリ扉開けてました。
ある意味潔いとも言えるかしら。
えっち仕掛けるのは、布団が他にないという理由で2人してベッドイン。
まぁ…「歩音ちゃん」の状況として、断りづらいかー。
次の日、学校から戻っての流れは重たいですね。
合間の1.5日目は、ベッドでのえっち後風景。
ページ1枚絵にテキスト描かれている、昭和のグラビアみたいなタイプです。
4ページあったので…実はこっちも4コマ的。

2日目。
前話オチが2日目だったので、その続きです。
まずはお風呂から。
まぁ、こんな可愛い娘と共に湯舟つかりたいもんですよね。
後半は宿題する「歩音ちゃん」なのですが。
パジャマ洗った、という理由で全裸のままにさせらられてしまうのでした。
オチはまた…彼女にとって絶望的
合間の2.5日目は、1.5日目と同様に1枚絵とテキスト、という構成。
今度は6ページありました。

3日目。
通販でエロ水着、オモチャを購入。
それを利用してのプレイです。
冒頭、「歩音ちゃん」は寝ていたので…ヤリたい放題でした。
着替えさせてる間も寝たままだったみたい。
それだけ疲れてるんだろうなぁ。
まぁ、寝てても起きてても、エロい事続くだけなんですけどね。
個人的には放置するくだりが好きです。
合間の3.5日目は、前と違って普通に漫画形式で8ペーシ。
おもちゃほか、カメラで…アソコの内部を見るシーンがあるんですよ。
ひでるさんは、同じシチュエーションのAV見たことあるんですが…。
なかなかイイもんなので、オススメ(笑)

ついに最終日。
こちらは…お尻プレイです。
お好きな人は堪能ください。
ほか、詳しいトコロは伏せますが…この後どうなるんだろう

4コマ「プロフィール編」 3話
4コマ「学校編」 4話
4コマ「おうち編」 2話
4コマ「性の目覚め編」 2話
おまけとはいえ、ちょっと…作画がザックリ過ぎ
内容は本編で描かれてない、「歩音ちゃん」の日常風景、
エロい事はなく、「歩音ちゃん」が可愛く・面白い。
いい娘だなぁ
なお、「おうち編」は厳密に4コマでなく。
6コマが2つ、おまけでネタ絵の1コマ、といった感じ。
「性の目覚め編」は、4コマと7コマが1つずつでした。

番外編「夢の中で…」は20ページ。
ここは1日目、1.5日目とリンクしていて、その際の「歩音ちゃん」視点です。
メインは1.5日目で、タイトル通り夢風景
お待たせしました、触手えっちはこちらです。
ひでるさん単行本のうち、ココが最もお気に入り。
センセ描かれる触手もイイ感じにエロいものでした。
番外編「~もしも歩音ちゃんがイメージビデオに出たら~」は2ページで3コマ。
ざっくり、1.5日目などと同様で、大きめの絵とテキストというタイプでした。

131:「純情スク水っ子襲っちゃいました。」
監視員のバイトに遅刻していた主人公。
もう間に合わず、バックレようかと考えていたところ…。
バスに乗り遅れたらしい女の子「林日佳莉(はやし・ひかり)」がやって来たのでした。
次のバスは1時間後で、周囲に他の目はなく。
タイトルそのまま、彼女に襲い掛かるというもの。
ヤバい男性ですね
「日佳莉ちゃん」はプールへ行く予定だったので、ワンピース下にはスクール水着を着てました。
ラストは意味深。
あれは単に妄想か、今回の事で記憶が混乱している(主人公をイイ奴だと勘違いしてる?)のか…。

日佳莉ちゃん、超優等生「美結」
※左:日佳莉ちゃん、右:超優等生「美結」

151:「家庭教師になって常識改変わからせ指導」
全国模試1桁という、超優等生「美結」
そんな彼女の家庭教師は好条件で募集されていたのですが。
生意気な性格で、教師をいびるため、誰も長続きしていなかったのです。
5人目の家庭教師である主人公は、脳科学を専門としており…。
噂通り生意気な彼女に、開発していた催眠アプリを使ったのでした。

それだけ優秀な「美結ちゃん」に…なにゆえ家庭教師つけてるのか…。
教師ヘコませて、ストレス発散してるのかしら。
性格悪いなぁ。
一方、開発したというアプリは強力で、彼女を完璧にコントロールしていました。
授業の度に色々シテおり、すっかりエロくなっていた「美結ちゃん」です。
性格そのままのヤリマン~という設定が楽しい。
また、後半は時間がため催眠切れるという、ドキドキ展開になってました。 
オチあんな感じでしたが…優秀だという彼女はどうするのか、気になりますね。

177:「通学路種付け選手権」
種付け選手権、その第2回は通学路で行われることとなり…。
個性的な4名で競われることとなったのでした。
タイトルそのまま、大会(?)の模様を描いたお話。
単に人数こなすだけではなく、相手があまり痛がった場合は中断・失格になるという、厳しいルールもありました。
そんな訳で、選手らの標的になるヒロインらが複数登場する派手な漫画。
しかし、冒頭のロリビッチさんほか、眼鏡の娘、清純そうな娘…と、出番は短いながらも印象に残るヒロイン群となっています。
オチはちょっと意外。

 ★★リンクほか ★★★

■歩音ちゃんにイタズラおとまり(しまじ)



テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト

■二人だけで (大沢おふだ)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ロリ、ラブコメ、近親
・構成 : 初単行本、7話収録。
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大沢おふだ(おおさわ・おふだ)」センセの「二人だけで」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は全て短編。
ページ量は各話24~28ページくらいで、全176ページくらい。
単行本は薄めでしたが、ボリュームはそこそこありました。
くくりLOで、ロリ系な1冊。
紹介帯には「」の漢字がちらほら強調されていて。
お話は全てラブコメとなっています。
ブラックとか、妙ちくりんなプレイはありません。
皆さん距離感近く、甘く可愛らしいヒロイン群。
なんというか…そうベタベタとした印象なく、個人的にはちょうど良いくらいでした。
おまけはあとがきのみです。

「一緒にいれば」妹「かえで」
※妹「かえで」

 ★★絵柄について ★★★

可愛らしくまとまったロリ絵柄。
丸い輪郭・目で、タレ目気味。
頭は大きく、華奢なスタイルというロリっとしたバランス。
SDちっくな雰囲気もあります。
男性陣は細身で、地味目なお兄ちゃんという感じ。
個性控え目で、ジャンル的にはイイ感じ。

さっぱりとした細線に、薄めな色彩。
コマ割りは細かく、重なること多く、枠間なくなること頻繁。
原稿時期が異なるためか、処理の違いか、各話でやや雰囲気が違っています
ただし、極端な差はないので読むに大丈夫。
漫画は可愛らしく描かれていて、表情などコメディー崩しもあります。
あわあわなってる様が良いですね。
メイン部分では、無数に飛び交う擬音がエロスでした。
カバー絵は彩色・処理の良さありましたが、概ねそのままの判断で大丈夫です。

 ★★収録話について ★★★ 7話収録

003:「急がずにゆっくりと」
両親はお隣さんと仲が良く。
そちらの息子「しゅうくん」と「三島あきの」はよく2人で留守番をしていたのでした。

年の差ある幼馴染みという2人。
冒頭で言及あったように、当たり前なレベルでよく馴染んでおり
あまり、年齢差を感じない関係でした。
↓表紙を飾る「あきのちゃん」は、やや眉の太めなヒロイン。
上着羽織っただけ、の部屋着が実にキュート。
色々シテいたものの、直接行為はこれが初っぽいですね。
ほかエピソードと比べて、ちゃんとしてた方でしょうか。

027:「一緒にいれば」
週に1度、妹「かえで」と撮り貯めたドラマ・アニメを見ていたのですが。
終わった頃に彼女は寝ていたため…という流れ。

ロング黒髪が可愛い「かえでちゃん」
前半、頭付近でだべる様、抱えて膝まで持ってくる~といったくだりが可愛くて好き。
寝込みにアレコレするという~、切っ掛けとしては収録で最低なお兄ちゃんです。
彼女の雰囲気、言動から察するに…常習化してたっぽく。
漫画時点での「かえでちゃん」も、しっかりエロエロしくなっていました。
なお、ハッキリ言及されていなかったものの、なかなか深刻な状況のようなのですが。
オチでの「かえでちゃん」がいい娘で泣ける

「八代みさき」、「桂木あみ」
※左:「八代みさき」、右:「桂木あみ」

051:「二人だけで」
妹「まゆ」の友人「八代みさき」
共に宿題をやっていた彼女が寝てしまったらしく…。
実は付き合っている彼女は、部屋までやってきたのでした。

おそらくは。
妹さんがそんな感じ(→状況どんなんでも勝手に寝てしまう)なため、お兄ちゃんとの関係が進展してったのかな。
主人公は仕事が忙しいらしく、会うのは久しぶりということで~といった展開。
…早くしないと」という台詞はなんだかエロいですね。
当日の夜、オチのくだりがラブラブしてましたよ。
個人的には2ページ目、スカートの裾をきゅっとするコマが好き。
なお、作画面は前話とかこちらが最もイイ感じだったと思います。
 
079:「興味あるもんっ!!」
妹「こずえ」はえっちな事に興味を持っていたらしく。
変なサイト~という言葉に、ガッツリ反応したため…。
兄はちょっと意地悪をしてみたのでした。

後になにゆえ興味強くなったか~、が判明するんですけれど。
あんたら、マセてるなぁ。
そういうことは、もう少し後にしなさい。
ただ、まぁ…。
確かに、単行本の皆は…えっちしてるのか。
意地悪、がそれだけで終わらなくなるのは、こうした漫画のお約束。
あわあわ戸惑うコマが可愛い。

103:「世界で一番」
生徒「桂木あみ」は昔馴染みの先輩の娘。
夫婦は忙しいらしく、昔から同じ学校となった今になっても、頻繁に面倒をみていたのですが…。
いつからか、関係は深いものとなっていたのです。

収録では唯一の眼鏡ヒロイン。
センセは彼女がお気に入りらしく、もくじ・あとがき絵はこちらの「あみちゃん」でした。
既に深い間柄ではありましたが…えっちに至る流れはまた可愛らしいもの。
彼なんか言ってましたけれど。
まぁ、そんなん年上なアンタが察してやんなさいよ
…というか。
先輩の娘で、現在は教師・生徒の関係…という子に、手ぇー出しなさんな。
冒頭、体育座りしていたので、しっかりパンチラしていたのがキュートでした。
また、途中お風呂後では眼鏡オフ姿が見れます。

129:「素直になれない」
親の再婚から、義妹となった「愛美」
しかし、もともと人見知り気味であったため、まだ彼女と打ち解けられてなかったのですが…。
ふとした切っ掛けから、彼女としっかり話すこととなったのでした。

左右のリボンが可愛く小さい「愛美ちゃん」
まだ打ち解けられてない彼女に…よくもまぁ、あんな事したわね。
いきなり近いぞ。
下手すれば家族外を巻き込む、大変なこととなってしまいそう。
ただ、いちおう…嫌われていなかったため、「愛美ちゃん」との仲が急速に進展するのでした。
成年漫画ですねー。
やり取りから察するに、そうか、色々あったんだろうなぁ…。

153:「気になるふくらみ」
最近、妹「しほ」のバストがふんわりしてきたのでした。

すこぶる簡単ですが、非常に仲の良い兄妹エピソード。
冒頭から距離感近く、それがため胸の変化にも気付いてます。
(なお、絵的にはほぼ分からんレベル)
タイトル通りなため、えっち展開もスムーズ。
こちらの「しほちゃん」は、ラストページが非常に可愛らしいので最後まで見逃さぬように。

 ★★リンクほか ★★★

二人だけで(大沢おふだ)


テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト

■ボーイ・ミーツ・イノセント (茨芽ヒサ)

★まんがデーター [17.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 恋愛、ネガティブ、SM、ラブコメ
・構成 : 7話収録(うち「ボーイ・ミーツ・イノセント」×3、「だらしなカノジョ」×2)
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「茨芽ヒサ(いばらめ・ひさ)」センセの「ボーイ・ミーツ・イノセント」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は7話。
そのうち、3、2話の連続話もあるため。
エピソードとしては4つになります。
今回は…特に表題作。
電子書籍でバズった~、と紹介帯にありましたが。
なるほど、そんなんも納得の完成度でした。

そちら冒頭の表題作、ラストに位置したお話の強いインパクトがため。
なにやら神経にくる漫画群~、といった印象なのですが。
少なくとも単行本中頃の2本(2+1の3話)は、ラブコメちっくです。
精神やられるものばかりではない、ので…好き・嫌いにはお気を付けください。

おまけはあとがき。
そちらイラストと共に描かれたネタ絵が楽しいです。

「ボーイ・ミーツ・イノセント」「海月ちゃん」
※海月ちゃん

 ★★絵柄について ★★★

ぱっと見でも目立つ、大きいキラキラ瞳のヒロインが特徴的。
見た目のイメージより、バスト大きめ。
可愛らしい、お人形さんのようでした。
一方、男性は切れ長目で、線の細いイケメン調。
なのですが、どことなく…冷たい雰囲気あります。
よくは知らんですが、女性向けっぽいですかね。
(※レディースに、そんな印象あるのです)
身長は高く、鼻は基本小さめな女性陣に対して、男性陣は縦長。
背景や小物はそこそこ。
バランスに違和感なく、リアルっぽさもある人物画と合っていました。

線は強めながら柔らか。
色彩は普通くらいでしたが、コマ割りは変化があって。
はみ出し・ぶち抜き・重なりなど、原稿は賑やか。
全体はややコッテリといった感じです。
漫画は表情など良く、狂気、ブラックな描写は特に秀逸
漫符とか擬音などもイイ感じで、意外にコメディーっぽさもあります。

絵のタイプがためか動きは硬く、ちらほらバランス悪く見える所がありました。
ザックリで、人物画は↓表紙・裏表紙そのままなのですが。
白黒絵は…もう少しあっさりしていた印象。
判断については、脳内で彩色の良さをいくらか引くのが良いでしょう。

 ★★収録話について ★★★ 7話収録

003:「ボーイ・ミーツ・イノセント」 前中後編
過去がため、女性と巧く話せず、強いS傾向であった「栞(しおり)」
出会い系アプリで知り合った「海月(みつき)」はドMで、相性は抜群。
お互い普通に付き合うようになったのですが…といった流れ。

まさにタイトル通りな表題作。
素敵な出会いが刺さる(かもしれない)連続話でした。
お話のポイントである、SとかMについて。
いわゆる物理的なんで縛ったり、叩いたり~ではなく。
基本的には言葉攻めで、ちょっと乱暴に扱うくらい。
…とはいえ。
そんなん不得意であると、読むにしんどいかもしれません。
その要素も踏まえた、素晴らしいストーリーなんですけどね。

2人の出会いを描いた前編。
主人公「栞くん」は顔が良いイケメン設定なのですが。
「海月ちゃん」曰く、「指がエロいんだもん」とのことでした。
そっちかー。
まぁ、顔の良さにプラスして、って事ですかね。

いきなりホテル・えっち展開。
事後に言っていた、
これまで会った自称ドSさん、いざベッドに来ると日和っちゃう人ばかりで…
…は、リアルだと思いました。
個人的には後半のエレベーターシーンが好き。

軽くお互いの素性を語ったのちの中編。
冒頭は「海月ちゃん」視点です。
1コマ描かれていた過去の交際描写からの「栞くん」
なるほどなぁ。
1話目後半にて、ああした質問(※お腹空いたー、の前あたり)したのも納得
また、ちらと話していた職場での「海月ちゃん」が描かれています。
メイド服は良くお似合い。

…で、こちらのメイン。
なかなかイイ感じに展開していたんですが、後半のくだりは重い
まあ、「海月ちゃん」が彼に深く浸透してくたため、でしょうかね。
普通ならば、彼はこうして女性との関わり続かないのだと思います。

そんな訳で後編。
うん、彼女イイ娘だなぁ
2人の性癖を見るに、簡単には出会えないだろうカップルなので…。
こうした結末になって嬉しい。
その後の風景はオチほか、あとがきの背景絵でもみれます。

093:「だらしなカノジョ」 2話
いつもオシャレで美人な彼女「真弓」
それがため…「遼太」はなんとなく壁を感じていたため。
仕事で近所に来ていたため、サプライズで部屋を訪ねることとしたのでした。

そこで何を見たのかは…タイトル通りです。
事の大小あっても、カップル間でのあるある話。
ただし、こちらの「真弓ちゃん」は過去のトラウマもあって、普段はかなり気合を入れちゃっていたのが問題。
まあね、このあたりのタイミングで露見して良かったんではないかなぁ。

作中では下着の話もありましたが…。
たぶんですね、男性は女性らがダサいと感じるデザインのが逆に刺さったりするものですよ。ええ。
外出時とギャップある素も同様。
なお、えっちでも偶然ながら性癖解放されてましたよ。

プレゼンで1カ月の間多忙だった~、という2話目。
ホテルでのお泊りです。
こちらのメインは…アンダーヘアについて
前話でも触れましたが、こんなんも男女でだいぶ意識違うと思います。
まぁ、ここはフェチ的なこだわりが強い部分なので…。
できるのなら、男性の好みに合わせていただくのがベストでは
何卒宜しくお願い致します。

前話ともども、偶然も手伝って性癖解放されていくのは、わざわざ畏まって話すよりも良いこと。
あちこち「遼太くん」との相性はピッタリ。
なお、前半でのお誘いする場面での…お尻コマがなんだか妙に良かったです。

「真弓」、「ららら」
※左:「真弓」、右:「ららら」

137:「思い出を脱いだら」
7歳下の幼馴染み「瑠以」とのお話。
こちらも…普通のラブコメ漫画ですね。
年の差カップル。
こちらの彼は身持ち固い男性で。
あーしてハッキリ言葉にしなければ、絶対に手出してこなかったでしょう。
中盤のくだりとか、まさしくそんなん。
まぁ、「瑠以ちゃん」を大切にしてくれると思われ。
しっかりしていて、いいんじゃない?

163:「愛しのららら」
家出した「ツルギ」こと「剣斗」は、収入源を配信に求め。
公園にて、ダンス動画の撮影をしていたところ…。
ぱっと目立つ可愛い娘「ららら」が乱入してきたのでした。

行き場をなくした若者たちのお話。
ただし、「ツルギくん」は親・友人からのメッセージを受け取っていて、当人の意識とは逆にマシな様子でした。
一方、ロングな黒髪とヘッドドレス(カチューシャ)が特徴的な「らららさん」
その発言から察するに、大変ですね…。
漫画は「ツルギくん」が救われる流れなのですが、これはお互いに良かったのかな。
ああしたオチで良かった。
個人的には「らららさん」の服装、乱入時の上着からチラ見えしていたドロワーズが好き。

 ★★リンクほか ★★★


ぼいせんと

ボーイ・ミーツ・イノセント (BAVEL COMICS) コミック, 2024/7/31 [アダルト] 茨芽ヒサ (著)


★「茨芽ヒサ」センセの漫画紹介記事

 「棘 ―とげ―

テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト

■異世界出会い系 (白井サモエド)

★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●●
・属性 : [一般] ファンタジー、コメディー、人外
・構成 : 10話収録(※全て表題作)
・おまけ: あとがき、加筆修正あり、
      カバー裏に漫画「祝・一般向け単行本発売」・「君も数えてみよう。」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「白井サモエド(しらい・さもえど)」センセの「異世界出会い系」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

最初に。
こちら、いちおう一般系の単行本なのですが。
発売「ワニマガジン社」さんで、本の雰囲気はいかにもソッチ系(笑)なため…。
店舗で探すのに、ひと苦労しそうな1冊
カバー裏漫画でもネタになってました。
普通の書店(?)2店舗にて、ざーっと探しましたが…何処にあるか、わからんかったー。
ネット購入とかのが、確実・迅速に手に入れれると思います。

1冊まるまるの単行本。
各話のページ量は多くなく、表題の各話は8~16ページ。
ほか「FINAL」などは18ページほどでした。
そう厚さはなかったものの、長編のはっちゃけコメディーがためか、読後はお腹いっぱい
読み応えについては、問題ないでしょう。

既に前述もしましたが、おまけはあとがき、カバー裏の漫画。
特にカバー裏はあとがき漫画のような系統で、裏話がたっぷり。
ひととおり読んだ後に見れば、また本編が楽しめると思います。
ぜひぜひ、本編→カバー裏漫画→本編の順で見てみて。

元貴族「ジーク」と妖精「エインセル」
※元貴族「ジーク」と妖精「エインセル」

 ★★絵柄について ★★★
 
おそらく、最も皆が気になるだろう点から。
直接シーンはほぼ毎回あり、頻繁に全裸も描かれていました。
当然、バストトップなどもそのまま。
ただし、くくり一般系であるため、アソコの描写はありません
(※アソコ、が何処かは察してください)

例えば、↓表紙とか、そうなのですが。
基本的にお上手な方なので、普通にしっかり(?)描かれていれば、可愛く・えっちな感じにも仕上がると思います。
ただし、こちらは完全なるコメディー漫画。
はっちゃけた表情・動き、描写などが盛りだくさん。
高いテンションで、すらすら進みます。
ざっくりしたコマなども散見されましたが、ネタみたいなもの。
落とすための、前振り・シリアス上げも、イイ感じに仕上がっていました。
そんな訳で…カバー裏漫画にて、「これはもうエロ漫画!!」といった台詞ありましたが。
まぁ、えっち・全裸が頻繁でも、エロくはないですね。
たぶん…センセ、もあえてえっちっぽくならないよう、描かれていたのではないかしら。

しっかりとした線で、白比率高め。
サッパリとしたコメディー絵柄になっています。
背景など、ちゃんと描かれる・描かれない~がありました。
まぁ、そんなんもジャンル的に気にならないでしょう。
登場する人外らも、ちょうど良いくらいのキャラになってます。

 ★★収録話について ★★★ 10話収録

001:「異世界出会い系」 8話
105:「異世界出会い系 FINAL」
123:「異世界出会い系 RETURNS」
かつては貴族だった「ジークリンデ・フォン・クラウゼ(※1)」
しかし、家は没落。
お家再興して、再び裕福な暮らしをするべく。
妖精「エインセル」をお供に、マッチングギルドでのパパ活に励むのでした。
ごく簡単には、そうしたお話。
(※1 4話では「ジークニンデ」と発言)

コメディーなファンタジー長編漫画。
タイトル”出会い系”という文言そのまま、各話で誰かしらと会ってゴニョゴニョ~という流れ。
途中では配信者になったり、他の娘の相談受けたりもしていました。

男性陣は…人外多く。
まぁ、マトもなキャラいません
紹介帯の裏面には、その一覧が掲載されていましたが…。
どんなん出てくるか、事前に知識ない方が楽しめると思います
しっかり見ないよう気を付けて。

元貴族の主人公、ヒロイン「ジークさん」
何度か正装しているコマがありましたが、さすが元お嬢様という佇まい
作中発言から、揃って貴族が没落したとかではないようなので…。
本来であれば、一族とか誰かしらが助けてくれるのではないかなぁ。
若い女性ですからね。
(※冒頭シーンで、「私の18歳の誕生日」と発言してました)
誰とも会ってない~とあったため、あまり好かれた貴族でなかったのか、はたまたプライドが高かったか…。
なお、頻繁に母親の名前を叫んでいましたが、両親とも姿を見せていません。
もっぱら、妖精「エインセル」とのやり取りになっていて、こちらとは良いコンビっぷりをみせてくれてました。

ファンタジーな出会い系の基本が知れる1話目。
相手は金持ちのおっちゃんでした。
中年でしたが、いちおう普通の人間だったため。
可能ならば、彼の愛人とかなんとかになるのが、ベストだったろうと思います。
一晩(たぶん7回)で10万。
「ジークさん」はこれが初体験だったので、いくらか上乗せされているとしても~、なかなかの稼ぎっぷりでした。
2話目は…いわゆる人造人間。
うーん、途中まではいいお話だったのになぁ(笑)

ここまで、結構な目に遭っている「ジークさん」ですが、オチでは明るく前向き。
虫でも草でも食べられるものは何でもありますわよ?
とか、冒頭での台詞なのですが。
逆境がそうさせたのか、もともとタフさあったのか、非常にたくましく強い女性ですね。
誰しも、見習うべき点だと思います。

癒し、がテーマの3話目。
白馬に乗った王子様」という、いかにもフリのような発言で登場したのは…。
下半身が馬のケンタウロス「アポロン」でした。
いちおう、顔はイケメン。
てっきり、馬並みって流れかと思いましたが、さにあらず。
ちょっと驚く展開になっています。
気をつけろよ!」じゃ、ねーよ(笑)

動画配信にチャレンジする4話目。
おっぱいハープが実に可笑しい。
コレ、欲を出さず地道に続けていたならば、それなりに生活できていたと思います。
オチへの流れは、いかにもファンタジーしてましたよー。

今度は身体に注目した「ジークさん」
写メに掲載されていた、完璧な肉体の主に会うこととしたのでした。
そろそろ、マトもな相手と出会えなくなってきている5話目は…海系。
これ以降、相手の詳細は伏せときます。
特にここは出オチっぽくもあったので。
なお、マトもな相手と出会えない~は、6話冒頭でちゃんと理由が添えられていました。
なるほど、確かになぁ。
6話の男性は…「ジークさん」曰く「好青年~~」という、しっかりとした身なり・立ち振る舞いの男性です。
また、収録で唯一彼女がえっちしない、珍しい回でもありました。
それでは、誰が?
察しの良い方その通り、妖精「エインセルちゃん」です。
妖コン」なのだそうで…わはは。
ただ、こんなん同意する人多いのではないかなぁ。
ちょっと惜しい(?)のは、当然えっちっぽくなく、コメディー色が強かったのが残念。
(なお、こちらの彼が再登場した際、ちゃんと「エインセルちゃん」とシテましたよ)

元貴族のお嬢様「ジークリンデ・フォン・クラウゼ」
※元貴族のお嬢様「ジークリンデ・フォン・クラウゼ」

出会うため、山中から始まる7話目。
なるほど。
これは…和風ファンタジー、ですかね。
前話であーんな目に遭ったのに、助けようと奮闘する「エインセルちゃん」が健気で泣ける。
…うそですが。

最終章は8話目から「FINAL」まで。
コメディー漫画でしたが、クライマックスはしっかり盛り上がっていて。
かつ、しっかり可笑しく・えっちっぽく。
ここの流れが非常に好きです
途中までは感動的だったのになぁ(笑)

「異世界出会い系 RETURNS」は…出会い系でなく、ダンジョン。
冒険者となってひと稼ぎすることとしたのでした。
パーティーメンバーとして、魔法使い「ロザリン」が参加。
えっち要員が増えた、かと思ったんですがねぇ…。
そう言えば、これはコメデイー漫画でした。
なお、彼女の職業「ウイッチ」は、「ジークさん」のソレの前フリでした。
わはははは。
中盤以降の流れがモノ凄いです。

この感じで、彼女冒険者として連載続いても良かったのではないかなぁ。
タイトルは変わっちゃいますが。
ああしたオチから…案外「ジークさん」は貴族やってた時よりも、日々充実しているのではなかろうか。

 ★★リンクほか ★★★

いせかいけ

異世界出会い系 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック 2024/7/31 白井サモエド (著)

テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト

■初恋リローデッド (山石18)

★まんがデーター [13.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] ラブコメ、部活、複数
・構成 : 7話収録(うち「田口」・「堂本」シリーズ×3)
・おまけ: あとがき、カバー裏にラフ画、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「山石18(やまいし・じゅうはち)」センセの「初恋リローデッド」です。

 ★★単行本構成、ほか ★★★

収録は7話。
うち3話は同キャラが登場する、軽いシリーズものみたいな感じになっていました。
詳しくは後述しますね。
全162ページくらいで、単行本はやや薄め。
簡単に、上記属性ではラブコメ、とさせていただきましたが。
厳密にそんなんは3話くらいです。
甘いタイトルでしたが、ジャンル違いに気を付けて。
他はなりゆきえっち~みたいな感じで、あまり感情が入らないものです。
おまけはあとがき、カバー裏のラフ画でした。

バレー部「高木夏蓮」・「秋山瑠璃愛」
※バレー部「高木夏蓮」・「秋山瑠璃愛」

 ★★絵柄について ★★★

カバーで刺さった方も多いでしょう、美麗なカラー絵。
白黒絵でも、ヒロインらは美形で魅力的です。
背景や小物もそれなりで、絵柄について大きな問題はありません
ただし、これが漫画になると…。
正直なところ、う1歩、2歩…という印象でした。

綺麗な細線で、ちょうど良いくらいの色彩。
コマ割りも広く、枠間もだいたい確保されていて収まり良く。
多少賑やかでも、見易くまとまった原稿です。
しかし、その変化の少なさに、大人しい擬音・漫符が加わるため。
勢いには欠けていて、パンチ力弱め
動きのある絵は微妙で、表情と台詞の馴染みがイマイチ。
テキストが刺さらない、ことも影響していると思います。
ほか、小さいコマが雑だったり、下着絵がピンとこなかったり…。
ちらほら引っかかるところがありました。
(個人的には、男性陣の軽くあいた口…、にへら、といった感じのが気になりました)
どちらも、そう極端なものではないのですが。

作画綺麗で原稿は見易く、ちょっとリアルさもあるためか、逆に粗も目立ち易く
やや損な点はあったと思います

 ★★収録話について ★★★ 7話収録

001:「Splash!」
水泳部のエースで、憧れの先輩「中村美緒」とお近づきになるため。
リレー選手に選ばれれば良いのでは、と考えた「山本コウタ」は居残り練習に参加。
すると、共に練習を続けていた「美緒」が直接指導してくれるようになっていたのでした。

↓表紙に引っ掛けられた方に嬉しい冒頭話。
なお、後方折り返しは、他先輩「大西」・「源」らも顔をみせてましたよー。
「コウタくん」がライバル視していた「岡田」
確かに馴れ馴れしくはしていたようですが、関係性については友人の2人も笑っていたので。
たぶん、まったく関係ないと思います。
オチではあー言ってましたけれど…いや、勝手に賞品扱いにしなさんな

介入なければ、おそらくは何もなかっただろう2人。
えっち展開は、それぞれの気持ちを察した、先輩「大西」・「源」らがお膳立てをしたため。
後半での2人がまた、可愛らしかったですよー。
あ、メインの「美緒さん」も無論。

025:「トモダチ以上コイビト未満」
049:「二人に挟まれて」
073:「ハメられて・女教師」
ちょっと大人っぽい美人で、「堂本晴」が憧れるクラスメイト「秋山瑠璃愛(あきやま・るりあ)」
しかし、放課後の校内にて、チャラい友人「田口冬馬」から忠告された事の理由を知ることとなったのでした。
そんなんが「トモダチ以上コイビト未満」

タイトルは異なりますが、これら「堂本」・「田口」コンビの3部作となってます。
ヒロインではなく、男子コンビらが連作に登場していくのは珍しいですね。

どちらも、「田口くん」が切っ掛けをつくり、オイシイ所を「堂本くん」が持っていくパターン。
ややタイプ異なる2人なので、仲良いのは意外。
なんのかんの、どっちもメリットあるのかな。
なお、「トモダチ~」と「二人に~」はお話も直接続いていましたが。
もう1話は特に直接的な繋がりはなかったです

ブログ書く際に、ひととおり、再度通して読んでみました。
うん。
チャラい「田口くん」より、真面目そうな雰囲気漂わせて次々関係していく「堂本くん」のがタチ悪いですね…。
次つぎモテてるのも腹立たしいわ(笑)

前述した1話目は、「瑠璃愛さん」
まだ学生ながら、発言は凄く。
なるほど、大人っぽく見える訳だわ。
(※学生なのに、初々しさないのはちょっと問題だと思う)
えっちは複数プレイです。

そちらのオチから続く2話目「二人に挟まれて」
発言そのまま、「瑠璃愛」とバレー部「高木夏蓮」を誘い、「堂本」・「田口」という4名で海へ行くといった流れ。
冒頭などには「瑠璃愛さん」も顔を出していましたが。
こちらのメインは「夏蓮ちゃん」
ショートのクセっ毛なスポーツ少女で、彼女から告白される流れ。
浴衣姿でのえっちになっていました。
次はぜひバレー部コスチュームでお願いしたいですね。
なお、裏表紙はこちらの2人だと思います。

オチには「瑠璃愛さん」が登場。
次もそんな感じになるかと思われたのですが…。

続く3話目「ハメられて・女教師」
はい、タイトルそのままヒロインは女教師に代わり、「瑠璃愛」・「夏蓮」らは顔すら見せません。
校内にて、生徒「田口」の性行為を目撃していた教師「桜」
友人で同じく教師をする「貴志川百合菜」に相談していたところ…。
その当人と鉢合わせ。
詳しく話をする~、という名目で、「百合菜」は共にいた「堂本」ともども部屋に誘ったのでした。

教師が異性の生徒を部屋に連れ込む~というのは、完全に言い逃れできないでしょう。
ヒロインは、どちらも教師なのですが。
特に誘った張本人である「百合菜さん」は…危機感ないなぁ。
その言動から察するに、あんなんは常習化していて、まだ露見していないため感覚も麻痺してるんではないかなぁ、って思いました。
そんな彼女らに巻き込まれていく「桜さん」が可愛い。
オチでの彼女は…ちょっと気になりました。(気持ち分からんでもないですが)

なお、先の「堂本くん」について。
こちらのヒロイン、「桜」・「百合菜」のどっちも彼に好意をもってましたよ…。
モテモテで羨ましい。

097:「エンジョイプレイ」
友人「拓也」の家で遊んでした「隼人」
そこに彼の姉「岬」が帰宅し、共にゲームをしていたのですが…。
「拓也」を使いに出したため、2人きりの空間になったのです。

収録ヒロインのうち、最も理想的なお姉さんしていたのが、こちらの「岬さん」
関係性としても、しっかりラブコメしてるのはコレだけですね…。
そうした美人から、えっち持ち掛けられる~という、実に羨ましい展開です。
今回が初対面でしたが、既に「拓也」から噂など聞いていたようで。
ふう~~ん、…いいじゃん
最初の台詞から、既にロックオンしてたっぽいですね。
いきなり距離も近かったですよ。

117:「エロングセミナー」
友人「長曾根竜也」に誘われて、参加した合コン。
そこには、大学の講師「鈴谷咲」がおり。
そちらでの会話から、昔風俗店に勤務していたことが判明したのでした。
弱みを握った「竜也」・「小塚伸二」らは、彼女宅での2次会を持ち掛けたのです。

金銭のため、とか言ってましたが。
まあ、犯罪ではないのだし、別にいいんじゃない?
女性側としては、流布されたくはない事でしょうけれど。
(※それを考えると、左に座っていた女性はちょっと悪意あると思う)
中盤以降の展開はまた、いかにも成年漫画してました。
既に彼ら大学生だから…そう問題ないのかな。

水泳部の先輩「中村美緒」、部長「大河内」
※左:水泳部の先輩「中村美緒」、右:部長「大河内」

137:「激しいのがお好き」
美人ながら、いつも説教ばかりしてくる部長「大河内」
そんな彼女が、街中で見知らぬ男性と共にいた現場を見た「島田健司」は…。
呼び出された際、そのネタで脅すこととしたのでした。

その、目撃シーンなのですが。
ただ男性と共に歩いていただけのこと。
特にホテルから出てきた、キスしていた~とかでなく…。
よくもまあ、その程度の情報で、仮にも上司にあんなこと言う気になったわね。
辞め時探していた、とはいえねぇ。

そんなんに、あっさり陥落した部長にアレコレする流れ。
こちらの黒パンストはイイ感じでした
後半の流れは、モヤモヤふっとばすものでしたよー。
前面折り返しはこちらの「大河内さん」だと思います。

あ、どうでもイイ事ですが、最後にひとつ
冒頭にて「健司くん」に説教するシーンあるのですが。
役職差あるとはいえ、相手立たせたまま~、というのはこの現代、何らかに引っかかりそうに感じました。
ナチュラルにやってるのなら、かなり感覚麻痺してると思う
ちゃんと座らせてから喋りなさいよ。

テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト

検索フォーム
最新記事
プロフィール

mangagohogoho

Author:mangagohogoho
Author: あおぶひでる
まんがとの出会いは一期一会。
そんな、漫画の魅力についてのんびり・ゆったり書きたいと思います。
漫画はいいもんですよね。

★現在は不定期に更新しています。

メールフォーム
※なにかありましたらコチラに。

名前:
メール:
件名:
本文:

最新コメント
月別アーカイブ
QRコード
QR
カテゴリ
カレンダー
07 | 2024/08 | 09
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
リンク
フリーエリア



 【 最近のオススメ漫画 】

■終電ないね。(イゲドアハ)

 終電ないね。 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック , 2024/12/25  [アダルト] イゲドアハ (著) 
  (※現在アマゾン登録なし25/12/03 Kindle版で短編はありました

 ⇒ 紹介ブログはこちら。


■異少女性愛(猫男爵)


異少女性愛(TENMACOMICS LO)(2024/12/26)猫男爵 (※現在アマゾン登録なし25/01/04)

 ⇒ 紹介ブログはこちら。




 【 そのほかいろいろ 】



こどくめ

『孤独のグルメ』巡礼ガイド 完全版 単行本(ソフトカバー) – 2025/1/10



ういんぐ

ウイングマン [Blu-ray]



ぷられーる

プラレール リアルクラス 485系特急電車 (JR九州・みどりエクスプレス)



トミカ

ドリームトミカ SP トムとジェリー



トミカ

トミカプレミアムunlimited 08 ヱヴァンゲリヲン新劇場版 アルピーヌ ルノー A310 (葛城ミサト)



ほくあい

ホークアイ Blu-ray コレクターズ・エディション


ろきに

ロキ シーズン2 Blu-ray コレクターズ・エディション



トミカ

トミカプレミアム トミカプレミアムunlimited RCバギー ホーネット



トミカ

タカラトミー トミカプレミアムunlimited RCバギー グラスホッパー



どるあーが

「ドルアーガの塔」40周年記念 公式記録全集 単行本(ソフトカバー) – 2025/3/14



うるとら0

ウルトラマンゼロ 15th Anniversary Memorial Photo Book Beyond the STARS – 2024/11/28



デップー

デッドプール&ウルヴァリン [Blu-ray]



ユミアノ

ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~



うるとら80

『 ウルトラマン80 』ブルーレイBOX



あまちしげる

江戸川乱歩の美女シリーズ Blu-ray BOX



三毛猫

赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズ [DVD] 石立鉄男 (出演)



iloveit

I love it/ 田村ゆかり (CD)

どぶろ

バストアルバム どぶろっく 形式: CD



たわわ

月曜日のたわわ(11) (ヤンマガKC) コミック 2024/09/02 比村 奇石 (著)



ほうきち

邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん Season12 (ホーム社書籍扱コミックス) コミック – 2024/11/25 服部 昇大(著)