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■ツンデレ片恋少女は生ハメセフレに堕ちました (睦月)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ネトラレ、学生、幼馴染み
・構成 : 5話収録(うち「寝取られた幼馴染姉妹」×2)
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「睦月(むつき)」センセの「ツンデレ片恋少女は生ハメセフレに堕ちました」です。

亜美
※亜美

 【 構成・絵柄 】

収録は5話ですが、それぞれページ量があり。
読み応えとしては特に問題ありません。
今回は実に分かり易いタイトル。
そのままネトラレ(NTR)のジャンルなので、好き嫌いがハッキリ分かれるだろうもの。
ぶっちゃけ…ひでるさんも得意ではありません。
本来ならスルーなのですが、今回は描かれてるのが「睦月」センセだったので…。
頑張って読みました。
漫画はガッツリそんなんで、変化球的なものもほぼなく。
紹介帯の「ヒロイン全員寝取られます。」という文言の通り、きっちり全ヒロインが堕とされていきます
救い的なものもありません。
こうしたジャンルがお好きな方は、ぞくぞくくる…ことでしょう。
…たぶん。
ストーリーですが、…ごめんなさい。
同ジャンルのうち、高いレベルではなかったかなー、という印象。
あちこち引っ掛かるところがありました。
前述したように苦手系統なので、そう詳しい訳でもないのですが。
普通に漫画のお話として、すんなり腹落ちはしなかったです。

もしかしたら…。
今回はもともと彩色原稿だったのを白黒印刷にしているのかな。
白黒絵の繊細な線での作画が好きだったのですが、収録各話は全てそんなんで。
ちょっと、劣化してしまっている印象
全体に灰色がかったようなデジタル調で、色付き・濃淡はそこそこ。
描き込みはややサッパリ気味。
コマ割りは中小で収まり良く、多少はみ出すくらい。
ジャンルがためか枠間は黒で塗りつぶされていて、原稿は暗めになっていました。
背景や小物もやはりサッパリとしています。
作画の違和感は人物絵にも影響しており。
そう悪くはないのですが…綺麗で可愛らしくもあった、本来の良さが出てないように思います
正確な初出は不明なのですが、おそらく各話で原稿時期も開いている雰囲気で。
そういった要素なども、マイナス方面に作用したと考えられます。
↓表紙・裏表紙は非常に良かったんですけどね…。
あるいは、全編彩色原稿だったなら、また違って見えるのかもしれません。
ひでるさんはセンセのファンなので、その期待値も大きく。
正直なところ、ガッカリ感が今回採点に影響していると思います。

 【 収録話 】 5話収録

003:「寝取られた幼馴染姉妹・優姉と夏月 妹編」
035:「寝取られた幼馴染姉妹・優姉と夏月 姉編」
親の再婚で義理の兄妹となった「亮斗」と「夏月」
しかし、「夏月」はもともと彼に苦手意識あり、家での行動にも不審なところがあり…。
相談かたがた、告白までされていた「太一」でしたが。
彼はその姉「優」に想いを寄せており、「夏月」の告白に応えられなかったのでした。

そうした四角関係からの姉妹ネトラレ漫画です。
ちなみに、「亮斗」と「夏月」は同居していて、「優」は独り暮らし。
「優さん」が好きな「太一くん」でしたが、付き合うことはできてなく。
ただし、キスとお口ではシテもらっていました。
それをネタに、「亮斗」は「夏月さん」を落としにかかるのですが…。
さらに、その「優さん」は妹(「夏月さん」ね)の想いを知っていたので…。
完全に「太一くん」には応じられてなく。
また、そうした思いがため、「亮斗」の作戦にかかってしまうのでした。

夏月と優姉
※夏月と優姉

前半はタイトル通り妹「夏月さん」
あんなん見せられて、ショックは受けているのでしょうけれど。
相当に毛嫌いしていた「亮斗」に、あっさりえっちサレてるのには疑問。
少なくとも…全裸にはならないだろうか、と思いました。
拘束されてしまう~、くらいの事があっても良かったのでは。

後半は姉「優さん」
分からんでもないのですが、妹のためとはいえ…あーまでするのも…どうかなぁ。
別に「太一くん」は嫌っていた訳でないのだし。
(※さらに、「亮斗」に好意はない)
オチはげんなりするようなブラックさがありました。
かなり極端でしたけどね。

065:「ネトラレスクールカースト サッカー部のゲスと文芸部少女」
「高野(智)」と付き合う「麻生史奈」
スタイルの良さがためか、校内で有名な不良「隼翔(はやと)」に目を付けられていたのでした。
うーん…。
こちらの「隼翔くん」はベタベタな悪人キャラなのですが。
こんな学生…いるか?
前半もそうなのですが、切っ掛けとなった際もされるがまま、みたいな「史奈さん」がよく分かんない。
文芸部で大人しい女の子、なのでしょうけれどね…。
そんな彼女に執着している、「隼翔くん」もイマイチよく分かんない。
初登場時は両手に花という状態で、特に女性に困ってる感もなかったのです。
(※これなら、女性慣れしてない男子とかに狙われる~ってのが合うと思いました)
文芸部らしく、一部小説調になるのがポイント。

095:「恋愛相談…しただけなのに…」
テニス部で活躍する「矢代裕也」と付き合っている「亜美」
優しくて格好良く、どうにも差を感じていたところ。
家庭教師「田代正樹」は柔らかな物腰で話し易く、彼との関係について相談するようになっていたのでした。
現在の彼氏「裕也くん」との関係は…やや差を感じます。
学生カップルの、ひとタイプという感じ。
ひと押しで…あっさり崩れそうでした。
いつもニコニコしている家庭教師「正樹くん」は、仕掛ける際に本性を見せるコマがポイント。
あれで成績をキープしていたのは、なにげに凄い。
オチは真っ黒でしたが…これまたちょっと極端過ぎるかなぁ。
もっと普通っぽい方が、重く感じるのでは。

麻生史奈、真紀
※左:麻生史奈、右:真紀

159:「ずっと待ってたのに…私ヤリチンのアイツに処女を捧げたよ」
「真紀」は幼馴染み「一斗」に想いを寄せていましたが…。
会うといまいちかみ合わず、揉めてばかりいたのでした。
どうにも煮え切らない2人の間に立っていた「大智(だいち)」は、ついに行動を起こしたのです。

あとがきによると、センセはこちらの短編が最もしっくり来るようでした。
確かにこのお話は青春エピソードですわね。
(ボタンは賭け違えてしまうものの…)
厳密に異なりますが。
単行本の表題”ツンデレ”が当てはまりそうなのは…この「真紀ちゃん」かな。
エピソード中で、結局「一斗くん」は彼女と付き合ってなく。
ネトラレ、とはやや違いますね。

また、いちおう「大智くん」はそれぞれに気を使っていて、仲を取り持とうともしており…。
他エピソードのゲスいネトリ男性らとは、ちょっと異なる感じでした。
彼の「俺だって純粋~」とかそのほか発言の諸々は、おそらく本当ではないか。
これまで4名と付き合っていたとか、やりちん、っぽい彼なのですが。
そんなんも、ただ「真紀ちゃん」を諦めようとしていただけではないか、と…。
まぁ、彼自身もいまいち素直ではないので、ああした言動になっちゃうんでしょうけれど。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は毎度お馴染み「睦月」センセでした。
こちらのブログでは、「着ラブ」、「着デレッ」、「誘惑スイートタイム」、「恋えっち」、「このまま膣内で…」、「ヤって…動いて!射精して」、「どっちの膣内が好き?」などを紹介しています。
こちらは9冊目の単行本、でいいのかな。
久しぶりにセンセの名前を見つけ、小躍りしていたのですが。
まぁ、前述してきたように…全然刺さりませんでした。
好みでないジャンルというのが大きいんだろうなぁ。
センセ自身も「普段描かない感じのもの~」というようにあとがきでコメントされていました。
これを糧に…。
また、いつもの調子の漫画が充実していけばいいな。



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■ゴキゲン彼女 (治屋武しでん)

★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●◎〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、ロリ、貧乳、日焼け跡、水着
・構成 : 初単行本、10話収録
     (うち「おねだりおさなづま」×2、一部同一世界あり)
・おまけ: あとがき、
      カバー裏に表紙イラスト大解説(裏表紙もあるぞ大解説)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「治屋武しでん(ちゃん・しでん※)」センセの「ゴキゲン彼女」です。
(※Chan Shiden を仮名にしました)

ニーナちゃん
※ニーナちゃん


 【 構成・絵柄 】

収録はだいたい短編での構成。
2話の連続話が1つあり、2話ほどで同一世界な漫画もありました。
「TENMACOMICS LO」のレーベルで、確かにそれっぽい娘もいるのですが。
キャラ的にもお話的にもそうロリロリとはしてなく。
ただいま成長中、って感じがしました。
漫画は楽しいラブコメ話で、水着・日焼け跡が最大の特徴
まさに紹介帯の文言通り。
その2つにピーンとくる方は、手に取って間違いないでしょう。
また表題そのまま甘さもあり、良い読後感の作品群でした。

しなやかな極細線での作画。
黒色はしっかりしていますが、全体では白比率もあり。
描き込みはそうコテコテしていないため、画面はあっさり気味な味わいです。
コマ割りは中小で変化もあって賑やか目。
原稿時期は書かれていなかったものの、各話にて差が感じられます
線・バランスにはやや不安なところも見え、背景や引き絵で気になる部分がありました。
人物画はゆるっと丸い輪郭で、頬がふっくら大きいロリっとした可愛さ。
頭に対してやや体が小さめ。
ただ、そう極端にデフォルメされたスタイルでもありません。
漫画はコメディーちっくな表現で、ラブコメとの相性は良好。
なんとなくですが、えっち時はややしっとりとしていて…またいい感じでした。
お好きだろう水着の表現に優れており、そんなんが好みな方はぐさー刺さると思います。
カラーだとやや雰囲気異なるため、判断については紹介帯のカット絵がいいでしょう。

 【 収録話 】 10話収録

003:「約束守って!みちるちゃん」
シーズンベスト更新できたら、初体験の話考えたってもええよ
そんな約束を彼氏としていた水泳部「みちる」
記録を見たところ、実際に記録更新をしており。
女子更衣室にやってきた彼は、誤魔化そうとする彼女を気にせず準備を進めるのでした。
関西弁と高いテンションが可愛い「みちるちゃん」
まぁ、約束だし、彼氏だし…頑張った彼を受け入れるしかないなぁ。
作品の時期は新しいのか、安定した綺麗な作画で水着の表現も抜群。
スクール水着と日焼け跡が堪能できる、単行本を代表するようなエピソードでした。

みちるちゃん、マキちゃん
※左:みちるちゃん、右:マキちゃん

023:「妹が彼女じゃだめですか」
街中で女性とツーショット兄を見掛け、不機嫌な「すずか」
帰宅した兄はそんな彼女に気付き、想いを告げるのでした。
ごく簡単にはそんなん。
2人は既に関係しており。
まぁ、「すずかちゃん」があーした態度になるのも仕方ないか。
いちおう近親がタブーという認識もあり、こちらは最後の壁を突破する(してしまう)ようなエピソードです。
スパッツと合う色気ない下着デザインが、彼女らしくていい感じ。
運動部かな。
ラブラブえっちで言葉とは裏腹にトロトロな「すずかちゃん」がキュートでした。

045:「おねだりおさなづま」
181:「おねだりおさなづま いちてんご」
年齢的に、あと3年通い妻をしなければならない「マキ」
結婚して公にデートなどを楽しみたい彼女にとって、その年数は長く。
既成事実を作ることで、強引に事を進めようと考えたのでした。
明るく活発な娘で、あのテンションとばっさりした思考は彼氏にとって恐怖
本気でなにかしそうですよね。
あとで向こうの両親にボコボコにされそう。
抵抗しようとしていたものの、度重なる彼女のお誘いに結局は流されてしまうのでした。
いいのか、それで。
下着は年相応の可愛らしいものでしたよ。

「おねだりおさなづま いちてんご」はその後の風景。
どこにも記載なかったので不明ですが、もしかして描き下ろしかもしれません。
彼女のおねだりで、学校教室でのえっち。
メインは制服冬服でしたが、こちらは夏服。
また、その下にはスクール水着を着るサービスっぷりでした。
日焼け跡もしっかりありましたよ。
なお、最終ページにて、実は↓表紙へとつながる短編でした。

065:「ちょいS彼女かえでちゃん」
付き合っている年下な彼女「かえで」
委員会の仕事をしているなど、ぱっと見はごく真面目そうな娘なのですが。
我慢できない」と公園トイレ内で誘ってきたのでした。
ゾクゾクするんだそうです。
エロい娘だ。
なかなか口が達者で、丁寧な口調でタイトル通り言葉責めを仕掛けてきていました。
あれを言いつつ当人がテンション上がっているんだろうなぁ。
ことえっちでは、完全に彼女が主導権を握っていましたねー。
やや分かり辛いですが、彼女も日焼け跡が楽しめます。

085:「ブービー・トラップ」
ホームステイの「ニーナ」
お国柄が距離感はやたら近く、「ユージ」はベタベタしてくる彼女を意識していたのですが。
買い物から帰宅すると、かなり無防備な状態で居眠りしていたのでした。
そんな訳で、成年漫画の定番・寝込み襲う展開。
結構大胆なことしてましたねー。
「ニーナちゃん」は褐色肌で、日焼けではない様子。
控えめなサイズのおっぱいが可愛いです。
タイトルが↑あんなんなので、慣れた方はその後の展開は想像つくだろうと思います。
そもそも性的なアプローチもされていましたからね、彼。

101:「はじめてどうし」
両親が海外へ出掛けたため、昔馴染み「みなみ」は「樹」の家に泊まることとなりました。
成長してきても昔と変わらぬテンションと接し方で、「樹」はどぎまぎしていたのです。
深夜ふとトイレに立った彼は、風呂場の明かりがついていたことに気付き。
さては消し忘れかと扉を開けたところ…風呂場から出て来ていた「みなみ」と鉢合わせしてしまったのでした。
うん、なにゆえあんな時間に風呂入ってたんだろう
いちおう人の家なのに…。
(※風呂の順番をお客さん最後にするのは考え難いし、0時を過ぎた時間で勝手に風呂沸かしたとも思えないし)
見事な日焼け跡と成長途中なスタイルが眩しい。
間違いなく彼女は「樹くん」の感覚よりも、よっぽど大人な思考になっていて。
知識も年相応にありましたね。
鉢合わせは想定外だったようですが、いいチャンスだと考えたようでした。
事後のラブラブっぷりがキュートでした。
もともと、このお泊りの機会に~って計画していたのかもしれませんね。

121:「放課後ランデブー」
ちょっとどんくさいため、ほおっておけない「妙子」
その日も1人で教室の掃除をしており。
待ち合わせをしていたこともあり、それを手伝っていたのですが。
急に真面目な感じにお礼を言われてしまい、照れて間がもたなくなったため…。
おっぱい触らせてもらう権利くらい、発生してそうなもんだけどな
そう口走っていたところ。
「妙子」は服をはだけてみせたのでした。
実際こんなシチュエーションだったら、ドキドキするだろうなぁ。
告白された、というかそれ以上な感じですもんね。
「妙子ちゃん」は雰囲気そのまま、結構なバストの持ち主。
多少抵抗あったものの基本的には受け入れてくれ、教室えっち展開となっていました。
オチのやり取りが甘くて素敵
次は黒ですな。

妙子ちゃん、田辺さん
※左:妙子ちゃん、右:田辺さん

141:「げんきなこえで」
161:「フェア・トレード」
こちらの2話はタイトル異なりますが、同一世界のエピソード。
前半3ページまでは、双方ヒロインは同じ教室におり。
(※「フェア・トレード」では一部省略されてます)
別れた後の、それぞれ風景が描かれていました。
分岐してるんですね。
なお、こちらの2人はもくじ部分にも登場しています。

まずは「げんきなこえで」
ポニーテールの「直」さんは校内にて彼氏「江古田太一」との放課後えっち。
これは競泳水着ですね。
カバー裏は彼女だと思います。
シタい日には着て来るという約束になっているようでした…が。
それ、特に「太一くん」の趣味って訳ではないんですねー。
なかなか面白いことを「直さん」が言ってるので、ぜひ理由は本編にてお確かめください
全部使うって、体力あるなぁ。

続く「フェア・トレード」はカチューシャが特徴の「田辺」さん。
冒頭で言われていた”提出の課題”のため、彼氏「匠」くんの元を訪ねるのでした。
1回1ページ、1回イケば相殺。
そんな条件からのえっちなのですが…そうえっち対決みたいな感じはなく。
ラブラブで、そんなん吹っ飛んでおりました。
なお、部活に出るつもりだった「田辺さん」がため、彼女も競泳水着でした。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「治屋武しでん」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
…で、分からないのがお名前の読みなのですが。
本に書かれたルビは全て「Chan Shiden」となっており。
↑上でもそうしたのですが…。
いまいち読みが合わず、また検索してヒットするのは、「じやたけ・しでん」でした。
うん、確かにそっちのが正しそうなんですが。
どうでしょう。


ゴキゲン彼女 ゴキゲン彼女 (TENMACOMICS LO)
                  (2019/1/28)
                  治屋武しでん
                  ※アマゾン登録なし


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■春の疼き (翁賀馬乃助)

★まんがデーター [19.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、フェチ、お姉さん
・構成 : 8話収録
     (うち「ゆるぐだモラトリアム」×2、「元カノ失格」×2)
・おまけ: あとがき、合間にアフターストーリー・ヒロイン紹介、
     カバー裏にしたがき、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「翁賀馬乃助(おきなが・うまのすけ)」センセの「春の疼き」です。

西迫たまき
※西迫たまき

 【 構成・絵柄 】

収録は2本の連続話と短編。
全エピソードに1ページの描き下ろし後日談と、ヒロインの紹介ページがあり。
それぞれお話の広がりが感じられます。
ジャンルはラブコメで、ラブ・コメとも適度なくらいあり。
どちらも読み易い仕上がりでした。
強いパンチ力と勢いのあるえっちシーンには圧倒されると思います。
また、ヒロインらが皆さん個性的で、フェチっぽい色も感じられ…。
あちこちの描写にて、ぐさー刺さる事もあるでしょう。
良かったです。

強く・しなやかな線での作画。
全体の色付きはそこそこで、適度に白比率があります。
濃淡・描き込み具合はちょうど良く。
コマ割りは縦に細かいのが目立ち、横長なコマ多め。
枠間はだいたい確保されてましたが、はみ出し・ぶち抜きも多く。
原稿は静・動でメリハリがあり、また丁寧で安定していました
漫画はラブコメ調で崩しもちらほら。
勢いと雰囲気ある擬音がお上手です。
人物らは漫画っぽい可愛らしさ。
ぱっちりとした目が共通しているのですが、キャラ毎にバリエーションがあり。
受けるイメージはそれぞれ結構異なっていました。
色彩絵は白黒絵からまた多少違っていて。
だいたいはカバーで良いものの、お手間でなければ「ワニマガジン社」さんのHPにてサンプルを見るのがオススメ。

 【 収録話 】 8話収録

003:「ひとりぼっち×2」
バイトをしていた職場のコンビニが最寄りなため。
仕事帰りの「梶」はよくそちらに顔を出していたのですが。
ひょんな事から、元同僚「三石莉音」と夕食を共にすることとなったのでした。
「梶くん」はもともとフリーター。
辞めて就職した先はいわゆるブラック企業で、疲れ切っている状態。
一方の「莉音ちゃん」はギャルちっくな女学生。
裏表紙をゲットしていました。
ひでるさんは収録でこの娘が最もお気に入り。
タイトル「ひとりぼっち×2」が示すそのまま、とある事情がため彼女も良いとは言えない現状。
やや年の差ありそうですがお互いに好意もあったようで~。
じわじわとした流れからの、急速なえっち展開がリアルっぽくて非常に良かったです。
既に相当だよ
という前後がまた素敵ですね、テンション上がりますわね。
アフターストーリーはあーでしたが…もう賃貸引き払っちゃって良いのではないかな。

三石莉音、汐潤
※左:三石莉音、右:汐潤

029:「@ほ~むビデオ」
浮気されたという姉の愚痴を聞いていた「木下ひまり」
その影響で自信が揺らいだ彼女は、夫「正樹」にとあるお願いをしたのでした。
結婚3周年だそうです。
まぁ、いい機会だから、変わったプレイしてみるのはいい事かも
ちゃんと合意してヤってましたからね。
ほわほわとした正確にむちむちっとしたスタイルがエロい「ひまりさん」
アフターストーリーでは色々なコスプレなども見せてくれているんですが。
本編の数年後に始めた、というママさんバレーのイラストが最もお気に入り。
かぁーっ、あの姿でえっちする後日談がみーたーいー。
あるいはそんなんで連続話とかあればいいなぁ。

049:「ゆるぐだモラトリアム」
071:「ゆるゆる!?コンドーム」
カップル「西迫たまき」・「克也」の、だらだらっとした日常での濃厚えっち話。
中扉が「たまきさん」です。
彼女は…細身でおっぱいもそう大きくなく、また容姿も可愛い・美人のどちらでもなく…。
普通っぽいところが逆に魅力なヒロイン。
そんな彼女がゆるゆるだらだらと激しいえっちしてるのがポイントですね。
解説によると、前巻収録の短編「7月の黄金比」と同世界な漫画とのこと。
続く「ゆるゆる!?コンドーム」は4ページのショート。
2人のやり取りが面白いですよ。

075:「元カノ失格」
099:「元カノと、それから」
ふと見知らぬ風景で目覚めた「汐潤(うしお・じゅん)」
自らは全裸で横には元彼が寝ており…。
詳しく聞いたところ、取引先との飲み屋で再会した2人はそのまま一夜を共にしていたようなのでした。
ざっくりはそんなお話。
収録では唯一のキッチリ連続話なヒロインなのですが、彩色絵がなくやや気の毒な「潤さん」
(※あとがき絵でした。ちなみに、店舗特典でもカラ―絵に選ばれてなかったですね)
むっちりスタイルと、広めな額に黒眼鏡が特徴の知的そうな女性です。
オープニングは事後の翌日で、本編は目覚めの即えっち展開。
えっちの相性は良いようで、雰囲気とは裏腹にほぼ全編えっちみたいになってました。

2話目「元カノと、それから」は1週間後の風景。
前話では着衣絵はわずか1ページ程度でしたが、こちらはしっかり着衣で開始し、最中も全裸にならず。
黒下着と黒パンストが実に素敵でしたよー。
漫画は、曖昧さあった前話の補完エピソードみたいな感じ。
ちゃんと話が出来て良かった。

115:「清く淫らな僕らの事情」
風俗店で働く「相馬」はホステス「加賀谷響香」の揉め事に巻き込まれてしまい。
それを切っ掛けに、頻繁にやり取りするようになっていたのでした。
折り返しにカラー画がありましたが。
金髪に褐色肌、強めな化粧という、いかにもな雰囲気。
ぱっと見で、「相馬くん」にはやや荷が重いかなー、って見ていたものの。
子持ちバツイチで元旦那も微妙なため、苦労しており。
外観と違って可愛らしい方でした
彼女の息子さんとのやり取りがいいですね。
大変なことも多いでしょうけれど、頑張って。

加賀谷響香、棚倉紬
※左:加賀谷響香、右:棚倉紬

153:「舫い糸」
東京から田舎に帰省していた「浩一」は「棚倉紬(たなくら・つむぎ)」に再会。
来年受験という彼女はやや様子がおかしく。
皆に言われたこともあり、相談に乗ってみることとしたのでした。
こちらの「紬ちゃん」が↓表紙をゲットしてます。
(※ちなみにもくじ絵も彼女です)
カバーは脱ぎかけでやや分かり辛いのですが、制服に上だけジャージ着ている恰好です。
本編でも実際にそんな感じになりますよ。
こちらはコメディー成分薄く、ちょっとシリアスさもある青春エピソード
2人の関係は正確なところがやや不明なのですが…従妹か近所のごく親しい幼馴染みとかなのかな。
解説で「親戚」とあったので、これは従妹が正解か。
漫画の前後でテンション変わる「紬ちゃん」に注目です。
アフターストーリーが甘いですよ。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「翁賀馬乃助」センセでした。
こちらが2冊目…でいいのかな。
ひでるさんは今回が初見です。
前巻は…と「ワニマガジン社」さんのHPで確認しましたが。
あー、おそらく、カバーとタイトルで様子見をしたんだろうなぁ、と。
今回が非常に良かったので、探してみようと思います。
カバーはコッチのが全然良いのではないかなぁ。
あ、あと裏表紙について。
6ヒロイン×8作品+全キャラ描き下ろし後日談収録!!
…と、内容について詳細に書かれていて。
これ、なかなか親切なつくりで、非常に良いと思いました。
今後も続けていただければいいな。




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■ヨールキ・パールキ作品集(2) (露々々木もげら)

★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ホラー、洋風、ラブコメ
・構成 : フルカラー(242P)、4話収録。
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「露々々木もげら(ろろろぎ・もげら)」センセの「ヨールキ・パールキ作品集(2)」です。

ニーナさん
※ニーナさん

 【 構成・絵柄 】

収録は4話とかなり少ないのですが。
240ページを超える、たっぷりボリュームな単行本です。
それが、全てカラーページという贅沢な仕様。
またその紙質が良いものらしく…。
デラックス超合金、みたいな重量感がありました。
見た目の雰囲気よりも断然に重く…。
両手で持って動けば、なんらかエクササイズになってしまいそうなくらい。
(※ひでるさん未所持なのですが、もう1冊は前巻が良さそう)

もともとは同人発表された作品な様子。
そのため、各話は変則ページ量で、感覚的には長めな短編という印象です。
お話によっては、区切りっぽいタイミングがあり。
話数区切りも出来そうでした。
(※真っ黒なページが差し込まれています)
ジャンルは…センセのあとがきには、
ホラー、オカルト、少しネガティブな題材
とのこと。
まぁ、普通に学校行ってる男女の恋愛模様~なんてお話はなく。
ぱっと一言で表現するならば、ゴシックホラーみたいなん。
収録の2話目は日本のアパートではありましたがね(笑)
全体はとかくエロエロしく、ストーリーは明るくないものの、ブラックさは強くなく。
ちょっと甘さもあったりしていて、ざっくりですがラブコメっぽくも感じました。
↓表紙あんなんですけど、そうホラーという単語を警戒しなくて良いと思います
(※4話目はちょっと気持ち悪いところあるかも)
あまり他では見られない、独特な世界を堪能ください。

こうしたオールカラーな単行本が発売される、ということで。
作画は実に見事なもの。
↓表紙そのままの判断で大丈夫です。
フルカラー単行本に限らず、↓表紙と本編で微妙に力の入れ具合が変わる、って事はままあるのですが。
こちらの場合、背景が効果だけとか真っ白ということもほぼなく。
一定のクオリティが高い位置で保たれているのが特徴的
商業発表でないのが大きいかもしれませんね。
濃い目な色彩で、ジャンルもあって黒色が深く。
枠間とかだいたい確保はされているのですが、吹き出し・擬音・漫符などでかなり賑やか。
コッテリとした味わいです。
お話の雰囲気とよく合ってました。
人物絵はリアル寄りで、まつ毛クッキリの横長タレ目がポイント。
なんというか、普通に服着て立っている絵も、妖しくエロちっくでした。
カバーのイラストが分かり易いので、店頭では表・裏を確認していくのが良いでしょう。

 【 収録話 】 4話収録

005:「婿殿は地縛霊」89
幽霊屋敷に住む「ニーナ」
両親は長期出張、姉は海外留学となり、屋敷で初めて1人きりとなったのです。
恐怖はあったものの、家族皆強い性欲あるようで。
これ幸いということで、「ニーナ」はあちこちで独りプレイをしていたのですが…。
それを切っ掛けに、霊体であった伯爵「ロラン・トルストイ」が実体化したのでした。
ごく簡単にはそんな話。
その伯爵さんが…↓表紙の骸骨ですわね。
おっかない雰囲気とは裏腹によく喋り、ユーモアもあって面白い方。
(※声帯うんぬんのくだりは、なるほどと思いました)
ヒロインの「ニーナさん」は黒髪ロングの可愛らしい娘。
初対面では驚いていたものの、彼の言動もあってすぐに慣れており。
骸骨ながら彼が照れる描写もあるくらいの笑顔まで見せるようになっていました。
彼女の独りプレイで実体化は進み、彼はさらに変化していき…という感じ。
中盤あたりのお姉ちゃんと電話で会話している場面がいいですね。
1枚絵で描かれていたその詳細については、次のエピソードをお待ちください。
後半は盛り上がることと思います
まさか、あーした展開になるとは、驚き。

姉「サーニャ」、妹「ニーナ」
※左:姉「サーニャ」、右:妹「ニーナ」

099:「事故物件×留学生~四畳半の不可思議な情事~」29
日本の学校へ通うため来日していた「サーニャ」
費用を浮かすため、不動産屋から紹介された”事故物件”に住むこととしたのですが。
それがためか、淫夢をよく見るようになっていたのでした。
前述しましたが、こちら前話と繋がりがあります。
”ぼんやりとした姉”
…そう紹介されていた、「サーニャさん」のお話ですね。
彼女の一人称で、文末にカタカナが混じるのが特徴。
当初は淫夢だったのですが、エスカレートしていき。
いつの間にやら、なんらか不確かなモノに頻繁にえっちされてました。
お洗濯・料理中のプレイが好き。
あんなんに、
いきなりはやめてくださイ~ッ!
という返しは…もっとやってくれ、みたいな感じがしました(笑)
お姉ちゃん可愛いなぁ。
収録ではこちらが最も好き。

128:「L教会と異端者一家」79
※正式なお名前は長いので、いきなり略称にて書きます。
いささか特殊な修派、というログノフ教会。
そちらに住む父「イヴァン」ほか一家のお話です。
母「ソーファ」はシスターなのですが、信者とえっち(尻)していて。
弟「アリーク」は両手足が義手で、姉「キルーシャ」に色々シテもらっており。
また、その「キルーシャさん」も父親と色々シテいる…という、内部でドロドロしている家庭です。
やがて息子と交わるようになった「ソーファさん」は、意外な台詞を口にしていて~。
果たして何が起こっているのか、起ころうとしているのか!?
…といった導入。
中盤あたりから、「アリークくん」の視点となり。
この一家の秘密について、ゆっくりと明かされていきます。
オチがいいですね。
あの後は大変なこととなるんだろうなぁ。
シスター服の「ソーファさん」もいいのですが。
こちらのメインはツインテールの姉「キルーシャさん」でしょう。
冒頭には家族写真にキャラ紹介がされているのですが(名前と愛称ね)
そちらの「キルーシャさん」が実にキュートでした。
もう少し彼女だけ見たかったなぁ。

母「ソーファ」・姉「キルーシャ」、雛宮千代
※左:母「ソーファ」・姉「キルーシャ」、右:雛宮千代

209:「夜な夜な学園の怪奇たちとドスケベしちゃう少女のお話」32
県内で偏差値高くお嬢様が多く通う私立皇女学園。
そちらで夜間警備員をする主人公は、個室にカメラを仕掛けていたのですが。
夜間のリアルタイム映像にて奇妙な場面を見たのでした。
ごく簡単にはそんなお話。
タイトルに”学園の怪奇たち”とありますが。
そのまま、色々なプレイが描かれておりました。
ちょっと気色悪いのもありましたよー
(※でも、こうした系統ではだいぶソフト目であったとも思う)
制服女子が登場することもあり、収録では最も和風で現代ちっくな漫画です。
こうしたストーリーで、最後があーなのはお約束でしょう。

 【 その他 】

以上、本日は「露々々木もげら」センセでした。
こちらが2冊目でいいのかな。
ひでるさんは…てっきり「ヨールキ・パールキ」がお名前なのだと思っていました。
ブログ書く段になって間違いに気付いたのです…。
あれはサークル名なんですね。
実は1冊目もちゃんと認識していて、店頭では迷ったのですが。
なんとなく…おっかない雰囲気で、また形状が特殊(横開き)だったので、悩んだ結果様子見しちゃいました。
そんな訳で、もともと気にはなっており。
今回は↓表紙が好みでそちらが決め手となり、手を出してみました。
なるほど、超人気云々はその通りでしょう。
凄かった
真っ暗なだけでないお話はぶっちゃけ予想外だったのですが、それも良かったです。



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■好きな娘のお姉さん (オレイロ)

★まんがデーター [13.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳、お姉さん、制服
・構成 : 9話収録(うち「好きな娘のお姉さん」×6)
・おまけ: あとがき、ゲストページ、合間にイラスト。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「オレイロ」センセの「好きな娘のお姉さん」です。

妹の友人「美香」
※妹の友人「美香」

 【 構成・絵柄 】

収録は表題の中編と短編群。
話数9話のうち、4本のエピソードとなっています。
メインの表題作はストーリーもの。
ヒロインとの甘いラブコメ展開で、様々なシチュエーションが楽しめるようになっていました。
その他短編らも、甘さのあるラブコメもので。
先輩、幼馴染み、妹の友人…と、年上・同年代・年下、という満遍ない布陣(笑)
また、制服率が高いので、そんなんが好みな方も満足いただけると思います。
読み易い反面、ややこしい事はほぼなく。
じっくりお話を楽しむような単行本ではありません。

しっかりとした曲線での作画。
全体の色付き・濃淡、描き込みなどは過不足なく。
乱れなく安定しています。
コマ割りは比較的大きく、大抵枠間はなく。
はみ出し・重なりが多め。
原稿はかなり賑やかでした。
漫画はラブコメちっくで表情は少な目。
擬音などの効果で迫力もあります。
動き・コマ配置などのバランス面はやや気になりました。
皆さま立派な巨乳っぷりが特徴で、当然ながらそちらがセールスポイント。
たまに成年系で見られる、デフォルメの強い、いわゆるどっかん爆乳ではないのですが。
バスト表現はそのサイズもあってか、なんというか…漫画っぽい描き方
こうした需要も間違いなくあるのでしょうけど、気になってしまう方には基本的に難しいと思います。
人物絵は横に広めのふっくらスタイル。
ガラスのような透き通るタレ目が特徴的な可愛らしいもの。
カラーでもそう変化はないのですが、判断は紹介帯のカット絵もある裏表紙が良いでしょう。

 【 収録話 】 9話収録

023:「好きな娘のお姉さん」 6話
グループ課題で想い人「真央」の家に集まることとなり。
これを機会に告白しようと手紙を書いてきた「優太郎」でしたが…。
そちらで「洋治」との交際宣言をされてしまい、告白前に玉砕してしまったのでした。
失意のまま席を外した「優太郎」は、「真央」の姉「カナ」と鉢合わせしたのです。
ざっくりではそんな導入部。

表題作で、基本的にはタイトルそのまま。
好きな娘には告白前にばっさり振られたのですが、その姉とイイ感じになっていくという、複雑なお話
…かと思いきや。
好きだった相手「真央さん」と、いきなり関係してしまった「カナ姉」との間で揺れ動く「優太郎」~、なんてことにはならず。
ある意味では潔い、そうでなければ乗り換えの早い彼がため、特に問題なくお姉さんとラブラブしておりました
「真央」には振られて泣いちゃうくらいの想いがあった筈なのですがね…。
ただ、まぁ…似た顔した巨乳な年上女性と初体験なんぞしたならば。
あのくらいの年齢な男子はイチコロ~、というのもあるんだろうなぁ。
なお、2人は冒頭話で初対面。
これは「カナ姉」のが彼みたいなんタイプだったのかもしれませんね。

カナ姉
※カナ姉

いちおう、前話オチから付き合うこととなり。
公園デートとなっている2話目。
「カナ姉」のガツガツしたお誘いで、野外えっちになります。
うん、彼女のが強く好意もってますわね。
えっちの相性も良かったらしいですよ。
3話目はその日の夜風景。
公園で突然の雨に遭ってしまい、とりあえず「優太郎くん」宅に避難することとなったのでした。
成年漫画では御用達みたいなシチュエーション。
また、「優太郎くん」の両親はいつも遅いらしく…。
安心して(?)、2人でお風呂からのえっち発展です。
彼がまたこんな展開を計算してないだろうところが、「カナ姉」には刺さるんだろうなぁ。
もう、すっかり恋人同士という感じで、イチャイチャしておりました。

4話目はラブコメのお約束、夏祭りエピソード。
「カナ姉」は浴衣姿で、紙を束ねてサイドテールにしています。
久しぶりに「真央さん」も登場しているのですが…もう完全に吹っ切れてますね、彼。
まぁ、あのおっぱいならば仕方ないか。
どこまで本気か、「カナ姉」はちょっと気にするような発言をしていましたが。
いや、全然大丈夫よ、ええ。
なお、後の展開もセオリー通り、野外プレイとなっています。

夏休みに突入している5話目は…彼の部屋で宿題。
台詞にもありましたが、「優太郎くん」はソレでいいのか。
まあね、「カナ姉」とイチャつきながら勉強(…うわ、はかどらなさそう)というシチュエーションも良いものでしょうけど。
ちなみに、こちらでは「カナ姉」の友人「愛衣」が登場。
この娘がまたエロく、ちょっとオモロイ展開になっていました。
ふーん、私がそんなコトするって思ってたんだ
そうした台詞が全てですわね。
なお、そんなこんなで、結局宿題はほぼやってなさそうでした。
そのオチから続く最終の6話目。
これまで順調に付き合っていた2人でしたが~というもの。
漫画は「優太郎くん」の視点で、彼が中心で進んでいたのですが。
こちらは「カナ姉」に焦点をあてたものになっています。
彼女が1話目で、なにゆえあーした行動をとったのか、分かるようになっていました。
前半の「冗談じゃないし」からの言動が凄かったです。

005:「なつのせいだよ」
165:「幼なじみとしたいコト」
185:「妹の友人」
収録順とは変えていますが、これらが他短編となります。
冒頭の「なつのせいだよ」は、ポニーテールと競泳水着がポイント。
補習のため学校にやってきた「間宮」は、帰り際にプールで遊ぶ部の先輩「菜津」を発見したのでした。
よくある漫画ならそのままプールで…となるのですが。
普通に制服だった彼に水ぶっかけたので、いきなり更衣室に場面チェンジしています。
とある理由がためだったのですが、それがトリガーとなって即えっち展開です。
プールで云々よりリアルですね。
「菜津さん」、制服姿もキュートです。

「幼なじみとしたいコト」は
いつものように、幼なじみの「辰巳」の家にやってきた「瑠衣」
うっかりえっちな本を見つけてしまい…という切っ掛け。
成年漫画ではお約束なのですが。
他人の家で独りプレイとか、発見してくれ、って感じでさーねー。
まぁ、そもそも切っ掛け待ちみたいなところもあったので、丁度良かったか。
「瑠衣ちゃん」の黒制服姿が素敵。
いきなりバストをぺろりと見せてくれていましたが…そっち自信あるんだろうなぁ、と。

先輩「菜津」、幼なじみ「瑠衣」
※左:先輩「菜津」、右:幼なじみ「瑠衣」

いきなり下宿先にやってきた、妹「マコ」の友人「美香」
詳しく聞いたところ、オープンキャンパスでやってきたものの、電車を乗り間違えてしまい。
終電が間に合う範囲…に入っていたため、彼女を泊めることとなってしまうのでした。
そんなんが「妹の友人」
まあね、いかに明確な理由があるとはいえ…。
このシチュエーションで何もない方が失礼ですわね。
そもそも「美香ちゃん」だって、好意のない異性の部屋になんか泊まろうとは思わないでしょう。
それは妹「マコ」も同様。
最悪、タクシーで自宅まで帰れば、なんとかなる(金銭問題とか)からねー。
上がるなり制服姿でパンチラなんぞ見せてくれていましたから、ヤル気満々でしょう。

 【 その他 】

そんな訳で、本日は「オレイロ」センセでした。
こちらが…3冊目でいいのかな。
ひでるさんは今回が初見。
好みな連続話を中心とした構成で、また絵柄についても同様だったのですが…。
うーん、あまり合わなかったなぁ。
前述しましたバストの描き方云々~は、私のこと。
もう少しどうにかして欲しいなぁ、といのが正直な感想です。





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■人妻部長 (万屋百八)

★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] オフィス、巨乳、人妻、サラリーマン
・構成 : 初単行本、カラー(8P)、10話収録
     (うち「人妻部長香澄」×7)
・おまけ: あとがき、ゲストページ、カバー裏に「おまけマンガ」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「万屋百八(よろずや・ひゃくはち)」センセの「人妻部長」です。

人妻部長「美原香澄」
※人妻部長「美原香澄」

 【 構成・絵柄 】

なにやら、どこぞのAVみたいなタイトルなのですが…。
そんなんを実写でなく、漫画形式で見れることが最大のセールス点でしょう。
タイトルからカバー、紹介帯などを見る限り、1冊まるまるの長編っぽいのですが。
確かに表題漫画はメインの位置づけであったものの、他短編も収録されていました。
収録10話のうち、7話がそちら。
残り3話が他短編です。
短編は隣の人妻、従姉の人妻、JKという具合。
だいたいジャンルは統一されてますかね。
メインは分かり易いヒロイン設定のシリーズもの。
もう、ごくごくある程度握り(←ひと握り、より多いかなと思ったので)の読者へ、ピンポイントに刺してくるような漫画です。
表題でビン↑ときた方は、ぜひ手を出してください。
…あ、ただし↓表紙から察せられる雰囲気より、なんというか”重くはなかった”ので、拘束・調教みたいなんが好みな方には合わないと思います。
そうでなければ、おそらく問題ないでしょう。
全部表題漫画でも良かったなぁ。

さっぱりとした線での作画。
全体はデジタルな灰色で、色彩は薄め。
描き込みも同じくサッパリ気味でした。
コマ割りは中小で細い枠間。
多少はみ出したりはしていたものの、比較的収まり良かったです。
平たく2次元的な画風で、背景や小物も同様。
ごくあっさり目
漫符や擬音などもそんなイメージ。
人物絵は五角形の広めな輪郭と小さめな顔パーツ。
可愛い、というよりお姉さん系ですかね。
皆さん実に良いおっぱいをされていました。
判断は裏表紙、紹介帯のカット絵と共に判断するのが良いでしょう。
基本的に絵で牽引するタイプではないと思いますが、優れたコマも多く。
前述したような要素が、ピンボイントに直撃するような方であれば大丈夫だと思います。

 【 収録話 】 10話収録

005:「人妻部長香澄」1 カラー原稿
011:「人妻部長香澄と仕事上がりに」2
031:「人妻部長香澄と休日のオフィスで」3
053:「人妻部長香澄と最初にした話」4
073:「人妻部長香澄とゴルフ場で通り雨」5
095:「人妻部長香澄とおもちゃで遊ぼう」6
117:「人妻部長香澄としっぽり温泉宿」7
(※後方の半角数値は、何話目かの目安として付与しました)
推定Hカップの人妻で美人な営業部長「美原香澄」
優秀で仕事に厳しく、冷血美人、女帝などと言われて、オフィスでは恐れられていたのですが…。
偶然に彼女の秘密を知った部下「萩原猛」は、それをネタにして彼女を脅迫。
それ以後、2人は関係を続けることなったのでした。
ごく簡単にはそんなお話。

美人・巨乳・人妻・上司、Mッ気あり…と、色々キーワード盛りだくさんなヒロインとのオフィスえっち話。
仕事ではSちっくで恐れられていた「香澄さん」ですが、えっちとなると可愛らしく・Mっぽく。
また、強気なように見えてかなり繊細な娘で。
3話目での休日オフィス話、5話目のゴルフ話…などでは、意外な姿も見せてくれていました。
あー、役職に就く前…じゃないか、プライベートで気を許した相手にはだいぶ可愛らしい女性なんだろうなぁ。
漫画では旦那の「俊夫」も登場していて、夫婦生活も描かれているのですが。
かなり穏やかで優しそうな方。
そのため、えっちの相性は「萩原くん」のが明らかに良いようでした。
なお、2人とも仕事は出来る男性なようで。
(※2話目で「萩原くん」はえっちをエサに仕事を高速で終わらせていた)
そうした点での相性も良いのかな。
ちなみに。
漫画では、一切描写とかなかったのですが。
ああ見えて…実は「俊夫くん」は全て知ってたりしたら、ドキドキするなぁ。
成年漫画ではちらほらありますよね、そんなん。
7話目温泉旅館での描写にて、なんとなくそうした想像しました。
(※ひでるさんは、「香澄さん」の過去を彼は知っていると思うのですよ)

エロいぞ「香澄さん」
※エロいぞ「香澄さん」

1話目は6ページのカラー原稿。
赤いスーツの「香澄さん」が凛々しい。
(※裏表紙より、普通の赤色スーツなのです)
クライアントの反応がいいですねー。
そんなんの次ページは…当然えっちシーンです。
ちゃんとガーターベルト付けてくれているのがエロくて素敵。
後半は電話プレイもありました。

2話目は仕事終わりの風景。
このストーリーでは、もっともスタンダードなものとなります。
職場にて一喝する姿が描かれているため、その後のえっちシーンが生きます。
いやぁ、あんなんが目前で脱いでいく様はたまんないでしょうねー。
抵抗しても無意味なことはわかってる…
~という、早くヤッてよみたいな強い態度が個人的に好き。
メロメロになっちゃうんですけどね。

3話目は休日出勤の風景。
ただ、その相手に「萩原くん」を選んでいるのは…単に仕事の都合か、あえて彼を選んだのか。
通常はホテルなのですが、他に人がいないということで、職場でのブレイ。
個人的な感覚ですが。
案外、休日の職場にも人がいるもんですよ
気を付けて。
前述もしておりますが、後半の「香澄さん」に注目。
あんなんは、男性陣にぐさー刺さるでしょう。

4話目は2人の切っ掛けエピソード。
職場に君臨する彼女と、なにゆえ「萩原くん」がそうした関係になれたのか。
詳細はぜひ単行本にてどうぞ。

5話目はゴルフコンペでの風景。
「香澄さん」のゴルフウェア姿は必見です。
経験者2人が連続OBとは…
なんて台詞ありましたが…まぁ、すぐ横にあんなんいたら、そりゃープレイに集中なんて出来ませんわね。
こちらではひとハプニングがあり。
そうした姿の彼女とえっちになっています。
中盤での「香澄さん」がまた可愛らしいので、お楽しみに。

6話目はおもちゃプレイ。
こちらはいきなりホテルシーンから。
オフィス描写なく、番外編みたいな印象でした。
うーん、やっぱりこの漫画は…ピシッと決めた「香澄さん」の姿がどちらかで欲しいなぁ。

収録での7話目は、温泉宿での風景。
2人しての出張なのですが…いかに部長職とはいえ、この時世で宿泊費なんて潤沢には出ないだろうと思われます。
また、「香澄さん」の仕事に対する姿勢なども察するに、差額とか自腹切っているのではないかな。
(※あの部屋を借りれるほどの経費は請求できないかと)
各部屋に露天風呂があるようで…当然ながらそちらでのプレイに。
そんな部屋取っといて、照れる様がまたキュートでした。
たぶん、「萩原くん」があー言い出さなかったなら。
なんらか理由つけて、自ら入りにいったのでは?
後半は部屋に戻り、浴衣姿でのえっちなのですが。
1話目と同じく、電話プレイもありました。
こちらでの「香澄さん」がまた可愛くて惚れる。

なお、こちらのオチでは、お話にちょっとですが進展が見え、いい雰囲気であり。
もしかして、これで終わりだったりする?
まだ色々シチュエーションが考えられるので、続いてけば嬉しいなぁ
いちおうカバー裏では2人して海、のシチュエーションが見れますよ。

139:「隣人嬢」
隣に住む人妻「榊結奈」に恋をしていた「片山俊」
親しく話すようにはなっていたものの、相手が既婚者なためそれ以上は踏み込めずにいたのでした。
しかし、たまるものは溜まるので。
高級会員制の風俗を頼んでみたところ…なんと、やってきたのは「結奈」だったのです。
「片山くん」は個人投資家で、結構稼いでいるという設定。
そのため、”高級会員制”なところの会員なんですね。
一方の「結奈さん」は、エロい人妻であるというのは間違いないのですが…。
オチのああした発言など、ちょっとよくわかんない
風俗で働くより、彼と遊ぶ方が手早く・安全だと考えたのかな。

155:「人妻従姉が泊まりに来た!?」
部屋に戻った主人公は、兄の嫁で従姉。
いつの間にか「すず姉」こと「鈴音」が泊まりに来ていたのでした。
いい大人なのだから、連絡くらいしなさいよ…。
(※冒頭にて「トシ」くんはとある不幸な事態にあっている)
エロい、えらい巨乳で、またそれを見せびらかすような服装であり。
そうした服装そのまま、かなりの肉食お姉さんで。
ああした感じを見る限り、逆にこれまで関係なかった方が不思議な気もしますね。
もしかしたら、ちらほら誘惑を彼が頑張って耐えていたのかな。
あるいは遊ばれてたか。

榊結奈、鈴音
※左:榊結奈、右:鈴音

177:「教育実習生と狙い目JK」
「小林」が教育実習をしているクラスの生徒「笹原乃々果」
彼女の勉強などを見ているうちに、いつしか関係するようにまでなっていたのでした。
実習前に先輩が選択問題を出しているのですが。
なるほど、という感じ。
実際にそれを実戦した彼は、巧い事「乃々果ちゃん」を手に入れたのでした。
ただ、まぁ…漫画だわね。
教育実習で1人の生徒を特別扱いはできないのではないかなぁ。
たぶん。
オチが楽しいです。
地獄に落ちてしまえ。

 【 その他 】

以上、本日は「万屋百八」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
こちらは…先にタイトルだけ認識があり。
見た↓表紙・裏表紙が決定打となりました。
「香澄さん」いいですねー。
ただ、まぁ…普通に部下で接する~と考えると。
おそらく、おっかない顔しか見れず、戦々恐々となるかな。
それでも美人・巨乳なだけ現実より数倍マシなのですが。

人妻部長
 
人妻部長 (メガストアコミックス659) コミック , 2021/7/26 [アダルト]  万屋百八(著)
※アマゾン登録なし(21/08/07)

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■言いなりッ娘 (さじぺん)

★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、むちむち、お尻
・構成 : 9話収録(うち「ダメにする娘」×2)
・おまけ: 作品解説、収録作品のおもいで、加筆修正あり、
     描き下ろしイラスト「Heroin's NAKADASHI」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「さじぺん」センセの「言いなりッ娘」です。

看護師「文」
※看護師「文」

 【 構成・絵柄 】

収録は連続話が1つあった他は全て短編。
描き下ろしは各ヒロインのイラストで、6ページほどありました。
特にお話と絡んだものではなかったですね。
基本的にはラブコメちっくな作品がほとんど。
ただ、単行本を前後で挟んでいるエピソードは、どちらもブラック色強いものとなっています。
特に冒頭の連続話は表題と合致するものであり。
直接にブラックと見えないため、よりタチが悪く、男性陣には恐ろしいストーリーとなっていました。
そちらほか、収録の前半4話は特に優れたお話で、オススメです

未収録だった作品を含めて~とあとがきに書かれていて。
初出を見たところ、2014年から21年までと、そこそこ幅が広いです。
14から15年が1話づつ。(計2話)
16年が2話。
それ以外は最近のもので、全て20年以降の原稿です。(5話)
最近の洗練・安定されたものと比べると、表情とかバランス、台詞まわりなどに多少の差は感じましたが…。
もともとお上手なので、普通に読むには問題ないと思います。
腰から太ももにかけてのむっちり・もっちり感はどちらも素晴らしい出来栄えでした。
全体の色付き・濃淡、描き込み具合などは丁度良いくらい。
濃すぎず、薄いこともなく。
原稿も同様に、あっさりでもコテコテでもなく、見易くてイイ感じ。
ヒロインらは丸くふっくらとした可愛らしいもの。
どちらかと言うと、裏表紙のがイメージ掴み易いと思います。
カット絵もあるので、判断はそちらが良いでしょう。

 【 収録話 】 9話収録

001:「ダメにする娘」
021:「もっとダメにする娘」
ちと頼りなく、生徒からは軽く見られていた教師「久住」
しかし、生徒「小守文乃(こもり・あやの)」はそんな彼にも優しく。
また、むちむちとした良い肉付きなスタイルであったため、彼は思わず暴走してしまったのでした。
こちらは収録で唯一の連続話なのですが。
「文乃ちゃん」の魔性っぷりを示すには、少なくとも2話は必要ですね。
ぜひ、続きを描いていただきたいです。
また別の男性が引っ掛かっちゃうのよ。

さて、1話目は教師「久住」
2話目にて描写があるのですが、彼は生徒の悩みにも真剣に向き合っていたところも見え。
頼りないには違いないものの、それなりに教師としてやってきていたようでした。
いつもあんな見せつけるようにされたら
そうした発言があり、直前で「文乃ちゃん」はパンチラしていて。
なるほど、無防備でもあるのか。
絶対に他にも勘違いしている男いるだろうなぁ。
一度えっちした後の「久住くん」の暴走っぷりが凄い
また、「文乃ちゃん」も全然抵抗しないのね…。
最終的にはチアリーダーのコスプレさせられていましたよ。
ちなみに、最中の台詞「そんな…、えへへ」は、なんだか…彼女の異常さが垣間見えているようでした。

小守文乃、宇美ちゃん
※左:小守文乃、右:宇美ちゃん

1話のオチから直接続く2話目。
こちらは前話でも登場していた「高宮」くんが狂わされてしまうもの。
まぁ、大人しい女子に見えていたクラスメイトが、教師とえっちしてた~なんて光景、同級生は堪らないでしょうねー。
また、あーした事が発覚してもなお、ごく普通に学校生活を送っている「文乃ちゃん」がもの凄い
そんな行動も彼が狂う要因の1つになってました。
こちらは結末まで描かれていないのですが、おそらく「高宮くん」も残念な事になっていくんだろうなぁ。

039:「勝手にマーメイド」
父親と共に働く「幸隆」からやや強引に迫られ。
まだ付き合ってもいない「宇美」でしたが、彼と関係をしてしまっていたのでした。
セーラー服でポニーテール、そして何よりも日焼け跡が可愛い「宇美ちゃん」
収録ヒロイン中、容姿では彼女がもっともお気に入り。
↓表紙も…こちらの「宇美ちゃん」だと思います。
あー、水着姿も見たいですねー。
いちおう「幸隆くん」はそう悪い男子ではないようですが、ほぼ女心を分かってなく、また順番的なものも正しくなく。
とりあえず、「宇美ちゃん」をあちこちでイラつかせていました。
好意ない訳ではないようなので、とかく理想と異なる行動を取ってくる彼がいちいち腹立たしいのかな。
メインは神社内での野外えっち。
そんなんがまた怒らせるんだってば(笑)
ラストに注目です。
ううむ、ちょろいぞ「宇美ちゃん」…。

057:「淫べいだー」
ふと部屋で目覚めた「初野真理香」
昨夜の飲み会から二日酔いをしており、なぜこうなったのか曖昧さあったのですが。
また、微かなえっちの記憶と確かな物証あったのですが、その相手はどうにも思い出せなかったのです。
職場ではチームを束ねる「真理香」ですが、出世した彼女に男性陣は冷ややか。
そうした部下たちがため、荒れ気味であったんですが…彼らとやり取りをするうち、昨夜の相手が判明したのでした。
彼は結構な強引さあり、語っていたことも一方的で…。
さて、真実は如何に!?…という、なかなか面白い展開。
最後まで目が離せません。
もうね、いい加減にちゃんと当日何があったのか、話してもいいのではないかなぁ。
中盤のメイド姿も良かったですが、やはりビジネススーツ姿がいいなぁ。

079:「きんいろ双葉」
ホームステイで家に来ていた双子の姉妹「リオン」と「リリス」
人見知りな「リオン」に対し、「リリス」は人懐っこく。
よく迫られていたこともあり、彼女とは関係してしまっていたのでした。
漫画は2人の帰国が近づいてきた頃の風景です。
なお、2人は性格の違いほかスタイルも異なっていて、「リオンさん」は巨乳、「リリスさん」は貧乳でした。
こうしたキャラ配置・設定だと、「リリスさん」の導きで「リオンさん」もえっちに巻き込まれるのがお約束。
また、成年漫画なので…当然・やっぱり複数プレイになりました。
「敬理(たかみち)」くんいいなぁ。

099:「いたずらな白衣」
患者「小古井望」によくちょっかいを出していた看護師「文」
退院日が近づく彼に、診断と称して夜中に病室へやってきたのでした。
やたら胸元あけており、スカート丈もごく短く、さらに黒い下着なんぞ着けていて。
こんなエロエロしいのいたら、たまんないわね。
ナースもののAVみたい。
まぁ、「望くん」が真面目な男性なため、あれくらい分かり易いアピールは必要かもしれません。
冒頭から「文さん」のお尻が強調されていて、目に嬉しいです。

115:「Virgin Flower」
夏祭りに行き損ね、縁側から花火を眺めていた「美緒」ら2人。
はだけた浴衣を気にする視線に気付いた彼女は~というもの。
成年漫画で祭りは定番設定なのですが。
行き損ねる、という展開は珍しく、面白いですね。
ただ、まぁ…後半にて判明しますが、それには理由がありそうでした。
浴衣姿な「美緒ちゃん」
スタイルなど幼いっぽい彼女なのですが。
共にビールを飲んでいたところから、それなりの年齢ではある様子。
オチ付近ではアップにしていた髪が解けています。
どっちにしろ幼いっぽいわね…。

131:「新妻さんの初めて」
幼馴染みカップル「麻友」と「孝助」のお話。
幼い彼女との初えっちで、漫画冒頭ではまだカップルでない関係。
(※精神的に幼いだけで、成長はキッチリ)
ただ、「麻友ちゃん」のあの様子だと…まぁ、時間の問題か。
そもそも彼はその気たっぷりあったようなので、大変だったろうなぁ。

初野真理香、れいな
※左:初野真理香、右:れいな

147:「ワルガキの躾け方」
タイトルそのまま、ギャルちっくな女子3名を躾けるというもの。
カラオケ店にいた「れいな」らを眠らせ、怪しげな部屋に連れ込んでおります。
彼女らを縛り上げており、緊縛プレイですね。
なお、なにゆえそうした事を突然しているのか、ちゃんと切っ掛けも描かれていて。
うん、まぁ…彼女らも悪いのだけど、そもそもの切っ掛けは男性側ですわね。
どっちもどっち。
…と、思いましたが…前フリあったから想像つく人もいるかな。
実は最も悪い奴が1人混じっています

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「さじぺん」センセでした。
当ブログでは「イジメられッ娘」紹介しています。
こちらは3冊目の単行本だと思います。
前述もしましたが、今回は何と言っても冒頭からの4話ですねー。
特に男を狂わせる「文乃ちゃん」、ラストで真相が描かれる「真理香さん」のお話が良かった。
できれぱ「文乃ちゃん」には再登場して欲しいなぁ。




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■性春は君のナカ (荒巻越前)

★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、学園
・構成 : 初単行本、カラー(4P)、8話+α収録。
・おまけ: あとがき、カラーイラスト、イラスト、加筆修正あり、
     カバー裏にラフ画、描き下ろしアフター×2。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「荒巻越前(あらまき・えちぜん)」センセの「性春は君のナカ」です。

四ノ宮小春
※四ノ宮小春

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
2話ほどは描き下ろしで後日談がありました。
詳しくは後述しますが、うち1話は本編がちょっと気になる終わり方だったので…。
読者に優しい仕上がりでした
お話はだいたいはラブコメちっくなんですが、シリアスっぽいものもあります。
学生が多め。
ちょっと年上さんもいましたが、それ以外は同年代か年下ヒロイン。
ロリっとした娘もいましたよー。
漫画・プレイともそう振り切れるものはなく。
軽々し過ぎるのもなく、またブラック的な要素もほぼないので…。
各話は読み易い仕上がりです。

紹介帯に「人気美少女絵師」と冠を書かれていましたが。
↓表紙・裏表紙ほか、収録のカラーイラストは見事な完成度。
なんというか…漫画らしい可愛い顔と、リアルっぽい肉感が巧い事融合されている、という印象でした。
凄いですね。
個人的な感覚では、イラストがお上手であることと、漫画の巧さはイコールでなく。
むしろ粗が目立つことが多めかな、と思っているのですが。
センセの場合、漫画でもそう違和感はありませんでした。
無論、固定絵と違って、ある程度動かしやすくはなっていましたけれどね。
背景や小物、服装から小コマまで、明らかに力加減が弱くなることはなく。
概ね良い仕上がりではあると思うのですが…。
ちょっとアクション加わった、動きのある絵にやや不安があり。
人物絵は頬がたぷんとした広い輪郭であるためか、目・鼻や身体とのバランスが微妙に感じる箇所がありました。
重箱の隅をつつくようですが、もうひと安定は欲しく感じます
黒色が濃い目なコッテリ絵。
ここはカラーそのままで良いと思います。

 【 収録話 】 8話+α収録

005:「館花さんは試したい」
「館花(たちばな)」に告白し、付き合うこととなった「池辺」
クラスではエロいキャラな彼でしたが、彼女には”年相応のお付き合い”で頑張っていたのですけれど…。
デートにて、彼女から誘ってきたのです。
うん、いい彼女だ。
たぶん…彼が紳士たろうと頑張っていたのを評価された、ってのもあるのかな、って思いました。
ああした場面にて、
どんなに興味あったって~
とか言われたら溜まんないわね。

館花さん、アパート大家の娘「大垣紗良」
※左:館花さん、右:アパート大家の娘「大垣紗良」

025:「僕の部屋の侵略者」
アパート大家の娘「大垣紗良」
彼女には弱味もあり、入居して以降「晴雄」は子分のように扱われていたのでした。
ロリっとした娘の日焼け跡が楽しめるお話。
色々と好き勝手されており、キレえっち展開です。
小さい割りにマセてるのね。
実はツンデレなんですが、結構ギリギリまで元の態度を崩さぬままでした。
彼女なりに頑張ってたのかな。
ただ…もっと素直にしてくれんと、分からんよ。
こちらの漫画には描き下ろしでアフターがあり。
その後の2人について見ることができます。

043:「フジュンイ性交友」
可愛くて文武両道、クラスの人気者という幼馴染み「あかり」
そんな彼女は、地味で目立たない「コウ」と付き合っており。
しかも、エロいことへの興味そのまま、あちこちにて色々シテいたのでした。
彼は色々言っておりましたが。
まぁ、日々不安で仕方ないものね。
どこが気に入られているのか、当人は全然分からんのだろうし。
ただ、「あかりちゃん」の素はそっちなので、それを見せれるのが彼だけなのでしょう。
まぁ、捨てられないよう頑張れ。

055:「どうしてこうなった!?」
「ソウタ」の相談を受け、「なつみ」との関係を応援していた「キョウコ」
しかし、何があったか、「キョウコ」は彼から告白をされていたのでした。
彼女言うとおり、作画でも「なつみちゃん」のが可愛らしく描かれています。
どういった経緯で彼を応援していたのか、詳細は不明なのですが。
裏では逆に相談されてたのかな。
作戦としては実に正しいと思います。

077:「先輩」
バイトと予備校、実家との関係も微妙で疲れていた「高坂涼太」
バイトでの先輩「四ノ宮小春」はそんな彼をちらほら見ており。
彼を飲みに誘ったのでした。
明るく面倒見の良い女性、という雰囲気だったのですが。
中盤での彼女の告白に注目。
あれは、ちょっとホラーちっくで怖い
ただ、確かにああした彼に声を掛けるのは当然かもしれませんね。
こちら、アフター漫画が描き下ろしされているのですが。
ああしたオチだったので、一安心。
巧くいけばいいですね。

095:「ちなつデート」
従妹「ちなつ」の要望で、山の展望台までドライブに出掛けたのでした。
年齢どれくらいなのかな。
何が良いのか彼に好意を持っており、積極的に誘っております。
車内えっちですよー。
ドキドキ(笑)
個人的にはオチがびっくり。
おいおい、何してるんだ!
ただ、冒頭の「おっぱい」な反応を見る限り…あれ、随分前からあんなんやってたのでは、という疑惑が。

119:「フレーバー・アナライズ」
2人だけの文芸部。
もうすぐ卒業となるため、後輩「賀上(かがみ)」に勧誘して部員を増やしてはどうか、と訪ねてみたのですが。
あっさり拒否されてしまったのです。
なお、「賀上さん」は単なる後輩ではなく。
”生まれつき嗅覚器が常人の数倍”なのでした。
そのため、中盤での匂いで彼の色々を言い当てる場面が秀逸
まあね、そんな特異体質な彼女が彼と同じ部屋で平然としているのは~って感じ。
オチはあんなんでしたが。
自らがあーである(匂いで色々分かっちゃう)ため、異性にやられるとああした反応になるのかな。

キョウコ、後輩「賀上」
※左:キョウコ、右:後輩「賀上」

137:「Active・Passive」
予備校講師の勧めで、運動公園でのスケッチを日課としていた主人公。
その存在に気付いた、陸上競技をしていた「ミカ」は…。
何をしているのか、と話しかけてきたのでした。
よく分からんですが。
これ、最近やると、警備員とかから排除されたりするかなぁ。
撮影でないからOKか?
またデッサンがヌードばかり(※ジャージ下を想像している)だったので、言い逃れできないかも。
さて、漫画の「ミカちゃん」はというと…。
描いてるのがそんなんであると知りつつ、自らをモデルにしないか~、などとグイグイ誘っておりました。
ポニーテールの似合うスポーツ少女って容姿なんですがね。
彼の雰囲気から、優位に立てると感じての行動かな。
(※無論、興味もあってでしょう)

161:「僕の部屋の侵略者 アフター」 描き下ろし
163:「先輩 アフター」 描き下ろし
前者は2ページ、後者は6ページの描き下ろし。
前者は相変わらずな「紗良ちゃん」が見れます。
素直じゃないなぁ
ああしたプレイへのお誘いなのかしら。
前述していますが。
後者「先輩」の後日談は、あって良かった。
頑張っていこう。

 【 その他 】

以上、本日は「荒巻越前」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
こちらは…店頭で見た裏表紙が決め手です。
あれはイイねぇ。
ぜひ、携帯の待ち受けにしておきたいくらい。
ただ、本編は練習中だったので、「ミカちゃん」はほぼジャージ姿なのでした。
(※えっち中は陸上衣装なのですが、ズラしてるのでほぼ分からない)


性春は君のナカ

性春は君のナカ (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2021/5/31 [アダルト]
荒巻越前 (著)
※アマゾン登録なし(21/07/04)


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■ないしょのむりくり (みなすきぽぷり)

★まんがデーター [19.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ロリ、凌辱、ラブコメ
・構成 : 11話収録
     (うち「かえりみちシリーズ」×3、「せんせいきもいシリーズ」×3)
・おまけ: 作品解説、素人個人撮影①②、合間にネタ絵、加筆修正あり、
     カバー裏に「配信チャンネル開設出演のおねがい」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みなすきぽぷり」センセの「ないしょのむりくり」です。

ちひろ
※ちひろ

 【 構成・絵柄 】

収録はシリーズものと短編。
シリーズは、過去単行本から続くエピソードとなっています。
いちおう、そうややこしいストーリーではなく。
前シリーズを読んでなくても、あまり問題はないのですが…。
ちらほら細部まで分からないので、やっぱり軽い疎外感はあるかもしれません
商業誌未掲載作品から他誌原稿などまでひとまとめにされており。
全242ページくらいで、ずどーんと単行本の重量が頼もしい1冊です。
読み応えはたっぷりでした。
くくりはLO。
悪い大人たちがロリなヒロインらを蹂躙する、正しいロリジャンル漫画。
(※収録話にはラブコメちっくなんもあります)
ひでるさんが考える、ソッチ系の王道ですね。
ちょっと懐かしさもあります。
昨今のソフト路線、ヒロイン側が主導権握っちゃうようなコメディーちっくなものに慣れていると、ちょっと…驚くかもしれません。
特にラストの1話とか。
コレ大丈夫なのかな。
そうしたジャンルで、お話としても結構な癖のあるもの。
耐性なさそうな人は気を付けて

しっかりとした線での作画。
描き込みはしっかり。
全体の色づきと色彩は丁度良いくらい。
だいたい枠間はあるものの。
コマ割りは細かく、はみ出しは多く。
色的にはそうでもないのですが、テキスト・漫符・絵柄でページは埋め尽くされており。
かなりごっちゃりとしていました。
漫画はコメディーちっくなところも多いのですが。
リアクション大きくパンチ力があり強めな表現です
全体は丁寧・繊細でメリハリもあり、漫画は実にお上手でした。
↓表紙から察せられる通り、漫画・作画は申し分ないくらいの完成度。
ただ、前述したジャンルと、ある程度の癖も手伝って…とかく振り切れ度合の大きめな仕上がりです。
しっかり人は選ぶでしょう。
判断はカバーそのまま、特に裏表紙が判断に良いと思います。

 【 収録話 】 11話収録

003:「アナちゃのかえりみち」
019:「まこぴのかえりみち」
035:「めぐポンのかえりみち」
3話収録のかえりみちシリーズ。
こちらの前日譚は「わたしたちのかえりみち」でのメインシリーズとなっています。
近所の本屋「せとぎわ書店」で立ち読みしていた仲良し3人組と、その店主のやり取り。
店はずっと閉まっていたのですが、その前を通りかかった「杏奈(アナちゃん)」は本屋のお兄さんと再会したのでした。

 【 かえりみちシリーズ 仲良し3人組 】

「アナちゃん」→「澤口杏奈」※本屋のお兄さんが好き。いちおう処女。
「まこぴ」  →「マコ」  ※くせっ毛。大人しい。
「めぐポン」 →「めぐみ」 ※正義の見方。付き合う彼がいるが…。


1話目はあっさり陥落する「アナちゃん」です。
ただ、会話そこそこにいきなり突っ込んだりしていて。
お兄さん……。
ちなみに、彼女のため、ということでお尻プレイでした。
オチに注目
2話目の「まこぴ」は帰り道にてお兄さんに発見されるという切っ掛け。
こちらでは故あってチア服に着替えており…。
無論、その姿でのえっちです。
あのクセっ毛をポニーテールにするのがキュートですね。
なお、漫画の時間としては、「アナちゃん」の翌日だそうです。

アナちゃん、まこぴ
※左:アナちゃん、右:まこぴ

3話目は”ジュンアイ路線”だと言ってた「めぐポン」
冒頭からえろ展開なんですが、その相手が…まぁ、「おしまい」って言ってその通りに~ってのはなかなか難しいわね。
なお、彼女はいちおう本編では本屋のお兄さんとはシテいないのですが…。
(※たぶん、本編後には確実にヤってると思うが)
メインのえっち相手はまた別の男性です。
誰かは内緒ですが、彼氏ではありません(笑)
収録3名のエピソードのうちでは、これが最も楽しいです。
コーラは効果ないぞ
ちなみに、こちらヒロイン3名は、「配信チャンネル開設!出演のおねがい」での光景がカバー裏と折り返し前後にそれぞれ描かれていました。
それぞれの反応が楽しい。

061:「未央ちゃんぺろぺろされる」
085:「えろバナしよっ?」
169:「ゆまぴーとお兄ちゃん」
3話収録のせんせいきもいシリーズ。
ここで語られている過去話は、「わたしたちのかえりみち」に収録されています。
家庭教師と「未央」ちゃんのお話のその後。
イケてるファッションで、いかにもカースト高そうな「未央ちゃん」
彼女との2回目ですわね。
オチが楽しいです。
続く「えろバナしよっ?」はその後日談なのですが。
「未央ちゃん」とその友人「ゆまP」こと「友真」ちゃんとのガールズトーク話
友人「友真ちゃん」との話は、次のエピソードでしっかり描かれます。
(※収録順では数話挟みます)
お互い自分ではない、聞いた話~という建前で、自らの話をしていて。
聞かされた方も自らの行為を思い出していました。
2人のやり取り、差し込まれるエロシーンが実に面白いです。

兄との会話から、「友真」は彼が友人「未央」に好意を持っていたことを知り。
その毒牙から守るため、ひとつ試してみることとしたのでした。
そんなんが「ゆまぴーとお兄ちゃん」
こちらはラブコメちっくなエピソードです。
まぁ、とはいえ…近親関係なんですけどね…。
ラストの1コマが可愛らしいです。

101:「ぬたっ子祭り」
新しい祭り”ぬたうなぎっ子祭り”でのお話。
「このみ」にうっかりローションをぶちまけてしまった「篠村」
泣いてしまった彼女を裏でフォローすることとなったのですが…というもの。
イベントのため、ワンピースの下には水着着用しており。
まぁ、基本的には濡れたとしても全然OKなんですね。
突然の事にびっくりしただけ。
…で、ぬるぬるなため…ふとしたタイミングで、えろい展開に発展していくのでした。
いちおう同意もあるので、ラブコメちっく。
合間に差し込まれる祭り風景がエロ楽しいです。

121:「デートの後で」
あちこち気の多い彼氏と付き合う「ちひろ」のお話。
漫画はデート後の帰り道、かな。
電車での風景で、寸止めみたいな行為をするのですが…。
その切っ掛けとなるのも、隣の座席に可愛い娘が座っていたため。
(※要するに見せつけようとしているのです)
あー、たぶんコイツ他でも色々悪さしているんだろうなぁ。
度胸もあるようだし。
そんな彼に対する「ちひろちゃん」が可愛らしく。
ううむ、とっとと斬り捨てるのがいいと思うけど…難しいか。

141:「みちる通っTaiL」
誕生日が過ぎた「みちる」
11になったらエロいDVD見せてくれる
そんな事を言っていた元家庭教師の先生宅に押し掛けたのでした。
収録では読み易いラブコメちっく話。
「みちるさん」はポニーテールでサッパリとした服装の、いかにも活発そうな娘。
さっきの「未央ちゃん」と同じく、カースト高そうだなぁ。
女の子とAV見る~なんてのは、シチュエーション的に良いもの。
お互いに意識もしていたので、そりゃー何もない方が不自然ですわね。
スカートが短いので、頻繁なパンチラが素敵でした。
なお、「通っTaiL」は「かよってーる」と読むようです。

未央ちゃん、みちるさん
※左:未央ちゃん、右:みちるさん

189:「ふありちゃん天才天才」
コメントにて「短い漫画」とありましたが、12ページです。
居候の男と付き合う「ふわり」ちゃんのお話。
彼女としては「付き合っている」といった認識でしたが…。
まぁ、都合よく使われているだけですね。
センセのポイントは「口内炎」とのこと。

201:「旗を持たねば」
単行本での収録位置もあって。
おそらく、読者にイヤーな読後感を残すだろう、もの凄いインパクトのある1話
ごく簡単には、冴えない中年男性が暴走して犯罪に走っていく、というもの。
それに至る経緯がしっかり描かれており…。
なんというか、高い完成度の1話なのですが、どんよりと重いブラック漫画です。
状態悪い時には読まない方がいいかも。
ただ、この主人公の男性は…現在破れたとはいえ、家庭を持つことが出来ており。
思春期の娘から邪険にされていたようでしたが、それまではキチンと父親していて…。
察するところ、浮気して離婚となったのではないと思われ。(※仕事かな)
もう少し時間が過ぎれば、娘さんとは仲直りできたのではないかなぁ、と。
未婚で孤独死~な展開でなく、娘と孫に囲まれる~みたいな、大逆転できる可能性もあっただろうかと思ってました。
なお、メインは冒頭に顔を見せていた「仲石莉紗子」ちゃんです。
26ページ半のボリュームで描かれていました。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「みなすきぽぷり」センセでした。
当ブログでは「わたしたちのかえりみち」、「スカートのままで」、「ろりぐるい」など紹介しています。
今回もまた凄かった。
最終話ですね…
そのインパクトがため、全体の印象もそっちに引っぱられてしまいましたが。
ブログのため再度見返してみたところ…。
冒頭ではあー書きましたが、いや比率としては結構ラブコメ寄りであったかな。
シリーズほかあちこちもまた続きそうなので、全巻集めちゃうのがいいかと。 

ないしょのむりくり




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