■ヨールキ・パールキ作品集(2) (露々々木もげら)
★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ホラー、洋風、ラブコメ
・構成 : フルカラー(242P)、4話収録。
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「露々々木もげら(ろろろぎ・もげら)」センセの「ヨールキ・パールキ作品集(2)」です。
※ニーナさん
【 構成・絵柄 】
収録は4話とかなり少ないのですが。
240ページを超える、たっぷりボリュームな単行本です。
それが、全てカラーページという贅沢な仕様。
またその紙質が良いものらしく…。
デラックス超合金、みたいな重量感がありました。
見た目の雰囲気よりも断然に重く…。
両手で持って動けば、なんらかエクササイズになってしまいそうなくらい。
(※ひでるさん未所持なのですが、もう1冊は前巻が良さそう)
もともとは同人発表された作品な様子。
そのため、各話は変則ページ量で、感覚的には長めな短編という印象です。
お話によっては、区切りっぽいタイミングがあり。
話数区切りも出来そうでした。
(※真っ黒なページが差し込まれています)
ジャンルは…センセのあとがきには、
「ホラー、オカルト、少しネガティブな題材」
とのこと。
まぁ、普通に学校行ってる男女の恋愛模様~なんてお話はなく。
ぱっと一言で表現するならば、ゴシックホラーみたいなん。
収録の2話目は日本のアパートではありましたがね(笑)
全体はとかくエロエロしく、ストーリーは明るくないものの、ブラックさは強くなく。
ちょっと甘さもあったりしていて、ざっくりですがラブコメっぽくも感じました。
↓表紙あんなんですけど、そうホラーという単語を警戒しなくて良いと思います。
(※4話目はちょっと気持ち悪いところあるかも)
あまり他では見られない、独特な世界を堪能ください。
こうしたオールカラーな単行本が発売される、ということで。
作画は実に見事なもの。
↓表紙そのままの判断で大丈夫です。
フルカラー単行本に限らず、↓表紙と本編で微妙に力の入れ具合が変わる、って事はままあるのですが。
こちらの場合、背景が効果だけとか真っ白ということもほぼなく。
一定のクオリティが高い位置で保たれているのが特徴的。
商業発表でないのが大きいかもしれませんね。
濃い目な色彩で、ジャンルもあって黒色が深く。
枠間とかだいたい確保はされているのですが、吹き出し・擬音・漫符などでかなり賑やか。
コッテリとした味わいです。
お話の雰囲気とよく合ってました。
人物絵はリアル寄りで、まつ毛クッキリの横長タレ目がポイント。
なんというか、普通に服着て立っている絵も、妖しくエロちっくでした。
カバーのイラストが分かり易いので、店頭では表・裏を確認していくのが良いでしょう。
【 収録話 】 4話収録
005:「婿殿は地縛霊」89
幽霊屋敷に住む「ニーナ」
両親は長期出張、姉は海外留学となり、屋敷で初めて1人きりとなったのです。
恐怖はあったものの、家族皆強い性欲あるようで。
これ幸いということで、「ニーナ」はあちこちで独りプレイをしていたのですが…。
それを切っ掛けに、霊体であった伯爵「ロラン・トルストイ」が実体化したのでした。
ごく簡単にはそんな話。
その伯爵さんが…↓表紙の骸骨ですわね。
おっかない雰囲気とは裏腹によく喋り、ユーモアもあって面白い方。
(※声帯うんぬんのくだりは、なるほどと思いました)
ヒロインの「ニーナさん」は黒髪ロングの可愛らしい娘。
初対面では驚いていたものの、彼の言動もあってすぐに慣れており。
骸骨ながら彼が照れる描写もあるくらいの笑顔まで見せるようになっていました。
彼女の独りプレイで実体化は進み、彼はさらに変化していき…という感じ。
中盤あたりのお姉ちゃんと電話で会話している場面がいいですね。
1枚絵で描かれていたその詳細については、次のエピソードをお待ちください。
後半は盛り上がることと思います。
まさか、あーした展開になるとは、驚き。
※左:姉「サーニャ」、右:妹「ニーナ」
099:「事故物件×留学生~四畳半の不可思議な情事~」29
日本の学校へ通うため来日していた「サーニャ」
費用を浮かすため、不動産屋から紹介された”事故物件”に住むこととしたのですが。
それがためか、淫夢をよく見るようになっていたのでした。
前述しましたが、こちら前話と繋がりがあります。
”ぼんやりとした姉”
…そう紹介されていた、「サーニャさん」のお話ですね。
彼女の一人称で、文末にカタカナが混じるのが特徴。
当初は淫夢だったのですが、エスカレートしていき。
いつの間にやら、なんらか不確かなモノに頻繁にえっちされてました。
お洗濯・料理中のプレイが好き。
あんなんに、
「いきなりはやめてくださイ~ッ!」
という返しは…もっとやってくれ、みたいな感じがしました(笑)
お姉ちゃん可愛いなぁ。
収録ではこちらが最も好き。
128:「L教会と異端者一家」79
※正式なお名前は長いので、いきなり略称にて書きます。
いささか特殊な修派、というログノフ教会。
そちらに住む父「イヴァン」ほか一家のお話です。
母「ソーファ」はシスターなのですが、信者とえっち(尻)していて。
弟「アリーク」は両手足が義手で、姉「キルーシャ」に色々シテもらっており。
また、その「キルーシャさん」も父親と色々シテいる…という、内部でドロドロしている家庭です。
やがて息子と交わるようになった「ソーファさん」は、意外な台詞を口にしていて~。
果たして何が起こっているのか、起ころうとしているのか!?
…といった導入。
中盤あたりから、「アリークくん」の視点となり。
この一家の秘密について、ゆっくりと明かされていきます。
オチがいいですね。
あの後は大変なこととなるんだろうなぁ。
シスター服の「ソーファさん」もいいのですが。
こちらのメインはツインテールの姉「キルーシャさん」でしょう。
冒頭には家族写真にキャラ紹介がされているのですが(名前と愛称ね)
そちらの「キルーシャさん」が実にキュートでした。
もう少し彼女だけ見たかったなぁ。
※左:母「ソーファ」・姉「キルーシャ」、右:雛宮千代
209:「夜な夜な学園の怪奇たちとドスケベしちゃう少女のお話」32
県内で偏差値高くお嬢様が多く通う私立皇女学園。
そちらで夜間警備員をする主人公は、個室にカメラを仕掛けていたのですが。
夜間のリアルタイム映像にて奇妙な場面を見たのでした。
ごく簡単にはそんなお話。
タイトルに”学園の怪奇たち”とありますが。
そのまま、色々なプレイが描かれておりました。
ちょっと気色悪いのもありましたよー。
(※でも、こうした系統ではだいぶソフト目であったとも思う)
制服女子が登場することもあり、収録では最も和風で現代ちっくな漫画です。
こうしたストーリーで、最後があーなのはお約束でしょう。
【 その他 】
以上、本日は「露々々木もげら」センセでした。
こちらが2冊目でいいのかな。
ひでるさんは…てっきり「ヨールキ・パールキ」がお名前なのだと思っていました。
ブログ書く段になって間違いに気付いたのです…。
あれはサークル名なんですね。
実は1冊目もちゃんと認識していて、店頭では迷ったのですが。
なんとなく…おっかない雰囲気で、また形状が特殊(横開き)だったので、悩んだ結果様子見しちゃいました。
そんな訳で、もともと気にはなっており。
今回は↓表紙が好みでそちらが決め手となり、手を出してみました。
なるほど、超人気云々はその通りでしょう。
凄かった。
真っ暗なだけでないお話はぶっちゃけ予想外だったのですが、それも良かったです。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ホラー、洋風、ラブコメ
・構成 : フルカラー(242P)、4話収録。
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「露々々木もげら(ろろろぎ・もげら)」センセの「ヨールキ・パールキ作品集(2)」です。
※ニーナさん
【 構成・絵柄 】
収録は4話とかなり少ないのですが。
240ページを超える、たっぷりボリュームな単行本です。
それが、全てカラーページという贅沢な仕様。
またその紙質が良いものらしく…。
デラックス超合金、みたいな重量感がありました。
見た目の雰囲気よりも断然に重く…。
両手で持って動けば、なんらかエクササイズになってしまいそうなくらい。
(※ひでるさん未所持なのですが、もう1冊は前巻が良さそう)
もともとは同人発表された作品な様子。
そのため、各話は変則ページ量で、感覚的には長めな短編という印象です。
お話によっては、区切りっぽいタイミングがあり。
話数区切りも出来そうでした。
(※真っ黒なページが差し込まれています)
ジャンルは…センセのあとがきには、
「ホラー、オカルト、少しネガティブな題材」
とのこと。
まぁ、普通に学校行ってる男女の恋愛模様~なんてお話はなく。
ぱっと一言で表現するならば、ゴシックホラーみたいなん。
収録の2話目は日本のアパートではありましたがね(笑)
全体はとかくエロエロしく、ストーリーは明るくないものの、ブラックさは強くなく。
ちょっと甘さもあったりしていて、ざっくりですがラブコメっぽくも感じました。
↓表紙あんなんですけど、そうホラーという単語を警戒しなくて良いと思います。
(※4話目はちょっと気持ち悪いところあるかも)
あまり他では見られない、独特な世界を堪能ください。
こうしたオールカラーな単行本が発売される、ということで。
作画は実に見事なもの。
↓表紙そのままの判断で大丈夫です。
フルカラー単行本に限らず、↓表紙と本編で微妙に力の入れ具合が変わる、って事はままあるのですが。
こちらの場合、背景が効果だけとか真っ白ということもほぼなく。
一定のクオリティが高い位置で保たれているのが特徴的。
商業発表でないのが大きいかもしれませんね。
濃い目な色彩で、ジャンルもあって黒色が深く。
枠間とかだいたい確保はされているのですが、吹き出し・擬音・漫符などでかなり賑やか。
コッテリとした味わいです。
お話の雰囲気とよく合ってました。
人物絵はリアル寄りで、まつ毛クッキリの横長タレ目がポイント。
なんというか、普通に服着て立っている絵も、妖しくエロちっくでした。
カバーのイラストが分かり易いので、店頭では表・裏を確認していくのが良いでしょう。
【 収録話 】 4話収録
005:「婿殿は地縛霊」89
幽霊屋敷に住む「ニーナ」
両親は長期出張、姉は海外留学となり、屋敷で初めて1人きりとなったのです。
恐怖はあったものの、家族皆強い性欲あるようで。
これ幸いということで、「ニーナ」はあちこちで独りプレイをしていたのですが…。
それを切っ掛けに、霊体であった伯爵「ロラン・トルストイ」が実体化したのでした。
ごく簡単にはそんな話。
その伯爵さんが…↓表紙の骸骨ですわね。
おっかない雰囲気とは裏腹によく喋り、ユーモアもあって面白い方。
(※声帯うんぬんのくだりは、なるほどと思いました)
ヒロインの「ニーナさん」は黒髪ロングの可愛らしい娘。
初対面では驚いていたものの、彼の言動もあってすぐに慣れており。
骸骨ながら彼が照れる描写もあるくらいの笑顔まで見せるようになっていました。
彼女の独りプレイで実体化は進み、彼はさらに変化していき…という感じ。
中盤あたりのお姉ちゃんと電話で会話している場面がいいですね。
1枚絵で描かれていたその詳細については、次のエピソードをお待ちください。
後半は盛り上がることと思います。
まさか、あーした展開になるとは、驚き。
※左:姉「サーニャ」、右:妹「ニーナ」
099:「事故物件×留学生~四畳半の不可思議な情事~」29
日本の学校へ通うため来日していた「サーニャ」
費用を浮かすため、不動産屋から紹介された”事故物件”に住むこととしたのですが。
それがためか、淫夢をよく見るようになっていたのでした。
前述しましたが、こちら前話と繋がりがあります。
”ぼんやりとした姉”
…そう紹介されていた、「サーニャさん」のお話ですね。
彼女の一人称で、文末にカタカナが混じるのが特徴。
当初は淫夢だったのですが、エスカレートしていき。
いつの間にやら、なんらか不確かなモノに頻繁にえっちされてました。
お洗濯・料理中のプレイが好き。
あんなんに、
「いきなりはやめてくださイ~ッ!」
という返しは…もっとやってくれ、みたいな感じがしました(笑)
お姉ちゃん可愛いなぁ。
収録ではこちらが最も好き。
128:「L教会と異端者一家」79
※正式なお名前は長いので、いきなり略称にて書きます。
いささか特殊な修派、というログノフ教会。
そちらに住む父「イヴァン」ほか一家のお話です。
母「ソーファ」はシスターなのですが、信者とえっち(尻)していて。
弟「アリーク」は両手足が義手で、姉「キルーシャ」に色々シテもらっており。
また、その「キルーシャさん」も父親と色々シテいる…という、内部でドロドロしている家庭です。
やがて息子と交わるようになった「ソーファさん」は、意外な台詞を口にしていて~。
果たして何が起こっているのか、起ころうとしているのか!?
…といった導入。
中盤あたりから、「アリークくん」の視点となり。
この一家の秘密について、ゆっくりと明かされていきます。
オチがいいですね。
あの後は大変なこととなるんだろうなぁ。
シスター服の「ソーファさん」もいいのですが。
こちらのメインはツインテールの姉「キルーシャさん」でしょう。
冒頭には家族写真にキャラ紹介がされているのですが(名前と愛称ね)
そちらの「キルーシャさん」が実にキュートでした。
もう少し彼女だけ見たかったなぁ。
※左:母「ソーファ」・姉「キルーシャ」、右:雛宮千代
209:「夜な夜な学園の怪奇たちとドスケベしちゃう少女のお話」32
県内で偏差値高くお嬢様が多く通う私立皇女学園。
そちらで夜間警備員をする主人公は、個室にカメラを仕掛けていたのですが。
夜間のリアルタイム映像にて奇妙な場面を見たのでした。
ごく簡単にはそんなお話。
タイトルに”学園の怪奇たち”とありますが。
そのまま、色々なプレイが描かれておりました。
ちょっと気色悪いのもありましたよー。
(※でも、こうした系統ではだいぶソフト目であったとも思う)
制服女子が登場することもあり、収録では最も和風で現代ちっくな漫画です。
こうしたストーリーで、最後があーなのはお約束でしょう。
【 その他 】
以上、本日は「露々々木もげら」センセでした。
こちらが2冊目でいいのかな。
ひでるさんは…てっきり「ヨールキ・パールキ」がお名前なのだと思っていました。
ブログ書く段になって間違いに気付いたのです…。
あれはサークル名なんですね。
実は1冊目もちゃんと認識していて、店頭では迷ったのですが。
なんとなく…おっかない雰囲気で、また形状が特殊(横開き)だったので、悩んだ結果様子見しちゃいました。
そんな訳で、もともと気にはなっており。
今回は↓表紙が好みでそちらが決め手となり、手を出してみました。
なるほど、超人気云々はその通りでしょう。
凄かった。
真っ暗なだけでないお話はぶっちゃけ予想外だったのですが、それも良かったです。
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