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■新堂エルの文化人類学 (新堂エル)

★まんがデーター [17.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] オカルト、民俗学、複数
・構成 : カラー(4P)、4話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: 折り返しにコメント、小ネタ解説、
      カバー裏にヒロイン対談漫画。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「新堂エル(しんどう・える)」センセの「新堂エルの文化人類学」です。

ヒロイン特集1:昔の「直海さん」
※ヒロイン特集1:昔の「直海さん」

 【 構成・絵柄 】

本当かどうか、 米国人作家という「新堂エル」センセ。
その新作はタイトルそのままの学術的な要素もあるえっち長編です。
ひでるさんのイメージでは、「船堀斉晃」センセが得意としてそうなお話。
ただ、エロス描写はかなり突き抜けたものでして。
多少ですが、あらかじめ覚悟(?)を持って読み進めましたんですが…。
まぁ、できれば”一気読み”はしない方がよさげな単行本。
なんというか、凄い
エロいというのもあるんですが、どっちかというとグロい
ある程度の耐性が必須だと思います
いやあ、えらいお話でした。
そんなんが、278ページ(※「ティーアイネット」さんHP参照)も続くストーリーもので、ボリューム感は相当。
単行本もずっしりと重く、厚く、タイトルのカタサもあって、本棚に立て置きにしておけば学術書と混同される…かも。
分かんないけど。
独特なネタなので、くれぐれも注意ください。

大変にパンチ力のある絵柄
勢いに優れ、細かいところを気にさせないほどのパワーがあります。
強めな線で、色彩はごく強め。
ページも賑やかなため、こってりとしています。
横線の枠間は結構大きめな幅あるんですが、とかくコマ内が目立つんですねー。
各ポイントでの背景描写も見事。
大コマも迫力があります。
ただ、乱れ・崩れは感じるところあり。
派手さがためか、漫画の流れで分かり辛い点もありました。
お話が突飛なものなので、それが原因かもしれませんが。
あちこちで書いたように、エロス度合いは変な方向へねじ曲がって高く。
特殊なプレイも頻繁なため、注意が必要。
くれぐれも、↓表紙の”いい感じの肉感的なヌード”に、ふらーっと釣られないほうが良いでしょう。
判断には、サンプルがある「ティーアイネット」さんのHPがオススメです。

 【 収録話 】 14話収録

”文化人類学研究室”の教授「斎総一郎」は、9歳で英国オックスフォード大学を卒業した天才。
様々な論文を発表し、世界的にも有名な少年でした。
そんな彼は徹底した現場主義で、生徒「桜」、「宮下直海」の2人と共に調査を続けていたんですが。
その対象となるのは怪しいものばかりで、特に実働部隊な「直海」は散々な目に遭うのでした。
大雑把にはそんな感じ。

文化的な事柄とかオカルトっぽいネタのある、えっち長編。
巻末には解説があり、元ネタがどんなんだったか分かるようになってます。
その他の細かい部分など、知識あればより楽しめるでしょう。
漫画中もそんな感じで、場面によってはややテキスト多め。
題材も含め、徹底して人を選ぶ漫画だと思います
で、えっちなんですが…こちらのネタも同様。
普通のラブいえっちなんて皆無で、基本的に複数が当たり前。
まさにボロボロになるまでサレ続けていました。
もうエロいとかなんとかを通り越した感じよ。
成年漫画とかに慣れてない方が見ると、性格に影響しちゃいそうなくらい。
くれぐれも気をつけて下さいね。

ヒロイン特集2:私服の「直海さん」
※ヒロイン特集2:私服の「直海さん」

003:「フィールド・ワーク! 第1話」 カラー原稿あり
「直海」の提出したレポートを切っ掛けに、”本当に神様が降りてくる”という神衣那(かみえな)村の秘祭「山下り」に参加することとなった一行。
半ば無理やりに「桜」・「直海」の2人が巫女とされてしまうんですが…というもの。

まずは奇祭ですね。
ふんどし姿とされた2人が見れます。
カラー原稿部分は祭りの序盤戦。
ふんどしとか服の意味なくなるくらいに透け透けにされてましたよ。
本編は祭りのメイン。
ヒロイン2人、特に「直海さん」はこれが初めてとのことでしたが、ガッチリされてしまうのでした。
なかなか大変なこととなってましたよー。
ただ、2周目で見てみると…このあたりはまだソフト(笑)

043:「フィールド・ワーク! 第2話」
今回のメインである、タコの生態から始まるこちら。
とある漁村での神隠しを調査するというものでした。

前半では「直海さん」の生活風景が見れます。
なかなか酷いですね。
変な住民らも登場し、奇妙な雰囲気たっぷり
紹介帯で海女ちゃんと書かれていたそのまま、「直海さん」は海女コスプレで調査をしてます。
危機を迎えた際の、彼女の言動に注目。
ううむ、実際のところ、そんな感じになるんだろうなぁ。
細かい事は伏せますが、タコとの見開きページは圧巻
見事な触手えっちとなっていました。
キルタイムさんな感じ。
そんな訳でえっちシーンは相当にドギつく、また最後の最後までトンデモなネタになっています。

087:「フィールド・ワーク! 第3話」 前後編
こちらはNG島の部族の調査。
簡単には、だいたい裏表紙なイメージです。

冒頭は前エピソードから直接の続き。
「直海さん」と教授の初対面時の回想もありました。
当時から、いかにも彼女らしいやり取りが楽しめます。
こちらのお話にて、新キャラ「マシュー」、「アリエル・テンプル」が登場。
とある理由で先行した「直海さん」は外の人間には許されていない、男だけの儀式を潜入調査するんですが…という流れ。
嫌なヨカンしかしませんよー
とは本編での台詞。
読者も同感ですね。

後編からがメインなんですが。
これはまた…前回、前々回とは異なるドギつさ
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、まあ凄いですよ。
ひでるさんはどちらかで似たようなネタを見た記憶ありますが…。
なんだか忘れましたが、そちらと違って恐怖がエロス面だけでないのが大きなポイント。
直後のシーンには寒気もしました
どんな結末になるかは、ぜひ本編にて。
なお、そのほかでは、「桜さん」の意外な戦闘力が見れました。

ヒロイン特集3:コスプレ「直海さん」
※ヒロイン特集3:コスプレ「直海さん」

163:「フィールド・ワーク! 最終話」 前中後編
前回から参加の「テンプルさん」が切っ掛けで、冒頭はブードゥー教について。
彼女は教授と違い、オカルト肯定派。
その関係で、ゾンビ・パウダー入りのクッキーを食べた「直海さん」に変な発作が…というのがそもそもの切っ掛け。
で、実はオチにも深く関わっている事柄なので、覚えておきましょう。

こちらはだいたい↓表紙でタコを除いたイメージ。
前編はプロローグ的な感じで、中編からが本番。
最終エピソードに相応しいパニックぶり。
ここのところサポートになっていた「桜さん」もキッチリされてます。
前回に判明した戦闘力をもって、とある理由で最悪の敵になっていました。
そんなこんなで後編は教授が活躍。
詳細は伏せますが、「直海さん」もイロイロな意味で目立っております。
ここまでだと、本当にエロいとかなんとかではないですねー。

個人的にはもうアチコチで振りきれまくってましたが、ラストの展開にまた驚き
うわー。
その後の3ページあって、ようやくほっと一息。
いやはや、大変な漫画でしたよ。
正直、疲れました

 【 その他 】

そんなこんなで「新堂エル」センセでした。
前巻「TSF物語」の感覚があったので、こちらも手に取ってみました。
3冊目の単行本ですね。
その前巻の雰囲気もあって、多少の覚悟はしていましたが。
まさかあーんな事になるとは。
↓表紙から、バカバカしさもあるコメディー前面なはっちゃけ漫画かと思っていたんですよねー。
読んだ後に見てみると、前述しました「ティーアイネット」さんのサンプルは、なかなか良いラインアップ。
耐性あるかどうか、判断材料として最適ですよ
コメントにあった、元ネタという普通な話も見てみたい気がします。

新堂エルの文化人類学 (MUJIN COMICS)新堂エルの文化人類学 (MUJIN COMICS)
(2013/11/22)
新堂エル

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■許嫁協定 (フクダーダ)

★まんがデーター [8.0/20.0]
・絵柄 :●●○○○
・お話 :●●◎○○
・漫画 :●◎○○○
・独創性:●●○○○
・属性 : [一般] ラブコメ、許嫁、学園
・構成 : カラー(4P)、4.5話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、カバー裏面にイラスト。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「フクダーダ」センセの「許嫁協定 1巻」です。


※許嫁の3名

 【 構成・絵柄 】

巻数表記そのまま、2巻以降に続く長編漫画。
しっかりストーリーあるタイプで、複数の女性からアプローチされるラブコメとなっています。
詳細は後述しますが、設定はありがちなもの。
逆に言えば、概ね期待通りのお話が楽しめます。
成年漫画出身のセンセであるため、売りの1つはサービス描写
パンチラ(だいたいはモロ)ほか、頻繁ではないもののバストトップも普通に描かれていました。
直接シーンはなく、見せたり・触ったり程度です。
ただ、そのあたりもだいたい購入読者を裏切らないものだと思います。

お話は大きなマイナスではないんですが。
この単行本の問題は作画でした。

ページをめくって、センセの過去単行本を再度確認してしまったくらい。
正直なところ、全然良くありません。
ああした線の太い、こざっぱりとした雰囲気は変わらないんですが。
なんというか…細部が違う。
構図とかバランスとか。
表現的な部分でも、ちらほら引っ掛かりました。
また肝心となるヒロイン絵が良くなく、あまり魅力的に映りません
絵柄の個性がためか、動きもカタく感じました。
本来ならば、特徴薄い設定でも案外絵柄でカバーできるものですが、こちらに至ってはお話の足を引っ張っているみたい。
アマゾンでの厳しい評価もその通りだと思います。

 【 収録話 】 4.5話収録

海外で働く母と離れて生活をする「兼多航(かねだ・わたる)」
2年生に進学した彼は、その式後に見知らぬ女性3名から次々とキスされるのでした。
私達、航君の許嫁候補ですっ
彼と同じクラスへ転入してきた「扇黄珠代(おうぎ・たまよ)」、「藍京莉歌(あいきょう・りか)」、「黛紗苗(まゆずみ・さなえ)」は写真・協定書と共に、そんな事を告げたのです。
また、両親が5才の時に離婚していたため「航」の記憶は曖昧でしたが、実は誰もが知る”雪溝グループの御曹司”でもあったのでした。
かなり大雑把ですが、だいたいそんなん。

紅林智、扇黄珠代
※左:紅林智、右:扇黄珠代

突然に許嫁が現われるという、ハーレムもの。
実は企業の御曹司であるなど、正直ちらほら見かけるネタです。
こちらのポイントは、その許嫁が3名もいたことなんですけど…逆に視点が分散してしまった感じ
派手さはあったんですけど、お話としては微妙かなぁ。
長年会ってもいなかった彼に、彼女らが等しくラブラブというのも同様。
読んでいて思い出したのは「海の御先/文月晃」なんですが、そちらと比べると展開には差があると思います。
もう1つ、彼女らが積極的で、エロスなアピールするというのもあるんですが、もうちょっとあっても良かったかなー。
いきなり3名からキスされる1話目は刺さったんですけどね。

そんな訳で、許嫁ヒロインらの突然キスがある1話目。
幼馴染みで彼が住むアパートのオーナー(娘ですが)でもある、「紅林智」さんが冒頭に顔見せ。
窓伝いに行き来できる、ラブコメ距離でしたね。
なんだか……某アニメがダブりましたが…。
もし何事もなければ、おそらくいずれ「智さん」が彼女の座を射止めたでしょう。
彼女は未遂で終わっているんですが、オチとの対比になってました。
キスシーンの描写はさすがですね。
2話目は転入と詳細説明。
自らスカートめくる絵は好き。
下着とかそれぞれ無個性ではないんですけど、やっぱりインパクトも弱い印象です。
また、そんな彼女らを横目に、目立っていたのは「智さん」
彼女の見せ場であっただけ、漫画のマズさが残念
かなり場面をすっ飛ばしており、また流れも不自然でした。

アパートでの描写がメインとなる3話目。
ああ、「智さん」は性格的にもこの方が恋愛成就しそうですね。
頑張れ。
扉絵そのまま、学園シーンでは皆のブルマ姿が見れます。
「珠代さん」がいいバストでしたよ。
後半でもミニスカートでちょっとしたアプローチをしており、まさに彼女がメインという回。
まぁ、下着は既に何度も見せてましたから。
その際の表情が素敵でした。
4話目は「航くん」とのデートを賭けての水泳勝負。
前回の流れで「珠代さん」を意識する様が良いですね。
まー、健全な男子であればチラつくのも当然。
一歩リードですよ。
こちらでアピールしてるのは、モデルもやっている「莉歌さん」
プールの水はそう濁っていないと考えられ、しかもあれだけの人数が見守る中、だいたい何やったかは分かると思いますが
先のアレも無論いいですが、触感となるとまた別格。
若いうちはバストのが気になるでしょうしねー。
いいなぁ。
なお、4.5話はデートを控えた「莉歌さん」ほか3名の電話トーク。
それぞれ着替え中であったりする、サービス回となってました。

藍京莉歌、黛紗苗
※左:藍京莉歌、右:黛紗苗

 【 その他 】

そんなこんなで「フクダーダ」センセでした。
過去にブログでは「ハニーブロンド」、「相思相愛ノート」、
相思相愛ノート ニサツメ」などを紹介しています。

こちらは既に発売からそこそこ日を経過してから気付きました。
売り切れてたのか、はたまた見逃してたのか、店頭で目に入らなかったんです。
初めての一般系で、かなり期待したんですが…違うなぁ
個人的にお話はそう嫌いではないんですけれど。

許嫁協定 (1) (カドカワコミックス・エース)許嫁協定 (1) (カドカワコミックス・エース)
(2012/12/28)
フクダーダ

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■変質フェティシズム (いとうえい)

★まんがデーター [19.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] フェチ、ラブコメ、下着、昔馴染み
・構成 : 短編×8話。
・おまけ: あとがき漫画、合間にイラスト・ネタ絵、カバー裏にイラスト、
      描き下ろし「お嬢さんはケモノさん」、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「いとうえい」センセの「変質フェティシズム」です。

お嬢様「雅」
※お嬢様「雅」

 【 構成・絵柄 】

今回の収録は全て短編。
ただし、短編と言っても30ページほどの作品ばかりで。
普通ならば、どちらも2話分くらいのボリュームがあります。
簡単にはラブコメなジャンルのお話。
長さの割に、そう凝ったストーリー展開はないんですが。
今回際だっていたのは、そのこだわりあるフェチ描写です。
よくセンセはあとがきで熱い思いをぶちまけておりましたけど、さすがに強さがあるだけ抜群。
ページのほとんどは、そんな描写に割かれていました(笑)
ある意味タイトルそのままですねー。
各パーツのアップなども多めで、共感できる方々は踊り出したくなるような1冊
ひでるさんもひと踊りしました。
ヒロインも年上熟女から、昔馴染み、お嬢様に姉・妹とひと揃い。
これでメイドが居れば完璧だったかなー。
ちなみに、巻末の描き下ろしにて強いパンチ力あるヒロインが登場します。
どんなんか詳細は後述しますが、人を選びそうなのはそのあたりでしょう。

何度か書いていますが、ひでるさんはセンセのファンで。
ある程度点は甘くなるものなのでしょうけれど、絵柄は相変わらずお上手。
こちらも群を抜いております。
久しぶりに新作漫画を目にしたためか、今回単行本では特にそう感じました。
もう、基準とすべきレベルの段が他と違うような感じよ。
濃淡や描き込みに優れ、しつこくなく、それでいて軽過ぎず。
黒もしっかりとした色彩で、細かいところまで丁寧で見易く。
コレと言ってマイナス要素は見当たりませんでした。
下着などの質感もさすがな切れ味。
また今回はそんなん多かったですからねー。

 【 収録話 】 8話収録

005:「さよならスマイル」
昔から「弘」の憧れである叔母「葵」さんは、まだ子供ができないという悩みがあり。
検査を嫌がる旦那に代わり、不妊治療という話まで出ておりました。
そうした頃、法事で親が出払っている家に訪ねて来た彼女はしたたかに酔っており…という切っ掛け。

そんな訳で、年上女性の寝込みを襲うお話です。
こちらの漫画の優れたところは、ヒロインたる叔母「葵さん」のビジュアル面。
絶妙なセンセのバランス感覚にて、”可愛らしさある熟女”が描かれておりました
そんなんが無防備な状態で目前にいれば、もともと気になっていた思春期な「弘くん」が黙っていられる筈もなく。
じわじわ手を出していました。
しかし、下からなんですねー。
まず下着どんなんか、というのはよく分かりますが、あの世代の興味は先にバストではないでしょうか。
お酒すごく弱いもんね…
という発言もあったので、あるいは…既に胸は何らかのタイミングで見たり触ったりしていたのかなぁ。 
とりあえず口に含ませるというのも、なかなかマニアックでした。

あの展開からして、隠し通せてはいないと思うんですが。
オチでの「葵さん」が期待通りに優しい
その後のネタ絵、イラストが良い感じですよ。

叔母「葵」、「美加」
※左:叔母「葵」、右:「美加」

035:「隠し味は愛情です」
大家である母親が不在の際、小さい頃から部屋に住むお兄ちゃんによく食事を御馳走されていた「可奈」
しかし、不在の部屋にこっそり入ったところ、パソコンに残されていた自分の動画を見てしまい。
幼少期から続いていた、衝撃の事実を知ることとなったのでした。

そんな訳で、こちらは「お兄ちゃん」と慕っていた年上男性とのえっち。
「いとうえい」センセの成年漫画で、男性が食事に混ぜる”隠し味”と言えば、わざわざ説明の必要なないでしょう。
しかし、大家の娘とはいえ、勝手に入るのは不法侵入ですよー。
また勝手に合鍵で入ったの?
どうやら頻繁に行っていたらしく、彼もそんな程度のリアクションで、気にしてない様子でした。
バレた際もそんな雰囲気。
ただ、ここではそんなんを始め、様々な事実を許す(?)「可奈ちゃん」が凄い。
ホント、バカ!!
…だって。
惚れた彼女の負けですね。
ここはオチとその後のネタ絵が良質なコメディーしてます。

063:「初恋ライフ」
近所に住む、昔馴染みの「美加」に様々なえっちを仕掛けていた主人公。
しかし、地元の学校で教師になると、長じた彼女もそちらに進学してきて。
2人の間での約束もそこそこに、場所もわきまえずえっちな事を仕掛けられるようになっていたのでした。

昔馴染み、教師・生徒という関係のカップル。
ヒロイン「美加ちゃん」は黒セーラー服がキュートな、ポニーテールの活発な女の子。
彼女のビジュアルも、期待通りなまとまりがありました。
冒頭からの、ブルマがまたヤバいですよ。
この漫画の特徴は、その後から続く上下段での二元中継
上のメインは回想。
幼少期からの「美加ちゃん」とのプレイです。
ページをめくるたびに成長する(要するに2ページで1シーン)彼女とのアレコレが素敵。
実際にやんないように(笑)
その際にも描かれていましたが、
”いつまでも子供じゃないよ”
というそのまま、じわじわ立場が逆転していく様も読み取れます。
下は現在のやり取りで、最終的にはこちらに戻るという演出になっていました。
個人的にこんな構成好き。
時代がためか直接シテはいないものの、ロリロリっとした「美加ちゃん」が楽しめます。
後半は学校の続きで、黒セーラー服な「美加ちゃん」とのえっちでした。

091:「ミルクドールなお嬢サマ」
「お会いした事もない殿方の下へ嫁ぐ事は納得できません」
そんな訳で、屋敷を飛び出したお嬢様「雅」は、以前家庭教師をしていた主人公のアパートへ逃げてきたのでした。
世間知らず、というよりも別次元で生活しているような彼女。
えっちな事も知識あるのか、ないのか、言うことには従順に従っていて。
欲望が暴走してしまうのでした。

カチッとしたお嬢様に、色々しちゃうよ、というエピソード。
今回の表紙・中扉担当(裏表紙もかな)はこちらの「雅さん」です。
正直、カバーはやや地味目な印象であったんですが、なにゆえあーなっているのか、こちらで判明します。
まぁ、あれだけのシチュエーションで、直接えっちはギリギリ耐えていたという方が意外。
いいなぁ、コレ。
チ○ポ汁とかなんとか、変な単語教えないように(笑)
しかし、彼女をどれだけの間匿ってたのか、黒服の男性らは案外大したことなさそうね。

123:「壁越しに恋?」
幼馴染みの「サキ」さん宅が建て替えることとなり。
それまでの間、一家は仮住まいに引っ越したんですが。
通学の都合ということで、彼女だけは家に居候することとなったのです。
しかも、「大樹」の部屋は石膏ボードで分割されてしまい、大部分のスペースを彼女にもってかれてしまったのでした。

そんな感じで幼馴染みとの同居ラブコメ。
後半えっちのネタは、実はひでるさんにドストライクなものでして。
収録で最もお気に入りな作品です。

漫画のポイントは、パーティションが石膏ボードであったところ。
成年漫画のお約束そのまま、前半で独りえっちを目撃された「大樹くん」
逆上した「サキさん」は鉄アレイを投げつけ、それに穴を開けてしまうんですが。
健康な男子なら毎日の日課だ!
堂々とそういった彼に対し、若干歩み寄ることとしたのです。
こーれーは、エロい。
強気な言動そのまま、「サキさん」はちょっとツリ目なところがまた可愛いんですよ。
そうしていくうち、親しくなって直接えっちに至る2人は。
また独特なプレイですることとなるのでした
恥ずかしいというのは分かりますが、あれはまたよりエロいですね。
よくもまぁ、自分から言い出したもんだ。
ただ、そうしたプレイがしっかりオチにも繋がっています。
なるほど。

151:「Love is Blind」
コンタクトをしたまま寝てしまった姉「愛美」
それが炎症となってしまい、1週間ほど両目に包帯を巻いた状態になってしまったのでした。
何かと不自由な彼女をサポートする弟「春人」
しかし、そのどさくさにまぎれ、えっちなことを仕掛けていたのです。

実姉とのカップルです。
撮影したり、食事に仕込んだり、直接かけてみたり…と、この漫画でのプレイ集大成みたいなお話
相手は目隠しされているだけで。
酔っているのでも世間知らずでもなく、普通は気付くものでしょう。
イイ年齢なのだろうし。
しかし、どこまで理解しているのか、疑うことなく受け入れてる様が可愛いのです。
バスタオル巻いてたとはいえ、お風呂も一緒でしたねー。
入る時どきどきするだろうなぁ。

「愛美さん」はオチのぎりぎりまで目には包帯がキッチリと巻かれていて、ちゃんと顔は見えないままなんですが。
最後までそのままでも良かったかも。

183:「唾妹~妹はお年頃~」
小さい頃、一緒に寝ていた妹「優香」を不意に女性と意識するようになっていた兄。
彼女の知らぬところで欲望をはき出し続けていた自分とは逆に、すっかり生意気に成長したため。
彼女の誕生日イブに、一服盛ることとしたのでした。

先は実姉でしたが、こちらは妹。
おデコが可愛い、妹さんでした。
その寝込みを襲うパターンですねー。
生意気とはいいつつも、お兄ちゃんには甘えてきており。
傍から見ていて、彼が考えるほど、仲は悪くないと思いました。
(オチもそんなん)
エロい意味は置いといて、ある程度を境にまた親しく戻りそう。
収録の「初恋ライフ」と同様に、ロリ「優香ちゃん」から成長していく色々タイミングでのプレイが見れます。
よくもまぁ、バレなかったもんだー。
あれが露見した際にどうなってしまうのか、見たい気もしますよ。

サキ、妹「優香」
※左:サキ、右:妹「優香」

211:「お嬢さんはケモノさん」 描き下ろし
なんと20ページという描き下ろし漫画なんですが。
…ごめんなさい、今回の減点はコレが原因(笑)
だって、ひでるさんこの趣味はまるでないんですよー。
耐性も弱いため、正直なところちゃんと見れて・読めてはおりません。

と、そんな感じに、かなりな変化球のインパクト強い短編です。
漫画はごく普通に新婚カップルのえっち話。
何って訳でもないんですけど、2ページ目の、
おかえりなさい、ア・ナ・タ…
の1ページまるまるコマで、引くか、引かないか、だと思います。
タイトルそのまま、奥様の顔がまるまるケモノなんですよ。
尻尾はあり、手は普通に人間なものですが、足は動物っぽい風情。
ひでるさんは”なんちゃら耳”からしてよく分からないため、この良さは想像もできません。
異種族との結婚は無理そうです。
そんなんないですが。

あとがきによると、あと15%ケモノ度上げようとしていたとのことで…。
さすが、「いとうえい」センセ。
できればココまでのは同人誌程度にとどめておいて欲しいです。
かなり人を選びますよー。

 【 その他 】

そんなこんなで、毎度お馴染み「いとうえい」センセでした。
正直なところ、前巻「貴方を吸ってもイイですか?」はあまり刺さらなかったんですが。
今回はいかにも、らしいまとまりで。
額に入れて飾っておきたくなるような感じでした。
前述してきたように、各ヒロインも魅力的でしたよー。
ただ、ラスト収録のケモノには度肝を抜かれましたが…。
これはどうにも理解できない領域でした。

変質フェティシズム (メガストアコミックス)変質フェティシズム (メガストアコミックス)
(2013/11/25)
いとうえい

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★「いとうえい」センセの漫画紹介記事

秘密の関係
 初見で刺さった6冊目。小さい教師「あゆみちゃん」など、いまだに好みな単行本です。
少女図鑑
 5冊目くらいの短編集。母親もありますが、全体的には年下系。絶版かな。
少女図鑑DX
 上記よりサイズの変更・2話追加という再販本。
LOVE!!恋の翼を探して
 近親・百合・ふたなりなどの要素ある、四角関係な恋愛長編。
恋の涙と愛の蜜
 明るいコメディータッチなフェチ短編集。
キスより大切
 「LOVE!!恋の翼を探して」の外伝も収録された、色々な短編集。
ぷりプロ ~Princess+Propose~
 お姫様との同居ラブコメな長編。おまけ要素も充実。
お姉さんじゃダメかしら?
 お姉さんがメインの年上系。知らぬうちに弟を自らの好みに洗脳する姉「京さん」が最高。
ぶらこんッ!?
 近親関係をテーマにした一般系。あとがき漫画も秀逸です。
お気に召すままご主人サマ
 駄メイド「リンさん」の一般系。頻繁にパンチラほかサービスカットも多めです。
その唇で囁いて
 先輩、先生など、年上系な短編集。コメディー「好きすき大スキ」もこちらに収録。
貴方を吸ってもイイですか?
 ヴァンパイアな複数ヒロインとの長編。どっちかと言うとコメディー色が強めです。


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■僕だけの夕闇 (井雲くす)

★まんがデーター [19.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、S、ブラック
・構成 : カラー(8P)、短編×9話
      (うち「若葉さんシリーズ」×3、「完璧な彼女」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に漫画。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「井雲くす(いぐも・くす)」センセの「僕だけの夕闇」です。

若葉、椰奈
※左:若葉、右:椰奈

 【 構成・絵柄 】

主要は連続話と短編。
連続話はどちらも繋がりのある、ストーリーな漫画でした。
冒頭の中編は、スタンダード(※そうでもないですが、どちらかというと)なお話でしたが、もう1つの2話連続は、ドSなヒロイン。
ある種の黒さある仕上がりでした。
そのほか、短編のヒロインらも可愛いだけではなく。
皆さん、何らかのブラックさを持った、独特な娘で構成されてます。
そうしたひと癖ある登場人物らが最大の特徴
↑上の属性でラブコメとしてますが、ラブはともかくコメディー部分はあるものの目立たず。
妙な緊張感も漂うお話ですね。
可愛いだけでないのはリアルだけれど…漫画でこうしたブラックさを見たいかどうかは別で。
人はキッチリ選ぶと思います。
ひでるさんはこんなん好き(笑)

漫画のポイントのもう1つは、その作画。
強く丁寧な細線で綺麗にまとまってます。
濃淡はやや濃いめ、描き込みはちょうど良いくらい。
コマ割りはやや複雑さあり、賑やかでしたが、不思議とそうコテコテしてはおりません。
コメディー崩しを含めて表情に優れ、漫画表現も同様。
特に引っ掛かるところはありません。
背景とかメリハリとかあちこちのバランスが絶妙
前述したように、センセのヒロインは毒を持っているんですが。
それも見事に描かれておりました。
良いと思います。
ただ、↓表紙・裏表紙は個人的に本編の良さがあるとは思えず。
(※いちおう、カラー原稿の漫画は良いものです)
紹介帯のカット絵もそれだけで伝わり辛いものなので、判断にはセンセのHPをオススメします。

 【 収録話 】 9話収録

003:「潤」 カラー原稿
011:「萌」
035:「永」
近所に住んでいた、1つ年上の吹奏楽部「若葉」
「和貴」は彼女に誘われ、幼少期から遊びと称したえっちな行為を行っていました。
自分に自信なく、「若葉」の相手に相応しくないと考え、止めようとしていたものの。
なかなか言い出せずにいたのでした。
大雑把にはそんなん。

冒頭のカラー原稿は時系列ではもっとも後ろ。
(正確には、2話目「永」のオチ前)
戻ってまた最後に読むと、印象変わるかも。
そんな訳で、実際には1話目となる「萌」
これは「和貴くん」視点で、えっちな行為を繰り返す「若葉さん」に話をしようとしていたところ…という流れ。
まぁ、彼女に嫌われてるとは思わないでしょうけど、好かれていると考えるほど自惚れてはおらず。
それどころか、「和貴くん」は相当に自己評価低く、また彼女を高く評価しており。
あの頃ならば、そんなんも仕方ないかなー。
社会出てれば、また色々と見えてくるものがあるのだろうけど。
そんなもやもやを残したままのオチで、次のエピソードに。
2話目「永」は「若葉さん」の視点。
ああした男の子を前に、やはり葛藤する彼女の心情が描かれておりました。
もしかしたら、あのまま何もなく終わっていたかもしれないので、良い切っ掛けだったかも。
男性同士だと、あーした会話をするものなのよ。
泣いちゃう「若葉さん」が恐ろしいほどにキュートです。
そんなこんなで、カラー原稿「潤」は2人での温泉旅行話。
浴衣な「若葉さん」がヤバいです。

059:「完璧な彼女」 2話
誰からも好かれる、才色兼備な「椰奈」
クラスで敬遠されている「荒石」ともなぜか親しく話をしていたんですが。
彼からすれば、どうにも癇に障る相手であり。
一緒に帰宅した際を狙い、彼女を汚すべく行動しようとしたところ…という切っ掛け。
いちおう幼馴染みですね。
彼のソレは完全に八つ当たりであるんですが。
そのドス黒い感情のさらに上を行く、路地裏での「椰奈さん」の行動が凄い
あははっ
とか笑ってましたよ。
さすがに「井雲くす」センセの描かれる女性は半端ない。
完璧というべき逆パターンでした。
あーまで、徹底的に男性がやり込められる漫画も珍しい(笑)
オチページでのモノローグがぞくっとしますよ。
まさに彼女のオモチャと化した2話目。
「椰奈さん」と一緒に帰るのは、男子にとって羨ましい事らしい。
知らない人はそう思うか。
先の事件がため、完全に支配関係となっている2人。
しかし、彼女のSっぷりは相当なものでした。
何があったんだろう
「荒石くん」とはレベルがまさに段違いという感じ。
あれはどうにもならないだろうなぁ。

小野原さとみ
※小野原さとみ

107:「ど…が好きなんです」
小さなデザイン会社の取締役「早川」と新人「土屋」の年の差カップル。
「早川」は三十路過ぎというのに童貞で。
スタッフから、ちらほらそれでいじられていたんですが。
なんと、「土屋さん」は童貞な男性好きだったのでした。
他の話みたいに、どっかで裏切られるかなーと心配しましたけど、とりあえずそんなん無くて安心。
ツリ目ながらあちこちの反応が可愛らしい彼女。
前半の目隠しされてのキスシーンがいい感じでした。
でも、童貞と言っても素人童貞かもしれないぞ(笑)
後半の「土屋さん」がまたキュートなので、ご期待下さい。

131:「おもちゃ君とおねえさん」
「こーすけ」くんと、その隣人「小野原さとみ」さんという2人。
もともとは、隣に住む「さとみさん」宛の荷物が間違えて届いたこと。
なんらかの切っ掛けになるかも。
そう考えた「こーすけくん」が荷物を開けたところ、中からは大量の大人のオモチャがあり。
また、間の悪いことに、そこを当人「さとみさん」に目撃されてしまったことで、彼女に逆らえなくなってしまったのでした。
そうした流れで、彼は生きた大人のオモチャとなったのです。

まぁ、あーんな人とは思わないもんね、普通は。
弱味もあり、ドSな「さとみさん」に好き勝手されるという漫画。
それだけならまだ良いんですが、この漫画のポイントは何と言っても後半前あたりのやり取り
「こーすけくん」は無論のこと、読んでいた読者の期待も含めて、ガッツリと裏切られます。
震えますよ。

155:「三ツ弽の先輩」
憧れる先輩「清璃(きより)」と居残り練習をする「タイチ」
最近調子が悪いという話題から、
私のこと見過ぎ!
そう核心を突かれてしまい、うろたえていたところ…なんと、彼女からキスをしてきたのでした。
そんな感じで、弓道部のカップル。
普通の漫画ならば、実はラブラブという感じになるところなんですが。
そこは「井雲くす」センセ。
ガッチリえっちではあるものの、しっかりいじられておりました。
もともとは彼女のが先輩ですしねー。
ちょっとキツめに教えた方がいいかなあ
という台詞前後の「清璃さん」が実に素敵。
ぞくぞくしますよ。
ただ、当事者の「タイチくん」はちょっと気の毒でしたけど。
オチページがなんだか羨ましいです。

土屋さん、清璃
※左:土屋さん、右:清璃

179:「スペリアー・ケーキ」
ケーキ店の新人バイト「上野」くんと、先輩「アリサ」さんのお話。
試用期間は優しかったものの、終わったら急に厳しくなり。
怒号が飛ぶ毎日なのでした。
ややヒステリックにも見えますが。
言ってることは間違っておらず、仕方ないか。
自分が接客するときは普通に笑顔で、ちゃんとしてたし。
えっちへの流れは、「上野くん」がお客さんの女子高生らにちやほやされていたことによるもの。
ここは理不尽
果たしてどうなってしまうのか、と思いましたが。
後半が可愛かったので、ちょっと安心。

 【 その他 】

そんな訳で「井雲くす」センセでした。
こちらが2冊目ですね。
ブログでは初単行本「終夜セクソロジー」を紹介しています。
やっぱり巧い。
ちょっと癖が強めなので、人は選ぶんでしょうけどねー。
それがためか、各書店ではおまけがつくようです。
センセのHPにまとめられていたので、参考に良いでしょう。
個人的には漫画と設定で12ページという小冊子がオススメ。
作品枠を越えた登場ヒロインらの掛け合いが楽しめます。

僕だけの夕闇 (メガストアコミックス)僕だけの夕闇 (メガストアコミックス)
(2013/11/19)
井雲くす

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■ポルノスイッチ (Hisasi)

★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳
・構成 : 初単行本、カラー(16P)、短編×14
      (うち「夏の向こうに」×2、「秋夜に会うならば」×2、「かやね更生作戦」×2)
・おまけ: あとがき、加筆修正あり、カバー裏に「夏の向こうにAFTER」、
      描き下ろし「再びかやね更生作戦」・「再び秋夜に会うならば」
      
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Hisasi(ひさし)」センセの「ポルノスイッチ」です。

文芸部の先輩、紺野夏樹
※左:文芸部の先輩、右:紺野夏樹

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
「COMIC快楽天ビースト」の表紙作家さんのようですが、意外にもカラー原稿は多くなく。
ちょっと懸念していたショート漫画も2話程度で、きっちりとしたページのある短編群となっています。
また、それぞれ主要話には後日談が描き下ろしされており。
ちゃんと読み応えのある仕上がりです。
ジャンルとしてはラブコメ。
一部異なるものもありましたが、ラブいですよ。
とろとろえっちをお楽しみください。

色が強く、濃いめな作画。
端まで目一杯描かれる方で、ページはごっちゃりとした風情です。
えっちも液体ドロリとしていて、とかくコッテリとした仕上がりでした。
コマ割りも細かめです。
色々とお試し中なのか、原稿時期はそう開いていないものの、雰囲気はちらほら違いがあり。
そうした意味ではやや不安定。
もともとお上手な方なので、そう問題ないですけどね。
そう目立つほどではないものの、小さいコマとか、ちょっと気になるところがあります。
また、大したことではないんですが…。
全体的に男性自身が大き過ぎるような気がしました。
癖がそこそこあるので、サンプルなどで判断下さい。

 【 収録話 】 14話収録

001:「ナミダイロocean」 カラー原稿
005:「ミキちゅ」 カラー原稿
どちらもカラー原稿のショートもの。
「ナミダイロocean」は4ページ。
年上の女性「那波」さんとの浜辺えっち。
やたら面積の小さい水着を着てましたが…あのスタイルだと、逆にキッチリ隠れる方がエロスですよ。
「ミキちゅ」は8ページ。
「ツカサ」・「ミキ」という幼馴染みカップルです。
ツンデレというか、Sちっくな「ミキさん」とのえっち。
彼はなんのかんの言ってましたが、あれで関係良いのでは。

013:「放課後トラップ」 カラー原稿あり
文芸部の先輩ヒロインとのえっち。
主人公が書類を拾ってくれたお礼をしたいと言ったところ。
文芸部に連れられた彼は、いきなり股間をまさぐられることとなるのでした。
まさに男性側がえっち”される”というお話です。
タレ目で背丈小さい女性の巨乳っぷりはいいですね。
えっちでした。
セーターの下はノーブラでシャツ着てるだけなんですが、かなり透け透けでしたよ。

倉橋結理
※倉橋結理

033:「秋夜に会うならば…」
197:「再び秋夜に会うならば」 描き下ろし
中学生まで同級生だった娘と大学に入って偶然再会。
会うと挨拶を交わす程度の関係になっていました。
そんな彼女「倉橋結理」より、”これからアパートを訪ねたい”と電話があったのです。
だいたいそうした切っ掛け。

今回収録されたお話で最もお気に入りなお話
別に顔見知り程度でも、進学して会うとなんだか親近感わくものですよね。
うん、こんなんあるある。
また昔より可愛くなっているなんて、はたしてどんな漫画だ。(漫画ですが)
サークルの飲み会を抜け出してきた…ということでアルコールの力もあるんでしょうけど、部屋に来るというのは期待されて当然。
私に見とれちゃった?
という台詞がヤバイですねー。
2人の微妙な、緊張感ある距離がなくなった瞬間からのえっち展開が見事でした。
オチの「結理ちゃん」もキュートです。

描き下ろしは後日談で、ラブホテルでのえっち。
おっぱいばっかり…洗って…
とか言われてました。
もうラブラブでしたよん。
こちらのオチでの台詞もまた素敵。

059:「太陽の雫」
田舎に帰省した従姉妹「三島飛鳥」さんにと迎える「健太」くん。
えっちに興味出て来た「飛鳥さん」が、まだ照れのある彼にちょっかい出していくという風情。
奇行、というほどではなかったかな。
お尻が透けてる扉絵が好きです。

077:「かやね更生作戦」
205:「再びかやね更生作戦」 描き下ろし
引きこもりの「川島かやね」さんを更生させよう、という漫画。
もともと真面目だった彼女にゲームを教え、堕落させてしまったのが主人公「鉄平」くんなので、そうした行動は真っ当。
むちむちとしたスタイルがいい感じでした。
あの独特な髪型は床屋行かないためかな。
後日談の描き下ろしでは元々に近い髪型となってましたが。

099:「夏の向こうに」
000:「夏の向こうにAFTER」 カバー裏・カラー原稿
庭に水撒きをしていた「紺野夏樹」は、声を掛けて来たクラスメイト「相沢春之」に水をぶっかけてしまったのでした。
「紺野さん」がやや暴走しがちな娘さんではあるんですが。
彼との掛け合いは慣れた感じで、おそらく普段からあの調子なのかな。
もともと気になる相手だったんでしょう。
いっぱい・いっぱいになる「紺野さん」が可笑しいです。
髪をツインテールにしていたので、オチページは別人かと思いましたよ。
なお、その後日談はカバー裏に。
夏祭り、そして学校での2人が見れます。

119:「さがしもの」
元コンビニでの同僚だった「葵」にお願いされ、彼女を泊めることとなった「石田直樹」
家に帰りたくないという彼女は勝手に合鍵を作り、部屋に居つくようになっていたのです。
これはまたなかなかにラブいエピソード。
冒頭の雰囲気と一変する中盤以降がポイントです。
安心して、何しても嫌いにならないから
という彼女の台詞が優しいですよ。

135:「そっとよびかけて」
いつも授業中にヘッドホンをつけている生徒「雨音真由」さんのお話。
これと同じネタは他の方も描いていたような。
普段は物静かで半開きな目がガラリと変わる、直接耳元で声を聞いたコマが可愛らしいです。
漫画はずぶ濡れになった彼女と講師が、雨宿りにホテルへ入るというもの。
ほとんど喋らないままの彼女が凶悪です。
あれは…逆らえないなぁ
まぁ、ホテル入った時点でヤル気満々でしょうけど。
ラブラブで良かったですね。
オチページがまたキュートでした。

157:「朝も、夜も、ふれてよ。」
極度の恥ずかしがり屋、という「彩」ちゃんと「悠一」くんのカップル。
初えっち話ですね。
ただ、ちょっとめんどくさい娘だなぁ。
告白は「彩ちゃん」からだったというのに。
結局妥協案となったのは、目隠しプレイ。
これなら全然見えないから大丈夫っ
とか言ってました。
うん、余計にエロいよ。
ただ、それがためか後半は驚くような素質を開花させていました。

葵、玲子
※左:葵、右:玲子

177:「過ぎさらぬ女」
同サークルの「花苗」に好意をもっていた「誠治」
しかし、姉に気のある男性を次々に誘っていた彼女の妹「玲子」によって、彼も陥落。
現在は憧れだった「花苗」の結婚式に呼ばれる立場となっていたのです。
そこで3年ぶりに「玲子」と再会したんですが…と、だいたいそんなん。
「玲子さん」の大胆カットのなドレスが素敵。
まさに小悪魔という風情ですわね。
「誠治くん」もまじめなだけ、いいように弄ばれてます。
オチでの一言を見る限り、敵いそうにないなぁ。
指摘されていたそのまま、好きなんだろうし。

 【 その他 】

以上、「Hisasi」センセでした。
こちらが初単行本。
お上手でしたね。
特にラブいものがお好きな方には良いでしょう。
「秋夜に会うならば…」は乱れる黒髪など実に素敵でした。
なお、↓表紙は紹介帯によって下着の着脱が見れます。
実に単純なことなんですが。
こういうギミックあると、やっぱり楽しいですわね。


ポルノスイッチ


ポルノスイッチ/Hisasi


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■幼姉は雌臭い (狩野蒼穹)

★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] コメディー、お姉ちゃん、近親、お尻、匂い
・構成 : 短編×10話(うち「眠姦クラブ」×2、「ツンデル」×4)
・おまけ: あとがき、カバー裏に近況報告漫画。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「狩野蒼穹(かのう・そうきゅう)」センセの「幼姉は雌臭い」です。

「幼姉」のお姉ちゃん
※「幼姉」のお姉ちゃん

 【 構成・絵柄 】

収録はちょっとした連続話と短編です。
連続話の1つ「ツンデル」のシリーズは、携帯コミックの描き下ろし、と初出にありました。
これって…
”携帯コミック用に描き下ろした未発表なもの”ではなく、”携帯コミック用に描き下ろして公開してるもの”ですよね?
たぶん。
自信ないので、いちおう↑上のおまけ部分には書きませんでしたが。
各話でヒロインが変わっていくタイプです。
もう1つは前後編で、繋がりあるお話になってました。
短編はだいたいいつも通り。
全てのお話にお姉ちゃん、実姉が登場する近親系
姉と言ってもタイトルそのまま幼さを持ち合わせていて、皆さん可愛らしい感じ。
弟とのほわほわしたエロい掛け合いが絶妙なコメディーになっています
ここがポイントですね。
あとがきでは、
「だいたいいつもどおりの姉弟モノ~」
とか書いてありました。
まぁ、そう言ってしまえばその通りではあるんですが…。
今回はスタンダードなものから、ちょっと変化球な連続話もあって、楽しめることと思います。

絵柄はいつも通り。
クッキリとした太線のスッキリ絵柄。
濃淡・描き込みのどちらもそこそこから、やや少なめ。
近親ばかりですが、ブラック感が皆無という楽しさそのまま、漫画もコメディーしてます。
頻繁に崩れもあり、個性は強いので好き嫌いはあるかと。
表現なども明るくまとまっていました。
小物とか背景はキャラに合っていて、違和感なく。
全体的にバランスの取れた仕上がりです
安定感もありますよ。
また、この漫画の特徴としてコマへの収まりが非常によく。
こうした漫画では珍しく、隅のページ数がキッチリ書かれていました。

 【 収録話 】 10話収録

005:「幼姉」
”受験生はストレスが溜まる”
そんな訳で、弟「浩二」とお尻えっちを繰り返していたお姉ちゃん。
しかし、交通事故に巻き込まれた彼女は、一時的な健忘症になっており。
記憶喪失というか、数年ほど幼くなってしまったのでした。
今回の表題にもかかっている、代表作品みたいなこちら。
成年漫画でたまーに見られる、退行現象なお話でした。
昔は面倒見の良いお姉ちゃんだったのかなぁ。
受験生ということもあってか、現在は弟をえっちの道具にしているみたい。
道具感が強くて冷める
とか「浩二くん」に言われてました。
ああ、だいぶ好き勝手にしてたのかなー。
妊娠の心配がない、ということで、いままではお尻プレイ。
まぁ、彼女の言ってたのはその通りなんでしょうけどね。
あの状態のお姉ちゃんにしちゃうとか、「浩二くん」もなかなかの鬼畜っぷりでした。
オチが楽しいです。

「お姉ちゃんは痛いのが好き」、「眠姦クラブ」
※左:「お姉ちゃんは痛いのが好き」、右:「眠姦クラブ」

027:「お姉ちゃんは痛いのが好き」
眼鏡でMっ気たっぷりなお姉ちゃんと弟のエピソード。
ちょっとあたしに腹パンしてみてくれない?
とか言ってました。
1発につき3千円まで出すという彼女は、かなりの変わり者。
紆余曲折あるんですが、実際に腹パンされた際には、相当にヤバい雰囲気になってます。
うわ、アレ本物だ。
ぐったりしていてる弟が楽しい。
初えっちは痛いらしい、という発想からのえっち展開。
うん、これまでの姉弟漫画で、史上最低な切っ掛けかもしれませんね(笑)
いきなり突っ込めとかなんとか、およそヒロインらしからぬ台詞を言ってました。

045:「眠姦クラブ」 前後編
小学生から高校まで一貫という女子学校。
男に免疫ない娘らに初えっちを気持ちよくしてもらおう、ということで。
学校では、寝ている間に初体験を済ませてしまうという伝統が昔からあったんですが。
「洋一」のお姉ちゃんは、その元締め的な存在だったのでした。

前編はその”初えっちを気持ちよくしてもらおう”という風景。
始めは陸上部の1年生「山本」さんを、お姉ちゃんとその後輩がしてあげるというもの。
薬で寝ており、その寝込みを2人がかりで襲うという展開です。
実はお姉ちゃんは弟「洋一」とも関係しており、その最中にあった依頼の電話は、彼も見知っている「田口」さんだったのでした。
”物静かで大人しくて委員長キャラっぽい、でもすごく可愛い”
というのが、「洋一くん」が語った「田口さん」評価。
そんな訳で、彼がえっち相手となるんですが…とある事件があって、後編へ。
後編がどんな展開になるかは、いちおう伏せておきますね。
メインは実は「田口さん」なんですが、どうなるかはお楽しみに。
後半の2人見つめてどきどきどき、のコマが楽しいです。

089:「お姉ちゃんくさくないよね」
改装中でシャワーが使えぬまま帰宅したお姉ちゃん。
しかし、帰宅した自宅でも給湯器が故障しており、お風呂に入れなかったのでした。
臭いを気にする彼女に対し、弟は…というもの。
センセの漫画にはよくにおい的な台詞がありますが。
こちらは、それを表題とした漫画。
くさいか・くさくないか、試しににおいを嗅いでみて、という切っ掛けからのえっち展開。
まぁ、汗なのだし臭いよ。
でもエロスではありりますよね。
だいたい、まず服脱いでましたけど、その必要はないかなー。
そんな訳で、いきなり舐め出されていました。
続いてブルマということで、ガッチリえっち展開です。
この2人は今回が初ということで、初々しさもありましたよ。

111:「オナ禁姉弟」
1週間ほど独りえっちを禁止していた弟曰く、様々な効果があるということで。
1日に5回と言うペースであったお姉ちゃんも、真似して”オナ禁”することとしたのでした。
こちらのお姉ちゃんは半開きなジト目っぽいキャラ造形で、何かとえっちに積極的な言動もあって面白い。
漫画はどうにか1週間を乗り切り、
あたしする!めいっぱいオナニーする!!
とか弟に宣言するのでした。
わざわざ見ててもらう必要はないんですけどね。
途中で気付くシーンがまた楽しい。
そんな訳で「しょうがないよね!」という流れでのえっち展開でした。
オチがいいです。

ちなみに、試しにネットで検索してみると、けっこう引っ掛かりました。
実際には…どうなんでしょうか。
ひでるさんはどっかのTVかなんかで、ガンガン出した方がいいと聞いたような気がするんですけど。

「オナ禁姉弟」、「ツンデル」
※左:「オナ禁姉弟」、右:「ツンデル」

131:「ツンデル 第1話 お姉ちゃんは終わってる」
149:「ツンデル 第2話 妹も終わってる」
165:「ツンデル 第3話 同級生も終わってる」
181:「ツンデル おまけ編 先生も終わってた」
メインとなるヒロインが変わっていく中編漫画です。
1話目は眼鏡な姉。
会社をリストラされ、再就職にも失敗した彼女はもともとの内気さからか、引き籠ってしまったのでした。
妹「芳乃」さんにはゴミ女とか言われてましたよ。
アラサーのようですが、ぼさぼさ髪と丸眼鏡がキュート。
通販したアイテムを色々試していたところ、弟に目撃されてしまうのです。
成年漫画の単独プレイは見られるのがお約束ですからねー。
そのままお尻えっちに突入していました。
2話目は厳しい妹「芳乃さん」
2人のえっちにはち合わせた彼女は、事情聴取をするんですが…その後の一言が楽しい。
この漫画のヒロインはことごとくこんな感じですねー
ちらほら努力していたらしいのが可愛い。
「キスして」のくだりと、2人のえっちら遭遇したお姉ちゃんの行動に注目。
3話目はオチに顔を見せていた、漫研の「桐ケ谷」さん。
「眠姦クラブ」と並んで、数少ない近親者以外のヒロインですよ(笑)
「桐ケ谷さん」は妹「芳乃さん」のお友達で、故あってお兄ちゃんの男性自身を見せてくれと頼むのが切っ掛け。
台詞が腐女子で恐ろしい。
こちらは血縁者でないためか、珍しく彼が仕掛けております。
おまけ編は6ページのショート。
前話でちらと顔を見せていた、教師「深山(みやま)」とのえっち。
扉後ページで彼女が言っていたえっちの理由は、まさにその通り(笑)

 【 その他 】

そんなこんなで「狩野蒼穹」センセでした。
毎度お馴染みですね。
紹介したものは↓ずらりと下に並べています。
こちらで11冊目の単行本。
実は、再録中心の10冊目「お姉ちゃんはぼくにだけ淫乱」も紹介記事は書いているんですが。
故あって、まだ公開にしてません。
そのうちにねー。

幼姉は雌臭い (ウォー!コミックス 53)幼姉は雌臭い (ウォー!コミックス 53)
(2013/11/12)
狩野蒼穹

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★「狩野蒼穹」センセの漫画紹介記事  すべて成年系

SEXしようよ!お姉ちゃん
 6話ほどの中編「同人ゲーム制作マニュアル」を収録。
あねのねいろ-姉弟恋愛-
 性行為の回数が頭の上に表示される中編「セックスカウントABC」を含む1冊。
ぼくだって姉とセックスしてみたい!
 お姉ちゃんな短編集です。
姉るせっくす
 5話の中編「あたしが幽霊だった頃」を収録した1冊。
あねSWEET
 やっぱりお姉ちゃんな短編集です。
弟になんか感じない!
 表題作ほか、「おねぃちゃん計画」、「アンサンブル・いんさーと」など連続話を収録。
シスブラ
 姉妹との短編集。


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■秘密にしてね (船堀斉晃)

★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 調教、ネトラレ、ラブコメ
・構成 : 13話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「船堀斉晃(ふなぼり・なりあき)」センセの「秘密にしてね」です。

ヒロイン特集1:もともとの「和美さん」
※ヒロイン特集1:もともとの「和美さん」

 【 構成・絵柄 】

1冊まるまる続く長編モノです。
タイトルは可愛らしいですが、内容はかなりドギツイもので
簡単に言うと、調教漫画となってます。
一本のきっちりとしたストーリーある連続話。
前半から中盤、そして後半まで、ジャンルというか雰囲気がやや異なっているのが特徴
このあたりは後述します。
なんというか、読み応えたっぷりの凄まじいお話でした。

作画・漫画はさすがというべき安定感。
ふわっとしたコメディー崩しと、迫力あるえっちシーンがあり。
この、単純ではない漫画を見事に彩っておりました
丁寧な線で描き込み・濃淡は適度なくらい。
ページが賑やかでも、黒々しい見辛さはなく。
かと言って勢いはたっぷりとあり、漫画的な表現・運びもお上手。
お話に集中でき、さくさく読み進められるものです。
なんというか、あちこちのバランス感覚が絶妙なんですね。
ジャンルがため、人は選ぶものですが、絵的なところでマイナスはありません。
そのあたりの好みが合うならば、オススメ。
↓表紙のカラーはなんだかイマイチ。
裏表紙の方が白黒絵に近く、判断に良いと思います。

 【 収録話 】 13話収録

ふと目にしてしまった小説のベッドシーンから、文字えっちの虜となってしまった「高柳和美」
やがてより過激な本へと発展し、今では官能小説を読みつつ独りえっちするまでになっていたんですが…。
学校でシテいたところ、E組の男子生徒「三郷」に目撃されてしまったのでした。
その逃げる際に、うっかり本を落としていて。
おそらく、その内容も知られただろうと考えた「和美」は内緒にしてもらうべく彼と会ったところ…という切っ掛け。

学生カップルの調教長編です。
センセのあとがきによると、もともとは読み切りで描かれた様子。
それが連続話になったことで、ラストも”当初から変わった”とのこと。
そうかー。
漫画は6話までが調教ラブコメという雰囲気。
ドえろいヒロインが、その高いエロス欲求からご主人様を逆調教してるみたいな風情です。
しかし、7話あたりから雲行きが怪しくなってきて。
ネトラレっぽい要素もありました。
苦手な方はご注意ください
素質たっぷりで、完全なる”肉便女”になっていくヒロインと、その周辺で翻弄される男性ら。
そして、その結末がどんなんになるのか、ご期待下さい。
いちおう、この漫画はこれで完結ですが…まだ続いても不思議ではないですねー。

ヒロイン特集2:やばいぞ、「和美さん」
※ヒロイン特集2:やばいぞ、「和美さん」


分かったわ!!私…三郷君の性奴隷に…肉便女になるっ!!

そんな感じの1話目。
1周してからまた読んでみると、この際はまだ初々しいですね。
結局官能小説は教師に没収されてしまうんですが、持ち主について喋らなかったという「三郷くん」
普通なら、このまま何もなく別れるところなんですが。
それを勝手に”恩を着せて見返りを要求される”と判断した「和美さん」は冒頭の台詞を言ったのでした。
ここは完全にコメディー。
「三郷くん」も特に経験者という訳ではないので、ああした反応は当然でしょう。
なにゆえ「和美さん」はこんなにエロくなってしまったのか(笑)
という、読者の疑問に応える、そのルーツが描かれた2話目。
もともとは普通の女の子だったのねー。
まぁ、当然ですが。
日常シーンでくるくる表情を変える様が可愛い。
ご主人様とされた「三郷くん」の意識が揺り動かされるのは当然でしょうね。
オチ部分は爽やかラブコメみたい。
頑張ってましたよ。ええ。
そんな訳で、3話目は小説を真似た目隠しプレイ。
ちゃんと大人のオモチャを持っていた「和美さん」
ああ、そうだろうねぇ。
そんな訳で、視界が遮られた状態で、どうなるのかドキドキ~というえっちから、零したことで”おしおき”することとなるんですが。
直接続く4話目がおしおきプレイ。
えっち直後の状態で宅急便の対応をするというもの。
さすがは「和美さん」という印象。
ただ、その素質がありすぎるため、後半のような展開になるんですが。

物語のターニングポイントというべき5話目。
こちらは海へデートなんですが。
無論、単に遊びに行く訳もなく、極小水着でのプレイです。
さすがに大勢の人間がいる中では初めて。
恥ずかしがる「和美さん」がキュート。
裏表紙のソレは、こちらの海中シーン。
ここは注目です
また、お姫様抱っこされたりしてましたよー。
「三郷くん」ヤルねぇ。
普通のラブコメでは実に良い場面なんですが、そう単純でないところがこのストーリーなのです。
何故だか泣いてる「和美さん」の6話目。
理由はぜひ本編にてどうぞ。
2人の意識に食い違いが出始めてるのは、このあたりから顕著。
実際には、冒頭からとも言えるんでしょうけど。
なんというか、こうした心情はネタが異なるだけで、恋愛話とさして変わらないですよね。
プレイはお尻でした。
そういえばまだでしたか。

7話目から新キャラが登場。
ストーリーの核心にも近づくため、このあたりから詳しい解説は避けます。
前述もしてますが、得意でない方も多いと聞くので…いちおう。
ネトラレちっくな展開があります。
「和美さん」の場合はもともとその要素たっぷりではあるものの、ここはひと要素が追加されており。
仕方ないかな。
その翌日である8話目。
いままで普通に見えていた言動が、ざっくり残酷なものになっているのが凄い
ここは…もう読むのが辛い。
そのオチから直接続く9話目、そして10話目なんですが。
あれは一種の洗脳みたいなものかなぁ。
また彼女も不安定な状態だし、7話目と同様にひと要素もあり。
結果として「和美さん」としても、お話としても妙な方向にねじ曲がってしまいます。
(※念のため、それが悪いとかなんとかでなく、ストーリーの大きな転機だよーという意味ね)
10話目のラストに震えてください

ヒロイン特集3:調教中、「和美さん」
※ヒロイン特集3:調教中、「和美さん」

そんなこんなで、11から13話目までは最終章というべきところ。
快楽にぞくぞくしてる「和美さん」は可愛いんだよなぁ。
11話冒頭は体育授業中で、ブルマ姿でした。
だんだん日常描写が少なくなりますね。
堂々とではないものの、そこそこ派手に動いていたので、あーなるのは必然。
単行本紹介に”官能と感動の問題作”とありましたが、最終13話はまさにそんな感じ。
良い、とはなんだか書き辛いですが、イイ話でした。
ただ、一気に読むとなんらか消耗しますよ。

 【 その他 】

そんなこんなで「船堀斉晃」センセでした。
紹介するのは久しぶりのこと。
…前は2008年でしたか。
発売なかった訳ではないんですけどね。
取り上げているのは、一般系「媛神様のおしごと1巻」・「媛神様のおしごと2巻」、成年系「淫縛病疼」の3冊。
センセは調教モノがお得意ですが…個人的には苦手ジャンルなので。
一般系でも良いので、ラブコメが見たいです。
そう、今回調べて「よういく〈孕鬻〉」をゲットしてないことに気付きました。
書店で探してきます。

秘密にしてね (ホットミルクコミックス)秘密にしてね (ホットミルクコミックス)
(2013/11/09)
船堀斉晃

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■学園性活 ~僕とさくらと2人の美少女~ (小島紗)

★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、学園、露出
・構成 : カラー(4P)、5話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、ゲストページ。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「小島紗(こじま・さや)」センセの「学園性活 ~僕とさくらと2人の美少女~」です。

学園性活ヒロインズ
※学園性活ヒロインズ

 【 構成・絵柄 】

収録は1冊まるまるという長編。
紹介帯にもあったように、230ページという大ボリュームです。
ため、話数としては少ないですが、どちらも濃厚なお話が展開されていました。
あとがきによると、当初は6話の予定だったとの事ですが。
この後のエピソードもあるのかな。
それとも5話に巻き込んだかな。

後述しますが、1話目があーした感じで終わり、どうなるかと思いましたけど…。
2話以降は怒涛な展開で見応えも十分でした

強い黒の作画。
描き込みもあり、全体ではごっちゃりとした風情です。
結構コマも大小入り乱れていて、はみ出し・ぶち抜きも頻繁。
迫力があり、勢いで牽引するタイプでしょう。
大きく目立つところはないものの、小さいコマはやや弱く。
たまーにバランスが気になるところがありました。
ただし、そう目立ってマイナスがあるという訳でもないですが。
くりっとした目の可愛さと、むちっとしたスタイルのお姉さん系キャラ絵柄。
そうポテポテ過ぎることなく、過ぎないくらいの漫画っぽさがあり。
個人的にはちょうど良いくらい。
ただ、万人向けかどうかは、微妙な気もします。
判断については、そう変化ないので↓表紙の感覚で大丈夫。
あるいは、「ティーアイネット」さんなので裏表紙のカット絵がいいでしょう。

 【 収録話 】 5話収録

003:「学園性活」 5話 カラー原稿あり

「藤野浩之」と「上条桜(以下さくらで統一します)」は幼馴染み。
幼い頃に将来を約束したそのままにラブラブな2人は同じ学校へ進学。
しかし、そちらは”性教育に実技を取り入れている”、珍しい学園でした。
Hの知識やテクニックを身につけるべく入学した「浩之」でしたが…どうにも他人の視線が気になる彼は肝心なところで役に立たず。パートナー「さくら」を巻き込み、最低な成績となっていたのです。
だいたいそんな感じ。

上条桜
※上条桜

1話目は「浩之くん」がふっ切れるまで。
個人的にはあのダメな感じでもう少し続くかと思っていたので、結構意外でした。
まぁ、次からの展開があーでしたからね。
そんな所でうろうろしてられないか。
冒頭のカラー原稿部分は学校のテストシーン。
本編は中庭でのプレイと、メインである「浩之くん」の部屋でのえっち。
中庭でのあれは…こうした学校なので、シテても別にいいのか。
ギャラリーいるのも当然なんだろうなぁ。
変な学校。
ただ、男性はデリケートなものですから、「浩之くん」があーなのも仕方ないのでは
家ではちゃんとシテましたしね。

ある程度自信を取り戻した後の2話目。
旧校舎へ向かい、そちらに保管してある玩具のレポートを提出する。
呼び出した教師「黒岩」から、そうした指示を受けるという切っ掛け。
ここはスクール水着と首輪なんてプレイ。
からかいつつも、普通に着てる「さくらさん」が可愛い。
いい娘だなぁ。
しかし、その裏でとある計画が進行していたのです。
またまた呼び出された「浩之くん」の前には最高の成績ランクFである、こちらの生徒でアイドルでもある「神楽坂ゆい」が。
私のマスターは藤野さんになったんですから…

こうして、ひでるさんが最もお気に入りな3話目。
「浩之くん」に迫る全裸の「ゆいさん」
そして、一方の「さくらさん」にも新パートナー決めのため候補の男性陣が。
自らの相手は「浩之くん」だけ、と頑張る彼女に対し、媚薬を使うF4クラスの「永井」が迫るのでした。
うわわ、どうなる!?
他の男子とえっちしてしまうのか、というドキドキ展開です。
男子キャラが次々えっちしても特に何も感じないというのに、意中の女性キャラのこうしたシーンは心揺り動かされますわね。
男というのは勝手だなぁ。
頑張る「さくらさん」をお楽しみください。
その詳細と結果については、ぜひ本編にて。

4話目、5話目は…コンテストに参加するというもの。
前話の盛り上がりでだいぶ振り切れた感じなので、個人的にはボーナスステージ(笑)
4話目は、先の最高成績という「ゆいさん」、ちらほら顔を見せていた生徒会長「鈴音」さんも参加。
おおむね複数えっちとなります。
「ゆいさん」はアイドルとか言いつつも…ちょっとキャラ的にパンチ弱いんですが。
こちらから正式参加の「鈴音さん」は、表情・雰囲気からして異なり、ぱっと見たコマから気になっていました。
もう授業始まってます
というコマが好き。
最終の5話目は、詳細は書けませんがメインヒロイン「さくらさん」とのえっちです。
後半の画面半分以上使ったコマの右下あたりにいるツインテールな娘がちょっと気になりましたよ。

アイドル「神楽坂ゆい」、生徒会長「鈴音」
※左:アイドル「神楽坂ゆい」、右:生徒会長「鈴音」

連続話ですが設定の良さからふんだんにえっちシーンがあり、「さくらさん」も正ヒロインとしてたっぷり目立っていました。
ストーリーはやや3話目が盛り上がり過ぎたかなー、という印象。
ただ、全体的には良かったとは思います。
面白かったです。

 【 その他 】

そんなこんなで「小島紗」センセでした。
ざっと見た雰囲気そのまま、これで6冊目かな。
ブログでは↓下に並べたようにだいたい紹介しております。
コメントを書くため各記事を見に行きましたが。
いやあ、昔とは全然違いますねー。
(↑前回もそんな感想で終わってました)
出版社変わったのが切っ掛けなのかなぁ。
人によって賛否両論あるかもしれませんが、個人的にはコッチ路線のが好み。
お話も良かったです。

学園性活 (MUJIN COMICS)学園性活 (MUJIN COMICS)
(2013/01/04)
小島 紗

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★「小島紗」センセの漫画紹介記事  すべて成年系

ラブイロ
 初単行本です。色々な職業のヒロインが登場するラブコメ短編集です。
ラブミルク
 ドジっ娘なヒロインが多く収録された短編集。
覚醒淫メイド
 メイド調教ネタで統一された単行本。連続話もあります。
僕と彼女の主従関係
 M性癖なヒロイン「渚さん」の中編「えいけん!」を収録。ティーアイネットさんでの1冊目です。


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■半熟プラムとシュガーシロップ (山吹ざらめ)

★まんがデーター [12.5/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ラブコメ、複数、学生
・構成 : 初単行本、カラー(4P)、短編×10話
     (うち「ファミレスシリーズ」×3、「水泳部シリーズ」×2)
・おまけ: あとがき、カラー描き下ろし「むりやりうまのりリレイション」 

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「山吹ざらめ(やまぶき・ざらめ)」センセの「半熟プラムとシュガーシロップ」です。

ファミレス店のヒロイン
※ファミレス店のヒロイン

 【 構成・絵柄 】

シリーズものが2本と短編での構成。
メインの連続話は、基本的に各話完結のタイプ。
描き下ろしもシリーズなんですが、前日譚とはなかなか珍しいですね。
それぞれ、オチ部分が次の話に大きく反映してました。
まだまだ続き描けそう。
もう1話はストーリーの前後編というイメージ。
あっけらかんとした前者とくらべ、ドロリとしたブラック要素があるものでした。
どちらもシリーズなのに、タイトルが全く違うんですけどね。
平仮名・片仮名で統一された特徴的なものでしたよ。
他は概ねラブコメ。
可愛らしい絵柄の割にラブ要素はどちらも薄く。
ヒロインが積極的に経験しよう、という流れになってました。

さらりとした細線の絵柄。
黒の強さがため、色彩はやや濃いめ。
描き込みは丁度良いくらいなんですが。
コマ割りは複雑で斜め・重ねも多く、枠間なくなるのも頻繁。
結構ごっちゃりとしていました。
表現がやや派手目で、漫符なども独特な印象。
そうコテコテとしたものではないものの、コメディー崩しを含めて人は選びそうでした。
縦長気味ながらふっくらとした輪郭・スタイルで、目の大きい人物絵。
漫画らしい可愛らしさがあります。
えっち等での恥ずかし線(※恥ずかしい時に鼻から頬にかかる斜め線のことね)、目の処理が特徴的でした。
原稿は基本的に最近のものだけでしたが、多少の差は感じますね。
判断については、「コアマガジン」さんのサンプルが良いでしょう。

 【 収録話 】 10話収録

003:「むりやりうまのりリレイション」 カラー原稿・描き下ろし
007:「レンズのむこうでグルービン」
029:「いきなりファーストなインプレッション」
タイトル異なりますが、これらは同舞台・キャラの連続話です。
コスチュームと女の子レベルで人気のファミレス店。
店長はそんな彼女らに押され気味で、お願いする際にはえっち勝負に発展するのが常識となりつつあったのでした。
大雑把にはそんな感じ。
キャラは固定で、順に話中の時間が進んでいくタイプ。
ヒロインも追加されていましたね。
最終的にはヒロイン6名に店長というハーレムが形成されるんですが。
誰一人として名前で呼ばれてません。
(※役職等で確認できるのは、店長とリーダー、新人ちゃん)
制服と背景から、↓表紙はこちらの漫画だと思うんですが、微妙に細部が異なっていて、あれも誰だか分かりませんでした。
まぁ、いいか。
冒頭のカラー原稿描き下ろし「むりやりうまのり・リレイション」は4ページのショート。
バイトを増やせ、という願いでの複数えっち。
この際のヒロインは真ん中分け髪でキツネ目な一番さん(3話目の名称による)、ポニーテールのリーダー、ロングの娘さん。
そのうちロングの娘がメインで描かれていて、↓表紙も彼女っぽいんですが。
じわじわ出番が減っていくのでした。

続く2話目「レンズのむこうでグルービン」は、メガネとショートの娘が追加。
”露出が大きい”、という投書がため、店長から制服を控えめにするようお願いしたことによるもの。
5名を相手にしてます。
そりゃ、勝てないわ。
また、皆の反応を見る限り、制服をあーしているのは彼女らのようでした。
普通は逆だと思うんですけどね(笑)
店長とか役職ありつつも、立場ないなぁ。
実際にそれがために売り上げはいいのだろうし。
珍しく~、というリーダーさんが先陣で、眼鏡さんが続いてました。
(基本的には複数えっち)
そのオチから発展する3話目「いきなりファーストなインプレッション」
なな…なんでこんな服着ないといけないんですかああ…っ
という、もともとはキッチン担当だったというみつ編みの新人さんが切っ掛け。
おお、やっと普通な感覚の女の子だ(笑)
リニューアルでより過激になっていて、その感覚は実に真っ当なもの。
しかし、そんなところを眼鏡・ショートの2人が見ており、お願いするなら~というえっち展開。
新人さんはこれが初めて。
次々に他メンバーも集結し、えっち大会となっていました。
店長さんが途中で思わず口走った一言で、なんらかの亀裂を与えております。
…たぶん、漫画はこの後のが面白いぞ。きっと。

長谷川操・梅村小春、若菜
※左:長谷川操・梅村小春、右:若菜

049:「コバルトいろのとらいあんぐる」
071:「ターコイズいろのりこれくしょん」
水泳の強豪校で、県大会の前に外部コーチとして招かれた「石橋」
彼は部員「梅村小春」の知り合いで。
選手候補として彼女の名前が上がったことで、同じく部員で友人の「長谷川操」は疑問を持ったのでした。
そんな感じで、選抜を目指すドロドロっとした確執エピソード。
こちらが裏表紙の2人ですね。
「小春」・「操」は親しく会話を交わす、友人と言える存在であるんですが。
最近伸び悩んではいるものの彼女よりもタイムが良い、どうにも納得できず”ある考え”をもってしまうのです。

強豪水泳部に所属したことないので知りませんが、ああして事前に告知しちゃうものなの?
まだ予定というならば、あの時点で発表しない方がいいのでは。
明確に成績が出るものだし、最終的にタイム順とすべきではないかなぁ。
その他要素もイロイロあるのでしょうけど。
とりあえずこの場面で、「操さん」が納得できないのも当然。
また、彼女は雰囲気的に「小春ちゃん」をリードしてきたようなのでね。
あの場面はコーチにとって最大のピンチ
セオリーとしては、2人きりにならない、かな。
あるいは全力で逃げるか。
オチの「操さん」がいい感じでした。
タイトル違いますが、「ターコイズいろのりこれくしょん」はその直接の続編。
2人の行為を見てしまった「小春ちゃん」は、選抜を辞退しようとするんですが…というもの。
詳しくは伏せますが。
「小春ちゃん」がいい娘で泣ける。
(さすがに泣きはしませんけど)
それで気付くならば大丈夫ですわね。
展開とは裏腹に、ラスト2ページはコメディーしてました。
あの「操さん」は外伝が描けそうね。

098:「ひとよひとよにひとみるころに」
どう見てもお嬢様という雰囲気の「若菜」が出会い系で引っ掛かったというお話。
初めてではあるようですが、ちゃんと知識は持ち合わせていて。
えっちではそれを隠す意味もあり、積極的に頑張っておりました。
冒頭の3ページが非常に可愛く、やや単調な話に変化がついてます
ただ、オチのあれは不要なような。

117:「ごいっしょにスクランブルエッグはいかがですか?」
卵が入ったまま取れなくなった、という結構大変なシチュエーションのお話。
兄妹の近親になってます。
そもそもの切っ掛けは、お兄ちゃんの独りえっちが目撃されてることなんですが…卵が違ったんですね。
どーでもいいですが、あれは生卵?ゆで卵??
冒頭で1つ潰しているんですが、殻がどうのという描写なく。
お兄ちゃんは1つ飲んでしまっているので、半熟くらいなのかなぁ。
まぁ、なにはともかく、3つも入れてる彼女がエロい。
2つめくらいで気付いて下さい。
オチがちょっと怖いですよ。

137:「いんびじぶるおしゃれのすすめ」
クラスの生徒「三浦」・「杉山」の2人が旧校舎の屋上にいるのを発見した担任教師。
そこで見たものは…という切っ掛け。
ふんどし話です
女の子のふんどしというと、お祭りがぱっと思いつくものですが。
こちらはセーラー服と組み合わせております。
なかなか卑猥なペアですわね。
ただ、前からの描写が多く、あまりお尻が描かれてなかったのは残念。
ブルマ、バニー、ふんどし、あたりの服装は、やっぱりお尻からだと思います。
見つけたのが俺で良かったぜ…
とか言ってましたが、この先生はあっさり生徒とえっちしてました。
そもそも、2人を呼び出してましたけど、何するつもりだったんだろう。
ふんどしは別に校則違反とかではないだろうし、屋上にも出入りしたことが問題でもなさそうだし。

157:「シリコンよりもすてきなものに」
独り暮らしをする、就活中の主人公。
そこに、従妹である「ノンちゃん」が訪ねてくるというんですが。
着いた頃には既に部屋の中で、しかもオナホで遊んでいたのでした。
独り暮らしの若い男性の部屋には、勝手に上がっちゃダメ(笑)
特に女の子は。
ひでるさんも、昔はそりゃードえらい惨状でしたよ。
こちらの「ノンちゃん」は目に十字の星が浮かぶコメディーちっくな娘で、ソレが何かしっかり分かっていながらも、使用方法について聞いてきておりました。
悪魔ですねー。
「お兄ちゃん」とか呼ばれており、その他言動から察するにはごく親しい間柄。
えっちへの流れもスムーズでした。
ちゃんとオナホ利用するんですが、どう活用するか注目。
なかなかいいアイデアかも。

従妹「ノンちゃん」、「リン」・「ユウタ」
※左:従妹「ノンちゃん」、右:「リン」・「ユウタ」

177:「すぺるますめるのあまいわな」
ネットゲームで知り合った「リン」・「ユウタ」の2人。
その希望で、リアルで会うこととなったんですが…実はどちらも女子校生で、
Hなことも教えて貰おうかなって
そんな事を言ってきたのでした。
眼鏡な「リンちゃん」のが積極的で、髪の長い「ユウタさん」はそれに促されて、という感じの複数展開。
途中から「ユウタさん」もふっ切れてましたけどね。
えっちシーンになると、漫画は彼女ら主体で男性はほぼ描かれず。
いい大人のオモチャと化しておりました。
オチの展開もあり、もう1話描けそうな印象。

 【 その他 】

そんなこんなで「山吹ざらめ」センセでした。
こちらが初単行本になるようです。
初ながらも各書店さんの視線は熱いらしく、あちこちでオマケがつく様子。
センセのHPにまとめられていたので、気になる方は要チェック。
残念ながらゲットできていませんが、やっぱり小冊子がいいかなー。
1話分得した気分になるし。
しかも12ページの描き下ろしということで、ボリュームもありそう。
サンプル見る限りでは、「ファミレスシリーズ」っぽかったですよー。
気になる人はお早めに。

半熟プラムとシュガーシロップ (メガストアコミックス)半熟プラムとシュガーシロップ (メガストアコミックス)
(2013/10/31)
山吹ざらめ

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■義妹処女幻想 (志乃武丹英)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 義妹、ラブコメ
・構成 : 短編×11話(うち「義妹境界線」×4、「義妹母性本能」×2、
      「義妹絆創膏」×2、「義妹愛玩」×2)
・おまけ: あとがき・謎のアパート住人図、義妹名鑑。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「志乃武丹英(しのぶ・たんえい)」センセの「義妹処女幻想」です。

義妹「みなみ」
※義妹「みなみ」

 【 構成・絵柄 】

連続話ではないですが、義妹とのアレコレを描いたシリーズもの。
いちおう、だいたいの舞台は同じようですが、直接他キャラが関わったり、ゲストになったりはないみたい。
…たぶん。
短編もありますが、数話で1エピソードとなっており、こちらでは5名ヒロインが収録されてます。
設定とか切っ掛けなどは色々ありましたが、ほぼラブい関係。
コミカルではないですが黒々くも描かれておらず、漫画として読み易いものでしょう
人によって好み割れるかもしれませんが、”義妹”というのがポイントになってます。
連続話は繋がりあるものの、いちおう各話完結。
2話構成ものは、1話目を踏まえてちょっと変化がついており。
また、まったく新鮮な感覚になってます。
プレイが結構幅広いので、そのあたりでも好みあるかもしれません。
ただ、なんというか…シチュエーション的な盛り上がりの巧さあるので、それだけでお腹いっぱいになるかも。

さらりとした細線の丁寧な作画。
濃淡は淡く、白比率も結構あり。
描き込みもそうコテコテとはしておりません。
すっきり絵柄でした
やや引き絵とか小さいコマで粗はあったものの、些細な程度。
そう引っ掛かるほどのものではなかったです。
目立つ乱れや崩れもなく、表情・表現に問題なく。
背景や小物も人物と馴染んでいました。
その人物絵はやや縦長気味。
ぱっとした目と鼻の感じが特徴的です。
やはり癖はあるものの、心なしか以前よりも気にならなくなった、かも。
単にひでるさんが見慣れただけですかね。
だいたいカラーでも変化はないため、判断は↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。

 【 収録話 】 11話収録

007:「義妹境界線」
025:「義妹絶対目線」
043:「義妹絶対猫系」
061:「義妹ボーダーレス」
3ヶ月前に母親が再婚。
義父の家に引っ越したのはいいんですが…その家は狭く。
年頃だというのに、新たにできた義妹「みなみ」と”カーテンで仕切っただけ”という同室になってしまったのでした。
意識しまくる彼は、若さゆえの処理もどうしようか困っていたところ。
それを察した彼女はカーテン越しに手を握るよう促し、なんと隣でも独りえっちを始めていたのでした。
大雑把にはそんなん。

義妹となったばかりの相手と、カーテン越しの独りえっちというシチュエーション。
なかなかいいですねー。
こちらの場合、音を聞くとかだけでなく、手を握っているのがポイント。
確かに、触感あるだけでまったく違うものになるでしょう。
そんなプレイからのえっち発展。
お触りも当初はカーテン越し。
まだ3ヶ月なので、お互いの呼び方すらハッキリ定まっていないという状態で、中盤の初めて名前を呼ぶくだりはドキドキしますわね。
後半では眼鏡オフな顔も見れます。
「義妹絶対目線」は、義妹「みなみちゃん」がベッド買ったという切っ掛け。
兄は床に布団敷いてるので、高さが行為を邪魔するようになってしまうのでした。
そんな訳で、段差を利用したプレイ。
やっぱり、”親の目もある家で”というのがいいんでしょうね。
後半は制服えっちで、ギリギリな場面がありました。
「義妹絶対猫系」の”猫”とは、1話目からのキーワード、
世の中は不公平だ
というお兄ちゃんが義妹「みなみ」を評したもの。
まぁ、女性とはそうした生き物ですよ。
後半ではもう1つの”猫”という描写があります。
あの行動がまた可愛いくて、どうにかなってしまいそう(笑)
新築の家が完成した後の「義妹ボーダーレス」
仲は以前通りなものの、キッチリ部屋ができたことと、受験などの忙しさもあって、ゆっくりできないという状況。
さて、どうする??
詳細は伏せますが、元に戻るような展開が素敵でした。
なるほど、まさにボーダーレスだ
あの眼鏡がいいんだよなぁ。

義妹「美鈴」、義妹「美織」
※左:義妹「美鈴」、右:義妹「美織」

077:「義妹母性本能」
095:「義妹母性本能2」
ある日、ベッドで寝ていた「美鈴」は急に義兄に抱きしめられました。
コレ以上は何もしないから~
という台詞そのまま、それ以上は何もされることはなく。
思わず、「いいよ、たまに」そう言ってしまったのでした。
そんなオープニングなお話。
収録のうち、だいたい他は妹が切っ掛けなんですが。
こちらは、完全にお兄ちゃんの行動がトリガー。
「美鈴ちゃん」にとって義母は教育熱心で、”息がつまりそう”という感想であり。
驚きはしつつも許したのは、そんなんを目の当たりにしているためでしょう。
優しいですね。
良い娘だなぁ。
胸を見せたのは彼女から。
そちらから、えっちに展開していくのでした。
そのバストあらわにした際は、いちおうそこから発展しないのがリアル。
次は学校にて。
で、直接はその後。
理解していつつも、わざわざ寝たふりしている「美鈴ちゃん」がいいですね。
何かは伏せますが。
オチで大きくとある動きがあって、続く2話目。
ううむ、あの気持ちは分かるなぁ。
やや極端な気もしますが。
こうした状態になっても、「美鈴ちゃん」が素敵。
まさにタイトル通りだと思います。
次は巧くいくかなぁ。

113:「義妹絆創膏」
129:「義妹絆創膏・絆」
義妹「美織(みおり)」とは3歳違いで、ずっと優位を保っていたんですが。
遊びで馬乗りになられた際に、思わず出てしまい。
それを切っ掛けとして、関係がズレてしまったのでした。
”ある意味悪魔”
という「美織ちゃん」はツインテールな娘さん。
ギリギリな行為が見ている立場ではいいんですが、耐える彼には地獄でしょう。
まさに天使のような悪魔。
その均衡を破ったのは、タイトルそのまま絆創膏がため。
もともとの切っ掛けは兄が漏らしたことなので、そんなんですね。
なかなか用意周到で、胸にも絆創膏してましたよー。
その後のえっちシーンは、1ページ5分割の連続と、1ページまるまるの大コマがポイント。
オチの1コマが決まってました。
続く2話目もやはり絆創膏なんですが、その使い方が違っているんですね。
今晩、あとどうする?
という見上げられての台詞がヤバい。
そのまま玄関先でのプレイに発展。
えっちしまくり、というお話になっていました。
また冒頭で前フリがあり、それも影響しています。
オチのあとは…すんなりいくものかなぁ。

147:「義妹愛玩365日」
163:「義妹「躾」哀願」
もともと義妹「深雪」とはぎこちない関係。
打ち解ける切っ掛けとして、置いてあった首輪でペットの話をしたところ。
なんと、彼女の意外な性癖を知ることとなったのでした。
そんなこんなで、タイトルそのまま調教ちっくなネタになってます。
告白シーンで「深雪ちゃん」の来ているパーカーとスリッパがお揃いでキュート。
(※あのキャラは他でもちらほら見られます)
結果的には、願いそのまま義兄と仲良くなるんですが。
ペットなら仲良くできるかなって
という発想は相当におかしいですよね。
漫画は●日目、という感じで、日に日に関係が変わっていく様子が描かれます。
96日目の”結び目の意味を知る”が好き。
えろいなぁ。
まぁ、こんなん目前で見せられたら、次のステージに進みたくなりますよ。
そんな感じなのに、初詣の際の台詞が女の子らしくて可愛い。
最終的には屋上えっちでした。
続く「義妹「躾」哀願」
なんとなく機嫌が悪い「深雪ちゃん」
ううむ、あれで察するのはなかなか大変ですよ。
怒っていつつも、首輪を持ってくる様がキュート。
そんな雰囲気で、先の回とはまた違った展開。
より関係が深まったかなー。
実は今回の↓表紙はこの「深雪ちゃん」
そちらでも描かれてるんですが、文字書くプレイは個人的にダメなのです。

義妹「深雪」、鏡の悪魔
※左:義妹「深雪」、右:鏡の悪魔

179:「義妹処女幻想」
幻想、というタイトルそのままファンタジーなお話。
清楚で優しかった義妹「未来」
お手付き後、すっかりえっちになってしまった彼女に後悔をしていた兄は、鏡の悪魔を呼び出して時間を元に戻すよう頼んだのでした。
現れたのは、褐色肌でムチムチな悪魔のおねーさん。
いわゆる”3つのお願い”なお話ですね
ちょろっとでも書くとネタバレしてしまいそうなので、伏せますが…。
実にその通り、という人間心理をついたお話でした。
規模が全然異なりますけど、「まじかるNAVYティル・ピッツ/藤村知樹
」にもこうしたネタがありましたよ。
何が起こっていたのか判明する、ラスト前の1ページをお楽しみに
この話好き。

 【 その他 】

そんなこんなで「志乃武丹英」センセでした。
こちらでは「姉・妹LOVE」ほか、今回と同じ義妹シリーズの「義妹絶対領域」、「義妹熱愛領域」を紹介しています。
シリーズとしてはこれで3冊目。
やっぱりお上手でしたよー。
裏表紙は登場する義妹が勢ぞろいしているんですが。
ずらりと顔が並んでるのが…なんだか変な感じ。
もうちょっと引き絵でないと訳分かんないですよ。

義妹処女幻想 (富士美コミックス)義妹処女幻想 (富士美コミックス)
(2013/10/26)
志乃武 丹英

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mangagohogoho

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まんがとの出会いは一期一会。
そんな、漫画の魅力についてのんびり・ゆったり書きたいと思います。
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