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■マル痴ぷれい (渚乃兎)

★まんがデーター [13.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●〇〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] 複数、ラブコメ、巨乳。
・構成 : 11話収録(うち「ヤンキーシリーズ」×2)
・おまけ: あとがき、描き下ろしカラーイラスト「マル痴グラビア」、
      描き下ろし「あふたーヤンキー」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「渚乃兎(なぎさの・うさぎ)」センセの「マル痴ぷれい」です。

女性専用車両のヒロイン、生徒会長
※左:女性専用車両のヒロイン、右:生徒会長

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
描き下ろしは後日談な短編漫画で、そちらで連続話となっていました。
その他、シリーズものとか、ゲスト出演みたいなこともなかったのですが…。
とりあえず最後まで読み切り、あとがきを読んでみてください
ジャンルとしては複数系。
メインっぽい連続話ほか、収録で目立っていました。
なお、全て男子は単独で、ヒロインが複数人数ですね。
お話には暗い展開なく、おおむねラブコメ系。
基本的に女性らのが積極的で、えっちを楽しんでいました。

しっかりとした細線での作画。
全体の色づき良く、濃淡デジタルな淡いもの。
描き込みはちょうど良いか、気持ちあっさりという感じ。
コマ割りはだいたい枠間あり、変化少な目。
ちらほらはみ出し、賑やかな原稿具合です。
だいたいは良く描かれていましたが、漫画として見辛い、分かり辛い点があり。
ちょっと気になりました。
それでも引っ掛かるほど極端なレベルではなく、もう1歩2歩という印象
人物画は幅広い輪郭の、漫画っぽい可愛らしさあるもの。
そう変化はなかったので、判断については↓表紙・裏表紙で問題ありません。

 【 収録話 】 11話収録

163:「かいけつっ!」
グラウンド使用の件で、揉めていた野球部とサッカー部。
生徒会長は副会長「杉田」の提案を受け、”胸”を使うこととしたのでした。
眼鏡で巨乳な生徒会長さん。
彼の案にあっさり乗っかったのは意外でした。
こういうの初めてだけど~
とか言っていたものの、そもそも興味あったのかな。
収録はだいたい複数人数なのですが、こちらは単独ヒロインです。

103:「とらいあんぐる☆しすたーず」
姉、主人公、そして妹という3名の兄弟・姉妹話。
小さい頃から姉「利奈」にオモチャにされていた「智明」
そうしたことを、彼はまた妹「茜」にしていたのでした。
ちょうどその真っ最中だった時、姉が帰宅して~という導入部。
姉「利奈さん」からは玩具扱いにしていましたが、妹「茜ちゃん」はラブラブ。
義理だから、なんて台詞もあり、いちおう完全な血縁ではないようでした。
見せつける妹に対し、「利奈さん」が素直になる展開。
「茜ちゃん」は最年少なのに仕切ってますね。
コレ姉妹逆なのがセオリーかな。
ただ、「仕方ない」で済まないのは当然でしょう。
「茜ちゃん」のがしたたかなので、「利奈さん」はなんのかんの出し抜かれてしまいそう。
タイトルともどもあるいは一般の連続話っぽい雰囲気もありました。

医師「夢野」、妹「茜ちゃん」
※左:医師「夢野」、右:妹「茜ちゃん」

023:「モデりんぐ」
コンクールのため、後輩らにモデルを頼んだ美術部の主人公。
すると「舞」・「唯」の2人は裸婦画だと勘違いし、全裸で登場したのでした。
ある意味手っ取り早くて助かります(笑)
成年漫画ではよくある美術系ネタ。
いきなり全裸な上、露骨に見えるポーズを取ったりしていて。
好意を前面にしていました。
そりゃ、エロい流れになるのも当然でしょう。
絵描きなさいよ。
オチはもうひと捻り欲しいかなぁ。

123:「天井の音」
アパートの上の階からの音に悩まされていた主人公。
文句を言いに行ったところ、玄関は開いており。
その中には全裸で拘束された女性がいたのでした。
はっちゃけたプレイですが、こちらも収録では少ない単独ヒロインなエピソード。
彼女は目隠しもされており。
旦那だと勘違いしたこともあり、えっちに発展していく展開。
ドラマなどでも似た場面をよく見かけますが…。
ドア開いてたからと言って、他人の家に勝手に入らないように
人妻との拘束プレイ。
”いつもより~”という台詞は、たぶん自信持てるだろうなぁ(笑)
冒頭の男性(夫)の様子を見る限り、あれは後の主人公の姿なのでは。

043:「ひみつのクリニック」
雑居ビルに見掛けた歯医者。
そちらの美人医師「夢野」は、治療中に下半身にも手を伸ばしてきたのでした。
エロ医師ですね。
褐色肌でギャルっぽい雰囲気の「夢野さん」
あーバスト押し付けられる(ノーブラだそうです)というのは、いいなぁ、羨ましいなぁ。
実際はあーも密着しないものですけどね。
だいぶお好きなようで、看護師「内田」さんによると頻繁とのことでした。
そんなんにも関わらず、治療もしっかりやっているらしく。
ここが流行らないのは不思議。

063:「おしえ娘は小悪魔」
家庭教師の生徒「理恵」と関係していた主人公。
差し入れを持ってきた母親にそれを目撃されてしまうんですが…という流れ。
ツインテールのカワイイ「理恵ちゃん」
タイトル通りな娘で、実の母親をも手玉に取っていました。
本当のヒロインは彼女の母親ですかね。
姉妹と言っても問題ないくらいの容姿は、見た目に良いのですが。
さすがに2人並ぶと違和感が…

083:「キケンなお嬢様」
エスカレーターで会った有名女学園の生徒。
スカート丈が短いのは良いとして、どーみてもノーパンっぽく。
その後ろ位置から動けずにいたところ。
振り返った彼女、「サオリ」こと「篠田沙織」は明らかに誘ってきたのでした。
下手すると警察呼ばれちゃうぞ。
(※まぁ、何もしていなかのですが)
ショートカットで眼鏡の真面目そうな雰囲気ながら、なかなかのエロ女性でした。
中盤あたりで、主導権を握れたかと思いましたが…後半から追加ヒロイン「マミコ」が登場。
あれは完全に彼女らのペースでしたね
まぁ、脅されたり、不利益となった訳でなく、逆に若い女の子らとえっち出来て良いのですが。
毎日体力もつかどうか。

美加子
※美加子

003:「う゛ぁーじんヤンキー」
183:「あふたーヤンキー」 描き下ろし
朝の出勤時、社員証を落としてしまった主人公。
帰宅時、それを拾ったらしい女性らに絡まれてしまったのでした。
オチがあーなので、もうちょっとヤンキー感あっても良かったかなー。
1人くらい褐色肌の娘がいるとか、化粧・アクセサリーみたいなプラスなんとかが足りないかも。
台詞のとおりぶつかってはなく、因縁吹っ掛けてるのはなぜだろう。
照れ隠しかな。
ただ、言葉遣いとは裏腹に本質は可愛らしい娘ららしく。
皆さんえっちでメロメロにされてしまいました。
こうした際、メインとなる「美加子」さんが最後まで残るのはセオリーでしょう。
描き下ろし「あふたーヤンキー」は、そのオチから続くエピソード。
10ページほどの短編です。
ああした終わり方で、それでは~という読者の期待に応じたような作品。
なお、眼鏡になったのがもともと色違い髪で最も身長高かった「めぐみ」さん、過去の毛縛っているのが、ショートカットだった「あき」ちゃんです。
前話では次々相手にしていましたが、こちらでは複数同時
3名が並ぶ迫力あるプレイが楽しめます。

143:「女性専用車両にようこそ」
主人公が飛び乗った列車は女性専用車両でした。
次の駅で降りようと、冷たい視線に耐えていたところ。
1人の女性から声を掛けられたのでした。
いちおう…女性専用車両にも一部男性は乗れるんですけれど。
メインヒロインは褐色肌の女性です。
そう、この娘みたいな感じのがヤンキー感ありますよね。
彼女ほか次々に乗車女性らとえっちに至る展開。
成年漫画でのセオリーですよ。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「渚乃兎」センセでした。
こちらのブログでは成年系「淫肉奉仕 オレノモノ」、一般系「ゆ~わくH娘。」の2冊を紹介しています。
こちらが4冊目でいいのかな。
なんとなく読み進めていたこちらの単行本。
簡単に前述もしましたが、実はとある秘密が用意されているのでした。
あとがきに書かれており、驚き。
なるほど!!
正直なところ、もう少しソレっぽい前フリがあったも良かったかな~とも思いますが…。
アイデアには素直に拍手を送りたいと思います。




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■にゃんにゃんシちゃうゾ! (もじゃりん)

★まんがデーター [18.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、フェチ、ギャル、褐色肌
・構成 : カラー(8P)、13話収録(うち「のぞみんシリーズ」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「もじゃりん」センセの「にゃんにゃんシちゃうゾ!」です。

じゅり
※じゅり

 【 構成・絵柄 】

収録は2話ほどの連続ものと短編での構成。
唯一の連続は後日談が短編化したみたいな感じです(18ページ)
短編のうち、1本はカラー原稿のショートもの。
その他はしっかりページ量があり。
話数もあるため、読み応えのある1冊となっていました。
ジャンルはだいたいラブコメ。
実際のところ、まさしくギャルというのは1名(1話)だけなのですが。
そのインパクトが強く、また慣れた女性が多いので…なんだか全体の印象もそっちに引っ張られた感じですね。
また、あちこちにはフェチっぽい要素があり。
特に褐色肌好きな方には、オススメな1冊です。

しっかりとした濃い線での作画。
きゅっと目立つ黒色が全体を引き締めている感じ。
全体の濃淡、描き込み具合は丁度良いくらい。
はみ出し・ぶち抜きなど枠にとらわれない印象です。
あちこち丁寧で綺麗なデジタル処理がされ、賑やかでも見辛い印象はありません。
表現などにも引っ掛かる箇所なく。
小物や背景もバランス良く、人物らと合っていました。
広めな輪郭の人物絵は可愛らしくまとまり
皆さんむちっと肉感の良いスタイルです。
どちらかと言うと、全体の顔パーツはデフォルメ小さく。
ロリからアダルトまでお上手でした。
ちょっとツリ目な娘が目立ち、魅力的に描かれています。
カラーより白黒絵のが良いので、やや見辛いですが判断は紹介帯のカット絵が良いでしょう。

 【 収録話 】 13話収録

003:「汗だくランっ!」 カラー原稿
カラー6ページのショート漫画。
ダイエット目的で「育夫」を誘ってランニングすることとした「亜希」
しかし、彼女の走り方が妙に色っぽかったため…というお話。
1ページ目の走る「亜希さん」が可愛い。
また、着ている服装もピッタリとした身体のラインが出るもので。
成年漫画でなくとも、野外えっちになるだろうなぁ。
スタイルはあれくらいでいいと思うよ。

009:「フェスックス!」
ビーチ野外音楽フェスにて、ナンパに精を出す2人。
見掛ける女子、手あたり次第で次々に声を掛けていたのですが…。
典型的なギャルの「じゅり」は目前で素通りだったため、逆に彼女の逆鱗に触れてしまったのでした。
前折り返しでカラーの「じゅりさん」が見れます。
まぁ…声掛けないのが普通かな…
ただ、それが故に彼女に捕まってしまう展開は楽しい。
女性ですが性格はサッパリと男前で、えっちもリードしてくれていました。
オチが非常に爽やかで良いですね。
最後まで読むと、全然印象変わると思います。
ちなみに、カバー裏にも顔を見せていましたよ。

コスプレイヤー「ありす」、民宿の娘「海」
※左:コスプレイヤー「ありす」、右:民宿の娘「海」

025:「にゃんにゃん個人撮影会」
着ぐるみ専門のコスプレイヤー「にゃん助(※コスプレネーム)」
イベントで知り合っていた”リアルJC”だと噂のあるレイヤー「ありす」と、個人撮影をすることとなったのでした。
着ぐるみ専門、の理由がゲスい。
ただ、なんというか非常に納得(笑)
「ありすちゃん」はイベント時と同じ、猫耳スクール水着なコスプレ。
(※偶然か、そのキャラも「じゅり」でした)
つり目と八重歯の小悪魔っぽい女子でしたが、まさに性格もそんな感じ
40だという主人公の中年を相手に、ギャルっぽい本性を見せていました。
まぁ、そんなんでないと、2人きりの撮影なんかにほいほいついて来ないか。
個人的にあのオチはちょっと意外。

045:「犬っかわいがり」
主人公「ゴロー」が帰宅すると、飼い犬「どん」が可愛らしい女の子になっていたのでした。
そうしたファンタジーな作品。
…なのですが。
本人が自らを「どん」であると言ってるにも関わらず、まったく信じることなく家中を探す描写が楽しい。
まぁ、ぱっと信じないわね
(※素人ドッキリかと言ってる)
ほぼそれを受け入れないままでしたが、なんとなくえっちに流れていました。
前半の写真部分で、もしやと思いましたが。
オチだけで出番なかったのは、ちと残念
あるいは、もう1話あるか!?
(※ほか、あとがき絵に描かれています)

061:「海風」
独身男3名での沖縄旅。
泊まった民宿の娘「海」は褐色肌の美少女でテンション上がっていたのですが。
3名のうち1人は、早朝釣りに出かけた彼女と巧いことツーショットになったのでした。
皆メロメロにされていましたが。
それも納得。
単行本にギャルっぽい慣れたヒロインが多いので、”言動360度死角なし”、みたいな彼女の爽やかさがより際立ちます。
ビキニの水着姿にシャツという恰好がまたキュート。
黒髪のショートカットも実に良い感じでした。
そんな彼女に色々していましたが…オチでの彼は立派でした。

079:「フェロモン宅急便」
ワーニン運送の配達員のエピソード。
18ページにタイプ異なる3名のヒロインが登場し、荷物届けるついでにえっちしていくというもの。
(※女性を発情させるフェロモンみたいなのが出ているらしい~という設定)
最初は人妻「綾」さん、次は引き籠りだという眼鏡の「真由美」さん。
そしてラストはロリっとした「レナ」ちゃんでした。
彼女は日焼け跡が実に良い感じなので、お見逃しなく。
なお、ヒロイン3名は裏表紙にて顔を見せています。

097:「今日のにんかつっ!」
113:「のぞみんナマ搾り」
結婚式を半年後に控えた、「のぞみ」・「かず」のカップル。
6歳年下の彼をゲットした「のぞみん」こと「のぞみさん」は焦っており。
その日は酔ったこともあり、子づくりを宣言したのでした。
まぁ、結婚するんでいいんじゃない?
ワンピースのセーター下は直下着という彼女の恰好がえろい。
派手に動くと上下ちらちらすると思います。
黒パンストがまた良いですね。
めくった立ち絵が素敵でした。
宣言通りヤル気は満々で、公園での野外えっち。
後半は家に戻ってのプレイでした。
続く「のぞみんナマ搾り」は結婚後の2人。
宣言通り出産できたらしく、こちらはおっぱい話(母乳)となっていました。
むちむちとしたジーパン姿がえろい。
あの感じだと9人は達成できそうね。
作中で2人してイチャイチャしていましたが…あのくらいな年齢の子だと、実際は慌ただしくてそんな暇ないと思うよ。

131:「お持ち帰り推奨! 」
電車内にてふと見かけた、”絶対ヤリたいだろう女子”
たまたま下車駅が同じで、転んだ彼女をほおっておけず、声を掛けたのでした。
そんな訳で、たまたま知り合った彼女「古谷葵」とのえっち話。
つり目と三つ編みが可愛い
あっさりお持ち帰られそうな彼女なのですが。
普段は真面目で眼鏡だそうです。
もし続編あるのなら、シラフな彼女をみたいなぁ。
オチでのやり取りがキュートでした。
カバー裏にも登場しており、そちらの絵もいい感じ。

147:「看護しちゃうぞっ!」
入院していた「大島」は夜にふと気付くと…。
医師「牧田」、看護師「高野」の2人が、エロい事を仕掛けてきていたのでした。
女子2人から寝込みを襲われる展開。
う…羨ましい
ほぼ彼女らに弄ばれる、みたいな感じなのですがね。
最初からエロエロな感じだったので、1コマ差し込まれていた普段の2人とのギャップが凄い。

163:「つゆだくさつきちゃん」
付き合って1年。
彼氏「洋」の願いを聞いたところ、「さつき」は汗だくにされてしまったのでした。
エラい趣味の彼でしたね。
コスプレとどっちがいいかな??
ともあれ、グレーのTシャツをびしょ濡れにする「さつきちゃん」は、彼にとって願ったり叶ったりな女性。
むちむちとしたスタイルがまた実に良い感じでした。

179:「ちんちん占い」
男性自身が大きい、という悩みを占いの館にて打ち明けた「亀田」
安い時給でエロい恰好させられていた占い師は追い返そうとしたのですが。
彼の脅しに折れ、相談に乗ることとなってしまったのでした。
タイトルそんなんですが、本来の占いは手相とカードな様子。
いかにも占い師、っぽいコスチュームがいい感じでした
丸出しにしていたソレを思わず口にしてしまうのは、いかにも成年漫画。
そのままえっち発展しています。
オチはちょっと意外でしたが…あんなんでイイのか。

のぞみさん、ミユちゃん
※左:のぞみさん、右:ミユちゃん

195:「おくられオオカミ」
バイトの先輩に連れられ、バーに来た「大野」
しかし雰囲気に慣れず、早々に退散したところ。
スタッフの1人「ミユ」がちょうど上がりだったらしく、声を掛けてきたのでした。
漫画中は黒髪褐色肌でしたが…↓表紙はこの「ミユちゃん」のイメージかな。
(※彼女曰くハーフとのこと)
明るく非常に良い娘で、彼女から誘われるのが切っ掛け。
初々しい彼の反応がここは功を奏したようですね。
えっち時でも可愛らしさは変わることなく。
オチでのやり取りも実に良いものでした
あれは…羨ましいなぁ。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「もじゃりん」センセでした。
こちらが2冊目の単行本。
えー、非常にお上手でした。
絵柄・お話ともに高水準でまとまっていて、アダルトからロリまで登場ヒロインらが実にキュート。
前述していますが、個人的にはツリ目なヒロインが刺さりました。
ひでるさんは今回が初見なのですが…。
本気で1冊目を探そうと思います。
また次も期待しています。




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■ワケあり乱高♪孕峰ックス! (蒼惑う子)

★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●〇○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳、学園(部活動)、複数
・構成 : 初単行本、9話収録(全て同一世界)
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「蒼惑う子(あおまどうし)」センセの「ワケあり乱高♪孕峰ックス!」です。

マネージャー「ユキノ」・「ミツキ」・「コハル」
※マネージャー「ユキノ」・「ミツキ」・「コハル」

 【 構成・絵柄 】

収録は1話続きモノがあった以外、全て短編という構成。
ただし、全話舞台を同じにした同一世界漫画となっていて。
関連している部分ほか、ゲスト的な顔見せなどが頻繁にありました。
(※掲載は「コミック高」なので学園話群です)
また詳しくは後述しますが…後半に位置した数話はこれまでのエピソードを総括、補完するような面もあり。
ひとまとめになった、”単行本としての完成度”は高いものです。
ジャンルとしては、ラブ・コメ要素が薄めなラブコメ群。
複数展開なども多く、タイトルなどから察せられるだろうエロス描写もキッチリあるのですが。
そうした系統にしては、キラリと光る仕掛けが用意された漫画でした。
いや、面白かったです。
雰囲気から、ちょっと苦手かもなー、と思った方でも、絵柄が合えばチャレンジしても良いかと思います。

さらりとした曲線での作画。
全体の色づきはそこそこで、濃淡はやや濃いめ。
描き込みはサッパリ目だと思います。
中小でコマ割りは変化も大きく、はみ出し・ぶち抜きが多い。
枠間なくなることもあり、賑やかな原稿となっています。
良くも悪くもメリハリが大きく。
非常に良く描かれている部分もあるのですが、小コマや引き絵は微妙なものが目立ちます。
もうちょっと全体での丁寧さが欲しいです。
ヒロインが巨乳揃いなため、バランスも微妙に映ることあり。
やや損をするタイプかもしれません。
ただし、ヒロインは魅力的に描かれていて、パンチ力も強く。
そうしたマイナス点を払拭するようなものです。
ちょろっとですが、判断は裏表紙背景のカット絵が良いでしょう。

 【 収録話 】 9話収録

003:「ご褒美タイム!」
055:「続・ご褒美タイム!」
男子水泳部の「タクミ」は全国大会経験者。
しかし、当人のヤル気は薄く。
廃部の危機を迎えていました。
それを見かね、彼をスカウトした張本人でもある女子水泳部「アヤノ」が話をしたところ。
先輩のそのエッチィ体目当てでこの水泳部に入ったッス
そんなことを打ち明けられたのでした。
「タクミ」は真面目に水泳をやる代わりに、ご褒美を要求するのですが…と、そんな感じ。

彼の発言そのまま、ダイナマイトバディな先輩「アヤノさん」の迫力ある競泳水着姿がたっぷり堪能できるお話。
↓表紙は「アヤノさん」ですね。
成年漫画ではお馴染みご褒美えっちパターン。
「タクミくん」は過去実績そのまま、真面目に練習をすると着実に結果を残しており。
指導としては…実に正しかったのかもしれませんね。
なんのかんの、ハマってしまう「アヤノさん」に注目。

「続・ご褒美タイム!」はその続編。
単行本は孕峰学園を舞台とした同一世界な漫画群で、ちらほらゲスト的な顔見せも多いのですが。
しっかり2エピソード割かれたのは、こちらカップルだけです。
単行本を代表するお話ですからね。
部のエース的存在になった「タクミくん」と、変わらずそのご褒美となっている「アヤノさん」
そんな関係が、ひと段階前進する、という漫画ですわね。
彼は好意を前面にしていたので、「アヤノさん」が完全に受け入れるという感じか。
なんとなく、彼が格好良く見えたりすから凄い。
次のエピソードに出演するチア部「カオリ」さんが良き相談相手として登場していました。
前話は全て水着でしたが、こちらでは制服姿も見れますよ。

水泳部「アヤノ」
※水泳部「アヤノ」

025:「淫臭チアガール!」
更衣室にて下着を盗んでいた「ミツオ」をとらえたチア部の部長「カオリ」、副部長「アヤノ」
しかし、彼はチア部の秘密を握っており。
立場は逆転し、2人は言うことを聞かなければいけなくなったのでした。
女子2人とキモい小太り男性の複数えっち。
「ミツオくん」は言動かなりヤバい感じの男性なのですが。
成年漫画のセオリーで、”モノ”は非常に良いものを所持しており。
興味をもった「アヤノさん」は積極的になっていました。
それに促されて、ポニーテールな「カオリさん」も参加しています。
せっかくチアリーダー衣装だったので、もう少しじっくりアンダースコートを見たかった気もしますが。
やはり2人とも立派なバストなので、そっちメインな描かれ方です。

077:「お貢マネージャー!」
サッカー部には、
”強化合宿で付き合ってもらった学校に「お貢」する”
…という、ちょっと変わったルールがあったのです。
新人マネージャー「ミツキ」は先輩「コハル」・「ユキノ」らとお貢に参加するのでした。
まぁ、要するにエロい行為で相手学園をもてなす、みたいな感じですわね。
ヤル気満々な顧問講師「シズカ」さんが楽しい。
慣れた先輩らに混じり、あわあわする「ミツキちゃん」が良いアクセントになっていました。
こうした成年漫画のマネージャー漫画で、自校の生徒でなく他校の生徒に~というのはあまり見られず、なかなか新鮮
また、前半はよくある乱交エピソードなのですが、ヒロイン「ミツキちゃん」は後半にまた見せ場があり…。
これが単に、エロいことが気持ちよくて「お貢」にハマるというより、説得力がありました。
成年漫画では珍しいもので、個人的には非常に良かったポイントです。

103:「新聞部の憂欝!」
女子バレー部を取材する新聞部の部長「ユウタ」
しかし、ちょっとした手違いもあり、着替えの真っ最中に鉢合わせてしまい。
部長「ミレイ」らにお仕置をされてしまうのでした。
複数えっち話。
お仕置とはいうもののそうハードなものではなく。
単に複数に好き勝手される~くらいのもの。
ツインテールの部長「ミレイ」、眼鏡の副部長「コトコ」、ショートカットの「アイカ」という3名で、容姿的には「アイカさん」が最もバレー部っぽい感じ。
冒頭の試合シーンも彼女でした。
そもそも着替え途中だったこともあり、ほぼ皆さん全裸なのですが。
やっぱり扉絵みたいなブルマ姿で対応してほしかったなぁ。

135:「ご贔屓モデル!」
顧問「マリエ」の依頼で、美術部部長「リオナ」は会員制の美術倶楽部に出席。
代々のしきたりである、ヌードモデルをすることとなったのです。
モデル、と言いつつもお触り放題で。
単にえっち相手という印象。
いちおう倶楽部内での直接行為は禁止で、そんなあたりは美術系っぽいですね。
…倶楽部オーナーは別なのですが。
なお、単にえろいことされるだけでなく、オーナーはコンクールや学校にも影響力があるようでした。
ううむ、実際にこんなんありそう
そのため、「リオナさん」もしたたかに利用している、という描かれ方になってます。
なお、依頼した教師「マリエ」もしっかり参加するので、アダルト好みな方はおめでたう。

151:「放課後ラブホけんしつ!」
ごく簡単には、幼馴染み「ミサキ」との保健室えっち話。
…なのですが。
もし、これが単体で存在する場合は、特に目新しさありません。
しかし、これまでの”孕峰学園”での様々なプレイ、えっち描写がため、こちらエピソードのごくスタンダードなラブコメ成年漫画が強い輝きを得ることとなっています。
切っ掛けからして純粋な恋愛話というのは、単行本中で異例ですからね。
「ミサキさん」の容姿も黒髪ロングの典型的美少女というものでした。
なお、中盤あたりでサッカー部顧問「シズカさん」が再度顔を見せています。

幼馴染み「ミサキ」、「ユイ」・「マイナ」
※左:幼馴染み「ミサキ」、右:「ユイ」・「マイナ」

179:「色情旧校舎」
孕峰学園、旧校舎で繰り広げられるエピソード。
先のエピソードで七不思議という単語が出ており、それに続くような感じ。
ヒロインは肝試しをすることとなった、「マイナ」と「ユイ」の2人。
「ユイちゃん」は部活終わりそのまま来たということで、チア衣装。
「淫臭チアガール!」ではちょろっと顔見せ程度でしたが、めでたくヒロイン昇格です。
旧校舎がどんなんかは…まぁ、皆さん想像されるそのまま。
実は単行本の総まとめみたいな位置づけにもなっており。
”なにゆえ孕峰学園が現在こんな感じ(笑)になっているのか”、が分かります。
オカルト研顧問の「ユリア」さんのバストは必見。

209:「夏祭り!」
前話は総まとめ、こちらは単行本キャラが全員集合する、エピローグ的な漫画です。
お話の中心は唯一の純愛カップル「リク」・「ミサキ」
先の短編の補完話ともなっていました。
そう意外なものではないのですが、なんだか…ひと安心。
巧いこと綺麗にまとまっていましたよ
祭りのあちこちにほかヒロインらも顔を見せ、その後どうなったか、が簡単に描かれてます。
当然えっちな事もやってます。
お好きねぇ。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「蒼惑う子」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
同一世界な漫画群は個人的に好みなので、楽しまさせていただきました。
特にこちらは、全体についての補完がしっかりされている点が凄い。
単行本としての完成度がひと際高いものとなっています。
良かったです。
ただ、あとがきが一言だけだったのが、ちょっと残念。
ぜひ作品解説とか、センセのお考えが見たかったんですけどねー。




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■ちょろこいぞ!休刊さん (大見武士)

★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [一般] ラブコメ、コメディー、漫画雑誌
・構成 : カラー(4P)、7話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、カバー裏にあとがきマムガ、
     合間に4コマ「休刊さんこぼれ話」、折り返しに著者近影・4コマ。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大見武士(おおみ・たけし)」センセの「ちょろこいぞ!休刊さん」です。

発禁ちゃん
※発禁ちゃん

 【 構成・絵柄 】

収録は1冊まるまるの長編。
あとがきによると、売れ行き次第では続きあるかも、という感じでした。
ジャンルはコメディー色の強いラブコメ。
描いているのがセンセで、設定からしてサービスカットありなのですが。
読んだ感覚としてはそう多くはなく、ちらほらくらい
直接シーンはないものの、バストトップほか全裸は普通に表現されていました。
主要な登場人物3名で、軽いストーリーもの。
4話オチから「発禁ちゃん」が加わるのですが、彼女参加後が漫画の本番という感じ。
主役を喰う勢いの面白いキャラだったので、あるいはもっと出番早くても良かったかな、と思いました。

ふんわりとした曲線での作画。
淡いデジタルな濃淡で、全体は白比率がそこそこ。
描き込みはややサッパリ気味でした。
枠間が広めなコマ割りで、ちらほらハミ出していましたが。
原稿はすっきりと見易くまとまっています
幅広で丸っとした輪郭の可愛らしい人物絵。
一部コマには色っぽく描かれたのもありましたが、ちょろっとくらい。
漫画はテンポ良く、読み易いもの。
ジャンルそのままコメディー崩し多く、表現は明るく派手目でした。
判断については、紹介帯に漫画もある裏表紙がオススメです。

 【 収録話 】 7話収録

現在住んでる田舎で、昔懐かしいえっち雑誌などの自販機を発見した「丹波」くん。
そこで「Mega姉さん」という雑誌を購入したのですが。
開いてみたところ、中身は真っ白。
やられた!
そう思った次の瞬間。
雑誌イメージキャラの女性が突然実体化し、自らを“雑誌の精霊”だと言い出したのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。

突然に魅力的な女性と同居になる、王道なえっちストーリー。
彼女はエロ漫画雑誌のイメージキャラクターなのですが。
雑誌「Mega姉さん」は成年系ながらも純愛系というややこしさがあり。
当然、彼女もそうしたイメージを設定としていたため…。
恋愛に憬れているのですが、基本的にはえっち禁止。
しかし、”ピタゴラブスイッチ”という、好きな人の前では強制的にラッキースケベな展開になってしまう~という要素を持ち合わせているのでした。
漫画自体は一般系なので、サービスカット入れつつも同棲相手とは深い関係になかなか発展しない、という相反するものには都合よいキャラなのです。
また、その知識は掲載漫画によるため…かなり偏ったもの。
容姿は眼鏡のお姉さん的キャラであるものの、実態はボケまくりのおとぼけヒロインとなっていました。
もうちょっとお姉さん然としたところが欲しかったかな。

一方、途中参加の「発禁ちゃん」もやはり雑誌の精霊で、彼女と同様な資質を持っているのですが。
雑誌「美少女Flower」は、可愛らしい表紙とは裏腹にビッチ・鬼畜系な内容。
容姿だけでは制服でロリっとした娘なのですが、言動はそうした系統の成年漫画しているのでした。
(※既に気持ちは「休刊さん」に傾いており、そんな容姿がため彼女にもお手付きし辛く、一般向けとして同様に都合よいキャラです)
そんな訳で、彼女もまた角度の異なるボケ担当。
いちおうの常識人は「丹波くん」ただ一人なので、突っ込み役が大変そうです。
メインヒロインの「休刊さん」は可愛らしさあって良いのですが、なにかと危険な言動を続ける「発禁ちゃん」には手を焼いていました。

休刊さん
※休刊さん

なお、「発禁ちゃん」は前述したようにロリロリした容姿がためか、過激な言動のわりにサービスカットは少なく。
実は、そのバストトップすらも見ること叶いませんでした。
期待した方は…残念。
これは時代がため、仕方ないですわね。

切っ掛けの1話目。
突然目の前に自分に好意を持った女性が現われるという、いわゆる落ち系。
その王道ではヒロインに面倒を焼く主人公、となるのですが。
こちらの「丹波くん」はリアルな常識的反応をしていて、面白い。
漫画進まなくなっちゃいますけどね
最終的には雑誌自体を捨てようとしているのですが。
なにゆえそう出来なかったか、ぜひ本編で確認ください。
「休刊さん」はその初日、彼の言動を見たうえで恋愛対象としています。
前半にて真っ白な雑誌を掴まされてもああした発言をしているなど、確かに彼は優しくイイ人ですね。

”ピタゴラブスイッチ”という要素を確認する2話目。
サービスカット満載のお楽しみ回です
えっち頑張る「休刊さん」と、コメディーな2人のやり取りをお楽しみください。
クライマックスのお風呂場もいいんですが、やはりマウントポジションでの黒パンスト+パンチラ部分が好き。
もう少しじっくり楽しみたかった…。
早いよ、「丹波くん」

ただ、そんなんは3話でも見ることができるんですけどね。
「休刊さん」の標準衣装が黒パンストなので。
メインはデパートへの買い物で、いわゆるデート回。
エレベーターで運悪く(良く?)”ピタゴラブスイッチ”が発動してしまい。
そちらに閉じ込められ、「休刊さん」はトイレに行きたくなる~という極限状態となってしまうのでした。
さて、どうする!?
やはり知識成年漫画な彼女が可笑しい。
あれは直接行為よりも進んだプレイだと思いますがね。

ちょっとした偶然で「休刊さん」と雑誌の関係、が判明する4話目。
実はこの回で示された事柄は、後々かなり重要なポイントとなるので覚えておきましょう。
彼女をもぞもぞさせる、後半の展開が好き。
ただ、こちらであと一歩までいってしまったこともあり。
「丹波くん」はさらなる試練に直面することとんったのでした。

そんな訳で、5話目から「発禁ちゃん」が正式に参戦。
セーラー服の可愛らしい娘です。
表紙サギ云々の部分が好き。
昔に比べてそんなんだいぶ減ったけどなぁ。
前述したような「発禁ちゃん」もボケであるものの、現実的で妙に鋭いところもあり。
そんな雑誌あっという間に~」という台詞が好き。
確かにそうだ。
発言が楽しいので、もうちょっと早く登場してほしかったなぁ。
なお、後半には数少ない彼女のサービスシーンがあります。

浴衣の「休刊さん」
※浴衣の「休刊さん」

こうした漫画の定番、夏祭りに出掛ける6話目。
ヒロイン2名の浴衣姿が見れますよ。
中盤は1話ぶりに「休刊さん」とのイチャイチャが見れるのですが、
それを仕向けていた「発禁ちゃん」は、オチ付近にてふと気になることを言い出すのでした。
そうした、シリアス場面を挟みつつ最終エピソード7話に。
さて、2人はどうなってしまうのが。
あの発言がため、「休刊さん」の明るさが逆に重くのしかかる、というくだりは見事でした。

 【 その他 】

そんなこんなで、毎度おなじみは「大見武士」センセでした。
ぼくらのふしだら」よりは好きな系統なのですが。
ぜんぜん悪くはないものの、あまり刺さらず。
雑誌の精霊、で何かもうひとネタ欲しかったなぁ。 
あとがき漫画で触れていた、2巻まであればまた違ったかも。
登場人物3名は少ないよねー。
個人的には「発禁ちゃん」が楽しかったので、彼女メインとしたスピンオフがあれば見たいかも。
あるいは、2人の登場順が違ってたら、「休刊さん」どうなってたんだろう。




★大見武士センセの漫画紹介記事  すべて一般系

淑女のひめごと ~オンナたちの都市伝説~
 ”えっち体験投稿”な作品集。語り手が集合して喋り合う描写が斬新です。
ぼくらのふしだら
 いつもと違う陰鬱としたストーリー。えっちサスペンスな長編です。
世にもHな都市伝説
 こちらも、いわゆる”えっち体験投稿”な作品集。5冊目。
ハル姉が僕に××する理由
 和風なファンタジーもの。恥ずかしがり屋な「ハル姉さん」がポイント。
ハルコさんの新妻レシピ
 アダルトグッズ好きな奥様との長編。1巻完結です。
いんデレお姉さん
 えっち体験投稿の漫画化4作目。なかなか手に入りにくくなっているようです。
三ツ星お姉さん
 えっち体験投稿の漫画化3作目。
月刊哀川編集長 1巻
 敏腕・編集長「哀川さん」とのラブコメ長編。
完熟ダイアリー
 えっち体験投稿の漫画化2作目。
完熟マインド
 えっち体験投稿の漫画化1作目。
ろーまじ Lotion Magic ~我が征くはぬめりの大海~
 ローション漫画3冊目。多少連続性あります。
ろーてく Lotion Technique ~輝くぬめりの宇宙へ~
 ローション漫画2冊目。こちらは長編。
ろーぷれ Lotion play ~ぬめりの中の小宇宙~
 ローション漫画1冊目。アパートに住む様々なカップルを描く。


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■よるのこいびと (mogg)

★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [成年] ラブコメ、複数、
・構成 : カラー(8P)、11話収録
      (うち「三姉妹の夏あそび」×4)
・おまけ: カバー裏にあとがき・イラスト、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「mogg(もぐ)」センセの「よるのこいびと」です。

「ニーナ」、「由梨」・「あやめ」
※左:「ニーナ」、右:「由梨」・「あやめ」

 【 構成・絵柄 】

収録は連続話と短編という構成。
連続話は3姉妹との夏休みを描いた4話で、ごくセオリーな漫画群でした。
その他は通常短編となっていて、ショートなどはありません。
ジャンルはラブコメで、全体的に読み易い仕上がり。
今回収録のエピソードは全体的に定番に近いものでした。
意外性がない反面、読み易さはあるかと思います。
多人数との複数展開多く、そもそもWヒロインということが多め
それを除けばプレイ的に大きく振り切れるようなものはなかったです。
個人的にはもうひとポイント要素が欲しいかなぁ、という感じ。
ただ、単行本として完成度は高く、次項の作画面も問題なく。
楽しめるものになってます。

しっかりとした線での作画。
描き込みはやや細かいもののしつこくなく。
濃淡はやや濃いめに仕上がり。
枠間あるものの、コマ割りは中小で賑やか。
コテコテとはしていないものの、賑やかな原稿です。
全体的に丁寧で、力抜けたようなコマも見当たらず。
バランスにも優れており、特にこれというマイナス点はありません。
人物絵は身長あり、漫画らしい可愛さあるお姉さん系。
上過ぎず下でもない、妙齢なヒロインがお上手。
表情・表現も良く、これでコメディー調で違和感ないのは凄いこと。
カラーは白黒とはやや異なるので、判断には紹介帯のカット絵が良いでしょう。

 【 収録話 】 11話収録

003:「はじめての部活動」 カラー原稿あり
どの部活動にも所属していなかった「葉月」
教師から呼び出しを受けた彼女は、今日中に決めることとなり。
各部活を見て回ることとしたのでした。
登場するのは、漫画研究会、美術部、演劇部、卓球部、そしてサッカー部。
冒頭カラー原稿部分は先輩「雪音」と共に複数プレイ状態なのですが。
そちらはクライマックス、サッカー部の抜き出し。
まぁ、サッカー関係ないわね
いわゆるエロ当然な部活動、みたいな感じなのですが。
漫画研究会は普通ですね。
もっとはっちゃけてても良かったかも。
なにげにちらほら「葉月さん」を触ってる教師がエロい。

025:「夜の恋人」
とある満月の夜。
腹を空かせて倒れていた吸血鬼「ミア」を拾ったのでした。
表題作ですね。
↓表紙・裏表紙はこちらの「ミアさん」です。
まさか短編とは思いませんでした。
背中ぱっくり空いた「ミアさん」のコスチュームが素敵
やっぱり脱がさぬまま、ってのがいいですよね。
お話はこうした漫画のスタンダード。
いちおう食事目的なので、なかなか直接行為に至らないのがポイントでした。
連続話の1話目みたいな雰囲気で、あるいは続きも描けそうですが…どうなんでしょう。

吸血鬼「ミア」、姉妹「ルナ」と「レナ」
※左:吸血鬼「ミア」、右:姉妹「ルナ」と「レナ」

045:「ふたご日和」
訪ねて来た親戚の双子の姉妹「ルナ」と「レナ」とのお話。
2人とは同時に付き合っており、あっさり複数展開に。
よく双子はアクセサリーの位置違うとかあるのですが、この娘らは特にないみたい。
(着ていた服装は若干異なる)
ふたごクイズが難解
わかんないよ。
2人の黒パンストが良かったです。

063:「ほーむすてい」
紆余曲折あって、ホームステイで預かることとなった「ニーナ」
褐色肌の美少女です。
言葉は通じず、ばっさとしたコミュニケーションが取れるくらい。
適度なバストサイズがえろい。
そうした容姿もあって、えっち展開にはなんだか背徳感ありましたが。
オチのやり取りがため、ちょっとほっこり。
いい娘だ。

083:「マスカレイド」
マイペースで知られる、同僚「剣崎美咲」
のみかいにも参加しなかった彼女をふと街中で見かけ、後を追ったところ。
”紳士淑女のヒミツの社交場”にて、彼女を発見したのでした。
怪しげなパーティーでのお話。
当然ながら複数展開となっています。
タイトル通りに仮面つけて参加していたのは「美咲さん」だけ。
まぁ、主人公の彼があっさりその場に参加できているのが、ちょっと違和感かなー。
普通は入れないでしょ。

101:「パパコン」
「理絵」は友人「由香」の父親とえっち関係にあったのでした。
ちょうど自らの父親が太ったイメージ。
実際に好意を持っているのは父で、彼はなんというか…はけ口みたいなもの。
代わり程度にもなっていないですね。
オチであーなるのは必然かもしれませんがやっぱりあの後が見たいなぁ。

117:「Bitch hikers」
夜中に「由梨」・「あやめ」からヒッチハイクをされた彼。
2人を自らのアパートに泊めることとなったのでした。
黒髪ロングのお嬢様然とした「由梨さん」、褐色肌でスポーティーな「あやめさん」という、まるでタイプ異なる2人との、どっぷりとした複数えっちです。
そうした場合、よりエロいのは「由梨さん」というのがセオリー。
こちらはいい勝負でしたが、だいたいそんな感じ。
情が移る」と言われていたのも「あやめさん」でしたね。

長女「奈菜」・三女「早菜」
※長女「奈菜」・三女「早菜」

141:「三姉妹の夏あそび」
159:「三姉妹の夏あそび~早菜のひみつ~」
175:「三姉妹の夏あそび~加菜の告白~」
191:「三姉妹の夏あそび~温泉の宴夜」
夏休み、久しぶりに田舎へ遊びに来た「陽太」
5年振りに再会した長女「奈菜」と関係してしまい、またそれを三女「早菜」に目撃され。
弱味を握られたことで、本命な次女「加菜」とは妙な緊張感が続いていたのでした。
そうした、三姉妹とのお話。

ちょっとノスタルジー感ある漫画ですね。
こうした漫画で本命となかなかえっちできないのはお約束。
また、そんなんが次女(アダルトでもロリでもない)であり、また彼女がツンデレちっくというのも実にセオリーな設定
オチがあーなるのも…まぁ当然でしょう(笑)
1話目は長女「奈菜さん」
いかに見知った家とはいえ、勝手に風呂入るのはどうかと思う。
なお、「奈菜さん」とは鉢合わせでなく、気付いた彼女が入ってくるというもの。
えっちの切っ掛けは、三女「早菜ちゃん」が帰宅したことで、湯船に隠れたことから。
まー、見事に合わさっていましたよ。
むちむちエロくて最高。
普通、憬れる相手(本命)なのは彼女だと思うけどなぁ。

察しの良い「早菜ちゃん」が2話目「早菜のひみつ」の担当です。
ツインテールの可愛らしい娘で、貧乳。
ちょうどえっちに興味ある年頃で、弱味を握っていることもあり。
促されるまま関係してしまうのでした。
いちおう直接はなく、お尻えっちです。
オチのわざとらしいやり取りが楽しい。
あっさりバレると思うよ
3話目「加菜の告白」はようやく次女「加菜さん」
黒髪ポニーテールな彼女とは2人してお祭りへ出かける展開。
性格的に、こうお膳立てされてないと、あのまま終わっていただろうなぁ。
浴衣姿なので…セオリー通り、野外えっちに発展しています。
「奈菜さん」がブラ取っていてくれたのが良く作用しました。
最終話「温泉の宴夜」では「陽太くん」の夏休みが終了。
皆で空港へ向かう途中、海に寄ったのが切っ掛け。
しっかり準備していたので、もともとそのつもりだったのかな。
「加菜さん」はスクール水着姿にさせられていましたよ。
なお、タイトルが”温泉”となっているのは…。
察しの良い方そのとおり。
えっちで飛行機の時刻を逃したため(笑)です。
それがため、複数展開になっていくんですけどね。
注目は日焼け跡ができている「加菜さん」です。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「mogg」センセでした。
こちらのブログでは「肉体コミュニケーション」、「ガールズ・トーク」の2冊を取り上げています。
こちらは3冊目。
↑上でも書きましたが…。
まさか「ミアさん」のエピソードが1話だけとは思いもしませんでした。
手に取った際は1冊まるまる、家でしっかりカバー見た時は中編くらいかなー、と思ったのですが。
むむむ。
彼女に釣り上げられた身としては、ちょっと複雑
どんな形でもいいですが、ぜひまた登場してほしいですね。




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■みすでぃれくしょん (ひげなむち)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 調教、ブラック、むちむち
・構成 : カラー(8P)、短編×11話
      (うち、「お・あ・そ・びシリーズ」×3、「えろばなハリーズ」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、合間にイラスト、加筆修正あり、
      描き下ろし「お・あ・そ・び+」・「夏あそび+」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひげなむち」センセの「みすでぃれくしょん」です。

中川まりん
※中川まりん

 【 構成・絵柄 】

収録は数話ほどの連続話と、短編。
たぷん描き下ろしだと思いますが、1~4ページ程度の追加漫画が用意されてる漫画もありました。
連続話はどちらもメインのヒロインが変わるタイプ。
1つはストーリーちっくで、仲間な女の子が次々えっちされていくもの。
詳しくは後述しますが、コレは女の子らの性格が目立つ、なかなかの傑作です
オススメ。
もう1つは、ほぼ完全にオムニバスで、それぞれの体験が描かれるものでした。
ほか、漫画世界には繋がりが示唆されてるものもあり、細かい所まで目が離せない作品群。
前巻のキャラなども顔を見せていましたよ。
漫画は…結構なブラック具合あるのが最大の特徴
後述するような、ごく可愛らしい作画ではあるんですが…やっぱり今回もラブコメちっくなものはなく。
調教っぽい色もある、黒々しい要素満載な作品集となっていました。
どちらも甘さはないので、ご注意ください。
あ、ただし、そうしんどくなるような描写もありませんが。

素朴さのある、独特なタッチの作画。
個人的に、今回読んでいて「すえひろがり」センセと似た感覚があったんですが。
(※真横に並べると全然違うとは思うものの)
そちらが細めなスタイルに対し、こちらはふっくらと太め。
より漫画っぽく、ロリっとキュートに仕上がっています。
そんなヒロインらなんですが…前述したようなキャラで、”可愛いだけではない”というのは大きなポイント。
ジャンル間違えないように、ご注意ください。
線はしっかりとしていて柔らか。
全体の色づきやや白比率高いものの、不足感なし。
描き込み具合も同様で、しつこさなく良いものでした。
漫画もお上手で、変化あるコマ割りも見辛さ感じることなく、引っ掛かることありません。
あちこちのバランス具合も優れていました
テキストがなんとなく多めで、綴じ込み側に寄った部分が気になったくらい。
お話・作画共に癖の強い方なので、しっかり判断してください。
カバーで判断するならば、↓表紙ではなく裏表紙。
あるいはカット絵あった紹介帯か、やはり「ワニマガジン社」さんのHPを見るのをオススメします。

 【 収録話 】 11話収録

001:「クレバー・クレバー」 カラー原稿
191:「えろばな」
友人らが皆男性の話をしていたので。
ちょっと興味がでたため、クラスで最も女性にだらしないと評判だった「田中」くんを無理矢理に誘ってきたのでした。
あだ名「ザワ」さんのえっち体験話ですね。
誘ったというか、絵では完全に彼を引きずってきていて。
ビビッてましたよ。
あまり表情変化しない、独特なテンションの娘で、彼女視点のモノローグで進んでいました。
合理的な考え方で、漫画ちっくな娘さんですよ。

「えろばな」は雰囲気からして、彼女がえっち体験を聞かせた直後のエピソード。
エロ話って言ったら、ユキっちじゃん?
そんな評価をされていた「ユキ(深雪)」さんですが、実はネット等の知識で当人は未体験だったのです。
いちおう彼「アキラ」はいるものの、真面目で誘いにも応じることなく。
ヤケで酔っぱらった「ユキ」は中年に誘われ…という流れ。
まぁ、危険なくて良かったわね。
えっち現場まで走った「アキラくん」でしたが、そこには衝撃的な光景が。
いわゆる修羅場が成年漫画的、でもセオリーとはややズレた展開になっていたのは見事
中年のおっちゃんもイイキャラしていました。
「アキラくん」は…そうした性癖なの??
色々と違う扉を開けてしまったかもしれませんね。

なお、よくよく見てみると、お友達らは1冊目「ヒト・カノ 他人彼女」に収録の「暴君のしつけ」の2人、「おとめくずし」に収録の「おねだり上手」な「エリーちゃん」でした。
あるいはこの5名また登場するかな。

009:「お・あ・そ・び」
025:「クズシアイ」
045:「Desire」
065:「お・あ・そ・び+」 描き下ろし
地域では有名なお嬢様学校に通うリーダー「園宮聖歌」ほか「伊藤」・「桜井」という女生徒ら3名。
男性を冤罪にかける”遊び”をして、楽しんでいたんですが。
その罠に掛けられた男性は巧いことその場を逃げ切り、彼女らを観察していたのでした。
ごく簡単にはそんなオープニング。

「園宮」・「伊藤」・「桜井」、バレー部「村崎」
※左:「園宮」・「伊藤」・「桜井」、右:バレー部「村崎」

1話目「お・あ・そ・び」で復讐されるのは黒髪ボブカットな「伊藤ちゃん」
3名のうち巨乳担当。
「園宮さま」の信奉者で、確かに小物感が。
切っ掛けがあんなんだったので、無理矢理でも自業自得ですね。
野外えっちでした
ただ、途中で声を掛けられるくだりは、現実味薄く余計な気がします。
2話目「クズシアイ」では「桜井さん」がそれに加わるんですが。
リーダー「園宮さま」はともかく、2人目の彼女がああした言動をとるのは意外
驚く半面、こうした漫画はなかなか見たことなく、ひでるさんテンション急上昇(笑)
いいぞー、ヤレヤレー!!
あんな場面で、なかなかの強心臓っぷりでした。
ここは凄い良かった

そして3話目「Desire」はついに「園宮さま」
タイトルは…「シーズウエア」さんのゲームソフトを思い出されますが、ここでは無関係。
セオリーな「伊藤ちゃん」、意外な言動を見せた「桜井さん」と続いての彼女で、どうなるんだろう、って思っていましたが。
いゃ、彼女もまたなかなかの人物でした。
お嬢様だなー(笑)
ただ、えっちでは最も可愛らしく描かれていましたよ。
その後の3名が可笑しい。
描き下ろし「お・あ・そ・び+」は後日談えっち。
複数プレイで、漫画後にオチがついていました。 

069:「みすでぃれくしょん」
秋津島体育学院のバレー部でレギュラーとして活躍する「村崎」
監督は実力主義で知られていたんですが、
”必要なのは努力だけ”
そんな台詞には裏があったのです。
こちらが表題作。
えー、監督さんは公然と部員らにえろい事を強要しているんですね。
強豪校で実績を積みたかった「村崎さん」は単に、”その指導”を長く受けていただけのこと。
まぁ、そうして好き勝手やっていても、いちおうチームは勝利を重ねていて。
実績あるようなので、逆らえないのでしょう。
男性がなんとなく妄想するお話ですが、実際はあーも巧くいかないだろうなぁ。
なお後半では、なにゆえエースだった選手が突然ベンチに下げられるのか、についての秘密も明らかになっていました。
バレーのユニフォームがいい感じですよ。

093:「夏あそび」
117:「夏あそび+」 描き下ろし
徹夜明け、公園で食事にしようとしていた「安達健吾」
ふとしたハプニングで遊んでいた女の子「中川まりん」らと知り合ったのでした。
昼食のタイミングで彼女と2人きり残されると、その案内で秘密基地に招待されたのです。
ごく普通な女の子が、ふと本性を見せるコマが凄い。
…なんとなく、わかるんだ
そのくだりの「まりんちゃん」の表情はまさに子供のソレではないですね。
あれは徹夜明けというのもあるんだろうなぁ。
ただ、「~逃げればいいだけなのに」という台詞はまさにその通りで。
非常に聡い、おっかない娘さんでした。
ちと怖いよ。
ただ、いちおうオチでは「まりんちゃん」の信頼・好意を得たようで。
他が酷いだけ(笑)、これでも甘い方かもしれません

なお、描き下ろし「夏あそび+」にて、なにゆえ「まりんちゃん」がそうもエロい娘になってしまったのか、切っ掛けが描かれているんですが。
あれは…先の「伊藤ちゃん」ですわね。

119:「オン←→オフ」
保健室に入り浸っている「山科宝(やましな・たから)」
なんとなく、無意識にそこへ足を向けていた彼女なんですが…それにはとある理由があったのでした。
保健医とのえっち話。
診察、と言われた「山科さん」はあっさりショーツ脱ぎ、足開いて丸出しにしていて驚き。
3ページ後の彼女に注目
ココで、何が起こっているのか、把握できると思います。
特に後半の描写はなかなか凄いこととなっているので、ご注目下さい。
月吉ヒロキ」センセの漫画みたいなエピソードでした。
ちなみに、腰高くしても、特に関係ないみたいでしたよ。

135:「Twins Twist」
双子姉妹「風歌」・「花音」の家庭教師をしている「久我」
実はそれぞれと関係していたんですが、当の本人らはそれを知らなかったのでした。
えっち最中、それぞれのことを話題にしてるんですが。
どっちも相手が「久我くん」というのがポイント。
実際にこんなんありそうだなぁ。
褐色肌でギャルっぽい「花音ちゃん」と、黒髪ストレートの真面目そうな「風歌ちゃん」という2タイプが楽しめます。
各場面が交互に描かれるえっちシーンがいい感じ。
そのうち露見して、大騒動になっていそう。

沙良、ユキ(深雪)
※左:沙良、右:ユキ(深雪)

155:「ほしいままに」
弟「直」と勉強している「沙良」
一見すると明るい良い娘なんですが、実は別の顔があり。
その兄は隙をつかれたことで、彼女に逆らえなくなっていたのです。
うん、確かに相当荷が勝ち過ぎだ
でも…あーやってわざとパンチラさせてるあざとさあり、「直くん」そのまま普通は好意持つのが当然でしょう。
巨乳だったし。
しかし、年下な女の子から、「私の奴隷になってください」とか言われるのはどんな気分だろう。
これもこの後は良い事なさそうね。

175:「ボクのお嫁さん」
友人の子「亜美」ちゃんは、ちょうど興味ある年頃。
息子「信也」と一緒にお風呂へ入った際には、アソコを凝視していたんですが。
父親と共に酔いつぶれていると、介抱しに来た彼女は下半身に手を伸ばしてきたのでした。
冒頭は普通の気の良い中年っぽかったんですが。
そんな情報が「信也くん」から伝わっていたことが原因か、ゲスい本性を見せています。
うまいこと下半身露出したのも、わざとかもしれませんね。
そんな訳で、実父の目前で初体験となっています。
前述したような興味と好奇心がためか、困惑はしていたもののあまり抵抗もしておらず。
オチページでは充実した腰具合を見せておりました。
小さいものの、あのラスト1コマはエロい。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「ひげなむち」センセでした。
当ブログでは「ヒト・カノ 他人彼女」、「おとめくずし」の2冊を紹介しています。
あとがきに3冊目~とあったので、全て紹介できております。
前述したように、強い個性を放っている1冊。
ぱっと見で色々感じるところがある方もいると思われますが…。
読んでみると、
”細かい部分が気にならなくなるお上手さ”
…があるので、個人的にオススメ
ブラックではあるものの、その度合いは強過ぎることなく。
甘いだけではない、リアルさがありました。

みすでぃれくしょん
※みすでぃれくしょん (WANIMAGAZINE COMICS)– 2016/7/29 ※現在アマゾン登録なし



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■はれんち。 (Utu)

★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、お姉さん、むちむち
・構成 : カラー(20P)、13話収録
      (うち「ウルトラシスター」×2)
・おまけ: カバー裏に別絵、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Utu(うつ)」センセの「はれんち。」です。

つみき、いすず
※左:つみき、右:いすず

 【 構成・絵柄 】

収録はほぼ短編での構成。
話数が多いのは、ショートが3本あるため。
うち1つは前巻収録漫画の続き、もう1つは今回収録漫画の続きでした。
いちおう、それがため連続した漫画も収録となっています。
重々しくなく、コメディー描写もちらほらあり、ジャンルとしてはだいたいラブコメか。
ただ、ラブという点での要素は薄く、たまたまその場に居合わせた~、みたいなのも多め。
広義でのお姉さん系で、人妻などもおりました。
一方、友人の妹やそれっぽい娘など、年下女性も魅力的に描かれており。
年齢問わずの可愛らしいむちむちとしたヒロインを堪能できます。
それぞれエピソードは振り切れ過ぎず、読み易く、完成度も高く。
できれば、連続してみたい漫画も多くありました。

色のしっかりとした線での作画。
全体の色づきも同様で、黒が目立ちやや濃いめ。
描き込み具合はちょうど良いくらいだと思います。
変化大きいコマ割りである程度枠間あるもののはみ出し・ぶち抜きが多く。
原稿はかなり賑やかで、濃い口な味わいでした。
全体的に丁寧で乱れ・崩れは見られず。
背景・小物なども違和感はなく自然。
良い具合にまとまっています
人物絵はまんがっぽい可愛さあるものの、デフォルメは強くなく。
可愛さ・色っぽさのある、お姉ちゃん系なバランスです。
むちむちと肉感的なスタイルで、動き・表情なども優れていました。
勢いを感じます。
↓表紙ほかカラー絵もあれはまた良いのですが、白黒絵とは違っています。
判断は「ワニマガジン社」さんのHPのがいいでしょう。

 【 収録話 】 13話収録

003:「天使のきじょーい」 カラー原稿
009:「はれんち。」 カラー原稿
冒頭のカラーショート漫画。
うち「天使のきじょーい」は6ページ。
入院で両手が使えない「三島」は、色っぽいナース「ひかる」に色々してもらうのでした。
エロくて良いのですが。
個人的にはあっさり脱いでしまったのが残念でした。
「はれんち。」は4ページ。
科学部の先輩「足立恵理」にえっちで精液を提供する「木村勇人」というもの。
表題作なのですが、↓表紙ほかカバーには未登場。
よくよく見ると、前巻収録「いっしょにサイエンス」の2人でした。
えっちはいいのですが…単独でビーカー溜まるくらい出し続けてたのは凄い。

013:「ねぇちゃんH」 カラー原稿あり
友人「鉄志」から、
いいモン見せてやるよ
そう誘われた「秋夫」は彼の姉「千恵」の部屋のクローゼットに入れられたのでした
どうでもいいですが…似てない姉弟ですね。
美人お姉さんとのえっち話。
覗いていたことはあっさりバレてしまうのですが。
あの場面で素直に謝罪し、また弱さを見せたことが結果的に正解だったか。
からかい半分ながら、案外イイカップルになりそう。

大垣もえ
※大垣もえ

031:「ギャル弁」
バイトの弁当屋で「内海」が教育係として面倒を見ている「大垣もえ」
典型的なギャルで、持て余していたのですが。
ひょんな切っ掛けから、彼女と関係することとなったのでした。
えっち好きな「もえちゃん」
「内海くん」が意外にも挑発に乗ったことで、今日の相手に選ぶというもの。
漫画としては正解ですが、社会人としてはNGですわね。
あっさりし過ぎ。
まぁ、あの状態で来た彼女をバイトに入れちゃった店長が最も悪いんですが。
オチあんな感じでしたが、これでいいのか。

051:「つみきちゃん」
出会い系サイトで知り合った「つみき」
登録している女性では珍しい雰囲気・性格で、流されやすい彼女を見るうち、なんとなく学生時代を思い出したのでした。
いや、可愛い娘ですね
こんな娘が来たら…さぞテンション上がるだろうなぁ。
トイレから出る際のあわあわしたコマが好き。
実際のところどうだったのかなぁ。
なお、↓表紙はこちらの「つみきちゃん」だと思います。

075:「プールサイドのヒメゴト」
幼馴染み「いすず」・「京太郎」のカップル。
漫画冒頭では彼女のことを「妹みたいなモンだろ」とか言っていた彼。
ただ…「いすずさん」はむちむちスタイルの色気ある娘さん。
どう見てもお前のが年下だろ、って感じ。
故あってシャワー室で密着したのが切っ掛け。
うん、あーした事ない限りなかなか進展しなさそうだからなぁ。
競泳水着が実にいい感じでした。
実は2ページ目の飛び込む絵が好き。

093:「ウルトラシスター」
113:「ウルトラアフター」 カラー原稿
終電なくなったため、「勝太」は付き合う「明乃」のアパートに泊ることとなったのですが。
実は妹「千代」と共に住んでおり。
飲み直しで「明乃」はあっさり寝てしまったため、ほぼ初対面の「千代」と2人きりになってしまったのでした。
姉「明乃」と違い真面目そうな「明乃」でしたが…というもの。
胸元強調された服装が凄い。
と、それに続く、
えへへ、ごめんなさい!
…のコマの破壊力が凄まじい。
そんなんを計算ありつつ自然っぽくやってる「千代ちゃん」が凄い。
しれっと姉「明乃さん」をかわすあたり、相当なヤリ手かと思いましたが。
続く「ウルトラアフター」はカラー4ページのショート。
前話オチから続く、”今日の続き”というエピソードです。
たぶん、役者としては「勝太くん」より「千代ちゃん」のが上だと思われ。
えっち中にはオシオキとか言ってましたが、後で確実に痛い目にあいそう。

117:「ウラッツラ」
「安部」は会社先輩の妻「葵」と街中で偶然に会いました。
自分の名前を使って、当日の予定を旦那からドタキャンされていたらしい彼女。
さては浮気が疑われるところなのですが。
実は以前から彼女を狙っていた「安部」は、このチャンスに便乗することを考えたのでした。
本編中にもありましたが、奥さんイイ女だからなぁ。
あまり経験ないのか、あちこちのリアクションが初々しく、可愛らしい彼女。
ああ、確かに男見る目はないかもしれませんね。
オチはああした感じで終わりましたが、「葵さん」の今後も明るくはないかな。

135:「ぼくのマーメイド」
学業ではエリートコースだった主人公。
しかし、社会に出てからは順調でなく、上司に裏切られてリストラされており。
いっそのこと~と、断崖絶壁まで来ていたところ。
三姉妹の海女さんに出会ったのでした。

海女さんってあんな恰好だったっけか。
…そうか、下半身がエロ仕様なんだ。
普通、胸元もあんな露出してないですよね。(※下にもう1枚着るかな)
うっかり落ちたところ、姉妹に助けられるシーンが好き。
えっち担当は切っ掛けとなった次女「風音(かざね)」、長女「和(のどか)」の2人。
残念ながら、妹「海羽(みう)」ちゃんは不参加だったのですが…オチから察するに、続きあるのかな。
片目隠れるショートの髪型が可愛かったので、ぜひ彼女のメインが見たいです

妹「千代」、海女「海羽」
※左:妹「千代」、右:海女「海羽」

155:「じゅようときょうきゅう」
独り暮らしの「球太」を心配した親に頼まれた。
幼馴染み「杏樹」はそんな理由で彼の部屋に入り浸っていたのですが。
実は彼女は家でをしただけで、今日は泊ると言い出したのでした。
幼馴染みがあーした派手なギャルになっていたら。
…うーん、ちょっと嫌ね。
彼氏と別れた理由にされていましたよ。
えっち面での相性は確かに良いのかもしれませんが…あまりイイ目はみられないかも

173:「おもいおもい」
旦那「雄太」と喧嘩中の「聡美」
学生時代からの友人「月沙(つかさ)」に相談していたところ。
彼女から気晴らしに誘われたのでした。
プレイとしては複数。
ただ、そんな場所に彼女を誘ったのはとある理由があり。
「月沙さん」の心情を察するに、うーん、単純ではないかな。
そもそも彼女があんな場所へ足を向けたのも、2人が切っ掛けだったかもしれないし。
あーんなこととなった末の、あのオチが秀逸です
たぶん、昔から「聡美さん」も…なんとなく想いを感じていたのでは。

193:「大家さんのか・お・り」
祖母から受け継いだアパートを守る大家さん。
赤字経営で業者に頼ることができず、たいていのことは自ら行っていたのですが。
彼女に想いを寄せる「甲斐谷」はよく彼女を手伝っていたのでした。
お風呂に誘ったのが、そもそもの切っ掛けなのですが。
二階のお部屋はお風呂ないでしょ?
そんな発言がありました。
…なかったのは幸いでしたね。
大家さんはバツイチという割りに、大きいリボン(作業が為か、ポニーテール)で、反応も可愛らしく。
ある意味、抜群の手練手管ですわね。
そもそも匂いフェチでまた「甲斐谷くん」は年下らしかったので。
最終的には大家さんが優しく導いてくれました。
ちらと顔を見せた他住人がオチとなっています。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「Utu」センセでした。
当ブログでは「発情コンプレックス」、「色は匂へど…」の2冊をを紹介しています。
こちらが3冊目の単行本。
作画・お話ともに高水準で、高い完成度の1冊でした。
個人的には、好み・そうでないがおおむね半々くらいなのですが…。
「つみきちゃん」、「いすずさん」、「海羽ちゃん」…など、刺さる娘も多く
可愛らしい娘でまとまってくれればいいなぁ。
特に「ぼくのマーメイド」とか「大家さんのか・お・り」は一般えっち系みたいなテイストで、好き。
数話の連続漫画になりそうでした。




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■総合タワーリシチ完全版 上下巻 (あらた伊里)

★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [百合] コメディー、ラブコメ
・構成 : カラー(上:6P、下:8P)、上:6話+α、下:7話+α収録(全て表題作・2巻完結)
・おまけ: 下:あとがき、上下:カバー裏にネタ絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「あらた伊里(あらたいり)」センセの「総合タワーリシチ完全版 上下巻」です。

こちら、10月30日に発売していたんですね。
つい先日、なんとなくネット検索していたところにそれを知り…。
慌てて本屋へ駆け込みました(本当)

数ある百合漫画を読みましたが…こちらは最もお気に入りな作品です。
次になに言うか分かるくらい、何回も読み返しています。
ひでるさんは某コメディー系百合漫画より、断然こっちのが好き。
3巻で終わってしまったのは残念でしたが、こうして描き下ろし込みの完全版が出たのは嬉しい限り。
そんな訳で、今回は「総合タワーリシチ完全版」について、ざっと見ていきたいと思います。

上巻
※上巻

発売は…「少年画報社」さんなんですね…。
紹介帯には連載開始の文字が。
なるほど。
本サイズはA5判からB6判(普通の単行本サイズ)に縮小となっています。
ちっちゃいのは残念ですが、持ちやすくていいか。
また巻数も3から2巻となったため、上下巻ともに264ページと厚めです。
↓表紙デザインも変わり、左右に並べるとラブラブな1枚絵となります。
なにげに裏表紙も繋がっていました。

●上巻
カラーページは歴代の表紙・裏表紙。
そして口絵イラスト(3巻は漫画)
目次部分はイラストなし(※余談ですが、過去単行本は距離が近くなってる並んだ机)

収録は1話から6話(2巻の途中、「神奈ちゃん」が謹慎となる)まで。
合間のネタ絵もそのまま収録されており、サブエピソード「お休み」はその6(2巻の途中、コサインどうの言うところ)まで。
1、2巻の描き下ろしはこちらに収録されています。
身長表(新。2巻お休みその4の後にあるものとは別)がありました。

描き下ろしは、「神奈と悠」、「体育祭!!!」、「暁とリカ」の3話。
紹介帯そのまま22ページあります。
「体育祭!!!」は相変わらずな「神奈ちゃん」が楽しい集合エピソード。
ドコメディーですわね。
カップルな名前の2話は百合漫画らしいラブラブ漫画でした。
特に「神奈と悠」は「悠ちゃん」視点で、彼女のちょっと格好良い姿が。
あれは男前ですねー。
「暁とリカ」は…本編では地味目だった「リカちゃん」がたっぷり見れました。
お嬢様らしい1コマがありましたよ。

各巻のカバー下漫画、イラストを収録。
ファンには嬉しい、各書店購入イラストも収録されています。
センセがSNSでアップした漫画もあります。


下巻
※下巻

●下巻
カラーページは書店の販促イラスト、購入イラスト(上巻のものとは別)、SNSイラスト。
注目は配色を決めた、初期設定案でしょう。
「都さん」は金髪だったのね。

収録は7話(都・ちはやのエピソード)から最終13話まで。
やはり合間のネタ絵が収録されており、サブエピソード「お休み」はその7からその10まで。
3巻の描き下ろし(神奈と悠のデート話)はこちらに収録されています。

描き下ろしは、「ちはやと都」、「生徒会」、「神奈と悠」の3話。
紹介帯そのまま22ページあります。
生徒会相関図「とっても見にくい相関図」もありました。
エピソード「生徒会」はその相関図がより分かりやすくなるものです。
「藤」→「服部」→「五十嵐」の2ページが百合漫画してます。
こっちは…カップルできなさそうだなぁ。
名前の2話はやはりラブラブしたものなのですが…上巻よりも濃厚な描写がポイントです。
お姉ちゃんらもちょろっと顔見せるほか、珍しくよく喋る「悠ちゃん」が描かれてました。
恥ずかしいわね。
「ちはやと都」は…最も早くくっつきそうなのですが、なかなか難しそうだなぁ。

各巻のアンケートハガキ(両面)を収録。
注目なのは初期設定案、トーンとかベタ案、ifのお話、カバーラフ…など。
初期設定案のそれぞれキャラは、思いのほか百合漫画ちっくで驚き。
「リカちゃん」は容姿全然変わったのね。
各巻のあとがきまんがも収録されていたほか、完全版のあとがき、が収録されてるのはこちらだけです。



…だいたいそんな感じ。
描き下ろしお疲れ様です、またこの漫画が見れて幸せでした。
新連載も期待してます!

※前巻の紹介記事
 「総合タワーリシチ








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■ペンと彼女と甘い罠 (宮原歩)

★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [一般] 漫画編集部、サスペンス、ドロドロ
・構成 : 5話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「宮原歩(みやはら・あゆむ)」センセの「ペンと彼女と甘い罠 1巻」です。

ペンと彼女と甘い罠
※ヒロイン対決

 【 構成・絵柄 】

2巻以降へ続く長編ストーリー。
定められた結末へと流れる感じなのですが、どうなるか分からない、先を読ませないもの。
ちょっとサスペンスちっくですかね。
登場人物は社会人で、オフィス漫画な要素もあります。
メインはそちらでの人間関係なのですが…。
いわゆるラブコメ的なものではなく、大人の駆け引きが繰り広げられる恋愛劇
センセの発言にあったように、ドロドロ混沌としてきそう。
甘いものばかりではないので、苦手な人は気を付けて。
お好きな人は2巻が待ち遠しいことでしょう。
収録は5話162ページで、やや薄め。
主となる登場人物はこれ以上増えないような気がするので…。
感覚として3巻くらいの長さになるのではないかなぁ。

しっかりとした線での作画。
黒が強く濃淡は濃いめで描き込みはやや細かめか適度なくらい
大きな乱れ・崩れはなく、丁寧な仕上がり。
だいたい枠間は確保され、濃くても見易い原稿だと思います。
たまにバランス気になるところありましたが、些細な程度。
メリハリも良い感じです。
人物絵には漫画らしい可愛さあり、大きく横長なアーモンド形の目が特徴。
あちこち鋭角的
表現などの硬さ感じるのは、独特な人物画によるものかな。
多少人は選ぶかと思います。
判断は↓表紙・裏表紙、または紹介帯のカット絵が良いでしょう。

 【 収録話 】 5話収録

漫画雑誌「週刊ヤングストーム」の編集者「藤田弘樹」
作者の個性より売れる企画を重視し、実際に結果を出していました。
しかし、想いを寄せる同僚「佐伯美織」は同じく同僚の「速水」と付き合っており、仕事の実績で彼女の気を引こうと躍起になっていたのです。
そんな頃、「弘樹」は新増刊誌の立ち上げに参加することとなったのですが…その編集長に抜擢されたのはライバル「速水」でした。
複雑な心境の彼は、現在は漫画家となっていた昔馴染み「秋山菜月」と再会。
なにやら「速水」に因縁があるらしい彼女は、
“彼らを別れさせる手伝いをする”
と持ち掛けてきたのです。
大雑把にはそんなお話。

漫画編集部をメインとした、恋愛サスペンス長編。
編集の仕事うんぬんは描写としてあるものの、いわゆるオフィス漫画でなく。
緊張感ある、ドロドロっとした恋愛模様がメインとなっています。
主人公「弘樹くん」は現在契約のようですが、ヤリ手の編集者。
冒頭では、作者の個性を尊重せず、売れる企画変更させて実績を上げている~、というイメージで描かれていましたが。
ペンネーム「広名アキ」こと「菜月さん」との打ち合わせでは、彼女の良い点を的確に見抜き、共に作品を作り上げる姿勢を見せており。
お手付きしている新人漫画家「夢室(ゆめむろ)ななえ」さんの漫画も(本人の希望かは別にして)良くなってきている雰囲気でした。
当人が自負するまま、才能はあるのだと思います
ただ、その才と自信がためか、性格は決して善人とは言い難く。
「速水」のやり方を真っ向から否定しており、「美織さん」にも想いを寄せつつも辛辣な言葉を持っていました。
おそらく…まったくのハッピーエンドにはならないんだろうなぁ。

編集者「佐伯美織」、漫画家「夢室ななえ」
※左:編集者「佐伯美織」、右:漫画家「夢室ななえ」

学生時代から好きだったという「美織さん」が「弘樹くん」のターゲットなのですが。
漫画家「ななえさん」をお手付きし、「菜月さん」とも関係を持ち。
特に「ななえさん」には予想以上に執着されてしまい、後々の火種となりそうです。
また、「菜月さん」は協力者として振る舞っていたものの…再会時に「弘樹くん」の誕生日ほかデータをすらすらと喋っているなど、まだなんらか隠し事がありそう。
実は「弘樹くん」のこと本気で好きなのでは。
↓表紙・中扉は「菜月さん」でしたからね。
さらに「美織さん」も意外に鋭く、人を見る目を持っているようなので、次巻以降にはもっとお話に関わってくるかも。

1話目は漫画家「夢室ななえさん」とのえっち。
元カラー原稿だったのは、後半に描かれた彼女とのシーンでした。
担当作のアニメ化が”立て続けに決定した”らしい「弘樹くん」
「美織さん」らより、流行をとらえるのが上手だと評されていました。
作中にて普通に仕事をしているシーンも多く、売り出すために色々考えてもおり。
前述もしましたが、編集者としてかなり優秀であることは間違いないようです。
ちなみに、後々のやり取りを見る限り頻繁に女性漫画家へ手を出しているようでなく(脇甘いのでね)、「ななえさん」にお手付きしたのは新増刊誌の件があったためかな。
ただし、ソレもいちおう欲望満載ではなく、ちゃんと手ほどきもしていました。

2話目は「広名アキ」という名で女性系漫画の連載を持つ幼馴染み「秋山菜月」
うん。
この漫画、現在ヒロインは3名登場しているのですが。
順序・シチュエーションなどを見る限り、やはりメインヒロインは「美織さん」ではなくてこの「菜月さん」なのではないかなぁ。
あちこち見る限り、最も美人に描かれている(5話目とか)ような気がしました。
彼女を青年誌で売ろうと打ち合わせする場面もありましたが、実に良い雰囲気。
普段は毒気たっぷりな「弘樹くん」も、心なしかその時間を楽しんでいたみたい。
共に食事にも行って(その後えっちでしたが)おり、彼女との相性はすこぶる良いのかも。

3話目は再び「ななえさん」
ちょっと不穏な空気になっていたので注目。
なかなかめんどくさい感じですよ
今後の彼女が楽しみです(笑)
また、こちらでは増刊誌についてアレコレ描かれています。
確かに本誌は花形なので目指すところだと思うけど…描き手としては結構気になるのかな。
いや、既に連載を持っている「菜月さん」なら分かるんですが、まだまだだろう「ななえさん」があー反応するのが引っ掛かって。
「弘樹くん」の台詞は至極真っ当だと思いましたが。
(まぁ、あーまでしたから~って感覚も分からんでもないですが)
ほかにく、珍しく「美織さん」の仕事場面(打ち合わせね)や、彼女との学生時代についても描かれていました。

漫画家「広名アキ」こと「秋山菜月」
※漫画家「広名アキ」こと「秋山菜月」

4話目はその「美織さん」
新刊準備などで多忙な「速水くん」を労わる流れ。
うーん。
疑って読んでいることもあってか、彼女がなんとなく胡散臭い
いつだって素直でまっすぐ~
とか評されていたのも、引っ掛かる。
なにか…惨劇が予感されるような(笑)
なお、お話前半でのメインは「菜月さん」
過去に因縁あるらしい「速水くん」との色々が描かれています。
作戦行動開始、ってところでしょうか。

収録でラストとなる5話目はまた「ななえさん」
激務な「弘樹くん」がえっちの連続でフラフラになっていました。
壊れちゃうぞ。
取り急ぎ次巻での騒動の中心になりそうな雰囲気でした。
あとがきによると、センセが好きなのは彼女のようです。
今のとところバッドエンドしか見えませんが、なんらか逆転劇があるのかも。
こちらでも「菜月さん」が暗躍中。
ちゃんと報告してくれるところが嬉しいです。
やっぱり「弘樹くん」が好きなのでは?

 【 その他 】

そんなこんなで毎度おなじみ「宮原歩」センセでした。
↓下にずらーっと並べていますが、センセの漫画はだいたい読んでいると思います。
絵柄が好みなんですよね。
黒髪な「菜月さん」が素敵です。
(※↓表紙はなんだか幼い雰囲気な気が)
いまいちお話は刺さっていなかったのですが、今回は読むたびに色々考えさせられて。
結構いい感じ。
2巻以降がどうなっていくのか楽しみです
個人的には「弘樹」・「菜月」カップルが巧くいくといいなぁ。




★「宮原歩」センセの漫画紹介記事

霜枝さんちの明るい食卓
 初単行本。霜枝家の母子とイチャイチャな初単行本。1冊まるまるの長編です。一般。
望月さんの恋文
 初の短編集。ビジネス系が多めでした。一般。
はんまめいど!
 主人公の失った記憶とは!?という、スイミングスクールでのラブコメ長編。一般。
この会社はおかしすぎる!?
 菓子メーカーが舞台の陰謀渦巻くオフィス・ストーリー。一般。
ラブあねえっち
 2歳違いの義母「高村花苗」と2人きりで生活という「あねママ!」を収録。初の成年系。
恋色おとめ
 幽霊ヒロインとの「僕だけが彼女に触れられる」を収録。成年。
いつでもどこでもどんなことでも
 フェチっぽい要素あるラブコメ短編集。短編「Hなこと言ってみるテスト」が楽しい。一般。
ハメあいゲーム
 ゲームヒロインが実体化するファンタジー長編。成年。
少女廻り
 しっとりとした雰囲気の恋愛ファンタジー。1冊まるまる続く長編。一般。 
彼氏なんていらないけどエッチがしたい!
 こじらせ女子らが登場する長編。各ヒロインのお話が繋がっていきます。一般。 
アイドルの卵は勉強中
 アイドルの卵なヒロインらとのドキドキ同居ストーリー。一般。
彼女たちは暴かれた
 ちょろっとサスペンス要素もある長編漫画。成年。
淫形の館 ~快楽に堕ちる少女達~
 調教系ストーリー「淫形の館」ほか短編。成年。


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■ラブミーテンダー (藤丸)

★まんがデーター [18.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、コメディー、巨乳
・構成 : 初単行本、カラー(16P)、12話収録
      (うち「Love is a Battlefield」×4)
・おまけ: あとがき、カラーイラスト、イラスト、加筆修正あり、

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「藤丸(ふじまる)」センセの「ラブミーテンダー」です。

「胸沢千秋」・「野尻優希」
※「胸沢千秋」・「野尻優希」

 【 構成・絵柄 】

収録は1つ連続話と短編。
カラーページはイラストと漫画になっており、うち漫画はどちらも1桁ページのショートもの。
1つは連続話でした。
ジャンルはコメディー色の強いラブコメ。
だいたい面白可笑しく描かれ、ややぶっ飛んだ展開などもあったのですが。
その一方、落ち着いた雰囲気がまた素朴でいい感じ。
お話には独特さがあり、ただ読んでいても楽しめるようなものでした。
ブラックさなく、振り切れたプレイなどもなく。
ベテランから慣れていない方にもオススメです。

強めな細線での作画。
描き込み・コマ割りは細かく。
はみ出し多く、原稿は賑やかなまとまり。
それなりに白比率もあるのですが、全体の色づき・濃淡具合はやや濃いめ。
結果として、それなりに濃厚な仕上がりとなっていました。
かと言ってコテコテ過ぎることもなく、見易さはあると思います。
漫画はお上手で引っ掛かるところはありません。
表現は派手目。
とかくコメディーちっくで崩れもしており、そのあたりに好き嫌いがあるかしれません
落ち着いた展開だと素朴なしっとりとした雰囲気になるんですけどね。
人物絵は漫画らしい可愛らしさ。
裏表紙が最も掴み易いですね。
優れたバランス感覚で、ちょっとした小さいコマもいい感じ。
背景や小物も優れた描写でした。
判断は紹介帯のカット絵が良いでしょう。

 【 収録話 】 12話収録

005:「帰省サバイバル」 カラー原稿
田舎に帰省した「タカ」は従兄妹「ユッコ」とえっち三昧の日々を送るのでした。
カラー8ぺージのショートもの。
ヒロイン異なりますが、↓表紙のノスタルジーな雰囲気を持っています。
まぁ、背景はちょろっとでしたが。
1年振りなため、とにかくエロい「ユッコちゃん」
オチは納得
ほどほどにね…。

013:「Love is a Battlefield ~prologue~」 カラー原稿
017:「Life is a Battlefield」
035:「Live is a Battlefield」
055:「Love is a Battlefield」
「TAKUMI」こと「タクミ」は今を煌くトップアーティスト。
しかし、
成功は性交だと思ってた!!
そんなことを口にする彼は生粋の童貞であり。
自らアプローチせず、できず、言い寄られることもなく、彼女はいないまま。
夢破れた彼は辞めると愚痴るようになったため、マネージャー「すみれ」は自らの身体で発散してもらおうかと考えたのですが…。
草食男子は予想以上に手強かったのでした。
だいたいそんなお話。

いわゆる芸能界モノ。
ヒロインはマネージャーで強気な性格。
一方のタレントは容姿優れているものの、童貞でヘタレというのがポイントです。
あまり見ない設定で、「すみれ」・「タクミ」の2人がまた実に良いキャラクター。
ぶっちゃけ、エロそこそこでも読んでるだけで楽しい連続話です。
いちおう漫画としてはひと段落していましたが。
今後も他シチュエーションとか、その後どうとか、ぜひまた続きが読みたいです。

マネージャー「すみれ」
※マネージャー「すみれ」

カラー原稿のプロローグはトイレ内でのえっち。
お話としては、「Love is a Battlefield」の直前くらいでしょう。
再度読み返すことをオススメ

1話目となる「Life is a Battlefield」
えっちに至るまで、あーもめんどくさい(笑)のは成年漫画の男子で貴重な存在。
ただ、”押すと引かれる”というのは、実にリアルな描写だと思います。
そんなんですわね。
コメディー的に揉めていましたが、確かに無理やりにでもしないと彼本気で辞めちゃうでしょう。
初体験後の仕事と合間えっちの描写が楽しい。
「すみれさん」の優秀さが分かります。

前話オチから、意外なオープニングとなっていた2話目「Life is a Battlefield」
なるほど。
なんというか、「すみれさん」は凄いなぁ。
もともとスカウトしたのも彼女とのことだったので、思い入れも違うんだろうなぁ。
ツインテールなヒロイン、タレント「桃稚るな」登場。
今回は彼女とのアレコレになるのですが…。
事の顛末を聞いた「すみれさん」の行動が凄い
まぁ、これは2人(特に彼女)にとって必要な流れだったかな。
1話とはまた一味違うえっちが楽しめます。

そんな流れで最終3話目「Love is a Battlefield」
勿体ないので詳細は伏せておきますが。
ここでも「すみれさん」の敏腕マネージャーっぷりが発揮されています。
ああいう徹底して仕事人なところは凄いですね。
見ていて気持ち良いです。
こちらのエピソードでは、彼女の強い面・弱い面を同時に見ることができるので、ご期待ください。
1話目のキーワードが再度出て来るのが楽しい。
本編後にあった2人のイラストが爽やかでいい感じ。
表紙・裏表紙に顔出しなかったのは、ちと残念。
中扉にてカラーの「すみれさん」が見れましたが。

077:「ロマンティック ダストシューターズ」
顔から頭に運動、そして性格も良い友人「池」
よく行動を共にしている「五味八光(ごみ・はっこう)」はモテる彼がため、よく女性から声を掛けられるのですが。
その日はクラスでも人気な「野尻優希」・「胸沢千秋」から彼のことを聞かれていたのでした。
サラっとすごい事言うなキミ!!
…とは、本編の台詞なのですが。
まさにその通り。
実に意外で直接的な展開でした。
また、そんなんにあっさり乗っかる巨乳な「千秋さん」が楽しい。
そうしたえっち話なのかなー、って思っていたのですが。
もう1人、「優希さん」との際には「五味くん」に変化がありました。
オチが衝撃的
「優希さん」のはてなマークのコマが楽しい。

097:「LOVE with GOLD」
「山吹リサ」と「児玉サトシ」は誰もが羨む眉目秀麗な華々しいカップル。
しかし、そんな裏で「リサ」は金銭のやりくりに苦労していたのでした。
あー、実際にこんなんありそうね。
家で超庶民に戻ったジャージ姿な「リサちゃん」が逆にカワイイ。
実は、裏表紙で中央のネコ耳となっているのがこちらの彼女。
本編でもそうしたコスプレをしていますが…相手は「サトシくん」ではないのでした。
頑張る「リサちゃん」が逞しくて良いですね。
彼女の今後が凄く心配
たぶん「サトシくん」とは終わるんだろうなぁ。

115:「GRI-ZZLY」
快楽園から脱走して街中に出現したグリズリー。
そんなんに捕捉され、喰われてしまったのですが…その中で噂が真実であることを知るのでした。
なんというか…変な漫画
グリズリーの外観は普通に狂暴な熊なのですが。
喰われた先には褐色肌の美少女が。
なんのこっちゃ。
そんな訳で、熊体内(?)でのえっち。
TVで中継されているんですが、そんなんが可笑しい。
なお、主人公の男性は偶然襲われたのではなく、後半にもうひと展開あるのでお楽しみに。

135:「This is Love」
物静かで慎重な性格がゆえ、それなりにモテるものの40近くまで独身となっていた「阿達」
そんな彼は、仕事帰りのスーパーでよく顔を合わせている店員「おざき」の可愛らしさに惹かれていたのですが。
ある日そんな彼女の方から声を掛けてきたのでした。
うおう、と思っていたら衝撃、笑劇な展開に。
うそーん
でもまぁ、そんなもんですわね。
オチのように、ちょっとした展開で心躍らせるくらいか。

153:「惑熱のトラップスマイル」
関わりを持てば瞬く間に全てを搾り取る。
そんな噂を囁かれる”魔性の女”こと「南野みやこ」
そんな彼女からアプローチを受ける店長は大人な対応をしていたのですが…というもの。
切っ掛けがあんなんですから、噂も完全に間違いって訳ではないのでしょう。
「みやこさん」の言動と余裕ありそな態度も原因か。
たまにいますね、こうしたエロいオーラある人。
オチではいちおう真実が明らかになるんですが、最後のコマとかやっぱり一味異なる感じでした。
主導権は彼女だろうなぁ。

山吹リサ、紗和
※左:山吹リサ、右:紗和

169:「初熱のシュガースノウ」
バイトの喫茶店に1時間も早く到着していた「丘本夏樹」
ちっちゃくて可愛い「春坂日和」と2人きりのシフトで、浮ついていたのですが。
店に入った「夏樹」は驚くような光景を見るのでした。
まあ、良かったわねぇ。
雰囲気とは裏腹にエロい「日和ちゃん」が素敵。
げっそりしていましたが…この後体力が持つか心配。

187:「8月の灯」
水没した世界にて「紗和」は「ひろ」のアパートを訪ね帰ってきたのでした。
こちらの「紗和さん」が↓表紙の女の子。
そちらではノスタルジーな背景なのですが…漫画本編の世界は水害に遭ったらしく。
部屋も足首まくらいまで水没しておりました。
(※服装、鞄などはそのまま)
なんだろう、って違和感はあったのですが。
ひでるさんがふと気付いたのは花火前くらい。
いちおう冒頭にもヒントがありますね。
漫画はカップルの甘いえっちが続くというものなのですが。
最後に驚く展開となります
あのオチがため、2周目はふと涙を誘われます。
しっとりとした味わいの良い短編でした。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「藤丸」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
ワニマガジン社」さんのHPにて、結構前から宣伝されていましたが。
なるほど、出版社さんが力を入れるのも納得な出来栄え。
良かったです。
特に「すみれさん」は可愛らしい女性でかつ仕事できてお気に入り。
漫画開始時点で「タクミくん」は成功しているのですが、それも彼女の頑張りあってのことだろうなぁ。
2人の出会いとか、前日譚も見たいですよ。
(それだと、えっちシーンなくなっちゃうので厳しいか)





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