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■愛しいあの娘の落とし方 (SHIUN)

★まんがデーター [13.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●○○
・属性 : [一般] ラブコメ、水着、ビジネス
・構成 : 短編×10話(うち「赤面LOVER」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
      描き下ろし「赤面LOVER その後」 
      
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「SHIUN(しゆん)」センセの「愛しいあの娘の落とし方」です。

梓ちゃん
※梓ちゃん

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
描き下ろしが収録話の後日談となっいて、それが連続漫画となってました。
ジャンルとしてはラブコメ。
たまに学生もおりましたが、たいていは社会人。
オフィス舞台でのエピソードも多く、それくらいな年齢がターゲットだと思います
えっち系の一般漫画。
各エピソードに必ず直接シーン描かれるもの。
ごくソフトな仕上がりです。
コメディーなどお上手で、明るさある楽しい漫画群。
ただ、ちらほら描写には弱い、都合良いところも見えていて。
全然悪くはないんですが、プラスなんちゃらを感じるほどの良さはありませんでした。

すっきりとした細線での作画。
全体の色づきそこそこで、白比率も結構あった印象です。
濃淡は淡く、描き込みもややさっぱり気味。
全体的に薄味な仕上がりでした。
コマ割りはそう変化なく、ぶち抜き絵がちらほら。
それ以外は収まり良く、変な表現ですが”お行儀の良い漫画具合”でした。
パンチ弱い半面、見易い仕上がりですね。
あとがきによると、
”他仕事の関係で年1、2回のペースで描いていた”
とのことで、こちらが1冊になるまで6年ほどかかっており。
原稿時期は2010年から2015年と幅広め。
(※正確には10、11年の漫画が1話づつ、他は14、15年でした)
じっくり見ると粗が見えますが、そう大差はない感覚です。
全体的に大きな乱れはないものの、バランス面はちらほら気になるところあり。
もうひと頑張り欲しいところ。
人物絵は縦長で、そこそこ年齢高めな可愛らしさ。
まつ毛に特徴あり、比較的鼻がしっかり描かれていました。
癖ありますが強すぎず、爽やかさあるもの。
一般向けとして良い具合だと思います。
判断については、そう変化ないので↓表紙・裏表紙で良いでしょう。

 【 収録話 】 14話収録

005:「海に行こうよ!」
「和馬」は付き合う「梓」に半ば無理やり海へ連れ出されたんですが。
足を水につけるのすら怖くて…
そんな感じに、水を大の苦手としていたのです。
これ以前に遊びに出掛けたのが”4ヶ月前”との会話があり。
まぁ、彼女の言い分のが真っ当かな。
高いテンションで可愛い「梓ちゃん」
彼の苦手を忘れていた事を素直に反省し、謝ったりしていました。
そうした感情表現豊かな娘さんであるため、ああした行動は当然
「和馬くん」もぽけぽけした雰囲気ながら、ぐさー刺さるだろう事をさらりと言ってましたからねー。
夜まで待ち切れず、浜辺えっちです。
シーズン違いか、場所がためか、あまり混んでる描写ではなかったですが。
たぶん、ガッツリ目撃されてると思う。

025:「湯けむり・とらっぷ」
社員5名ほどの会社でしたが、入社後存在感を発揮していた「五木田」
社の旅行で温泉旅館に来ていた彼が、宴会後に露天風呂へ入ったところ。
職場でもう1人の若手である「谷川美咲」が入ってきたのでした。
混浴だったんですね。
社の旅行で混浴って…。
父とか弟とも一緒に入る事ありますし、私は別に気になりませんけど…
そんな事を言って平然としていた「美咲ちゃん」と、あの中年2名の感じから察するに…。
あるいは前回良い事があったりしたためかな、とか邪推してしまいましたが。
(※オチを見る限り「美咲ちゃん」かも)
背中流してほしい、と依頼されたのが切っ掛け。
まぁ、わざわざそんな事言われれば…誘われてると思うのが普通。
ちなみに、「五木田くん」は”つい夢中になって”とのことで、半ば無意識の暴走でしたが。
会話でおや、って思っていたところ、オチで全てが判明しております。
ヤルねぇ。

谷川美咲、楓子ちゃん
※左:谷川美咲、右:楓子ちゃん

045:「赤面LOVER」
189:「赤面LOVER その後」 描き下ろし
最近ぼーっとしていて、様子が変であった彼氏「拓海」
心配した「楓子」は、彼が好きなグラビアのコスプレをしてあげることとしたのでした。
容姿・性格の良い「楓子ちゃん」が可愛い
収録でのお気に入りです。
この際のコスプレは、面積極小な白水着に、かなり縦幅小さいホットパンツにマフラーという格好。
なかなかマニアック(笑)
ただ、セーラーだのメイドだのという、ありがちコスチュームでなかったのは、個人的に成功だと思いました
また感覚違いますよね。
見せるだけみせた後、あっさり着替えようとしたのを引きとめての切っ掛け。
そりゃー、男性として見逃すわけにはいきませんもの。
普通にしようよ…ね?
とかなんとか、完全に受け入れてない感がまたキュートでした。

多くの収録作品から描き下ろしを勝ち取ったのは、こちらの「楓子ちゃん」
猫耳・尻尾コスでした。
オチに続くものなんですが、セーターのカット率が増えてよりエロい感じに。
ラストはこうしたもののお約束でした。

065:「境界線」
妻「紅葉」と隣の男性「小山」の浮気話。
タイトルがあんなんなのは、
”家同士の境である金網は越さない”
という彼女なりのけじめがため。
…なんですが。
さすがに、金網越しの色々プレイは無理が大きかったかなと
作画も大変そうでした。
「小山くん」がやりちんっぽい男性だったので、ああしたルールを設けるのは正しいこと。
ただ、なんとなく「紅葉さん」のが分が悪いようでしたが。

085:「おしかけシスターズ」
1人暮らしをしている「啓介」
そこに昔馴染みの姉妹「杏奈」・「陽菜(はるな)」がはるばるアメリカから訪ねて来たのでした。
タイトルそのままWヒロインな漫画ですね。
こうした漫画のお約束で、姉「杏奈」は巨乳でロングストレート、妹「陽菜」は貧乳でショートカット、とタイプ分けされてました。
性格もそんな感じで、えっち発展は姉「杏奈さん」の行動がため。
2人とも積極的でしたが…まぁ、遠路はるばる来たんだからねー。
複数えっちになっていました。
オチはこうした漫画のお約束でしたが、ほわほわした「杏奈さん」は強敵。
うかうかしてると「陽菜ちゃん」知らぬところで関係進んでしまいそう。

107:「勿忘草」
亡くなった先輩の命日に家を訪ねた「大樹」
出迎えた元妻「美香」はもともと同僚という間柄で。
当時から、密かな想いを抱いていたのでした。
勿忘草、で「ワスレナグサ」と読むのね。
仕事の元同僚としては親しく、おそらくはその先輩(旦那ね)が健在であればこうはならなかったのでしょう。
2人を接近させる手段である、火傷しかかるシーンなんですが。
やや無理あったかなー、って感じ。
エプロン着用したままのえっち発展でした。
なんとなくですが、いきなり胸露出させるくだりが…エロ目的っぽく見え、若干気になりました。

27: 「恋のバトンリレー」
社内運動会に出場予定だった「檜山」が骨折。
それがため、運動ダメな「あやね」が代わりに出場することとなったのです。
結構辛辣な発言しつつも、優しさある「中川」くん。
彼の提案で2人して、練習することとなるのがそもそもの切っ掛け。
社会人で、こうした際に何着て行くかってのは迷うところですわね。
(※というか、社内運動会って、今どき珍しい。相当に規模大きい会社なんでしょうか)
丸眼鏡の可愛い「あやねさん」のチョイスは、学生時代のものという体育服。
下はスパッツですね
「中川くん」のスイッチ入るのは、そのお尻がためでした。
ああ、分かる・分かる。
ただ、バトンと間違えて男性自身というネタは、まるで漫画みたい
漫画なんですけどね。
そんな訳でえっち発展しております。
場所は会社の倉庫とかなんとかのようでした。
オチでは、普通にジャージ姿でしたが…また裏でえっちしてそう。

美香さん、あやねさん
※左:美香さん、右:あやねさん

147:「なんちゃって姑娘」
中華店「昇龍軒」で、親に隠れてバイトしていた「優」
配達を頼まれた「鈴木」は、昔馴染みの「紀兄ぃ」であり。
変装をあっさり見破った彼に芝居を続けていたことで、その裏事情まで悟られてしまうのでした。
まぁ、変装と言ってもつけ黒子で髪型違うだけ。
親しい人が見れば、バレバレでしょう。
ミニスカなチャイナドレスで、それっぽい髪型にまでしていた「優ちゃん」
店の方針でしょうか。
相当にエロい格好で、「紀兄ぃ」がああした行動に出るのも納得。
いいおっぱいでした。
なお、こちらが2010年の収録で、最も古い原稿のエピソード。

167:「更衣室にて…。」
大型デパートのフロア長「田沼」
巡回していた彼は、ふと更衣室から妙な物音を聞き、確かめてみたところ。
店員「倉科」が自らの姿を撮影しつつ、1人でえっちシテいたのでした。
平日なのか、客足は鈍いようでしたが時間は正午。
バリバリ営業中なのです。
また、コーナーはどうやら女性下着売り場なようで…。
いかに試着室から妙な物音がしたとはいえ、男性の「田沼くん」がすぱーんと試着室開けちゃーダメ。
お客さんだったらどうする気!?
なお、「倉科さん」はいちおう休憩中な身であり。
どこでどう過ごそうと、自由な筈。
「田沼くん」は一度リーダー研修とかなんとか、受講した方が良さそうね。
他もそうでしたが、ビジネス系なえっち漫画なのでもう少しリアリティが欲しいところです。
些細な点をつつくのはこれくらいに。
事を秘密にしてもらうためのえっち発展。
いゃ、お前もソコでやっちゃー同じコトでしょ(笑)
オチでは意外にしたたかな面を見せるので、ご期待ください。
ああ言ってたものの、なんのかんの関係は続いてくのではないかなぁ。

 【 その他 】

そんなこんなで「SHIUN」センセでした。
こちらのブログでは「妹以上母親未満」、「らぶいちゃ☆」、「妄想少女」などをを紹介しています。
だいぶ久しぶり。
あとがきによると、今回で7冊目。
一般系はこちらが初とのことでした。
おめでとうございます。
なんとなく店内をウロウロしていた際に、ふと目に止まりました。
↓表紙のヒロインが縦長に収まり良く、特徴的な文字フォントもあって、ぱっと目立ってたの。
あれは水着の色彩も当たりだったと思います。
健康的なエロスですよね。
ただ、個人的に最後のひと押しになったのは、裏表紙の「楓子ちゃん」でした。
あれは可愛かった。
2話あって幸せ(笑)



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■したいコとしよっ! (鶴山ミト)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ロリ、ラブコメ、眼鏡、委員長
・構成 : 8話収録(うち「欠席しますシリーズ」×3)
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「鶴山ミト(つるやま・みと)」センセの「したいコとしよっ! 」です。

良河あまね、雨塚咲蕾
※左:良河あまね、右:雨塚咲蕾

 【 構成・絵柄 】

収録はメインっぽいシリーズものと短編。
シリーズものは前後編エピソードと、その後を描いた合計3話です。
なんとなく世界観共通みたいな雰囲気あったものの、ゲストとか示唆するような描写は残念ながらありませんでした。
くくりは単行本レーベルそのままロリ系。
最近のそうした漫画なので、いわゆる大人に好き勝手される~みたいな色はほぼなく、だいたいは読み易いラブコメ。
ただ、単に明るく楽しいだけではなく、軽くブラックな色もあって単調さなく。
読み応えもある仕上がりでした。

柔らかで濃さもある線での作画。
全体の濃淡は適度なくらいで、適度に白比率もありました。
黒色クッキリしており、描き込みは過不足なし。
コマ割りは変化少なく、コマ内への収まりも比較的良く。
原稿は見易い仕上がりです。
服装や背景、小物などは人物絵と合致して主張強くも弱くもなく。
バランス感覚に優れ、お話を巧い事盛り上げていました
ややコメディー色強めでしたが、漫画表現もお上手。
連続する同アングルなコマが好き。
↓表紙などカラーはまたその良さもあるのですが。
やっぱり白黒絵のが断然素晴らしいと思います。
判断は紹介帯のカット絵がオススメ。

 【 収録話 】 8話収録

003:「トックン!いいんちょう」
欠席中にクラス委員とされてしまった「良河あまね」
皆の期待も受け、頑張るものの巧くいかず。
原因である”落ち着きのなさ”を解消するため、兄に相談を持ち掛けたのでした。
ポニーテールで元気な「あまねちゃん」
冒頭からのたった4ページで、彼女のキャラがはっきり掴めるようになっています。
落ち着きのない、という表現・描写が実にお上手。
面白い娘ですね。
兄のちょっかいを我慢する、という特訓。
この兄妹はとくにえっち関係ではなかったのですが。
やや成長が見えた彼女に、最初からエロいイメージが頭にあり。
特訓はおおむねそっち寄りな感じ。
食卓、映画館と場面が変わり、最終的にはその上映中。
もともと客の入り少なく、かなり上の座席位置だったので、あれはなかなか気付かれないかも。
オチとなっている翌日の描写が彼女らしくて良いですね。
彼女の性格的に常習化していきそう。

023:「ずっとずっと!ね」
ハーフでちょっと目立っており、クラスで人気な「河島クロエ」
最近やや距離あるものの、彼女と従姉弟である「元太」にとっても気になる存在でした。
ある日、彼女が帰国すると耳にして~という切っ掛け。
同年代なので、収録カップルではもっとも健全な2人。
まつ毛長くて上向き。
目はやや青く、髪の毛は薄い色彩でクルクル…と表現がありました。
おそらく、同世代女子より大人っぽく、綺麗に見えるんだろうなぁ。
女子だけでなく、男子連中も”かわいい子”と表現しています。
噂を聞きつけた「元太くん」が、彼女の家を訪ねるのが切っ掛け。
うん、彼なりによく頑張っていたと思います。
また彼女が容姿だけでなく精神的にも大人びていたのが幸いだったかな。
「クロエちゃん」の部屋着はスパッツでしたよー。

委員長「上河内あきら」と「小保内アトリ」
※委員長「上河内あきら」と「小保内アトリ」
 
045:「修学旅行、欠席します。」 前後編
155:「卒業式も、欠席します。」
皆が修学旅行へと出かける当日。
クラス委員長「上河内あきら」はそれに欠席。
大好きな教師と、学校に残り”思い出づくり”をするのでした。
ごく簡単にはそんなお話。

縁の太い眼鏡の「あきらちゃん」
↓表紙の娘ですわね。
(※隣は後編に登場する「小保内アトリ」ちゃん)
カラーだと縁が赤色のため、また印象違うのですが。
本編では黒縁となっていて、より委員長然としています。
先の「あまねちゃん」とは違って優秀なようで、クラスの仕切り、教師の手伝い、さらには花瓶の水かえるみたいな細々とした所まで、あちこちで活躍しています
性格ですね。
ただ、真面目一辺倒という訳でもなく、
旅行に行ってまでクラスの面倒見たくないもん
とか言ってました。
この娘、こうしたバランス感覚も良い感じですわね。
修学旅行は二泊三日。
前編はそのうち二日目までを描いており、校長室でのえっち。
誘ったのは「あきらちゃん」です。
エロくて素敵。
黒パンストがまた実に良かったです。
後編は三日目。
新キャラ「小保内アトリ」ちゃんが登場しています。
同じく修学旅行を欠席していた娘がいたんですね。
えっち真っ最中にバッチリ鉢合わせしているのですが…腰止めない教師が凄い。
もっと取り繕いなさいよ
「アトリちゃん」がかなり恍けた娘であったため、誤魔化し・巻き込みという展開に。
6年生なのだか、特別な授業(笑)も受けてる筈なんですけどね。
こうした第三者がいると、委員長然とする「あきらちゃん」が可愛い。
面倒見良いなぁ。

巻末の続編「卒業式も、欠席します。」はタイトルそのまま卒業式エピソード。
最後なためか、わざわざランドセル背負ってのプレイでした。
また場所は体育倉庫なので、すぐ隣では卒業式をやっているという、ドキドキえっちです。
(※実際、外の音は漏れ聞こえてる)
後半がちょっとイイ感じ
単行本のくくりとは違っちゃいますが、成長した「あきらちゃん」が見たいですね。
 
093:「あした咲く、蕾」
バイトをクビにされ、落ち込む主人公。
帰宅途中にて、踏切に飛び込もうとしていた「雨塚咲蕾(あまつか・さら)」を発見。
思わず手を伸ばして救ったのですが…。
もやもやとした気持ちもあり、彼女をトイレへと連れ込んでしまったのでした。
収録での問題作
普通ならば幼い彼女にドス黒い欲望をぶつけて蹂躙する~となるのかもしれませんが。
あんな場面で、実に冷静だった「咲蕾ちゃん」は凄い。
慣れた彼女に疑問を持ち、その語りに耳を傾けることとなったのでした。
言ってることとヤってることが、メチャクチャ!
とは本編中での台詞なのですが。
まぁ、ああいう娘なので、単に真っ当な事を言うだけよりも真実味あるのではないかなぁ。
途中にマジ泣きしてたりしたしね。
これを切っ掛けに彼女が幸せになれればいいですね。

113:「変恋」
店で怪しい動きをしていた「松野美典」と鉢合わせた教育実習生。
今までの自分を変えたくて~
そんな話をした彼女を遊びに連れ出したのでした。
「美典ちゃん」は丸眼鏡の可愛らしい娘さん。
先の「あきらちゃん」と同じ眼鏡女子ですが、だいぶ柔らかな印象。
あまり特定の娘だけに肩入れするのは微妙ですが…また教師ではなく、変な言葉かけるよりも響くものはあるだろうと思われ…。
えっちは置いといて、ああした対応も間違いではないかなぁ
ただ、彼的にはその気がだいぶあったらしく(※名前も知っていたし)
やや変質的なアプローチにてえっちに持ち込んでいました。
ちょっと恥ずかしいぞ。
いい大人なのだから、もう少しスマートに誘ってほしいわ。
オチでは眼鏡オフ、髪を解いた姿、あとがきでは黒セーラーな「美典ちゃん」が見れます。

松野美典、みさきちゃん
※左:松野美典、右:みさきちゃん
 
133:「コンソレーションマッチ」
1年生ながらレギュラーとなった「みさき」
兄の応援も受け、奮闘したものの試合では敗北してしまったのでした。
ふさぐ彼女に~という流れ。
「みさきちゃん」はポニーテールのスポーツ少女。
テニスなので、アンダースコートがいい感じ。
お話の前半もそんな感じ。
慰めの言葉としては最低っぽいものの…あんなんはもっとも気持ち切り替わるのではないかなぁ。
それを意図している訳ではないだろうけと。
更衣室に閉じこもっていたので、そちらでのえっち。
上にジャージ羽織っていたものの、下はまだテニスウェアのままなので。
たっぷりそんなんを堪能できます
アンスコも脱がさないまま(※正確には脱がない)で、最後まで楽しめるのが秀逸。 
 
 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「鶴山ミト」センセでした。
当ブログでは、初単行本「いい娘がいいの?」、2冊目「つけなくていいよ」などを紹介しており。
あとがきよると成年系は今回3冊目という訳で、コンプリートしています。
紹介帯によると、LOコミックスの第227弾だそうで。
まー、こんな時代によく続いてますわね。
今回はやっぱり2人の委員長でしょう。
「あきらちゃん」は社会人になっても成功しそうで、楽しみ。
冒頭話の「あまねちゃん」は見ていて面白い娘なんですが、逆に仕事できなさそう。
この2人を同じ漫画内で見たいですね。

したいコとしよっ!

したいコとしよっ! (TENMAコミックス LO) コミックス – 2018/1/1 鶴山 ミト (著)



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■グリーングリーン (美波リン)

★まんがデーター [19.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [一般] ラブコメ、農作業、ノスタルジー
・構成 : 8話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: 合間に漫画、描き下ろし「エピローグ」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「美波リン(みなみ・りん)」センセの「グリーングリーン」です。

門前家美人三姉妹
※門前家美人三姉妹

 【 構成・絵柄 】

収録は1冊まるまるの長編。
ジャンルとしてはラブコメ。
主人公カップルが知り合ってからひと決着するまでが描かれます。
だいたいは普通にストーリー漫画なのですが…。
漫画舞台の独特な文化と、あまり見ない本格的な農業描写がため、他で見かけない仕上がりとなっていました。
詳しくは後述しますね。
故あって、一般漫画ながらえっち描写は頻繁。
いきなりおっぱい頂戴してましたが、毎回なんやかんやと直接シーンがあります。
複数プレイ的なのもちらほら。
…で、これ単にエロいだけでなく。
そうしたえっちから農業描写、そしてラブコメまでが実に巧い塩梅でそれぞれが作用しており。
読み応えのある1冊となっていました。
読みたい漫画を探している方にはオススメです。

しっかりとした線での作画。
描き込み、濃淡から全体の色づきまでちょうど良く。
濃すぎず、薄い事もありません。
コマ割りはおおむね基本的で変化は少なく、だいたい枠間も確保されていました。
見易い原稿具合ですね。
引き絵・小さいコマもバランスに優れ、乱れや崩れはありません。
漫画・表現も実にお上手。
特に今回は農作業の描写もあるんですが、特にそれで引っ掛かることはなく。
楽しくテンポよく読み進められました
しっかのとした鼻筋のある人物絵。
白が多い目の描き方も特徴的なものです。
ちょっと癖がありますね。
カラーより白黒のが断然良いので、判断は紹介帯裏のカット絵が良いでしょう。

 【 収録話 】 8話収録

少し歩くけど、良かったら…朝まで一緒に楽しみましょうよ
相席居酒屋にて美人三姉妹「清美」・「せとか」・「はるか」らと知り合った、「甘平」・「ヒロシ」・「信吾」の3名。
お誘いは期待したそのままで、一晩楽しんだのですが…。
次の日目覚めると、目前にはどことも知らぬ風景が広がっていたのです。
こうして、半ば無理やりにド田舎での農業生活が始まったのでした。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。

山中の田舎を舞台とした農業ラブコメ。
ラブコメ面はいちおう基本的なもので。
主人公「甘平」、ヒロイン「はるか」の関係が徐々に親密になっていく様が描かれておりました。
ただ、漫画世界は閉鎖された田舎という設定。
”男は共有”という文化がため、えっちは誰彼構わず積極的で頻繁
そう、メインの2人がなかなかくっつかないラブコメ漫画には変わりないのですが、その他男女らはえっちしまくってる(笑)というのが最大の特徴なのでした。
途中で顔を見せる牛前家・酒前家の姉妹らも、男性がいると知るやガツガツえっちを迫っています。
しかし、女ばっかり生まれてくるのかね、この辺の家は…。
(※描き下ろし?も女の子でした)
美人姉妹だし、居つく男性も居そうな気もするんですけどね。
昼間、夜と体力もたないか。

もう1つのポイントは農業描写。
えっちシーン以外はほぼこんなん。
ひでるさんも知識はないので詳細は知りませんが、描かれる描写、単語、やり取りなどは本格的なもの。
かと言ってうんちく、解説ばかりでなく。
前述したようなえっち文化と、基本となっているラブコメな漫画がため、気軽に読み進めれるようになっていました。

清美さん、お母さま
※左:清美さん、右:お母さま

相席居酒屋で知り合う1話目。
もともとはカラーページだったのかな。
いきなり長女「門前清美」さんの全裸で始まっていました。
居酒屋では1人憮然とした表情の三女「はるかちゃん」
うん、ああして即なびかないところなど、正ヒロインしてますね。
いちおう、1話目ながら厳しくあたった「甘平くん」を逆に気に入るだろう場面も存在。
隠れ家でのえっちシーンには、自然と彼を相手していました。
(※実はこの際は結局ノーえっちです)

山中に半ば拉致されたような感じの2話目。
前話とは打って変わって、作業着な「清美さん」
お話も農作業中心となっています。
だいたい3話目あたりまでは、いかにして逃げ出すか男子3名が知恵を絞るのでした。
スマホは県外でしたねー。
男たちはこの後もう一働き残ってるし
…とは、夕食を片付ける次女「せとかさん」の台詞なのですが。
そう、夜はえっちなのでした。
3回とか言っていましたよ。
なお、「清美さん」が「甘平くん」を相手にしていたため…。
メインの「はるかちゃん」は、変則的にお風呂中だった「信吾くん」と。
彼女が不慣れな事が幸い(?)し、母親が途中から代わっていました。
3話目では黒電話が。
そうか、使い方知らないのね…。
「はるかちゃん」は「甘平くん」の依頼で、彼のアパートを訪ねています。
あの部屋は女子に刺さりそう。
後半では牛前家の「茜」・「藤」の姉妹が登場。
山中でフラフラだった「ヒロシくん」らをいちおう保護するのですが。
作業着下は全裸という「藤さん」がエロい。
あんな状態の寝込みを襲わないように。

畑からお茶まで、「はるか」・「甘平」の2人作業が多い4話。
他2人は前話の関係(※貸してる)か。
「甘平くん」は優しい男子なので、「はるかちゃん」にとっては最適な感じ。
まだ単行本の半分くらいなのですが、後半では完全に告白めいた台詞も出ていました。
ほか2人の作業で喋る機会は多く、”門前家の秘密”についても明らかになっています。
そう、2話目でもテクニック見せていましたが、この家の最も凄いのはあのお母さまですね。
若い頃のイケイケな姿も描かれていましたよ。
なお、2周目で読んでて気付きましたが、食事場面に祖母らしい姿がありますね。
やっぱり女なのか。
5話目でもラブコメ感たっぷりな「はるか」・「甘平」の2人でしたが。
こちらでは酒前家の「芹」・「なずな」の双子が登場。
味見しとけって
という訳で、この機会にえっちしておこうというもの。
ラブラブ一直線っぽかった2人に水を差すような役回りとなっていました。
選ばれたのが「信吾」・「甘平」なんですね。
ちょっとした「はるかちゃん」の表情に注目。

6話目は皆で田植え。
その前半では、「芹」・「なずな」姉妹と「はるかちゃん」の会話が。
ある程度は本心でしょうけど、引っ掛かるところはあるだろうなぁ。
お母さんがはっちゃけています
ああした感覚が、3名の子供に繋がるのでしょう。
それにしては逆に少なすぎるくらいかも。
合間の漫画でも可愛らしいところを見せていましたよ。
なお、「芹」・「なずな」らは「信吾くん」を気に入ってるようなのですが…。
その理由も合間の漫画にて。
ああ、こりゃ気に入るのも当然か。

はるかちゃん
※はるかちゃん

7、8話は最終エピソード。
特に7話は皆さん待っていました、という展開なのですが。
”男は共有”という根強い文化と、「はるかちゃん」の本音がぐるぐる回るお話です。
こうした漫画でああなった(曖昧な表現ばかりですみません)のにも関わらず。
次の日はいきなり拒否されるって事は普通ないでしょう。
ちょっと「甘平くん」が気の毒。
そうは言いつつも、自分自身をコントロールし切れてない「はるかちゃん」がまた可愛いかったですよ。
この2人が結果どうなってしまうのか、本編にてご確認ください。
後の漫画、エピローグがまた面白いので注目。

 【 その他 】

以上、本日は「美波リン」センセでした。
お馴染み作画「大波耀子」センセ、ネーム「すずきみら」センセの共同名義本ですね。
最近はほぼそっちのみな様子。
こちらのブログでは「熱愛・生徒会!」、「夜から朝まで~From Dusk Till Dawn~」、「年上の肌」、「ボクのキレイな人だから」、「お嬢様とボクのかわいいお姫様」などを紹介しています。
これが7冊目ですかね。
2話目から、果たしてどうなってしまうか、読み進めていましたが。
なるほど、さすがにお上手でした。
良かったです
ただ、あの↓表紙ですが。
あまりない緑が目立って、店頭でもすぐに発見はできたのですが、やや絵がパンチ不足。
中扉のが良かったのではないかなぁ。
エロ過ぎるか。




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■姫とドラゴン (戦闘的越中)

★まんがデーター [18.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ファンタジー、人外、凌辱、複数
・構成 : 12話+α話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、描き下ろし「後日談」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「戦闘的越中(こんばっと・えっちゅう)」センセの「姫とドラゴン」です。

王女「ニーナ」、魔姫
※左:王女「ニーナ」、右:魔姫

 【 構成・絵柄 】

収録は1冊まるまるの長編です。
続編は…ないよね??
剣や魔法、そして怪物が闊歩するファンタジー系。
魔物の大将を倒すまでの、ストーリー漫画となっています。
配下の魔物女性らと次々対決していくような流れ。
正直なところ、そう優れたものではないですが…ちゃんと全ての切っ掛けについてキチンと説明されていたのは凄い
そうした意味でシッカリとした長編であると思います。
えっち系はこうしたものの定番で、ハード気味。
相手は人外ということもあるでしょう。
このジャンルがあまり得意でない人には、高いハードルではないかなぁ。

しつかりとした線と描き込み。
全体の色づきよく、濃淡はデジタルで濃すぎず、テカテカもしてなく。
丁度良いくらい。
コマ割りはだいたい中くらいですが、お話的に賑やかな描き方。
擬音なども飛び交い、かなりゴッチャリとしています。
バランスに優れ、崩れや乱れはなく丁寧であるため、それでも見易くまとまっています
あとがきによると、「絵柄はライトな感じを出そうと試行錯誤~」とあるそのまま。
人物画はリアル・漫画の中間というイメージ。
可愛過ぎることなく、うまく非現実感な仕上がりでした。
カラーでも大きく変化ないので、判断は↓表紙・裏表紙で良いでしょう。

 【 収録話 】 12話+α収録

翼竜とオークらを引き連れ、突如王城を襲った竜姫「モレスト」
しかし、捕らた王とその妃では封印されている邪龍は開放せず。
続いて、その娘である王女「ニーナ」に目を付けました。
逃げていた「ニーナ」は魔法使い「プレティ」の進言に従い、儀式を始めたところ。
聖魔として召喚されたのは、東京秋葉原のメイドカフェにいた男子「半田よしお」だったのです。
「ニーナ」と”聖魔の契り”を交わした「よしお」は世界の救世主となったのですが…。
その直後、「モレスト」が襲撃してきたのでした。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。

ファンタジー世界に召喚された現代の男子が、救世主として世界を救うというお話。
大まかには王道なファンタジーストーリーですね。
しかし、主人公は眼鏡で背が低い肥満体でキモオタな「よしお」
いわゆる勇者然とした恰好良さは微塵もなく…。
敵の能力を吸収する(※ドラゴンオーブ)ことで、ゲームのように特殊能力が使えるようになっていくのですが。
それがため、最終的にはトンデモな姿となっていました。
ドラゴンオーブの奪い合いは、先に達した方が敗れるというもの。
…で、敵は異形の怪物らもいるんですが、ターゲットとなる大将の魔姫らは文字通りに女性の姿。
また、召喚に立ち会った姫「ニーナ」の側近ら「プレティ」、「パイン」、「モモ」らも女性であり。
基本的にバトルは命の奪い合いでなく、えっちし合うものでした。
まー、非現実世界ともあって、それが結構ハードなんです。
出ずっぱりな側近たちは何度えっちしていたのやら、という印象。
なんだか心配(笑)
普通にしてる時のが珍しいくらいでしたよ。

シスター「モモ」
※シスター「モモ」

005:「第1話 召喚されたA-BOY」
儀式は単独プレイ、”聖魔の契り”はそのままえっちということで。
姫「ニーナさん」とのプレイが中心です。
↓表紙の右側が「ニーナさん」です。
ちなみに、彼女は「よしお」お気に入りなメイドカフェ店員「麗奈」とそっくりという設定でした。
この世界はたいていえっち方面で片がつく(笑)こともあり。
従者である魔法使い「プレティ」、騎士「パイン」、シスター「モモ」らも何等かの形でえっちな姿を見せてくれています。
さすがに手っ取り早くて助かる

037:「第2話 ふたなりゴブリンのイボっペニ」
竜姫「モレスト」に襲撃され、姫「ニーナ」を奪われてしまった一行。
さらに鬼姫「イピセル」率いるゴブリン勢に囲まれ、絶体絶命となってしまうのでした。
「イピセル」は褐色肌な貧乳女性。
いちおう角があり、またふたなりとなっていました。
あっさり退けられた「よしお」がため、従者の3名がえろえろ展開に。
ちっちゃいのがいっぱいいましたからねぇ。
そう、彼は儀式で魔物の攻撃は無効になるものの、攻撃手段も能力もないんですよねー。

061:「第3話 蟲姫セクティア緊縛地獄」
079:「第4話 巨乳アイドル似のスライム娘」
さて、その後に訪れた街をすっぽり巨大な繭で覆っていたのが…。
下半身が蜘蛛の蟲姫「セクティア」でした。
虫の大群とスライムに襲われ、あっさり捕まり、糸に連れ下げられ。
例によって3名はえろえろ展開に。
実にお約束で良いですね。
こちらは先の特殊能力が生きる、ゲーム展開のようになっています。
蟲姫「セクティア」の配下にはスライム族を束ねる軟姫「プールン」がおり。
連戦で彼女との戦いに。
今度はスライムかよぉ~!
とは「パイン」さんの台詞ですが、まさにその通り。
解放された刹那、3名らはスライムによるえろえろ展開に(笑)
わはは。
なお、「プールンさん」はトンガリ頭のちょっと太めな女性。
従者3名と共に、裏表紙に姿を見せています。
彼女とのやり取りは実にRPG的な展開になっていました。

095:「第5話 人間オナホと人間ディルド」
111:「第6話 ジャイアントよしおvs触手地獄」
127:「第7話 恐るべきオーブボム」
そうして着実に進む一行でしたが。
さて、竜姫「モレスト」に捕まった姫「ニーナ」は…という風景が見られるこちら。
彼女の母親も登場してました。
当然、こちらもエロい展開に。
その頃「よしお」らは1つ目巨人のサイクロプス、そして彼らを従える巨姫「ギガーナ」と対峙。
こちらでは3名+1は無事(そもそもサイズが段違いなの)なのですが。
彼はまさにタイトルのような感じに。
ただ、ああした取り込まれ系は小さい方が有利っぽいのはまたお約束です。
こうしてその能力をも手にした「よしお」なのですが…。
続いて登場した蠕姫(ぜんき)「ウネール」とは、これまたタイトルそのままという感じ。
前回無事だった3名+1は、キッチリえっちされてます。
こうしたファンタジーでの定番、触手えっちですね。
ドラゴンオーブやり取りの盲点(?)をついた、ドキドキ展開です。
なるほど、巨大化したのは好都合~は納得。
仲間のとある能力もあって逆転するのですが…触手えっちは7話まで続いています。
何故かは…ぜひ本編みてください。
鰭姫「フィーン」、翼姫「ハープ」はページの都合処理され。
(※実は再登場します)
続いて襲ってきたのは幻姫「ヘイル」
名前通り幻覚を見せるのが能力となっていて。
前話以上のピンチ展開となっています
定番がためか触手えっちが続くのはファンにとって嬉しいことでしょう。
やっぱり仲間もろともあーなるのが、ファンタジーものの醍醐味みたいなもんですから。

魔法使い「プレティ」、騎士「パイン」
※左:魔法使い「プレティ」、右:騎士「パイン」

143:「第8話 黄泉のグールとグルグル輪姦」
159:「第9話 決戦!! 死者の門」
故あって、ほぼ死んでしまった「よしお」
そこで、「プレティ」は“死人還し“の儀式を行うこととしたのでした。
「モモ」は生贄となり、「パイン」は門を開けるために餌食となり、あの世へ行く「プレティ」もまた…という、ハードえっちです。
そんな頃、黄泉の国では能力がなくなった「よしお」は複数プレイの餌食に。
ここはサービスみたいな感じですかね。
どうにか「プレティ」と再会を果たすのですが。
前話の流れで、様子の違う彼女とのえっち勝負になっています。

175:「第10話 NTRが召喚するマモノ」
191:「第11話 姫とドラゴン」
そんなこんなで、最終決戦エピソード。
姫「ニーナ」も無論登場し、盛り上げています。
彼女の発言がなにかと面白いので、見逃さぬように。
そりゃー、色々されていたでしょうからね。
こうした漫画で前述もしましたが。
“なにゆえ竜姫「モレスト」が反旗を翻したのか”、についてちゃんとした理由が設定されていました。
なるほど。
あの状況を見るかぎり、それも納得。
派手なプレイが展開されていましたよー。

なお、あとがきの後には4ページほどの描き下ろしがあり。
これが本当の完結エピソードとなっていました。
あるいはココがなければ、綺麗な感じに終わったかもしれないのですが。
結構なブラックテイストなので、なんだか微妙な読後感です
彼があんなんなので、印象はそう悪くないものの。
なかなかに気の毒でした。

 【 その他 】

以上、本日は「戦闘的越中」センセでした。
“超絶筆致の天才絵師”
なんて冠をつけられていました。
こちらで4冊目くらいでしょうか。
ひでるさんはこれが初見です。
今回きドがつくファンタジー系で、えっち展開なども含めて、てっきりキルタイムさん系かと思いましたが…。
リイド社」さんなんですね。
へー。
だいたい想定通りでしたが、まさか結末があーなるとは。
前述しましたけれど、あまりにあまりなので、続編があればいいかも。
(※それでも報われるかは疑問だけど)




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■超JCいもうと (ホーミング)

★まんがデーター [13.5/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] JC、コメディー、妹、着衣
・構成 : 短編×12話。
・おまけ: あとがき、

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ホーミング」センセの「超JCいもうと」です。

「ウソからでたしあわせ」の妹「理恵子」
※「ウソからでたしあわせ」の妹「理恵子」

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
話数多いですが、ショートものはありません。
ただ、どちらもそうストーリーちっくな漫画はなく。
切っ掛けから即展開な、えっち話でした。
女性が積極的で、えっちへのハードルが低めなのがポイントです。
基本的に全裸にはならず、くくりそのままなJC制服が楽しめました。
ジャンルとしてはコメディー。
カップルの会話が絶妙で楽しい。
狩野蒼穹」センセを彷彿させる、見事な掛け合いとなっています。
(※厳密にはそれぞれコメディー具合がまた違うんですけどね)

太めな柔らか曲線での作画。
全体の色づきはそこそこで、白比率も適度にあるもの。
淡い濃淡具合にさっぱりとした描き込み。
スタンダードなコマ割りで、枠間もちゃんと確保されてます。
各コマはページ2段ほどで大きく、見易く仕上がってました。
サッパリとした味わいですね
ふっくらとした輪郭のキャラ絵で、丸く大きい目の可愛らしいもの。
頭大きめなロリ絵でしたが、そう幼すぎるバランスでなく。
JCという設定はちょうど良いくらい。
キャラ・漫画共に癖は強いタイプなので、しっかり判断するのをオススメ。
だいたい↓表紙そのままで良いでしょう。

 【 収録話 】 12話収録

007:「なまごろし」
部活の疲れがためか、えっち直前で妹はぐっすり寝てしまったのでした。
お話はシンプルにそんなん。
眠いよねー。
当人言ってたそのまま、寝込み襲ってもいいと思うんですが。
成年漫画ですし。
なかなか恥ずかしい事を堂々と言ってます。
なんというか…凄い兄妹だなぁ。
ごくごく飲みたい
…じゃねーだろー。


「なまごろし」の妹、「妄想いもうと」の妹「はるか」
※左:「なまごろし」の妹、右:「妄想いもうと」の妹「はるか」

023:「いもうと1回100円」
実妹に1回100円で処理してもらっていたお兄ちゃん。
ただ、彼女はそれを嫌々ではなく、”好きなことしてお金貰えている”という感覚だったのです。
こちらもまた変な娘
あるいは若いため金銭感覚が低いだけかな。
いちおう直接行為はなかったようで、その真意を聞いたことで妙に告白ちっくな流れとなってのえっち展開。
そう言えば…先の漫画もそうなんですけど。
家なのに、彼女らは制服のままなんですね。
会話ではお姉ちゃんもいるようなんですが、残念ながら登場しませんでした。

039:「お口でごほうび」
バイト代が入ったことで、妹をお寿司に連れてくこととしたんですが。
お口で処理してもらうことが条件だったのです。
まぁ、その流れで、ああして全開で喜ばれちゃうのは微妙ですね。
お口にした際にも、
最高ですな!
とか言ってました。
どんな女だ、っていうか妹だ。
そんななので、えっちに対しても喜びを抑えつつ楽しんでいました。
後半は楽しんでましたがね。
オチではなかなか可愛らしい発言をしてます。

053:「妄想いもうと」
兄の部屋で独りえっち真っ最中の妹「はるか」
それがひと通り終わった頃、兄が入ってきたのでした。
タイトルの妄想は妹さんなんですね。
なかなか恥ずかしい現場を押さえられたものの、その後のやり取りが可笑しい。
メインはお兄ちゃんの妄想(…というか、シチュエーションですね)を叶えるためのえっち展開。
ほぼ同じコメント~」のくだりが好き。
エロいコメントを普通に言ってるのが凄いですね。

071:「素直になったらしあわせ」
朝に「ジュン」くんを起こしに来た「セイカ」ちゃん。
当然ながら彼の男性自身は元気で…自らの欲望を抑えつつ、処理してあげようとしたのでした。
それぞれの建前と本音が楽しい。
「セイカちゃん」も可愛い顔して大胆ね。
実に幸せそうな笑顔をされていました。
そんなこんなでのえっち発展。
…あの、学校は?

087:「ウソからでたしあわせ」
どんな嘘でも100パーセント信じる妹「理恵子」
”ずっと好きだった”
そんな嘘をついたところ、やっぱり彼女は真に受けてしまったのです。
…どうにか回避すべく色々言ったものの、「理恵子」は動じることなく、えっち発展してしまうのでした。
他の娘もびっくりなおバカ娘ですね。
ただ、オチの感じを見る限り、ややめんどくさそう。
へー、なるほど!
とかなんとか、まったく躊躇しないのは凄い。

103:「はんぶんこしたらしあわせ」
「ゆうか」・「ゆうき」のカップル話。
特に明記なかったですが、2人は双子とかかな?
名前も似てるし。
「ゆうきくん」のリアクションを見る限り、2人ともコレが初めて?
アメを半分にして食べたことを切っ掛けに、えっちの色々も”はんぶんこ”していました。
お口のシーンは彼どうなったか描かれてませんでしたが、あれはしんどいなぁ。

119:「都合のいい性的な偶然」
ふと偶然に生徒「前田」のおっぱいを触ってしまった保健医。
すると、彼女は何か理解したように、いきなり服を脱ぎだしたのでした。
そんな訳で、こちらは教師・生徒のカップル。
独特なテンションの「前田さん」がオモシロ可愛い。
ちょっと、とっつきずらそうな雰囲気なんですが。
台詞とは裏腹に、デレデレになったりしていました
彼女とは他のシチュエーションを見てみたいですね。

135:「告白の返事」
可愛い妹と幼馴染みのいる「岩田」くんに告白したヒロイン。
恵まれた環境にいる彼を篭絡すべく、露骨な色仕掛けをするのでした。
実際のところ、あーまでされていて結構動じない彼は慣れてるんだろうなぁ。
棒読み丸出しで無理矢理彼女からえっちに誘う展開。
お試しとか、返品可とか言ってました。
ハードル低いな
男子にとってはここまで露骨だと分かり易くていいですが。
(↑やや過剰か)

151:「このオナホールを使いますか それとも…」
タイトルそのまま、オナホの代わりに私を~という漫画。
ゴミ箱に捨てられていたそれを発見した幼馴染みが、そう持ちかける即えっち展開です。
ただ、彼女的に「私を使いますか」とか誘いつつも、イコールえっちでないのがポイント。
まぁ、ここまできたら男子は引けないわ。
当初はやや引き気味だったものの、覚悟を決めてからは積極的でした。
オチあんなんでしたが、ソレとコレとはまた別モノですわね。

「都合のいい性的な偶然」の生徒「前田さん」、「告白の返事」の幼馴染み
※左:「都合のいい性的な偶然」の生徒「前田さん」、右:「告白の返事」の幼馴染み

169:「恥ずかしがりの幼なじみが大好きな俺のために頑張ってくれた」
幼馴染み「美緒」と付き合っている「あっくん」
部屋に来た彼女にえっちを求めたところ、恥ずかしがりつつもOKしてくれたのでした。
他ヒロインと違い、いっぱい・いっぱいな様が可愛い。
ただし、お口でした際には、その素質を垣間見せておりました。
いい笑顔してましたよ(笑)

183:「僕が告白されたら幼なじみが焦りだした」
ラブレターをもらった「コータ」
それを知った幼馴染み「トモコ」はその彼に近いポジションで胡坐をかいてきたことを反省。
既成事実をつくるべく、彼を押し倒したのでした。
漫画のセオリーでは、幼馴染みの関係は進展し辛いものなんですが。
この娘もまた積極的でいいですね。
そんなんなのに、今まで何もなかったのはちと意外。
後半では「コータくん」が男らしい所を見せ、ラブラブ展開になっていました。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「ホーミング」センセでした。
こちらのブログでは「聖翼姫闘セイントフェザー」、「超満足デリバリー」の2冊を紹介しています。
今回は4冊目。
掛け合いの面白さは変わらず、楽しく読めたんですが。
やや似たり寄ったり感が強かったかなー。
全然悪くはなかったものの、もうひとパンチ欲しい気がしました。
個人的に刺さったのも、妹とか幼馴染みではなく。
生徒・教師の「前田さん」だったんですよねー。


みっくすパーティ」


超JCいもうと (TENMA COMICS JC) コミックス – アダルト, 2015/12/26 ホーミング (著)





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■あいとかえっちとかね (榎本ハイツ)

★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳、
・構成 : 9話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: 描き下ろし「おまけ漫画」、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「榎本ハイツ(えのもと・はいつ)」センセの「あいとかえっちとかね」です。

ヒロイン特集1:ヒロイン「戸田可憐」
※ヒロイン特集1:ヒロイン「戸田可憐」

 【 構成・絵柄 】

収録は1冊まるまるの長編モノ。
とあるカップルの始まりから結末までを描いております。
1話例外ありましたが、基本1名のヒロインが出ずっぱり
登場人物は限られていて。
ほぼカップル内でのやり取りにて進行していました。
詳しくは後述しますね。
ジャンルとしてはラブコメ。
たいていは明るく爽やかなテイストであるものの、決して楽しいだけではなく。
ちょっとブラックな色が混じっていて、お話に適度な刺激を与えています。
一方、えっち面では様々なシチュエーションが与えられており。
たっぷりヒロインを堪能できるようになっていました。

濃さと強さのある線にての作画。
全体の色づきや濃淡具合は適度なくらい。
描き込みはしっかりしていますが、クドさはなく。
変化あるコマ割りは比較的大きく、見易い仕上がり。
特に背景や小物はいい感じでした。
漫画はややコメディー崩しが大きく、派手目な印象。
それもあってか、バランスはまちまち。
結構目立つとなっていたので、人は選んでしまうかもしれません。
パンチあるので、そう細かいことは気にならないタイプだとは思いますが。
↓表紙などカバーイラストは白黒絵とやや差があるもの。
白黒絵のが味あって良いですね。
紹介帯のカット絵が参考になるでしょう。

 【 収録話 】 9話収録

005:「あいとかね。」 9話
「根岸隼人」は資産家の息子。
金銭的には裕福でしたが、義母との折り合い悪く、実父とも疎遠。
また、周囲の人間もほぼ金目当てであったため、かなりヒネた性格に育っていました。
「戸田可憐」は彼とは逆に貧乏ながら深い愛情で育てられており。
不良らから「隼人」を助けた「可憐」は、”愛を知らない”という彼と共にそれを探求していくこととしたのでした。
ごく簡単にはそんな導入部。

巨乳なヒロインとのえっち三昧、みたいなラブコメ長編。
登場人物はおおよそ3名ほど。
舞台設定がためか、モブ的な人もそう多くはありません。
基本的にはメインカップルの色々シチュエーションえっちとなっています。
具体的に理解はしていないものの、愛をたっぷり受けて成長した「可憐さん」が、その身体をもって「隼人くん」に愛を教えていく~みたいな感じ。
見ていて…やっぱりおっぱいは偉大だなーと思いました(笑)
母性の象徴みたいなもんですからね。

愛を知らない男子「隼人くん」
母親を早くに亡くし、父親は海外で仕事中。
義母
家は豪邸でしたが、いわゆるメイドなどもおらず、
ずっと1人暮らしなんです
…とのこと。
特に仲良い友人もなく、ちらほらお金で解決しようとする様が伺え。
おそらく、周囲からは敬遠されていたんだろうなぁ。
普通ならば、表面上は親しげな態度で皆近寄ってきそうなものですが。

ヒロイン特集2:スタイル抜群「可憐さん」
※ヒロイン特集2:スタイル抜群「可憐さん」

リボンが特徴のヒロイン「可憐さん」
可愛らしい容姿と、破壊力ある巨乳っぷりながら、バリバリの体育会系。
5話を見る限り、水泳部なんでしょうか。
特にヒーロー物が好きだなぁ
そうした台詞もあり、冒頭話の切っ掛けとなる部分も発言そのまま。
退散する面々は”あいつはめんどくせー”みたいな捨て台詞を残しており、おそらく普段から正義を実践しているみたいでした。
一方、家事スキルはなく(※しないぞ、という台詞もあり)、4話での自作ケーキも微妙な出来栄えです。
キップの良い、男前な娘さんですね。
そんな彼女がため、うじうじとして疑り深い彼と付き合い、真っ当な道へ引き戻せるのだと思いました。

2人の切っ掛けとなる1話目。
「可憐さん」は1ページまるまるの大コマ、パンチラなキックで登場しています。
この娘は無防備そうだから…周囲はいい光景目撃してそうだなぁ。
スカート丈もだいぶ短いので。
」とは言ったものの、それが何か知らない「可憐さん」
探求のために取った行動はキスでした。
レモンの味とか、可愛らしい発想もありました。
えっち発展はそんな彼女に乗っかった「隼人くん」から。
おっぱい気になりますからね。
その後の「可憐さん」はまた爽やかでした。
なお、単行本巻末には3ページの描き下ろし漫画があるのですが。
こちらの後日談となっています。

偶然2人で帰宅したため、「隼人くん」の家に寄っていくという2話目。
あの豪邸を見て、興味は持っていたものの。
彼に対する対応がまったく変わらない「可憐さん」は凄い。
家族なんてくだらない
そう言う彼に、膝枕で耳掃除してあげることとしたのでした。
目前に下着が(笑)
だからスカート丈短いんだってば
今回は「可憐さん」が文字通り一肌脱ぐのが切っ掛け。
またオチの言動は実に素晴らしいものでした。

3話目は冬休みの光景。
えっちをした2人でしたが、「隼人くん」は「可憐さん」の家も連絡先も知らず。
街をとぼとぼ歩いていたところ…せんべい屋でアルバイトをしていた彼女を見つけたのでした。
そんな訳で、バイト先でのシチュエーション。
ちょうど店長が出掛けたため、友人と見られた「隼人くん」も急遽手伝うこととなったのです。
この店、結構繁盛してますね。
「可憐さん」は黒パンストを穿いており。
見上げたそれに反応してしまうのが切っ掛け。
AVみたいな展開になっていましたよー。
じゃあ私がなんとかするから~
…とか、えっち事に対するハードルが低い「可憐さん」
1話目もそうですが、そうした系統も男前なのかなぁ。
無論、好意もった相手だということもあるんでしょうけれど。
バレンタイン話の4話目。
幼少期の「可憐さん」が見れます。
おばあちゃんの影響なのか。
故あって全身ケーキまみれになってしまった彼女をえっちに誘う流れ。
「可憐さん」は性格男前ですが、下着は毎回可愛らしいデザインのもの着用してますね。
オチは前話と同じく、ブラックな「隼人くん」でした。
こうした事が次のエピソードへと続きます。

5話目はちらほら存在を示していた、義母「根岸洋子」さんの登場回。
「隼人くん」の様子がおかしかったのは、彼女が原因であり。
こちらのエピソードでも途中までは、黒いオーラを見せていました。
あの疑心暗鬼な「隼人くん」をぱっと戻した「可憐さん」は凄い。
あれは最も聞きたかった言葉でしょうね。
なお、冒頭から「可憐さん」は競泳水着姿であり。
そのまま飛び出していたため、えっち時もその姿なのでお楽しみに。
オチでは「可憐さん」と「隼人くん」の初接触、好意を持つに至った経緯が見れます。

6話目からが概ね最終エピソードに突入。
彼があーまでひねくれてしまう最も大きい要因、義母「洋子さん」との対決・決着まで。
「隼人くん」は反発していましたが…。
ちゃんとした再婚相手で仕事も傾いている訳ではなく。
また、強引ではあるものの、いちおう血のつながらない彼にもキチンとした教育(※たぶん)を受けさせようとしていました。
こちらでは、悪役となっているのですが。
「洋子さん」の視点で見たら、あるいはまったく彼女のイメージが変わるかもしれませんね。
冒頭ではいきなり旅館風景、さらに浴衣姿の「可憐さん」が登場。
逃げたんですね。
結局というか、当然えっち展開になるのですが。
あそこでうじうじ考えを巡らせるより、よっぽど健康的でスッキリするかもしれません。
「可憐さん」の言動はこうした際には心地良いですよ。

ヒロイン特集3:浴衣姿の「可憐さん」
※ヒロイン特集3:浴衣姿の「可憐さん」

「可憐さん」の自宅が見れる7話目。
貧乏と言いつつも、ちゃんとした一戸建てで、ペット(猫)もおりました。
実際はあまり贅沢してない~くらいで、普通な家庭ですね。
風呂沸かすと言っていた彼女が、うっかり水道の蛇口とシャワーを間違え、ずぶ濡れになってしまうのが切っ掛け。
お約束な娘だなぁ。
お風呂でのえっち展開です。
衝撃展開が待っている8話目。
もったいないので、詳細は秘密です。
ちょっと驚きました
このラブコメな漫画では結構重たい事となるので、ある程度の覚悟はしておくように
最終話も当然その流れ。
「可憐さん」はいい娘で描かれていましたが、これまで見せない表情をしていました。
このカップルが果たしてどうなってしまうのか。
ぜひ単行本にてご確認ください。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「榎本ハイツ」センセでした。
こちらのブログでは、「柳田君と水野さん2巻」、「柳田君と水野さん」、「もうマンゾクでしょ!?」、「7×1 ナナにかけるイチ」などを紹介しています。
書店店頭で発見しました。
たぶん長編かなー、って手に取りましたがその通り。
「可憐さん」が巨乳で可愛く、良いキャラクターしていました。
センセはおっぱい描写がお上手ですね。
↓表紙は前回みたいにソレ中心にした方が良かったのでは??




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■これでわかってよ! (みもと)

★まんがデーター [13.5/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [百合] ラブコメ、甘い
・構成 : 8話収録(うち「アイイレナイフタリ」×4、「どんかん少女と犬」×4)
・おまけ: 折り返しにコメント、あとがき4コマ、カバー裏にイラスト。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「みもと」センセの「これでわかってよ!」です。

いたるさん
※いたるさん

 【 構成・絵柄 】

収録は大きく2シリーズが収録されています。
どちらも、1話あたり2から4本のお話があり…。
それぞれ、トビラ絵を含めて3~10ページで構成されていました。
なんというか、同キャラ・別シチュエーションのショート漫画を連続して見せられている感じ。
最近のストーリー4コマと似てましたが、1話内での各エピソードはまったく別モノであることも多く。
独特な構成ですね
百合姫シリーズなので、漫画は当然ながら百合系。
ごく限りなく愛情に近いくらいで、キスなどはしていましたがそれ止まり。
単行本タイトルはどちらの漫画にもかかるような印象。
すれ違ってはいないものの、お互いもう1歩踏み出せていないくらいの感覚です。
どんなんにせよイチャイチャしていることは変わらず、甘いお話群でした。
収録の最終話もそれっぽい感じでなく。
あとがき漫画から察するに、また機会ある毎に描かれていくようです。
明確な結末に向かって進むタイプでなく、また何らかの形で続きがあるのでしょう。

すっきりとした細線での作画。
全体の色づきはさっぱりで白比率高め。
濃淡も同様で、デジタルの淡いものです。
こざっぱりとした描き込み具合は、穏やかな空気感の漫画世界に一役買っていました。
枠間のある中小なコマ割りはそれなりに変化あって漫画表現のフォローをしています。
背景や小物はさっぱり傾向。
水族館のくだりを見るかぎり、キャラの雰囲気に合わせてるのかな、という感じでした。
人物絵は縦長のスラリとした身長。
ほぼ省略される鼻と横長な目が特徴です。
ちらほら描かれたコメディー崩しはお上手。
やや硬さを感じる部分もありましたが、こちらも全体と合っています。
けっこう癖は強いので、「コミック百合姫」のHPなどで確認するのをオススメします。

 【 収録話 】 8話収録

005:「アイイレナイフタリ」 4話
こちらはポニーテールな女の子と、ロングヘアな女の子のイチャイチャ話。
(※名前は最後まで分からなかった)
センセのあとがき漫画にあった、
”軽口言い合うコンビみたいなの”
という表現が最も分かり易いです。
2人の日常生活でのやり取りが続いており、他に顔を見せるのも友人「金子」ほかモブ男性程度。
あとはずっと2人だけという漫画になっています。

アイイレナイフタリ
※アイイレナイフタリ

キスシーンもある1話目。
そこまでの関係なんだなろうなー、というのが雰囲気で分かるようになっています。
ロングな娘のが自由に振る舞っていましたが、ポニテの娘も言いたい事は言っており。
どっちかが強いことはありません。
お互いの部屋で勉強したりなんだりのシチュエーション。
定番な風邪ひいてのお話が楽しい。 
2話目は海へ行くエピソード。
水着姿が堪能できます。
ロングな娘は結構な巨乳なんですねー。
モブの男性以外に人の姿は見えず、どれくらいの客がいるのか不明なのですが。
あんな娘2人だけなのにナンパされたりしないのね。
イチャイチャしてるためかな。

3話目は夏休み風景。
…と言っても、前話で海シチュエーションは描いており。
1話目にあったような部屋風景と、公園でのお遊びでした。
水風船懐かしいなぁ
今の子はああした遊びやるのかしら。
学園シーンが多い4話目。
友人「金子さん」がいい活躍を見せてくれていました。
傘のくだりが甘いですよ。

085:「どんかん少女と犬」 3話
137:「どんかん少女と犬外伝 きづいて?」 
隣のクラスの女子「伊飼佑(いかい・たすく)」に助けられ、一目惚れをした「いたる」のお話。
基本的に漫画は「いたるさん」視点で描かれています。
後日談という外伝は「佑さん」視点ですね。
先の2人と違って、現在は「いたるさん」が猛アプローチ中というところ。
まさにタイトル通り。
こちらもほぼ2名の世界なのですが、眼鏡な「佑さん」の友人「朝倉」さんほか「いたるさん」の友人ら3名、教師など、他キャラもお話にしっかり絡んでくるのが特徴。
まだ関係が出来上がってないためかな。
そのため、基本的には似た漫画なのですが、また違った感覚で読めると思います。

導入の1話目は2人の状況説明回のようなもの。
出会いシーンなども描かれています。
さっぱりとした「佑さん」に対し、犬で例えられる「いたるさん」は口調も独特な天然系。
あわあわしている表情が可愛らしいです
水族館へ誘う2話目。
タイトル通りに鈍感な「佑さん」
友人「朝倉さん」は良いフォローしていました。
また「佑さん」の意外な姿も見れます。
海へ行くシチュエーションとかありませんが、この2人もまたあちこちナンパされそうね。

どんかん少女と犬
※どんかん少女と犬

「いたるさん」の友人らも登場する3話目。
ついにコメディー絵で表現されていましたが、実に犬ちっくな姿が見れます。
こちらのオチでは、まだ時間かかりそうでしたが…。
8ページほどの外伝「きづいて?」は「佑さん」視点で彼女の主役回。
ぽーっとしてる娘さんですね
いちおう関係も進展しそうな含みあってよかった・よかった。
しっかり描かれていた生徒4名は別漫画のキャラでしょうか。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「みもと」センセでした。
そのまま検索すると、違うページがヒットしてました。
こちらが2冊目の単行本です。
↓表紙の犬ちっくな「いたるさん」に釣り上げられました。
前述した独特な漫画構成に驚き。
ひでるさんは4コマ苦手で。
似た感じのこちらも、読むに苦戦しましたが。
ゆっくり時間のある際に読むことができ、把握できました。
「どんかん少女と犬」のがいいかなぁ。




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■ボク女子校に入学しました (しのぎ鋭介)

★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ハーレム、ラブコメ、複数、学園
・構成 : 4話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「しのぎ鋭介(しのぎ・えいすけ)」センセの「ボク女子校に入学しました」です。

おち〇ちん管理委員会
※おち〇ちん管理委員会

 【 構成・絵柄 】

収録は1冊まるまるの長編。
1話目のみ、やや短編っぽいまとまりでしたが。
基本的にはストーリー漫画です。
さらっと軽い、ラブコメ調でのハーレムネタ。
当然ですが、だいたい複数えっちになっています。
ブラックな要素はほぼなく、明るく楽しい仕上がり
良くも悪くもセオリーな感じで。
大きく振り切れるような事もなかったので、安心して読み進められると思います。

しっかりとした線での作画。
描き込みから全体の色づき、濃淡具合は丁度良いくらい。
濃過ぎず、かと言って薄い事もなく。
小コマや引き絵でのメリハリも良く、全体は丁寧。
違和感などはありません。
漫画についても引っ掛かる箇所なく、お上手。
個人的には、ややテイスト軽め過ぎるかなぁ、という感じでした。
人物絵は広めな輪郭と、ふっくらとしたスタイルの可愛らしい系統。
変な話ですが、”単に可愛すぎないバランス”が絶妙です。
カラーでもそう変化しないタイプですが。
裏表紙のカット絵のが判断には良いと思います。

 【 収録話 】 4話収録

005:「ボク女子校に入学しました」 4話
名家の子女のみ入学を許される、ガチガチなお嬢様学校「天音女学院」
そんな女学園が共学化を発表し、男子生徒を募集することとなりました。
優秀な生徒には学費・寄付の免除ほか、奨学金を給付するという破格な条件があり。
ちょうど進学費用に苦慮していた「九条一」はそんな条件に惹かれて受験したところ、見事合格したのです。
…が。
大勢いた男子志望者のうち、合格したのは彼ただ1人だったのでした。
だいたいそんな感じ。

女学園で男子が1人だけ、という完全なるハーレム漫画。
とりあえず、本編中には大量の女生徒が登場していましたが。
キッチリと名前があった、主要ヒロインといえるのは↓表紙の3名だけ。
ただ、彼女らもしっかりピックアップされているとは言えず。
キッチリ正ヒロインとして描かれている娘もいませんでした。
(※いちおう「九条くん」が好きな娘はいました)

クラス委員長「滋野井綾乃」、「山田香奈子」
※左:クラス委員長「滋野井綾乃」、右:「山田香奈子」

005:「ボク女子校に入学しました」
物語1話目となるこちら。
前半では入学までの経緯と、学園生活がざっと描かれています。
学食のメロンパン1つ400円だって。
たかー!!
種類豊富にありましたが、どれも高額なんだろうなぁ。
(ちなみに、ランチは1200円と980円でしたよ)
そんな訳で、昼食もままならなかった「九条くん」
ふと見た限定ランチは破格というべき300円であり。
それを注文したことが、全ての切っ掛けとなるのでした。

詳細は伏せますが、「九条くん」のアレはガチガチになっており…。
それに気付いた、クラス委員長「滋野井綾乃(しげのい・あやの)」らが声を掛けてきたのです。
前半のモノローグを見る限り、マトもに話したのもこれが初めてかもしれませんね。
集まったクラスメイトらの性に対する無知っぷりは面白いくらいでしたが。
うち、「綾乃さん」の言動はちょっと怪しげな感じ。
…やっぱりなぁ。
なお、ある程度は仕組まれていたようですが、「綾乃さん」らの行動は偶然みたい。

045:「男の子ってむずかしい」
上級生らが登場する2話目。
父親が多額の寄付しており、クラスではリーダー格となっている「山田香奈子」が登場。
ロール髪とアホ毛が特徴で、成金という設定が面白い娘さんでした。
特に周囲の取り巻きな娘らがいいですね
(ああした素直な事を当人に直で言えるというのは、それだけ仲良い証拠だと思います)
先の「綾乃さん」はよくあるお嬢様で、単独ではコレという特徴に欠ける娘なのですが。
この「香奈子さん」と犬猿の仲であるため、揃った際のやり取りが秀逸
完全にやり込まれてしまう「香奈子さん」が可愛いです。
こちらは学生寮のお風呂での集団プレイでした。
ちなみに。
こちらの学食シーンでは、”きつねうどん”を注文していた「九条くん」
そんなメニューあるのか。
実はそれもトンデモなく高いのかな。

095:「おち〇ちん管理委員会」
3話目の冒頭は部活動での風景。
ソフト、バレー、科学部(?)などがざっと描かれています。
なんというか…皆さん溜まってるんですね……。
これが男女逆だと、結構ハードなえっち漫画になってしまいそう。
美術部にてのシーンで表題の組織が介入してからが本番です。
眼鏡のマネージャー「五十川琴美」さん登場。
実績あるらしく「綾乃」・「香奈子」の信頼を得て、彼をマネジメントすることとなるのでした。

さきほど正ヒロインいなかった、と書きましたが。
彼との絡みが多く、それがため出番も多く。
なかなかえっちに至らない…など、登場人物で最もそれっぽかったのが、この娘さんです。
私は自分の役割を心得ております
とかなんとか、冷静に事を運びつつも、たまーに当人の意思も伺えたりしていて。
ひでるさんの好みは断然こちらの「琴美さん」です。
できれば、彼女とのエピソードがもう1話見たかったなぁ。
会話中に最終話へと繋がる前フリがあったので見逃さぬように。
紹介帯にあった、30人と~というシーンもありますが。
メインは「琴美さん」なので、お楽しみに。
前半のお口プレイでもキュートでした。

マネージャー「五十川琴美」
※マネージャー「五十川琴美」

143:「ボクハーレム王になります」
そんな訳で、こちらが最終話。
学院長室に呼び出されてしまう「九条くん」
そちらで、この学園、さらには自らの秘密まで知ることとなるのでした。
詳細は伏せますねー。
冒頭でちらと顔を見せていた教師、そして学園長らが登場します。
(実は学園長もこれまでのエピソードにて、既に顔を見せていましたよー)
だいたいの疑問については、キチンと説明がされました。
はっちゃけたものですけどね
なお、メインは主要ヒロイン3名とのえっち。
やっぱり最初は彼女でしたよ。
そんなんでも、
やっぱり最後は私の元へ戻って~
とか言ってたメンタルは凄い。
あのオチ後でもまたもう1話くらい作れそうね。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「しのぎ鋭介」センセでした。
こちらのブログでは、「シスプレ」、「委員長の恋人」、「揺れる濡れる」、「少女のいろは」、「おしかけっ!マイハニー」などを紹介しています。
こちらが6冊目になるのかな。
今回もまた1冊まるまるの長編。
そういえば、次回は学園モノと言っていましたが…。
これかー。
なんだろ、全然悪くはないんですが…もうちょっとキャラの個性が前面にきても良かったのではないかなぁ。
シチュエーションもちょっと少なめだったかと。




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■僕はバイブで彼女はオナホ (史鬼匠人)

★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] 単独プレイ、青春、学園、
・構成 : カラー(4P)、短編×5話収録(うち「僕はバイブで彼女はオナホ」×2)
・おまけ: 描き下ろし「if ~外伝~」、合間にラフイラスト。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「史鬼匠人(しき・たくと)」センセの「僕はバイブで彼女はオナホ」です。

佐倉さん
※佐倉さん

 【 構成・絵柄 】

収録は5話と少ないものの、単行本は214ページほどあり。
各話たっぷりのボリューム感
なお、表題作の2話で単行本の半分ほどを占めておりました。
普通であれは4~5話分くらいの中編でしょう。
その他の短編らも同様にページ量あり、描き下ろしでさえ約23ページほど。
なお、お話としてはそちらを含めて4つ。
詳しくは後述しますが、前半2本と後半の2本でタイプがガラリと変化しております。
ハードさもあり、あるいは苦手に感じる方がいるかも。
とりあえず、ラブコメちっくな軽いものではありません。
優れたストーリーで、他ではあまり見ないタイプのお話となっています。

柔らかな線での作画。
黒はクッキリと強め。
全体の色づきはトーンを削った点描な感じのものと、デジタル塗りなものでおおよそ2パターン
コマ割りは中小で変化は少な目。
枠間は比較的確保されていました。
原稿はやや濃く仕上がっています。
丁寧さよりも勢いを感じるタイプ。
目立つ線の乱れはないですが、崩れを感じる箇所はあり。
引き絵になると弱さがありました。
背景や小物はさっぱり気味なものの、違和感というほどではありません
漫画・リアルのどちらの要素もある人物絵。
デフォルメあり、漫画っぽい可愛さもありました。
腰回りからお尻までたっぷりなスタイルです。
多少の癖があるので、じっくり吟味ください。
カラー絵は雰囲気異なるので、判断は裏表紙のカット絵がオススメです。

 【 収録話 】 5話収録

003:「僕はバイブで彼女はオナホ」
051:「彼はバイブで私はオナホ」
夜の教室に忍び込んでの独りえっちにハマっていた「橘」
すると、教室には警備員ではない、もう1人が入ってきて。
男子の椅子で、これまた独りプレイを始めたのでした。
そんな彼女こそ、クラスメイト「佐倉」だったのです。

オナ友カップルのお話。
2人知り合う場面では、先にいた「橘くん」のがアドバンテージあるんですが。
あっさり名乗り出るあたりが、優しい。
どちらも単独プレイが好きという設定なので、お互い簡単にえっちとならないのが当然
図書館での距離感が実に良く、本棚越しに見せ合うという行為をしていました。
あれはエロいよね。
先に誘ったのが「橘くん」であったためか、次は「佐倉さん」
可愛らしい顔して、なかなか過激なことを持ち掛けておりました。
しかも、「最高だったわ」とか、ツヤツヤした顔だったりして(笑)
保健室では、かなり距離感が縮まったことを確認できると思います。
後半がまさにタイトル通り。
わざわざペンで書いたりしているのが楽しいです。

あちこちでプレイの「佐倉さん」
※あちこちでプレイの「佐倉さん」

そんな感じで、いちおう関係した後の2話目。
冒頭シーンはかなり危険な行為だと思いますが、今回は概ねハードなプレイとなってます。
漫画喫茶でアダルトDVDを2人で鑑賞するのは序の口。
できるなら…一度はやってみたいですよね。
あんな可愛らしい顔をして、積極的に下着脱ぐ様がエロい。
ここでPCから学校の裏サイトにアクセスしたことで、妙な方向へ発展してしまうのでした。
ちなみに、知ってたのは「佐倉さん」です。
見てたのね。
そのあたりから、かなりぶっ飛んだことをやっていましたが…この2人がどうなってしまうのか、ぜひ本編にてご確認ください。

あーまでしている2人でしたが、
”最後まで名前が出ない、名前で呼ばない”
あたりが、2人の精神的な距離感を示しているような気がしました。
(※ちなみに、「佐倉さん」は「綾だと思います」)
普通に付き合うならば、やっぱり呼び方変えるものですよね。

101:「ジュリエットの苦悶」
家族ぐるみの付き合いをしていた「姫川桃」・「ロミオ」の2人。
「桃」は”男性の臭いで発情してしまう”という体質の持ち主で、あちこちで「ロミオ」がその相手をしていたのです。
学校など場所を問わずにしていたところ…という流れ。
幼馴染みな2人が正式にカップルになるまでを描いた青春劇
家事得意で世話焼きな「ロミオくん」が格好良い。
不愛想な彼に対し、「桃ちゃん」は雑誌にも取り上げられるような美人でクラスでの人気も高く。
皆でカラオケへ行った際に発情してしまう、危機的状況でも…。
さっと姿を見せ、絡まれていた彼女を助けておりました。
(※カラオケメンバーに「ロミオくん」は含まれていなかった)
あれは…惚れるでしょう。
えっちは当然の流れ。
この2人は「桃ちゃん」の体質がため、身体の関係だけ進んでおり。
後半のひと事件は2人の関係を落ち着かせるため、必要なものだったのでしょう。
ここでも彼が頼れる面を見せておりました。
ヤルねぇ。
なお、「皆川」って誤植がありましたよ。

147:「監墟」
「高峰」に監禁・拘束されてしまった会長。
金銭などは興味ないと言った彼は…彼女が後輩「三木春奈」に売春させていたそのまま、身体を買われることとなったのです。
長い黒髪とカチューシャがいかにもお嬢様然とした会長さん。
言葉遣いもそんな感じ。
即えっちとかでなく、目前での独りプレイを要求あたりがゲスいですね。
そのまま監禁は続けられ、彼の好き勝手にされてしまうんですが…。
会長の過去を調べていた「高峰くん」には、とある思惑があったのでした。
なかなかのブラックなオチで、実に微妙な後味になると思います。
タイトルそのまま重苦しいエピソードでした。

姫川桃、会長さん
※左:姫川桃、右:会長さん

193:「if ~外伝~」 描き下ろし
こちらはセンセの初単行本「if ~時限の彼女~」の外伝話です。
描き下ろしでした。
できれば…そちらへ収録してほしかったですが…またふとお話を思い付いたのかな。
単行本シリーズは”時間を戻すことができる不思議な時計”でしたが、こちらは現代的に”時間を戻すことのできる携帯”とアイテムが変化していました。

ゴミ回収業者の主人公。
どこで得たのか、”時間を戻すことのできる携帯”を持っており。
未来で写真を撮って時間を巻き戻すを繰り返し、とある人妻、その娘を思い通りにしようとする流れ。
果たして何度巻き戻しているのか、自らの危機を未然に防ぐ描写などがありました。
ブラックですよ
しかし、時間戻しても写真は残ってるのね。

 【 その他 】

そんなこんなで「史鬼匠人」センセでした。
こちらのブログでは、「if ~時限の彼女~」、「常春の少女たち」を紹介しています。
こちらで3冊目だと思います。
今回は表題作と、その直後の短編でしょう。
どちらも精一杯に青春していて。
エロいお話ではあるものの、どこか爽やかさもある優れたエピソードでした
ギリギリな線までいってましたが、大事に至らなかったのは幸い。
その反面、後半2話は黒々しく、救いもなく。
両極端な仕上がりでした。


史鬼匠人


僕はバイブで彼女はオナホ (MUJIN COMICS) コミックス – アダルト, 2016/2/5






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■モテモテ新聞 (サイトウヤフ)

★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [一般] ラブコメ、ハーレム、ファンタジー
・構成 : フルカラー(178P)、7話+おまけ収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: 描き下ろし「あとがきマンガ」、イラスト、
       カバー裏に漫画「おまけの〇〇新聞」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「サイトウヤフ」センセの「モテモテ新聞」です。

モテモテ新聞ガールズ
※モテモテ新聞ガールズ

 【 構成・絵柄 】

こちらは1冊まるまるのストーリー漫画。
前半はおおむね1話完結のパターンで、後半は連続ストーリー調になっています。
もともとは携帯コミックだったそうですね。
最大の特徴はフルカラー、オールカラーな単行本であること。
ため、紙質には厚みがあり。
単行本自体もB6判なのに手がぐっと沈むような重量感でした。
…察しの良い方、その通り。
しっかり価格にも反映されちゃうんですよねー。
ただし、いわゆるイラスト集的なものではなく、ちゃんと漫画として楽しめ。
デジタルと同じ彩色原稿を紙の本として読めるのは、大きなメリット
やっぱり…携帯とかデジタル機器で見るというのは、何かにつけて勝手悪いですから。
お話はファンタジー要素のあるラブコメ。
一般えっち系で、ほぼ毎回直接シーンがあるものです。

しっかりとした線での作画。
彩色は↓表紙のように淡いものでなく、ぽてっと濃いめ。
実際、そうしたイラストのような、見事なカラー絵ではないのですが。
なんというか、漫画原稿上で動かすに適当なくらいのもの(※個人的な感覚ですみません)
しつこすぎず、弱くもなく、というくらい。
可愛らしさある漫画っぽい人物絵も、ちょうどピッタリ合っていたと思います。
背景や小物なども違和感なく、目立ちすぎず邪魔でもなく。
とかく全体良い具合まとまっていました
”白黒原稿の良さ”というのも、あこち単行本で痛感するのですが…。
こちらは、彩色原稿の良さを感じられるものでした。

 【 収録話 】 7話+おまけ収録

005:「モテモテ新聞」 7話
174:「あとがきマンガ」 描き下ろし
電車に乗っていた「木戸孝」
ふと気付くとポケットの中には新聞が入っており…。
そこには自らの未来の記事が書かれていたのです。
”ただ新聞に従って行動する”
それだけで、次々女性らと親しくなっていく「孝」でしたが。
無論、それだけでは済まなくなってしまうのでした。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。

不思議な新聞の力によって、色々な女性らと関係できるファンタジーな漫画。
たいてい、こうしたネタは真相についてぼやかすものですが。
こちらの漫画は、中盤となる4話でおおむね正体について描かれていました。
なかなか珍しいことと思います
また、それは後半のストーリーにも組み込まれ、クライマックスまで盛り上げる要素となっています。
中だるみせず読み応えもあり、良い構成だったと思います

相馬このみ、生徒会長「山南祥子」
※左:相馬このみ、右:生徒会長「山南祥子」

1話目は同じクラスでアイドル的な存在の「芹沢あかり」
電車内で新聞を発見し、直後に彼女を救うことでその効果を知る切っ掛けヒロインとなっていました。
後半の展開は実にセオリーっぽかったのですが。
なんと、えっちできない展開です。
これがまたちょっと意外なのですが…。
実はココ新聞の効果、能力について示唆される、重要なポイントにもなっています。
オチのくだりはなんとなく頭の片隅に置いておきましょう。
なお、冒頭では「セレブの私が~」なんて発言している金髪女性「クロエ・ペリー」が姿を見せているのですが。
この娘は再度登場するだけでなく、やはり重要な役回りが与えられていました。
こうご期待。

2話目はツリ目・ツインテールの「相馬このみ」
成績優秀なクラス委員だそうです。
…そんな勉強できそうな雰囲気ではないんですけどね。
学年1位とか言われてましたよ。
どちらかと言うと、幼馴染み「幾松桂子」のが眼鏡で優等生っぽく見えますよ。
そう、「桂子さん」の初登場はこちらからです。
実はコスプレ趣味があった「このみちゃん」
露出大きめなメイド服を着ていました。
こちらでは前回の反省を踏まえてキッチリ新聞記事とおりにしたことで、見事に成功するのでした。

3話目前半は「山崎りあな」、「藤堂葵」が立て続けに。
もう1話くらい成功パターンしっかり描かれても、良かったかとも思いましたが…。
まぁ、お話にそう変化をつけ辛く。
こうして、ざっと流すのが正しいかもしれませんね。
メインは生徒会長「山南祥子」です。
実家は神社で巫女をやっている彼女。
そうした背景もあってか新聞の正体を見抜いており、唯一その存在を知る人物となっていました。
「木戸くん」の行動に注目。
まぁ、この場面では手放す選択肢を選ばないのが当然でしょうけど…確かに性格まで変わりつつあったかも。
新聞の影の部分が見えるオチに注目です。
”逆らわないままだと、どうなっていたか”
…という、バッドエンドな展開を読み切りで見たい気がします。

幾松桂子、山崎りあな
※左:幾松桂子、右:山崎りあな

4話から最終7話までが、クライマックスのエピソード。
これまで顔を見せていたヒロインらが再登場し、活躍したりします。
当然えっちシーンもありましたよー。
また、それぞれのバニー姿が見れるので、お楽しみに。
衣装用意したのは「このみちゃん」か。
レイヤーという設定がためですね。
基本ラブコメな漫画ですが、ハラハラとさせられる展開になっていきます。
結構はっちゃけた部分もありましたが、些細な程度でしょう。
逆にその盛り上がりがためか、メインヒロインである「桂子さん」のために割くページ数が減っちゃったかなー。
「あかりさん」が楽しいです。

描き下ろし「あとがきマンガ」はこうしたハーレム漫画のセオリー…でもないか。
(※オチがため)
個性強い面々なので、また「桂子さん」の出番が少ないのですがね。
なお、カバー裏の漫画はその後の風景となっていて。
ちょっと成長したっぽい彼女が見れました。
良かったねぇ
たまに「木戸くん」を貸し出す必要あるかもしれませんが。

 【 その他 】

以上、本日は「サイトウヤフ」センセでした。
こちらで3冊目くらいなのかな。
ひでるさんは今回が初見です。
こちらの何が刺さってのかというと…紹介帯。
↓表紙側にはコレという特徴はなく、ぶっちゃけ普通なのですが。
裏側はいわゆる週刊誌の中吊り広告風になっており。
コレがなかなか良い出来栄えだったので、ゲットしてきました。
こっち表のがパンチあったかもしれませんね。




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mangagohogoho

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Author: あおぶひでる
まんがとの出会いは一期一会。
そんな、漫画の魅力についてのんびり・ゆったり書きたいと思います。
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