■モテモテ新聞 (サイトウヤフ)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [一般] ラブコメ、ハーレム、ファンタジー
・構成 : フルカラー(178P)、7話+おまけ収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: 描き下ろし「あとがきマンガ」、イラスト、
カバー裏に漫画「おまけの〇〇新聞」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「サイトウヤフ」センセの「モテモテ新聞」です。
※モテモテ新聞ガールズ
【 構成・絵柄 】
こちらは1冊まるまるのストーリー漫画。
前半はおおむね1話完結のパターンで、後半は連続ストーリー調になっています。
もともとは携帯コミックだったそうですね。
最大の特徴はフルカラー、オールカラーな単行本であること。
ため、紙質には厚みがあり。
単行本自体もB6判なのに手がぐっと沈むような重量感でした。
…察しの良い方、その通り。
しっかり価格にも反映されちゃうんですよねー。
ただし、いわゆるイラスト集的なものではなく、ちゃんと漫画として楽しめ。
デジタルと同じ彩色原稿を紙の本として読めるのは、大きなメリット。
やっぱり…携帯とかデジタル機器で見るというのは、何かにつけて勝手悪いですから。
お話はファンタジー要素のあるラブコメ。
一般えっち系で、ほぼ毎回直接シーンがあるものです。
しっかりとした線での作画。
彩色は↓表紙のように淡いものでなく、ぽてっと濃いめ。
実際、そうしたイラストのような、見事なカラー絵ではないのですが。
なんというか、漫画原稿上で動かすに適当なくらいのもの(※個人的な感覚ですみません)
しつこすぎず、弱くもなく、というくらい。
可愛らしさある漫画っぽい人物絵も、ちょうどピッタリ合っていたと思います。
背景や小物なども違和感なく、目立ちすぎず邪魔でもなく。
とかく全体良い具合まとまっていました。
”白黒原稿の良さ”というのも、あこち単行本で痛感するのですが…。
こちらは、彩色原稿の良さを感じられるものでした。
【 収録話 】 7話+おまけ収録
005:「モテモテ新聞」 7話
174:「あとがきマンガ」 描き下ろし
電車に乗っていた「木戸孝」
ふと気付くとポケットの中には新聞が入っており…。
そこには自らの未来の記事が書かれていたのです。
”ただ新聞に従って行動する”
それだけで、次々女性らと親しくなっていく「孝」でしたが。
無論、それだけでは済まなくなってしまうのでした。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
不思議な新聞の力によって、色々な女性らと関係できるファンタジーな漫画。
たいてい、こうしたネタは真相についてぼやかすものですが。
こちらの漫画は、中盤となる4話でおおむね正体について描かれていました。
なかなか珍しいことと思います。
また、それは後半のストーリーにも組み込まれ、クライマックスまで盛り上げる要素となっています。
中だるみせず読み応えもあり、良い構成だったと思います。
※左:相馬このみ、右:生徒会長「山南祥子」
1話目は同じクラスでアイドル的な存在の「芹沢あかり」
電車内で新聞を発見し、直後に彼女を救うことでその効果を知る切っ掛けヒロインとなっていました。
後半の展開は実にセオリーっぽかったのですが。
なんと、えっちできない展開です。
これがまたちょっと意外なのですが…。
実はココ新聞の効果、能力について示唆される、重要なポイントにもなっています。
オチのくだりはなんとなく頭の片隅に置いておきましょう。
なお、冒頭では「セレブの私が~」なんて発言している金髪女性「クロエ・ペリー」が姿を見せているのですが。
この娘は再度登場するだけでなく、やはり重要な役回りが与えられていました。
こうご期待。
2話目はツリ目・ツインテールの「相馬このみ」
成績優秀なクラス委員だそうです。
…そんな勉強できそうな雰囲気ではないんですけどね。
学年1位とか言われてましたよ。
どちらかと言うと、幼馴染み「幾松桂子」のが眼鏡で優等生っぽく見えますよ。
そう、「桂子さん」の初登場はこちらからです。
実はコスプレ趣味があった「このみちゃん」
露出大きめなメイド服を着ていました。
こちらでは前回の反省を踏まえてキッチリ新聞記事とおりにしたことで、見事に成功するのでした。
3話目前半は「山崎りあな」、「藤堂葵」が立て続けに。
もう1話くらい成功パターンしっかり描かれても、良かったかとも思いましたが…。
まぁ、お話にそう変化をつけ辛く。
こうして、ざっと流すのが正しいかもしれませんね。
メインは生徒会長「山南祥子」です。
実家は神社で巫女をやっている彼女。
そうした背景もあってか新聞の正体を見抜いており、唯一その存在を知る人物となっていました。
「木戸くん」の行動に注目。
まぁ、この場面では手放す選択肢を選ばないのが当然でしょうけど…確かに性格まで変わりつつあったかも。
新聞の影の部分が見えるオチに注目です。
”逆らわないままだと、どうなっていたか”
…という、バッドエンドな展開を読み切りで見たい気がします。
※左:幾松桂子、右:山崎りあな
4話から最終7話までが、クライマックスのエピソード。
これまで顔を見せていたヒロインらが再登場し、活躍したりします。
当然えっちシーンもありましたよー。
また、それぞれのバニー姿が見れるので、お楽しみに。
衣装用意したのは「このみちゃん」か。
レイヤーという設定がためですね。
基本ラブコメな漫画ですが、ハラハラとさせられる展開になっていきます。
結構はっちゃけた部分もありましたが、些細な程度でしょう。
逆にその盛り上がりがためか、メインヒロインである「桂子さん」のために割くページ数が減っちゃったかなー。
「あかりさん」が楽しいです。
描き下ろし「あとがきマンガ」はこうしたハーレム漫画のセオリー…でもないか。
(※オチがため)
個性強い面々なので、また「桂子さん」の出番が少ないのですがね。
なお、カバー裏の漫画はその後の風景となっていて。
ちょっと成長したっぽい彼女が見れました。
良かったねぇ。
たまに「木戸くん」を貸し出す必要あるかもしれませんが。
【 その他 】
以上、本日は「サイトウヤフ」センセでした。
こちらで3冊目くらいなのかな。
ひでるさんは今回が初見です。
こちらの何が刺さってのかというと…紹介帯。
↓表紙側にはコレという特徴はなく、ぶっちゃけ普通なのですが。
裏側はいわゆる週刊誌の中吊り広告風になっており。
コレがなかなか良い出来栄えだったので、ゲットしてきました。
こっち表のがパンチあったかもしれませんね。
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・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [一般] ラブコメ、ハーレム、ファンタジー
・構成 : フルカラー(178P)、7話+おまけ収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: 描き下ろし「あとがきマンガ」、イラスト、
カバー裏に漫画「おまけの〇〇新聞」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「サイトウヤフ」センセの「モテモテ新聞」です。
※モテモテ新聞ガールズ
【 構成・絵柄 】
こちらは1冊まるまるのストーリー漫画。
前半はおおむね1話完結のパターンで、後半は連続ストーリー調になっています。
もともとは携帯コミックだったそうですね。
最大の特徴はフルカラー、オールカラーな単行本であること。
ため、紙質には厚みがあり。
単行本自体もB6判なのに手がぐっと沈むような重量感でした。
…察しの良い方、その通り。
しっかり価格にも反映されちゃうんですよねー。
ただし、いわゆるイラスト集的なものではなく、ちゃんと漫画として楽しめ。
デジタルと同じ彩色原稿を紙の本として読めるのは、大きなメリット。
やっぱり…携帯とかデジタル機器で見るというのは、何かにつけて勝手悪いですから。
お話はファンタジー要素のあるラブコメ。
一般えっち系で、ほぼ毎回直接シーンがあるものです。
しっかりとした線での作画。
彩色は↓表紙のように淡いものでなく、ぽてっと濃いめ。
実際、そうしたイラストのような、見事なカラー絵ではないのですが。
なんというか、漫画原稿上で動かすに適当なくらいのもの(※個人的な感覚ですみません)
しつこすぎず、弱くもなく、というくらい。
可愛らしさある漫画っぽい人物絵も、ちょうどピッタリ合っていたと思います。
背景や小物なども違和感なく、目立ちすぎず邪魔でもなく。
とかく全体良い具合まとまっていました。
”白黒原稿の良さ”というのも、あこち単行本で痛感するのですが…。
こちらは、彩色原稿の良さを感じられるものでした。
【 収録話 】 7話+おまけ収録
005:「モテモテ新聞」 7話
174:「あとがきマンガ」 描き下ろし
電車に乗っていた「木戸孝」
ふと気付くとポケットの中には新聞が入っており…。
そこには自らの未来の記事が書かれていたのです。
”ただ新聞に従って行動する”
それだけで、次々女性らと親しくなっていく「孝」でしたが。
無論、それだけでは済まなくなってしまうのでした。
大雑把ですが、だいたいそんな感じ。
不思議な新聞の力によって、色々な女性らと関係できるファンタジーな漫画。
たいてい、こうしたネタは真相についてぼやかすものですが。
こちらの漫画は、中盤となる4話でおおむね正体について描かれていました。
なかなか珍しいことと思います。
また、それは後半のストーリーにも組み込まれ、クライマックスまで盛り上げる要素となっています。
中だるみせず読み応えもあり、良い構成だったと思います。
※左:相馬このみ、右:生徒会長「山南祥子」
1話目は同じクラスでアイドル的な存在の「芹沢あかり」
電車内で新聞を発見し、直後に彼女を救うことでその効果を知る切っ掛けヒロインとなっていました。
後半の展開は実にセオリーっぽかったのですが。
なんと、えっちできない展開です。
これがまたちょっと意外なのですが…。
実はココ新聞の効果、能力について示唆される、重要なポイントにもなっています。
オチのくだりはなんとなく頭の片隅に置いておきましょう。
なお、冒頭では「セレブの私が~」なんて発言している金髪女性「クロエ・ペリー」が姿を見せているのですが。
この娘は再度登場するだけでなく、やはり重要な役回りが与えられていました。
こうご期待。
2話目はツリ目・ツインテールの「相馬このみ」
成績優秀なクラス委員だそうです。
…そんな勉強できそうな雰囲気ではないんですけどね。
学年1位とか言われてましたよ。
どちらかと言うと、幼馴染み「幾松桂子」のが眼鏡で優等生っぽく見えますよ。
そう、「桂子さん」の初登場はこちらからです。
実はコスプレ趣味があった「このみちゃん」
露出大きめなメイド服を着ていました。
こちらでは前回の反省を踏まえてキッチリ新聞記事とおりにしたことで、見事に成功するのでした。
3話目前半は「山崎りあな」、「藤堂葵」が立て続けに。
もう1話くらい成功パターンしっかり描かれても、良かったかとも思いましたが…。
まぁ、お話にそう変化をつけ辛く。
こうして、ざっと流すのが正しいかもしれませんね。
メインは生徒会長「山南祥子」です。
実家は神社で巫女をやっている彼女。
そうした背景もあってか新聞の正体を見抜いており、唯一その存在を知る人物となっていました。
「木戸くん」の行動に注目。
まぁ、この場面では手放す選択肢を選ばないのが当然でしょうけど…確かに性格まで変わりつつあったかも。
新聞の影の部分が見えるオチに注目です。
”逆らわないままだと、どうなっていたか”
…という、バッドエンドな展開を読み切りで見たい気がします。
※左:幾松桂子、右:山崎りあな
4話から最終7話までが、クライマックスのエピソード。
これまで顔を見せていたヒロインらが再登場し、活躍したりします。
当然えっちシーンもありましたよー。
また、それぞれのバニー姿が見れるので、お楽しみに。
衣装用意したのは「このみちゃん」か。
レイヤーという設定がためですね。
基本ラブコメな漫画ですが、ハラハラとさせられる展開になっていきます。
結構はっちゃけた部分もありましたが、些細な程度でしょう。
逆にその盛り上がりがためか、メインヒロインである「桂子さん」のために割くページ数が減っちゃったかなー。
「あかりさん」が楽しいです。
描き下ろし「あとがきマンガ」はこうしたハーレム漫画のセオリー…でもないか。
(※オチがため)
個性強い面々なので、また「桂子さん」の出番が少ないのですがね。
なお、カバー裏の漫画はその後の風景となっていて。
ちょっと成長したっぽい彼女が見れました。
良かったねぇ。
たまに「木戸くん」を貸し出す必要あるかもしれませんが。
【 その他 】
以上、本日は「サイトウヤフ」センセでした。
こちらで3冊目くらいなのかな。
ひでるさんは今回が初見です。
こちらの何が刺さってのかというと…紹介帯。
↓表紙側にはコレという特徴はなく、ぶっちゃけ普通なのですが。
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コレがなかなか良い出来栄えだったので、ゲットしてきました。
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