■僕はバイブで彼女はオナホ (史鬼匠人)
★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] 単独プレイ、青春、学園、
・構成 : カラー(4P)、短編×5話収録(うち「僕はバイブで彼女はオナホ」×2)
・おまけ: 描き下ろし「if ~外伝~」、合間にラフイラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「史鬼匠人(しき・たくと)」センセの「僕はバイブで彼女はオナホ」です。
※佐倉さん
【 構成・絵柄 】
収録は5話と少ないものの、単行本は214ページほどあり。
各話たっぷりのボリューム感。
なお、表題作の2話で単行本の半分ほどを占めておりました。
普通であれは4~5話分くらいの中編でしょう。
その他の短編らも同様にページ量あり、描き下ろしでさえ約23ページほど。
なお、お話としてはそちらを含めて4つ。
詳しくは後述しますが、前半2本と後半の2本でタイプがガラリと変化しております。
ハードさもあり、あるいは苦手に感じる方がいるかも。
とりあえず、ラブコメちっくな軽いものではありません。
優れたストーリーで、他ではあまり見ないタイプのお話となっています。
柔らかな線での作画。
黒はクッキリと強め。
全体の色づきはトーンを削った点描な感じのものと、デジタル塗りなものでおおよそ2パターン。
コマ割りは中小で変化は少な目。
枠間は比較的確保されていました。
原稿はやや濃く仕上がっています。
丁寧さよりも勢いを感じるタイプ。
目立つ線の乱れはないですが、崩れを感じる箇所はあり。
引き絵になると弱さがありました。
背景や小物はさっぱり気味なものの、違和感というほどではありません。
漫画・リアルのどちらの要素もある人物絵。
デフォルメあり、漫画っぽい可愛さもありました。
腰回りからお尻までたっぷりなスタイルです。
多少の癖があるので、じっくり吟味ください。
カラー絵は雰囲気異なるので、判断は裏表紙のカット絵がオススメです。
【 収録話 】 5話収録
003:「僕はバイブで彼女はオナホ」
051:「彼はバイブで私はオナホ」
夜の教室に忍び込んでの独りえっちにハマっていた「橘」
すると、教室には警備員ではない、もう1人が入ってきて。
男子の椅子で、これまた独りプレイを始めたのでした。
そんな彼女こそ、クラスメイト「佐倉」だったのです。
オナ友カップルのお話。
2人知り合う場面では、先にいた「橘くん」のがアドバンテージあるんですが。
あっさり名乗り出るあたりが、優しい。
どちらも単独プレイが好きという設定なので、お互い簡単にえっちとならないのが当然。
図書館での距離感が実に良く、本棚越しに見せ合うという行為をしていました。
あれはエロいよね。
先に誘ったのが「橘くん」であったためか、次は「佐倉さん」
可愛らしい顔して、なかなか過激なことを持ち掛けておりました。
しかも、「最高だったわ」とか、ツヤツヤした顔だったりして(笑)
保健室では、かなり距離感が縮まったことを確認できると思います。
後半がまさにタイトル通り。
わざわざペンで書いたりしているのが楽しいです。
※あちこちでプレイの「佐倉さん」
そんな感じで、いちおう関係した後の2話目。
冒頭シーンはかなり危険な行為だと思いますが、今回は概ねハードなプレイとなってます。
漫画喫茶でアダルトDVDを2人で鑑賞するのは序の口。
できるなら…一度はやってみたいですよね。
あんな可愛らしい顔をして、積極的に下着脱ぐ様がエロい。
ここでPCから学校の裏サイトにアクセスしたことで、妙な方向へ発展してしまうのでした。
ちなみに、知ってたのは「佐倉さん」です。
見てたのね。
そのあたりから、かなりぶっ飛んだことをやっていましたが…この2人がどうなってしまうのか、ぜひ本編にてご確認ください。
あーまでしている2人でしたが、
”最後まで名前が出ない、名前で呼ばない”
あたりが、2人の精神的な距離感を示しているような気がしました。
(※ちなみに、「佐倉さん」は「綾だと思います」)
普通に付き合うならば、やっぱり呼び方変えるものですよね。
101:「ジュリエットの苦悶」
家族ぐるみの付き合いをしていた「姫川桃」・「ロミオ」の2人。
「桃」は”男性の臭いで発情してしまう”という体質の持ち主で、あちこちで「ロミオ」がその相手をしていたのです。
学校など場所を問わずにしていたところ…という流れ。
幼馴染みな2人が正式にカップルになるまでを描いた青春劇。
家事得意で世話焼きな「ロミオくん」が格好良い。
不愛想な彼に対し、「桃ちゃん」は雑誌にも取り上げられるような美人でクラスでの人気も高く。
皆でカラオケへ行った際に発情してしまう、危機的状況でも…。
さっと姿を見せ、絡まれていた彼女を助けておりました。
(※カラオケメンバーに「ロミオくん」は含まれていなかった)
あれは…惚れるでしょう。
えっちは当然の流れ。
この2人は「桃ちゃん」の体質がため、身体の関係だけ進んでおり。
後半のひと事件は2人の関係を落ち着かせるため、必要なものだったのでしょう。
ここでも彼が頼れる面を見せておりました。
ヤルねぇ。
なお、「皆川」って誤植がありましたよ。
147:「監墟」
「高峰」に監禁・拘束されてしまった会長。
金銭などは興味ないと言った彼は…彼女が後輩「三木春奈」に売春させていたそのまま、身体を買われることとなったのです。
長い黒髪とカチューシャがいかにもお嬢様然とした会長さん。
言葉遣いもそんな感じ。
即えっちとかでなく、目前での独りプレイを要求あたりがゲスいですね。
そのまま監禁は続けられ、彼の好き勝手にされてしまうんですが…。
会長の過去を調べていた「高峰くん」には、とある思惑があったのでした。
なかなかのブラックなオチで、実に微妙な後味になると思います。
タイトルそのまま重苦しいエピソードでした。
※左:姫川桃、右:会長さん
193:「if ~外伝~」 描き下ろし
こちらはセンセの初単行本「if ~時限の彼女~」の外伝話です。
描き下ろしでした。
できれば…そちらへ収録してほしかったですが…またふとお話を思い付いたのかな。
単行本シリーズは”時間を戻すことができる不思議な時計”でしたが、こちらは現代的に”時間を戻すことのできる携帯”とアイテムが変化していました。
ゴミ回収業者の主人公。
どこで得たのか、”時間を戻すことのできる携帯”を持っており。
未来で写真を撮って時間を巻き戻すを繰り返し、とある人妻、その娘を思い通りにしようとする流れ。
果たして何度巻き戻しているのか、自らの危機を未然に防ぐ描写などがありました。
ブラックですよ。
しかし、時間戻しても写真は残ってるのね。
【 その他 】
そんなこんなで「史鬼匠人」センセでした。
こちらのブログでは、「if ~時限の彼女~」、「常春の少女たち」を紹介しています。
こちらで3冊目だと思います。
今回は表題作と、その直後の短編でしょう。
どちらも精一杯に青春していて。
エロいお話ではあるものの、どこか爽やかさもある優れたエピソードでした。
ギリギリな線までいってましたが、大事に至らなかったのは幸い。
その反面、後半2話は黒々しく、救いもなく。
両極端な仕上がりでした。
僕はバイブで彼女はオナホ (MUJIN COMICS) コミックス – アダルト, 2016/2/5
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・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] 単独プレイ、青春、学園、
・構成 : カラー(4P)、短編×5話収録(うち「僕はバイブで彼女はオナホ」×2)
・おまけ: 描き下ろし「if ~外伝~」、合間にラフイラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「史鬼匠人(しき・たくと)」センセの「僕はバイブで彼女はオナホ」です。
※佐倉さん
【 構成・絵柄 】
収録は5話と少ないものの、単行本は214ページほどあり。
各話たっぷりのボリューム感。
なお、表題作の2話で単行本の半分ほどを占めておりました。
普通であれは4~5話分くらいの中編でしょう。
その他の短編らも同様にページ量あり、描き下ろしでさえ約23ページほど。
なお、お話としてはそちらを含めて4つ。
詳しくは後述しますが、前半2本と後半の2本でタイプがガラリと変化しております。
ハードさもあり、あるいは苦手に感じる方がいるかも。
とりあえず、ラブコメちっくな軽いものではありません。
優れたストーリーで、他ではあまり見ないタイプのお話となっています。
柔らかな線での作画。
黒はクッキリと強め。
全体の色づきはトーンを削った点描な感じのものと、デジタル塗りなものでおおよそ2パターン。
コマ割りは中小で変化は少な目。
枠間は比較的確保されていました。
原稿はやや濃く仕上がっています。
丁寧さよりも勢いを感じるタイプ。
目立つ線の乱れはないですが、崩れを感じる箇所はあり。
引き絵になると弱さがありました。
背景や小物はさっぱり気味なものの、違和感というほどではありません。
漫画・リアルのどちらの要素もある人物絵。
デフォルメあり、漫画っぽい可愛さもありました。
腰回りからお尻までたっぷりなスタイルです。
多少の癖があるので、じっくり吟味ください。
カラー絵は雰囲気異なるので、判断は裏表紙のカット絵がオススメです。
【 収録話 】 5話収録
003:「僕はバイブで彼女はオナホ」
051:「彼はバイブで私はオナホ」
夜の教室に忍び込んでの独りえっちにハマっていた「橘」
すると、教室には警備員ではない、もう1人が入ってきて。
男子の椅子で、これまた独りプレイを始めたのでした。
そんな彼女こそ、クラスメイト「佐倉」だったのです。
オナ友カップルのお話。
2人知り合う場面では、先にいた「橘くん」のがアドバンテージあるんですが。
あっさり名乗り出るあたりが、優しい。
どちらも単独プレイが好きという設定なので、お互い簡単にえっちとならないのが当然。
図書館での距離感が実に良く、本棚越しに見せ合うという行為をしていました。
あれはエロいよね。
先に誘ったのが「橘くん」であったためか、次は「佐倉さん」
可愛らしい顔して、なかなか過激なことを持ち掛けておりました。
しかも、「最高だったわ」とか、ツヤツヤした顔だったりして(笑)
保健室では、かなり距離感が縮まったことを確認できると思います。
後半がまさにタイトル通り。
わざわざペンで書いたりしているのが楽しいです。
※あちこちでプレイの「佐倉さん」
そんな感じで、いちおう関係した後の2話目。
冒頭シーンはかなり危険な行為だと思いますが、今回は概ねハードなプレイとなってます。
漫画喫茶でアダルトDVDを2人で鑑賞するのは序の口。
できるなら…一度はやってみたいですよね。
あんな可愛らしい顔をして、積極的に下着脱ぐ様がエロい。
ここでPCから学校の裏サイトにアクセスしたことで、妙な方向へ発展してしまうのでした。
ちなみに、知ってたのは「佐倉さん」です。
見てたのね。
そのあたりから、かなりぶっ飛んだことをやっていましたが…この2人がどうなってしまうのか、ぜひ本編にてご確認ください。
あーまでしている2人でしたが、
”最後まで名前が出ない、名前で呼ばない”
あたりが、2人の精神的な距離感を示しているような気がしました。
(※ちなみに、「佐倉さん」は「綾だと思います」)
普通に付き合うならば、やっぱり呼び方変えるものですよね。
101:「ジュリエットの苦悶」
家族ぐるみの付き合いをしていた「姫川桃」・「ロミオ」の2人。
「桃」は”男性の臭いで発情してしまう”という体質の持ち主で、あちこちで「ロミオ」がその相手をしていたのです。
学校など場所を問わずにしていたところ…という流れ。
幼馴染みな2人が正式にカップルになるまでを描いた青春劇。
家事得意で世話焼きな「ロミオくん」が格好良い。
不愛想な彼に対し、「桃ちゃん」は雑誌にも取り上げられるような美人でクラスでの人気も高く。
皆でカラオケへ行った際に発情してしまう、危機的状況でも…。
さっと姿を見せ、絡まれていた彼女を助けておりました。
(※カラオケメンバーに「ロミオくん」は含まれていなかった)
あれは…惚れるでしょう。
えっちは当然の流れ。
この2人は「桃ちゃん」の体質がため、身体の関係だけ進んでおり。
後半のひと事件は2人の関係を落ち着かせるため、必要なものだったのでしょう。
ここでも彼が頼れる面を見せておりました。
ヤルねぇ。
なお、「皆川」って誤植がありましたよ。
147:「監墟」
「高峰」に監禁・拘束されてしまった会長。
金銭などは興味ないと言った彼は…彼女が後輩「三木春奈」に売春させていたそのまま、身体を買われることとなったのです。
長い黒髪とカチューシャがいかにもお嬢様然とした会長さん。
言葉遣いもそんな感じ。
即えっちとかでなく、目前での独りプレイを要求あたりがゲスいですね。
そのまま監禁は続けられ、彼の好き勝手にされてしまうんですが…。
会長の過去を調べていた「高峰くん」には、とある思惑があったのでした。
なかなかのブラックなオチで、実に微妙な後味になると思います。
タイトルそのまま重苦しいエピソードでした。
※左:姫川桃、右:会長さん
193:「if ~外伝~」 描き下ろし
こちらはセンセの初単行本「if ~時限の彼女~」の外伝話です。
描き下ろしでした。
できれば…そちらへ収録してほしかったですが…またふとお話を思い付いたのかな。
単行本シリーズは”時間を戻すことができる不思議な時計”でしたが、こちらは現代的に”時間を戻すことのできる携帯”とアイテムが変化していました。
ゴミ回収業者の主人公。
どこで得たのか、”時間を戻すことのできる携帯”を持っており。
未来で写真を撮って時間を巻き戻すを繰り返し、とある人妻、その娘を思い通りにしようとする流れ。
果たして何度巻き戻しているのか、自らの危機を未然に防ぐ描写などがありました。
ブラックですよ。
しかし、時間戻しても写真は残ってるのね。
【 その他 】
そんなこんなで「史鬼匠人」センセでした。
こちらのブログでは、「if ~時限の彼女~」、「常春の少女たち」を紹介しています。
こちらで3冊目だと思います。
今回は表題作と、その直後の短編でしょう。
どちらも精一杯に青春していて。
エロいお話ではあるものの、どこか爽やかさもある優れたエピソードでした。
ギリギリな線までいってましたが、大事に至らなかったのは幸い。
その反面、後半2話は黒々しく、救いもなく。
両極端な仕上がりでした。
僕はバイブで彼女はオナホ (MUJIN COMICS) コミックス – アダルト, 2016/2/5
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