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■他愛ないコイゴコロ (岡田コウ)

★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、近親
・構成 : 6話収録
     (うち「あばかれるこころ」×3、「child's play」×2)
・おまけ: あとがき・作品解説、カバー裏に「あばかれるこころ1.5つづき」、
     描き下ろし「あばかれるこころ1.5」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「岡田コウ(おかだ・こう)」センセの「他愛ないコイゴコロ」です。

妹「小野杏」
※妹「小野杏」

 【 構成・絵柄 】

収録は描き下ろしのショートも含めて6話ほど。
(※ちなみに、ショートと言っても奥付からカバー裏にまで続く7ページ漫画です)
その描き下ろしと前後編がセット。
ほか2話の連続モノと短編ということで、お話としては3本からの単行本でした。
ちなみに、短編も前単行本に収録されていた漫画と繋がっています
前日譚だったので、こちらからでも全然大丈夫。
漫画はざっくりではラブコメもの。
ただし、どちらのカップルも普段のやり取りが甘くはなく…。
顔を合わせば揉めるような2人が、えっちでメロメロしていく様がポイントでしょう
姉、妹という近親関係が話数では半分ほど。
双方の視点にて描かれており、じわじわと変化していく心理描写がいつものように楽しめます。

すっきりとした線での作画。
全体の色付きはややあっさり目で、白比率が高め。
濃淡は淡く、描き込みは適度なくらい。
コマ割りは変化あって、重なりなど多め。
メリハリある擬音も含めて、動きを感じる漫画となってます。
コメディー崩しもちらほらありますね。
さっぱりと描かれているものの、背景や小物のバランスは良好。
服装なども質感があります。
人物画は丸っこい輪郭と大きい目のロリっとしたもの。
ただし、今回は…ちょっとデフォルメ異なっていたように見えました。
登場するヒロインらの年齢が高めなためかな。
漫画っぽい可愛らしさは変わらないんですけどね。
↓表紙は白黒画とややイメージ違うので、そちらで判断するならばざっくりで。
原稿の見れる「コアマガジン社」さんのHPがオススメです。

 【 収録話 】 6話収録

003:「あばかれるこころ」 前後編
205:「あばかれるこころ1.5」 描き下ろし 
超常現象研究部の部長が作成したアプリ「さいみんくん6号」
”簡易的な催眠状態を作り出すことができる”
~ということで。
なぜか「蒼井新(あおい・あらた)」を追いまわすクラス委員長「黒崎凜」に実験してみたところ、完璧に催眠にかかったのでした。
そのため、「新」には催眠をかけた後のサポート、という名目で彼女を観察することとなったのでした。
ざっくりではそんな導入部。

クラス委員長「黒崎凜」
※クラス委員長「黒崎凜」

ちらほら見られる催眠術モノです。
主人公である「新くん」にはその技術なく、部長さんが作成したアプリ頼み。
そのため、術を解く~ほかの細かい知識などもなく。
漫画では数度にわたって催眠をかけていたのですが。
実際であれば、結構危険なことかもしれませんね。
巻末の描き下ろし漫画は、「凜さん」視点のショート。
そちらにて、彼女がどんなんだったか~、知ることができます。
その詳細は…うふふ、伏せときますね。
(※これ、漫画家さんが変わると、全然違う展開になっていきそう)

超常現象研究部に所属している「新くん」
しかし、それはどちらかに所属しなければならない校則がためで、特にそうした事に興味はなく。
部長の会話もほぼ聞くことなく、ずっと携帯ゲームをしていました。
部活ですらそうした態度なので、授業もサボっている、なにかと学校生活からはみ出る存在
そんな彼がため。
真面目なクラス委員長「凜さん」のレーダーに何かと引っ掛かってしまうのでした。

「新くん」自身が最初にアプリを使ったのは、実験後(1回目)に屋上で注意された際。
アプリの効果は凄まじく、部長のやっていたことを見よう見まねでやっただけで、見事「凜さん」を催眠術にかけています。
さて、こうした漫画でのポイントになる、彼女は本当に催眠に掛かっているのか
はたまた、そうした演技をしているだけなのか…。
とりあえず、催眠うんぬん以前から、執拗に追って来る彼女がために接触多く。
その度に言い争いになってただろうから、決して仲良しではないのですが…。
漫画での2人の言動を見る限り、良くも悪くも気になる存在であったのは間違いないでしょう。
普段ツンケンした表情・態度なため、えっち最中での微妙な反応にぞくぞくすることと思います。

067:「わたしと兄の最初の日」
いつも言い合いをしている兄「小野堅吾」と妹「小野杏」
部活だか学校行事だか、電車の時刻がちょうど重なったことで。
混雑する車内で、小さい妹「杏」はその兄に庇われるようになっていたのですが…。
ふと目に入ったその下半身はバッチリ反応していたのでした。

こちらは妹との近親モノ。
前回単行本に収録されている「親の居ぬまの選択」の前日譚になります。
あっちが2回目のえっち。
こちらはタイトル通りに、最初の風景。
なにゆえ彼女があんなんになっていたのか、今回漫画で判明します。
こちらの漫画中では2人の視点がくるくると変化しており。
表面上では揉めつつも、2人の心が接近していく様がしっかり描かれていました。
メインは、ばっちり意識し合うようになってからの…親不在な風景。
台詞から、ふと察するお兄ちゃんのくだりが秀逸です。
鈍感主人公でなくて良かった(笑)
お風呂であーした状況になっているというのに、言葉を交わすと甘くないのがリアルっぽくて震えます。

読んだ後は、ぜひ前巻を引っぱり出していただければ。
漫画中の2人と同じく、よりドキドキすると思います。

113:「child's play」
149:「いまはそれで」
タイトル異なりますが、これらは連続話。
「child's play」は弟くん視点。
続く「いまはそれで」が、姉視点での漫画となってます。
頻繁に付き合うものの、長続きしない姉「持田さくら」
傷心の彼女は弟「持田壮太」にちょっかい出し、慰められていたのでした。

他エピソードと違い、2人は既に関係済み。
面倒見られるのなんて、私くらいだし
そんな発言もあり、2人のえっちはかなり手慣れた様子。
ただし、行為はお姉ちゃんが完全に主導権を握っていて、彼をヤキモキとさせています。
これは…コレでぞくぞくする男性陣も多そうね(笑)
かなり相性も良いようだったので、そりゃー他の野郎は太刀打ちできないでしょう。

姉「持田さくら」
※姉「持田さくら」

さて、この漫画のメインは好き勝手していた姉「さくらさん」視点となる2話目「いまはそれで」から。
前話でのあれこれ前フリが実によく作用しています。
思い通りにならず、ムカムカしていく彼女の、「なんだなんだ、面白くないぞ」のくだりが良いですねー。
そんなんを踏まえて、メインに至る弟「壮太くん」の行動をぜひお見逃しなく
そうなんですよ、2人の体格差は結構あるんですよね。
女性陣もキャーキャー言いそう。
オチでの「さくらさん」がいい笑顔を見せてくれていました。
いつ気付くのかな。

 【 その他 】

そんなこんなで、毎度おなじみ「岡田コウ」センセの最新刊でした。
ブログではひととおりを紹介しています。
今回は9冊目なので、次で二桁ですね。
今回の↓表紙なのですが。
タイトルフォントの雰囲気、寝ている女の子の…なんだか微妙な表情。
悪戯っぽく笑っているのか、こちらを罠に掛けようと狙っているのか。
そうした印象だったので…。
妙なブラック展開とか、はたまた重苦しい漫画群だったりするのでは??、とか読むまでドキドキ。
そっち系でなくて、ホッとしました。
委員長もよかったんですが、やっぱり「杏ちゃん」ですね。
前日譚良かったです。


他愛ないコイゴコロ


他愛ないコイゴコロ (メガストアコミックス) コミック, 2022/5/27 [アダルト] 岡田コウ (著)

★「岡田コウ」センセの漫画紹介記事  ※すべて成年系

恋するぱんつ
チュー学生日記
好きで好きで、すきで
せんせいと、わたしと。上巻・下巻
Aサイズ
だれにもいえないコト
思春期のココロ



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■うわさの女 (大見武士)

★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [一般] 人妻、不倫、ブラック、団地
・構成 : カラー(4P)、6話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: 巻末・カバー裏に「あとがきまむが」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「大見武士(おおみ・たけし)」センセの「うわさの女」です。

海野葵
※海野葵

 【 構成・絵柄 】

漫画はいちおう1冊まるまるの長編。
構成としては、短編6話なのですが。
全て同世界、それもごくごく身近でのお話となっているのが特徴です。
他エピソードで出演していたキャラがよく顔を出したり、噂話をしていたりしました。
また、そうガッチリではないものの、別話での事柄が影響している事もあります。
ジャンルは、ごく簡単には人妻不倫もの。
センセはいわゆる体験記的な漫画も描かれていて、そちらと近い点もあるのですが。
系統としては全く異なっています
過去単行本では、「しあわせのくに」と似た印象。
とある団地に住む、それぞれ家庭のお話ですね。
…で、あちこちで不倫したり、妙な性癖だったりしていて。
色々あった結果、なんらか崩壊していく~といった、ブラック系統な漫画群なのです。
精神を侵食されるので、耐性ない人は読むにもしんどいでしょう。
逆に言えば、それだけストーリーが秀逸であり…。
お好きな方には、たまんない1冊になるかしら。
こんなん、女性のが好きだったりするのでは?

作画面は変わらぬ完成度。
特にこちらは読ませるストーリーがポイントの漫画になるのですが…。
絵的な面でもそれに負けない、いやプラスで増幅されるような完成度です。
背景と小物とかは無論のこと。
ちらほら表現として差し込まれる部分もお上手でした。
お話から要求されるリアルさをクリアしていながら。
ちゃーんと、センセ独特の美人かつ可愛らしい女性は魅力的で、生き生きと描かれています。
えっち時の高揚感、感情をあらわにした際の激しさ、などがよく表現されてました。
…そんな訳で。
読み進めていった先の展開、衝撃はとてつもないものとなります。
一般ですが直接行為のあるえっち系。
当然、そうしたシーンも多くあったりするのですが…他のパンチが凄いので、あまりウハウはしないと思います。

 【 収録話 】 6話収録

”とある集合住宅群に住まう6女6様。”
~ということで。
同一・ごく身近な世界での夫婦話が次々語られていく、というもの。
基本的に登場するヒロインらは親しく。
…………いちおう、親しく(笑)
たまに集まって会話していたりもするんですが。
自らの生活が壊れていき、次々に転居していくこととなるのでした。
わはは。
なんというか、人妻の不倫エピソードをぎゅっと1冊に濃縮したような感じ
こんな団地イヤだ
実際、描かれているようなことは現実にもあるんでしょうけれど…。
まぁね、ここまで極端なのがずらりと揃うのは、なかなかないだろうなぁ。
前述もしてますが、頻繁にえっちシーンあるのですが。
そちらでの快楽的なものより、様々な事柄で壊れていく、墜ちていく様のが精神にズシンと重くのしかかってくるので。
ハッキリ言って、読後感は重苦しいものになるでしょう。
エロいのに過度な期待はしないように。

浜地真弓、稲垣亜美
※左:浜地真弓、右:稲垣亜美

001:「第1話 101号室●土屋涼子さん」 
5年前に浮気され、離婚していた「土屋涼子」
隣に住む「木本昌子」の旦那と関係をしていたのでした。
1話目なためか、スタンダード(?)に浮気を題材としたエピソード。
センセが描かれる野郎はなにゆえ、こーしたクズが多いのか
こちらでタイトルになっている「涼子さん」は、現在ネトっている真っ最中。
オチでの台詞などもあり、結構トンデモなように見えるのですが。
…まぁ、いいひとですわね。
彼女は単行本を代表するようなキャラで、それがためか後々のお話にもちらほら顔を見せてくれています。
あ、↓表紙でいいお尻見せてくれていたのも、こちらの「涼子さん」ですよ。
(※折り返しに全身イラストがあります。センセ、さすがにお上手)

031:「第2話 109号室●浜地真弓さん」
こちらの「浜地真弓」は現在団地ではなく、庭付き一戸建て。
昔団地に住んでいた様子。
それがため、こちらの彼女はほか人物との接点なく。
お話の毛色としても、やや異なる印象でした。
息子「敬介」の同級生「草太」と関係していた「真弓」
その彼が、8年ぶりに訪ねて来て~というもの。
こうしたパターンもあると思います。
年齢差あるカップルもよく見掛けますし、幸せな日々を送られたりもしてますよね。
ただ、こちらのエピソードにはちょっとした仕掛けがあり。
詳細伏せますが、読み終わった後にはモヤモヤすると思います。
 
057:「第3話 307号室●稲垣亜美さん」
また団地に戻り、こちらは近所で仲良し夫婦、と見られている「稲垣亜美」さんの家庭。
そんな相性の良い2人なのですが…。
実は旦那は浮気好きで、「亜美」はネトラレ好きだったのです。
性癖が歪んでいるカップル話
こんなんは、ひでるさんが成年漫画とかでよく感じるもの。
どっちかの性癖が振り切れていた場合、合わせていく方はだんだんと苦痛を感じることになるだろうなぁ…。
ヤリ過ぎるなよー、っていう所。
こちらの場合、そもそもは旦那が全面的に悪いわね。
「亜美さん」、もう引き返せないと思います。
いっそのこと、そんなん職業にするしかないか。
他ヒロイン「葵」・「楓」らと会話中に、思わず立ち上がって反論してしまう場面が好き。
バレバレだぞ。
 
083:「第4話 506号室●二村楓さん」
こちらの「二村楓」も性癖に問題ある方。
Sちっくなため、離婚歴があり。
現在は婚活(?)の真っ最中だったのです。
性癖を題材とした先の3話の続きとして、ピッタリなエピソード。
会話相手として、「涼子さん」が再登場。
友人としての指摘していました。
うん、彼女はやっぱりいいひとですわね。
こちらの「楓さん」は、本人も言っていたように、ちょっと気の毒
収録ヒロイン中、最も被害が大きいと思います。
こうした漫画なので、やっぱり巧くはいかんわね。

109:「第5話 405号室●河合莉央さん」
旦那の要望で浮気をしている~、という変化球エピソード。
行為場面はパッチリ撮影されていて、彼と共有されているのでした。
特殊な導入で、先がどうなるか読めない、秀逸なお話
ラストでは、あっと驚くことと思います。
ヒントは…前半部分ですわね。
また、苦くて重いオチの一言が最高
いや、こんなんばっかじゃーないですよ。
収録中、ほぼ全編えっちシーンみたいなご褒美回(?)でした。

二村楓、河合莉央
※左:二村楓、右:河合莉央

135:「第6話 新居●海野葵さん」
ついに来ました、各話でうんちく披露していた眼鏡の人妻「海野葵」さんの主役回。
再婚して二世帯住宅を建てた、という彼女もまた団地外に住んでいます。
えー、最後なので、イイ話になっているのかと思いきや。
なるほど、そうかー。
ある意味、こちらの単行本ラストに相応しいお話、ヒロインかもしれません。
ちょっとした希望が打ち砕かれるため、よりげんなりすることと思います。
まぁね、そのうち彼女も思い知らされることになるんだろうなぁ。
結婚前の男性陣は読まない方がいいかもしれませんね。
ちなみに、裏表紙で谷間アピールしているのは、こちらの「葵さん」です。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「大見武士」センセでした。
ちらと、前述もしましたが。
↓表紙のデニムなお尻に釣りあげられました。
わはは。
背景は白いし、タイトルあんなんがため。
てっきり、色っぽい女性がヒロインとなったエロちっくストーリーだと思いましたが。
(※店頭で裏表紙見てないひでるさん)
まさか、こんな重い漫画とは…。
センセも冗談みたいな感じで、あとがき漫画にて描かれていましたが。
なんだか、ダークな方向に突き進んでますね…。
ローションしていた頃が懐かしいです。



みっくすパーティ」


うわさの女 (SPコミックス) コミック 2022/4/14 大見 武士 (著)


★大見武士センセの漫画紹介記事  すべて一般系

かみくじむら ~ぬめりロワイヤル~
 かみくじむらのIF展開。他単行本キャラなども登場するお祭り漫画。
しあわせのくに
 サイバーな近未来社会での…男女のややこしい人間模様漫画てです。
彼女と僕のいえない秘密
 体験投稿っぽい短編集。ちょっと浮世離れしたような世界でした。
かみくじむら
 すべて籤で決まる、閉鎖された村でのエロ・サスペンス。全4巻。
ちょろこいぞ!休刊さん
 エロ漫画雑誌のキャラクターが実体化するラブコメ長編。全1巻。
淑女のひめごと ~オンナたちの都市伝説~
 ”えっち体験投稿”な作品集。語り手が集合して喋り合う描写が斬新です。
ぼくらのふしだら
 いつもと違う陰鬱としたストーリー。えっちサスペンスな長編です。
世にもHな都市伝説
 こちらも、いわゆる”えっち体験投稿”な作品集。5冊目。
ハル姉が僕に××する理由
 和風なファンタジーもの。恥ずかしがり屋な「ハル姉さん」がポイント。
ハルコさんの新妻レシピ
 アダルトグッズ好きな奥様との長編。1巻完結です。
いんデレお姉さん
 えっち体験投稿の漫画化4作目。なかなか手に入りにくくなっているようです。
三ツ星お姉さん
 えっち体験投稿の漫画化3作目。
月刊哀川編集長 1巻
 敏腕・編集長「哀川さん」とのラブコメ長編。
完熟ダイアリー
 えっち体験投稿の漫画化2作目。
完熟マインド
 えっち体験投稿の漫画化1作目。
ろーまじ Lotion Magic ~我が征くはぬめりの大海~
 ローション漫画3冊目。多少連続性あります。
ろーてく Lotion Technique ~輝くぬめりの宇宙へ~
 ローション漫画2冊目。こちらは長編。
ろーぷれ Lotion play ~ぬめりの中の小宇宙~
 ローション漫画1冊目。アパートに住む様々なカップルを描く。


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■変愛リビドー (いちまつ)

★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 巨乳、複数、ラブコメ
・構成 : 8話収録。
・おまけ: カバー裏にあとがき・別絵、加筆修正あり、
     一部描き下ろし「変×変」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「いちまつ」センセの「変愛リビドー」です。

佐木場朱莉
※佐木場朱莉

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
描き下ろしページが存在するのですが、お話に直接付足しをしたみたい。
ジャンルは…巨乳か、複数か…。
ラブコメなエピソードもあるのですが、プレイにはたいがい複数展開があってハード気味
そう強くはないものの、ブラックな色もありますわね。
どちらにしろ、真っ暗な展開にはならなく。
たまにコメディーっぽさもあったりしていて、読み易い仕上がりのお話群。
カバーだけを見ると、相当に振り切れてきそうに感じられるかもしれませんが…。
良くも悪くも、適当な範囲で収まったように思いました。

すっきりとした線での作画。
描き込み・全体の色づきはそれなり、白比率はそこそこあります。
黒色が強めで画面での良いインパクト。
コマ割りにそこそこの変化があり、ぶち抜き・はみ出し多め。
全体では綺麗で見易く仕上がっていました。
背景や小物はあっさり。
良く描かれているコマもあるんですが、基本的には弱め。
特に小物と服装ですね…
人物がリアル寄りなので、個人的にはもうプラス2、3歩の頑張りが欲しく感じました
漫画表現は表情などは良いものの、動きが微妙。
小さいコマ・引き絵も同様でした。
前述したように、人物画は身長の高いリアル寄り。
デフォルメを控えた顔パーツながら、強いまつ毛とうるうる目で可愛く美人な仕上がりです。
ヒロインらの魅力は抜群
バストはたいていの娘が極端なサイズになっていて、もの凄いスタイルになってます。
お好きな方はこれくらい極端な方がいいんですかね…。
カラーでもそう雰囲気は変わらないので、判断は↓表紙でもいいのですが。
カット絵のある裏表紙のが分かり易いと思います。

 【 収録話 】 8話収録

001:「佐木場さんちの男性事情」
誘われるまま、生徒「佐木場朱莉(さきば・しゅり)」と関係を持ってしまった教師。
それは彼女の母に知られることとなり。
取り急ぎ、謝罪に赴いたのですが…母「鈴音」もまた、じわじわ距離を詰めてきたのです。
いきなり母娘のWヒロインです。
苗字「佐木場」なんて、なんらか想像させられるものですが…ファンタジー要素はなく、普通に現代劇。
深読みした人は残念、ハズレでした(←これはひでるさんですね)
冒頭では車内で仕掛けている、エロい「朱莉ちゃん」が実にキュート。
なにゆえ、彼女があんなんかと言うと…母「鈴音さん」がまた、エロエロ主婦なためでした。
町内会の人達とか!」という台詞に注目。
そう、「~」なのですよ、複数系。
それを考慮すると…いちおうまだ1人に絞っている「朱莉ちゃん」のがマトモか。
まぁ、あの年齢の娘、しかも生徒に「セフレ」とか呼ばれてるんですがね…。

021:「あこがれ」
アイドル「あいる」にハマっていた「橙羽(とわ)」
しかし、その彼女はトンデモな流出動画を暴露され、活動できなくなっていったのですが…。
その映像、初めて知った世界に「橙羽」はずるずると引き込まれてしまったのでした。
彼女が容姿を寄せているのだと思いますが…。
推しのアイドル「あいる」とソックリで、ちとややこしいですね。
別人です
裏表紙が「橙羽さん」
漫画の後半は、まさにカバーイラストの通りでして…。
でも、まぁ…当人が望んていたことなので、アレで良かったのか。
あ、ちなみにアイドルの「あいるちゃん」はバスト控えめだったので。
その点では「橙羽さん」のが巨乳でスタイルは断然エロかったです。
趣味合うようなので、そのうち知り会えそうな気がしました。

橙羽、桜穂
※左:橙羽、右:桜穂

045:「おうちじかん」
仕事が在宅ワーカーとなってから、隣に済む娘「桜穂(さほ)」は頻繁にやって来るようになり。
無防備な姿なども見せるようになっていた彼女と、いつからか関係していたのでした。
収録で最も甘く明るい、ラブコメ然としたお話。
先の「朱莉ちゃん」とざっくり雰囲気の似た「桜穂ちゃん」
見事な貧乳っぷりも同様
ただし、あの娘は母親の影響であーでしたが、こちらの彼女は普通の女の子。
可愛いです。
ちゃんと初めての時の風景もあり、良かったですよ。
ちなみに、最終ページでは2人してお風呂なのですが…。
あの後、ふと、どっちも黙って…えっち展開になってくと思う。

063:「変×変」 一部描き下ろし
人と話すのが得意ではなかった「五十嵐桃花」
一方、「木崎」はサッカー部のエースで、人気者でしたが…実は騒がしいのは苦手であり。
静かな場所、で知り合った2人は急速に接近し、付き合うようになったのです。
…と、これで終われば良かったねー、で済むのですけれど。
実は「木崎くん」には変態的な趣味があり。
そんなんに、「桃花さん」は応じていくこととなるのです。
後半は結構ハードなプレイになったりしているのですが。
なんというか、彼の想いは変わることなく…。
「桃花さん」で稼ごうとか、なんとかの悪い思惑はなく、単純にそうした趣味なようでした。
うん、人気者な彼が、「騒がしいの苦手でさ…」とか言ってたのは、こうした性癖も関係してそうね。
闇が深いな
昔何らかあったかしら。
また、「桃花さん」もそうした彼によって次第に開花されていき…。
お互いに相性良いパートナーを見つけれて良かったねー、という素晴らしいお話
ちなみに、↓表紙は「桃花さん」
漫画中にも台詞あるんですが、徐々に伸びていく髪の毛にも注目です。
カバー裏は「桃」となってましたが…「花」の間違いかな。

089:「サマータイムリビドー」
親と共に帰省していた「海李(かいり)」は、従姉「瑠璃」と再会。
微妙な年頃な彼は、ちょっとしたやり取りで彼女を怒らせてしまったのですが…。
その目前には、「瑠璃」の巨大なおっぱいがあったのです。
巧い事バストだけ残った、素晴らしい痩せ方をしていた彼女。
なお、「瑠璃さん」も当初はそんな気なかったのですが、イイ反応する彼がためスイッチ入る展開でした。
自然さあって良いですね。
いいなぁ、「海李くん」
こちらはラブコメちっくでややこしさなく、読み易いお話でした。

111:「大自然部へようこそ!」
大学のため上京してきた「森野ましろ」
同じく1年生の「笹原倫世」と共に、大自然部に所属したのでした。
夏には皆で合宿へ行くこととなったのですが~というもの。
大自然部には結構な人数がおり、彼女ら以外にも女子がいます。
いちおう、その合宿までは普通に活動していた様子。
…少なくとも「ましろちゃん」の周囲は。
後に台詞にありましたね。
合宿にて、女子らは皆ビキニを着用。
新人の「ましろ」・「倫世」の2人は、照れがためかシャツを着用していて。
なんだか体操服ちっくで、これはコレでイイ感じでした(笑)
なお、2人のうち三つ編み・眼鏡でより地味目な「倫世ちゃん」は素晴らしい巨乳っぷり。
シャツの膨らみ具合がもの凄いです。
水着だと、どんなんなってるのか、見たかったなぁ。
一方、主人公位置の「ましろちゃん」は控えめサイズ。
貧乳…というほどではないかな。
いちおう寝ていた彼女は手を出されてなく、そのあたりはいいのですが。
多少の強引さはありましたわね。
いちおう「ましろちゃん」が馴染めて(?)良かった。
オチが可笑しく、それがため読後感は悪くないです。

135:「えっちに撮れてる?」
動画サイトDouTuberの登録などはイマイチ伸びず…。
ふとヒントを得て、内容を妹「葵」のバストを中心としたネタに切り替えたところ大成功。
しかし、それすらも次第に飽きられてしまい~。
どうしようか悩んでいた兄妹は…結局、よりエロ方面に流れていったのでした。
巨乳な妹「葵ちゃん」の制服姿が魅力的。
漫画中ではずっとおっぱい出た状態なのですが…すでに制服内には収まらないのかな(笑)
配信もあるためか、お兄ちゃんとのエロ展開はトントン拍子に進んでいます。
これもそのうち飽きられるんだうなぁ。
次どうする。

大自然部「森野ましろ」、妹「葵」
※左:大自然部「森野ましろ」、右:妹「葵」

151:「ムネいっぱいの愛を。」
隣に住む幼馴染み、友人「千晶(ちあき)」の父親。
三カ月前、酔っていた彼と強引に関係してしまった「恵麻」でしたが…というもの。
台詞から、母親はいないらしく、男手1つで姉弟を育てている様子。
(※合間にはなかなかイイ父親しているらしいシーンが差し込まれていました)
まぁ、色々と鬱屈したものがあるんだろうなぁ。
…でね、漫画では彼の100%過失で、「恵麻さん」とえっちしてしまった風になっているのですが。
たぶんね…彼女が意識的か無意識的にか、ちらちら誘うような言動をしていたのではないだろうか。
「千晶ちゃん」がボーイッシュな娘なので、また「恵麻さん」のエロい感じが際立っていたんでしょう。
やたら大きいブラが面白いです。
せめてあれで終わっていれば良かったんですけれど、オチがまた黒々しいですね…。
そのうち大変なことになるぞ。

ちなみに。
「恵麻さん」のルビが、最初は「えま」、次のページでは「えな」となっていて気になりました。
後者が誤字ですかね。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「いちまつ」センセでした。
当ブログでは「ちちまつり」、「オンナノスキマ」などを紹介しています。
こちらでひと区切りの5冊目な様子。
正直なところ、↓表紙のあんなんは得意でないのですが。
(※肌に文字書いたりするのがダメなのです)
ふと「ワニマガジン社」さんHPで見た、サンプル画に引っぱられました。
撮れてる?の「葵ちゃん」と佐木場さんちの「朱莉ちゃん」ですね。
そのうち、やっぱり「朱莉ちゃん」かな。
「桜穂ちゃん」も良かったんですが、なんというか彼女の妙な妖しさに撃沈しました。
…センセ、貧乳系でまとめても良いのではないでしょうか。


みっくすパーティ」


変愛リビドー (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2022/5/17 [アダルト] いちまつ (著)


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■これから姉弟でいいことしよっ (音音)

★まんがデーター [13.0/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] お姉さん、ラブコメ、近親、コスプレ
・構成 : カラー(4P)、10話収録
     (※描き下ろしで連続が2話あります)
・おまけ: あとがき、カラー描き下ろし1話、描き下ろし1話。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「音音(おとね)」センセの「これから姉弟でいいことしよっ」です。

三つ編み姉
※三つ編み姉

 【 構成・絵柄 】

収録10話のうち、描き下ろしが2話。
その追加部分は、後日談とかでなくプラス・えっちシーンみたいなもので。
読者に優しい仕上がりです
その他は…タイトル似てますが、全て短編。
全ヒロイン、キッチリお姉ちゃんとなってます。
しかも、広義のソレでなく、全て実姉
漫画はラブコメ調で、またお姉ちゃんらは様々なコスチュームを着ていて。
コスプレっぽい色もありました。
なお、近親ネタに対するアプローチは各話で多少異なっているんですが。
おおむね肯定的で、甘めなもの
いちおう、ドロドロするようなブラック展開はないので、安心して読むことができます。
逆にそうしたややこしいストーリーを期待する方には合わないでしょう。

強い曲線での作画。
描き込みはそこそこ。
全体の色付き良く、色彩はデジタル特有のテカテカしたもの。
大き目なコマ割りで、はみ出し・ぶち抜きが多め。
コッテリ系な味わいでした。
↓表紙そのまま、人物絵は可愛くむちむちとしたスタイルで良いのですが。
漫画は表情・動きが微妙に硬く見えていて。
なんというか…全体力が入り過ぎで、ギクシャクしているような印象でした。
背景とか小物も同様。
全然悪くはないのですが、もうひとレベルに達していないような…。
ひでるさんは終始そう感じてしまい合わなかったのですが。
また異なる感想を持たれる方も、間違いなくいると思います。
判断については、原稿が直接確認できる「コアマガジン」さんのHPがオススメです。

 【 収録話 】 10話収録

003:「カラー描き下ろし」 カラー原稿
007:「お姉ちゃんに甘えてみる?」
大会が近い姉の練習に付き合わされた弟「史希」は倒れてしまい。
介抱されていたところ…好意か母性か、彼女の身体にとある異変が起きたのでした。
こちらのお姉ちゃんが↓表紙の娘。
競泳水着姉ですね。
そもそも非常に仲の良い姉弟だったためか、えっち展開はごくスムーズ。
お姉ちゃん、ごくあっさりおっぱい露出させてましたね…。
いちおう学校(?)のプールサイド(野外)な筈なのですが。
なお、起きたとある異変が何なのかは秘密。
描き下ろしのカラー漫画は4ページ。
えっちシーンが彩色原稿で見れました。

競泳水着姉、テニス姉
※左:競泳水着姉、右:テニス姉

033:「姉弟じゃダメ」
197:「単行本特典描き下ろし」
弟の想いを断り切れずに受け入れてしまい。
彼が独り暮らしした後もその関係は続いていたのでした。
三つ編み姉ですね。
裏表紙にも登場しています。
まぁ、あの冒頭シーンですが…。
これまでの関係から、えっち発展しない方が嘘ですわね。
絶対に彼女も覚悟してる筈。
なっちゃんダメだよ…
タイトルにもあるように、お姉ちゃんの「ダメ」という単語がポイント。
なるほど。
巻末の描き下ろしでも2人のえっちなんですが、そちらでも「ダメ」を連発していました。
もう口癖みたいなんか。

055:「姉弟のその後」
小さい頃、好奇心からの真似事は…。
成長した今では、2人してえっちすることが日常化していたのでした。
学校でふと呼び出された「寛貴」が部活まで行ってみると~という導入部。
テニス姉ですね。
ポニーテールの良く似合う、さわやかスポーツ女性でした。
いちおう通常部活だと思うんですが、お姉ちゃんはバッチリ試合着で。
ちゃんとアンダースコートも着用していました。
ひらひらです(笑)
もう、完全にそんなん好きな人のための漫画ですよ。ええ。
ラストページの甘さに悶絶してください。

075:「姉弟で縁結び」
姉から「初詣一緒に行こうよ」と言われていた弟「晴斗」
社務所に呼び出された彼が向かったところ、巫女装束のお姉ちゃんがいたのでした。
巫女姿でのえっちなのですが。
お姉ちゃんは金髪(たぶん)・日焼けのギャル女性で。
妙ちくりんな姿が最大のポイントです。
こちらのお姉ちゃんは弟にラブラブなので、”縁結びの神様”ということでえっちに誘っておりました。
妙ちくりんではあるものの、ちょっとはだけた姿は日焼け跡も見えたりしていて。
えろえろしくて良いですね。

099:「姉弟なのに!?」
真面目で優等生な弟「和弥」を極端なほどに守る姉。
ふとした会話から意味を取り違えたこともあり、妙な方向になってしまうのでした。
前話のお姉ちゃんはギャルでしたが、こちらはヤンキーちっく。
でかいバイクに乗る格好良い女性です。
ただ、触られた際のリアクションはごく可愛らしく…あるいはコッチのが素なのかな。
発言から察するに、初めてっぼかったです。

125:「以心・伝心・姉弟」
弟「奈緒也」でも”何を考えているか分からない”という、ポーカーフェイスな姉。
そんな彼女から、学校で不意に抱きかかえられた彼は…。
無人の部屋にて驚くべき発言を聞くこととなるのでした。
こちらのお姉ちゃんは冒頭話の彼女と似た髪型なのですが、完全に右目が隠れており
収録のヒロインで、彼女が最もお気に入り。
先ほどポーカーフェイスと書いていますが、どっちかというと終始ぼーっと心ここにあらず~という感じ。
大柄な体格で、「奈緒也くん」とも身長差があり…。
彼、あっさりお姫様抱っこされています。
(※「奈緒也」が背伸びして、ようやく彼女のおっぱいに到達するという身長差)
そうした体格差好きな人にも刺さるかな。

ギャル姉、ポーカーフェイス姉
※左:ギャル姉、右:ポーカーフェイス姉

149:「お姉ちゃんの愛し方」
姉「千佳」・弟「圭太」それぞれでお互いを想っていたところ。
ふとした切っ掛けから弟の気持ちを知り…そのまま突っ走ってしまうのでした。
ようやく両想いが判明したこともあり、本編はほぼえっちシーン。
それを経てのオチが良いですね
ぞくぞくしますよ。

167:「お姉ちゃんしか見えない!?」
”誰もが振り返る美女”と評判の「本郷真琴」
しかし、その弟「拓真」は…当然ながらその対象外だったのです。
それがどうにも気に入らない「真琴」は、色々とアピールを開始するのでした。
姉弟の関係でもある、という「拓真くん」の発言は当然。
チヤホヤされるあまり、「真琴さん」がちょっと…おかしくなってる感じよ。
どこから持ってきたのか、エロメイド服みたいなの着ていました。
彼女、車で通学しているようなお嬢様だったので、あるいはそういう使用人がいたりするのかしら
成年漫画なんで当然ながらえっち展開にはなるのですが、「拓真くん」はギリギリまで頑張っていましたよ。

 【 その他 】

そんなこんなで、「音音」センセでした。
当ブログでは「姉は嫁 」を紹介しています。
今回は…5冊目でいいのかな。
6年振り、とのことでしたが、区切りの冊数おめでとうございます。
おそらく、ひでるさん以外にも多いと思うんですが。
はい、↓表紙に釣り上げられました。
あれは…買うよね(笑)
表紙から続く本編が、その続きっぽいシーンというのは、サービスかな。
完全に脱がさないのはGood。

これから姉弟でいいことしよっ

これから姉弟でいいことしよっ (メガストアコミックス657) コミック, 2021/6/30 [アダルト] 音音 (著)
※現在アマゾン登録なし(21/08/22)


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■あなただけの雌になる (いだ天ふにすけ)

★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ブラック、ラブコメ、コメディー
・構成 : 初単行本、9話収録(うち「業務」×2話)
・おまけ: あとがき、加筆修正あり、
     カバー裏に簡易的な相関図・メイドコスへの反応。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「いだ天ふにすけ」センセの「あなただけの雌になる」です。

土野こじま
※土野こじま

 【 構成・絵柄 】

収録中には1つショートがあり。
そちらが収録話のおまけ話みたいなものなので、唯一の連続話です。
ほかは全て短編での構成。
…なのですが。
カバー裏にある相関図が示すそのまま、各話は同一世界のエピソードになっており。
本編へのゲスト出演とか、街中にふと居たりしていました。
1回目はそのまま、2回目は双方見ながら読むと2度楽しめると思います。
漫画は、ざっくりではラブコメで良いと思うんですが。
一部設定、センセの特徴的な人物画、そして漫画の描き方・表現(←後述します)がため、じんわり広がるブラック色~というイメージが強いなのです。
超重量ではないのですが、心なしか重め~くらい。
ほら、「藤城清治」さんの影絵見て、じんわり感じる怖さみたいな。
(…この表現で分かりますかね??)
よくよくじっくり読んでいくと、深い愛情が感じられ。
また、ちょっとした際の崩しがため、そうかラブコメか、と言う結論に至る…みたいなん。
(※そうでないのもあります)
変化球ストーリーですわね。

そうしたストーリーに負けず、わざわざ書く必要もないくらいに特徴的で独特なタッチ
あちこちデフォルメは大きく。
ぱっと一言で表現するならば、4コマ漫画のようなサッパリとした雰囲気、ですかね。
漫画は崩しが多く、コメディーちっくな表現だったりするのですが…。
そうした感じなのに、しっかりエロスしているのは凄い
(※成年系なので当然ではある)
また、前述したように、ブラックだったり、ぱっと明るく楽しく見えたり、当てる光によって様々な色に変化~みたいな漫画ですね。
コメディー色は結構強く。
全編真っ暗でないだけ、逆にふとしたタイミングでぞっとさせられたりして。
何とも言えない恐怖や不安~みたいなのもまた感じるのです。
カバーで言えば、↓表紙よりも裏表紙のがイメージつき易いかな。
しっかり色の細い曲線での作画。
全体の色付きは丁度良く、黒色は濃いめ。
描き込みはサッパリ。
コマ割りは細かく変化もあり、はみ出し・重なりちらほら。
人物絵はまんじゅうのような輪郭、深い黒目が独特。
また、ギザギザな歯、ぐるぐる目など、前述したようにはっちゃけコメディーみたいな漫画表現であり。
なんというんだろう、たまに狂気を感じました。

以上、お話・作画共にかなりはあるので、人は選ぶと思いますが…。
他で滅多に見られない、オンリーワンなものなので、ちょっとでも興味沸いたならぜひぜひお試しいただければ。
センセの独特さが癖になっていく、高い完成度の1冊ですよ
あるいは今後とてつもなく巨大な存在になっていくかもしれません。

 【 収録話 】 9話収録

001:「ずっと前からあなたの事を」
「喜助」が再会した、大学時代に同サークルだった知り合い「柳船子(やなぎ・ふなこ)」
そんな彼女から、
ホテル…行きませんか?
そう誘われたので、「話題になるか」というくらいの感覚で1回関係したのですが。
なんのかんの、それが続くこととなっていたのでした。
ギザギザ歯の「喜助くん」は容姿そのままのSちっく男子
彼女が鈍くさいこともあって、プレイはややハード気味なのでした。
一方、冒頭で”もともと好意をもっていた~”、みたいな発言をしかけていた「船子さん」
その時は言いかけ途中だったのですが…。
正確な台詞(発言の続き)は、漫画の後半にて描かれています。
オチでのくだりともども、それまで彼女が一方的にえっちされていた、というイメージがガラリと崩れさります。
ちょっとブラックっぽい雰囲気に、可愛らしいヒロインの奥に見えた妖しさ…と、この単行本を象徴するような1話です。

柳船子、新人「生田ミノ」
※左:柳船子、右:新人「生田ミノ」

021:「業務」
042:「業務時間外」
新入社員の教育係となった「杉村」
担当する新人「生田ミノ」は不愛想で遠慮のない、可愛くない娘。
…でしたが。
飲み会後に意外なことになっていくのでした。
実はドMで、えろえろな裏の顔をもつ「生田さん」
学生時代からだそうです。
ううむ、何があったか知らんけど、闇深そうだな。
なにがあったんだろう。
あの、会社でしれっとした態度・対応だった彼女があーも乱れる様がポイントでしょう。
とりあえず相性は良いようね。
ただし、漫画前半にもシーンがちらと描かれていたように、ちょっと際限がなく。
今後、どっかで問題になりそう。
続く「業務時間外」は3ページのショート漫画。
ヒロイン「生田さん」の日常、1日の風景が描かれています。
えっち以外、ごくごくフツーで楽しい。
いちいち泊まらずに帰るところとか。
ああした関係ですが、結構好意もあるのではないかなぁ。

045:「他人みたいに」
7年振りに実家へ帰省した「小鞠」
久しぶりに再会した弟「真央」はやたらデカく、力も強く…。
もともと見知っていた彼ではなくなっていたのでした。
姉弟の近親話。
7年ですか。
漫画は「小鞠さん」視点なので、弟「真央くん」の変化が主になっていたのですが。
ちらほら描かれていたように、家を出た際の彼女もまた完全に別人。
うーん、姉弟関係もぶっ壊れるか…。
普通、女の子のが連絡するなり帰省するなり、こまめにやりそうな気がするのですけれど。
…そのあたり、何かあったのかな。

065:「引退試合」
課題終了後の飲み会にて。
「野田」は”えっちな動画で稼いでいる”、とカミングアウトしてきた友人「山梨いちこ」から、とあるお願いをされたのでした。
ごく親しい友人のそうした姿を見るというのは、なかなか複雑。
テンションは上がるかなー。
ただ、この2人はもともとよくツルんでいたようで、お互いの距離感は近く。
エロ動画の手伝いをする、という切っ掛けがぶっ飛んでいるだけで、告白みたいなもんですわね。
冒頭での発言、カミングアウトも実は結構考えた末のものではないか。
(※無論、オチにもあるように、彼女にはそうした性癖があるんでしょうが)
彼も想いとは裏腹にだいぶ慎重なようだったので、いい雰囲気にならかったのかな。
とりあえず、一歩踏み出せて良かったねー。

085:「犬は手を噛まない」
幼馴染み「ヒロミ」が振られたらしく。
「土野こじま」はその愚痴に付き合っていたのですが…。
だいぶ酔っていたこともあって、何があったのか記憶にはないものの。
目覚めた周囲には、明らかに昨夜致した証拠が散らばっていたのでした。
プレイとセンセの描き方がため、分かり辛いですが。
これは、ベタベタに甘いラブコメ話ですわね。
描かれてたギザギザ歯はここで役に立つのか(笑)
ちっちゃい頃からあたしの周りをうろちょろしている~」とは、冒頭での「ヒロミくん」評。
お互い、ごくごく近しい存在ではあり。
また、逆に近すぎた故に気付かなかっただけ、でしょう。
彼を振ったという相手「白山」さんとの会話からのくだりが秀逸でした。

105:「仲良くしてね」
職場の後輩で1つ年上な「由野あやめ」と「堀田むすび」のセフレ話。
色々味付けはともかくとして、これは…甘いカップル関係に見えました。
なにゆえ普通のラブコメ・ストーリーにならないのか(笑)
…セフレだからか。
えっち・性癖の相性は抜群に良いようだったので。
もう、告白してごく普通に付き合えばいいのになぁ。
まだなんか壁があるのかしら。

127:「ただのうまい話」
先輩から呼び出された「スズリ」
彼は奥様を伴っており。
曰く、
嫁とさぁ、寝てほしいんだよね
内容はそうした妙な相談だったのです。
詳細不明の、モヤモヤっとさせられるお話。
最後のくだりを見る限りでは、単純には子ども目当てだったようなのですが。
当初は条件を出していたものの、途中ではそんなんすっ飛ばされていて。
オチの1ページがまた、なんとも心に引っ掛かる、秀逸なエピソードでした。
果たして次はあるのか。

姉「小鞠」、人見さんちの奥さん
※左:姉「小鞠」、右:人見さんちの奥さん

147:「苦いならいくらでも」
嫁にした女はいつも優しく笑っている。
~そんなモノローグで始まる「人見」さんちの奥さんエピソード。
単行本のラストに、またぐるぐる考えさせられるようなお話ですねー。
ただ、こんなんは非常にリアル。
あの笑顔可愛い奥様の、ふと垣間見えるダークサイドが実に重い
いちおう、オチを見るかぎりではいい結果だと思われ。
一安心でした。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「いだ天ふにすけ」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
なんとなく気になる↓表紙で…。
何の気もなく、ふと購入させていただきましたが。
いやあ、冒頭話から驚いた。
これは凄い。
(※実は、カバー裏の相関図にも衝撃を受けました。繋がりあるとは…ほかに気を取られていて全然気付けなかった)
前述したように、もしかしたら以降の成年漫画の歴史を揺さぶるような存在になっていく…かもしれません。
次巻がどんなんなるのか、今から楽しみです。



雌になる


あなただけの雌になる (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2022/4/29 [アダルト] いだ天ふにすけ (著)


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■ボクんちのメイドさんたち。 (7zu7)

★まんがデーター [9.5/20.0]
・絵柄 :●●◎○○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●○○○○
・属性 : [一般] ラブコメ、メイド、巨乳
・構成 : 7話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、折り返しに著者近影、カバー裏にあとがき漫画・別絵、
     描き下ろし「番外編:亜梨紗のファッションショー」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「7zu7(なずな)」センセの「ボクんちのメイドさんたち。 1巻」です。

ヒロイン特集①専属メイド「黒椿亜梨紗」
※ヒロイン特集①専属メイド「黒椿亜梨紗」

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
2巻以降へと続く長編ストーリーです。
SNSで総閲覧数1000万PV越え!
…という、人気漫画の単行本化。
描き下ろし漫画が収録されているのがポイントですね。
メイドと坊ちゃんの主従逆転ラブコメ。
詳しくは後述しますが、似た感じの漫画は既にあり
こちらならではのオリジナリティ、といった点で目を引かれるようなものはありませんでした。
漫画の売りはえっちっぽい描写
一般系で、直接行為などは描かれないものの、それを示唆するような言動は多く。
通常時から大きく胸をアピールした服装で、脱ぐことも頻繁。
全裸シーンなどあったものの、バストトップは描かれず。
改めて見返してみると、パンチラとか下着描写はないんですね。
ちょっと意外。

強めな線での作画。
描き込みはあっさり気味。
全体の色付き、濃淡加減はそこそこ。
適度に白比率があり、見易い仕上がりです。
コマ割りは変化少なく、比較的大き目。
枠間などもだいたい確保されています。
漫画はコメディ―ちっくなもの。
崩しもちらほらあります。
個人的には、コマの繋がりで分かり辛さを感じました。
背景や小物はよく描かれていて、こちらは問題ないのですが。
肝心の人物絵がばっさりとした描き方
やや乱雑に見える線画で平面的。
よく描かれているコマもあるのですが、漫画のだいたいは…どうにも力加減が弱く見え
↓表紙のイメージとはほど遠いものになってます。
極端には仕上げ作業前みたいな印象。
また、問題なのは最大の売りであろうエロス部分。
前述したような描かれ方であるため、女性特有の柔らかな曲線はなく。
おっぱいなども、まるで魅力的には感じられず…。
たまに、ただパランスが悪いだけ~程度にしか見えませんでした。
また、アクション大きめの絵については、どうにも不自然さがありました。
店頭で判断するのではなく、よくよく吟味してからのが良いでしょう。

 【 収録話 】 7話収録

「日向祥太」付きの専属メイド「黒椿亜梨紗」
家事のほとんどを完璧にこなす優秀なメイドでしたが…。
なにかとえっちな事を仕掛けて来るので、どうにも困っていたのでした。
ざっくりですが、だいたいそんなん。

屋敷に住む坊ちゃんと、えっちっぽいメイドさんのラブコメ。
…そうですね。
知っている人ならば、当ブログでも紹介している「最近雇ったメイドが怪しい/昆布わかめ」と、どうにも重なります。
先にどっちを読んでるか、でも評価変わりそうだなー。
当然ながら、まったく同じではないものの。
読んでいる感覚としては、ほぼ同テンション。
そうなると…。
ごめんなさい。
後に読んだこちらは、その劣化版としか見えませんでした。
単行本化の際に、出版社さんはそのあたり考えなかったのかな…。
(※ちなみに、「最近雇ったメイドが怪しい」はガンガンコミックスJOKE、スクウェア・エニックスです)

そちらとは異なる部分。
メイド「亜梨紗さん」のえっちアピールがより露骨であること。
からかわれて困惑している「祥太くん」ですが、明確に好意を抱いていること、あたりですかね。

ヒロイン特集②「亜梨紗さん」の別ファッション
※ヒロイン特集②「亜梨紗さん」の別ファッション

露骨なえっちアピール。
1話目冒頭から全裸で横に寝ていますね。
…まぁ、このイベント早すぎって気もしますが……最初のインパクトは必要か。
ちなみに、「裸で抱き合えば~」とか発言してましたが。
絵的には、単に横で寝ているだけでした。
もっと腕回すとかしていても良かったのでは。
また、過去回想ではキスのくだりがあります。
その頃に、あーんなんを済ませているならば。
現在は、あちこちタイミングで頻繁にキスさせたりしても良かったのではないかなぁ。
ショッピングモール出掛けた3話みたいなのね。
そのほか裸エプロン披露(2話)、目前で全裸になる(4話)、ほかメイドのおっぱい露出させる(4話)など、いろいろ。
作中、彼は何度か「亜梨紗さん」のおっぱい触ったりもしてますね。
(※しかも、目隠しで彼女のおっぱいを触り当てている)
羨ましい。
ちなみに、2話では「亜梨紗さん」が「スマタ」とか言っており。
それに対する「祥太くん」は引いていたのですが…。
意味分かってんのかな。
周囲年上のメイドばかりだから、多少マセてるのかしら。
1話では「朝勃ちの処理」とか言われてたり、5話では”保健体育の授業は教師が女性なので意識してしまう”~みたいな発言もしてましたわね。
いくつだ。

そんな訳で、「祥太くん」は当然ながら彼女を好いており。
早く大きくなって役にたちたい、と願っていました。
えっちなんは、”一人前の好きな人とするべき”、なーんて考えもしてますね…。
ああして、屋敷内に多くの若いメイドさんらを働かせてる(※ベテランな方もいたが)旦那の子にしては、ずいぶんと可愛らしい思考
よほどしっかり教育されてたのかな。

なお、屋敷はかなりの規模で豪華でした。
「祥太くん」は相当なお坊ちゃんであることが伺えます。
(※その割に、普通っぽい学校へ通っていて、登校の際にに誰かしらが送るく~などもない様子ですが)
ちなみに、まだ両親は直接登場していないものの、会話などには書かれていて。
どちらも健在であるようでした。

ヒロイン特集③えろいぞ、「亜梨紗さん」
※ヒロイン特集③えろいぞ、「亜梨紗さん」

そうした所のお坊ちゃんですから…。
5話で登場していた、その他メイドさんらがおっぱい触って貰えなかったことにガッカリしているところからも察せられるとおり。
巧い事あの子と懇ろになれば、雇われる立場から雇用側になれるかもしれません。
そりゃー、専属の立場をフル活用して、少しでもどうにかなってしまえ~、と考えるのは当然ですよね。
そんな感じで漫画を読んでしまう、悪い大人です。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「7zu7」センセでした。
初の一般漫画だそうです。
おめでとうございます!
ひでるさんは今回が初見。
…はい。
↓表紙に釣りあげられたのは私です…。
それにプラスして、紹介帯の文言
Sっ気クーデレメイドに朝から晩まで迫られて困る
~の文言んがお上手でした。
そりゃー、手出すのも仕方ないでしょー。
さすがに、ずっと↓表紙のクオリティを求めることはしませんが。
実際の漫画部分があの感じだと…正直なところ厳しい。
一般えっち系くらいまでに引き上げた方が良かったのでは。


メイドさん



ボクんちのメイドさんたち。 (1) (バンブーコミックス) コミック 2022/4/30 7zu7 (著)

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■OVER!! (Hamao)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、ショートカット
・構成 : カラー(4P)、12話収録(うち「アヴェンジャー」×2話)
・おまけ: カバー裏にあとがき漫画「あとがきにかえて。」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「Hamao(はまお)」センセの「OVER!!」です。

クラス委員「山田さん」
※クラス委員「山田さん」

 【 構成・絵柄 】

収録は12話と最近では多め。
なお、1話はカラー原稿のショートなため、実質では11話ですかね。
ちなみに、そのカラー漫画は前回単行本収録話の続きもの。
ほか、前後編の連続、同キャラ出演エピソードなどもありました。
基本的には甘いラブコメ話。
ほとんどはそんなんなのですが、数で言えば3話ほどは毛色の異なるもの
まぁ、だいぶ口の中は甘々としてる筈なので、お口直し的に考えていただければ…。
即えっちな短編でも読み応えのある仕上がりです。
皆さん可愛らしいですよ。

柔らかな曲線での作画。
細かい描き込みで、全体の色付きはそこそこ。
濃淡は濃い目だと感じます。
ある程度変化のあるコマ割りで、はみ出し・ぶち抜きがちらほら。
そこそこに白比率が高く、見易い仕上がり。
各話の色がためかそれぞれ多少タッチが異なっていて、ぱっと見の雰囲気が変化してます。
大きい擬音が特徴的で、漫符など漫画は概ねラブコメ調。
背景や小物、また服装なども質感あって優れていて。
全体的にバランス良いため、絵の座り良く安定していました。
人物絵は広めな輪郭と、きゅっとした大きい黒目の可愛らしいもの。
顔パーツは極端なデフォルメでなく、鼻もしっかり描かれていて。
可愛く、むちっとした肉感で健康的な魅力があります。
特におっぱい描写はぽーんと張りのある綺麗な形の素晴らしいものですよ。
判断については、カラーと極端には変化ないので、↓表紙かカット絵も見れる裏表紙が良いでしょう。

 【 収録話 】 12話収録

001:「chocolat de doux」 カラー原稿
カラー原稿で3ページのショート。
別れた2人がよりを戻し、仲直りえっちです。
えー。
タイトルから察した方、そのとおり
こちら、前単行本「ショコラ」の後日談なのです。
できればそっちに収録してほしかったなぁ。

005:「Over」
飲み会の際に声を掛けてきた会社の新人「彼方乙女(かなた・おとめ)」
積極的で、慣れた感じの彼女に誘われるまま付き合っていたのですが…。
色々してくれるため、逆にちょっとした不安感もあったのです。
こちらがほぼ表題作。
色々と考えてしまっている彼は、仕方ないことと思います。
ただね、たぶん…「乙女ちゃん」はかなり頑張っているんではないかなぁ…。
ちょっと彼女視点でのお話が見たいですね。
まだ完全に素を晒していないのでは、と感じました。
後半の「…え?」の時くらいかしら。

新人「彼方乙女」、幼馴染み「舞衣子ちゃん」
※左:新人「彼方乙女」、右:幼馴染み「舞衣子ちゃん」

025:「かわいいひと」
いつものように、幼馴染み「ヤス」に勉強を教わりに来ていた「舞衣子」
彼と揉めている真っ最中で、そうした話題になり…。
ふと、彼がちょうど良い相手であると気付いたのでした。
いっそ、ホントに浮気しちゃう?
とりあえず、お話は置いといて。
こちらのポイントは、「舞衣子ちゃん」の濃いいアンダーヘアだと思います。
たぶん。
普通こんなもんだからな!
とは当人の発言なのですが。
この単行本、ひととおりを見るかぎり…。
残念、「舞衣子ちゃん」のソレは、明らかに濃い目に描かれてましたよ。
わははー。
お好きな人はあれでぐさー、と刺さること請け合い。
ちょっと遠回りしてましたが、これで相手がキチンと認識できたかな。

045:「look like」
「口木天満(くちき・てんま)」と付き合うクラスメイト「能見慶子(のうみ・けいこ)」
緊張しいで表情は硬く、”何か怖い”、”ロボットのよう”などと評されるほど。
当人は彼と付き合ってから、だいぶ柔らかくなってきた自覚があったのですが。
同時に、自らがクールに見える部分を好いてくれているかも、といった考えもあり~。
えっちの際にどうなってしまうのか、悩んでいたのでした。
極端キャラで面白い
また、細身なイメージでしたが、バストは非常に大きくて。
彼が思わず喉鳴らすのも当然(笑)
あまり変化ない表情と、リアクションたっぷりの心の声をお楽しみください。
まぁ、えっちで表情崩れるなんて、嫌な男性なんていないですよ。
…たぶん。

065:「Wellcome!」
友人「翔」の姉「美羽」と付き合う「虎太郎」
関係は彼には秘密にしており。
彼の家に遊びに来ていた「虎太郎」は、トイレに立った際に「美羽」と鉢合わせ。
その部屋に誘われたのでした。
ショートカット、黒セーラー服姿の「美羽さん」がキュート。
彼女から告白したようです。
このくらいの年齢な男子が、年上の女子から告られるというのは…もう、そりゃーたまんないだろうなあ。
しかも友人の姉で美人ですから。
2人はもうだいぶえっちも慣れた感じでしたけど、どっちがドー誘ったのかしら。
やっぱり「美羽さん」かな。
彼からすれば年上であるものの、まだまだ成長中。
スタイルは可愛らしいものでしたよ。
えっち直後の展開がイイですね
そりゃ、いかに鈍い男子でも気付くだろうなぁ。

085:「Prepayment」
土砂降りの中、傘も差さずにいたクラスメイト「三輪優華」
思わず声を掛けた「今田」は、
家の鍵を川に落とした
そう言う彼女を雨宿りさせることとなったのでした。
収録で特に異質な、妖しい・怪しい空気漂う1話。
まぁ、学生なのに…しれっとした表情で、全裸で迫って来る~というのは、闇が深い。
「今田くん」はまた、トンデモないもの拾っちゃったなぁ。
プレイもぶっ飛んでますね…。
紹介帯には、”とことこんイチャイチャ”とか書いてるのに。

103:「大上さんちの日未子さん」
一泊二日の旅行から帰宅したカップルの風景。
旅行先のアレコレでなく、帰宅後を描くのは珍しいですね。
「日未子」さんの提案で、お風呂えっち。
もう勝手にして、というラブラブなプレイでした。
彼女はまたむちむちとしたスタイルでして。
いかにも抱き心地良さそうですね。
いいなあ。

119:「Allegro moderato」
同じクラス委員の「山田」から告白され、付き合うこととなった「大清水」
昨日は彼女と初えっちを済ませたのですが…。
翌朝以降はその光景がちらつき、どうにも落ち着かないのでした。
そりゃー、そうでしょう(笑)
こうした際、普段と(表面上は)同じように接することができる女性は凄い。
男なんて単純な生き物なのですよ、ええ。
あまり性的な雰囲気のない「山田さん」ですが。
画面での状況などから察するに、えっち仕掛けたのは彼女から。
控えめなバストと初々しい反応が可愛らしい。
オチでの一言が秀逸
今週末は…玄関入って即えっちになるのでは。

135:「Take care of myself」
双子の兄妹「夏樹」と「冬華(とうか)」
母親と三人暮らしでしたが、親は夜勤続き。
いつしか、2人で慰め合うようになっていたのですが、最近はマンネリ気味。
それを打破するべく、「夏樹」はとあるモノを通販したのでした。
いわゆる電マプレイな作品。
「冬華ちゃん」は思いっきり引いていましたが…。
いや、こうした刺激は必要よ
…近親とかの倫理的なことはこの際抜きにしてね。
先の「山田さん」に続き、ロリっとしたスタイル・下着の「冬華ちゃん」が実にキュートでした。

「能見慶子」、妹「冬華ちゃん」
※左:「能見慶子」、右:妹「冬華ちゃん」

151:「straying」
クラスの皆で旅行中。
「葦田翔(あしだ・かける)」は「下野綾乃」から告白されたのでした。
ざっくり書きましたが、2人の間には色々とあって。
特に返事も聞かぬまま、えっち突入してます。
うん、どっちの気持ちも分かる・分かる。
特に男子側。
熱い真面目なイイ男子じゃない。
良かったねぇ。

ちなみに、2周目で気付きましたが。
こちらの「翔くん」と「木根」さん、「Wellcome!」にてゲスト出演してましたね。

17:「アヴェンジャー」 前後編
”他種族の生命エネルギーを糧としており、粘膜接触で吸収する”
~という「サキュバ星人」
あちこちで女性を襲っていた彼らを追う地球所属の惑星間保安官「漂木早紀(ひるぎ・さき)」でしたが…。
逆に捕縛されてしまったのでした。
現代とは若干異なる世界でのエピソード。
惑星間保安官がどんなんか知りませんが…まぁ、単独行動は問題だわね。
ちらと顔を見せていた同僚の娘がちょっと可愛かったのですが、出番少しだったのが残念。
(※褐色肌・トンガリ耳で、彼女もまた別種族っぽいね)
捕らえようとした「サキュバ星人」が逆にを仕掛けていて。
それに落ちてしまうのが切っ掛け。

2周目にて改めて確認していくと、あちこちに前フリがありました。
全然気付かなかったです(笑)
捕まってしまった「早紀さん」の見事な逆転劇は後半でお楽しみください。
なるほど、と納得感ある展開でしたよー。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「Hamao」センセでした。
当ブログでは「スイーツスウェット」、「きらきら」、「キャンディドロップ」、「温かくて柔らかくて」、「ショコラ」…などを紹介しています。
今回のあとがき漫画に、色々と描かれていました。
このお上手な方が、と驚き。
まぁ、漫画業界も色々と大変なんだろうなぁ…。
雑な~」とか謙遜されてましたが、それでこのクオリティなのだから凄い。
次回作ぜひ頑張ってください。


 

みっくすパーティ」


OVER!! (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2022/4/29 [アダルト] Hamao (著)


OVER!!


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■アナタとがちんこ対決 (軽部ぐり)

★まんがデーター [17.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] コメディー、ラブコメ、巨乳、積極的、ギャル
・構成 : カラー(8P)、8話収録
     (うち「本日のがちんこ対決!」×2、「淫シリーズ」×2)
・おまけ: あとがき・イラスト「ユイカさん日銭を稼ぐ」、
     カバー裏にラフ絵、加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「軽部ぐり(かるべ・ぐり)」センセの「アナタとがちんこ対決」です。

もこちゃん
※もこちゃん

 【 構成・絵柄 】

収録は連続とシリーズもののほかは全て短編という構成。
8話あって各話も長めではあるものの。
ショートもあるので、単行本としてはやや薄めかな、という印象です。
読んでいてボリューム不足という感じはなかったですけどね。
ジャンルは…コメディー感が最も強いですかね。
ヒロインら女性陣がやたら積極的で、そんなんがまた良い可笑しさに繋がっています。
テンション高いので、読んで元気が出そうよ。
当然ながら、エロス感もたっぷり。
なんというか、センセの絵は脱ぐ前からもうエロいですわね。
皆さん実にいいバストでしたよ。

柔らかなスッキリ線での作画。
淡い濃淡ながら全体の色付き、描き込みはしっかり。
コマ割りは変化大きく、枠間なくなること多め。
はみ出しやぶち抜き、重なりなども頻繁です。
かなり賑やかなのですが、色合いが丁度良く。
原稿には見辛さはありませんでした。
漫画はコメディー強めながら、くるくる変わる表情・人物のアクションなど優れていて。
また、特に局部描写は良かったです。
そう多くなかったですが、背景や小物などは漫画の邪魔になっていません。
服装はまた非常に良く、質感まで感じられるものでした。
あ、重箱の隅みたいなんですが…。
個人的には、流れにてやや分かり辛く感じるところがありました。
人物画は広い輪郭で比較的小さめな目鼻口パーツが特徴。
漫画・リアルのイイトコどり、という感じでお姉さん系なイメージ。
カラー絵は、彩色の派手さが加わっているので。
↓表紙・裏表紙を脳内にて多少抑え目にして判断するのが良いでしょう。

 【 収録話 】 8話収録

007:「ボクたち肉食純情派!」 カラー原稿あり
姉が結婚して田舎に家を建てたため。
「タケ」は幼馴染み「ヨリ」と2人で泊まりにやってきたのでした。
こちらのヒロイン「ヨリちゃん」は、淫乱超肉食派、ということで。
えっちはするものの、付き合ってはいないのでした。
まあね。
あー極端であると、付き合うとか告白するとか、そんな雰囲気にならねーわね。
漫画のクライマックスでは…あーした事を言ってましたが。
ううむ、それもどうかなー、って感じがしてねぇ。
そんなこんなでのオチが楽しいです。

ヨリちゃん、ユイカ
※左:ヨリちゃん、右:ユイカ

033:「本日のがちんこ対決!」
053:「本日のがちんこ対決! 第2ラウンド」
ギャンブルにてひと儲けした「ユイカ」は、さっそく女性向け風俗にてえっちしまくるのでした。
こちらがほぼ表題作です。
チェンジは2回まで、ということで地味目なおっさんになってしまうんですが…。
成年漫画に慣れた方なら、概ね想像できるかな。
「ユイカちゃん」は↓表紙の娘。
後方折り返し、あとがき絵もそうですね…。
センセのお気に入りなのかな。
当店は本番NGです
~という事で、成年漫画では珍しく女性がシたい・しタイと散々言ってるのに、なかなかデキないというのが最大のポイント。
これは面白い。
2話目は同居する「多田アケミ」が参加。
「ユイカ」の叔父が持ってきたという見合い相手を彼女が気に入り、2人して会いに行く~というもの。
見合いであんな2人がやって来たら…男性引くだろうなぁ。
そもそもえっち目的だったので、即個室に行ってました。
こちらもまた、最初はガッカリさせといて…という展開で楽しい。
ただ、まぁ…女子2人の良いリアクションがため、彼としては誇らしい…かな。
(※発言では、コンプレックスの元になってそうだ)
ひでさんは「ユイカちゃん」がオチで来ていた透け服がお気に入り。

001:「もこちゃん淫 the night!」 カラー
079:「GOGOキャンプ淫!」
淫、の文字だけなので分かり辛いですが…。
これら2話は同キャラのエピソードとなってます。
冒頭話「もこちゃん淫 the night!」は6ページのショート。
誕生日に先輩「清子」からプレゼントをもらった「鈴木もこ」
その中身は、いわゆる大人のオモチャだったのです。
XLサイズだそうです(笑)
まぁ…手元にあったならば、試してみるのが普通ですよね。
オチが楽しい。

「もこ」をグランピングに誘った「清子」
しかし、ぼっちキャンプ好きな彼女の企画は、ガッツリとしたキャンプ(※しかも地元)だったのです。
そんなんが「GOGOキャンプ淫!」
えー、”グランピング”ですね。
そんな単語をひでるさんが理解している訳もなく。
検索してきました。

■グランピング【glamping】
《glamourous(グラマラス)+camping(キャンピング)からの造語》
山野に設置された豪華なテントやロッジに宿泊して、ホテル並みの快適なサービスを受けながら、自然との触れ合いを楽しむこと。(※goo辞書より)

…なるほど、先輩があーした反応になるわけだ。
あれはアレで楽しいでしょうけどねー。
漫画はすぐ傍にいた男子連中と合流する…というかさせられてしまう流れ。
ノリノリな「清子さん」と、陰キャな「もこちゃん」というWヒロインです。
こっちも「もこちゃん」のがメインですかね。
カラーの冒頭話で既にご存じな通り、見事な巨乳がポイント(…で、陥没)
個人的には、寒空の下~からのくだりが好き。

105:「発情ホームタウン・トモエちゃれんじ!」
彼女がいる「コウジ」を寝取るべく、計画を立てていた「トモエ」
しかし、彼の部屋にいたのは、「コウジ」の兄「シンジ」だったのです。
1コマ目のパンチラ、尻肉具合が…非常に良いですねー。
ただ、誘惑するならばもう少し服装ちゃんとしていた方がいいと思うぞ。
「シンジくん」が評する「トモエちゃん」はマイルドヤンキーだそうです。
テンション高い面白い娘でした。

119:「西條院家のメイド私情」
カナヅチな和仁グループ御曹司「西條院崇成」はフィットネスクラブを貸し切り。
メイド「遠野乙枝」と共に特訓を始めたのでした。
こちらのヒロイン「乙枝さん」は、メイド中でトップクラスの巨乳。
そんな彼女に…スクール水着を着せたりしていました。
非常に良い趣味(笑)
でも、まぁ…ビキニとか着せるより、よっぽどエロスですわね。
前半はしれっとした態度で、メイド然としていたのですが。
後半になっての展開に撃沈させられるでしょう。
これであのオチというのが楽しい。
ぜひ山のシチュエーションも見たいなぁ。

メイド「遠野乙枝」、三葉はるこ
※左:メイド「遠野乙枝」、右:三葉はるこ

139:「感じる・Destiny!」
お泊りデートをするという弟を心配した「三葉はるこ」
同じく、友人と外泊するという妹を心配した「東雲たつみ」
その2人が、それぞれを尾行中に鉢合わせしたのでした。
話すうちに意気投合し…その場所がホテルであったため~という展開。
面白い
冒頭はそれぞれの状況が同時進行するという構成になってます。
(※3ページまで)
やや勘違いする「はるこさん」が可愛い。
ただ、それがため進行はごくスムーズになったと思います。
男性側としては、ありがとう、ですわね。
オチが楽しい。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「軽部ぐり」センセでした。
こちらが4冊目の単行本。
こちらのブログでは、「ふしだらハニー」を紹介しています。
今回は、↓表紙と言うより…。
紹介帯のカット絵が決め手になりました。
センセ、白黒絵お上手ですねー。
店頭では気付きませんでしたが、背景もカット絵でした。
なるほど。

アナタとがちんこ対決

アナタとがちんこ対決 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック , 2021/11/30 [アダルト]
※現在アマゾン登録なし(21/12/05、22/05/04)


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