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■月曜日のたわわ/比村奇石、勇気あるものより散れ/相田裕

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
今回は年末ということで、ごく簡単にちらほらと書きます。

巫女「ジト目ちゃん」
※巫女「ジト目ちゃん」

まず、12月からやっている更新について。
溜めていたものをぱーっと公開~
…という事で日々アップをしているのですが。。
これが思いのほか多くあったりしていて、まだいくらか残ってます。
(※そもそもちゃんと数えてからやってなかった)
もう少し続きますので、お付き合いいただければ幸い。

いまの所、その後どうするかは考えてないのですが。
前ブログが約8年、こちらが約10年。
ほかも何かと忙しいこともあって…。
もうそろそろいいかな、と思ってたりしています。
…と、無駄な前置きはそれくらいにして。
いつものように、巻数が続く一般漫画の、その後の感想についてちらほら書かせていただきます。


■月曜日のたわわ 青版 (比村奇石)

現在は6巻まで発売。
今年は予想外なところで話題になってたりして、知名度はぐーっと上がったんではないでしょうか。
あれ4月頃でしたっけ。
最初に宣伝を見た際に、ひでるさんは「あー、だーいぶ大人しめな絵にしたんだなぁ」って感想だったんですよね。
胸が強調されてないポーズだったので。
”最大の売り”をアピールしない、できないのか…配慮したんだねぇ、と。
そんなんだったのに、まさかコレにまで噛みついてくるとは…。
なんというか、ごく一部のソノ手の人らは単にこうした漫画・アニメ絵を敵視しているだけですよね。
変な連中。

さて、最新6巻が12月に発売されました。
前回書いたように、ひでるさんは生徒会長「前髪ちゃん」が好きなんですが。
5巻では彼女のお母さまが登場していました。
うわー、こっちも凄いなー、と。
新メニューはベタベタですが面白かったです。
…で、6巻は巫女「ジト目ちゃん」が特にメインとして描かれていました。
こちらもまた絶妙な味付けのキャラクターでした。
ちゃんとそれぞれ・各ヒロインらの容姿・個性などハッキリしているのが凄いですね。
おっぱいは素晴らしい

「若い」とか言われる鬼九郎「春安くん」
※鬼九郎「春安くん」


■勇気あるものより散れ (相田裕)

現在は3巻まで発売。
魅力的なヒロインにハードなアクション。
しっかりとした時代描写とファンタジーの融合した世界観。
ちょっとハードル高めかな…、って印象のこちら。
2巻の後半見ました?
かなーり重い展開だったりしていて、結構げんなりしていたんですよ。
そんなところに…あの↓表紙。
紹介帯があるとやや分かり辛いので、ぜひ外してみて見て。
「煙花さん」のおみ足が実に素敵!
あの容姿であの丈の長さというのは、破壊力抜群でした。
また、特に良かったのが、今回のコメディー描写。
水でお仕置き!?”と「またそれか!!」の2点ですね。
あの鬼九郎との異名をもつ「春安くん」が連続で「若い」とか言われてる様がなんとも可笑しい。
ぶっちゃけ、前シリーズ「1518!(イチゴーイチハチ!) 」と同じく、慣れるまでに巻数必要かなー、って印象だったのですが。
今回の「勇気あるものより散れ」はこの3巻でだいぶ焦点定まったように感じました。
面白かったです。
あ、3巻は「菖蒲ちゃん」の出番がなかったので、次で復帰してくれればいいな。


性春期

月曜日のたわわ(6)青版 (プレミアムKC) コミック 2022/12/5 比村 奇石 (著)


性春期

勇気あるものより散れ 3 (ヤングアニマルコミックス) コミック 2022/10/28 相田 裕 (著)



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■瀛州迷花録 (腐蝕)

★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、オフィス
・構成 : 初単行本、9話+α収録
・おまけ: あとがき、描き下ろしおまけ漫画(知己抱憂・後日談)

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「腐蝕(ふしょく)」センセの「瀛州迷花録(えいしゅうめいかろく)」です。

青沼、「酒従関係」の隣の女性
※左:青沼、右:「酒従関係」の隣の女性

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
なお、描き下ろし漫画もあり、そちらは収録短編の後日談となっていました。
ラブいカップルを楽しめますよ。
ジャンルとしては、まぁ、だいたい…ラブコメ、でいいと思います。
どう表現するのがいいかなぁ、って考えていましたが。
大人になれない、欲望に素直で不器用な日本の女の子
そうした出版社さんの紹介文が、もっとも合ってると思います。
不器用、うん、それですね。
後述する独特なヒロイン画と設定・お話がガッチリ合っていて。
さきほど、ざっくりラブコメと表現はしていましたが、そうしたくくりに収まりきらない、魅力溢れる仕上がりでした。
オフィス話が2エピソードあったりしていて、比較的年齢の高い男女が多かったのも、個人的には良かったです。

流れるような細線での作画。
しっかりとした黒色で、濃淡・描き込みは過不足ない感じ。
コマ割りは細かくそれなりに変化があり。
はみ出し・ぶち抜きはちらほら。
それなりに白比率があるため、画面はスッキリしていました。
背景や小物はおおむね人物画と似て、収まり良く。
正直なところ、若干気になるところありましたが、バランスなどほぼ問題ありません。
この漫画で特に目だって特徴的なのは人物絵ですね。
横長目としっかり描かれた鼻筋。
輪郭ほか全体的は縦長で、あちこち鋭角的でした。
細身なスタイルは、いかにもというパンチ力はないものの。
どこかリアルっぽく、妙なエロス感がありました
結構癖は強い作画なんですけれど、苦手な方も読んでいくうち…そう気にならなくなると思います。たぶん。
判断は↓表紙・裏表紙、また紹介帯のカット絵などでどうぞ。

 【 収録話 】 9話収録

005:「知己抱憂」 ※追加で描き下ろしエピソードあり。
先輩にフラれてしまった「青沼」
それを知った昔馴染み「綾瀬」は気になって彼女を追いかけていたのですが。
売り言葉に買い言葉、みたいな感じで、気付いたら2人してホテル内だったのでした。
こちらの「青沼さん」が↓表紙の娘さん。
陸上部かな。
この場面、「綾瀬くん」は押しまくるしかないわね。
初々しい2人のやり取りが楽しいです。
出したばっかなのに何でまた~
…のくだりが好きです。

こちらには10ページの描き下ろし漫画があり。
付き合うこととなった後、2人して勉強する風景です。
まぁ、ああした部屋着な彼女はまた新鮮で、ドキドキするでしょうからね。
前話とは違い、付き合う彼からたびたび女性を指摘されていて。
怒っていつつも、満更でもないのではないかなぁ。
恥ずかしいだろうけどね…。
ラブラブで何より。

「情意答合」の教師
※「情意答合」の教師

045:「情意答合」
補習を受けていた「灰島」
担当する教師は兄の同級生で、ごく親しい相手でした。
ちょうど2人きりな空間であったため、ちょっと探りをいれてみたところ…というお話。
誘ったのは完全に教師から。
あたしブスだし体もヒンソーだし~
とのことで、自己評価低い彼女があーしたのは。
やっぱり過去の何らかと、目前の彼に応えたいってことでしょうか。
誤魔化されてはいましたが、色々あったんだろうなぁ。

065:「通心規約」
サーバー室に取り付けた監視カメラの動作確認をしていた「前田」
すると、作業のためそちらに言っていた同僚「霧島」の意外な姿を見てしまったのでした。
たとえ会社内でも、1人の空間にいたならば。
多かれ少なかれ、皆なんかやるよね、ね??
漫画みたいなんではないですが、ひでるさんも経験あります。
特にサーバー室で記録に残ってしまうこともあり、設置の事実を告げにいったことが切っ掛け。
”優秀なんだけど何か声掛けづらい”というクールな「霧島さん」
スーツの似合う、目にクマをつくってる女性です。
喋り口調も独特で、うん…確かに仕事できそうな感じ(笑)
記録映像消すだのなんだのいう流れからのえっち展開。
まぁ、勝手に消したりは…できないわね。
サーバ室で作業をしているような2人で、冒頭のカットなどを見る限り深夜帯かな。
普段は一回すれば十分なのに、今回は何か変になって…
当人も気付いてなかったようでしたが、そんな発言が全てではないかなぁ。
オチにて実に良い表情してましたよ。

085:「合煙奇煙」
一服するため、サークルの飲み会を抜けて外に出た「新島」
ライターを店に忘れてきたことに気付いたところ、ぱっと見掛けぬ女子が持ってきてくれたのでした。
そんな訳で、2人して一服したことが切っ掛けとなるお話。
前半にて、彼がモテないエピソードを話しており。
ある意味流れは分かり易い…のかな。
(本編でもそんなん描かれてた)
ひでるさんは、まるで気付かなかったので、「新島くん」とリンクして驚きました
まぁ、良かったわね。

107:「饅頭真味」
オカルト研究会に所属しながら、怖がりな「白石」
先輩にはよく怖がらせられていたので、逆におどかす機会を伺っていたところ。
彼女の苦手なものを聞き、それを試したみたのですが~という導入部。
まんじゅう……が怖い
タイトルもそんなんですが、そうした冒頭の冗談がポイントです。
うん、ああした関係の2人が、もう一歩進むに巧いアプローチかもしれませんね。
いざ、そうした感じになったところ、「白石くん」のが慌てていました。

131:「酒従関係」
仕事が終わり、マンションに帰った主人公。
玄関前には酔っ払って座っていた、隣の女性がいたのでした。
もし寝てたりしたら、ほっとくという選択肢もあったかと思いますが…。
微妙に起きていて、また声を掛けられてしまい。
まぁ、いったん部屋に入れるのは、あり得そうな流れですね。
野郎でないし(笑)
えっち展開は、悪ふざけとハプニングがため。
酒屋の息子なのに…。
オチのやり取りが楽しいです。
まぁ、なににせよ近いうちにまた彼女やって来るだろうなぁ。

153:「白天結拝」
友人に呼び出されて、その自宅までやってきた「鏡子」
部屋に入ると、女装させられていた彼女の弟「ジュン」がいたのでした。
小さい頃よく遊んでた仲~」ということで、そこそこ顔見知りな2人です。
彼が女装(※お姉ちゃんのお古で制服姿。下着も完備)しており。
一方の「鏡子さん」はベリーショートな髪型で、ボーイッシュな女性のため。
男女逆転したような、ややこしいカップルでした
冒頭部分は、どっちがどっちか、ちょっと混乱しました(笑)
「鏡子さん」としては、あくまでも弟としての好意だったようですが。
えっち時では、年上らしく彼を優しく受け入れてくれてましたよ。

179:「心海戯劇」
同じ講義を受ける「八木原」がずっと睨んでいる。
そう友人から教えられた「小此木」
さしたる関りがなかったので、その後に直接話し掛けてみたところ。
彼女の部屋に連れていかれ、その理由を知ることとなったのでした。
これはさすがに…ちょっと漫画っぽいエピソードかな。
切っ掛けそんなんで、ある程度会話する間柄になった後に~くらいのがリアルだと思います。
ページ量がためかな。
冒頭の睨みほか、ちょっと怖めな雰囲気な彼女でしたが。
さて、何がため「小此木くん」に目を付けていたのかは、いちおう伏せておきますね。

同僚「霧島」、担当者「神宮」
※左:同僚「霧島」、右:担当者「神宮」

199:「孤影同歩」
「幸田」は派遣先の社員で担当者の「神宮」と、軽い会話をする間柄。
ある日、トラブルに巻き込まれていた彼女を助けたことから、2人して飲みに行くこととなったのでした。
色素薄めで、収録ヒロイン中で最もおしゃれっぽい髪型の「神宮さん」
縁故採用ばっかりで、他の社員が尻拭いしてる状態~
…などと発言していました。
冒頭でのトラブルなども見る限り、ロクな会社じゃーなさそう…。
親族会社は、そんなん多いですわね。
会社内でああして会話する相手というのは、基本的に肌感覚が合うタイプだと思われます。
この2人の場合、会社違うことも良く作用(※愚痴言える理由でもありますね)していたんでしょうけれど、通常ならば2人して飲みに行く確率は高くなく。
(※性格がため)
飲みでのやり取りは、いかにも社会人の恋愛していて、ちょっとテンション上がりました。
いいわね、あんなん。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「腐蝕」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
こちらは…あの↓表紙をHPでちらと見掛け…。
どうにも妙に気になっていて、狙い買いしてきました。
良かったです。
前述もしましたが、ちょっと・だいぶ癖は強いので、万人受けは微妙だと思いますが。
あまり見られない作画・お話だったので、次の単行本も楽しみです。

たえじみ(3)

瀛州迷花録 (GOTコミックス) コミック, 2021/1/29 [アダルト] 腐蝕 (著)




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■頬、濡らすように恋をして (ひなづか凉)

★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 恋愛話、ラブコメ、むちむち
・構成 : カラー(8P)、7話収録。
・おまけ: カバー裏にあとがき・ヒロイン解説、
     追加1コマ「その後の二人」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひなづか凉(ひなづか・りょう)」センセの「頬、濡らすように恋をして」です。

無自覚少女「たつきちゃん」
※たつきちゃん

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
話数 は、ちょっと少ない印象でした。
ただし、カラー原稿の冒頭話以外はのきなみ40ページ以上といった短編。
通常では…2、3話くらいでしょうか。
それが6本。
さらに、「その後の二人」という後日談が描かれた追加ページも加えられていて…。
結果、単行本はボリュームのある、結構な重量感という仕上がりでした。
えっちシーンもたっぷり。
お話は…ラブコメ、といったものもありましたが。
ハッキリ言って、えっちはシテも成就しない事多く。
どうにも、ままならない、男女関係が描かれていました。
綺麗なお姉さんらとイチャイチャ…はあるものの、切なくモヤっとしたものが残る読後感です。
ブラックとまではいかないものの、ちょっと注意。

いかにもデジタル感ある濃い目な作画。
全体の色付きはそこそこ、黒色がやや強め。
どちらかと言うと、デジタルちっくな濃い灰色~という印象です。
コマ割りは変化大きく、はみ出し・ぶち抜き・重なりなど頻繁。
枠間なくなることも多く、ごっちゃりとした原稿具合でした。
漫画はヒロイン作画に力が入っていて、なんだか恋愛ゲームのような雰囲気。
特にメインでの表現(えっ知部分とか)には迫力ありました。
内臓表現多めなのは好き嫌いありそう。
ちょっとしたコメディー崩しはたまにあり、はっちゃけ感は控えめ。
大半は男性でしたかね。
背景・小物はぎりぎり、かな。
引き絵は他の作画が良い反面、やや弱く感じました。
人物画は全体縦長で横長目、鼻のくるんとした表現が特徴的。
リアル路線で、綺麗なお姉さんしていました。
髪の毛が凄いです
↓表紙などカラーイラストは見事な出来栄え。
白黒絵は路線そのままですが、動きがあるだけまた雰囲気が異なるもの。
紹介帯のカット絵が見易いので、参考に良いでしょう。

 【 収録話 】 7話収録

003:「寮母さんは君の彼女」 カラー原稿
カラー原稿8ページのショート短編。
皆から慕われる寮母「早苗」でしたが、「真司」とは秘密に付き合っていたのです。
ちゃんと後片付けを手伝ってましたね。
偉い
「早苗さん」はピッタリなタイトスカート、黒ストッキングがえっちでした。
ちょっと切れた電球の交換を頼みたいなぁ。
危ないから脚立は押さえておきます。

013:「トモダチの終わりに」
終電亡くなった、と泊まりにやって来る、サークルの後輩「坂木真由子」
趣味と波長の合う彼女との空間は心地良いものでしたが…。
彼女には既に付き合う相手がいたのでした。
えーとね、結構酷いな、この娘。
そもそも、付き合う相手がいるならば、部屋に来るの反則
あの決して綺麗ではない、野郎の部屋にのこのこ入り浸っていて…、彼の好意を利用して好き勝手にしていただけ、と感じました。
えっちは清算みたいな感覚なのかしら。
タイトルあーなので、勘違いする人も多そう。
終始都合の良い存在、だったわね。 
センセ書かれているとおり、2周目が必要か…。

サークルの後輩「坂木真由子」、元カノ「木下百合」
※左:後輩「坂木真由子」、右:元カノ「木下百合」

055:「無自覚少女は確かめたい」
幼馴染み「たつき」はすっかり成長した今でも性格はあまり変わらず。
「ジロー」の部屋に勝手に入ってきてはえっちな本をあさり、距離間もごく近い~など、その奔放さに色々と困っていたのでした。
ヒロイン「たつきちゃん」は褐色肌とアホ毛が特徴。
解説によると、アンケート良かったようですが、それも納得。
ひでるさんもこの娘がお気に入り。
そもそもね、あのスタイルで抱きついてきたりするのを…よく我慢できてたなぁ、彼。
えっちに至る流れがまた、いかにも「たつきちゃん」という感じ。
興味あって、知識がない訳ではないので…いずれはあーなるか。
もっと、ちゃんと触ってみて!
~とかなんとか、言われてましたよ…いいなぁ。
またね、えっち最中の「たつきちゃん」が普段とは違って、やたらめったらに可愛いので困る(笑)
オチもそんな感じ。
収録では最もラブコメしている1話でした。

089:「今更な2人」
元カノ「木下百合」の結婚報告会にやってきた「遥馬」
しかし、他のメンバーは来る気配なく。
結局2人きりでの飲み会になっていたのでした。
タイトル通りで、状況からすると浮気えっちですね。
「百合さん」のああした言動は男性にはヤバい
特にオチのあれは、わざとやっていると思われ…。
確かに荷が勝ちすぎる。
命中させないように気を付けて。
…もしかして…そもそも呼んでたの「遥馬くん」だけなのでは。

127:「How to get in a good mood」
母子家庭の「颯」
母親が不在の時には、保護者代わりに叔母「葉月」を呼んでいたのですが。
もういい年齢になっていて、また彼女は何かと引っ掛かるような物言いがため。
実に邪魔な存在となっていたのです。
まぁ、その後の色々を含めて、「颯くん」はお子様だわね。
素直に甘えられればいいのだろうけど…無理だろうな。
漫画のメイン展開でも、完全に「葉月さん」のターン。
ああした流れで、結局は受け入れてもらえたことで、だいぶ救われたのではないだろうか。
これ以降はちゃんと接してくださいね。

163:「色は思案の外」
独りプレイ中の「晶」と鉢合わせしてしまった、妹「夕里」
血縁なものの、好意をもっていたこともあり、その手伝いをすることでより深い関係になっていたのですが。
いくら待っても、それ以上の事はシテこなかったのでした。
まぁ、兄妹だからなぁ。
両親が不在になるチャンスに、兄「晶」は外泊する、と予定を話したのがお話のメイン。
また、男友達であるとの発言と裏腹に、スマホに表示されたのが女性だったことが切っ掛けとなってます。
まぁ、仕掛けるなら…今か
「夕里ちゃん」としては、あんな事させといて、他の女にすり寄るのはどうか、ってところかな。
たぶん、言い出したのは彼女なようでしたけどね。
オチはあーでしたが…関係の深さなら負けてないので、諦めずに続けてれば勝てるかもしれないよ。
それが良いかどうかは別に。

妹「夕里」、幼馴染み「桃城史夏」
※左:妹「夕里」、右:「桃城史夏」

197:「still think about」
「奥田祐司」の幼馴染み「桃城史夏(ももしろ・ふみか)」
成長につれて疎遠になり。
社交性ある彼女に比べて、自分はいわゆる陰キャなため…。
絡むどころか、会話すらほぼなくなっていたのです。
昼食時、席が占領されていたため、物置となっていた廊下隅で食べていたところ。
外階段から、妙な声が聞こえてきたのでした。
廊下の先は外階段に繋がっていて、扉の上、格子部分はガラス窓になっていて。
そこから覗いたところ「史夏さん」の痴態が見えた、と。
うーん…やや都合よく感じたのだけれど、まぁ無くはないか。
巧いこと展開するのは漫画ジャンルがためかと思っていましたが…。
その後の、疎遠になってしまう経緯、を見たところ。
うん、「祐司くん」が陰キャ属性をこじらせて、独りでひねくれてただけ、かなー。
妙な第三者が介入する前に、巧くいって何より。

 【 その他 】

以上、本日は「ひなづか凉」センセでした。
こちらが2冊目になる様子。
ざっと見たところ、「桜路ひよこ」という別名があり…。
ゲーム原画で主に活躍されていたみたいです。
ひでるさんは今回が初見。
↓表紙、あのおっぱいに釣られました。
裏表紙も後ろ姿でなく、正面絵のが良かったんではないかなぁ。

結局メス

頬、濡らすように恋をして (GOT COMICS) コミック, 2022/11/30 [アダルト] ひなづか凉 (著)


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■ストレス昇天機構 甘えんじぇる (ほんだありま)

★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [成年] コメディー、ファンタジー、巨乳
・構成 : カラー(4P)、9話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、合間にSD絵。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ほんだありま」センセの「ストレス昇天機構 甘えんじぇる」です。

甘えんじぇるポリス
※甘えんじぇるポリス

 【 構成・絵柄 】

収録は1冊まるまるの長編。
成年漫画でよく見られる、問題解決ものでした。
基本的に、各話は単独エピソードとなっており。
各話ごとに、ヒロインほか登場人物が入れ替わっていきます。
いちおう、一部にて同キャラがゲスト的に顔見せる~などあったものの、だいたいメインのお話には絡みません。
詳しくは後述しますね。
ファンタジー要素のある現代劇。
えっち展開は早く、あちこちはっちゃけ要素が高く、コメディー的な仕上がり。
前述した設定がため非常に多くのヒロインが登場していました。
ワイワイ楽しげなのが好みなの方には良いと思います。

しっかりとした線での作画。
描き込み・濃淡はおおむね丁度良いくらい。
コマ割りは中小ではみ出し・ぶち抜き、そして重なりなど多く。
原稿はかなり賑やか。
線の強さもあって、こってり風味になっています。
漫画はぱっとした明るさがあり、派手でコメディーちっく。
はっちゃけ感が強く、やや人を選ぶかもしれません。
人物絵はやや鋭角的で縦長、ガラスのような透き通る目、しっかりまつ毛が特徴。
スタイル良く、スリムながら胸はたっぷりと大きいものです。
カラーでもそう変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ありません。
ヒロイン画のある紹介帯も参考に良いでしょう。

 【 収録話 】 9話収録

パワハラ、セクハラ、孤独問題に過労…。
まさに、”大ストレス地獄”というべき現代。
限界に達していた人々を救うべく、神はストレス昇天機構「甘えんじぇる」を誕生させたのでした。
ごく簡単にはそんなお話。

新婚さん、アイドルさん
※左:新婚さん、右:アイドルさん

ファンタジー要素のある、ハイテンションなコメディーもの。
前述したように、成年漫画でお馴染みの問題解決な漫画。
基本的に毎回別の天使が登場し、人間の諸問題をえっちにて決着させています。
主な目線は人間側。
前述したように、ストレス社会で追い込まれていく様が描かれており…。
前半のドヨ~んとした空気を、派遣された天使によって一転させるというのが定番なパターン。
後半にはちょっと変化球なお話も差し込まれたりもしてました。
そうした、刹那的なストーリーなため。
おそらく、雑誌や携帯などで、1話ずつ読むには適した感じだと思われますが。
こうして、1冊まとまって読む場合、決してつまらなくはないものの。
なんというか、長編ならではのプラス感が薄い
オペレーターさんが選ばれる5話とか、ちょっとした仕掛けが楽しい8話、登場キャラが総登場する最終話~みたいなんが、もう少し欲しかったです。

そもそもの目的がため、タイプ的に都合の良い即えっちな展開。
そのため、登場する天使・甘えんじぇるらは、↓表紙のように全裸なのですが。
…うーん、やっぱり、なんらか服着ててもらった方が良かったかなぁ。
後半のポリスとかセイントのような…。
ちょっと直接的すぎて、エロいというより可笑しさのが強いのです。
なんというか、洋アダルトみたいな、スポーツちっくな印象なの。

1から3話までは、基本的なお話群。
仕事に追われるサラリーマンを救う1話目。
なお、甘えんじぇるを降臨させているのは、司令部リーダーさんなのですが。
この後もちらほら登場するので、顔は簡単に覚えておきましょう
派遣されたのは、彼の好みストライクだという甘えんじぇる、↓表紙の中央な娘です。
まぁ、確かにあのくらいな年齢の男性ならば…好みな女性とえっちするだけで、精神的にスッキリするとは思いました。
なお、カラーページは本編えっちの抜き出しみたいなんです。
2話目は先日フラれたばかりの男性。
なお、こちらからオペレーターさん、クリーナー部隊(※浄化後に記憶とか消すのです)らが正式に登場しています。
甘えんじぇるは、↓表紙左側の髪を束ねた娘。
新婚プレイということで、彼女はエプロンを装着しているのですが…布範囲は腰部分のみ。
普通の肩掛けエプロンのがエロちっくだと思う。
3話目はキャンパスライフを夢見る浪人生です。
甘えんじぇるは、↓表紙右側の眼鏡な娘。
知的な雰囲気は、主人公の憧れな人が家庭教師のお姉さんだったため。
そうか。
さきほど甘えんじぇるらは全裸であると書きましたが。
こちらの彼女も黒ストッキング着用してますわね…必ずしもマッパではないか。
ごめんなさい。

4話目は好きなアイドルのスキャンダルを知った男性。
職場でのやり取りが楽しい。
漫画では色々問題たっぷりではあったのですが、吹っ切るべく働こうという考えはいいと思いました。
そんな彼のため、甘えんじぇるもアイドルちっくな服装で登場しています。
(ただし、胸もアソコも丸出しでしたが)
裏表紙の中央上な娘です。
恐れ多すぎて…、現実感なくて
そんな感じで、”なかなかアガらない”というのは、なんだかリアルに感じました。

前4話までを振り返るようなオープニングで始まる5話目。
(※おそらく、もともとはカラー原稿だったと思います)
クリーナー部隊や司令部がしっかり描かれる変則なエピソードとなっていて。
これまで謎が多かった、甘えんじぇるサイドのあれこれが描かれます。
また、主人公視点も甘えんじぇる司令部のオペレーターさんでした。
裏表紙の中央下、後ろ折り返しの娘です。
ひでるさんは、こちらの娘とこの回が最もお気に入り。
彼女のポイントは、これまでの甘えんじぇるらと違い、自信がなくてモジモジしている点。
初々しくて良いですね。

オペレーターさん、保育士さん
※左:オペレーターさん、右:保育士さん

新人保育士な男性の6話目。
ちょっとした社会問題も絡むエピソートで、あれは…しんどいわね。
こちらの甘えんじぇるは、珍しくしっかり着衣な娘です。
(裏表紙の左)
あれ、管理人さんでなく、保育士さんイメージなんですね。
かなり変化球なエピソードである7話目。
いきなり甘えんじぇる登場しているかと思ったら…というもの。
まぁ、この1話の間に多くの女性を登場させてましたねー。
あるいは、こうした対立軸をメインにしても良かったかもしれません。
悩みを抱えるのが大学講師の女性「加納愛美」という8話目。
そのため、派遣される甘えんじぇるは男性です。
(※天使なんて両性具有なんて話もあるので、別に女性体でもいいかなーって思いましたが…相手の好みに合ったタイプを派遣するシステムだから、やっぱりそーなるか)
なお、詳細は伏せますが…こちらの回は、ちょっとした仕掛けがあります。
単行本でまとまってるので、おそらく皆さんも気付くと思います。
これは良かった。
なお、ひでるさんは彼女と共に飲んでいたお友達が好き。
そんなこんなで、最終話。
これまでの登場キャラがちらほら顔を見せてくれてます。
最終回に相応しい、派手なえっち展開をお楽しみください。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「ほんだありま」センセでした。
毎度お馴染み。
前述したように、いくつか好きなエピソードもあったんですが。
うーん。
いまいち、ガチっとは刺さりませんでした。
いかにもセンセらしい、楽しい仕上がりではあったんですけどね…。
ブログのため、あらためて見返してきましたが。
やっぱりオペレーターさんが可愛くて好き。
折り返しの水着絵もイイですね。



みっくすパーティ」


ストレス昇天機構 甘えんじぇる (エンジェルコミックス) (日本語) コミック, 2021/1/16 [アダルト] ほんだ ありま (著)

ストレス昇天機構甘えんじぇる


★ほんだありま センセの漫画紹介記事

オトメ御開帳] 成年
 センセの初単行本。触手甲子園が収録されているのはこちら。
運んでニャンコ!] 一般
 メイド風コスプレが売りの引っ越し屋「ネコネコ引っ越しセンター」の長編。
ハミ+コン!] 一般
 ハミコン神「ハミ」が出現する、ゲームパロディー漫画。 
侵スベカラズ!!純血特区!] 一般
 なんちゃら耳なヒロインがわんさか登場する長編。 全5巻。
もりあげ7(全2巻)] 一般
 町おこしなハーレム漫画。タイトル通り7名のヒロインが登場します。
人妻結び Hitodumamusubi] 成年
 人妻らとのラブコメです。同じ世界観のオムニバス形式でした。
3姉妹のオモチャ] 成年
 芸能界に身を置く3姉妹らとのハーレムラブコメ。 
僕が芸能3姉妹の性奴隷になった結果] 成年
 芸能3姉妹の続編です。皆さん自由に振る舞っていました。
ふしだらシェアハウス] 成年
 シェアハウスに住む9名女性らとの集団生活えっち長編。 
ちんがみさま] 成年
 女ばかりが住む村の巫女から、”ちんがみさま”と崇められた主人公は~という長編。

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■えきすぱーとになりました! (有葉)

★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●◎〇
・属性 : [成年] ラブコメ、学園、ハーレム
・構成 : カラー(88P)、11話収録(全て表題作・1巻完結?)
・おまけ: カバー裏はリンク絵、イラスト。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「有葉(あるふぁ)」センセの「えきすぱーとになりました!」です。

睦月巴
※睦月巴

 【 構成・絵柄 】

収録は全234ページという、厚さのある単行本。
また、前半88ページまではカラー原稿となっていて、紙質も良く。
結果として、なかなかの重量感もセットになっていました。
寝ながら見る方は、顔に落とさないよう注意。
漫画は1冊まるまるの長編。
センセの前単行本「エキスパートになろうよ!」は、どうやらこちらの前日譚な様子。
世界観は繋がっているようですが、直接の続きモノという訳ではないようで(たぶん)
いちおう、未読でも大丈夫…だと思います。
…と言うのも、ひでるさんも前巻は未読でして。
ちらほら、そっち読んでると分かるネタなのかなぁ、って箇所がありました。
宣伝も兼ねて、紹介ページとか作った方が親切なように思うんだけどなぁ…。
(空きページもあったので)
ジャンルは明るいラブコメ。
詳しくは後述しますが、次々にヒロインが追加されていく、ハーレムものっぽい色がありました。

前述したように、単行本の3割強はカラー原稿での収録であり。
さすがに絵柄は綺麗で実に良い雰囲気
色合いも濃すぎず、薄くなく、丁度良い仕上がりです。
白黒原稿はややデジタル感が強いものの、単にカラー原稿を白黒化したものでもなく。
そうマイナス印象ではありません。
よくコメディー、SD化していて、漫画はコメディーちっく。
多少はっちゃけ感はあったのの、”イラスト屋さんが漫画を描いた”時にちらほら見られる、あきらかに力の入れ具合が弱い箇所などもなく。
小コマや動きのある絵柄などもそう違和感なかったです。
個人的には…確かにジャンルそんなんなものの、もう少し落ち着いてもいいかなー、って感じ。
可愛らしく魅力溢れる美少女絵柄なので、カバーそのままの判断でどうぞ。
↓表紙に釣り上げられた方も満足できるだろう完成度でした。

 【 収録話 】 11話収録

産休の前任者を受け、臨時教員として赴任した新任教師「泉山大河」
実はとある特殊体質の持ち主であり…。
思春期で色々と悩みを持つ女生徒らを次々に攻略していくのでした。
かなり大雑把ですが、おおむねそんなお話。

学園を舞台としたラブコメ。
いちおう共学のようですが、主要キャラはたいてい女性です。
ハーレム要素あるお話ですね。
前半は3名ほどのヒロインがお話に良く絡んでおり、フォーカスがやや変わった中盤も概ね同様な感じでした。
そちらから後半まで、各話にヒロイン1名という傾向がじわじわ強くなっています。
(ほかキャラはゲスト的にちらと顔見せる程度になっていく)

主人公は教師で、成年漫画の男子としては立場も手伝ってか積極的ではないのですが…。
自らの特殊体質と、変わったヒロインらがため、なんのかんのえっち展開になっていきます。
ストーリーは、いわゆるゴールのあるタイプではなく。
エピソードは持ち越すことなく、各話で終了。
一般えっち系での定番パターンの1つとなっている、問題解決な漫画です。
なんらかネタがあれば、永遠に続けられる系統ですわね。
そのため、収録の最終話もそれっぽいエピソードではなく。
あとがきみたいなページがなかったので詳細不明なのですが、まだ完結でなく。
2冊目以降に続いていくのかもしれません。
(※前述したように、そもそも今回自体が2冊目っぼいですが)

なお、レビューの際にまとめた、登場人物一覧を下に残しておきました。
多少なりともネタバレにはなってしまうので、新鮮に楽しみたい方はこの先に進まぬよう、お願いします

「一条亜季」・「阿乃真捺」・「冬麻早苗」
※左:「一条亜季」・「阿乃真捺」右:「冬麻早苗」

【 えきすぱーとになりました! 登場人物一覧 】 ※数字は主な登場回です。

■「泉山大河」
 主人公。新任教師(臨時教員→後に正式採用8)正式採用後は相談役を任される。
 体液に特殊なフェロモンがある、特殊体質の持ち主。
 女性らに対しては、”お姉ちゃんらの指導”が強く作用している様子。
◆「阿乃真捺(あの・まなつ)」1、4、外
 表紙の娘。紹介帯の文言「ヒミツの個人授業」は彼女の発言による。
 成績は悪いが、性交渉が得意。
 いちおう扱いはメインっぽいものの、話に絡むことが少なくなっていく。
◆「一条悠香里」2
 マッドサイエンティストな義姉。
 ボクっ娘。「大河」とは面識がある様子。
◆「一条亜季」2、4、外
 魔術研究会。
 オカルト趣味な妹。ツンデレっぽい娘。
 「亜希」との表記もあり。
◆「悠希」2
 亜季の友人。
 派手な下着を付けていたらしい。
◆「冬麻早苗」3、6
 生徒会書記。茶道部と掛け持ち。
 孤児院出身の才女。緊縛趣味。
◆「春日美風(かすが・みふ)」5
 生徒会副会長。
 長い黒髪の優等生然とした娘。
 学園ではトップクラスの秀才。露出趣味。
◆「睦月巴」6
 柔道部部長。
 カチューシャが特徴。
 自らを筋肉質でゴツイ~と思っている。
◆「葉山菜摘」7
 茶道部。
 ポニーテールと和服が特徴。
 胸が敏感で、当初はサラシでガチガチに固めていた。
◆「榊凍子」8
 相談をしてきた生徒。
 仲良くなった子をいじめたくなってしまう、特殊性癖の持ち主。 
◆「櫻井一羽(さくらい・かずは)」9
 巨乳の処女。
 タイトルには”不良少女”となっていたが、あまりその雰囲気はない。
 実はとある才能を持つ。
◆「葎花」外(※番外編)
 「和」とは幼馴染み。
 なぜか猫耳が生えてしまい、ひと騒動となっている。
■「田中」4
 太め男子。
 「大河」と最もなんだかの値が近かった。
■「和」外
 「葎花」とは幼馴染み。


1話から4話は全てカラー原稿です。
カバーを飾る3名のヒロイン、「阿乃真捺」・「一条亜季」・「冬麻早苗」らがよくお話に絡み、やり取りなどワイワイ賑やかな雰囲気でした。
1話目は「真捺ちゃん」
テスト結果が悪いのはいいとして、それでストレートに性交渉を持ち掛けている、エロい娘さんです。
察するに、問題ごとはそんなんで解決してきたのかな…。
あまりそうした雰囲気ないのは凄い。
漫画だわね。
2話目は「亜季ちゃん」
義姉は前巻でヒロインの1人だったみたい。
先の「真捺」と違って、純粋()に「大河くん」に目を付けていて、可愛らしい妄想などもしていましたが…。
ああした行動になっちゃう、ぶっ飛んだ娘さんです。
何故俺はこうめんどくさい生徒に絡まれるんだ
というそのまま、3話目のヒロイン「早苗さん」はなかなかの問題児。
まぁ、確かに…「大河くん」のそうした気持ちも分かる。
よくよく見てみると、この漫画学園モノなのに授業シーンとか全然ないですね…。
4話目は男子生徒「田中くん」に、「真捺」・「亜季」が仕掛けるというもの。
なにやら「大河くん」と値が近いようで、それがえっち目的なようでしたが…いまいち、詳細が分かりません
とりあえず、「真捺ちゃん」の仕掛けがエロくて素敵。

5話目は副会長「春日美風」
ここから、生徒会を中心とした感じに変化しています。
「美風さん」は…ネタ的に「早苗さん」と似てますね。
(※実は切っ掛けになってた)
ぶつかった際のコマは、もっとモロ出しな方が分かり易いかな、って思いました。
6話の「睦月巴」は、その「美風さん」のアドバイスがため。
どんどん拡大していくのが楽しい。
「巴ちゃん」は最初こそぶっ飛んだ行動でしたが、収録ヒロインではかなりマトもな部類。
どうせ柔道部ならば、道着で仕掛けてほしかったなぁ。
7話目のヒロイン「葉山菜摘」は茶道部なのですが。
実は「早苗さん」が掛け持ちしており、やはり彼女が切っ掛けとなっています。
なお、登場は和服だったのですが、着替えさせちゃうのがちと残念。
ただし、ソレ彼がやるんでなく、女教師とかを呼ぶ方が普通だと思う。

春日美風、葉山菜摘
※左:春日美風、右:葉山菜摘

生徒相談室の相談役を任された8話目。
これ以降は、相談を持ち掛けてくる生徒とのアレコレになります。
1人目「榊凍子」は、これまた変わった趣味、性癖の持ち主。
あんなんで解決するのかなぁ、って思いましたが…オチはなかなか見事
なるへそ。
9話目「櫻井一羽」は直接相談したんでなく、ちょっとした偶然が切っ掛け。
えっち突入後の台詞処理が可愛いです。
本編はここで終わりでしたが、やっぱりまだ続いていくのかな。
番外編は幼馴染みカップルのえっち。
ちょっぴりファンタジーです。
制服は同じデザインで、同じ学校ではあるようでしたが。
「大河くん」ほか本編キャラは顔を見せなかったです。
もう1つの番外編は、バレンタイン風景。
限りなく漫画っぽくはあるのですが、1ページ1コマだったりしていて、台詞付きイラスト集のような雰囲気のが強めでした。
ほぼエロい事していて終わるんですが…。
相変わらず「真捺ちゃん」がいい味をだしていますね。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「有葉」センセでした。
こちらが2冊目…でいいのかな。
たぶん、ひでるさんは今回が初見です。
そもそも、漫画家さんではなく、本職はゲームの原画家さんのようで。
ざっと検索したところ、画集なども発売されてました。
こちらの単行本は、ちょっとした事情もあってコレ単体で購入していたのですが。
なんも考えていなかったので、レジにて提示された金額にやや驚きました。
なるほど、確かに1冊にしては重かったか。
こうした構成にしたのは、本職もあってのことなのでしょう。
どうせなら、全ページ…とか思いましたが。
そんなことしたら、さらに倍くらいかかっちゃうのかなぁ。




えきすぱーとになりました!


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■おもいろは (かせい)

★まんがデーター [10.5/20.0]
・絵柄 :●●◎〇〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●〇〇〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [成年] ラブコメ、制服
・構成 : 初単行本、9話収録。
・おまけ: あとがき、キャラクター紹介。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「かせい」センセの「おもいろは」です。

ヒマリ
※ヒマリ

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
くくり「AOHA COMICS」ということで、制服ヒロイン満載な単行本です。
よくよく見ると…。
各ヒロインの制服デザインはまったく同じに見えます。
(※2名ほど違う)
ただし、ゲスト出演とか、存在を匂わすような描写などもなく。(←たぶん)
ちょっと残念。
お話は制服女子らとのラブコメで、おおむねくくりと違わぬ作品群。
多少はっちゃけたプレイもありましたが、読み辛いようなことはなく。
ここは概ね問題ないと思います。

黒色は強すぎなく、デジタル感ある色彩。
濃淡は丁度良いくらい。
色づきしっかりしていて、あまり気にならないですが…描き込みはもう少しあっても良い感じ。
コマ割りは中くらいで、比較的大きく。
余裕あって、すっきりとまとまっていました。
加筆修正あるのかな。
各コマにて作画の良い・悪いの落差が結構大きく。
ポイントとなるシーンは良いのですが、その間を埋めるコマはだいぶ力が抜けている印象。
バランスが微妙なところもちらほらあり、特に横顔。
ちょっと特徴的で、輪郭幅が正面よりもやや狭くなっているようで…気になりました。
あと服装、下着デザインなどには、成年ジャンルなのでもう少し凝ってほしいですね。
人物画についても、しっかり描かれた所は良かったので。
安定してくれば、また全然違って見えると思いました。
判断については、紹介帯にカット絵のある裏表紙が良いでしょう。

 【 収録話 】 9話収録

003:「わたし達の家族の形」
クラスにて”笑わない女”、そう評されていた「ヒマリ」
その理由は…学校で教師をする義兄の存在がためだったのです。
こんなんが教師かー
あのタイトルにも、ちょっと微妙な空気が流れていましたけれど…。
教師という義兄、そしてヒロイン「ヒマリちゃん」ともども、壊れてるわね。
そーなる経緯も描かれていて、結構リアルっぽい雰囲気。
まぁ、せめて1人ではないので。
2人で頑張ってください。
なお、単行本↓表紙は「ヒマリちゃん」だそうです。

先輩「サエコ」、マリカ
※左:先輩「サエコ」、右:マリカ

023:「ご褒美はあとで」
先輩「サエコ」宅にて勉強を見てもらうこととなった「サトル」
しかし、彼は2人きりの空間に、それどころではなくなってしまったのでした。
既に付き合ってるのかな。
ああした行為も、発言からして初めてのことではないようです。
母親もからかってますわね。
ユルユルであっさり流されてしまう「サエコさん」がキュートでした。

047:「Warm House」
親が出張で家に1人で過ごすのが嫌なため、なかなか帰らなかった「マリカ」
時間が進むにつれ、補導員に声を掛けられたため…。
ふと見つけた知り合い「キリヤ」に助けを求め、さらに家に泊めてもらうこととしたのでした。
昔馴染みな関係ですかね。
泊めてくれない?
そうした問いかけに、あっさり承諾していたりして。
…結構親しい、妹みたいな間柄だったみたい。
そんな感じなので、いい切っ掛けだったかな。
ちなみに、制服脱ぐくだりはちょっと早すぎかなー、って感じました。

071:「ぞくぞくしちゃうの」
「ヨシキ」に告白した「シノノメ・アミ」
その返事としてか、いきなりキスされてしまったのです。
あの慣れ切ってる感は、ちょっと危険な気がしました。
1回目のえっちまで、ドンドコ進んでいます。
あれでいいのか。
そんな彼なため、プレイも次々に進化してますね…。
彼女大丈夫かなぁ。
なお、電車のシーンは背景が弱く、ぱっとソレだと分かり辛いです。

095:「幼馴染の好きな人は」
幼馴染み「あつひこ」とぬるま湯のような関係を続けていた「ワカナ」
しかし、そのうち彼は先輩に惹かれてしまったようで、油断していた事を後悔していたのですが…。
ある日、彼はなにやら落ち込んでいたのでした。
まぁ、いい切っ掛けですよね。
「ワカナさん」のああした発言も、それはソレでまぁ、いいようにも思いましたが。
うーん、ここは普通に告白した方が良かったのではないかなぁ。
こちらエピソードは前半・後半で分かれているようなつくりで。
途中から、「ワカナさん」にとある変化があり、2倍楽しめるようになっています。
ひでるさんは後半のが好き。

121:「ふたりの秘密の時間」
現会長「ミヤコ」にしつけをされていた、次期生徒会会長「ヒカル」のお話。
口調が丁寧な会長「ミヤコさん」
イイトコのお嬢様とかなのかな。
お仕置とかなんとか言っているのですが、前半の告白めいた台詞に真っ赤になってるのが可愛い。
案外、簡単にコントロールできそうよ。
面白いお話ですが、オチがちょっと切ない感じになっています。
そうした点が故の行為ですわね。

139:「パパらぶ!」
「ミカ」は新しい水着を買ってもらうべく、パパにたっぷりサービスするのでした。
単語「パパ」をあのくらいの年齢の娘が使うと…。
やっぱり、援交のそれな意味のが近いですわね。
ただし、こちらのエピソードは実父親。
なかなかトンデモなお話になっています
いや、彼女の好意は置いといて、ちゃんとしなさいよ。
いちおう、「好きになった人にとっておく~」なんて事は言ってるんですけどね。

生徒会会長「ミヤコ」、チヒロ
※左:生徒会会長「ミヤコ」、右:チヒロ

155:「彼女からのサイン」
彼女「アリサ」とのデートを家での映画鑑賞としたところ…。
どことなく彼女は不機嫌たったのです。
帰り道にて、他女性のバストをガン見していた様子。
まあ、2人連れ立って歩いている時は、せめてコソコソやんなさいよ。
ほほう、じゃねーだろ。
しかも、「アリサさん」は自らのサイズに悩む、貧乳ヒロイン。
あー言われて当然。
ただね、巨乳がすれ違えばとりあえず視線をそっちに走らせることはあっても…。
イコール、巨乳好きって計算式は成り立たないですよ。
単に、動く獲物を追った程度と変わらんです。
なお、「アリサさん」は良い貧乳っぷりでした。

173:「彼女は尽くすタイプ」
付き合って1カ月での初えっちは大失敗に終わり。
2人の仲はやや疎遠になり、どうしようか悩む「ケンイチ」でしたが…。
意外なことに、彼女「チヒロ」から再び誘ってきたのでした。
何かあるのかなぁ、って警戒していましたが。
特に裏はなく、単に「チヒロちゃん」がいい娘で良かった。
ただ、まぁ…相手不安にさすのもどうかと思うので、こうした問題はちゃんと2人で解決していった方がいいと思うぞ。

 【 その他 】

以上、本日は「かせい」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
前述してきたように、ちょっと残念な仕上がりでした。
良いコマも多くあり、↓表紙なども良い感じだったので…。
次巻に期待します。

おもいろは




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■君は性春期 (シャモナベ)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] フェチ、青春、ショートカット、貧乳
・構成 : 初単行本、8話収録。
・おまけ: あとがき、加筆修正あり。
     
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「シャモナベ」センセの「君は性春期」です。

幼馴染み「桜重」、「上別府勇莉」
※左:「桜重」、右:「上別府勇莉」

 【 構成・絵柄 】

収録は全て短編での構成。
それぞれ別もので、繋がっている要素は(たぶん)なかったと思います。
ふと見た雰囲気と違って、漫画は落ち着いたストーリー
ラブコメ~というほどの可笑しさなく。
ちょっとした緊張感もあったりしていて、青春話ですかね。
描写での強い・弱いはあったものの、フェチっぽい要素をあちこちに感じました。
なにかしら、絵とかポイントにてビビッとくる所があるかもしれません。
また、ロリっと…というか、貧乳系なヒロインが多く。
そんなんがお好きな方にも良いでしょう。
そう可愛らしいものばかりでもないのですけれど。

しっかり強めな線での作画。
全体の色付きはそこそこ、白比率も同様。
濃い目な黒色です。
コマ割りは縦なり横なりが長め。
そう変化はなく、枠間は細目です。
漫画はしっかりとした物腰のしんと落ち着いた雰囲気。
ちょっと崩しの大きい、コメディー的な部分もあるのですが…。
絵の雰囲気と違い、全然はっちゃけてはいません
間で語られる、優れたものでした。
丸い輪郭に横長目、瞳は色薄くガラスのような感じ。
ロリっとした雰囲気で可愛らしいもの。
彩色絵でもそう雰囲気は変わらなかったですが。
裏表紙のカット絵も踏まえて判断するのが良いでしょう。

 【 収録話 】 8話収録

001:「とうとうと、金木犀」
「小倉桧奈子」は同じバスケ部の男子「東ケ崎令旺(ひがしがさき・れお)」から告白されたのでした。
バスケ部のエースで誰にも優しくモテるらしい彼と付き合うこととなり…というお話。
小さく可愛い「桧奈子さん」
普段は眼鏡で、髪もしばってはいません。
試合中はポニーテールで、またかなり雰囲気違っていました。
センセのご厚意か、ちゃんと2パターンのえっちが描かれていました
素直に嬉しい。
かなりの細身・貧乳っぷりが見事です。

バスケ部「小倉桧奈子」、姪「岬ちゃん」
※左:バスケ部「小倉桧奈子」、右:姪「岬ちゃん」

021:「潮風に吹かれたので」
姉夫婦が民宿をやっている島。
仕事で身体を壊した主人公「爽」は、そこで療養することとなりました。
姪「岬」は彼を気遣い、日々やって来ていたのです。
実質、表題作と言ってもイイ感じの短編。
今回の↓表紙は、こちらのヒロイン「岬ちゃん」がゲットしていました。
日焼け跡とラッシュガード(※サーフィンなどで着られるスポーツウエア)が実にいい感じ
水着とはまた異なる風情で…実に良いですね(笑)
青春エピソードで、あっさり陥落した彼はどうかと思いますが。
まぁ、まあ…「岬ちゃん」視点では最高の結果だったので、いいか。
ちょっとツリ目なところが可愛いです。
ぜひ、別のシチュエーションが見たいなあ。

041:「宵に憧る」
「瑚瑚(ここ)」は友人「実桃杏(さね・ももあ)」の誘いで、パパ活に参加することとなったのでした。
収録では唯一のWヒロイン話。
当然、2人のえっちシーンが描かれるのですが。
メインとなってるのは「瑚瑚ちゃん」
なにげにスタイルは彼女のが良いですね。
「桃杏さん」はかなり細身でした。
前半ではかなり可愛らしい「瑚瑚ちゃん」なのですけど、後半にはちょっと違う面が見えていて。
なかなかの娘
裏表紙はこちらの「瑚瑚ちゃん」でした。
今後の2人の関係は…どうなるのかな。

065:「スッキリしよう!」
髭、剃らない?
そうした台詞から始まる、「玲」・「光太」のお話。
大人カップルです。
最初は髭から始まり、続いて別の所にまで至ってます。
当然ながら「光太くん」だけでなく、それは「玲ちゃん」にも。
そんな訳で、剃毛好きな方にオススメな1話。
じわじわえっちに発展していく流れが良かったです。

081:「鈍色ときどき雨のちのち」
付き合っていた彼と別れた、幼馴染み「桜重(さえ)」
それを知った「猛獅(たけし)」は、自らの想いを口にしたのです。
ちょっと妖しげな雰囲気のある「桜重さん」
そんな彼女に対し、「猛獅くん」は…
弟みたいに思ってたんだけどな
そうした台詞そのまま、年相応な感じ。
経験者からえっちを導いてくれていました。
ちょっと「猛獅くん」には荷が勝ちすぎる印象、なのですが。
あのオチは…ひでるさんは勝手に好意的な解釈したのだけど、どうでしょう。

101:「細流」
双子の姉弟、姉「天毬(てまり)」と弟「鞠臣(きくおみ)」
問題ばかり起こす彼女に、最近彼氏が出来たと聞き…というもの。
お姉ちゃんは昔からヤンチャしていたようで。
実は2人してえっちな事をしていた過去がある、のがポイント。
前半と中盤以降で、常識的な方が変わってます。
なんとなくですが。
お姉ちゃんあー言ってたものの。
付き合うのはいずれにせよ破綻していたかも、って思いました。

121:「two tails」
昔馴染み「りょー」・「はる」のえっち話。
ベリーショートで服装も女子っぽくない「はるちゃん」
中性的な容姿でしたが、内面は普通に女の子していました。
こちらは冒頭からも登場する飼い犬「シェビー」に合わせてか…。
えっち時に犬耳・尻尾なコスプレするのがポイントです。
(※実際は首輪、手袋となかなか徹底している)
なんのかんのあっさり着てくれなかったのも良かったです。
オチでの恰好がまたキュートでした。
おでかけ用かな。

「twotails」の「はるちゃん」
※はるちゃん

145:「ぬかるみ」
街中で出会った、ガラの悪そうな女性。
自分を見つけて「にしむー」と呼ぶ彼女、「上別府勇莉(かみべっぷ・ゆうり)」は元教え子だったのです。
身体あちこちにピアスあけまくっていて、明らかに一般人でない雰囲気の彼女。
ちょっと怖いですね…。
おっぱいは、おそらく収録で最も大きいと思います。
一人の夜ってさみしいじゃないですか
~ということで、彼を誘っていました。
たまに差し込まれる学生時代との違いがエロい。
オチが気になります。

 【 その他 】

以上、本日は「シャモナベ」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
読んでいた…特に前半は、茜新社さんの本かと勘違いしてました。
↓表紙とかもそんな感じでしたよね。
「AOHA COMICS」みたいで。
違いましたねー。
途中であれ~と思い、確認して驚きました。


性春期

君は性春期 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2022/12/16 [アダルト] シャモナベ (著)



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■すいーとメイドワールド (キャンベル議長)

★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●◎〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ラブコメ、メイド、巨乳
・構成 : カラー(4P)、9話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、ゲストページ、カラー描き下ろし「特別編」、
     合間にイラスト、カバー裏に折り返しからのネタ絵

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「キャンベル議長(きゃんべる・ぎちょう)」センセの「すいーとメイドワールド」です。

美咲AFTER
※美咲AFTER

 【 構成・絵柄 】

収録は描き下ろしも含めて9話ほど。
1冊まるまる、全て表題な漫画となっています。
ヒロインが4名登場し、1話あるいは数話にてそれぞれのエピソードが見られるというもの。
世界観は共通していて、直接繋がる場面などもありました。
ジャンルは甘いラブコメ。
タイトルそのまま、とある事情がためヒロインは全員メイドさんでした。
背丈などは様々でしたが、皆さん立派なバストをお持ちで。
そうしたキーワードがお好きな方には、ぐさーと深く刺さると思われます。
メイド・巨乳はほぼ共通なものの、しっかりタイプは異なっていて。
性格は様々でどちらも個性的。
↓表紙・タイトルなどにて釣り上げられた読者さんら、おそらく期待通りだろうエピソード群でした。
可能ならば、さらにもう少し他シチュエーションとか、それぞれの交流とかを見たいですね。

しっかりとした線での作画。
濃淡はやや濃い目な印象で、描き込みはそこそこ。
コマ割りは変化大きく、はみ出し・ぶち抜きが頻繁。
フリル多めなメイド衣装とか、擬音などがため、かなりの賑やかさ。
原稿はコテコテとした味わいでした
背景や小物はそれなり。
小コマとか引き絵などバランスが気になるところあり。
人物絵がなかなか良かったので、ここはもう少し頑張ってほしいところ。
ただ、ああした表題でもあるので。
服装・それぞれのメイドには、が感じられました。
特徴的に縦長な人物絵で鋭角気味。
目は横に長めで、美人タイプのがより合っていると思います。
皆さんスタイルは良く、特にバストは総じて大きめ。
直接でなく着衣状態でも、実に素敵な塩梅となっていました
感覚的にカラーとはほぼ変化ないので、判断は↓表紙・裏表紙でどうぞ。

 【 収録話 】 9話収録

003:「特別編」 カラー原稿・描き下ろし
登場ヒロインらがファミレス(?)に集合し、だべっている様を描いたカラー4ページの描き下ろし。
「めぐる編」で同様に全員集合した風景があるのですが。
その結果報告話となっていました。
それがため、単行本の総括みたいなお話なので。
最初はざっくり読んでおいて…。
全て見た後、またここに戻って来るのがベストだと思います。
しかし…ああした色とりどりのメイドさんらがひとスペースに集合していたら…。
相当に目立つでしょうね。
この世界ではよくある光景なのかな。

009:「美咲編」 3話
185:「美咲AFTER」
勉強に集中する環境を整え、かつ人付き合いについて学ぶため。
若いうちから、メイドが派遣されることが当然となった世界。
「アタル」のもとにやってきたのは、美人で料理上手という「立花美咲」だったのです。
主人に従順で、カチっとしたメイド服と鮮やかな黒髪、そして巨乳(笑)という、スタンダードなキャラ付け・外観で、ザ・メイドというべき彼女。
何でもさせていただく所存です
~ということで、えっち展開に。
ふと気になる感じに描かれていた、えっち直前のやり取りをなんとなく覚えておきましょう。
スカート捲って、のくだりはテンション上がりますね!

立花美咲、月島モカ
※左:立花美咲、右:月島モカ

絶対メイド服を脱がない、という「美咲さん」
そのため、共に入るお風呂でもガッチリメイド服なままなのでした~という2話目。
まぁ、これはコレでいいわね(笑)
そのまま、お風呂でのえっち展開。
まったくここまで問題はなかったのですが。
こちらオチにてひと事件あり、その解決編が3話目になっていきます。
冒頭話にてちらと示されていた秘密もここで判明。
彼女の過去描写なども見れました。
(※隣にいる友人にも注目ください)
こちらのプレイは、特別編にてちらと描かれていたものになります。

巻末に位置する「美咲AFTER」はさらにその後の風景。
2話にてあった、絶対メイド服を脱がない~に関連したプレイが見られます。
じっくり6ページほどにて描かれていて
まさに、「アタルくん」と同じような感覚で眺められます。
うん、いいお願いをしたなぁ(笑)
なお、こちらのオチにて、彼女は非常に良い表情をしており。
ラブコメ漫画らしい、ほっこり感が味わえると思います。

107:「モカ編」 2話
こちらのヒロインは、桃色メイドな「月島モカ」さん。
彼女のデザインだけ、最初から胸元が大きく開いており…。
正面・見下ろす絵の破壊力が抜群です
背丈も低いので、よりそんなんが強調されるというのがポイント。
そんなん着る当人もまさしくエロく(笑)
毎日毎日こういうことばかりじゃ…っ
とか言われておりました。
彼女の下着に注目。
…どんなメイドだ。
そんなんでいて、しっかり避妊はしていたようなのですが…その理由がまたエロくて素敵。
彼女の2話目は、ご主人がえっちしてくれなくなってしまい。
「美咲」に相談を持ち掛け、薬をもらうというもの。
ほぼ全編えっちしまくり、でした。
彼は普通な人っぽいので、あんま変なことで追い込まないように。

133:「めぐる編」
こちらのヒロインは、左右に飛び出す髪の毛が特徴な「森本めぐる」さん。
可愛らしいメイドさんで、「美咲」・「モカ」より後輩。
(※次の「結衣」とは同期っぽい)
良く出来た主人「カズマ」がため、自分のやる琴がない。
そんな悩み相談を先輩2人にしてみたところ…。
”えっちしてあげればいいじゃない”
そんな事を「モカ」が言い出したのでした。
うむ、さすがはエロメイド、いいアドバイスだ(笑)
お風呂場にてのマットプレイです。
おそらくそんな彼女に用意されただろう、エロメイドな服装に着替えてました。
なお、最終ページでは髪を解いていて、メイド服も元に戻っているんですが…。
個人的には、そっちの姿のが全然可愛かったです。

森本めぐる、香山結衣
※左:森本めぐる、右:香山結衣

159:「結衣編」
こちらのヒロインは、金髪メイドな「香山結衣」さん。
そう書いたものの、カラー絵ではその色というだけで、外人とかいう設定でなく。
単にキャラ分けだけでの色かもしれません…。
給与いいから、なんとなくメイドやってるだけだし
そう言ってる「結衣さん」は他3名と違って、らしくないメイドさん。
ただ、まったくやる気ない訳でもなく、姉御肌な感じですかね。
主人である「佐藤聡」のテストが良い点だったら、胸触らせる…そんな約束したことが切っ掛け。
こちらのそもそもも、あまり成績を下げられてしまうと、自分の評価が下がってしまうためでした。
また、彼女も先の「モカさん」の発言に影響されていたのですね。
1回のそんなんを切っ掛けに、ご褒美は毎回のこととなっていき…。
見たところ、たいていはクリアしてご褒美ゲットしていた様子。
エロスは偉大だ(笑)
結果として、なんと志望校合格にまで至っておりました。
前半があーだっただけ、後半はちょっといい話っぽく仕上がっていて。
うん、こんなんもいいなぁ。
ある意味、このカップルはメイド制度が最も巧くいった例ですわね。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「キャンベル議長」センセでした。
たぶん、ひでるさんはこれが初見です。
…はい。
↓表紙のメイドさんに釣り上げられました。
漫画には4名のメイドさんが登場していて、それぞれ個性的で良いのですが…。
まぁ、やっぱり「美咲さん」ですわねー。
個人的には、巨大さを主張しているような、メイド服での胸の描写が好き。
ちらほら枠をはみ出したりしてましたよ。


みっくすパーティ」


すいーとメイドワールド (ムーグコミックス) (日本語) コミック, 2020/11/26 [アダルト] キャンベル議長 (著)


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■雌吹 (えいとまん)

★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●◎〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] バッドエンド、巨乳、
・構成 : 8話収録
      (うち「雌吹」×3、「キンギョバチ」×4)
・おまけ: あとがき漫画、描き下ろし「雌吹双 ―メブキソウ-」

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「えいとまん」センセの「雌吹(めぶき)」です。

愛
※愛

 【 構成・絵柄 】

収録は前後編、4話ほどの連続話、そして短編。
6ページの描き下ろしは、前後編漫画の後日談でした。
そんな訳で、全8話は大きく分けて、3エピソードでの構成です。
ジャンルは…簡単に言うとバッドエンドもの。
可愛らしい女の子が、悪い年上男性らのイイ様に翻弄されてしまいます。
プレイ的には、凌辱とかそっち系ぽくはないですね。
(※そんなんもある)
体験したえっちの快楽に溺れていく~という感じ。
そう振り切れるような事にはならないものの、結末は決まって真っ暗なので。
正直、読後感はどちらも良くないです。
そんなんがお好きな方には、ガッチリ刺さると思います。
得意でない方は、それなりに消耗していくので…読む際にはお気をつけて。

柔らかな極細線の作画。
白比率はあるのですが、黒色は強く。
描き込みはおおむね丁度良いくらい。
中小なコマ割りは変化大きく、はみ出しは頻繁。
枠間はだいたい確保されていました。
感覚的なイメージからすると、比較的明るい原稿具合です
テキストや擬音が多いものの、漫画はしんと静かな空気感
背景・小物はお話の邪魔しないくらい。
ただし、力の入れ具合が異なるのか、コマによって良い・悪いを感じました。
ほか、たまにバランスが気になる箇所もあります。
人物画は広い輪郭で縦横に大きい目と小さい口。
過ぎないくらいで、漫画らしい可愛さのある絵柄です。
カバーは彩色でのスッキリさはあるものの、概ね判断はそのままで良いと思います。

 【 収録話 】 8話収録

003:「雌吹」 前後編
203:「雌吹双 ―メブキソウ-」 描き下ろし
Y-TUBERの「らぶ」こと「愛」は伸びない再生回数を悩んでいました。
そこで、友人に相談してみたところ、
アンタ、自分で動画にでてみたら?
…そう、胸を見ながら言われたのでした。
友人のアドバイスは的確
実際、巨乳な可愛い娘がなんかやってたら。
悲しいかな、男性はとりあえず見てみようか、って気になるでしょうから。
この漫画は、オフ会を開いたことが切っ掛け。
お友達の助言を聞いておくべきだったわね…
(※その友人の末路は描き下ろしにてちらと書かれています)
そもそも、その場に1人で行ってしまったのは、大きなミスだと思います。
そんなんを見る限り、遅かれ早かれ同じような目には遭ってしまいそうですが。
後編の展開は…やや漫画っぽいかなー。
ただし、あんなんも、遅かれ早かれ~かもしれませんが。
描き下ろしは制服姿での配信風景。
あんな動画即削除されると思う。

木崎由香、白沢あげは
※左:木崎由香、右:白沢あげは

061:「AM10:28」
ずっと追っかけをしていたアイドルのチケット代金を払うため。
「木崎由香」は教室でふと耳にしていたパパ活をやってみることとしたのでした。
なーにがパパ活だ
…とか、冒頭では心の中で悪態をついていた彼女が、結局それに手をだしてしまうというもの。
もしかしたら、実際にこんなんあるかもしれませんね。
「由香ちゃん」は「FかGくらい~」という巨乳の持ち主で、かつ処女であるため、結構ふっかけれそう。
(※いちおう、本番NGという約束ではあったが)
こちらがリアルっぽくて恐ろしいのは、初回が巧い事いってしまったがためです。
伊達に相手は年齢重ねてはいないわね。
まぁ、あそこで歯止め掛けれるような精神力の持ち主であれば、そもそも急にお金必要って事にならないか。

089:「キンギョバチ」 4話
山々に囲まれた「和佐見(わさみ)」
ほとんどが若い女性という小さな集落なのですが。
ここには、ちょっと変わった村の風習があったのです。

ちらほら見られる、村の因習モノ。
まあ、成年漫画でこうしたジャンルな単行本なので、わざわざ書く必要もないと思いますが。
女性らを商品として客を取り、村を維持しているような感じ。
過去には実際にそうしたのもあったのかな。
漫画はいちおう現代劇
村を仕切る姫野家のお嬢様、次期当主の「姫野美琴」を主人公としたストーリーです。

1話目は「美琴さん」の友人「白沢あげは」のお話。
この村でも特に可愛い子
そう評判な彼女は男性が苦手で。
ずっと処女であったのですが…ついに”水揚げの日”が決まってしまったのでした。
作中にも台詞ありましたが、立派な巨乳の持ち主な「あげはちゃん」
その相手なのですが…。
ここでは書きませんが、なかなかゲスい
なお、冒頭で名前を紹介された眼鏡の委員長「松尾蘭」はだいぶ扱い軽く、数コマ顔を見せているくらい。
「あげはちゃん」ともども、メインである「美琴さん」との比較として描かれたのかな、という印象でした。

姫野美琴、姫野琉子
※左:姫野美琴、右:姫野琉子

先の回は前フリのようなもので、2話目からが本番。
帰宅した「美琴さん」は、湯浴みした後に部屋で待機するよう命じられたのでした。
ここは彼女の回想回。
その姉である「姫野琉子」の顛末を見届けるようになっています。
希望に満ちた前半からの落差が凄い
こちらでの出来事がため、現在の彼女があんな感じなんですね。

3話目からが「美琴さん」の”水揚げ”です。
詳細は当然ながら伏せさせていただきますが。
わざわざ書かなくても、察しの良い方はおおむね検討がつくかもしれませんね。
はい、事態は好ましくないように進みます
なんというか…非常に良くできたバッドエンドを見た感じよ
精神を塗りつぶされるので、エロいとかなんとか二の次になっちゃう。
正直なところ、まだ1話目のが…いいかな。

 【 その他 】

以上、本日は「えいとまん」センセでした。
こちらは2冊目の単行本。
ひでるさんは今回が初見です。
真っ赤な背景に黒色な↓表紙は実にインパクトが強く。
HPや店頭でもバーンという感じで目立っていました。
警戒色っぽいですよね
そんな訳で。
たぶんお話とか合わないかなぁ…、とか感じつつも手をだしてしまいました。
それは予想通り。
ただ、女の子可愛いんですよー。


みっくすパーティ」




雌吹(めぶき) (メガストアコミックス) (日本語) コミック, 2020/9/25 [アダルト] えいとまん (著)


雌吹


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■アオハルコンプレックス (東出イロドリ)

★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 学園、ラブコメ、青春。
・構成 : 7話収録(うち「みがわりのお勉強」×2 ※世界観は全て共通です)
・おまけ: あとがき、ゲストページ、カバー裏に別絵
      加筆修正あり。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東出イロドリ(ひがしで・いろどり)」センセの「アオハルコンプレックス」です。

家庭教師「本沢夏菜」
※家庭教師「本沢夏菜」

 【 構成・絵柄 】

収録は7話ほどで、うち前後編が1つ。
タイトルは全て~のお勉強、で統一されており、実は漫画内世界も全て同じ。
それぞれ登場人物らも本編に絡むほか、モブでも顔を見せています。
舞台となる学校も全て共通ですね。
タイトルに「アオハル」とありますが、皆学生という訳ではなく。
登場ヒロインのうち、何名かはすっかり大人になった姿で登場していました。
男性側が学生か、はたまた過去に何らかあったか~といった形。
ネタとしてブレてなく、逆に各話のバリエーションを豊かなものにしてます。
ジャンルはだいたいラブコメなのですが、収録で唯一の連続話はブラック系。
爽やか青春話~を想像していると、結構なギャップに苦しめられるかもしれません。
耐性ない方は要注意

さらりとした柔らかな細線での作画。
黒色は強めで、白比率はそこそこありました。
コマ割りは変化あって、広めな枠間と太い枠線が特徴的。
たまーにはみ出し、重なりがあるかな、くらい。
収まり良いです。
いろいろと線は賑やかでしたが、色彩は濃すぎることなく、見易くまとまっていました。
漫画はラブコメ調で、変な大崩れはありません。
比較的テンション抑えめ、擬音サイズも控えめ。
ややテキストは多めに感じます。
ぱっと見でも分かる、リアルな人物画が最大の特徴。
ただし、それなりにデフォルメもされていて、偏り過ぎることなく。
ヒロインらは魅力的に描かれてました。
タイトルあんなんですが、どちらかというと年上な方のが合ってるかな…。
おっぱいの描写がまたイイ感じです。
背景や小物らは人物絵とそれほどの差なく、引っ掛かるところはありません。
こうした絵柄はちょっとしたものが目立つのですが、全体非常に良い仕上がりでした。
カバーなど彩色絵と白黒絵にそう変化はないので、カット絵もある裏表紙が判断にオススメです。

 【 収録話 】 7話収録

003:「みすずさんのお勉強」
学校からの帰り道をわざわざ遠回りしていた「勝吾」
その目的は…猫を飼う「篠山美涼」に会うためでした。
この単行本、もくじ部分に登場ヒロインらの紹介がされていて。
タイトルに合わせたのか、卒業アルバムの顔写真みたいに並んでいるのね。
(※皆制服姿なのです)
…で、その隣に位置した冒頭話のヒロイン「美涼さん」なのですが…。
髪を後ろに束ねた大人な女性だったので、
…誰?、ドレ??
なーんて感じでした。
本気でもくじ部分の絵は学生時代のスナップらしく、彼女も若い頃の姿でちゃんといました。
なるほど、凝ってますね。
雰囲気大人っぽい「美涼さん」ですが、やり取りは若く、エロく。
猫に会うとかバレバレな建前で足しげくやって来る彼を素敵にリードしてくれていました。
いいなぁ。
いちおう人があまり来ない、とのことでしたが、野外プレイでしたよ。

篠山美涼、「渡紗綾香」
※左:篠山美涼、右:渡紗綾香

021:「ラブホのお勉強」
昔馴染みの「武光」と興味本位でラブホに入ってみた「渡紗綾香」
当初ははしゃいでいた2人でしたが…というもの。
まあ、そもそも嫌な相手であれば、2人して帰宅することはなく。
冗談でもラブホに入ったりもしないでしょう。
切っ掛けづくりかな。
胸のサイズも変わらねーし
…の台詞に腹を立て、制服めくるシーンが好き。
彼女の性格をうまいこと利用した、良い手段でした
バレバレなオチはお約束で楽しい。
なお、声を掛けたのは冒頭話の「勝吾くん」です。

045:「カテキョのお勉強」
パパ活相手の息子「涼真(りょうま)」の家庭教師をしていた「本沢夏菜」
彼は物静かで落ち着いた、クールな子であり。
そのポーカーフェイスをどうにか崩したくなってきた「夏菜」は、色々仕掛けていたのです。
冒頭話に続き、もくじ部分の紹介絵から成長したヒロインです。
「夏菜さん」は髪伸ばしたんですね。
漫画前半では、先の「美涼さん」も登場していました。
「涼真くん」の姉だそうですよ。
美形な姉弟ですわね。
(※なお、会話から彼女は普段この家にはいないらしい)
さすがにえっち時には年相応になるかなー、と見ていたのですが…冷静さは変わらず。
年下な彼に終始ヤラれっぱなしでした。
なにゆえ彼がそんなんなのか、オチで判明
もしかして、先の「美涼さん」があーんな感じだったのも、同じ理由かしら。

065:「ダイエットのお勉強」
ちょっと太めな「古北やな」
友人らの提案であるえっちでのダイエットを、「作斗(さくと)」と試すこととなったのでした。
成年漫画ではお馴染み、えっちで痩せようという企画。
なお、ちょっと検索してみたところ、ヒットは 約 14,800,000 件(※google 22/11/26検索)
まぁ、動きあることなので、食っちゃ寝してるよりは痩せるだろうけど…。
興味ある方は検索して体位とかなんとか研究してみると良いかも。
こちらのヒロイン「やなちゃん」の彼氏「作斗くん」とつるんでいたのは、既に登場している「勝吾」・「武光」の2人。
彼女の友人は「紗綾香」、次のエピソードに登場する「前園雛羽」の2人でした。
美人揃いの学校で羨ましい
「やなちゃん」はぽっちゃりとした可愛らしい娘。
まあね、あの年齢の男子は…ダイエットとかなんとか、建前なんてどーでも良いですわね。
ただ、いかに親しい間柄とはいえ、オチのあれは酷い。
後でちゃんと謝罪するように。

085:「みがわりのお勉強」 前後篇
「前園ことり」の娘「前園雛羽」は母と同じ学校に進学。
その入学式、「ことり」は20年前にひと関りがあった「佐根川」と再会しました。
彼は同学校にて教師となっており。
それなりの地位も築いていた彼は、過去の復讐で”とある取り引き”を持ち掛けてきたのでした。

もくじでは、よくー似た感じで2人して親子並んでいました。
現在の「ことりさん」はすっかり成長して母親に。
娘「雛羽さん」は当然ですがそのまま。
(※さらにカバー裏などでは成長記録が見れます)
それまでのエピソード群では、まぁ…ラブコメの範囲内といったお話でしたが。
冒頭からして、こちらはかなりブラック。
現在は落ち着いたとはいえ、「ことりさん」の学生時代は酷いもの
またね、再会した彼女がぱっと思い出せなかったところが、またリアルだと感じました。
どれだけ酷いことしていても、加害者はまったく覚えてないもんですよね。
そのため…「佐根川くん」の行動は決して褒められたものではないのですが、彼女の自業自得という印象です。
これ成年漫画なため、当然のようにえろい事がエスカレートしていくのでした。
ああしたのが嫌ならば、キッチリ罪を認めて、洗いざらいぶちまけるしかないでしょう。
全て自分の不始末なのだから。
収録では唯一の2話もの。
後編では衝撃の展開が待っています、が。
成年漫画のこうしたネタではお約束かな…。

前園雛羽・ことり、芸能人「鮎川花凛」
※※左:前園雛羽・ことり親子、右:芸能人「鮎川花凛」

139:「アオハルのお勉強」
部員1人で、廃部が決まってた文芸研究部の部長「折本恵介」
そんなところ、”プライベートな空間が欲しい”という理由で、芸能人であった「鮎川花凛」が入部してきたのでした。
↓表紙が「花凛さん」です。
さすが現役芸能人。(※カバー裏は水着グラビアです)
グラビアでも活躍していましたが、メインはドラマみたい。
そりゃー、そんなんが間近だったら、たまらんでしょう。
ドキドキはしていたようですが、こちらの「折本くん」は、落ち着いた物腰で、彼女を特別扱いしない、貴重な男子
入部した経緯も教師が斡旋したようだったので、そうした彼の気質を踏まえてのことかな。
かなりベタな展開ではありましたが、それ故に読んでいて心地良く。
あるいは、収録では最も読者らが期待していただろうエピソードかもしれません。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「東出イロドリ」センセでした。
当ブログでは初単行本「いろとりどり」も紹介していて、今回は2冊目。
ぱっと目を奪われる↓表紙なのですが。
個人的には裏表紙のが好き。
右上のバーコードが邪魔で悔しい。
あれは…おそらく、本編での仲良し3人組ですよね。
「やなちゃん」のお尻から太ももにかけて、がヤバい。
実は、ひでるさんが今回単行本で最も刺さった点だったりします(笑)


アオハルコ

アオハルコンプレックス (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2022/10/15 [アダルト] 東出イロドリ (著)


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