■おもいろは (かせい)
★まんがデーター [10.5/20.0]
・絵柄 :●●◎〇〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●〇〇〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [成年] ラブコメ、制服
・構成 : 初単行本、9話収録。
・おまけ: あとがき、キャラクター紹介。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「かせい」センセの「おもいろは」です。
※ヒマリ
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
くくり「AOHA COMICS」ということで、制服ヒロイン満載な単行本です。
よくよく見ると…。
各ヒロインの制服デザインはまったく同じに見えます。
(※2名ほど違う)
ただし、ゲスト出演とか、存在を匂わすような描写などもなく。(←たぶん)
ちょっと残念。
お話は制服女子らとのラブコメで、おおむねくくりと違わぬ作品群。
多少はっちゃけたプレイもありましたが、読み辛いようなことはなく。
ここは概ね問題ないと思います。
黒色は強すぎなく、デジタル感ある色彩。
濃淡は丁度良いくらい。
色づきしっかりしていて、あまり気にならないですが…描き込みはもう少しあっても良い感じ。
コマ割りは中くらいで、比較的大きく。
余裕あって、すっきりとまとまっていました。
加筆修正あるのかな。
各コマにて作画の良い・悪いの落差が結構大きく。
ポイントとなるシーンは良いのですが、その間を埋めるコマはだいぶ力が抜けている印象。
バランスが微妙なところもちらほらあり、特に横顔。
ちょっと特徴的で、輪郭幅が正面よりもやや狭くなっているようで…気になりました。
あと服装、下着デザインなどには、成年ジャンルなのでもう少し凝ってほしいですね。
人物画についても、しっかり描かれた所は良かったので。
安定してくれば、また全然違って見えると思いました。
判断については、紹介帯にカット絵のある裏表紙が良いでしょう。
【 収録話 】 9話収録
003:「わたし達の家族の形」
クラスにて”笑わない女”、そう評されていた「ヒマリ」
その理由は…学校で教師をする義兄の存在がためだったのです。
こんなんが教師かー。
あのタイトルにも、ちょっと微妙な空気が流れていましたけれど…。
教師という義兄、そしてヒロイン「ヒマリちゃん」ともども、壊れてるわね。
そーなる経緯も描かれていて、結構リアルっぽい雰囲気。
まぁ、せめて1人ではないので。
2人で頑張ってください。
なお、単行本↓表紙は「ヒマリちゃん」だそうです。
※左:先輩「サエコ」、右:マリカ
023:「ご褒美はあとで」
先輩「サエコ」宅にて勉強を見てもらうこととなった「サトル」
しかし、彼は2人きりの空間に、それどころではなくなってしまったのでした。
既に付き合ってるのかな。
ああした行為も、発言からして初めてのことではないようです。
母親もからかってますわね。
ユルユルであっさり流されてしまう「サエコさん」がキュートでした。
047:「Warm House」
親が出張で家に1人で過ごすのが嫌なため、なかなか帰らなかった「マリカ」
時間が進むにつれ、補導員に声を掛けられたため…。
ふと見つけた知り合い「キリヤ」に助けを求め、さらに家に泊めてもらうこととしたのでした。
昔馴染みな関係ですかね。
「泊めてくれない?」
そうした問いかけに、あっさり承諾していたりして。
…結構親しい、妹みたいな間柄だったみたい。
そんな感じなので、いい切っ掛けだったかな。
ちなみに、制服脱ぐくだりはちょっと早すぎかなー、って感じました。
071:「ぞくぞくしちゃうの」
「ヨシキ」に告白した「シノノメ・アミ」
その返事としてか、いきなりキスされてしまったのです。
あの慣れ切ってる感は、ちょっと危険な気がしました。
1回目のえっちまで、ドンドコ進んでいます。
あれでいいのか。
そんな彼なため、プレイも次々に進化してますね…。
彼女大丈夫かなぁ。
なお、電車のシーンは背景が弱く、ぱっとソレだと分かり辛いです。
095:「幼馴染の好きな人は」
幼馴染み「あつひこ」とぬるま湯のような関係を続けていた「ワカナ」
しかし、そのうち彼は先輩に惹かれてしまったようで、油断していた事を後悔していたのですが…。
ある日、彼はなにやら落ち込んでいたのでした。
まぁ、いい切っ掛けですよね。
「ワカナさん」のああした発言も、それはソレでまぁ、いいようにも思いましたが。
うーん、ここは普通に告白した方が良かったのではないかなぁ。
こちらエピソードは前半・後半で分かれているようなつくりで。
途中から、「ワカナさん」にとある変化があり、2倍楽しめるようになっています。
ひでるさんは後半のが好き。
121:「ふたりの秘密の時間」
現会長「ミヤコ」にしつけをされていた、次期生徒会会長「ヒカル」のお話。
口調が丁寧な会長「ミヤコさん」
イイトコのお嬢様とかなのかな。
お仕置とかなんとか言っているのですが、前半の告白めいた台詞に真っ赤になってるのが可愛い。
案外、簡単にコントロールできそうよ。
面白いお話ですが、オチがちょっと切ない感じになっています。
そうした点が故の行為ですわね。
139:「パパらぶ!」
「ミカ」は新しい水着を買ってもらうべく、パパにたっぷりサービスするのでした。
単語「パパ」をあのくらいの年齢の娘が使うと…。
やっぱり、援交のそれな意味のが近いですわね。
ただし、こちらのエピソードは実父親。
なかなかトンデモなお話になっています。
いや、彼女の好意は置いといて、ちゃんとしなさいよ。
いちおう、「好きになった人にとっておく~」なんて事は言ってるんですけどね。
※左:生徒会会長「ミヤコ」、右:チヒロ
155:「彼女からのサイン」
彼女「アリサ」とのデートを家での映画鑑賞としたところ…。
どことなく彼女は不機嫌たったのです。
帰り道にて、他女性のバストをガン見していた様子。
まあ、2人連れ立って歩いている時は、せめてコソコソやんなさいよ。
ほほう、じゃねーだろ。
しかも、「アリサさん」は自らのサイズに悩む、貧乳ヒロイン。
あー言われて当然。
ただね、巨乳がすれ違えばとりあえず視線をそっちに走らせることはあっても…。
イコール、巨乳好きって計算式は成り立たないですよ。
単に、動く獲物を追った程度と変わらんです。
なお、「アリサさん」は良い貧乳っぷりでした。
173:「彼女は尽くすタイプ」
付き合って1カ月での初えっちは大失敗に終わり。
2人の仲はやや疎遠になり、どうしようか悩む「ケンイチ」でしたが…。
意外なことに、彼女「チヒロ」から再び誘ってきたのでした。
何かあるのかなぁ、って警戒していましたが。
特に裏はなく、単に「チヒロちゃん」がいい娘で良かった。
ただ、まぁ…相手不安にさすのもどうかと思うので、こうした問題はちゃんと2人で解決していった方がいいと思うぞ。
【 その他 】
以上、本日は「かせい」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
前述してきたように、ちょっと残念な仕上がりでした。
良いコマも多くあり、↓表紙なども良い感じだったので…。
次巻に期待します。
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・絵柄 :●●◎〇〇
・お話 :●●●〇〇
・漫画 :●●〇〇〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [成年] ラブコメ、制服
・構成 : 初単行本、9話収録。
・おまけ: あとがき、キャラクター紹介。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「かせい」センセの「おもいろは」です。
※ヒマリ
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
くくり「AOHA COMICS」ということで、制服ヒロイン満載な単行本です。
よくよく見ると…。
各ヒロインの制服デザインはまったく同じに見えます。
(※2名ほど違う)
ただし、ゲスト出演とか、存在を匂わすような描写などもなく。(←たぶん)
ちょっと残念。
お話は制服女子らとのラブコメで、おおむねくくりと違わぬ作品群。
多少はっちゃけたプレイもありましたが、読み辛いようなことはなく。
ここは概ね問題ないと思います。
黒色は強すぎなく、デジタル感ある色彩。
濃淡は丁度良いくらい。
色づきしっかりしていて、あまり気にならないですが…描き込みはもう少しあっても良い感じ。
コマ割りは中くらいで、比較的大きく。
余裕あって、すっきりとまとまっていました。
加筆修正あるのかな。
各コマにて作画の良い・悪いの落差が結構大きく。
ポイントとなるシーンは良いのですが、その間を埋めるコマはだいぶ力が抜けている印象。
バランスが微妙なところもちらほらあり、特に横顔。
ちょっと特徴的で、輪郭幅が正面よりもやや狭くなっているようで…気になりました。
あと服装、下着デザインなどには、成年ジャンルなのでもう少し凝ってほしいですね。
人物画についても、しっかり描かれた所は良かったので。
安定してくれば、また全然違って見えると思いました。
判断については、紹介帯にカット絵のある裏表紙が良いでしょう。
【 収録話 】 9話収録
003:「わたし達の家族の形」
クラスにて”笑わない女”、そう評されていた「ヒマリ」
その理由は…学校で教師をする義兄の存在がためだったのです。
こんなんが教師かー。
あのタイトルにも、ちょっと微妙な空気が流れていましたけれど…。
教師という義兄、そしてヒロイン「ヒマリちゃん」ともども、壊れてるわね。
そーなる経緯も描かれていて、結構リアルっぽい雰囲気。
まぁ、せめて1人ではないので。
2人で頑張ってください。
なお、単行本↓表紙は「ヒマリちゃん」だそうです。
※左:先輩「サエコ」、右:マリカ
023:「ご褒美はあとで」
先輩「サエコ」宅にて勉強を見てもらうこととなった「サトル」
しかし、彼は2人きりの空間に、それどころではなくなってしまったのでした。
既に付き合ってるのかな。
ああした行為も、発言からして初めてのことではないようです。
母親もからかってますわね。
ユルユルであっさり流されてしまう「サエコさん」がキュートでした。
047:「Warm House」
親が出張で家に1人で過ごすのが嫌なため、なかなか帰らなかった「マリカ」
時間が進むにつれ、補導員に声を掛けられたため…。
ふと見つけた知り合い「キリヤ」に助けを求め、さらに家に泊めてもらうこととしたのでした。
昔馴染みな関係ですかね。
「泊めてくれない?」
そうした問いかけに、あっさり承諾していたりして。
…結構親しい、妹みたいな間柄だったみたい。
そんな感じなので、いい切っ掛けだったかな。
ちなみに、制服脱ぐくだりはちょっと早すぎかなー、って感じました。
071:「ぞくぞくしちゃうの」
「ヨシキ」に告白した「シノノメ・アミ」
その返事としてか、いきなりキスされてしまったのです。
あの慣れ切ってる感は、ちょっと危険な気がしました。
1回目のえっちまで、ドンドコ進んでいます。
あれでいいのか。
そんな彼なため、プレイも次々に進化してますね…。
彼女大丈夫かなぁ。
なお、電車のシーンは背景が弱く、ぱっとソレだと分かり辛いです。
095:「幼馴染の好きな人は」
幼馴染み「あつひこ」とぬるま湯のような関係を続けていた「ワカナ」
しかし、そのうち彼は先輩に惹かれてしまったようで、油断していた事を後悔していたのですが…。
ある日、彼はなにやら落ち込んでいたのでした。
まぁ、いい切っ掛けですよね。
「ワカナさん」のああした発言も、それはソレでまぁ、いいようにも思いましたが。
うーん、ここは普通に告白した方が良かったのではないかなぁ。
こちらエピソードは前半・後半で分かれているようなつくりで。
途中から、「ワカナさん」にとある変化があり、2倍楽しめるようになっています。
ひでるさんは後半のが好き。
121:「ふたりの秘密の時間」
現会長「ミヤコ」にしつけをされていた、次期生徒会会長「ヒカル」のお話。
口調が丁寧な会長「ミヤコさん」
イイトコのお嬢様とかなのかな。
お仕置とかなんとか言っているのですが、前半の告白めいた台詞に真っ赤になってるのが可愛い。
案外、簡単にコントロールできそうよ。
面白いお話ですが、オチがちょっと切ない感じになっています。
そうした点が故の行為ですわね。
139:「パパらぶ!」
「ミカ」は新しい水着を買ってもらうべく、パパにたっぷりサービスするのでした。
単語「パパ」をあのくらいの年齢の娘が使うと…。
やっぱり、援交のそれな意味のが近いですわね。
ただし、こちらのエピソードは実父親。
なかなかトンデモなお話になっています。
いや、彼女の好意は置いといて、ちゃんとしなさいよ。
いちおう、「好きになった人にとっておく~」なんて事は言ってるんですけどね。
※左:生徒会会長「ミヤコ」、右:チヒロ
155:「彼女からのサイン」
彼女「アリサ」とのデートを家での映画鑑賞としたところ…。
どことなく彼女は不機嫌たったのです。
帰り道にて、他女性のバストをガン見していた様子。
まあ、2人連れ立って歩いている時は、せめてコソコソやんなさいよ。
ほほう、じゃねーだろ。
しかも、「アリサさん」は自らのサイズに悩む、貧乳ヒロイン。
あー言われて当然。
ただね、巨乳がすれ違えばとりあえず視線をそっちに走らせることはあっても…。
イコール、巨乳好きって計算式は成り立たないですよ。
単に、動く獲物を追った程度と変わらんです。
なお、「アリサさん」は良い貧乳っぷりでした。
173:「彼女は尽くすタイプ」
付き合って1カ月での初えっちは大失敗に終わり。
2人の仲はやや疎遠になり、どうしようか悩む「ケンイチ」でしたが…。
意外なことに、彼女「チヒロ」から再び誘ってきたのでした。
何かあるのかなぁ、って警戒していましたが。
特に裏はなく、単に「チヒロちゃん」がいい娘で良かった。
ただ、まぁ…相手不安にさすのもどうかと思うので、こうした問題はちゃんと2人で解決していった方がいいと思うぞ。
【 その他 】
以上、本日は「かせい」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
前述してきたように、ちょっと残念な仕上がりでした。
良いコマも多くあり、↓表紙なども良い感じだったので…。
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