■コスプレメイドがいかがわしい (はらざきたくま)
★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、メイド、コスプレ
・構成 : 8話収録
・おまけ: あとがき、キャララフ・コメント「おまけのページ」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「はらざきたくま」センセの「コスプレメイドがいかがわしい」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は8話。
それぞれ特に繋がりはないですが、メイドテーマの単行本になっています。
前巻「メイド奇譚」に続く、メイドくくり。
特に、そちら未読でも楽しめるようになっていましたが。
ラスト位置のショート短編は、その宣伝漫画っぽく。
前ヒロインらが顔を見せていたので、読んでいた方が楽しめるでしょう。
おまけはあとがきほか、おまけのページとしてキャラのラフ画とセンセのコメントがありました。
3ページほどでしたが、かなりギッシリ詰め込まれていて。
見応えあるものです。
ただ…カバーのイラスト2枚が、あちこち使いまわされており。
ここは、ちょっと残念でした。
時間なかったんでしょうか…。
※ホテル「トワイライト」のメイド「夕花」
★★絵柄について ★★★
カラーは当然その良さがあるのですが。
白黒画でも、受けるイメージはほぼ変わりません。
また、それはソレで良く、実に完成度高いものです。
横幅のある特徴的な丸っとした輪郭。
まつ毛の長い黒目で、線の鼻。
細身で身長は高く、整った、すらりとしたスタイルです。
間違いなく可愛らしいのですが。
どこか…妖しげな雰囲気ある所もポイントでしょう。
巧みな漫画運びで、するする読み進められるもの。
ちょっとした描写に優れ、あちこちの間もイイ感じ。
表情良く、アクションなどもリアルかつ自然。
背景・小物も抜群で、非常に漫画のお上手な方です。
また、メインシーンはたっぷりな液体描写で。
枠線飛び越える事も多く、パンチ力ありました。
ぬるぬるとエロスです。
丁寧で綺麗な、すっきりとした曲線。
ちょうど良いくらいの色彩で、ぶち抜き多め。
あちこち細かめで賑やかですが、見辛さはありません。
綺麗な原稿具合でした。
★★収録話について ★★★ 8話収録
003:「葉丈先輩はとどかない」
海外に出かけた叔母の代理で、「高瀬」の家にやって来たのは…。
昔の部の先輩「葉丈(ようじょう)」だったのです。
小さい先輩女性・大きい後輩男性、というカップル。
また、こちらのメイド服は上半身和装、下はエプロン・スカート~といった、どこぞの喫茶店みたいな雰囲気です。
前半には、照明の取り換えで脚立に乗るシーンがあるのですが。
はい、お約束のパンチラ頂きました。
あえて見せてくれているようなシチュエーションで、それもまた良し(笑)
えっち展開はその直後の流れによるものです。
カバー裏でもひと回り小さかったですが。
そうしたミニマムながら、目線の妖しさは年相応といった「葉丈さん」がとかくキュート。
黒い下着、黒ニーソもよくお似合いでした。
オチのくだりがまた甘くて良いですねー。
035:「青い悪意と惑溺する女色」
「マリコ」と同じマンションに住む、父子家庭の少年「湊」
見かけると挨拶する程度の間柄でしたが、駅からの帰り道にて鉢合わせ。
共に帰る際、誕生日が同日だったと知り。
「プレゼントなにがいい?」
そうした問いの答えは、意外なものだったのです。
前話の「葉丈さん」と違って…。
こちらの「マリコさん」は、1コマ目から迫力あるバストを見せてくれていました。
(なにげなパンチラ絵も好き)
個人的にはスーツ姿も良いのですが、ジャンルがためメイド服にチェンジ。
しっかりバスト目立つデザインで、実によくお似合いでした。
こちらのえっち展開は…冒頭にて示されているのですが。
ちょっと意外さあるものです。
また、オチは驚くと思います。
065:「蠱惑少女とメイドの土産」
「篤木」の隣に引っ越してきた「涼森璃々」
ある雨の日に帰宅したところ、
「カギをなくして家に入れないなんて~」
そう、ずぬぶ濡れであったため、部屋に招いたのでした。
出会った際にはホワイトブリム(※メイド服で頭につける装飾品)を装着しており。
部屋に入れた際は、「文化祭でやるメイド喫茶の服で」とかなんとか、勝手にメイド・コスプレしてくれてます。
長い黒髪とよくお似合い。
…と。
ここまでは、ごく普通の流れだったんですが。
コーヒー直後の展開には、「篤木くん」と共に目が白黒なりました。
ななな、なんで!?
まぁ、手っ取り早くて助かるのだけれども。
ただ、人生終了、~とか言われると、現場では萎えそうね。
097:「黄昏メイド」
10年ぶりに帰省していた「真賀時生」
細い路地の奥に、夢か幻かという古いホテル「トワイライト」をまた見つけ。
そこで働くメイド「夕花」と再会したのです。
小さい「夕花ちゃん」の姿も見れる、お得な短編。
まー、昔から可愛らしい娘さんですわねー。
ちょっと不思議な感覚のある、面白いエピソード。
読んでいて。
あるいは、彼最後には死んでたりするんじゃーなかろうか。
…とか考えていたので。
オチがあーで良かった。
ここで2人が色々客を迎えて云々~みたいな連続モノを妄想しました。
もういくらか、肉付けとかなんとか必要か。
129:「それは撮影不許可です!」
小さい頃からよく面倒を見ていた、妹のような存在の姪「亜理亜」
成長してコスプレイヤーとなった彼女は、よくイベントの際に家までやって来るのでした。
はい、まさしくコスプレえっちですね。
通常時はお団子髪の女の子なのですが…。
こちらでのコスプレ、悪魔メイド「ベリフェゴール」は非常に出来が良く。
(単行本の↓表紙・中央の娘です)
全然雰囲気違っていて、もう完全に別人。
コレはまたイイ感じでした。
パンチラ対策なのか、もともとそんなんなのか。
全然色気ないデザインな下着もまた良かったです。
まぁ…あれは、覗くの当然ですわね。
155:「仮想世界は結構狭い」
海外転勤になった両親に従わず、残ることを選択した「海国」
現在は叔母宅に居候していたのですが。
そちらの従姉妹「葵」は、個人的にイチオシのVtuber「水蜜柑音(みなみつ・かんね)」その人だったのです。
最近ちらほら見られる、Vtuber・中の人漫画。
こちらの「葵ちゃん」が演じる、「水蜜柑音」は…個人勢でさして人気ない、っていうのはリアルっぽいですね。
実際にこうしたシチュエーションになった場合。
彼女としては、実際どうなんでしょうね…。
リアルのガチファンを見つけたのは、当然嬉しい気持ちもあるとは思いますが。
配信を再開し、椅子のように上に座ってくれてのプレイ。
エロくて実に良い塩梅(笑)
当初は水着みたいにワンピース状なのかと思ってましたが、下は短パンみたいなんですね。
オチ前のえっちも良かったです。
なお、ホワイトブリム、エプロンを身に着けていましたが…。
設定は航海士とのことで、厳密にはメイドでないですかね。
※左:代理メイド「葉丈先輩」、右:主人・メイド「雫」
193:「そして世界はつながった」
仕えていた主人を亡くしたメイド「雫」
ふとした切っ掛けから、サラリーマンの彼を屋敷に招き入れたのでした。
収録に、それっぽい娘もいましたが…。
ガチメイドというのは「雫さん」が初。
また、彼女の場合は職業・恰好がそんなんというだけでなく。
性格・気質みたいなのまでも、まるまるメイドさんでした。
そんなんなので、無論えっちも相手してくれてます。
コレ…いいなぁ。
今後も期待出来そうなオチも素敵でした。
頭ぶつけるもんですわね。
229:「喫茶 メイドキタンにようこそ」
前巻「メイド奇譚」ではカラーページに登場していた「メイドちゃん」をメインとした8ページのショート。
他ヒロインらもちらと顔を見せてました。
舌ったらず・そばかすな「メイドちゃん」がロリ・キュートでした。
★★リンクほか ★★★
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テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト