■姦獄 ~ミラレ・トラワレ・コワサレル~ (夜神紗衣)
★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ブラック、事件・犯罪、拘束
・構成 : 初単行本、9話+α収録
(うち「姦視」×3、「姦獄」×3、「刑姦」×3)
・おまけ: あとがき、オマケ漫画(4P)、イラスト
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「夜神紗衣(やがみ・さい)」センセの「姦獄 ~ミラレ・トラワレ・コワサレル~」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は9話で、連続したエピソードが3つ。
それぞれ均等に3話づつ、となっています。
…で。
これら、全て繋がった、壮大なお話となっていました。
結構驚き。
多少の強引さありつつも、1冊まるまるを使った長編のような感じです。
あちこち驚かされる展開、各キャラの意外な関係などなど、漫画世界を楽しめることと思います。
ちょっとハードなので、気を付けて。
また、巻末には描き下ろしの漫画が4ペーシあり。
本編がブラックなストーリーだったのに対し、そちらはほっこりするラブコメなエピローグ話となっていました。
そのほかオマケはあとがき、イラスト。
結構な文章量と、カワイイSDキャラが見れます。
※弁護士「東上渚」
★★絵柄について ★★★
↓表紙(中扉も)のように、妖しさある人物絵。
甘い感じよりも…絶望、泣き顔とかのがよく似合う、特徴的なものです。
横長で釣り目気味。
鼻は比較的しっかり描かれていました。
曲線・三角な輪郭で、その内側は狭め。
あちこち鋭角的でもあります。
だいたいは良く描かれているものの、バランス微妙なところがあり。
大きいアクションなどもやや弱め。
逆に表情は優れていて、こうしたハードなお話とピッタリ。
その一方、コメディー調に崩すことも結構あって…。
そのあたりは、ちょっと人を選ぶように感じました。
↓表紙はカラーの力が強いため。
判断は、裏表紙と紹介帯カット絵を見ていくのが良いでしょう。
★★収録話について ★★★ 7話収録
005:「姦視」 前中後編
マンションに帰宅した「国立麻琴(くにたち・まこと)」
そこで、下着を物色していた「遊佐飛鳥(ゆさ・あすか)」と鉢合わせしてしまったのでした。
長く続くストーリーの切っ掛け話。
帰宅した彼女に対し、「飛鳥くん」はベッド下に隠れていたのですが…。
あの、ふと覗いた際に目があう瞬間はかなりの恐怖感。
こわー。
暴走した彼にえっちされてしまうものの、なぜか警官らがイイ所で突入。
彼は現行犯で捕まり、「麻琴さん」は助かった、のですけれど…。
ここのラストがまた、非常に怖いので必見。
どんなんかは秘密です。
中編はカフェ店員「中野真弥」
ある程度を書いちゃうと、前話のネタバレになってしまうので。
えーと…、先の事件がため、彼氏に泊まってもらうようお願いした、というもの。
漫画では数少ない(笑)、カップルでの通常えっち。
お風呂場で始まってましたよ。
…で。
オチでまた恐ろしい発言があって…後編に。
正直なところ、個人的に単行本でもっとも理解し難いのがこちらでした。
色々あったとはいえ、間接的なことばかりだったので。
あーなるかなー、「真弥さん」
なにか…もう1つ、直接的な事でもあったら、また違ったかなー、って思います。
069:「姦獄」 序章・続章・終章
前エピソードで部屋に侵入していた「遊佐飛鳥」をメインとしたシリーズです。
1話目は”序章”となっていましたが。
このストーリーで最も時系列が古いお話(※数年前)になっています。
彼の学生時代の回想ですね。
昔の事件がため、特に女子に恐怖を抱いていた「飛鳥」
クラスでは何かと気にかけてくれる「森野ありさ」に好意をもっていたのですが。
保健室で休んでいた彼は、驚くべき光景を目撃することとなったのでした。
まず、えっち担当は「ありささん」です。
詳細はやっぱり伏せますが…。
前シリーズに続いて、中年がとにかくゲスい。
緊縛プレイなんぞしてましたよ。
ああ、なるほどなぁ…。
「飛鳥くん」があーなってしまうのも、分かる気がします。
あー、重くて苦しい。
…でね。
ここ彼出ずっぱりだったので、その外観のちょっとした違和感、、、に気付いた人いるかもしれません。
(※ひでるさんはスルーしてました…)
秘密が明かされる、続章・終章です。
「飛鳥くん」の弁護を担当した「東上渚」は、釈放された彼を迎えたのでした。
収録では最も美人さんで、↓表紙はこちらの「渚さん」が担当。
シリーズではメインヒロインという雰囲気です。
(※ただ、彼女の挨拶「弁護士の志方~」は意味不明。名前かと思いましたが)
自宅へ連れ帰った彼を前に、急に態度を変える彼女。
おいおい、またおっかないぞ。
たぶん、もともとSっ気があるため、そんなんだったと思うのですが。
現在の「飛鳥くん」はあーなので、ココは頑張って抑えとかないとダメよ。
実際に続章のラストは驚くべき展開になっていました。
続く終章では…色々あった「飛鳥くん」の謎が解けています。
なるほどなー。
だから、「渚さん」怖いんだってば…。
※左:「森野ありさ」、右:警官「伊勢崎歩」
135:「刑姦」 前中後編
さて、こちらが最後のシリーズ。
ちらほら顔を見せていた警官のうち、後輩「伊勢崎歩(いせざき・あゆめ)」がメインっぽくなっています。
そのほか、これまで登場していたキャラたちが再度顔を見せ。
意外な繋がりが判明するほか、一連の決着がつく重要なシリーズとなっていました。
引っ越してきた「森野ありさ」から、相談を持ち掛けられた警官「伊勢崎歩」
誰かに監視されている感覚がある。
そんな相談を受けていたところ、ふと意識が遠のいていったのでした。
裏表紙を担当する「歩さん」
いわゆる「ボク」っ娘なのですが、意外にセクシーな黒い下着でした。
イイネ!
あれは…先輩を意識してるため、かな。
中編では、再登場した「ありささん」の追加・過去描写がありました。
最初気付かなかったんですが、こちらの男性は…既に顔を見せていた彼ですよね。
(※なにげに「姦獄」シリーズにも出ている)
また、なにゆえ警官「歩さん」が狙われたのか、その理由も判明しています。
さて、諸々が解決していく後編。
その切っ掛けとなったのが…冒頭エピソードと掛かっていて、楽しい。
ひととおり解決して良かった。
描き下ろしでの2カップルも幸せそうで何より。
特に「歩さん」は…タフね。
そうでないと警官なんて務まらないか。
最後にオマケ。
ブログ書く際につくりました、人物相関図になります。
肝心なものは書いてませんが、上記文面よりネタバレてる部分もあるので。
まだ読んでいない人はご注意ください。
※姦獄_人物相関図(クリックで拡大)
★★リンクほか ★★★
姦獄 ~ミラレ・トラワレ・コワサレル~ (GOT COMICS) コミック, 2023/9/25 [アダルト] 夜神紗衣 (著)
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ブラック、事件・犯罪、拘束
・構成 : 初単行本、9話+α収録
(うち「姦視」×3、「姦獄」×3、「刑姦」×3)
・おまけ: あとがき、オマケ漫画(4P)、イラスト
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「夜神紗衣(やがみ・さい)」センセの「姦獄 ~ミラレ・トラワレ・コワサレル~」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は9話で、連続したエピソードが3つ。
それぞれ均等に3話づつ、となっています。
…で。
これら、全て繋がった、壮大なお話となっていました。
結構驚き。
多少の強引さありつつも、1冊まるまるを使った長編のような感じです。
あちこち驚かされる展開、各キャラの意外な関係などなど、漫画世界を楽しめることと思います。
ちょっとハードなので、気を付けて。
また、巻末には描き下ろしの漫画が4ペーシあり。
本編がブラックなストーリーだったのに対し、そちらはほっこりするラブコメなエピローグ話となっていました。
そのほかオマケはあとがき、イラスト。
結構な文章量と、カワイイSDキャラが見れます。
※弁護士「東上渚」
★★絵柄について ★★★
↓表紙(中扉も)のように、妖しさある人物絵。
甘い感じよりも…絶望、泣き顔とかのがよく似合う、特徴的なものです。
横長で釣り目気味。
鼻は比較的しっかり描かれていました。
曲線・三角な輪郭で、その内側は狭め。
あちこち鋭角的でもあります。
だいたいは良く描かれているものの、バランス微妙なところがあり。
大きいアクションなどもやや弱め。
逆に表情は優れていて、こうしたハードなお話とピッタリ。
その一方、コメディー調に崩すことも結構あって…。
そのあたりは、ちょっと人を選ぶように感じました。
↓表紙はカラーの力が強いため。
判断は、裏表紙と紹介帯カット絵を見ていくのが良いでしょう。
★★収録話について ★★★ 7話収録
005:「姦視」 前中後編
マンションに帰宅した「国立麻琴(くにたち・まこと)」
そこで、下着を物色していた「遊佐飛鳥(ゆさ・あすか)」と鉢合わせしてしまったのでした。
長く続くストーリーの切っ掛け話。
帰宅した彼女に対し、「飛鳥くん」はベッド下に隠れていたのですが…。
あの、ふと覗いた際に目があう瞬間はかなりの恐怖感。
こわー。
暴走した彼にえっちされてしまうものの、なぜか警官らがイイ所で突入。
彼は現行犯で捕まり、「麻琴さん」は助かった、のですけれど…。
ここのラストがまた、非常に怖いので必見。
どんなんかは秘密です。
中編はカフェ店員「中野真弥」
ある程度を書いちゃうと、前話のネタバレになってしまうので。
えーと…、先の事件がため、彼氏に泊まってもらうようお願いした、というもの。
漫画では数少ない(笑)、カップルでの通常えっち。
お風呂場で始まってましたよ。
…で。
オチでまた恐ろしい発言があって…後編に。
正直なところ、個人的に単行本でもっとも理解し難いのがこちらでした。
色々あったとはいえ、間接的なことばかりだったので。
あーなるかなー、「真弥さん」
なにか…もう1つ、直接的な事でもあったら、また違ったかなー、って思います。
069:「姦獄」 序章・続章・終章
前エピソードで部屋に侵入していた「遊佐飛鳥」をメインとしたシリーズです。
1話目は”序章”となっていましたが。
このストーリーで最も時系列が古いお話(※数年前)になっています。
彼の学生時代の回想ですね。
昔の事件がため、特に女子に恐怖を抱いていた「飛鳥」
クラスでは何かと気にかけてくれる「森野ありさ」に好意をもっていたのですが。
保健室で休んでいた彼は、驚くべき光景を目撃することとなったのでした。
まず、えっち担当は「ありささん」です。
詳細はやっぱり伏せますが…。
前シリーズに続いて、中年がとにかくゲスい。
緊縛プレイなんぞしてましたよ。
ああ、なるほどなぁ…。
「飛鳥くん」があーなってしまうのも、分かる気がします。
あー、重くて苦しい。
…でね。
ここ彼出ずっぱりだったので、その外観のちょっとした違和感、、、に気付いた人いるかもしれません。
(※ひでるさんはスルーしてました…)
秘密が明かされる、続章・終章です。
「飛鳥くん」の弁護を担当した「東上渚」は、釈放された彼を迎えたのでした。
収録では最も美人さんで、↓表紙はこちらの「渚さん」が担当。
シリーズではメインヒロインという雰囲気です。
(※ただ、彼女の挨拶「弁護士の志方~」は意味不明。名前かと思いましたが)
自宅へ連れ帰った彼を前に、急に態度を変える彼女。
おいおい、またおっかないぞ。
たぶん、もともとSっ気があるため、そんなんだったと思うのですが。
現在の「飛鳥くん」はあーなので、ココは頑張って抑えとかないとダメよ。
実際に続章のラストは驚くべき展開になっていました。
続く終章では…色々あった「飛鳥くん」の謎が解けています。
なるほどなー。
だから、「渚さん」怖いんだってば…。
※左:「森野ありさ」、右:警官「伊勢崎歩」
135:「刑姦」 前中後編
さて、こちらが最後のシリーズ。
ちらほら顔を見せていた警官のうち、後輩「伊勢崎歩(いせざき・あゆめ)」がメインっぽくなっています。
そのほか、これまで登場していたキャラたちが再度顔を見せ。
意外な繋がりが判明するほか、一連の決着がつく重要なシリーズとなっていました。
引っ越してきた「森野ありさ」から、相談を持ち掛けられた警官「伊勢崎歩」
誰かに監視されている感覚がある。
そんな相談を受けていたところ、ふと意識が遠のいていったのでした。
裏表紙を担当する「歩さん」
いわゆる「ボク」っ娘なのですが、意外にセクシーな黒い下着でした。
イイネ!
あれは…先輩を意識してるため、かな。
中編では、再登場した「ありささん」の追加・過去描写がありました。
最初気付かなかったんですが、こちらの男性は…既に顔を見せていた彼ですよね。
(※なにげに「姦獄」シリーズにも出ている)
また、なにゆえ警官「歩さん」が狙われたのか、その理由も判明しています。
さて、諸々が解決していく後編。
その切っ掛けとなったのが…冒頭エピソードと掛かっていて、楽しい。
ひととおり解決して良かった。
描き下ろしでの2カップルも幸せそうで何より。
特に「歩さん」は…タフね。
そうでないと警官なんて務まらないか。
最後にオマケ。
ブログ書く際につくりました、人物相関図になります。
肝心なものは書いてませんが、上記文面よりネタバレてる部分もあるので。
まだ読んでいない人はご注意ください。
※姦獄_人物相関図(クリックで拡大)
★★リンクほか ★★★
姦獄 ~ミラレ・トラワレ・コワサレル~ (GOT COMICS) コミック, 2023/9/25 [アダルト] 夜神紗衣 (著)