■人妻秘書室 (zen9)
★まんがデーター [12.5/20.0]
・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] オフィス、秘書、年上
・構成 : カラー(4P)、10話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、ラフ絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「zen9(ぜんきゅう)」センセの「人妻秘書室」です。
※左:黒田美咲、右:宇佐美すみれ
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編漫画です。
複数ヒロインが登場し、ハーレム要素もあるオフィス・ストーリーでした。
ただし、明確にメインというキャラはなく。
ある程度扱いに差があるくらいです。
…というか、そもそも彼女らは人妻ですからね。
その”人妻”なのですが。
表題にも書かれているんですが、皆さんえっちには躊躇なく。
旦那がどうのこうの~みたいな描写もごく僅か。
単に、年上女性を表現するキーワードとして使われたような感覚でした。
そっちには期待しない方がいいと思います。
お話は目的に向かって進む連続形式。
オフィス描写には正直なところリアルさなく。
ストーリーも含めて、現代ファンタジーです。
読みたい方には物足りなさあるかもしれませんが、成年漫画の連続話としては良くまとまった1冊だと思います。
ちなみに、歴史好きな人はヒロインらの苗字にハッとするかも。
太さあるしっかりとした線での作画。
描き込みはややあっさり気味。
濃淡や全体の色づきは丁度良いくらい。
枠間がだいたい確保されており、コマ割りも比較的広め。
はみ出し・ぶち抜きあっても見辛い印象はありません。
気になるのは人物などのバランス感覚。
やや独特なところがあり、表情や動きも硬めな絵タイプです。
背景などと組み合う引き絵なども微妙な箇所がありました。
ただし、全てがそんなんではなく、
ある程度読み手を選ぶ単行本だと思います。
判断については、↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
【 収録話 】 10話収録
社長「倉島雄山」の会社「Kurashima」の総務課で働く、その三男「倉島拓海」
秘書課に呼び出された彼は、秘書統括「黒田美咲」から突然社長後任となるよう告げられたのでした。
”社長の愛人で、実際に会社を仕切っている”という噂もある、「美咲」ほか会社の秘書5名。
「拓海」は彼女らより社長たる資質あるかどうか、教育かだかたチェックされることとなったのです。
ごく簡単にはそんなお話。
オフィスを舞台としたサラリーマン物語。
まぁ、エロい事ばかりで、ほとんど仕事シーンはなかったですけどね。
”特技なし、内部査定は最低のCマイナス、ついでに童貞”
そんな、まるで取柄のなかった男性が社長となる出世譚です。
ただし、三男とは言え、いちおう会社社長の息子で。
会社も有能な秘書たちが支えているため、
「主になるか、人形になるか~」
なんて本編台詞そのまま、はっきり言って居ればOKのお飾り社長なのですがね。
(※実際、彼女らだけでも会社は順調な様子でした。変な話、人柄良くて自分らを満足させてくれる男性を求めていたならば、ああした試験は実に理にかなっていたと感じます)
主人公「拓海くん」は、会社での評価は前述したとおりなのですが…。
素直と真面目さがあり、やる気もあって。
いままで未経験だっただけで、えっちについては成年漫画主人公らしく天性の素質みたいなものがありました。
困難にも前向きに取り組んでおり、しつこいですが仕事はしてないものの、熱血オフィス漫画みたいな仕上がりになっています。
※竹中沙織
1話目は金髪・眼鏡な秘書統括「黒田美咲」さん。
↓表紙にはなれなかったものの、裏表紙・折り返しに登場しており。
また、カラー原稿(単行本では)にガッチリ登場していました。
総務課勤務の「拓海くん」
冒頭では残業と称して、会社で風俗サイトなんて見ており。
「何か失敗したか?」
秘書課へ呼び出された彼はそんな事を言ってましたが…この時点で社会人たる資質ゼロですわね。
リアルさ薄い現代ファンタジーだとしても、実に余計なシーンだったと思います。
えっちは「美咲さん」と。
彼付き秘書みたいな「夕霧」さんはお口だけでした。
彼はこれが初体験。
現時点では、まだ特にえっちの素質は見せておりません。
「色々教えてあげる♪」
そんな発言もあったので、「美咲さん」の教えが良かったのかも。
2話目は営業統括秘書「竹中沙織」さん。
↓表紙・裏表紙・折り返しの3カ所に登場しています。
もっとも基本的にな秘書キャラがためかな。
下着も黒色(本編では)だったし。
「沙織さん」がこだわっていた”資質”とはえっち技能について、でした。
発言は人数でなくそのまま回数だと思われるため、「拓海くん」にとってはこれがえっち2戦目。
ああした百戦錬磨っぽい女性を、若さだけで圧倒していました。
なお、会社、そして前社長「倉島雄山」についても少し触れられており、その人柄によって会社を成長させたらしいことが伺えます。
3話目も「沙織さん」で、”特別な営業”を見せられるというもの。
詳細は伏せますが、「拓海くん」のイイ所が初めて見えました。
他企業の社長「高坂」の発案で、えっち勝負に発展。
こちらでは”資質”というべき、ところを発揮しています。
4話目は広報統括秘書「直江真琴」さん。、
ショートカットで貧乳と、容姿に特徴ある彼女なのですが。
「zen9」センセ、貧乳スタイルの女性は、もう少し頑張ってほしいです…。
5話目はシステム統括秘書「真田ゆかり」さん。
システムまわりは大事ですよね。
カチューシャが特徴的な彼女はぽっちゃり体型。
”旦那”というキーワードがここでようやく台詞として出てきていました。
すっかり忘れてましたが、秘書さんらは皆人妻なのです。
まだ、もう1人秘書さんがいるのですが…。
いちおう一段落という6話目は、既に登場していた秘書ら4名とのえっちです。
「沙織」・「真琴」、「美咲」・「ゆかり」という組み合わせで、それぞれと3人での複数展開。
そのオチにて、新たな動きがありました。
7話目は兄「二三也」付きの秘書「宇佐美すみれ」とのえっち。
片目隠れる髪型がセクシー。
ここで、眼鏡の「山本」さんが登場しているのですが。
前回の登場は本当にちょろっとだったので、覚えていない人多いのではないかなぁ。
しかも、名前が「直江」とか間違ってましたし。
実は漫画でポイントとなる人物なので、もう少し丁寧な描写が欲しかったです。
遂に最後と会う8話目。
詳しくは伏せておきますね。
まぁ、仮にも社長の息子なので、あらかじめチェックするのは至極真っ当。
「拓海くん」がなんとなく候補とされたのではない、というのが分かるようになっています。
※左:直江真琴、右:真田ゆかり
9、10話が最終エピソードです。
いちおう会社を牛耳る5名り秘書から支持された「拓海くん」
しかし、そこに異議を唱える人物が現れるのでした。
そんな訳で最終対決が描かれます。
細かくは描きませんが…久しぶりな「美咲さん」は実に良い頑張りをみせてくれてました。
泣きはしませんが、ちょっと感動的。
…ちょっとね。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「zen9」センセでした。
当ブログでは「美味しく召し上がれ」、「桃色制服主義/水瀬織江21歳」、「あいにーじゅ」、「あねかの」などを紹介しています。
今回は”人妻”、”秘書”というキーワードに引っ掛けられました。
前述しました人妻要素の薄さは置いといて。
それなりに楽しく読ませていただきましたが…もうひと要素欲しい気もします。
また、紹介帯には”全裸面接実行中”なんて文言ありましたが。
ヤラれてるのは「拓海くん」でしたわね。
嘘ではないものの、期待した方はガッカリするかも。
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・絵柄 :●●●○○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] オフィス、秘書、年上
・構成 : カラー(4P)、10話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、ラフ絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「zen9(ぜんきゅう)」センセの「人妻秘書室」です。
※左:黒田美咲、右:宇佐美すみれ
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編漫画です。
複数ヒロインが登場し、ハーレム要素もあるオフィス・ストーリーでした。
ただし、明確にメインというキャラはなく。
ある程度扱いに差があるくらいです。
…というか、そもそも彼女らは人妻ですからね。
その”人妻”なのですが。
表題にも書かれているんですが、皆さんえっちには躊躇なく。
旦那がどうのこうの~みたいな描写もごく僅か。
単に、年上女性を表現するキーワードとして使われたような感覚でした。
そっちには期待しない方がいいと思います。
お話は目的に向かって進む連続形式。
オフィス描写には正直なところリアルさなく。
ストーリーも含めて、現代ファンタジーです。
読みたい方には物足りなさあるかもしれませんが、成年漫画の連続話としては良くまとまった1冊だと思います。
ちなみに、歴史好きな人はヒロインらの苗字にハッとするかも。
太さあるしっかりとした線での作画。
描き込みはややあっさり気味。
濃淡や全体の色づきは丁度良いくらい。
枠間がだいたい確保されており、コマ割りも比較的広め。
はみ出し・ぶち抜きあっても見辛い印象はありません。
気になるのは人物などのバランス感覚。
やや独特なところがあり、表情や動きも硬めな絵タイプです。
背景などと組み合う引き絵なども微妙な箇所がありました。
ただし、全てがそんなんではなく、
ある程度読み手を選ぶ単行本だと思います。
判断については、↓表紙・裏表紙で良いでしょう。
【 収録話 】 10話収録
社長「倉島雄山」の会社「Kurashima」の総務課で働く、その三男「倉島拓海」
秘書課に呼び出された彼は、秘書統括「黒田美咲」から突然社長後任となるよう告げられたのでした。
”社長の愛人で、実際に会社を仕切っている”という噂もある、「美咲」ほか会社の秘書5名。
「拓海」は彼女らより社長たる資質あるかどうか、教育かだかたチェックされることとなったのです。
ごく簡単にはそんなお話。
オフィスを舞台としたサラリーマン物語。
まぁ、エロい事ばかりで、ほとんど仕事シーンはなかったですけどね。
”特技なし、内部査定は最低のCマイナス、ついでに童貞”
そんな、まるで取柄のなかった男性が社長となる出世譚です。
ただし、三男とは言え、いちおう会社社長の息子で。
会社も有能な秘書たちが支えているため、
「主になるか、人形になるか~」
なんて本編台詞そのまま、はっきり言って居ればOKのお飾り社長なのですがね。
(※実際、彼女らだけでも会社は順調な様子でした。変な話、人柄良くて自分らを満足させてくれる男性を求めていたならば、ああした試験は実に理にかなっていたと感じます)
主人公「拓海くん」は、会社での評価は前述したとおりなのですが…。
素直と真面目さがあり、やる気もあって。
いままで未経験だっただけで、えっちについては成年漫画主人公らしく天性の素質みたいなものがありました。
困難にも前向きに取り組んでおり、しつこいですが仕事はしてないものの、熱血オフィス漫画みたいな仕上がりになっています。
※竹中沙織
1話目は金髪・眼鏡な秘書統括「黒田美咲」さん。
↓表紙にはなれなかったものの、裏表紙・折り返しに登場しており。
また、カラー原稿(単行本では)にガッチリ登場していました。
総務課勤務の「拓海くん」
冒頭では残業と称して、会社で風俗サイトなんて見ており。
「何か失敗したか?」
秘書課へ呼び出された彼はそんな事を言ってましたが…この時点で社会人たる資質ゼロですわね。
リアルさ薄い現代ファンタジーだとしても、実に余計なシーンだったと思います。
えっちは「美咲さん」と。
彼付き秘書みたいな「夕霧」さんはお口だけでした。
彼はこれが初体験。
現時点では、まだ特にえっちの素質は見せておりません。
「色々教えてあげる♪」
そんな発言もあったので、「美咲さん」の教えが良かったのかも。
2話目は営業統括秘書「竹中沙織」さん。
↓表紙・裏表紙・折り返しの3カ所に登場しています。
もっとも基本的にな秘書キャラがためかな。
下着も黒色(本編では)だったし。
「沙織さん」がこだわっていた”資質”とはえっち技能について、でした。
発言は人数でなくそのまま回数だと思われるため、「拓海くん」にとってはこれがえっち2戦目。
ああした百戦錬磨っぽい女性を、若さだけで圧倒していました。
なお、会社、そして前社長「倉島雄山」についても少し触れられており、その人柄によって会社を成長させたらしいことが伺えます。
3話目も「沙織さん」で、”特別な営業”を見せられるというもの。
詳細は伏せますが、「拓海くん」のイイ所が初めて見えました。
他企業の社長「高坂」の発案で、えっち勝負に発展。
こちらでは”資質”というべき、ところを発揮しています。
4話目は広報統括秘書「直江真琴」さん。、
ショートカットで貧乳と、容姿に特徴ある彼女なのですが。
「zen9」センセ、貧乳スタイルの女性は、もう少し頑張ってほしいです…。
5話目はシステム統括秘書「真田ゆかり」さん。
システムまわりは大事ですよね。
カチューシャが特徴的な彼女はぽっちゃり体型。
”旦那”というキーワードがここでようやく台詞として出てきていました。
すっかり忘れてましたが、秘書さんらは皆人妻なのです。
まだ、もう1人秘書さんがいるのですが…。
いちおう一段落という6話目は、既に登場していた秘書ら4名とのえっちです。
「沙織」・「真琴」、「美咲」・「ゆかり」という組み合わせで、それぞれと3人での複数展開。
そのオチにて、新たな動きがありました。
7話目は兄「二三也」付きの秘書「宇佐美すみれ」とのえっち。
片目隠れる髪型がセクシー。
ここで、眼鏡の「山本」さんが登場しているのですが。
前回の登場は本当にちょろっとだったので、覚えていない人多いのではないかなぁ。
しかも、名前が「直江」とか間違ってましたし。
実は漫画でポイントとなる人物なので、もう少し丁寧な描写が欲しかったです。
遂に最後と会う8話目。
詳しくは伏せておきますね。
まぁ、仮にも社長の息子なので、あらかじめチェックするのは至極真っ当。
「拓海くん」がなんとなく候補とされたのではない、というのが分かるようになっています。
※左:直江真琴、右:真田ゆかり
9、10話が最終エピソードです。
いちおう会社を牛耳る5名り秘書から支持された「拓海くん」
しかし、そこに異議を唱える人物が現れるのでした。
そんな訳で最終対決が描かれます。
細かくは描きませんが…久しぶりな「美咲さん」は実に良い頑張りをみせてくれてました。
泣きはしませんが、ちょっと感動的。
…ちょっとね。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「zen9」センセでした。
当ブログでは「美味しく召し上がれ」、「桃色制服主義/水瀬織江21歳」、「あいにーじゅ」、「あねかの」などを紹介しています。
今回は”人妻”、”秘書”というキーワードに引っ掛けられました。
前述しました人妻要素の薄さは置いといて。
それなりに楽しく読ませていただきましたが…もうひと要素欲しい気もします。
また、紹介帯には”全裸面接実行中”なんて文言ありましたが。
ヤラれてるのは「拓海くん」でしたわね。
嘘ではないものの、期待した方はガッカリするかも。
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