■思春期のココロ (岡田コウ)
★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ロリ、近親、ショートカット、制服
・構成 : 5話+α収録(うち「壁が三回なったら」×3)
・おまけ: 合間になかがき・作品解説、4コマ、イラスト、
描き下ろし「壁が三回なったら」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「岡田コウ(おかだ・こう)」センセの「思春期のココロ」です。
※日奈子ちゃん
【 構成・絵柄 】
収録は5話ほど。
話数はそんなんですが、それぞれページ量はあり。
ざっと数えたところ、全体では235ページほどのボリュームがありました。
持った際に、ちょっと厚さと重量感がありますよ。
また、表紙カバーの触感もさらりとしていて、紙質は良さげな感じ。
…っと、そうした事柄がためか、価格は通常の単行本よりやや高めの「1157円+税」でした。
些細な程度ですし、相応の価値は十分あると思います。
なお、収録5話のうちタイトルの異なる連続話もあるため。
登場ヒロインは、中扉に描かれている4名で、エピソードも4本です。
ジャンルはセンセのコメントにもあるように、いちおうロリ。
現在の情勢もあり、ガチガチのそれよりはいくらか年齢上なため、”いちおう”としてます。
ラブコメとつけるほど軽くはなく、かと言ってそう重すぎず。
表題のとおり、思春期の微妙なヒロインらの心が揺れ動く様が丁寧に描かれていました。
エピソードには近親話などタブーな関係もあるのですが、そうしたデリケートなのも描写は見事。
前述したロリというキーワードも、えっちのスパイスではなくストーリーでの味付け。
エロくて、かつ読み応えありましたよ。
変わらぬ高クオリティで、言う事なし。
一級品な漫画を堪能できます。
気になる部分、引っ掛かる箇所などもありません。
それでも敢えて重箱の隅をつつくのであれば…。
おそらく描き下ろしだろう、「壁が三回なったら」の後日談の作画クオリティが低い点。
(※おまけですから…)
また、ヒロインが丸い輪郭で目も大きく、ロリっとしたバランスな点ですかね。
これは好みの問題で、読み手によって良くも悪くも感じる部分かと思います。
まぁ、そんなんがポイントの1つなんですけどね。
そうした可愛らしい娘らがトロトロになっていく様が、擬音・漫符・吹き出し・表情・構図などなど~にて見事に表現されていました。
漫画世界に引き込まれます。
そのまほか、服装などは無論のこと、背景や小物もお上手。
漫画の大きなプラス要素となっています。
あ、↓表紙・裏表紙ですが、あれはアレで良いのですが。
白黒絵の良さはあまり感じられないかな、って思います。
【 収録話 】 5話+α収録
005:「親の居ぬまの選択」
こちらは兄「小野堅吾」、妹「小野杏」のカップル。
実は、本編開始前に関係してしまっており。
それから一週間経過した2人の朝風景からスタートしています。
基本的なやり取りは、普通(?)の兄妹。
お互い異性に興味はあるものの、相容れない状態。
ただし、1回のえっちによって…素で口から出て来る言葉とは裏腹な感情も強くなっており。
身体に味わった強い感覚が、感情を超えてしまっているような様が、見事に描かれていました。
冒頭5ページあったいがみ合いから、一転して濃厚なキスを交わすのがエロくて素敵。
ただ、同居の親もふらふらしている現状、完全には満たされない生殺しな状態が続いていて。
親が1日家を空けると知ってからが、漫画のメインです。
また、それからの3ページの「はやく…、はやくっ」ってあたりが、非常に良かった。
当日の朝なんて、もうたまんないでしょうねー。
見送った直後の玄関で始まるのは、当然のことでしょう。
(忘れ物あった、とかで、即戻ってきたらまた面白いかも)
最後のえっち前の、普段のやり取りみたいなのが混じるところも、リアルっぽくてイイです。
また、この漫画はそこで終わらず。
さらに6ページほど続くんですが…もう少しでお互いの感情も変わってくるかな。
初えっちの切っ掛けがどんなんだったか、ぜひ見たいです!
※左:妹「小野杏」、右:妹「中川あかり」
063:「私が寝ている間に」
こちらは同人誌発表の漫画。
同じく兄妹の近親関係で、妹「中川あかり」の寝込み襲うお兄ちゃんというお話。
いちおう、相手の知らぬうちに~、って構図なのですが。
あらかじめ、「あかりちゃん」は、兄が帰宅するかどうか確認していて(※仕事で毎日帰宅する訳ではない)
わざわざ、その兄のベッドで寝ているというのがポイントです。
次の朝の2人のやり取りが好き。
なお「非番」、という言葉でぱっと警官を想像したのですが…。
単に当番でない、って単語なので、職業は色々想像できますね。
ただ、お兄ちゃんはけっこうガタイ良く。
「せめて家でぐらいは湯船につかりたい」
~という発言、ほかにも共犯・証拠隠滅といった単語なども出てきていて。
あるいは…本気で警官だったりして。
それならば、また違った面白さが(笑)
095:「うちのアパートペット禁止だから」
雨の日に拾った、訳アリらしい女の子「井上めぐみ」とのお話。
やたら従順で、「ペットみたい」とか言われてます。
家の中で制服姿な理由は、中盤で明かされます。
…というか、漫画は彼の部屋に居ついて、そこそこ経過しているらしく。
えっちについては、スムーズな流れ。
そもそも抵抗もしないらしく、まさにペットを愛でるような感じ。
これがもし普通の漫画ならば、「めぐみちゃん」の事情に触れていくんだろうなぁ。
139:「壁が三回なったら」
189:「そしてわたしはいつもの顔で」
xxx:「壁が三回なったら」 描き下ろし
単行本のうち、約1/3以上を占めている中編。
アパートの隣の部屋で、頻繁にえっちしているお兄さん「あつし」
壁は薄く、隣に住む「櫻井日奈子」にも丸聞こえであり。
頻繁にそんなん聞かされていた「日奈子」は、いつしか漏れ聞こえる声で色々想像を巡らせつつ1人えっちする習慣ができてしまっていたのでした。
だいたいそんなん。
※左:井上めぐみ、右:櫻井日奈子
ポニーテールのカワイイ「日奈子ちゃん」
まぁ、年頃で興味津々な年齢の娘さんには、毒みたいなもんでしょうね。
あんなんだから、部屋に呼ばれたら…ついて行っちゃうもんだろうなぁ。
このお兄さんは決してイイ人ではないと思いますが。
変な話、悪人でもなかったのは…良かったですね。
なんだかひと安心(笑)
成年漫画ですし、もしこれがハード系ならばこの後トンデモない運命を「日奈子ちゃん」は辿ることとなりそうで。
ドット柄の下着が良かったですよ。
続く「そしてわたしはいつもの顔で」、えっち後の「日奈子ちゃん」
彼の部屋に頻繁に出入りするようになった様が描かれています。
もう、すっかりエロくなっちゃって…。
タイトルにもなっている、後半のプレイが良かったです。
さて、この漫画はまだ5ページほど続いているんですが。
おそらく描き下ろしだと思います。
後日談ですね。
「日奈子ちゃん」の変化している心境に注目です。
前述もしましたが、お兄さんああいう人でまぁ良かったわね。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は毎度おなじみ「岡田コウ」センセでした。
当ブログでは下記のようにひととおりを紹介しています。
今回が8冊目ということで、いちおう無事コンプリートできているみたい。
「コアマガジン社」さんではこちらが初。
やっぱり…冒頭話の兄妹話ですねー。
センセも書かれていた、悶々としている2人のパートが素晴らしく。
解禁後をより高めていたと思います。
後日談とか同人誌で発表しているようなのですが、次の単行本とかに収録して欲しいなぁ…。
思春期のココロ(メガストアコミックス575)
(2019/3/29)
岡田コウ
※アマゾン登録あったけどなくなってた
★「岡田コウ」センセの漫画紹介記事 ※すべて成年系
「恋するぱんつ」
「チュー学生日記」
「好きで好きで、すきで」
「せんせいと、わたしと。上巻・下巻」
「Aサイズ」
「だれにもいえないコト」
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ロリ、近親、ショートカット、制服
・構成 : 5話+α収録(うち「壁が三回なったら」×3)
・おまけ: 合間になかがき・作品解説、4コマ、イラスト、
描き下ろし「壁が三回なったら」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「岡田コウ(おかだ・こう)」センセの「思春期のココロ」です。
※日奈子ちゃん
【 構成・絵柄 】
収録は5話ほど。
話数はそんなんですが、それぞれページ量はあり。
ざっと数えたところ、全体では235ページほどのボリュームがありました。
持った際に、ちょっと厚さと重量感がありますよ。
また、表紙カバーの触感もさらりとしていて、紙質は良さげな感じ。
…っと、そうした事柄がためか、価格は通常の単行本よりやや高めの「1157円+税」でした。
些細な程度ですし、相応の価値は十分あると思います。
なお、収録5話のうちタイトルの異なる連続話もあるため。
登場ヒロインは、中扉に描かれている4名で、エピソードも4本です。
ジャンルはセンセのコメントにもあるように、いちおうロリ。
現在の情勢もあり、ガチガチのそれよりはいくらか年齢上なため、”いちおう”としてます。
ラブコメとつけるほど軽くはなく、かと言ってそう重すぎず。
表題のとおり、思春期の微妙なヒロインらの心が揺れ動く様が丁寧に描かれていました。
エピソードには近親話などタブーな関係もあるのですが、そうしたデリケートなのも描写は見事。
前述したロリというキーワードも、えっちのスパイスではなくストーリーでの味付け。
エロくて、かつ読み応えありましたよ。
変わらぬ高クオリティで、言う事なし。
一級品な漫画を堪能できます。
気になる部分、引っ掛かる箇所などもありません。
それでも敢えて重箱の隅をつつくのであれば…。
おそらく描き下ろしだろう、「壁が三回なったら」の後日談の作画クオリティが低い点。
(※おまけですから…)
また、ヒロインが丸い輪郭で目も大きく、ロリっとしたバランスな点ですかね。
これは好みの問題で、読み手によって良くも悪くも感じる部分かと思います。
まぁ、そんなんがポイントの1つなんですけどね。
そうした可愛らしい娘らがトロトロになっていく様が、擬音・漫符・吹き出し・表情・構図などなど~にて見事に表現されていました。
漫画世界に引き込まれます。
そのまほか、服装などは無論のこと、背景や小物もお上手。
漫画の大きなプラス要素となっています。
あ、↓表紙・裏表紙ですが、あれはアレで良いのですが。
白黒絵の良さはあまり感じられないかな、って思います。
【 収録話 】 5話+α収録
005:「親の居ぬまの選択」
こちらは兄「小野堅吾」、妹「小野杏」のカップル。
実は、本編開始前に関係してしまっており。
それから一週間経過した2人の朝風景からスタートしています。
基本的なやり取りは、普通(?)の兄妹。
お互い異性に興味はあるものの、相容れない状態。
ただし、1回のえっちによって…素で口から出て来る言葉とは裏腹な感情も強くなっており。
身体に味わった強い感覚が、感情を超えてしまっているような様が、見事に描かれていました。
冒頭5ページあったいがみ合いから、一転して濃厚なキスを交わすのがエロくて素敵。
ただ、同居の親もふらふらしている現状、完全には満たされない生殺しな状態が続いていて。
親が1日家を空けると知ってからが、漫画のメインです。
また、それからの3ページの「はやく…、はやくっ」ってあたりが、非常に良かった。
当日の朝なんて、もうたまんないでしょうねー。
見送った直後の玄関で始まるのは、当然のことでしょう。
(忘れ物あった、とかで、即戻ってきたらまた面白いかも)
最後のえっち前の、普段のやり取りみたいなのが混じるところも、リアルっぽくてイイです。
また、この漫画はそこで終わらず。
さらに6ページほど続くんですが…もう少しでお互いの感情も変わってくるかな。
初えっちの切っ掛けがどんなんだったか、ぜひ見たいです!
※左:妹「小野杏」、右:妹「中川あかり」
063:「私が寝ている間に」
こちらは同人誌発表の漫画。
同じく兄妹の近親関係で、妹「中川あかり」の寝込み襲うお兄ちゃんというお話。
いちおう、相手の知らぬうちに~、って構図なのですが。
あらかじめ、「あかりちゃん」は、兄が帰宅するかどうか確認していて(※仕事で毎日帰宅する訳ではない)
わざわざ、その兄のベッドで寝ているというのがポイントです。
次の朝の2人のやり取りが好き。
なお「非番」、という言葉でぱっと警官を想像したのですが…。
単に当番でない、って単語なので、職業は色々想像できますね。
ただ、お兄ちゃんはけっこうガタイ良く。
「せめて家でぐらいは湯船につかりたい」
~という発言、ほかにも共犯・証拠隠滅といった単語なども出てきていて。
あるいは…本気で警官だったりして。
それならば、また違った面白さが(笑)
095:「うちのアパートペット禁止だから」
雨の日に拾った、訳アリらしい女の子「井上めぐみ」とのお話。
やたら従順で、「ペットみたい」とか言われてます。
家の中で制服姿な理由は、中盤で明かされます。
…というか、漫画は彼の部屋に居ついて、そこそこ経過しているらしく。
えっちについては、スムーズな流れ。
そもそも抵抗もしないらしく、まさにペットを愛でるような感じ。
これがもし普通の漫画ならば、「めぐみちゃん」の事情に触れていくんだろうなぁ。
139:「壁が三回なったら」
189:「そしてわたしはいつもの顔で」
xxx:「壁が三回なったら」 描き下ろし
単行本のうち、約1/3以上を占めている中編。
アパートの隣の部屋で、頻繁にえっちしているお兄さん「あつし」
壁は薄く、隣に住む「櫻井日奈子」にも丸聞こえであり。
頻繁にそんなん聞かされていた「日奈子」は、いつしか漏れ聞こえる声で色々想像を巡らせつつ1人えっちする習慣ができてしまっていたのでした。
だいたいそんなん。
※左:井上めぐみ、右:櫻井日奈子
ポニーテールのカワイイ「日奈子ちゃん」
まぁ、年頃で興味津々な年齢の娘さんには、毒みたいなもんでしょうね。
あんなんだから、部屋に呼ばれたら…ついて行っちゃうもんだろうなぁ。
このお兄さんは決してイイ人ではないと思いますが。
変な話、悪人でもなかったのは…良かったですね。
なんだかひと安心(笑)
成年漫画ですし、もしこれがハード系ならばこの後トンデモない運命を「日奈子ちゃん」は辿ることとなりそうで。
ドット柄の下着が良かったですよ。
続く「そしてわたしはいつもの顔で」、えっち後の「日奈子ちゃん」
彼の部屋に頻繁に出入りするようになった様が描かれています。
もう、すっかりエロくなっちゃって…。
タイトルにもなっている、後半のプレイが良かったです。
さて、この漫画はまだ5ページほど続いているんですが。
おそらく描き下ろしだと思います。
後日談ですね。
「日奈子ちゃん」の変化している心境に注目です。
前述もしましたが、お兄さんああいう人でまぁ良かったわね。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は毎度おなじみ「岡田コウ」センセでした。
当ブログでは下記のようにひととおりを紹介しています。
今回が8冊目ということで、いちおう無事コンプリートできているみたい。
「コアマガジン社」さんではこちらが初。
やっぱり…冒頭話の兄妹話ですねー。
センセも書かれていた、悶々としている2人のパートが素晴らしく。
解禁後をより高めていたと思います。
後日談とか同人誌で発表しているようなのですが、次の単行本とかに収録して欲しいなぁ…。
思春期のココロ(メガストアコミックス575)
(2019/3/29)
岡田コウ
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