■Grand Hotel Life (スミヤ)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、恋愛話
・構成 : カラー(4P)、11話(うち「Grand Hotelシリーズ」×6、
「バイブレーションシリーズ」×2)
・おまけ: あとがき、加筆修正あり、
描き下ろし「Grand Hotel Life End roll」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「スミヤ」センセの「Grand Hotel Life」です。
※鳳さん
【 構成・絵柄 】
収録はシリーズもの、連続話と短編。
表題にもなっているシリーズ漫画は、同じ舞台設定での短編群です。
詳しくは後述しますが、場所以外にそれぞれ繋がりなく、同キャラ登場などもありません。
もう1つ連続話は、同キャラでの別シチュエーションというものでした。
巻末に収録された描き下ろしは、センセお馴染みの単行本カップルの全集合話。
毎度良い感じなのですが、今回はまた先のシリーズの構成がため、こちらが総決算的な役割となっており。
いち単行本として、綺麗にまとまったような感覚です。
ラブコメ的な読み易さありつつ、キャラ・お話はしっかり作り込まれており。
読むにも楽しい仕上がりでした。
柔らかな線での作画。
描き込みはそこそこ、濃淡は全体的にやや淡い感じ。
漫画の枠間がほぼないのが特徴で、中小コマが重なっていて。
原稿はけっこう賑やかです。
それでいてコテコテしていないのは、線と色彩によるものでしょう。
表現はいかにもラブコメ的な、漫画っぽいものですが。
各ヒロインの表情が素晴らしく、お話・キャラ設定もあって見た目以上の魅力があります。
皆さんスタイルも良いですね。
そうした中、ちょっと気になるのは、さっぱりとした背景・小物の描写。
全体を崩していないものの、もうプラスなんちゃらが欲しい感じでした。
カラーとはまた若干異なるのですが。
判断については裏表紙が白黒絵と近いものだったので、そちらが良いでしょう。
【 収録話 】 11話収録
001:「Dreamer’s hopeful」 カラー原稿あり
「如月唯」が合コンにて出会っていた、”ウーロン茶の人”こと「尊」
結局その場ではなにもなかったのですが、後に彼と再会。
列車が止まり、部屋も空いてなく~などの偶然が次々に重なり、2人はなぜかホテルの一部屋に入っていたのでした。
よくよく2周目で見たところ…2人が落ち着いた先もシリーズ「Grand Hotel」と同じ舞台でいいのかな。
冒頭のカラー原稿はえっちシーンなのですが…あれは予知夢みたいなもの。
あーなる感覚を全身で覚えていたのかもしれませんね。
相性良さそうで、いいのではないでしょうか。
※左:如月唯、右:絵里
123:「ハッピーカンバセーション」
単行本順序と違いますが、先に短編を紹介しますね。
武士みたいな名前で堅物な「小笠原宗一郎」、ポンコツ美人と称される「朝倉涼夏」のお話。
コンパ後に彼の家で飲み直し中。
お互い好いてはいたものの、友人関係が長いこともあって、なかなかそれ以上の関係になれないままだったのです。
前半のいちエピソードだけで、見事に”ポンコツ美人”っぷりを発揮する「涼夏さん」がキュート。
さすがにセンセお上手です。
「宗一郎くん」のがバレバレなのは、ああした性格もあってですねー。
そんな2人なので、なかなか想いが通じない様が実に楽しい。
遠回りしたようですが、「涼夏さん」は落ち着くべきところに収まって良かったねぇ。
描き下ろし最後のコマは左手ですよ。
149:「グランスール」
”格好良くて凛々しくて、最高のお姉さま”
そう後輩から慕われていた「柊柚子」
卒業式以来に母校へ彼女がやって来た理由は…バスケ部の元顧問「小林」と会うためだったのです。
学校内えっち。
わざわざリスク冒して~とか思いましたが…。
まぁ、”あの場所が重要”なんでしょうね。
「柚子ちゃん」はボーイッシュな美人さん。
ユニフォームを持参してくれてるところが嬉しいですね。
次は制服~とのオチは、描き下ろしにて実現しています。
後輩女子らは一時複雑かもしれませんが、しっかり女子してる姿も支持されていくのではないだろうか。
163:「コイビト・バイブレーション」
183:「ハジマリ・バイブレーション」
ロング黒髪で清純を絵に描いたような彼女「山科くるみ」
10回目のデートでついにベッドインとなったのですが…そこで判明したのは、彼女が無類のバイブ好きという性癖だったのです。
そんな、バイブ収集家な彼女とのお話。
当人は膣トレ、とか言ってました。
なんのこっちゃ。
どちらかと言うと大人しい雰囲気だった「くるみちゃん」ですが、バイブの説明となると途端に饒舌になるのがポイント。
面白い娘さんだ。
場所は彼女の自宅なのですが、もうちょっと隠すとかなんとかしていても良かったのでは。
…いや……あーした性癖だということは、とっとと理解してもらった方がいいか。
ベタですが、お約束なオチが楽しいです。
2話目は初詣エピソード。
和服姿な「くるみちゃん」です。
ふと見かけた店舗に彼氏と入ってみるというもの。
これまでは全て通販だったそうです。
彼女にとってはお馴染みな品々らしく、やはり嬉々として解説する様が可笑しい。
思想とか人間工学とか言ってましたよ。
引いてる店員が良いですね。
おそらく、メーカーの営業よりも詳しいのではなかろうか。
早速使っての羞恥デートとなっていました。
なお、2周目で気付きましたが。
途中「涼夏」・「宗一郎」のカップルがひとコマに出演してましたね。
021:「Grand Hotel Revenge」
041:「Grand Hotel Snatch」
061:「Grand Hotel Voice」
081:「Grand Hotel Maid」
101:「Grand Hotel Life」
203:「Grand Hotel Life End roll」 描き下ろし
とあるホテルを舞台とした、オムニバスなシリーズもの。
それぞれの人間模様が描かれる、みたいな感じ。
お話をまたぐ登場人物はなく、それぞれ舞台以外には特に関連もありません。
そうしてバラバラなまま進み、描き下ろしの最終話「End roll」にて全員集合していました。
詳しくは後述しますね。
1話目「Revenge」はデートが微妙だった2人が、最終的にホテルへ落ち着くというもの。
怒りをぶちまける「絵里」さんが可愛い。
その内容のアレコレは…誰しも経験ありそうなもの。
あー。
そうしたハプニングを前向きに捉えられればいいんですけどねー。
特に休園日のアレは企画した男性のが最もショックを受けている筈。
お風呂の「絵里さん」と、出た後の「色々あったんだよ」という様が可愛い。
オチもいい感じでした。
こうした日はずっとそんなもんだよ。
2話目「Snatch」は同じサークルの彼氏「貴也」と喧嘩してしまった「佐藤七海」さん。
ふと気付くと全裸なままベットに寝ていて~というドキドキなオープニング。
収録では2組いる特殊なカップル、の1組目。
彼氏以外の男性と~というもの。
記憶なくなるまで飲むのは控えましょうね。
相手の彼がそう悪い人でなかったのは幸い。
ただ、あの感じだと…もう「貴也くん」ではダメそう。
3話目「Voice」はバンドのボーカル「来栖アミ」と付き合うメンバーの風景。
タイトル通り声(口)がテーマなエピソードです。
当人だけ内緒の関係だと思っているのが楽しい。
まぁ、彼女分かりやすそうだからなぁ。
「安全とか防犯の関係で廊下までは音が漏れる~」
というのは意外でした。
4話目「Maid」は収録での特殊カップルな2組目。
ホテル側の従業員「中西」とその上司「松島」が登場するのも特徴的。
なぜかホテルのルームメイドとよく似た服装の「竹綾」
部屋まで彼女を案内していた「中西」は、「松島」の指示でルームサービスのため再び彼女の部屋へ向かうのでした。
タイトルは「竹綾さん」がルームメイドのコスプレをしていたためです。
即えっち展開なのですが、徐々に何が起こっているのか明らかになる展開。
詳細は伏せますが、最終的には複数プレイとなりますよ。
しかし、あの後職場が微妙に気まずくなりそう。
5話目「Life」は眼鏡と白衣が特徴的な「鳳」と、研究室の同僚「進藤」のカップル。
「興味を持ったら確かめるまで突っ走る~」
そんな彼女がため、「進藤」は保護者として出張に同行することとなったのですが。
部屋が空いてなかった、ということで同室に宿泊となってしまったのでした。
ぼさぼさショートカットの娘さんです。
眼鏡時はレンズだけで目が見えない描かれ方なのですが、その素顔はだいぶ可愛らしいもの。
そのため、あのお風呂上りは破壊力ありますねー。
もともとそのつもりだったらしく、彼女から迫られてのえっち展開でした。
オチに注目。
ちなみに、↓表紙はこちらの「鳳さん」です
※左:柊柚子、右:山科くるみ
巻末の描き下ろし「Life End roll」がシリーズ最終話。
ただし、こちらの「Grand Hotelシリーズだけではなく。
単行本に登場したカップルがホテルに集結していました。
前後では「鳳さん」らが担当しており、ほんのり甘い感じ。
注目は制服姿な「柚子さん」、相変わらずバイブ知識の泉な「くるみちゃん」、そして本編以上にコメディーしていた「竹綾さん」らでしょう。
連続・関連性の薄いシリーズだったので、こうしたまとめ1話があるのは非常に良いですね。
キッチリ締まった感じでした。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「スミヤ」センセでした。
当ブログでは、「Romareda[ロマレダ]」、「Lycoris[リコリス]」、「SAYONARA FAIRIES[サヨナラ フェアリーズ]」、「センテンス・ガール」、「Bitches Plan[ビッチェズ プラン]」などを紹介しています。
正直なところ。
今回はざっと読みの1周目、あまり刺さりませんでした。
なんというか、あまり特徴ないような印象で。
(※バイブ収集家な「くるみちゃん」が異常に目立ってはいましたが)
ただし、2周目でじっくり読んでみたところ…それぞれお話を把握できたのか…。
初回とは違った、この単行本での楽しさが分かったような感覚。
また評価が変わりました。
慌ててサカサカ読まない方が楽しめる1冊だと思います。
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・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ラブコメ、恋愛話
・構成 : カラー(4P)、11話(うち「Grand Hotelシリーズ」×6、
「バイブレーションシリーズ」×2)
・おまけ: あとがき、加筆修正あり、
描き下ろし「Grand Hotel Life End roll」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「スミヤ」センセの「Grand Hotel Life」です。
※鳳さん
【 構成・絵柄 】
収録はシリーズもの、連続話と短編。
表題にもなっているシリーズ漫画は、同じ舞台設定での短編群です。
詳しくは後述しますが、場所以外にそれぞれ繋がりなく、同キャラ登場などもありません。
もう1つ連続話は、同キャラでの別シチュエーションというものでした。
巻末に収録された描き下ろしは、センセお馴染みの単行本カップルの全集合話。
毎度良い感じなのですが、今回はまた先のシリーズの構成がため、こちらが総決算的な役割となっており。
いち単行本として、綺麗にまとまったような感覚です。
ラブコメ的な読み易さありつつ、キャラ・お話はしっかり作り込まれており。
読むにも楽しい仕上がりでした。
柔らかな線での作画。
描き込みはそこそこ、濃淡は全体的にやや淡い感じ。
漫画の枠間がほぼないのが特徴で、中小コマが重なっていて。
原稿はけっこう賑やかです。
それでいてコテコテしていないのは、線と色彩によるものでしょう。
表現はいかにもラブコメ的な、漫画っぽいものですが。
各ヒロインの表情が素晴らしく、お話・キャラ設定もあって見た目以上の魅力があります。
皆さんスタイルも良いですね。
そうした中、ちょっと気になるのは、さっぱりとした背景・小物の描写。
全体を崩していないものの、もうプラスなんちゃらが欲しい感じでした。
カラーとはまた若干異なるのですが。
判断については裏表紙が白黒絵と近いものだったので、そちらが良いでしょう。
【 収録話 】 11話収録
001:「Dreamer’s hopeful」 カラー原稿あり
「如月唯」が合コンにて出会っていた、”ウーロン茶の人”こと「尊」
結局その場ではなにもなかったのですが、後に彼と再会。
列車が止まり、部屋も空いてなく~などの偶然が次々に重なり、2人はなぜかホテルの一部屋に入っていたのでした。
よくよく2周目で見たところ…2人が落ち着いた先もシリーズ「Grand Hotel」と同じ舞台でいいのかな。
冒頭のカラー原稿はえっちシーンなのですが…あれは予知夢みたいなもの。
あーなる感覚を全身で覚えていたのかもしれませんね。
相性良さそうで、いいのではないでしょうか。
※左:如月唯、右:絵里
123:「ハッピーカンバセーション」
単行本順序と違いますが、先に短編を紹介しますね。
武士みたいな名前で堅物な「小笠原宗一郎」、ポンコツ美人と称される「朝倉涼夏」のお話。
コンパ後に彼の家で飲み直し中。
お互い好いてはいたものの、友人関係が長いこともあって、なかなかそれ以上の関係になれないままだったのです。
前半のいちエピソードだけで、見事に”ポンコツ美人”っぷりを発揮する「涼夏さん」がキュート。
さすがにセンセお上手です。
「宗一郎くん」のがバレバレなのは、ああした性格もあってですねー。
そんな2人なので、なかなか想いが通じない様が実に楽しい。
遠回りしたようですが、「涼夏さん」は落ち着くべきところに収まって良かったねぇ。
描き下ろし最後のコマは左手ですよ。
149:「グランスール」
”格好良くて凛々しくて、最高のお姉さま”
そう後輩から慕われていた「柊柚子」
卒業式以来に母校へ彼女がやって来た理由は…バスケ部の元顧問「小林」と会うためだったのです。
学校内えっち。
わざわざリスク冒して~とか思いましたが…。
まぁ、”あの場所が重要”なんでしょうね。
「柚子ちゃん」はボーイッシュな美人さん。
ユニフォームを持参してくれてるところが嬉しいですね。
次は制服~とのオチは、描き下ろしにて実現しています。
後輩女子らは一時複雑かもしれませんが、しっかり女子してる姿も支持されていくのではないだろうか。
163:「コイビト・バイブレーション」
183:「ハジマリ・バイブレーション」
ロング黒髪で清純を絵に描いたような彼女「山科くるみ」
10回目のデートでついにベッドインとなったのですが…そこで判明したのは、彼女が無類のバイブ好きという性癖だったのです。
そんな、バイブ収集家な彼女とのお話。
当人は膣トレ、とか言ってました。
なんのこっちゃ。
どちらかと言うと大人しい雰囲気だった「くるみちゃん」ですが、バイブの説明となると途端に饒舌になるのがポイント。
面白い娘さんだ。
場所は彼女の自宅なのですが、もうちょっと隠すとかなんとかしていても良かったのでは。
…いや……あーした性癖だということは、とっとと理解してもらった方がいいか。
ベタですが、お約束なオチが楽しいです。
2話目は初詣エピソード。
和服姿な「くるみちゃん」です。
ふと見かけた店舗に彼氏と入ってみるというもの。
これまでは全て通販だったそうです。
彼女にとってはお馴染みな品々らしく、やはり嬉々として解説する様が可笑しい。
思想とか人間工学とか言ってましたよ。
引いてる店員が良いですね。
おそらく、メーカーの営業よりも詳しいのではなかろうか。
早速使っての羞恥デートとなっていました。
なお、2周目で気付きましたが。
途中「涼夏」・「宗一郎」のカップルがひとコマに出演してましたね。
021:「Grand Hotel Revenge」
041:「Grand Hotel Snatch」
061:「Grand Hotel Voice」
081:「Grand Hotel Maid」
101:「Grand Hotel Life」
203:「Grand Hotel Life End roll」 描き下ろし
とあるホテルを舞台とした、オムニバスなシリーズもの。
それぞれの人間模様が描かれる、みたいな感じ。
お話をまたぐ登場人物はなく、それぞれ舞台以外には特に関連もありません。
そうしてバラバラなまま進み、描き下ろしの最終話「End roll」にて全員集合していました。
詳しくは後述しますね。
1話目「Revenge」はデートが微妙だった2人が、最終的にホテルへ落ち着くというもの。
怒りをぶちまける「絵里」さんが可愛い。
その内容のアレコレは…誰しも経験ありそうなもの。
あー。
そうしたハプニングを前向きに捉えられればいいんですけどねー。
特に休園日のアレは企画した男性のが最もショックを受けている筈。
お風呂の「絵里さん」と、出た後の「色々あったんだよ」という様が可愛い。
オチもいい感じでした。
こうした日はずっとそんなもんだよ。
2話目「Snatch」は同じサークルの彼氏「貴也」と喧嘩してしまった「佐藤七海」さん。
ふと気付くと全裸なままベットに寝ていて~というドキドキなオープニング。
収録では2組いる特殊なカップル、の1組目。
彼氏以外の男性と~というもの。
記憶なくなるまで飲むのは控えましょうね。
相手の彼がそう悪い人でなかったのは幸い。
ただ、あの感じだと…もう「貴也くん」ではダメそう。
3話目「Voice」はバンドのボーカル「来栖アミ」と付き合うメンバーの風景。
タイトル通り声(口)がテーマなエピソードです。
当人だけ内緒の関係だと思っているのが楽しい。
まぁ、彼女分かりやすそうだからなぁ。
「安全とか防犯の関係で廊下までは音が漏れる~」
というのは意外でした。
4話目「Maid」は収録での特殊カップルな2組目。
ホテル側の従業員「中西」とその上司「松島」が登場するのも特徴的。
なぜかホテルのルームメイドとよく似た服装の「竹綾」
部屋まで彼女を案内していた「中西」は、「松島」の指示でルームサービスのため再び彼女の部屋へ向かうのでした。
タイトルは「竹綾さん」がルームメイドのコスプレをしていたためです。
即えっち展開なのですが、徐々に何が起こっているのか明らかになる展開。
詳細は伏せますが、最終的には複数プレイとなりますよ。
しかし、あの後職場が微妙に気まずくなりそう。
5話目「Life」は眼鏡と白衣が特徴的な「鳳」と、研究室の同僚「進藤」のカップル。
「興味を持ったら確かめるまで突っ走る~」
そんな彼女がため、「進藤」は保護者として出張に同行することとなったのですが。
部屋が空いてなかった、ということで同室に宿泊となってしまったのでした。
ぼさぼさショートカットの娘さんです。
眼鏡時はレンズだけで目が見えない描かれ方なのですが、その素顔はだいぶ可愛らしいもの。
そのため、あのお風呂上りは破壊力ありますねー。
もともとそのつもりだったらしく、彼女から迫られてのえっち展開でした。
オチに注目。
ちなみに、↓表紙はこちらの「鳳さん」です
※左:柊柚子、右:山科くるみ
巻末の描き下ろし「Life End roll」がシリーズ最終話。
ただし、こちらの「Grand Hotelシリーズだけではなく。
単行本に登場したカップルがホテルに集結していました。
前後では「鳳さん」らが担当しており、ほんのり甘い感じ。
注目は制服姿な「柚子さん」、相変わらずバイブ知識の泉な「くるみちゃん」、そして本編以上にコメディーしていた「竹綾さん」らでしょう。
連続・関連性の薄いシリーズだったので、こうしたまとめ1話があるのは非常に良いですね。
キッチリ締まった感じでした。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「スミヤ」センセでした。
当ブログでは、「Romareda[ロマレダ]」、「Lycoris[リコリス]」、「SAYONARA FAIRIES[サヨナラ フェアリーズ]」、「センテンス・ガール」、「Bitches Plan[ビッチェズ プラン]」などを紹介しています。
正直なところ。
今回はざっと読みの1周目、あまり刺さりませんでした。
なんというか、あまり特徴ないような印象で。
(※バイブ収集家な「くるみちゃん」が異常に目立ってはいましたが)
ただし、2周目でじっくり読んでみたところ…それぞれお話を把握できたのか…。
初回とは違った、この単行本での楽しさが分かったような感覚。
また評価が変わりました。
慌ててサカサカ読まない方が楽しめる1冊だと思います。
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