■ギャルトモハーレム (史鬼匠人)
★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ハーレム、ギャル、複数
・構成 : 4話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: イラスト、カバー裏にキャラ表、合間に日常風景。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「史鬼匠人(しき・たくと)」センセの「ギャルトモハーレム」です。
※情報デザイン科
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編。
話数的には4話と少ないのですが、1話あたり50ページほどもあり。
単行本のページ量は問題なく、読み応えある作品です。
ジャンルとしては、タイトルそのままハーレム系。
詳しくは後述しますが、登場ヒロインらはギャル属性。
これがえっち展開をスムーズにしているほか、漫画の味付けの核部分ともなっていました。
先に書いちゃいますが、優しい仕上がりなので構えなくとも大丈夫。
泣きはしませんでしたが、ちょっと感動的な面もある、良い漫画でした。
強くオススメしておきます。
強めな色のしなやかな曲線での作画。
描き込みや色づきは概ねちょうど良いくらい。
濃淡はデジタル色彩で、こちらも濃過ぎず・薄過ぎず。
中小のコマ割りは細かく賑やかさあり、全体ではややコッテリ感もありました。
表現や流れなどに引っかかる箇所ありません。
どちらかと言うとお話の勢いで牽引するタイプ。
ヒロインらは生き生きと可愛く描かれていて、多少ザックリとした絵などもあまり気にならないと思います。
そうした点は実にお上手で、長編漫画も良い方向に作用していました。
↓表紙のカラー絵は、正直作品の魅力を出せてなく。
裏表紙・背景漫画カット絵が見辛いのも、ややマイナスかなー、という印象。
いくらか脳内でプラスしてもらうか、“一話まるごと試し読み!”のある「ティーアイネット」さんのHPにて判断するのが良いでしょう。
【 収録話 】 14話収録
003:「ギャルと友達はじめました」 4話
成績がため普通科の進学クラスから情報デザイン科にコース変更した「田辺」
しかし、そちらは女性ばかりで、いわゆるギャル属性な娘ばかり。
その雰囲気に圧倒され、居心地の悪さを感じていたところ。
近くの席にいた「リカ」こと「此先理香(このさき・りか)」が積極的に話かけてきたのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。
いわゆるギャルなヒロインらとのお話。
成年漫画ではハーレム系になるでしょうか。
ぱっと見あり得なさそうな、正反対というべき男女の組み合わせながら…。
最終的にはハーレム状態にまでなるという、男性の夢みたいなお話となっていました。
主人公「田辺くん」は、小さいキツネ目に四角眼鏡で肥満体系。
おまけにマイナス思考で消極的~といった感じ。
「リカちゃん」曰く、
”テンプレなキモオタって感じ”
という男性です。
こうした漫画の場合、眼鏡外す、髪とか整え直す、あるいはダイエットするなど、なんらかのプラス要素で格好良くなったりするものですが。
こちらの「田辺くん」は、基本的にそのまま。
女子への慣れがため、後半に性格は多少の改善が見られたかなー、というくらい。
また、容姿は置いといても男性自身の魅力(笑)によって、女子らに好かれるというパターンも成年漫画ではあるのですが…。
複数回イケる、絶倫という程度。
ハーレム漫画には必須な要素ではありますが、特にサイズがあるとか、えっちは上手みたいな要素もありません。
ほとんど女の子らが主導権を持っていて、マグロ的にされるがまま~という雰囲気でした。
こうした徹底ぶりが、お話の完成度を高めていたと思います。
※左:「ケーナ」ほか調理コース、右:「ハナ」ほか服飾コース
ヒロインはメインの「リカちゃん」を含めて14名が登場。
ややお話的に目立たない娘もおりましたが…。
華やか・賑やかに描かれていて、いかにも女子クラスっぽいリアルさがありました。
「田辺くん」は先の容姿から「きもっち」というあだ名をつけられています。
外観から知った知識を当てはめた結果というだけのようで、特に蔑むとかなんとかではないみたい。
実際、世話焼きな「リカちゃん」は当人の意識は関係なく、普通かつ積極的に接しておりました。
なにしろ、会った当日にえっちしちゃってますからね。
彼女ほか仲良い周辺の娘らはおおむねそんな感じなのですが。
クラスのほか女子は冒頭ではさして関心ない様子であり。
おそらく…「リカちゃん」の存在がなければ、孤立して空気の如く大人しく過ごすか、あるいは耐えられなくなってまたコース変更となっていたと思います。
実際、作中でも“その場から逃亡する~”という選択肢を選んでいて。
その度に、彼女によって救われておりました。
いい娘でしたよー。
彼女みたいな女子に出会うことができれば、幸せな人生を歩めそうですね。
個人的には服飾コースの「ハナ」さんがお気に入りです。
コース変更からの1話目。
成績が理由となっていましたが、回想の1コマから察するにあまり良いクラスではなかったみたい。
教室に入った際の見開き2ページ・半コマの描写が見事。
ギャルギャル・女子女子しており、あれは普通の男子でも気後れしてしまいそう。
そのうち「リカちゃん」は編入について認識あったらしく、またクラスで唯一接してくれています。
ああした状況なので、多少過剰気味でも有り難いことですね。
その友人らと共にカラオケに誘われるのですが。
この一連のくだりが実に見事なので、ご期待ください。
もったいないので、ここでは伏せますが。
「リカちゃん」とのえっちはその後。
さすがに経験あるらしく、リードしてくれています。
全身綺麗な褐色肌でスタイルも良く、あるいは外人の血もあったりするのかな。
2、3話目は選択授業の風景です。
なお、1話目、3話目の後には「電車にて」という女の子らの日常風景みたいなのが差し込まれているんですが。
ちゃんとストーリーと繋がっており、サービスカットもあるので見逃さないように。
選択授業の1つめは、共にカラオケに行った「リカちゃん」の友人らが所属する美容コース。
「クルミ」・「ミナミ」の2人は双子かな。
「リカちゃん」が明け透けにえっちについて語っていたことが功を奏し、他女子らに興味を持たれるようになっています。
たっぷりおっぱい、という感じでした。
続いては調理コースなのですが、こちらの5名とはいままで会話なく。
また、「レオ」さんに強い態度を取られたことで、さっそく弱気になっています。
先の美容コース時とは正反対で、あれも仕方ないだろうなぁ。
ちなみに…漫画中の台詞にもありましたが、教師の存在感が薄い学校ですね。
基本的にはアウェイなのですが、「ケーナ」さんはある程度興味を持っていたらしく、彼女とのえっちを切っ掛け(※無論、ここでも「リカちゃん」の存在が大きい)に巧い事いってました。
あれは、ちょうど調理が一段落していたことも大きかったかな。
こちらのオチも優しいです。
続いては個人的なお気に入り「ハナさん」の所属する服飾コース。
ロリっとした「アリア」ちゃんがデザインした、という水着試着かたがた、プールで遊ぶという流れ。
ため、見た目にも華やかな回となっていました。
こちらには「リカちゃん」と親しいグループのうち、「カオル」さんがいます。
共にカラオケへも行っているのですが、彼女は一歩引いているような性格。
特に橋渡しはしてくれていないものの、「ハナさん」ほかこちらの女子らはノリ良い娘らが揃っていて、いじってくれています。
皆で更衣室に入ってからがメイン。
中盤の「カオルさん」、そして白スクール水着での「アリアちゃん」に注目です。
最後はデザインコースなのですが。
ここは実際の単行本にてご確認ください。
最終4話に繋がる、ポイントとなる場面になります。
※此先理香
ラスト4話目は文化祭風景。
クラス14名それぞれと接し、イベントでの皆と楽しく接しておりました。
相変わらず、基本的には受け身なんですけどね。
「リカちゃん」が素敵でしたよ。
メインはその後、全員参加での打ち上げ風景です。
こちらは「リカちゃん」の家とのことでしたが…「ハヅキ」さんの台詞にも注目。
ひとイベントもあるのですが、えっちはハーレムものラストに相応しい展開です。
こちらの切っ掛けが「ケーナ」・「ハナ」の2人というのは…まさに性格ですわね。
【 その他 】
そんなこんなで「史鬼匠人」センセでした。
こちらのブログでは、「if ~時限の彼女~」、「常春の少女たち」を紹介していました。
3冊目「僕はバイブで彼女はオナホ」も読んでいるんですが、そちらはまたどちらかのタイミングで紹介しますね。
タイトルにもある“ギャル”の単語はそのイメージ強く、拒否反応あるかもしれませんが。
そのイメージから逸脱せず、特に不快感を与えない描写・ストーリーは見事。
良かったです。
もうちょっと皆の学園風景を見たい気になりました。
番外編みたいなのがあればいいなぁ。
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・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] ハーレム、ギャル、複数
・構成 : 4話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: イラスト、カバー裏にキャラ表、合間に日常風景。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「史鬼匠人(しき・たくと)」センセの「ギャルトモハーレム」です。
※情報デザイン科
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編。
話数的には4話と少ないのですが、1話あたり50ページほどもあり。
単行本のページ量は問題なく、読み応えある作品です。
ジャンルとしては、タイトルそのままハーレム系。
詳しくは後述しますが、登場ヒロインらはギャル属性。
これがえっち展開をスムーズにしているほか、漫画の味付けの核部分ともなっていました。
先に書いちゃいますが、優しい仕上がりなので構えなくとも大丈夫。
泣きはしませんでしたが、ちょっと感動的な面もある、良い漫画でした。
強くオススメしておきます。
強めな色のしなやかな曲線での作画。
描き込みや色づきは概ねちょうど良いくらい。
濃淡はデジタル色彩で、こちらも濃過ぎず・薄過ぎず。
中小のコマ割りは細かく賑やかさあり、全体ではややコッテリ感もありました。
表現や流れなどに引っかかる箇所ありません。
どちらかと言うとお話の勢いで牽引するタイプ。
ヒロインらは生き生きと可愛く描かれていて、多少ザックリとした絵などもあまり気にならないと思います。
そうした点は実にお上手で、長編漫画も良い方向に作用していました。
↓表紙のカラー絵は、正直作品の魅力を出せてなく。
裏表紙・背景漫画カット絵が見辛いのも、ややマイナスかなー、という印象。
いくらか脳内でプラスしてもらうか、“一話まるごと試し読み!”のある「ティーアイネット」さんのHPにて判断するのが良いでしょう。
【 収録話 】 14話収録
003:「ギャルと友達はじめました」 4話
成績がため普通科の進学クラスから情報デザイン科にコース変更した「田辺」
しかし、そちらは女性ばかりで、いわゆるギャル属性な娘ばかり。
その雰囲気に圧倒され、居心地の悪さを感じていたところ。
近くの席にいた「リカ」こと「此先理香(このさき・りか)」が積極的に話かけてきたのでした。
ごく簡単にはそんな感じ。
いわゆるギャルなヒロインらとのお話。
成年漫画ではハーレム系になるでしょうか。
ぱっと見あり得なさそうな、正反対というべき男女の組み合わせながら…。
最終的にはハーレム状態にまでなるという、男性の夢みたいなお話となっていました。
主人公「田辺くん」は、小さいキツネ目に四角眼鏡で肥満体系。
おまけにマイナス思考で消極的~といった感じ。
「リカちゃん」曰く、
”テンプレなキモオタって感じ”
という男性です。
こうした漫画の場合、眼鏡外す、髪とか整え直す、あるいはダイエットするなど、なんらかのプラス要素で格好良くなったりするものですが。
こちらの「田辺くん」は、基本的にそのまま。
女子への慣れがため、後半に性格は多少の改善が見られたかなー、というくらい。
また、容姿は置いといても男性自身の魅力(笑)によって、女子らに好かれるというパターンも成年漫画ではあるのですが…。
複数回イケる、絶倫という程度。
ハーレム漫画には必須な要素ではありますが、特にサイズがあるとか、えっちは上手みたいな要素もありません。
ほとんど女の子らが主導権を持っていて、マグロ的にされるがまま~という雰囲気でした。
こうした徹底ぶりが、お話の完成度を高めていたと思います。
※左:「ケーナ」ほか調理コース、右:「ハナ」ほか服飾コース
ヒロインはメインの「リカちゃん」を含めて14名が登場。
ややお話的に目立たない娘もおりましたが…。
華やか・賑やかに描かれていて、いかにも女子クラスっぽいリアルさがありました。
「田辺くん」は先の容姿から「きもっち」というあだ名をつけられています。
外観から知った知識を当てはめた結果というだけのようで、特に蔑むとかなんとかではないみたい。
実際、世話焼きな「リカちゃん」は当人の意識は関係なく、普通かつ積極的に接しておりました。
なにしろ、会った当日にえっちしちゃってますからね。
彼女ほか仲良い周辺の娘らはおおむねそんな感じなのですが。
クラスのほか女子は冒頭ではさして関心ない様子であり。
おそらく…「リカちゃん」の存在がなければ、孤立して空気の如く大人しく過ごすか、あるいは耐えられなくなってまたコース変更となっていたと思います。
実際、作中でも“その場から逃亡する~”という選択肢を選んでいて。
その度に、彼女によって救われておりました。
いい娘でしたよー。
彼女みたいな女子に出会うことができれば、幸せな人生を歩めそうですね。
個人的には服飾コースの「ハナ」さんがお気に入りです。
コース変更からの1話目。
成績が理由となっていましたが、回想の1コマから察するにあまり良いクラスではなかったみたい。
教室に入った際の見開き2ページ・半コマの描写が見事。
ギャルギャル・女子女子しており、あれは普通の男子でも気後れしてしまいそう。
そのうち「リカちゃん」は編入について認識あったらしく、またクラスで唯一接してくれています。
ああした状況なので、多少過剰気味でも有り難いことですね。
その友人らと共にカラオケに誘われるのですが。
この一連のくだりが実に見事なので、ご期待ください。
もったいないので、ここでは伏せますが。
「リカちゃん」とのえっちはその後。
さすがに経験あるらしく、リードしてくれています。
全身綺麗な褐色肌でスタイルも良く、あるいは外人の血もあったりするのかな。
2、3話目は選択授業の風景です。
なお、1話目、3話目の後には「電車にて」という女の子らの日常風景みたいなのが差し込まれているんですが。
ちゃんとストーリーと繋がっており、サービスカットもあるので見逃さないように。
選択授業の1つめは、共にカラオケに行った「リカちゃん」の友人らが所属する美容コース。
「クルミ」・「ミナミ」の2人は双子かな。
「リカちゃん」が明け透けにえっちについて語っていたことが功を奏し、他女子らに興味を持たれるようになっています。
たっぷりおっぱい、という感じでした。
続いては調理コースなのですが、こちらの5名とはいままで会話なく。
また、「レオ」さんに強い態度を取られたことで、さっそく弱気になっています。
先の美容コース時とは正反対で、あれも仕方ないだろうなぁ。
ちなみに…漫画中の台詞にもありましたが、教師の存在感が薄い学校ですね。
基本的にはアウェイなのですが、「ケーナ」さんはある程度興味を持っていたらしく、彼女とのえっちを切っ掛け(※無論、ここでも「リカちゃん」の存在が大きい)に巧い事いってました。
あれは、ちょうど調理が一段落していたことも大きかったかな。
こちらのオチも優しいです。
続いては個人的なお気に入り「ハナさん」の所属する服飾コース。
ロリっとした「アリア」ちゃんがデザインした、という水着試着かたがた、プールで遊ぶという流れ。
ため、見た目にも華やかな回となっていました。
こちらには「リカちゃん」と親しいグループのうち、「カオル」さんがいます。
共にカラオケへも行っているのですが、彼女は一歩引いているような性格。
特に橋渡しはしてくれていないものの、「ハナさん」ほかこちらの女子らはノリ良い娘らが揃っていて、いじってくれています。
皆で更衣室に入ってからがメイン。
中盤の「カオルさん」、そして白スクール水着での「アリアちゃん」に注目です。
最後はデザインコースなのですが。
ここは実際の単行本にてご確認ください。
最終4話に繋がる、ポイントとなる場面になります。
※此先理香
ラスト4話目は文化祭風景。
クラス14名それぞれと接し、イベントでの皆と楽しく接しておりました。
相変わらず、基本的には受け身なんですけどね。
「リカちゃん」が素敵でしたよ。
メインはその後、全員参加での打ち上げ風景です。
こちらは「リカちゃん」の家とのことでしたが…「ハヅキ」さんの台詞にも注目。
ひとイベントもあるのですが、えっちはハーレムものラストに相応しい展開です。
こちらの切っ掛けが「ケーナ」・「ハナ」の2人というのは…まさに性格ですわね。
【 その他 】
そんなこんなで「史鬼匠人」センセでした。
こちらのブログでは、「if ~時限の彼女~」、「常春の少女たち」を紹介していました。
3冊目「僕はバイブで彼女はオナホ」も読んでいるんですが、そちらはまたどちらかのタイミングで紹介しますね。
タイトルにもある“ギャル”の単語はそのイメージ強く、拒否反応あるかもしれませんが。
そのイメージから逸脱せず、特に不快感を与えない描写・ストーリーは見事。
良かったです。
もうちょっと皆の学園風景を見たい気になりました。
番外編みたいなのがあればいいなぁ。
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