■桃色トランス (こるり)
★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [百合] ラブコメ、学園、生徒会
・構成 : 初単行本、カラー(8P)、8話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: 合間にイラスト、折り返しにコメント、
カバー裏に「なぜ制服にカーディガンなのですか」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「こるり」センセの「桃色トランス 1巻」です。
※桃色トランス・ガールズ
【 構成・絵柄 】
収録は2巻以降へと続く長編。
明確なストーリーはなく、のほほんとした日常漫画です。
1話完結なお話になってます。
特に問題などは起こらず、ちょっとした事柄を広げていく感じ。
いわゆる百合姫コミックス(YURIHIMEとなってます)で、そっち系。
だいたいコメディーちっくに進行してますが、ふとしたタイミングでイチャイチャが始まる、強めな百合テイストある漫画。
基本的に登場人物は女性ばかりで、同性との恋愛もそう否定的には描かれておらず。
ゆるっとした、日常ストーリーとなっていました。
しなやかな線での作画。
全体の色づきはあっさりで、高い白比率がありました。
濃淡はちょうど良いくらいでした。
さっぱりとした原稿に仕上がっています。
人物絵は幅広な輪郭で、まつげの目立つ目が特徴。
体に対して頭がやや大きく、可愛らしい仕上がりでした。
よくコメディー崩れもしていますが、しっかり描かれた絵はキラキラとした瞳で少女漫画っぽい雰囲気になります。
描き慣れてきたのか、1巻中でも後半へ進むにつれてはだいぶ絵が安定し、洗練された感じになっていました。
全体的にちょっと癖が強めので、人は選ぶと思います。
判断については紹介帯のカット絵が見易いでしょう。
【 収録話 】 8話収録
生徒会長「藤沢あおい」を中心とした生徒会。
仕事に対する情熱それなりで、食べることが大好きな彼女。
それで普段ふわふわとしているため、周囲には1学年下の容姿端麗・成績優秀な副会長「川越かなで」の方が会長であると、誤解されていました。
そのほか、理事長の孫娘「大塚南」、小さく真面目な突っ込み役「小金井花」という個性的な4名での学園生活を描いたお話。
大雑把にはそんなん。
※左:大塚南、右:小金井花
ゆるゆるっとした日常系、学園生活な漫画。
いわゆる部活動モノで、こちらではほぼ生徒会室でのお話になってました。
登場するのは女子ばかり。
前述したように百合系なので、女の子同士でのイチャイチャが見れます。
いちおう、コレというメインカップルはいるんですが。
結構、皆さん4名は色々な方向へ想いをもっていて、あちこちで百合っぽい雰囲気となっていました。
あ、「あおいちゃん」だけは自由に振る舞っており、皆を振り回す役です。
この部分が最大の特徴。
基本的にはコメディー調なので、重い恋愛展開にはなりません。
軽めです。
紹介帯カット絵みたいな、ちょっとしたサービスシーンみたいなのもありましたが。
こちらも軽めでした。
特に目立つ事件とかなんとかは起こらず。
ちょっとした日常ネタを、1話分にゆるゆる引き延ばしているような感じです。
1話目はいきなりダイエット話。
体操服(ブルマです)になった「あおいちゃん」はなるほど、ぽっちゃり系。
↓表紙もむちむちっと描かれてますよね。
なぜか用意されていたランニングマシーンほか、温感マッサージなんてやってました。
「南さん」がおっ始めて、誘われて「かなでちゃん」も加わり、なにやら怪しげな雰囲気になっていくサービス回です。
突っ込み役の「花ちゃん」がどうするのか、ご期待ください。
なお、ぱっとキャラにとっつき辛い印象をもった方は、収録の8話から見るのをオススメ。
なぜかそこが出会いの風景で、色々説明もされているので、読み易くなると思います。
カラーページもあったので、単行本の並びで最初にしても良かったと思う。
備品管理の2話目。
「あおいちゃん」がやたらめったら発注したため、生徒会室はダンボールでごった返していたのでした。
発注した当人がまったく理解してないのが凄い。
片付けをしていた「南さん」がサンプルであったチアリーダーの服を勝手に来たことで、コスプレ大会のようになっていました。
巻き込まれている「花ちゃん」が楽しい。
後半は彼女のサービスシーンが楽しめます。
8ページと極端に短い3話目。
早朝に登校した「かなでさん」の髪がぼさぼさだったので、「あおいちゃん」がブラッシングしてあげるというもの。
基本カップルですよ。
このお話の登場人物は皆どことなく百合っぽいんですね。
4話目はインフルエンザで倒れた購買部の代わりに販売員を行うというもの。
前半は「あおい」・「花」の2人での販売。
いかにもしっかりしていそうな「花ちゃん」はともかく、「あおいちゃん」の姿はちょっと意外。
さすが、高等部主席だけのことはありますね。
中盤の関節シーンが楽しい。
後半は「南」・「かなで」の校内整備。
落ち着きグループですね。
こちらでは「かなでちゃん」の無自覚なモテ行動があるので、お楽しみに。
まぁ、名前に様つけられるのも納得よ。
生徒会顧問教師「佐倉うてな」登場の5話目。
背小さく、ダボダボな白衣が特徴的。
結構な自由人で、飴くわえて登場したほか、準備室を私物化していたほか、ピザなんて注文していました。
後半では「あおいちゃん」がだらりとしたお腹を見せているんですが。
それを切っ掛けに「かなでちゃん」とのイチャイチャに発展していました。
※生徒会長「藤沢あおい」・副会長「川越かなで」
6、7話目は「花ちゃん」の主役回。
「あおいちゃん」とのツンデレな日々、って感じの6話。
思わず口が出てしまう自分に思い悩んでいました。
ああ、彼女らしいなぁ。
ラストはいいオチになっていましたよ。
7話はえっちな小説を彼女が発見するというもの。
可愛い反応ね。
彼女が意識するため、「あおい」・「かなで」の絵に気合が入っていました。
少女漫画のよう。
カラー原稿もある8話目は、前述したようにこの漫画のプロローグ話です。
まだ緊張感ある4名がなんだか新鮮。
「あおい」・「花」のやり取りが楽しい。
まぁ、ああした反応は普通でしょう。
漫画は「あおい」・「かなで」のメインカップル。
あれが意識するようになる切っ掛け、ですね。
「南さん」の本音にも注目。
【 その他 】
そんな訳で、本日は「こるり」センセでした。
こちらが初単行本みたい。
おめでとうございます!
普段コメディーちっくなものの、しっかり百合百合していて楽しめました。
そのうちアニメとかになってそう。
頑張って原作を充足させてください。
「あおいちゃん」がどう太っていくか心配。
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・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [百合] ラブコメ、学園、生徒会
・構成 : 初単行本、カラー(8P)、8話収録、現在1巻まで発売中。
・おまけ: 合間にイラスト、折り返しにコメント、
カバー裏に「なぜ制服にカーディガンなのですか」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「こるり」センセの「桃色トランス 1巻」です。
※桃色トランス・ガールズ
【 構成・絵柄 】
収録は2巻以降へと続く長編。
明確なストーリーはなく、のほほんとした日常漫画です。
1話完結なお話になってます。
特に問題などは起こらず、ちょっとした事柄を広げていく感じ。
いわゆる百合姫コミックス(YURIHIMEとなってます)で、そっち系。
だいたいコメディーちっくに進行してますが、ふとしたタイミングでイチャイチャが始まる、強めな百合テイストある漫画。
基本的に登場人物は女性ばかりで、同性との恋愛もそう否定的には描かれておらず。
ゆるっとした、日常ストーリーとなっていました。
しなやかな線での作画。
全体の色づきはあっさりで、高い白比率がありました。
濃淡はちょうど良いくらいでした。
さっぱりとした原稿に仕上がっています。
人物絵は幅広な輪郭で、まつげの目立つ目が特徴。
体に対して頭がやや大きく、可愛らしい仕上がりでした。
よくコメディー崩れもしていますが、しっかり描かれた絵はキラキラとした瞳で少女漫画っぽい雰囲気になります。
描き慣れてきたのか、1巻中でも後半へ進むにつれてはだいぶ絵が安定し、洗練された感じになっていました。
全体的にちょっと癖が強めので、人は選ぶと思います。
判断については紹介帯のカット絵が見易いでしょう。
【 収録話 】 8話収録
生徒会長「藤沢あおい」を中心とした生徒会。
仕事に対する情熱それなりで、食べることが大好きな彼女。
それで普段ふわふわとしているため、周囲には1学年下の容姿端麗・成績優秀な副会長「川越かなで」の方が会長であると、誤解されていました。
そのほか、理事長の孫娘「大塚南」、小さく真面目な突っ込み役「小金井花」という個性的な4名での学園生活を描いたお話。
大雑把にはそんなん。
※左:大塚南、右:小金井花
ゆるゆるっとした日常系、学園生活な漫画。
いわゆる部活動モノで、こちらではほぼ生徒会室でのお話になってました。
登場するのは女子ばかり。
前述したように百合系なので、女の子同士でのイチャイチャが見れます。
いちおう、コレというメインカップルはいるんですが。
結構、皆さん4名は色々な方向へ想いをもっていて、あちこちで百合っぽい雰囲気となっていました。
あ、「あおいちゃん」だけは自由に振る舞っており、皆を振り回す役です。
この部分が最大の特徴。
基本的にはコメディー調なので、重い恋愛展開にはなりません。
軽めです。
紹介帯カット絵みたいな、ちょっとしたサービスシーンみたいなのもありましたが。
こちらも軽めでした。
特に目立つ事件とかなんとかは起こらず。
ちょっとした日常ネタを、1話分にゆるゆる引き延ばしているような感じです。
1話目はいきなりダイエット話。
体操服(ブルマです)になった「あおいちゃん」はなるほど、ぽっちゃり系。
↓表紙もむちむちっと描かれてますよね。
なぜか用意されていたランニングマシーンほか、温感マッサージなんてやってました。
「南さん」がおっ始めて、誘われて「かなでちゃん」も加わり、なにやら怪しげな雰囲気になっていくサービス回です。
突っ込み役の「花ちゃん」がどうするのか、ご期待ください。
なお、ぱっとキャラにとっつき辛い印象をもった方は、収録の8話から見るのをオススメ。
なぜかそこが出会いの風景で、色々説明もされているので、読み易くなると思います。
カラーページもあったので、単行本の並びで最初にしても良かったと思う。
備品管理の2話目。
「あおいちゃん」がやたらめったら発注したため、生徒会室はダンボールでごった返していたのでした。
発注した当人がまったく理解してないのが凄い。
片付けをしていた「南さん」がサンプルであったチアリーダーの服を勝手に来たことで、コスプレ大会のようになっていました。
巻き込まれている「花ちゃん」が楽しい。
後半は彼女のサービスシーンが楽しめます。
8ページと極端に短い3話目。
早朝に登校した「かなでさん」の髪がぼさぼさだったので、「あおいちゃん」がブラッシングしてあげるというもの。
基本カップルですよ。
このお話の登場人物は皆どことなく百合っぽいんですね。
4話目はインフルエンザで倒れた購買部の代わりに販売員を行うというもの。
前半は「あおい」・「花」の2人での販売。
いかにもしっかりしていそうな「花ちゃん」はともかく、「あおいちゃん」の姿はちょっと意外。
さすが、高等部主席だけのことはありますね。
中盤の関節シーンが楽しい。
後半は「南」・「かなで」の校内整備。
落ち着きグループですね。
こちらでは「かなでちゃん」の無自覚なモテ行動があるので、お楽しみに。
まぁ、名前に様つけられるのも納得よ。
生徒会顧問教師「佐倉うてな」登場の5話目。
背小さく、ダボダボな白衣が特徴的。
結構な自由人で、飴くわえて登場したほか、準備室を私物化していたほか、ピザなんて注文していました。
後半では「あおいちゃん」がだらりとしたお腹を見せているんですが。
それを切っ掛けに「かなでちゃん」とのイチャイチャに発展していました。
※生徒会長「藤沢あおい」・副会長「川越かなで」
6、7話目は「花ちゃん」の主役回。
「あおいちゃん」とのツンデレな日々、って感じの6話。
思わず口が出てしまう自分に思い悩んでいました。
ああ、彼女らしいなぁ。
ラストはいいオチになっていましたよ。
7話はえっちな小説を彼女が発見するというもの。
可愛い反応ね。
彼女が意識するため、「あおい」・「かなで」の絵に気合が入っていました。
少女漫画のよう。
カラー原稿もある8話目は、前述したようにこの漫画のプロローグ話です。
まだ緊張感ある4名がなんだか新鮮。
「あおい」・「花」のやり取りが楽しい。
まぁ、ああした反応は普通でしょう。
漫画は「あおい」・「かなで」のメインカップル。
あれが意識するようになる切っ掛け、ですね。
「南さん」の本音にも注目。
【 その他 】
そんな訳で、本日は「こるり」センセでした。
こちらが初単行本みたい。
おめでとうございます!
普段コメディーちっくなものの、しっかり百合百合していて楽しめました。
そのうちアニメとかになってそう。
頑張って原作を充足させてください。
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