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■ココロソウサ (草野ゆぅ)

★まんがデーター [15.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] 催眠、ショートカット、貧乳、学園
・構成 : 短編×13話収録
      (うち「ココロソウサ」×11、「はじまるきゅれおしてぃ」×2)
・おまけ: あとがき、合間に別展開原稿、折り込み小ポスター。

本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「草野ゆぅ(くさの・ゆぅ)」センセの「ココロソウサ」です。

風紀委員長「内間紅葉」、生徒会書記「加藤夏子」
※左:風紀委員長「内間紅葉」、右:生徒会書記「加藤夏子」

 【 構成・絵柄 】

収録はほぼ表題作ですが、同時収録の2話も連続モノ。
お話としては2本立てで、昔の映画みたいな感じでした。
メインは11話にも跨る中編。
うち1話は番外編という風情。
そのほかは、タイトルも異なっていた5話づつで、前後編という雰囲気です。
詳しくは後述しますが、表題そのままという分かり易い漫画
調教ちっくな色があり、一部はハード目なプレイもあるので。
可愛い作画に惑わされぬように(笑)
もう1つの連続話は義妹とのえっち話。
こちらも調教、というか”相手を思う通りに流していく~”みたいな色があり。
いちおうラブ要素もありましたが、そう甘いものではないので、ジャンル違いにはくれぐれも注意。
許容範囲内な描写で…個人的には好きな系統でした。

やわらかな細線での作画。
濃淡は淡く、全体の色づきはそこそこ。
描き込み具合あっさりとしていて白比率もあり、全体ではサッパリとした味わい。
素朴なタッチで、それでも不足感はありません
コマ割はやや細かく、変化は少なめで安定。
表現にやや軽さあったものの、些細な程度なので大した問題ではないです。
広い輪郭で頭大きめな人物画。
皆さんスレンダーで、ロリっとした要素もある、漫画らしい可愛さでした
表情は見事で、カワイイだけでないのはポイント。
全体と合ってはいましたが、背景や小物もさっぱりとしたもの。
同時にレベルアップすればいいなぁ。
カラーでもそう変化はないので、判断は↓表紙・裏表紙でどうぞ。
裏表紙のが白黒絵と近く、判断し易いと思います。

 【 収録話 】 13話収録

009:「ココロソウサ」 5話
089:「ココロソウサ A little more」 5話
203:「生徒会長の性癖開発!?」
クラスメイト「苔寺日影」から告白された「梶浦」さん。
彼は女子連中の間で”さすがに無い”と噂される人物であり、当然それも断わったんですが。
また別の機会に手紙で呼ばれた先には、その「日影」がおり。
何故か、体が勝手に彼の命令に従ってしまうのでした。
だいたいそんなオープニング。

いわゆる催眠術えっちの連続話。
もともと前半の5話で終了する予定だったものを、延長したようです。
基本的に「日影くん」以外の主要キャラは女性で、ハーレム状態。
同意でないものの逆らえない、という意識そのものを捻じ曲げる術がため、えっち展開はごくスムーズ。
こうした成年漫画には最適なネタですね。
個人的には…オチがあーなので彼がどう”催眠術”と接し、自分のものとしていったのか、過程部分を見たく思いました
(ページ足りないのだろうけど)

山中さん
※山中さん

そんな訳で、1話目は眼鏡がキュートな「梶浦さん」
体育倉庫へ呼び出された彼女は、催眠術によって自らえっちをしてまうのでした。
「日影くん」の趣味なのか、眼鏡外されてるのはまだいいんですが。
なんで黒タイツ脱がしちゃうかなー
前半で彼女の意思は抵抗していましたが、後半はそれすらも揺るがされておりました。
あらすじで書いたように、冒頭ではいちおうキチンと告白しているんですが。
あれは、術の習得前なのか、後なのか…。
結構勇気いることなので、個人的には習得後だと思いましたが。
(※断わられても次の手段あるという自信がため。また、使わずに済めばプライドも満たされるだろうから…)
日常生活で、ふとした違和感を覚える2話目。
自ら記憶を戻すなど、「梶浦さん」はなかなかの抵抗を見せていましたが…残念ながら相手のが一枚上手。
保健室えっちとなっていました。
わざわざ最中に術を解く、ゲスい事してましたよ。
なお、こちらはキチンと眼鏡つけたままです。

そちらのオチより続く3話目は新キャラ「山中」さんのエピソード。
2人の行為を目撃し、それを「日影くん」に知られてしまったので…続く犠牲者となるのでした。
センセお得意なショートカットの美少女という雰囲気の「山中さん」
先の「梶浦さん」とは違い、実に見事な貧乳っぷりでした。
こちらは屋上でのえっち展開。
ちょっと露出っぽいシーンもあります。
オチで言っていた、「山中さん」をデートに連れ出す4話目。
当然ながら普通のそんなんでなく、目隠・半裸で男性トイレの個室に拘束されてしまうのです。
複数男子とのプレイとなってました。
あれは、ほか男性陣らも術にかけてるんですよね。
スタイルに合った、デザインっ気のない下着がそれっぽくて好き。

最終5話目は、再びメインが「梶浦さん」に。
「日影くん」からのアプローチなくなり、ちょっと安心していたところ…という流れ。
そう、「山中さん」を相手にしていた期間はほったらかしにされてたんですね。
ぱたっと突然何も接触なくなるというのは、安心感よりも不安のが増すような気もするんですが…。
日常生活が戻ってそこそこ期間何もなければ、普通は安心するかな。
すっかり調教終了したような「山中さん」が登場。
それぞれからえっちされる、まさに最終段階という展開になってました。

さて、そんな感じに好き勝手やっていたためか。
「日影くん」は風紀委員から目をつけられてしまうのでした。
そんなお話が、続く 「ココロソウサ A little more」の5話。
こちらは”VS生徒会”みたいなシリーズです。

呼びとめて来た風紀委員の2人を術によって返り討ちに。
2人からの情報で、「日影くん」は次のターゲットを風紀委員長「内間紅葉」としたのでした。
ううむ、確かにそっくり(笑)
「紅葉さん」は先の「山中さん」よりバストサイズあり(でも控えめ)、タイのデザインが異なっていました。
(※そのため、裏表紙で机上に座ってるのは「紅葉さん」で良い筈)
前シリーズでは、序盤はそれなりに抵抗していたんですが。
彼女に関しては、あっさり術にかかってました
「日影くん」のスキル上がったというより、もともとそうした願望あったのかな。
えろい方面でなく、ラブコメ的な感じの。
この漫画では珍しい、かなり可愛らしい反応をしています。
なお、故あってお尻です。

2、3話目は生徒会書記「加藤夏子」さん。
↓表紙でヘアバンドをしている、目立つ彼女です。
副会長「福田」くんと交際しており、それもネタに巧妙に術を掛けれられてしまうのでした。
「梶浦」・「山中」のコンビ再登場。
こちらでは完全に彼の手先として行動していました。
ああした、やや回りくどい手段を取ったのは、先の「紅葉さん」との経験がためでしょう。
わざわざ疑いを持たれている自分の名を使ったのも見事。
あれは…術に上乗せされるので引っ掛かるだろうなぁ
そんな訳で、普通のテンションで元彼氏「福田くん」にアレコレ語る3話目はエグい。
彼視点としたら、実に恐ろしいネトラレな展開。
さて、オチでスカートめくって誘っていた「夏子さん」に応じたかどうか…。
あ、風紀委員長「紅葉さん」とのやり取りが楽しいです。

さて、長く続いたシリーズですが、ついに最終エピソードというべき4、5話目。
最後に残ったのは、生徒会長「長井鳴海」
お尻くらいまである長髪で小さく可愛らしい彼女。
おそらく、「山中さん」よりも貧乳というロリ体型でした。
既に彼の言うままという書記「夏子さん」を利用して、直接術に落とし。
そんな容姿がためか、兄妹プレイとかやっています。
ああ、分かる気もする(笑)
生徒会室を飛び出し、階段でのプレイなどをしていました。
…が
これだけでは終わらないんですね
詳細は伏せますが、驚く最終話が待っていました。
いやぁ、すごい動機でしたよ。
こちら5話での言動がため、ダントツで好きなキャラとなりました。

「生徒会長の性癖開発!?」は生徒会長「鳴海さん」のほぼ単独エピソード。
術がため、廊下で単独プレイを楽しむというもの。
誰も居ないし~」のコマが実に良い表情。
オチも楽しいものでしたよ。

089:「はじまるきゅれおしてぃ」 2話
両親の再婚でできた義妹「加奈」
第一印象は”大人しい娘”だった彼女ですが、生活が始まるとやたらに無防備で。
どうにも落ち着かなくなった主人公が、彼女の下着を片手に独りシテいたところ。
当人と鉢合わせしてしまったのです。
その場は何事もなかったものの、後に部屋を訪ねて来て…という流れ。

生徒会長「長井鳴海」、義妹「加奈」
※左:生徒会長「長井鳴海」、右:義妹「加奈」

いちおう義理ですが、兄妹のえっち話。
大きめなパーカーをだぶっと着ている、黒髪ショートの「加奈ちゃん」
あらすじで述べたように、切っ掛けは兄の単独プレイを目撃された事なんですが。
使い終わったら洗濯機入れといて!
そう言い残して立ち去っていました。
…そうなんです。
普通は下着取り上げたりするものですが、”使う事”について彼女は了承してるんですね。
この漫画の主導権は、実は「加奈ちゃん」ではないか?という疑惑が
1話目での行動ほか、2話目でも積極的で。
無防備だった、という点ついて、ワザとなのか、天然なのか…。
あれ、実際はどんなもんだろう。
冒頭の回想では、そう明らかに誘ってるほどではなく。
お兄ちゃんが意識し過ぎと言えば、そんな感じもありました。
むむむ。
えっちに誘う際は、
どんな感じになるのかな?
じゃあ先っぽ、先っぽだけ…
それならセーフだよ
…などなど、義理とはいえさすがに躊躇していた彼の後押しを、色々な台詞でしておりました。
タチ悪そうだなぁ
2話目はその後の2人。
朝から寝所に潜り込んでくるほか、お風呂や学校でも誘われていて。
最終的には親が居ても構わず仕掛けてます。
私がんばるから
とか言っていて、その方面に前向き(笑)
なかなか面白い娘さんでした。
この後2人どうなっていくのか、続き見たいですが…難しいかなー。

 【 その他 】

そんなこんなで、本日は「草野ゆぅ」センセでした。
ブログでの紹介は「発情彼女」、「全開露出少女」などを紹介しています。
こちらがひと区切りの5冊目でいいのかな。
だいたいタイトル通りのお話で、展開も想像通り。
最後あーなるのは、お話の結末基本2パターンのうちの1つですかね。
生徒会長が実に良いキャラでした。
ぶっちゃけ、登場ヒロインで最も好き。
巻末エピソードではまた違った面が見れて、幸せでした。
オチも明るく楽しいものでしたし。
あ、もくじの話数に誤植がありましたよ。

ココロソウサ




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