■相姦症候群 (黒岩瑪瑙)
★まんがデーター [16.5/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 近親、母親、むちむち
・構成 : 8話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、作品解説、イラスト(描き下ろし)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「黒岩瑪瑙(くろいわ・めのう)」センセの「相姦症候群」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は8話ほどの長編。
1冊まるまるの表題作で、最終話までしっかり収録されてました。
長編好きな方にはオススメ。
もくじに”描き下ろし”とあったのは、巻末のイラストを指していると思います。
全てヌード絵が5ページほど。
ヒロインばかりでしたが、なにげに1枚は…「健斗くん」でしたね。
あれは…女性読者向け?
(※なお、前後の折り返しには登場ヒロイン2名の下着絵でした)
また、長編では珍しく作品解説もあり。
丁寧に1話づつ、結構な文字量で収録されていました。
ぜひ、ひととおり読んだ後に、もう1周してみてください。
※「二ノ宮鞘華」と「市川由美子」
★★絵柄について ★★★
涼しげな雰囲気で落ち着きあるような人物画。
派手さはないものの、匂うような妖しさがあります。
細身ながらも肉付きよく、むちむちとしたスタイルでした。
やわらかな線と色使い。
コマ割りは中小で細かめで、枠間ほか白比率はあります。
全体ではそうコテコテとしてなく、見易い仕上がりでした。
小コマ・引き絵など、やや力加減の弱い箇所もありますが、些細な程度。
漫画は作画と同様に慌ただしさなく、静かな空気感。
独特の間があり、じんわり楽しめることと思います。
カラーと白黒はまた異なるものの、判断、。大まかにはそのままで問題ないでしょう。
★★収録話について ★★★ 7話収録
久しぶりに家族3人での夜を過ごす「二ノ宮健斗」
父親は出張が多く、家にいるのは月1、2日程度のことでした。
深夜、ふと目覚めた彼は、両親の寝室を覗き見てしまい…。
その際に、母「二ノ宮鞘華(にのみや・さやか)」の姿に圧倒されてしまったのでした。
そうして母子の間はギクシャクしていき。
心配した「鞘華」は、長い付き合いのある友人「市川由美子」に相談したところ。
驚くべきアドバイスをされてしまったのでした。
ざっくりでは、そんな感じ。
母子の近親ストーリー。
いちおう、2人の間には邪魔な存在となる父親がいるんですが。
ほぼ家におらず、登場もごく僅かでした。
その他に障害となる人物、事柄などはなく。
3話にて結ばれた後には、トントン拍子で関係は深く続いていきます。
良くも悪くも、ヒロインである「鞘華さん」を他に支配する男なく。
安心して(?)近親えっちを楽しめます。
最終8話では驚きべき結末となってましたよー。
また、前述したようにライバル不在ではあるものの。
切っ掛けを作った友人「由美子さん」は変化をもたらす存在で、6話ではこのストーリーの良い味付け役として機能しておりました。
1から3話目までが導入部。
「なんだか、いつもよりきれいだったな…」とは「健斗くん」の回想。
夕食もごちそうだったらしく、母「鞘華さん」の純粋な喜びが伝わりますね。
運良く(悪く?)、深夜に目覚めてしまう「健斗くん」
他描写などから、ちょうどお年頃であり。
そうした事に興味を抱くのは仕方ないとは思いますが、親のそんなん見にいっちゃーダメよ。
たぶん…父親との関係がだいぶ希薄だったようなので。
もしかしたら…それ彼の根深い所に影響してたためかも。
(※後に旦那の秘密も発覚しています)
こうしたお話の定番、旦那とのソレに満足できてない「鞘華さん」
まあ、エロい話をすると。
あんな身体ですから、そりゃー持て余すだろうなぁ。
他で発散させたりもしてなく、イイ母親してました。
特に裏表紙のイラストとかそうなんですが、綺麗な女性ですよね。
「健斗くん」があーなるのも仕方ないでしょう。
ただし、そうした色々あっても、この時点では後に繋がる要素なく。
何もなければ、、、いや、たぶん家族3人で暮らし続けるのは難しいか。
それでも、2人は母子のラインを越えぬまま、一生を終えていたと思います。
トンデモな友人、「市川由美子さん」登場の2話目。
長い付き合いということで、かなり的確に悩みを見抜いておりました。
彼女がこの漫画での元凶(笑)
悪い人ではないようなのですが、常識はどこかぶっ壊れていて。
過去になんらかあったんではないかなぁ…。
言ってた事の半分くらいはその通りであるんですけどね。
あるいは、「鞘華さん」に自分と通じる要素を持つことを感じ取っていたか。
(※だから友人なのかも)
そんな訳で、ついに~という3話。
仕掛けたのは「鞘華さん」です。
はい、こうした話はやっぱり年上からですよね。
いったん部屋を出た際のリアクションが可愛い。
むちむちなスタイルにかかるネグリジェがエロエロしいですねー。
ああして、いったん間を置いたのは、良い演出だったと思います。
関係を深めていく4、5話。
基本的に4話は変わった日常生活を描いており、デートに出掛ける5話では普段とは違う非日常が描かれていました。
個人的には4話のが好き。
OKが出ているのだから、そりゃーもう、あちこちで~となるのは当然でしょう。
5話では外出とあって、「鞘華さん」もより魅力的。
ただ、テンション異なる「健斗くん」は…やや漫画っぽく感じてしまいました。
分からんでもないですがね。
※母「二ノ宮鞘華」
前述しました、ストーリーの良い味付けという6話。
物語の元凶「由美子さん」が再登場。
彼女の誘いでホームパーティーとなったんですが…察しの良い方はピン★とくるかな。
その息子「一矢」も加わり、スワッピングです。
また若いのに…エグいプレイするなぁ。
(※持ち掛けたのは「由美子さん」ですけどね)
下着姿で並ぶ2人がエロエロしい。
なお、「健斗くん」視点のため、漫画での描写は「由美子さん」とのえっちメインです。
「鞘華さん」の描写は少な目だったのは、ああしたプレイ不得意な方への配慮でしょうか。
過剰に嫉妬心煽られるような演出でなかったので、ご安心(?)ください。
物語の決着7、8話。
まぁ、先のようなプレイまでし始めちゃった「鞘華さん」なので…。
あーなるのも当然でしょうか。
外で待つ「健斗くん」はどこか格好良いですね。
完全に男といった雰囲気でしたよ。
ここはセンセの解説になるほど、って思いました。
最終話は…ちょっと驚き。
もっとダークなのを想像していたので、2人にとって良い結果となりましたね。
オチはいかにも、といった感じでしたよ。
★★リンクほか ★★★
相姦症候群 (RK COMICS CYBERIA SERIES) コミック, 2023/5/8 [アダルト] 黒岩瑪瑙 (著)
★「黒岩瑪瑙」センセの漫画紹介記事
「SPILT MILK」
「MILKY WAY」
「インモラル」
「不機嫌な果実たち」
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 近親、母親、むちむち
・構成 : 8話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、作品解説、イラスト(描き下ろし)
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「黒岩瑪瑙(くろいわ・めのう)」センセの「相姦症候群」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は8話ほどの長編。
1冊まるまるの表題作で、最終話までしっかり収録されてました。
長編好きな方にはオススメ。
もくじに”描き下ろし”とあったのは、巻末のイラストを指していると思います。
全てヌード絵が5ページほど。
ヒロインばかりでしたが、なにげに1枚は…「健斗くん」でしたね。
あれは…女性読者向け?
(※なお、前後の折り返しには登場ヒロイン2名の下着絵でした)
また、長編では珍しく作品解説もあり。
丁寧に1話づつ、結構な文字量で収録されていました。
ぜひ、ひととおり読んだ後に、もう1周してみてください。
※「二ノ宮鞘華」と「市川由美子」
★★絵柄について ★★★
涼しげな雰囲気で落ち着きあるような人物画。
派手さはないものの、匂うような妖しさがあります。
細身ながらも肉付きよく、むちむちとしたスタイルでした。
やわらかな線と色使い。
コマ割りは中小で細かめで、枠間ほか白比率はあります。
全体ではそうコテコテとしてなく、見易い仕上がりでした。
小コマ・引き絵など、やや力加減の弱い箇所もありますが、些細な程度。
漫画は作画と同様に慌ただしさなく、静かな空気感。
独特の間があり、じんわり楽しめることと思います。
カラーと白黒はまた異なるものの、判断、。大まかにはそのままで問題ないでしょう。
★★収録話について ★★★ 7話収録
久しぶりに家族3人での夜を過ごす「二ノ宮健斗」
父親は出張が多く、家にいるのは月1、2日程度のことでした。
深夜、ふと目覚めた彼は、両親の寝室を覗き見てしまい…。
その際に、母「二ノ宮鞘華(にのみや・さやか)」の姿に圧倒されてしまったのでした。
そうして母子の間はギクシャクしていき。
心配した「鞘華」は、長い付き合いのある友人「市川由美子」に相談したところ。
驚くべきアドバイスをされてしまったのでした。
ざっくりでは、そんな感じ。
母子の近親ストーリー。
いちおう、2人の間には邪魔な存在となる父親がいるんですが。
ほぼ家におらず、登場もごく僅かでした。
その他に障害となる人物、事柄などはなく。
3話にて結ばれた後には、トントン拍子で関係は深く続いていきます。
良くも悪くも、ヒロインである「鞘華さん」を他に支配する男なく。
安心して(?)近親えっちを楽しめます。
最終8話では驚きべき結末となってましたよー。
また、前述したようにライバル不在ではあるものの。
切っ掛けを作った友人「由美子さん」は変化をもたらす存在で、6話ではこのストーリーの良い味付け役として機能しておりました。
1から3話目までが導入部。
「なんだか、いつもよりきれいだったな…」とは「健斗くん」の回想。
夕食もごちそうだったらしく、母「鞘華さん」の純粋な喜びが伝わりますね。
運良く(悪く?)、深夜に目覚めてしまう「健斗くん」
他描写などから、ちょうどお年頃であり。
そうした事に興味を抱くのは仕方ないとは思いますが、親のそんなん見にいっちゃーダメよ。
たぶん…父親との関係がだいぶ希薄だったようなので。
もしかしたら…それ彼の根深い所に影響してたためかも。
(※後に旦那の秘密も発覚しています)
こうしたお話の定番、旦那とのソレに満足できてない「鞘華さん」
まあ、エロい話をすると。
あんな身体ですから、そりゃー持て余すだろうなぁ。
他で発散させたりもしてなく、イイ母親してました。
特に裏表紙のイラストとかそうなんですが、綺麗な女性ですよね。
「健斗くん」があーなるのも仕方ないでしょう。
ただし、そうした色々あっても、この時点では後に繋がる要素なく。
何もなければ、、、いや、たぶん家族3人で暮らし続けるのは難しいか。
それでも、2人は母子のラインを越えぬまま、一生を終えていたと思います。
トンデモな友人、「市川由美子さん」登場の2話目。
長い付き合いということで、かなり的確に悩みを見抜いておりました。
彼女がこの漫画での元凶(笑)
悪い人ではないようなのですが、常識はどこかぶっ壊れていて。
過去になんらかあったんではないかなぁ…。
言ってた事の半分くらいはその通りであるんですけどね。
あるいは、「鞘華さん」に自分と通じる要素を持つことを感じ取っていたか。
(※だから友人なのかも)
そんな訳で、ついに~という3話。
仕掛けたのは「鞘華さん」です。
はい、こうした話はやっぱり年上からですよね。
いったん部屋を出た際のリアクションが可愛い。
むちむちなスタイルにかかるネグリジェがエロエロしいですねー。
ああして、いったん間を置いたのは、良い演出だったと思います。
関係を深めていく4、5話。
基本的に4話は変わった日常生活を描いており、デートに出掛ける5話では普段とは違う非日常が描かれていました。
個人的には4話のが好き。
OKが出ているのだから、そりゃーもう、あちこちで~となるのは当然でしょう。
5話では外出とあって、「鞘華さん」もより魅力的。
ただ、テンション異なる「健斗くん」は…やや漫画っぽく感じてしまいました。
分からんでもないですがね。
※母「二ノ宮鞘華」
前述しました、ストーリーの良い味付けという6話。
物語の元凶「由美子さん」が再登場。
彼女の誘いでホームパーティーとなったんですが…察しの良い方はピン★とくるかな。
その息子「一矢」も加わり、スワッピングです。
また若いのに…エグいプレイするなぁ。
(※持ち掛けたのは「由美子さん」ですけどね)
下着姿で並ぶ2人がエロエロしい。
なお、「健斗くん」視点のため、漫画での描写は「由美子さん」とのえっちメインです。
「鞘華さん」の描写は少な目だったのは、ああしたプレイ不得意な方への配慮でしょうか。
過剰に嫉妬心煽られるような演出でなかったので、ご安心(?)ください。
物語の決着7、8話。
まぁ、先のようなプレイまでし始めちゃった「鞘華さん」なので…。
あーなるのも当然でしょうか。
外で待つ「健斗くん」はどこか格好良いですね。
完全に男といった雰囲気でしたよ。
ここはセンセの解説になるほど、って思いました。
最終話は…ちょっと驚き。
もっとダークなのを想像していたので、2人にとって良い結果となりましたね。
オチはいかにも、といった感じでしたよ。
★★リンクほか ★★★
相姦症候群 (RK COMICS CYBERIA SERIES) コミック, 2023/5/8 [アダルト] 黒岩瑪瑙 (著)
★「黒岩瑪瑙」センセの漫画紹介記事
「SPILT MILK」
「MILKY WAY」
「インモラル」
「不機嫌な果実たち」