■たえちゃんとじみこさん2 (玄鉄絢)
★まんがデーター [19.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 百合、ラブコメ
・構成 : カラー(4P)、13話収録、現在2巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、カバー裏にキャラ紹介、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「玄鉄絢(くろがね・けん)」センセの「たえちゃんとじみこさん2」です。
※左:朝香藍衣、右:午堂凌
【 構成・絵柄 】
長編漫画の2冊目。
巻数表記が付きました。
収録はざっくり13話。
前巻は各話でページ量がバラバラでしたが、こちらはだいたい16ページ。
たまーに18、20と増えたりもしています。
ジャンルは百合でラブコメ。
ラブと共にコメディーちっくな描写も多めで、楽しくえっちな恋愛模様が楽しめます。
コロコロ変化していくカップルもまたポイント。
コレという主役にあたるキャラはなく、各話でそれぞれにスポットが当たっていきます。
ちょっと人数多いので、じっくり読んだ方が楽しめると思います。
(※故に、やはり前巻も読んだ方が楽しめます)
紹介帯の文言”繋がる広がる快感ガールズラブワールド”がピッタリ。
明るく楽しく、軽すぎず重くもないという、絶妙ラインのお話群です。
…で、これ次巻にも続いていくみたい。
この後どうなるんだろう。
柔らかな線での作画。
描き込みは過ぎないくらいに細かめ。
濃淡は黒が強めですが、全体は淡い仕上がり。
コマ割りは変化少なく、はみ出し・ぶち抜き頻繁。
それなりに白比率もありましたが、原稿はわさわさと賑やかめ。
背景や小物は全体と馴染んでいて、ちょうど良いくらい。
漫画はおおむねラブコメちっく。
コメディーっぽく走る線と、縦長擬音が特徴。
コロコロ変わる表情で、良く動きます。
人物画は丸い輪郭と太めなまつ毛、透き通る目の可愛らしいもの。
横顔なども独特ですね。
カラーでもそう変化はないので、判断は表紙・裏表紙で良いでしょう。
【 収録話 】 13話収録
メイドカフェで働く「午堂凌」
職場の同僚「内野隣」がなんとなく気になっていたところ。
同じ学校でやはり職場の同僚「朝香藍衣」に無理矢理されてしまったのでした。
ざっくりではそうした導入部。
2冊目ですね。
前述したようにお話の流れは続いているものの、
”巻をまたいだところで登場人物を一新してみました”
~そうあとがきにあったように、収録トップの18話は新キャラばかり。
(※いちおう、前巻の後半に顔を見せていた「内野隣」が冒頭に登場してます)
単行本の前半は「午堂凌」、後半は眼鏡の本加納親子が牽引しています。
表題のもともとカップル、「鷲主任」・「寺地みこ」の2人は登場すらなく(たぶん)、描かれては…いました。
ひっそり折り返しに。
(なにげにカバー裏の人物紹介にもいました)
次々にカップルがバトンタッチしていくのは、こちらも同様。
後半では前巻に出演していた高島平親子や「倉皇一途」なども顔を見せ、かなり賑やかになっていました。
※本加納初
★ たえちゃんとじみこさん2 登場人物一覧 ★ 米印はメイン話数。
「午堂凌」 ごどう・りょう :ポニーテール
※18、19、20
メイドカフェで働く専門学生。女性客に人気。
「慈恵見内未侑」 じえみない・みう :サイドテール右
※19、23、
双子の妹。家出少女。叔父の家に養子に出されていた。
「住茂市葆」 じゅうも・しほ :サイドテール左
※20、23
双子の姉。未侑とちらほら入れ替わっていた。
「本加納初」 もとかのう・うい :太眼鏡、ショートカット
※21、ゆび、25、27
離婚した主婦。もともと「藍衣」と付き合っていた。
「本加納乃子」 もとかのう・のこ :細眼鏡、おデコ、小ポニーテール
※カラー、22、ゆび、24、28
「朝香藍衣」 ともか・あい :ツインテール
※18、21、22
凌の同級生、メイドカフェで働く。店と違って普段は愛想しくない。
「渋井溢子」 しぶい・いつこ :後ろ束ねるウエーブ髪
※カラー、24、26、28
人気声優。女性声優を体と引き換えに役を斡旋している。
「尾所咲」 おどころ・さき :ショート黒、左にヘアピン
※26
声優。溢子と関係してから当たり役が増える。
「倉皇一途」 くらすめ・いと :ツインテール、目元にホクロ
※27、28
学生。九葉の同級生。めいと、という名前で動画配信している。
「高島平九葉」 たかしまだいら・くよう :サイドテール、髪色薄い
※28
学生、団地・美人親子の娘。
「高島平まなみ」 たかしまだいら・まなみ :ショートカット、オデコ出し。
※25、27
団地美人親子の母。保険外交員。※名前、実際は漢字です。
「内野隣」うちの・ちか :黒髪、セミロング
※なし
メイドカフェで働く女子大生。一途の隣に住んでいる。今回メインなし。
カラー原稿 4 溢子×乃子
特に話数表記はないものの、こちら独立したエピソード。
カラーでの2人が見れます。
時間としては収録のラストより先ですかね。
第18話 16 凌×藍衣
今回単行本の切っ掛けとなるエピソード。
前述したように前巻のキャラ「内野隣」が冒頭にちらと顔見せしています。
彼女については、ぜひカバー裏の設定を見てみてください。
それを踏まえて読むと、また全然違って感じると思います。
また、ぱっと見では気付かないかもしれない、「藍衣ちゃん」の仕事・プライベートでの変化にも注目。
第19話 16 凌×未侑
第20話 16 凌×未侑
家出した「未侑ちゃん」とのエピソード。
「未侑ちゃん」は双子の妹で、姉「市葆ちゃん」とはサイドテールの左右が違うのですが。
解説によると入れ替わっている~らしく…。
20話の「未侑」は…やっぱり「市葆ちゃん」なのかなー。
制服についてた泥はなんだろう。
料理描写あるので、21話冒頭は「未侑ちゃん」でいいと思います。
第21話 16 藍衣×初
第22話 16 藍衣×乃子
「藍衣ちゃん」が元カノ(?)みたいな「初さん」と再会するエピソード。
18話とか、トラブルメーカー的な存在であったので…なんだか一安心。
喋りはそのままで、ちらほら面白いです。
22話は直接続いていて、今度は娘「乃子ちゃん」
切っ掛けは成年漫画のセオリー。
ただ…「初めてじゃないよ」の発言に、なんだか衝撃。
えー、そーなのかー。
第23話 16 市葆×未侑
姉妹の合流エピソード。
こちらでは既に入れ替わっていて、部屋の中から出迎えたのが「市葆ちゃん」です。
ちゃんと料理もしてますわね。
この後あるかなー、って思ていたんですが…「凌さん」を含めて、2巻での出番はこちらで終わりでした。
おかあさんゆび 8 初×乃子
8ページのショート。
こちらで、前巻のキャラクター「九葉」・「一途」が登場。
その「九葉ちゃん」が切っ掛けとなり、本加納親子がくっつく要因となっています。
第24話 18 溢子×乃子
第25話 16 初×まなみ
第26話 16 溢子×咲
声優「溢子さん」が登場。
彼女のラジオ番組のリスナーであったのが「乃子ちゃん」で。
プライベートな相談を持ち掛けた(メール)のが切っ掛けなのですが。
自宅までやって来るというのは凄い。
そうまで行動力を見せたのは、読んでいくうちに分かると思います。
その一方、母親「初さん」はひょんな切っ掛けから、前巻に登場していた「まなみさん」と鉢合わせ。
似た立場ですわね。
しかし、こうして見ていくと…なるほど、高島平親子は美人だわー。
スーツ姿の「まなみさん」が素敵でした。
そして26話は「溢子さん」と同じ声優「咲さん」
過去に関係あった2人のその後で、「溢子さん」の気持ちがひと決着するような感じ。
※左:声優「渋井溢子」、右:「本加納乃子」
第27話 16 初×まなみ×一途
第28話 20 溢子×乃子×一途×九葉
眼鏡オフで可愛らしくなっているため、誰だか一瞬戸惑うと思いますが。
はい、「初さん」です。
前巻からのカップル「まなみ」・「一途」に交じって複数プレイになります。
バッチリ2人から攻められてましたよー。
最終話は、娘らグループと「溢子さん」という組み合わせ。
年齢差もあってか、彼女が3名を引っ掻き回していました。
4名での派手な複数えっちでした。
今回はこちらで終了。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「玄鉄絢」センセでした。
変わらぬクオリティで嬉しい。
前巻は2021年。
なんとなーくは覚えていたのですが…。
こちら冒頭見て、なんだかよく分からず。
結局1巻再度見直してから読みました。
まさか、ざっくり新キャラに差し替えているとは…。
「隣さん」にも気付きませんでした。
たえちゃんとじみこさん 2 (メガストアコミックス) コミック, 2022/6/30 [アダルト] 玄鉄絢 (著)
★玄鉄絢センセの漫画紹介記事
「少女セクト 1巻 2巻」
複数キャラが登場する成年系百合長編。特に2巻がオススメ。
「星川銀座四丁目 1巻 2巻 3巻」
「芳文社」さん・つぼみ掲載の百合長編。特定キャラを深く掘り下げています。
「イイタさんペイロード」
4コマな表題作と短編群。表題はロードムービーなコメディー、ほかは百合系。
「スモーキーゴッドエクスプレス」
一般系のSFモノ。全3巻ようです。
「たえちゃんとじみこさん」
繋がる広がる快感ガールズラブワールドの1冊目。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] 百合、ラブコメ
・構成 : カラー(4P)、13話収録、現在2巻まで発売中。
・おまけ: あとがき、カバー裏にキャラ紹介、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「玄鉄絢(くろがね・けん)」センセの「たえちゃんとじみこさん2」です。
※左:朝香藍衣、右:午堂凌
【 構成・絵柄 】
長編漫画の2冊目。
巻数表記が付きました。
収録はざっくり13話。
前巻は各話でページ量がバラバラでしたが、こちらはだいたい16ページ。
たまーに18、20と増えたりもしています。
ジャンルは百合でラブコメ。
ラブと共にコメディーちっくな描写も多めで、楽しくえっちな恋愛模様が楽しめます。
コロコロ変化していくカップルもまたポイント。
コレという主役にあたるキャラはなく、各話でそれぞれにスポットが当たっていきます。
ちょっと人数多いので、じっくり読んだ方が楽しめると思います。
(※故に、やはり前巻も読んだ方が楽しめます)
紹介帯の文言”繋がる広がる快感ガールズラブワールド”がピッタリ。
明るく楽しく、軽すぎず重くもないという、絶妙ラインのお話群です。
…で、これ次巻にも続いていくみたい。
この後どうなるんだろう。
柔らかな線での作画。
描き込みは過ぎないくらいに細かめ。
濃淡は黒が強めですが、全体は淡い仕上がり。
コマ割りは変化少なく、はみ出し・ぶち抜き頻繁。
それなりに白比率もありましたが、原稿はわさわさと賑やかめ。
背景や小物は全体と馴染んでいて、ちょうど良いくらい。
漫画はおおむねラブコメちっく。
コメディーっぽく走る線と、縦長擬音が特徴。
コロコロ変わる表情で、良く動きます。
人物画は丸い輪郭と太めなまつ毛、透き通る目の可愛らしいもの。
横顔なども独特ですね。
カラーでもそう変化はないので、判断は表紙・裏表紙で良いでしょう。
【 収録話 】 13話収録
メイドカフェで働く「午堂凌」
職場の同僚「内野隣」がなんとなく気になっていたところ。
同じ学校でやはり職場の同僚「朝香藍衣」に無理矢理されてしまったのでした。
ざっくりではそうした導入部。
2冊目ですね。
前述したようにお話の流れは続いているものの、
”巻をまたいだところで登場人物を一新してみました”
~そうあとがきにあったように、収録トップの18話は新キャラばかり。
(※いちおう、前巻の後半に顔を見せていた「内野隣」が冒頭に登場してます)
単行本の前半は「午堂凌」、後半は眼鏡の本加納親子が牽引しています。
表題のもともとカップル、「鷲主任」・「寺地みこ」の2人は登場すらなく(たぶん)、描かれては…いました。
ひっそり折り返しに。
(なにげにカバー裏の人物紹介にもいました)
次々にカップルがバトンタッチしていくのは、こちらも同様。
後半では前巻に出演していた高島平親子や「倉皇一途」なども顔を見せ、かなり賑やかになっていました。
※本加納初
★ たえちゃんとじみこさん2 登場人物一覧 ★ 米印はメイン話数。
「午堂凌」 ごどう・りょう :ポニーテール
※18、19、20
メイドカフェで働く専門学生。女性客に人気。
「慈恵見内未侑」 じえみない・みう :サイドテール右
※19、23、
双子の妹。家出少女。叔父の家に養子に出されていた。
「住茂市葆」 じゅうも・しほ :サイドテール左
※20、23
双子の姉。未侑とちらほら入れ替わっていた。
「本加納初」 もとかのう・うい :太眼鏡、ショートカット
※21、ゆび、25、27
離婚した主婦。もともと「藍衣」と付き合っていた。
「本加納乃子」 もとかのう・のこ :細眼鏡、おデコ、小ポニーテール
※カラー、22、ゆび、24、28
「朝香藍衣」 ともか・あい :ツインテール
※18、21、22
凌の同級生、メイドカフェで働く。店と違って普段は愛想しくない。
「渋井溢子」 しぶい・いつこ :後ろ束ねるウエーブ髪
※カラー、24、26、28
人気声優。女性声優を体と引き換えに役を斡旋している。
「尾所咲」 おどころ・さき :ショート黒、左にヘアピン
※26
声優。溢子と関係してから当たり役が増える。
「倉皇一途」 くらすめ・いと :ツインテール、目元にホクロ
※27、28
学生。九葉の同級生。めいと、という名前で動画配信している。
「高島平九葉」 たかしまだいら・くよう :サイドテール、髪色薄い
※28
学生、団地・美人親子の娘。
「高島平まなみ」 たかしまだいら・まなみ :ショートカット、オデコ出し。
※25、27
団地美人親子の母。保険外交員。※名前、実際は漢字です。
「内野隣」うちの・ちか :黒髪、セミロング
※なし
メイドカフェで働く女子大生。一途の隣に住んでいる。今回メインなし。
カラー原稿 4 溢子×乃子
特に話数表記はないものの、こちら独立したエピソード。
カラーでの2人が見れます。
時間としては収録のラストより先ですかね。
第18話 16 凌×藍衣
今回単行本の切っ掛けとなるエピソード。
前述したように前巻のキャラ「内野隣」が冒頭にちらと顔見せしています。
彼女については、ぜひカバー裏の設定を見てみてください。
それを踏まえて読むと、また全然違って感じると思います。
また、ぱっと見では気付かないかもしれない、「藍衣ちゃん」の仕事・プライベートでの変化にも注目。
第19話 16 凌×未侑
第20話 16 凌×未侑
家出した「未侑ちゃん」とのエピソード。
「未侑ちゃん」は双子の妹で、姉「市葆ちゃん」とはサイドテールの左右が違うのですが。
解説によると入れ替わっている~らしく…。
20話の「未侑」は…やっぱり「市葆ちゃん」なのかなー。
制服についてた泥はなんだろう。
料理描写あるので、21話冒頭は「未侑ちゃん」でいいと思います。
第21話 16 藍衣×初
第22話 16 藍衣×乃子
「藍衣ちゃん」が元カノ(?)みたいな「初さん」と再会するエピソード。
18話とか、トラブルメーカー的な存在であったので…なんだか一安心。
喋りはそのままで、ちらほら面白いです。
22話は直接続いていて、今度は娘「乃子ちゃん」
切っ掛けは成年漫画のセオリー。
ただ…「初めてじゃないよ」の発言に、なんだか衝撃。
えー、そーなのかー。
第23話 16 市葆×未侑
姉妹の合流エピソード。
こちらでは既に入れ替わっていて、部屋の中から出迎えたのが「市葆ちゃん」です。
ちゃんと料理もしてますわね。
この後あるかなー、って思ていたんですが…「凌さん」を含めて、2巻での出番はこちらで終わりでした。
おかあさんゆび 8 初×乃子
8ページのショート。
こちらで、前巻のキャラクター「九葉」・「一途」が登場。
その「九葉ちゃん」が切っ掛けとなり、本加納親子がくっつく要因となっています。
第24話 18 溢子×乃子
第25話 16 初×まなみ
第26話 16 溢子×咲
声優「溢子さん」が登場。
彼女のラジオ番組のリスナーであったのが「乃子ちゃん」で。
プライベートな相談を持ち掛けた(メール)のが切っ掛けなのですが。
自宅までやって来るというのは凄い。
そうまで行動力を見せたのは、読んでいくうちに分かると思います。
その一方、母親「初さん」はひょんな切っ掛けから、前巻に登場していた「まなみさん」と鉢合わせ。
似た立場ですわね。
しかし、こうして見ていくと…なるほど、高島平親子は美人だわー。
スーツ姿の「まなみさん」が素敵でした。
そして26話は「溢子さん」と同じ声優「咲さん」
過去に関係あった2人のその後で、「溢子さん」の気持ちがひと決着するような感じ。
※左:声優「渋井溢子」、右:「本加納乃子」
第27話 16 初×まなみ×一途
第28話 20 溢子×乃子×一途×九葉
眼鏡オフで可愛らしくなっているため、誰だか一瞬戸惑うと思いますが。
はい、「初さん」です。
前巻からのカップル「まなみ」・「一途」に交じって複数プレイになります。
バッチリ2人から攻められてましたよー。
最終話は、娘らグループと「溢子さん」という組み合わせ。
年齢差もあってか、彼女が3名を引っ掻き回していました。
4名での派手な複数えっちでした。
今回はこちらで終了。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「玄鉄絢」センセでした。
変わらぬクオリティで嬉しい。
前巻は2021年。
なんとなーくは覚えていたのですが…。
こちら冒頭見て、なんだかよく分からず。
結局1巻再度見直してから読みました。
まさか、ざっくり新キャラに差し替えているとは…。
「隣さん」にも気付きませんでした。
たえちゃんとじみこさん 2 (メガストアコミックス) コミック, 2022/6/30 [アダルト] 玄鉄絢 (著)
★玄鉄絢センセの漫画紹介記事
「少女セクト 1巻 2巻」
複数キャラが登場する成年系百合長編。特に2巻がオススメ。
「星川銀座四丁目 1巻 2巻 3巻」
「芳文社」さん・つぼみ掲載の百合長編。特定キャラを深く掘り下げています。
「イイタさんペイロード」
4コマな表題作と短編群。表題はロードムービーなコメディー、ほかは百合系。
「スモーキーゴッドエクスプレス」
一般系のSFモノ。全3巻ようです。
「たえちゃんとじみこさん」
繋がる広がる快感ガールズラブワールドの1冊目。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
■好きにしていーよ (暮林あさ美)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ロリ、スクール水着、積極的
・構成 : 初単行本、7話収録(うち「1989」×2)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「暮林あさ美(くればやし・あさみ)」センセの「好きにしていーよ」です。
※左:葉月、右:ゆめ(左)
【 構成・絵柄 】
収録は7話とやや少な目。
それでもページ量は普通くらいです。
さて、今回の単行本ですが。
↓表紙とか表題のフォントを見ると、なんだか可愛く明るい漫画群が待っているように見えますが…。
どっちかと言うと、裏表紙のが全体イメージに近いのでした。
そうですね。
ごく簡単には、紹介帯の文言「告白よりもうんぬん~」が最も漫画を巧いこと表現していると思います。
もしかしたら実際にあるかもしれない、世間のちょっとした闇を覗き見るような感じ。
完全なるトゥルーエンドはほぼなく。
バッドエンドとも言い切れない、ちょっとしたモヤモヤを残すような良作品です。
ジャンルLOなので、当然ながらロリ系な単行本。
いわゆる王道のそっち系みたいな、真っ黒展開ではないのですが…。
耐性なさそうな方は要注意。
(※特に収録のラスト位置にある短編が非常に後味悪いので、そのイメージが強く残るのです)
ただね、悪い大人も多く登場しているんですが、ヒロインらも現代女性らしくしたたかな面を発揮していて。
ただ好き勝手にされてしまう、といった展開ばかりでもありません。
なんのかんの、巧いこと落ち着く、って話もありました。
そこそこ人は選ぶものですが、お話はお上手で読み応えある1冊です。
…あ、スクール水着好きな人にもオススメ。
クッキリ細線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、黒色は強め。
描き込みは細かいものの、しつこさはなく。
中小で変化大きいコマ割りは、枠間なくなること頻繁。
比較的、収まりいい方だと思いました。
背景や小物はお上手で、バランス感にも優れており。
ちょっとした場面にも説得力があります。
ジャンルもあってか、ややクドさは感じるものの漫画はお上手。
そのため…疲れ気味な時には、読むの制限した方がいいかもしれません(笑)
人物絵は丸い輪郭で頭大きく、可愛らしいロリっとした仕上がり。
その一方で男性、特に大人は…個性強めでリアルっぽく。
それぞれが独特の雰囲気を漂わせていました。
ヒロイン画はほぼイメージそのままだったので、↓表紙・裏表紙で大丈夫。
紹介帯にあったカット絵と共に判断するのが良いでしょう。
【 収録話 】 7話収録
003:「1989」 前後編
親の離婚で、母方の田舎に引っ越した「まこと」
離島で生徒数も少なく、5、6学年が共に授業を受けることもあって孤立していたところ…。
1学年上の女子「宮村小夜」がため、クラスに馴染むことが出来たのです。
しかし、その後に彼女ほかクラスメイトらのとある秘密を知ることとなったのでした。
クラスには他に女子2人いたんですが…。
「小夜ちゃん」だけ、あーなんですね。
男子らの輪に入った際とか、後編でのああした感じを見る限り。
(※伏字ばかりでごめんなさい)
家庭環境とか育った経緯とか、真っ当なものではなさそうだなぁ。
ただし、そんな彼女に「まことくん」が惚れるのは当然でしょう。
放課後に集まっていた他男子らでしたが、あまり気はないようで。
土曜日は空いていて、独占できた~というのは2人にとって大きいでしょう。
彼の誤算から、エロ過ぎた「小夜ちゃん」がため、お話はトンデモない方向に進んでいくのですが。
オチではまさかのミラクルが見れました。
まぁ、良かった…のかな。
「いっぱい汚れてもいいからです」
そんな理由で、お話の大半で「小夜ちゃん」はブルマ姿でした。
※左:宮村小夜、右:ここみ
061:「お売りください! 高く買います!」
ごく簡単には、タイトル通りなお話。
父親に言われて、援交している姉妹「紗理奈」・「ここみ」の2人。
街中で言い合っていた彼らと鉢合わせた「俊哉」
そこで「ここみ」を指名してから、毎日のように彼女を呼び出すこととなったのでした。
中盤の展開に注目。
うーん。
いまいち、彼女の心のうちが読めなかったのですが…。
最大の理由は、オチのあれなのかな。
重要ですよね。
また、いちおう…ある程度は彼を信用したんでしょう。
お金大丈夫だろうか。
なお、「ここみちゃん」はプールへ行く予定があったため、やっぱりスクール水着プレイがあるのですが。
後半ではビキニも着てくれていました。
あちらのプレイ・展開はいいですね。
やっぱり良くない人が多いものの、オチなど暗くないので読み易い1話です。
095:「Enjoy! スイミングレッスン」
スクールの生徒らがえっちしていたところを発見したコーチ「林」
コーチ「遠藤」と共に厳重注意をしたのですが…。
その当事者「内田咲」が、やたらに従順である事に気付き。
それをネタにお手付きをし始めたのでした。
最低な大人に捕まってしまう「咲ちゃん」です。
年齢…じゃなくて学年か、の割りに、ちょっと…思考幼い気が。
彼女の過去なり家庭環境なりが気になりますね。
ただ、まぁ…あー大人に脅されたら、思考止まっちゃって、逆らえないか。
場所がため、「咲ちゃん」はだいたいスクール水着姿でした。
123:「ベストマッチング」
課長が援交で出会った、とある女の子「葉月」
見た目の幼さとは裏腹にソッチ方面はやたらに強く、すっかりヤラれてしまったため。
後輩「森下」に彼女を託したのでした。
大雑把にはそんなん。
「葉月ちゃん」の経験してきたアレコレは、決して良いものではないのですが…。
えっち好きで性欲もやたらに強かったらしく。
妙にポジティプで明るい仕上がりになっていました。
また、引き継いだ「森下くん」がまさにタイトル通りなこととなり。
収録ではダントツに読み易い、楽しい1話となってます。
ピッタリな相手が見つかって、よかった。
収録では唯一の眼鏡ヒロインである「葉月ちゃん」
いかにも真面目そうな彼女が、豹変する様をお楽しみください。
転校先の男子らが面白いですね。
あ、後半にはスクール水着プレイもありましたよー。
149:「夏の終わりに」
お金を貸してほしい、そう兄から頼まれた「宮下栄太」
その代わりとして、”面白い場所”へ連れられて行ってみたところ~。
彼の憧れの存在であったクラスメイト「ゆめ」がいたのでした。
こちらもまたスクール水着です。
ヒロイン「ゆめちゃん」の初登場ページはやたらに可愛らしく。
憧れの存在というのも納得なのですが。
そんな彼女の真実の姿を見せられる、なかなかエグいお話。
一足先に秘密を知っていたお兄ちゃん。
まぁ、そりゃーお金なくなってくのも当然でしょう。
さて、「ゆめちゃん」がなにゆえ、あんな事をしているのか。
これが中盤頃に判明するのですが…「栄太くん」にとって実に残酷なものでした。
あれで、もし的中したら、また大変なことになっていきそうね…。
※宮沢穂香
173:「これが私の秘密基地」
川沿いの橋下を秘密基地的に使っていた「吉田」
そこに、1カ月前の雨の日、「宮沢穂香」が雨宿りにやって来て…。
彼女に誘われるまま関係し、それ以後ここで会う度にするようになっていたのでした。
…なるほど……。
ヒロイン「穂香ちゃん」以外に男性は「吉田くん」ほか複数藤條しているのですが。
それぞれが異なるクソっぷりを発揮するという、素晴らしい(笑)作品です。
しかも、最も最低なのが…ねぇ。
最後まで見逃せないですよ。
うーん。
改めて再度見ましたが、「穂香ちゃん」もいい子では…ないな。
詳しくは伏せますが、「翔太」くんとの関係もそう真っ当な段階を経てあーなったのではなさそうだし。
収録のラストがまたこうした漫画というのが凄い。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「暮林あさ美」センでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
正直なところ、ひでるさんはこうした系が得意でないんですけれど。
楽しく(?)読ませていただきました。
スクール水着とかブルマとかいいですねー。
ブログを書くため、改めて再度読み返してみたところ。
…なるほど。
前述しましたが、ラスト位置エピソードの印象を引きずってましたわ。
「ここみちゃん」とか「葉月ちゃん」が良いですね。
幸せになれるよう祈ります。
好きにしていーよ (TENMAコミックス LO) コミック 2021/9/28 暮林 あさ美 (著)
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・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ロリ、スクール水着、積極的
・構成 : 初単行本、7話収録(うち「1989」×2)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「暮林あさ美(くればやし・あさみ)」センセの「好きにしていーよ」です。
※左:葉月、右:ゆめ(左)
【 構成・絵柄 】
収録は7話とやや少な目。
それでもページ量は普通くらいです。
さて、今回の単行本ですが。
↓表紙とか表題のフォントを見ると、なんだか可愛く明るい漫画群が待っているように見えますが…。
どっちかと言うと、裏表紙のが全体イメージに近いのでした。
そうですね。
ごく簡単には、紹介帯の文言「告白よりもうんぬん~」が最も漫画を巧いこと表現していると思います。
もしかしたら実際にあるかもしれない、世間のちょっとした闇を覗き見るような感じ。
完全なるトゥルーエンドはほぼなく。
バッドエンドとも言い切れない、ちょっとしたモヤモヤを残すような良作品です。
ジャンルLOなので、当然ながらロリ系な単行本。
いわゆる王道のそっち系みたいな、真っ黒展開ではないのですが…。
耐性なさそうな方は要注意。
(※特に収録のラスト位置にある短編が非常に後味悪いので、そのイメージが強く残るのです)
ただね、悪い大人も多く登場しているんですが、ヒロインらも現代女性らしくしたたかな面を発揮していて。
ただ好き勝手にされてしまう、といった展開ばかりでもありません。
なんのかんの、巧いこと落ち着く、って話もありました。
そこそこ人は選ぶものですが、お話はお上手で読み応えある1冊です。
…あ、スクール水着好きな人にもオススメ。
クッキリ細線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、黒色は強め。
描き込みは細かいものの、しつこさはなく。
中小で変化大きいコマ割りは、枠間なくなること頻繁。
比較的、収まりいい方だと思いました。
背景や小物はお上手で、バランス感にも優れており。
ちょっとした場面にも説得力があります。
ジャンルもあってか、ややクドさは感じるものの漫画はお上手。
そのため…疲れ気味な時には、読むの制限した方がいいかもしれません(笑)
人物絵は丸い輪郭で頭大きく、可愛らしいロリっとした仕上がり。
その一方で男性、特に大人は…個性強めでリアルっぽく。
それぞれが独特の雰囲気を漂わせていました。
ヒロイン画はほぼイメージそのままだったので、↓表紙・裏表紙で大丈夫。
紹介帯にあったカット絵と共に判断するのが良いでしょう。
【 収録話 】 7話収録
003:「1989」 前後編
親の離婚で、母方の田舎に引っ越した「まこと」
離島で生徒数も少なく、5、6学年が共に授業を受けることもあって孤立していたところ…。
1学年上の女子「宮村小夜」がため、クラスに馴染むことが出来たのです。
しかし、その後に彼女ほかクラスメイトらのとある秘密を知ることとなったのでした。
クラスには他に女子2人いたんですが…。
「小夜ちゃん」だけ、あーなんですね。
男子らの輪に入った際とか、後編でのああした感じを見る限り。
(※伏字ばかりでごめんなさい)
家庭環境とか育った経緯とか、真っ当なものではなさそうだなぁ。
ただし、そんな彼女に「まことくん」が惚れるのは当然でしょう。
放課後に集まっていた他男子らでしたが、あまり気はないようで。
土曜日は空いていて、独占できた~というのは2人にとって大きいでしょう。
彼の誤算から、エロ過ぎた「小夜ちゃん」がため、お話はトンデモない方向に進んでいくのですが。
オチではまさかのミラクルが見れました。
まぁ、良かった…のかな。
「いっぱい汚れてもいいからです」
そんな理由で、お話の大半で「小夜ちゃん」はブルマ姿でした。
※左:宮村小夜、右:ここみ
061:「お売りください! 高く買います!」
ごく簡単には、タイトル通りなお話。
父親に言われて、援交している姉妹「紗理奈」・「ここみ」の2人。
街中で言い合っていた彼らと鉢合わせた「俊哉」
そこで「ここみ」を指名してから、毎日のように彼女を呼び出すこととなったのでした。
中盤の展開に注目。
うーん。
いまいち、彼女の心のうちが読めなかったのですが…。
最大の理由は、オチのあれなのかな。
重要ですよね。
また、いちおう…ある程度は彼を信用したんでしょう。
お金大丈夫だろうか。
なお、「ここみちゃん」はプールへ行く予定があったため、やっぱりスクール水着プレイがあるのですが。
後半ではビキニも着てくれていました。
あちらのプレイ・展開はいいですね。
やっぱり良くない人が多いものの、オチなど暗くないので読み易い1話です。
095:「Enjoy! スイミングレッスン」
スクールの生徒らがえっちしていたところを発見したコーチ「林」
コーチ「遠藤」と共に厳重注意をしたのですが…。
その当事者「内田咲」が、やたらに従順である事に気付き。
それをネタにお手付きをし始めたのでした。
最低な大人に捕まってしまう「咲ちゃん」です。
年齢…じゃなくて学年か、の割りに、ちょっと…思考幼い気が。
彼女の過去なり家庭環境なりが気になりますね。
ただ、まぁ…あー大人に脅されたら、思考止まっちゃって、逆らえないか。
場所がため、「咲ちゃん」はだいたいスクール水着姿でした。
123:「ベストマッチング」
課長が援交で出会った、とある女の子「葉月」
見た目の幼さとは裏腹にソッチ方面はやたらに強く、すっかりヤラれてしまったため。
後輩「森下」に彼女を託したのでした。
大雑把にはそんなん。
「葉月ちゃん」の経験してきたアレコレは、決して良いものではないのですが…。
えっち好きで性欲もやたらに強かったらしく。
妙にポジティプで明るい仕上がりになっていました。
また、引き継いだ「森下くん」がまさにタイトル通りなこととなり。
収録ではダントツに読み易い、楽しい1話となってます。
ピッタリな相手が見つかって、よかった。
収録では唯一の眼鏡ヒロインである「葉月ちゃん」
いかにも真面目そうな彼女が、豹変する様をお楽しみください。
転校先の男子らが面白いですね。
あ、後半にはスクール水着プレイもありましたよー。
149:「夏の終わりに」
お金を貸してほしい、そう兄から頼まれた「宮下栄太」
その代わりとして、”面白い場所”へ連れられて行ってみたところ~。
彼の憧れの存在であったクラスメイト「ゆめ」がいたのでした。
こちらもまたスクール水着です。
ヒロイン「ゆめちゃん」の初登場ページはやたらに可愛らしく。
憧れの存在というのも納得なのですが。
そんな彼女の真実の姿を見せられる、なかなかエグいお話。
一足先に秘密を知っていたお兄ちゃん。
まぁ、そりゃーお金なくなってくのも当然でしょう。
さて、「ゆめちゃん」がなにゆえ、あんな事をしているのか。
これが中盤頃に判明するのですが…「栄太くん」にとって実に残酷なものでした。
あれで、もし的中したら、また大変なことになっていきそうね…。
※宮沢穂香
173:「これが私の秘密基地」
川沿いの橋下を秘密基地的に使っていた「吉田」
そこに、1カ月前の雨の日、「宮沢穂香」が雨宿りにやって来て…。
彼女に誘われるまま関係し、それ以後ここで会う度にするようになっていたのでした。
…なるほど……。
ヒロイン「穂香ちゃん」以外に男性は「吉田くん」ほか複数藤條しているのですが。
それぞれが異なるクソっぷりを発揮するという、素晴らしい(笑)作品です。
しかも、最も最低なのが…ねぇ。
最後まで見逃せないですよ。
うーん。
改めて再度見ましたが、「穂香ちゃん」もいい子では…ないな。
詳しくは伏せますが、「翔太」くんとの関係もそう真っ当な段階を経てあーなったのではなさそうだし。
収録のラストがまたこうした漫画というのが凄い。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「暮林あさ美」センでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
正直なところ、ひでるさんはこうした系が得意でないんですけれど。
楽しく(?)読ませていただきました。
スクール水着とかブルマとかいいですねー。
ブログを書くため、改めて再度読み返してみたところ。
…なるほど。
前述しましたが、ラスト位置エピソードの印象を引きずってましたわ。
「ここみちゃん」とか「葉月ちゃん」が良いですね。
幸せになれるよう祈ります。
好きにしていーよ (TENMAコミックス LO) コミック 2021/9/28 暮林 あさ美 (著)
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■新妻さんのこじらせエロ日記 (亀吉いちこ)
★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 新婚生活、ラブコメ
・構成 : カラー(4P)、12話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、カバー裏にリンク絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「亀吉いちこ(かめよし・いちこ)」センセの「新妻さんのこじらせエロ日記」です。
※ヒロイン特集①:パーフェクト春菜さん
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編。
ストーリーものとなっていて、ちゃんとエンディングにまで至ります。
ジャンルはラブコメ。
タイトルそのまま、新婚さんの風景になってます。
どっちも初めてな相手で、特にヒロインはこれまで付き合うことすらもなかった~、というのが大きなポイントとなってました。
登場人物はほとんど夫婦2人だけで、しっかり描写と掘り下げがされており。
特にややこしいコトもなく、読み易い仕上がりです。
設定がため、プレイに多少はっちゃけた点あったものの、変に振り切れることはなく。
ラブコメという範疇を逸脱はしていません。
タイトル・↓表紙に刺さった方は、満足いただけるだろう仕上がりです。
個人的には、もう少し周辺風景、日常描写が欲しかったなぁ。
しっかりとした強めな線での作画。
全体の色付きしっかりしていて黒色強め。
描き込みはそこそこ。
だいたい枠間は確保されていて、コマ割りは変化少な目。
はみ出し、ぶち抜きはちらほら見られました。
人物の色彩と枠線が強く、コッテリとした印象です。
背景や小物はあっさり気味なもの。
服装も、もうひと質感欲しい感じ。
コマ内配置も同様でした。
見辛い・読みにくい、ではないものの…。
もうひと、ふたプラスあれば、格段に完成度が上がると思います。
…と、重箱の隅をつつかさせていただきましたが。
ラブコメ調な漫画と作画タイプがため、普通に読むにはさして問題ないくらいでした。
人物画は卵型輪郭、横長な黒目に縦に短い鼻が特徴。
ヒロインに代表される、ツリ目女性が実に可愛らしいです。
(※いちおう、タレ目な娘も登場している)
カラー、白黒絵はそれぞれの良さが発揮されていて、多少イメージは異なるのですが。
だいたい表紙、裏表紙のが近いかなー、って思いました。
判断はそちらで。
あるいは、「アクションピザッツ」のHPに試し読みがあったので、そちらが確実です。
【 収録話 】 12話収録
同じ会社、別部署の「元木春菜」と見合いをした「柊木孝之」
”男性と付き合った経験がない”
そんな彼女に一目惚れして、結婚にまで至ったのですが。
新婚初夜にて、彼女が妙なことを言い出したのでした。
「初めては…無理やり強引に奪って欲しいんです…」
ざっくりでは、そうしたお話。
新婚カップルのラブコメ・ストーリー。
基本的には夫婦の色々なえっちが描かれていきます。
耳年魔で妙ちくりんなプレイばかりだったヒロインが、彼によって真実の愛(※ノーマルプレイ)に目覚めていく~といった感じ。
実に成年漫画的で都合の良い題材(笑)
漫画に日常風景少なく、だいたいはえっちシーン。
正直なところ、そう凝ったストーリーではなかったのですが…、
見合い結婚という切っ掛けがため、当初はお互い探り合っていた2人がちゃんとした(?)夫婦に至るまで、が描かれていて。
誰しも似た経験あるだろうことで、間口は広く・分かり易く、またラブコメ調で読み易くもありました。
視点はだいたい「孝之くん」でしたが、たまに「春菜さん」視点でも描かれていて、心理描写もクドくない程度でバッチリです。
※ヒロイン特集②:スーツ姿の春菜さん
ちなみに。
「春菜さん」の発言は確かにかなりぶっ飛んだもので、オモシロ・可笑しくはあるものの。
特に2回目以降(2話目)でのやり取りとか見ていると、こうした事をキチンと素直に打ち明けられるのは、とてもイイ事だと思いました。
実際、そー伝えてはいても、2回目えっちは変に「孝之くん」が気を使ってタイミングなかなか掴めない~といったシチュエーションになっちゃってましたからね。
(ここは「孝之くん」がやや言葉足らずかなー)
あーして、初回に「春菜さん」がぶっちゃけたにも関わらず。
単独プレイと違ってパートナーと共にスルことなので…ちゃんと話しておくのは大切でしょう。
(…で、願わくば、相手がドン引きしなければいいですね)
【 主要登場人物 まとめ 】
●柊木春菜
旧姓「元木」、見合い時は32歳。
会社では企画部の主任。真面目。家事も仕事もパーフェクト、という完璧女性。
結婚まで処女で、付き合った経験もない。
たまに眼鏡を掛けている。胸が大きい。
精神的に不安定だと、仕事効率が極端に上がるらしい。
○柊木孝之
眼鏡男子。見合いを持ってきたのは彼の叔母。
春菜とは別部署だが同じ会社。結果として社内結婚になっている。
ただ、見合いまで社内などで接触したことはなかった様子。
結婚時まで童貞。春菜より年下。
結構力がある様子。
●鈴木、金子
春菜の同僚・部下なので、同じく企画部である筈。
よく3名でツルんでいて、相談などもされている。
○田中
性生活についてぶっちゃけられるくらいの間柄。
過去系口調で「孝之」の童貞を語っており、あるいは学生時代からの付き合いかも。
003:Vol.00「バニーの」 カラー原稿
カラー4ページのショートもの。
こちらは時期不明なのですが、6から9話の間くらいですかね。
タイトルそのまま、バニーコスプレでのえっち。
余興で着るそうでしたが…こりゃ、アフターでもパーフェクト~っぽいなぁ。
007:Vol.01「処女の」
こちらが切っ掛け話。
あらためて見て気付きましたが…仕事からの流れがためか、「春菜さん」は家でも髪アップなままなのね。
(だから10話でのアレもさして違和感ないのかな)
実際に「孝之くん」が取ったプレイは…「春菜さん」の発言と比べると、かなーりソフトなものでした。
ただ、そんなんでも初めてのことであるためか、「すっごい・すっごい」とか喜んでました。
イイ娘ね…。
単にエロいこと好きなだけ、かもしれませんが。
025:Vol.02「目隠しの」
さて、問題の2話目。
こちらでは2回目のえっちが描かれるのですが…3ヶ月も経過してました。
次のエピソードで驚かれていましたが。
ちょっと待たせ過ぎだよ…。
しかも、仕掛けたのは「春菜さん」から。
どんなプレイかは、タイトルの通りです。
「孝之くん」が慌ててましたが、それもまた当然でしょう。
043:Vol.03「パイズリの」
冒頭にて、貴重な社内風景が描かれています。
部下ではあるものの、あーした相談ができるというのは心強いですね。
いいかどうか、は別にして。
部下との会話が切っ掛けで、お風呂でのプレイ。
ちゃんと調べて、実践している「春菜さん」
ああした行動力が、優秀さの所以でしょう。
漫画はいきなり2人してお風呂だったのですが、一緒に入るまでのやり取りとかも見たかったなぁ。
たぶん、「孝之くん」は躊躇したのではないかなぁ、って。
061:Vol.04「オナホの」
前話とは逆で、「孝之くん」同僚「田中」が切っ掛けとなるエピソード。
あーしたもの(タイトル参照)を目前にして、もしかして怒るのかな~って見ていたのですが。
驚きの反応。
ううむ、そっちかー。
家事も仕事もパーフェクト~とか言ってましたが、これは奥様としても完璧ですね。
ちょっと嫉妬してるあたりがまたキュートでした。
(なお、何なのか知識なく、わざわざ調べたらしい)
飲み屋の店員さんが可愛い。
079:Vol.05「夜のオフィスの」
099:Vol.06「ナースの」
前者は、タイトルそのままで社内風景がたっぷり見れるエピソード。
やっぱりオフィスの「春菜さん」はええなぁ。
収録ではダントツでこちらがお気に入り。
1人で残業していた「孝之くん」に、「春菜さん」が差し入れを持ってくるという切っ掛け。
なにかと、やたらに可愛らしい彼女。
会社内であーした反応されたならば…そりゃーエロい展開になるのも当然。
後者では珍しく「春菜さん」視点。
前話の経験から、おそらく「孝之くん」の心境に変化があり。
それを敏感に察した「春菜さん」は、ナースコスプレにて出迎えるのでした。
学生時の演劇部衣装、だそうです。
むちむちです(笑)
117:Vol.07「おしりえっちの」
135:Vol.08「仲直りえっちの」
さて、これらは前々話、前話からの流れが続いていて…。
2人の関係が大きく変化していく、重要なエピソードです。
どんなんかは秘密ね。
8話目のタイトルあんなんですが、別に喧嘩する訳ではないですよー。
ちょっと感動的でした。
うんうん、ひと障害物を乗り越えたかな。
※ヒロイン特集③:プライベートの春菜さん
153:Vol.09「こづくりの」
8話オチから直接続く9話目。
ほぼアップばかりだった「春菜さん」の髪が解け、本来のロングになっています。
オチ前にて実に良い表情していました。
171:Vol.10「こじらせエロ日記」
こちらがいちおう最終話。
…と、ここに至って、とある大きな変化がありました。
まぁ、美人はなんでも似合うわね。
191:Vol.xx「妊婦の」
こちらは4ページのおまけ的エピソード。
タイトル通りで、出産前の「春菜さん」が見れます。
PCフォルダうんぬん~が楽しい。
気持ちは分かりますが、彼女あーした人なので…別に隠さなくても大丈夫だろうと思う。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「亀吉いちこ」センセでした。
一般系ほかで活躍されていて、単行本もいくつかヒットしてました。
たぶん、ひでるさんは今回が初見。
単行本の紹介帯の裏面には、あらすじが書かれていたのですが。
白背景・ピンク縁取りの白文字、しかも上下左右の間隔がかなーり狭いという仕様で…。
店頭みたいな、忙しい場所で読むに困難。
実際、こうして家で見てみても、読めなくはないものの…非常に見辛い。
全体と色味を合わせたのだと思いますが、もうちょっとなんとかして欲しかった。
購入者にとって、こうしたあらすじは有難いものなんですけどね。
新妻さんのこじらせエロ日記 (エンジェルコミックス) コミック, 2022/7/14 [アダルト] 亀吉いちこ (著)
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・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●○○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 新婚生活、ラブコメ
・構成 : カラー(4P)、12話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき、カバー裏にリンク絵。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「亀吉いちこ(かめよし・いちこ)」センセの「新妻さんのこじらせエロ日記」です。
※ヒロイン特集①:パーフェクト春菜さん
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編。
ストーリーものとなっていて、ちゃんとエンディングにまで至ります。
ジャンルはラブコメ。
タイトルそのまま、新婚さんの風景になってます。
どっちも初めてな相手で、特にヒロインはこれまで付き合うことすらもなかった~、というのが大きなポイントとなってました。
登場人物はほとんど夫婦2人だけで、しっかり描写と掘り下げがされており。
特にややこしいコトもなく、読み易い仕上がりです。
設定がため、プレイに多少はっちゃけた点あったものの、変に振り切れることはなく。
ラブコメという範疇を逸脱はしていません。
タイトル・↓表紙に刺さった方は、満足いただけるだろう仕上がりです。
個人的には、もう少し周辺風景、日常描写が欲しかったなぁ。
しっかりとした強めな線での作画。
全体の色付きしっかりしていて黒色強め。
描き込みはそこそこ。
だいたい枠間は確保されていて、コマ割りは変化少な目。
はみ出し、ぶち抜きはちらほら見られました。
人物の色彩と枠線が強く、コッテリとした印象です。
背景や小物はあっさり気味なもの。
服装も、もうひと質感欲しい感じ。
コマ内配置も同様でした。
見辛い・読みにくい、ではないものの…。
もうひと、ふたプラスあれば、格段に完成度が上がると思います。
…と、重箱の隅をつつかさせていただきましたが。
ラブコメ調な漫画と作画タイプがため、普通に読むにはさして問題ないくらいでした。
人物画は卵型輪郭、横長な黒目に縦に短い鼻が特徴。
ヒロインに代表される、ツリ目女性が実に可愛らしいです。
(※いちおう、タレ目な娘も登場している)
カラー、白黒絵はそれぞれの良さが発揮されていて、多少イメージは異なるのですが。
だいたい表紙、裏表紙のが近いかなー、って思いました。
判断はそちらで。
あるいは、「アクションピザッツ」のHPに試し読みがあったので、そちらが確実です。
【 収録話 】 12話収録
同じ会社、別部署の「元木春菜」と見合いをした「柊木孝之」
”男性と付き合った経験がない”
そんな彼女に一目惚れして、結婚にまで至ったのですが。
新婚初夜にて、彼女が妙なことを言い出したのでした。
「初めては…無理やり強引に奪って欲しいんです…」
ざっくりでは、そうしたお話。
新婚カップルのラブコメ・ストーリー。
基本的には夫婦の色々なえっちが描かれていきます。
耳年魔で妙ちくりんなプレイばかりだったヒロインが、彼によって真実の愛(※ノーマルプレイ)に目覚めていく~といった感じ。
実に成年漫画的で都合の良い題材(笑)
漫画に日常風景少なく、だいたいはえっちシーン。
正直なところ、そう凝ったストーリーではなかったのですが…、
見合い結婚という切っ掛けがため、当初はお互い探り合っていた2人がちゃんとした(?)夫婦に至るまで、が描かれていて。
誰しも似た経験あるだろうことで、間口は広く・分かり易く、またラブコメ調で読み易くもありました。
視点はだいたい「孝之くん」でしたが、たまに「春菜さん」視点でも描かれていて、心理描写もクドくない程度でバッチリです。
※ヒロイン特集②:スーツ姿の春菜さん
ちなみに。
「春菜さん」の発言は確かにかなりぶっ飛んだもので、オモシロ・可笑しくはあるものの。
特に2回目以降(2話目)でのやり取りとか見ていると、こうした事をキチンと素直に打ち明けられるのは、とてもイイ事だと思いました。
実際、そー伝えてはいても、2回目えっちは変に「孝之くん」が気を使ってタイミングなかなか掴めない~といったシチュエーションになっちゃってましたからね。
(ここは「孝之くん」がやや言葉足らずかなー)
あーして、初回に「春菜さん」がぶっちゃけたにも関わらず。
単独プレイと違ってパートナーと共にスルことなので…ちゃんと話しておくのは大切でしょう。
(…で、願わくば、相手がドン引きしなければいいですね)
【 主要登場人物 まとめ 】
●柊木春菜
旧姓「元木」、見合い時は32歳。
会社では企画部の主任。真面目。家事も仕事もパーフェクト、という完璧女性。
結婚まで処女で、付き合った経験もない。
たまに眼鏡を掛けている。胸が大きい。
精神的に不安定だと、仕事効率が極端に上がるらしい。
○柊木孝之
眼鏡男子。見合いを持ってきたのは彼の叔母。
春菜とは別部署だが同じ会社。結果として社内結婚になっている。
ただ、見合いまで社内などで接触したことはなかった様子。
結婚時まで童貞。春菜より年下。
結構力がある様子。
●鈴木、金子
春菜の同僚・部下なので、同じく企画部である筈。
よく3名でツルんでいて、相談などもされている。
○田中
性生活についてぶっちゃけられるくらいの間柄。
過去系口調で「孝之」の童貞を語っており、あるいは学生時代からの付き合いかも。
003:Vol.00「バニーの」 カラー原稿
カラー4ページのショートもの。
こちらは時期不明なのですが、6から9話の間くらいですかね。
タイトルそのまま、バニーコスプレでのえっち。
余興で着るそうでしたが…こりゃ、アフターでもパーフェクト~っぽいなぁ。
007:Vol.01「処女の」
こちらが切っ掛け話。
あらためて見て気付きましたが…仕事からの流れがためか、「春菜さん」は家でも髪アップなままなのね。
(だから10話でのアレもさして違和感ないのかな)
実際に「孝之くん」が取ったプレイは…「春菜さん」の発言と比べると、かなーりソフトなものでした。
ただ、そんなんでも初めてのことであるためか、「すっごい・すっごい」とか喜んでました。
イイ娘ね…。
単にエロいこと好きなだけ、かもしれませんが。
025:Vol.02「目隠しの」
さて、問題の2話目。
こちらでは2回目のえっちが描かれるのですが…3ヶ月も経過してました。
次のエピソードで驚かれていましたが。
ちょっと待たせ過ぎだよ…。
しかも、仕掛けたのは「春菜さん」から。
どんなプレイかは、タイトルの通りです。
「孝之くん」が慌ててましたが、それもまた当然でしょう。
043:Vol.03「パイズリの」
冒頭にて、貴重な社内風景が描かれています。
部下ではあるものの、あーした相談ができるというのは心強いですね。
いいかどうか、は別にして。
部下との会話が切っ掛けで、お風呂でのプレイ。
ちゃんと調べて、実践している「春菜さん」
ああした行動力が、優秀さの所以でしょう。
漫画はいきなり2人してお風呂だったのですが、一緒に入るまでのやり取りとかも見たかったなぁ。
たぶん、「孝之くん」は躊躇したのではないかなぁ、って。
061:Vol.04「オナホの」
前話とは逆で、「孝之くん」同僚「田中」が切っ掛けとなるエピソード。
あーしたもの(タイトル参照)を目前にして、もしかして怒るのかな~って見ていたのですが。
驚きの反応。
ううむ、そっちかー。
家事も仕事もパーフェクト~とか言ってましたが、これは奥様としても完璧ですね。
ちょっと嫉妬してるあたりがまたキュートでした。
(なお、何なのか知識なく、わざわざ調べたらしい)
飲み屋の店員さんが可愛い。
079:Vol.05「夜のオフィスの」
099:Vol.06「ナースの」
前者は、タイトルそのままで社内風景がたっぷり見れるエピソード。
やっぱりオフィスの「春菜さん」はええなぁ。
収録ではダントツでこちらがお気に入り。
1人で残業していた「孝之くん」に、「春菜さん」が差し入れを持ってくるという切っ掛け。
なにかと、やたらに可愛らしい彼女。
会社内であーした反応されたならば…そりゃーエロい展開になるのも当然。
後者では珍しく「春菜さん」視点。
前話の経験から、おそらく「孝之くん」の心境に変化があり。
それを敏感に察した「春菜さん」は、ナースコスプレにて出迎えるのでした。
学生時の演劇部衣装、だそうです。
むちむちです(笑)
117:Vol.07「おしりえっちの」
135:Vol.08「仲直りえっちの」
さて、これらは前々話、前話からの流れが続いていて…。
2人の関係が大きく変化していく、重要なエピソードです。
どんなんかは秘密ね。
8話目のタイトルあんなんですが、別に喧嘩する訳ではないですよー。
ちょっと感動的でした。
うんうん、ひと障害物を乗り越えたかな。
※ヒロイン特集③:プライベートの春菜さん
153:Vol.09「こづくりの」
8話オチから直接続く9話目。
ほぼアップばかりだった「春菜さん」の髪が解け、本来のロングになっています。
オチ前にて実に良い表情していました。
171:Vol.10「こじらせエロ日記」
こちらがいちおう最終話。
…と、ここに至って、とある大きな変化がありました。
まぁ、美人はなんでも似合うわね。
191:Vol.xx「妊婦の」
こちらは4ページのおまけ的エピソード。
タイトル通りで、出産前の「春菜さん」が見れます。
PCフォルダうんぬん~が楽しい。
気持ちは分かりますが、彼女あーした人なので…別に隠さなくても大丈夫だろうと思う。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「亀吉いちこ」センセでした。
一般系ほかで活躍されていて、単行本もいくつかヒットしてました。
たぶん、ひでるさんは今回が初見。
単行本の紹介帯の裏面には、あらすじが書かれていたのですが。
白背景・ピンク縁取りの白文字、しかも上下左右の間隔がかなーり狭いという仕様で…。
店頭みたいな、忙しい場所で読むに困難。
実際、こうして家で見てみても、読めなくはないものの…非常に見辛い。
全体と色味を合わせたのだと思いますが、もうちょっとなんとかして欲しかった。
購入者にとって、こうしたあらすじは有難いものなんですけどね。
新妻さんのこじらせエロ日記 (エンジェルコミックス) コミック, 2022/7/14 [アダルト] 亀吉いちこ (著)
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■Fxxk Street Girls (ぐじら)
★まんがデーター [18.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ギャル、コメディー
・構成 : カラー(12P)、11話収録。
・おまけ: あとがき、あとがき漫画、イラスト、描き下ろし後日談、
キャラクタープロフィール・制作裏話、
カバー裏に「ギャルは非処女でもええんやで!」・イラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ぐじら」センセの「Fxxk Street Girls」です。
※「古氏芳」・「春音風花」
【 構成・絵柄 】
まずは…。
何よりも目立っている、そのブ厚さ。
紹介帯によると316ページだそうです。
たまーに見られる、トンデモな厚さの成年系単行本です。
愛蔵版みたい。
そうび、すると攻撃力を得れそうですね。
当然ながら金額もそれ相応になっていて、1500円(+税)となかなかお高め。
そうした厚さと比べ、収録話はそれほど多くはなく11本。
ショートもありました。
各話それぞれが結構長いんですね。
また、だいたいのお話には描き下ろしの後日談漫画、キャラクタープロフィール・制作裏話がそれぞれ1ページ(※合計2ページ分)あり。
イラストとか単行本用のオマケ漫画(※原稿使いまわしで台詞など一部を変更してるっぽい)なども収録されていてました。
厚みそのまま、かなり内容ボリュームのある1冊です。
ジャンルはギャルヒロインとのコメディー。
(※そうでないっぽい娘もいます)
お話によって、ちょっとラブコメっぽい色ありましたが、基本的にはビターめ。
男女、特に女性ヒロインらが魅力的で、テンション高くて楽しい。
えっちもハードっぽく描かれてます。
極端に振り切れるようなプレイはないので、そのあたりはご安心ください。
しっかりとした線での作画。
色付きはそこそこで白比率はそれなりにあり。
描き込み・濃淡は概ね適度なくらい。
やや濃い目に感じます。
コマ割りは斜め切りが多く、ちらほらはみ出し。
えっちシーンになると漫符とか擬音でかなりごっちゃりしていきます。
漫画は表情の変化大きいコメディー調。
派手目でパンチ力があり、強い勢い。
ややテキスト多め。
収録は2013年から2022年とかなり幅があり、作画にも差を感じました。
ただ…もともとお上手なのことと漫画内テンションの高さがため、そうは気にはならないと思います。
背景や小物も全体と馴染んでおり、引き絵などもお上手。
違和感ありません。
人物画は濃いまつ毛に鋭角的な目。
よく山状にアーチを描いており、小さい黒目、鼻から口あたりなどが特徴的です。
カラー絵は単行本内に収録されていたイラストなど、また雰囲気異なっていたのですが。
カバー採用の↓表紙・裏表紙については白黒絵とそう変化はないので、そのまま判断で大丈夫。
【 収録話 】 11話収録
005:「ついでのビッチちゃん」
彼氏と別れて4日という「餡堂小豆恵(あんどう・あずえ)」
電車内で不意にムラムラしてきた彼女は、目前のおっちゃんをターゲットにしたのでした。
発想が男子のような、エロいギャル「小豆恵さん」
↓表紙中央の娘さんです。
ギャルヒロインで、冴えない男性となんのかんのイイ感じにえっちしてしまう、単行本を象徴するようなキャラクター。
良い褐色肌、素敵な貧乳っぷりでした。
前半の脳内天秤が好き。
033:「ギャルのタクハが勝負をしかけてきた」
隣に住む男子「新太郎」と同じゲームをやっていることに気付き。
それ以後、2人して遊ぶようになっていたところ。
「桐生拓葉」はおっぱいと引き換えに強いゲームキャラをねだるのでした。
えろいお姉さんに教えてもらう、男性陣憧れなシチュエーション。
ゲームに対する、彼女と「新太郎くん」の発言が面白い。
見事に男女の差が表現されてました。
うんうん、そんなもんだよね。
「拓葉さん」はなんのかんの年下好きではないかなぁ。
※左:餡堂小豆恵、右:十二時ヶ丘てち
063:「樋縮君の十二時ヶ丘さんルート」
体育授業での賭けに敗れた、「十二時ヶ丘てち」
罰ゲームをすることとなったんですが、逆ナン10人狩りをめんどくさく感じた彼女は、クラスメイト「樋縮(ひちぢめ)」とのえっちを選択したのです。
ジト目、細身、貧乳というセンセの好みを組み合わされた「てちちゃん」
低いテンション、極端なめんどくさがりという性格も合わさり、実に魅力的なキャラクターとなっていました。
ひでるさんが今回引っ掛けられたのは、↓表紙の彼女だったんですが。
まー、非常に良いキャラでした。
この1話だけで、1冊の元が取れたような感じ(←本当)
前半は太め・オタクっぽい男子「樋縮くん」とのテンション差が楽しい。
「てちちゃん」はえっち最中もしれっとしてましたよー。
1戦済み、これで終わりかと思われたんですが…ここから驚きの展開に。
オチでさらに驚き。
ここで彼女のファンがずらっと増えそう。
続く描き下ろしがまた面白いので、必見。
また別シチュエーションとか見たいなぁ。
093:「LOVE TRAP go steady」
科学部・部長「不死崎練(ふしざき・れん)」は射精メカニズム研究のため、部員「都歩々木(とほほぎ)」に怪しげな飲み物を差し出したのでした。
いわゆる天才女子の実験台になるパターン。
なのですが。
ちょっと独特な展開になっており、最後まで楽しめる良作品です。
「練さん」は雰囲気とは裏腹に可愛い縞パンを穿いており、また黒ストッキングなのでした。
自らめくって見せてくれているオープニングもいいですね。
当然ながらえっちに流れていき、オチではちらほら見せていた可愛らしい面を見せてくれて終了。
……かと思いきや。
ラストページで震えました。
さすが天才。
ちょっとイヤーな終わり方でしたが、描き下ろし漫画はまたド・コメディーでほっこり。
129:「無自覚ビッチな虹瑠ちゃん」
彼氏がある「虹瑠」でしたが、なんのかんの他の男子とも関係していたのでした。
4ページのショート。
描かれるえっちは3回なのですが、オチを見る限り少なくともまだ1人おり。
なかなかトンデモな女子。
モノローグ調での展開といい、「モグタン」センセの同人誌みたい。
135:「ブラックブラック アル売女ーズ」 カラー原稿あり
仕事でボロボロになっていた銀行員の主人公。
街中にて「春音風花」、「古氏芳(ふるうじ・かおる)」の2人から逆ナンされるのでした。
黒ギャルWヒロインな漫画。
カラー原稿部分からヤリヤリです。
あーしたテンションで二人組なので…なんのかんの、金だけ奪われそうに感じました(笑)
一晩6万円だそうです。
…安い?
前述した懸念とは裏腹に単にえっち好きなだけなので、ちょっとイイ雰囲気で終わってました。
171:「愛のカタチ」
学校で人気の「蛍葉金華(ほたるば・きんか)」
彼女が付き合う男子「多出」は何から何までマイナスイメージの、どう見ても不釣り合いな男子だったのです。
…あ、漫画ではすぐに明かされてましたが、イイ所は確実に1つはあるんだ。
成年漫画だから…慣れた人はすぐ分かるかしら。
ヒロイン「金華さん」は、振り切れたビッチ女性が多いこの単行本では、比較的普通の娘。
おっぱいも大きくて良いのですが。
全ての種明かしされる最終ページに驚き。
なるほどなー。
他リアクションから実際の彼については誰にも知られてない事だと思われ。
すげえ、ヤリ手な女子だわ。
こういう娘のが怖い。
201:「ツイシングガール」
追試をサボっていたため、教師「坂上」から呼び出された「訪栖大愛(ほうす・だいあ)」
しかし、自らの名前の漢字も間違えており、また問題文を読めないレベルなため追試も絶望的でしたが。
ぱっくり開けていた胸元がため、「大愛」も予想していなかった意外な流れになっていったのです。
気持ちは物凄く分かりますが、教師がガン見しちゃー駄目よ。
「大愛さん」はまた、ヒント程度ではぜんぜん解答分からないところが悲しいです。
特に自分の名前すら満足に書けないというのは…某猫型ロボット漫画のダメ男子みたい。
この先、この娘大丈夫か。
オチ、そして続く描き下ろし漫画もバカ全開で楽しい。
案外、彼女はこうしたテンションで、なんのかんの巧い事彼の奥様に収まっていきそう。
こちらはセンセの裏話、モデルの件でああと納得。
229:「毛皮を着たケモノ」
男友達との猥談を「豹本さつは」に聞かれてしまった「和田」
彼女は地味ながらもどこか気になる存在。
そんな「さつは」のスマホを拾ったため、ふと中を見てみると…そこには驚くべきものがあったのです。
地味だと言われる「さつはちゃん」は、収録では最も普通っぽい女子。
カチューシャ、制服、そしてショートカットの可愛らしい娘なのですが。
「何でも言う事きくから」
そんな台詞言われたら、まーエロい展開にならない方が不自然だわね。
スイッチ入った後の描写に注目。
あれでいいのか。
オチでも凄い発言していましたよ。
※左:豹本さつは、右:生徒会長「成妖院鳴夜」
259:「凛系ビッチな生徒会長」
頭脳明晰、謹厳実直、文武両道…という生徒会長「成妖院鳴夜(なるよういん・なるよ)」
行動力があり、仕事ができ、人望も厚い彼女でしたが。
その頭の中は…エロいことで一杯だったのです。
センセも解説で書かれていたように、2ページ目でオチてるお話。
あれだけの妄想・発想を完全に心の底に押しとどめ、普段は何食わぬ顔で生徒会長している「鳴夜さん」が凄い。
学校内とか外だけあーで、家の中でストレス発散してるかな。
でないと、いづれ破裂しちゃいそう。
漫画は年下の書記「貝彦」くんが彼女に告白するのが切っ掛けです。
さー、あのエロ妄想たくましい「鳴夜さん」がどういう返事をするのか、ぜひ本編でご確認ください。
当然ながらえっち展開にはなるのですが、驚きました。
しかしながら、本当によく本性隠し通してたな、この娘。
あるいは、同学年生徒会のもっと付き合い長い人には知られてるのかしら。
あ、余談ですが。
モブ的に描かれていた他生徒会の面々がまた実に個性的でイイ感じ。
生徒会をメインに漫画シリーズになりそう。
(おそらく、常に「貝彦くん」が振り回されて不幸になるパターンか)
後日談も面白いです。
291:「リトルマグナム」
最近、援交に飽きを感じていた「雑賀白子」
そんな彼女がコンタクトを取った相手「リュータ」は、どう見ても子どもの男子だったのです。
往来であーしたことを大声で言うあたりがまた子どもですわね…。
それでも、「童貞卒業~」といった発想があり。
(※当然ながら金銭でえっちしようと考えてるし)
そろそろ色気づく、くらいの年齢なのかな。
そんな彼にイラ立ちつつも、次第に気持ちを変化させていく「白子さん」が可愛い。
結構良いカップルなのかも。
描き下ろしの後日談はコメディーですね…あの後どうなったのやら。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ぐじら」センセでした。
一般での別名「鯨川リョウ」があり、何冊も単行本がありました。
成年漫画は…これで3冊くらいなのかな。
一般・成年含めて、ひでるさんは今回が初見です。
特にギャルとか好きではないのですが、前述したように↓表紙の「十二時ヶ丘てち」に引っ掛けられました。
まさか、あんな極端な娘とは思いませんでしたが…それはソレで(笑)
あ、こちらのもくじも凝っていて非常に好き。
センセのこだわりが感じられます。
Fxxk Street Girls (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2022/06/30 [アダルト] ぐじら (著)
※アマゾン登録なし(2022/07/09)
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・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ギャル、コメディー
・構成 : カラー(12P)、11話収録。
・おまけ: あとがき、あとがき漫画、イラスト、描き下ろし後日談、
キャラクタープロフィール・制作裏話、
カバー裏に「ギャルは非処女でもええんやで!」・イラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ぐじら」センセの「Fxxk Street Girls」です。
※「古氏芳」・「春音風花」
【 構成・絵柄 】
まずは…。
何よりも目立っている、そのブ厚さ。
紹介帯によると316ページだそうです。
たまーに見られる、トンデモな厚さの成年系単行本です。
愛蔵版みたい。
そうび、すると攻撃力を得れそうですね。
当然ながら金額もそれ相応になっていて、1500円(+税)となかなかお高め。
そうした厚さと比べ、収録話はそれほど多くはなく11本。
ショートもありました。
各話それぞれが結構長いんですね。
また、だいたいのお話には描き下ろしの後日談漫画、キャラクタープロフィール・制作裏話がそれぞれ1ページ(※合計2ページ分)あり。
イラストとか単行本用のオマケ漫画(※原稿使いまわしで台詞など一部を変更してるっぽい)なども収録されていてました。
厚みそのまま、かなり内容ボリュームのある1冊です。
ジャンルはギャルヒロインとのコメディー。
(※そうでないっぽい娘もいます)
お話によって、ちょっとラブコメっぽい色ありましたが、基本的にはビターめ。
男女、特に女性ヒロインらが魅力的で、テンション高くて楽しい。
えっちもハードっぽく描かれてます。
極端に振り切れるようなプレイはないので、そのあたりはご安心ください。
しっかりとした線での作画。
色付きはそこそこで白比率はそれなりにあり。
描き込み・濃淡は概ね適度なくらい。
やや濃い目に感じます。
コマ割りは斜め切りが多く、ちらほらはみ出し。
えっちシーンになると漫符とか擬音でかなりごっちゃりしていきます。
漫画は表情の変化大きいコメディー調。
派手目でパンチ力があり、強い勢い。
ややテキスト多め。
収録は2013年から2022年とかなり幅があり、作画にも差を感じました。
ただ…もともとお上手なのことと漫画内テンションの高さがため、そうは気にはならないと思います。
背景や小物も全体と馴染んでおり、引き絵などもお上手。
違和感ありません。
人物画は濃いまつ毛に鋭角的な目。
よく山状にアーチを描いており、小さい黒目、鼻から口あたりなどが特徴的です。
カラー絵は単行本内に収録されていたイラストなど、また雰囲気異なっていたのですが。
カバー採用の↓表紙・裏表紙については白黒絵とそう変化はないので、そのまま判断で大丈夫。
【 収録話 】 11話収録
005:「ついでのビッチちゃん」
彼氏と別れて4日という「餡堂小豆恵(あんどう・あずえ)」
電車内で不意にムラムラしてきた彼女は、目前のおっちゃんをターゲットにしたのでした。
発想が男子のような、エロいギャル「小豆恵さん」
↓表紙中央の娘さんです。
ギャルヒロインで、冴えない男性となんのかんのイイ感じにえっちしてしまう、単行本を象徴するようなキャラクター。
良い褐色肌、素敵な貧乳っぷりでした。
前半の脳内天秤が好き。
033:「ギャルのタクハが勝負をしかけてきた」
隣に住む男子「新太郎」と同じゲームをやっていることに気付き。
それ以後、2人して遊ぶようになっていたところ。
「桐生拓葉」はおっぱいと引き換えに強いゲームキャラをねだるのでした。
えろいお姉さんに教えてもらう、男性陣憧れなシチュエーション。
ゲームに対する、彼女と「新太郎くん」の発言が面白い。
見事に男女の差が表現されてました。
うんうん、そんなもんだよね。
「拓葉さん」はなんのかんの年下好きではないかなぁ。
※左:餡堂小豆恵、右:十二時ヶ丘てち
063:「樋縮君の十二時ヶ丘さんルート」
体育授業での賭けに敗れた、「十二時ヶ丘てち」
罰ゲームをすることとなったんですが、逆ナン10人狩りをめんどくさく感じた彼女は、クラスメイト「樋縮(ひちぢめ)」とのえっちを選択したのです。
ジト目、細身、貧乳というセンセの好みを組み合わされた「てちちゃん」
低いテンション、極端なめんどくさがりという性格も合わさり、実に魅力的なキャラクターとなっていました。
ひでるさんが今回引っ掛けられたのは、↓表紙の彼女だったんですが。
まー、非常に良いキャラでした。
この1話だけで、1冊の元が取れたような感じ(←本当)
前半は太め・オタクっぽい男子「樋縮くん」とのテンション差が楽しい。
「てちちゃん」はえっち最中もしれっとしてましたよー。
1戦済み、これで終わりかと思われたんですが…ここから驚きの展開に。
オチでさらに驚き。
ここで彼女のファンがずらっと増えそう。
続く描き下ろしがまた面白いので、必見。
また別シチュエーションとか見たいなぁ。
093:「LOVE TRAP go steady」
科学部・部長「不死崎練(ふしざき・れん)」は射精メカニズム研究のため、部員「都歩々木(とほほぎ)」に怪しげな飲み物を差し出したのでした。
いわゆる天才女子の実験台になるパターン。
なのですが。
ちょっと独特な展開になっており、最後まで楽しめる良作品です。
「練さん」は雰囲気とは裏腹に可愛い縞パンを穿いており、また黒ストッキングなのでした。
自らめくって見せてくれているオープニングもいいですね。
当然ながらえっちに流れていき、オチではちらほら見せていた可愛らしい面を見せてくれて終了。
……かと思いきや。
ラストページで震えました。
さすが天才。
ちょっとイヤーな終わり方でしたが、描き下ろし漫画はまたド・コメディーでほっこり。
129:「無自覚ビッチな虹瑠ちゃん」
彼氏がある「虹瑠」でしたが、なんのかんの他の男子とも関係していたのでした。
4ページのショート。
描かれるえっちは3回なのですが、オチを見る限り少なくともまだ1人おり。
なかなかトンデモな女子。
モノローグ調での展開といい、「モグタン」センセの同人誌みたい。
135:「ブラックブラック アル売女ーズ」 カラー原稿あり
仕事でボロボロになっていた銀行員の主人公。
街中にて「春音風花」、「古氏芳(ふるうじ・かおる)」の2人から逆ナンされるのでした。
黒ギャルWヒロインな漫画。
カラー原稿部分からヤリヤリです。
あーしたテンションで二人組なので…なんのかんの、金だけ奪われそうに感じました(笑)
一晩6万円だそうです。
…安い?
前述した懸念とは裏腹に単にえっち好きなだけなので、ちょっとイイ雰囲気で終わってました。
171:「愛のカタチ」
学校で人気の「蛍葉金華(ほたるば・きんか)」
彼女が付き合う男子「多出」は何から何までマイナスイメージの、どう見ても不釣り合いな男子だったのです。
…あ、漫画ではすぐに明かされてましたが、イイ所は確実に1つはあるんだ。
成年漫画だから…慣れた人はすぐ分かるかしら。
ヒロイン「金華さん」は、振り切れたビッチ女性が多いこの単行本では、比較的普通の娘。
おっぱいも大きくて良いのですが。
全ての種明かしされる最終ページに驚き。
なるほどなー。
他リアクションから実際の彼については誰にも知られてない事だと思われ。
すげえ、ヤリ手な女子だわ。
こういう娘のが怖い。
201:「ツイシングガール」
追試をサボっていたため、教師「坂上」から呼び出された「訪栖大愛(ほうす・だいあ)」
しかし、自らの名前の漢字も間違えており、また問題文を読めないレベルなため追試も絶望的でしたが。
ぱっくり開けていた胸元がため、「大愛」も予想していなかった意外な流れになっていったのです。
気持ちは物凄く分かりますが、教師がガン見しちゃー駄目よ。
「大愛さん」はまた、ヒント程度ではぜんぜん解答分からないところが悲しいです。
特に自分の名前すら満足に書けないというのは…某猫型ロボット漫画のダメ男子みたい。
この先、この娘大丈夫か。
オチ、そして続く描き下ろし漫画もバカ全開で楽しい。
案外、彼女はこうしたテンションで、なんのかんの巧い事彼の奥様に収まっていきそう。
こちらはセンセの裏話、モデルの件でああと納得。
229:「毛皮を着たケモノ」
男友達との猥談を「豹本さつは」に聞かれてしまった「和田」
彼女は地味ながらもどこか気になる存在。
そんな「さつは」のスマホを拾ったため、ふと中を見てみると…そこには驚くべきものがあったのです。
地味だと言われる「さつはちゃん」は、収録では最も普通っぽい女子。
カチューシャ、制服、そしてショートカットの可愛らしい娘なのですが。
「何でも言う事きくから」
そんな台詞言われたら、まーエロい展開にならない方が不自然だわね。
スイッチ入った後の描写に注目。
あれでいいのか。
オチでも凄い発言していましたよ。
※左:豹本さつは、右:生徒会長「成妖院鳴夜」
259:「凛系ビッチな生徒会長」
頭脳明晰、謹厳実直、文武両道…という生徒会長「成妖院鳴夜(なるよういん・なるよ)」
行動力があり、仕事ができ、人望も厚い彼女でしたが。
その頭の中は…エロいことで一杯だったのです。
センセも解説で書かれていたように、2ページ目でオチてるお話。
あれだけの妄想・発想を完全に心の底に押しとどめ、普段は何食わぬ顔で生徒会長している「鳴夜さん」が凄い。
学校内とか外だけあーで、家の中でストレス発散してるかな。
でないと、いづれ破裂しちゃいそう。
漫画は年下の書記「貝彦」くんが彼女に告白するのが切っ掛けです。
さー、あのエロ妄想たくましい「鳴夜さん」がどういう返事をするのか、ぜひ本編でご確認ください。
当然ながらえっち展開にはなるのですが、驚きました。
しかしながら、本当によく本性隠し通してたな、この娘。
あるいは、同学年生徒会のもっと付き合い長い人には知られてるのかしら。
あ、余談ですが。
モブ的に描かれていた他生徒会の面々がまた実に個性的でイイ感じ。
生徒会をメインに漫画シリーズになりそう。
(おそらく、常に「貝彦くん」が振り回されて不幸になるパターンか)
後日談も面白いです。
291:「リトルマグナム」
最近、援交に飽きを感じていた「雑賀白子」
そんな彼女がコンタクトを取った相手「リュータ」は、どう見ても子どもの男子だったのです。
往来であーしたことを大声で言うあたりがまた子どもですわね…。
それでも、「童貞卒業~」といった発想があり。
(※当然ながら金銭でえっちしようと考えてるし)
そろそろ色気づく、くらいの年齢なのかな。
そんな彼にイラ立ちつつも、次第に気持ちを変化させていく「白子さん」が可愛い。
結構良いカップルなのかも。
描き下ろしの後日談はコメディーですね…あの後どうなったのやら。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ぐじら」センセでした。
一般での別名「鯨川リョウ」があり、何冊も単行本がありました。
成年漫画は…これで3冊くらいなのかな。
一般・成年含めて、ひでるさんは今回が初見です。
特にギャルとか好きではないのですが、前述したように↓表紙の「十二時ヶ丘てち」に引っ掛けられました。
まさか、あんな極端な娘とは思いませんでしたが…それはソレで(笑)
あ、こちらのもくじも凝っていて非常に好き。
センセのこだわりが感じられます。
Fxxk Street Girls (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2022/06/30 [アダルト] ぐじら (著)
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■ちょっと…してみない? (くまのとおる)
★まんがデーター [17.0/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、学園、幼馴染み
・構成 : 10話収録(うち「かくしごと」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
描き下ろし「かくしごと番外編」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「くまのとおる」センセの「ちょっと…してみない?」です。
※左:花菜、右:サキュバス「夢原麗華」
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
巻末の描き下ろし漫画が収録話の後日談・別シチュエーション話で連続っぽくなっています。
学生カップルが多い、ラブコメ漫画群。
よくよく確認してみたところ、学生でないのは人外な彼女のエピソードだけでした。
その他は皆さん学生で、それぞれ制服姿が見れます。
デザインは異なって(ざっくり確認ですが)おり、実は同じ学校みたいなお遊びはないみたい。
故にゲスト出演とか、モブに描かれる~みたいな事もなかったと思います。
各ヒロインほか登場キャラは個性的で、似通ったものはなく。
漫画は短編なのですが、完成度の高いものばかりでした。
どちらも続きを見たくなることでしょう。
ゆったり・すっきりな線での作画。
適度な濃淡具合と描き込みで、全体は丁寧で安定しています。
漫画で動かすにちょうど良いくらいなイメージ。
あちこち無理なく・綺麗に仕上がってます。
絵には説得力があり、コメディー・シリアスのどちらもお上手。
コマ割りは細かく、テキストはやや多め。
だいたい枠間は確保され、かなり収まり良くなっていました。
背景や小物も全体と合ってます。
広めな輪郭に横長目、長めの鼻という人物絵。
なんというか、成年漫画然とした雰囲気ではないのが特徴でしょう。
↓表紙はカラーなんですが、イメージとしては白黒そのまま。
全ヒロインとシチュエーションが描かれてる裏表紙が判断に最適です。
【 収録話 】 10話収録
003:「ルックアットミー!」
勉強好きで真面目な「高遠」が気になっていた「奥寺美彩子」
いつしか、彼との行為を妄想するまでになってしまったのですが…。
日直で2人きりの機会を得たのです。
中扉を飾るオデコ女子な「美彩子さん」
ちょっとしたハプニングに日々の妄想が乗っかって、エラい事をしてました。
エロくて素敵。
個人的には本編よりラスト1ページが好き。
この後の2人がまた面白そうなんで、続きみたいです。
023:「ゴホウビはわたし」
幼いころから我儘であった「遥」
それがため、周囲にはあまり人が寄り付かなくなっていたのですが。
一度受けた”ごほうび”がため、付き合いを続けていたのでした。
多くの個性的なヒロインが登場する単行本のうち…。
↓表紙をゲットしたのは、こちらの「遥さん」でした。
そうパッと目立つ娘ではなかったので、ちょっと意外ですわね。
この漫画は…関係が進んで良かったね、というお話。
ひとボタンを掛け違えてしまうと、あっさり関係終わっていたかもしれませんから。
あるいは、「遥さん」自身がどうにかしたいと思ってたかなー。
※奥寺美彩子
039:「負けるもんか!」
学校ではトップクラスの不良女子「村木明日香」
”納得いかない事に言い返してしまう”性分の「宮地」は、それがため彼女に目をつけられており。
休日の街中でばったり会った彼女に絡まれてしまうのでした。
そんな訳で、天敵みたいな相手とのえっち話。
ちらほら見かける、ヤンキー女性とのカップルです。
この単行本、後に人外の女性が出て来るんですが…こちらの「明日香さん」はそれっぽいですわね。
えっちは実に意外な展開から。
あ…ああ、なるほど。
あれは…彼女の愛情表現か。
できるなら、「明日香さん」の視点で見てみたいなぁ。
こちらの服脱ぐシーンが好き。
3コマでなく、倍くらいのコマ数で見たかったなぁ。
059:「マジメでいるのもラクじゃない!?」
部活動に熱心なあまり、他はおろそかになっていた「田島」
それがため、クラスメイト「工藤」から日々口煩く注意されていたのですが…。
「田島」はそんな彼女に好意をもっていたのでした。
ある日教室に行った彼は、そこで驚くべき光景を目撃したのです。
そんな訳で、前話と同じく天敵みたいな相手とのえっち話。
男女の配置は同様でも、ヒロインのタイプが全然違っています。
こちらのヒロイン「工藤さん」は四角眼鏡の委員長タイプ。
裏表紙にておっぱい出してます。
さて、そんな注意ばかりしてくる真面目な相手といかにえっち展開となるのか。
……はい、成年漫画に慣れた方は、「田島くん」が何を目撃したか想像できるかな。
あの教室風景2ページがいいですよね。
この漫画はココでしょう。
オチが甘いですよ。
079:「ふたりのカンケイ」
物心ついた時から母を亡くしていた「かっちゃん」こと「野々村勝矢」
それがため、隣の幼馴染み「花菜」は幼い頃からずっと母親代わりとして身の回りの世話を焼き続けていたのでした。
漫画・映画では定番の、お世話焼き幼馴染み彼女とのエピソード。
こちらの場合、「勝矢くん」は実際に母親を亡くしていて、また”ほぼその存在に触れたことがない”、というのがポイントです。
「花菜ちゃん」は、掃除・洗濯・食事の用意までほぼ当然のようにしていて。
ちょっと関係近すぎて、なかなか難しそうに見えたのですが…。
あの中盤のやり取りの際、素直な台詞が言えて良かった。
あの場面は、結構重要な選択肢だったと思います。
「わ…わかった」でのくだりが良いですね。
ここもある意味素直にできて良かったんでしょう(笑)
こちらのヒロイン「花菜ちゃん」は折り返しにてカラー絵が見れるのですが。
そちらが好きです。
あれはいいなぁ。
099:「私の理想のご主人様」
いまにも車道に飛び込みそうな女性を助けた「浩司」
いきなりキスをしてきたその彼女「夢原麗華」は、人でなかったと知るのでした。
「やっと…見つけた……私の……御主人様」
そんな訳で、ヒロイン「麗華さん」はサキュバスです。
四角眼鏡の知的そうな容姿で、束ねた髪なども含めて経理部の女性(※ひでるさん的感覚)みたいな印象。
なかなかいい感じ(笑)
カバー裏ではナース姿が見れますよー。
サキュバスな彼女は好みの味があり、「浩司くん」は”極上の男性”らしく。
食事ほか身の回りの世話をする代わりに精を与えることとなるのでした。
「精を戴くと言っても多少の疲れがある程度~」
そう言ってたけれど…本当かな。
まぁ、なかなか得難い極上だとすると、じわじわ味わいたいか。
前述した容姿は「麗華さん」の素のものなのですが、
「ある程度は好みに寄せて外見を変えることも出来ますよ」
ということで…色々楽しめそうで羨ましい…。
個人的にはオチのやり取りが好き。
周囲の設定をもう少し足して、シリーズものにできそう。
123:「かくしごと」
179:「かくしごと番外編」 描き下ろし
幼馴染み「奏多(かなた)」と「鉄平」のエピソード。
周囲から”付き合っている”と見られていた2人。
しかし、2人きりのタイミングでも、そうした雰囲気はまるで無かったのでした。
いや、まぁ…切っ掛け難しいんですよ。
「無いワケねえだろ!!」
ふとしたやり取りでのそうした発言が切っ掛け。
何もなければ、ちょっと時間かかりそうな2人だったので、良いハプニングでした。
えっち前後での2人のやり取りが楽しい。
まぁ、んなすぐに色っぽい関係にはならんですわね。
描き下ろしは6ページ。
故あってメイド服を着せられてしまった「奏多ちゃん」です。
当然ながらえっち展開になるのですが。
こちらも、完全には納得していない彼女の言動が良いですね。
仲良しだ。
143:「背のびしたって届かないけど」
本好きを切っ掛けに、付き合うようになっていた「高尾和真」と「みのり」
身長が高く人気のある彼に対し、「みのり」は小さく幼い容姿であったため…。
交際は秘密にしていたのでした。
いちおう、年齢的にそれなりなのですが。
こちらの「みのりちゃん」は、収録女子の中ではダントツにロリロリっとしてます。
折り返しにカラーで登場しているんですが、あそこだけ雰囲気違いますよね(笑)
とりあえず髪型変えた方がいいと思うぞ。
身長差がため、彼に乗ってキスする場面がイイ感じ。
初えっち展開になってます。
※左:村木明日香、右:光倉晶
159:「君への贈り物」
女性ながら、女子にモテモテな「光倉晶」
バレンタインで多くのチョコを得ていた彼女の手助け(お返しのチョコ)をしていた幼馴染み「孝介」でしたが。
その「晶」から、お礼かたがたチョコレートと共に告白されたのでした。
ボーイッシュな女子とのお話。
身長も彼女の方が高く、顔も性格も男前(※表面的にはね)でした。
背丈は前話と逆ですね。
まぁ、ああして格好良く振る舞っている彼女が、素に戻れる存在が「孝介くん」であり。
いいタイミングに、お互い素直になれてよかったぁーね。
オチが可愛らしいです。
なお、カバー裏にて「晶さん」の水着姿が見れますよ。
【 その他 】
以上、本日は「くまのとおる」センセでした。
こちらのブログでは「ホントはHしてみたい」を紹介しています。
今回は短編集なのですが。
どちらのエピソードも良作揃いでした。
そのうち、印象に残ったのは…サキュバス「麗華さん」ですね。
こうした女性で、眼鏡の事務系みたいな容姿というのは、なかなか意外なものでした。
エプロン姿もよくお似合い。
仕事場では…ことさら地味目に振る舞ってたりするのかなぁ、とか妄想しました。
ちょっと…してみない? (富士美コミックス) コミック, 2021/8/30 [アダルト] くまのとおる (著)
※アマゾン登録なし(2021/09/25、2022/07/03現在)
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・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] ラブコメ、学園、幼馴染み
・構成 : 10話収録(うち「かくしごと」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、
描き下ろし「かくしごと番外編」
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「くまのとおる」センセの「ちょっと…してみない?」です。
※左:花菜、右:サキュバス「夢原麗華」
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
巻末の描き下ろし漫画が収録話の後日談・別シチュエーション話で連続っぽくなっています。
学生カップルが多い、ラブコメ漫画群。
よくよく確認してみたところ、学生でないのは人外な彼女のエピソードだけでした。
その他は皆さん学生で、それぞれ制服姿が見れます。
デザインは異なって(ざっくり確認ですが)おり、実は同じ学校みたいなお遊びはないみたい。
故にゲスト出演とか、モブに描かれる~みたいな事もなかったと思います。
各ヒロインほか登場キャラは個性的で、似通ったものはなく。
漫画は短編なのですが、完成度の高いものばかりでした。
どちらも続きを見たくなることでしょう。
ゆったり・すっきりな線での作画。
適度な濃淡具合と描き込みで、全体は丁寧で安定しています。
漫画で動かすにちょうど良いくらいなイメージ。
あちこち無理なく・綺麗に仕上がってます。
絵には説得力があり、コメディー・シリアスのどちらもお上手。
コマ割りは細かく、テキストはやや多め。
だいたい枠間は確保され、かなり収まり良くなっていました。
背景や小物も全体と合ってます。
広めな輪郭に横長目、長めの鼻という人物絵。
なんというか、成年漫画然とした雰囲気ではないのが特徴でしょう。
↓表紙はカラーなんですが、イメージとしては白黒そのまま。
全ヒロインとシチュエーションが描かれてる裏表紙が判断に最適です。
【 収録話 】 10話収録
003:「ルックアットミー!」
勉強好きで真面目な「高遠」が気になっていた「奥寺美彩子」
いつしか、彼との行為を妄想するまでになってしまったのですが…。
日直で2人きりの機会を得たのです。
中扉を飾るオデコ女子な「美彩子さん」
ちょっとしたハプニングに日々の妄想が乗っかって、エラい事をしてました。
エロくて素敵。
個人的には本編よりラスト1ページが好き。
この後の2人がまた面白そうなんで、続きみたいです。
023:「ゴホウビはわたし」
幼いころから我儘であった「遥」
それがため、周囲にはあまり人が寄り付かなくなっていたのですが。
一度受けた”ごほうび”がため、付き合いを続けていたのでした。
多くの個性的なヒロインが登場する単行本のうち…。
↓表紙をゲットしたのは、こちらの「遥さん」でした。
そうパッと目立つ娘ではなかったので、ちょっと意外ですわね。
この漫画は…関係が進んで良かったね、というお話。
ひとボタンを掛け違えてしまうと、あっさり関係終わっていたかもしれませんから。
あるいは、「遥さん」自身がどうにかしたいと思ってたかなー。
※奥寺美彩子
039:「負けるもんか!」
学校ではトップクラスの不良女子「村木明日香」
”納得いかない事に言い返してしまう”性分の「宮地」は、それがため彼女に目をつけられており。
休日の街中でばったり会った彼女に絡まれてしまうのでした。
そんな訳で、天敵みたいな相手とのえっち話。
ちらほら見かける、ヤンキー女性とのカップルです。
この単行本、後に人外の女性が出て来るんですが…こちらの「明日香さん」はそれっぽいですわね。
えっちは実に意外な展開から。
あ…ああ、なるほど。
あれは…彼女の愛情表現か。
できるなら、「明日香さん」の視点で見てみたいなぁ。
こちらの服脱ぐシーンが好き。
3コマでなく、倍くらいのコマ数で見たかったなぁ。
059:「マジメでいるのもラクじゃない!?」
部活動に熱心なあまり、他はおろそかになっていた「田島」
それがため、クラスメイト「工藤」から日々口煩く注意されていたのですが…。
「田島」はそんな彼女に好意をもっていたのでした。
ある日教室に行った彼は、そこで驚くべき光景を目撃したのです。
そんな訳で、前話と同じく天敵みたいな相手とのえっち話。
男女の配置は同様でも、ヒロインのタイプが全然違っています。
こちらのヒロイン「工藤さん」は四角眼鏡の委員長タイプ。
裏表紙にておっぱい出してます。
さて、そんな注意ばかりしてくる真面目な相手といかにえっち展開となるのか。
……はい、成年漫画に慣れた方は、「田島くん」が何を目撃したか想像できるかな。
あの教室風景2ページがいいですよね。
この漫画はココでしょう。
オチが甘いですよ。
079:「ふたりのカンケイ」
物心ついた時から母を亡くしていた「かっちゃん」こと「野々村勝矢」
それがため、隣の幼馴染み「花菜」は幼い頃からずっと母親代わりとして身の回りの世話を焼き続けていたのでした。
漫画・映画では定番の、お世話焼き幼馴染み彼女とのエピソード。
こちらの場合、「勝矢くん」は実際に母親を亡くしていて、また”ほぼその存在に触れたことがない”、というのがポイントです。
「花菜ちゃん」は、掃除・洗濯・食事の用意までほぼ当然のようにしていて。
ちょっと関係近すぎて、なかなか難しそうに見えたのですが…。
あの中盤のやり取りの際、素直な台詞が言えて良かった。
あの場面は、結構重要な選択肢だったと思います。
「わ…わかった」でのくだりが良いですね。
ここもある意味素直にできて良かったんでしょう(笑)
こちらのヒロイン「花菜ちゃん」は折り返しにてカラー絵が見れるのですが。
そちらが好きです。
あれはいいなぁ。
099:「私の理想のご主人様」
いまにも車道に飛び込みそうな女性を助けた「浩司」
いきなりキスをしてきたその彼女「夢原麗華」は、人でなかったと知るのでした。
「やっと…見つけた……私の……御主人様」
そんな訳で、ヒロイン「麗華さん」はサキュバスです。
四角眼鏡の知的そうな容姿で、束ねた髪なども含めて経理部の女性(※ひでるさん的感覚)みたいな印象。
なかなかいい感じ(笑)
カバー裏ではナース姿が見れますよー。
サキュバスな彼女は好みの味があり、「浩司くん」は”極上の男性”らしく。
食事ほか身の回りの世話をする代わりに精を与えることとなるのでした。
「精を戴くと言っても多少の疲れがある程度~」
そう言ってたけれど…本当かな。
まぁ、なかなか得難い極上だとすると、じわじわ味わいたいか。
前述した容姿は「麗華さん」の素のものなのですが、
「ある程度は好みに寄せて外見を変えることも出来ますよ」
ということで…色々楽しめそうで羨ましい…。
個人的にはオチのやり取りが好き。
周囲の設定をもう少し足して、シリーズものにできそう。
123:「かくしごと」
179:「かくしごと番外編」 描き下ろし
幼馴染み「奏多(かなた)」と「鉄平」のエピソード。
周囲から”付き合っている”と見られていた2人。
しかし、2人きりのタイミングでも、そうした雰囲気はまるで無かったのでした。
いや、まぁ…切っ掛け難しいんですよ。
「無いワケねえだろ!!」
ふとしたやり取りでのそうした発言が切っ掛け。
何もなければ、ちょっと時間かかりそうな2人だったので、良いハプニングでした。
えっち前後での2人のやり取りが楽しい。
まぁ、んなすぐに色っぽい関係にはならんですわね。
描き下ろしは6ページ。
故あってメイド服を着せられてしまった「奏多ちゃん」です。
当然ながらえっち展開になるのですが。
こちらも、完全には納得していない彼女の言動が良いですね。
仲良しだ。
143:「背のびしたって届かないけど」
本好きを切っ掛けに、付き合うようになっていた「高尾和真」と「みのり」
身長が高く人気のある彼に対し、「みのり」は小さく幼い容姿であったため…。
交際は秘密にしていたのでした。
いちおう、年齢的にそれなりなのですが。
こちらの「みのりちゃん」は、収録女子の中ではダントツにロリロリっとしてます。
折り返しにカラーで登場しているんですが、あそこだけ雰囲気違いますよね(笑)
とりあえず髪型変えた方がいいと思うぞ。
身長差がため、彼に乗ってキスする場面がイイ感じ。
初えっち展開になってます。
※左:村木明日香、右:光倉晶
159:「君への贈り物」
女性ながら、女子にモテモテな「光倉晶」
バレンタインで多くのチョコを得ていた彼女の手助け(お返しのチョコ)をしていた幼馴染み「孝介」でしたが。
その「晶」から、お礼かたがたチョコレートと共に告白されたのでした。
ボーイッシュな女子とのお話。
身長も彼女の方が高く、顔も性格も男前(※表面的にはね)でした。
背丈は前話と逆ですね。
まぁ、ああして格好良く振る舞っている彼女が、素に戻れる存在が「孝介くん」であり。
いいタイミングに、お互い素直になれてよかったぁーね。
オチが可愛らしいです。
なお、カバー裏にて「晶さん」の水着姿が見れますよ。
【 その他 】
以上、本日は「くまのとおる」センセでした。
こちらのブログでは「ホントはHしてみたい」を紹介しています。
今回は短編集なのですが。
どちらのエピソードも良作揃いでした。
そのうち、印象に残ったのは…サキュバス「麗華さん」ですね。
こうした女性で、眼鏡の事務系みたいな容姿というのは、なかなか意外なものでした。
エプロン姿もよくお似合い。
仕事場では…ことさら地味目に振る舞ってたりするのかなぁ、とか妄想しました。
ちょっと…してみない? (富士美コミックス) コミック, 2021/8/30 [アダルト] くまのとおる (著)
※アマゾン登録なし(2021/09/25、2022/07/03現在)
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