■星川銀座四丁目 3巻[最終巻] (玄鉄絢)
★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [百合] 恋愛、年齢差
・構成 : 8話+イントロダション・描き下ろしなど収録、全3巻。
・おまけ: あとがき、合間に解説・ネタ絵、描き下ろし。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「玄鉄絢(くろがね・けん)」センセの「星川銀座四丁目 3巻[最終巻]」です。
※左:松田乙女、右:那珂川湊
【 構成・絵柄 】
全3巻という長編ストーリーのうち、これが完結巻です。
実はブログで「星川銀座四丁目 1巻」、「星川銀座四丁目 2巻」と紹介してきており。
当初はどうしようかなー、って感じだったんですが、予想以上に良かったので今回も取り上げてみました。
ただし、最終巻なので細々ネタバレてしまう可能性はあり。
そういったのが気になる方は、読まないのをオススメ。
気をつけますが。
また、ごく簡単に進める関係でややボリューム弱いため、ちょろっとですが「しまいずむ/吉富昭仁」も文末で触れてみました。
作画について、特にマイナス点はありません。
いつものように丁寧で安定しております。
小さいコマまでバランス良いです。
何よりも適度にメリハリがあるため、非常に見易く仕上がっています。
キャラはどちらかと言うと漫画ちっく。
動きや表情に優れ、生き生きとしていました。
特にこうした心理が重視される漫画では、いいですね。
最終話Bパートでの犬はちょっと驚きましたが…あれも表現の1つかなぁ。
お上手ですが、個性は強めであるので、人によっては好き嫌いがあるかもしれません。
「芳文社」さんのHPにてチェック下さい。
【 収録話 】 8話+α収録
不登校だった生徒「松田乙女(まつだ・おとめ)」
学校教師「那珂川湊(なかがわ・みなと)」は家庭に問題を抱えていた彼女を引き取り、共同生活を始めたのでした。
様々な事柄を乗り越えてきた2人に、今度は住居の問題が発生したのです。
かなり大雑把ですが、おおむねそんなん。
教師・生徒という年の差ある百合カップルのお話で、これが最終巻。
イロイロありつつ、キチンとした結末を迎えておりました。
ひでるさんもそうですが。
「少女セクト」からファンになった方は、おそらく”深く納得するであろう展開”、そして結末でした。
…たぶん。
甘く、かと言ってそれだけでなく。
現実的なこともありながら、漫画らしいフォローも適度にあり。
決して道のりは簡単でなかったものの、巧く収まっておりました。
※左:矢作日名、右:大濠観月
それでは各話についてごく簡単に。
核心に触れないように書きますね。
003:イントロダクション
007:第14話
イントロダクションは14話での前フリ。
ここが住居についてのお話になっています。
「乙女ちゃん」はお風呂に不満があったんですね。
そんな訳で、2人のお風呂シーンから始まっていました。
015:第15話
前話にてちょっと顔を見せていた、新キャラ「日名」さんがポイントとなっています。
そういえば2巻でも「乙女ちゃん」の容姿について、
「真っ青な瞳にあの髪、顔立ち~」
…なんて台詞がありましたから。
同年代の娘さんにも刺さって当然なのでしょう。
一方、「湊さん」は変な行動をしておりましたが、その理由は次回にて。
031:第16話
4ページのショートもの。
久しぶりな顔も見えますが、メインはお布団での描写です。
035:第17話
059:第18話
再び「日名さん」が目立つエピソード。
やってることは置いといて、なかなか器用ですね。
ここは「乙女ちゃん」と「湊さん」の会話に注目。
冒頭からちらほら続いていた、何気ない一言が後々に繋がっています。
続く18話はその「日名さん」と「乙女ちゃん」
ちょっと驚きな展開でした。
絵的にはサービス回かな。
お話としては、そう浮ついたものではありませんが。
085:第19話
先のオチ部分からの展開。
最終話へと流れる序盤戦という感じですね。
先の男性も登場します。
個人的に好きなのは「日名さん」のもむもむ。
111:最終話 Aパート
久しぶりに「湊さん」がメインとなるお話。
彼女の頑張り描写と、不在でも存在感を発揮する「乙女ちゃん」に注目です。
コレは良かった。
その後のネタ絵が可笑しいです。
125:描き下ろし
145:最終話 Bパート
161:マイファースト星川
読者的にぐっとくるのは、やっぱり描き下ろし部分ですかね。
「乙女ちゃん」が可愛いです。
Bパートはまた違った意味での良さがあると思います。
2人が登場しないマイファースト星川は、その他キャラの後日談という風情でした。
※湊・乙女
「乙女ちゃん」はもともとしっかりした娘さんでしたが。
なんというか人間的に成長し、様々な出会い・経験から巧く生きるようになり。
彼女への依存度高い「湊さん」もまた努力をしており。
お互い最善だろう結果へと導いていました。
詳細はぜひ単行本でどうぞ。
【 その他 】
以上、「玄鉄絢」センセでした。
本来ならばセンセについてその他のことを書くコーナーなんですが。
今回は特別に同じ「芳文社」さんの百合漫画シリーズで、同様に全3巻で完結となった「しまいずむ」の3巻について簡単に。
「吉富昭仁」センセですね。
最後まで特に関係に変化はなく。
「遥」・「芳子」らが本当の相手(だと思う)に気付くのかなーと思いましたが、そんなこともなく。
変な話ですが、それがためいい感じなままの終わり方でした。
2巻からのカップル「アキラ」・「マリ」らと、新キャラらは結論が出ており。
彼女らのかわりになったかなー。
これで良かったような気もするし、もう少し結末っぽいのまで欲しい気もするし…どうでしょう。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [百合] 恋愛、年齢差
・構成 : 8話+イントロダション・描き下ろしなど収録、全3巻。
・おまけ: あとがき、合間に解説・ネタ絵、描き下ろし。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「玄鉄絢(くろがね・けん)」センセの「星川銀座四丁目 3巻[最終巻]」です。
※左:松田乙女、右:那珂川湊
【 構成・絵柄 】
全3巻という長編ストーリーのうち、これが完結巻です。
実はブログで「星川銀座四丁目 1巻」、「星川銀座四丁目 2巻」と紹介してきており。
当初はどうしようかなー、って感じだったんですが、予想以上に良かったので今回も取り上げてみました。
ただし、最終巻なので細々ネタバレてしまう可能性はあり。
そういったのが気になる方は、読まないのをオススメ。
気をつけますが。
また、ごく簡単に進める関係でややボリューム弱いため、ちょろっとですが「しまいずむ/吉富昭仁」も文末で触れてみました。
作画について、特にマイナス点はありません。
いつものように丁寧で安定しております。
小さいコマまでバランス良いです。
何よりも適度にメリハリがあるため、非常に見易く仕上がっています。
キャラはどちらかと言うと漫画ちっく。
動きや表情に優れ、生き生きとしていました。
特にこうした心理が重視される漫画では、いいですね。
最終話Bパートでの犬はちょっと驚きましたが…あれも表現の1つかなぁ。
お上手ですが、個性は強めであるので、人によっては好き嫌いがあるかもしれません。
「芳文社」さんのHPにてチェック下さい。
【 収録話 】 8話+α収録
不登校だった生徒「松田乙女(まつだ・おとめ)」
学校教師「那珂川湊(なかがわ・みなと)」は家庭に問題を抱えていた彼女を引き取り、共同生活を始めたのでした。
様々な事柄を乗り越えてきた2人に、今度は住居の問題が発生したのです。
かなり大雑把ですが、おおむねそんなん。
教師・生徒という年の差ある百合カップルのお話で、これが最終巻。
イロイロありつつ、キチンとした結末を迎えておりました。
ひでるさんもそうですが。
「少女セクト」からファンになった方は、おそらく”深く納得するであろう展開”、そして結末でした。
…たぶん。
甘く、かと言ってそれだけでなく。
現実的なこともありながら、漫画らしいフォローも適度にあり。
決して道のりは簡単でなかったものの、巧く収まっておりました。
※左:矢作日名、右:大濠観月
それでは各話についてごく簡単に。
核心に触れないように書きますね。
003:イントロダクション
007:第14話
イントロダクションは14話での前フリ。
ここが住居についてのお話になっています。
「乙女ちゃん」はお風呂に不満があったんですね。
そんな訳で、2人のお風呂シーンから始まっていました。
015:第15話
前話にてちょっと顔を見せていた、新キャラ「日名」さんがポイントとなっています。
そういえば2巻でも「乙女ちゃん」の容姿について、
「真っ青な瞳にあの髪、顔立ち~」
…なんて台詞がありましたから。
同年代の娘さんにも刺さって当然なのでしょう。
一方、「湊さん」は変な行動をしておりましたが、その理由は次回にて。
031:第16話
4ページのショートもの。
久しぶりな顔も見えますが、メインはお布団での描写です。
035:第17話
059:第18話
再び「日名さん」が目立つエピソード。
やってることは置いといて、なかなか器用ですね。
ここは「乙女ちゃん」と「湊さん」の会話に注目。
冒頭からちらほら続いていた、何気ない一言が後々に繋がっています。
続く18話はその「日名さん」と「乙女ちゃん」
ちょっと驚きな展開でした。
絵的にはサービス回かな。
お話としては、そう浮ついたものではありませんが。
085:第19話
先のオチ部分からの展開。
最終話へと流れる序盤戦という感じですね。
先の男性も登場します。
個人的に好きなのは「日名さん」のもむもむ。
111:最終話 Aパート
久しぶりに「湊さん」がメインとなるお話。
彼女の頑張り描写と、不在でも存在感を発揮する「乙女ちゃん」に注目です。
コレは良かった。
その後のネタ絵が可笑しいです。
125:描き下ろし
145:最終話 Bパート
161:マイファースト星川
読者的にぐっとくるのは、やっぱり描き下ろし部分ですかね。
「乙女ちゃん」が可愛いです。
Bパートはまた違った意味での良さがあると思います。
2人が登場しないマイファースト星川は、その他キャラの後日談という風情でした。
※湊・乙女
「乙女ちゃん」はもともとしっかりした娘さんでしたが。
なんというか人間的に成長し、様々な出会い・経験から巧く生きるようになり。
彼女への依存度高い「湊さん」もまた努力をしており。
お互い最善だろう結果へと導いていました。
詳細はぜひ単行本でどうぞ。
星川銀座四丁目 (3) (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ) (2013/02/12) 玄鉄 絢 商品詳細を見る |
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以上、「玄鉄絢」センセでした。
本来ならばセンセについてその他のことを書くコーナーなんですが。
今回は特別に同じ「芳文社」さんの百合漫画シリーズで、同様に全3巻で完結となった「しまいずむ」の3巻について簡単に。
「吉富昭仁」センセですね。
最後まで特に関係に変化はなく。
「遥」・「芳子」らが本当の相手(だと思う)に気付くのかなーと思いましたが、そんなこともなく。
変な話ですが、それがためいい感じなままの終わり方でした。
2巻からのカップル「アキラ」・「マリ」らと、新キャラらは結論が出ており。
彼女らのかわりになったかなー。
これで良かったような気もするし、もう少し結末っぽいのまで欲しい気もするし…どうでしょう。
しまいずむ (3) (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ) (2013/02/12) 吉富 昭仁 商品詳細を見る |
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