■Fxxk Street Girls (ぐじら)
★まんがデーター [18.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ギャル、コメディー
・構成 : カラー(12P)、11話収録。
・おまけ: あとがき、あとがき漫画、イラスト、描き下ろし後日談、
キャラクタープロフィール・制作裏話、
カバー裏に「ギャルは非処女でもええんやで!」・イラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ぐじら」センセの「Fxxk Street Girls」です。
※「古氏芳」・「春音風花」
【 構成・絵柄 】
まずは…。
何よりも目立っている、そのブ厚さ。
紹介帯によると316ページだそうです。
たまーに見られる、トンデモな厚さの成年系単行本です。
愛蔵版みたい。
そうび、すると攻撃力を得れそうですね。
当然ながら金額もそれ相応になっていて、1500円(+税)となかなかお高め。
そうした厚さと比べ、収録話はそれほど多くはなく11本。
ショートもありました。
各話それぞれが結構長いんですね。
また、だいたいのお話には描き下ろしの後日談漫画、キャラクタープロフィール・制作裏話がそれぞれ1ページ(※合計2ページ分)あり。
イラストとか単行本用のオマケ漫画(※原稿使いまわしで台詞など一部を変更してるっぽい)なども収録されていてました。
厚みそのまま、かなり内容ボリュームのある1冊です。
ジャンルはギャルヒロインとのコメディー。
(※そうでないっぽい娘もいます)
お話によって、ちょっとラブコメっぽい色ありましたが、基本的にはビターめ。
男女、特に女性ヒロインらが魅力的で、テンション高くて楽しい。
えっちもハードっぽく描かれてます。
極端に振り切れるようなプレイはないので、そのあたりはご安心ください。
しっかりとした線での作画。
色付きはそこそこで白比率はそれなりにあり。
描き込み・濃淡は概ね適度なくらい。
やや濃い目に感じます。
コマ割りは斜め切りが多く、ちらほらはみ出し。
えっちシーンになると漫符とか擬音でかなりごっちゃりしていきます。
漫画は表情の変化大きいコメディー調。
派手目でパンチ力があり、強い勢い。
ややテキスト多め。
収録は2013年から2022年とかなり幅があり、作画にも差を感じました。
ただ…もともとお上手なのことと漫画内テンションの高さがため、そうは気にはならないと思います。
背景や小物も全体と馴染んでおり、引き絵などもお上手。
違和感ありません。
人物画は濃いまつ毛に鋭角的な目。
よく山状にアーチを描いており、小さい黒目、鼻から口あたりなどが特徴的です。
カラー絵は単行本内に収録されていたイラストなど、また雰囲気異なっていたのですが。
カバー採用の↓表紙・裏表紙については白黒絵とそう変化はないので、そのまま判断で大丈夫。
【 収録話 】 11話収録
005:「ついでのビッチちゃん」
彼氏と別れて4日という「餡堂小豆恵(あんどう・あずえ)」
電車内で不意にムラムラしてきた彼女は、目前のおっちゃんをターゲットにしたのでした。
発想が男子のような、エロいギャル「小豆恵さん」
↓表紙中央の娘さんです。
ギャルヒロインで、冴えない男性となんのかんのイイ感じにえっちしてしまう、単行本を象徴するようなキャラクター。
良い褐色肌、素敵な貧乳っぷりでした。
前半の脳内天秤が好き。
033:「ギャルのタクハが勝負をしかけてきた」
隣に住む男子「新太郎」と同じゲームをやっていることに気付き。
それ以後、2人して遊ぶようになっていたところ。
「桐生拓葉」はおっぱいと引き換えに強いゲームキャラをねだるのでした。
えろいお姉さんに教えてもらう、男性陣憧れなシチュエーション。
ゲームに対する、彼女と「新太郎くん」の発言が面白い。
見事に男女の差が表現されてました。
うんうん、そんなもんだよね。
「拓葉さん」はなんのかんの年下好きではないかなぁ。
※左:餡堂小豆恵、右:十二時ヶ丘てち
063:「樋縮君の十二時ヶ丘さんルート」
体育授業での賭けに敗れた、「十二時ヶ丘てち」
罰ゲームをすることとなったんですが、逆ナン10人狩りをめんどくさく感じた彼女は、クラスメイト「樋縮(ひちぢめ)」とのえっちを選択したのです。
ジト目、細身、貧乳というセンセの好みを組み合わされた「てちちゃん」
低いテンション、極端なめんどくさがりという性格も合わさり、実に魅力的なキャラクターとなっていました。
ひでるさんが今回引っ掛けられたのは、↓表紙の彼女だったんですが。
まー、非常に良いキャラでした。
この1話だけで、1冊の元が取れたような感じ(←本当)
前半は太め・オタクっぽい男子「樋縮くん」とのテンション差が楽しい。
「てちちゃん」はえっち最中もしれっとしてましたよー。
1戦済み、これで終わりかと思われたんですが…ここから驚きの展開に。
オチでさらに驚き。
ここで彼女のファンがずらっと増えそう。
続く描き下ろしがまた面白いので、必見。
また別シチュエーションとか見たいなぁ。
093:「LOVE TRAP go steady」
科学部・部長「不死崎練(ふしざき・れん)」は射精メカニズム研究のため、部員「都歩々木(とほほぎ)」に怪しげな飲み物を差し出したのでした。
いわゆる天才女子の実験台になるパターン。
なのですが。
ちょっと独特な展開になっており、最後まで楽しめる良作品です。
「練さん」は雰囲気とは裏腹に可愛い縞パンを穿いており、また黒ストッキングなのでした。
自らめくって見せてくれているオープニングもいいですね。
当然ながらえっちに流れていき、オチではちらほら見せていた可愛らしい面を見せてくれて終了。
……かと思いきや。
ラストページで震えました。
さすが天才。
ちょっとイヤーな終わり方でしたが、描き下ろし漫画はまたド・コメディーでほっこり。
129:「無自覚ビッチな虹瑠ちゃん」
彼氏がある「虹瑠」でしたが、なんのかんの他の男子とも関係していたのでした。
4ページのショート。
描かれるえっちは3回なのですが、オチを見る限り少なくともまだ1人おり。
なかなかトンデモな女子。
モノローグ調での展開といい、「モグタン」センセの同人誌みたい。
135:「ブラックブラック アル売女ーズ」 カラー原稿あり
仕事でボロボロになっていた銀行員の主人公。
街中にて「春音風花」、「古氏芳(ふるうじ・かおる)」の2人から逆ナンされるのでした。
黒ギャルWヒロインな漫画。
カラー原稿部分からヤリヤリです。
あーしたテンションで二人組なので…なんのかんの、金だけ奪われそうに感じました(笑)
一晩6万円だそうです。
…安い?
前述した懸念とは裏腹に単にえっち好きなだけなので、ちょっとイイ雰囲気で終わってました。
171:「愛のカタチ」
学校で人気の「蛍葉金華(ほたるば・きんか)」
彼女が付き合う男子「多出」は何から何までマイナスイメージの、どう見ても不釣り合いな男子だったのです。
…あ、漫画ではすぐに明かされてましたが、イイ所は確実に1つはあるんだ。
成年漫画だから…慣れた人はすぐ分かるかしら。
ヒロイン「金華さん」は、振り切れたビッチ女性が多いこの単行本では、比較的普通の娘。
おっぱいも大きくて良いのですが。
全ての種明かしされる最終ページに驚き。
なるほどなー。
他リアクションから実際の彼については誰にも知られてない事だと思われ。
すげえ、ヤリ手な女子だわ。
こういう娘のが怖い。
201:「ツイシングガール」
追試をサボっていたため、教師「坂上」から呼び出された「訪栖大愛(ほうす・だいあ)」
しかし、自らの名前の漢字も間違えており、また問題文を読めないレベルなため追試も絶望的でしたが。
ぱっくり開けていた胸元がため、「大愛」も予想していなかった意外な流れになっていったのです。
気持ちは物凄く分かりますが、教師がガン見しちゃー駄目よ。
「大愛さん」はまた、ヒント程度ではぜんぜん解答分からないところが悲しいです。
特に自分の名前すら満足に書けないというのは…某猫型ロボット漫画のダメ男子みたい。
この先、この娘大丈夫か。
オチ、そして続く描き下ろし漫画もバカ全開で楽しい。
案外、彼女はこうしたテンションで、なんのかんの巧い事彼の奥様に収まっていきそう。
こちらはセンセの裏話、モデルの件でああと納得。
229:「毛皮を着たケモノ」
男友達との猥談を「豹本さつは」に聞かれてしまった「和田」
彼女は地味ながらもどこか気になる存在。
そんな「さつは」のスマホを拾ったため、ふと中を見てみると…そこには驚くべきものがあったのです。
地味だと言われる「さつはちゃん」は、収録では最も普通っぽい女子。
カチューシャ、制服、そしてショートカットの可愛らしい娘なのですが。
「何でも言う事きくから」
そんな台詞言われたら、まーエロい展開にならない方が不自然だわね。
スイッチ入った後の描写に注目。
あれでいいのか。
オチでも凄い発言していましたよ。
※左:豹本さつは、右:生徒会長「成妖院鳴夜」
259:「凛系ビッチな生徒会長」
頭脳明晰、謹厳実直、文武両道…という生徒会長「成妖院鳴夜(なるよういん・なるよ)」
行動力があり、仕事ができ、人望も厚い彼女でしたが。
その頭の中は…エロいことで一杯だったのです。
センセも解説で書かれていたように、2ページ目でオチてるお話。
あれだけの妄想・発想を完全に心の底に押しとどめ、普段は何食わぬ顔で生徒会長している「鳴夜さん」が凄い。
学校内とか外だけあーで、家の中でストレス発散してるかな。
でないと、いづれ破裂しちゃいそう。
漫画は年下の書記「貝彦」くんが彼女に告白するのが切っ掛けです。
さー、あのエロ妄想たくましい「鳴夜さん」がどういう返事をするのか、ぜひ本編でご確認ください。
当然ながらえっち展開にはなるのですが、驚きました。
しかしながら、本当によく本性隠し通してたな、この娘。
あるいは、同学年生徒会のもっと付き合い長い人には知られてるのかしら。
あ、余談ですが。
モブ的に描かれていた他生徒会の面々がまた実に個性的でイイ感じ。
生徒会をメインに漫画シリーズになりそう。
(おそらく、常に「貝彦くん」が振り回されて不幸になるパターンか)
後日談も面白いです。
291:「リトルマグナム」
最近、援交に飽きを感じていた「雑賀白子」
そんな彼女がコンタクトを取った相手「リュータ」は、どう見ても子どもの男子だったのです。
往来であーしたことを大声で言うあたりがまた子どもですわね…。
それでも、「童貞卒業~」といった発想があり。
(※当然ながら金銭でえっちしようと考えてるし)
そろそろ色気づく、くらいの年齢なのかな。
そんな彼にイラ立ちつつも、次第に気持ちを変化させていく「白子さん」が可愛い。
結構良いカップルなのかも。
描き下ろしの後日談はコメディーですね…あの後どうなったのやら。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ぐじら」センセでした。
一般での別名「鯨川リョウ」があり、何冊も単行本がありました。
成年漫画は…これで3冊くらいなのかな。
一般・成年含めて、ひでるさんは今回が初見です。
特にギャルとか好きではないのですが、前述したように↓表紙の「十二時ヶ丘てち」に引っ掛けられました。
まさか、あんな極端な娘とは思いませんでしたが…それはソレで(笑)
あ、こちらのもくじも凝っていて非常に好き。
センセのこだわりが感じられます。
Fxxk Street Girls (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2022/06/30 [アダルト] ぐじら (著)
※アマゾン登録なし(2022/07/09)
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・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●◎
・漫画 :●●●●◎
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ギャル、コメディー
・構成 : カラー(12P)、11話収録。
・おまけ: あとがき、あとがき漫画、イラスト、描き下ろし後日談、
キャラクタープロフィール・制作裏話、
カバー裏に「ギャルは非処女でもええんやで!」・イラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ぐじら」センセの「Fxxk Street Girls」です。
※「古氏芳」・「春音風花」
【 構成・絵柄 】
まずは…。
何よりも目立っている、そのブ厚さ。
紹介帯によると316ページだそうです。
たまーに見られる、トンデモな厚さの成年系単行本です。
愛蔵版みたい。
そうび、すると攻撃力を得れそうですね。
当然ながら金額もそれ相応になっていて、1500円(+税)となかなかお高め。
そうした厚さと比べ、収録話はそれほど多くはなく11本。
ショートもありました。
各話それぞれが結構長いんですね。
また、だいたいのお話には描き下ろしの後日談漫画、キャラクタープロフィール・制作裏話がそれぞれ1ページ(※合計2ページ分)あり。
イラストとか単行本用のオマケ漫画(※原稿使いまわしで台詞など一部を変更してるっぽい)なども収録されていてました。
厚みそのまま、かなり内容ボリュームのある1冊です。
ジャンルはギャルヒロインとのコメディー。
(※そうでないっぽい娘もいます)
お話によって、ちょっとラブコメっぽい色ありましたが、基本的にはビターめ。
男女、特に女性ヒロインらが魅力的で、テンション高くて楽しい。
えっちもハードっぽく描かれてます。
極端に振り切れるようなプレイはないので、そのあたりはご安心ください。
しっかりとした線での作画。
色付きはそこそこで白比率はそれなりにあり。
描き込み・濃淡は概ね適度なくらい。
やや濃い目に感じます。
コマ割りは斜め切りが多く、ちらほらはみ出し。
えっちシーンになると漫符とか擬音でかなりごっちゃりしていきます。
漫画は表情の変化大きいコメディー調。
派手目でパンチ力があり、強い勢い。
ややテキスト多め。
収録は2013年から2022年とかなり幅があり、作画にも差を感じました。
ただ…もともとお上手なのことと漫画内テンションの高さがため、そうは気にはならないと思います。
背景や小物も全体と馴染んでおり、引き絵などもお上手。
違和感ありません。
人物画は濃いまつ毛に鋭角的な目。
よく山状にアーチを描いており、小さい黒目、鼻から口あたりなどが特徴的です。
カラー絵は単行本内に収録されていたイラストなど、また雰囲気異なっていたのですが。
カバー採用の↓表紙・裏表紙については白黒絵とそう変化はないので、そのまま判断で大丈夫。
【 収録話 】 11話収録
005:「ついでのビッチちゃん」
彼氏と別れて4日という「餡堂小豆恵(あんどう・あずえ)」
電車内で不意にムラムラしてきた彼女は、目前のおっちゃんをターゲットにしたのでした。
発想が男子のような、エロいギャル「小豆恵さん」
↓表紙中央の娘さんです。
ギャルヒロインで、冴えない男性となんのかんのイイ感じにえっちしてしまう、単行本を象徴するようなキャラクター。
良い褐色肌、素敵な貧乳っぷりでした。
前半の脳内天秤が好き。
033:「ギャルのタクハが勝負をしかけてきた」
隣に住む男子「新太郎」と同じゲームをやっていることに気付き。
それ以後、2人して遊ぶようになっていたところ。
「桐生拓葉」はおっぱいと引き換えに強いゲームキャラをねだるのでした。
えろいお姉さんに教えてもらう、男性陣憧れなシチュエーション。
ゲームに対する、彼女と「新太郎くん」の発言が面白い。
見事に男女の差が表現されてました。
うんうん、そんなもんだよね。
「拓葉さん」はなんのかんの年下好きではないかなぁ。
※左:餡堂小豆恵、右:十二時ヶ丘てち
063:「樋縮君の十二時ヶ丘さんルート」
体育授業での賭けに敗れた、「十二時ヶ丘てち」
罰ゲームをすることとなったんですが、逆ナン10人狩りをめんどくさく感じた彼女は、クラスメイト「樋縮(ひちぢめ)」とのえっちを選択したのです。
ジト目、細身、貧乳というセンセの好みを組み合わされた「てちちゃん」
低いテンション、極端なめんどくさがりという性格も合わさり、実に魅力的なキャラクターとなっていました。
ひでるさんが今回引っ掛けられたのは、↓表紙の彼女だったんですが。
まー、非常に良いキャラでした。
この1話だけで、1冊の元が取れたような感じ(←本当)
前半は太め・オタクっぽい男子「樋縮くん」とのテンション差が楽しい。
「てちちゃん」はえっち最中もしれっとしてましたよー。
1戦済み、これで終わりかと思われたんですが…ここから驚きの展開に。
オチでさらに驚き。
ここで彼女のファンがずらっと増えそう。
続く描き下ろしがまた面白いので、必見。
また別シチュエーションとか見たいなぁ。
093:「LOVE TRAP go steady」
科学部・部長「不死崎練(ふしざき・れん)」は射精メカニズム研究のため、部員「都歩々木(とほほぎ)」に怪しげな飲み物を差し出したのでした。
いわゆる天才女子の実験台になるパターン。
なのですが。
ちょっと独特な展開になっており、最後まで楽しめる良作品です。
「練さん」は雰囲気とは裏腹に可愛い縞パンを穿いており、また黒ストッキングなのでした。
自らめくって見せてくれているオープニングもいいですね。
当然ながらえっちに流れていき、オチではちらほら見せていた可愛らしい面を見せてくれて終了。
……かと思いきや。
ラストページで震えました。
さすが天才。
ちょっとイヤーな終わり方でしたが、描き下ろし漫画はまたド・コメディーでほっこり。
129:「無自覚ビッチな虹瑠ちゃん」
彼氏がある「虹瑠」でしたが、なんのかんの他の男子とも関係していたのでした。
4ページのショート。
描かれるえっちは3回なのですが、オチを見る限り少なくともまだ1人おり。
なかなかトンデモな女子。
モノローグ調での展開といい、「モグタン」センセの同人誌みたい。
135:「ブラックブラック アル売女ーズ」 カラー原稿あり
仕事でボロボロになっていた銀行員の主人公。
街中にて「春音風花」、「古氏芳(ふるうじ・かおる)」の2人から逆ナンされるのでした。
黒ギャルWヒロインな漫画。
カラー原稿部分からヤリヤリです。
あーしたテンションで二人組なので…なんのかんの、金だけ奪われそうに感じました(笑)
一晩6万円だそうです。
…安い?
前述した懸念とは裏腹に単にえっち好きなだけなので、ちょっとイイ雰囲気で終わってました。
171:「愛のカタチ」
学校で人気の「蛍葉金華(ほたるば・きんか)」
彼女が付き合う男子「多出」は何から何までマイナスイメージの、どう見ても不釣り合いな男子だったのです。
…あ、漫画ではすぐに明かされてましたが、イイ所は確実に1つはあるんだ。
成年漫画だから…慣れた人はすぐ分かるかしら。
ヒロイン「金華さん」は、振り切れたビッチ女性が多いこの単行本では、比較的普通の娘。
おっぱいも大きくて良いのですが。
全ての種明かしされる最終ページに驚き。
なるほどなー。
他リアクションから実際の彼については誰にも知られてない事だと思われ。
すげえ、ヤリ手な女子だわ。
こういう娘のが怖い。
201:「ツイシングガール」
追試をサボっていたため、教師「坂上」から呼び出された「訪栖大愛(ほうす・だいあ)」
しかし、自らの名前の漢字も間違えており、また問題文を読めないレベルなため追試も絶望的でしたが。
ぱっくり開けていた胸元がため、「大愛」も予想していなかった意外な流れになっていったのです。
気持ちは物凄く分かりますが、教師がガン見しちゃー駄目よ。
「大愛さん」はまた、ヒント程度ではぜんぜん解答分からないところが悲しいです。
特に自分の名前すら満足に書けないというのは…某猫型ロボット漫画のダメ男子みたい。
この先、この娘大丈夫か。
オチ、そして続く描き下ろし漫画もバカ全開で楽しい。
案外、彼女はこうしたテンションで、なんのかんの巧い事彼の奥様に収まっていきそう。
こちらはセンセの裏話、モデルの件でああと納得。
229:「毛皮を着たケモノ」
男友達との猥談を「豹本さつは」に聞かれてしまった「和田」
彼女は地味ながらもどこか気になる存在。
そんな「さつは」のスマホを拾ったため、ふと中を見てみると…そこには驚くべきものがあったのです。
地味だと言われる「さつはちゃん」は、収録では最も普通っぽい女子。
カチューシャ、制服、そしてショートカットの可愛らしい娘なのですが。
「何でも言う事きくから」
そんな台詞言われたら、まーエロい展開にならない方が不自然だわね。
スイッチ入った後の描写に注目。
あれでいいのか。
オチでも凄い発言していましたよ。
※左:豹本さつは、右:生徒会長「成妖院鳴夜」
259:「凛系ビッチな生徒会長」
頭脳明晰、謹厳実直、文武両道…という生徒会長「成妖院鳴夜(なるよういん・なるよ)」
行動力があり、仕事ができ、人望も厚い彼女でしたが。
その頭の中は…エロいことで一杯だったのです。
センセも解説で書かれていたように、2ページ目でオチてるお話。
あれだけの妄想・発想を完全に心の底に押しとどめ、普段は何食わぬ顔で生徒会長している「鳴夜さん」が凄い。
学校内とか外だけあーで、家の中でストレス発散してるかな。
でないと、いづれ破裂しちゃいそう。
漫画は年下の書記「貝彦」くんが彼女に告白するのが切っ掛けです。
さー、あのエロ妄想たくましい「鳴夜さん」がどういう返事をするのか、ぜひ本編でご確認ください。
当然ながらえっち展開にはなるのですが、驚きました。
しかしながら、本当によく本性隠し通してたな、この娘。
あるいは、同学年生徒会のもっと付き合い長い人には知られてるのかしら。
あ、余談ですが。
モブ的に描かれていた他生徒会の面々がまた実に個性的でイイ感じ。
生徒会をメインに漫画シリーズになりそう。
(おそらく、常に「貝彦くん」が振り回されて不幸になるパターンか)
後日談も面白いです。
291:「リトルマグナム」
最近、援交に飽きを感じていた「雑賀白子」
そんな彼女がコンタクトを取った相手「リュータ」は、どう見ても子どもの男子だったのです。
往来であーしたことを大声で言うあたりがまた子どもですわね…。
それでも、「童貞卒業~」といった発想があり。
(※当然ながら金銭でえっちしようと考えてるし)
そろそろ色気づく、くらいの年齢なのかな。
そんな彼にイラ立ちつつも、次第に気持ちを変化させていく「白子さん」が可愛い。
結構良いカップルなのかも。
描き下ろしの後日談はコメディーですね…あの後どうなったのやら。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ぐじら」センセでした。
一般での別名「鯨川リョウ」があり、何冊も単行本がありました。
成年漫画は…これで3冊くらいなのかな。
一般・成年含めて、ひでるさんは今回が初見です。
特にギャルとか好きではないのですが、前述したように↓表紙の「十二時ヶ丘てち」に引っ掛けられました。
まさか、あんな極端な娘とは思いませんでしたが…それはソレで(笑)
あ、こちらのもくじも凝っていて非常に好き。
センセのこだわりが感じられます。
Fxxk Street Girls (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2022/06/30 [アダルト] ぐじら (著)
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