■裏アカカノジョ (藍夜)
★まんがデーター [14.5/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 快楽墜ち、ブラック、浮気
・構成 : 8話収録。
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、加筆修正あり、
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「藍夜(あいや)」センセの「裏アカカノジョ」です。
※従妹「かな」
【 構成・絵柄 】
収録は8話で全160ページ、全て短編です。
通常よりやや薄めな印象。
この単行本、ジャンルを一言で表現しているのが紹介帯の表面にあった、
「快楽墜ち」
…だと思います。
紹介帯にはさらに、「寝取られ・即ハメ・中出し」という文言もあったのですが。
後ろ2つはだいたいその通り。
ただし、寝取られ、という表現については、1つバッチリ合うお話もあったのですが。
基本的にヒロインが想い人とは別の野郎とえっちしちゃうだけ。
彼氏目線でないため、なんというか…ガチでそっち系がお好きな方には、いまいち物足りなさを感じると思います。
快楽に流されてしまう、よろめき女性~みたいなイメージですわね。
(※実際に人妻もいる)
どちらにしろ、可愛らしいヒロインらとの甘いラブコメ展開はなく。
ブラックな話ばかりなため、得意でない人はお気をつけて。
しっかりとした線での作画。
描き込みはそこそこ。
全体の色付き良く、濃淡はやや強めでした。
原稿時期は19から21年。
多少の差はあり、やはり最近のものは格段に良くなってますね。
背景や小物はそれなり。
服装などは、エロスにも直結するポイントなため。
正直なところ、もうひと頑張り欲しい気がしました。
漫画表現などは前述したジャンルに相応しいレベルがあり、なかなかいい感じ。
人物画は丸顔で漫画らしい可愛さあるもの。
鼻の描き方が特徴的。
どっちかというと、ロリっとした感じのが合っていると思います。
判断にはカット絵もある裏表紙が良いでしょう。
【 収録話 】 8話収録
003:「のあはいしん」
「夏目乃彩」はネット配信などで活動する地下アイドル。
元同級生の「高畑」は、その過去から知っていたため、普通のファンよりも近い関係だと考えていたのですが…。
ふとしたタイミングで、裏サイトの存在を知ってしまったのでした。
↓表紙などを飾る、メインヒロイン「乃彩ちゃん」
こんなんは…ホステスに入れあげた客みたいなもので。
どーでもいいですわね。
彼が勝手に盛り上がっていただけのことよ。
気持ち分からんでもないですが、単純にえっちなとこ見れて良かったじゃない。
普通なら見ることなんてできないのだし。
※左:地下アイドル「夏目乃彩」、右:バイト「小峰美佳」
023:「バイトの時間」
弁当・惣菜店で雇ったバイト「小峰美佳」
店長はどうにかして彼女とのえっちできないか、日々模索していたのでした。
採用時からそんな事を考えていた割に……。
おっさん、なかなか無計画に持ち掛けていて、ズッコケました。
変な評判立ったら、職失うぞ。
ただ、真面目なのか、期待があるのか、「美佳ちゃん」はまたバイトにやって来ていて。
まぁ…OKだと考えられるのも当然でしょう。
がんばれ。
バイト先がため、エプロン・三角巾姿の「美佳ちゃん」が実にキュートでした。
↓表紙はこの娘(※あとがき絵みたいなの)のが良かったのでは。
043:「ボウネンカイ」
パート先の忘年会にて、”少しくらいなら”と飲んでしまった「望月」
しかし、アルコールに弱く、すぐに意識をなくしてしまったのでした。
酔い潰してえっち仕掛けるという、最低なお話。
ただ、わざわざ起きかけた時に仕掛けていて、もろに顔バレ。
なかなかリスキーなことするのね…。
彼女が問題にしない、って予測があったのかな。
こちらのヒロイン「望月さん」は片目隠れるショートカットが実にキュートでした。
収録ではダントツでこの娘が好み。
063:「教えてよ かなちゃん」
従妹「かな」の家庭教師をしている主人公。
初日、ちょうど彼女のえっち現場に鉢合わせしてしまい…。
その時の反応が面白かった、という理由で毎週水曜日の時間には決まって男を連れ込んでいたのでした。
可愛い顔して…いったい何があったのやら。
当然、経験値は彼女のが圧倒的に高いと思われるのですが…。
とあるポイントがため、そうした彼女にある意味逆襲する、漫画としては心地良い展開。
実に良い表情してましたよ。
083:「先輩いいんですか?」
「富田」は憧れな先輩「佐伯」からサークルの飲み会後に誘われたのでした。
彼女は付き合う相手「林」がいるのですが。
その言葉を信じるらならば、彼も後輩の女の子とヨロシクやっているようで…。
どっちもどっち。
ただ、そうしたカップルのいざこざに巻き込まれた「富田くん」は気の毒ね。
まぁ、こんなん自由恋愛の範疇ですから。
頑張って彼女を奪い取ってください。
099:「好きな人」
別の学校へ進学した幼馴染みに好意を持っている「高宮」
しかし、まだ付き合うまでには至ってなく。
現在の学校では、なにかとしつこい「田淵」と関係を持っていたのでした。
なにゆえ、「高宮さん」はあんなんとえっちしてるんだろう。
些細な切っ掛けから、じわじわ侵食されていった感じなのかなー。
そっちの相性は良いみたいでしたからね…。
幼馴染みくんの家は、窓越しにシルエットまで分かるくらいの距離感。
とっととソッチとくっついていれば良かったのに、とか思っていたのですが。
最終コマにちょっと驚き。
女性の怖さが垣間見えました。
119:「ヨメトリ」
網元である「神田家」から縁談話が持ち上がっていた「さよ」
しかし、彼女には想い人「総」がおり。
2人して駆け落ちすることを決意したのでした。
江戸とか明治くらいの時代設定ですかね。
(※網元、を調べたところ、その影響力が完全になくなるのは戦後のようです)
実際にこんなんはあるだろうなぁ。
地域の結びつきが強い時代では尚更。
どっちにしろ巧くはいかなかったでしょうね…。
オチが絶望的でぞくぞくしますよ。
ガッチリ寝取られ感あるお話でした。
※左:パート「望月さん」、右:先輩「佐伯さん」
139:「奥様の午後」
駆け落ちして5年。
世間知らずのお嬢様育ちであったことを自覚するようになり。
昔から色々と相談に乗ってもらっていた喫茶店へ、また足しげく通うようになっていたのでした。
人妻の不倫話ですね。
こちらも前話に続いて駆け落ち設定なのですが、舞台は現代でいちおう成功もしており。
幸せで順風満帆、だった筈なのですが…というもの。
ああした、いかにも”それと無関係そうな人が不倫してしまう”というのはイメージ通り。
旦那は優しく頑張っており。
そりゃー家庭(奥様)に目を向けることが減っていたとしても、一緒になった経緯なども考慮すれば仕方ないでしょう。
まぁね、気持ち分からん訳ではないものの…。
物凄く最低な裏切り方に震えます。
あまいよ。
実際ね、子ども育てるのは物凄く大変なこと。
親に頼れないのなら尚更。
何の同情もできませんわね。
せいぜい、早いうちに地獄へ墜ちてください。
【 その他 】
以上、本日は「藍夜」センセでした。
…なんだか……和風ファミレスみたいですね。
(↑それは藍屋)
こちらが2冊目の単行本。
ひでるさんは今回が初見になります。
なんでだろう、って思いましたが…なるほど、ジャンルですわね。
前述したように、ガッチリとしたNTR漫画とは違うので。
読んでいて、そうしんどい感じはなかったです。
また、センセ描かれるヒロインらは可愛くていいですね。
なんとか許容できそうな漫画であれば、ほかのも見てみたいです。
裏アカカノジョ (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2022/3/15 [アダルト] 藍夜 (著)
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・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●●○
・属性 : [成年] 快楽墜ち、ブラック、浮気
・構成 : 8話収録。
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、加筆修正あり、
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「藍夜(あいや)」センセの「裏アカカノジョ」です。
※従妹「かな」
【 構成・絵柄 】
収録は8話で全160ページ、全て短編です。
通常よりやや薄めな印象。
この単行本、ジャンルを一言で表現しているのが紹介帯の表面にあった、
「快楽墜ち」
…だと思います。
紹介帯にはさらに、「寝取られ・即ハメ・中出し」という文言もあったのですが。
後ろ2つはだいたいその通り。
ただし、寝取られ、という表現については、1つバッチリ合うお話もあったのですが。
基本的にヒロインが想い人とは別の野郎とえっちしちゃうだけ。
彼氏目線でないため、なんというか…ガチでそっち系がお好きな方には、いまいち物足りなさを感じると思います。
快楽に流されてしまう、よろめき女性~みたいなイメージですわね。
(※実際に人妻もいる)
どちらにしろ、可愛らしいヒロインらとの甘いラブコメ展開はなく。
ブラックな話ばかりなため、得意でない人はお気をつけて。
しっかりとした線での作画。
描き込みはそこそこ。
全体の色付き良く、濃淡はやや強めでした。
原稿時期は19から21年。
多少の差はあり、やはり最近のものは格段に良くなってますね。
背景や小物はそれなり。
服装などは、エロスにも直結するポイントなため。
正直なところ、もうひと頑張り欲しい気がしました。
漫画表現などは前述したジャンルに相応しいレベルがあり、なかなかいい感じ。
人物画は丸顔で漫画らしい可愛さあるもの。
鼻の描き方が特徴的。
どっちかというと、ロリっとした感じのが合っていると思います。
判断にはカット絵もある裏表紙が良いでしょう。
【 収録話 】 8話収録
003:「のあはいしん」
「夏目乃彩」はネット配信などで活動する地下アイドル。
元同級生の「高畑」は、その過去から知っていたため、普通のファンよりも近い関係だと考えていたのですが…。
ふとしたタイミングで、裏サイトの存在を知ってしまったのでした。
↓表紙などを飾る、メインヒロイン「乃彩ちゃん」
こんなんは…ホステスに入れあげた客みたいなもので。
どーでもいいですわね。
彼が勝手に盛り上がっていただけのことよ。
気持ち分からんでもないですが、単純にえっちなとこ見れて良かったじゃない。
普通なら見ることなんてできないのだし。
※左:地下アイドル「夏目乃彩」、右:バイト「小峰美佳」
023:「バイトの時間」
弁当・惣菜店で雇ったバイト「小峰美佳」
店長はどうにかして彼女とのえっちできないか、日々模索していたのでした。
採用時からそんな事を考えていた割に……。
おっさん、なかなか無計画に持ち掛けていて、ズッコケました。
変な評判立ったら、職失うぞ。
ただ、真面目なのか、期待があるのか、「美佳ちゃん」はまたバイトにやって来ていて。
まぁ…OKだと考えられるのも当然でしょう。
がんばれ。
バイト先がため、エプロン・三角巾姿の「美佳ちゃん」が実にキュートでした。
↓表紙はこの娘(※あとがき絵みたいなの)のが良かったのでは。
043:「ボウネンカイ」
パート先の忘年会にて、”少しくらいなら”と飲んでしまった「望月」
しかし、アルコールに弱く、すぐに意識をなくしてしまったのでした。
酔い潰してえっち仕掛けるという、最低なお話。
ただ、わざわざ起きかけた時に仕掛けていて、もろに顔バレ。
なかなかリスキーなことするのね…。
彼女が問題にしない、って予測があったのかな。
こちらのヒロイン「望月さん」は片目隠れるショートカットが実にキュートでした。
収録ではダントツでこの娘が好み。
063:「教えてよ かなちゃん」
従妹「かな」の家庭教師をしている主人公。
初日、ちょうど彼女のえっち現場に鉢合わせしてしまい…。
その時の反応が面白かった、という理由で毎週水曜日の時間には決まって男を連れ込んでいたのでした。
可愛い顔して…いったい何があったのやら。
当然、経験値は彼女のが圧倒的に高いと思われるのですが…。
とあるポイントがため、そうした彼女にある意味逆襲する、漫画としては心地良い展開。
実に良い表情してましたよ。
083:「先輩いいんですか?」
「富田」は憧れな先輩「佐伯」からサークルの飲み会後に誘われたのでした。
彼女は付き合う相手「林」がいるのですが。
その言葉を信じるらならば、彼も後輩の女の子とヨロシクやっているようで…。
どっちもどっち。
ただ、そうしたカップルのいざこざに巻き込まれた「富田くん」は気の毒ね。
まぁ、こんなん自由恋愛の範疇ですから。
頑張って彼女を奪い取ってください。
099:「好きな人」
別の学校へ進学した幼馴染みに好意を持っている「高宮」
しかし、まだ付き合うまでには至ってなく。
現在の学校では、なにかとしつこい「田淵」と関係を持っていたのでした。
なにゆえ、「高宮さん」はあんなんとえっちしてるんだろう。
些細な切っ掛けから、じわじわ侵食されていった感じなのかなー。
そっちの相性は良いみたいでしたからね…。
幼馴染みくんの家は、窓越しにシルエットまで分かるくらいの距離感。
とっととソッチとくっついていれば良かったのに、とか思っていたのですが。
最終コマにちょっと驚き。
女性の怖さが垣間見えました。
119:「ヨメトリ」
網元である「神田家」から縁談話が持ち上がっていた「さよ」
しかし、彼女には想い人「総」がおり。
2人して駆け落ちすることを決意したのでした。
江戸とか明治くらいの時代設定ですかね。
(※網元、を調べたところ、その影響力が完全になくなるのは戦後のようです)
実際にこんなんはあるだろうなぁ。
地域の結びつきが強い時代では尚更。
どっちにしろ巧くはいかなかったでしょうね…。
オチが絶望的でぞくぞくしますよ。
ガッチリ寝取られ感あるお話でした。
※左:パート「望月さん」、右:先輩「佐伯さん」
139:「奥様の午後」
駆け落ちして5年。
世間知らずのお嬢様育ちであったことを自覚するようになり。
昔から色々と相談に乗ってもらっていた喫茶店へ、また足しげく通うようになっていたのでした。
人妻の不倫話ですね。
こちらも前話に続いて駆け落ち設定なのですが、舞台は現代でいちおう成功もしており。
幸せで順風満帆、だった筈なのですが…というもの。
ああした、いかにも”それと無関係そうな人が不倫してしまう”というのはイメージ通り。
旦那は優しく頑張っており。
そりゃー家庭(奥様)に目を向けることが減っていたとしても、一緒になった経緯なども考慮すれば仕方ないでしょう。
まぁね、気持ち分からん訳ではないものの…。
物凄く最低な裏切り方に震えます。
あまいよ。
実際ね、子ども育てるのは物凄く大変なこと。
親に頼れないのなら尚更。
何の同情もできませんわね。
せいぜい、早いうちに地獄へ墜ちてください。
【 その他 】
以上、本日は「藍夜」センセでした。
…なんだか……和風ファミレスみたいですね。
(↑それは藍屋)
こちらが2冊目の単行本。
ひでるさんは今回が初見になります。
なんでだろう、って思いましたが…なるほど、ジャンルですわね。
前述したように、ガッチリとしたNTR漫画とは違うので。
読んでいて、そうしんどい感じはなかったです。
また、センセ描かれるヒロインらは可愛くていいですね。
なんとか許容できそうな漫画であれば、ほかのも見てみたいです。
裏アカカノジョ (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミック, 2022/3/15 [アダルト] 藍夜 (著)
※現在アマゾン登録なし(2022/05/07)
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