■Bitch Docking! (ブッチャーU)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ビッチ、ギャル、コメディー
・構成 : カラー(8P)、短編×10話
(うち「Docking!シリーズ」×4)
・おまけ: カバー裏にあとがき、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ブッチャーU(ぶっちゃーU)」センセの「Bitch Docking!」です。
![ユキねぇ](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/201909072227111c0.jpg)
※ユキねぇ
【 構成・絵柄 】
収録は表題作の連続話と短編群。
連続話は複数ヒロインが登場していました。
各話で1人ずつピックアップしたのち、メインヒロインが最後に再登板する構成。
ストーリーでそれぞれのやり取りが面白いです。
そんな表題作ほか、裏表紙にはタイトル・ヒロインそして印象的な見出しがあり…。
単行本タイトルとも合致する、ビッチなジャンルの1冊。
なんというか、欲望に忠実で明け透けな方々が多く登場しております。
(※ほか短編もそんな感じ)
シリアス調なのもありましたが、基本的にはコメディーちっくな仕上がり。
楽しく読み進められると思います。
なお、紹介帯裏のギャルギャルしたヒロインらに引っ掛かる方がいるかもしれませんが。
絵柄問題なければ、そう大した問題ではありません。
進んで大丈夫。
柔らかな細線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、色彩はやや淡いもの。
コマ割りは細かめで、変化やはみ出し・ぶち抜き多く。
結構賑やかな仕上がりです。
それでも見辛さないのは、枠間などの白比率と目立つ乱れや崩れがないためだと思います。
背景や小物なども力が入っていて。
さすがに常時でないものの、要所にて雰囲気をプラスしています。
漫画表現はコメディー的で、崩しも大きめ。
ジャンルもあってか、そう気になるものではなかったです。
人物絵は縦長輪郭・スタイルで、お姉さん的なもの。
適度なデフォルメ感が加わり、漫画っぽくも違和感ないくらいに抑えられていました。
原稿時期の差はありましたが、引っ掛かることはありません。
判断については、だいたいカラーでも良いのですが。
紹介帯のカット絵と合わせて見るのがオススメです。
【 収録話 】 10話収録
003:「自撮女」 カラー原稿
カラー6ページのショートもの。
ネット上にアップされていく写真を並べたような漫画で。
なんとなくは理解したつもりですが。
どんな状況であるのか、把握した自信がイマイチありません。
モノに詳しくないので。
009:「喧嘩Docking!」
029:「デートDocking!」
053:「さんかくDocking!」
083:「Drunk Docking!」
両親の都合で、幼馴染みのお姉ちゃん的存在「ユキ」の家に居候していた「マツ」
勉強も運動も人並み以上にできる彼女は、いつしかギャル容姿に変化していたのでした。
そんな切っ掛け1話目「喧嘩Docking!」です。
なんというか…成長したのに、良くも悪くも昔のままなんだなぁ。
年頃の男子に、ああした密着技というのは…間違いなく痛みだけでなく嬉しさもあり(笑)
ここはそんなんが切っ掛け。
まぁ、反応した彼自信に気付いた「ユキねぇ」が直接の要因なんですけどね。
タイトル通り、言い合いしながらの勝負ちっくなプレイです。
2話目「デートDocking!」は、そんな「ユキねぇ」とのデート話…ではなく。
相手は彼女の母親「ヤスコ」さんなのでした。
前話でも顔を見せていて、その時は普通の母親然としていたのですが。
待ち合わせに顔を出した彼女は、
「気合、入れてきちゃった」
とかなんとか、すっかりギャルギャルしていたのでした。
覚えてないですが、十数年前もこうした文化だったっけか??
ただ、優等生っぽかった「ユキねぇ」が、突然あーなった要因は血筋だろうかと分かり。
なんだか楽しい。
こうした成年漫画なため、そんな「ヤスコさん」とのえっちもお約束。
ガッツリ喰われておりました(笑)
カラオケに行ってからが本番です。
3話目「さんかくDocking!」は、皆で温泉旅行に行く流れ。
前回の流れもあり、冒頭からいきなり「ヤスコさん」に乗っかられていました。
こちらはギャルメイクでないので、また違った風情ですわね。
さて、2人と温泉えっちな展開かと思いましたが…。
こちらのメインは、旅館で声を掛けて来たギャル女性。
ううむ、モテモテだねー。
彼女の正体は後半にて判明し、もう1人を含めての複数えっちになります。
シリーズの最終話「Drunk Docking!」
こちらは決着エピソードなので、詳細は伏せます。
毎回顔を見せていましたが、とある人物のお話毎の変化に注目ください。
(※ここで、ざっと振り返ると、またより深く楽しめることと思います)
コメディーちっくな漫画だったものの、あのラストはおふざけなく印象的でした。
このお話でシリーズの見方がまた全然違ったものになりますね。
![マヤ、ハナ](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/20190907222709a25.jpg)
※左:マヤ、右:ハナ
107:「碧い目の彼女」
墓参りを済ませた「シュージ」
島に残っていた、昔馴染みの「マヤ」と再会したのですが。
両親がアメリカ人である金髪碧眼な彼女は、彼が島を去った後の昔話を聞かせてきたのでした。
びっくりしますよ。
ああした事を、まことしやかに伝えてくるというのは…ねぇ。
お祭りシーンが好きです。
オチがため、単なるえっち話とは違った読後感になります。
彼はあの後妙なモヤモヤを抱えながら生きていくのかな。
131:「ビッチハザード」
兄妹のように育ってきた、幼馴染みの「ハナ」
実は超ビッチで、誰彼構わずえっちしまくっており。
告白を受けた彼女は喜びつつも、
”童貞な彼では満足できるか疑問である~”
そう言ってきたので、彼女のためえっち技術を磨いていくのでした。
まるでそうした雰囲気ない、「ハナちゃん」の乱れっぷりがエロくて素敵。
彼女の本性を知って、よく冷静だったなぁ。
タイトルがあんなんなので、どうせならばもう少し拡大して欲しかった気も。
オチ以降どうなるか(どうするか)、見たいです。
151:「珍勉」
エロ漫画家さんの制作風景を取材する番組~、というオープニングで始まるこの1話。
取材される漫画家さんのは「メメ51」さんということで…。
実在する方をばっちりモデルとした、フィクションであるようです。
(※実際は「メメ50」センセですね)
お話は成年漫画でのお約束で、漫画のモデル的な切っ掛けでチーフアシ「アシナ」、アシスタント「アライ」らとえっちしちゃうというもの。
全く架空のキャラとか、ご自身の分身みたいなんを題材にするのが普通かと思いますが。
わざわざ許可を得て漫画描いちゃうのが凄い。
ただ、残念ながら…こちら読み手には周辺の知識なく。
どうしても身内ネタ感強いのは、仕方ないかな。
(※良く知っていれば、確実に楽しさは増すでしょう)
171:「体感シアター」
五感に作用する、という体感シアターの試作品でモニターをお願いされたアルバイト「映子」
しかし、それは館長の廃館回避を狙ったピンクシアターだったのです。
世界初のピンクシアターを次の株主総会までに確立する、と言っています。
実際、何もせずとも五感は刺激されているようでしたが…。
それに便乗して、えっち仕掛けてるのがよく分かんない。
完成させる気はないのかな。
そもそも彼女狙いで、体感シアターはどうでもいいのか。
慌てて取説を確認しているなど、だいぶ行き当たりばったりなところも見えていて。
まぁ、あんなんでは、どっちにしろシアター廃館は避けられないんだろうなぁ。
オチあんな感じでしたが、「映子ちゃん」がどうなってしまったか、やや怖い雰囲気もありますね。
![「アライ」・「アシナ」](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/201909072227081e7.jpg)
※「アライ」・「アシナ」
191:「高い性績向上!汁実の個別指導!乱交塾」
10ページとやや短めな短編。
成績が落ち、学習塾の体験講習を受講することとなった「福田美帆」
退屈な前講義にダレていたのですが…途中から様子がガラりと変わってしまうのでした。
タイトル通りの複数えっち。
ちなみに塾の名前は「蘭洸塾」です。
この塾を紹介していたクラスメイト「佐藤千華」はもうだいぶ慣れており。
真面目そうな委員長だと見ていた「美帆さん」を驚かせています。
こんなんでも、実際に成績を上げてるのは凄い。
汁実の個別指導、のおかげか。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ブッチャーU」センセでした。
こちらのブログでは初単行本「SEX SWEEPERS」を紹介していました。
今回は店頭でやや迷ったのですが。
(※短編群だと想像していました)
表題の「Docking!シリーズ」が特に良かったです。
あれは中編の良さが生かされていて。
各話の流れがあって、あーした最終話だからこそ、であると思います。
正直、読んでいておお!、と驚かされました。
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・絵柄 :●●●●〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●〇
・属性 : [成年] ビッチ、ギャル、コメディー
・構成 : カラー(8P)、短編×10話
(うち「Docking!シリーズ」×4)
・おまけ: カバー裏にあとがき、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ブッチャーU(ぶっちゃーU)」センセの「Bitch Docking!」です。
![ユキねぇ](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/201909072227111c0.jpg)
※ユキねぇ
【 構成・絵柄 】
収録は表題作の連続話と短編群。
連続話は複数ヒロインが登場していました。
各話で1人ずつピックアップしたのち、メインヒロインが最後に再登板する構成。
ストーリーでそれぞれのやり取りが面白いです。
そんな表題作ほか、裏表紙にはタイトル・ヒロインそして印象的な見出しがあり…。
単行本タイトルとも合致する、ビッチなジャンルの1冊。
なんというか、欲望に忠実で明け透けな方々が多く登場しております。
(※ほか短編もそんな感じ)
シリアス調なのもありましたが、基本的にはコメディーちっくな仕上がり。
楽しく読み進められると思います。
なお、紹介帯裏のギャルギャルしたヒロインらに引っ掛かる方がいるかもしれませんが。
絵柄問題なければ、そう大した問題ではありません。
進んで大丈夫。
柔らかな細線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、色彩はやや淡いもの。
コマ割りは細かめで、変化やはみ出し・ぶち抜き多く。
結構賑やかな仕上がりです。
それでも見辛さないのは、枠間などの白比率と目立つ乱れや崩れがないためだと思います。
背景や小物なども力が入っていて。
さすがに常時でないものの、要所にて雰囲気をプラスしています。
漫画表現はコメディー的で、崩しも大きめ。
ジャンルもあってか、そう気になるものではなかったです。
人物絵は縦長輪郭・スタイルで、お姉さん的なもの。
適度なデフォルメ感が加わり、漫画っぽくも違和感ないくらいに抑えられていました。
原稿時期の差はありましたが、引っ掛かることはありません。
判断については、だいたいカラーでも良いのですが。
紹介帯のカット絵と合わせて見るのがオススメです。
【 収録話 】 10話収録
003:「自撮女」 カラー原稿
カラー6ページのショートもの。
ネット上にアップされていく写真を並べたような漫画で。
なんとなくは理解したつもりですが。
どんな状況であるのか、把握した自信がイマイチありません。
モノに詳しくないので。
009:「喧嘩Docking!」
029:「デートDocking!」
053:「さんかくDocking!」
083:「Drunk Docking!」
両親の都合で、幼馴染みのお姉ちゃん的存在「ユキ」の家に居候していた「マツ」
勉強も運動も人並み以上にできる彼女は、いつしかギャル容姿に変化していたのでした。
そんな切っ掛け1話目「喧嘩Docking!」です。
なんというか…成長したのに、良くも悪くも昔のままなんだなぁ。
年頃の男子に、ああした密着技というのは…間違いなく痛みだけでなく嬉しさもあり(笑)
ここはそんなんが切っ掛け。
まぁ、反応した彼自信に気付いた「ユキねぇ」が直接の要因なんですけどね。
タイトル通り、言い合いしながらの勝負ちっくなプレイです。
2話目「デートDocking!」は、そんな「ユキねぇ」とのデート話…ではなく。
相手は彼女の母親「ヤスコ」さんなのでした。
前話でも顔を見せていて、その時は普通の母親然としていたのですが。
待ち合わせに顔を出した彼女は、
「気合、入れてきちゃった」
とかなんとか、すっかりギャルギャルしていたのでした。
覚えてないですが、十数年前もこうした文化だったっけか??
ただ、優等生っぽかった「ユキねぇ」が、突然あーなった要因は血筋だろうかと分かり。
なんだか楽しい。
こうした成年漫画なため、そんな「ヤスコさん」とのえっちもお約束。
ガッツリ喰われておりました(笑)
カラオケに行ってからが本番です。
3話目「さんかくDocking!」は、皆で温泉旅行に行く流れ。
前回の流れもあり、冒頭からいきなり「ヤスコさん」に乗っかられていました。
こちらはギャルメイクでないので、また違った風情ですわね。
さて、2人と温泉えっちな展開かと思いましたが…。
こちらのメインは、旅館で声を掛けて来たギャル女性。
ううむ、モテモテだねー。
彼女の正体は後半にて判明し、もう1人を含めての複数えっちになります。
シリーズの最終話「Drunk Docking!」
こちらは決着エピソードなので、詳細は伏せます。
毎回顔を見せていましたが、とある人物のお話毎の変化に注目ください。
(※ここで、ざっと振り返ると、またより深く楽しめることと思います)
コメディーちっくな漫画だったものの、あのラストはおふざけなく印象的でした。
このお話でシリーズの見方がまた全然違ったものになりますね。
![マヤ、ハナ](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/20190907222709a25.jpg)
※左:マヤ、右:ハナ
107:「碧い目の彼女」
墓参りを済ませた「シュージ」
島に残っていた、昔馴染みの「マヤ」と再会したのですが。
両親がアメリカ人である金髪碧眼な彼女は、彼が島を去った後の昔話を聞かせてきたのでした。
びっくりしますよ。
ああした事を、まことしやかに伝えてくるというのは…ねぇ。
お祭りシーンが好きです。
オチがため、単なるえっち話とは違った読後感になります。
彼はあの後妙なモヤモヤを抱えながら生きていくのかな。
131:「ビッチハザード」
兄妹のように育ってきた、幼馴染みの「ハナ」
実は超ビッチで、誰彼構わずえっちしまくっており。
告白を受けた彼女は喜びつつも、
”童貞な彼では満足できるか疑問である~”
そう言ってきたので、彼女のためえっち技術を磨いていくのでした。
まるでそうした雰囲気ない、「ハナちゃん」の乱れっぷりがエロくて素敵。
彼女の本性を知って、よく冷静だったなぁ。
タイトルがあんなんなので、どうせならばもう少し拡大して欲しかった気も。
オチ以降どうなるか(どうするか)、見たいです。
151:「珍勉」
エロ漫画家さんの制作風景を取材する番組~、というオープニングで始まるこの1話。
取材される漫画家さんのは「メメ51」さんということで…。
実在する方をばっちりモデルとした、フィクションであるようです。
(※実際は「メメ50」センセですね)
お話は成年漫画でのお約束で、漫画のモデル的な切っ掛けでチーフアシ「アシナ」、アシスタント「アライ」らとえっちしちゃうというもの。
全く架空のキャラとか、ご自身の分身みたいなんを題材にするのが普通かと思いますが。
わざわざ許可を得て漫画描いちゃうのが凄い。
ただ、残念ながら…こちら読み手には周辺の知識なく。
どうしても身内ネタ感強いのは、仕方ないかな。
(※良く知っていれば、確実に楽しさは増すでしょう)
171:「体感シアター」
五感に作用する、という体感シアターの試作品でモニターをお願いされたアルバイト「映子」
しかし、それは館長の廃館回避を狙ったピンクシアターだったのです。
世界初のピンクシアターを次の株主総会までに確立する、と言っています。
実際、何もせずとも五感は刺激されているようでしたが…。
それに便乗して、えっち仕掛けてるのがよく分かんない。
完成させる気はないのかな。
そもそも彼女狙いで、体感シアターはどうでもいいのか。
慌てて取説を確認しているなど、だいぶ行き当たりばったりなところも見えていて。
まぁ、あんなんでは、どっちにしろシアター廃館は避けられないんだろうなぁ。
オチあんな感じでしたが、「映子ちゃん」がどうなってしまったか、やや怖い雰囲気もありますね。
![「アライ」・「アシナ」](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/201909072227081e7.jpg)
※「アライ」・「アシナ」
191:「高い性績向上!汁実の個別指導!乱交塾」
10ページとやや短めな短編。
成績が落ち、学習塾の体験講習を受講することとなった「福田美帆」
退屈な前講義にダレていたのですが…途中から様子がガラりと変わってしまうのでした。
タイトル通りの複数えっち。
ちなみに塾の名前は「蘭洸塾」です。
この塾を紹介していたクラスメイト「佐藤千華」はもうだいぶ慣れており。
真面目そうな委員長だと見ていた「美帆さん」を驚かせています。
こんなんでも、実際に成績を上げてるのは凄い。
汁実の個別指導、のおかげか。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ブッチャーU」センセでした。
こちらのブログでは初単行本「SEX SWEEPERS」を紹介していました。
今回は店頭でやや迷ったのですが。
(※短編群だと想像していました)
表題の「Docking!シリーズ」が特に良かったです。
あれは中編の良さが生かされていて。
各話の流れがあって、あーした最終話だからこそ、であると思います。
正直、読んでいておお!、と驚かされました。
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■邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん (服部昇大)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [一般] 映画紹介、コメディー
・構成 : 折り返しに作者コメント、15話収録(全て表題作) ※現在2巻発売
・おまけ: あとがき、描き下ろし「デビルマン」、おまけ2P。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「服部昇大(はっとり・しょうた)」センセの「邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん」です。
【 構成・絵柄 】
収録は描き下ろしを含めて15話。
各話で紹介するメイン映画がありますが、会話の端にそのほか映画名も多数登場しています。
基本的には邦画を面白可笑しく紹介するもの。
だいたい前フリに合わせたものがチョイスされます。
ほとんど邦画ですが、たまに違うのもありました。
詳しくは↓収録話にて。
漫画は1話完結タイプで、映画のあちこちを突っ込んでいくような感じ。
映画ネタが続けばまだ全然続いていきそう。
事実特設サイトによると、”売れ行き次第で連載再会もあるようだ”とありましたので期待を込めて。
濃く太目な線での作画。
全体の濃淡は普通くらいで、黒色が強め。
描き込みはさっぱり気味で、コマ割りの変化も少な目。
だいたい枠間あり、白比率がありました。
その他はいつものセンセらしく、はっちゃけコメディー調。
やや作画にばっさりとしたところありますが、勢いがあるためさほど気にならないと思います。
映画紹介の漫画ですが、なんというか実写・写真などは利用なく。
作中シーン、パッケージなどもセンセが描かれていました。
そのあたりはリアル調。
これが非常にお上手で、俳優さんらはよく特徴を掴んでおられます。
判断は↓↓表紙・裏表紙で問題ありません。
【 収録話 】 15話収録
”映画について語る若人の部”の部長「小谷洋一」
ずっと部員はなく、1人で悶々としていたところ。
チラシを見て1年生「邦吉映子」が入部を希望してきたのですが…。
彼女はマニアックな邦画好きである”邦キチ”だったのです。
だいたいそんな感じ。
![邦吉映子](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/20190101234146779.jpg)
※邦吉映子
全15話で、ちょっと外れた映画を紹介していく漫画。
まず、だいたい懸念されるだろうことに、
”映画見ていないと分からないのでは?”
ってことがあると思いますが、それは大丈夫。
タイトル通りで基本的にプレゼンしてくれるため、見ていなくても全然大丈夫。
…というか、見ていない人が漫画の後実際に見て。
再度こちらの漫画に戻って来る~というのが、最も理想的な流れだろうかと思います。
ただし、前述したように、会話の端にそのほか映画名が多く登場していて。
それを見て、まったく完全に訳分からないくらいな方は、さすがあちこち厳しいかもしれません。
メインの映画以外は特にフォローなかったので。
映画館での本編前に流れている紹介をざっと舐めてるくらい、名前聞いてイメージ浮かぶくらいがちょうど良いかも。
また、”邦キチ”ではあるものの、15話中にはインド映画、洋画などもありました。
さらに邦画と言っても、アニメから恐怖ものなど色々。
漫画原作のものが多かったので、最悪漫画の方を知っていれば、なんとかなるかと思います。
たいてい先の2人で進行していますが、6話目からアジア映画研究部の「東洋洋(トンヤンヤン)」が登場。
場面が学校ではない10話などは、店にやってきたお客さんとのやり取りから発展するのもありました。
邦キチこと「映子さん」がずらずらとプレゼンを続け、部長「洋一くん」が突っ込むのが基本。
映画愛は感じられますが、なんというか…本気で気に入ってる人が読んだら、イラっとくるかもしれません。
そのあたりは気を付けて。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「服部昇大(はっとり・しょうた)」センセでした。
こちらのブログでは「6代目 日ペンの美子ちゃん」を紹介しているんですが。
その際にアマゾンで発見し、即注文してみました。
センセの感覚で、さぞ面白く描かれているだろうと。
(※ラップの漫画は存在知ってましたが、そちらに興味ないので…)
なお、こちらの漫画には特設サイトがあったので、参考になると思います。
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・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [一般] 映画紹介、コメディー
・構成 : 折り返しに作者コメント、15話収録(全て表題作) ※現在2巻発売
・おまけ: あとがき、描き下ろし「デビルマン」、おまけ2P。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「服部昇大(はっとり・しょうた)」センセの「邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん」です。
【 構成・絵柄 】
収録は描き下ろしを含めて15話。
各話で紹介するメイン映画がありますが、会話の端にそのほか映画名も多数登場しています。
基本的には邦画を面白可笑しく紹介するもの。
だいたい前フリに合わせたものがチョイスされます。
ほとんど邦画ですが、たまに違うのもありました。
詳しくは↓収録話にて。
漫画は1話完結タイプで、映画のあちこちを突っ込んでいくような感じ。
映画ネタが続けばまだ全然続いていきそう。
事実特設サイトによると、”売れ行き次第で連載再会もあるようだ”とありましたので期待を込めて。
濃く太目な線での作画。
全体の濃淡は普通くらいで、黒色が強め。
描き込みはさっぱり気味で、コマ割りの変化も少な目。
だいたい枠間あり、白比率がありました。
その他はいつものセンセらしく、はっちゃけコメディー調。
やや作画にばっさりとしたところありますが、勢いがあるためさほど気にならないと思います。
映画紹介の漫画ですが、なんというか実写・写真などは利用なく。
作中シーン、パッケージなどもセンセが描かれていました。
そのあたりはリアル調。
これが非常にお上手で、俳優さんらはよく特徴を掴んでおられます。
判断は↓↓表紙・裏表紙で問題ありません。
【 収録話 】 15話収録
”映画について語る若人の部”の部長「小谷洋一」
ずっと部員はなく、1人で悶々としていたところ。
チラシを見て1年生「邦吉映子」が入部を希望してきたのですが…。
彼女はマニアックな邦画好きである”邦キチ”だったのです。
だいたいそんな感じ。
![邦吉映子](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/20190101234146779.jpg)
※邦吉映子
全15話で、ちょっと外れた映画を紹介していく漫画。
まず、だいたい懸念されるだろうことに、
”映画見ていないと分からないのでは?”
ってことがあると思いますが、それは大丈夫。
タイトル通りで基本的にプレゼンしてくれるため、見ていなくても全然大丈夫。
…というか、見ていない人が漫画の後実際に見て。
再度こちらの漫画に戻って来る~というのが、最も理想的な流れだろうかと思います。
ただし、前述したように、会話の端にそのほか映画名が多く登場していて。
それを見て、まったく完全に訳分からないくらいな方は、さすがあちこち厳しいかもしれません。
メインの映画以外は特にフォローなかったので。
映画館での本編前に流れている紹介をざっと舐めてるくらい、名前聞いてイメージ浮かぶくらいがちょうど良いかも。
また、”邦キチ”ではあるものの、15話中にはインド映画、洋画などもありました。
さらに邦画と言っても、アニメから恐怖ものなど色々。
漫画原作のものが多かったので、最悪漫画の方を知っていれば、なんとかなるかと思います。
たいてい先の2人で進行していますが、6話目からアジア映画研究部の「東洋洋(トンヤンヤン)」が登場。
場面が学校ではない10話などは、店にやってきたお客さんとのやり取りから発展するのもありました。
邦キチこと「映子さん」がずらずらとプレゼンを続け、部長「洋一くん」が突っ込むのが基本。
映画愛は感じられますが、なんというか…本気で気に入ってる人が読んだら、イラっとくるかもしれません。
そのあたりは気を付けて。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「服部昇大(はっとり・しょうた)」センセでした。
こちらのブログでは「6代目 日ペンの美子ちゃん」を紹介しているんですが。
その際にアマゾンで発見し、即注文してみました。
センセの感覚で、さぞ面白く描かれているだろうと。
(※ラップの漫画は存在知ってましたが、そちらに興味ないので…)
なお、こちらの漫画には特設サイトがあったので、参考になると思います。
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■好きです…かなり。 (ひし形とまる)
★まんがデーター [12.0/20.0]
・絵柄 :●●●〇〇
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●◎〇〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳
・構成 : 初単行本、短編×10話。
・おまけ: あとがき、SDキャラ絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひし形とまる」センセの「好きです…かなり。」です。
![直とリサ](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/201907132039224ec.jpg)
※直とリサ
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
描き下ろしなどもなく、また中扉やもくじイラストなども本編絵などを利用したものでした。
(いちおう2ページほど、各ヒロインのSD絵があります)
ジャンルはラブコメ。
後述しますが、黒色が濃くちょっとしたタイミングなどには緊張感があります。
全然ホラー、サスペンスな要素はないんですけどね。
逆に表現などコメディーちっくで、漫画は楽しく描かれています。
名前の付け方などもそうした傾向なのですが…。
個人的には話を読むに邪魔なので、普通につけて欲しいです。
キャラは強く、それぞれオチは優れており。
お話的は良好なまとまりでした。
強めな細線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、黒色が目立ちます。
描き込みはやや細かめ。
比較的大き目のコマ割りで枠線は濃く、先の色彩もあって原稿はコッテリとした味わい。
特に収録のうち過去原稿はそうした傾向でした。
その原稿時期は16から19年。
期間的にはそう開いていない方だと思いますが、各話によって絵柄は様々。
試行錯誤していたのかなぁ。
最近の作画はカバーイラストのような、細目で大人っぽくリアルさもあるものでしたが。
収録のだいたいは、大きい目の漫画っぽい可愛らしいものです。
バストはだいたい巨乳揃いですけどね。
そのサイズ感があっても、人物絵は魅力的に仕上がっていました。
ただ、引き絵、背景込みの絵柄は非常に弱く、バランスも違和感あります。
もうひと、ふた頑張り欲しいところでした。
彩色のイラストは良く、↓表紙・裏表紙も同様。
紹介帯のカット絵はやや分かり辛く、店頭での判断は難しいと思います。
【 収録話 】 10話収録
003:「アパートメントメイド」
交通事故に遭って足首の捻挫、左手を骨折してしまった主人公。
その相手は電子機器大手メーカーの取締役であり。
多額の慰謝料をもらった上、身の回りの世話としてメイド「透利」をつけられたのでした。
こちらヒロインが↓表紙の彼女です。
片目隠れる髪型と変化しない表情がいいですね。
成年漫画では、それでもえっち最中には表情変化したりするのがセオリーですが。
彼女の場合、受け・攻めどちらのタイミングでも無表情でした。
そんなんが好き。
ラスト1コマはちょっと意外でした。
![メイド「透利」、まみ](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/20190713203923b6b.jpg)
※左:メイド「透利」、右:まみ
021:「レッツシェア男子!」
共学にした女子校でしたが、入学した男子は1人だけでした。
その男子を「リサ」が授業中につまみ食いしていたところ…。
彼女らを探しにきた委員長「直(すなお)」と鉢合わせしたのでした。
Wヒロインとの複数プレイ話。(実は後半にさらに増えたりします)
裏表紙の2人ですね。
体育授業であったため、そのままブルマ姿です。
羨ましいですね。
なお、前話の彼、こちらの男性とも輪郭だけで顔は黒く、どんなんかわからないように描かれています。
それら他、「スイート・モカ」、「姉六時ちゅう」、「やりたいざかり!」などの登場男性も極力顔を描かないよう、吹き出しなどで隠されたりしていました。
イメージをぼやかす、イコール読者~みたいな演出なのかもしれませんが、強い違和感あって引っ掛かりました。
収録のうち1話くらいならばまだ良いのですが…センセは男性描くのが得意でないのかな。
039:「スイート・モカ」
ちょっとした切っ掛けで外国人「シャリーファ」と結婚し、日本での新婚生活が始まっていました。
彼女の国では全裸NGという文化があり、共にお風呂などは難しかったのですが。
お風呂用の肌着を故郷から取り寄せたことで、一緒にお風呂へ入れることとなったのです。
褐色肌な「シャリーファさん」
お風呂の服装は上だけ(下は単純にサイズ合わなくて穿けなかった様子)で、逆にエロい。
特に後半は…確かに全裸でないものの、ほぼそんな恰好であり。
まぁ、好きにイチャイチャしてください、という印象。
オチが楽しい。
059:「わるいこと」
姉の結婚相手は資産家で、その連れ子「まに」も典型的なお嬢様でしたが。
警備を仕事とする一般な主人公と気が合い、慕われるようになっていたのでした。
冒頭でもかなり大規模なパーティーをしかも毎週のようにやっているらしく。
彼女もそうした環境で育ったが故、普通の事が新鮮だったのかな。
えっちな事についても同様。
まぁ、あーなってしまったのは…仕方ないかなぁ。
彼女くらいだとお付きの人とかいても不思議ではないのだけど。
いちおう親族だから、そのあたりの警戒も緩んでいるのかも。
077:「リトルマターナル」
背丈小さく童顔で、子供とみられて再就職がうまくいかない「まみ」
それもあって、同居していた「隆」が働くようになっていたところ。
疲れたと言い出した彼が甘えてきたのでした。
カップルのプレイですね。
オチとかはソレっぽかったのですが。
ヒモの割りに前半では積極的に働きに出ていたりしていて、稼ぎもいいようで。
なんらか才はあるけど、長続きしないってタイプなのかな。
たまにそうした人いますわね。
そんな彼を養いたいと考えている「まみさん」との相性は良いのでしょう。
なお、子供だと見られる彼女ですが、バストは大きいです。
093:「ホワイトリッカー」
酒屋で働く「有海」は友人「立花」から配達注文を受け。
そのアパートへ向かったところ…彼氏を振ったらしく、その憂さ晴らしに付き合わされたのでした。
もともとは同級生で、当時の「有海くん」にとって気になる存在。
どちらかでそれを聞いたらしい「立花さん」から、えっち仕掛けられる展開。
卒業して色々あった結果、彼に目が向くようになったのかな。
店長さんがいい人でした。
あるいは彼が仲を取り持ってくれてたのかも。
109:「Sweets Sweep」
大晦日、昔馴染みな「琴子」に呼び出されて部屋に行ってみたところ。
大掃除したばかりのそこは、すでに散らかっていたのです。
過去の写真を見る限り、結構年齢差があるカップルなのかな。
男性はフケ顔だったし。
「琴子ちゃん」は例によって巨乳であり。
ノーブラで下乳見えるような服装で…そうした所でアピールしていたのかも。
彼はよく我慢してたなぁ。
125:「イケナイフウフ」
結婚して半年。
夫「退造」とのえっちが巧くいってなかった妻「三歩(みほ)」は…。
彼が隠していた、AVを発見してしまったのでした。
当ブログでは何度も書いてますが、ソレとこれとは別物なんだってば。
ただ、それを切っ掛けに話し合えた(…というほど穏やかでなかったものの)のは、良かったと思います。
性癖はね、難儀なものですよ。
オチはあーんな感じでしたが。
またじわじわ増えていくでしょう。
![立花、未果と紫音](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/20190713203925d8d.jpg)
※左:立花、右:未果と紫音
141:「姉六時ちゅう」
就職して部屋を借りた「曜一」
隣の部屋に住む「音成」とは年齢が近く、すぐに打ち解け。
仕事の失敗で凹んでいたところを慰められてから、実姉のように甘えさせてくれていたのでした。
「私ね~~ずっと弟がほしかったの」
初対面での会話でそんなことを言っていて。
彼女の理想とする弟像と合っていたんだろうなぁ。
ただ、最近はほぼ性的な要素が加わっていて…なんというか、プレイ的でした。
「音成さん」もそんなんを楽しんでいたので、まぁいいんじゃないかしら(笑)
お互いの性癖がガチーと合ったのね。
あのオチも、プレイでの設定を壊さないための発言では。
157:「やりたいざかり!」
まだ未経験であることを悩んでいた「紫音」
「未果」は、顔見知りなおじさんと”いつもシテいる”と見栄を張ってしまい。
彼女を引き合わせることとなったのでした。
こちらのみ、ロリっとした要素の強い作品。
素直に未経験だと興味深々だった「紫音ちゃん」のが積極的。
一方の「未果ちゃん」は、そんな彼女に触発されてえっちしてます。
状況を察して、彼はあー振る舞っていたのですけれど。
役得だわね。
オチを見るかぎり、そのうち天罰が下るかもよ。
【 その他 】
以上、本日は「ひし形とまる」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
HPで見かけた↓表紙に釣り上げられ。
わくわく期待をしていたんですが…前述のとおり。
ちょっと色々合いません。
メイド「透利さん」のキャラは期待そのまま非常に良かったんだけどなぁ。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●〇〇
・お話 :●●●◎〇
・漫画 :●●◎〇〇
・独創性:●●●〇〇
・属性 : [成年] ラブコメ、巨乳
・構成 : 初単行本、短編×10話。
・おまけ: あとがき、SDキャラ絵、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひし形とまる」センセの「好きです…かなり。」です。
![直とリサ](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/201907132039224ec.jpg)
※直とリサ
【 構成・絵柄 】
収録は全て短編での構成。
描き下ろしなどもなく、また中扉やもくじイラストなども本編絵などを利用したものでした。
(いちおう2ページほど、各ヒロインのSD絵があります)
ジャンルはラブコメ。
後述しますが、黒色が濃くちょっとしたタイミングなどには緊張感があります。
全然ホラー、サスペンスな要素はないんですけどね。
逆に表現などコメディーちっくで、漫画は楽しく描かれています。
名前の付け方などもそうした傾向なのですが…。
個人的には話を読むに邪魔なので、普通につけて欲しいです。
キャラは強く、それぞれオチは優れており。
お話的は良好なまとまりでした。
強めな細線での作画。
全体の色づきはしっかりしていて、黒色が目立ちます。
描き込みはやや細かめ。
比較的大き目のコマ割りで枠線は濃く、先の色彩もあって原稿はコッテリとした味わい。
特に収録のうち過去原稿はそうした傾向でした。
その原稿時期は16から19年。
期間的にはそう開いていない方だと思いますが、各話によって絵柄は様々。
試行錯誤していたのかなぁ。
最近の作画はカバーイラストのような、細目で大人っぽくリアルさもあるものでしたが。
収録のだいたいは、大きい目の漫画っぽい可愛らしいものです。
バストはだいたい巨乳揃いですけどね。
そのサイズ感があっても、人物絵は魅力的に仕上がっていました。
ただ、引き絵、背景込みの絵柄は非常に弱く、バランスも違和感あります。
もうひと、ふた頑張り欲しいところでした。
彩色のイラストは良く、↓表紙・裏表紙も同様。
紹介帯のカット絵はやや分かり辛く、店頭での判断は難しいと思います。
【 収録話 】 10話収録
003:「アパートメントメイド」
交通事故に遭って足首の捻挫、左手を骨折してしまった主人公。
その相手は電子機器大手メーカーの取締役であり。
多額の慰謝料をもらった上、身の回りの世話としてメイド「透利」をつけられたのでした。
こちらヒロインが↓表紙の彼女です。
片目隠れる髪型と変化しない表情がいいですね。
成年漫画では、それでもえっち最中には表情変化したりするのがセオリーですが。
彼女の場合、受け・攻めどちらのタイミングでも無表情でした。
そんなんが好き。
ラスト1コマはちょっと意外でした。
![メイド「透利」、まみ](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/20190713203923b6b.jpg)
※左:メイド「透利」、右:まみ
021:「レッツシェア男子!」
共学にした女子校でしたが、入学した男子は1人だけでした。
その男子を「リサ」が授業中につまみ食いしていたところ…。
彼女らを探しにきた委員長「直(すなお)」と鉢合わせしたのでした。
Wヒロインとの複数プレイ話。(実は後半にさらに増えたりします)
裏表紙の2人ですね。
体育授業であったため、そのままブルマ姿です。
羨ましいですね。
なお、前話の彼、こちらの男性とも輪郭だけで顔は黒く、どんなんかわからないように描かれています。
それら他、「スイート・モカ」、「姉六時ちゅう」、「やりたいざかり!」などの登場男性も極力顔を描かないよう、吹き出しなどで隠されたりしていました。
イメージをぼやかす、イコール読者~みたいな演出なのかもしれませんが、強い違和感あって引っ掛かりました。
収録のうち1話くらいならばまだ良いのですが…センセは男性描くのが得意でないのかな。
039:「スイート・モカ」
ちょっとした切っ掛けで外国人「シャリーファ」と結婚し、日本での新婚生活が始まっていました。
彼女の国では全裸NGという文化があり、共にお風呂などは難しかったのですが。
お風呂用の肌着を故郷から取り寄せたことで、一緒にお風呂へ入れることとなったのです。
褐色肌な「シャリーファさん」
お風呂の服装は上だけ(下は単純にサイズ合わなくて穿けなかった様子)で、逆にエロい。
特に後半は…確かに全裸でないものの、ほぼそんな恰好であり。
まぁ、好きにイチャイチャしてください、という印象。
オチが楽しい。
059:「わるいこと」
姉の結婚相手は資産家で、その連れ子「まに」も典型的なお嬢様でしたが。
警備を仕事とする一般な主人公と気が合い、慕われるようになっていたのでした。
冒頭でもかなり大規模なパーティーをしかも毎週のようにやっているらしく。
彼女もそうした環境で育ったが故、普通の事が新鮮だったのかな。
えっちな事についても同様。
まぁ、あーなってしまったのは…仕方ないかなぁ。
彼女くらいだとお付きの人とかいても不思議ではないのだけど。
いちおう親族だから、そのあたりの警戒も緩んでいるのかも。
077:「リトルマターナル」
背丈小さく童顔で、子供とみられて再就職がうまくいかない「まみ」
それもあって、同居していた「隆」が働くようになっていたところ。
疲れたと言い出した彼が甘えてきたのでした。
カップルのプレイですね。
オチとかはソレっぽかったのですが。
ヒモの割りに前半では積極的に働きに出ていたりしていて、稼ぎもいいようで。
なんらか才はあるけど、長続きしないってタイプなのかな。
たまにそうした人いますわね。
そんな彼を養いたいと考えている「まみさん」との相性は良いのでしょう。
なお、子供だと見られる彼女ですが、バストは大きいです。
093:「ホワイトリッカー」
酒屋で働く「有海」は友人「立花」から配達注文を受け。
そのアパートへ向かったところ…彼氏を振ったらしく、その憂さ晴らしに付き合わされたのでした。
もともとは同級生で、当時の「有海くん」にとって気になる存在。
どちらかでそれを聞いたらしい「立花さん」から、えっち仕掛けられる展開。
卒業して色々あった結果、彼に目が向くようになったのかな。
店長さんがいい人でした。
あるいは彼が仲を取り持ってくれてたのかも。
109:「Sweets Sweep」
大晦日、昔馴染みな「琴子」に呼び出されて部屋に行ってみたところ。
大掃除したばかりのそこは、すでに散らかっていたのです。
過去の写真を見る限り、結構年齢差があるカップルなのかな。
男性はフケ顔だったし。
「琴子ちゃん」は例によって巨乳であり。
ノーブラで下乳見えるような服装で…そうした所でアピールしていたのかも。
彼はよく我慢してたなぁ。
125:「イケナイフウフ」
結婚して半年。
夫「退造」とのえっちが巧くいってなかった妻「三歩(みほ)」は…。
彼が隠していた、AVを発見してしまったのでした。
当ブログでは何度も書いてますが、ソレとこれとは別物なんだってば。
ただ、それを切っ掛けに話し合えた(…というほど穏やかでなかったものの)のは、良かったと思います。
性癖はね、難儀なものですよ。
オチはあーんな感じでしたが。
またじわじわ増えていくでしょう。
![立花、未果と紫音](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/20190713203925d8d.jpg)
※左:立花、右:未果と紫音
141:「姉六時ちゅう」
就職して部屋を借りた「曜一」
隣の部屋に住む「音成」とは年齢が近く、すぐに打ち解け。
仕事の失敗で凹んでいたところを慰められてから、実姉のように甘えさせてくれていたのでした。
「私ね~~ずっと弟がほしかったの」
初対面での会話でそんなことを言っていて。
彼女の理想とする弟像と合っていたんだろうなぁ。
ただ、最近はほぼ性的な要素が加わっていて…なんというか、プレイ的でした。
「音成さん」もそんなんを楽しんでいたので、まぁいいんじゃないかしら(笑)
お互いの性癖がガチーと合ったのね。
あのオチも、プレイでの設定を壊さないための発言では。
157:「やりたいざかり!」
まだ未経験であることを悩んでいた「紫音」
「未果」は、顔見知りなおじさんと”いつもシテいる”と見栄を張ってしまい。
彼女を引き合わせることとなったのでした。
こちらのみ、ロリっとした要素の強い作品。
素直に未経験だと興味深々だった「紫音ちゃん」のが積極的。
一方の「未果ちゃん」は、そんな彼女に触発されてえっちしてます。
状況を察して、彼はあー振る舞っていたのですけれど。
役得だわね。
オチを見るかぎり、そのうち天罰が下るかもよ。
【 その他 】
以上、本日は「ひし形とまる」センセでした。
こちらが初単行本とのこと。
おめでとうございます!
HPで見かけた↓表紙に釣り上げられ。
わくわく期待をしていたんですが…前述のとおり。
ちょっと色々合いません。
メイド「透利さん」のキャラは期待そのまま非常に良かったんだけどなぁ。
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■快楽掌天〈お姉様巡り〉 (星憑ネオン。)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] 年上、特殊能力、ロードムービー
・構成 : 5話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: 一部描き下ろし、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「星憑ネオン。(ほしつき・ねおん。)」センセの「快楽掌天〈お姉様巡り〉」です。
![女医さん、淑子さん](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/2019060823332171d.jpg)
※左:女医さん、右:淑子さん
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまる続く長編。
とある事情がため、日本の各地を移動しており。
ロードムービーなお話となっています。
複数名のヒロインが登場し、それぞれが各話を担当するパトンタッチ方式。
ヒロインらが交流することはありません。
またハーレムちっくな色はなく、複数でのプレイなどもなかったです。
全て年上の女性。
ぺかぺかしたラブコメ調ではなく、しっかりとしたお話に仕上がっています。
特殊能力はファンタジーであるものの、ストーリーの核・漫画の要素としてうまーく機能していたと感じました。
詳しくは後述しますね。
しっかりとした線での作画。
全体の色づき、濃淡は丁度良いくらい。
描き込みはややあっさり目です。
コマ割りは大きく重なりがちです。
人物絵は縦長でデフォルメ少な目なバランス。
こざっぱりとしたお姉さん絵です。
今回は設定がため、特にその表情が大きなポイント。
紹介帯にも書かれていますが、いわゆるアヘ顔が得意でない方は気を付けてください。
背景や小物はさっぱり描かれていて、質感は弱め。
おおむね人物絵とは合っているものの、引っ掛かりました。
また、引き絵も力加減弱く感じます。
カラー絵だとその良さがあるので、判断には裏表紙のカット絵がオススメ。
あるいは「ティーアイネット社」さんのHPのサンプルが良いでしょう。
【 収録話 】 5話収録
003:「神の手はつらいよ」 5話
初体験時の手際の悪さから彼女にフラれてしまった学生「手呑速行(てのみ・はやみち)」
ヤケ酒の際に店で知り合った女性から、礼をされたところ…。
”触るとどんな異性でも瞬時にイかせてしまう”
そんな、不思議な能力をもっていたのです。
力を持て余した「速行」は、その女性・沖縄の巫女という「沖縄ユタ」を探して旅立つのでした。
おおむねそんな感じ。
特殊能力を持つ主人公が、各地で悩みを持つ女性らを救いつつ旅をするロードムービー漫画。
お話の基本は、能力の切っ掛けらしい沖縄の巫女「沖縄ユタ」を探し・追いかけるというもの。
ただし、学生で基本的にお金がない(たぶん)ため、ゆったり西へ移動しており。
各地で知り合った女性らと関わることとなるのでした。
各話のくだりは、成年漫画でよくあるえっちで悩み解決、みたいな感じ。
ここで漫画の最大のポイントである特殊能力が役だっています。
「速行くん」は気を付けているものの、やはりなんらかタイミングで手を触れてしまい~。
ガッチリ達したヒロインらが、彼に興味を持つ切っ掛けとなってます。
まぁ、当然そーなるでしょうね。
(※基本的にある程度の経験値かる年上女性ぱかり、というのもある)
各地での出会い~えっちに至るくだりなど自然に進んでいて。
こうした成年漫画では非常に良い能力だと思いました。
個人的には、各地のヒロインらがその話かぎりでなかったのが良かったです。
![弥代さん、想さん](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/20190608233322b86.jpg)
※左:弥代さん、右:想さん
物語の切っ掛けとなる1話目は東京。
能力がため電車で騒動を起こし、自身も倒れてしまったことで病院に担ぎ込まれています。
こちらのヒロインは女医さん。
倒れた理由から能力の分析、原因の特定(予測)~と、冒頭話らしい活躍っぷりでした。
彼女の問題は、「速行くん」の状況説明などもあってこうした漫画ではよくある感じのもの。
ただ、逆にそれがため、その能力のパワーを示すことにも繋がっていたと思います。
金太郎の熊ですね。
2話目は岐阜まで移動。
自転車と共に倒れていたところ、未亡人「淑子(よしこ)」さんと出会って助けてもらってます。
その際、彼女は手に触れてしまい…ひとイキすることとなるのでした。
前半での会話は飛ばさず、しっかり見るように。
お風呂にて「淑子さん」はその能力を再確認。
とある理由もあり、滞在中は彼と関係を続けることとなっていました。
元人妻なのですが、その理由がため可愛らしいです。
お話し中、姪「芽依」ちゃんは祭りで着るという巫女装束を披露していて。
ふと、異性でもこの娘に触れたらどうなるのかなー、って疑問がわいたのですが。
さすがは「星憑ネオン。」センセ、そんなんもスッキリ解決です。
関係はしませんが。
3話目は大阪から岡山・倉敷。
こちらでも行き倒れていた「速行くん」は、トラック運転手「弥代」さんに拾われておりました。
褐色肌のさっぱりとした美人という彼女。
5名ヒロインの中で裏表紙1枚絵をゲットしていて。
個人的には購入の決め手が彼女でした。
シャツ・デニムみたいな服装で好き。
なお、「速行くん」は前回でも手袋をつけている描写がありましたが。
なるほど、それがあると能力は制御できるんですね。
ただし、時期が真夏であったため、それは「弥代さん」にとって違和感として捉えられています。
オチはニュースなどで見られた、衝撃的なもの。
連載時は時期が近かったためかな。
![早良柚木](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/20190608233319adf.jpg)
※早良柚木
4話目は福岡。
その沖縄の巫女と直接連絡を取っていた、AD「間賀想(あいが・そう)」です。
彼女もまた、「速行くん」が倒れていたところを拾うのですが。
事前にその彼女から予言として聞かされていた、というのがポイントでしょう。
でないと、「弥代さん」みたいなタイプではない彼女が、彼を自らの部屋に泊めるのはリスク高いですもんね。
前半から後半にかけて、その表情に注目。
各地ヒロインのうち、もっともラブラブだったかなぁ。
オチはちょっと感動的です。
そんなこんなで、最終5話目は沖縄。
遂に追いかけて来た占い師、沖縄の巫女という「沖縄ユタ」に会えたのですが…彼女はヒロインではなく。
もう1人、ヒロインが登場します。
↓表紙などにも顔は出していますが、こちらでは伏せておきますね。
旅の目的であるため、占い師~というキーワードは当然ながらあちこちで見られ、ずっと意識させられていたのですが。
うーん、彼女もどちらかで存在を意識させるような、前振りが欲しかったかなぁ。
(※私が気付いてないだけかもしれませんが)
こちでは、各地のヒロインが再登場していて。
後押しとなるアドバイスを彼に授けるなど、キチンとピックアップされていて嬉しい。
また4名のうち、1人しれっとしていた「想さん」の表情が良かったです。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「星憑ネオン。」センセでした。
↓下にずらっと並べていますが、おおむねコンプリートできているかと思います。
今回もまたドえろい↓表紙でした。
前述したように、購入の決め手は裏表紙。
硬いタイトルで、あちこちアヘ顔とか書かれていて…。
あるいは考えようかとも思ったのですが。
特に最後のくだりなど、センセらしいもので良かったです。
どちらかキャラと関係あったりするのかな。
★「星憑ネオン。(さきうらら)」センセの漫画紹介記事
「おねだりパレード」
痴女シリーズ「痴女が恋しちゃダメですか」の続編。
「蜜愛フルコース」
一般系り短編集。社会人向けなソフトえっち話。
「蜜祭り」
山奥の村での”奇祭”を題材とした、ふんどし姿のヒロインらがポイント。
「盲姫~めしいひめ~」
やや重いタイプの近親えっち漫画と、巨乳な従姉妹のエピソードを収録。
「嫁まみれ」
痴女シリーズの最新作ほか、別単行本のキャラもちらほら登場しています。
「淑女の融点」
通産で10冊目となる単行本。短編集ですね。
「ときめき懺悔室」
痴女シリーズの結末「バースデイ」、中編「神さまのいうとおり」を含む単行本。
「蒼のセカイと花咲くカラダ」
一時的に発症する特殊能力”コクーン”に翻弄される男女を描いた長編。
「王女様キター(゜∀゜)ー!」
ネットで知り合っていた「ローラ」ば王国の姫でした、という中編など。
「いもうと4人、みだれ射精ち」
ほぼ1冊まるまるの単行本。次々ヒロインが追加されていくハーレム漫画です。
「僕は彼女たちの淫らなオモチャ」
6話の中編「可愛くなって、おもちゃになって」を収録。ジャンルはM、女装といった感じ。
「少女連続誘拐事件」
8話の長編。主人公と関わった女子らが次々に失踪するという、ミステリー漫画。
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・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●〇
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] 年上、特殊能力、ロードムービー
・構成 : 5話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: 一部描き下ろし、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「星憑ネオン。(ほしつき・ねおん。)」センセの「快楽掌天〈お姉様巡り〉」です。
![女医さん、淑子さん](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/2019060823332171d.jpg)
※左:女医さん、右:淑子さん
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまる続く長編。
とある事情がため、日本の各地を移動しており。
ロードムービーなお話となっています。
複数名のヒロインが登場し、それぞれが各話を担当するパトンタッチ方式。
ヒロインらが交流することはありません。
またハーレムちっくな色はなく、複数でのプレイなどもなかったです。
全て年上の女性。
ぺかぺかしたラブコメ調ではなく、しっかりとしたお話に仕上がっています。
特殊能力はファンタジーであるものの、ストーリーの核・漫画の要素としてうまーく機能していたと感じました。
詳しくは後述しますね。
しっかりとした線での作画。
全体の色づき、濃淡は丁度良いくらい。
描き込みはややあっさり目です。
コマ割りは大きく重なりがちです。
人物絵は縦長でデフォルメ少な目なバランス。
こざっぱりとしたお姉さん絵です。
今回は設定がため、特にその表情が大きなポイント。
紹介帯にも書かれていますが、いわゆるアヘ顔が得意でない方は気を付けてください。
背景や小物はさっぱり描かれていて、質感は弱め。
おおむね人物絵とは合っているものの、引っ掛かりました。
また、引き絵も力加減弱く感じます。
カラー絵だとその良さがあるので、判断には裏表紙のカット絵がオススメ。
あるいは「ティーアイネット社」さんのHPのサンプルが良いでしょう。
【 収録話 】 5話収録
003:「神の手はつらいよ」 5話
初体験時の手際の悪さから彼女にフラれてしまった学生「手呑速行(てのみ・はやみち)」
ヤケ酒の際に店で知り合った女性から、礼をされたところ…。
”触るとどんな異性でも瞬時にイかせてしまう”
そんな、不思議な能力をもっていたのです。
力を持て余した「速行」は、その女性・沖縄の巫女という「沖縄ユタ」を探して旅立つのでした。
おおむねそんな感じ。
特殊能力を持つ主人公が、各地で悩みを持つ女性らを救いつつ旅をするロードムービー漫画。
お話の基本は、能力の切っ掛けらしい沖縄の巫女「沖縄ユタ」を探し・追いかけるというもの。
ただし、学生で基本的にお金がない(たぶん)ため、ゆったり西へ移動しており。
各地で知り合った女性らと関わることとなるのでした。
各話のくだりは、成年漫画でよくあるえっちで悩み解決、みたいな感じ。
ここで漫画の最大のポイントである特殊能力が役だっています。
「速行くん」は気を付けているものの、やはりなんらかタイミングで手を触れてしまい~。
ガッチリ達したヒロインらが、彼に興味を持つ切っ掛けとなってます。
まぁ、当然そーなるでしょうね。
(※基本的にある程度の経験値かる年上女性ぱかり、というのもある)
各地での出会い~えっちに至るくだりなど自然に進んでいて。
こうした成年漫画では非常に良い能力だと思いました。
個人的には、各地のヒロインらがその話かぎりでなかったのが良かったです。
![弥代さん、想さん](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/20190608233322b86.jpg)
※左:弥代さん、右:想さん
物語の切っ掛けとなる1話目は東京。
能力がため電車で騒動を起こし、自身も倒れてしまったことで病院に担ぎ込まれています。
こちらのヒロインは女医さん。
倒れた理由から能力の分析、原因の特定(予測)~と、冒頭話らしい活躍っぷりでした。
彼女の問題は、「速行くん」の状況説明などもあってこうした漫画ではよくある感じのもの。
ただ、逆にそれがため、その能力のパワーを示すことにも繋がっていたと思います。
金太郎の熊ですね。
2話目は岐阜まで移動。
自転車と共に倒れていたところ、未亡人「淑子(よしこ)」さんと出会って助けてもらってます。
その際、彼女は手に触れてしまい…ひとイキすることとなるのでした。
前半での会話は飛ばさず、しっかり見るように。
お風呂にて「淑子さん」はその能力を再確認。
とある理由もあり、滞在中は彼と関係を続けることとなっていました。
元人妻なのですが、その理由がため可愛らしいです。
お話し中、姪「芽依」ちゃんは祭りで着るという巫女装束を披露していて。
ふと、異性でもこの娘に触れたらどうなるのかなー、って疑問がわいたのですが。
さすがは「星憑ネオン。」センセ、そんなんもスッキリ解決です。
関係はしませんが。
3話目は大阪から岡山・倉敷。
こちらでも行き倒れていた「速行くん」は、トラック運転手「弥代」さんに拾われておりました。
褐色肌のさっぱりとした美人という彼女。
5名ヒロインの中で裏表紙1枚絵をゲットしていて。
個人的には購入の決め手が彼女でした。
シャツ・デニムみたいな服装で好き。
なお、「速行くん」は前回でも手袋をつけている描写がありましたが。
なるほど、それがあると能力は制御できるんですね。
ただし、時期が真夏であったため、それは「弥代さん」にとって違和感として捉えられています。
オチはニュースなどで見られた、衝撃的なもの。
連載時は時期が近かったためかな。
![早良柚木](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/20190608233319adf.jpg)
※早良柚木
4話目は福岡。
その沖縄の巫女と直接連絡を取っていた、AD「間賀想(あいが・そう)」です。
彼女もまた、「速行くん」が倒れていたところを拾うのですが。
事前にその彼女から予言として聞かされていた、というのがポイントでしょう。
でないと、「弥代さん」みたいなタイプではない彼女が、彼を自らの部屋に泊めるのはリスク高いですもんね。
前半から後半にかけて、その表情に注目。
各地ヒロインのうち、もっともラブラブだったかなぁ。
オチはちょっと感動的です。
そんなこんなで、最終5話目は沖縄。
遂に追いかけて来た占い師、沖縄の巫女という「沖縄ユタ」に会えたのですが…彼女はヒロインではなく。
もう1人、ヒロインが登場します。
↓表紙などにも顔は出していますが、こちらでは伏せておきますね。
旅の目的であるため、占い師~というキーワードは当然ながらあちこちで見られ、ずっと意識させられていたのですが。
うーん、彼女もどちらかで存在を意識させるような、前振りが欲しかったかなぁ。
(※私が気付いてないだけかもしれませんが)
こちでは、各地のヒロインが再登場していて。
後押しとなるアドバイスを彼に授けるなど、キチンとピックアップされていて嬉しい。
また4名のうち、1人しれっとしていた「想さん」の表情が良かったです。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「星憑ネオン。」センセでした。
↓下にずらっと並べていますが、おおむねコンプリートできているかと思います。
今回もまたドえろい↓表紙でした。
前述したように、購入の決め手は裏表紙。
硬いタイトルで、あちこちアヘ顔とか書かれていて…。
あるいは考えようかとも思ったのですが。
特に最後のくだりなど、センセらしいもので良かったです。
どちらかキャラと関係あったりするのかな。
★「星憑ネオン。(さきうらら)」センセの漫画紹介記事
「おねだりパレード」
痴女シリーズ「痴女が恋しちゃダメですか」の続編。
「蜜愛フルコース」
一般系り短編集。社会人向けなソフトえっち話。
「蜜祭り」
山奥の村での”奇祭”を題材とした、ふんどし姿のヒロインらがポイント。
「盲姫~めしいひめ~」
やや重いタイプの近親えっち漫画と、巨乳な従姉妹のエピソードを収録。
「嫁まみれ」
痴女シリーズの最新作ほか、別単行本のキャラもちらほら登場しています。
「淑女の融点」
通産で10冊目となる単行本。短編集ですね。
「ときめき懺悔室」
痴女シリーズの結末「バースデイ」、中編「神さまのいうとおり」を含む単行本。
「蒼のセカイと花咲くカラダ」
一時的に発症する特殊能力”コクーン”に翻弄される男女を描いた長編。
「王女様キター(゜∀゜)ー!」
ネットで知り合っていた「ローラ」ば王国の姫でした、という中編など。
「いもうと4人、みだれ射精ち」
ほぼ1冊まるまるの単行本。次々ヒロインが追加されていくハーレム漫画です。
「僕は彼女たちの淫らなオモチャ」
6話の中編「可愛くなって、おもちゃになって」を収録。ジャンルはM、女装といった感じ。
「少女連続誘拐事件」
8話の長編。主人公と関わった女子らが次々に失踪するという、ミステリー漫画。
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■終末家族計画 (ふうたまろ)
★まんがデーター [18.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●〇
・属性 : [一般] SF、オフィス、アンドロイド
・構成 : 8話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ふうたまろ」センセの「終末家族計画」です。
![案内ロボット「来夢ちゃん」](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/20190526220913a3d.jpg)
※案内ロボット「来夢ちゃん」
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編。
SF要素のあるストーリー漫画となっています。
毎回直接シーンのある一般えっち系。
そのうち、何割かがアンドロイド女性との行為でした。
企業が舞台で、未来やら陰謀やらの渦巻くお話。
軽々しくなく、かと言ってそう深刻過ぎることはなく。
なにやら重々しいタイトルでしたが、印象はちょうど良いくらい。
また今回はヒロインが特に魅力的に描かれていて。
”えっちで困ったマスターですね”
そんな紹介帯が刺さった方であれば、問題ないでしょう。
しっかりとした線での作画。
描き込みや濃淡具合は適度で過不足ありません。
丁寧で小さいコマや引き絵なども綺麗にまとまっていました。
コマ割りは変化少なく、ぶち抜き多め。
設定もあってか、ややテキストが目立ったものの、見易い原稿です。
漫画はお上手でシリアス・コメディーどちらも優れ。
特に今回はアクションシーンや機械類などが重要なのですが、それらも良く描かれていました。
アンドロイドの解体シーンなどはそっち系での生々しさあり、ドキっとさせられます。
登場ヒロインらはそれぞれタイプ異なる魅力があり、男性陣も主人公以外は丁度良いくらいなウザさ(笑)
今回はカバーイラストがやや判断し辛いものだったので、紹介帯のカット絵が確認にオススメです。
【 収録話 】 8話収録
”金属・シリコーンなど異なる材質のオブジェクトを同時に生成できる”
そんな世界最強の産業用3Dプリンター「東雲D7」を主力とする企業「東雲インダストリー」
そのソフトウェア開発部門でAI制御を担当していた「灰島広太」
泊りで仕事をしていた彼は、深夜に稼働していた「東雲D7」を発見。
生成された精密な女性体は、
「今から40年後のあなたに造られたAIで制御される完全自立型アンドロイド」
そう自らを説明し、「来夢2081」と名乗ったのでした。
ざっくり書くと、おおむねそんな感じ。
企業を舞台としたSF要素のある長編。
ヒロインのアンドロイド「来夢」はもともと未来に存在していたもの。
そちら世界でもタイムマシンはないのですが、過去に電気信号を送ることは成功しており。
2018年の3Dプリンター「東雲D7」に出力されたという訳。
彼女曰く、40年後の日本はほとんど子供が生まれず、人口減で国は衰退の一途をたどっているらしく…。
倫理観を崩し、失った性欲を取り戻させて未来を変えるというミッションを遂行していくのでした。
…説明長いですね。
要約すると、現代でえっちを広めるべく未来から来たアンドロイドが奮闘する~っていう感じ。
彼女の目的の1つは性行為の良さを世に広めることであり、「来夢」がそうした機能を持っているのは当然。
一般えっち系な漫画として実に正しい設定です。
直接自ら参加するほか、慣れた頃にはバーチャル内で広く活動しておりました。
5、6話の中盤あたりからキナ臭いことも起こり…。
多くのサービスシーンを挟みつつ、暗躍する人物に直接対決など長編漫画らしい展開となっています。
![「向井綾乃」、「伊能沙耶香」](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/2019052622091464a.jpg)
※左:「向井綾乃」、右:「伊能沙耶香」
性に肯定的なヒロイン「来夢」は、アンドロイドながらいかにもセンセのキャラクター。
↓表紙の彼女は後半での姿で、深刻な事態を反映しているのか大人びた表情をしているのですが。
基本的にはツーサイドアップな髪型とつり目の可愛らしい、小悪魔っぽい存在です。
表情を変えるワイヤーとウィッグによって、同僚「向井綾乃」ほか別人そっくりになる機能もあり…。
えっちシーンの幅を増やしております。
途中から開発が進み、継ぎ目のない姿となっている筈なのですが、故あってその姿はほぼ描かれることなく。
(※バーチャル内などは普通の女性体)
だいたい肩や腰あたりの肌に継ぎ目のある、アンドロイド然とした姿でした。
そんなんお好きな方には嬉しい仕様ですね(笑)
彼女ほか、想い人の「綾乃」や同僚「伊能沙耶香」など、他の女性陣らが華を添えております。
「来夢ちゃん」登場の1話目。
驚きとかなんとかあってか、色々考えを巡らせている「灰島くん」がため。
さっそく別人そっくりになる機能を用い、眼鏡な同僚「綾乃さん」に擬態しています。
オフィス内での行為でしたが、警備員が巡回するような時刻であるためほぼ問題なし。
未来からの発注であるためか、ちゃんと彼女っぽいウィッグも用意されてました。
(※眼鏡もあった)
その2話目冒頭は、「綾乃さん」で、ちょっと驚きな光景。
ううむ、彼女はまた脇が甘いんだなぁ。
もっと後半で取り合いになるかと思ってたのですが。
なお後半も彼女がえっち担当で、後の展開に影響する事件がありました。
メインは色々説明が必要なSFモノらしく、「来夢ちゃん」のお話。
案内ロボットとして堂々と会社に存在させるのは、現代的ですね。
同僚「田伏光臣」が登場する3話目。
冒頭では、前話で男性陣が期待した(…と思う)、「来夢ちゃん」のサービスカットから。
彼はややこしいキャラクターでしたが、”疑似生態皮膚”を開発できる存在。
巻き込むこととなります。
まぁ、彼のようなんがああした「来夢ちゃん」を見せられたら、テンション上がるだろうなぁ。
男の夢ですよねー。
リアルな肌質を知らぬ彼のため、バーチャルにてそれを確かめるという流れ。
ちょうど居合わせ、親しい「綾乃さん」にモデルを頼むのですが…よく彼女あんなん承知したなぁ。
普通の女性ならばバッサリ断れて終わると思う。
機械制御技術担当主任「伊能沙耶香」が初登場の4話目。
彼女は「綾乃さん」と違って、キツい雰囲気なキャラクター。
叱られた後の「灰島くん」は…ううむ、本当にいいのかな。
そんなんばっかやってると、性格ゆがむぞ。
こちらは「来夢ちゃん」が乗っ取ったサイトにてのバーチャル世界。
露天風呂みたいな舞台での複数プレイです。
![アンドロイド「来夢2081」](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/20190526220911cce.jpg)
※アンドロイド「来夢2081」
なんと「綾乃さん」との関係が進展する5話目。
その一方で、先の「沙耶香さん」との繋がりから別のお話も進展していて。
それがため、後半へ繋がるひと事件が起こります。
「こんなに背が低かったっけ……?」
~のくだりが設定ちゃんとしていて楽しい。
「来夢ちゃん」のアクションシーンも楽しめるのですが…。
とある人物の未来像も判明します。
ここからが後半ストーリーですね。
「灰島くん」が「沙耶香さん」らと楽しんでいる頃。
事態が急展開していた、という6話目。
バーチャル世界で、あーもされた「来夢ちゃん」ですが、そのリアクションが可愛い。
こちらのお話は直接7話目まで続いていて、機械な人物との戦闘シーンがあったりする手に汗握るもの。
某SF映画ちっくな場面もありました。
ここは「沙耶香さん」・「綾乃さん」らの見せ場があるので、お楽しみに(笑)
最終8話では、↓表紙のような「来夢ちゃん」が楽しめます。
どんな結末を迎えるのかは、ぜひ単行本でご確認ください。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ふうたまろ」センセでした。
正直なところ、最近の単行本は刺さらないことのが多かったのですが。
今回は良かったです。
最後まで「来夢ちゃん」が可愛く、魅力的に描かれていました。
ああしたアンドロイドなヒロインがお好きな方にはより楽しめるのではないでしょうか。
あとがき絵での彼女は最終話形態で、ややふっくらとした感じがキュート。
うん、あのパターンでの彼女とのえっちシーンも見たかったなー。
★「ふうたまろ」センセの漫画紹介記事
[発情美少女の淫らな蜜壺] <成年>
センセ初の成年系短編集。「祓ってあげちゃう」は2話の連続もの。
[アヒルのお風呂]
表題の中編ほか短編群を収録。なにかと中途半端で、楽しめませんでした。
[スイッチドール]
お得意なAV撮影シーンもあるラブコメ。不完全燃焼な印象でした。
[ヤドカリシスターズ]
物件には美人姉妹が住んでいた、というコメディー色の強いラブコメ。
[ヌードになったら] 【特にオススメ】
自ら脱いじゃうカメラマン「醍醐菜々美」とのアレコレ。
[となりのアサミさん] 【オススメ】
隣のはっちゃけ母親「吉原朝美」とのアレコレ。
[アナよび] 【特にオススメ】
人気現役アナウンサー「相嘗瞳」とのアレコレ。
[煽情的家族] 【オススメ】
前後編「愛・家族~僕のプライベートエンジェル」の続編。「あかりさん」も登場してアレコレ。
[ボクのアダルトヴィーナス] 【オススメ】
現役AV女優にして義母「神無月あかり」とのアレコレ。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●〇
・属性 : [一般] SF、オフィス、アンドロイド
・構成 : 8話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ふうたまろ」センセの「終末家族計画」です。
![案内ロボット「来夢ちゃん」](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/20190526220913a3d.jpg)
※案内ロボット「来夢ちゃん」
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編。
SF要素のあるストーリー漫画となっています。
毎回直接シーンのある一般えっち系。
そのうち、何割かがアンドロイド女性との行為でした。
企業が舞台で、未来やら陰謀やらの渦巻くお話。
軽々しくなく、かと言ってそう深刻過ぎることはなく。
なにやら重々しいタイトルでしたが、印象はちょうど良いくらい。
また今回はヒロインが特に魅力的に描かれていて。
”えっちで困ったマスターですね”
そんな紹介帯が刺さった方であれば、問題ないでしょう。
しっかりとした線での作画。
描き込みや濃淡具合は適度で過不足ありません。
丁寧で小さいコマや引き絵なども綺麗にまとまっていました。
コマ割りは変化少なく、ぶち抜き多め。
設定もあってか、ややテキストが目立ったものの、見易い原稿です。
漫画はお上手でシリアス・コメディーどちらも優れ。
特に今回はアクションシーンや機械類などが重要なのですが、それらも良く描かれていました。
アンドロイドの解体シーンなどはそっち系での生々しさあり、ドキっとさせられます。
登場ヒロインらはそれぞれタイプ異なる魅力があり、男性陣も主人公以外は丁度良いくらいなウザさ(笑)
今回はカバーイラストがやや判断し辛いものだったので、紹介帯のカット絵が確認にオススメです。
【 収録話 】 8話収録
”金属・シリコーンなど異なる材質のオブジェクトを同時に生成できる”
そんな世界最強の産業用3Dプリンター「東雲D7」を主力とする企業「東雲インダストリー」
そのソフトウェア開発部門でAI制御を担当していた「灰島広太」
泊りで仕事をしていた彼は、深夜に稼働していた「東雲D7」を発見。
生成された精密な女性体は、
「今から40年後のあなたに造られたAIで制御される完全自立型アンドロイド」
そう自らを説明し、「来夢2081」と名乗ったのでした。
ざっくり書くと、おおむねそんな感じ。
企業を舞台としたSF要素のある長編。
ヒロインのアンドロイド「来夢」はもともと未来に存在していたもの。
そちら世界でもタイムマシンはないのですが、過去に電気信号を送ることは成功しており。
2018年の3Dプリンター「東雲D7」に出力されたという訳。
彼女曰く、40年後の日本はほとんど子供が生まれず、人口減で国は衰退の一途をたどっているらしく…。
倫理観を崩し、失った性欲を取り戻させて未来を変えるというミッションを遂行していくのでした。
…説明長いですね。
要約すると、現代でえっちを広めるべく未来から来たアンドロイドが奮闘する~っていう感じ。
彼女の目的の1つは性行為の良さを世に広めることであり、「来夢」がそうした機能を持っているのは当然。
一般えっち系な漫画として実に正しい設定です。
直接自ら参加するほか、慣れた頃にはバーチャル内で広く活動しておりました。
5、6話の中盤あたりからキナ臭いことも起こり…。
多くのサービスシーンを挟みつつ、暗躍する人物に直接対決など長編漫画らしい展開となっています。
![「向井綾乃」、「伊能沙耶香」](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/2019052622091464a.jpg)
※左:「向井綾乃」、右:「伊能沙耶香」
性に肯定的なヒロイン「来夢」は、アンドロイドながらいかにもセンセのキャラクター。
↓表紙の彼女は後半での姿で、深刻な事態を反映しているのか大人びた表情をしているのですが。
基本的にはツーサイドアップな髪型とつり目の可愛らしい、小悪魔っぽい存在です。
表情を変えるワイヤーとウィッグによって、同僚「向井綾乃」ほか別人そっくりになる機能もあり…。
えっちシーンの幅を増やしております。
途中から開発が進み、継ぎ目のない姿となっている筈なのですが、故あってその姿はほぼ描かれることなく。
(※バーチャル内などは普通の女性体)
だいたい肩や腰あたりの肌に継ぎ目のある、アンドロイド然とした姿でした。
そんなんお好きな方には嬉しい仕様ですね(笑)
彼女ほか、想い人の「綾乃」や同僚「伊能沙耶香」など、他の女性陣らが華を添えております。
「来夢ちゃん」登場の1話目。
驚きとかなんとかあってか、色々考えを巡らせている「灰島くん」がため。
さっそく別人そっくりになる機能を用い、眼鏡な同僚「綾乃さん」に擬態しています。
オフィス内での行為でしたが、警備員が巡回するような時刻であるためほぼ問題なし。
未来からの発注であるためか、ちゃんと彼女っぽいウィッグも用意されてました。
(※眼鏡もあった)
その2話目冒頭は、「綾乃さん」で、ちょっと驚きな光景。
ううむ、彼女はまた脇が甘いんだなぁ。
もっと後半で取り合いになるかと思ってたのですが。
なお後半も彼女がえっち担当で、後の展開に影響する事件がありました。
メインは色々説明が必要なSFモノらしく、「来夢ちゃん」のお話。
案内ロボットとして堂々と会社に存在させるのは、現代的ですね。
同僚「田伏光臣」が登場する3話目。
冒頭では、前話で男性陣が期待した(…と思う)、「来夢ちゃん」のサービスカットから。
彼はややこしいキャラクターでしたが、”疑似生態皮膚”を開発できる存在。
巻き込むこととなります。
まぁ、彼のようなんがああした「来夢ちゃん」を見せられたら、テンション上がるだろうなぁ。
男の夢ですよねー。
リアルな肌質を知らぬ彼のため、バーチャルにてそれを確かめるという流れ。
ちょうど居合わせ、親しい「綾乃さん」にモデルを頼むのですが…よく彼女あんなん承知したなぁ。
普通の女性ならばバッサリ断れて終わると思う。
機械制御技術担当主任「伊能沙耶香」が初登場の4話目。
彼女は「綾乃さん」と違って、キツい雰囲気なキャラクター。
叱られた後の「灰島くん」は…ううむ、本当にいいのかな。
そんなんばっかやってると、性格ゆがむぞ。
こちらは「来夢ちゃん」が乗っ取ったサイトにてのバーチャル世界。
露天風呂みたいな舞台での複数プレイです。
![アンドロイド「来夢2081」](https://blog-imgs-101.fc2.com/h/i/d/hideruaobu2/20190526220911cce.jpg)
※アンドロイド「来夢2081」
なんと「綾乃さん」との関係が進展する5話目。
その一方で、先の「沙耶香さん」との繋がりから別のお話も進展していて。
それがため、後半へ繋がるひと事件が起こります。
「こんなに背が低かったっけ……?」
~のくだりが設定ちゃんとしていて楽しい。
「来夢ちゃん」のアクションシーンも楽しめるのですが…。
とある人物の未来像も判明します。
ここからが後半ストーリーですね。
「灰島くん」が「沙耶香さん」らと楽しんでいる頃。
事態が急展開していた、という6話目。
バーチャル世界で、あーもされた「来夢ちゃん」ですが、そのリアクションが可愛い。
こちらのお話は直接7話目まで続いていて、機械な人物との戦闘シーンがあったりする手に汗握るもの。
某SF映画ちっくな場面もありました。
ここは「沙耶香さん」・「綾乃さん」らの見せ場があるので、お楽しみに(笑)
最終8話では、↓表紙のような「来夢ちゃん」が楽しめます。
どんな結末を迎えるのかは、ぜひ単行本でご確認ください。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ふうたまろ」センセでした。
正直なところ、最近の単行本は刺さらないことのが多かったのですが。
今回は良かったです。
最後まで「来夢ちゃん」が可愛く、魅力的に描かれていました。
ああしたアンドロイドなヒロインがお好きな方にはより楽しめるのではないでしょうか。
あとがき絵での彼女は最終話形態で、ややふっくらとした感じがキュート。
うん、あのパターンでの彼女とのえっちシーンも見たかったなー。
★「ふうたまろ」センセの漫画紹介記事
[発情美少女の淫らな蜜壺] <成年>
センセ初の成年系短編集。「祓ってあげちゃう」は2話の連続もの。
[アヒルのお風呂]
表題の中編ほか短編群を収録。なにかと中途半端で、楽しめませんでした。
[スイッチドール]
お得意なAV撮影シーンもあるラブコメ。不完全燃焼な印象でした。
[ヤドカリシスターズ]
物件には美人姉妹が住んでいた、というコメディー色の強いラブコメ。
[ヌードになったら] 【特にオススメ】
自ら脱いじゃうカメラマン「醍醐菜々美」とのアレコレ。
[となりのアサミさん] 【オススメ】
隣のはっちゃけ母親「吉原朝美」とのアレコレ。
[アナよび] 【特にオススメ】
人気現役アナウンサー「相嘗瞳」とのアレコレ。
[煽情的家族] 【オススメ】
前後編「愛・家族~僕のプライベートエンジェル」の続編。「あかりさん」も登場してアレコレ。
[ボクのアダルトヴィーナス] 【オススメ】
現役AV女優にして義母「神無月あかり」とのアレコレ。
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