■終末家族計画 (ふうたまろ)
★まんがデーター [18.5/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●〇
・属性 : [一般] SF、オフィス、アンドロイド
・構成 : 8話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ふうたまろ」センセの「終末家族計画」です。
※案内ロボット「来夢ちゃん」
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編。
SF要素のあるストーリー漫画となっています。
毎回直接シーンのある一般えっち系。
そのうち、何割かがアンドロイド女性との行為でした。
企業が舞台で、未来やら陰謀やらの渦巻くお話。
軽々しくなく、かと言ってそう深刻過ぎることはなく。
なにやら重々しいタイトルでしたが、印象はちょうど良いくらい。
また今回はヒロインが特に魅力的に描かれていて。
”えっちで困ったマスターですね”
そんな紹介帯が刺さった方であれば、問題ないでしょう。
しっかりとした線での作画。
描き込みや濃淡具合は適度で過不足ありません。
丁寧で小さいコマや引き絵なども綺麗にまとまっていました。
コマ割りは変化少なく、ぶち抜き多め。
設定もあってか、ややテキストが目立ったものの、見易い原稿です。
漫画はお上手でシリアス・コメディーどちらも優れ。
特に今回はアクションシーンや機械類などが重要なのですが、それらも良く描かれていました。
アンドロイドの解体シーンなどはそっち系での生々しさあり、ドキっとさせられます。
登場ヒロインらはそれぞれタイプ異なる魅力があり、男性陣も主人公以外は丁度良いくらいなウザさ(笑)
今回はカバーイラストがやや判断し辛いものだったので、紹介帯のカット絵が確認にオススメです。
【 収録話 】 8話収録
”金属・シリコーンなど異なる材質のオブジェクトを同時に生成できる”
そんな世界最強の産業用3Dプリンター「東雲D7」を主力とする企業「東雲インダストリー」
そのソフトウェア開発部門でAI制御を担当していた「灰島広太」
泊りで仕事をしていた彼は、深夜に稼働していた「東雲D7」を発見。
生成された精密な女性体は、
「今から40年後のあなたに造られたAIで制御される完全自立型アンドロイド」
そう自らを説明し、「来夢2081」と名乗ったのでした。
ざっくり書くと、おおむねそんな感じ。
企業を舞台としたSF要素のある長編。
ヒロインのアンドロイド「来夢」はもともと未来に存在していたもの。
そちら世界でもタイムマシンはないのですが、過去に電気信号を送ることは成功しており。
2018年の3Dプリンター「東雲D7」に出力されたという訳。
彼女曰く、40年後の日本はほとんど子供が生まれず、人口減で国は衰退の一途をたどっているらしく…。
倫理観を崩し、失った性欲を取り戻させて未来を変えるというミッションを遂行していくのでした。
…説明長いですね。
要約すると、現代でえっちを広めるべく未来から来たアンドロイドが奮闘する~っていう感じ。
彼女の目的の1つは性行為の良さを世に広めることであり、「来夢」がそうした機能を持っているのは当然。
一般えっち系な漫画として実に正しい設定です。
直接自ら参加するほか、慣れた頃にはバーチャル内で広く活動しておりました。
5、6話の中盤あたりからキナ臭いことも起こり…。
多くのサービスシーンを挟みつつ、暗躍する人物に直接対決など長編漫画らしい展開となっています。
※左:「向井綾乃」、右:「伊能沙耶香」
性に肯定的なヒロイン「来夢」は、アンドロイドながらいかにもセンセのキャラクター。
↓表紙の彼女は後半での姿で、深刻な事態を反映しているのか大人びた表情をしているのですが。
基本的にはツーサイドアップな髪型とつり目の可愛らしい、小悪魔っぽい存在です。
表情を変えるワイヤーとウィッグによって、同僚「向井綾乃」ほか別人そっくりになる機能もあり…。
えっちシーンの幅を増やしております。
途中から開発が進み、継ぎ目のない姿となっている筈なのですが、故あってその姿はほぼ描かれることなく。
(※バーチャル内などは普通の女性体)
だいたい肩や腰あたりの肌に継ぎ目のある、アンドロイド然とした姿でした。
そんなんお好きな方には嬉しい仕様ですね(笑)
彼女ほか、想い人の「綾乃」や同僚「伊能沙耶香」など、他の女性陣らが華を添えております。
「来夢ちゃん」登場の1話目。
驚きとかなんとかあってか、色々考えを巡らせている「灰島くん」がため。
さっそく別人そっくりになる機能を用い、眼鏡な同僚「綾乃さん」に擬態しています。
オフィス内での行為でしたが、警備員が巡回するような時刻であるためほぼ問題なし。
未来からの発注であるためか、ちゃんと彼女っぽいウィッグも用意されてました。
(※眼鏡もあった)
その2話目冒頭は、「綾乃さん」で、ちょっと驚きな光景。
ううむ、彼女はまた脇が甘いんだなぁ。
もっと後半で取り合いになるかと思ってたのですが。
なお後半も彼女がえっち担当で、後の展開に影響する事件がありました。
メインは色々説明が必要なSFモノらしく、「来夢ちゃん」のお話。
案内ロボットとして堂々と会社に存在させるのは、現代的ですね。
同僚「田伏光臣」が登場する3話目。
冒頭では、前話で男性陣が期待した(…と思う)、「来夢ちゃん」のサービスカットから。
彼はややこしいキャラクターでしたが、”疑似生態皮膚”を開発できる存在。
巻き込むこととなります。
まぁ、彼のようなんがああした「来夢ちゃん」を見せられたら、テンション上がるだろうなぁ。
男の夢ですよねー。
リアルな肌質を知らぬ彼のため、バーチャルにてそれを確かめるという流れ。
ちょうど居合わせ、親しい「綾乃さん」にモデルを頼むのですが…よく彼女あんなん承知したなぁ。
普通の女性ならばバッサリ断れて終わると思う。
機械制御技術担当主任「伊能沙耶香」が初登場の4話目。
彼女は「綾乃さん」と違って、キツい雰囲気なキャラクター。
叱られた後の「灰島くん」は…ううむ、本当にいいのかな。
そんなんばっかやってると、性格ゆがむぞ。
こちらは「来夢ちゃん」が乗っ取ったサイトにてのバーチャル世界。
露天風呂みたいな舞台での複数プレイです。
※アンドロイド「来夢2081」
なんと「綾乃さん」との関係が進展する5話目。
その一方で、先の「沙耶香さん」との繋がりから別のお話も進展していて。
それがため、後半へ繋がるひと事件が起こります。
「こんなに背が低かったっけ……?」
~のくだりが設定ちゃんとしていて楽しい。
「来夢ちゃん」のアクションシーンも楽しめるのですが…。
とある人物の未来像も判明します。
ここからが後半ストーリーですね。
「灰島くん」が「沙耶香さん」らと楽しんでいる頃。
事態が急展開していた、という6話目。
バーチャル世界で、あーもされた「来夢ちゃん」ですが、そのリアクションが可愛い。
こちらのお話は直接7話目まで続いていて、機械な人物との戦闘シーンがあったりする手に汗握るもの。
某SF映画ちっくな場面もありました。
ここは「沙耶香さん」・「綾乃さん」らの見せ場があるので、お楽しみに(笑)
最終8話では、↓表紙のような「来夢ちゃん」が楽しめます。
どんな結末を迎えるのかは、ぜひ単行本でご確認ください。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ふうたまろ」センセでした。
正直なところ、最近の単行本は刺さらないことのが多かったのですが。
今回は良かったです。
最後まで「来夢ちゃん」が可愛く、魅力的に描かれていました。
ああしたアンドロイドなヒロインがお好きな方にはより楽しめるのではないでしょうか。
あとがき絵での彼女は最終話形態で、ややふっくらとした感じがキュート。
うん、あのパターンでの彼女とのえっちシーンも見たかったなー。
★「ふうたまろ」センセの漫画紹介記事
[発情美少女の淫らな蜜壺] <成年>
センセ初の成年系短編集。「祓ってあげちゃう」は2話の連続もの。
[アヒルのお風呂]
表題の中編ほか短編群を収録。なにかと中途半端で、楽しめませんでした。
[スイッチドール]
お得意なAV撮影シーンもあるラブコメ。不完全燃焼な印象でした。
[ヤドカリシスターズ]
物件には美人姉妹が住んでいた、というコメディー色の強いラブコメ。
[ヌードになったら] 【特にオススメ】
自ら脱いじゃうカメラマン「醍醐菜々美」とのアレコレ。
[となりのアサミさん] 【オススメ】
隣のはっちゃけ母親「吉原朝美」とのアレコレ。
[アナよび] 【特にオススメ】
人気現役アナウンサー「相嘗瞳」とのアレコレ。
[煽情的家族] 【オススメ】
前後編「愛・家族~僕のプライベートエンジェル」の続編。「あかりさん」も登場してアレコレ。
[ボクのアダルトヴィーナス] 【オススメ】
現役AV女優にして義母「神無月あかり」とのアレコレ。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●〇
・属性 : [一般] SF、オフィス、アンドロイド
・構成 : 8話収録(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ふうたまろ」センセの「終末家族計画」です。
※案内ロボット「来夢ちゃん」
【 構成・絵柄 】
収録は1冊まるまるの長編。
SF要素のあるストーリー漫画となっています。
毎回直接シーンのある一般えっち系。
そのうち、何割かがアンドロイド女性との行為でした。
企業が舞台で、未来やら陰謀やらの渦巻くお話。
軽々しくなく、かと言ってそう深刻過ぎることはなく。
なにやら重々しいタイトルでしたが、印象はちょうど良いくらい。
また今回はヒロインが特に魅力的に描かれていて。
”えっちで困ったマスターですね”
そんな紹介帯が刺さった方であれば、問題ないでしょう。
しっかりとした線での作画。
描き込みや濃淡具合は適度で過不足ありません。
丁寧で小さいコマや引き絵なども綺麗にまとまっていました。
コマ割りは変化少なく、ぶち抜き多め。
設定もあってか、ややテキストが目立ったものの、見易い原稿です。
漫画はお上手でシリアス・コメディーどちらも優れ。
特に今回はアクションシーンや機械類などが重要なのですが、それらも良く描かれていました。
アンドロイドの解体シーンなどはそっち系での生々しさあり、ドキっとさせられます。
登場ヒロインらはそれぞれタイプ異なる魅力があり、男性陣も主人公以外は丁度良いくらいなウザさ(笑)
今回はカバーイラストがやや判断し辛いものだったので、紹介帯のカット絵が確認にオススメです。
【 収録話 】 8話収録
”金属・シリコーンなど異なる材質のオブジェクトを同時に生成できる”
そんな世界最強の産業用3Dプリンター「東雲D7」を主力とする企業「東雲インダストリー」
そのソフトウェア開発部門でAI制御を担当していた「灰島広太」
泊りで仕事をしていた彼は、深夜に稼働していた「東雲D7」を発見。
生成された精密な女性体は、
「今から40年後のあなたに造られたAIで制御される完全自立型アンドロイド」
そう自らを説明し、「来夢2081」と名乗ったのでした。
ざっくり書くと、おおむねそんな感じ。
企業を舞台としたSF要素のある長編。
ヒロインのアンドロイド「来夢」はもともと未来に存在していたもの。
そちら世界でもタイムマシンはないのですが、過去に電気信号を送ることは成功しており。
2018年の3Dプリンター「東雲D7」に出力されたという訳。
彼女曰く、40年後の日本はほとんど子供が生まれず、人口減で国は衰退の一途をたどっているらしく…。
倫理観を崩し、失った性欲を取り戻させて未来を変えるというミッションを遂行していくのでした。
…説明長いですね。
要約すると、現代でえっちを広めるべく未来から来たアンドロイドが奮闘する~っていう感じ。
彼女の目的の1つは性行為の良さを世に広めることであり、「来夢」がそうした機能を持っているのは当然。
一般えっち系な漫画として実に正しい設定です。
直接自ら参加するほか、慣れた頃にはバーチャル内で広く活動しておりました。
5、6話の中盤あたりからキナ臭いことも起こり…。
多くのサービスシーンを挟みつつ、暗躍する人物に直接対決など長編漫画らしい展開となっています。
※左:「向井綾乃」、右:「伊能沙耶香」
性に肯定的なヒロイン「来夢」は、アンドロイドながらいかにもセンセのキャラクター。
↓表紙の彼女は後半での姿で、深刻な事態を反映しているのか大人びた表情をしているのですが。
基本的にはツーサイドアップな髪型とつり目の可愛らしい、小悪魔っぽい存在です。
表情を変えるワイヤーとウィッグによって、同僚「向井綾乃」ほか別人そっくりになる機能もあり…。
えっちシーンの幅を増やしております。
途中から開発が進み、継ぎ目のない姿となっている筈なのですが、故あってその姿はほぼ描かれることなく。
(※バーチャル内などは普通の女性体)
だいたい肩や腰あたりの肌に継ぎ目のある、アンドロイド然とした姿でした。
そんなんお好きな方には嬉しい仕様ですね(笑)
彼女ほか、想い人の「綾乃」や同僚「伊能沙耶香」など、他の女性陣らが華を添えております。
「来夢ちゃん」登場の1話目。
驚きとかなんとかあってか、色々考えを巡らせている「灰島くん」がため。
さっそく別人そっくりになる機能を用い、眼鏡な同僚「綾乃さん」に擬態しています。
オフィス内での行為でしたが、警備員が巡回するような時刻であるためほぼ問題なし。
未来からの発注であるためか、ちゃんと彼女っぽいウィッグも用意されてました。
(※眼鏡もあった)
その2話目冒頭は、「綾乃さん」で、ちょっと驚きな光景。
ううむ、彼女はまた脇が甘いんだなぁ。
もっと後半で取り合いになるかと思ってたのですが。
なお後半も彼女がえっち担当で、後の展開に影響する事件がありました。
メインは色々説明が必要なSFモノらしく、「来夢ちゃん」のお話。
案内ロボットとして堂々と会社に存在させるのは、現代的ですね。
同僚「田伏光臣」が登場する3話目。
冒頭では、前話で男性陣が期待した(…と思う)、「来夢ちゃん」のサービスカットから。
彼はややこしいキャラクターでしたが、”疑似生態皮膚”を開発できる存在。
巻き込むこととなります。
まぁ、彼のようなんがああした「来夢ちゃん」を見せられたら、テンション上がるだろうなぁ。
男の夢ですよねー。
リアルな肌質を知らぬ彼のため、バーチャルにてそれを確かめるという流れ。
ちょうど居合わせ、親しい「綾乃さん」にモデルを頼むのですが…よく彼女あんなん承知したなぁ。
普通の女性ならばバッサリ断れて終わると思う。
機械制御技術担当主任「伊能沙耶香」が初登場の4話目。
彼女は「綾乃さん」と違って、キツい雰囲気なキャラクター。
叱られた後の「灰島くん」は…ううむ、本当にいいのかな。
そんなんばっかやってると、性格ゆがむぞ。
こちらは「来夢ちゃん」が乗っ取ったサイトにてのバーチャル世界。
露天風呂みたいな舞台での複数プレイです。
※アンドロイド「来夢2081」
なんと「綾乃さん」との関係が進展する5話目。
その一方で、先の「沙耶香さん」との繋がりから別のお話も進展していて。
それがため、後半へ繋がるひと事件が起こります。
「こんなに背が低かったっけ……?」
~のくだりが設定ちゃんとしていて楽しい。
「来夢ちゃん」のアクションシーンも楽しめるのですが…。
とある人物の未来像も判明します。
ここからが後半ストーリーですね。
「灰島くん」が「沙耶香さん」らと楽しんでいる頃。
事態が急展開していた、という6話目。
バーチャル世界で、あーもされた「来夢ちゃん」ですが、そのリアクションが可愛い。
こちらのお話は直接7話目まで続いていて、機械な人物との戦闘シーンがあったりする手に汗握るもの。
某SF映画ちっくな場面もありました。
ここは「沙耶香さん」・「綾乃さん」らの見せ場があるので、お楽しみに(笑)
最終8話では、↓表紙のような「来夢ちゃん」が楽しめます。
どんな結末を迎えるのかは、ぜひ単行本でご確認ください。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ふうたまろ」センセでした。
正直なところ、最近の単行本は刺さらないことのが多かったのですが。
今回は良かったです。
最後まで「来夢ちゃん」が可愛く、魅力的に描かれていました。
ああしたアンドロイドなヒロインがお好きな方にはより楽しめるのではないでしょうか。
あとがき絵での彼女は最終話形態で、ややふっくらとした感じがキュート。
うん、あのパターンでの彼女とのえっちシーンも見たかったなー。
★「ふうたまろ」センセの漫画紹介記事
[発情美少女の淫らな蜜壺] <成年>
センセ初の成年系短編集。「祓ってあげちゃう」は2話の連続もの。
[アヒルのお風呂]
表題の中編ほか短編群を収録。なにかと中途半端で、楽しめませんでした。
[スイッチドール]
お得意なAV撮影シーンもあるラブコメ。不完全燃焼な印象でした。
[ヤドカリシスターズ]
物件には美人姉妹が住んでいた、というコメディー色の強いラブコメ。
[ヌードになったら] 【特にオススメ】
自ら脱いじゃうカメラマン「醍醐菜々美」とのアレコレ。
[となりのアサミさん] 【オススメ】
隣のはっちゃけ母親「吉原朝美」とのアレコレ。
[アナよび] 【特にオススメ】
人気現役アナウンサー「相嘗瞳」とのアレコレ。
[煽情的家族] 【オススメ】
前後編「愛・家族~僕のプライベートエンジェル」の続編。「あかりさん」も登場してアレコレ。
[ボクのアダルトヴィーナス] 【オススメ】
現役AV女優にして義母「神無月あかり」とのアレコレ。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】