■牝を狩る村 (しのぎ鋭介)
★まんがデーター [14.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] 凌辱、複数、因習
・構成 : 5話収録(うち「虜囚の村」×3)
・おまけ: あとがき、合間に作品コメント・イラスト。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「しのぎ鋭介(しのぎ・えいすけ)」センセの「牝を狩る村」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録はメインシリーズと短編。
話数としては、連続3話、短編2話という数値構成でした。
ただし、ページ量では、約8割ほどがメイン話です。
タイトル・サブタイトル、カバー絵…などで察せられると思いますが。
凌辱たっぷりのブラック漫画。
皆さん、大変なこととなってます。
特に救いもなかったので、得意でない方は避けた方が良いでしょう。
(私ですね…)
なお、短編2話は普通のラブコメ話。
メインがそんなんなため、ある程度に中和できるのですが。
黒々しいのが好みな場合は、そんなんで統一されてた方が良かった、って思うかも。
おまけはあとがきほか、合間にあった各話の解説・イラストなど。
ヒロインらのイラストもありましたよ。
※女教師「新妻」ほか天文部メンバー
★★絵柄について ★★★
黒色強めのしっかり線。
丁寧で安定感がありました。
白比率そこそこあり、濃淡は適度なくらい。
結果として、画面はそう暗くありません。
その、明るさがため…。
特にメインシリーズはブラックなお話なのですが、良く言えば見易く・悪く言えばクリア過ぎていて。
ヒロインらにストレスを与える存在・村の中年らが、嫌悪というより…ちょっと面白く見えてしまってました。
(※そっち狙いだろうキャラほか、全員)
ほか、ヒロインらは五角形な輪郭。
大きい縦長な黒目で、くの字鼻。
お腹から太ももまで、むちっとしたスタイルをしていて。
触れたくなるような肉感でした。
背景や小物は概ねイイ感じ。
こちらもさっばり気味です。
動きにやや固さあったものの、そう違和感なく許容範囲。
表情は優れていて、極限状態でのやり取りに迫力ありました。
「ティーアイネット」さんの単行本なので、裏表紙にはあらすじ・カット絵があり。
判断はそちらがベストでしょう。
★★収録話について ★★★ 5話収録
003:「虜囚の村」 3話
天文部の夏合宿のため、小型バスで向かっていた一行。
予定から遅れ、山道に差し掛かっていたところ…。
タイヤがパンクし、立ち往生してしまったのです。
そこに、近所の村の住人という男性がやって来たため、その当日はどうにか食事と宿を得たのでした。
しかし…その村は普通のそれではなかったのです。
村の住人らに好き勝手される女教師・女生徒といったお話。
よくある、村の因習的…なものは少なく。
ハードな凌辱描写がメインとなってます。
良くも悪くも、精神的にダメージ受けそうな、ややこしいものはほぼなかったです。
村の男性ほか、複数のキャラクターが登場する連続話。
ただ、そのほとんどは名前すらなく。
キャラクター描写としても、軽いものでした。
画面は派手で良いんですけれど…。
個人的には、もっと人数を限定して、個々人についてじっくり深堀~な方が良かったなぁ。
ただし、絶望的なこのエピソードのラスト部分。
ヒロインの精神をばっきり折っていく様は、非常に良かったです。
切っ掛けとなる1話目。
パンクする車、なのですが…。
外に出た教師「作倉」は、その原因たる地面に埋まっていた釘に気付いていたと思われ。
(※明確な描写はなかったです)
個人的には、いきなり不信感を持ちました。
彼の詳細については、最も残酷なタイミングで明かされます。
お楽しみに。
出された食事には何らかの薬を盛られており。
皆寝てしまったものの、メインヒロイン「倉沢純華」は体調がためほとんど手をつけてなく。
また、良いタイミングでトイレに行っていたこともあって、友人「菜月亜弥」ともども難を逃れることとなりました。
最初の犠牲者は、同行していた教師のもう1人「新妻」さん。
牢から連れ出される頃には、皆目覚めており。
生徒らを後ろにかばっている姿は凛々しかったです。
…ただ。
これが絶妙な前フリになっており。
ひととおりサレた後、生徒が2人投入された際の一言は見事でした。
リアルですよねー。
ただ、ここでひと落ち着きしていたため。
村の男性側で唯一名前のあった大男「悟郎」の餌食となってしまうのです。
この漫画では2番目に気の毒ですね。
2話目。
牢に残されていた、残り3名。
名前ないのが残念でしたが…。
強気で、ギリギリまで抵抗していた先輩さん(※裏表紙の娘ね)が色々サレてしまうのがメインです。
前回と違い、神社の舞台に上げられ、ちょっとしたショー的な感じ。
単純なプレイとしては、こちらが最もハードであると思います。
なお、ここで、先の2人「純華」・「亜弥」はまだ無事。
たぶんですね…。
どうにかして2人が山を下りる選択をしていたならば…最悪なケースを避けれたかもしれないのですが。
(※ちょろっと見張りとかいましたが、山全域を押さえることはできないと思うので)
「純華さん」の想い人、教師「作倉くん」の姿が見えないこともあって、止まってしまったようなのでした。
また、彼女ら正確に状況把握できてなかったと思われ…。
うーん、難しいかなぁ。
最終3話目。
ついに「純華」・「亜弥」の2人も捕まってしまい…といった流れ。
とりあえず、「純華ちゃん」は頑張っていました。
ただ、まあ…あーした展開になるとは、思わなかったでしょうね。
1つ、「亜弥ちゃん」への対応は…ちょっとでも教師の心が残っていたため、~だと思いたい。
たぶん、実際は後の目的がため、なのだろうけど。
実にヒデエお話でした(いい意味で)
なお、漫画後のイラストにて、無事(?)全員のえっち描かれたこととなりました。
※左:「倉沢純華」・「菜月亜弥」、右:同じ学科の「三好さん」
157:「夏の日」
田舎のカップル「ケイスケ」・「アキ」のえっち話。
周囲にほぼ人影はないものの、ナニをしようと考えると意外に人目はあったりしていて…。
うろうろしていた2人は、プレハブの仮設事務所を発見したのでした。
中途半端だった事にプラスして、ちょっとした焦りもあり…。
ちょっと乱暴になってしまう「ケイスケくん」
まぁ、そうだろうなぁ。
成年漫画でのセオリーは河原とかなのですが。
リアルだと、やっぱりこうした所ですかね。
ハードなんの後に位置しているので、お口直しに最適なエピソードでした。
175:「彼女に下着を届けたら」
起きた「天瀬」が窓を開けたところ…。
上の階から下着が落ちてきたのでした。
その持ち主「三好」まで届けに行ってみると、彼女が同じ学科の顔見知りであったことを知ったのです。
本来の「三好さん」は眼鏡女子でしたが、こちらではずっとオフ。
エロい恰好のまま出迎えたたげでなく、お茶に誘うとか…妙ちくりんな言動にハテナとなっていましたが。
ああ、なるほどねー。
それなら分かる。
そうした彼女はいいとして、彼ですね。
えっちに応じるのはいいとして、「好きになった!」とかの発言は…。
いや、あんたヤリたいだけでしょ。
せめて、彼女から切っ掛け話を聞いた後ならばギリ分からんでもないんですけれど…。
…というか。
そもそも、持ち主本人が回収しに「天瀬くん」を訪ねるべき、だと思いました。
落としたの下着とかややこしいものなのだし。
(まぁ、そうした話ではないんですけどね)
★★リンクほか ★★★
牝を狩る村 (MUJIN COMICS) コミック, 2025/01/04 [アダルト] しのぎ鋭介 (著)
★「しのぎ鋭介」センセの漫画紹介記事
[シスプレ]
[委員長の恋人]
[揺れる濡れる]
[少女のいろは]
[おしかけっ!マイハニー]
[ボク女子校に入学しました]
[妹とエッチするのは、お兄ちゃんの義務だよねっ!]
テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト