■とろける君が好き (綺月さい)
★まんがデーター [13.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎○
・お話 :●●●○○
・漫画 :●●●◎○
・独創性:●●●○○
・属性 : [成年] ラブコメ、学生
・構成 : 7話収録。
・おまけ: あとがき。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「綺月さい(きづき・さい)」センセの「とろける君が好き」です。
★★単行本構成、ほか ★★★
収録は7話で、特に連続・シリーズものなどはありません。
ボリュームは普通くらいです。
ほぼ学生ヒロインでしたが、皆さんえっちに積極的。
ちょっと展開は早い印象で…。
お話には、ちらほら違和感あったりもしました。
まぁ、ページ限られた成年漫画ですからね。
おまけはあとがきくらいで、ちょっと寂しい。
裏表紙、折り返しもイラストでなかったですからね…。
ただ、あとがき絵は良かったです。
![ダメでもっともっと「里仲千春」](https://blog-imgs-501.2nt.com/m/a/n/mangagohogoho/20250208154506a83.jpg)
※里仲千春
★★絵柄について ★★★
さっと流すような線で、黒色はそこそこ。
適度な黒さでした。
ただし、全体の色づきは軽く。
線画といった印象です。
これがため…いわゆるフェチ的な、プラスなんちゃらについては欠けていたと思います。
中小なコマ割り。
枠間はあったり・なかったりで、収まり良いもの。
前述した色彩もあって、原稿はごっちゃりとしてました。
適度にメリハリあって、背景・小物はそこそこ。
引き絵・背景込みの絵には、やや弱さを感じました。
漫画は表情良く、ちょろっとコメディーちっくな描写もちらほら。
基本的に大崩れはしていません。
また、メインシーンはパンチ力がありました。
横長目にしっかり描写の鼻という美人系。
全体的に縦長気味で、身長も高め。
リアル調な人物画となってます。
それでもクドさはなく、適度なくらいな雰囲気でした。
このリアル調がため、例によって、ちょっとしたマイナス面が目立ってしまう、不利な作画だと思います。
特に今回単行本は、25年、24年のほか、22年、20年といった原稿もあり。
最大で6年の開きがあって、結構な差を感じました。
また、前述しました、リアル系作画なので、そんなん強く感じやすいと思います。
おおむね↓表紙の判断で良いでしょう。
★★収録話について ★★★ 7話収録
003:「ダメでもっともっと」
テスト結果がすこぶる悪く、部活に影響しそうな「里仲千春」
ふと目に入ったクラスメイト「佐々木透」勉強を見てもらうようお願いしたのでした。
勉強教えてもらうため、家に誘ったところ。
放置していた大人のオモチャに気付かれ、そのままえっち展開に発展するというもの。
…なにゆえ?
後の描写から、おそらく…あまり気乗りしてない彼のため先払い、なんでしょうかね。
「佐々木くん」は際立って優秀とかでなく、まともに喋ったことない相手であり…。
なにゆえ、彼だったんだろうか。
えっち相手として、適当だったのかな。
(顔とか性格とか)
どうせなら、部活ユニフォーム(バレー部)でのえっちが見たかった。
031:「スワイプコネクト」
放課後に補修となった「昏石(くらいし)」
その補修監督に、なにかと話し易い教師「いっちー」にお願いしたのでした。
実は彼のだろうアカウントを発見しており。
それの確認かたがた、~といった流れですね。
まぁ、発見されたアカウントは、そんなヤバいものではなかったっぽかったのですが。
なぜかガチガチだった彼自身(笑)に気付かれてしまう流れ。
あそこまでモロ出し・握られるまで、放置していたのはちょっと疑問。
「うおおいっ!?」ではないでしょー。
ヨワヨワ教師だなぁ。
(※そんなんだから、彼女から都合よく扱われてたのかな)
その勢いで、教師・生徒でホテルインしてました。
これまた…大丈夫なんでしょうか。
057:「本当の好きを君に」
明日の備品準備を依頼された「藤崎」
なんのかんのお人よしの「東谷」に手伝いをお願いしたのでした。
最初は可愛く誘って、次は密着して懇願していた「藤崎さん」
頼り癖あるそうです。
ポニーテールがイイ感じ。
メインは、お礼だと連れていかれた店にて、彼女からマッサージされる流れ。
いちおう、普通のマッサージ店だと思われるのですが。
(※ただ、彼はどんな店なのか理解してなく、あるいは裏サービスあるような怪しい店かもしらん)
普通に施術されつつも、えっち展開になってました。
店内でそんなコトして、大丈夫なのかな。
防音の完全個室、って訳ではないのだろうし。
しかも彼女はバイトの新人らしく。
そうした店だとしても、まだ学生な彼女に好き勝手させ過ぎだと思う。
087:「100点のご褒美」
テストで100点を取ったご褒美に、「鳴上りく」は「優凪(ゆうなぎ)みく」とのえっちをお願いしていたのでした。
別クラスとのことでしたが、そもそもだいぶ親しそうな2人。
友人とか、幼馴染みでしょうかね。
制服姿のまま、堂々とホテルインしていた2人。
せめて着替えなさいよ…。
漫画のメインはローションプレイ(※だからホテルにしたのかな)なのですが。
正直なところ、そんなんがイマイチ目立たず。
もうひと描写欲しかったです。
115:「路地裏のひみつ」
塾の帰り道。
人気のない路地裏で見たのは…。
昔、共に学級委員をやった同級生「佐藤華鈴」が見知らぬ男とえっちする姿でした。
そこそこ親しかった(※後に下の名前で呼ばれている)美人の同級生が、野外えっちしている姿は…。
あの年齢の男子には、強烈な刺激でたまらんでしょうね。
実際、彼も興奮冷めやらぬまま、追って来た彼女に捕捉されてました。
その勢いでホテルインする流れ。
えー、これまた制服姿のまま、そんなトコ行かないように。
後半では、なんのかんのイイ感じになっていたものの…。
どちらか男子と野外プレイするような娘なので、なかなか荷が勝ち過ぎるかと思いました。
まぁ、がんばれ。
![本当の好きを君に「藤崎」、紺色のアサガオ「蒼咲夢」](https://blog-imgs-501.2nt.com/m/a/n/mangagohogoho/2025020815451090e.jpg)
※左:「藤崎」、右:「蒼咲夢」
139:「紺色のアサガオ」
勉強会との名目で、想いを寄せる「蒼咲夢」を呼び出すことに成功した「阿木弘也」
2人きりとなる、そのチャンスに告白しようと考えていたところ。
何故か、彼女との距離はやたら近かったのでした。
ヒロイン「蒼咲さん」は美人で勉強・運動もでき、人気のある学級委員長というスーパー女子。
ただしあまり愛想しくなく、神秘的な存在ともあったので…。
意気地なし、と自覚していた「阿木くん」は、よくも彼女を誘えたなぁ、と。
また、そこそこ対等に会話もできてましたからね。
ちょっと違和感。
何らかあったのかなぁ。
(※後に語られていた点についても、前振りとか欲しかった)
これなら、彼女から誘った~といった流れのが自然だった気がします。
えっちに興味あったらしい「蒼咲さん」
冒頭でも、露骨なまでに胸を押し当ててきてました。
もう、腕に全神経集中しますわね(笑)
169:「彼女のハケグチ」
昨日配られたレジュメを忘れた「黒葉」
隣に座っていた、「神崎」に見せてもらおうと思ったところ…、といった導入部。
前半「今日だけなら…」の台詞までは、おそらく教室内だと思われるんですけどね。
あのう、現在は授業中なんですけど…。
「まわりに聞こえちゃうよ」
などと言ってましたが、リアクションも大きく、バレバレだと思う。
まぁ、2人相性は良いようで、何よりでした。
★★リンクほか ★★★
テーマ : 成年コミック・マンガ
ジャンル : アダルト