■童貞弟とビッチ姉 (東鉄神)
★まんがデーター [20.0/20.0]
・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、お姉ちゃん、ギャル
・構成 : 10話収録(うち「童貞弟と3人のビッチ」×4)
・おまけ: あとがき、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東鉄神(あずま・てっしん)」センセの「童貞弟とビッチ姉」です。
※コスプレイヤー「西野さん」
【 構成・絵柄 】
収録はシリーズものと短編。
タイトルになっているシリーズもの。
そちらは複数ヒロインで、最初に集合話があり。
続くお話が、それぞれ3名のを掘り下げていくという、よくある成年漫画の逆パターンでした。
まさにギャルというキャラ設定がためですね。
なお、タイトルの「姉」ですが、メインシリーズは義姉。
その他も広義でのお姉ちゃんで、実姉はいません。
そっちの期待はしないように。
だいたいラブコメ調で、楽しくもえっちなお話群。
若干異なるものもありましたが、そうブレてはいなかったと思います。
短編もキャラ・エピソードに優れ、高い完成度がありました。
ちなみに、目次表記はなかったので、次でもページ数はつけていません。
柔らかながら強さもある線での作画。
全体の濃淡・描き込み具合は丁度良いくらい。
コマ割りに変化・細かさあり、はみ出し・ぶち抜きも多く。
原稿は賑やかさあるものの、コテコテはしてなく…。
全体丁寧でバランスにも優れた綺麗な仕上がり。
一言では”華やかな印象”でした。
小物や背景もお上手で、複数人と背景のある引き絵なども見事。
また適度にメリハリもあるため、見ていて疲れません。
人物画は漫画っぽい可愛らしさある、お姉さん絵柄。
ギャルから清楚な女性までいい感じに描かれてました。
ジャンルもあって、表現はコメディー調。
適度な崩れで安定感あり、そう強い癖もなく。
万人に好まれそうなものです。
↓表紙・裏表紙はセンセの作画の良い部分があまり出ていないような気がします。
紹介帯のカット絵と共に、いくらかプラス判定で良いでしょう。
【 収録話 】 10話収録
:「童貞弟と3人のビッチ~はじめてはお姉ちゃんで~」
:「僕の姉を紹介します」
:「童貞弟と3人のビッチ~まほちゃんの巻~」
:「童貞弟と3人のビッチ~ナナちゃんの巻~」
親の再婚で、「幹斗」に出来た義姉「橋爪マキ」
清楚なお姉ちゃんを期待していたものの、彼女はいわゆるギャルなタイプであり。
失望しつつも、身近にできた異性に興味はあり…。
留守中、彼女の部屋に入っていた「幹斗」でしたが。
実は創立記念日で学校がなく、早々に帰宅した当人、さらにその友人「五十嵐まほ」・「松野ナナ」らと鉢合わせしてしまったのでした。
だいたいそんな切っ掛け。
まぁ、これまたえらく具合の悪いところで鉢合わせしたものですね。
しかも友人ら含めて3人も。
「あたしたち先生の話全然聞いてないからね~っ」
そんな台詞が悲しい。
そう、この3名全員が創立記念日だということを知らずに学校へ行き、そこで合流したっぽいのですよ。
登場シーンがまた、良い意味で強く・濃く、いい感じ。
ううむ、絡みたくないなぁ(笑)
あんな状況ながら、強気なままの「幹斗くん」はなかなか凄いと思います。
1話目はそのまま、3名に童貞散らされるような感じ。
微妙に羨ましくない。
※左:義姉「橋爪マキ」、右:「湖波さん」
義姉「マキさん」とのその後を描いた「僕の姉を紹介します」
その後もああしたえっち関係は続いているのですが。
そちらがため、「幹斗くん」の危機を救うという、実に良いエピソードとなっていました。
さすがに泣きはしませんが…ちょっと1話目での彼女イメージが変わると思います。
また、解決のため「マキさん」の取った行動がオモシロ・スゴイ。
あれは…どんな事よりもハッキリと効果ありそう。
彼女のギャルな容姿・言動もあってのことでしょう。
この2人は理想的な姉弟像とかギャップとか愛憎の入り混じった複雑さある関係で、見ていて面白いです。
(※期待と違ったものの、「幹斗くん」はやっぱりお姉ちゃんが出来て嬉しいと思う)
ちょっと他エピソードとか、逆の視点とかみていきたいなぁ。
「童貞弟と3人のビッチ~まほちゃんの巻~」は、先の3名のうちツインテールで巨乳な「五十嵐まほ」のヒロイン回。
まずはあの場面で勇気を出した「幹斗くん」に拍手。
あれは先の義姉ちゃんがためかなぁ。
初対面から「アタシ意外とイケるかもぉ」とか発言しており。
バイトするカラオケ店で、お礼と称してグイグイ迫ってました。
店の女性店員がいるんですが、お話に参加する「さやか」ほか、皆ガツガツしてるのが凄い。
1話目の写真にもありましたが、あのお菓子のプレイは見ていてつらい、怖い。
「童貞弟と3人のビッチ~ナナちゃんの巻~」は先の3名のうちショートカットに褐色肌な「松野ナナ」のヒロイン回。
こちらでは、ちょっとした事で絡まれていた「幹斗くん」を「ナナさん」が助ける流れ。
スポーツ女子っぽい雰囲気でしたが、冒頭では踵落としをキメてました。
そんな訳で、こちらはお礼をもらう、という流れでのえっち発展。
待ちきれなかった様子で、野外プレイでした。
途中で、粗暴な彼女から女性を感じて復活するくだりがいいですね。
オチがまた可愛らしく。
キャラが非常に良かったので、こちらシリーズはもう少し続けて欲しいなぁ。
「マキさん」ほかヒロインら掘り下げることで、その印象は全然違うものになっていきそう。
:「日曜は別の顔」
イベントに行っていた「小杉」
そこでカメラ男子に囲まれていたコスプレイヤーは、会社の先輩「西野」だと気付いたのでした。
会社での「西野さん」は、眼鏡で堅物っぽい雰囲気。
表情も凜としていて、近づき難い女性ですねー。
冗談とか通じなさそう。
その趣味で、彼氏に振られたらしいのですが…うーん、まあ理解ないと厳しいか。
というか、素の彼女(オチの感じか)が受け入られなければ、付き合うなんて難しいだろうからねぇ。
たぶん、前の彼氏は会社でのイメージが強かったのでは。
そうした意味では、確かに彼女が語るとおり趣味・波長の合う彼とは巧くいきそう。
これまたオチでの「小杉くん」の姿がそんな感じでした。
彼的にも、ああした趣味を許容してくれる相手というのは得難いもの。
お互い巧い事いってよかったねぇ。
:「ドア」
友人「宮川」くんのお姉さんとのえっち話。
他はだいたいコメディー色の強いものなのですが。
こちらは、ちょっとシリアス。
オチも、ちょっと切ない仕上がりでした。
(※それでいて前向きさあるものです)
お互い、あれで良かったんだろうなぁ。
後半のショートカットが可愛いです。
:「イチゴのケーキとモンブラン」
チア部所属でクラスでのカースト最上位の「湖波(こなみ)」さん。
一方、肥満体で最下層な「モサ夫」は彼女と挨拶すら交わしたことかなかったのですが。
とある切っ掛けで彼女を怪我させてしまい、見舞いかたがた彼女の部屋に来ていたところ。
彼女から驚くべき言葉を掛けられたのでした。
こちらは同級生。
タイトルのケーキは2人を表現したものですかね。
ギャップのあるカップル話です。
「湖波さん」はいわゆるギャルではないものの、強気で積極的な美人。
お話し前の状況を見る限り、彼はおそらくその視界にすら入ってなかったと思われるのですが。
性的なことはオープンで、彼がまたなかなか巧かったこともあり…。
後半のえっちには、ラブっぽい感までありました。
2人のキャラが良く、他シチュエーションでのえっちとか見たいです。
おそらく、この後は校内でもすると思うので。
:「迎春」
大晦日、「カンジ」は付き合う貧乏学生「みっちゃん」の家までおせち料理をもってやって来たのでした。
家政婦さん、とか普通に口にしていて。
「カンジくん」は結構裕福な家庭の子なようです。
おせち料理もかなり高級なもののようでした。(海老とかカニ爪とか見えます)
2人の出会いなどは言及なかったのですが、孤独だった彼を「みっちゃん」が支えたのかな。
その手ほどきがためか、えっちではしっかり彼氏をしていました。
”今の一言だけで~”のくだりが好き。
収録ではこの「みっちゃん」がお気に入りです。
※左:貧乏学生「みっちゃん」、右:妹「マリエ」
:「思春期」
同居している姉「エリカ」の旦那「正臣」
2人の夜の行為を覗き見ることが習慣となっていた妹「マリエ」
それは気付かれており、彼からホテルへと誘われてしまったのでした。
収録は年上女性ばかりですが、こちらは年下。
いかにも評判の良い旦那「正臣くん」ですが、「マリエさん」を誘うくだりは非常に手慣れていて。
ああした、ちょっとした悪さはちらほらやってそう。
「エリカさん」も彼の手練手管に引っ掛かっちゃったクチだろうなぁ。
登校前だったので、「マリエさん」は制服姿。
オチはあーした終わり方でしたが、彼女は意外にしたたかそうで。
そのうち立場逆転してそう。
:「犬」
同じ町内に住むお姉さん「深雪」
動物好きな「トモ」は彼女が飼っていた犬を通じて知り合いとなり。
よく家にも招かれていたのですが。
その日の彼女は、ちょっと雰囲気が違っていたのでした。
いかにも清楚そうな女性が豹変するパターン。
あまり若い子の夢を崩さないように(笑)
まぁ、そもそも胸元開いた服だったり、スカート丈も短いですよね。
彼の写真を見る限り、足運びなどもそれを想定しているような感じでした。
オチがまたなかなか凶悪。
犬はああした釣りのために飼ってるのかしら。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は毎度おなじみ「東鉄神」センセでした。
ビッチ姉、という単語が非常に強く(笑)
↓表紙もあーした感じだったので。
ぶっちゃけ、店頭では一瞬迷いましたが…。
漫画はいつものセンセな感じで、ひと安心。
面白かったです。
ただ、前述した通り、あのシリーズはもう少し続ければまた全然違った印象になりそうで…。
それぞれ3名のキャラも非常に良く。
これで終わってしまうのは、ちょっと勿体ない気がします。
原稿時期は新しかったので、今後の続編を祈りつつ次巻を楽しみ待ちます。
童貞弟とビッチ姉 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミックス , 2019/3/1 [アダルト]
★「東鉄神」センセの漫画紹介記事
[おちてとろけて]
成年:女教師・生徒のカップル話「愛しき学園性活」ほか短編群。
[僕の年上のカノジョ]
成年:ややコメディー色が強めなラブコメ話群。お姉さん系ばかりでもありません。
[恋れもん]
一般:ゲームのキャラクター「レモンちゃん」が実体化するラブコメ長編。
[僕の可愛いお姉さん]
成年:広義な意味でのお姉さん短編集です。
[らぶゆ!]
一般:銭湯と三姉妹なラブコメ長編。結局全4巻という長さでした。
[微熱スイッチ]
成年:中編「栗本さんシリーズ」ほか短編という構成。
[ヘンコイ!]
一般:明るくえっちなクラス委員「青木ほのか」さんとのラブコメ長編。
[いけませんお嬢様!]
一般:お屋敷5人姉妹との長編。
[ふたりでできるもん]
成年:表題中編ほか。
[ピンクDEピンク]
一般:和風ファンタジー。
[桃色保健室]
成年:保険医「桃子先生」の中編ほか。
[ダブルバースデイ]
一般:姉妹とのラブコメ。2冊目単行本。
[もとかの 2巻・完結]
[もとかの 1巻]
一般:元カノらとのラブコメ長編。
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・絵柄 :●●●●●
・お話 :●●●●●
・漫画 :●●●●●
・独創性:●●●●●
・属性 : [成年] ラブコメ、お姉ちゃん、ギャル
・構成 : 10話収録(うち「童貞弟と3人のビッチ」×4)
・おまけ: あとがき、加筆修正あり。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東鉄神(あずま・てっしん)」センセの「童貞弟とビッチ姉」です。
※コスプレイヤー「西野さん」
【 構成・絵柄 】
収録はシリーズものと短編。
タイトルになっているシリーズもの。
そちらは複数ヒロインで、最初に集合話があり。
続くお話が、それぞれ3名のを掘り下げていくという、よくある成年漫画の逆パターンでした。
まさにギャルというキャラ設定がためですね。
なお、タイトルの「姉」ですが、メインシリーズは義姉。
その他も広義でのお姉ちゃんで、実姉はいません。
そっちの期待はしないように。
だいたいラブコメ調で、楽しくもえっちなお話群。
若干異なるものもありましたが、そうブレてはいなかったと思います。
短編もキャラ・エピソードに優れ、高い完成度がありました。
ちなみに、目次表記はなかったので、次でもページ数はつけていません。
柔らかながら強さもある線での作画。
全体の濃淡・描き込み具合は丁度良いくらい。
コマ割りに変化・細かさあり、はみ出し・ぶち抜きも多く。
原稿は賑やかさあるものの、コテコテはしてなく…。
全体丁寧でバランスにも優れた綺麗な仕上がり。
一言では”華やかな印象”でした。
小物や背景もお上手で、複数人と背景のある引き絵なども見事。
また適度にメリハリもあるため、見ていて疲れません。
人物画は漫画っぽい可愛らしさある、お姉さん絵柄。
ギャルから清楚な女性までいい感じに描かれてました。
ジャンルもあって、表現はコメディー調。
適度な崩れで安定感あり、そう強い癖もなく。
万人に好まれそうなものです。
↓表紙・裏表紙はセンセの作画の良い部分があまり出ていないような気がします。
紹介帯のカット絵と共に、いくらかプラス判定で良いでしょう。
【 収録話 】 10話収録
:「童貞弟と3人のビッチ~はじめてはお姉ちゃんで~」
:「僕の姉を紹介します」
:「童貞弟と3人のビッチ~まほちゃんの巻~」
:「童貞弟と3人のビッチ~ナナちゃんの巻~」
親の再婚で、「幹斗」に出来た義姉「橋爪マキ」
清楚なお姉ちゃんを期待していたものの、彼女はいわゆるギャルなタイプであり。
失望しつつも、身近にできた異性に興味はあり…。
留守中、彼女の部屋に入っていた「幹斗」でしたが。
実は創立記念日で学校がなく、早々に帰宅した当人、さらにその友人「五十嵐まほ」・「松野ナナ」らと鉢合わせしてしまったのでした。
だいたいそんな切っ掛け。
まぁ、これまたえらく具合の悪いところで鉢合わせしたものですね。
しかも友人ら含めて3人も。
「あたしたち先生の話全然聞いてないからね~っ」
そんな台詞が悲しい。
そう、この3名全員が創立記念日だということを知らずに学校へ行き、そこで合流したっぽいのですよ。
登場シーンがまた、良い意味で強く・濃く、いい感じ。
ううむ、絡みたくないなぁ(笑)
あんな状況ながら、強気なままの「幹斗くん」はなかなか凄いと思います。
1話目はそのまま、3名に童貞散らされるような感じ。
微妙に羨ましくない。
※左:義姉「橋爪マキ」、右:「湖波さん」
義姉「マキさん」とのその後を描いた「僕の姉を紹介します」
その後もああしたえっち関係は続いているのですが。
そちらがため、「幹斗くん」の危機を救うという、実に良いエピソードとなっていました。
さすがに泣きはしませんが…ちょっと1話目での彼女イメージが変わると思います。
また、解決のため「マキさん」の取った行動がオモシロ・スゴイ。
あれは…どんな事よりもハッキリと効果ありそう。
彼女のギャルな容姿・言動もあってのことでしょう。
この2人は理想的な姉弟像とかギャップとか愛憎の入り混じった複雑さある関係で、見ていて面白いです。
(※期待と違ったものの、「幹斗くん」はやっぱりお姉ちゃんが出来て嬉しいと思う)
ちょっと他エピソードとか、逆の視点とかみていきたいなぁ。
「童貞弟と3人のビッチ~まほちゃんの巻~」は、先の3名のうちツインテールで巨乳な「五十嵐まほ」のヒロイン回。
まずはあの場面で勇気を出した「幹斗くん」に拍手。
あれは先の義姉ちゃんがためかなぁ。
初対面から「アタシ意外とイケるかもぉ」とか発言しており。
バイトするカラオケ店で、お礼と称してグイグイ迫ってました。
店の女性店員がいるんですが、お話に参加する「さやか」ほか、皆ガツガツしてるのが凄い。
1話目の写真にもありましたが、あのお菓子のプレイは見ていてつらい、怖い。
「童貞弟と3人のビッチ~ナナちゃんの巻~」は先の3名のうちショートカットに褐色肌な「松野ナナ」のヒロイン回。
こちらでは、ちょっとした事で絡まれていた「幹斗くん」を「ナナさん」が助ける流れ。
スポーツ女子っぽい雰囲気でしたが、冒頭では踵落としをキメてました。
そんな訳で、こちらはお礼をもらう、という流れでのえっち発展。
待ちきれなかった様子で、野外プレイでした。
途中で、粗暴な彼女から女性を感じて復活するくだりがいいですね。
オチがまた可愛らしく。
キャラが非常に良かったので、こちらシリーズはもう少し続けて欲しいなぁ。
「マキさん」ほかヒロインら掘り下げることで、その印象は全然違うものになっていきそう。
:「日曜は別の顔」
イベントに行っていた「小杉」
そこでカメラ男子に囲まれていたコスプレイヤーは、会社の先輩「西野」だと気付いたのでした。
会社での「西野さん」は、眼鏡で堅物っぽい雰囲気。
表情も凜としていて、近づき難い女性ですねー。
冗談とか通じなさそう。
その趣味で、彼氏に振られたらしいのですが…うーん、まあ理解ないと厳しいか。
というか、素の彼女(オチの感じか)が受け入られなければ、付き合うなんて難しいだろうからねぇ。
たぶん、前の彼氏は会社でのイメージが強かったのでは。
そうした意味では、確かに彼女が語るとおり趣味・波長の合う彼とは巧くいきそう。
これまたオチでの「小杉くん」の姿がそんな感じでした。
彼的にも、ああした趣味を許容してくれる相手というのは得難いもの。
お互い巧い事いってよかったねぇ。
:「ドア」
友人「宮川」くんのお姉さんとのえっち話。
他はだいたいコメディー色の強いものなのですが。
こちらは、ちょっとシリアス。
オチも、ちょっと切ない仕上がりでした。
(※それでいて前向きさあるものです)
お互い、あれで良かったんだろうなぁ。
後半のショートカットが可愛いです。
:「イチゴのケーキとモンブラン」
チア部所属でクラスでのカースト最上位の「湖波(こなみ)」さん。
一方、肥満体で最下層な「モサ夫」は彼女と挨拶すら交わしたことかなかったのですが。
とある切っ掛けで彼女を怪我させてしまい、見舞いかたがた彼女の部屋に来ていたところ。
彼女から驚くべき言葉を掛けられたのでした。
こちらは同級生。
タイトルのケーキは2人を表現したものですかね。
ギャップのあるカップル話です。
「湖波さん」はいわゆるギャルではないものの、強気で積極的な美人。
お話し前の状況を見る限り、彼はおそらくその視界にすら入ってなかったと思われるのですが。
性的なことはオープンで、彼がまたなかなか巧かったこともあり…。
後半のえっちには、ラブっぽい感までありました。
2人のキャラが良く、他シチュエーションでのえっちとか見たいです。
おそらく、この後は校内でもすると思うので。
:「迎春」
大晦日、「カンジ」は付き合う貧乏学生「みっちゃん」の家までおせち料理をもってやって来たのでした。
家政婦さん、とか普通に口にしていて。
「カンジくん」は結構裕福な家庭の子なようです。
おせち料理もかなり高級なもののようでした。(海老とかカニ爪とか見えます)
2人の出会いなどは言及なかったのですが、孤独だった彼を「みっちゃん」が支えたのかな。
その手ほどきがためか、えっちではしっかり彼氏をしていました。
”今の一言だけで~”のくだりが好き。
収録ではこの「みっちゃん」がお気に入りです。
※左:貧乏学生「みっちゃん」、右:妹「マリエ」
:「思春期」
同居している姉「エリカ」の旦那「正臣」
2人の夜の行為を覗き見ることが習慣となっていた妹「マリエ」
それは気付かれており、彼からホテルへと誘われてしまったのでした。
収録は年上女性ばかりですが、こちらは年下。
いかにも評判の良い旦那「正臣くん」ですが、「マリエさん」を誘うくだりは非常に手慣れていて。
ああした、ちょっとした悪さはちらほらやってそう。
「エリカさん」も彼の手練手管に引っ掛かっちゃったクチだろうなぁ。
登校前だったので、「マリエさん」は制服姿。
オチはあーした終わり方でしたが、彼女は意外にしたたかそうで。
そのうち立場逆転してそう。
:「犬」
同じ町内に住むお姉さん「深雪」
動物好きな「トモ」は彼女が飼っていた犬を通じて知り合いとなり。
よく家にも招かれていたのですが。
その日の彼女は、ちょっと雰囲気が違っていたのでした。
いかにも清楚そうな女性が豹変するパターン。
あまり若い子の夢を崩さないように(笑)
まぁ、そもそも胸元開いた服だったり、スカート丈も短いですよね。
彼の写真を見る限り、足運びなどもそれを想定しているような感じでした。
オチがまたなかなか凶悪。
犬はああした釣りのために飼ってるのかしら。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は毎度おなじみ「東鉄神」センセでした。
ビッチ姉、という単語が非常に強く(笑)
↓表紙もあーした感じだったので。
ぶっちゃけ、店頭では一瞬迷いましたが…。
漫画はいつものセンセな感じで、ひと安心。
面白かったです。
ただ、前述した通り、あのシリーズはもう少し続ければまた全然違った印象になりそうで…。
それぞれ3名のキャラも非常に良く。
これで終わってしまうのは、ちょっと勿体ない気がします。
原稿時期は新しかったので、今後の続編を祈りつつ次巻を楽しみ待ちます。
童貞弟とビッチ姉 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL) コミックス , 2019/3/1 [アダルト]
★「東鉄神」センセの漫画紹介記事
[おちてとろけて]
成年:女教師・生徒のカップル話「愛しき学園性活」ほか短編群。
[僕の年上のカノジョ]
成年:ややコメディー色が強めなラブコメ話群。お姉さん系ばかりでもありません。
[恋れもん]
一般:ゲームのキャラクター「レモンちゃん」が実体化するラブコメ長編。
[僕の可愛いお姉さん]
成年:広義な意味でのお姉さん短編集です。
[らぶゆ!]
一般:銭湯と三姉妹なラブコメ長編。結局全4巻という長さでした。
[微熱スイッチ]
成年:中編「栗本さんシリーズ」ほか短編という構成。
[ヘンコイ!]
一般:明るくえっちなクラス委員「青木ほのか」さんとのラブコメ長編。
[いけませんお嬢様!]
一般:お屋敷5人姉妹との長編。
[ふたりでできるもん]
成年:表題中編ほか。
[ピンクDEピンク]
一般:和風ファンタジー。
[桃色保健室]
成年:保険医「桃子先生」の中編ほか。
[ダブルバースデイ]
一般:姉妹とのラブコメ。2冊目単行本。
[もとかの 2巻・完結]
[もとかの 1巻]
一般:元カノらとのラブコメ長編。
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