■桂さんちの日常性活 (ひげなむち)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] 流され系、ブラック、むちむち
・構成 : 11話収録(うち「桂さんちの日常性活」×6、「コンヨク」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、加筆修正あり、
描き下ろし「桂さんちの日常性活 幕間」×5。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひげなむち」センセの「桂さんちの日常性活」です。
※左:聡子さん、右:藤里たまき
【 構成・絵柄 】
収録は表題作を中心とした構成。
メインは追加エピソードも描き下ろしされており、130ページというボリュームです。
ほぼ単行本の半分以上ありました。
ほか、連続話はもう1つあり、こちらは前後編的なものです。
連続・短編に共通するのは、えっちに流される男女。
ちゃんと相手がいたり、不倫関係だったりしていて、ブラック要素もあるのですが。
なんというか、その果てに待っているだろう、ドロドロ・混沌とした部分は描かれておらず。
あくまでも、えっちの要素という感じ。
調味料みたいなものですかねー。
ただ、当然ながら人は選ぶため、得意でない方はくれぐれも要注意。
そんなドえろい展開が想像できないような、可愛らしい人物絵。
輪郭は幅広い楕円で、むちむちと肉感的です。
漫画っぽく、キュートな仕上がり。
ちょっと素朴さもあり、ラブコメとか似合いそうなもの。
…で、あるため。
ああした展開がより刺激的になるのだと思います。
表現はコメディー崩しも多く、はっちゃけたもの。
分かり辛くはなく、引っ掛かりもしないのですが。
全体的にばっさりと描かれていて、勢いがある反面雑っぽさもあり。
お話ともども個性が強く、人を選びます。
カラーでも変化はないのですが、判断にはカット絵のある裏表紙がオススメです。
【 収録話 】 11話収録
003:「桂さんちの日常性活」 6話
歳の差あるものの、娘「美晴」が照れるほどに旦那と仲の良い妻「桂しのぶ」
最近隣に越してきた学生「川上洋介」から、熱心なアプローチ受けていました。
当然、それに応じる訳もなく、拒否し続けていたところ。
最後には土下座をされてしまったのでした。
それもハッキリ拒絶したのですが…という導入部。
こちらが表題作。
タイトルは1話目の日常生活から、看護性活、浮気旅行、母娘関係、完落模様、日常性活…となっておりました。
だいたいどんなんなっていくのか、想像つきますわね。
不倫話で、決して楽しい展開ではないものの。
「川上くん」は良くも悪くも純粋にえっち目的なため、相手の家庭を崩壊させるとか、調教するとか、真っ暗という訳でもありません。
ため、ネトラレとも違い、適切な言葉を探してみると、”流され系”となるのでした。
※桂しのぶ
切っ掛けとなる1話目。
まぁ、確かに隙を見せてしまったことが原因なのですが。
まさかあーされるとは思わないだろうからなぁ。
(※結婚前の若い時ならばまた別でしょうが)
旦那のことを「センセ」と呼んでいる「しのぶさん」
2人の経緯について、ちらと描かれていましたが。
そちらの漫画もちょっと見てみたいです。
そう、彼女が隙を見せてしまったのは、多少腕っ節に自信あったことも少なからずあったと思います。
2話目看護性活は…えっち後、彼をボコボコにしてしまったため。
旦那に素直に申し開きしたのは、ちょっと意外でしたが。
相手に看護を要求するというのは厚かましく、また「しのぶさん」も旦那もお人好し過ぎ。
「川上くん」は目的のため手段選ばないタイプですからね。
(※実際、えっち要求はとある脅迫も含んでいました)
デニム生地のお尻がいい感じ。
ホテルへ出かける浮気旅行が3話目。
今回が最後、というお泊りデートですね。
後の台詞から、3カ月ほど経過していたようです。
最後というのが、実に胡散臭い。
…と思っていたら。
オチでは驚くような展開となるのでした。
まぁ、こうした漫画でのセオリーではあるかなー。
4話目は母娘関係。
どーなるか、ほぼ理解できるだろうとは思いますが。
いちおう、直接は書かないこととします。
「しのぶさん」が解放されたのは、新たな相手が出来たため。
時間を2カ月ほど遡り、そうなった経緯が語られていました。
そうかー。
相手を守ろうとして取引に応じたのに、その相手はまた別のところで罠にかかっている~というのは、ネトラレ系でよくある展開。
ちょうど興味出る年頃、というのもあると思います。
5話目完落模様、続く日常性活は最終エピソード。
描き下ろしの幕間にも注目です。
まぁ、もう止まらないわね。
オチではあーなっており、まだ続くような感じになっていましたが…。
実際、だらだらえっちしていられるほど暇はなくなり。
体調・精神的な面も考慮すると、同じようにちょっかい掛けれなくなると思います。
案外、あれで関係終わるのではないかなぁ。
131:「サマータイム」
昔馴染みのお隣さん「聡子」
帰省した彼女は、見違えるほど綺麗になっていました。
お使いを頼まれた「大樹」が隣に向かったところ…「聡子」は無防備に居眠りをしていたのでした。
そんな訳で、寝込みに仕掛けるお話。
「聡子さん」の発言から、彼氏はいるようです。
まぁ、言動からそれも当然か。
「大樹くん」に対し、しっかりお姉さんしていました。
しかし、解放された田舎の家で、実家がすぐ隣にあるというのに。
彼は大胆ね。
確かに、理性とかなんとか色々なモノを吹っ飛ばすようなシチュエーションではありましたが。
155:「蓼食う彼女」
中年「小嶋」と付き合う「藤里たまき」のお話。
武道をやっており、長身な「たまきさん」
タイトルとおりに何が良いのか、小太りの冴えない中年と付き合う彼女。
いちおう、妻子供のいる身分。
また、こうなるに至る経緯も描かれていましたが、彼のダメっぷりをより強調するようなものでした。
おっさん、羨ましいなぁ。
「たまきさん」は明け透けなようで、友人もそうした事情を知っているようなのですが。
それに繋がる、”趣味が悪い”のおまけが楽しい。
173:「ただれ縁」
高校時代からよくツルんでいた、「木村樹」・「喜乃下ハル」・「加賀谷健次」の3名。
その縁は切れることなく続いていたのですが。
現在はえっちも含む、不健全で爛れた日々となっていたのでした。
仲良いのは何よりなのですが。
まぁ、なんというか…ぬるま湯ですわね。
センセの絵柄とお話はよく合っていました。
複数えっち。
当人らも長続きしないと思っていたようですが。
案外、子供生まれた後もずるずる3名で暮らしてたりして。
※アガタさん
191:「コンヨク温泉」 ※実際の表記は温泉マークです。
209:「コンヨク裏」
「行道(ユキミチ)」・「ひろみ」のカップルが穴場だという温泉旅館を訪ねたところ…。
性に奔放な外国人カップルと鉢合わせになり。
混浴の露天風呂では、向こうの女性「アガタ」とタイミングが合ってしまったのでした。
そんな訳で、混浴の温泉旅館を舞台とした流され系エピソード。
本来であれば、仲良くカップルで混浴すれば良かったのですが。
「ひろみちゃん」がそれを嫌がったことで、「行道くん」は1人で入ることとなりました。
気持ち分からんでもないですが、せっかく温泉旅行に来たというのに…。
外人カップルも温泉に来たのは「アガタさん」だけ。
台詞から察するに、彼女は温泉好きで目的だったためかなぁ。
とにかく、ちょっとした偶然で2組のカップルがこの時点で入れ替わってしまっていたのです。
「ワタシたちこーゆーのユルいでス」
…ということで。
温泉中で会話していたところ、「アガタさん」からえっちを求められてしまうのでした。
いちおう、「行道くん」は彼女に気に入られたのかな。
露天風呂えっちとなっていました。
さて、このエピソードには「コンヨク裏」ともう1話あるんですね。
男女4名で2話あるということは…はい、察しの良い方その通り。
オチでちら、と示されていた、「ひろみ」・「エドワルド」の2人はどうだったか、というものです。
詳細は伏せておきますね。
まぁ、お互い様なので…どうか揉めないよう祈ります。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ひげなむち」センセでした。
こちらは4冊目の単行本のようです。
当ブログでは、「ヒト・カノ 他人彼女」、「おとめくずし」、「みすでぃれくしょん」など3冊を紹介しており。
現在の所はコンプリート中です。
ふと見かけた名前で、あっさり手にしていまいましたが。
そうか、センセはこうしたネタがお好きなんですよねー。
あの可愛らしい作画での展開はエロいですが、読むにやや苦痛。
ただ、普通のラブコメでは”ならでは”の良さが薄まってしまうことも理解しているので。
難しいわね。
せめて、ブラック度合が少ないことを望みます。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】
・絵柄 :●●●◎〇
・お話 :●●●●〇
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●◎
・属性 : [成年] 流され系、ブラック、むちむち
・構成 : 11話収録(うち「桂さんちの日常性活」×6、「コンヨク」×2)
・おまけ: あとがき、カバー裏に別絵、加筆修正あり、
描き下ろし「桂さんちの日常性活 幕間」×5。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「ひげなむち」センセの「桂さんちの日常性活」です。
※左:聡子さん、右:藤里たまき
【 構成・絵柄 】
収録は表題作を中心とした構成。
メインは追加エピソードも描き下ろしされており、130ページというボリュームです。
ほぼ単行本の半分以上ありました。
ほか、連続話はもう1つあり、こちらは前後編的なものです。
連続・短編に共通するのは、えっちに流される男女。
ちゃんと相手がいたり、不倫関係だったりしていて、ブラック要素もあるのですが。
なんというか、その果てに待っているだろう、ドロドロ・混沌とした部分は描かれておらず。
あくまでも、えっちの要素という感じ。
調味料みたいなものですかねー。
ただ、当然ながら人は選ぶため、得意でない方はくれぐれも要注意。
そんなドえろい展開が想像できないような、可愛らしい人物絵。
輪郭は幅広い楕円で、むちむちと肉感的です。
漫画っぽく、キュートな仕上がり。
ちょっと素朴さもあり、ラブコメとか似合いそうなもの。
…で、あるため。
ああした展開がより刺激的になるのだと思います。
表現はコメディー崩しも多く、はっちゃけたもの。
分かり辛くはなく、引っ掛かりもしないのですが。
全体的にばっさりと描かれていて、勢いがある反面雑っぽさもあり。
お話ともども個性が強く、人を選びます。
カラーでも変化はないのですが、判断にはカット絵のある裏表紙がオススメです。
【 収録話 】 11話収録
003:「桂さんちの日常性活」 6話
歳の差あるものの、娘「美晴」が照れるほどに旦那と仲の良い妻「桂しのぶ」
最近隣に越してきた学生「川上洋介」から、熱心なアプローチ受けていました。
当然、それに応じる訳もなく、拒否し続けていたところ。
最後には土下座をされてしまったのでした。
それもハッキリ拒絶したのですが…という導入部。
こちらが表題作。
タイトルは1話目の日常生活から、看護性活、浮気旅行、母娘関係、完落模様、日常性活…となっておりました。
だいたいどんなんなっていくのか、想像つきますわね。
不倫話で、決して楽しい展開ではないものの。
「川上くん」は良くも悪くも純粋にえっち目的なため、相手の家庭を崩壊させるとか、調教するとか、真っ暗という訳でもありません。
ため、ネトラレとも違い、適切な言葉を探してみると、”流され系”となるのでした。
※桂しのぶ
切っ掛けとなる1話目。
まぁ、確かに隙を見せてしまったことが原因なのですが。
まさかあーされるとは思わないだろうからなぁ。
(※結婚前の若い時ならばまた別でしょうが)
旦那のことを「センセ」と呼んでいる「しのぶさん」
2人の経緯について、ちらと描かれていましたが。
そちらの漫画もちょっと見てみたいです。
そう、彼女が隙を見せてしまったのは、多少腕っ節に自信あったことも少なからずあったと思います。
2話目看護性活は…えっち後、彼をボコボコにしてしまったため。
旦那に素直に申し開きしたのは、ちょっと意外でしたが。
相手に看護を要求するというのは厚かましく、また「しのぶさん」も旦那もお人好し過ぎ。
「川上くん」は目的のため手段選ばないタイプですからね。
(※実際、えっち要求はとある脅迫も含んでいました)
デニム生地のお尻がいい感じ。
ホテルへ出かける浮気旅行が3話目。
今回が最後、というお泊りデートですね。
後の台詞から、3カ月ほど経過していたようです。
最後というのが、実に胡散臭い。
…と思っていたら。
オチでは驚くような展開となるのでした。
まぁ、こうした漫画でのセオリーではあるかなー。
4話目は母娘関係。
どーなるか、ほぼ理解できるだろうとは思いますが。
いちおう、直接は書かないこととします。
「しのぶさん」が解放されたのは、新たな相手が出来たため。
時間を2カ月ほど遡り、そうなった経緯が語られていました。
そうかー。
相手を守ろうとして取引に応じたのに、その相手はまた別のところで罠にかかっている~というのは、ネトラレ系でよくある展開。
ちょうど興味出る年頃、というのもあると思います。
5話目完落模様、続く日常性活は最終エピソード。
描き下ろしの幕間にも注目です。
まぁ、もう止まらないわね。
オチではあーなっており、まだ続くような感じになっていましたが…。
実際、だらだらえっちしていられるほど暇はなくなり。
体調・精神的な面も考慮すると、同じようにちょっかい掛けれなくなると思います。
案外、あれで関係終わるのではないかなぁ。
131:「サマータイム」
昔馴染みのお隣さん「聡子」
帰省した彼女は、見違えるほど綺麗になっていました。
お使いを頼まれた「大樹」が隣に向かったところ…「聡子」は無防備に居眠りをしていたのでした。
そんな訳で、寝込みに仕掛けるお話。
「聡子さん」の発言から、彼氏はいるようです。
まぁ、言動からそれも当然か。
「大樹くん」に対し、しっかりお姉さんしていました。
しかし、解放された田舎の家で、実家がすぐ隣にあるというのに。
彼は大胆ね。
確かに、理性とかなんとか色々なモノを吹っ飛ばすようなシチュエーションではありましたが。
155:「蓼食う彼女」
中年「小嶋」と付き合う「藤里たまき」のお話。
武道をやっており、長身な「たまきさん」
タイトルとおりに何が良いのか、小太りの冴えない中年と付き合う彼女。
いちおう、妻子供のいる身分。
また、こうなるに至る経緯も描かれていましたが、彼のダメっぷりをより強調するようなものでした。
おっさん、羨ましいなぁ。
「たまきさん」は明け透けなようで、友人もそうした事情を知っているようなのですが。
それに繋がる、”趣味が悪い”のおまけが楽しい。
173:「ただれ縁」
高校時代からよくツルんでいた、「木村樹」・「喜乃下ハル」・「加賀谷健次」の3名。
その縁は切れることなく続いていたのですが。
現在はえっちも含む、不健全で爛れた日々となっていたのでした。
仲良いのは何よりなのですが。
まぁ、なんというか…ぬるま湯ですわね。
センセの絵柄とお話はよく合っていました。
複数えっち。
当人らも長続きしないと思っていたようですが。
案外、子供生まれた後もずるずる3名で暮らしてたりして。
※アガタさん
191:「コンヨク温泉」 ※実際の表記は温泉マークです。
209:「コンヨク裏」
「行道(ユキミチ)」・「ひろみ」のカップルが穴場だという温泉旅館を訪ねたところ…。
性に奔放な外国人カップルと鉢合わせになり。
混浴の露天風呂では、向こうの女性「アガタ」とタイミングが合ってしまったのでした。
そんな訳で、混浴の温泉旅館を舞台とした流され系エピソード。
本来であれば、仲良くカップルで混浴すれば良かったのですが。
「ひろみちゃん」がそれを嫌がったことで、「行道くん」は1人で入ることとなりました。
気持ち分からんでもないですが、せっかく温泉旅行に来たというのに…。
外人カップルも温泉に来たのは「アガタさん」だけ。
台詞から察するに、彼女は温泉好きで目的だったためかなぁ。
とにかく、ちょっとした偶然で2組のカップルがこの時点で入れ替わってしまっていたのです。
「ワタシたちこーゆーのユルいでス」
…ということで。
温泉中で会話していたところ、「アガタさん」からえっちを求められてしまうのでした。
いちおう、「行道くん」は彼女に気に入られたのかな。
露天風呂えっちとなっていました。
さて、このエピソードには「コンヨク裏」ともう1話あるんですね。
男女4名で2話あるということは…はい、察しの良い方その通り。
オチでちら、と示されていた、「ひろみ」・「エドワルド」の2人はどうだったか、というものです。
詳細は伏せておきますね。
まぁ、お互い様なので…どうか揉めないよう祈ります。
【 その他 】
そんなこんなで、本日は「ひげなむち」センセでした。
こちらは4冊目の単行本のようです。
当ブログでは、「ヒト・カノ 他人彼女」、「おとめくずし」、「みすでぃれくしょん」など3冊を紹介しており。
現在の所はコンプリート中です。
ふと見かけた名前で、あっさり手にしていまいましたが。
そうか、センセはこうしたネタがお好きなんですよねー。
あの可愛らしい作画での展開はエロいですが、読むにやや苦痛。
ただ、普通のラブコメでは”ならでは”の良さが薄まってしまうことも理解しているので。
難しいわね。
せめて、ブラック度合が少ないことを望みます。
★よかったな、と思ったらクリックして下さい:【人気blogランキング】