■みだLOVE♪ (林哲也)
★まんがデーター [16.0/20.0]
・絵柄 :●●●●○
・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] ラブコメ、TS(性転換、性別反転)、コメディー
・構成 : カラー(4P)、5話収録、現在1巻まで発売中。 (※現在2017/8/4は2巻まで発売)
・おまけ: 折り返しにコメント、紹介帯で表紙絵変化、
合間にキャラプロフィール・初期デザイン。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「林哲也(はやし・てつや)」センセの「みだLOVE♪ 1巻」です。
※女性体な「了誓くん」
【 構成・絵柄 】
2冊目以降に続いていく長編。
コメディー要素の強いラブコメで、TS(性転換)ネタです。
詳しくは後述しますが、ファンタジーな要素もありました。
ラブコメ要素と共に、ポイントとなっているのがいわゆるサービス描写。
ただし一般漫画なので、直接行為は無論のこと、肝心な部分も描かれていません。
主人公は容易にラッキースケベへと持ち込むことができる体質でしたが。
親と絡めることによって、”真面目で一途なキャラ”という設定が納得できるものとなっていて。
また、即別性へ変化してしまう体質もあり、巧い事一般漫画の範疇にとどまる、寸止め漫画となってます。
派手さのあるラブコメなTS漫画を楽しめるでしょう。
しっかりとした細線での作画。
描き込みから全体の色づきは丁度良く。
黒がしっかりした濃淡具合で、全体はスッキリと引き締まっていました。
賑やかな原稿具合でしたが、枠間もしっかり確保されていて。
派手ながらも見易く仕上がっています。
丸く大きい目と小さい鼻の、漫画らしい可愛さの人物画。
作品に合わせてよくコメディーに崩れ、くるくる表情は変化し、またよく動いています。
若干バランス感が気になる部分もありましたが、些細な程度。
引っ掛かる表現などもありません。
設定もあってか、多少テキストが多めだったかも。
ほぼカラーと変化ないので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
【 収録話 】 5話収録
チャラチャラとした両親らを反面教師に、真面目に育った「安藤了誓(あんどう・りょうせい)」
家が近所の幼馴染み「鳳翔凰児(ほうしょう・おうじ)」、「姫宮恋咲(ひめみや・ひめ)」らとの関係も良好で、普通の学生生活を過ごしておりました。
しかし、17歳の誕生日を迎えたその日。
ひょんな偶然から、想いを寄せていた「恋咲」と事故的にキスをしてしまったところ。
「了誓」の体は、すっかり女性の姿になっていたのです。
それを目撃していた父親は、目前で母親に変化して見せ。
”淫魔の一族”であることを告げたのでした。
ごく簡単には、そんな導入部。
いわゆる性別反転のTS(性転換)な長編漫画。
主人公が淫魔の血を引く、ファンタジーな要素もありました。
とりあえずバトルとか怪物みたいな描写はないものの、ちらほら魔法とかなんとかは使われています。
性別反転で、ある程度「了誓くん」の素地は残っているものの。
人外の力によって男女の性別が完全に変化しているため、同一人物だと思われることもない完全な別人となっていました。
最大の特徴は、意思によってある程度は自由に性別が変えられる(変わってしまう)という点。
淫魔の一族は”エナジー”という栄養素を摂取する必要があり、枯渇すると死んでしまうとのこと。
接種するには、人間との粘膜的接触が必要。
キスとか直接行為とかね。
さらにエナジーは2種類あり、女性からは女性源(アニムス)、男性からは男性源(アニマ)を得ることができ。
どちらかに偏ると、その性別になるのでした。
※左:幼馴染み「姫宮恋咲」、右:静音三本柱「桜小路かなめ」
その”性別が変わる”設定なのですが。
漫画1話目では「恋咲ちゃん」へキスした途端に(女性源を得て)女性となっていました。
また、その女性体なまま、おそらくエナジー枯渇していた際に「凰児くん」とキスし、また瞬時に男性体へなっています。
説明から察するに、ほとんど零の状態からどちらかエナジーがプラスされた途端に、別性となったようなのですね。
…が。
枯渇した時、例えば女性体で男性とキスして男性源(アニマ)を得て、ぱっと男性体になったとして。
まださらにエナジーを吸収し続けたい場合は、そのまま男×男のホモ行為を続けないとダメなの?
それがキス程度でなく、直接行為となった場合は…果たしてどうなっちゃうんでしょう。
特に、自らが女性体だった時。
事のまっ最中に変化することも想像されるんですが…入ってたりなんだりしていたモノは、どーなってしまうのか(笑)
5話目でのシーンもそうでしたが、早めに変化するにしても…もうちょっとタイムラグあった方が現実的ではないかなぁ。
(※成年漫画ではないため、有効な寸止め要素となっていましたが)
まぁ、成熟体になれば任意で変化できるらしく、また転入手続きのくだりで「淫魔の力を使って~」ともあり、だいたいの疑問点は魔法で説明されちゃいそうです。
ちなみに、微量摂取した際には、部分的な変化をしていました。(※それも即変化)
ややこしい体質ですね。
カラー原稿の1話目。
冒頭ではいきなりパンチラが拝めるのですが。
あれは親父さんかな。
あるいは、他にも同族がいたりして…。
”モテるが女子苦手”という友人「鳳翔凰児くん」は、 名前漢字に「鳳凰」が入っており。
それ自体に、オス・メスみたいな意味もあるらしく、なんだか意味深な気がしました。
あるいは、彼も人間でないのでは??
女性となったばかりの「了誓くん」が可愛い。
↓表紙飾ってましたからね。
はっちゃけた設定がため、コウモリな使い魔「アルプ」が喋りたおしています。
テキスト多めでした。
また、皆さん感じる部分とは思いますが。
「凰児くん」の初恋の人は…おそらく女性体の「了誓くん」ではないかなぁ。
2話目冒頭は前話から直接続くもの。
幼馴染み「恋咲ちゃん」が面白い。
いい娘ですよね。
なお、2人の部屋は互いの窓がぴったり合う、ラブコメ距離となっていました。
淫魔とかなんとか要素なければ、順当に彼女と巧くいっただろうと思います。
なお、無くなると死んでしまうエナジーですが。
渇してくると自動的に異性に対してチャーム魔法をかけ、もっと進むと異性・同性を無関係に振りまき、最終的には自分自身にかける、となっていました。
2、3話でも1話に続いて、それによるパニック描写があり。
「恋咲ちゃん」へのアプローチに繋がっていました。
照れるわりになかなか大胆。
これが成年漫画ならば、間違いなくえっち展開でしょうね。
確かに彼女ならば事をバラしても問題ないと思います。
※気を付ける「了華ちゃん」
とりあえず説明まわりが一段落した4話目。
ようやくTSモノらしい描写となります。
いくら一途だと言っても、年頃男子ですから「了誓くん」
ああするはお約束だし、ごく普通の反応だと思います。
…逆にちょっと遅いくらい。
使い魔「アルプ」に乗せられ、色々な衣装を着せられていました。
ブルマいいですね。
後半はバニー姿でトイレなんて展開になっていました。
サービス回かな。
収録での最終5話目は、彼の周辺について。
学園では”静音三本柱”と称される人気生徒の1人「桜小路かなめ」が登場。
売れっ子読者モデルだそうです。
時代がためか、こうした設定多くなりましたね…。
彼女とは後半に派手な絡みがあるので、お楽しみに。
「了誓くん」も”双子の妹”という設定にした、女性体「了華」としての初登校話にもなっています。
どーでもいいですが。
抵抗あるからと言って、あの短いスカートでノーパンというのはより恥ずかしいと思うのですが。
しかも、全校朝礼で派手なアクションしていたりして。
普通、ある程度周辺の人にはモロ見えていると思います。
なんというか、ガンバレ。
【 その他 】
以上。本日は「林哲也」センセでした。
既に何冊か単行本を出されてるようでしたが、ひでるさんはたぶん今回が初見。
可愛く楽しい派手な漫画で。
決して嫌いではないんですが…個人的には、なんだかもうひとパンチ足りない。
なんだろう。
決して足りないとは思いませんが、なんというか奥ゆかしくじんわり染みるようなエロス分は漫画の作風もあって足りない。
前述した即変化にも引っ掛かってしまったので…。
また、色々考えた結果。
発芽を待っていたらしい親と使い魔によって全て説明されしまうんですが、ある程度訳分からぬ状態で引っ張って欲しかったかなぁ。
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・お話 :●●●●○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●●○
・属性 : [一般] ラブコメ、TS(性転換、性別反転)、コメディー
・構成 : カラー(4P)、5話収録、現在1巻まで発売中。 (※現在2017/8/4は2巻まで発売)
・おまけ: 折り返しにコメント、紹介帯で表紙絵変化、
合間にキャラプロフィール・初期デザイン。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「林哲也(はやし・てつや)」センセの「みだLOVE♪ 1巻」です。
※女性体な「了誓くん」
【 構成・絵柄 】
2冊目以降に続いていく長編。
コメディー要素の強いラブコメで、TS(性転換)ネタです。
詳しくは後述しますが、ファンタジーな要素もありました。
ラブコメ要素と共に、ポイントとなっているのがいわゆるサービス描写。
ただし一般漫画なので、直接行為は無論のこと、肝心な部分も描かれていません。
主人公は容易にラッキースケベへと持ち込むことができる体質でしたが。
親と絡めることによって、”真面目で一途なキャラ”という設定が納得できるものとなっていて。
また、即別性へ変化してしまう体質もあり、巧い事一般漫画の範疇にとどまる、寸止め漫画となってます。
派手さのあるラブコメなTS漫画を楽しめるでしょう。
しっかりとした細線での作画。
描き込みから全体の色づきは丁度良く。
黒がしっかりした濃淡具合で、全体はスッキリと引き締まっていました。
賑やかな原稿具合でしたが、枠間もしっかり確保されていて。
派手ながらも見易く仕上がっています。
丸く大きい目と小さい鼻の、漫画らしい可愛さの人物画。
作品に合わせてよくコメディーに崩れ、くるくる表情は変化し、またよく動いています。
若干バランス感が気になる部分もありましたが、些細な程度。
引っ掛かる表現などもありません。
設定もあってか、多少テキストが多めだったかも。
ほぼカラーと変化ないので、判断は↓表紙・裏表紙で問題ないでしょう。
【 収録話 】 5話収録
チャラチャラとした両親らを反面教師に、真面目に育った「安藤了誓(あんどう・りょうせい)」
家が近所の幼馴染み「鳳翔凰児(ほうしょう・おうじ)」、「姫宮恋咲(ひめみや・ひめ)」らとの関係も良好で、普通の学生生活を過ごしておりました。
しかし、17歳の誕生日を迎えたその日。
ひょんな偶然から、想いを寄せていた「恋咲」と事故的にキスをしてしまったところ。
「了誓」の体は、すっかり女性の姿になっていたのです。
それを目撃していた父親は、目前で母親に変化して見せ。
”淫魔の一族”であることを告げたのでした。
ごく簡単には、そんな導入部。
いわゆる性別反転のTS(性転換)な長編漫画。
主人公が淫魔の血を引く、ファンタジーな要素もありました。
とりあえずバトルとか怪物みたいな描写はないものの、ちらほら魔法とかなんとかは使われています。
性別反転で、ある程度「了誓くん」の素地は残っているものの。
人外の力によって男女の性別が完全に変化しているため、同一人物だと思われることもない完全な別人となっていました。
最大の特徴は、意思によってある程度は自由に性別が変えられる(変わってしまう)という点。
淫魔の一族は”エナジー”という栄養素を摂取する必要があり、枯渇すると死んでしまうとのこと。
接種するには、人間との粘膜的接触が必要。
キスとか直接行為とかね。
さらにエナジーは2種類あり、女性からは女性源(アニムス)、男性からは男性源(アニマ)を得ることができ。
どちらかに偏ると、その性別になるのでした。
※左:幼馴染み「姫宮恋咲」、右:静音三本柱「桜小路かなめ」
その”性別が変わる”設定なのですが。
漫画1話目では「恋咲ちゃん」へキスした途端に(女性源を得て)女性となっていました。
また、その女性体なまま、おそらくエナジー枯渇していた際に「凰児くん」とキスし、また瞬時に男性体へなっています。
説明から察するに、ほとんど零の状態からどちらかエナジーがプラスされた途端に、別性となったようなのですね。
…が。
枯渇した時、例えば女性体で男性とキスして男性源(アニマ)を得て、ぱっと男性体になったとして。
まださらにエナジーを吸収し続けたい場合は、そのまま男×男のホモ行為を続けないとダメなの?
それがキス程度でなく、直接行為となった場合は…果たしてどうなっちゃうんでしょう。
特に、自らが女性体だった時。
事のまっ最中に変化することも想像されるんですが…入ってたりなんだりしていたモノは、どーなってしまうのか(笑)
5話目でのシーンもそうでしたが、早めに変化するにしても…もうちょっとタイムラグあった方が現実的ではないかなぁ。
(※成年漫画ではないため、有効な寸止め要素となっていましたが)
まぁ、成熟体になれば任意で変化できるらしく、また転入手続きのくだりで「淫魔の力を使って~」ともあり、だいたいの疑問点は魔法で説明されちゃいそうです。
ちなみに、微量摂取した際には、部分的な変化をしていました。(※それも即変化)
ややこしい体質ですね。
カラー原稿の1話目。
冒頭ではいきなりパンチラが拝めるのですが。
あれは親父さんかな。
あるいは、他にも同族がいたりして…。
”モテるが女子苦手”という友人「鳳翔凰児くん」は、 名前漢字に「鳳凰」が入っており。
それ自体に、オス・メスみたいな意味もあるらしく、なんだか意味深な気がしました。
あるいは、彼も人間でないのでは??
女性となったばかりの「了誓くん」が可愛い。
↓表紙飾ってましたからね。
はっちゃけた設定がため、コウモリな使い魔「アルプ」が喋りたおしています。
テキスト多めでした。
また、皆さん感じる部分とは思いますが。
「凰児くん」の初恋の人は…おそらく女性体の「了誓くん」ではないかなぁ。
2話目冒頭は前話から直接続くもの。
幼馴染み「恋咲ちゃん」が面白い。
いい娘ですよね。
なお、2人の部屋は互いの窓がぴったり合う、ラブコメ距離となっていました。
淫魔とかなんとか要素なければ、順当に彼女と巧くいっただろうと思います。
なお、無くなると死んでしまうエナジーですが。
渇してくると自動的に異性に対してチャーム魔法をかけ、もっと進むと異性・同性を無関係に振りまき、最終的には自分自身にかける、となっていました。
2、3話でも1話に続いて、それによるパニック描写があり。
「恋咲ちゃん」へのアプローチに繋がっていました。
照れるわりになかなか大胆。
これが成年漫画ならば、間違いなくえっち展開でしょうね。
確かに彼女ならば事をバラしても問題ないと思います。
※気を付ける「了華ちゃん」
とりあえず説明まわりが一段落した4話目。
ようやくTSモノらしい描写となります。
いくら一途だと言っても、年頃男子ですから「了誓くん」
ああするはお約束だし、ごく普通の反応だと思います。
…逆にちょっと遅いくらい。
使い魔「アルプ」に乗せられ、色々な衣装を着せられていました。
ブルマいいですね。
後半はバニー姿でトイレなんて展開になっていました。
サービス回かな。
収録での最終5話目は、彼の周辺について。
学園では”静音三本柱”と称される人気生徒の1人「桜小路かなめ」が登場。
売れっ子読者モデルだそうです。
時代がためか、こうした設定多くなりましたね…。
彼女とは後半に派手な絡みがあるので、お楽しみに。
「了誓くん」も”双子の妹”という設定にした、女性体「了華」としての初登校話にもなっています。
どーでもいいですが。
抵抗あるからと言って、あの短いスカートでノーパンというのはより恥ずかしいと思うのですが。
しかも、全校朝礼で派手なアクションしていたりして。
普通、ある程度周辺の人にはモロ見えていると思います。
なんというか、ガンバレ。
【 その他 】
以上。本日は「林哲也」センセでした。
既に何冊か単行本を出されてるようでしたが、ひでるさんはたぶん今回が初見。
可愛く楽しい派手な漫画で。
決して嫌いではないんですが…個人的には、なんだかもうひとパンチ足りない。
なんだろう。
決して足りないとは思いませんが、なんというか奥ゆかしくじんわり染みるようなエロス分は漫画の作風もあって足りない。
前述した即変化にも引っ掛かってしまったので…。
また、色々考えた結果。
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