■誘惑オフィス (東西)
★まんがデーター [15.5/20.0]
・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ハーレム、オフィス、年上
・構成 : カラー(4P)、6話(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: なかがき・キャラ紹介、ゲストページ。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東西(とうざい)」センセの「誘惑オフィス」です。
※「オフィスラブ・スクランブル」ヒロインズ
【 構成・絵柄 】
1冊まるまるの長編漫画。
お話は続きものですが、明確なストーリーはなく。
各話でヒロインが変わっていき、問題解決・完結するタイプです。
オフィスを舞台とした、サラリーマンえっち系。
主人公は新入社員という立ち位置で、詳しい年齢は不明ですがヒロインのがおおむね年上。
色気ある女性らに可愛がられる~、みたいな感じとなってました。
全員を攻略してはいなかったものの、最終話ではセオリーな複数プレイも描かれています。
ヒロインがバトンタッチしていく漫画なため、ラブ度合はそこそこ。
甘すぎず、苦過ぎず、かと言ってブラックな描写もなく…。
深い所まで掘り下げないこともあってか、読み易い爽やかストーリーに仕上がっていたと思います。
柔らかな線での作画。
描き込み・全体の色づきは適度で、濃さもちょうど良いくらい。
そのあたりに過不足はありません。
細かい部分まで、丁寧で安定感のある、見易いものです。
配置・バランスなど漫画部分でも引っ掛かることはなく。
良いテンポでストレスなく読み進められるでしょう。
背景や小物はそう目立ちませんが、漫画を邪魔していません。
ぽてっとした厚い唇など、どっちかと言うと色気のあるお姉さん・人妻系。
しっかりとした鼻筋で各顔パーツのデフォルメが抑えられた、リアル調な人物絵です。
それでいて漫画らしい可愛さもありました。
全体的に綺麗にまとまっていて、特にマイナス点はありません。
ある程度の癖は見られるので、裏表紙のカット絵で判断ください。
【 収録話 】 6話収録
003:「オフィスラブ・スクランブル」 6話
念願であったデザイン会社への就職を果たした「本間太郎」
早々に支社へ転勤となり、専務「五島潤子」に出迎えられた彼でしたが。、
「うちの会社は女性の扱いに慣れてもらわないと困るのよ」
…と、訳も分からぬまま、半ば無理やりに「潤子」と体験させられてしまうのでした。
そののち出社してきた部署の同僚らは、全て女性ぱかり。
また取引先・クライアントも女性がほとんどという、”女性だらけの職場”だったのです。
ごく簡単にはそんな感じ。
オフィス舞台とした、いわゆるハーレムもの。
多くの女性が顔を見せ、そのほとんどと関係していくやりちん漫画です。
特定の目的となるようなヒロインは存在しておらず。
彼女ととカップル的に関係を深めていく~、みたいな風情はありませんでした。
(※メインっぽい娘はいたものの、そう特別扱いではなかったです)
こうしたお話の常で、主人公「本間くん」は熱血ビジネスマンというキャラクター。
成年漫画のビジネス系では、短編だとえっち技能のみ、って男性も多いのですが。
連続話の場合、やはり仕事できないとお話として難しいか。
チャレンジ精神と粘り強さを持っており、本編では資料作りから営業にまで幅広く対応していました。
社会人として成長し、周囲の信頼を勝ち取っていく様が伺えるようになってます。
ただし、こちらは成年系であるためか。
通常業務と共に、えっちの比重は小さくなく。
たいてい、”双方の効果”によって、各話でのなんらか問題を解決していました。
そんなんでも、彼自ら手を出したことはなく、真面目で、ある種の爽やかさもあり。
ブラックな展開とか、精神的に追い詰められるような描写は見られず、あちこち関係は持っていたものの、女性陣から敵視されるようなことはありませんでした。
(※彼女という位置が不在・曖昧であるため、という理由もあるか)
様々な女性との色々なシチュエーションを楽しめるビジネス漫画です。
※左:専務「五島潤子」、右:営業部長「千々石明子」
1話目は専務「五島潤子」
配属された現場の責任者で、今回の↓表紙を勝ち取った方。
いきなりえっち仕掛けたりしていて、この漫画を象徴するようなヒロインであるためでしょう。
彼が女性経験ないと知った「潤子さん」は、
「私が教えてあげる」
とかなんとか、えっち発展しています。
完全に主導権を握られており、有無言わさないあたりはパワハラ的。
ただ、未経験な彼をばっさり切り捨てることなく、女性を教えてくれるあたりは…まぁ親切と言えるかも。
美人だからOKなのでしょう。
いちおう単にその相手となっただけでなく、”宝の持ち腐れ”と、彼女に素質を認められることとなるのでした。
描かれていた同僚女性は8名(※「潤子さん」は除く)
ここでえっち発展するのは、冒頭のカラー原稿の5名で、残り2名は話に絡んでおらず、もう1名はお話に参加していたもののえっちなしでした。
仕事が始まる2話目。
教育係を任されたのは、営業部長「千々石明子(ちぢわ・めいこ)」さんです。
ショートカットの美人ですが、厳しく指導してくる女性。
「いつまで耐えられるかしらね」
そうした第三者の発言もあり、これまでの配属者は脱落していった様子。
まぁ、仕事バリバリできる女性陣の中で新人男性が巧く立ち回るのは、なかなか難しいことだと思います。
本編でも言われていたプライド面もそうですが、男女の性質の違いみたいなものもあるので。
その点、「本間くん」がこちらに異動となったのは…あるいは、このセクションに耐えられる人材と考えられたためかも。
実際、”スパルタ教育”と称されていた「明子さん」を、えっち前に業務面で評価させていました。
彼女とえっち発展となるのは、ある程度でも彼女を納得させたがため、でしょう。
「本間くん」にとってはこれが2人目。
ただし、「潤子さん」に認められただけあって、こちらでは最中にも落ち着いており。
性的な面で問題を抱えていた彼女の信頼を勝ち取ったほか、周囲の女性陣からの目も変化させることに成功しています。
前話オチでいい雰囲気だった、デザイナー&プランナー係長「野母崎久美」さんとの3話目。
ぱっと見では専務「潤子さん」に次ぐ色っぽい女性。
(※強さではなく包容力ある雰囲気で、タイプとしては真逆な感じでした)
裏表紙をゲットしたのが彼女です。
ちなみに、いちおう人妻。
豊かなバストの持ち主で、マッサージお願いしてくるあたりは…ヤル気満々ですわね。
言葉の端々もどことなくエロちっく。
えっち仕掛けられるのは、彼女の仕事を手伝って2日目のこと。
「先っぽだけ…」
とかなんとか、男女逆みたいな台詞が好き。
まぁ、こうした場合、先っぽだけで済む訳ないですよ(笑)
オチでの彼女が楽しい。
Wヒロインな4話目。
女性用オナニーグッズの外装デザイン、販売企画を任された「本間くん」
この際に組むこととなったのが、プランナー・資料担当の「松浦千歳」さんでした。
コマの端々で、しれっとした表情で描かれていた眼鏡な彼女。
(※唯一の眼鏡ヒロインです。…えっちシーンでは外してしまいますが)
前話オチにていかにも潔癖症という台詞があり、とっつき辛そうな相手として描かれています。
あのまま、2人きりで仕事となったら、なかなか難しかったかもしれません。
ここで絡んでくるのが、営業兼デザイナー主任「愛宕アンリ」
「千歳さん」を気に入っているらしい、落ち着いた物腰の黒髪な女性でした。
販売企画のモノが前述したような品物なため。
「実際に使ってみちゃうといいんじゃない?」
とか、困っていた「千歳さん」に持ち掛けていましたが、まぁ確かにその通りだろうなぁ。
「アンリさん」的には、チャンス到来ってところでしょう。
今回、「本間くん」が参加となるのはイレギュラーなこと。
驚きつつも、彼を含めて楽しんでしまうあたり、熟練者という感じでした。
道具などを用いつつ、複数えっちとなっています。
久々に登場した専務「潤子さん」が頭を抱えている5話目。
営業部長「平戸ゆき」は癖のあるクライアントに振り回されてしまい、案件は断る方向で決着しつつあったところ。
自ら名乗り出て、「本間くん」はその後任となったのでした。
社会人的な視点で、この場面は相当に度胸あるもの。
凄いですね。
ただ、断りを入れる際に「潤子さん」は同行者として彼を指名しており。
経験のため、というのは無論その通りなのでしょうけど、あるいは彼の素質に期待したところもあるのではないでしょうか。
さて、クライアント「倉井」さんはやっぱり女性。
髪の長い華やかな感じで、先の「野母崎久美さん」を手強そうにした雰囲気でした。
”カップル向けサイト”の依頼だったため、その見直しのためデートプランを2人して回るという展開。
あれで…先に手を出したりしたら、よりややこしい事態になっただろうなぁ。
クライアント相手にも「本間くん」はブレることなく、仕事一本で真面目に挑み続けたことで、その信頼を得ることとなるのでした。
当然、えっちの際も完全OKのシチュエーションながら…まさにギリギリまで我慢していましたよ。
「ゆきさん」との描写はなかったものの、オチを見る限りそのうち関係してそう。
※左:係長「野母崎久美」、右:主任「愛宕アンリ」・「松浦千歳」
そんなこんなで、最終6話目。
単行本の収録では分割されていましたが、冒頭のカラー原稿は本来この6話目の前に位置していたようでした。
そのため、白黒2ページ・1コマ目の「本間くん」がああした台詞になるんですね。
えー、カット絵のある裏表紙、「ティーアイネット」さんのサンプル、などにも描かれていなかったので。
最後にえっち相手となる女性が誰かは、いちおう伏せておきます。
まぁ、これまで各話にちらちら顔を見せていたので、ぱっと分かるとは思いますが。
体調を崩してしまった「本間くん」のアパートに、気を利かせた専務「潤子さん」がためとある女性が訪ねてくるというもの。
最終話にして、いちおう彼女っぽい立ち位置となるんですが…後半は意外な流れで派手な絵となっていきます。
…仕事はどうした。
センセのコメントを見る限り、話に絡んでいなかった2人については、また別の機会で番外編的に描かれるかもしれません。
DTPグラフィッカー「波佐見梢」ちゃんあたりは、部署でロリっと目立っていたのでえっち相手とならなかったのは個人的に意外でした。
【 その他 】
そんなこんなで、毎度おなじみ「東西」センセの最新刊でした。
増えてきたので、↓下に元記事を並べております。
全て揃っているなら、こちら7冊目。
1冊まるまるの長編というのは、今回が初めてですかね。
営業部長「ゆきさん」ほか、まだ取り上げられていないヒロインなど、もう1冊くらいは全然続けられそうですが…どうでしょうか。
狙うヒロインは多く、ラストでは彼女宣言があったりしたので、この後は揉めたりなんだり、ややこしくなっちゃうかなぁ。
個人的には、関係したそれぞれ女性陣との別シチュエーションが見たいです。
「潤子さん」とも1話目だけで、疎遠になってしまったので。
ぜひ、経験値の増した「本間くん」に再戦のチャンスを与えていただければ。
★「東西」センセの漫画紹介記事 すべて成年系
「Incest Taboo インセストタブー」
:初単行本。ちょっとした秘密も隠された山津神家のお話。
「人妻さんといっしょ」
:奥さんシリーズほか人妻系が多い作品集。
「なで2しこ2」
:アイドル、委員長、忍者など、色々シチュエーションな短編集。
「僕の専用女教師」
:昔家庭教師をだった女教師のいる学校へ通う、緊張感ある作品。
「ぼくたちの禁忌」
:お得意な姉、妹との近親モノである表題作ほか、作品集。
「なかだしメモリアル」
:オフィス舞台の多い短編集。前後編「イミテーションファミリー」を収録。
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・絵柄 :●●●●◎
・お話 :●●●◎○
・漫画 :●●●●○
・独創性:●●●◎○
・属性 : [成年] ハーレム、オフィス、年上
・構成 : カラー(4P)、6話(全て表題作・1巻完結)
・おまけ: なかがき・キャラ紹介、ゲストページ。
本との出会いは一期一会、漫画もまたしかり。
本日紹介は「東西(とうざい)」センセの「誘惑オフィス」です。
※「オフィスラブ・スクランブル」ヒロインズ
【 構成・絵柄 】
1冊まるまるの長編漫画。
お話は続きものですが、明確なストーリーはなく。
各話でヒロインが変わっていき、問題解決・完結するタイプです。
オフィスを舞台とした、サラリーマンえっち系。
主人公は新入社員という立ち位置で、詳しい年齢は不明ですがヒロインのがおおむね年上。
色気ある女性らに可愛がられる~、みたいな感じとなってました。
全員を攻略してはいなかったものの、最終話ではセオリーな複数プレイも描かれています。
ヒロインがバトンタッチしていく漫画なため、ラブ度合はそこそこ。
甘すぎず、苦過ぎず、かと言ってブラックな描写もなく…。
深い所まで掘り下げないこともあってか、読み易い爽やかストーリーに仕上がっていたと思います。
柔らかな線での作画。
描き込み・全体の色づきは適度で、濃さもちょうど良いくらい。
そのあたりに過不足はありません。
細かい部分まで、丁寧で安定感のある、見易いものです。
配置・バランスなど漫画部分でも引っ掛かることはなく。
良いテンポでストレスなく読み進められるでしょう。
背景や小物はそう目立ちませんが、漫画を邪魔していません。
ぽてっとした厚い唇など、どっちかと言うと色気のあるお姉さん・人妻系。
しっかりとした鼻筋で各顔パーツのデフォルメが抑えられた、リアル調な人物絵です。
それでいて漫画らしい可愛さもありました。
全体的に綺麗にまとまっていて、特にマイナス点はありません。
ある程度の癖は見られるので、裏表紙のカット絵で判断ください。
【 収録話 】 6話収録
003:「オフィスラブ・スクランブル」 6話
念願であったデザイン会社への就職を果たした「本間太郎」
早々に支社へ転勤となり、専務「五島潤子」に出迎えられた彼でしたが。、
「うちの会社は女性の扱いに慣れてもらわないと困るのよ」
…と、訳も分からぬまま、半ば無理やりに「潤子」と体験させられてしまうのでした。
そののち出社してきた部署の同僚らは、全て女性ぱかり。
また取引先・クライアントも女性がほとんどという、”女性だらけの職場”だったのです。
ごく簡単にはそんな感じ。
オフィス舞台とした、いわゆるハーレムもの。
多くの女性が顔を見せ、そのほとんどと関係していくやりちん漫画です。
特定の目的となるようなヒロインは存在しておらず。
彼女ととカップル的に関係を深めていく~、みたいな風情はありませんでした。
(※メインっぽい娘はいたものの、そう特別扱いではなかったです)
こうしたお話の常で、主人公「本間くん」は熱血ビジネスマンというキャラクター。
成年漫画のビジネス系では、短編だとえっち技能のみ、って男性も多いのですが。
連続話の場合、やはり仕事できないとお話として難しいか。
チャレンジ精神と粘り強さを持っており、本編では資料作りから営業にまで幅広く対応していました。
社会人として成長し、周囲の信頼を勝ち取っていく様が伺えるようになってます。
ただし、こちらは成年系であるためか。
通常業務と共に、えっちの比重は小さくなく。
たいてい、”双方の効果”によって、各話でのなんらか問題を解決していました。
そんなんでも、彼自ら手を出したことはなく、真面目で、ある種の爽やかさもあり。
ブラックな展開とか、精神的に追い詰められるような描写は見られず、あちこち関係は持っていたものの、女性陣から敵視されるようなことはありませんでした。
(※彼女という位置が不在・曖昧であるため、という理由もあるか)
様々な女性との色々なシチュエーションを楽しめるビジネス漫画です。
※左:専務「五島潤子」、右:営業部長「千々石明子」
1話目は専務「五島潤子」
配属された現場の責任者で、今回の↓表紙を勝ち取った方。
いきなりえっち仕掛けたりしていて、この漫画を象徴するようなヒロインであるためでしょう。
彼が女性経験ないと知った「潤子さん」は、
「私が教えてあげる」
とかなんとか、えっち発展しています。
完全に主導権を握られており、有無言わさないあたりはパワハラ的。
ただ、未経験な彼をばっさり切り捨てることなく、女性を教えてくれるあたりは…まぁ親切と言えるかも。
美人だからOKなのでしょう。
いちおう単にその相手となっただけでなく、”宝の持ち腐れ”と、彼女に素質を認められることとなるのでした。
描かれていた同僚女性は8名(※「潤子さん」は除く)
ここでえっち発展するのは、冒頭のカラー原稿の5名で、残り2名は話に絡んでおらず、もう1名はお話に参加していたもののえっちなしでした。
仕事が始まる2話目。
教育係を任されたのは、営業部長「千々石明子(ちぢわ・めいこ)」さんです。
ショートカットの美人ですが、厳しく指導してくる女性。
「いつまで耐えられるかしらね」
そうした第三者の発言もあり、これまでの配属者は脱落していった様子。
まぁ、仕事バリバリできる女性陣の中で新人男性が巧く立ち回るのは、なかなか難しいことだと思います。
本編でも言われていたプライド面もそうですが、男女の性質の違いみたいなものもあるので。
その点、「本間くん」がこちらに異動となったのは…あるいは、このセクションに耐えられる人材と考えられたためかも。
実際、”スパルタ教育”と称されていた「明子さん」を、えっち前に業務面で評価させていました。
彼女とえっち発展となるのは、ある程度でも彼女を納得させたがため、でしょう。
「本間くん」にとってはこれが2人目。
ただし、「潤子さん」に認められただけあって、こちらでは最中にも落ち着いており。
性的な面で問題を抱えていた彼女の信頼を勝ち取ったほか、周囲の女性陣からの目も変化させることに成功しています。
前話オチでいい雰囲気だった、デザイナー&プランナー係長「野母崎久美」さんとの3話目。
ぱっと見では専務「潤子さん」に次ぐ色っぽい女性。
(※強さではなく包容力ある雰囲気で、タイプとしては真逆な感じでした)
裏表紙をゲットしたのが彼女です。
ちなみに、いちおう人妻。
豊かなバストの持ち主で、マッサージお願いしてくるあたりは…ヤル気満々ですわね。
言葉の端々もどことなくエロちっく。
えっち仕掛けられるのは、彼女の仕事を手伝って2日目のこと。
「先っぽだけ…」
とかなんとか、男女逆みたいな台詞が好き。
まぁ、こうした場合、先っぽだけで済む訳ないですよ(笑)
オチでの彼女が楽しい。
Wヒロインな4話目。
女性用オナニーグッズの外装デザイン、販売企画を任された「本間くん」
この際に組むこととなったのが、プランナー・資料担当の「松浦千歳」さんでした。
コマの端々で、しれっとした表情で描かれていた眼鏡な彼女。
(※唯一の眼鏡ヒロインです。…えっちシーンでは外してしまいますが)
前話オチにていかにも潔癖症という台詞があり、とっつき辛そうな相手として描かれています。
あのまま、2人きりで仕事となったら、なかなか難しかったかもしれません。
ここで絡んでくるのが、営業兼デザイナー主任「愛宕アンリ」
「千歳さん」を気に入っているらしい、落ち着いた物腰の黒髪な女性でした。
販売企画のモノが前述したような品物なため。
「実際に使ってみちゃうといいんじゃない?」
とか、困っていた「千歳さん」に持ち掛けていましたが、まぁ確かにその通りだろうなぁ。
「アンリさん」的には、チャンス到来ってところでしょう。
今回、「本間くん」が参加となるのはイレギュラーなこと。
驚きつつも、彼を含めて楽しんでしまうあたり、熟練者という感じでした。
道具などを用いつつ、複数えっちとなっています。
久々に登場した専務「潤子さん」が頭を抱えている5話目。
営業部長「平戸ゆき」は癖のあるクライアントに振り回されてしまい、案件は断る方向で決着しつつあったところ。
自ら名乗り出て、「本間くん」はその後任となったのでした。
社会人的な視点で、この場面は相当に度胸あるもの。
凄いですね。
ただ、断りを入れる際に「潤子さん」は同行者として彼を指名しており。
経験のため、というのは無論その通りなのでしょうけど、あるいは彼の素質に期待したところもあるのではないでしょうか。
さて、クライアント「倉井」さんはやっぱり女性。
髪の長い華やかな感じで、先の「野母崎久美さん」を手強そうにした雰囲気でした。
”カップル向けサイト”の依頼だったため、その見直しのためデートプランを2人して回るという展開。
あれで…先に手を出したりしたら、よりややこしい事態になっただろうなぁ。
クライアント相手にも「本間くん」はブレることなく、仕事一本で真面目に挑み続けたことで、その信頼を得ることとなるのでした。
当然、えっちの際も完全OKのシチュエーションながら…まさにギリギリまで我慢していましたよ。
「ゆきさん」との描写はなかったものの、オチを見る限りそのうち関係してそう。
※左:係長「野母崎久美」、右:主任「愛宕アンリ」・「松浦千歳」
そんなこんなで、最終6話目。
単行本の収録では分割されていましたが、冒頭のカラー原稿は本来この6話目の前に位置していたようでした。
そのため、白黒2ページ・1コマ目の「本間くん」がああした台詞になるんですね。
えー、カット絵のある裏表紙、「ティーアイネット」さんのサンプル、などにも描かれていなかったので。
最後にえっち相手となる女性が誰かは、いちおう伏せておきます。
まぁ、これまで各話にちらちら顔を見せていたので、ぱっと分かるとは思いますが。
体調を崩してしまった「本間くん」のアパートに、気を利かせた専務「潤子さん」がためとある女性が訪ねてくるというもの。
最終話にして、いちおう彼女っぽい立ち位置となるんですが…後半は意外な流れで派手な絵となっていきます。
…仕事はどうした。
センセのコメントを見る限り、話に絡んでいなかった2人については、また別の機会で番外編的に描かれるかもしれません。
DTPグラフィッカー「波佐見梢」ちゃんあたりは、部署でロリっと目立っていたのでえっち相手とならなかったのは個人的に意外でした。
【 その他 】
そんなこんなで、毎度おなじみ「東西」センセの最新刊でした。
増えてきたので、↓下に元記事を並べております。
全て揃っているなら、こちら7冊目。
1冊まるまるの長編というのは、今回が初めてですかね。
営業部長「ゆきさん」ほか、まだ取り上げられていないヒロインなど、もう1冊くらいは全然続けられそうですが…どうでしょうか。
狙うヒロインは多く、ラストでは彼女宣言があったりしたので、この後は揉めたりなんだり、ややこしくなっちゃうかなぁ。
個人的には、関係したそれぞれ女性陣との別シチュエーションが見たいです。
「潤子さん」とも1話目だけで、疎遠になってしまったので。
ぜひ、経験値の増した「本間くん」に再戦のチャンスを与えていただければ。
★「東西」センセの漫画紹介記事 すべて成年系
「Incest Taboo インセストタブー」
:初単行本。ちょっとした秘密も隠された山津神家のお話。
「人妻さんといっしょ」
:奥さんシリーズほか人妻系が多い作品集。
「なで2しこ2」
:アイドル、委員長、忍者など、色々シチュエーションな短編集。
「僕の専用女教師」
:昔家庭教師をだった女教師のいる学校へ通う、緊張感ある作品。
「ぼくたちの禁忌」
:お得意な姉、妹との近親モノである表題作ほか、作品集。
「なかだしメモリアル」
:オフィス舞台の多い短編集。前後編「イミテーションファミリー」を収録。
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